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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

東テク

TOTECH CORPORATION9960 · Prime · 卸売業

空調・制御機器の販売から計装工事・保守まで一貫提供する設備ソリューション企業。

概要

東テクは東京都中央区に本社を置く専門商社で、空調機器や制御機器の販売、ならびに計装・管工事などの施工・保守を手がける。売上高は2026年3月期に1,700億円を見込み、営業利益率は10%を超える。連結従業員数は2,855人。商品販売と工事の二軸で収益を上げ、東南アジアにも拠点を広げている。

商品販売と工事の二本柱で構成される事業

東テクの事業は商品販売事業と工事事業に大別される。商品販売事業では空調機器、制御機器、設備機器、発電機などを取り扱い、販売後の保守・メンテナンスも提供する。工事事業では計装工事(プロセス制御システムの設計・施工)、管工事(空調・衛生配管)、電気設備工事を手がけ、完工後の保守も行う。この二つの事業が相互に補完し合い、顧客に対して機器供給から施工、アフターサービスまで一貫したソリューションを提供している。2025年3月期のセグメント別売上高は、商品販売事業が968億円、工事事業が762億円と、ほぼ拮抗している。

国内14拠点と海外子会社による地域展開

東テクは国内に本社(東京)のほか、仙台、新潟、横浜、大阪など主要都市に支店・営業所を配置し、全国規模で販売・施工網を構築している。また、子会社を通じて北海道、東北、山陰など地域密着型の事業も展開。海外ではシンガポールにQuantum Automation Pte.Ltd.を置き、マレーシア、中国、タイに子会社を持つ。さらにインドネシアやベトナムにも現地法人を設立し、東南アジアでの空調機器販売や計装工事の受注を拡大している。海外売上高の全社に占める割合はまだ大きくないが、中期計画で成長領域と位置づけている。

グループ15社で構成される連結体制

2025年3月期時点で、東テクは連結子会社15社を有する。主な子会社として、空調機器の保守・管工事を担う日本ビルコン、計装工事専門のアイ・ビー・テクノス、北海道地区をカバーする東テク北海道、制御機器輸入販売のアーチバック、東南アジアで計装工事を行うQuantum Automationグループなどが挙げられる。2025年4月には三王機工を子会社化し、計装工事の能力を強化した。グループ全体で商品販売と工事の両分野の専門技術を集約し、相互に案件を紹介するなどシナジーを追求している。

安定成長を続ける収益構造

東テクの売上高は2013年3月期の666億円から2025年3月期の1,560億円へと約2.3倍に拡大した。営業利益は2025年3月期に147億円に達し、営業利益率は9.4%と高水準。2026年3月期には売上高1,700億円、営業利益171億円を見込む。収益の特徴として、商品販売事業は比較的安定したマージンを確保し、工事事業は大型案件の受注により変動があるものの、保守・メンテナンスのストック収入が底堅さを支える。自己資本比率は64.0%(2025年3月期)と財務体質は健全である。

業界の中での役割は空調・制御・設備機器の販売及び工事・保守サービス提供者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,700億円
営業利益
171億円
営業利益率
10.1%
純利益
131億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2019/3
事業売上構成比利益利益率
商品販売事業719億円69.4%134億円18.6%
工事事業317億円30.6%86億円27.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01商品販売事業(機器販売・保守メンテナンス)主力

空調機器・制御機器・設備機器・発電機等の販売を行い、販売した機器の保守点検・メンテナンスも提供。幅広い顧客産業に向けて、省エネルギー・自動化を支援。

主な製品・サービス5
空調機器
ビル・工場向けの空調設備機器。
制御機器
温度・圧力・流量などを制御する計測制御機器。
設備機器
ポンプ、バルブ、配管部品などの設備関連機器。
発電機
非常用発電機など電源設備。
保守・メンテナンスサービス
販売した機器の定期点検、修理、部品交換などのアフターサービス。

02工事事業(工事施工・保守メンテナンス)主力

計装工事(プロセス制御システムの設計・施工)、管工事(空調配管・衛生配管等)、電気設備工事の設計・施工を行い、施工後の保守メンテナンスも提供。主に産業プラントやビル向け。

主な製品・サービス4
計装工事
工場プラント等における計測制御システムの設計・据付・調整。
管工事
空調・給排水・衛生設備等の配管工事。
電気設備工事
受変電設備、照明、動力設備などの電気工事。
保守・メンテナンスサービス(工事関連)
施工した設備の定期点検・修理・改造等。

03その他事業その他

保有する太陽光発電施設で発電した電力を電力会社に売電。

主な製品・サービス1
太陽光発電売電
自社保有の太陽光発電設備で発電した電気を売却。

製品と技術

空調・制御機器の販売と高付加価値提案

東テクの商品販売事業では、ダイキン製の業務用エアコンを中心に、ビルや工場向け空調機器を販売する。同時に、アズビル(旧山武)の制御機器(温度・圧力・流量コントローラ)を組み合わせ、省エネルギーや自動化を実現するソリューションを提案。さらに、ポンプやバルブなどの設備機器、非常用発電機も取り扱い、顧客の設備投資ニーズにワンストップで応える。販売だけでなく、施工後の定期点検や部品交換などの保守サービスも提供し、機器のライフサイクル全体に関わることで収益の安定化を図っている。

計装工事を核とした工事事業

工事事業の中心は計装工事である。工場やプラントにおいて、温度・圧力・流量などを自動制御するシステムの設計、機器据付、調整までを一貫して行う。顧客は化学、医薬、食品、半導体など幅広い業種にわたる。特に近年はデータセンターの需要が高まっており、空調制御や電力監視システムの工事受注が伸びている。管工事や電気設備工事も手がけ、空調配管や受変電設備の施工も提供。これらの工事は、完工後の保守契約に結びつきやすく、ストック収入の拡大に貢献している。

保守・メンテナンスのストックビジネス

東テクは販売・施工した機器や設備の保守・メンテナンスを重要な収益源と位置づける。商品販売事業では、空調機器や制御機器の定期点検、フィルター交換、冷媒ガス補充などのサービスを提供。工事事業では、計装システムの校正や調整、管設備の修理・改造を実施する。2025年3月期の保守関連売上は明示されていないが、全社売上総利益の約半分は工事事業の保守・メンテナンスに由来すると推測される。保守契約は毎年更新されるため、景気変動の影響を受けにくい。またリモートメンテナンスの導入により、効率化と高付加価値化を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

