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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日邦産業

NIPPO LTD.9913 · Standard · 卸売業

エレクトロニクス、モビリティ、医療・精密機器の3分野で、専門商社とファブレスメーカーの顔を持つ産業資材商社。

概要

日邦産業は、1952年に東邦カーボン製造所の販売部門を母体として設立された専門商社兼ファブレスメーカーである。電子部品・自動車部品・医療機器向けに高機能材料や樹脂成形品を供給し、国内外に14の連結子会社を持つ。2026年3月期の連結売上高は464億円、営業利益21億円。名古屋市に本社を置き、従業員数は2,765人。

三つの事業セグメントで構成する収益構造

日邦産業は「エレクトロニクス」「モビリティ」「医療・精密機器」の3セグメントで事業を報告している。2026年3月期のセグメント別売上高は、エレクトロニクスが215億円(構成比46.4%)、モビリティが176億円(38.1%)、医療・精密機器が73億円(15.7%)である。セグメント利益はエレクトロニクスが17億円、モビリティが11億円、医療・精密機器が7億円。エレクトロニクス部門は半導体関連の機能性材料や精密加工部材が収益を牽引し、モビリティ部門は自動車の樹脂成形品、医療・精密機器部門は医療機器部品やプリンター部品が主体である。

タイ・中国・ベトナムに広がる生産拠点

同社は1987年のタイ進出を皮切りに、シンガポール、マレーシア、中国、ベトナムへと生産・販売ネットワークを拡大してきた。2026年3月期現在、海外にはタイに2工場(バンコク、コラート)、マレーシア、ベトナム、中国(深圳、上海)、香港、フィリピンなど11の現地法人を持つ。国内では稲沢事業所や一宮工場など3子会社が生産を担う。海外売上高比率は連結全体の約6割に達し、東南アジアの自動車・電子需要を取り込む体制を整えている。

商社機能とメーカー機能の両立

同社の特徴は、専門商社としての販売網と、自社でプラスチック成形・加工を行うメーカー機能を併せ持つ点にある。商社部門では日立製作所系(現レゾナック)や日立金属(現プロテリアル)の特約店として高機能材料を供給し、メーカー部門では樹脂成形品やフレキシブルプリント配線板、半導体製造治具などを内製する。2026年3月期の設備投資は14億円で、主に稲沢工場の新規量産ラインやベトナム工場の拡充に充てられた。

業界の中での役割は産業資材の専門商社・ファブレスメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
464億円
営業利益
21億円
営業利益率
4.5%
純利益
14億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01エレクトロニクス主力

電子部品・住宅設備メーカーに対し、高機能材料、加工部品、治工具、機器等を専門商社として、またファブレスメーカーとして国内外で販売している。

主な製品・サービス4
高機能材料
電子部品の製造に用いられる特殊な樹脂や金属材料などで、高性能と信頼性を提供する。
加工部品
精密加工された部品で、電子機器の組み立てに使用される。
治工具
製造工程で使用する工具や冶具で、生産効率と品質向上に貢献する。
機器
電子部品の検査・測定機器など、生産ラインに組み込まれる装置。

02モビリティ主力

自動車メーカー・部品メーカーに対し、樹脂成形品及び同組立品を核とした自動車関連部品を国内外で製造・販売している。軽量化や電動化ニーズに対応した部品供給が強み。

主な製品・サービス2
樹脂成形品
自動車内外装や機能部品に使用される樹脂製の成形品で、軽量化とデザイン性に貢献する。
樹脂組立品
樹脂成形品を組み立てたユニットで、自動車の組み立て工程を効率化する。

03医療・精密機器準主力

医療機器メーカー、プリンターメーカー等に対して、樹脂成形品及び同組立品等を国内外で製造・販売している。精密さと清潔性が求められる分野に対応している。

主な製品・サービス2
樹脂成形品
医療機器のハウジングや精密機器の内部部品など、高い精度が要求される樹脂製品。
樹脂組立品
これらの樹脂部品を組み立てたユニットで、最終製品の組み立てを効率化する。

製品と技術

半導体製造工程を支える機能性材料と治具

エレクトロニクスセグメントでは、半導体の製造プロセスで使用される高機能材料や精密加工部材を供給する。具体例として、生成AI関連の半導体需要に対応した機能性材料や、フレキシブルプリント配線板(FPC)の加工が挙げられる。また、子会社の日邦メタルテック(旧岸田製作所)は半導体製造関連治具の製作販売を手がける。2026年3月期はスマートフォン向け部材が低調だったものの、半導体関連の受注がセグメント利益を15.8%押し上げた。

自動車向け樹脂成形品とプラスチックマグネット

モビリティセグメントでは、自動車メーカーや部品メーカー向けに樹脂成形品及び組立品を製造販売する。主力はベトナム工場で量産するブレーキ関連部品で、東南アジアの景気回復に伴い受注が堅調に推移した。また、1982年から製造するプラスチックマグネットは、磁石と樹脂を複合化した独自製品で、自動車のモーターやセンサーに採用される。一方、中国における日系自動車メーカーの販売不振や、稲沢工場の新規量産の歩留まり悪化が課題として残る。

医療機器・プリンター向け精密樹脂部品

医療・精密機器セグメントでは、タイ・コラート工場で医療機器部品を、ベトナム・フィリピン工場でプリンター関連部品を生産している。医療機器部品は堅調な受注を維持し、プリンター部品も安定した需要を獲得。ただし、タイ・コラート工場では顧客の生産地変更による減収影響があった。セグメント全体では、アセアン各工場での原価低減活動が奏功し、セグメント利益は前期比78.2%増の7億円に拡大した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

化学系商社、規模拡大で収益改善

当社は卸売業に属し、化学品・樹脂等の商社事業を展開。売上高は449億円(2025年3月期)で、同業のリョーサン菱洋(電子)や高千穂交易(OA)に比べ規模は中堅。営業利益率4.45%と低いが、増収傾向(419→449→464億円)で収益改善を図る。タビオ(靴下卸)やオルバヘルスケア(ヘルスケア卸)と比べ、当社は化学品に特化している点が強み。ただし、原材料価格変動や競合との価格競争が収益を圧迫している。

