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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

新日本建設

SHINNIHON CORPORATION1879 · Prime · 建設業

建築・土木工事の請負と不動産開発を手掛ける中堅ゼネコン。PC工法に強み。

概要

新日本建設は千葉県千葉市に本社を置く総合建設企業で、建設事業(建築・土木工事の請負)と開発事業等(不動産分譲・賃貸・管理)を二本柱とする。2026年3月期の連結売上高は1384億円、営業利益204億円、当期純利益152億円と高い収益性を維持し、東京証券取引所プライム市場に上場する。従業員数は689名。

建設事業と開発事業の二本柱で構成される収益構造

新日本建設の事業は「建設事業」と「開発事業等」の2セグメントに分かれる。建設事業では建築・土木工事の請負を主力とし、子会社の㈱建研がプレキャスト・プレストレストコンクリート(PC)部材を用いた工事やアウトフレーム耐震補強を手掛ける。もう一つの子会社㈱新日本コミュニティーはマンションの大規模修繕を担当する。開発事業等では自社で土地を取得しマンションや戸建住宅を分譲・一括譲渡するほか、オフィスビルの賃貸、管理業務も行う。2026年3月期のセグメント別売上高は建設事業836億円、開発事業等548億円となり、利益率は開発事業等が約24.7%と高い。両セグメントの連携がシナジーを生み、グループ全体の収益を支える。

首都圏に集中する事業基盤と地域密着型の営業

同社の事業活動は首都圏、特に千葉県を中心に展開している。本社を千葉市美浜区に置き、創業以来培ってきた地元のネットワークを活用する。マンション分譲では駅近の好立地に絞った用地仕入れを基本とし、自社ブランドマンションの開発を進める。また、ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)や太陽光発電設備の標準化により環境配慮型商品を強化する。首都圏の住宅需要の堅調さを背景に、2026年3月期の受注高は建設事業で1042億円、開発事業等で592億円と高い水準を維持した。地域密着型の営業と企画提案力が強みとなっている。

グループ9社による機能分散と垂直統合

新日本建設グループは当社、連結子会社3社(㈱建研、㈱新日本コミュニティー、新日本不動産㈱)、非連結子会社2社、関連会社3社の計9社で構成される。建設事業では㈱建研がPC部材の製造施工を、㈱新日本コミュニティーが小規模工事や管理マンションの大規模修繕を担う。開発事業等では新日本不動産㈱が本社ビルを保有し賃貸する。さらに、非連結子会社のリハウスビルドジャパン㈱やSHINNIHON AMERICA, INC.、関連会社の㈱ならしのスクールランチなどが周辺業務を補完する。グループ内で企画・設計・施工・販売・管理までの一貫体制を構築し、品質と効率を高めている。

業界の中での役割は建設工事請負業者兼デベロッパー。建築・土木の元請けとして設計施工、PC部材供給、分譲・賃貸事業を展開。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,384億円
営業利益
204億円
営業利益率
14.7%
純利益
152億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建設事業836億円60.4%79億円9.4%
開発事業等548億円39.6%136億円24.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設事業主力

建築・土木工事の請負、設計施工。子会社がプレキャスト・プレストレストコンクリート部材の製造施工(PC工法)、耐震補強工事、マンション大規模修繕等を担う。

主な製品・サービス3
建築・土木工事の請負
当社が直接、建築物や土木構造物の工事を元請けとして請負い、企画・設計・施工を一貫提供。
プレキャスト・プレストレストコンクリート工事
子会社(㈱建研)が自社・提携工場で製造したPC部材を用いた建築・土木工事やアウトフレーム耐震補強工事を請負施工。
マンション大規模修繕工事
子会社(㈱新日本コミュニティー)が管理受託マンション等の大規模修繕を施工。

02開発事業等準主力

土地取得から建物建設、分譲・一括譲渡まで行う不動産開発、オフィスビル等の賃貸、マンション・ビル管理・賃貸管理業務を展開。グループ会社が管理業務等を担う。

主な製品・サービス3
不動産分譲・一括譲渡
自社で取得した土地に建物を建設し、分譲または一括で売却。
不動産賃貸
オフィスビル等を保有し、テナントに賃貸。
マンション・ビル管理・賃貸管理
子会社(㈱新日本コミュニティー)が自社保有物件や販売物件の管理・賃貸管理業務を請け負う。

製品と技術

PC工法とアウトフレーム耐震補強の技術

子会社の㈱建研が手掛けるプレキャスト・プレストレストコンクリート(PC)工法は、工場で製造した高強度コンクリート部材を現場で組み立てる技術である。品質の均一性と工期短縮を実現し、建築物の梁や床、橋梁などの土木構造物に適用される。また、アウトフレーム工法による耐震補強は、既存建物の外周にPC部材のフレームを設置して耐震性能を向上させるもので、マンションやオフィスビルの改修需要に対応する。これらの技術は自社・提携工場での部材製造から施工まで一貫して提供する点が強みである。

自社ブランドマンションとZEH-Mの推進

開発事業等において、新日本建設は駅近の好立地に自社ブランドマンションを分譲している。2020年にはZEHデベロッパーに登録し、マンション版のZEH-Mを標準化。高断熱・高気密の外皮性能と太陽光発電設備の導入により、一次エネルギー消費量を実質ゼロにする。また、高齢者向け住宅の開発も進め、シニア市場へ参入している。これらの商品は環境性能と居住性を両立させ、首都圏の富裕層・ファミリー層を主な購買層とする。