卸売業のなかでの位置

卸売業で堅調成長、収益性良好

東テクは卸売業に属し、売上高が1407億円(2024/3)から1560億円(2025/3)、1700億円(2026/3予想)と順調に成長。営業利益率も2025/3期9.42%、2026/3期10.06%と高水準を維持。同業のリョーサン菱洋ホールディングスや高千穂交易と比較しても、安定した成長と収益性を示しており、業界内での競争力が高いと評価できる。

強み

  • 売上高が年率10%前後で増加しており、業界平均を上回る成長。
  • 営業利益率9-10%と卸売業として高水準で、コスト管理が優れている。
  • 長期にわたり安定した業績を維持し、取引先との関係が強固。
  • 多岐にわたる製品を取り扱い、特定市場への依存度が低い。

課題

  • 卸売業界全般で競争が激しく、価格競争に巻き込まれるリスク。
  • Eコマースやデジタルプラットフォームの台頭に対応する必要。
  • 物流コスト上昇や供給途絶などのリスク管理が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が東テク

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16013タクマ2,233億円15.9倍
21946トーエネック2,125億円11.5倍
35393ニチアス2,105億円20.0倍
41934ユアテック1,777億円17.1倍
53076あい ホールディングス1,665億円13.1倍
69960東テク1,643億円12.3倍
71926ライト工業1,629億円13.1倍
81968太平電業1,605億円13.0倍
91952新日本空調1,518億円11.7倍
101835東鉄工業1,430億円10.6倍
111879新日本建設1,406億円8.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

冷暖房機器販売会社として出発した1955年

東テクの前身は1955年7月、資本金50万円で東京都港区に設立された東京機工株式会社である。創業時の目的は冷暖房機器の販売とサービスだった。1958年3月には昭和鉄工と販売代理店契約を結び、ボイラなどの暖房機の販売を開始。同年同月には仙台営業所を開設し、東北地方への販路を広げた。設立から3年で早くも代理店契約と地方拠点の整備を進め、事業の基礎を固めた。

ダイキン・山武との代理店契約で事業拡大(1960年代)

1960年4月、ダイキン工業と販売代理店契約を締結し、エアコンの販売を開始した。これにより空調機器の主力商品が確立される。1964年7月には山武ハネウエル計器(現アズビル)と特約店契約を結び、自動制御機器の販売と施工に乗り出した。制御機器分野への進出は、後の工事事業の基盤となる。1960年代には新潟、横浜、大阪に営業所を開設し、首都圏以外の需要も取り込んだ。1971年には本社を日本橋本町に移転し、現在の本店所在地に近い場所で事業を集約した。

商号変更と店頭登録を経た1980~1990年代

1982年5月、朝日物産を吸収合併し事業規模を拡大。1986年4月には商号を東テク株式会社に変更した。1990年10月、東京都墨田区にTASセンターを開設し、物流・サービス拠点を強化。1993年12月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達の道を開いた。この間、1973年設立の子会社中央エンジニアリング(現日本ビルコン)が管工事や保守事業を担い、グループ体制が整いつつあった。1990年代後半にはバブル崩壊の影響を受けたものの、堅実な事業運営で持ち直した。

ジャスダック上場とM&Aによる規模拡大(2000年代)

2004年12月、店頭登録を取消しジャスダック証券取引所に上場。2007年7月には木谷電機(現鳥取ビルコン)を取得し、山陰地区の工事事業に進出。2010年3月には北日本計装制御(現北日本計装)を子会社化し、東北地区の計装工事を強化した。2010年4月の取引所統合後は大阪証券取引所JASDAQに上場。2011年6月には朝日テクノスと業務資本提携し、北海道での販売網を拡充した。一連のM&Aにより、地域と技術領域の両面で事業ポートフォリオを広げた。

東証一部昇格と東南アジア進出(2010年代後半)

2015年12月、インドネシアにPT.Prima Totech Indonesiaを設立し、初の海外現地法人を設置。2016年1月には朝日テクノスを子会社化し、東テク北海道に改称。同年4月にはディー・エス・テックを吸収合併し九州支店とした。2016年12月、本社を現在の日本橋本町三丁目に移転すると同時に、東京証券取引所市場第二部に市場変更。2017年4月には文京区にグループテクニカルセンターを開設し、技術開発と人材育成の拠点とした。同年12月には市場第一部に昇格し、企業格付けを一段引き上げた。

プライム市場移行とさらなるM&A(2020年代)

2021年5月、ベトナムにTotech Vietnam Solutionsを設立。2022年3月、シンガポールのQuantum Automation Pte.Ltd.とその子会社4社を取得し、東南アジアでの計装・電気工事事業を一気に拡大した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行。2023年12月にはタイに子会社を設立。2025年4月には三王機工を取得し、国内計装工事の体制を強化した。これらの動きにより、海外売上高は順調に増加し、第二次中期経営計画(2031年3月期目標:売上高2,200億円)に向けた成長基盤を固めている。

年表33件を開く

1950年代

  • 1955年7月創業冷暖房機器の販売及びサービスを目的として資本金50万円にて東京都港区に東京機工株式会社を設立
  • 1958年3月昭和鉄工株式会社と販売代理店契約を締結し、ボイラ等暖房機の販売開始
  • 1958年3月仙台営業所を開設(1970年4月支店に昇格)

1960年代

  • 1960年4月ダイキン工業株式会社と販売代理店契約を締結し、エアコンの販売開始
  • 1961年3月新潟営業所を開設(1977年4月支店に昇格)
  • 1962年12月横浜営業所を開設(1983年8月支店に昇格)
  • 1963年4月大阪営業所を開設(1970年4月支店に昇格)
  • 1964年7月山武ハネウエル計器株式会社(現社名アズビル株式会社)と特約店契約を締結し、自動制御機器の販売及び施工開始

1970年代

  • 1971年11月本社を東京都中央区日本橋本町四丁目に移転
  • 1973年7月創業東京都中央区に中央エンジニアリング株式会社(現社名日本ビルコン株式会社)を設立

1980年代

  • 1982年5月M&A朝日物産株式会社を吸収合併
  • 1986年4月商号変更商号を東テク株式会社に変更

1990年代

  • 1990年10月東京都墨田区にTASセンターを開設
  • 1993年12月日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2007年7月木谷電機株式会社(現社名鳥取ビルコン株式会社)を取得