強み

  • 化学品・樹脂に特化し、専門知識とサプライチェーンで顧客のニーズに応える。
  • 過去3期連続で増収しており、取引先からの信頼と需要を取り込んでいる。
  • 営業利益率は4%台と低いが安定しており、赤字リスクは低い。
  • 多数の業種に顧客を持ち、特定顧客への依存リスクを分散している。

課題

  • 営業利益率4.5%と低く、付加価値向上やコスト削減による改善が必要。
  • 化学品市況の変動により、仕入価格が利益を圧迫するリスクがある。
  • 同業との競合が激しく、価格競争に巻き込まれるとさらに収益が低下する。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

卸売業の時価総額近傍。太字が日邦産業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13139ラクト・ジャパン345億円10.5倍
23176三洋貿易338億円15.3倍
38101GSIクレオス337億円12.9倍
49908日本電計335億円8.8倍
57500西川計測334億円10.0倍
69913日邦産業330億円22.7倍
79273コーア商事ホールディングス321億円8.6倍
89268オプティマスグループ320億円12.8倍
97525リックス312億円9.2倍
108158ソーダニッカ310億円13.0倍
113393スターティアホールディングス309億円12.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 41件

日立系特約店として創業した1952年

1952年3月、東邦カーボン製造所の販売部門を母体に大阪で日邦産業株式会社を設立。直ちに株式会社日立製作所の化学製品特約店となり、各種炭素製品の販売を開始した。翌1953年には電気部品・絶縁材料の販売に進出。1963年、日立化成工業(現レゾナック)の分離独立に伴い同社の特約店となり、同時にプラスチック電材・機械部品の研究開発にも乗り出した。この時期に商社としての基盤を固め、後に自社製造へとつながる技術蓄積を始めた。

自社製造とアミューズメント事業への進出

1968年、愛知県一宮市にプラスチック成形工場を開設し、自社製造に本格参入。同年には東京営業所を開設し、本田技研工業向けの営業を拡大した。1969年にはアミューズメント事業に着手、バッテリーカーの製造販売を開始。1977年には合成樹脂再生加工会社としてコーポリマー化工(現日邦メカトロニクス)を設立し、グループ体制を構築した。1980年代にはプラスチックマグネットの製造販売やFRP開発にも着手し、技術領域を広げた。

アジア生産拠点の拡大を始めた1987年

1987年、台湾・台北に支店を開設し海外展開を本格化。同年にはタイ・バンコクに初の海外生産拠点NIPPO MECHATRONICS PARTS (THAILAND)を設立した。1990年シンガポール支店、1993年マレーシア法人、1995年タイ・コラート工場、1996年香港法人、2002年中国・深圳工場、同年ベトナム・ハノイ工場と次々に拠点を開設。2003年には上海に販売拠点を設け、中国市場への拡販を図った。これらの投資により、グループの売上高は1990年代から2000年代にかけて大きく伸びた。

M&Aと上場を経た事業再編の2000年代

2004年12月、ジャスダック証券取引所に株式上場。2006年にはアミューズメント子会社の全株式を売却し、「選択と集中」による事業再編を断行。2008年には金属加工部品の内製化を目的に株式会社京都映工社(現日邦メカトロニクス)を、半導体製造治具強化のため株式会社岸田製作所(現日邦メタルテック)をそれぞれ買収。同年にはNIメカトロニクス(現日邦メカトロニクス)を設立し、大型プラスチック成形事業を拡大した。2011年には台湾・富優技研股份有限公司を関連会社化。

中期経営計画で掲げた営業利益20億円を達成

2024年3月期を初年度とする「中期経営計画2025」で、連結営業利益3ヵ年累計57.3億円とROE10%以上を目標に掲げた。最終年度の2026年3月期には営業利益20億円の大台を達成し、3ヵ年累計営業利益は59.6億円(達成率104.2%)となった。ただしROEは3ヵ年平均9.3%と目標に届かず。その後、2031年度を最終年とする長期経営目標を策定し、メーカー事業の売上高構成比を2/3超に拡大する方針を示している。

年表41件を開く

1950年代

  • 1952年3月創業東邦カーボン製造所(後の株式会社レイホー製作所)の販売部門を母体として日邦産業株式会社を設立し、株式会社日立製作所化学製品の特約店となり各種炭素製品の販売を開始する。(本店:大阪市北区、大阪営業所:大阪市西区)
  • 1953年3月電気部品、絶縁材料の販売を開始する。

1960年代

  • 1961年7月名古屋営業所を開設する。
  • 1963年4月株式会社日立製作所の化学製品事業部が分離独立して日立化成工業株式会社(現、株式会社レゾナック)となるに及び、同社の特約店となる。
  • 1963年4月プラスチック電材・機械部品の研究開発を行い、ジュラコン・機械部品の販売を開始する。
  • 1965年10月吹田市に新社屋を建設し、本社を移転する。
  • 1967年2月日立金属株式会社(現、株式会社プロテリアル)の特約店となり、磁鋼及びマグネット応用品の販売を開始する。
  • 1967年2月名古屋営業所内に開発技術部を設置し、自社商品開発に着手する。
  • 1968年1月株式会社本田技術研究所の営業展開を図るため、東京営業所を開設する。
  • 1968年7月プラスチック成形工場を一宮市に開設する。
  • 1969年4月日立化成工業株式会社(現、株式会社レゾナック)の粉末冶金製品部門が分離独立して日立粉末冶金株式会社(現、株式会社レゾナック)となるに及び、同社の特約店となる。
  • 1969年10月アミューズメント事業に着手し、バッテリーカーの製造販売を開始する。

1970年代

  • 1977年4月創業合成樹脂再生加工会社として、愛知県名古屋市に、コーポリマー化工株式会社(現、日邦メカトロニクス株式会社)を設立する。

1980年代

  • 1980年2月オランダフィレット社(後のLANTOR B.V.)の日本総代理店となりコアマットの国内販売を開始する。
  • 1980年5月東北地方の市場開拓を行う為、東北営業所を開設する。
  • 1982年4月プラスチックマグネットの製造販売を開始する。
  • 1982年4月新素材利用によるFRP開発に着手し、カーゴトラック機器事業を開始する。
  • 1984年4月金沢出張所を営業所に昇格し、北陸営業所とする。
  • 1987年11月台北に支店を開設し、海外事業の拡大を図る。
  • 1987年11月創業ユーザーの海外シフトとニーズに対応し、海外生産拠点として、バンコクにNIPPO MECHATRONICS PARTS(THAILAND)CO.,LTD.(現、NIPPO MECHATRONICS(THAILAND)CO.,LTD.)(現地法人)を設立する。
  • 1988年4月OA機器用ワンウェイクラッチ、ヒストルクローラーを開発し、製造販売を開始する。

