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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

中電工

CHUDENKO CORPORATION1941 · Prime · 建設業

中国電力グループの中核設備工事会社。屋内電気から送変電まで幅広く手掛け、海外展開も積極化。

概要

中電工は、中国電力グループの中核電気工事会社である。1944年に中国地方の12社が統合して設立され、現在は中国電力向けの送配電設備工事を軸に、ビル・工場の電気・空調工事、情報通信工事を手掛ける。2026年3月期の連結売上高は2,278億円、従業員数4,697人。広島市中区に本社を置き、国内外に子会社・関連会社約30社を擁する。

中国電力グループ向け設備工事を中核とする収益構造

中電工の事業の中心は設備工事業であり、連結売上高の約9割を占める。その中でも中国電力及び中国電力ネットワーク向けの配電線工事、送変電地中線工事が主要な収益源である。2026年3月期の中国電力グループ向け売上高は448億円で全体の19.7%を占める。屋内電気工事や空調管工事は中国地方のビル・工場を中心に手掛け、近年は都市部の再開発需要も取り込む。情報通信工事はLANや光ファイバー網の構築を提供する。当期の設備工事業セグメント利益は256億円と過去最高を更新した。原材料価格の高止まりや労働者不足が続く中、原価管理の徹底と施工効率化により収益性を改善している。中期経営計画では2027年度に売上高2,600億円、営業利益280億円を目標に掲げる。

材料販売・製造から農業・太陽光まで広がる事業ポートフォリオ

設備工事業以外に、グループ会社を通じて多様な事業を展開する。三親電材は電気機器や工事材料の販売を、昭和コーポレーションは金属管・ダクト等の工事材料の製造・販売を手掛ける。中工開発は保険代理店業やリース事業を営む。農業関連では子会社のベリーネと中電工ワールドファームがベリー類の生産を行う。また、OCソーラーを通じて太陽光発電事業を運営し、自社保有の発電所からの売電収入を得る。さらに、PFI学校空調東広島など4社が学校施設の空調設備整備をPFI方式で行う。これらの事業のセグメント利益は約6.7億円と規模は小さいが、グループ全体の収益の多様化に寄与する。

中国地方に密着しつつ海外にも拠点を広げるグループ体制

中電工グループは、当社および子会社19社、関連会社9社で構成される。国内では広島に本社を置き、岡山・山口・鳥取・島根など中国地方にエレテック系子会社を配置し、地域密着型の施工体制を敷く。1950年開設の東京本部は首都圏の大型工事を担当する。海外では、2010年にマレーシアにCHUDENKO(MALAYSIA)を設立後、2016年から2020年にかけて杉山管工設備や早水電機工業、シンガポールのRYB ENGINEERINGなどを買収し、東南アジアでの事業基盤を強化した。ベトナムでは昭和コーポレーションの子会社2社が工事材料の製造・販売を行う。ドイツにもIAQ TECHNOLOGYを通じて進出している。2022年には東京証券取引所の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。

業界の中での役割は設備工事の請負業者(電気・空調・情報通信)および工事材料の販売・製造業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,279億円
営業利益
262億円
営業利益率
11.5%
純利益
185億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
設備工事業2,044億円89.7%257億円12.6%
その他(注)1234億円10.3%7億円3.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01電力(配電線・送変電)主力

中国電力グループ向けに配電線工事、送変電地中線工事を提供。電力インフラの建設・保守を担い、安定供給を支える。

主要顧客中国電力株式会社、中国電力ネットワーク株式会社

主な製品・サービス2
配電線工事
低圧・高圧配電線の新設・改修工事。
送変電地中線工事
地中送電線・変電所の建設工事。

02建築・工場(屋内電気・空調管)主力

ビル、工場、商業施設等向けに屋内電気工事、空調管工事を提供。中国地方を中心に、首都圏・海外でも施工。

主な製品・サービス2
屋内電気工事
建築物内の配線、照明、受変電設備等の電気工事。
空調管工事
空調設備、給排水衛生設備の配管工事。

03情報通信準主力

ビルや公共施設向けにLAN、電話、光ファイバー等の情報通信設備工事を提供。

主な製品・サービス1
情報通信工事
ネットワーク配線、通信機器設置等の工事。

04工事材料販売・製造その他

グループ会社が電気機器・工事材料の販売、製造を行う。国内外で事業展開。

主な製品・サービス2
電気機器・工事材料販売
配線器具、ケーブル、分電盤等の販売。
工事材料製造
金属管、ダクト等の工事用資材の製造・販売。

05その他(リース・農業・太陽光等)その他

保険代理、リース事業、農業関連事業(ベリーネ等)、学校空調PFI事業、太陽光発電事業等をグループ会社が運営。

主な製品・サービス2
太陽光発電事業
自社保有の太陽光発電所による発電・売電。
PFI事業
学校施設の空調設備整備をPFI方式で行う。

製品と技術

低圧から超高圧まで手掛ける配電線・送変電工事

中電工の基幹事業である配電線工事は、低圧・高圧配電線の新設・改修を担当する。中国電力ネットワーク向けの工事が中心で、地域の電力安定供給を支える。送変電地中線工事は、地中送電線や変電所の建設工事であり、都市部の景観維持や防災面で重要性が高い。これらの工事は中国電力グループからの受注が多く、2026年3月期には同グループ向け売上高が全体の19.7%を占めた。1956年に導入したビニール外装ケーブル工法は、配電線の耐久性向上に貢献した技術である。

建築物の電気と空調を一貫施工する屋内設備工事

屋内電気工事では、ビルや工場、商業施設内の配線、照明器具、受変電設備などの電気工事を手掛ける。空調管工事は空調設備や給排水衛生設備の配管工事を担当し、建築設備の総合的な施工が可能である。中国地方を中心に首都圏や海外でも施工実績を持つ。2026年3月期には屋内電気工事が受注工事高の多くを占め、工場関連や再開発案件が堅調に推移した。これらの工事は設計から施工まで一貫して手掛けるため、フロントローディングによる効率化や品質向上が進められている。

LAN・光ファイバーで情報通信インフラを構築

情報通信工事では、ビルや公共施設向けにLAN配線、電話設備、光ファイバーケーブルの敷設などネットワークインフラの構築を提供する。データセンターやオフィスの情報通信環境整備に対応する。当期は情報通信工事の売上が減少したが、中期経営計画では半導体・データセンターなど成長分野の受注強化を掲げる。また、DX推進の一環として生成AIの活用による業務効率化も進めており、自社の施工管理にもデジタル技術を導入している。

自社保有の太陽光発電所を運営する環境事業

中電工グループは、子会社OCソーラーを通じて太陽光発電事業を営む。自社保有のメガソーラー発電所を運営し、売電収入を得ている。また、SAMAIDEN CHUDENKO RENEWABLES SDN. BHD.を通じて再生可能エネルギー事業への投資も行う。中期経営計画では、PPA事業や系統用蓄電池事業への取り組みを強化し、カーボンニュートラル実現に貢献する方針である。これらの環境関連事業は、主要な設備工事業に比べ規模は小さいが、持続可能な社会への貢献と新たな収益源として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