2010年代

  • 2010年3月北日本計装制御株式会社(現社名北日本計装株式会社)を取得
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2011年6月朝日テクノス株式会社と業務資本提携
  • 2013年7月上場株式会社東京証券取引所と株式会社大阪証券取引所の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2015年12月創業PT.Prima Totech Indonesiaを設立
  • 2016年1月M&A朝日テクノス株式会社(現社名東テク北海道株式会社)を子会社化
  • 2016年4月M&A株式会社ディー・エス・テック(現当社九州支店)を吸収合併
  • 2016年12月東京証券取引所市場第二部へ市場変更
  • 2016年12月東京都中央区日本橋本町三丁目(現所在地)に本社社屋を建設し、本社を移転
  • 2017年4月東京都文京区に東テクグループテクニカルセンターを開設
  • 2017年12月東京証券取引所市場第一部へ市場変更
  • 2019年4月アイ・ビー・テクノス株式会社及びその子会社2社を取得

2020年代

  • 2021年5月創業Totech Vietnam Solutions Co.,Ltd.を設立
  • 2022年3月Quantum Automation Pte.Ltd.及びその子会社4社を取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年12月創業Quantum Automation (Thailand) Co., Ltd.を設立
  • 2025年4月三王機工株式会社を取得

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2031年3月期まで2,200億円
  • 経常利益2031年3月期まで220億円
  • DOE第二次中期経営計画期間中まで6%
  • ROE12~15%
  • 政策保有株の連結純資産比2030年度末まで15%以下

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    コア事業への注力と高収益化

    商品販売事業と工事事業を基本戦略とし、収益性の高い計装事業への資源集中や高付加価値ソリューションの深耕により、高収益体質への転換を図る。

  2. 02

    ストックビジネスと海外事業の拡大

    保守事業の拡大による底堅い収益基盤の構築、東南アジアを中心とした海外事業の展開、グループ連携による収益機会の最大化を推進する。

  3. 03

    カーボンニュートラルへの貢献

    省エネ・再エネ・BCPの3大ソリューションによるグループ横断型提案など、カーボンニュートラル社会への貢献を通じて既存事業を強化する。

  4. 04

    人的資本経営の強化

    人材を投資と捉え、人事制度改革や技術力育成、ITシステム構築、労働環境整備などの人的資本投資をグループ全体で推進する。

  5. 05

    DX推進による持続的成長

    業務標準化・システム化・DXにより、人員増に依存しない持続的成長構造を確立し、活用できる人材の採用・育成と組み合わせて効果を最大化する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,855人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は918万円で、9期前と比べて+28.6%平均年齢は41.0歳、平均勤続年数は11.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,535
2018年3月1,570
2019年3月71441.011.01,640
2020年3月74841.011.02,003
2021年3月74140.011.02,087
2022年3月73942.012.02,419
2023年3月74641.012.02,505
2024年3月79241.012.02,614
2025年3月84141.012.02,679549
2026年3月91841.011.02,855599

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率7.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率41.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)65.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社12(国内 8 / 海外 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
5支店・27営業所及び研修施設等 — 宮城県仙台市青葉区他127億円
商品販売事業 工事事業
本社(東京都墨田区)東京GHPサービスセンター(東京都江戸川区)関西支社(大阪府大阪市西淀川区)他5,200百万円
商品販売事業 工事事業
本社・本店 — 東京都中央区4,381百万円
商品販売事業 工事事業 全社
本社(北海道札幌市白石区)他1,698百万円
商品販売事業 工事事業
本社 — シンガポール1,042百万円
工事事業
保養所 — 静岡県熱海市他475百万円
全社
本社 — 鳥取県鳥取市420百万円
商品販売事業 工事事業
本社(青森県八戸市)他310百万円
商品販売事業 工事事業
太陽光発電施設 — 三重県志摩市127百万円
その他
主な関係会社
  • 国内
    日本ビルコン㈱
    東京都 墨田区
    議決権100.0%
  • 国内
    アイ・ビー・テクノス㈱
    東京都 中央区
    議決権100.0%
  • 国内
    東テク北海道㈱
    北海道 札幌市
    議決権100.0%
  • 国内
    三王機工㈱
    兵庫県 神戸市
    議決権100.0%
  • 国内
    北日本計装㈱
    青森県 八戸市
    議決権100.0%
  • 国内
    鳥取ビルコン㈱
    鳥取県 鳥取市
    議決権100.0%
  • 国内
    アーチバック㈱
    神奈川県 川崎市
    議決権100.0%
  • 海外
    Quantum Automation Pte.Ltd.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    Quantum Automation (Asia) Pte. Ltd.
    シンガポール
    議決権100.0%
  • 海外
    QA Systems Integration(M) SDN. BHD.
    マレーシア
    議決権100.0%
  • 国内
    Quantum Automation (Shanghai) Co., Ltd.
    中華人民 共和国
    議決権100.0%
  • 海外
    Quantum Automation (Thailand) Co., Ltd.
    タイ
    議決権49.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    台東地方合同庁舎中央監視装置更新工事
    国税庁 · 2026-04-14
    5,898万円
  • 調達
    東京簡裁墨田庁舎中央監視装置改修工事
    最高裁判所 · 2024-12-11
    3,000万円
  • 調達
    神戸法務総合庁舎中央監視設備(リモート装置)更新工事
    検察庁 · 2020-06-26
    2,580万円
  • 調達
    【電子可】ビル施設制御システム検証装置(2023型)監視端末 外7点
    警察庁 · 2022-11-29
    2,400万円
  • 調達
    大阪拘置所空調機器保守点検業務契約
    法務省 · 2025-03-12
    1,180万円
  • 調達
    大阪航空気象観測所空港気象ドップラーレーダー中央監視装置等製造及び取付調整
    気象庁 · 2021-11-01
    550万円
  • 調達
    鹿児島合同庁舎空調設備(冷凍機)修繕工事
    財務省 · 2021-11-05
    300万円
  • 調達
    令和7年度和歌山地方裁判所中央監視設備等保守業務請負契約
    最高裁判所 · 2025-02-20
    290万円
  • 調達
    大阪管区気象台地震火山課現業室空調設備更新工事
    気象庁 · 2024-10-29
    290万円
  • 調達
    令和8年度和歌山地方裁判所中央監視設備等保守業務請負契約
    最高裁判所 · 2026-02-19
    290万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,700億円営業利益171億円前期と比べると増収増益で、売上が+9.0%、利益が+16.3%。

売上高
+9.0%
1,700億円
営業利益
+16.3%
171億円
純利益
+17.0%
131億円
営業利益率
10.1%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,800億円1,700億円
営業利益180億円171億円
純利益137億円131億円
1株あたり配当¥128¥128

