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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

Lib Work

Lib Work Co.,Ltd.1431 · Growth · 建設業

デジタルマーケティングで集客し、コストパフォーマンスの高い戸建住宅を提供。オリジナルブランドやコラボ商品も展開。

概要

Lib Work(リブワーク)は熊本県山鹿市に本社を置く建設業者。注文住宅と建売住宅を手がけ、デジタルマーケティングで集客コストを抑える独自のビジネスモデルを持つ。「e土地net」などのポータルサイトやYouTubeチャンネル(登録者13万人超)を運営し、無印良品の家など異業種とのコラボ商品も展開。2025年6月期の連結売上高は160億円、従業員数324名。

デジタル集客と低コストモデル

Lib Workは建築請負と不動産販売を主事業としながら、従来の営業に頼らずWebマーケティングで顧客を集める。土地検索サイト「e土地net」、平屋専門サイト「e平屋net」、施工事例サイト「e注文住宅net」など複数のポータルを運営し、YouTubeチャンネル(登録者13万人超)も活用。これらにより広告宣伝費を抑え、コストパフォーマンスの高い住宅を提供している。また、自社ブランドとしてArcht、Laiton、陽和、palette、Z.E.N.、GLASSAの6シリーズを持つ。

異業種コラボレーションによる差別化

Lib Workは「無印良品の家」のネットワークパートナーとして、可変性の高い住宅を提供。さらに株式会社サザビーリーグとの「Afternoon Tea HOUSE」、株式会社アダストリアとの「ink(インク)」や「niko and... EDIT HOUSE」、株式会社千趣会との「BELLE MAISON DAYS house」、再春館製薬所との「POSITIVE AGE HOUSE」など、多様な異業種とのコラボ商品を開発。これらのブランドは独自の世界観を持ち、競合との差別化と高付加価値化に貢献している。

連結子会社4社による事業拡大

Lib Workグループは当社と4つの連結子会社で構成される。タクエーホーム株式会社は神奈川県横浜市に本拠を置き、関東圏で建売販売を主力とする。幸の国木材工業株式会社は熊本県山鹿市で製材加工販売を行い、木材調達から加工まで一貫して担う。株式会社リブサービスはIPライセンスサービスを全国の工務店に提供。かつて子会社だった株式会社エスケーファクトリーは2007年に吸収合併されている。これらの子会社連携により、住宅版SPAモデルを構築している。

急成長する売上高と収益構造

Lib Workの連結売上高は2012年6月期の28億円から2025年6月期には160億円へと約5.7倍に拡大。営業利益は2025年6月期に8.3億円(前年比68%増)、当期純利益は4.9億円。2026年6月期の中期計画では売上高180億円、営業利益10億円、ROE11.4%を目標とする。収益の柱は建築請負事業と不動産販売事業だが、サブスク型のプラットフォーム事業や高粗利のコラボ商品が利益率改善に寄与している。自己資本比率は約40%。

業界の中での役割は戸建住宅の請負・販売およびプラットフォーム提供事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
157億円
営業利益
5億円
営業利益率
3.2%
純利益
1億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01戸建住宅事業主力

「e土地net」などのポータルサイトやYouTubeを活用して集客し、コストパフォーマンスの高い戸建住宅を提供。自社ブランドに加え、無印良品の家などの他社ブランドも取り扱う。

主な製品・サービス4
Archt
時が経っても色褪せない普遍的で新鮮なデザインの自社ブランド住宅。
Laiton
木・真鍮・モルタルをいかしたカフェ風の自社ブランド住宅。
陽和
杉の木を使った安らぎの空間を特徴とする自社ブランド住宅。
無印良品の家
MUJI HOUSEと契約し、「永く使える、変えられる」をコンセプトに可変性のある住宅を提供。

02戸建プラットフォーム事業準主力

ハウスメーカーや工務店向けにSaaS型住宅プラン提案サービス「My Home Robo」を提供。また、IPライセンス事業を展開。

主な製品・サービス1
My Home Robo
生成AIを活用した図面プラン検索システム。9,000以上の間取りやCG画像を検索可能。

033Dプリンター住宅事業副次

土を主原料にしたサステナブル3Dプリンター住宅を開発・提供。コスト削減や人手不足解消に貢献。

主な製品・サービス2
Lib Earth House "modelA"
15㎡の平屋の3Dプリンター住宅。2024年1月にリリース。
Lib Earth House "modelB"
100㎡の平屋の3Dプリンター住宅。2025年7月にリリース。

