概要
リログループは、企業向け福利厚生代行サービス「リロクラブ」を中核とする総合サービス企業である。1967年に島根県で建設会社として創業し、その後留守宅管理、借上社宅管理、海外赴任支援へと事業を拡大。現在はアウトソーシング事業(福利厚生・借上社宅・海外赴任)、賃貸管理事業、観光事業の3セグメントで構成される。2025年3月期の売上収益は1,429億円、営業利益304億円、親会社帰属純利益433億円。従業員数は3,451人(連結)。福利厚生アウトソーシング市場でトップクラスのシェアを持つ。
アウトソーシング・賃貸管理・観光の3本柱
リログループは、アウトソーシング事業、賃貸管理事業、観光事業の3セグメントで事業を構成する。アウトソーシング事業は、福利厚生代行サービス「リロクラブ」、借上社宅管理サービス、海外赴任支援サービスから成り、BtoB領域で企業の人事・総務業務を代行する。賃貸管理事業は「リロの賃貸」ブランドで不動産オーナー向けに賃貸管理、仲介、修繕・リフォームをワンストップ提供する。観光事業は、福利厚生の会員基盤と保養所運営ノウハウを活用し、ホテル運営、別荘タイムシェア、ホテル・旅館再生を手掛ける。この3本柱で、企業と個人の生活に密着したサービスを展開している。
ストック収入が支える収益構造
リログループの収益は、継続的なストック収入が大きな割合を占める。アウトソーシング事業では、福利厚生代行サービスの会員数や借上社宅の管理戸数が積み上がることで、毎月の会費・管理手数料が安定的に流入する。2025年3月期のセグメント別売上収益は、アウトソーシング事業が約807億円(全体の53%)、賃貸管理事業が約529億円(35%)、観光事業が約163億円(11%)である。営業利益ではアウトソーシング事業が約228億円と全体の74%を稼ぎ出し、同事業の営業利益率は約28%と高い。ストックビジネスに加え、転居支援や仲介などのフロー収入も併せ持つ。
持株会社体制と多国籍なグループ構成
リログループは、持株会社である株式会社リログループの下に、77の連結子会社と5の持分法適用関連会社を擁する(2026年3月期)。主要な子会社として、福利厚生代行を担う株式会社リロクラブ、借上社宅管理の株式会社リロケーション・ジャパン、海外赴任支援のRelo Redac, Inc.やBGRS Limitedなどがある。2001年に持株会社へ移行し、事業ごとに子会社を設ける体制を取った。海外では米国、アジア、欧州などに拠点を持ち、日本企業のグローバル展開を支援する。2016年に商号をリロ・ホールディングからリログループに変更し、グループ一体運営を強化している。
高収益体質と資本効率目標
リログループは、2025年3月期に売上収益1,429億円、営業利益304億円、親会社帰属純利益433億円を達成した。前期(2024年3月期)は保有株式の評価損などで278億円の純損失だったが、一転して黒字に転換した。営業利益率は21.3%とサービス業としては高水準である。2026年3月期を初年度とする4ヵ年の中期経営計画「第四次オリンピック作戦」では、2029年3月期に売上収益2,000億円、営業利益500億円を目標に掲げる。併せて調整後ROIC15%以上、ROE25~30%、調整後ネットD/Eレシオ1倍以内、自己資本比率30%以上の資本効率指標を設定し、財務健全性と成長投資の両立を目指す。
業界の中での役割はBtoBアウトソーシングサービスプロバイダー(福利厚生・社宅・海外赴任支援)兼不動産管理・観光事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| アウト ソーシング事業 | 808億円 | 53.8% | 229億円 | 28.3% |
| 賃貸管理事業 | 530億円 | 35.3% | 80億円 | 15.1% |
| 観光事業 | 164億円 | 10.9% | 43億円 | 26.2% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01アウトソーシング(福利厚生・社宅・海外赴任)主力
企業向けに福利厚生代行サービス(各種コンテンツ提供、住まいの駆け付けサービス等)、借上社宅管理(物件検索・転居支援・留守宅管理等)、海外赴任支援(赴任前から帰任までのトータルサポート)を提供する。
- 福利厚生代行サービス
- 企業の業務負担とコストを軽減し、従業員向けの様々なコンテンツを提供。提携企業向け顧客特典代行サービスも含む。
- 借上社宅管理サービス
- 企業が借り上げる社宅の物件検索、転居支援、留守宅管理等を代行。
- 海外赴任支援サービス
- 日本企業の駐在員向けに赴任前準備から帰任までを総合的にサポート。
- 住まいの駆け付けサービス
- 会員の住まいに関する緊急対応サービス。
02賃貸管理主力
「リロの賃貸」ブランドで、不動産オーナー向けに賃貸管理を中心としたサービスを展開。賃貸仲介、修繕・リフォーム工事など、管理業務に付随するサービスをワンストップで提供。全国規模のネットワークを活かす。
- 賃貸管理サービス
- 不動産オーナーに代わって入居者管理、家賃回収、物件保守等を行う。
- 賃貸仲介サービス
- 賃貸物件の入居者募集・仲介。
- 修繕・リフォーム工事
- 管理物件の修繕やリフォーム工事の手配・施工。
03観光(ホテル・旅館・別荘タイムシェア)準主力
福利厚生事業の会員基盤や企業保養所の運営ノウハウを活用し、ホテル運営、別荘のタイムシェア事業を展開。後継者問題を抱えるホテル・旅館の再生にも取り組む。
- ホテル運営
- 地方の中小型ホテル・旅館の運営。
- 別荘タイムシェア事業
- 別荘を複数の会員で時間単位で共有利用するサービス。
- ホテル・旅館再生
- 後継者不在のホテル・旅館の事業再生支援。
04その他(金融関連等)その他
主力事業の基盤を活かし、金融関連事業等を展開。
製品と技術
福利厚生代行サービス「リロクラブ」