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は367億円、営業利益は26億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+32.5%、営業利益は+766.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q39020
2024年1Q27731.13
2024年2Q360339.224
2024年3Q374318.322
2024年4Q39621
2025年2Q683598.645
2025年4Q8778810.067
2026年2Q785739.352
2026年4Q9159810.779
2027年1Q367267.120

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は666億円から1,700億円へ2.6倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社東京証券取引所と株式会社大阪証券取引所の統合に伴い、株式会社東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年3月6662211
2014年3月7092913
PT.Prima Totech Indonesiaを設立
2015年3月7693216
朝日テクノス株式会社(現社名東テク北海道株式会社)を子会社化
2016年3月7743623
東京都文京区に東テクグループテクニカルセンターを開設
2017年3月8604128
2018年3月9264831
2019年3月1,0375940
2020年3月1,1716748
Totech Vietnam Solutions Co.,Ltd.を設立
2021年3月1,0976848
2022年3月1,1017147
Quantum Automation (Thailand) Co., Ltd.を設立
2023年3月1,2678252
2024年3月1,40710670
2025年3月1,5601471569.4112
2026年3月1,70017118010.1131

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,700億円のうち、営業利益として残るのは171億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は131億円、売上の7.7%にあたる。営業利益率は業種中央値3.2%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.6%1,217億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.4%312億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%171億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+6.8pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.3pt
7.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.4pt
19.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが96億円、投資CFが−85億円で、差し引きのフリーCFは11億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は92億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月212−122350
2014年3月9−11−4−244
2015年3月12−50751
2016年3月26−20−4653
2017年3月−8−5075−5870
2018年3月38−25−101373
2019年3月20−5618−3655
2020年3月80−32−464857
2021年3月52−23−382949
2022年3月110−51−335977
2023年3月48−50−26−249
2024年3月99−4−609585
2025年3月139−11−84128130
2026年3月96−85−501192

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,151億円。このうち返さなくてよい自己資本が737億円で、自己資本比率は64.0%(業種中央値50.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月46213832429.9
2014年3月50115234930.4
2015年3月53617336332.3
2016年3月56918738232.8
2017年3月68922446532.2
2018年3月74926048934.0
2019年3月82429253234.8
2020年3月80232347940.3
2021年3月81538642947.4
2022年3月84741743049.2
2023年3月92145546649.4
2024年3月1,00553447153.2
2025年3月1,05261244058.2
2026年3月1,15173741464.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
113億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
565億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
38億円
在庫として抱えている分
負債合計
414億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

卸売業 284社との比較

同じ卸売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE284社中17位あたり、逆に低いのは売上成長率284社中75位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.5%/中央値 8.1%
P25 5.5%P75 11.4%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 3.2%
P25 1.8%P75 5.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.0%/中央値 50.6%
P25 39.1%P75 62.9%
売上成長率前期からの売上の伸び
9.0%/中央値 4.4%
P25 0.0%P75 9.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 3.1%
P25 2.2%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,915で、1年前と比べて+24.9%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥3,915+1.0%1ヶ月-0.6%1年+24.9%時価総額1,643億円
過去52週の値幅
安値¥2,995高値¥4,590

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.3倍
PER (会社予想)11.7倍
PBR2.15倍
配当利回り3.27%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月9日の4225円をピークに下落基調で、8月21日には3695円まで低下。25日線(3894.2円)を約5.1%下回り、75日線(3910.93円)も割り込んだ。52週高値4590円から約19.5%下落し、調整局面が続く。出来高は8月10日に30.9万株と急増したが、その後は減少傾向で売り圧力が残る。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは11.58倍で業界平均17.93倍より低いが、PBR2.03倍は平均1.23倍を大きく上回り割高。ROE19.5%は高く資本効率は良いが、配当利回り3.46%は平均2.93%を上回る。収益成長は堅調で今期も増益見込みだが、PBRの高さを考慮すると株価は割高圏にある。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.3倍17.9倍
PER (予想)11.7倍
PBR2.15倍1.24倍
ROE19.5%8.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体市場のサイクルと、技術商社としての収益力の持続性が論点。強気派は、生成AI関連投資等で半導体製造装置需要が拡大し、受注が好調なことに加え、直近の高いROE(19.5%)と利益成長(2026/3期営業利益率10%超)を評価。弱気派は、半導体市況の変動リスクや、中国向け輸出規制の影響、商社業界の競争激化(例:リョーサン菱洋等)によるマージン低下を懸念。また、PBR2倍超と割高感も指摘。

プラスに働く材料7
  • 高収益と成長性

    2026/3期営業利益率10%超、ROE19.5%と高水準

  • 半導体需要の拡大

    AI・先端技術向け投資増で装置部品需要が旺盛

  • 株主還元策

    配当利回り3.46%と安定、増益に伴う増配期待

  • 2026/3期は営業益171億円へ16%増益計画通年影響

    前期実績147億円から増益。営業利益率も9.42%から10.06%へ向上

  • 純利益131億円で3期連続の最高益更新通年影響

    2026/3期の純利益予想は131億円、前期比17%増。過去最高益を継続

  • ROE19.5%と高水準、PBR2.03倍に評価上昇余地継続影響

    自己資本利益率19.5%で資本効率良好。増益継続ならPBRは2.5倍も視野

  • 外国人保有比率19.24%と需給をけん引不定影響

    海外投資家の保有が約2割。相場上昇局面でさらに買いが入りやすい

マイナスに働く材料7
  • 市況依存リスク

    半導体サイクル下落時に業績が急減速する歴史

  • 輸出規制の影響

    中国向け先端半導体仕入れ・販売に制限が生じる可能性

  • 競争激化

    同業他社との価格競争や取引条件悪化でマージン低下

  • 売上高の増収ペースが鈍化、成長期待に陰り決算発表後影響

    売上高は前期比10.9%増→今期予想9.0%増へ減速。営業益計画未達の懸念

  • 営業利益率10%台で改善一巡の見方通年影響

    営業利益率は10.06%と前期9.42%から向上も、更なる改善には需要増が必要

  • 配当利回り3.46%が株価上昇で低下懸念継続影響

    現行配当利回りは3.46%だが、株価上昇で利回りが下がり、配当目的の買いが遠のく

  • 株価1年で20%上昇、高値警戒感から利益確定売り不定影響

    直近1年で20.91%上昇。テクニカルに過熱感があり、短期的に売りが出やすい

次の決算で確かめる点
半導体受注残高
将来の売上を先行指標として示し、市況動向を反映
売上総利益率
技術商社の付加価値創出力と競争力を測る
海外売上比率
輸出規制影響や成長市場の開拓度を把握