マンション大規模修繕と管理業務の一貫サービス

子会社の㈱新日本コミュニティーは、当社が施工・販売したマンションを中心に管理組合からの大規模修繕工事を受注する。外壁補修、防水工事、共用部のリニューアルなどを手掛け、長期修繕計画に基づいた提案型営業を行う。さらに、同社はマンション・ビルの管理業務や賃貸管理業務も請け負い、物件の価値維持と入居者サービスを提供する。建設・販売・管理・修繕のライフサイクル全体をグループ内でカバーする体制が特徴である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

総合建設中堅、首都圏中心に高収益

建設業(総合建設)に属し、売上高は約1,300億円規模で安定。営業利益率は13.9%(2025/3)から14.7%(2026/3予想)と高水準。同業のショーボンドホールディングス(橋梁補修)やミライト・ワン(通信建設)等と競合。首都圏の民間工事を中心に受注し、収益性は業界トップクラス。公共工事依存度が低く、堅調な民間需要を背景に業績は底堅い。規模は大手ゼネコンに劣るが、収益効率では優位。

強み

  • 営業利益率14%超と業界トップクラスの収益性を達成。
  • 首都圏中心の営業で需要が安定、高い採算性を実現。
  • 自己資本比率が高く、財務体質が強固。
  • 特定分野で技術力が高く、高付加価値工事を提供。

課題

  • 大手ゼネコンと比べ受注規模が小さく大型案件で劣る。
  • 首都圏依存が高く、地域分散が急務。
  • 建設技能者不足で工期遅延リスク、生産性向上が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

総合建設 (ゼネコン)の時価総額近傍。太字が新日本建設

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11833奥村組2,231億円11.3倍
21861熊谷組2,220億円11.0倍
34547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
41885東亜建設工業1,836億円8.4倍
55232住友大阪セメント1,742億円15.5倍
61879新日本建設1,406億円8.8倍
75911横河ブリッジホールディングス1,284億円13.6倍
81720東急建設1,245億円9.2倍
91870矢作建設工業967億円11.0倍
104212積水樹脂929億円22.4倍
119743丹青社734億円11.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(総合建設 (ゼネコン))に従っています。

会社の歴史

沿革 27件

住宅建築の個人事業から株式会社へ改組した1964〜1972年

1964年10月、有限会社金綱工務店として千葉県で創業し、主に住宅建築の請負を開始した。1968年に一級建築士事務所免許を取得、1969年2月には資本金100万円の株式会社に改組する。1970年1月に本店を千葉市中央区都町へ移転し、1972年4月に商号を新日本建設株式会社へ変更。同時に宅地建物取引業者免許を取得し、不動産取引にも乗り出した。この時期に法人化と事業多角化の基礎が築かれた。

建設業許可の取得と子会社設立による事業拡大(1973〜1984年)

1973年9月、特定建設業の許可(建築・土木)を取得し、大型工事の受注が可能となる。1974年2月に本店を隣接地に移転。1975年8月には建物保守管理を目的とする株式会社建設保全サービス協会(現㈱新日本コミュニティー)を設立。1976年には建設大臣許可を取得し、土木・とび土工事業にも進出した。1984年4月、営業本部内に不動産販売部を設置し、自社開発の分譲住宅やマンション販売、不動産仲介を本格化させる。この約10年で建設・不動産の両分野における事業基盤を固めた。

株式公開と不動産事業の拡充(1989〜2002年)

1989年12月に日本証券業協会に店頭登録し、1994年10月には東京証券取引所市場第二部に上場。1995年5月、不動産事業の拡充を目的に新日本不動産株式会社を設立(現連結子会社)。1999年3月には品質マネジメントの国際規格「ISO 9001」を認証取得した。2002年3月には東証市場第一部へ指定替えとなり、同月本店を現在の千葉市美浜区ひび野へ移転。上場により資金調達力が向上し、不動産開発を加速させた。

PC工法会社の買収と中国事業への進出・撤退(2006〜2018年)

2006年10月、フェニックス・キャピタルより㈱建研の全株式を取得し、プレキャスト・プレストレストコンクリート(PC)工法の技術と施工能力をグループ内に取り込んだ。同時期に中国遼寧省瀋陽市へ進出し、新日興進(瀋陽)房地産有限公司を設立、現地開発会社の出資持分51%を取得した。しかし、2009年3月には共同事業解消に伴い持分を譲渡、2018年10月には残る全出資持分を譲渡して中国事業から撤退した。海外展開は短期で終了し、以降は国内事業に集中する。

プライム市場移行と60周年を迎えた近年(2019〜2024年)

2019年9月に労働安全衛生の国際規格「ISO 45001」を認証取得。2020年1月にはZEHデベロッパーに登録し、環境配慮型住宅の開発を推進した。2022年4月の東証市場区分見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。2024年10月に会社設立60周年を迎えた。この間、売上高は2013年3月期の588億円から2026年3月期には1384億円へと倍増し、収益力の向上が続いている。

年表27件を開く

1960年代

  • 1964年10月創業有限会社金綱工務店を設立し、主に住宅建築の業務を開始
  • 1968年2月建設業法による一級建築士事務所免許を千葉県知事より取得
  • 1969年2月資本金1百万円の株式会社に改組