04タクエーホーム事業副次

連結子会社タクエーホームが神奈川県で戸建建売販売を主力に展開。土地仕入れから販売までの回転率が強み。

05幸の国木材工業事業副次

連結子会社幸の国木材工業が熊本県で木材供給を主力に製材加工販売を展開。仕入れから加工まで一気通貫。

06リブサービス事業副次

連結子会社リブサービスが全国の住宅メーカーや工務店向けにIPライセンスサービスを提供。

製品と技術

自社ブランド6シリーズの特徴

Lib Workは自社ブランドとして6つの住宅シリーズを展開する。「Archt」は普遍的で色褪せないデザイン、「Laiton」は木・真鍮・モルタルを生かしたカフェ風、「陽和」は杉の木を使った安らぎの空間、「palette」は暮らしに合わせて変わるスタイル、「Z.E.N.」はモダンと和の融合コンテンポラリースタイル、「GLASSA」は高級ホテルの寛ぎを提供するラグジュアリーモダン。これらは注文住宅の自由設計で提供される。

異業種コラボレーション商品群

Lib Workは他社ブランドとのコラボレーション住宅も多数手がける。無印良品の家は「永く使える、変えられる」をコンセプトに可変性の高い間取りを提供。Afternoon Tea HOUSEはサザビーリーグと協業し、心のゆとりを重視。inkはアダストリアとの協業で洋服を選ぶ感覚の家づくり。再春館製薬所の家は健康寿命の延伸をテーマ。BELLE MAISON DAYS houseは千趣会との共同開発。これらのコラボ商品は差別化と高付加価値を実現。

プラットフォーム事業と3Dプリンター住宅

Lib Workは自社商品だけでなく、工務店向けサービスも展開。SaaS型住宅プラン提案サービス「My Home Robo」は生成AIを活用し、9,000以上の間取りプランやCG画像を検索可能。VR機能も備える。また、IPライセンス事業として「niko and... EDIT HOUSE」ブランドを全国の工務店に提供。さらに、3Dプリンター住宅では土を主原料とした「Lib Earth House」を開発。modelA(15㎡)とmodelB(100㎡)をリリースし、建築コスト削減とデザイン性向上を狙う。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

マンションリフォーム専業、収益改善途上

マンションのリフォーム工事を主力とする。売上高160億円程度で、ショーボンドやミライト・ワンなど大手機設企業に比べ規模は小さい。営業利益率は3%から5%へ改善中だが、依然低水準。リフォーム需要は底堅いものの、競争激化で受注単価が伸び悩む。インターライフホールディングスなどと同様、労働力確保が課題。

強み

  • 分譲マンションのリフォームに特化し、専門性と施工実績を蓄積。
  • 築年数が経過したマンションのリフォーム需要は比較的安定している。
  • 営業利益率が改善傾向にあり、今後の規模拡大でさらに向上が期待。
  • 全国の主要都市に拠点を持ち、マンション管理会社とのネットワークを活用。

課題

  • 営業利益率5%未満と低く、価格競争やコスト上昇に弱い。
  • 同業他社とサービスに大差がなく、価格以外の競争軸が乏しい。
  • 熟練工の確保が難しく、施工能力の拡大に制約がある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がLib Work

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11914日本基礎技術243億円9.2倍
21770藤田エンジニアリング215億円10.5倍
31867植木組185億円7.3倍
45078セレコーポレーション167億円14.1倍
51716第一カッター興業165億円9.6倍
61431Lib Work157億円146.5倍
71787ナカボーテック151億円12.0倍
81826佐田建設147億円13.7倍
91848富士ピー・エス145億円13.8倍
101981協和日成144億円11.4倍
111430ファーストコーポレーション138億円6.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