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり128で、前期から+10.3%いまの株価に対する利回りは3.27%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥128
1株あたり
配当利回り
3.27%
いまの株価に対して
配当性向
57.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1425.3
2018年3月1723.830.1
2019年3月2228.929.0
2020年3月2719.431.7
2021年3月270.030.4
2022年3月4673.748.5
2023年3月5416.650.6
2024年3月6826.561.1
2025年3月11669.859.5
2026年3月12810.357.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥128

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,023人。区分でいちばん多いのは事業法人32.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.0%を占め、残る48.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人36.336.334.033.833.432.9
個人・その他27.628.228.127.729.428.2
外国法人11.511.612.814.217.619.2
金融機関24.123.524.523.618.719.1
自己株式2.22.21.61.61.51.9
証券会社0.40.40.50.70.90.5
外国人個人0.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本レイ株式会社12.58
02ダイキン工業株式会社7.15
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.68
04BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)5.11
05株式会社みずほ銀行4.79
06東テクグループ従業員持株会4.36
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.53
08昭和鉄工株式会社2.70
09草野 洵哉2.30
10住友商事株式会社2.25

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-08-04
    日本レイ株式会社
    変更報告
    14.88%
  • 2026-08-04
    日本レイ株式会社
    新規の大量保有報告
    14.88%
    -2.30pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.93%
    -0.13pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.06%
    -1.03pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.09%
    -0.59pt
  • 2026-06-05
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    8.68%
    +0.73pt
  • 2026-06-05
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    9.22%
    +1.04pt
  • 2026-05-25
    日本レイ株式会社
    新規の大量保有報告
    14.88%
    +2.30pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+292%、1株純資産は14期で+75%。直近期のROEは19.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月811,0268.47.824.9
2014年3月981,1329.06.325.0
2015年3月1211,28610.17.122.6
2016年3月1701,39112.75.526.8
2017年3月2061,63113.68.425.3
2018年3月2291,87013.110.630.1
2019年3月2962,10814.97.629.0
2020年3月11678915.65.431.7
2021年3月11794213.58.330.4
2022年3月1151,01711.86.648.5
2023年3月1271,10812.011.450.6
2024年3月1701,29914.219.061.1
2025年3月2721,48819.59.059.5
2026年3月3191,79719.511.457.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額359百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
小山馨代表取締役社長71
長尾克己取締役73
斎藤政賢取締役73
宇佐美敦子取締役66
中溝敏郎取締役 監査等委員69
荒田和人取締役 監査等委員74
久保田征良取締役 監査等委員43
吉川浩二取締役 常務執行役員 計装事業本部長57
若元淳二取締役 上席執行役員 空調事業本部長 兼 東京統括部長55
福居賢悟取締役69

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4169333429474
社外取締役540408
取締役(社内)1252525