1970年代

  • 1970年1月本店を千葉県千葉市中央区都町に移転
  • 1972年4月商号変更商号を新日本建設株式会社に変更 宅地建物取引業法による宅地建物取引業者免許を千葉県知事より取得
  • 1973年9月建設業法による特定建設業の許可のうち建築工事業・土木工事業を千葉県知事より取得
  • 1974年2月本店を千葉県千葉市中央区都町(旧本店の隣接地)に移転
  • 1975年8月建物の保守及び維持管理を目的とする株式会社建設保全サービス協会(現株式会社新日本コミュニティー)を設立(現連結子会社)
  • 1976年8月建設業法による特定建設業の許可のうち建築工事業、一般建設業の許可のうち土木工事業、とび・土工工事業の許可を建設大臣(現国土交通大臣)より取得

1980年代

  • 1984年4月営業本部内に不動産販売部を設置、自社開発の分譲住宅、マンションの販売から不動産の仲介まで業務を拡張
  • 1989年12月日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録

1990年代

  • 1992年2月建設業法による特定建設業の許可のうち土木工事業、とび・土工工事業の許可を建設大臣(現国土交通大臣)より取得
  • 1994年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1995年5月不動産事業の拡充発展を図るため、新日本不動産株式会社を設立(現連結子会社)
  • 1999年3月「ISO 9001」認証取得(登録範囲は建築・土木構造物の設計、施工及び付帯サービス)

2000年代

  • 2002年3月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 2002年3月本店を千葉県千葉市美浜区ひび野に移転
  • 2004年9月「ISO 14001」環境マネジメントシステム認証取得
  • 2006年10月フェニックス・キャピタル株式会社より株式会社建研の全株式を取得(現連結子会社)
  • 2006年10月創業中国不動産市場へ進出するため、中国遼寧省瀋陽市に新日興進(瀋陽)房地産有限公司を設立
  • 2006年10月中国瀋陽市における開発プロジェクトに参画するため新日興進(瀋陽)房地産有限公司を通じて、新実業国際集団(瀋陽)房地産開発有限公司の出資持分51%を取得
  • 2009年3月中国瀋陽市における開発プロジェクトにおける共同事業解消に伴い、新日興進(瀋陽)房地産有限公司が保有する、新実業国際集団(瀋陽)房地産開発有限公司の全出資持分を譲渡

2010年代

  • 2018年10月中国瀋陽市における開発プロジェクトを精算するため、新日興進(瀋陽)房地産有限公司の全出資持分を譲渡
  • 2019年9月「ISO 45001」労働安全衛生マネジメントシステム認証取得

2020年代

  • 2020年1月ZEHデベロッパー(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業)登録
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年10月創業会社設立60年

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    建設受注から建設販売への転換

    従来の受注型から販売型事業へ転換し、顧客志向に基づく戦略を徹底するとともに、企業規模拡大と組織強化で収益力と財務基盤を構築する。

  2. 02

    建設・開発の一貫体制の強化

    建設事業と開発事業のシナジー効果を拡充し、企画提案型営業やZEH-M、太陽光発電、高齢者向け施設開発など価値創造力を活かして安定成長を目指す。

  3. 03

    企画開発力・営業力の強化

    付加価値営業による特命受注強化、非住宅設備投資案件への取組強化を図る。

  4. 04

    人材投資と働き方改革

    賃金引上げや働きやすい環境整備、研修拡充による人材確保・育成、DX推進や施工管理改善による生産性向上に取り組む。

  5. 05

    リスク管理とコンプライアンス徹底

    工事受注や用地仕入時のリスク管理、法令遵守、施工プロセス検証による瑕疵防止と現場事故ゼロを徹底する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で689人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は888万円で、9期前と比べて+20.9%平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は12.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月510
2018年3月520
2019年3月73537.011.6538
2020年3月73136.911.8564
2021年3月72937.312.1588
2022年3月74937.712.5593
2023年3月79238.012.6614
2024年3月81038.012.8627
2025年3月83637.811.96602,773
2026年3月88838.112.56892,961

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率42.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)62.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
賃貸不動産(宮城県仙台市若林区他)(注)27,626百万円
開発事業等
水口工場 — 滋賀県甲賀市1,480百万円
建設事業
本社(千葉県千葉市美浜区他)(注)1、21,312百万円
開発事業等
本社(千葉県千葉市美浜区)(注)180百万円
建設事業及び 開発事業等
主な関係会社
  • 国内
    ㈱新日本コミュニティー
    千葉県千葉市 美浜区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    新日本不動産㈱(注)2
    千葉県千葉市 美浜区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱建研
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱シンニホンコム(注)4
    千葉県千葉市 中央区 · その他の関係会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,384億円営業利益204億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.1%、利益が+11.5%。

売上高
+5.1%
1,384億円
営業利益
+11.5%
204億円
純利益
+18.8%
152億円
営業利益率
14.7%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,560億円1,384億円
営業利益255億円204億円
純利益175億円152億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は330億円、営業利益は39億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+61.8%、営業利益は+77.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q43452
2024年1Q2042210.815
2024年2Q2914415.131
2024年3Q3103411.024
2024年4Q53053
2025年2Q5466311.544
2025年4Q77112015.684
2026年2Q5607212.952
2026年4Q82413216.0100
2027年1Q3303911.828