電気設備工事で中四国を地盤に、西日本中心に展開

中電工は中国電力グループに属する電気設備工事会社で、中四国地方を地盤に配電線工事やビル電気工事などを手掛ける。同業のミライト・ワンが全国展開で先行する一方、中電工は地元シェアに強みを持ち、安定した受注基盤を有する。連結売上高は2024年3月期の2010億円から2026年3月期には2279億円と増加傾向にあり、営業利益率も9.78%から11.5%へ改善している。背景に設備投資需要の高まりや省人化需要の取り込みがある。ただし、売上の多くを地元に依存するため、地域経済の影響を受けやすく、全国展開する競合との差別化が課題となる。

強み

  • 中国電力グループの安定需要に加え、中四国で長年築いた信頼で案件を確保。
  • 2026年3月期の営業利益率は11.5%と前期比で改善し、高水準の収益性を維持。
  • 売上高が2期連続で増加し、2026年3月期は約2279億円と過去最高を見込む。
  • 省力化施工やデジタル技術を活用し、人手不足に対応する効率的な工事を提供。

課題

  • 中四国中心の事業展開で、地域需要の変動が業績に直結する。
  • 全国展開するミライト・ワン等に対し、規模や知名度で劣る。
  • 建設業界全体の人手不足に直面し、技術者の採用・育成が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が中電工

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11721コムシスホールディングス6,391億円17.5倍
21969高砂熱学工業6,011億円15.0倍
31959クラフティア5,737億円14.3倍
41951エクシオグループ5,398億円17.4倍
51417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
61941中電工3,000億円15.1倍
71979大氣社2,459億円15.8倍
81950日本電設工業2,446億円12.8倍
96703沖電気工業2,400億円11.1倍
106013タクマ2,233億円15.9倍
111946トーエネック2,125億円11.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 22件

軍需省の要請で12社が統合し中国電気工事株式会社が誕生した1944年

1944年9月、軍需省の要請により中国5県下の電気工事12社が統合し、資本金150万円の「中国電気工事株式会社」が広島市に設立された。同時に広島・岡山・山口・松江・大阪の5市に支社を設置し営業を開始した。戦時体制下での電力インフラ統制が設立の背景にある。この統合により、中国地方の電気工事事業が一社に集約され、後の中国電力グループの基盤が形成された。

証券取引所上場と東京進出で事業基盤を固めた戦後復興期

1949年6月、資本金1千万円で広島証券取引所に上場した。1950年1月には東京事務所(現東京本部)を開設し、首都圏への進出を開始。1951年4月には建設部(現電力建設所)を設置し、送変電工事の体制を整えた。1956年11月にはビニール外装ケーブル工法を導入開発し、技術力の向上を図った。これらにより、戦後の電力需要増加に対応する体制を構築した。

子会社化と証券取引所第一部指定で規模拡大した高度成長期

1967年4月、三親電材株式会社の株式を取得し連結子会社化した。1968年10月に大阪証券取引所市場第二部に上場(資本金6億6千万円)、1970年11月には東京証券取引所市場第二部に上場(資本金7億8千万円)した。1972年2月には両証券取引所の市場第一部に指定され、資本金12億円に達した。この時期、複数の証券取引所への上場と第一部指定により、資金調達力と社会的信用を高めた。

商号変更と子会社設立でグループ体制を強化した1990年代

1990年4月、中工開発株式会社を設立(現連結子会社)。同年10月、商号を「株式会社中電工」に変更した。1996年3月には本店を現在地の広島市中区小網町に移転した。2002年4月には中電工テクノ広島(現中電工テクノ)、中電工サービス広島(現中電工エレテック広島・島根)、イーペック広島の3社を設立し、グループ再編を進めた。2003年4月には岡山エレテック、山口エレテックを設立し、中国地方の施工体制を地域子会社ごとに整理した。同年11月には大阪証券取引所への上場を廃止した。

M&Aと海外進出で事業領域を拡大した2010年代

2010年12月、マレーシアにCHUDENKO(MALAYSIA)SDN. BHD.を設立し、海外事業に本格参入した。2016年8月には杉山管工設備株式会社、同年9月には早水電機工業株式会社の株式を取得し、国内の施工能力を強化した。2017年10月にはシンガポールのRYB ENGINEERING PTE LTDを買収、2020年3月には株式会社昭和コーポレーションを子会社化し、東南アジアでの事業基盤を拡大した。これらのM&Aにより、設備工事業の海外展開と材料製造・販売の多角化が進んだ。

プライム市場移行とガバナンス改革を進めた2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行した。2023年6月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。2025年度からの中期経営計画2027では、営業力・施工力の強化と人的資本経営を掲げ、2027年度に売上高2,600億円、営業利益280億円を目標とする。また、カーボンニュートラルに向けてPPA事業や系統用蓄電池事業への投資も積極化している。

年表22件を開く

1940年代

  • 1944年9月創業軍需省の要請により主に中国5県下の電気工事12社が統合し、資本金150万円の電気工事会社として広島市に中国電気工事株式会社を設立、また広島・岡山・山口・松江・大阪の5市に支社を設置、営業開始
  • 1949年6月上場広島証券取引所市場に上場(資本金1千万円)

1950年代

  • 1950年1月東京事務所(現 東京本部)を開設
  • 1951年4月建設部(現 電力建設所)を開設
  • 1956年11月ビニール外装ケーブル工法を導入開発

1960年代

  • 1967年4月三親電材株式会社の株式を取得(現 連結子会社)
  • 1968年10月上場大阪証券取引所市場第二部に上場(資本金6億6千万円)

1970年代

  • 1970年11月上場東京証券取引所市場第二部に上場(資本金7億8千万円)
  • 1972年2月東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所市場第一部に指定(資本金12億円)

1990年代

  • 1990年4月中工開発株式会社を設立(現 連結子会社)
  • 1990年10月商号変更商号を株式会社中電工に変更
  • 1996年3月本店を広島市中区小網町6番12号(現在地)に移転

2000年代

  • 2002年4月株式会社中電工テクノ広島を設立(現 株式会社中電工テクノ 連結子会社)、株式会社中電工サービス広島を設立(現 株式会社中電工エレテック広島・島根 連結子会社)、株式会社イーペック広島を設立(現 連結子会社)
  • 2003年4月株式会社岡山エレテックを設立(現 株式会社中電工エレテック岡山・鳥取 連結子会社)、株式会社山口エレテックを設立(現 株式会社中電工エレテック山口 連結子会社)
  • 2003年11月上場大阪証券取引所への上場廃止

2010年代

  • 2010年12月CHUDENKO(MALAYSIA)SDN. BHD.を設立(現 連結子会社)
  • 2016年8月杉山管工設備株式会社の株式を取得(現 連結子会社)
  • 2016年9月早水電機工業株式会社の株式を取得(現 連結子会社)
  • 2017年10月RYB ENGINEERING PTE LTDの株式を取得(現 連結子会社)