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,508字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び子会社15社で構成され、商品販売事業として空調機器や制御機器、設備機器を中心とした機器販売と、販売した機器の保守やスポットメンテナンスを行っており、工事事業として計装工事、管工事ほか各種工事の設計・施工(工事に付随する制御システム等の販売も含む)と、施工工事に対する保守やスポットメンテナンスを行っております。 当社グループの事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 商品販売事業 機器販売   ……   主に当社、東テク北海道㈱及びアーチバック㈱にて、空調機器・制御機器・設備機器・発電機等を販売しております。 保守・メンテナンス   ……   主に当社、日本ビルコン㈱及び東テク北海道㈱にて、当社グループが納入した機器の保守点検・メンテナンス業務等を行っております。 工事事業 工事施工   ……   主に当社、アイ・ビー・テクノス㈱、三王機工㈱、北日本計装㈱及びQuantum Automation Pte.Ltd.にて計装工事の設計・施工等を行っております。また、当社、日本ビルコン㈱、東テク北海道㈱及び鳥取ビルコン㈱において管工事の設計・施工等を、当社及びQuantum Automation Pte.Ltd.において電気設備工事の設計・施工等を行っております。 保守・メンテナンス   ……   主に当社、アイ・ビー・テクノス㈱、東テク北海道㈱及びQuantum Automation Pte.Ltd.にて、当社グループが施工した計装工事・管工事及び電気設備工事に対する保守点検・メンテナンス業務等を行っております。 その他    ……   当社において、保有する太陽光発電施設を利用した電力会社への売電を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 (商品販売事業・工事事業) 連結子会社   日本ビルコン㈱   空調機器等の保守・メンテナンス、及び管工事の設計・施工等 アイ・ビー・テクノス㈱   計装工事の設計・施工及び保守・メンテナンス等 東テク北海道㈱   北海道地区での空調機器等の販売・保守・メンテナンス、及び管工事の設計・施工・保守・メンテナンス等 三王機工㈱   計装工事の設計・施工等 北日本計装㈱   東北地区での計装工事の設計・施工等 鳥取ビルコン㈱   山陰地区での管工事の設計・施工等 アーチバック㈱   制御機器の輸入販売等 Quantum Automation Pte.Ltd.   シンガポール及び東南アジア域内他での計装工事並びに電気設備工事の設計・施工・保守・メンテナンス等 Quantum Automation(Asia) Pte.Ltd.   制御盤装置の設計・製造等 QA Systems Integration(M)SDN.BHD.   マレーシアでの計装工事並びに電気設備工事の設計・施工・保守・メンテナンス等 Quantum Automation(Shanghai)Co.,Ltd.   中国での計装工事の設計・施工・保守・メンテナンス等 Quantum Automation (Thailand) Co., Ltd.   タイでの計装工事の施工等 非連結子会社   ㈱岩崎設備   ビル設備または建築設備の設計施工等 PT.Prima Totech Indonesia   インドネシアでの空調機器の販売等 Totech Vietnam Solutions Co.,Ltd.   ベトナムでの空調機器等の販売・各種工事・保守・メンテナンス等
経営方針・対処すべき課題2,208字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営環境及び経営方針 国内の建設投資は堅調で受注環境は良好であるものの、資源高や人材不足を起因とする供給面での制約は一層強まっており、当社グループを取り巻く経営環境も、当面の間は不透明な状況が続くと見込まれます。 かかる見通しの下、当社グループは、引き続きコア事業である商品販売事業と工事事業に注力することを基本戦略に据えた上で、カーボンニュートラル社会への貢献を通じた既存事業の強化、保守事業の拡大による底堅い収益基盤の構築、加えて東南アジア地域を中心とした海外事業の展開にも積極的に取り組んでまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、収益構造の改革を重点課題と捉え、経営効率及び生産性向上の視点から、売上高・経常利益の絶対額の確保と経常利益率の向上に取り組んでまいります。2031年3月期を最終年度とする第二次中期経営計画において、2031年3月期での売上高2,200億円、経常利益220億円を数値目標としております。この達成に向け、建設市場における需要拡大の機会をとらえつつ、収益性の高い計装事業への資源集中、ストックビジネス・海外事業の拡充による事業ポートフォリオの強化、および人的資本価値の向上と業務効率化による高収益体質への転換を図ってまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは、経済性や利便性だけでなく、その先にあるこころの豊かさを求めていくことが私たちの使命であると考え、その存在意義を「東テクグループはこころ豊かな快適環境を創造します。」と定めております。 そして、企業経営にあたっては「価値の高いサービスでお客様の満足度を高める」こと、「地球にやさしい環境づくりで社会に貢献する」こと、「出会いを大切にしこころ豊かな企業体質を実現する」ことをもって、その存在意義を果たしていくものであります。 2030年をターゲットとした長期ビジョンでは「ここちよいを、その先へ。」と掲げ、人に、社会に、地球にここちよい、新しい時代の「ここちよさ」を技術革新や社会構造の変化を捉え追求する、一歩先の未来の快適環境を創造できるグループを目指すこととしました。この達成に向け、第二次中期経営計画においては、人的資本経営の強化を軸に、高収益体質への転換と経営基盤の整備を基本方針として掲げております。 (4) 利益分配に関する基本方針 当社は、業績拡大に向けて企業体質の強化を図ると共に株主の皆様に安定的かつ適切な成果の還元を行うことを経営の重要課題としております。その具体的な指標として、第二次中期経営計画期間においては、持続的な株主還元の実現を念頭に、配当指標はDOE6%を下限とする累進配当に変更し、利益変動に左右されない安定的な配当を実施してまいります。 内部留保金につきましては、厳しい経営環境に対応できる競争力を強化し、収益力の向上と財務体質の充実に有効活用することにより、長期的な健全経営の維持に役立ててまいります。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは規模の拡大と利益の確保を課題として、(1)及び(3)に記載の経営方針、経営戦略を実行していく上で、次の諸施策を推進してまいります。 ① 人的資本経営 人材をコストではなく投資の対象と捉え、経営戦略と人事戦略の一体化を前提とした「人的資本経営」を推進します。百年企業の実現を見据えた人事制度改革、技術力育成強化等に加え、ITシステムの構築や労働環境整備等の広義の人的資本投資をグループ全体で推進してまいります。 ② 事業戦略 「高付加価値ソリューションの深耕」「ストックビジネスの拡大」「グループ連携による収益機会の最大化」を軸に高収益化を目指します。空調事業では高付加価値ソリューション提案と業務効率化、計装事業ではストックビジネス強化とリモートメンテナンスの拡大、エネルギー事業では省エネ・再エネ・BCPの3大ソリューションによるグループ横断型提案を推進します。国内グループ会社は専門技術と地域基盤を活かしたストック事業の深耕、海外グループ会社はオーガニックグロースとM&A活用による業容拡大を図ってまいります。 ③ 機能戦略 業務標準化・システム化・DX推進により、人員増に依存しない持続的成長構造の確立を目指します。DXは単なるシステム導入にとどまらず、活用できる人材の採用・育成と組み合わせることで、業務効率化・生産性向上の効果を最大化してまいります。 ④ 資本政策 株主資本コストを9~10%程度と想定し、これを上回るROE12~15%の維持によりエクイティスプレッドのプラス状態を継続的に確保します。政策保有株は2030年度末に連結純資産比15%以下へ縮減を進め、売却資金は成長投資・株主還元等に充当します。キャッシュアロケーションとしては、フリーキャッシュフロー累計約920億円と2025年度末現預金113億円を原資に、株主還元約260億円、戦略投資約500億円(人的資本投資・事業拡大・経営基盤強化等)を実行しつつ、現預金水準については、月商1.5ヵ月分程度を目安として適正な水準の維持に努めてまいります。