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は588億円から1,384億円へ2.4倍に増えた。直近期の営業利益率は14.7%。純利益は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5884023
2014年3月6415935
2015年3月7018049
2016年3月78111375
2017年3月869120127
2018年3月95313589
2019年3月1,033145101
2020年3月1,125146105
2021年3月1,01813996
2022年3月1,071156108
2023年3月1,137172120
会社設立60年
2024年3月1,335177123
2025年3月1,31718318413.9128
2026年3月1,38420420814.7152

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,384億円のうち、営業利益として残るのは204億円14.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は152億円、売上の11.0%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.5%1,128億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金3.8%52億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.7%204億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
18.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.4pt
14.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.5pt
11.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.0pt
11.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが172億円、投資CFが−76億円で、差し引きのフリーCFは96億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は548億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−1003−10202
2014年3月1801018230
2015年3月671−8168218
2016年3月1660−93166290
2017年3月1140−53114350
2018年3月1090−41109418
2019年3月1373−49140508
2020年3月723−1175572
2021年3月70−4−1166627
2022年3月38−1−1137652
2023年3月1061−13107746
2024年3月117−2−19115842
2025年3月27−344−37−317487
2026年3月172−76−3596548

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,853億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,345億円で、自己資本比率は72.6%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月75821654227.6
2014年3月85424960528.2
2015年3月83029953135.0
2016年3月85636249441.6
2017年3月93547446150.7
2018年3月1,01455346154.5
2019年3月1,05763941860.5
2020年3月1,17073343762.6
2021年3月1,26681944764.7
2022年3月1,40291648665.4
2023年3月1,5601,02453665.6
2024年3月1,6821,13155167.3
2025年3月1,7301,22350670.7
2026年3月1,8531,34550772.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
958億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,269億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
507億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
99
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中10位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.9%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
14.7%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
72.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.5%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,291で、1年前と比べて+25.0%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥2,291-3.0%1ヶ月+6.0%1年+25.0%時価総額1,406億円
過去52週の値幅
安値¥1,737高値¥2,390

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)8.8倍
PER (会社予想)7.7倍
PBR0.99倍
配当利回り3.49%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

前日比-0.91%、1ヶ月で-1.5%と下落。25日線(2094円)を-1.6%下回り、75日線(2106円)も割り込む。52週高値2339円から-11.9%、年初来安値1688円からは+22.1%。出来高は平均5万株超と活況。週足は下降トレンド。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER7.92倍は業界平均14.11倍を下回り、PBR0.896倍は業界平均1.51倍を下回る。ROE11.9%は業界平均(不明)に対し良好。配当利回り3.25%は業界平均3.40%に近似。PERとPBRの割安感が強く、総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)8.8倍14.4倍
PER (予想)7.7倍
PBR0.99倍1.55倍
ROE11.9%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高収益で株主還元も良好(配当利回り3.25%)。強気派は首都圏住宅市場の堅調さとPBR0.9倍の割安感を指摘。弱気派は住宅需要の先行き懸念(金利上昇など)と、収益変動リスク(大型物件の売れ行き)を問題視。今期も増収増益予想。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率13.9%(2025/3期)と業界トップクラス。

  • PBR1倍割れの割安感

    0.9倍と純資産以下で、配当考慮し魅力的。

  • 首都圏需要堅調

    人口集中と低金利で住宅市場は底堅い。

  • FY2026営業利益204億円の過去最高更新2026年3月期影響

    営業利益204億円(前期比+11%)、収益力強化継続

  • PBR0.9倍の純資産価値接近継続影響

    PBR1倍割れ、自己株式取得等で株主還元強化期待

  • 高ROE11.9%維持による資本効率継続影響

    ROE12%前後、株主資本コストを上回る収益性

  • 配当利回り3.25%の安定感通年影響

    増益に伴う増配期待、インカムゲイン狙いの需要

マイナスに働く材料7
  • 住宅市場の先行き懸念

    金利上昇・景気悪化で需要減速リスク。

  • 特定地域依存

    千葉県への集中で地域経済の影響受けやすい。

  • 収益の変動性

    分譲事業は完成引渡し時期で業績が上下。

  • 公共工事減少による売上減2026年3月期影響

    売上高1384億円目標、官公庁予算削減で下振れリスク

  • 材料費高騰による利益率低下継続影響

    営業利益率14.74%目標達成にはコスト管理が鍵

  • 受注競争激化による単価低下継続影響

    大手ゼネコンとの競合で採算悪化の可能性

  • 外国人株主比率の売り圧力不定影響

    外国人保有比率15.9%と高く、リスクオフ時売りリスク

次の決算で確かめる点
分譲戸数
売上高の直接的要因。
営業利益率
高収益持続性の確認。
受注残高
将来の収益の目途。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+19.6%いまの株価に対する利回りは3.49%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
3.49%
いまの株価に対して
配当性向
29.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月167.9
2018年3月1812.511.8
2019年3月195.611.4
2020年3月190.010.8
2021年3月190.011.9
2022年3月2110.511.4
2023年3月2728.613.3
2024年3月5396.326.1
2025年3月565.726.4
2026年3月6719.629.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,715人。区分でいちばん多いのは事業法人46.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が64.4%を占め、残る35.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人49.249.249.048.949.146.1
金融機関21.220.919.618.017.418.4
個人・その他12.612.813.815.515.817.9
外国法人16.616.316.615.815.515.9
自己株式4.74.74.74.74.74.7
証券会社0.40.81.01.72.21.8
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社シンニホンコム32.11
02株式会社ユニオンサイト11.02
03日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注2)6.82
04株式会社千葉銀行3.39
05株式会社京葉銀行(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.81
06千葉市新日本建設・金綱一男こども若者育英基金2.65
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注3)2.15
08東方地所株式会社1.76
09清原達郎1.48
10株式会社千葉興業銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.14

