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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

日本電設工業

NIPPON DENSETSU KOGYO CO.,LTD1950 · Prime · 建設業

JR東日本グループの電気設備工事会社。鉄道電気工事を核に、一般電気・情報通信・環境エネルギー工事も展開。

概要

日本電設工業は、1942年に鉄道省の要請で設立された電気設備工事会社である。JR東日本を最大の顧客とし、鉄道の電車線路・信号・発変電といった安全運行に不可欠な設備の設計・施工・保守を主力とする。2026年3月期の連結売上高は2,292億円、営業利益は236億円に達し、東証プライム市場に上場。首都圏を拠点に17社の子会社を擁し、建築電気工事や情報通信、環境エネルギー分野にも展開する。

鉄道電気工事が収益の過半を占める事業構造

日本電設工業の事業は5つのセグメントで構成される。最大規模は鉄道電気工事部門で、2026年3月期の完成工事高は1,201億円と全体の約52%を占める。主にJR東日本向けに電車線路、発変電、送電線、電灯電力、信号の各工事を手掛け、同社の安全・安定輸送を支える。一般電気工事部門は645億円、情報通信工事部門は311億円、環境エネルギー工事部門は59億円、関連事業等は74億円と続く。受注高では鉄道電気が1,370億円、一般電気が892億円と大きく、両部門で全体の約85%を占める。

JR東日本を軸とした顧客関係とグループ会社の役割

同社は東日本旅客鉄道株式会社をその他の関係会社に持ち、同社からの受注が事業の基盤となっている。鉄道工事は当社本体に加え、日本電設電車線工事、日本電設信号工事、東日本電気エンジニアリングなど専門子会社が施工を分担。一般電気工事ではNDK総合サービスやNDK電設、情報通信工事では日本電設通信工事が役割を担う。さらに、架線金具や信号機器の製造販売は日本架線工業や新陽社などが担当し、グループ全体で設計・施工・保守・製造を一貫提供する体制を持つ。

首都圏を中心とした営業基盤と全国展開の構図

本社を東京都台東区に置き、首都圏の鉄道網・再開発需要を主な市場とする。鉄道工事はJR東日本のエリアである東京圏から東北・北陸まで広がるが、営業統括本部や西日本統括本部を設置し、JR西日本や公営・民営鉄道への営業も強化している。一般電気工事では駅周辺の大型再開発やデータセンター建設、情報通信工事では基地局建設など、分野横断で全国の需要を捕捉する。連結従業員数は4,645人、子会社17社を擁し、工事の施工力と保守・管理のネットワークを持つ。

環境エネルギーと新事業への展開

環境エネルギー工事部門は太陽光発電などの再生可能エネルギー工事、ZEB・省エネルギー対策工事、空気調和・給排水衛生設備工事を提供。2026年3月期の完成工事高は59億円と規模は小さいが、脱炭素ニーズに応える分野として位置付ける。また、2025年10月に設立したJCroc株式会社で通信インフラシェアリング事業を開始。既存の通信工事と組み合わせ、新たな収益源の育成を図る。関連事業には不動産賃貸・管理、電気設備教育・図書出版、ソフトウェア開発も含まれ、多角的に事業を構成する。

業界の中での役割は鉄道・建築・情報通信の電気設備工事請負業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01鉄道主力

JR東日本向けに電車線路、発変電、送電線、電灯電力、信号工事を提供。鉄道の安全・安定運行に不可欠な電気設備を建設・保守。グループ会社も専門工事を担当。

主要顧客東日本旅客鉄道株式会社

主な製品・サービス4
電車線路工事
電車に電力を供給する架線・き電線の新設・改修工事。
信号工事
列車運行を制御する信号機、連動装置、転てつ機等の設置工事。
発変電工事
鉄道用変電所の建設・改修工事。
送電線工事
鉄道用送電線の建設・保守工事。

02建築(一般電気工事)準主力

ビル、工場、商業施設等向けに建築電気設備工事(屋内配線、受変電、照明等)を提供。首都圏を中心に施工。

主な製品・サービス1
建築電気設備工事
建築物の電気設備全般の設計・施工。

03情報通信準主力

官公庁、企業向けに情報通信設備工事(LAN、電話、無線等)を提供。

主な製品・サービス1
情報通信設備工事
ネットワークインフラの設計・施工。

04環境エネルギー副次

再生可能エネルギー工事(太陽光発電等)、ZEB・省エネルギー対策工事、空気調和・給排水衛生設備工事を受注。

主な製品・サービス3
再生可能エネルギー工事
太陽光発電設備等の設置工事。
ZEB・省エネルギー対策工事
省エネ改修、高効率設備導入工事。
空気調和・給排水衛生設備工事
空調や衛生配管設備の工事。

05その他(製造・販売・不動産等)その他

電車線路用架線金具や鉄道信号機器の製作・販売、電気設備の保守・管理、不動産賃貸・仲介・管理、電気設備教育・図書出版、ソフトウェア開発、通信インフラシェアリング事業等をグループ会社が運営。

主な製品・サービス3
電車線路用架線金具
架線を支える金具の製造販売。
鉄道信号機器
信号機、連動装置等の製造販売。
各種サイン表示システム
駅等の案内表示システムの製作・販売。

製品と技術

電車線路工事と架線金具の自社製造

電車線路工事は、電車に電力を供給する架空電車線(トロリ線)やき電線の新設・改修を担う。同社はこの分野で長年の実績を持ち、架線を支える金具をグループ会社の日本架線工業で自社製造している。金具の品質管理から施工まで一貫して行うことで、JR東日本をはじめとする鉄道事業者の要求に応える。2026年3月期の鉄道電気工事受注高は1,370億円と過去最高を記録し、架線金具の製作・販売も関連事業として安定した収益を生む。

信号工事とシステムの製作・販売

信号工事は、列車の運行を制御する信号機、連動装置、転てつ機などの設置を扱う。同社は日本電設信号工事という専門子会社を有し、信号システムの設計・施工を手掛ける。また、信号機器の製作・販売をグループ会社の新陽社や三誠電気が担当。2026年3月期の売上実績では、鉄道電気工事全体として前年比2.5%増の1,201億円を達成しており、信号システムの更新需要が堅調であることを示している。

建築電気設備とZEB・省エネルギー工事

一般電気工事部門では、ビルや工場、商業施設の屋内配線、受変電設備、照明設備の設計・施工を提供。近年はZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や省エネルギー対策工事も手掛け、環境エネルギー工事部門と連携する。同部門の受注高は2026年3月期に892億円と前年比51.7%増と大きく伸び、データセンターや駅周辺再開発の大型案件が寄与した。空気調和・給排水衛生設備工事も行い、建築設備のトータルソリューションを志向する。

情報通信工事と通信インフラシェアリング

情報通信工事部門は、官公庁や企業向けにLAN配線、電話設備、無線基地局などネットワークインフラを構築。2026年3月期の完成工事高は311億円。さらに、2025年設立のJCroc株式会社を通じて通信インフラシェアリング事業に参入。これは複数の通信事業者がアンテナなどを共用する設備の企画・施工・保守を一貫提供するもので、既存の情報通信工事とのシナジーが期待される。2023年には電気通信事業を事業目的に追加し、同事業をグループの新たな柱に育成する方針である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

電気工事で中堅、大手との競合

日本電設工業は、電気設備工事を主力とする中堅建設企業。同業のミライト・ワンやショーボンドホールディングスと比べ、規模は中程度。電力・通信インフラ需要を取り込むが、大規模案件では大手ゼネコンに劣る。関東地盤で一定のシェアを持つが、全国展開には至っていない。