「リロクラブ」は、リログループの旗艦サービスである。企業が従業員向けに提供する福利厚生を代行し、宿泊施設予約、旅行、健康増進、育児・介護支援、メンタルケアなどの多彩なコンテンツを一つのプラットフォームで提供する。企業は従業員数に応じた月額会費を支払うだけで、手間のかかる福利厚生の運営をアウトソースできる。2025年3月期には会員数が堅調に増加し、会費収入がアウトソーシング事業の成長を牽引した。同サービスは「福利厚生倶楽部」として1993年に開始され、現在では提携企業向け顧客特典代行サービス「クラブオフアライアンス」や住まいの駆け付けサービスも含む総合生活支援へと進化している。
借上社宅管理サービス「リライアンス」
「リライアンス」は、企業が従業員に提供する借上社宅の管理を代行するサービスである。物件検索や契約手続き、転居支援、入居中・退去時の管理、留守宅管理までをワンストップで行う。全国規模の物件データベースとノウハウを活かし、企業の人事担当者と従業員双方の負担を軽減する。1979年に三井物産の転勤者留守宅管理として始まった事業が発展したもので、現在ではアウトソーシング事業の主要な柱の一つである。管理戸数の増加が安定した手数料収入を生み、ストック収益の基盤となっている。
海外赴任支援トータルサービス
リログループは、日本企業の駐在員向けに赴任前から帰任までをカバーする海外赴任支援サービスを提供する。具体的には、ビザ手続き、現地住居探し、学校情報提供、家族サポート、現地生活オリエンテーション、帰任時の再定着支援などである。米国子会社のRelo Redac, Inc.や買収したBGRS Limitedを通じて、グローバルなサービスネットワークを構築。2022年にはSIRVAグループと統合したが、2024年に株式を売却した後も国内企業向けのサービスは継続する。日本企業の海外進出をバックアップする重要な事業である。
賃貸管理事業「リロの賃貸」
「リロの賃貸」は、不動産オーナー向けに賃貸管理を中心としたサービスブランドである。入居者募集、家賃回収、物件保守、トラブル対応などの管理業務に加え、賃貸仲介や修繕・リフォーム工事もワンストップで提供する。全国規模のネットワークを活かし、オーナーの空室リスク低減と収益最大化を支援する。2025年3月期の管理戸数は前期を上回り、ストックベースが拡大。売上収益は529億円とグループ全体の約35%を占め、安定した収益源となっている。人材投資拡大により営業利益は微減したが、事業基盤は堅調である。
観光事業:ホテル運営と別荘タイムシェア
観光事業では、地方の中小型ホテル・旅館の運営、別荘のタイムシェア事業、後継者不足に悩むホテル・旅館の再生を手掛ける。福利厚生事業の会員基盤を活用した集客や、企業保養所の運営ノウハウを強みとする。2025年3月期はホテル稼働率が堅調に推移し、新規施設の収益貢献もあり増収増益。別荘タイムシェアでは利用料収入が増加した。同セグメントの売上収益は163億円でグループの11%を占める。2024年3月には株式会社リロホテルソリューションズを設立し、事業拡大を図っている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
法人向け住居管理で圧倒的収益性、独自地位
リログループは、法人従業員の住居管理サービスで国内市場をリードし、高い収益性を誇る。同業のジンジブやダイブグループと比較し、売上高は約1500億円と中規模だが、営業利益率は20%を超え、業界内で極めて高い。これは、住宅管理のノウハウとスケールメリットによるもので、顧客企業との長期契約が基盤となっている。少子化や転勤需要の変化がリスクだが、新規事業の拡大や海外への展開で成長を目指している。
強み
- 営業利益率20%超と業界トップクラスの収益力を誇る
- 法人向けの長期契約に基づく安定した収益構造
- 独自の住居管理システムと専門スタッフによる高品質なサービス
- 国内の主要企業との取引が盤石で、浮動が少ない
課題
- リモートワーク拡大で転勤が減り、需要が縮小するリスク
- 国内市場が成熟し、新規顧客開拓が限定的
- 高いサービス品質を維持するための人材確保と育成が課題
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字がリログループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 5938LIXIL | 5,056億円 | 62.0倍 |
| 2 | 9006京浜急行電鉄 | 4,285億円 | 15.3倍 |
| 3 | 7984コクヨ | 4,064億円 | 17.7倍 |
| 4 | 9048名古屋鉄道 | 3,709億円 | 18.1倍 |
| 5 | 8242エイチ・ツー・オー リテイリング | 3,667億円 | 11.6倍 |
| 6 | 8876リログループ | 3,438億円 | 17.2倍 |
| 7 | 9045京阪ホールディングス | 3,425億円 | 9.6倍 |
| 8 | 9044NANKAI | 3,362億円 | 13.6倍 |
| 9 | 9616共立メンテナンス | 2,941億円 | 15.7倍 |
| 10 | 8919カチタス | 2,906億円 | 23.2倍 |
| 11 | 9602東宝 | 2,747億円 | 25.5倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 40件
島根県の建設会社から留守宅管理へ転換
リログループの起源は、1967年3月に島根県鹿足郡津和野町で設立された日本建装株式会社である。当初は勤労者向け住宅の新築・増改築などの建設工事を目的とした。1969年1月に日本住建株式会社へ商号変更し、1978年9月には三井物産株式会社の社宅・寮の営繕指定業者となる。この取引をきっかけに、1979年10月、三井物産の国内・海外転勤者の留守宅管理業務を開始。これが後のリロケーション事業の原点となる。1984年5月には商号を株式会社日本リロケーションセンターに変更し、本格的にリロケーション事業へ舵を切った。建設業からサービス業への転換点である。
