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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

大氣社

Taikisha Ltd.1979 · Prime · 建設業

産業用空調と塗装設備のトータルエンジニアリング。一般空調からクリーンルーム、自動車塗装まで、設計・施工・製造を一貫提供。

概要

大氣社は1949年に株式会社建材社として創業し、空調設備工事と塗装システム事業を中核とする総合設備工事会社である。半導体工場や自動車工場向けのクリーンルーム空調に強みを持ち、2025年3月期の連結売上高は2,762億円、営業利益180億円、従業員数5,525人。東京証券取引所プライム市場に上場し、国内外に32の連結子会社を擁する。

二事業セグメントで構成される収益構造

大氣社の事業は「環境システム事業」と「塗装システム事業」の二つで構成される。2025年3月期、環境システム事業の完成工事高は1,831億円(前期比8.1%増)、セグメント利益は208億円。同事業はビル空調分野と産業空調分野に分かれ、半導体・電子部品・電池・医薬品工場向けのクリーンルームなど産業空調が約1,369億円を占める。塗装システム事業の完成工事高は1,030億円(前期比3.6%減)、セグメント利益は43億円。主力は自動車車体・バンパー向け塗装設備で、建設車両や鉄道車両向けも手がける。売上高全体に占める海外比率は約50%で、海外完成工事高は1,440億円に達する。

20カ国・30拠点に拡がるグローバルネットワーク

大氣社は1971年にタイに初の海外子会社を設立して以来、東南アジア、中国、インド、北米、欧州へと生産・サービス拠点を拡大してきた。2025年時点で20カ国・30拠点のネットワークを持つ。主要な海外子会社にはTaikisha (Thailand) Co., Ltd.(タイ)、Taikisha USA, Inc.(米国)、Taikisha Engineering India Private Ltd.(インド)、華気社(台湾)などがある。これらの拠点は現地の需要に応じたエンジニアリングを提供し、メガクラウド向けデータセンターや製薬工場など、グローバル企業からの受注を獲得している。

長期ビジョン「10年プラン2035」と成長戦略

大氣社は2025年5月に「10年プラン2035」を策定し、2035年のありたい姿を「Be Engineering for a Sustainable Society」と定義した。その下で「Innovative Engineering」と「Global Inclusion」の二つの指針を掲げ、半導体・モビリティ・バッテリー・バイオ・データセンターなど成長産業への注力を打ち出している。また、地域戦略部を新設し、ASEAN、東アジア、インド、北米、国内の各戦略室を通じてグローバルな受注体制を強化。特に、米国の塗装オートメーション企業Encore Automation LLCを買収し、オートメーション領域の拡大を図っている。

業界の中での役割は空調・塗装設備の設計・施工・製造を行うエンジニアリング企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,861億円
営業利益
233億円
営業利益率
8.1%
純利益
156億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01環境システム事業主力

事務所、ホテル、病院、データセンターなどの一般空調設備に加え、半導体・電子部品・電池・医薬品・食品工場向けクリーンルームや植物工場などの産業空調設備の設計・監理・施工、関連資機材の製造販売を手がける。空調設備の総合ソリューションを提供。

主な製品・サービス2
ビル空調設備
一般事務所、商業施設、病院、ホテル、学校などの快適空調を実現する空調システムの設計・施工。
産業空調設備
半導体工場、電子部品工場、電池工場、精密機械工場、医薬品工場、食品工場向けのクリーンルームや恒温恒湿設備。製造プロセスに適した厳密な温度・湿度・清浄度管理を提供。

02塗装システム事業準主力

自動車車体・バンパーなど自動車産業向けを主力に、建設車両、鉄道車両、航空機、一般産業機器の製造工場における塗装設備の設計・監理・施工、関連資機材の製造販売を手がける。自動車産業向け塗装システムが中心。

主な製品・サービス2
自動車塗装設備
自動車車体やバンパー向け塗装ラインの設計・施工。塗装ブース、塗装ロボット、乾燥炉などを含むトータルシステム。
産業機器向け塗装設備
建設車両、鉄道車両、航空機、一般産業機器など自動車以外の製造工場向け塗装設備。

製品と技術

半導体工場のクリーンルームを支える産業空調設備

環境システム事業の中核である産業空調設備は、半導体・電子部品・電池・精密機械・医薬品・食品などの製造工場向けに、クリーンルームや恒温恒湿設備を提供する。半導体工場では微粒子や温度・湿度の厳密な制御が求められ、大氣社はこの分野で長年の実績を持つ。具体的には、クリーンルームの設計・施工に加え、空調機やフィルタユニットなどの関連資機材も製造販売する。2025年3月期の産業空調分野の完成工事高は1,369億円で、環境システム事業全体の約75%を占める。データセンター向け空調も同事業の成長分野である。

自動車車体塗装ラインを自動化する塗装システム

塗装システム事業では、自動車車体やバンパー向けの塗装ラインをトータルで設計・施工する。塗装ブース、塗装ロボット、乾燥炉、搬送装置などを含むシステムで、自動車メーカーの生産ラインに組み込まれる。また、建設車両、鉄道車両、航空機、一般産業機器向けの塗装設備も手がける。大氣社は北米で買収したEncore Automation LLCを通じて、塗装工程のオートメーション技術を強化。2025年3月期の同事業の完成工事高は1,030億円。受注高は1,351億円と好調で、欧州や中国での大型案件が寄与している。

一般ビルから病院までカバーするビル空調設備

環境システム事業のもう一つの柱であるビル空調設備は、一般事務所、商業施設、病院、ホテル、学校、研究所、劇場、データセンターなどの快適空調を実現する。設計・監理・施工の一貫サービスを提供し、エネルギー効率の高いシステムを提案する。2025年3月期のビル空調分野の完成工事高は461億円で、前期比25.4%増加。都市部の再開発需要やデータセンター投資の拡大を背景に堅調に推移している。同分野では、空調機器の製造販売も行い、アフターサービスまで含めた「Design, Build & Care」の体制を整えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

工事会社、塗装・設備に強み

大氣社は建築塗装・防水工事を主力とする専門工事会社。ウエストHDやショーボンドHDと同業だが、売上高2,762億円と業界中堅。公共工事依存度が低く、民間建築物のリニューアル需要を中心に安定受注。営業利益率6.52%と収益性は業界平均並み。

強み

  • 塗装・防水分野で高い技術力と施工実績。
  • 民間リニューアル需要が安定的に存在。
  • 全国各地に拠点を持ち、広域対応が可能。
  • 官公庁工事への依存度が低く変動リスク分散。

課題

  • 建設技能労働者の高齢化・若手不足で施工力制約。
  • 営業利益率6.5%と高くないため原価管理強化が必要。
  • 中小専門業者との競合や価格競争に晒される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が大氣社

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11969高砂熱学工業6,011億円15.0倍
21959クラフティア5,737億円14.3倍
31951エクシオグループ5,398億円17.4倍
41417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
51941中電工3,000億円15.1倍
61979大氣社2,459億円15.8倍
71950日本電設工業2,446億円12.8倍
86703沖電気工業2,400億円11.1倍
96013タクマ2,233億円15.9倍
101946トーエネック2,125億円11.5倍
115393ニチアス2,105億円20.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

建設業許可を取得し塗装事業に進出した創業期

大氣社の前身である株式会社建材社は1949年7月に設立された。同年10月には建設業法の施行に伴い建設業者登録(建設大臣(イ)1263号)を行い、設備工事業に参入。1952年10月には塗装プラント事業を開始し、後に主力事業の一つとなる塗装システムの基盤を築いた。1964年4月には大阪府枚方市に枚方実験室を開設し、技術開発体制を整備。創業後20年足らずで空調と塗装の両分野における技術基盤を固め、総合設備工事会社への道を歩み始めた。

商号を大氣社に改め東証第二部へ上場した1970年代

1971年6月、タイに初の海外子会社Thai Kenzaisha Co., Ltd.(後のTaikisha (Thailand))を設立し、国際展開の第一歩を踏み出す。1973年4月には商号を株式会社大氣社に変更し、現在の社名となる。1974年3月には建設業法改正に伴い建設大臣許可(特、般-48)を取得。同年10月、株式を東京証券取引所市場第二部に上場し、資本市場からの資金調達を可能にした。1976年11月にはサンエス工業株式会社を設立し、国内の施工体制を強化。1980年9月には東証第一部銘柄に指定され、信用力を高めた。

米国・ASEANへの生産拠点展開を加速した1980〜1990年代

1981年6月、米国にTKS Industrial Company(現Taikisha USA)を設立し、北米市場に参入。1989年から1990年にかけては台湾(華気社)、マレーシア(Taikisha Engineering (M))、インドネシア(P.T. Taikisha Indonesia Engineering)に相次いで子会社を設立。1992年には韓国法人(株式会社韓国大気社)を設立。1994年には中国(五洲大気社工程有限公司)、1995年にはインドとフィリピン、1998年にはベトナムへと拡大した。この時期にアジア全域の生産ネットワークが形成され、日系メーカーの海外進出に追随する形で受注を伸ばした。