2020年代

  • 2020年3月株式会社昭和コーポレーションの株式を取得(現 連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2023年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年度まで2,600億円
  • 営業利益2027年度まで280億円
  • ROE2027年度まで8.5%以上
  • 売上高2030年度まで3,000億円
  • 営業利益2030年度まで300億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    安全・コンプライアンスの徹底と品質向上

    安全とコンプライアンスを最優先に、協力会社と一体となった安全意識向上と基準ルール遵守の徹底、法令順守、工事プロセス全体の品質確保、災害時の電力安定供給への貢献などに取り組む。

  2. 02

    営業力・施工力の強化と受注拡大

    中国地域のシェア拡大、都市圏の事業拡大、海外基盤強化に向け、営業要員の確保、設計力・提案力強化、技術要員の確保・育成、協力会社とのパートナーシップ強化、半導体・データセンターなど成長分野の受注強化を進める。

  3. 03

    生産性向上による利益創出

    DXや生成AIの活用による業務効率化、フロントローディングによる工事平準化・効率化、迅速な情報共有とコミュニケーション強化、原価管理強化とコスト低減に取り組み、更なる利益を創出する。

  4. 04

    人材確保・育成強化と魅力ある職場づくり

    リファラル採用や初任地限定採用など採用方法の多様化による人材確保、資格取得教育等によるスキルアップ支援、ワークライフバランス推進、健康経営推進により、従業員のスキルとエンゲージメント向上を図る。

  5. 05

    成長投資による事業拡大

    カーボンニュートラルに向け環境関連ビジネス(PPA事業等)や系統用蓄電池事業を推進し、技術研究開発やM&Aによる施工体制強化を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,697人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は845万円で、9期前と比べて+20.3%平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は18.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,167
2018年3月4,190
2019年3月70339.918.94,210
2020年3月70939.818.74,474
2021年3月73639.418.24,468
2022年3月74239.418.24,531
2023年3月74839.618.34,556
2024年3月74039.918.64,519
2025年3月79040.118.74,612471
2026年3月84540.218.84,697558

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率2.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率86.7%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)81.3%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 11 / 海外 8、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
広島統括支社(広島市南区)その他2支社他8,722百万円
岡山統括支社(岡山市南区)その他1支社他8,492百万円
本店 — 広島市中区6,316百万円
山口統括支社(山口県山口市)その他1支社他4,978百万円
設備工事業 その他 — ㈱昭和コーポ レーション(東京都港区)2,807百万円
島根統括支社(島根県松江市)他2,512百万円
鳥取統括支社(鳥取県鳥取市)他909百万円
東京本部(東京都新宿区)その他1支社712百万円
製器工場 — 広島市西区166百万円
大阪本部 — 大阪市北区60百万円
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    三親電材㈱
    広島市 中区 · 連結子会社
    議決権50.0%
  • 国内
    中工開発㈱
    広島市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱イーペック広島
    広島市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中電工テクノ
    広島市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中電工エレテック 広島・島根
    広島市 西区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中電工エレテック 岡山・鳥取
    岡山市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱中電工エレテック 山口
    山口県 山口市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    杉山管工設備㈱
    横浜市 中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    早水電機工業㈱
    神戸市 長田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱昭和コーポレーション(注)2
    東京都 港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHOWA VIETNAM CO., LTD
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHOWA TECH VIETNAM CO.,LTD (注)3
    ベトナム · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • CHUDENKO(MALAYSIA) SDN. BHD.マレーシア100%
  • RYB ENGINEERING PTE LTDシンガポール100%
  • ELEVATE ENGINEERING SOLUTION PTE. LTD.シンガポール100%
  • RYBE ENGINEERING(M) SDN. BHD.マレーシア100%
  • IAQ TECHNOLOGY INTERNATIONAL SDN. BHD.マレーシア40%
  • R&L ENGINEERING SDN. BHD.マレーシア50%
  • 中国電力㈱(注)4広島市 中区41%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    鳥取地家簡裁庁舎新営電気設備工事
    最高裁判所 · 2024-08-08
    5.5億円
  • 調達
    広島刑務所鍛錬場・待機所棟等新営(電気設備)工事
    法務省 · 2018-03-20
    3.3億円
  • 調達
    松江刑務所収容棟D等新営(電気設備)工事
    法務省 · 2021-03-04
    2.2億円
  • 調達
    令和7年度美祢社会復帰促進センター照明設備LED化改修工事
    法務省 · 2026-06-26
    1.8億円
  • 調達
    広島空港誘導路中心線灯改良その他工事
    国土交通省 · 2021-06-30
    1.7億円
  • 調達
    岩国空港航空灯火施設維持工事 (令和5年度~令和8年度)
    国土交通省 · 2024-01-30
    1.2億円
  • 調達
    広島空港誘導路中心線灯改良その他工事
    国土交通省 · 2019-07-29
    1.1億円
  • 調達
    岩国空港航空灯火施設維持工事(令和2年度~令和5年度)
    国土交通省 · 2020-12-25
    1.1億円
  • 調達
    岩国空港航空灯火施設維持工事(平成29年度~平成32年度)
    国土交通省 · 2017-12-07
    9,850万円
  • 調達
    令和3年度広島空港航空灯火施設維持工事
    国土交通省 · 2021-04-01
    6,300万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,279億円営業利益262億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.7%、利益が+20.7%。

売上高
+2.7%
2,279億円
営業利益
+20.7%
262億円
純利益
-7.0%
185億円
営業利益率
11.5%
前期比 +1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,450億円2,279億円
営業利益270億円262億円
純利益197億円185億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は503億円、営業利益は52億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+33.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q646−96
2024年1Q377−6−1.6−6
2024年2Q450214.712
2024年3Q486326.622
2024年4Q69751
2025年2Q982828.460
2025年4Q1,23713510.9139
2026年2Q95810611.173
2026年4Q1,32115611.8112
2027年1Q5035210.335

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,180億円から2,279億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,1805917
2014年3月1,364179135
2015年3月1,455161105
2016年3月1,478148109
2017年3月1,47911993
2018年3月1,48311778
2019年3月1,5338962
2020年3月1,68911248
2021年3月1,84511981
2022年3月1,90712067
2023年3月1,890−19−69
2024年3月2,01012779
2025年3月2,2192172349.8199
2026年3月2,27926227511.5185

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,279億円のうち、営業利益として残るのは262億円11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は185億円、売上の8.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金80.3%1,831億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.2%186億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%262億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
19.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+4.2pt
11.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.7pt
8.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.0pt
7.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが291億円、投資CFが−71億円で、差し引きのフリーCFは220億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は436億円で、売上の2.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7477−24151376
2014年3月87124−26211561
2015年3月51−128−28−77457
2016年3月10593−74198583
2017年3月107−12−9295586
2018年3月67−65−512537
2019年3月101−256−57−155326
2020年3月118−157−64−39222
2021年3月9163−72154305
2022年3月80−43−8537257
2023年3月6248−75110294
2024年3月137−61−7376298
2025年3月228−115−76113344
2026年3月291−71−130220436