福利厚生代行「福利厚生倶楽部」の誕生
1993年9月、リログループは企業の福利厚生を総合支援する福利厚生代行サービス「福利厚生倶楽部」を開始した。これは、転勤者向けの留守宅管理で培った企業との関係を活かし、従業員向けの宿泊・旅行、生活支援などのコンテンツを一括提供する画期的なサービスだった。1999年には麻生セメントとの合弁で株式会社福利厚生倶楽部九州、2000年には名古屋鉄道や中国電力との合弁で中部・中国子会社を設立し、地域展開を加速。2007年には関連会社を吸収合併し、事業基盤を固めた。このサービスが今日のリログループの屋台骨となる。
持株会社制移行と事業再編
2001年7月、リログループは持株会社体制へ移行した。リロケーション事業と福利厚生代行サービス事業をそれぞれ新設分割し、株式会社リロケーション・ジャパンと株式会社リロクラブに承継。同時に商号を株式会社リロ・ホールディングに変更した。同年8月にはリラックス・コミュニケーションズ(後のリロクラブ)を設立。2004年には会員制リゾート事業をリロバケーションズに分割するなど、事業ごとに子会社を整理した。この再編により、各事業の専門性を高めるとともに、持株会社がグループ全体の戦略を統括する体制が整った。2016年7月には商号を株式会社リログループに変更し、ブランド統一を図った。
東証上場とM&Aによる成長加速
1999年9月に日本証券業協会に店頭登録した後、2010年6月に東京証券取引所市場第二部に上場。2011年11月には市場第一部に指定替えとなった。上場後はM&Aによる事業拡大を積極化する。2005年に米国のRedac, Inc.(現Relo Redac, Inc.)を連結子会社化し、海外赴任支援の国際ネットワークを強化。2014年にはパナソニック エクセルインターナショナル(現リロエクセル)を取得。2016年にはAssociates for International Research, Inc.、2019年にはBGRS Limitedを相次いで買収し、グローバル展開を加速した。2022年4月には東証の市場区分見直しによりプライム市場へ移行している。
グローバル統合と選択と集中の時代
2020年代に入り、リログループは海外事業の統合と整理を進めた。2022年7月、BGRSグループとSIRVAグループを統合し、SIRVA-BGRS Holdings, Inc.として共同経営を開始。しかし2024年8月には同社の株式を売却し、非関連会社化した。2024年6月には日本ハウズイング株式も売却。これらの動きは、資本効率を意識した選択と集中の表れである。一方、2025年3月には株式会社アンサーホールディングスを持分法適用会社化し、2026年1月にはインドのFormula Corporate Solutions India Private Limitedを持分法適用とするなど、新たな投資も行っている。グローバル事業の再編と国内既存事業の深耕が並行する。
「第四次オリンピック作戦」で新たな成長へ
2026年3月期、リログループは4ヵ年の中期経営計画「第四次オリンピック作戦」を始動した。テーマは「日本の大転換に必要な課題解決カンパニーとなる」。重点領域として「人材投資」「労働力不足」「シニア・相続」の3つを掲げ、既存事業の深化と新規事業創出を図る。アウトソーシング事業では福利厚生プラットフォームの拡大、賃貸管理事業では地方創生、観光事業ではインバウンド需要対応を推進。数値目標として2029年3月期に売上収益2,000億円、営業利益500億円、調整後ROIC15%以上を掲げる。初年度の2026年3月期は売上収益1,511億円、営業利益308億円と計画を上回るスタートを切った。
年表40件を開く
1960年代
- 1967年3月勤労者向け住宅の新築・増改築等の建設工事および内装工事の施工を目的として、島根県鹿足郡津和野町に日本建装㈱を設立
- 1969年1月商号変更日本建装㈱から日本住建㈱に商号変更
1970年代
- 1978年9月三井物産㈱の社宅、寮等の営繕の指定業者となる
- 1979年10月三井物産㈱の国内、海外転勤者の留守宅管理を開始
1980年代
- 1984年5月商号変更日本住建㈱から㈱日本リロケーションセンターに商号変更し、本格的にリロケーション事業を開始
- 1989年6月商号変更㈱日本リロケーションセンターから㈱日本リロケーションに商号変更 米国における日本人転勤者・出張者の便宜を図る為、三井物産㈱、物産不動産㈱およびMITSUI & CO. (U.S.A.), INC.と合弁にてRelocation International(U.S.A), Inc.を設立
1990年代
- 1990年5月商号変更㈱リロケーション・ファイナンス(2003年7月に㈱リロ・フィナンシャル・ソリューションズに商号変更)を設立
- 1992年7月本社を東京都新宿区新宿四丁目3番23号に移転
- 1993年9月企業の福利厚生を総合的に支援する福利厚生代行サービス「福利厚生倶楽部」を開始
- 1999年9月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 1999年10月麻生セメント㈱との合弁により㈱福利厚生倶楽部九州を設立
2000年代
- 2000年5月名古屋鉄道㈱との合弁により㈱福利厚生倶楽部中部を設立
- 2000年7月企業および従業員に対する住まいのトータルソリューションサービス「リロネット」を開始 ㈱中国電力との合弁により㈱福利厚生倶楽部中国を設立
- 2001年7月商号変更当社のリロケーション事業および福利厚生代行サービス事業を新設会社分割により、それぞれ㈱リロケーション・ジャパンおよび㈱リロクラブに承継 当社を持株会社に移行し、㈱リロ・ホールディングに商号変更