強み

  • 電気設備工事に特化し、技術力と施工実績で差別化
  • 関東圏に強固な顧客基盤を持ち、安定受注が見込める
  • 再生可能エネルギー関連の電気工事需要を取り込む
  • 保守・メンテナンスで継続収益を得られる

課題

  • 大型案件で大手ゼネコンに劣り、受注競争が激しい
  • 関東依存度が高く、地域経済の影響を受けやすい
  • 建設業界全体の人手不足で技術者確保が課題

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が日本電設工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11959クラフティア5,737億円14.3倍
21951エクシオグループ5,398億円17.4倍
31417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
41941中電工3,000億円15.1倍
51979大氣社2,459億円15.8倍
61950日本電設工業2,446億円12.8倍
76703沖電気工業2,400億円11.1倍
86013タクマ2,233億円15.9倍
91946トーエネック2,125億円11.5倍
105393ニチアス2,105億円20.0倍
111934ユアテック1,777億円17.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

鉄道省の要請で設立された1942年

1942年12月、当時の鉄道省の要請により、鉄道省の電気工事指定業者と電気機器・電線等の指定製造業者の共同出資で鉄道電気工業株式会社が東京都神田区に設立された。資本金は100万円。専ら鉄道省における電気設備の設計と工事請負を目的とし、戦時下の鉄道インフラ維持を担った。設立時の事業目的は「省営鉄道事業に於ける電気設備の設計並びに工事請負」に限定されていた。

戦後改革と商号変更後の事業拡大

1946年5月、事業目的を「運輸事業に於ける電気設備並にその他の電気設備の設計及び工事請負」に拡大し、民需にも対応できる体制とした。1949年7月には商号を日本電設工業株式会社に変更し、同時に電気機器及び材料の製作・販売も目的に追加。同年10月には建設業法による建設大臣登録を完了し、公共工事の受注基盤を固めた。この時期、戦後の復興需要を取り込み、鉄道以外の一般電気工事分野へも進出の足がかりを築いた。

東証上場と建設業許可の取得

1962年12月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。1973年10月には市場第一部に指定替えされ、資本市場での評価を高めた。1974年2月、建設業法改正に伴い建設大臣許可(特般―48)第2995号を取得。以降5年ごとの許可更新が続き、公共工事の施工能力を公的に証明し続けている。この間、1975年には不動産賃貸・駐車場経営、1982年には不動産売買を事業目的に追加し、総合建設企業としての裾野を広げた。

グループ会社の設立と事業多角化の推進

1978年に電設工サービス(現NDK総合サービス)を皮切りに、東京電気保全、仙台電気保全(現東日本電気エンジニアリング)など子会社を相次いで設立。1989年には情報処理サービスを目的にNDKイッツを設立。1999年には東京電気保全と東日本電気保安が合併し東日本電気エンジニアリングとなる。2000年には教育・出版事業のNDKアールアンドイーを設立。これらのグループ会社を通じて、電気設備の保守・管理、ソフトウェア開発、不動産管理など事業の多角化が進んだ。

統括本部制への移行と記念事業

1993年、創立50周年記念事業として中央学園を設置し、技術者教育に着手。1997年には鉄道統括本部と営業統括本部を設置し、事業部門ごとの管理体制を強化。1999年には情報通信本部を新設し、成長分野への組織対応を図った。2004年にはNDK総合サービスがNDKファシリティサービスを吸収合併。2011年の70周年記念事業では中央学園の訓練設備を整備し、NDKデジタル学園など教育システムを構築した。

ガバナンス改革とプライム市場移行

2016年6月、監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスの強化を図った。2022年4月には東証市場再編に伴いプライム市場へ移行。2023年6月には電気通信事業を事業目的に追加し、通信インフラシェアリング事業への本格参入を準備。2025年10月にはJCroc株式会社を設立し、同事業を具体的にスタートさせた。これらの改革は、鉄道工事依存からの脱却と持続的成長への布石と位置付けられる。

年表31件を開く

1940年代

  • 1942年12月創業当時の鉄道省の要請で、鉄道省の電気工事指定業者と電気機器・電線等の指定製造業者の共同出資により、東京都神田区須田町において鉄道電気工業株式会社(資本金100万円)を設立。専ら鉄道省における電気設備の設計並びに工事請負を事業目的として営業を開始した。
  • 1946年5月事業目的を変更(「省営鉄道事業に於ける」を「運輸事業に於ける電気設備並にその他の電気設備の設計及び工事請負」に改める)
  • 1949年7月商号変更商号を日本電設工業株式会社に変更 事業目的を追加(電気機器及び材料の製作、販売)
  • 1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第152号の登録を完了(以後2年ごとに登録更新)

1960年代

  • 1962年12月上場当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場

1970年代

  • 1973年10月当社株式を東京証券取引所市場第一部に指定替
  • 1974年2月建設業法改正に伴い建設大臣許可(特般―48)第2995号の許可を受ける。(以後3年ごとに許可更新。なお、1995年2月の許可更新より5年ごとの更新となった。)
  • 1975年7月事業目的を追加(不動産の賃貸及び駐車場の経営)
  • 1978年12月電設工サービス株式会社を設立(現・連結子会社)

1980年代

  • 1981年1月創業東京電気保全株式会社を設立 仙台電気保全株式会社を設立(同年12月商号を東日本電気保安株式会社に変更)
  • 1982年8月事業目的を追加(不動産の売買)
  • 1985年2月本店所在地を現在地に移転
  • 1986年8月商号変更事業年度を毎年4月1日より翌年3月31日までに変更
  • 1989年6月事業目的を追加(建築物の電気及び機械設備等の保守、運転並びに管理・損害保険代理業・ニューメディアに関するシステム開発及び販売・情報処理サービス業)
  • 1989年7月株式会社エヌディーケー・イッツを設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1993年4月50周年記念事業(中央学園を設置)
  • 1997年4月鉄道統括本部、営業統括本部を設置
  • 1999年4月M&A情報通信本部を設置 東京電気保全株式会社と東日本電気保安株式会社が合併し、商号を東日本電気エンジニアリング株式会社に変更(現・連結子会社)

2000年代

  • 2000年4月NDKアールアンドイー株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 2002年6月事業目的を追加(電気供給事業)
  • 2002年10月関連事業本部を設置
  • 2003年4月商号変更電設工サービス株式会社の商号をNDK総合サービス株式会社に変更
  • 2003年6月事業目的を追加(生命保険代理業)
  • 2003年10月商号変更株式会社エヌディーケー・イッツの商号をNDKイッツ株式会社に変更
  • 2004年4月M&ANDK総合サービス株式会社がNDKファシリティサービス株式会社を合併
  • 2006年4月西日本統括本部を設置

2010年代

  • 2011年4月70周年記念事業(中央学園訓練設備の整備・新設、NDKデジタル学園等教育システムの構築)
  • 2016年6月監査等委員会設置会社へ移行

2020年代

  • 2022年4月当社株式を東京証券取引所プライム市場に移行
  • 2023年6月事業目的を追加(電気通信事業)
  • 2025年10月JCroc株式会社を設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高2027年3月期まで2,423億円
  • 連結営業利益2027年3月期まで238億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    安全・品質向上とガバナンス徹底