1974年創業からインターネット活用への転換

1974年3月に熊本県山鹿市で瀬口工務店として創業。1997年8月に有限会社瀬口工務店(資本金5,000千円)を設立し、2000年6月に株式会社へ組織変更。2001年4月にはホームページ上に「インターネット展示場」を開設し、住宅業界ではまだ珍しかったWeb集客を開始。同年7月には住宅モニター制度を創設。IT活用の先駆けがその後のビジネスモデルの基礎となった。

子会社設立と商号変更、合併による体制強化

2001年12月、熊本県山鹿市に100%子会社株式会社エスケーファクトリーを設立。2004年11月、商号を株式会社エスケーホームに変更。2007年12月には当社がエスケーファクトリーを吸収合併し、経営資源を集中。2010年8月、本店を現在地の熊本県山鹿市鍋田178番地1に移転し、旧本店にはギャラリー「INDEX」をオープン。この時期にブランド力の向上を図る。

無印良品の家への加盟と福証上場

2014年7月、株式会社MUJI HOUSEと「無印良品の家ネットワーク」契約を締結。同年8月には第三者割当増資を実施。2015年3月の新株予約権行使を経て、同年8月に福岡証券取引所Q-Boardに株式上場。公募増資により資本金は178,950千円に。この上場を機に資金調達力を強化し、熊本県内での店舗網拡大を加速。2016年には光の森店、佐賀店を開設。

東京マザーズ上場と大型増資

2018年4月、商号を株式会社Lib Workに変更。同年11月にはKKT荒尾総合住宅展示場店を開設。2019年6月、東京証券取引所マザーズに上場し、同時に公募及び第三者割当増資により資本金を343,502千円に増資。これにより全国的な知名度向上と資金調達を実現。同年7月には大分県へ初出店、熊本県内でも展示場を拡大した。

子会社化による関東進出とSDGsへの取り組み

2020年7月、神奈川県横浜市に本店を置くタクエーホーム株式会社の全株式を取得し子会社化。これにより関東圏での建売販売事業を獲得。2021年3月にはSDGs宣言を公表し、環境負荷低減への取り組みを明確化。同年同月には公募及び第三者割当増資で資本金を1,014,773千円に増資。2021年6月には熊本市北区に無印良品の家の常設展示場3棟を同時開設し、ブランド強化を進めた。

プラットフォーム事業と3Dプリンター住宅への挑戦

2021年以降、Lib Workは戸建プラットフォーマーへの転換を加速。ハウスメーカー向けSaaS「My Home Robo」を提供開始。2024年1月には15㎡の土を主原料とする3Dプリンター住宅「Lib Earth House modelA」をリリース。2025年7月には100㎡のmodelBを完成。また、カナダのMaket Technologies社と提携し、生成AIを活用した設計から施工までの完全自動化(フルオートビルド)を目指す。

年表37件を開く

1970年代

  • 1974年3月創業熊本県山鹿市に瀬口工務店創業

1990年代

  • 1997年8月創業瀬口工務店を法人化し、有限会社瀬口工務店(資本金5,000千円)を設立

2000年代

  • 2000年6月有限会社瀬口工務店を株式会社に組織変更
  • 2001年4月ホームページにおいて「インターネット展示場」を開設
  • 2001年7月住宅モニター制度を創設
  • 2001年12月熊本県山鹿市に100%子会社株式会社エスケーファクトリーを設立
  • 2004年11月商号変更株式会社エスケーホームに商号変更
  • 2007年12月M&A当社が100%子会社株式会社エスケーファクトリーを吸収合併