- 2001年8月商号変更㈱リラックス・コミュニケーションズ(2015年4月に㈱リロクラブに商号変更)を設立
- 2004年10月当社の会員制リゾート事業を会社分割により㈱リロバケーションズに承継
- 2005年6月商号変更㈱リロケーション・エキスパットサービス(2008年10月に㈱リロケーション・インターナショナルに商号変更)を設立
- 2005年6月M&ARedac, Inc.(2013年2月にRelo Redac, Inc.に商号変更)を連結子会社化
- 2007年10月M&A㈱リラックス・コミュニケーションズが㈱リロクラブを吸収合併
- 2009年9月商号変更㈱アール・オー・アイ(2009年10月に㈱ワールドリゾートオペレーションに商号変更)を設立
- 2009年12月日本ハウズイング㈱を関連会社化
2010年代
- 2010年1月M&A㈱東都を連結子会社化
- 2010年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場
- 2011年11月上場東京証券取引所市場第一部に上場
- 2014年12月M&Aパナソニック エクセルインターナショナル㈱(2021年4月に㈱リロエクセルに商号変更)を連結子会社化
- 2015年3月㈱リロパートナーズを設立
- 2016年7月商号変更㈱リロ・ホールディングから㈱リログループに商号変更
- 2016年9月M&AAssociates for International Research, Inc.を連結子会社化
- 2017年4月普通株式1株につき10株の割合で株式分割を実施
- 2019年3月M&A㈱ホットハウスを連結子会社化
- 2019年6月M&ABGRS Limitedを連結子会社化
2020年代
- 2021年10月M&A㈱リロバケーションズが㈱ワールドリゾートオペレーションを吸収合併
- 2021年10月㈱リロケーション・ジャパンが㈱リロケーション・インターナショナルの留守宅管理事業を会社分割により承継
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2022年7月M&ABGRSグループとSIRVAグループを統合し、SIRVA-BGRS Holdings, Inc.として共同経営を開始
- 2024年3月㈱リロホテルソリューションズを設立
- 2024年6月日本ハウズイング㈱の株式を売却し非関連会社化
- 2024年8月SIRVA-BGRS Holdings, Inc.の株式を売却し非関連会社化
- 2025年3月㈱アンサーホールディングスを持分法適用会社化
- 2026年1月Formula Corporate Solutions India Private Limitedを持分法適用会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上収益2029年3月期まで2,000億円
- 営業利益2029年3月期まで500億円
- 調整後ROIC2029年3月期まで15%
- ROE2029年3月期まで25~30%
- 自己資本比率2029年3月期まで30%以上
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
生活総合支援サービス産業の創出
日本企業の本業以外の業務をサポートし、世界展開を支援することで、『生活総合支援サービス産業』を世界規模で創出するというビジョンを掲げ、課題解決カンパニーとして持続可能な社会に貢献する。
- 02
中期経営計画「第四次オリンピック作戦」の推進
2026年3月期から4年間の中期経営計画を策定し、最終年度(2029年3月期)に売上収益2000億円、営業利益500億円を目指す。人材投資、労働力不足、シニア・相続の3つの社会的課題に重点的に対処する。
- 03
アウトソーシング事業の拡大
福利厚生事業、借上社宅管理事業、海外赴任支援事業を展開。福利厚生プラットフォームの拡大、社宅管理戸数の積み上げ、海外赴任支援サービスの充実により、ストック基盤を強化し、シェアと利益の拡大を図る。
- 04
賃貸管理事業のM&A推進
後継者不足が進む不動産賃貸管理業界において、M&Aを通じて事業承継の受け皿となるべく、賃貸管理戸数を積み上げ、基盤を拡大する。BPOサービスやオーナー向けコンサルティングを強化し、住まいを通じた顧客満足を追求する。
- 05
観光事業による地方活性化
地方の中堅・中小規模のホテル・旅館の運営支援を中心に、事業承継の受け皿として貢献する。福利厚生事業の会員基盤を活用し、観光を通じた地方活性化を目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で3,451人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は616万円で、9期前と比べて+11.3%。平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は8.1年。
単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 1,826 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 2,095 | — |
| 2019年3月 | 554 | 40.4 | 6.5 | 2,302 | — |
| 2020年3月 | 546 | 40.7 | 6.3 | 4,280 | — |
| 2021年3月 | 581 | 40.3 | 6.9 | 4,208 | — |
| 2022年3月 | 563 | 39.2 | 6.6 | 4,297 | — |
| 2023年3月 | 586 | 39.9 | 7.3 | 2,955 | — |