    お客様・工事従事者の安全確保と質の高い成果物の提供、法令順守とリスク管理体制強化により社会からの信頼を高める。

  2. 02

    新事業創出と既成概念打破

    「挑戦」を根底に広い視野と思考で自ら考え行動し、新たな価値を創出する。

  3. 03

    人材確保と施工体制強化

    人材確保を重点に、従業員の成長を支援する施策を推進。協力会社への支援も行い「チームNDK」の実行力を強化する。

  4. 04

    生産性向上と従業員エンゲージメント向上

    DXの実践や生産性向上投資により成長を実現。働きやすい環境整備と組織活性化で従業員エンゲージメントを高める。

  5. 05

    環境・社会への貢献

    工事や事業活動を通じた環境負荷低減と地域社会活動への貢献を推進し、価値観を共有する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,645人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は895万円で、9期前と比べて+26.4%平均年齢は42.8歳、平均勤続年数は16.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,218
2018年3月4,390
2019年3月70941.613.94,446
2020年3月71842.013.94,572
2021年3月73242.213.94,682
2022年3月71242.214.24,706
2023年3月77942.414.64,738
2024年3月81242.615.04,744
2025年3月84842.615.44,676383
2026年3月89542.816.74,645508

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率76.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 16 / 海外 0、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本店、鉄道統括本部、営業統括本部、情報通信本部、関連事業本部 — 東京都台東区154億円
本社 — 東京都文京区5,097百万円
鉄道統括本部 関東支店・電車線支社・送電線支社・横浜支社・インテグレート支社 — 東京都大田区4,533百万円
鉄道統括本部 発変電支社・電力支社・信号第一支社・信号第二支社・通信支社 — 東京都北区3,513百万円
東京支店 — 東京都荒川区2,518百万円
TEMS技術学園 — 栃木県小山市1,807百万円
中央学園 — 千葉県柏市1,731百万円
西日本統括本部 — 大阪市淀川区1,327百万円
東北支店 仙台支社 — 仙台市若林区1,152百万円
本社 — 東京都中央区1,022百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    NDK総合サービス㈱
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NDKイッツ㈱
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NDK電設㈱
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NDK設備設計㈱
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NDKアールアンドイー㈱
    千葉県 柏市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本電設電車線工事㈱
    東京都 大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本電設信号工事㈱
    東京都 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本電設通信工事㈱
    東京都 北区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    JCroc㈱
    東京都 台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    NDK西日本電設㈱
    大阪市 淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東電
    広島市 東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    トキワ電気工業㈱
    福岡市 博多区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • ㈱石田工業所福島県 郡山市100%
  • 東日本電気エンジニアリング㈱東京都 中央区66%
  • ㈱新陽社東京都 中央区27%
  • 東日本旅客鉄道㈱東京都 渋谷区20%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    那覇空港事務所新管制塔庁舎電気設備工事
    国土交通省 · 2017-03-15
    2.3億円
  • 調達
    熊本空港航空灯火施設維持工事(平成29年度~平成32年度)
    国土交通省 · 2017-12-07
    1.6億円
  • 調達
    大分空港航空灯火施設維持工事(平成29年度~平成32年度)
    国土交通省 · 2017-12-07
    1.4億円
  • 調達
    熊本空港誘導路灯改良その他工事
    国土交通省 · 2017-06-20
    1.4億円
  • 調達
    最高裁庁舎電気設備改修工事
    最高裁判所 · 2017-11-08
    1.1億円
  • 調達
    熊本空港誘導路中心線灯改良その他工事
    国土交通省 · 2016-08-02
    9,250万円
  • 調達
    大分空港滑走路中心線灯改良その他工事
    国土交通省 · 2016-02-19
    8,250万円
  • 調達
    熊本空港誘導路中心線灯改良その他工事
    国土交通省 · 2015-09-15
    7,870万円
  • 調達
    熊本空港エプロン照明灯設置その他工事
    国土交通省 · 2017-11-16
    5,100万円
  • 調達
    熊本空港誘導路中心線灯設置その他工事
    国土交通省 · 2016-02-19
    4,950万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績の推移

有価証券報告書 14期分

直近14期の通期業績。純利益は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月11663
2014年3月12167
2015年3月15086
2016年3月15495
2017年3月14791
2018年3月167108
2019年3月15898
2020年3月177113
2021年3月15495
2022年3月8752
2023年3月10972
2024年3月149100
JCroc株式会社を設立(現・連結子会社)
2025年3月179194132
2026年3月236253181

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが105億円、投資CFが−47億円で、差し引きのフリーCFは58億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は337億円

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月9−15−10−6194
2014年3月113−45−1368249
2015年3月76−54−1322258
2016年3月128−74−1554303
2017年3月108−50−1958342
2018年3月96−61−2035357
2019年3月108−42−2766398
2020年3月44−70−25−26346
2021年3月196−94−27102420
2022年3月95−66−2729422
2023年3月132−124−238406
2024年3月74−42−7932359
2025年3月−43−582−101259
2026年3月105−471958337

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,338億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,307億円で、自己資本比率は64.6%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,8321,06776554.2
2014年3月1,9371,13580254.5
2015年3月2,1341,26886655.3
2016年3月2,1811,36681558.4
2017年3月2,2781,45782159.6
2018年3月2,4081,58582361.3
2019年3月2,5291,67085961.5
2020年3月2,5881,73885062.4
2021年3月2,6571,84481364.6
2022年3月2,5771,85272566.9
2023年3月2,6141,90271267.8
2024年3月2,8261,99183565.7
2025年3月2,9642,09686766.0
2026年3月3,3382,3071,03164.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
124億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,813億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,031億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率140社中43位あたり、逆に低いのはROE140社中93位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
8.8%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
64.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.2%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,975で、1年前と比べて+48.2%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥3,975-2.2%1ヶ月+1.0%1年+48.2%時価総額2,446億円
過去52週の値幅
安値¥2,638高値¥5,380

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.8倍
PER (会社予想)12.6倍
PBR1.11倍
配当利回り3.19%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月8日の4210円から7月24日までおおむね4000円台で推移しましたが、8月に入って下落が目立ち、8月19日には3760円まで下落しました。8月20日は3870円とやや反発しましたが、25日線(3955円)を約2%下回っており、短期的な軟調さが続いています。52週高値5380円からは約28%下落した水準で、52週安値2638円からは約47%上昇しています。年初来では43.4%の上昇を維持していますが、75日線(4264円)を大きく下回っており、中期的な調整局面入りが示唆されます。出来高は8月に入って増加傾向にあり、売り圧力が強まっている可能性があります。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 65/100)

PER12.51倍、PBR1.08倍はともに業界平均(PER13.74倍、PBR1.53倍)を下回り、割安感がある。ROE8.78%は平均的な水準ながら、利益は増益傾向で、今期予想PER12.2倍と改善が見込まれる。配当利回り3.28%は平均(3.4%)と同水準で、収益性や成長性と比べて評価は割安と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.8倍14.4倍
PER (予想)12.6倍
PBR1.11倍1.55倍
ROE8.8%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、今後の電力需要拡大(データセンターや再エネ)を追い風に受注が伸びるかどうか。強気派は、電気設備需要の構造的な増加と、同社の技術力・実績による受注拡大を期待する。一方、弱気派は、工事現場での人手不足や資材費高騰による採算悪化、公共工事の予算変動リスクを懸念する。業績は過去3期で増益が続いており、市場の期待も高いが、その反動や受注競争の激化も見逃せない。