1990年代

  • 1990年6月シンガポールに支店を開設し、東南アジアにおける二番目の拠点とする。
  • 1991年11月店頭登録銘柄として社団法人日本証券業協会に登録される。
  • 1993年2月創業海外第二の生産拠点として、マレーシアにNIPPO MECHATRONICS PARTS(MALAYSIA)SDN.BHD.(現、NIPPO MECHATRONICS(M)SDN.BHD.)(現地法人)を設立する。
  • 1995年6月創業海外第三の生産拠点として、タイ国コラートにNK MECHATRONICS CO.,LTD.(現地法人)を設立する。
  • 1996年2月創業中国本土への拡販を図り、香港にNIPPO(HONG KONG)LTD.(現地法人)を設立する。

2000年代

  • 2002年1月海外第四の生産拠点として、中国・深圳にてNIPPO(HONG KONG)LTD.深圳工場の操業を開始する。
  • 2002年2月創業フレキシブルプリント配線板の加工会社として、バンコクにNIPPO C&D CO.,LTD.(後にNIPPO MECHATRONICS(THAILAND)CO.,LTD.へ吸収合併)を設立する。
  • 2002年10月創業海外第五の生産拠点として、ベトナム・ハノイにNIPPO MECHATRONICS(VIETNAM)CO.,LTD.(現地法人)を設立する。
  • 2003年11月創業海外ユーザーへの販売拠点として、上海にNIPPO(SHANG HAI)LTD.(現地法人)を設立する。
  • 2004年8月創業遊園地等の企画・設計・施工並びに遊具の販売会社として、日邦アミューズメント株式会社を設立する。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場する。
  • 2005年12月一般募集及び第三者割当による新株式の発行を実施する。
  • 2006年2月選択と集中による事業アイデンティティの再構築の為、日邦アミューズメント株式会社の全株式を売却する。
  • 2006年3月稲沢市に生産・開発拠点として稲沢事業所を開設する。
  • 2008年7月金属加工部品の内製化を推進する為、株式会社京都映工社(現、日邦メカトロニクス株式会社)の全株式を取得し、子会社とする。
  • 2008年10月半導体製造関連治具の製作販売を推進する為、株式会社岸田製作所(現、日邦メタルテック株式会社)の全株式を取得し、子会社とする。
  • 2008年12月創業大型プラスチック成形品の製造・販売を推進する為、NIメカトロニクス株式会社(現、日邦メカトロニクス株式会社)を設立し、三協化学工業株式会社の主要な事業を譲り受ける。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場する。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各取引所の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場する。
  • 2011年12月富優技研股份有限公司を関連会社化する。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 長期経営目標2031: メーカー事業売上高構成比2031年度まで2/3超
  • CO2排出量削減(中期)2031年3月期まで25%以上削減(2022年3月期比)
  • カーボンニュートラル(長期)2051年3月期までCO2排出量実質ゼロ

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    メーカー事業構成比の拡大

    連結売上高に占めるメーカー事業の売上高構成比を、現行の1/2から2031年度に2/3超へ拡大する。自社製品・技術の比率を高め、収益基盤を強化する。

  2. 02

    Ecoプロダクツ事業の立ち上げ・拡大

    新たな事業セグメント「Ecoプロダクツ事業」を軌道に乗せ、第4の事業の柱に成長させる。環境関連製品・サービスを拡充し持続可能性に貢献する。

  3. 03

    積極的な成長投資と財務規律

    Net D/Eレシオ0.6倍以内を基準に、積極的な成長投資と人的資本投資を実行する。財務健全性を維持しながら、M&Aや設備投資など成長領域に資金を振り向ける。

  4. 04

    サステナビリティへの取り組み

    気候変動対応としてCO2排出量削減目標を設定、人的資本強化やコンプライアンス遵守など、ESGに関連する具体的な活動を実行し、持続可能な社会の実現に貢献する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,765人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は570万円で、9期前と比べて+8.9%平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月3,306
2018年3月3,583
2019年3月52437.99.83,734
2020年3月51837.610.73,608
2021年3月51037.911.23,186
2022年3月52237.811.33,075
2023年3月55238.311.72,928
2024年3月55738.011.42,830
2025年3月56038.111.42,83371
2026年3月57038.111.32,76576

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社14(国内 3 / 海外 11、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
エレクトロニクス モビリティ — NIPPO MECHATRONICS (THAILAND)CO.,LTD. (タイ、バンコク) (注4)2,580百万円
稲沢事業所(愛知県稲沢市) — 注41,945百万円
エレクトロニクス モビリティ 医療・精密機器
エレクトロニクス モビリティ 医療・精密機器 — NIPPO MECHATRONICS (VIETNAM)CO.,LTD. (ベトナム、ハノイ) (注4)1,279百万円
エレクトロニクス モビリティ 医療・精密機器 — NK MECHATRONICS CO.,LTD. (タイ、コラート) (注4)972百万円
モビリティ — NIPPO MECHATRONICS (M)SDN.BHD. (マレーシア、マンティン) (注4)716百万円
モビリティ — PT.NIPPO MECHATRONICS INDONESIA (インドネシア、ブカシ) (注4)696百万円
エレクトロニクス — 日邦メタルテック㈱(沖縄県うるま市 他)(注4)282百万円
賃貸不動産 — 広島市安芸区253百万円
エレクトロニクス モビリティ
医療・精密機器 — NIPPO METAL TECH PHILS.,INC. (フィリピン、カランバ) (注4)185百万円
モビリティ — 日邦メカトロニクス㈱(静岡県磐田市) (注5)156百万円
主な関係会社
  • 国内
    日邦メカトロニクス株式会社
    静岡県磐田市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日邦メタルテック株式会社
    沖縄県うるま市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日邦メカトロニクス広島 株式会社(注5)
    広島市安芸区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO MECHATRONICS (THAILAND)CO.,LTD. (注3) (注7)
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NK MECHATRONICS CO.,LTD. (注2) (注3)
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO GLOBAL MANAGEMENT CO.,LTD. (注3)
    タイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO MECHATRONICS(M) SDN.BHD. (注2) (注3)
    マレーシア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO MECHATRONICS (VIETNAM)CO.,LTD. (注2) (注3) (注7)
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO METAL TECH PHILS., INC.
    フィリピン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. NIPPO MECHATRONICS INDONESIA (注3)
    インドネシア · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    FNA MECHATRONICS MEXICO S.A. de C.V. (注3) (注6)
    メキシコ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NIPPO(HONG KONG)LTD. (注3)
    中国
    議決権100.0%
残りのグループ会社2社を開く
  • NIPPO(SHANG HAI)LTD. (注2)中国100%
  • NIPPO(SHENZHEN)LTD. (注2)中国100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は464億円営業利益21億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.3%、利益が+5.0%。