| 2024年3月 | 592 | 39.7 | 7.7 | 3,100 | — |
| 2025年3月 | 593 | 40.2 | 7.8 | 3,334 | 912 |
| 2026年3月 | 616 | 40.1 | 8.1 | 3,451 | 892 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社9社(国内 7 / 海外 2、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。
- 国内㈱リロケーション・ジャパン(注)2東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱リロクラブ(注)2東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱リロパートナーズ東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱東都東京都狛江市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱駅前不動産ホールディングス福岡県久留米市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱リロバケーションズ(注)2東京都新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Relo Redac, Inc.米国 ニューヨーク州 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Associates for International Research, Inc. (注)3米国 マサチューセッツ州 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱アンサーホールディングス(注)4福岡県北九州市 · 持分法適用会社議決権20.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1,511億円、営業利益は308億円。前期と比べると増収増益で、売上が+5.7%、利益が+1.3%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,650億円 | 1,511億円 |
| 営業利益 | 340億円 | 308億円 |
| 純利益 | 225億円 | 207億円 |
| 1株あたり配当 | ¥75 | ¥75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は390億円、営業利益は72億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+27.0%、営業利益は+26.3%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 346 | — | — | 33 |
| 2024年1Q | 307 | 57 | 18.6 | 40 |
| 2024年2Q | 325 | 68 | 20.9 | 48 |
| 2024年3Q | 312 | 55 | 17.6 | 38 |
| 2024年4Q | 382 | — | — | −404 |
| 2025年2Q | 701 | 157 | 22.4 | 330 |
| 2025年4Q | 728 | 147 | 20.2 | 103 |
| 2026年2Q | 729 | 149 | 20.4 | 102 |
| 2026年4Q | 782 | 159 | 20.3 | 105 |
| 2027年1Q | 390 | 72 | 18.5 | 52 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は1,151億円から1,511億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は20.4%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 1,151 | — | 71 | — | 44 |
| パナソニック エクセルインターナショナル㈱(2021年4月に㈱リロエクセルに商号変更)を連結子会社化 | |||||
| 2014年3月 | 1,253 | — | 83 | — | 48 |
| ㈱リロパートナーズを設立 | |||||
| 2015年3月 | 1,601 | — | 99 | — | 61 |
| Associates for International Research, Inc.を連結子会社化 | |||||
| 2016年3月 | 1,833 | — | 119 | — | 72 |
| 2017年3月 | 2,051 | — | 142 | — | 92 |
| この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2018年3月 | 2,254 | — | 169 | — | 108 |
| ㈱ホットハウスを連結子会社化 | |||||
| 2019年3月 | 2,509 | — | 201 | — | 130 |
| 2020年3月 | 3,130 | — | 201 | — | 38 |
| ㈱リロバケーションズが㈱ワールドリゾートオペレーションを吸収合併 | |||||
| 2021年3月 | 1,561 | — | 134 | — | 84 |
| BGRSグループとSIRVAグループを統合し、SIRVA-BGRS Holdings, Inc.として共同経営を開始 | |||||
| 2022年3月 | 1,131 | — | 218 | — | 156 |