プラスに働く材料7
  • 電力需要の拡大

    データセンターや再エネ案件が増加し、電気工事の需要が高まっている。

  • 業績の好調な推移

    純利益が2023/3期の72億円から2025/3期には132億円へと拡大。

  • 強固な顧客基盤

    大手ゼネコンや官公庁との長年の取引実績が安定収入につながる。

  • 営業利益は179億円から236億円へ32%増決算発表後影響

    FY2025/3 179億円→FY2026/3 236億円、増益率31.8%。

  • 純利益132億→181億円と2期連続増益通年影響

    純利益は37%増。EPSも実績約309円から予想約317円へ上昇。

  • PBR1.08倍と純資産水準継続影響

    BPS約3583円に対し株価3870円。財務の厚みが下支え。

  • 配当利回り3.28%と安定継続影響

    1株配当約127円、利回り3.28%。増益に伴う増配余地も。

マイナスに働く材料7
  • 人手不足の深刻化

    建設業界全体で熟練技術者が不足し、工事の遅延や人件費高騰の恐れ。

  • 採算悪化のリスク

    鋼材や銅などの資材価格高騰が利益率を圧迫する可能性。

  • 公共工事の変動

    政府の建設投資計画の変更や予算削減が受注に影響しうる。

  • ROE8.78%と資本効率が低い継続影響

    BPS約3583円に対し株価3870円。ROEが下がればPBR1倍割れ。

  • 外国人持ち株比率19.69%も売りリスク継続影響

    海外投資家の保有が約20%。リスク回避時に売りが出やすい。

  • 建設業界の人手不足で労務費増加継続影響

    営業利益236億円でも労務費上振れが利益率を圧迫する。

  • 株価は1年で43.4%上昇不定影響

    年間上昇率43.4%。高値警戒感から利益確定売りが交錯。

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を左右する先行指標であり、受注環境の変化を捉えられる。
完工工事利益率
価格競争やコスト変動が収益性にどう影響するかを測る。
技術者数
人手不足が深刻な中で、施工能力の維持・拡大が成長の鍵となる。
再生可能エネルギー関連売上
新たな成長分野としての寄与度を確認するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり127で、前期から+37.8%いまの株価に対する利回りは3.19%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥127
1株あたり
配当利回り
3.19%
いまの株価に対して
配当性向
42.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2720.7
2018年3月3322.222.3
2019年3月356.126.8
2020年3月375.725.0
2021年3月370.027.0
2022年3月31−16.239.8
2023年3月3719.436.5
2024年3月4727.032.1
2025年3月9091.546.4
2026年3月12437.842.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥127

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,759人。区分でいちばん多いのは事業法人42.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.6%を占め、残る37.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人45.445.744.444.043.942.4
金融機関23.822.722.317.120.920.3
外国法人16.917.318.920.118.919.7
個人・その他13.413.814.017.815.716.8
自己株式0.00.00.04.12.12.6
証券会社0.60.50.40.90.70.9
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01東日本旅客鉄道株式会社18.85
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.35
03日本電設工業共済会4.99
04日本コンクリート工業株式会社4.44
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.86
06NDKグループ従業員持株会3.55
07株式会社日本カストディ銀行(信託E口)2.44
08日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・日本コンクリート工業株式会社口)1.69
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.69
10新日本空調株式会社1.63

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+200%、1株純資産は14期で+129%。直近期のROEは8.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1031,6156.79.618.0
2014年3月1091,7176.512.817.7
2015年3月1401,9207.612.818.2
2016年3月1542,0707.714.720.3
2017年3月1482,2086.913.520.7
2018年3月1762,4037.612.022.3
2019年3月1602,5296.514.426.8
2020年3月1832,6257.111.525.0
2021年3月1552,7915.712.527.0
2022年3月852,8043.018.639.8
2023年3月1172,8834.113.636.5
2024年3月1643,1515.513.032.1
2025年3月2243,3366.99.446.4
2026年3月3093,6968.815.442.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

33名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は33名。2026/3期の役員報酬は総額190百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
安田一成代表取締役社長60
谷山雅昭代表取締役専務取締役 社長補佐、経営企画・安全・鉄道・情報通信・システム担当65
外川友司常務取締役 営業・環境エネルギー・技術開発担当65
松井克彦常務取締役 関連事業・監査・財務・人事・総務担当60
加藤修取締役59
水上渉取締役 常勤監査等委員66
川俣尚高取締役 監査等委員61
近藤邦弘取締役 監査等委員69
福島美由紀取締役 監査等委員68
金子力常務執行役員
岡正宏常務執行役員
西脇篤常務執行役員
残りの役員21名を開く
氏名役職年齢
小西将道常務執行役員
藤井一成常務執行役員
大澤俊夫執行役員
法月達二執行役員
海老沼里志執行役員
小林直樹執行役員
石山靖治執行役員
鈴木謙吾執行役員
山中幸一執行役員
多田充志執行役員
板垣宏執行役員
中島亮一執行役員
越前和久執行役員
島村幸典執行役員
茶木稔也執行役員
平田哲人執行役員
玉木伸明取締役66
細萱伸子取締役 監査等委員61
内藤実執行役員
都築英則執行役員
阿部裕之執行役員