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は3,178億円。このうち返さなくてよい自己資本が2,478億円で、自己資本比率は76.9%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2,2701,88238882.4
2014年3月2,4832,02845581.1
2015年3月2,6192,16045981.8
2016年3月2,6012,15145081.9
2017年3月2,6362,17046681.5
2018年3月2,6992,22447581.1
2019年3月2,6722,18049280.2
2020年3月2,7502,12063075.7
2021年3月2,7652,18757877.6
2022年3月2,7972,16363476.2
2023年3月2,7252,02170473.2
2024年3月2,8052,13966675.2
2025年3月2,9392,29664377.1
2026年3月3,1782,47870076.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
302億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
2,233億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
25億円
在庫として抱えている分
負債合計
700億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
93
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率23 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率140社中7位あたり、逆に低いのはROE140社中107位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.9%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
11.5%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.9%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.7%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,160で、1年前と比べて+37.2%過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。

¥5,160-0.6%1ヶ月+3.2%1年+37.2%時価総額3,000億円
過去52週の値幅
安値¥3,730高値¥5,720

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.1倍
PER (会社予想)13.9倍
PBR1.08倍
配当利回り2.71%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で0.00%と横ばい。8月21日終値は5080円で、25日移動平均線(5062.8円)を+0.3%上回って推移。週足では7月9日の5210円から8月10日の5000円まで下落したが、その後は反発。52週高値5720円に対しては-11.2%の水準で、上値は重い。52週安値3730円からは+36.2%と上昇基調は継続。出来高は8月17日に129万株超と急増したが、その後は減少傾向。RSIは56.3と中立圏で、方向感は乏しい。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは14.86倍で業界平均の13.75倍とほぼ同水準だが、PBRは1.06倍と平均の1.53倍を下回り、株価は資産価値に近い。配当利回りは2.76%と平均の3.39%を下回るが、ROEは7.9%と平均並み。業績は安定成長しており、今期予想PERは13.7倍とさらに低下。割安であるが、配当利回りの相対的な低さが評価をやや下げる。総合的に割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.1倍14.4倍
PER (予想)13.9倍
PBR1.08倍1.55倍
ROE7.9%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、電力業界の構造変化(自由化・再編)と中国電力の設備投資動向が業績を左右する中、既存の送配電工事の安定性と、新規領域(再生可能エネルギー関連・情報通信・保守サービス)での成長可能性をどう評価するか。強気派は、中国電力の送配電部門が規制料金下で安定した投資を継続するため、受注は底堅いと見る。一方、弱気派は、電力会社のコスト削減圧力や設備投資の先送りで工事量が減少する可能性、および競争激化による採算悪化を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 安定受注基盤

    中国電力グループの送配電設備工事を主軸に、景気に左右されにくいインフラ需要がある。

  • 業績改善傾向

    2025/3期は増収増益で売上高2,219億円、営業利益率9.8%に改善。

  • 新規領域の成長

    再生可能エネルギーや情報通信工事に進出し、成長余地を模索。

  • 2026/3期営業利益262億円、利益率11.5%通年影響

    営業利益は217億円→262億円と20.7%増、営業利益率は9.78%→11.5%に改善

  • 予想PER13.5倍、来期のEPS増期待決算発表後影響

    実績PER14.66倍から予想PER13.5倍へ改善。EPSは約342円→371円と増益が見込まれる

  • 売上高2,279億円、増収基調が続く通年影響

    売上高は前期比2.7%増の2,279億円。堅調な事業規模維持

  • 株価1年で+35.7%、強い上昇トレンド継続影響

    1年リターンは+35.66%。電気設備投資の拡大期待が資金を呼び込む

マイナスに働く材料7
  • 電力設備投資の減速

    電力会社の設備投資は効率化圧力が強く、工事量の減少懸念がある。

  • 競争激化

    工事の入札競争が激化し、受注単価の低下や採算悪化の恐れ。

  • 再生エネ関連の不確実性

    新領域は競争が激しく、収益貢献はまだ小さい。

  • 2026/3期は純利益185億円、前年比減益通年影響

    営業利益は増益も純利益は199億円→185億円と7%減。税負担増が利益を圧迫

  • ROE7.9%と低く、PBR1.05倍は割高感継続影響

    ROE7.9%に対しPBR1.05倍は割高感。資本効率が改善しない限り株価の重し

  • 売上高伸び率10.4%→2.7%に鈍化2027年〜2028年影響

    売上高伸び率は前期10.4%から2.7%に低下。設備投資需要の一巡が懸念される

  • 外国人保有12.37%、流動性が低い継続影響

    外国人持ち株比率は12.37%と低位。売買高が細り、相場変動時に流動性不足が顕在化しやすい

次の決算で確かめる点
売上高
工事受注高と施工進捗の総体を表し、業績の大きさを測る基本指標。
営業利益率
工事採算の改善度合いを見る。競争環境の変化を反映する。
中国電力向け売上高比率
グループ依存度が事業の安定性とリスクを左右する。
受注高
将来の売上高を先取りする指標で、需要動向の先行指標となる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+12.5%いまの株価に対する利回りは2.71%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
2.71%
いまの株価に対して
配当性向
39.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月7246.3
2018年3月9430.667.5
2019年3月10410.688.2
2020年3月1040.0164.5
2021年3月1040.073.9
2022年3月1040.090.1
2023年3月1040.0
2024年3月1040.072.4
2025年3月12015.434.1
2026年3月13512.539.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ9,418人。区分でいちばん多いのは事業法人42.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が62.7%を占め、残る37.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.843.043.142.642.442.3
個人・その他18.220.722.923.123.224.2
金融機関28.526.425.224.224.320.4
外国法人9.78.88.09.29.512.4
自己株式4.25.15.86.86.98.9
証券会社0.81.10.81.00.70.7
外国人個人0.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01中国電力株式会社37.66
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)6.25
03中電工従業員株式投資会2.88
04株式会社中国銀行2.41
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.22
06明治安田生命保険相互会社1.94
07株式会社広島銀行1.78
08株式会社もみじ銀行1.42
09STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.10
10BNYMSANV RE BNYMIL RE WS MORANT WRIGHT NIPPON YIELD FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)0.91