| 2023年3月 | 1,237 | — | 259 | — | 209 |
| ㈱リロホテルソリューションズを設立 | |||||
| 2024年3月 | 1,326 | — | −194 | — | −278 |
| 2025年3月 | 1,429 | 304 | 529 | 21.3 | 433 |
| 2026年3月 | 1,511 | 308 | 309 | 20.4 | 207 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1,511億円のうち、営業利益として残るのは308億円で20.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は207億円、売上の13.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.5%808億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金28.3%428億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益20.4%308億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが225億円、投資CFが−89億円で、差し引きのフリーCFは136億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は634億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 56 | −23 | −15 | 33 | 65 |
| 2014年3月 | 39 | −9 | −5 | 30 | 92 |
| 2015年3月 | 66 | −46 | −2 | 20 | 110 |
| 2016年3月 | 40 | −44 | 26 | −4 | 128 |
| 2017年3月 | 10 | −42 | 36 | −32 | 133 |
| 2018年3月 | 89 | −75 | 130 | 14 | 279 |
| 2019年3月 | 116 | −38 | −82 | 78 | 274 |
| 2020年3月 | 153 | −553 | 483 | −400 | 336 |
| 2021年3月 | 248 | −43 | −75 | 205 | 492 |
| 2022年3月 | 180 | −49 | −191 | 131 | 444 |
| 2023年3月 | 54 | 100 | −170 | 154 | 437 |
| 2024年3月 | 187 | −58 | −78 | 129 | 495 |
| 2025年3月 | 259 | 300 | −413 | 559 | 640 |
| 2026年3月 | 225 | −89 | −149 | 136 | 634 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は3,243億円。このうち返さなくてよい自己資本が846億円で、自己資本比率は26.1%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 486 | 240 | 246 | 49.1 |
| 2014年3月 | 567 | 267 | 300 | 46.8 |
| 2015年3月 | 705 | 314 | 391 | 43.9 |
| 2016年3月 | 834 | 335 | 499 | 39.6 |
| 2017年3月 | 993 | 397 | 596 | 39.6 |
| 2018年3月 | 1,260 | 428 | 832 | 33.6 |
| 2019年3月 | 1,485 | 545 | 940 | 35.2 |
| 2020年3月 | 2,756 | 300 | 2,456 | 10.9 |
| 2021年3月 | 2,876 | 385 | 2,491 | 13.4 |
| 2022年3月 | 3,016 | 545 | 2,471 | 18.1 |
| 2023年3月 | 3,227 | 686 | 2,541 | 21.3 |
| 2024年3月 | 2,902 | 386 | 2,516 | 13.3 |
| 2025年3月 | 3,032 | 682 | 2,327 | 22.5 |
| 2026年3月 | 3,243 | 846 | 2,377 | 26.1 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率で534社中63位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中485位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥2,247で、1年前と比べて+35.3%。過去52週の値幅のなかでは96%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 17.2倍 |
| PER (会社予想) | 15.1倍 |
| PBR | 4.35倍 |
| 配当利回り | 3.34% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