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5925114429
社外取締役5260275
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,055字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び関係会社)は、当社と子会社17社、関連会社5社及びその他の関係会社1社により構成されており、事業は設備工事(電気工事、情報通信工事、管工事)の請負、企画、設計・積算、監理を主として、電気設備の保守、電気機器・材料の製作、販売、不動産の賃貸・仲介・管理並びに電気設備に関する教育・図書出版を行っているほか、情報サービス業並びに通信インフラシェアリング事業を営んでいる。 設備工事業にかかる当社及び関係会社の位置付けは、次のとおりである。 セグメント   部門   内容   関係会社 設備工事業   鉄道電気工事   電車線路、発変電、送電線、電灯電力、信号工事   当社、日本電設電車線工事㈱、日本電設信号工事㈱、東日本電気エンジニアリング㈱、八重洲電機工事㈱、大栄電設工業㈱、㈱新陽社 一般電気工事   建築電気設備工事   当社、NDK総合サービス㈱、NDK電設㈱、NDK西日本電設㈱、㈱東電、トキワ電気工業㈱ 情報通信工事   情報通信設備工事   当社、日本電設通信工事㈱、東日本電気エンジニアリング㈱ 環境エネルギー工事   再生可能エネルギー工事、ZEB・省エネルギー対策工事、空気調和・給排水衛生設備工事   当社、東日本電気エンジニアリング㈱、㈱石田工業所 (注) 当社グループは、東日本旅客鉄道㈱(その他の関係会社)より設備工事を受注している。 なお、参考のため設備工事業以外の事業は、次のとおりである。 内容   関係会社 電気設備の企画、設計・積算、監理   当社、NDK設備設計㈱、日本鉄道電気設計㈱ 電気設備の保守、管理   当社、NDK総合サービス㈱、東日本電気エンジニアリング㈱ 電車線路用架線金具・各種サイン表示システム・鉄道信号機器等の製作、販売   日本架線工業㈱、㈱新陽社、永楽電気㈱、㈱三工社、三誠電気㈱ 電気機器・材料の販売   当社、NDK総合サービス㈱ 不動産の賃貸・仲介・管理   当社、NDK総合サービス㈱ 電気設備に関する教育、図書出版   NDKアールアンドイー㈱ ソフトウェアの開発等の情報サービス   NDKイッツ㈱ 通信インフラシェアリング事業   JCroc㈱ 以上の当社グループについて図示すると、事業系統図は次のとおりである。 (注) ◎印 連結子会社(14社) ●印 非連結子会社で持分法非適用会社(3社) ☆印 関連会社で持分法適用会社(1社) 無印 関連会社で持分法非適用会社(4社)
経営方針・対処すべき課題2,390字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、「お客様本位の精神で安全・確実な業務の遂行により顧客の信頼を高め、人々の生活や経済を支える社会的に重要なインフラの創造をとおして社会に貢献する」という企業理念のもと、設備工事の設計・施工・保守を行う企業として、品質の高い設備づくりを目指し企業努力を重ねていく。 また、「安全は会社経営上の最重要課題」として、安全・安定輸送の重要性が高まる鉄道の電気設備や一般電気設備及び情報通信設備などの社会インフラの構築や維持に対して一層寄与できる企業体制づくりを推進し、大きく変化する社会環境の中で変革に挑戦し、持続的成長を目指していく。 当社グループは、経営の透明性を確保しつつ、働き方改革と個々の取組をとおして経営基盤を強化し、人間中心企業として「人間力の向上」と「本物志向の実践」により企業価値の向上を図ることで、株主及び取引先等の皆様の期待にお応えできる企業へと成長していく。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、持続的成長を目指し、2027年3月期は連結売上高2,423億円、連結営業利益238億円を目標としている。 (3) 中長期的な会社の経営戦略と会社の対処すべき課題 今後の国内経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果が緩やかな回復を支えることが期待される。一方、中東情勢の影響に加え、金融資本市場の変動の影響やアメリカの通商政策をめぐる動向などに注意が必要な状況が続くものと思われる。 当建設業界においては、公共投資は補正予算の効果もあって底堅く推移していくことが見込まれており、民間設備投資は堅調な企業収益や省力化投資への対応等を背景に持ち直し傾向が続くことが期待される。 当社グループを取り巻く経営環境は、各鉄道会社の安全・安定輸送に対する投資と設備更新が堅調に推移していることや、引き続き民間企業において大都市圏を中心とした再開発やデータセンターの建設投資、既存建物の基幹設備老朽化による更新工事が見込まれることなどにより、設備工事の需要拡大が堅調に推移するものと考えている。 このような状況の中で、当社グループは各工事部門で次の取組を行っていく。 鉄道電気工事部門については、安全・安定輸送に寄与するための安全レベルの向上及び施工体制の整備を推進し、最大の得意先である東日本旅客鉄道株式会社をはじめJR各社からの受注の確保に努めていく。また、公営鉄道、民営鉄道及びモノレール等にも積極的な営業活動を展開することにより受注拡大を目指していく。 一般電気工事部門については、駅周辺を中心とした大型再開発工事及び老朽化する既存設備の更新需要に対して営業を図り、受注の確保に努めていく。また、データセンターなど建設需要が増加している分野にも営業活動を展開することにより、受注拡大を目指していく。 情報通信工事部門については、ネットワークインフラ構築工事、通信事業者各社の基地局建設工事等を受注するため全社的な連携のもと積極的な営業を図り、受注の確保に努めていく。また、インフラシェアリング事業については、企画・施工・保守までの一貫した質の高いサービスを展開することにより受注拡大を目指していく。 環境エネルギー工事部門については、脱炭素社会の実現に向けて、ZEBで培った技術力をもとに多様な再生可能エネルギーを活用し、付加価値を高めた提案営業を図り、系統用蓄電所などの分野にも積極的な営業展開を行い、受注の確保に努めていく。また、空調衛生分野において一般電気工事との連携を強化することにより受注拡大を目指していく。 当社グループは、このようにグループを挙げて営業活動を展開して受注の確保に全力を傾注し、安全と品質の確保に努め、コスト競争力の強化、新規事業の開発及び人材育成を推進し、業績の向上に鋭意努力する所存である。 なお、当社グループは、2025年3月期以降3年間の中期経営計画である「日本電設3ヶ年経営計画2024」を策定している。この経営計画は、2032年3月期(第90期)にありたい姿の実現に向けた足掛かりと位置付け、得意分野を伸ばしつつ、新しい分野への挑戦を通じて新たな価値を創出し飛躍していく意気込みをこめて、副題として「飛躍への挑戦」を掲げている。 当社グループは、この経営計画における次の5つの重点実施テーマに基づく諸施策を進めることにより、持続的成長を目指していく。 ① 安全・品質レベルの向上とコンプライアンス・ガバナンスの徹底 お客様・工事従事者の安全確保と質の高い成果物の提供とともに、法令や社会規範を順守した従業員一人ひとりの自覚ある行動やリスク管理体制の強化により、お客様や社会からの信頼を高めていく。 ② 新たな挑戦と価値創出 「挑戦」を根底に既成概念を打破する広い視野と思考で自ら考え・行動し、新たな価値を創出していく。 ③ 人材確保と施工体制の強化 人材確保を重点に進めるとともに、従業員一人ひとりが様々な経験をとおして成長を実感できる施策を推進していく。また、共に働く協力会社への人材確保・育成の支援などを推進し、『チームNDK』の実行力強化を図っていく。 ④ 生産性とエンゲージメントの向上 従業員一人ひとりによる主体的なDXの実践や生産性向上に向けた投資を通じて、より一層の成長を実現するとともに、従業員間の交流や組織の活性化の推進と働きやすい環境や制度の整備を行い、従業員エンゲージメントの向上を図っていく。 ⑤ 環境・社会への貢献 工事や事業活動をとおして環境負荷低減及び地域社会活動に貢献し、共にその価値観を共有していく。
事業等のリスク3,252字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものである。 リスクが顕在化する可能性の程度や時期、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績等に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載していない。 (1) 顧客依存のリスク 当社グループは、完成工事高総額に占める東日本旅客鉄道株式会社の比率が高いことから、同社の設備投資計画の変更、発注方針の見直しその他の事業環境の変化により発注規模が変動した場合には、当社グループの受注高の減少につながる可能性がある。 当社グループは、同社との信頼関係の維持・強化に努めるとともに、新規顧客の開拓や事業領域の拡大に取り組んでいるが、これらの施策が十分に奏功しない場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (2) 建設市場・事業環境変化のリスク 当社グループの事業は、鉄道関連投資、民間設備投資、公共投資その他の建設需要の動向の影響を受ける。景気後退、設備投資計画の変更、公共投資の減少その他の事業環境の著しい変化が生じた場合には、受注高の減少や受注競争の激化等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (3) 社会的信用力低下のリスク 当社グループは、安全を会社経営上の最重要課題と認識し、「日本電設3ヶ年経営計画2024」の中で安全推進の施策を策定している。安全大会・各種安全会議・研修等をとおして教育し、社員・協力会社社員が共通認識のもと事故防止に取り組んでいる。しかしながら、当社グループが行う工事施工の過程で重大な事故又は労働災害を発生させた場合には、損害賠償責任の発生、発注者からの信用・信頼の失墜、受注機会の減少等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 また、当社グループは、法令順守を会社経営の基本とし、内部管理・内部統制体制を整備し、役員・従業員に対して定期的な勉強会や研修に加え、ICTを活用したコンプライアンス教材による随時学習可能な環境を整えることにより、適切な業務運営を行っているが、建設業法その他の関連法令に違反する行為又は疑義を持たれる行為が発生した場合には、社会的信用力の低下等により、受注活動や当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (4) 施工品質不良・契約不適合のリスク 当社グループは、施工品質の確保を重要課題と認識し、設計、施工及び検査の各段階において品質管理の徹底に努めている。