事業等のリスク3,966字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループの事業と業界及び市場の動向 当社グループは業務用空調機器の販売を主とした「商品販売事業」及び計装工事を主とした「工事事業」の二つをコア事業としており、当社グループが属する業界はいわゆる建築設備業界であるため、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のものがあります。 ① 景気及び市場の動向 建築設備業界は景気の変動及び政府の経済政策等の影響を強く受けやすい業界であり、民間設備投資や公共投資が想定以上に低迷する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競争の激化 建築設備業界における「商品販売事業」及び「工事事業」の同業他社との競争は厳しいものとなっております。営業力・技術力を高め、競争力の強化に取り組んでいるところですが、今後、価格競争の激化や競合他社の攻勢等により、予期せぬ競争関係の変化があった場合には、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 債権回収 建築設備業界は、業界の慣行等も併せて売上債権の管理及び回収が極めて重要となります。当社グループは債権の回収・管理を徹底させ、業界及び市場の動向にも絶えず注視しております。しかし、多額の不良債権が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 人材の採用と育成 当社グループの企業成長のためには有能な人材の確保が極めて重要であります。新卒採用に関してはインターンシップを開催するなど積極的な採用活動を行っており、毎年多くの新入社員をグループ全体で採用しております(2026年4月入社は140名)。加えて、中途採用においても、全国にて技術職を中心に積極的に採用をしております。さらに、人材育成に関して、東テクグループテクニカルセンターでは設備機器の実機を備え、座学に限らない本格的な技術研修を年間を通じて開催しております。こうして高い技術力を持った人材の育成に努めておりますが、もしこのような人材を確保・育成できなかった場合には、当社グループの企業成長に多大なマイナス影響を及ぼす可能性があります。 (3) 労務管理 社員の勤怠管理や時間外勤務につきましては、労働基準法の規制が適用されます。当社グループでは、現場作業などによる時間外勤務や長時間労働を起因とした健康問題や生産性低下に対処するため、個人別に就業時間管理・指導を行うほか、長時間の時間外勤務を必要としないワークスタイル作りに努めております。しかしながら、取引先との関係や予期せぬトラブルの発生等により、時間外勤務の増加や納期遅延等が発生し、社員の健康管理や当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 工事等に伴う人的・物的事故及び災害 当社グループは、計装工事を中心とした「工事事業」を行っており、工事等に伴う人的・物的事故及び災害の危険は常にあります。このため当社グループでは、労働災害保険等の保険の加入はもとより、「安全衛生管理室」を設け、詳細な「安全衛生管理規程」により協力会社の参加を得て「安全衛生協力会」を中央及び地区別に結成して定期的な安全衛生大会、安全衛生教育等を実施し、万全を期しておりますが、このような事故等が発生した場合には多大な社会的信用失墜のリスクがあります。 (5) 偶発事象(係争事件に係る賠償責任等) 当社グループは「商品販売事業」及び「工事事業」に関連して、訴訟等法律手続の対象となるリスクがあります。これらの法的リスクについては、当社のリスク管理委員会にて一括して管理しており、必要に応じて取締役会及び監査等委員会に報告し、また顧問弁護士とも協議する管理体制となっております。当連結会計年度末において当社グループの事業に重大な影響を及ぼす訴訟は提起されておりませんが、将来重要な訴訟等が提起された場合には当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 仕入先の状況の変化 当社グループは主要仕入先と販売代理店・特約店契約を締結し、業務用空調機器及び空調自動制御機器等を仕入れ、「商品販売事業」及び「工事事業」を行っております。特にダイキン工業株式会社からの仕入金額が当社グループの仕入金額全体に占める割合が高くなっています(2026年3月期は23.4%(商社を経由した仕入金額を含む))。主要仕入先の品質・生産力等に予期せぬ変化があった場合または当社グループとの関係に変化があった場合には、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 外注先の確保 当社グループは「工事事業」を行っており、質の高い協力会社の確保が極めて重要であります。東テクグループテクニカルセンターにて協力会社の社員にも質の高い研修を実施するなど、高い技術力を持った協力会社の確保・育成に努めておりますが、今後、優良な協力会社の確保・育成ができなくなった場合には、当社グループの「工事事業」に支障を来たし、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 情報の管理 当社グループは事業の過程で入手した取引先・個人の情報や建物の設備情報を保有しています。当社グループでは、これらの情報の取扱い及び管理の強化に取り組んでおりますが、予測できない事態によってこれらの情報が流出した場合には、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 法的規制 当社グループは、建設業法、労働安全衛生法等による法的規制を受けており、法的規制の改廃・新設、適用基準等の変更があった場合、また、当社グループはコンプライアンス体制の充実に努めておりますが、法令違反があった場合もしくは法的規制による行政処分等を受けた場合には、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループの中核事業の一つである工事事業において建設業法、電気通信事業法等の関連法規制のほかに事業を営む上で必要な下記の許認可を取得しております。 (当社グループの許認可の状況) 事業名   許認可の名称   監督官庁   有効期限 工事事業   特定建設業許可   国土交通省   2030年7月28日 工事事業   一般建設業許可   国土交通省   2030年7月28日 工事事業   電気工事業許可   経済産業省   期限なし なお、上記の事業の停止や許認可の取り消しとなる事由は、建設業法並びに電気工事業の業務の適正化に関する法律に定められております。 (10) 海外事業 当社グループでは、シンガポール、インドネシア及びベトナム等の海外子会社において事業活動を行っております。海外での事業活動には、予期せぬ法律や規制の変更、産業基盤の脆弱性、人材の採用・確保の困難など、経済的に不利な要因の存在または発生、テロ・戦争・その他の要因による社会的または政治的混乱などのリスクが存在します。 こうしたリスクが顕在化することによって、海外での事業活動に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 金利変動 当社グループは、主として金融機関からの借入金によって資金を調達しております。2026年3月期末における外部金融機関からの連結有利子負債残高(短期、長期借入金の合計)は5,294百万円であります。また、連結総資産に対する有利子負債依存度は4.6%となっています。このため、将来、金利が上昇した場合や、当社の信用力が低下した場合等、将来の資金調達に係る経営環境が変化した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 保有資産の価格変動 当社グループは土地、株式等を保有しており、今後時価が著しく下落した場合には減損の対象となり当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 業績の季節的変動 当社グループが行っている「商品販売事業」及び「工事事業」は建築工事の完工や検収時期によって収益が偏る傾向があり、上半期より下半期に、また、各期ともに期末に売上高が増えるという季節的変動があります。 (14) 自然災害等 想定外の大規模地震・津波・洪水等の自然災害や火災等の事故災害、感染症の流行、その他の要因による社会的混乱等が発生したことにより、当社グループや主要取引先の事業活動の停止または事業継続に支障をきたす事態が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 役職員による法令及び社内規程の遵守違反 当社グループは、コンプライアンス、内部統制を経営上の重要課題と位置付けており、委員会活動等の実効性を高め、牽制機能の強化を図っております。業務運営において役員・社員の不正及び不法行為の防止に万全を期すべく取り組んでおりますが、有効なリスク管理体制を構築している状況においても、従業員等の悪意、重大な過失に基づく行動等、様々な要因により、万一、重大な不正行為が発生した場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,646字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、消費者物価が緩やかに上昇する中にあっても、雇用情勢の改善を背景に個人消費に持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調で推移しました。企業部門においても、米国の通商政策の影響が一部に残るものの企業収益には改善の動きがみられ、民間設備投資も持ち直して推移しています。また、補正予算などの効果により公共投資についても堅調に推移しました。海外経済につきましても、地域によって回復のペースにばらつきがみられるものの、全体としては緩やかな持ち直しが続きました。 当社グループの主要な顧客市場である建設業界においては、こうした日本経済全体における企業収益の改善や設備投資の回復、および堅調な公共投資を背景に、都市部を中心とした再開発案件に加え、データセンターや再生可能エネルギー関連などの分野で投資意欲が底堅く推移しました。一方で、建設資材価格の高止まりや、労働集約型産業である建設業界特有の人手不足感が引き続き高い水準にあることから、工期管理や施工体制の確保が事業運営上の継続的な課題となりました。 このような環境下、当社グループは、底堅い民間設備投資や公共需要を的確に捉え、データセンターなどの成長分野における需要獲得に注力しました。同時に、前述した資材高騰や人手不足といった課題に対しても、営業体制および施工体制の効率化・高度化を推進することで収益性の確保に努めました。その結果、当連結会計年度における当社グループの業績は、各セグメントにおいて売上高・営業利益ともに、第一次中期経営計画の当初想定を大きく上回る水準で着地しました。 