2010年代

  • 2010年8月本店を熊本県山鹿市鍋田192番地1から熊本県山鹿市鍋田178番地1に移転
  • 2010年8月旧本店所在地にギャラリー「INDEX」をオープン
  • 2011年9月資本金を100,000千円に増資
  • 2014年1月熊本市中央区に住まいの情報発信拠点「エスケーホーム住まいPLAZA(下通店)」を開設
  • 2014年7月「無印良品の家ネットワーク」に加入
  • 2014年8月第三者割当により資本金を117,250千円に増資
  • 2015年3月新株予約権の行使により資本金を123,750千円に増資
  • 2015年8月公募により資本金を178,950千円に増資
  • 2015年8月上場福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場
  • 2016年3月熊本県菊池郡菊陽町に光の森店を開設
  • 2016年4月佐賀県佐賀市鍋島町に佐賀店を開設
  • 2016年5月「エスケーホーム住まいPLAZA(下通店)」を閉鎖
  • 2017年4月熊本市南区に常設住宅展示場を開設
  • 2017年6月公募及び第三者割当により資本金を256,909千円に増資
  • 2017年9月熊本県八代市の総合住宅展示場へ出店し熊本の平屋八代店を開設
  • 2018年2月熊本市南区に熊本南店を開設
  • 2018年3月熊本県合志市の総合住宅展示場へ出店しアンビーハウジングパーク熊本合志店を開設
  • 2018年4月商号変更株式会社Lib Workに商号変更
  • 2018年11月熊本県荒尾市の総合住宅展示場へ出展しKKT荒尾総合住宅展示場店を開設
  • 2019年6月公募及び第三者割当増資により資本金を343,502千円に増資
  • 2019年6月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
  • 2019年7月大分県大分市の総合住宅展示場へ出店しTOSハウジングメッセ大分西店を開設
  • 2019年9月熊本市南区の総合住宅展示場へ出店し住まいるパークゆめタウンはません店を開設
  • 2019年10月熊本市中央区にサクラマチオフィスを開設

2020年代

  • 2020年6月福岡県糟屋郡にsketch福岡かすや店を開設
  • 2020年7月M&Aタクエーホーム株式会社の全株式を取得し子会社化
  • 2021年3月SDGs宣言の公表
  • 2021年3月公募及び第三者割当増資により資本金を1,014,773千円に増資
  • 2021年6月熊本市北区に無印良品の家熊本店の常設展示場3棟を同時開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年6月期まで180億円
  • 営業利益2026年6月期まで10億円
  • ROE2026年6月期まで11.4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    戸建プラットフォーマーへの加速

    全国の工務店・ビルダーに向けて、住宅ソリューションサービスを提供するプラットフォームを拡大する。具体的には、サブスク型工務店支援サービス「マイホームロボ」事業や、異業種とのIPライセンスビジネスを展開し、収益構造の多角化を図る。

  2. 02

    戸建住宅事業の拡大と収益性改善

    住宅版SPAモデルを再構築し、エリア・顧客層・販売チャネルを拡大するとともに、利益率の改善を進める。資材調達ルートの複数化や施工の自社内製化によりコスト競争力を高める。

  3. 03

    3Dプリンター住宅の開発・販売

    急拡大する3Dプリンター建設市場に対応するため、積極的に投資し研究開発及び特許取得を推進する。土を主原料とした環境負荷の小さい3Dプリンター住宅の一般販売を目指す。

  4. 04

    生成AI活用による競争力強化

    営業提案資料や設計プランの自動化、デジタルマーケティングやチャットボットなどに生成AIを積極的に活用し、業務効率化・コスト削減・顧客体験向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で324人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は520万円で、9期前と比べて+11.8%平均年齢は31.1歳、平均勤続年数は4.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月87
2017年6月101
2018年6月113
2019年6月46531.03.6135
2020年6月45131.63.1184
2021年6月43229.23.4244
2022年6月44329.62.9302
2023年6月45831.03.2302
2024年6月48432.73.9308162
2025年6月52031.14.4324247

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率18.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)72.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社等 — 熊本県山鹿市453百万円
戸建住宅事業
福岡天神 蔦屋書店 — 福岡市中央区274百万円
戸建住宅事業
本社 — 熊本県山鹿市244百万円
戸建住宅事業
無印良品の家 熊本店 — 熊本市北区97百万円
戸建住宅事業
無印良品の家 福岡店 — 福岡市西区65百万円
戸建住宅事業
熊本南店 — 熊本市南区63百万円
戸建住宅事業
イオンモール幕張新都心店 — 千葉市美浜区42百万円
戸建住宅事業
sketchイオンモール熊本店 — 熊本県上益城郡嘉島町37百万円
戸建住宅事業
御代志店 — 熊本県合志市28百万円
戸建住宅事業
住まいるパークゆめタウンはません店 — 熊本市南区23百万円
戸建住宅事業
ほか20件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    タクエーホーム株式会社
    神奈川県横浜市神奈川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    幸の国木材工業株式会社
    熊本県山鹿市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他2社(注)3
    ― · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は157億円営業利益5億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.9%、利益が-37.5%。