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+1106%、1株純資産は14期で+45%。直近期のROEは7.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月283,1810.932.647.8
2014年3月2303,4267.07.813.4
2015年3月1783,6385.013.136.3
2016年3月1863,6555.112.140.3
2017年3月1603,8454.314.746.3
2018年3月1403,9093.620.667.5
2019年3月1103,8562.820.588.2
2020年3月863,7392.325.6164.5
2021年3月1463,8713.816.273.9
2022年3月1213,8693.117.190.1
2023年3月−1263,639−3.4
2024年3月1453,8933.921.172.4
2025年3月3674,1849.19.034.1
2026年3月3424,6137.913.339.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額318百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約10倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
迫谷章代表取締役会長7434,500
重藤隆文代表取締役社長6918,000
谷口実男代表取締役副社長 執行役員6516,472
稲本信秀取締役(社外取締役)721,300
餘利野直人取締役(社外取締役)68700
江國成基取締役(社外取締役)652,500
村田治子取締役(社外取締役)582,100
東岡孝和取締役監査等委員6513,946
飯岡久美取締役監査等委員(社外取締役)681,500
廣田亨取締役監査等委員(社外取締役)68700
吉永浩之取締役監査等委員(社外取締役)64600

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31061152224381
社外取締役746467
取締役(社内)2292915