売上高
+3.3%
464億円
営業利益
+5.0%
21億円
純利益
+0.0%
14億円
営業利益率
4.5%
前期比 +0.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高473億円464億円
営業利益21億円21億円
純利益14億円14億円
1株あたり配当¥79¥79

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は126億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+24.8%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q963
2024年1Q10155.03
2024年2Q10144.05
2024年3Q10765.63
2024年4Q1104
2025年2Q22183.67
2025年4Q228125.37
2026年2Q22294.17
2026年4Q242125.07
2027年1Q12654.03

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は424億円から464億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.5%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月424106
2014年3月42983
2015年3月42740
2016年3月423−8−9
2017年3月384−22
2018年3月43856
2019年3月4455−10
2020年3月435116
2021年3月40050
2022年3月3551410
2023年3月3891913
2024年3月4192215
2025年3月44920214.514
2026年3月46421234.514

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高464億円のうち、営業利益として残るのは21億円4.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の3.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.5%383億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金12.9%60億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.5%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
17.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.3pt
4.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.6pt
3.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+0.3pt
8.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.9%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが7億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは−8億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は67億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月23−192439
2014年3月35−13−82252
2015年3月17−10−3754
2016年3月0−11−6−1136
2017年3月11−118044
2018年3月13−121147
2019年3月15−2311−849
2020年3月22−12−161043
2021年3月16−4−231229
2022年3月22−3−31946
2023年3月30−16−141449
2024年3月37−16−162157
2025年3月28−17−111162
2026年3月7−1511−867

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は365億円。このうち返さなくてよい自己資本が180億円で、自己資本比率は49.3%(業種中央値50.6%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2429414838.7
2014年3月27310317037.4
2015年3月30012117938.5
2016年3月25910115837.4
2017年3月2749917535.3
2018年3月29911518436.6
2019年3月2939619732.0
2020年3月2759817735.7
2021年3月2479015736.4
2022年3月26110415739.7
2023年3月28712516243.7
2024年3月30814816048.1
2025年3月32516515950.9
2026年3月36518018549.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
67億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
96億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
15億円
在庫として抱えている分
負債合計
185億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率33 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率284社中101位あたり、逆に低いのは配当利回り284社中217位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.4%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.5%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
49.3%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.3%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.2%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,615で、1年前と比べて+46.4%過去52週の値幅のなかでは54%の位置にある。

¥3,615-1.0%1ヶ月+17.0%1年+46.4%時価総額330億円
過去52週の値幅
安値¥2,520高値¥4,540

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)22.7倍
PER (会社予想)23.2倍
PBR1.91倍
配当利回り2.19%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の3,605円から大幅に下落し、7月6日には3,065円まで急落。その後は3,000円台前半で推移し、8月7日には3,060円。25日移動平均線(3,121円)を下回っており、75日線(3,511円)からも乖離。52週高値4,540円からは約33%下落、52週安値2,510円からは約22%上昇した水準。RSIは46.67と中立圏。出来高は急増しており、売買が交錯。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 48/100)

PERは19.21倍で業界平均17.82倍をやや上回るが、予想19.7倍とほぼ同水準。PBRは1.54倍で平均1.24倍を上回り、ROEは8.4%と平均的な水準。配当利回り2.58%は平均2.98%を下回るが、配当性向125%と高いものの、安定して配当を維持。業績は横ばいで成長は限定的。バリュエーションは概ね妥当だが、PBRとPERがやや高めで、割安とは言えない。割高でもなく、ほぼ妥当。

指標この会社業種平均
PER (実績)22.7倍17.9倍
PER (予想)23.2倍
PBR1.91倍1.24倍
ROE8.4%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

成長の鍵は自動車産業の構造変化への対応にある。EVシフトや軽量化需要により樹脂部品の需要は拡大する一方、サプライチェーンの変革が商社の存在意義を問う。強気派は、EV化で樹脂使用量が増えることや、機能性材料の需要拡大を成長機会と捉える。弱気派は、自動車生産の先行き不透明感や、素材メーカー直販化のリスクを指摘する。業績は安定しているが、市場からは成長性が割安に評価されている可能性がある。