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+552%、1株純資産は14期で+543%。直近期のROEは11.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月4035811.86.119.0
2014年3月6041215.65.212.7
2015年3月8549718.65.510.8
2016年3月12860923.24.111.1
2017年3月21781130.64.17.9
2018年3月15394517.47.611.8
2019年3月1721,09316.95.711.4
2020年3月1801,25315.44.610.8
2021年3月1651,40112.45.411.9
2022年3月1851,56712.43.911.4
2023年3月2051,75112.44.613.3
2024年3月2101,93411.47.826.1
2025年3月2192,09110.97.126.4
2026年3月2602,30011.97.429.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額261百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金綱一男取締役会長86
髙見克司代表取締役社長 社長執行役員61200,000
高橋苗樹取締役 専務執行役員 管理本部長兼 経営企画室長592,000
金綱康人取締役 専務執行役員 開発事業本部長兼 不動産開発部長 兼横浜支店長50
木津進取締役 専務執行役員 建設営業統括本部 副本部長 兼第一建設営業 本部長 兼企画開発部長6122,000
高橋真司取締役54
鈴木達也取締役71
大嶋幸児取締役52
亀岡秀典常勤監査役65
木村理監査役69
橋本都子監査役60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)71855323834
社外取締役616163
監査役16077

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容786字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、連結子会社3社(㈱建研、㈱新日本コミュニティー及び新日本不動産㈱)、非連結子会社2社(リハウスビルドジャパン㈱及びSHINNIHON AMERICA, INC.)、関連会社3社(㈱ならしのスクールランチ、MICE IR千葉㈱、PFIこしがや教育推進整備㈱)の計9社で構成されており、建設事業及び開発事業等を主たる業務として事業活動を展開しております。 当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け並びにセグメントとの関連は、以下のとおりであります。なお、以下に示す区分は、セグメントと同一であります。 建設事業 (イ)当社は、建築・土木工事を請負い、企画、設計及び施工しております。 (ロ)子会社㈱建研は、主に自社及び提携工場で製造するプレキャスト及びプレストレストコンクリート部材を主材とする建築・土木工事、アウトフレーム工法による耐震補強工事を請負い、企画、設計及び施工しております。また、当社より建築工事を請負い、施工しております。 (ハ)子会社㈱新日本コミュニティーは、小規模工事及び管理を受託しているマンションの大規模修繕工事等を当社及び得意先より請負い、施工しております。 開発事業等 (イ)当社は、土地を取得して建物を建設し、分譲又は一括譲渡しております。また、オフィスビル等を保有し、賃貸しております。 (ロ)子会社㈱新日本コミュニティーは、当社保有物件及び当社販売・建築物件の一部について、マンション・ビル管理及び賃貸管理を受託しております。 (ハ)子会社新日本不動産㈱は、新日本ビル(当社の本社社屋)を保有し、当社に賃貸しております。 ※非連結子会社2社及び関連会社3社につきましては、重要性がないため記載を省略しております。 事業の系統図は以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,428字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「建設を通じ社会に貢献することを崇高な使命とする」を経営理念に掲げ、「自主先進の経営」、「戦略的経営」、「人を育てる経営」を経営の基本スタンスとし、社会構造と顧客ニーズの変化に柔軟に対応できる、高度なデベロッパー機能を持つ高資質な総合建設業として、顧客をはじめ株主の期待と信頼に応えられる企業グループを目指しております。 (2) 経営戦略等 当社グループは、従来の建設受注産業から建設販売産業への転換を目指し、経営戦略の基本方針を「変化する時代のニーズを捉え、顧客志向に基づいた戦略を徹底」、「企業規模の拡大と組織強化による優れた収益力と強固な財務基盤を構築し、企業価値の向上を図る」としております。 また、当社グループ独自のビジネスモデルである建設事業と開発事業を併せ持つ一貫体制や時代のニーズに応える技術力、建設の需要を生み出す企画提案型営業、環境に配慮したZEH-Mや太陽光発電設備の導入、高齢者向け施設の開発等の「価値を創造する力」を最大限活かし、先見性を持って、環境の変化に柔軟に対応する経営により、着実に安定成長することを目標としております。 (3) 経営環境 今後のわが国経済は、所得環境の改善等により引き続き回復基調で推移することが期待されますが、中東情勢の今後の動向によっては下振れするリスクがあります。 当社グループをとりまく事業環境につきましては、建設事業では、慢性的な労務不足に加え、今後の原油市場の動向により建築資材の更なる高騰や調達難を招くことが懸念されます。一方、開発事業等では、首都圏マンション市場の販売価格の上昇が続くなか、今後は金利上昇と物価高騰による顧客の購入意欲の低下が懸念されます。 (4) 対処すべき課題 当社グループは、建設事業と開発事業のシナジー効果の更なる拡充による一層の企業価値の向上を目指し、以下の事項に取り組んでまいります。 ① 企画開発力、営業力の強化 ・付加価値営業の徹底による特命受注の強化 ・工場、倉庫、商業施設、宿泊施設等非住宅設備投資案件の取組強化 ② 自社製販一貫体制の更なる改善による高品質な商品、サービスの提供 ・駅近の好立地に絞った事業用地の仕入 ・自社ブランドマンションにおけるZEH-M、太陽光発電設備の標準化促進 ・高齢者向け住宅の開発によるシニア市場への参入 ③ 労務、資材の安定確保とコスト上昇への対応 ・新規協力業者の開拓による安定的な調達先の確保 ・早期契約・事前手配の徹底による資材の安定調達 ・物件規格化、大量調達による安定的な資材調達及び原価低減 ④ 人材関連投資の拡充 ・賃金の引き上げ及び働きやすい環境の整備による優秀な人材の確保 ・研修制度の拡充等による人材育成の強化及びマネジメント力の向上 ⑤ 働き方改革を踏まえた継続的な業務改善による生産性向上 ・DX推進による業務効率化及び総労働時間削減 ・施工管理手法の改善による時間短縮及びコスト削減 ⑥ リスク管理、コンプライアンスの徹底 ・工事受注、用地仕入時等における事業リスク管理の徹底 ・法令、社会規範を遵守した業務遂行の徹底 ・施工プロセスの確実な検証による重大な施工瑕疵の発生防止と現場事故0運動の徹底