売上高
-1.9%
157億円
営業利益
-37.5%
5億円
純利益
-80.0%
1億円
営業利益率
3.2%
前期比 -1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高162億円157億円
営業利益6億円5億円
純利益3億円1億円
1株あたり配当¥6.4¥6.4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は88億円、営業利益は4億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+11.4%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2800.00
2023年4Q492
2024年1Q24−2−8.3−2
2024年2Q55610.94
2024年3Q22−3−13.6−2
2024年4Q5347.54
2025年2Q8144.92
2025年4Q7945.13
2026年2Q6911.40
2026年4Q8844.51

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は28億円から157億円へ5.6倍に増えた。直近期の営業利益率は3.2%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月2821
2013年6月2821
熊本市中央区に住まいの情報発信拠点「エスケーホーム住まいPLAZA(下通店)」を開設
2014年6月3111
福岡証券取引所Q-Boardに株式を上場
2015年6月3421
熊本県菊池郡菊陽町に光の森店を開設
2016年6月3010
熊本市南区に常設住宅展示場を開設
2017年6月3821
株式会社Lib Workに商号変更
2018年6月5143
東京証券取引所マザーズに株式を上場
2019年6月6664
タクエーホーム株式会社の全株式を取得し子会社化
2020年6月6021
熊本市北区に無印良品の家熊本店の常設展示場3棟を同時開設
2021年6月9463
2022年6月13874
2023年6月14232
2024年6月154563.24
2025年6月160895.05
2026年6月157533.21

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高157億円のうち、営業利益として残るのは5億円3.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の0.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金96.8%152億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.2%5億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比4.1pt
3.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比4.8pt
0.6%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2025年6月期は営業CFが14億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は38億円で、売上の2.9ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年6月1018
2014年6月0−1−17
2015年6月20029
2016年6月−301−37
2017年6月5−12413
2018年6月0−20−211
2019年6月−111012
2020年6月1−4−1−37
2021年6月1−630−533
2022年6月1−3−9−223
2023年6月−16−39−1913
2024年6月11−923238
2025年6月14−5−9938

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は115億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は40.9%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月125745.0
2013年6月1661039.5
2014年6月1771041.6
2015年6月168851.4
2016年6月1610661.5
2017年6月24131152.8
2018年6月29151451.0
2019年6月35201556.4
2020年6月31181357.1
2021年6月76344244.3
2022年6月76344244.6
2023年6月89335637.4
2024年6月117467238.9
2025年6月115476840.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
39億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
26億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
2億円
在庫として抱えている分
負債合計
68億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率140社中105位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中136位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
3.2%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.9%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.0%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥652で、1年前と比べて-15.4%過去52週の値幅のなかでは16%の位置にある。

¥652-0.5%1ヶ月-0.6%1年-15.4%時価総額157億円
過去52週の値幅
安値¥625高値¥794

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)146.5倍
PER (会社予想)54.2倍
PBR3.24倍
配当利回り0.98%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で+2.02%と上昇し、25日移動平均線(644円)を+1.9%上回った。1ヶ月でも+2.7%と堅調だが、52週高値(838円)からは-21.7%と戻りは鈍い。出来高は7月29日に123,300株と急増し、短期の買いが入った可能性がある。週足では200日線(664円)を下回っており、上値の重さも感じられる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)

PER 67.1倍は業界平均13.9倍を4.8倍上回り、PBR 3.51倍は平均1.49倍を大幅に超過。ROE 10.7%を考慮してもバリュエーションは高く、配当利回り0.98%は平均3.44%を大きく下回る。成長期待が織り込まれているが、業績に比して株価は割高。

指標この会社業種平均
PER (実績)146.5倍14.4倍
PER (予想)54.2倍
PBR3.24倍1.55倍
ROE10.7%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

収益性改善が急務。直近の営業利益率3.25%は業界平均を下回り、コスト管理や工事効率化が課題。強気派はリフォーム需要の底堅さと生産性向上の余地を評価。弱気派は競争激化による値下げ圧力と、大口案件依存による収益変動リスクを懸念。PER約67倍と割高な水準も争点。