プラスに働く材料7
  • EVシフトで樹脂需要拡大

    EVは軽量化のため樹脂使用量が増えるとされ、専門商社の事業機会拡大につながる

  • 安定収益と財務体質

    営業利益率4%台で推移し、自己資本比率も高く、収益基盤は安定している

  • 海外展開の余地

    アジアの自動車生産拡大に伴い、海外サプライチェーンの強化で成長余地がある

  • 売上高480億円への成長加速通年影響

    直近464億円から+3.4%で480億円、営業利益率4.5%維持で営業益21.6億円と微増。

  • 営業利益率5.5%で営業益25.5億円通年影響

    売上高464億円のままでも営業利益率5.5%に改善すれば営業益25.5億円、直近21億円から+4.5億円。

  • 純利益20億円でPER14倍の割安修正2027年〜2028年影響

    純利益が14億円から20億円へ増加するとEPS約219円、株価3060円でPER14.0倍と再評価される。

  • 配当性向51%の安定株主還元通年影響

    総配当7.2億円/純利益14億円で配当性向51%。増益時は増配余地があり利回り2.58%以上も。

マイナスに働く材料7
  • 自動車生産の不透明感

    世界的な自動車需要の減速や生産調整が、収益の下振れ要因となる可能性がある

  • 直販化による中間マージン縮小

    素材メーカーや成形品メーカーが直接取引を拡大すれば、商社の存在意義が薄れる

  • 成長鈍化と割高感

    売上高は増加するが純利益が横ばいで、成長性に対して株価が割高な可能性がある

  • 純利益横ばいで増益期待の剥落決算発表後影響

    直近3期の純利益15→14→14億円。今期も15億円未満なら業績成長ゼロとして株価調整要因。

  • PER19倍の高バリュエーション修正不定影響

    現在PER19.2倍。純利益14億円のままPER15倍へ修正されると株価2,300円、現在比-25%。

  • 外国人保有27.6%の売り圧力継続影響

    外国人保有比率27.58%と高く、リスクオフ時には売りが出やすく需給が悪化しやすい。

  • PBR1.54倍から1.2倍へ修正不定影響

    純資産1株約1,985円に対しPBR1.54倍。PBR1.2倍なら株価2,382円、現在比-22%。

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益力の維持・改善が確認できるかどうかを見る重要な指標
自動車向け売上高比率
主要顧客産業の動向に業績が左右されるため、その割合を確認する
海外売上高比率
海外展開の進捗とリスク分散の度合いを測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり79で、前期から+102.6%いまの株価に対する利回りは2.19%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥79
1株あたり
配当利回り
2.19%
いまの株価に対して
配当性向
125.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年3月1524.0
2021年3月5−66.724.9
2022年3月22340.083.5
2023年3月3350.056.2
2024年3月74124.241.8
2025年3月762.747.3
2026年3月154102.6125.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥79

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,447人。区分でいちばん多いのは個人・その他35.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.3%を占め、残る63.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他50.446.447.640.136.935.6
事業法人25.328.627.627.727.827.7
外国法人13.112.211.521.826.127.6
金融機関11.010.310.99.69.18.6
証券会社0.22.52.40.80.10.5
自己株式0.20.20.20.20.20.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01フリージア・マクロス株式会社19.68
02BRIDGESTREAM LIMITED, AS TRUSTEE OFAXC STRATEGIC OPPORTUNITIES (常任代理人立花証券株式会社)12.37
03BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)6.63
04日邦産業社員持株会6.06
05Bridgestream Limited, as Trustee ofAXC Strategic Opportunities(常任代理人 立花証券株式会社)5.66
06株式会社フジミインコーポレーテッド3.69
07株式会社三井住友銀行3.00
08田中 喜佐夫2.52
09株式会社三菱UFJ銀行2.37
10田中 善慶1.99

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-07-03
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    17.00%
    -1.04pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.23%
    -1.31pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    9.54%
    -8.33pt
  • 2026-06-17
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    17.87%
    +8.08pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.54%
    -8.33pt
  • 2026-06-17
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    17.87%
    +8.08pt
  • 2026-05-22
    アクシウム・キャピタル・ピーティーイー・エルティーディー(Axium Capital Pte. Ltd.)
    新規の大量保有報告
    18.04%
    +0.38pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+139%、1株純資産は14期で+89%。直近期のROEは8.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月671,0536.77.873.7
2014年3月371,1503.312.3
2015年3月−51,267−0.475.9
2016年3月−991,065−8.5
2017年3月181,0901.715.4
2018年3月671,2235.89.57.0
2019年3月−1151,042−10.1
2020年3月611,0775.76.024.0
2021年3月19880.1507.024.9
2022年3月1131,13810.75.883.5
2023年3月1411,40511.15.756.2
2024年3月1631,64810.79.941.8
2025年3月1551,8328.915.147.3
2026年3月1591,9848.424.9125.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額229百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
岩佐恭知代表取締役社長
三上仙智常務取締役
中村篤志取締役 商事本部長
岡島雄二取締役 メカトロニクス 本部長
後藤昌弘取締役
土地陽子取締役
川邊浩之取締役(常勤監査等委員)
梅野勉取締役(監査等委員)
池田桂子取締役(監査等委員)
蒲生貞一取締役(監査等委員)
玉置浩一取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)614314324
その他役員544449
監査等委員433338
取締役(社内)2995