事業等のリスク1,633字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 建設事業に係るリスク 当社グループが属する建設業界では、建設市場の縮小による競争の激化、建設労働者及び資材等の価格の急激な上昇とその確保難、関係法令の改正等のリスクが存在しております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を合理的に判断することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、受注高の減少、労務・資材単価の上昇や工期の遅れ等が発生する可能性があり、これらは当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 当該リスクを最小化するため、建物の付加価値を向上させる企画提案型の営業に注力して受注を確保するとともに、既存の協力業者だけでなく新規協力業者の開拓に常に取り組むなど、建設労働者及び資材を安定的に確保するための活動を行っております。 (2) 開発事業に係るリスク 当社グループが属する不動産業界では、地価の動向や物件の需給環境等の影響を受けやすく、景気悪化、金利上昇等の経済情勢の変化や関係法令の改正等のリスクが存在しております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を合理的に判断することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、顧客の購買意欲の減退や棚卸資産等の価値が下落する可能性があり、これらは当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 当該リスクを最小化するため、用地取得の際に、駅近、実需層向け等の景気悪化の影響を受けにくい物件を選定するとともに、環境の変化を踏まえ、慎重に販売戦略を検討するなど、不動産市況の動向、顧客のニーズに応じた仕入活動及び販売活動を行っております。 (3) 取引先の信用リスク 当社グループの発注者や協力業者等の取引先が信用不安に陥るリスクが存在しております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を合理的に判断することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、工事代金の回収不能や工事の遅延等が発生する可能性があり、これらは当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 当該リスクを最小化するため、取引先の信用調査を徹底するとともに、代金回収の早期化に努めるなど、取引先の信用リスクを低減させる活動を行っております。 (4) オペレーショナルリスク 当社グループにおいて、法令違反や不適切な契約の締結、訴訟、紛争その他の法的手続等の発生、事務処理ミス、不正の発生、社内情報の流出、システム障害等が発生するリスクが存在しております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を合理的に判断することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、当社グループが保有する資産の毀損や社会的信用の低下等が発生する可能性があり、これらは当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。 当該リスクを最小化するため、法務室による法務リスクの管理、監査室による内部監査の実施、情報セキュリティーの強化等による内部統制の拡充に努め、オペレーショナルリスクを低減させる活動を行っております。 (5) 災害等に係るリスク 地震、風水害等の自然災害及び事故、火災、テロ等の人的災害、感染症の大流行やその他予想し得ない災害が発生するリスクが存在しております。 当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期を合理的に判断することは困難でありますが、当該リスクが顕在化した場合、当社グループが保有する資産の毀損、従業員や取引先等への影響が発生する可能性があり、これらは当社グループの業績等に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,429字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は、以下のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、米国の関税政策による影響が自動車産業を中心にみられたものの、堅調な企業業績を背景に雇用・所得環境が改善し、実質賃金がプラスに転じるなど、緩やかな回復基調で推移しました。 当社グループをとりまく事業環境につきましては、建設事業では、労務不足や資材価格の高止まりが続いているものの、設備投資需要は底堅く推移しました。また、開発事業等では、首都圏の新築分譲マンション市場における販売価格の上昇が続くなか、都心部の富裕層向けを中心におおむね堅調に推移しました。 このような事業環境のもと、当社グループの連結業績は、次のとおりとなりました。売上高は、前連結会計年度と比べて5.1%増加し、1,384億28百万円(うち完成工事高836億20百万円、開発事業等売上高548億7百万円)となりました。利益につきましては、営業利益は、前連結会計年度と比べて11.4%増加し、204億5百万円、経常利益は13.1%増加し、207億71百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は18.8%増加し、152億24百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。なお、セグメント間の内部取引が発生する場合は、その消去前の金額を使用しております。 (建設事業) 売上高は、前連結会計年度と比べて14.0%増加し、836億73百万円、利益(営業利益)は、前連結会計年度と比べて54.8%増加し、79億1百万円となりました。 (開発事業等) 売上高は、前連結会計年度と比べて6.1%減少し、548億7百万円、利益(営業利益)は、前連結会計年度と比べて4.8%減少し、135億50百万円となりました。 また、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比べて123億41百万円増加し、1,852億96百万円(うち流動資産1,706億23百万円、固定資産146億72百万円)、負債合計は、前連結会計年度末と比べて1億6百万円増加し、507億48百万円(うち流動負債486億69百万円、固定負債20億78百万円)、純資産合計は、前連結会計年度末と比べて122億34百万円増加し、1,345億47百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比べて61億70百万円増加し、548億24百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 前連結会計年度末と比べて145億89百万円増加し、172億44百万円となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 前連結会計年度末と比べて268億78百万円増加し、マイナス75億55百万円となりました。