しかしながら、施工物に重大な品質不良又は契約不適合が生じた場合には、補修費用や損害賠償責任の発生、顧客からの信用低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (5) 人材の確保及び協力会社体制に関するリスク 当社グループの事業は、労働集約的な性格を有し、多くの協力会社と連携して事業を遂行していることから、必要な技能・資格・経験を有する人材及び協力会社社員の確保・育成が重要となる。当社グループは、施工体制強化の取組を推進し、協力会社社員の新規採用支援、育成支援、安定的な工事発注による工事平準化に努めているが、必要な人材の確保・育成が十分に進まない場合には、施工体制の維持・強化に支障を来し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (6) 取引先及び協力会社の信用リスク 発注者の業績悪化等による工事代金回収の遅延又は貸倒れに加え、協力会社等が倒産その他の信用不安に陥った場合には、工期の遅延や追加費用の発生等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (7) 受注競争並びに材料費・労務費の変動による工事採算悪化のリスク 当社グループは、「日本電設3ヶ年経営計画2024」に基づく各工事部門での取組をとおして同業他社との差別化を図っているが、受注環境の変化や競合他社との競争の激化により、請負金額が低下する場合がある。また、施工期間が長期にわたる工事においては、契約締結後に資材価格の高騰や労務費の上昇が生じた場合であっても、これを請負代金に十分に反映できないことがある。 当社グループは、材料の集中購買による価格低減や価格交渉、施工の効率化及び生産性向上等により原価低減に努めるとともに、発注者との協議を通じてコスト変動の適切な反映に取り組んでいるが、これらの取組が奏功しない場合、又は想定を超える受注競争の激化、資材価格の高騰や労務費の上昇が生じた場合には、工事採算が悪化し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (8) 法令・制度変更及び法令違反のリスク 当社グループの事業は、建設業法をはじめとする各種関係法令及び規制の適用を受けており、これらの法令の改廃、新設又は運用基準の変更等が行われた場合には、追加的な対応コストの発生や事業運営上の制約が生じることにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 また、建設業法その他の関連法令においては、経営業務の管理責任者、専任技術者等の許可要件が定められているほか、各種法令違反に対する行政処分や罰則が規定されている。当社グループでは内部管理・内部統制体制を整備し、コンプライアンスの強化に努めているが、万一これらの法令に抵触した場合には、営業停止、許可の取消、指名停止等の処分、社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (9) 情報セキュリティ及び情報システム障害のリスク 当社グループは、工事管理、会計、人事その他の基幹業務に情報システムを利用するとともに、顧客情報、技術情報、個人情報等の各種情報を保有している。これらについては情報セキュリティ体制を整備し適切な管理に努めているが、サイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルス感染、人的ミスその他の要因により、情報漏洩、データの改ざん又は消失、システム障害等が発生した場合には、業務の遂行に支障を来すほか、損害賠償の発生や社会的信用の低下等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (10) 自然災害、感染症等による事業継続リスク 当社グループは、地震、台風、豪雨等の自然災害又は大規模な感染症の流行が発生した場合には、事業所、施工中物件、工事用機材等が被害を受ける可能性がある。 また、交通網・電力・通信等の社会インフラの機能低下、仕入先や協力会社の被災又は稼働制約等により、資材調達の停滞や施工体制の維持が困難となり、工事の中断又は遅延が生じる可能性がある。 当社グループでは、これらの事態に備え、事業継続計画(NDK BCP)の整備等により対応に努めているが、これらの影響を完全に回避することは困難であり、復旧費用の発生や工期の長期化等により、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。 (11) 気候変動に関するリスク 当社グループは、気候変動の進行により自然災害の頻発化及び激甚化が生じた場合には、事業所、施工中物件及び工事用機材への被害、並びに施工の中断又は遅延等が発生する可能性がある。 また、脱炭素社会への移行に伴い、温室効果ガス排出に関する規制の強化、炭素税の導入その他の環境規制の拡充が行われた場合には、これらへの対応に係る追加的なコストの発生又は事業運営上の制約が生じる可能性がある。 当社グループは、これらの動向に対応すべく各種施策に取り組んでいるが、気候変動に伴う影響を完全に回避することは困難であり、当該影響により当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性がある。
経営成績の分析 (MD&A)11,169字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度の国内経済は、原材料価格の高騰や物価上昇等の影響があったものの、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により緩やかな回復の動きがみられた。一方、物価動向やアメリカの通商政策をめぐる動向、中東情勢の影響などの景気を下押しするリスクに留意する必要があった。 当建設業界における受注環境は、公共投資は底堅く推移しており、民間設備投資は緩やかに持ち直した。 当社グループを取り巻く経営環境は、各鉄道会社の安全・安定輸送に対する投資と設備更新が堅調に推移していることや、民間企業において大都市圏を中心とした再開発やデータセンターの建設投資、既存建物の基幹設備老朽化による更新工事が堅調であり、設備工事の需要が拡大した。 このような状況の中で、当社グループは前連結会計年度からの豊富な繰越工事の効率的な施工に加え、グループを挙げて新規工事の受注確保に努めた結果、当連結会計年度の連結受注高は2,673億円(前連結会計年度比120%)、連結売上高は2,292億円(前連結会計年度比106%)となり、連結繰越高は2,242億円(前連結会計年度比122%)と全てにおいて過去最高となった。 利益についても、連結営業利益は235億60百万円(前連結会計年度比131%)、連結経常利益は252億78百万円(前連結会計年度比130%)、親会社株主に帰属する当期純利益は180億60百万円(前連結会計年度比137%)と全てにおいて過去最高となった。 部門別の状況は次のとおりである。 鉄道電気工事部門 当連結会計年度は、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとするJR各社、公営鉄道及び民営鉄道等に対して組織的営業を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は1,370億円(前連結会計年度比114%)となり、連結完成工事高は1,201億円(前連結会計年度比103%)となった。また、連結繰越工事高は1,026億円(前連結会計年度比120%)となった。 一般電気工事部門 当連結会計年度は、大規模工事を中心に顧客志向に基づいた営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は892億円(前連結会計年度比152%)となり、連結完成工事高は645億円(前連結会計年度比107%)となった。また、連結繰越工事高は932億円(前連結会計年度比136%)となった。 情報通信工事部門 当連結会計年度は、得意先等に対し全社的な受注の確保に努めた結果、連結受注工事高は319億円(前連結会計年度比94%)となり、連結完成工事高は311億円(前連結会計年度比111%)となった。また、連結繰越工事高は231億円(前連結会計年度比103%)となった。 環境エネルギー工事部門 当連結会計年度は、再生可能エネルギーや空調衛生の駅周辺再開発工事などを中心に顧客志向に基づいた営業活動を展開し受注の確保に努めた結果、前連結会計年度に大型工事を受注した反動により、連結受注工事高は41億円(前連結会計年度比62%)となり、連結完成工事高は59億円(前連結会計年度比111%)となった。また、連結繰越工事高は27億円(前連結会計年度比61%)となった。 関連事業等 当連結会計年度は、保有不動産を活用した賃貸事業と工事施工に関わる周辺分野の事業を展開し収益の確保に努めた結果、連結受注高は50億円(前連結会計年度比122%)となり、連結売上高は74億円(前連結会計年度比121%)となった。 (注) 「関連事業等」には、不動産業及びビル総合管理、電気設備の保守点検、資材等の販売、ソフトウェアの開発及び電気設備の設計等を含んでいるが、不動産の賃貸・管理等は受注生産を行っていないため、連結受注高に金額は含まれていない。 ② 財政状態の状況 資産 当連結会計年度末における資産の残高は、3,337億93百万円(前連結会計年度末は2,963億88百万円)となり、374億4百万円増加した。 負債 当連結会計年度末における負債の残高は、1,030億67百万円(前連結会計年度末は867億39百万円)となり、163億27百万円増加した。 純資産 当連結会計年度末における純資産の残高は、2,307億26百万円(前連結会計年度末は2,096億49百万円)となり、210億77百万円増加した。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物の期末残高は、投資活動による資金の減少があったものの、営業活動及び財務活動による資金の増加により、前連結会計年度末から77億60百万円増加し、337億10百万円となった。 営業活動によるキャッシュ・フローは、105億21百万円の資金増加(前連結会計年度比148億62百万円増加)となった。これは、税金等調整前当期純利益270億86百万円の計上等による資金増加要因と、売上債権の増加額141億23百万円等による資金減少要因によるものである。 