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,131字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社19社、関連会社9社及びその他の関係会社1社で構成され、その主な事業内容と各社の事業に係る位置付けは、次のとおりである。 設備工事業   当社及び三親電材㈱他国内10社が、屋内電気工事、空調管工事、情報通信工事、配電線工事、送変電地中線工事の設備工事業を営んでいる。三親電材㈱他国内9社が、当社工事の請負施工を、㈱イーペック広島が、当社工事の設計・積算業務を行っている。また、三親電材㈱が、工事材料の納入を行っている。CHUDENKO(MALAYSIA)SDN. BHD.及びRYB ENGINEERING PTE LTDの子会社であるRYBE ENGINEERING (M) SDN. BHD.並びに同社の関連会社であるR&L ENGINEERING SDN. BHD.が、マレーシアにおいて設備工事業を営んでいる。RYB ENGINEERING PTE LTD及び同社の子会社であるELEVATE ENGINEERING SOLUTION PTE. LTD.が、シンガポールにおいて設備工事業を営んでいる。㈱昭和コーポレーションの子会社であるSHOWA VIETNAM CO., LTDが、ベトナムにおいて設備工事業を営んでいる。IAQ TECHNOLOGY INTERNATIONAL SDN. BHD.が、マレーシア、シンガポール及びドイツにおいて設備工事業を営んでいる。 その他の事業   三親電材㈱が、電気機器・工事材料の販売事業を営んでいる。㈱昭和コーポレーションが、工事材料の製造・販売事業を営んでおり、同社の子会社であるSHOWA VIETNAM CO.,LTDが、ベトナムにおいて工事材料の販売事業を、同社の子会社であるSHOWA TECH VIETNAM CO.,LTDが、同国において工事材料の製造・販売事業を営んでいる。中工開発㈱が、保険代理、リース等の事業を営んでいる。㈱ベリーネ及び㈱中電工ワールドファームが農業関連事業を営んでいる。PFI学校空調東広島㈱、PFI学校空調やまぐち㈱、PFI学校空調三原㈱及びPFI学校空調周南㈱が、学校施設空調設備整備のPFI事業を営んでいる。OCソーラー㈱が、太陽光発電事業を営んでいる。SAMAIDEN CHUDENKO RENEWABLES SDN. BHD.が、再生可能エネルギー等の電力事業投資を行っている。中国電力㈱が、電気事業を営んでおり、当社は同社及び同社の子会社である中国電力ネットワーク㈱の電気工事等を請負施工している。 事業の系統図は次のとおりである。 (注)中国電力グループは、中国電力㈱及び中国電力ネットワーク㈱である。
経営方針・対処すべき課題2,902字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1)経営の基本方針 当社は、「社是」及び「企業理念」を次のとおり定めており、当社グループ一体となって社会の様々な課題解決に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献し続け、持続的な成長を目指していく。 社 是   「眞心」(遵守すべき精神的なよりどころ) 企業理念   私たちは、技術と品質と誇りをもって、社会の発展を支え続けます。 (2)経営環境・経営戦略等 当期の経営環境は、製造業の設備投資や都市部の再開発などが堅調に推移したものの、原材料価格の高止まりに加え、労働者不足が続く状況にあった。 今後の経営環境についても、製造業の設備投資や都市部の再開発など引き続き堅調に推移することが期待される一方で、原材料価格の高止まりや労働者不足に加え、中東情勢の事業への影響など、先行き不透明な状況が想定される。 このような環境の中、当社グループは、「中期経営計画2027(2025~2027年度)」に基づき、営業力・施工力の一層の強化や生産性向上などの諸施策を進め、事業の拡大と更なる利益の創出にグループ一体となって取り組んでいく。 こうした取り組みを着実に実施するとともに、人的資本経営を強力に推進することで、「中電工グループ 2030ビジョン」に掲げる持続的な成長と企業価値の更なる向上の実現に繋げていく。 中期経営計画2027(2025~2027年度) テーマ   ・Change & Growth For All to 2027 ~営業力・施工力の強化と人的資本経営の推進~ 主要施策   ① 安全・コンプライアンスの徹底と品質の向上   安全とコンプライアンスを最優先とした事業運営を徹底するとともに、お客さまの信頼と満足度の向上に向けて、品質の確保・向上に取り組む。◇ 協力会社と一体となった安全最優先の意識の向上と基準ルール遵守の徹底◇ コンプライアンス意識の向上と法令遵守の徹底◇ 工事のプロセス全体にわたる品質の確保◇ 災害時の早期復旧など電力安定供給への確実な貢献 等 ② 営業力・施工力の一層の強化と受注の拡大   中国地域のシェア拡大、都市圏の事業拡大及び海外の基盤強化に向けて、営業力・施工力を一層強化する。◇ 営業要員の確保と設計力・提案力の強化◇ 技術要員の確保・育成と施工管理者の最適配置◇ 協力会社とのパートナーシップ強化◇ 半導体・データセンターなど成長分野の受注強化 等 主要施策   ③ 生産性の向上による利益の創出   DXや施工の効率化など業務全般にわたる生産性向上の取り組みを深化させ、更なる利益を創出する。◇ DX、生成AIの活用による一層の業務効率化◇ フロントローディングによる工事の平準化・効率化◇ 迅速な情報共有、コミュニケーション強化による課題の早期解決◇ 原価管理の強化と一層のコスト低減 等 ④ 人材の確保・育成の強化と魅力ある職場づくり   採用方法の多様化による人材確保、育成の強化と魅力ある職場づくりを推進し、従業員のスキルとエンゲージメントの向上を図る。◇ リファラル採用、初任地限定採用など採用方法の多様化による人材の確保◇ 資格取得教育等によるスキルアップの継続的支援◇ ワークライフバランスの推進◇ 快適な職場環境の整備、健康経営の推進 等 ⑤ 成長投資による事業拡大   カーボンニュートラルに向け、脱炭素化支援として環境関連ビジネスを推進する。また、事業拡大に向けたM&Aに取り組む。◇ PPA事業など環境関連ビジネスの推進◇ プロジェクト設置による系統用蓄電池事業の総合的な取り組みの推進◇ 技術研究開発の推進◇ 施工体制の強化に向けたM&Aの推進 等 2027年度目標   ・連結業績 売上高2,600億円、営業利益280億円、ROE8.5%以上 中電工グループ 2030ビジョン テーマ   ・「変革と成長」~持続的な成長に向けて~ 目指すグループ像   ・持続的な成長を遂げるとともに、持続可能な社会の実現に貢献 ・働くすべての人が、誇りと歓びを持って、変革にチャレンジ ・高い技術と品質で社会の多様なニーズに応えていく 2030年度目標   ・連結業績 売上高:3,000億円、営業利益:300億円、ROE:9.0%以上 ・カーボンニュートラルに向けたCO2排出量の削減:46%以上(2013年度当社比) ・多様な人材の活躍と多様な働き方を実現する環境づくり (3)優先的に対処すべき課題 当社グループでは、グループ間における連携を強化し、以下の課題に取り組んでいる。 ①利益の拡大 工事のピークカットや労働力の安定的な確保のため、工程を前倒しで作業を行う「フロントローディング」や工程の短縮に柔軟に対応するための「外注施工エリアの分散発注」などの取り組みを進めている。また、現場との情報共有を強化して、工事の進捗遅延など工事原価の増大につながる兆候を早期に把握し、迅速な対応に努めている。これらにより、更なる利益の創出につなげていく。 ②生産性の向上 現場管理者の慢性的な不足・時間外労働の上限規制遵守に向けた働き方改革などの課題に対応すべく、業務負荷軽減に向けた工務サポート体制の充実や施工図作成支援体制の強化を推進するとともに、生成AI等を活用した業務改革など、DX(デジタルトランスフォーメーション)による生産性の向上に取り組んでいく。 ③事業の拡大 中国地域においては効率的な施工体制の構築や工場関連工事の受注・施工体制の強化等により事業基盤を維持しつつ、都市圏では大型工事の受注・施工体制の強化を図りながら事業拡大を進めていく。 また、持続的な成長のための投資として、PPA事業など環境関連ビジネスに加え、系統用蓄電池事業に積極的に取り組むとともに、主要事業である設備工事業を中心に、M&Aによる事業拡大も進めていく。 ④人材の確保・育成 近年、厳しい採用状況が続いていることなどから、工事部門での人手不足が喫緊の課題となっている。 当社では、奨学金返還支援制度やリファラル採用制度、初任地限定採用、従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブ制度などに取り組んで、人材の確保やエンゲージメントの向上による魅力ある職場づくりを目指している。 また、当社社員の約3割を占める30歳未満の若手社員の早期育成は、今後の更なる成長を進めるうえでの重要な課題である。 そのために、社員一人ひとりの適性を踏まえながら、大型工事現場等への計画的配置や、現場代理人として必要な資格の取得支援等といった施策を確実に実施していく。 ⑤品質の向上 事業を拡大していくためには、品質の向上によりお客さまからの信頼を得ることが不可欠である。 そのために、施工した設備の機能・性能はもとより、施工の効率化や安全・環境への対応等を含め、工事のプロセス全体にわたる顧客満足度の向上に努めていく。