この主な要因は、定期預金の預入による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 前連結会計年度末と比べて2億22百万円増加し、マイナス35億17百万円となりました。この主な要因は、配当金の支払額によるものであります。 ③ 受注及び販売の実績 a.受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比 (%) 建設事業   (百万円)   89,920   104,179   15.9 開発事業等   (百万円)   64,293   59,217   △7.9 合計   (百万円)   154,214   163,397   6.0 b.売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比 (%) 建設事業   (百万円)   73,266   83,620   14.1 開発事業等   (百万円)   58,395   54,807   △6.1 合計   (百万円)   131,662   138,428   5.1 c.繰越実績 セグメントの名称   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   前年同期比 (%) 建設事業   (百万円)   104,980   125,539   19.6 開発事業等   (百万円)   28,645   33,055   15.4 合計   (百万円)   133,625   158,594   18.7 (注) 1  当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため、「生産の状況」は記載しておりません。 2  セグメント間取引は相殺消去しております。 なお、参考のため当社の受注及び販売の状況は以下のとおりであります。 イ.受注高、売上高及び次期繰越高 (単位:百万円) 期別   区分   前期繰越高   当期受注高   計   当期売上高   次期繰越高 前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   建設事業   建築工事   75,126   81,558   156,684   60,967   95,717 土木工事   ―   ―   ―   ―   ― 計   75,126   81,558   156,684   60,967   95,717 開発事業等   22,747   58,940   81,687   56,352   25,335 合計   97,873   140,498   238,372   117,319   121,052 当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   建設事業   建築工事   95,717   93,262   188,979   73,148   115,831 土木工事   ―   ―   ―   ―   ― 計   95,717   93,262   188,979   73,148   115,831 開発事業等   25,335   56,230   81,565   48,525   33,040 合計   121,052   149,493   270,545   121,674   148,871 (注)  前期以前に受注した工事で契約の更改により請負金額に変更があるものについては、当期受注高に増減額を含めております。したがって、当期売上高にもかかる増減額が含まれております。 ロ. 受注高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   建築工事   54.6   45.4   100.0 土木工事   ―   ―   ― 当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   建築工事   80.0   20.0   100.0 土木工事   ―   ―   ― (注)  百分比は請負金額比であります。 ハ.売上高 期別   区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   合計(百万円) 前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   建設事業   建築工事   3,472   57,495   60,967 土木工事   ―   ―   ― 計   3,472   57,495   60,967 開発事業等   ―   56,352   56,352 合計   3,472   113,847   117,319 当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   建設事業   建築工事   9,325   63,823   73,148 土木工事   ―   ―   ― 計   9,325   63,823   73,148 開発事業等   ―   48,525   48,525 合計   9,325   112,349   121,674 (注)  前期完成工事のうち主なものは、以下のとおりであります。 (発注者)   (工事名称) 日鉄興和不動産㈱他   (仮称)千葉市稲毛区小仲台5丁目計画新築工事 KIC春日部2特定目的会社   KIC春日部ディストリビューションセンター2新築工事 ㈱モリモト   (仮称)杉並区堀之内2丁目計画新築 ㈱テラモト   (仮称)テラモト成田工場新施設新築工事 ㈱モリモト   (仮称)練馬区豊玉北6丁目計画新築工事 当期完成工事のうち主なものは、以下のとおりであります。 (発注者)   (工事名称) 千葉市   幕張新都心若葉住宅地区小学校(仮称)新築工事 ㈱ゴールドクレスト   クレストフォルム磯子汐見台Ⅱ 相鉄不動産㈱、三信住建㈱   (仮称)荒川区南千住6丁目マンション計画新築工事 川崎紙運輸㈱   (仮称)川崎紙運輸㈱千葉倉庫新築工事 PFIこしがや教育推進整備㈱   越谷市立小中一貫校整備PFI事業(仮称)川柳学園建設・解体工事 ニ.次期繰越高(当事業年度) 区分   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 建設事業   建築工事   8,647   107,184   115,831 土木工事   ―   ―   ― 計   8,647   107,184   115,831 開発事業等   ―   33,040   33,040 合計   8,647   140,224   148,871 (注)  繰越工事のうち主なものは、以下のとおりであります。 (発注者)   (工事名称)   (完成予定) 三菱HCキャピタルエステートプラス㈱   海老名市中央二丁目計画   2028年3月 アパホーム㈱、アパマンション㈱   (仮称)アパホテル〈日本橋小伝馬町駅前南〉新築工事   2028年4月 阪急阪神不動産㈱   (仮称)小金井市中町2丁目計画新築工事   2028年7月 東京ガス不動産㈱   上池袋賃貸住宅新築工事   2028年9月 東京ガス不動産㈱   台東賃貸住宅新築工事・台東ビル解体工事   2026年10月 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の状況 (売上高、売上総利益) 売上高は、前連結会計年度と比べて67億65百万円増加(5.1%増)し、1,384億28百万円となりました。この主な要因は、完成工事高が増加したことによるものであります。 売上総利益は、前連結会計年度と比べて20億65百万円増加(8.8%増)し、256億16百万円となりました。この主な要因は、売上高が増加したこと及び利益率が改善したことによるものであります。 (販売費及び一般管理費、営業利益) 販売費及び一般管理費は、前連結会計年度と比べて28百万円減少(0.6%減)し、52億10百万円となりました。この主な要因は、広告宣伝費が減少したことによるものであります。 この結果、営業利益は、前連結会計年度と比べて20億94百万円増加(11.4%増)し、204億5百万円となりました。 (営業外損益、経常利益) 営業外収益は、前連結会計年度と比べて3億円増加(441.2%増)し、3億68百万円となりました。この主な要因は、受取利息が増加したことによるものであります。 営業外費用は、前連結会計年度と比べて6百万円減少(68.0%減)し、2百万円となりました。この主な要因は、支払手数料が減少したことによるものであります。 この結果、営業外損益は3億66百万円の利益(前連結会計年度は59百万円の利益)となり、経常利益は、前連結会計年度と比べて24億1百万円増加(13.1%増)し、207億71百万円となりました。 (特別損益、親会社株主に帰属する当期純利益) 特別利益は発生しませんでした(前連結会計年度も発生なし)。 特別損失は発生しませんでした(前連結会計年度も発生なし)。 この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度と比べて24億1百万円増加(13.1%増)し、207億71百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度と比べて24億7百万円増加(18.8%増)し、152億24百万円となりました。 b.財政状態の状況 (資産) 流動資産は、前連結会計年度末と比べて119億29百万円増加し、1,706億23百万円となりました。この主な要因は、現金預金が131億70百万円増加したことによるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末と比べて4億11百万円増加し、146億72百万円となりました。この主な要因は、投資有価証券が6億27百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は、前連結会計年度末と比べて123億41百万円増加し、1,852億96百万円となりました。 (負債) 流動負債は、前連結会計年度末と比べて1億63百万円増加し、486億69百万円となりました。この主な要因は、未成工事受入金が36億20百万円増加したことによるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末と比べて56百万円減少し、20億78百万円となりました。この主な要因は、退職給付に係る負債が1億74百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末と比べて1億6百万円増加し、507億48百万円となりました。 (純資産) 純資産合計は、前連結会計年度末と比べて122億34百万円増加し、1,345億47百万円となりました。この主な要因は、利益剰余金が117億15百万円増加したことによるものであります。 c.キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローの状況は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 d.セグメントごとの財政状態及び経営成績の現状に対する認識及び分析・検討内容 セグメント間の内部取引が発生する場合は、その消去前の金額を使用しております。 (建設事業) 建設事業では、建物の付加価値向上をベースにした企画提案型営業を推進することにより、引き続き特命受注を強化するとともに、非住宅案件の受注強化に取り組んでまいりました。その結果、売上高は、前連結会計年度と比べて14.0%増加し、836億73百万円となり、利益(営業利益)は、前連結会計年度と比べて54.8%増加し、79億1百万円となりました。 また、資産は、前連結会計年度末と比べて57億13百万円減少し、270億14百万円となりました。この主な要因は、受取手形・完成工事未収入金等が減少したことによるものであります。 (開発事業等) 開発事業等では、用地取得から企画・設計・施工・分譲・管理・アフターサービスまで全て当社グループで行う「自社製販一貫体制」による安心・安全の自社マンションブランド「EXCELLENT CITY」シリーズにおいて、環境に配慮したZEH-Mへの取り組み等によりブランド力を強化するとともに、大型の再開発プロジェクトへの参画やシニアマンションの開発等により、収益構造の多角化を図ってまいりました。その結果、売上高は、前連結会計年度と比べて6.1%減少し、548億7百万円、利益(営業利益)は、前連結会計年度と比べて4.8%減少し、135億50百万円となりました。 また、資産は、前連結会計年度末と比べて107億65百万円増加し、1,026億84百万円となりました。この主な要因は、開発事業等支出金が増加したことによるものであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性に関する分析 当社グループは、今後の事業展開に備えるための資金の流動性の確保と内部留保の充実及び株主への利益還元等を総合的に勘案しながら、健全なバランスシート及び最適な資本構成を維持し、財務体質のより一層の強化を図ってまいります。 資金運用を短期的な預金等に限定するとともに、事業用地の取得や開発物件の建築資金等の短期的な運転資金は、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び借入枠の実行による金融機関からの短期借入れ、再開発事業等の大型プロジェクトや設備投資等の長期的な資金は、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの長期借入れによる方針であります。 また、当社は、グループ各社の資金を一元管理しており、必要に応じて各社の資金を融通しております。 なお、有利子負債(リース債務)の期末残高は僅少であり、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べて61億70百万円増加(12.7%増)し、548億24百万円となりました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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