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容652字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社と連結子会社14社(国内3社、海外11社)により構成され、産業資材全般の販売、プラスチック成形品の製造販売を主な内容とする事業活動を展開しております。 当社グループは、マーケット別の事業部を置き、各事業部は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しており、「エレクトロニクス」、「モビリティ」及び「医療・精密機器」の3つを報告セグメントとしております。 エレクトロニクス・・・   電子部品及び住宅設備の関連メーカーに対して、専門商社として、またファブレスメーカーとして、高機能材料、加工部品、治工具及び機器等を国内外で販売しております。(主要な関係会社) 当社及び連結子会社8社 モビリティ・・・   自動車メーカー及び自動車部品メーカーに対して、樹脂成形品及び同組立品を核とした様々な自動車関連部品を国内外で製造・販売しております。(主要な関係会社) 当社及び連結子会社8社 医療・精密機器・・・   医療機器メーカー、プリンターメーカー等に対して、樹脂成形品及び同組立品等を国内外で製造・販売しております。(主要な関係会社) 当社及び連結子会社6社 その他・・・   報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、タイの国際地域統括本部におけるマネジメント業務等で構成しております。(主要な関係会社) 当社及び連結子会社1社 事業別セグメントを構成する主要な関係会社については、以下の事業系統図をご参照ください。
経営方針・対処すべき課題2,454字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、お客様のものづくりを支えるテクニカルイノベーターとして、「異色ある価値を提供し、世界をリードするお客様のモノづくりを支えること」を存在目的としております。この目的のもと、「社員の存在を強みとする、ユニークで地域に根差したグローバル企業」への変革に挑戦し続けることで、中長期的な企業価値の向上と持続可能な社会の実現に努めてまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2024年3月期を初年度とした3ヵ年の「中期経営計画2025」において、本業の利益である「連結営業利益3ヵ年累計57.3億円」と、株主資本効率を示す「連結株主資本利益率(ROE)3ヵ年平均10.0%以上」を定量目標として定め、加えて、当社グループにとって大台となる営業利益20億円/年の達成を最終年度にあたる2026年3月期の目標に掲げ、各実行施策に取組んでまいりました。 当該定量目標に対する結果は、次のとおりであります。 「中期経営計画2025」の定量目標   2024年 3月期実績   2025年 3月期実績   2026年 3月期実績   3か年累計 実績   達成率 3ヵ年累計営業利益   57.3億円   19.1億円   19.7億円   20.7億円   59.6億円   104.2% 3ヵ年平均ROE   10.0%以上   10.7%   8.9%   8.4%   9.3%   93.0% (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、2024年11月5日にお知らせしました「長期経営目標2031」のとおり、長期ビジョン(目指していく姿)を「「異色ある価値」の創造で、お客様のものづくりの進化と持続可能な社会の実現を支えるエッセンシャル・カンパニーへ!」と定め、その実現に向けて「1.メーカー事業の売上高構成比の拡大」として、連結売上高に占めるメーカー事業の売上高構成比を、2031年度に2/3超へ拡大すること、「2.Ecoプロダクツ事業の立ち上げ及び拡大」として、新たな事業セグメントである「Ecoプロダクツ事業」を軌道に乗せ、第4の事業の柱に成長させること、「3.財務規律の見直しによる積極的な成長投資の実行」として、Net D/Eレシオ=0.6倍以内を基準として定め、積極的な「成長投資」と「人的資本投資」を行っていくことに取組んでおります。 (4)会社の対処すべき課題 ① 足元における「対処すべき課題」 「中期経営計画2025」の最終年度となる2026年3月期の連結業績は、当社グループを支えていただいたすべてのステークホルダーの皆様のお陰をもちまして、2025年5月13日にお知らせしました連結業績予想値をすべての項目において上回ることができました。 2027年3月期が既にスタートしておりますが、不安定な状況下にあるイラン情勢により、原材料や部材の安定供給と価格高騰等のマイナス影響を見通すことが難しい中で、これらの影響を最小限にする活動に加え、これまで取組んできた種まき活動の芽をしっかりと刈り取ることが「対処すべき課題」と捉えております。 ② 中長期視点をもって「対処すべき課題」 2024年11月5日にお知らせした「長期経営目標2031」に掲げた長期ビジョン(「異色ある価値」の創造で、お客様のものづくりの進化と持続可能な社会の実現を支えるエッセンシャル・カンパニーへ!)の実現に向けて、「メーカー事業の売上高構成比を現行の1/2から2/3超へ拡大」と「新たな事業セグメントである「Ecoプロダクツ事業」を軌道に乗せ、第4の事業の柱に成長」させていくために積極的な成長投資の実行を進めていくことが、中長期視点をもって「対処すべき課題」となります。 なお、「中期経営計画2028」につきましては、現在、イラン情勢その他の外部環境の変化を見極めながら策定を進めておりますので、整い次第、お知らせさせていただきます。 「長期経営目標2031」の詳細は、当社ウェブサイトに掲載しておりますので、ご高覧ください。 https://www.nip.co.jp/ir/.assets/vision2031.pdf ③ その他/継続して「対処すべき課題」 「サステナビリティ委員会」によって洗い直したE、S、Gに関する「リスクと機会」を回避、許容又は獲得に資する具体的な活動をやり切ることが「対処すべき課題」となります。 <E:地球環境の保護> 「気候変動への対応の指標と目標」として「2051年3月期までのカーボンニュートラル(CO2排出量実質ゼロ)を長期目標におき、これを実現するためのステップとして「2031年3月期時点のCO2排出量を25%以上削減(2022年3月期比)すること」を中期目標に置くとともに更なる削減を目指して取組んでおります。 <S:社会との調和と貢献> 人的資本の強化・多様性の実現に向けて、「異色ある価値を創造できる人材の育成及び採用」「従業員が安心・安全に働くことができる職場環境づくり」「誰もが活躍できる職場環境づくり」「挑戦を後押しする評価・報酬制度の確立」の実現に向けた各施策に取組んでおります。 <G:コンプライアンスの遵守> 「コンプライアンス遵守」を最重要マテリアリティに特定し、コンプライアンス啓発活動の継続と監査、監督を行っております。 なお、サステナビリティに関する具体的な取組みは、当社ウェブサイトに掲載しておりますので、ご高覧ください。 https://www.nip.co.jp/esg/.assets/esg_torikumi.pdf 当社グループは、これらの「対処すべき課題」に実直に取組むことで企業価値向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,820字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業等を運営する上でリスクとなる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしもそのようなリスクに該当しない事項でも、投資判断、あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項について、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。 なお、本項の文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)品質保証に関わるリスクについて 当社グループは、品質不良によるリスクを最小限に抑えるべく、品質管理体制の強化に努め、品質管理には万全を期しておりますが、当社グループの商品・製品に販売後の不具合が発生した場合、当該不具合の内容によっては、販売先で発生したリコール費用等について応分の賠償請求を受ける可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、各事業本部の品質保証部が主管部署となり、商品・製品特性及び取引上の契約等を踏まえた品質マネジメントシステムの運用及び内部品質監査活動を進めており、さらには、品質保証統括部によるそれらの監督によって、全社的な品質マネジメントシステムの継続的な改善に取組んでおります。 (2)情報漏洩に関わるリスクについて 当社グループは、情報セキュリティ基本方針の下、企業秘密管理規程、個人情報管理規程等の情報管理規定を定めるとともに、内外の通報窓口を設け、万一、情報が漏洩、紛失した場合のフローを策定し、被害の拡大を最小限に留める施策を講じておりますが、当社グループが保有する取引先の機密情報の漏洩により取引先に損害を与えた場合は、取引の停止や応分の賠償請求を受ける可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、機密情報となる資料やデータレスPC以外の持出しを原則として禁止し、また、外部メモリー等へのアクセス制限や電子メールによる添付ファイル等の送受信にも一定のルールとソフトウエアによる対策を講じ、情報の漏洩につながるリスクの低減と監視の強化に取組んでおります。 (3)サイバー攻撃に関わるリスクについて 情報システム・情報インフラ等は、当社グループの経営及び事業活動の運営に欠かせないリソース基盤であることから、第三者によるサイバー攻撃等によって当社グループの情報システム・情報インフラ等の使用が制限又は停止させられた場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、専門事業者の指導に基づき、システムの脆弱性を解消した上で、パスワードロック等の運用の変更、サイバー攻撃の兆候を即座に検知・対処するソフトウエアの導入等の情報セキュリティの強化に取組んでおります。 (4)サプライチェーンの変更に関わるリスクについて 当社グループは、株式会社レゾナックをはじめ複数のパートナー企業と特約店契約等を締結し、製品の販売をしておりますが、パートナー企業の事業方針の変更や顧客の調達方針の変更により、サプライチェーンの変更が生じた場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、パートナー企業との連携の強化を図りつつ、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)中長期的な会社の経営戦略」に掲げた活動を通じて、サプライチェーン内における当社の付加価値を向上させることで、当該リスクを抑制してまいります。 (5)固定資産の減損に関わるリスクについて 当社グループが保有する固定資産に関連する事業収益性の低下等により当該固定資産の投資額の回収が見込めなくなった場合は、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づく減損損失を計上するため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、固定資産の投資判断時における投資採算性の検証に加え、早期に予兆を把握し、対策を講じることができるよう、投資後における事業収益のモニタリングの強化に取組んでおります。 (6)自然災害等に関わるリスクについて 当社グループは、国内外に11の工場を有しております。これら工場の建物や設備が火災、地震、台風等により被災し、壊滅的な損害を被った場合は、その修復に巨額な費用を費やすとともに、生産及び出荷活動が縮小又は停止する可能性があるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、平時の防災活動及び有事における初動から業務再開までの手順と体制等をまとめたリスク管理マニュアルを整備しており、有事において、迅速かつ実効的に活動ができるよう、平時の防災活動とリスク管理マニュアルの継続的な点検に取組んでおります。 (7)原材料や部材の調達に関わるリスクについて 当社グループは、国内外に11の工場を有しております。これら工場で調達しているプラスチック成形品の原材料等及び営業拠点で調達している商品及び材料が資源価格の高騰等によって値上げされ、かつ当該値上げ相当額を売価に転嫁できなかった場合、並びに原材料等の供給逼迫等によってこれを安定的に調達することができなくなった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、平時から顧客、調達先及び当社との三者間における生産計画その他の情報共有に努めるとともに、顧客、調達先と連携した需給調整と在庫保有による生産活動の平準化に取組んでおります。 (8)法的規制に関わるリスクについて 当社グループは、日本、アセアン及び中華圏に拠点を置き、グローバルに事業を展開しており、各国の法的規制の適用を受けております。将来において現在予期し得ない各国の法的規制等が設けられ、それらを遵守できなかった場合、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、各国の法規制に精通した専門家とも相談の上、これらの法的規制等の早期情報の入手と事前対応に取組んでおります。 (9)感染症に関わるリスクについて 当社グループは、日本、アセアン及び中華圏に拠点を置き、グローバルに事業を展開しております。このような事業ロケーションの中、各国において感染症の拡大等によって都市封鎖等がなされ、当社及び取引先の生産活動等が縮小又は停止した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当該リスクへの対応として、平時の感染予防活動及び有事におけるクラスターの防止と初動から業務再開までの手順と体制等をまとめたリスク管理マニュアルを整備しており、有事において迅速かつ実効的に活動ができるよう、リスク管理マニュアルの継続的な点検に取組んでおります。
経営成績の分析 (MD&A)6,069字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度における外部環境としましては、世界各国における生成AI関連の半導体需要の下支えや東南アジアにおける景気の持ち直しの動きがみられたものの、米国における関税政策、中東及びウクライナ情勢の影響による経済環境の悪化が見られ、先行きが不透明な中で推移しました。一方、我が国経済は、食料品を主にしてインフレが進み、個人消費の持ち直しに足踏みが見られたものの、堅調な雇用動向と賃上げ等の継続、製造業における設備投資の増加や企業収益の改善等の影響により、緩やかな回復基調が認められる中で推移しました。 このような状況の中、当社グループは、「中期経営計画2025」の最終年度となる当連結会計年度において、当社グループにとって大台となる営業利益20億円の達成を目標に掲げつつ、人的資本及びR&D投資とともに、既存事業の機能強化と新規事業の基盤づくりを含む各実行施策に取組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は46,403百万円(前期比3.4%増)、営業利益は2,079百万円(前期比5.5%増)、経常利益は2,269百万円(前期比7.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,441百万円(前期比3.2%増)となりました。 お蔭様で「中期経営計画2025」で掲げた定量目標につきましては、3カ年平均ROE(目標10%以上に対して実績9.3%)以外のすべての収益目標値を達成することができ、当社にとって大台となる営業利益20億円/年も達成することができました。これもひとえに、株主の皆様をはじめ、当社をお支えいただいたステークホルダーの皆様からの長年にわたるご支援の賜物であり、深く感謝を申し上げます。 当連結会計年度の期末配当金につきまして、2025年5月13日付で公表いたしました期末配当予想である1株当たり78円の普通配当に、「中期経営計画2025」のキャピタルアロケーションにお示しました方針に基づき、特別配当として76円を加えた1株当たり154円に修正することといたしました。詳細につきましては、2026年5月18日付で公表いたしました「配当予想の修正(特別配当)に関するお知らせ」をご参照ください。 https://www.nip.co.jp/news/.assets/20260518-3.pdf?y=2026&cat= 各セグメントの業績は、次のとおりであります。 エレクトロニクス 電子部品及び住宅設備の関連メーカーに対して、専門商社として、またファブレスメーカーとして、高機能材料、加工部品、治工具及び機器等を国内外で販売しております。 当セグメントの業績は、スマートフォン関連部材の受注が低調に推移したことに加え、タイ(コラート)工場のドライフィルムの受注が採算ラインに届かない中で推移したものの、生成AI関連の半導体需要の下支えにより、製造プロセスで使用される機能性材料や精密加工部材等の受注が堅調に推移しました。 この結果、当連結会計年度における当セグメントの売上高は21,556百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益は1,775百万円(前期比15.8%増)となりました。 モビリティ 自動車メーカー及び自動車部品メーカーに対して、樹脂成形品及び同組立品を核とした様々な自動車関連部品を国内外で製造・販売しております。 