投資活動によるキャッシュ・フローは、46億96百万円の資金減少(前連結会計年度比10億77百万円増加)となった。これは、有形固定資産の取得による支出58億54百万円等による資金減少要因によるものである。 財務活動によるキャッシュ・フローは、19億36百万円の資金増加(前連結会計年度比17億66百万円増加)となった。これは、短期借入金の純増加額81億0百万円等による資金増加要因と、配当金の支払額54億6百万円等による資金減少要因によるものである。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a. 受注実績 区分   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 鉄道電気工事(百万円)   120,114   137,016   (14.1%増) 一般電気工事(百万円)   58,808   89,219   (51.7%増) 情報通信工事(百万円)   33,885   31,915   (5.8%減) 環境エネルギー工事(百万円)   6,771   4,184   (38.2%減) 関連事業等(百万円)   4,137   5,033   (21.6%増) 合計(百万円)   223,718   267,369   (19.5%増) (注) 「関連事業等」のうち受注生産を行っていない不動産の賃貸・管理等は、上記金額には含まれていない。 b. 売上実績 区分   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 鉄道電気工事(百万円)   117,160   120,127   (2.5%増) 一般電気工事(百万円)   60,092   64,522   (7.4%増) 情報通信工事(百万円)   28,156   31,148   (10.6%増) 環境エネルギー工事(百万円)   5,378   5,962   (10.9%増) 関連事業等(百万円)   6,134   7,446   (21.4%増) 合計(百万円)   216,922   229,207   (5.7%増) (注) 1.当社グループでは、生産実績を定義することが困難であるため、「生産の状況」は記載していない。 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 相手先   前連結会計年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   当連結会計年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) 東日本旅客鉄道㈱   110,662   51.0   110,181   48.1 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりである。 建設業における受注工事高及び完成工事高の状況 (a) 受注工事高、完成工事高及び繰越工事高 前事業年度  自 2024年4月1日  至 2025年3月31日 区分   前期繰越工事高(百万円)   当期受注工事高(百万円)   計 (百万円)   当期完成工事高(百万円)   次期繰越工事高 (百万円) 鉄道電気工事   65,109   83,734   148,844   81,679   67,164 一般電気工事   69,544   58,171   127,715   59,853   67,861 情報通信工事   15,202   28,916   44,118   23,570   20,548 環境エネルギー工事   2,569   6,361   8,930   4,551   4,379 関連事業等   998   2,477   3,476   4,421   1,692 合計   153,424   179,660   333,084   174,075   161,646 (注) 1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2.「関連事業等」の当期完成工事高には、受注生産を行っていない不動産の賃貸等の売上高が含まれているため、当期完成工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-次期繰越工事高)に一致しない。 当事業年度  自 2025年4月1日  至 2026年3月31日 区分   前期繰越工事高(百万円)   当期受注工事高(百万円)   計 (百万円)   当期完成工事高(百万円)   次期繰越工事高 (百万円) 鉄道電気工事   67,164   94,639   161,803   83,147   78,656 一般電気工事   67,861   88,665   156,527   63,252   93,274 情報通信工事   20,548   27,382   47,930   26,441   21,489 環境エネルギー工事   4,379   2,974   7,353   5,192   2,161 関連事業等   1,692   3,119   4,812   5,635   2,259 合計   161,646   216,781   378,427   183,669   197,841 (注) 1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2.「関連事業等」の当期完成工事高には、受注生産を行っていない不動産の賃貸等の売上高が含まれているため、当期完成工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-次期繰越工事高)に一致しない。 (b) 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別される。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   鉄道電気工事   88.0   12.0   100 一般電気工事   37.3   62.7   100 情報通信工事   79.1   20.9   100 環境エネルギー工事   37.0   63.0   100 関連事業等   92.4   7.6   100 当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   鉄道電気工事   88.4   11.6   100 一般電気工事   38.2   61.8   100 情報通信工事   80.2   19.8   100 環境エネルギー工事   21.3   78.7   100 関連事業等   64.1   35.9   100 (注) 百分比は請負金額比である。 (c) 完成工事高 期別   区分   民間 (百万円)   官公庁 (百万円)   合計 (百万円) 前事業年度(自  2024年4月1日至  2025年3月31日)   鉄道電気工事   76,050   5,628   81,679 一般電気工事   49,352   10,500   59,853 情報通信工事   22,874   695   23,570 環境エネルギー工事   4,470   80   4,551 関連事業等   3,882   539   4,421 合計   156,631   17,444   174,075 当事業年度(自  2025年4月1日至  2026年3月31日)   鉄道電気工事   79,494   3,653   83,147 一般電気工事   52,465   10,787   63,252 情報通信工事   24,424   2,016   26,441 環境エネルギー工事   5,021   171   5,192 関連事業等   5,117   518   5,635 合計   166,522   17,146   183,669 (注) 1.完成工事のうち主なものは、次のとおりである。 前事業年度の完成工事のうち主なもの 東日本旅客鉄道㈱   東大宮操車場連動装置取替信号設備改良工事 北九州高速鉄道㈱   北九州モノレール高配ケーブル張替工事 社会医療法人社団 カレスサッポロ   カレス記念病院建設電気設備工事 東日本旅客鉄道㈱   秋葉原外4駅駅構内5Gインフラ設備新設工事 ㈱ユニマットハーヴェスト レジデンス   (仮称)八街ハーヴェストレジデンス第1期新築工事(機械設備工事) 当事業年度の完成工事のうち主なもの 東日本旅客鉄道㈱   東京貨物ターミナル駅構内電車線路支障改良工事(羽田空港アクセス線) 名古屋市交通局   中村公園駅始め9駅構内照明のLED化工事 ㈱えきまちエナジークリエイト   TAKANAWA GATEWAY CITY 地域エネルギー供給電気設備工事 JR九州電気システム㈱   サニーサイドモール小倉 インフラシェアリング新設工事 戸田建設㈱   折爪岳風力発電所建設電気設備工事 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりである。 前事業年度   東日本旅客鉄道㈱   76,743百万円   44.1% 当事業年度   東日本旅客鉄道㈱   74,987百万円   40.8% (d) 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   民間 (百万円)   官公庁 (百万円)   合計 (百万円) 鉄道電気工事   75,775   2,880   78,656 一般電気工事   72,816   20,458   93,274 情報通信工事   18,954   2,535   21,489 環境エネルギー工事   2,093   68   2,161 関連事業等   1,424   835   2,259 合計   171,063   26,777   197,841 (注) 次期繰越工事のうち主なものは、次のとおりである。 東日本旅客鉄道㈱   羽田空港アクセス線整備大井ふ頭変電所電気設備新設工事 日本貨物鉄道㈱   仙台貨物ターミナル駅移転に伴う電力設備新設その他工事 大阪市高速電気軌道㈱   御堂筋線・四つ橋線電力設備取替工事 倉敷市役所   倉敷市児島モーターボート競走場スタンド棟施設整備事業 名古屋市交通局   東山線旅客案内装置改修工事 東日本旅客鉄道㈱   川崎発電所燃料ガス導管改修工事 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ① 経営成績の状況に関する分析・検討内容 「日本電設3ヶ年経営計画2024」の2年目である2026年3月期の連結受注高は、データセンターをはじめとした民間の大型設備投資や基幹設備老朽化による更新工事などを受注したことに加え、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとする各鉄道会社の安全・安定輸送に対する設備投資が順調に推移し、3期連続で過去最高を更新した。 