事業部制を二本柱に再編した2000年代

2003年4月、大氣社は環境設備・産業設備・塗装設備の三事業部制を導入。しかし2007年4月、環境設備と産業設備を統合し「環境システム事業部」と「塗装システム事業部」の二事業部制へと改めた。これにより、空調関連と塗装関連の二軸で経営資源を集中させる体制が確立した。同時期、2004年1月にはシンガポールに現地法人Taikisha (Singapore)を設立し、東南アジアの統括機能を強化。同年4月には総合研究所と技術研究所を統合し、神奈川県愛川町に研究開発センターを開設。技術基盤の一元化を進めた。

M&Aと新興国進出で事業を拡大した2010年代

2010年代、大氣社はM&Aと新興国進出を積極化した。2010年10月に天津大気社塗装系統有限公司を設立し、中国の塗装事業を強化。2011年6月にはカンボジア、2013年12月にはミャンマー、2019年12月にはラオスに子会社を設立し、インドシナ半島全域にプレゼンスを広げた。また2014年6月には米国のオートメーション企業ENC Automation LLC(現Encore Automation LLC)の持分を取得し、塗装システムの自動化技術を取り込んだ。2019年2月には座間技術センターと枚方開発部門を統合し、テクニカルセンターを開設。技術開発と現場支援の効率化を図った。

10年プラン2035を策定した2020年代

2020年代に入り、大氣社は長期ビジョンの再構築に着手。2025年5月に「10年プラン2035」を公表し、半導体・データセンター・バッテリーなど成長産業への集中投資を宣言した。2024年度(2025年3月期)の連結売上高は2,762億円、営業利益180億円。受注高は3,517億円と前年比26.8%増加し、過去最高を更新。特に海外受注は1,854億円と32.4%増加した。同時に地域戦略部を新設し、ASEAN、東アジア、インド、北米の各戦略室を設置。非日系企業の開拓やグローバル研究開発拠点の拡充を進めている。

年表35件を開く

1940年代

  • 1949年7月創業株式会社建材社設立
  • 1949年10月建設業法の施行により、建設業者登録(建設大臣(イ)1263号)を行う

1950年代

  • 1952年10月塗装プラント事業開始

1960年代

  • 1964年4月大阪府枚方市に枚方実験室を開設(1984年4月技術研究所と改称)

1970年代

  • 1971年6月商号変更Thai Kenzaisha Co., Ltd.を設立(2001年7月Taikisha (Thailand) Co., Ltd.に社名変更、現・連結子会社)
  • 1973年4月商号変更商号を株式会社大気社に変更
  • 1974年3月建設業法改正により、建設大臣許可(特、般-48)第3441号の許可を受ける
  • 1974年10月上場株式を東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1976年11月サンエス工業株式会社を設立(現・連結子会社)

1980年代

  • 1980年8月神奈川県座間市に座間技術センターを開設(2019年2月テクニカルセンターと改称)
  • 1980年9月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
  • 1981年6月商号変更TKS Industrial Companyを設立(2024年4月Taikisha USA, Inc.に社名変更、現・連結子会社)
  • 1986年10月日本ノイズコントロール株式会社を設立(現・連結子会社)
  • 1987年4月商号変更株式会社アトモス空調サービスを設立(2000年4月東京大気社サービス株式会社に社名変更、現・連結子会社)
  • 1989年3月華気社(股)公司を設立(現・連結子会社)
  • 1989年6月Taikisha Engineering (M) Sdn. Bhd.を設立(現・連結子会社)

1990年代

  • 1990年4月P.T.Taikisha Indonesia Engineeringを設立(現・連結子会社)
  • 1991年1月神奈川県愛川町に総合研究所を開設
  • 1992年4月商号変更株式会社東気TECを設立(1996年1月株式会社韓国大気社に社名変更、現・連結子会社)
  • 1994年3月五洲大気社工程有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 1995年2月商号変更Taikisha Engineering India Pvt. Ltd.を設立(1999年7月Taikisha Engineering India Ltd.に社名変更、2015年1月Taikisha Engineering India Private Ltd.に社名変更、現・連結子会社)
  • 1995年4月Taikisha Philippines Inc.を設立(現・連結子会社)
  • 1998年3月Taikisha Vietnam Engineering Inc.を設立(現・連結子会社)

2000年代

  • 2000年6月大気社香港有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2003年4月環境設備、産業設備、塗装設備の三事業部制を導入
  • 2004年1月Taikisha (Singapore) Pte. Ltd.を設立(1985年3月開設のシンガポール支店を現地法人化、現・連結子会社)
  • 2004年4月M&A総合研究所に技術研究所を統合し、研究開発センター(神奈川県愛川町)を開設(2012年4月技術開発センターと改称、2024年7月技術開発センター「TAIKISHA INNOVATION SITE AIkawa」と改称)
  • 2004年7月P.T. Taikisha Manufacturing Indonesiaを設立(現・連結子会社)
  • 2007年4月M&A環境設備事業部と産業設備事業部とを統合し、環境システム事業部、塗装システム事業部の二事業部制へ変更

2010年代

  • 2010年10月天津大気社塗装系統有限公司を設立(現・連結子会社)
  • 2011年6月Taikisha (Cambodia) Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)
  • 2013年12月Taikisha Myanmar Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)
  • 2014年6月商号変更ENC Automation LLCの持分を取得(2014年6月Encore Automation LLCに社名変更、現・連結子会社)
  • 2019年2月M&A座間技術センターと枚方開発部門を統合し、テクニカルセンターを開設
  • 2019年12月Taikisha Lao Co.,Ltd.を設立(現・連結子会社)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 完成工事高2035年3月期まで5,000億円超
  • 自己資本利益率(ROE)2035年3月期まで12.0%以上
  • CO2排出量削減率(スコープ1・2、2022年度比)2035年3月期まで53%削減
  • CO2排出量削減率(スコープ3、2022年度比)2035年3月期まで35%削減
  • 従業員数2035年3月期まで7,200名

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    成長産業への積極展開

    半導体、電子部品、モビリティ、バッテリー、バイオ、医薬品、データセンターなどの成長産業市場に注力し、技術革新と市場ニーズに対応して事業拡大を図る。

  2. 02

    グローバル地域戦略の強化

    北米、インド、欧州、ASEANなどの海外市場で地域特性に合わせた戦略を展開し、グローバルな競争力を強化する。非日系企業の開拓も進める。

  3. 03

    GX・DX技術の高度化

    CO2削減に貢献するGXエンジニアリング技術と、ファクトリーオートメーションのDX技術を高度化し、広範な産業領域のグリーン化・スマート化に貢献する。

  4. 04

    人的資本の増強と業務効率化

    急増するビジネス機会に対応するため、人的資本の拡充(数・質)とビジネスプロセスの合理・効率化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で5,525人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,160万円で、9期前と比べて+25.1%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は15.2年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,702
2018年3月4,834
2019年3月92743.918.14,829
2020年3月1,07743.617.84,783
2021年3月1,07843.117.45,042
2022年3月1,03442.716.35,079
2023年3月96642.516.04,890
2024年3月1,06842.515.95,031
2025年3月1,18142.315.75,267342
2026年3月1,16042.015.25,525422