直近1ヶ月で+7.94%と上昇、年初来+23.38%と堅調。25日線(2070.6円)を約4.4%上回り、75日線・200日線も上回る。52週高値2198.5円に対して8月21日終値2162円は約1.7%下と高値圏。出来高は8月3日に81万株と増加したが、その後は30万〜60万株で推移。RSIは68.88と強気圏。週足では上昇トレンドが続いており、高値更新が視野に入る。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PER 16.57 倍は同業界平均 23.01 倍を下回り、予想 PER 14.6 倍でさらなる割安感。PBR 4.19 倍は平均 3.33 倍を上回るが、ROE 27.1% の高収益性を考慮すると妥当。配当利回り 3.47% は平均 2.29% を上回り、増配傾向。割安だが、直近の純利益減少や業績変動のリスクを考慮する必要がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 17.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 15.1倍 | — |
| PBR | 4.35倍 | 3.51倍 |
| ROE | 27.1% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
福利厚生アウトソーシング市場の拡大と高シェアによる安定成長が投資論点。強気派は、企業の働き方改革や従業員満足度向上のニーズを背景に市場が成長し、同社のストック収益が拡大すると主張する。また、2025年3月期に純利益が過去最高の433億円と急回復し、ROE27%超の高収益体質が評価に値する。一方、弱気派は、2026年3月期の純利益が207億円と半減する見通しである点を問題視し、特に前期に計上された特別利益の剥落や事業の成熟による成長鈍化を懸念する。また、投資用不動産融資にかつて依存していた時期があり、その残存リスクや業界競争の激化も指摘される。市場シェアの実態と収益の質をどう評価するかが争点。
- ストック収益の安定性
法人契約の継続的な利用料が収益の柱で、景気変動の影響が限定的
- 市場成長の追い風
福利厚生のアウトソーシング需要は働き方改革で拡大傾向
- 高収益性の実証
純利益433億円とROE27%超で資本効率の高さを示す
- 売上高1511億円と3期連続の増収通年影響中
2026年3月期売上高は1511億円と前期1429億円から82億円増加
- 営業利益308億円で営業利益率20%台維持通年影響中
営業利益は308億円、営業利益率20.38%と高水準を維持
- 予想PER14.4倍は実績PER16.34倍から改善不定影響弱
予想PER14.4倍は実績16.34倍を下回り、今後の増益期待
- ROE27.1%と高収益構造が株価を下支え継続影響中
ROE27.1%は高い資本効率を示し、株価への信頼感につながる
- 利益の急減予想
2026年3月期の純利益は207億円と前年比52%減の見込み
- 特別利益への依存
前期の黒字は特別利益の計上が大きく寄与した可能性
- 市場成熟の懸念
会員獲得の飽和や施設網競争で成長が鈍る可能性
- 純利益が207億円と前期433億円から半減通年影響強
2026年3月期純利益は207億円と前期から226億円減少する見込み
- PBR3.82倍と割高水準、調整リスク不定影響中
PBR3.82倍は自己資本比で割高、期待が剥落した場合に株価調整
- 外国人保有比率24.16%と高く売り圧力懸念継続影響中
外国人保有は24.16%と高く、リスクオフ時に売りが膨らむ可能性
- 株価は1年で22%上昇し短期的な過熱感不定影響弱
1年間の株価上昇率22.03%は業績改善を先取りした動き
- 契約企業数
- 福利厚生代行事業の規模と成長性を示す核心指標
- 会員数
- ストック収益の基盤であり、利用率の変化を捉える
- 営業利益率
- 価格競争や事業効率の変化を監視するため
- 一株当たり配当
- 株主還元の持続性と安定性を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり75円で、前期から+64.3%。いまの株価に対する利回りは3.34%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 18 | — | 29.8 |
| 2018年3月 | 22 | 19.6 | 49.7 |
| 2019年3月 | 26 | 18.2 | 64.3 |
| 2020年3月 | 29 | 11.5 | 52.0 |
| 2021年3月 | 19 | −34.5 | 32.0 |
| 2022年3月 | 29 | 52.6 | 55.7 |
| 2023年3月 | 33 | 13.8 | 153.9 |
| 2024年3月 | 37 | 12.1 | — |
| 2025年3月 | 42 | 13.5 | 18.2 |
| 2026年3月 | 69 | 64.3 | 81.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥75
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ13,993人。区分でいちばん多いのは個人・その他で31.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.2%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 16.8 | 17.1 | 16.7 | 19.6 | 19.6 | 31.8 |
| 事業法人 | 23.0 | 23.0 | 23.0 | 25.9 | 32.5 | 25.4 |
| 外国法人 | 28.3 | 27.2 | 27.4 | 24.4 | 19.1 | 22.1 |
| 金融機関 | 26.8 | 29.1 | 28.6 | 23.8 | 22.8 | 17.8 |
| 外国人個人 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.2 | 2.1 | 2.1 |
| 自己株式 | 0.9 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 2.2 | 1.0 |