当社グループは当期の好業績を強固な足掛かりとし、26年度より開始する第二次中期経営計画を通じてさらなる事業基盤および財務基盤の確立を目指してまいります。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 <商品販売事業> 空調機器、制御機器、電気設備機器を中心とした機器販売および保守サービスを展開しております。特に都市部再開発案件などの堅調な受注環境を背景に、売上高は96,820百万円(前連結会計年度比4.0%増)、売上総利益は21,691百万円(同10.0%増)となりました。 <工事事業> 計装工事を中心に、管工事・電気工事などの設計・施工、および保守・メンテナンスを提供しております。旺盛な建設需要に加え、保守領域での提案型受注も奏功し、売上高は76,290百万円(前連結会計年度比16.8%増)、売上総利益は26,568百万円(同20.0%増)となりました。 ② 財政状態の状況 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べて9,890百万円増加し115,120百万円となりました。これは、営業債権や棚卸資産の純減1,942百万円があった一方で、保有有価証券の時価上昇等による投資有価証券の増加6,222百万円及び土地の増加等による有形固定資産の増加5,486百万円が主な要因です。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,550百万円減少し41,449百万円となりました。これは有利子負債2,089百万円及び繰延税金負債2,265百万円、その他負債554百万円がそれぞれ増加した一方で、支払手形及び買掛金や電子記録債務が7,736百万円減少したことが主な要因です。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて12,441百万円増加し73,670百万円となりました。これは、自己株式の取得等により自己株式が762百万円増加した一方で、保有有価証券の時価上昇等によりその他有価証券評価差額金が4,381百万円増加したこと、及び親会社株主に帰属する当期純利益の計上から配当金の支払を差し引いて利益剰余金が7,885百万円純増、さらに退職給付に係る調整累計額が615百万円増加したことが主な要因です。 この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は64.0%となり、前連結会計年度末から5.8%上昇しました。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べて3,835百万円減少し9,211百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の営業活動の結果得られた資金は9,594百万円(前連結会計年度は13,883百万円の収入)となりました。これは、仕入債務の減少額7,986百万円に加え、法人税等の支払額5,534百万円により資金が減少したものの、好調な業績を背景に税金等調整前当期純利益18,101百万円を計上した他、売上債権の減少額1,619百万円、減価償却費1,581百万円、棚卸資産の減少額861百万円、のれん償却額734百万円により資金が増加したことが主な要因です。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は8,506百万円(前連結会計年度は1,104百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産取得による支出5,730百万円及び定期預金の純増1,763百万円、さらに連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,151百万円があったことが主な要因です。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度の財務活動の結果使用した資金は4,973百万円(前連結会計年度は8,414百万円の支出)となりました。これは、主に長短借入金の純増1,358百万円があった一方で、配当金の支払5,246百万円及び自己株式の取得による支出779百万円があったことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 商品販売事業   -   - 工事事業   76,126   117.2 その他   33   86.2 合計   76,159   117.2 (注) 金額は販売価格によっております。 b. 商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 商品販売事業   82,816   112.2 工事事業   -   - その他   -   - 合計   82,816   112.2 c. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 商品販売事業   97,150   107.7   46,526   107.9 工事事業   87,932   127.3   59,815   127.7 その他   -   -   -   - 合計   185,082   116.2   106,341   118.2 d. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前期比(%) 商品販売事業   93,786   103.4 工事事業   76,193   116.8 その他   33   86.2 合計   170,013   109.0 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 ⅰ 売上総利益及び営業利益 当連結会計年度の売上総利益は48,281百万円(前連結会計年度比15.3%増)となりました。売上について当社グループが提供する主力の空調機器販売や計装工事施工は良好な受注環境の下で順調に推移し、セグメント別連結売上高は前連結会計年度比で商品販売事業は4.0%、工事事業は16.8%の増収となっております。相対的に利益率の高い工事事業が大きく伸長したことで売上総利益は増益となりました。 一方で販売費及び一般管理費のうち、人件費は需要に対するサービス供給の確保のために、当社グループ全体での人員採用の強化や給与のベースアップを含む社員への報酬増等により増加しました。また、派遣会社に対する手数料及びのれん償却費がそれぞれ増加したことによりその他の経費も増加しています。販売費及び一般管理費総額としては、前連結会計年度比14.6%増の31,155百万円となりました。 この結果、営業利益は17,125百万円(前連結会計年度比16.6%増)となりました。 ⅱ 経常利益 当連結会計年度は、受取配当金が95百万円増加した一方で、雑損失が76百万円、支払利息が54百万円それぞれ増加した結果、経常利益は17,983百万円(前連結会計年度比15.5%増)となりました。 ⅲ 税金等調整前当期純利益 当連結会計年度は特別利益に投資有価証券売却益322百万円、特別損失に関係会社出資金評価損148百万円及び固定資産除却損56百万円を計上しております。 この結果、税金等調整前当期純利益は18,101百万円(前連結会計年度比14.0%増)となりました。 ⅳ 親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度においては賃上げ促進税制による税額控除の増加により、親会社株主に帰属する当期純利益は13,133百万円(前連結会計年度比17.3%増)となりました。 当社グループの当連結会計年度の財政状態は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② 財政状態の状況」をご参照下さい。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」をご参照下さい。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの主要な資金需要は商品販売の為の商品仕入、受注工事施工の為の材料費・外注費・労務費、販売費及び一般管理費の為の営業費用並びに当社グループの設備新設、改修等に係る投資であります。また今後、当社グループの新たな収益の源泉となる新規事業等につきましては、M&Aを含めた投資の検討を行ってまいります。 これらの資金需要につきましては、営業活動によるキャッシュ・フロー及び自己資金のほか、金融機関からの借入等による資金調達にて対応していくこととしております。取引のある大手金融機関とは良好な関係を築いており、突発的な資金需要がある際でも迅速かつ確実に資金調達できる体制となっております。 当連結会計年度末における設備の新設、改修等に係る投資予定金額とその資金調達の方法については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいて課税所得が十分に確保できることを前提に、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。 (固定資産の減損) 当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性があります。 (のれんの減損) 当社グループは、のれんについて5~8年間の定額法により償却を行っております。その資産性については子会社等の業績や事業計画等を基に検討しており、将来において当初想定した収益等が見込めなくなり、減損の必要性を認識した場合には、当該連結会計年度においてのれんの減損処理を行う可能性があります。

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開示資料

出典

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