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率69.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)63.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社34(国内 9 / 海外 25、うち連結子会社 15) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
技術開発センター「TAIKISHA INNOVATION SITE AIkawa」 — 神奈川県愛川町3,625百万円
環境システム事業
Innovation Fab Hyderabad — インド・テランガナ州・ハイデラバード市2,329百万円
環境システム事業
テクニカル センター — 神奈川県座間市1,842百万円
塗装システム事業
本社 — 中国・天津市590百万円
塗装システム事業
本社 — 大阪府 枚方市537百万円
環境システム事業 及び塗装システム事業
プネー工場 — インド・マハーラシュトラ 州・プネー市520百万円
塗装システム事業
本社 — インド・ハリヤナ州・グルグラム市514百万円
塗装システム事業
ヴァドーダラー 工場 — インド・グジャラート州・ヴァドーダラー 市275百万円
塗装システム事業
本社 — インド・テランガナ州・ハイデラバード市259百万円
環境システム事業
本社 — インドネシア・カラワン県184百万円
塗装システム事業
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    サンエス工業㈱
    大阪府枚方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    日本ノイズ コントロール㈱
    東京都中野区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    東京大気社サービ ス㈱
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱ベジ・ファクトリー
    埼玉県春日部市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha USA, Inc.
    米国・デラウェア州・ケント郡 ドーバー市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Encore Automation LLC (注)1,5
    米国・ミシガン州・オーバーン ヒルズ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha Canada Inc. (注)1
    カナダ・オンタリオ州・トロント市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha de Mexico, S.A. de C.V. (注)1
    メキシコ・ケレタロ州 ケレタロ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha do Brasil Ltda. (注)1
    ブラジル・サンパウロ州・ジュンディアイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha (Singapore) Pte. Ltd. (注)2
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Taikisha (Thailand) Co., Ltd. (注)1
    タイ・バンコク都 · 連結子会社
    議決権85.7%
  • 海外
    Taikisha Trading (Thailand) Co., Ltd. (注)1
    タイ・バンコク都 · 連結子会社
    議決権98.8%
残りのグループ会社22社を開く
  • Thaiken Maintenance & Service Co., Ltd. (注)1タイ・サムット プラカン県100%
  • Token Interior & Design Co., Ltd. (注)1タイ・バンコク都90%
  • TKA Co., Ltd. (注)1タイ・バンコク都100%
  • Taikisha Engineering (M) Sdn. Bhd.マレーシア・セランゴール州・ペタリンジャヤ市100%
  • P.T.Taikisha Indonesia Engineeringインドネシア・ジャカルタ市99%
  • P.T. Taikisha Manufacturing Indonesia (注)1,2インドネシア・カラワン県100%
  • Taikisha Philippines Inc. (注)4フィリピン・マカティ市40%
  • Taikisha Vietnam Engineering Inc.ベトナム・ハノイ市100%
  • Taikisha (Cambodia) Co., Ltd.カンボジア・プノンペン市100%
  • Taikisha Myanmar Co., Ltd. (注)1ミャンマー・ヤンゴン市100%
  • Taikisha Lao Co., Ltd. (注)1ラオス・ビエンチャン市100%
  • 五洲大気社 工程有限公司(注)2中国・北京市70%
  • 天津大気社塗装 系統有限公司(注)1,2中国・天津市100%
  • 大気社香港 有限公司中国・香港特別行政区100%
  • 華気社(股)公司(注)2台湾・新竹県竹北市100%
  • ㈱韓国大気社韓国・ソウル特別市80%
  • Taikisha Engineering India Private Ltd.インド・ニューデリー市58%
  • Nicomac Taikisha Clean Rooms Private Limited (注)1インド・テランガナ州・ハイデラバード市100%
  • Taikisha Hungary Kft.ハンガリー・ブダペスト市100%
  • Taikisha Deutschland GmbHドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州100%
  • ㈱フレデリッシュ福井県敦賀市34%
  • 天津東椿大気塗装 輸送系統設備有限 公司中国・天津市35%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    ムーンショット型研究開発事業地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現パッシブDAC技術の研究開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-02-13
    1.6億円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,861億円営業利益233億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.6%、利益が+29.4%。

売上高
+3.6%
2,861億円
営業利益
+29.4%
233億円
純利益
+41.8%
156億円
営業利益率
8.1%
前期比 +1.6%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,070億円2,861億円
営業利益238億円233億円
純利益180億円156億円
1株あたり配当¥119¥119

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

3期分

直近は2027年1Qで、売上は614億円、営業利益は35億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2025年4Q2,7621174.253
2026年4Q2,8611284.581
2027年1Q614355.720

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

直近期の営業利益率は8.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
Taikisha Myanmar Co., Ltd.を設立(現・連結子会社)
2013年3月10762
ENC Automation LLCの持分を取得(2014年6月Encore Automation LLCに社名変更、現・連結子会社)
2014年3月9342
2015年3月9661
2016年3月12371
2017年3月9863
2018年3月13173
座間技術センターと枚方開発部門を統合し、テクニカルセンターを開設
2019年3月15188
2020年3月16091
2021年3月12383
2022年3月10872
2023年3月13079
2024年3月199156
2025年3月2,7621801996.5110
2026年3月2,8612332488.1156

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,861億円のうち、営業利益として残るのは233億円8.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は156億円、売上の5.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金80.7%2,309億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金11.1%319億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.1%233億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.8pt
8.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.0pt
5.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.8pt
10.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
8.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが647億円、投資CFが7億円で、差し引きのフリーCFは654億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は864億円で、売上の3.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月108−13−2695336
2014年3月75−12−3363399
2015年3月14−3913−25405
2016年3月73−3−7470384
2017年3月67−65−532317
2018年3月9314−9107423
2019年3月92−282464499
2020年3月214−9−115205588
2021年3月10−69−14−59507
2022年3月−85−1160−96488
2023年3月48−17−9831439
2024年3月20721−55228633
2025年3月−212−5019−262420
2026年3月6477−235654864

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,868億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,702億円で、自己資本比率は56.1%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,63078584546.2
2014年3月1,66784782048.3
2015年3月1,87199787450.7
2016年3月1,87995992048.4
2017年3月1,9781,00297648.4
2018年3月2,1541,1071,04748.8
2019年3月2,2311,1361,09548.8
2020年3月2,1541,1281,02650.2
2021年3月2,2891,2631,02652.9
2022年3月2,2821,30897454.7
2023年3月2,3711,3201,05153.1
2024年3月2,6651,5161,14954.0
2025年3月2,6841,5651,12055.2
2026年3月2,8681,7021,16656.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
907億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,198億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
1,166億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
73
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率16 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中50位あたり、逆に低いのはROE140社中76位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.1%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.1%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.1%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.6%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,875で、1年前と比べて+37.7%過去52週の値幅のなかでは48%の位置にある。

¥3,875-4.8%1ヶ月-8.9%1年+37.7%時価総額2,459億円
過去52週の値幅
安値¥2,753高値¥5,080

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.8倍
PER (会社予想)13.6倍
PBR1.40倍
配当利回り3.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月7日に4,055円、前日比-7.1%と急落しました。週足では7月27日の4,515円から8月7日までに10.2%下落しており、下落トレンドが強まっています。52週高値5,080円からは20.2%下落、52週安値2,753円からは47.3%上昇しており、上昇トレンドから調整局面へ転換した可能性があります。出来高は8月7日に517,300株と急増しており、売りが優勢となっています。25日移動平均線は4,504円で、株価はこれを下回っており、短期的な弱気シグナルが出ています。RSIは32.4と売られすぎ圏に近づいており、反発の可能性もありますが、トレンドは下向きです。テクニカル的には、移動平均線を下回る展開から、さらなる下落に注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 45/100)

PER は17.35倍と同業界平均の14.04倍を上回り、PBRも1.67倍と平均1.49倍を上回る。配当利回り2.59%は平均3.46%を下回り、ROE10.1%は平均並み。売上高・営業利益は増加傾向で収益改善が見られるが、株価に先行して織り込み済みの感がある。割安感は乏しく、配当利回りの低さが評価を下げる要因。業績成長を考慮しても現在のバリュエーションはやや割高と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.8倍14.4倍
PER (予想)13.6倍
PBR1.40倍1.55倍
ROE10.1%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

半導体需要や設備投資の動向が業績を左右するため、強気派は半導体メーカーの旺盛な投資とクリーンルーム空調の需要増を背景に成長を期待する。特に2025年3月期の減益から2026年3月期に増益転換が見込まれる点や、受注残の安定性を評価する。一方、弱気派は建設業界の人手不足や資材高騰による採算悪化を懸念し、空調工事の競争激化が価格競争を招くリスクを指摘する。また、2025年3月期の営業利益率6.5%は業界平均と比べて高くないため、成長鈍化の可能性を憂慮する。投資論点は、半導体需要の持続性と収益性改善の実現度にある。

プラスに働く材料7
  • 半導体投資で需要拡大

    半導体メーカーの設備投資は今後も増加が見込まれ、クリーンルーム空調の需要が旺盛

  • 受注残の安定性

    大手メーカーからの安定受注により、2年先までの受注残を確保、業績見通しが立ちやすい

  • 増益転換の期待

    2026年3月期に売上高・営業利益率の増加予想、営業利益率8%超と改善傾向

  • 2026年3月期の営業利益は233億円で前期比約3割増通年影響

    営業利益は前期実績の180億円から233億円へ約29%増。53億円の増益がEPSを約3割押し上げる

  • 2026年3月期の純利益156億円が前期の110億円から回復通年影響

    純利益は110億円から156億円へ46億円増加。2024年3月期と同水準まで回復する見通し

  • 売上高2,861億円で過去最高を更新する計画通年影響

    売上高は2762億円から99億円増の2861億円。増収が営業利益233億円の計画を支える

  • 外国人持株比率27.46%と高い需給銘柄継続影響

    外国人持株比率27.46%と高い。海外投資家の継続的な買いが期待される

マイナスに働く材料7
  • 人手不足リスク

    建設業界全体で技能労働者が不足、工事遅延や人件費高騰で採算が悪化する恐れ

  • 資材高騰の影響

    鋼材や樹脂などの高騰が続けば、工事原価が上昇し利益率を圧迫

  • 競争激化

    空調設備工事は参入障壁が高くないため、価格競争で受注単価が下落する可能性

  • 2025年3月期は純利益110億円と前期比29%減通年影響

    純利益は156億円から110億円へ46億円減少。利益変動の大きさが再び増益計画の不安材料

  • 株価は1年で60.93%上昇しバリュエーション調整余地不定影響

    PER17.35倍・PBR1.67倍。1年間で株価が60.93%上昇した後の調整リスクを警戒

  • 配当利回り2.59%と相対的に低い継続影響

    配当利回り2.59%と高くなく、金利上昇時には相対的な魅力が低下しやすい

  • 営業利益率8.14%でも売上高変動で利益ブレ継続影響

    営業利益率8.14%でも売上高の小幅な減少で利益が急減し得る

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高の先行指標であり、需要の強さを示す
営業利益率
工事採算の良否を測る指標で、増益性を見極めるため
半導体関連工事売上比率
成長分野への依存度を確認し、需要変動の影響を評価
従業員一人当たり売上高
人手不足時代の生産性向上を測る重要な指標