| 証券会社 | 3.0 | 1.4 | 2.2 | 4.2 | 3.8 | 0.8 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社ササダ・ファンド | 22.87 |
| 02 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.45 |
| 03 | 光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社 | 6.94 |
| 04 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 5.64 |
| 05 | UH Partners 2 投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 2 | 4.99 |
| 06 | リログループ従業員持株会 | 1.60 |
| 07 | TAIKI SASADA (常任代理人 みずほ証券株式会社) | 1.30 |
| 08 | 佐々田有樹 | 1.30 |
| 09 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.24 |
| 10 | 光通信株式会社 | 1.19 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-06-10光通信株式会社新規の大量保有報告8.28%+0.21pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で−54%、1株純資産は14期で−65%。直近期のROEは27.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 298 | 1,616 | 19.8 | 13.6 | 54.7 |
| 2014年3月 | 330 | 1,805 | 19.1 | 17.1 | 59.1 |
| 2015年3月 | 413 | 2,105 | 21.2 | 25.8 | 85.0 |
| 2016年3月 | 49 | 225 | 22.4 | 30.6 | 89.3 |
| 2017年3月 | 61 | 262 | 25.3 | 30.0 | 29.8 |
| 2018年3月 | 72 | 284 | 26.4 | 41.0 | 49.7 |
| 2019年3月 | 87 | 350 | 27.5 | 35.7 | 64.3 |
| 2020年3月 | 25 | 198 | 7.5 | 89.4 | 52.0 |
| 2021年3月 | 55 | 255 | 24.4 | 42.3 | 32.0 |
| 2022年3月 | 103 | 356 | 33.6 | 17.8 | 55.7 |
| 2023年3月 | 137 | 449 | 33.9 | 15.4 | 153.9 |
| 2024年3月 | −182 | 253 | −51.9 | — | — |
| 2025年3月 | 287 | 456 | 81.1 | 6.5 | 18.2 |
| 2026年3月 | 137 | 558 | 27.1 | 13.8 | 81.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額364百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 佐々田正徳 | 取締役会長 | 81 | 668,000 |
| 中村謙一 | 代表取締役CEO | 60 | 1,377,500 |
| 門田康 | 取締役CFO兼CIO | 59 | 757,500 |
| 河野豪 | 取締役COO | 51 | 300,500 |
| 小山克彦 | 取締役CHRO | 61 | 512,300 |
| 田村佳克 | 取締役 | 53 | 381,600 |
| 櫻井政夫 | 取締役 | 68 | 5,100 |
| 大木延佳 | 取締役(常勤監査等委員) | 59 | 222,600 |
| 堤竹あかね | 取締役(常勤監査等委員) | 60 | 311,500 |
| 佐藤香織 | 取締役(監査等委員) | 53 | — |
| 本間洋一 | 取締役(監査等委員) | 57 | — |
| 山本節子 | 取締役(監査等委員) | 78 | 9,900 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 253 | 310 | 44 |
| 取締役(社内) | 2 | 28 | 28 | 14 |
| 社外取締役 | 4 | 26 | 26 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,002字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,065字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,127字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,369字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-19
- 半期報告書半期報告書-第59期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第58期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-15
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