事業等のリスク3,978字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業に関して、連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクには、以下のようなものがある。 これらのリスクは、当社グループにおいて定期的に「洗い出し」・「評価」・「対応策の検討」を行う中で、影響度・発生頻度を踏まえて抽出したものである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであるが、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の適切かつ迅速な対応に努めていく。 また、ここで抽出した主要なリスク以外にも「取引先の信用に関するリスク」・「保有有価証券の時価下落に関するリスク」等があり、これらについても経済情勢や市場動向を注視しながら早期情報収集を行い、的確な対応に努めていく。 主要なリスクの概要   リスク対策 1.人材確保・育成に関するリスク 採用計画の未達や社員の離職、人材の育成不足、国家資格や技能を有する人材の不足などにより、十分な施工体制の構築や技術力の確保が困難となり、売上が確保できず、業績に影響を及ぼす可能性がある。     職場や研修所の見学などを通じた事業内容のPR活動、奨学金返還支援制度などの福利厚生の充実、学科不問採用、都市圏の初任地限定採用などによる定期採用者の確保とともに、リファラル採用などによる中途採用での即戦力の確保に取り組んでいる。 加えて、コミュニケーションの充実や休暇取得促進等により離職防止に努めている。 また、OJTとOFF-JTを効果的に組み合わせ、業務知識や技術・技能の向上及び社外資格取得のための教育を実施し、人材の早期育成に取り組んでいる。 2.受注環境の変化に関するリスク 建設需要の縮小による価格競争の激化や民間企業及び官公庁の設備投資の減少等、受注環境に著しい変化が生じた場合、受注が確保できず、業績に影響を及ぼす可能性がある。     営業情報の早期入手や顧客ニーズに応じた提案営業により受注機会の拡大に努めるとともに、営業・技術・調達部門が連携した受注原価の低減検討や半導体やデータセンター・系統用蓄電池など成長分野の需要の取り込み、ZEB、PPA事業の取り組み強化などにより、受注の確保・拡大に取り組んでいる。 加えて、施工管理者の効率的な配置や協力会社との連携強化により安定した施工体制を構築し、受注機会の逸失防止に努めている。 3.法令・コンプライアンス違反に関するリスク 建設業法、労働基準法等に関する法令違反や不適切な事業運営・業務処理などのコンプライアンス違反が発生した場合、刑事罰、多額の課徴金や賠償請求の発生、社会的信用の失墜による取引停止等により、業績に影響を及ぼす可能性がある。     「コンプライアンス方針」に基づき、関連法規・社内ルールの遵守、人権尊重、反社会的勢力との関係遮断等の継続的な教育により、コンプライアンス最優先の事業活動を徹底している。 また、各種研修等において道徳的観点から企業として誠実に行動するという倫理観を再認識する機会を設けるとともに、企業倫理に関する相談・通報を受け付ける「企業倫理ヘルプライン」の設置や日常的なコミュニケーションの強化により、不適切事案の未然防止と早期発見に取り組んでいる。 加えて、内部統制の整備・運用状況の有効性を定期的に評価し、当社グループ全体で適正な事業運営を推進している。 主要なリスクの概要   リスク対策 4.品質不良に関するリスク 工事の設計・施工段階で重大な品質不良が生じた場合、補修対応や賠償請求の発生など多額のコストの発生、顧客からの信用失墜による取引停止等により、業績に影響を及ぼす可能性がある。     品質向上に向けた品質不良の原因分析に基づく再発防止策を検討するとともに、施工の効率化やコスト管理、安全・環境への配慮を含めた品質向上に努めている。 また、工程内検査や機能確認検査を徹底し、品質向上に取り組むとともに、組立保険・賠償責任保険等によりリスク低減を図っている。 5.労働災害・交通事故に関するリスク 労働災害・交通事故が発生した場合、人的損失、被害者への補償、社会的信用の失墜等により、業績に影響を及ぼす可能性がある。     「安全はすべてに優先する」の理念のもと、安全教育を繰り返し実施するとともに、感電や墜落等を擬似体験できる「安全実習棟」を当社研修所内に設置し、当社グループ及び協力会社における安全意識の向上に努めている。 また、「安全管理強化チーム」及び管理者の現場パトロールにより安全管理や再発防止策の実施・定着状況を確認し、フェイルセーフの視点による装備導入や安全運転指導により事故リスクを低減するとともに、現場作業着手前のKY活動の確実な実践・深化に取り組み、労働災害と交通事故の防止に努めている。 6.工事原価の増大に関するリスク 材料費・労務費等の上昇を受注額に反映できない場合、また施工中に材料費・労務費等の急騰が生じて工事原価が増大し、工事請負金額の変更に反映できず採算性が低下した場合、利益が確保できず、業績に影響を及ぼす可能性がある。      物価上昇に対応した適正な材料費や労務費を反映できるスライド条項を含んだ内容で、事前に契約書を取り交わしている。 また、施工時にはフロントローディングにより工事の平準化・効率化を図り、工事原価の抑制に努めている。 加えて、材料の早期手配や集中購買の推進によるスケールメリットを活かした交渉などにより調達価格を低減するとともに、中電工協力会会員への安定発注で外注費の急激な変動の抑制に取り組んでいる。 7.M&A・出資・投資に関するリスク 主要事業である設備工事業を中心に、事業拡大や競争力強化を目的として、M&Aや事業出資への参画等を行っているが、これらにおいて期待したシナジーや収益効果が得られないことにより投資資金の回収が困難となり、業績に影響を及ぼす可能性がある。     「M&A投資基準・評価に関するガイドライン」に基づき、外部専門家の評価・意見も踏まえて投資効果や経営戦略との整合性を慎重に検証し、投資の可否を判断している。 出資等の実施後は、必要に応じて当社社員を派遣して支援し、投資先の事業計画や決算実績・業績見通しの進捗を継続的に確認のうえ、追加投資や撤退・縮小を検討・判断することとしている。 主要なリスクの概要   リスク対策 8.情報セキュリティに関するリスク 外部からの不正なアクセスやサイバー攻撃等により、顧客情報や営業情報などの機密情報が漏洩・消失した場合、多額の賠償請求の発生に加え、社会的信用の失墜により受注機会に影響するなど、業績に影響を及ぼす可能性がある。     情報管理の重要性や不正なアクセスへの対処等に関する教育・研修を行うとともに、定期的に小型記録媒体やメール等による業務情報の持ち出しの確認を行い、情報漏洩防止に努めている。 また、標的型攻撃メール訓練等の実施やサイバー攻撃に対する侵入監視等を強化するとともに、セキュリティが確保された外部サービス(クラウドサーバ等)を活用してデータをバックアップし、各種情報の消失防止に努めている。 9.DX(デジタルトランスフォーメーション)への対応に関するリスク AIを活用した業務改革やデジタル技術の導入が進まず、DXへの対応が遅れた場合、業務効率化や生産性向上の機会を逃し、競争力の低下に繋がるなど、業績に影響を及ぼす可能性がある。     生産性向上と作業負荷の軽減を目的に、AI等を活用したDXによる業務効率化に取り組み、技術革新に遅れない強い事業基盤を構築する。 具体的には、蓄積したナレッジをデータベース化し、AIを活用して効率的に利活用することで、生成AIやAIエージェント等による省人化や属人化の解消、業務品質の向上に努めている。 10.自然災害等に関するリスク 国内及び海外に多数の事務所等を有しており、地震、津波、台風等の大規模な自然災害や、新型ウイルス等の感染症のまん延により、社員や施設への直接的な被害のほか、流通・交通網の遮断や混乱、さらには社会・経済の停滞・混迷等による間接的な被害を受ける可能性もある。 このような場合、事業活動の中断・遅滞等が発生し、業績に影響を及ぼす可能性がある。     事業継続計画(BCP)の策定、「危機管理規程」に基づく連絡体制の整備、安否確認訓練等の定期的な実施や日用品・材料の備蓄などにより、災害の発生に備えている。 また、災害復旧対応時には、自治体との緊密な連携及び情報収集を行い、二次災害を防止することとしている。 以上のように、災害等が発生した場合でも事業が継続できる体制を整えている。 感染症については、感染予防策やまん延防止措置などの対応を適切に講じ、社員の安全と必要な業務が継続できる体制を確保することとしている。 11.気候変動課題への対応に関するリスク 気候変動課題に対する取り組みが不十分な場合、ステークホルダーからの評価が低下し、企業価値や競争力を毀損する可能性がある。また、各種規制の強化や炭素税の導入等がなされた場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。     自家消費型太陽光発電の導入や社屋のZEB化、車両の電動化等により自社の脱炭素化を推進し、サプライチェーン全体のCO₂排出量の低減に取り組んでいる。 また、気候変動が事業にもたらすリスク及び機会の把握、財務に与える影響の分析を実施し、TCFD提言に基づく情報開示を行い、透明性を高めている。
経営成績の分析 (MD&A)5,854字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概況は次のとおりである。 ①財政状態及び経営成績の状況 当期の事業環境は、製造業の設備投資や都市部の再開発などが堅調に推移したものの、原材料価格の高止まりに加え、労働者不足が続く状況にあった。 こうした中、当社グループは、「中期経営計画2027(2025~2027年度)」に基づき、営業力・施工力の一層の強化や生産性向上などの諸施策を進めてきた。 この結果、当期の業績は次のとおりとなった。 売上高は、情報通信工事が減少したものの、屋内電気工事や配電線工事などの増加により、前期に比べ増収となった。 営業利益は、売上高の増加に加え、原価管理の徹底や施工の効率化、全社的なコスト低減の一層の推進などにより、前期に比べ増益となった。 経常利益は、営業利益の増加などにより、前期に比べ増益となった。 親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益が増加したものの、前期の持分法適用会社解散に伴う法人税等減少の反動などにより前期に比べ減益となった。 [連結業績] (単位:百万円、%) 区 分   前 期 (2024.4.1~2025.3.31)   当 期 (2025.4.1~2026.3.31)   増減額   増減率 売              上              高   221,885   227,850   5,964   2.7 営    業         利    益   21,698   26,180   4,482   20.7 経    常         利    益   23,434   27,474   4,040   17.2 親会社株主に帰属する当期純利益   19,895   18,482   △1,412   △7.1 [個別業績] (単位:百万円、%) 区 分   前 期 (2024.4.1~2025.3.31)   当 期 (2025.4.1~2026.3.31)   増減額   増減率 売              上              高   177,827   182,697   4,870   2.7 営    業         利   益   19,176   23,790   4,613   24.1 経    常         利   益   21,523   26,374   4,850   22.5 当 期 純 利 益   19,059   18,579   △480   △2.5 (設備工事業) 当社グループの主たる事業である設備工事業は、売上高は2,044億4千8百万円(前年度比3.2%増)、セグメント利益(営業利益)は256億5千5百万円(前年度比22.3%増)となった。 (その他の事業) その他の事業は、売上高は234億1百万円(前年度比1.6%減)、セグメント利益(営業利益)は6億7千7百万円(前年度比24.3%減)となった。 当社グループの主な相手先別の売上実績及び総売上実績に対する割合は、次のとおりである。 相手先   前連結会計年度  (自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)   当連結会計年度 (自  2025年4月1日  至  2026年3月31日) 金額   割合   金額   割合 中国電力グループ   41,146   百万円   18.5   %   44,840   百万円   19.7   % 総資産は3,178億1千9百万円となり、前連結会計年度末に比べ239億1千9百万円の増加となった。これは、現金預金の増加24億3千5百万円、有価証券の増加84億7千6百万円、長期貸付金の増加79億3千9百万円、退職給付に係る資産の増加21億9千2百万円などによるものである。 負債は699億9千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ56億9千7百万円の増加となった。これは、未払法人税等の増加76億4千7百万円、繰延税金負債の増加20億9千9百万円、退職給付に係る負債の減少38億6千2百万円などによるものである。 純資産は2,478億2千3百万円となり、前連結会計年度末に比べ182億2千1百万円の増加となった。これは、利益剰余金の増加117億1千3百万円、その他有価証券評価差額金の増加68億4千5百万円などによるものである。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動及び財務活動により資金を使用したが、営業活動による資金の獲得により、前連結会計年度末に比較し91億7千万円増加し、当連結会計年度末は436億5百万円となった。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度では、営業活動によって291億4千6百万円の資金を獲得した(前連結会計年度は227億5千4百万円の資金の獲得)。 これは主に、税金等調整前当期純利益268億4百万円などの資金増加要因によるものである。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度では、投資活動によって70億8千6百万円の資金を使用した(前連結会計年度は115億2千5百万円の資金の使用)。 これは主に、投資有価証券の売却及び償還により137億9百万円などの収入があったが、有形固定資産の取得により45億3千7百万円、投資有価証券の取得により74億9千3百万円、貸付けにより79億4千6百万円などの支出があったことによるものである。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度では、財務活動によって129億9千3百万円の資金を使用した(前連結会計年度は76億4千3百万円の資金の使用)。 これは主に、自己株式の取得により60億2千9百万円、配当金の支払により67億6千9百万円を支出したことなどによるものである。 ③生産、受注及び販売の状況 当社グループが営んでいる事業の大部分においては、生産実績について定義することが困難であるため、「生産の実績」は記載していない。 事業の大部分を占めている設備工事業においては、請負形態をとっているため、販売実績という定義が実態にそぐわないことや、その他の事業では受注生産形態をとっていない事業もあることから、「受注及び販売の実績」については「①財政状態及び経営成績の状況」におけるセグメントごとの業績に関連付けて記載している。 なお、参考のため提出会社の事業の状況は次のとおりである。 設備工事業における受注工事高及び完成工事高の状況 第109期(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日) 第110期(自  2025年4月1日  至  2026年3月31日) イ.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 (単位:百万円) 工事別   前期繰越 工事高   当期受注 工事高   計   当期完成 工事高   次期繰越 工事高 第109期   屋内電気工事   84,423   104,702   189,125   90,239   98,885 空調管工事   35,004   31,982   66,986   34,598   32,388 情報通信工事   10,873   9,420   20,293   12,963   7,330 配電線工事   341   30,804   31,145   30,895   249 送変電地中線工事   11,550   9,630   21,181   9,130   12,051 計   142,192   186,539   328,732   177,827   150,905 第110期   屋内電気工事   98,885   117,917   216,803   94,778   122,024 空調管工事   32,388   51,319   83,707   35,143   48,564 情報通信工事   7,330   9,702   17,032   9,010   8,021 配電線工事   249   33,547   33,797   33,526   270 送変電地中線工事   12,051   11,289   23,340   10,239   13,101 計   150,905   223,775   374,680   182,697   191,983 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含む。従って、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれる。 2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)である。 ロ.完成工事高 期別   得意先   完成工事高 第109期   中国電力グループ   41,075   百万円   23.1   % 官公庁   39,241       22.1 一般民間   97,510       54.8 計   177,827       100.0 第110期   中国電力グループ   44,769       24.5 官公庁   31,445       17.2 一般民間   106,482       58.3 計   182,697       100.0 (注)第109期及び第110期における完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先は、中国電力グループのみである。 ハ.次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 区分   次期繰越工事高 中国電力グループ   15,178   百万円   7.9   % 官公庁   40,065       20.9 一般民間   136,739       71.2 計   191,983       100.0 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績について 当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載したとおりであり、売上高及び各利益の前期比較の増減内訳は以下のとおりとなった。 [売上高2,278億円 前期比59億円増の内訳] 当社個別の屋内電気工事の事務所工事などの増加に加え、空調管工事や配電線工事、送変電地中線工事も増加し前期に比べ48億円増加、連結子会社が10億円増加したことなどによる。 [営業利益261億円 前期比44億円増の内訳] 当社個別の売上高が増加した屋内電気工事や空調管工事の完成工事総利益が増加したことなどにより前期に比べ46億円増加したことなどによる。 [親会社株主に帰属する当期純利益184億円 前期比14億円減の内訳] 経常利益が40億円増加したものの、前期の持分法適用会社解散に伴う法人税等の減少の反動などにより法人税等が前期に比べ55億円増加したことなどによる。 連結・当社個別において、売上高や営業利益、経常利益が前期を上回り、なかでも連結での売上高及び営業利益は過去最高値となった。また、当社個別の受注高も前期を上回るとともに、次期繰越高が前期を410億円上回る1,919億円となり、「中期経営計画2027」の初年度として良いスタートとなった。引き続き「中期経営計画2027」に掲げる諸施策をグループ一体となって推し進め、更なる利益の創出に取り組む。 ロ.経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載している。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載している。 当社グループの事業活動のために必要な資金及び株主還元のための資金は、自己資金を充当することを基本としている。 当社グループの主な資金需要は、材料費、外注費、人件費など設備工事施工のための運転資金、事業場の整備・拡充、工具・事務機器等の更新、システム改修などのための設備投資資金、持続的発展に向けたM&Aなどの成長投資のための資金などがある。なお、資金需要の時期が来るまでは、手元資金を確保した上で金融商品で資金運用を行うこととしている。 株主還元については、業績等を踏まえつつ、持続的・安定的な配当を行うことを重視し、DOE(連結株主資本配当率)3.0%を目処に配当を行う方針としている。また、経営環境等を総合的に勘案した上で、必要に応じて自己株式取得を実施することとしている。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。この連結財務諸表の作成にあたっては、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性のある見積りを必要とする場合がある。こうした見積りについては、過去の実績や様々な要因、仮定等を勘案し、合理的に判断しているが、見積り特有の不確実性により、実際の結果と異なる可能性がある。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載している。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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