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり119で、前期から+52.8%いまの株価に対する利回りは3.07%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥119
1株あたり
配当利回り
3.07%
いまの株価に対して
配当性向
40.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3533.2
2018年3月387.132.4
2019年3月4621.342.7
2020年3月509.944.6
2021年3月45−10.045.3
2022年3月5011.144.5
2023年3月6121.047.8
2024年3月668.331.8
2025年3月729.945.6
2026年3月11052.840.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥119

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,739人。区分でいちばん多いのは金融機関31.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.5%を占め、残る47.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関35.135.735.430.030.331.0
外国法人23.123.324.228.127.727.5
事業法人23.421.922.222.120.621.4
個人・その他17.718.016.918.119.617.5
証券会社0.81.11.41.71.82.5
自己株式2.52.50.81.83.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)(注3)12.11
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)(注4)6.43
03株式会社建材社5.17
04大気社社員持株会3.92
05住友不動産株式会社3.58
06株式会社ルフトツヴァイ3.15
07大気社協力会社持株会3.06
08日本生命保険相互会社2.73
09BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行)2.54
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人株式会社みずほ銀行)2.36

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+43%、1株純資産は14期で+22%。直近期のROEは10.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月1712,0878.712.548.8
2014年3月1162,2835.319.365.5
2015年3月1732,6916.917.335.8
2016年3月2042,6347.613.346.9
2017年3月1832,7996.814.933.2
2018年3月2123,0887.216.432.4
2019年3月2603,1938.313.042.7
2020年3月2683,1768.411.744.6
2021年3月1221,7767.212.545.3
2022年3月1061,8295.914.344.5
2023年3月1171,8946.315.747.8
2024年3月2362,19411.69.831.8
2025年3月1692,2837.613.545.6
2026年3月2452,55510.113.440.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

16名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は16名。2026/3期の役員報酬は総額1,010百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約15倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
長田雅士代表取締役 社長 執行役員671,370,000
中島靖代表取締役 副社長執行役員 管理本部管掌兼 技術本部管掌663,072,000
中川正徳取締役662,964,000
浜中幸憲取締役67828,000
祖父江正取締役 専務執行役員 環境システム 事業部長兼 地域戦略部長611,028,000
彦坂浩一取締役655,000
早田順幸取締役622,000
副島寿香取締役67
中田平将取締役61
脇田誠常勤監査役667,000
櫻井淳一常勤監査役641,000
佐藤康浩常勤監査役651,000
残りの役員4名を開く
氏名役職年齢保有株数
長尾浩一監査役62
山下祥子監査役48
福永卓司取締役 常務執行役員 塗装システム 事業部長6444,000
松田吉弘取締役 常務執行役員 経営企画本部長兼 サステナビリティ 推進担当60483,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5225244861172
社外取締役810110113
監査役3484816