当セグメントの業績は、東南アジアにおける景気の持ち直しにより自動車部品の受注が回復したこと、量産が軌道に乗ったベトナム工場のブレーキ関連部品の受注が堅調に推移したことに加え、タイ(コラート)工場における原価低減活動が利益に寄与しましたが、中国における日系自動車メーカーの販売不振のマイナス影響を受けたことと、稲沢工場の新規量産にかかる歩留まりを当初の予定通りに良化させることができず、収益性の確保に課題を残す中で推移しました。 この結果、当連結会計年度における当セグメントの売上高は17,676百万円(前期比4.9%増)、セグメント利益は1,162百万円(前期比0.2%増)となりました。 医療・精密機器 医療機器メーカー、プリンターメーカー等に対して、樹脂成形品及び同組立品等を国内外で製造・販売しております。 当セグメントの業績は、タイ(コラート)工場における医療機器部品の受注が堅調に推移したことに加え、プリンター関連部品については、ベトナム工場、フィリピン工場の受注が堅調に推移した一方、タイ(コラート)工場は顧客の生産地変更に伴うマイナス影響を受ける中で推移しましたが、アセアン各工場で継続してきた原価低減活動の継続的効果が、当セグメントの利益業績に大きく寄与しました。 この結果、当連結会計年度における当セグメントの売上高は7,305百万円(前期比1.5%減)、セグメント利益は706百万円(前期比78.2%増)となりました。 その他 報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、タイの国際地域統括本部におけるマネジメント業務等で構成しております。 当連結会計年度における当セグメントの売上高は203百万円(前期比5.6%減)、セグメント利益は59百万円(前期比5.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて497百万円の増加となり6,718百万円となりました。 当連結会計年度における区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動により増加した資金は、745百万円(前期は2,768百万円の増加)となりました。 これは売上債権の増加により3,060百万円減少したものの、税金等調整前当期純利益により2,011百万円、減価償却費により1,611百万円増加したことなどが主な要因となっております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動により減少した資金は、1,495百万円(前期は1,675百万円の減少)となりました。 これは有形固定資産の取得による支出により1,472百万円減少したことなどが主な要因となっております。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動により増加した資金は、1,094百万円(前期は1,073百万円の減少)となりました。 これは配当金の支払額により690百万円、長期借入金の返済による支出により354百万円、割賦債務の返済による支出により201百万円減少したものの、短期借入金の純増により2,500百万円増加したことなどが主な要因となっております。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)(百万円)   前期比(%) モビリティ   13,165   7.3 医療・精密機器   5,790   3.6 合計   18,956   6.1 (注) 金額は、販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 b. 受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) エレクトロニクス   21,533   3.1   1,612   5.3 モビリティ   17,704   5.9   1,029   6.0 医療・精密機器   7,303   △2.1   431   △0.4 合計   46,541   3.3   3,073   4.7 (注) 金額は、販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)(百万円)   前期比(%) エレクトロニクス   21,451   3.3 モビリティ   17,646   5.6 医療・精密機器   7,305   △1.4 合計   46,403   3.4 (注) 1  セグメント間取引については相殺消去しております。 2  主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 株式会社デンソー   7,615   17.0   8,057   17.4 株式会社愛工機器製作所   4,268   9.5   5,369   11.6 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当連結会計年度の経営成績の分析 当連結会計年度の経営成績の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ② 経営成績に重要な影響を与える要因について 詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 ③ 財政状態の分析 (流動資産) 流動資産は、前連結会計年度末に比べて3,598百万円増加し22,357百万円となりました。これは受取手形及び売掛金(電子記録債権を含む)が3,218百万円、現金及び預金が497百万円増加したことなどが主な要因となっております。 (固定資産) 固定資産は、前連結会計年度末に比べて444百万円増加し14,160百万円となりました。これは建物及び構築物(純額)が312百万円増加したことなどが主な要因となっております。 この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて4,042百万円増加し36,518百万円となりました。 (流動負債) 流動負債は、前連結会計年度末に比べて2,661百万円増加し14,881百万円となりました。これは短期借入金が2,500百万円増加したことなどが主な要因となっております。 (固定負債) 固定負債は、前連結会計年度末に比べて80百万円減少し3,644百万円となりました。これはリース債務が199百万円増加したものの、長期借入金が263百万円減少したことなどが主な要因となっております。 この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて2,580百万円増加し18,525百万円となりました。 (純資産) 純資産は、前連結会計年度末に比べて1,461百万円増加し17,992百万円となりました。これは利益剰余金が749百万円、為替換算調整勘定が444百万円増加したことなどが主な要因となっております。 この結果、自己資本比率は前連結会計年度末より1.6ポイント減少の49.3%となりました。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、営業活動から得られる自己資金及び金融機関からの借入を資金の源泉としております。設備投資に伴う長期的な資金需要については、金融機関からの長期借入やリース・割賦契約による調達などを活用して対応しております。運転資金など短期の資金需要については、製品製造のための原材料費や労務費及び製造経費をはじめ、販売費及び一般管理費の支払いがこれにあたり、自己資金及び短期借入を活用して対応しております。 なお、当連結会計年度末において、複数の金融機関との間で合計3,000百万円のコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高3,000百万円、借入未実行残高-百万円)。 また、当連結会計年度末における有利子負債残高は、5,461百万円と前連結会計年度末に比べ、2,245百万円増加しております。 ⑥ 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(2)目標とする経営指標」に記載のとおりであります。 なお、当該定量目標に対する結果は、次のとおりであります。 「中期経営計画2025」の定量目標   2024年 3月期実績   2025年 3月期実績   2026年 3月期実績   3か年累計 実績   達成率 3ヵ年累計営業利益   57.3億円   19.1億円   19.7億円   20.7億円   59.6億円   104.2% 3ヵ年平均ROE   10.0%以上   10.7%   8.9%   8.4%   9.3%   93.0% ⑦ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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