連結売上高及び連結営業利益については、豊富な手持工事や良好な受注環境を背景に、特に一般電気工事部門における設計変更に伴う追加工事の獲得、物価上昇分の価格転嫁の進展があったことにより、いずれも2期連続で過去最高を更新した。 連結次期繰越高についても、豊富な手持工事や好調な受注を背景に2期連続で過去最高を更新した。 セグメントごとの経営成績の分析・検討内容については、当社グループは設備工事業の単一セグメントであるため、設備工事業の部門別の内容を記載している。 鉄道電気工事部門 連結受注工事高は、東日本旅客鉄道株式会社をはじめとするJR各社・民営鉄道各社からの受注が好調であったことにより、前連結会計年度比で大幅に増加した。 連結完成工事高は、受注増や手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加した。 一般電気工事部門 連結受注工事高は、駅周辺の大規模再開発やデータセンター等の大規模工事を複数受注したことにより、前連結会計年度比で大幅に増加した。 連結完成工事高は、受注増や手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加したが、大型案件における計画変更や工期延伸により、連結完成工事高の伸びは小幅にとどまった。 情報通信工事部門 連結受注工事高は、前連結会計年度に大型のネットワーク案件を受注した反動により、前連結会計年度比で減少した。 連結完成工事高は、鉄道通信工事において工期見直し等による減少があったものの、インフラシェアリング工事やネットワーク工事が寄与したことにより、前連結会計年度比で増加した。 環境エネルギー工事部門 連結受注工事高は、空調衛生・電気一体の大型案件を受注したものの、前連結会計年度に複数の大型案件を受注した反動により、前連結会計年度比で減少した。 連結完成工事高は、手持工事が順調に進捗したことにより、前連結会計年度比で増加した。 ② 財政状態の状況に関する分析・検討内容 資産 当連結会計年度末においては、工事量の変動に伴い受取手形・完成工事未収入金等が増加したほか、保有株式の時価の変動に伴い投資有価証券が増加した。 負債 当連結会計年度末においては、資金需要の増加に伴い短期借入金が増加したほか、工事量の変動に伴い工事未払金等及び電子記録債務が増加した。 純資産 当連結会計年度末においては、親会社株主に帰属する当期純利益を計上したことに伴い利益剰余金が増加したほか、保有株式の時価の変動に伴いその他有価証券評価差額金が増加し、自己資本比率は64.6%となった。 利益剰余金のうち提出会社の繰越利益剰余金の処分については、2026年6月26日開催の第84期定時株主総会の議案として、次のとおり付議する予定である。 1株当たり配当額 124円 配当総額 7,429百万円 別途積立金の積立 7,700百万円 なお、配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」の項目を参照のこと。 ③ キャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 a. キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度における「現金及び現金同等物の期末残高」(以下「資金」という。)は、投資活動による資金の減少があったものの、営業活動及び財務活動による資金の増加により、前連結会計年度末から77億60百万円増加し、337億10百万円となった。 なお、詳細については、「第2  事業の状況  4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析  (1)経営成績等の状況の概要  ③ キャッシュ・フローの状況」の項目を参照のこと。 b. キャッシュ・フロー指標のトレンド 2023年3月期   2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 自己資本比率(%)   67.8   65.7   66.0   64.6 時価ベースの自己資本比率(%)   37.3   44.5   41.6   83.3 キャッシュ・フロー対有利子 負債比率(年)   0.1   0.1   ―   1.3 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)   ―   ―   ―   120.8 (注) 1.自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い 2.各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出している。 3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出している。 4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用している。有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を払っている全ての負債を対象としている。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用している。 5. 2025年3月期のキャッシュ・フロー対有利子負債比率及びインタレスト・カバレッジ・レシオについては、営業活動によるキャッシュ・フローがマイナスのため記載していない。 c.資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループは、現金及び現金同等物並びに営業活動によるキャッシュ・フローを資金の源泉としている。一方、資金需要については、運転資金をはじめ、成長投資や経営基盤の強化として、人材の確保、育成・教育、技術開発、DXの推進、軌陸車等の工事用機材の配備、事業所整備、M&A、新規事業、施工体制強化等の支出のほか、株主の皆様への配当である。 資金の流動性については、これらの資金需要に対して自己資金により対応できる適切な水準を維持することを基本方針としているが、不足が見込まれる場合には金融機関から調達することとしており、当連結会計年度末は、現金及び現金同等物337億10百万円を確保し必要な流動性水準を維持している。 また、当社は資金需要に備えるため、複数の金融機関と当座貸越契約を締結している。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いているが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性がある。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりである。 a. 貸倒引当金 売上債権、貸付金等の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率に基づき、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に債権の回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上している。 将来の不確実な経済条件の変動等により、貸倒実績率を補正すること等が必要となった場合、引当金の金額が増減する可能性がある。 b. 完成工事補償引当金 完成工事に係る契約不適合責任により要する費用に備えるため、当連結会計年度の完成工事高に対し、過去の完成工事に係る補償額の実績を基に将来の発生見込額を加味して計上している。 見積りを超える費用が発生した場合、引当金の追加計上が必要となる可能性がある。一方、実際の費用が引当金の金額を下回った場合は引当金戻入益を計上することとなる。 c. 工事損失引当金 受注工事に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末における手持受注工事のうち、損失が確実視されその金額を合理的に見積ることができる工事について、損失見込額を計上している。 損失見込額の見積りは、工事契約ごとに策定した実行予算に基づき算定している。また、実行予算は、作成時点で入手可能な情報に基づき、作業内容や原材料価格等について仮定し策定している。工事の進捗等に伴い継続して実行予算の見直しを行っているが、工事契約の変更や仕様変更、工事着手後の状況の変化等が発生した場合は、引当金の金額が増減する可能性がある。 d. 退職給付債務及び退職給付費用 退職給付債務及び退職給付費用は、数理計算上で設定される前提条件に基づいて算定しており、これらの前提条件には、割引率、予定昇給率、退職率、死亡率及び年金資産の長期期待運用収益率等が含まれている。 将来の不確実な経済条件の変動等により前提条件の見直しが必要となった場合、退職給付債務及び退職給付費用に影響を与える可能性がある。 e.固定資産の減損 固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしている。 将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの見直しが必要となった場合、減損損失が発生する可能性がある。 f. 繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性については毎期見直しており、過年度の業績、納税状況及び将来の業績予測等を総合的に勘案し、課税所得の額を合理的に見積ることにより判断している。 将来の不確実な経済条件の変動等により見積りの見直しが必要となった場合、繰延税金資産が減額され税金費用が発生する可能性がある。 g. 履行義務の充足に係る進捗度を見積り、一定の期間にわたり認識した収益 履行義務の充足に係る進捗度の測定は、当連結会計年度末までに発生した工事原価が、予想される工事原価総額に占める割合(原価比例法)に基づいて行っている。 工事原価総額は、工事契約ごとに策定した実行予算に基づき算定している。また、実行予算は、作成時点で入手可能な情報に基づき、作業内容や原材料価格等について仮定し策定している。工事の進捗等に伴い継続して実行予算の見直しを行っているが、工事契約の変更や仕様変更、工事着手後の状況の変化等が発生した場合は、完成工事高及び完成工事原価に影響を与える可能性がある。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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