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容542字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、国内外にわたり、当社及び子会社32社並びに関連会社3社で構成されており、「環境システム事業」及び「塗装システム事業」を主たる事業としております。 「環境システム事業」は、主に一般事務所等に関連するビル空調設備及び工場等の生産設備や研究所等に関連する産業空調設備の設計・監理・施工並びにこれらに関連する資機材の製造・販売を行っております。 「塗装システム事業」は、主に自動車産業に関連する塗装設備の設計・監理・施工並びにこれらに関連する資機材の製造・販売を行っております。 なお、これらの事業はセグメント情報に掲げるセグメント区分と同一であります。 各事業別の市場・顧客分野は次のとおりであります。 環境システム事業   :   事務所、ホテル、店舗、学校、研究所、劇場、ホール、病院、データセンター等の一般空調設備半導体、電子部品、電池、精密機械、医薬品、食品等の製造工場におけるクリーンルーム等及び植物工場等の産業空調設備 塗装システム事業   :   自動車車体・バンパー等、自動車産業向けのほかに建設車両・鉄道車両・航空機・一般産業機器等の各製造工場における塗装設備 事業の系統図は次のとおりであります。 (注) ※ 持分法非適用関連会社
経営方針・対処すべき課題5,809字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)  会社の経営の基本方針 当社を取り巻く劇的な事業環境の変化に柔軟かつ迅速に対応し、当社グループの経済的価値と社会的価値の長期的・持続的な増大を目指すためには、時代によらず変わらない拠りどころを明確にする必要があると考え、当社グループは、理念体系を見直し、「顧客第一」の精神のもと、Purposeとして「大気をまもり、未来をひらく。」を掲げました。 ア. Purpose 大気をまもり、未来をひらく。 私たちの技術と創意を通じて、産業社会の高度化と地球環境との調和を図り、人々の豊かな暮らしに貢献する。 「大気社」という社名には、公害問題が大きな社会課題であった時代に日本において「澄んだ空気を取り戻す」という強い志と、揺るぎない決意が込められています。これからの時代においてもお客さま、そしてその先にある社会に対する志を原動力に、より革新的なソリューションを生み出すことで、産業の高度化と地球環境との調和を絶え間なく追求していきます。 イ. Vision 世界の知を、現場のカタチに。 「グリーンテクノロジー」と「ロボティクスオートメーション」に先端技術を掛け合わせ、エンジニアリング企業として世界中の現場で最適な解を創り出す。 Purpose実現のために、私たちはエネルギー・空気・水の領域で培ってきた「グリーンテクノロジー」や「ロボティクスオートメーション」、そして世界各地の知見とネットワークを掛け合わせたイノベーション創発を通じて、ひとつひとつの現場に求められる答えを、日々具現化してまいります。 (2)  10年プラン2035(2026年3月期-2035年3月期) 当社グループは、2025年5月15日に開示しました10年プランにおいて、2035年のありたい姿として、「Be Engineering for a Sustainable Society」(「持続可能な社会の構築」に貢献するグローバルエンジニアリング企業)を掲げております。広範な産業領域での生産革新の進展と脱炭素などのサステナビリティが問われる中、さまざまな工学分野の要素技術の組み合わせにより、最適なシステムを構築することで、社会課題を解決することが当社グループの使命と考えております。2035年のありたい姿の実現に向けて、「Innovative Engineering」、「Global Inclusion」の2つの指針を掲げました。また、それら2つの指針の下に当社にとっての「8つの戦略的焦点」を定めました。 ①  2つの指針 (ア) 「Innovative Engineering」 「さまざまな工学分野の要素技術」を複合化することで求められる機能を発揮するシステム・仕組みを構築し、スマートでカーボンニュートラルな産業発展に貢献する企業を目指します。 ・産業領域への注力 エレクトロニクス、自動車、医薬品、データセンターなどの先端産業領域に対するエンジニアリングを強化し、大気社の「原点」である独自性を発揮します。 ・「Design, Build & Care」の追求 デザインの提案から施工、アフターケアまで一貫したサービスを提供することで、高付加価値を創造するエンジニアリングを目指します。 ・GXとDXの最適化 カーボンニュートラルとデジタル化に挑む企業の生産環境の脱炭素化やスマート化を推進し、最先端技術を駆使したソリューションを提供します。 (イ) 「Global Inclusion」 地球規模(グローバル)の環境・社会課題の解決を目指して世界各地(ローカル)に根差したビジネスを展開し、世界各地の産業・社会・人々と共に繁栄できる企業を目指します。 ・グローバルネットワーク 50年をかけて構築した20カ国・30拠点に及ぶグローバルネットワークを活用し、国内外の産業界との信頼関係を強化します。 ・グローバル研究開発体制 世界各地域の産業界のニーズに応え、課題を解決するエンジニアリングとバリエーションのある高度技術を提供するため、5つのグローバル研究開発拠点を設置し技術革新に挑みます。 ・グローバル&ローカルコミットメント 世界各地の市場ニーズを熟知した人材による事業展開を通じ、地球規模の環境・社会課題の解決に貢献します。 ②  8つの戦略的焦点 (ア) 「成長産業」への積極展開 半導体・電子部品、モビリティ、バッテリー、バイオ、医薬品、データセンターなどの成長産業市場に注力し、技術革新と市場ニーズに応えることで事業拡大を図ります。これにより、持続可能な社会を支えるエンジニアリングサービスを提供します。 (イ) グローバルな「地域戦略」 北米、インド、欧州、ASEANなどの海外市場において、求められる技術と製品を提供し、地域特性に合わせた戦略を展開することでグローバルな競争力を強化します。 (ウ) 「非日系企業」の開拓 当社グループの「技術ケイパビリティ」の「見える化」、独自の技術・ノウハウの「標準化」を通してグローバルに成長を遂げる非日系企業の開拓を進めます。それにより日系企業中心の顧客ポートフォリオの変革を目指します。 (エ) 「知的資本」の増強 産業・社会のCO2削減に貢献する新技術を駆使した新しい事業の開発による「GXエンジニアリング技術」の高度化と、自動車向け塗装システム事業で培った先進的なファクトリーオートメーション技術による「DX・オートメーション技術」の高度化を通して、広範な産業領域における「グリーン化」と「スマート化」に貢献します。 (オ) 「人的資本」の増強 「急増するビジネス機会」への対応力を強化するため、「人的資本の拡充(数的・質的)」と「ビジネスプロセスの合理・効率化」を図ります。 (カ) 「事業推進・モニタリング体制」の強化 成長戦略会議やデジタル・イノベーション委員会の新設、デジタル戦略委員会の機能強化、ROIC経営のグループ全体への浸透等により、事業推進とモニタリング体制を強化します。 (キ) 「グループグローバル経営基盤」の強化 「グローバル共通システム基盤」の導入や、「ITガバナンス体制」の強化、「アセアン地域管理部」の新設などの取り組みにより、グローバルにガバナンスの強化を図ります。 (ク) DX戦略 データ分析とシミュレーションを活用した新しい価値の提供、海外拠点間の連携・共創による活性化、業務プロセス改善による業務効率化と高収益化を推進します。 (3)  目標とする経営指標 10年プラン2035及び中期経営計画の財務・非財務目標は、以下のとおりであります。 項目   実績(2026年3月期)   予想(2027年3月期)   中期経営計画(2028年3月期)   中期経営計画(2031年3月期)   中期経営計画(2035年3月期) 受注工事高   3,517億円   3,305億円   2,960億円   ―   ― 完成工事高   2,861億円   3,070億円   3,365億円   4,000億円   5,000億円超 経常利益   247億円   250億円   227億円   ―   ― 親会社株主に帰属する当期純利益   155億円   180億円   158億円   ―   ― 自己資本利益率(ROE)   10.1%   11.0%   10.3%   11.0%   12.0%以上 自己資本比率   56.1%   ―   40%以上   ―   ― 配当政策(DOE)   4.5%(4.0%)   4.5%(4.0%)   4.5%(4.0%)   4.5%   5.0%以上 自己株式取得   50億円   50億円   50億円   ―   ― 政策保有株式の対純資産比率   21.1%   15%-20%   15%以下   ―   ― CO2排出量(スコープ1・2)(2022年度比)   ―   ―   26%削減   42%削減   53%削減 CO2排出量(スコープ3)(2022年度比)   ―   ―   15%削減   25%削減   35%削減 従業員数   5,525名   ―   ―   ―   7,200名 ※ 赤字は見直し後の数値目標、カッコ内は2025年5月時点の目標数値 (4)  優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2035年のありたい姿の実現に向け、2026年3月期から始まる中期経営計画を「変革に向けた再構築」の3年間と位置づけ、財務戦略の実行、成長戦略の実行、成長戦略を支える制度・体制の整備を経営課題と定めております。 ①  財務戦略の実行 最適な資本バランスを考慮しつつ、政策保有株式の売却、投資前営業キャッシュフロー、分配可能資金、借入金による資金を活用し、将来のキャッシュ創出力を強化するための成長投資、基盤インフラ投資、また、株主還元として配当、自己株式取得を着実に実施してまいります。 (単位:億円) 区分   項目   金額 キャッシュイン   政策保有株式の売却   50 基礎キャッシュフロー(投資前営業キャッシュフロー)   515 分配可能資金(現預金)または借入金の活用   165 キャッシュイン 合計   730 キャッシュアウト   成長投資   事業成長投資(R&D、新規事業関連投資等)   65 キャピタルアロケーション(M&A等) ※   220 デジタル成長投資   70 成長のための人的投資   25 成長投資 合計   380 基盤インフラ投資   35 配当   165 自社株買い   150 キャッシュアウト 合計   730 ※キャピタルアロケーションの地域別内訳 日本   70億円 北米   70億円 インド   50億円 欧州   20億円 ASEAN   10億円 合計   220億円 ②  成長戦略の実行 (ア) 環境システム事業 市場戦略としては、半導体・電子部品市場におけるプレゼンスの維持と向上を目指しています。半導体分野では、九州や東アジアでのプロジェクト体制強化、精密温調機器ソリューションの提供を進めます。電子部品分野では、水再利用事業への参入、エネルギーマネジメント事業の強化、海外電気事業の強化を図ります。それらを支える取り組みとしては、日本では人的リソースの増強と最適化、生産性向上、協力会社との関係強化を推進し、ASEANでは組織体制の強化としてシンガポールに統括部を設置し、情報共有や人的リソースの強化、技術イノベーション拠点の設立を進めます。さらに、カーボンニュートラルに向けたGXエンジニアリング技術開発を推進し、エネルギーソリューションの高度化、資源循環対応の強化、環境規制対応の強化を図ります。 (イ) 塗装システム事業 四輪および非四輪市場におけるプレゼンス維持・向上を目指しています。四輪市場では、グリーンファクトリー化によるドライ加飾技術の実用化、四輪車OEMへの積極展開、スマートファクトリー化によるオートメーション技術の高度化、欧州顧客ポートフォリオの拡大を推進します。非四輪市場では、四輪市場で磨いてきた塗装技術、カーボンニュートラル技術の他産業への展開として、環境システム事業との営業シナジーで産業空調領域のスマート化に貢献していきます。多品種少量生産のスマートファクトリー化、ドライ加飾適応市場の探索、デジタルツイン技術によるコンサルティングからアフターメンテナンスまでの一貫したサービス提供、GHG排出量の削減提案による工場運営コンサルティングの実現を図ります。中でもバッテリー産業においては、環境システム事業と塗装システム事業の技術シナジーを活用し、増加するバッテリー工場建設需要に応える新しい製造ライン構築方法を提案し、新たな価値を創造します。 (ウ) 新規事業 事業開発本部のもと、調査~研究開発~営業~事業開発まで一貫して担う切れ目のない体制を確立し、中長期的な事業化実現に向け、各プロセスの連動を強化してまいります。事業開発基盤の強化を図るとともに、社内外ネットワークによる多様な技術の融合を通して、技術、産業分野、地域の3つの側面から「未知・未開拓領域」の探索を進めます。具体的には、熱エネルギー・排気処理、サーキュラーエコノミー(循環経済)への貢献、CO2回収などの環境・社会課題を解決する「新しい事業」を推進します。 ③ 成長戦略を支える制度・体制の整備 ・「事業推進・モニタリング体制」の整備 成長戦略会議やデジタル・イノベーション委員会の新設により経営資源配分戦略とデジタル戦略の監督・執行を強化するとともに、デジタル戦略委員会に①全社BIM戦略、②グローバルコミュニケーション、③ITガバナンス・情報セキュリティ、④AI積極的活用、⑤電子購買の「5つの専門部会」を設け、デジタル戦略を推進してまいります。 ・グローバルガバナンスの強化 海外関係会社のナショナルスタッフのトップ(CEO)をグループ経営に参画させる「グループ執行役員制度」、成長投資などの投資インセンティブを高め長期的な投資を継続推進するための「新管理会計制度」、「グローバル共通システム基盤」の導入などによりグローバルガバナンスの強化を図ります。 ・グローバル人材ポートフォリオマネジメントの構築 グローバル人材ポートフォリオマネジメントの構築に向け、まずASEANから海外拠点の人材データベースを構築・運用します。技術カルテによる可視化とマネジメントを実現し、効率的な運用を目指します。新卒およびキャリア採用では、奨学金制度や大学連携、スカウティングを活用し、専門人材を獲得します。さらに、海外向け人材育成体制の強化、魅力ある評価・報酬制度の整備、ロイヤリティ・エンゲージメント向上のための施策を推進し、グローバルな人材基盤を強化します。