プラスに働く材料7
  • リフォーム需要の安定性

    新築着工減で既存住宅の改修需要は底堅い

  • 生産性改善の余地

    デジタル化や標準化で利益率向上の可能性

  • 地域密着の強み

    紹介・リピート率が高く、顧客基盤が安定

  • 営業利益率5%達成による収益性向上2025/6期影響

    営業利益8億円、前期比60%増、PER67倍の高倍率是正期待

  • 受注残高増加による収益基盤強化継続影響

    売上高160億円、前期比4%増、受注残高増加で今後の収益安定

  • M&Aによる事業拡大不定影響

    時価総額158億円、余剰資金活用で小型M&Aの可能性

  • 株主還元強化の期待次回決算影響

    増益により配当性向向上の余地、現状配当利回り0.98%

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率3.25%は同業比低位、改善が進まず

  • 競争激化

    大手や地場業者との価格競争で単価下落リスク

  • バリュエーション割高

    PER67倍は成長率に見合わず、割高感

  • 高PER67倍のバリュエーション懸念継続影響

    PER67倍は同業比割高、利益成長鈍化で調整リスク

  • 建設業界の人件費高騰通年影響

    労務費上昇が利益率圧迫、営業利益率5%維持が課題

  • 受注競争激化による価格低下継続影響

    中小建設会社間の競争で粗利低下のリスク

  • 外国人保有7%の低流動性継続影響

    浮動株少なく、売買高低下でボラティリティ上昇リスク

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性改善の進捗を測る指標
受注高
今後の売上を占う先行指標
リピート率・紹介率
顧客満足度と安定受注の源泉

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり6.4で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは0.98%。

年間配当
¥6.4
1株あたり
配当利回り
0.98%
いまの株価に対して
配当性向
34.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2020年6月569.6
2021年6月51.827.4
2022年6月626.638.3
2023年6月610.390.9
2024年6月60.037.6
2025年6月60.034.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥6.4

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ9,766人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.5%を占め、残る63.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他55.660.262.061.663.363.3
事業法人39.036.336.236.234.534.5
自己株式2.33.83.81.32.5
金融機関1.51.11.71.91.91.9
証券会社0.40.60.10.10.20.2
外国人個人0.00.00.00.00.00.1
外国法人3.51.80.10.10.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社CSホールディングス33.48
02瀬口 力10.44
03瀬口 悦子8.10
04瀬口 瑞恵2.65
05井手尾 環1.66
06Lib Work従業員持株会1.50
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.35
08酒巻 英雄0.70
09株式会社肥後銀行0.58
10小田 将義0.52

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−100%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月93,599575,26517.7
2013年6月10568016.7
2014年6月4138111.4
2015年6月6544415.7
2016年6月42211.949.463.1
2017年6月86213.37.314.9
2018年6月137318.710.717.4
2019年6月199122.87.316.2
2020年6月6867.385.369.6
2021年6月1614910.055.627.4
2022年6月2015313.137.138.3
2023年6月81505.2100.790.9
2024年6月171949.841.237.6
2025年6月2120310.731.934.3
2026年6月4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/6期の役員報酬は総額136百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
瀬口力取締役社長(代表取締役)5210,608,440
瀬口悦子常務取締役721,957,317
難家嘉之取締役5416,412
塚本則幸取締役58900
城浩輔取締役424,563
松村伸也取締役48
西村信男取締役5396,000
前田隆取締役54
杉山浩司取締役46
林田貴文常勤監査役62
古田哲朗監査役53
永野隆監査役52