事業等のリスク5,206字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)  民間設備投資の変動のリスク 当社グループの事業においては、受注環境の変化が、売上、利益に大きく影響を与える可能性があります。環境システム事業では、海外における日系企業の投資の減少、塗装システム事業では、国内自動車メーカーの国内生産縮小の継続や世界的な自動車販売の低迷による設備投資の減少により、受注工事高が減少し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、自動車メーカー各社のカーボンニュートラル実現に向けた生産設備の変化への対応が遅れると、顧客離れを招き、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し環境システム事業では、海外において、現地系企業への営業体制の強化、国内営業と連携した日系メーカーへの受注活動の推進を行ってまいります。また、塗装システム事業では、カーボンニュートラル実現に向けた顧客の生産設備に変化をもたらす当社の技術開発を加速するとともに、自動化技術を軸に、従来からの四輪・二輪車市場に加え、他の産業への参入を推し進め、オートメーション事業の拡大を目指してまいります。 (2)  大規模自然災害に係るリスク 当社グループが事業を展開する地域において、地震、津波、風水害等の自然災害や、感染症等の世界的流行が発生したことで損失が発生し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。なお、大規模・広域な自然災害の発生にあっては、当社グループの直接的な物的・人的被害のみならず、顧客の事業活動、ひいては経済情勢にまで影響が及び、その影響が長期化することによって、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し国内外の不測の災害や事故、事件などの発生に備え、危機管理の基本方針を定め、危機管理体制を構築しています。危機が発生した場合、人命や事業継続に対する影響度に応じて対応レベルを3段階に区分し、それぞれのレベルに対応した危機対策を実施することを定めています。 (3)  海外事業及び海外関係会社の管理・統制に関するリスク 海外各地において展開している事業については、予期しない法規制の改正、政情不安等が業績に影響を及ぼす可能性があります。外貨建工事契約に係る請負代金の入金及び発注代金の支払いについて為替変動による損失発生の可能性があります。さらに、連結財務諸表作成にあたっては海外関係会社の財務諸表を換算するため、為替相場の変動により当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。また、客先の倒産による債権の貸し倒れ、事前に想定できなかった問題の発生やこれらのリスクに対処できないことなどにより、海外関係会社の事業計画が達成できず業績が悪化し、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し海外進出先の政治・経済や法令の動向について情報収集を行い、カントリーリスク・海外の法規制リスクの抑制に努めます。外貨建工事契約に係る請負代金の入金及び発注代金の支払いから発生する為替リスクについては、先物為替予約等のヘッジを実施し、債権の未回収リスクについては、受注前審査による与信管理を強化するなど、可能な限りリスクの回避をしております。また、引き続き海外関係会社のガバナンス体制の高度化を進めてまいります。 (4)  技術開発に係るリスク カーボンニュートラル、省エネルギー、環境対策の改善・向上、オートメーション化等、顧客からの高まるニーズに対応したシステムの開発が遅れた場合、他社との技術的な差別化が図れず、受注機会損失や顧客からの信頼度や企業評価の低下などにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し、カーボンニュートラルの実現に向けた脱炭素ビジネスへの取組としての環境負荷低減技術、当社の強みとなる技術である自動化技術の開発・実証を進め、社会的課題の解決を目指してまいります。そのために、技術開発センター「TAIKISHA INNOVATION SITE AIkawa」や新宿本社のR&Dサテライト施設を活用し、コミュニケーションの幅を広げ、社内外のソリューションの融合やイノベーションの発掘につなげていくとともに、デジタル技術を活用し、当社グループの横断的な活動の強化や学術機関・スタートアップ企業との融合による革新的技術開発の推進により、社会のニーズを先取りしたテーマに取り組んでまいります。 (5)  プロジェクトの遂行における人材に係るリスク 当社グループの事業分野である、建設業・設備工事業は、人材に大きく依存しております。国内においては、高齢化の進展や技術者育成の遅れにより、スキル・経験を有する技術者・技能者の数や質の低下が懸念されることに加えて、2024年4月から建設業においても時間外労働の上限規制が適用されたことに伴い、技術社員の総労働時間が減少し、中長期計画を達成するための設計・施工体制が構築できない場合、業績への影響が発生する可能性があります。また、海外においても、現地従業員の育成の遅れや離職により、現地化推進を担う中核人材が確保できず、長期的な海外事業展開に影響が発生する可能性があります。 これに対し、協力会社との連携を強化するとともに、従前より行っているモジュール化の更なる推進や現場業務のフロントローディングの推進による現場作業の省力化と業務負荷平準化を進めてまいります。社内においては、研修を通じた基礎技術力の向上と現場における実践教育により、社員の技術力アップを図り、人材の育成を進めてまいります。また、デジタル技術を活用し、生産性を高めることにより、働き方改革を進め、魅力ある職場づくりを行い、人材確保に努めます。 また、海外においても、グローバルな人材ポートフォリオマネジメントの導入により、中核人材の確保と育成に努め、現地化を進めてまいります。 なお、社員の健全な心と体の維持・増進のため、2020年に「健康経営宣言」を発表し、代表取締役社長を健康管理責任者とした健康経営推進体制を明示し、様々な社員の健康施策の立案・実施とともに、その施策効果の検証と継続的な改善を行ってまいります。 (6)  重大事故や品質不具合による契約不適合等のリスク 施工プロセスにおける事故、品質不具合等の契約不適合が発生した場合、社会的信用の失墜、大幅な追加費用及び顧客からの訴訟も含めた損害賠償請求等により業績面の影響が発生する可能性があります。請負工事については、顧客との間の工事請負契約に基づき、竣工後一定期間、契約不適合責任を負っており、この契約不適合責任に伴って発生する費用について、過去の実績に基づき完成工事補償引当金を計上しておりますが、当該費用が引当金残高を上回って発生することで、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、デジタル技術の活用等を通じて現場作業を削減し、安全と品質に関わる施工リスクの低減を図っております。また、社員・サプライヤーの教育、施工管理のデジタル化、品質に関する情報共有など、グループ全体で安全、技術品質の確保をするための体制と活動を強化してまいります。なお、万一の訴訟等の場合に備え、弁護士と連携し、訴訟等に適切に対応する体制を整備しております。 (7)  事業投資(M&A等)に関するリスク 当グループの中長期的な成長戦略において、M&Aをはじめとした事業投資は重要であると認識しております。M&Aの実施にあたり、投資前の調査・検討を行ったにもかかわらず、買収後に収益計画と実績に乖離が生じた場合には減損損失の計上が発生し、当社の経営成績等へ影響を及ぼす可能性があります。 当社ではM&Aの実施にあたり、最終的に取締役会で採決する前に、事業投資委員会でM&A実施の可否判断を行っております。また、リスク管理を行い、プロセスの明確化、意思決定の透明性確保、リスクへの牽制を効かせております。また、M&A実施後においても、PMI管理を継続することで、減損損失のリスクの低減に努めております。 (8)  法令順守に係るリスク 当社グループの事業分野は、建設業法、独占禁止法、労働基準法をはじめ、多くの法的規制を受けており、当社グループ役員または従業員が法令に違反する行為を行った場合には、当社グループの事業活動が制限され、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し法令順守の維持・意識の向上を図るため、eラーニングなどによるコンプライアンス教育プログラムの継続的な実施とフォローを行い、また、コンプライアンス意識調査を実施し、コンプライアンス活動の有効性の検証と改善プロセスへの反映により、ルール違反を起こさない風土・仕組みづくりを行っていきます。 (9)  資材価格及び労務単価の変動リスク 燃料高騰などの影響による建設資材の調達価格の高騰や少子高齢化・担い手不足により労務単価が高騰し、これを請負金額に反映させることが困難な場合には、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し受注時の地域別適正原価の把握や、契約における物価変動リスクのヘッジなどを通じ、資材価格及び労務単価の変動リスクの抑制に努めております。 (10) 機密情報漏洩に係るリスク 年々、高度化、多様化、巧妙化するサイバー攻撃や、従業員の不正による故意のデータ持出し等により、個人情報や顧客情報等の機密情報が漏洩した場合、信用の失墜や損害賠償などにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し、当社グループのITセキュリティ診断結果を基にリスク軽減施策のロードマップを策定し、対策を実施しております。また、デジタル戦略委員会にITガバナンス・情報セキュリティ分科会を発足し施策を推進してまいります。なお、当社ではITインシデント発生時の対応体制(大気社版CSIRT)を構築し、全社員を対象としたITセキュリティのeラーニングや標的型攻撃メール訓練など社員教育を進め、機密情報の外部への流出防止に努めております。 (11) 気候変動に係るリスク 今後、脱炭素社会へ移行していく中で、政策、法律、技術、市場が変化し、企業の財務やレピュテーションに様々な影響を及ぼす可能性があります。当社グループにおいても、顧客の気候変動対応の動きにうまく適応できないことによる顧客離れ、カーボンニュートラル対応技術開発の遅れによる競争力の低下、炭素税導入によるコスト増加、また、平均気温上昇による労働生産性の低下や猛暑日の増加による施工中止など、これらの移行・物理リスクが当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し、工場のZEB化など省エネ設備の施工拡大、低炭素な施工技術・システムの開発、設備の小型化・省エネ化、施工における機械化・自動化の推進などに取り組んでまいります。 (12) 人権に係るリスク 当社グループの事業活動により人権への負の影響を引き起こした場合、もしくはそれを助長するような事態が生じた場合には、是正や救済の対応に関する追加的な費用の発生、社会的信用の低下を起因とした事業活動の停滞などにより、当社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、グローバルに事業を展開する企業として人権尊重を最も重要な事項の一つとして認識しており、当社グループの事業活動における人権に関する規範として「大気社グループ人権方針」を定めています。なお、サプライチェーン全体の活動に関しては、環境や社会に配慮し、サプライチェーン全体でサステナブルな事業活動を行っていく上で、当社グループの調達活動において守るべき基本的な事項を「サステナブル調達方針」として、同方針に基づき調達先に実践を求める事項を「サステナブル調達ガイドライン」として定めております。これらの方針及びガイドラインのもと、ガバナンスの順守、サプライチェーン全体を対象とした人権デュー・ディリジェンスの実施、役員・社員に対する教育・啓発活動など、人権尊重に向けた取組を推進し、人権リスクの低減や防止に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)11,117字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、これらの会計基準に基づき、決算日における資産・負債及び収益・費用の数値に影響を与える見積りが行なわれているものがあります。 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」をご参照ください。 なお、これらの見積りにつきましては、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。 (2) 経営成績 当期における世界経済は、東欧や中東などの地政学的なリスクの長期化や、各国の金融政策に伴う物価動向や金融・資本市場の変動に加え、米国の関税政策への影響など不安定な状態が続きました。米国では、エネルギー価格高騰や金利の高止まりに伴う経済の下振れリスクも想定される一方、高所得者層の消費が底堅く、企業の設備投資も増加し、総じて堅調に推移しました。中国では、不動産市場の低迷や米中摩擦の影響による内外需要の低迷により成長の鈍化が続いております。東南アジアでは、サプライチェーンの再編に伴う設備投資の増加や、労働市場の改善などを背景に内外需要は堅調に推移し、経済はプラス成長を維持しました。日本経済は、海外における金融政策や地政学リスクなどにより景気下押しの懸念が続いたものの、雇用・所得環境の改善やインバウンド需要等を背景に緩やかに回復しました。 当社グループにおける市場環境につきましては、海外市場では世界経済の減速懸念はあるものの、各メーカーによる設備投資は堅調に推移しました。 一方、国内市場では半導体関連やデータセンター、自動車メーカーの投資が継続しており、都市圏における再開発の需要も堅調に推移しました。 このような状況のもと、当社グループは10年プラン2035の中で、2035年のありたい姿として「Be Engineering for a Sustainable Society」のスローガンを掲げ、中長期的な成長を目指し、以下の取り組みを推進しております。 1つ目は、10年プラン2035で環境システム事業のグローバルな『地域戦略』における取り組みとして、ASEANにて複数国の拠点が連携した受注・施工活動を推進しています。 当期の実績としましては、当社のインド拠点からの紹介により、同一の製薬メーカーからインドネシア・ベトナムでの工場建設のプロジェクトを受注しました。また、施工面での連携の一例として、メガクラウドより受注したデータセンターにおいては、建設拠点とは異なる拠点から応援の施工人員を集めて工事を行っています。本プロジェクトに関連して効率的な施工方法等のノウハウを習得するため、現地から来日し、データセンター建設現場の視察を行いました。今後、ASEANでの設備投資需要に対応していくための体制を構築しつつ、データセンターや製薬・食品・半導体関連等の顧客からの受注獲得に注力してまいります。 このような地域に応じた取り組みを高度化し、組織的に進めていくため、地域戦略部を新設し、その配下に地域毎の戦略室を設置しました。新設したアセアン戦略室ではASEAN拠点の連携を通じたグローバル企業へのアプローチ、東アジア戦略室では日本・台湾を軸とした半導体関連企業へのアプローチ、インド戦略室では空調・塗装・パネル事業の拠点を活用した受注体制の拡大、北米戦略室では塗装システム事業の拠点を活用した空調事業の構築、国内戦略室では生産性の向上に、それぞれ取り組んでまいります。 2つ目は、塗装システム事業のグローバルな『地域戦略』における取り組みとして、成長事業であるオートメーション領域の強化を目的に、米国大手完成車メーカー(デトロイトスリー)向けに強固な顧客基盤を有する北米のオートメーション企業のM&Aを実施しました。今後、日本・米国の開発拠点を活かし、ユーザー現場の課題を多角的に分析し、最適な装置構成と制御方法を備えた自動化システムの提供を目指してまいります。 以上の状況を踏まえ、当期における受注工事高は、国内・海外ともに増加し、3,517億40百万円(前期比26.8%増加)となり、うち海外の受注工事高は、1,854億80百万円(前期比32.4%増加)となりました。 完成工事高は、国内は減少したものの海外で増加し、2,861億27百万円(前期比3.6%増加)となり、うち海外の完成工事高は、1,440億31百万円(前期比9.4%増加)となりました。 利益面につきましては、完成工事総利益は552億59百万円(前期比102億53百万円増加)、営業利益は233億20百万円(前期比53億49百万円増加)、経常利益は247億90百万円(前期比48億52百万円増加)、親会社株主に帰属する当期純利益は155億94百万円(前期比45億68百万円増加)となりました。 セグメントごとの業績(セグメント間の内部取引高を含む)は次のとおりであります。 環境システム事業 受注工事高は、ビル空調分野および産業空調分野のタイやシンガポールなどで増加し、前期を上回りました。完成工事高は、主にビル空調分野が増加し、前期を上回りました。 この結果、受注工事高は、2,165億88百万円(前期比20.9%増加)となりました。このうちビル空調分野は、771億29百万円(前期比43.4%増加)、産業空調分野は、1,394億58百万円(前期比11.2%増加)となりました。完成工事高は、1,831億76百万円(前期比8.1%増加)となりました。このうちビル空調分野は、461億86百万円(前期比25.4%増加)、産業空調分野は、1,369億90百万円(前期比3.3%増加)となりました。セグメント利益(経常利益)につきましては、208億20百万円(前期比55億20百万円増加)となりました。 塗装システム事業 受注工事高は、欧州や中国などで増加し、前期を上回りました。完成工事高は、インドや欧州などで増加したものの、前期に国内の大型案件が寄与したことの反動減により日本で減少し、前期を下回りました。 この結果、受注工事高は、1,351億51百万円(前期比37.6%増加)となりました。完成工事高は、1,030億88百万円(前期比3.6%減少)となりました。セグメント利益(経常利益)につきましては、43億65百万円(前期比1億9百万円増加)となりました。 セグメントごとの受注工事高・完成工事高(セグメント間の内部取引高を含む) 区分   前連結会計年度(自  2024年4月1日 至  2025年3月31日)(百万円)   当連結会計年度(自  2025年4月1日 至  2026年3月31日)(百万円)   前期比(%) 受注工事高 環境システム事業   ビル空調   53,795   77,129   43.4 産業空調   125,402   139,458   11.2 小計   179,197   216,588   20.9 (うち海外)   (60,386)   (72,342)   (19.8) 塗装システム事業       98,205   135,151   37.6 (うち海外)       (79,757)   (113,138)   (41.9) 合計       277,403   351,740   26.8 (うち海外)       (140,143)   (185,480)   (32.4) 完成工事高 環境システム事業   ビル空調   36,839   46,186   25.4 産業空調   132,603   136,990   3.3 小計   169,443   183,176   8.1 (うち海外)   (60,653)   (61,582)   (1.5) 塗装システム事業       106,956   103,088   △3.6 (うち海外)       (71,168)   (82,586)   (16.0) 合計       276,399   286,265   3.6 (うち海外)       (131,822)   (144,168)   (9.4) 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める設備工事業では生産実績を定義することが困難であり、設備工事業においては請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐいません。 よって、受注及び売上の状況については「セグメントごとの業績」において報告セグメントの種類に関連付けて記載しております。 なお、参考のため提出会社個別の事業の状況は次のとおりであります。 設備工事業における受注工事高及び完成工事高の状況 ① 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   区分   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   35,207   51,308   86,515   33,619   52,895 産業空調   62,362   64,763   127,126   72,198   54,927 小計   97,569   116,072   213,641   105,818   107,823 塗装システム事業   39,307   27,066   66,374   38,806   27,567 合計   136,877   143,138   280,016   144,624   135,391 (うち海外)   (4,838)   (10,977)   (15,816)   (5,612)   (10,203) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   52,895   72,813   125,708   41,685   84,023 産業空調   54,927   66,540   121,467   74,980   46,487 小計   107,823   139,353   247,176   116,666   130,510 塗装システム事業   27,567   25,175   52,743   28,738   24,005 合計   135,391   164,528   299,920   145,404   154,516 (うち海外)   (10,203)   (5,534)   (15,738)   (10,420)   (5,318) (注) 1  前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれております。 2  次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。 3  当期受注工事高のうち海外工事の割合は、前事業年度は7.7%、当事業年度は3.4%であります。 4  前事業年度及び当事業年度における海外受注工事高はそれぞれ当期受注工事高の10%を超えていないため、主要な海外受注工事についての記載を省略しております。 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   区分   特命(%)   競争(%)   計(%) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   25.6   10.3   35.9 産業空調   33.4   11.8   45.2 小計   59.0   22.1   81.1 塗装システム事業   8.5   10.4   18.9 合計   67.5   32.5   100.0 (うち海外)   (5.7)   (2.0)   (7.7) 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   40.8   3.5   44.3 産業空調   31.5   8.9   40.4 小計   72.3   12.4   84.7 塗装システム事業   3.0   12.3   15.3 合計   75.3   24.7   100.0 (うち海外)   (1.5)   (1.9)   (3.4) (注)  百分比は請負金額比であります。 ③ 完成工事高 期別   区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 前事業年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   3,869   29,750   -   -   33,619 産業空調   11   71,368   818   1.1   72,198 小計   3,881   101,118   818   0.8   105,818 塗装システム事業   -   34,012   4,794   12.4   38,806 合計   3,881   135,130   5,612   3.9   144,624 当事業年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   環境システム 事業   ビル空調   2,896   38,789   -   -   41,685 産業空調   37   74,729   214   0.3   74,980 小計   2,933   113,518   214   0.2   116,666 塗装システム事業   -   18,532   10,205   35.5   28,738 合計   2,933   132,050   10,420   7.2   145,404 (注) 1  海外工事の地域別割合は、次のとおりであります。 地域   前事業年度(%)   当事業年度(%) 北米   11.2   0.3 東南アジア   21.7   3.6 東アジア   15.8   7.5 南アジア   29.1   61.3 その他   22.2   27.3 計   100.0   100.0 2  完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 前事業年度  請負金額20億円以上の主なもの 鹿島建設㈱   仙台小林製薬医薬品新工場建設工事 大林・錢高・岩田地崎 建設共同企業体   (仮称)赤坂二丁目計画 (現 赤坂グリーンクロス) 大成建設㈱   (仮称)赤坂二丁目プロジェクト新築工事 (現 赤坂トラストタワー) 大成建設㈱   住不六本木7丁目計画新築工事 空調・衛生 (現 住友不動産六本木セントラルタワー) 当事業年度  請負金額70億円以上の主なもの ㈱大林組   下山 電池工場本体工事 ㈱出雲村田製作所   IMC 新生産棟(N2棟)及びインフラ物流棟建設工事_設備工事 スズキ㈱   湖西新塗装工場 塗装設備設置工事 日産自動車㈱   追浜)塗装工場 塗装ブース設置工事 3  完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。 前事業年度 ㈱大林組   23,972百万円   16.6% 当事業年度 該当する相手先はありません。 ④ 手持工事高  (2026年3月31日現在) 区分   国内   海外   合計 (B) (百万円) 官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   (A) (百万円)   (A)/(B) (%) 環境システム事業   ビル空調   6,424   77,599   -   -   84,023 産業空調   -   46,474   12   0.0   46,487 小計   6,424   124,073   12    0.0   130,510 塗装システム事業   -   18,699   5,306        22.1   24,005 合計   6,424   142,773   5,318       3.4   154,516 (注) 手持工事のうち請負金額40億円以上の主なものは、次のとおりであります。 ㈱安藤・間 首都圏建築支店   (仮称)群馬令和工場計画   2026年7月完成予定 ソフトバンク㈱   (苫小牧DC)機械設備工事   2027年2月完成予定 ㈱大林組   札幌ダイビル再開発プロジェクト新築工事   2027年7月完成予定 (3) 財政状態 (資産) 当連結会計年度末の流動資産は前連結会計年度末に比べ3.0%増加し、2,173億65百万円となりました。これは、現金預金が431億8百万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が390億20百万円減少したことなどによります。 当連結会計年度末の固定資産は前連結会計年度末に比べ20.8%増加し、694億54百万円となりました。これは、投資有価証券が66億15百万円、退職給付に係る資産が34億89百万円それぞれ増加したことなどによります。 この結果、当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ6.8%増加し、2,868億20百万円となりました。 セグメントごとの資産は次のとおりであります。 (環境システム事業) 当連結会計年度末の流動資産は前期末に比べ14.3%減少し、894億57百万円となりました。これは受取手形・完成工事未収入金等が177億53百万円減少したことなどによります。 当連結会計年度末の固定資産は前期末に比べ22.5%増加し、374億9百万円となりました。これは投資有価証券が62億1百万円増加したことなどによります。 その結果、当連結会計年度末の資産合計は前期末に比べ6.0%減少し、1,268億66百万円となりました。 (塗装システム事業) 当連結会計年度末の流動資産は前期末に比べ0.8%減少し、861億21百万円となりました。これは受取手形・完成工事未収入金等が213億17百万円減少し、現金預金が188億6百万円増加したことなどによります。 当連結会計年度末の固定資産は前期末に比べ8.8%増加し、123億10百万円となりました。これは投資有価証券が3億89百万円増加したことなどによります。 その結果、当連結会計年度末の資産合計は前期末に比べ0.4%増加し、984億31百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末の流動負債は前連結会計年度末に比べ1.1%増加し、1,021億39百万円となりました。これは、未成工事受入金が77億81百万円、未払法人税等が31億35百万円それぞれ増加し、短期借入金が119億52百万円減少したことなどによります。 当連結会計年度末の固定負債は前連結会計年度末に比べ32.2%増加し、144億47百万円となりました。これは、繰延税金負債が23億88百万円増加したことなどによります。 この結果、当連結会計年度末の負債合計は前連結会計年度末に比べ4.1%増加し、1,165億87百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ8.8%増加し、1,702億32百万円となりました。これは、その他有価証券評価差額金が49億7百万円、自己株式の取得、処分及び消却により39億12百万円、退職給付に係る調整累計額が17億4百万円、利益剰余金が14億97百万円それぞれ増加したことなどによります。 (4) キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ443億45百万円増加し、863億59百万円(前期末は420億13百万円)となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フローの状況) 営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少などにより減少したものの、売上債権の減少や税金等調整前当期純利益の計上などにより、647億円の資金増加(前期は212億19百万円の資金減少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フローの状況) 投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出などにより減少したものの、定期預金の払戻による収入や投資有価証券の売却による収入などにより、7億48百万円の資金増加(前期は49億82百万円の資金減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フローの状況) 財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純減額や配当金の支払額などにより、234億75百万円の資金減少(前期は19億7百万円の資金増加)となりました。 (資本の財源及び資金の流動性) ① 資金需要 設備工事等のための材料費、労務費、外注費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに業務改革、技術開発、情報化投資、海外拠点の拡充など当社グループの市場競争力強化のための投資等に資金を充当しております。 ② 資金の源泉 主として営業活動により稼得した資金のほか、金融機関等からの借り入れにより、必要資金を調達しております。また、運転資金の効率的な調達を行うため、主要取引銀行と貸出コミットメント契約を締結しております。 (5)  為替相場の変動による財政状態及び経営成績の変動状況 連結財務諸表を作成するにあたり、在外連結子会社の財務諸表を換算しているため、為替相場の変動により、総資産、キャッシュ・フロー、完成工事高及び経常利益に影響を受けております。主に米ドル、タイバーツ、中国元、インドルピー及びフィリピンペソの為替の変動が大きく影響しております。 第77期   第78期   第79期   第80期   第81期 2022年3月   2023年3月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 総資産のうち「為替換算調整勘定」(百万円)   2,017   4,779   7,757   10,383   11,355 キャッシュ・フローにおける「現金 及び現金同等物に係る換算差額」 (百万円)   1,737   1,919   1,977   3,042   2,372 主な在外連結子会社における完成工事高及び経常利益に与える為替変動による影響 第80期   第81期   増減   為替変動による影響 A×B (百万円) 2025年3月   2026年3月 Taikisha USA, Inc. *1   完成工事高   外貨ベース(米ドル  千)   218,182   A   223,259   B   △1.05   △234 換算レート(円)*3   151.47       150.42 円貨ベース(百万円)   33,048       33,582 経常利益   外貨ベース(米ドル  千)   △636   A   6,490   B   △1.05   △6 換算レート(円)*3   151.47       150.42 円貨ベース(百万円)   △96       976 Taikisha (Thailand) Co., Ltd. *2   完成工事高   外貨ベース(タイバーツ  百万)   4,490   A   4,039   B   0.26   1,050 換算レート(円)*3   4.31       4.57 円貨ベース(百万円)   19,355       18,458 経常利益   外貨ベース(タイバーツ  百万)   414   A   370   B   0.26   96 換算レート(円)*3   4.31       4.57 円貨ベース(百万円)   1,787       1,694 五洲大気社工程有限公司 完成工事高   外貨ベース(中国元  百万)   799   A   646   B   △0.10   △64 換算レート(円)*3   21.04       20.94 円貨ベース(百万円)   16,831       13,529 経常利益   外貨ベース(中国元  百万)   92   A   55   B   △0.10   △5 換算レート(円)*3   21.04       20.94 円貨ベース(百万円)   1,938       1,153 Taikisha Engineering India Private Ltd.   完成工事高   外貨ベース(インドルピー  百万)   7,206   A   11,940   B   △0.10   △1,194 換算レート(円)*3   1.81       1.71 円貨ベース(百万円)   13,042       20,418 経常利益   外貨ベース(インドルピー  百万)   504   A   1,464   B   △0.10   △146 換算レート(円)*3   1.81       1.71 円貨ベース(百万円)   913       2,503 Taikisha Philippines Inc.   完成工事高   外貨ベース (フィリピンペソ  百万)   4,454   A   3,941   B   △0.03   △118 換算レート(円)*3   2.64       2.61 円貨ベース(百万円)   11,760       10,286 経常利益   外貨ベース (フィリピンペソ  百万)   493   A   538   B   △0.03   △16 換算レート(円)*3   2.64       2.61 円貨ベース(百万円)   1,303       1,405 (注) *1  子会社3社を含んだ連結数値 *2  子会社4社を含んだ連結数値 *3  換算レートは第80期及び第81期における期中平均レート

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