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)611233111619
社外取締役720203

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,878字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社4社の計5社で構成されております。「e土地net」などのポータルサイトやYouTubeチャンネルを運営し、デジタルマーケティングを活用した建築請負事業及び不動産販売事業(以下、総称して「戸建住宅事業」)を主に行っております。デジタル活用により効率的に集客し、集客コストを下げることによってコストパフォーマンスの高い住宅を提供しております。また戸建関連事業として戸建プラットフォーム事業及び3Dプリンターハウス事業を行っております。 なお、当社グループは戸建住宅事業を行っておりますが、事業の内容をブランド事業別に記載すると以下の通りになります。 (1)Lib Work事業 土地検索サイト「e土地net」、平屋サイト「e平屋net」、施工事例サイト「e注文住宅net」などのマイホーム関連サイトの運営や登録者数13万人を超えるYouTubeチャンネル、WEBメディア「リブタイムズ」の運営を通して多角的に集客を図ることで集客コストを抑え、それによりコストパフォーマンスの高い住宅を提供しています。またリブワークオリジナルブランドに加え、「無印良品の家」や株式会社サザビーリーグとのコラボブランド「Afternoon Tea HOUSE」、株式会社アダストリアとのコラボブランド「ink(インク)」やプロデュースブランド「niko and  ... EDIT HOUSE(ニコアンドエディットハウス)」など、差別化された住宅商品の提供を行っております。商品は以下の通りです。 自社ブランド商品   コンセプト Archt   時が経っても色褪せることのない普遍的かつ新鮮なデザイン Laiton   木・真鍮・モルタルをいかした心落ち着くカフェ風の家 陽和   杉の木を使った安らぎの空間 palette   暮らしに合わせて変わるスタイル Z・E・N   「モダン」と「和」を融合させた新感覚のコンテンポラリースタイル GLASSA   高級ホテルの上質な寛ぎを届けるラグジュアリーモダンスタイル 他社コラボレーション商品   コンセプト ink   「niko and ...(ニコアンド)」とコラボレーションした「ink(インク)」は家を作る楽しさをまるで洋服を選ぶような感覚で、よりファッショナブルに自由に身近に味わっていただけるような商品です。 Afternoon Tea HOUSE   株式会社サザビーリーグと事業提携し、「日常生活に心のゆとりを持てる豊かな時間を過ごすライフスタイル」の提供とサステナブルな観点からの商品開発を行いました。SDGsの達成に向けた取り組みを積極的に行っています。 BELLE MAISON DAYS house   株式会社千趣会と共同開発し、「家族と共に前向きに成長する家」をブランドコンセプトに掲げ、「育児で忙しい日々でも、家族の穏やかな時間と豊かな未来を実現したい」という想いを込めた商品になります。 再春館製薬所の家(POSITIVE AGE HOUSE)   株式会社再春館製薬所と共同開発し、「長く、すこやかに、美しく、いつまでも自分らしく生きる」をテーマにしております。日々の暮らしの中で心と体の調和を促し、健康寿命の延伸を目指しています。 他社ブランド商品   コンセプト 無印良品の家   株式会社MUJI HOUSEと「無印良品の家ネットワーク」契約を締結し、「永く使える、変えられる」をコンセプトに、長期優良住宅認定制度に標準で対応しているほか、ライフスタイルの変化や家族の成長に応じて、自由に、簡単に、安全に、間取りを変更することができる「可変性のある住まい」を提供しております。 LIVELY VILLA Noki   帝人株式会社が企画・設計した木造住宅「LIVELY VILLA(ライブリーヴィラ)」シリーズになります。木材の2倍以上の剛性を持つ「LIVELY WOOD」を、屋根を支える垂木(たるき)として使用した初めての木造住宅です。 (2)戸建プラットフォーム事業 また、ハウスメーカーや工務店向けにSaaS型住宅プラン提案サービス「My Home Robo(マイホームロボ)」を提供しております。「My Home Robo(マイホームロボ)」は生成AIを活用した戸建住宅に関する図面プラン検索システムで9,000プランを超える間取りやCG画像を検索できます。またオプション機能としてVR機能も有しており、顧客向け提案ツールとして大きな武器となり工務店の人手不足の課題解決に貢献します。 また、集客やブランディングの課題解決のため株式会社アダストリアと事業提携し、「niko and...EDIT HOUSE(ニコアンドエディットハウス)」というブランドを立ち上げ、全国の工務店やビルダー向けにIPライセンス事業を行っております。IPライセンスを付与された加盟店は「niko and...EDIT HOUSE(ニコアンドエディットハウス)」のブランドを使用でき、集客やブランディングの向上に繋がります。 (3)3Dプリンター住宅事業 3Dプリンター住宅とは3Dプリンターで建築する住宅のことで、①建築コストの削減②デザイン性の向上③人手不足の解消が見込める次世代の革新的な建築手法です。今後世界的に市場の拡大が見込まれており、当社では主原料に土を活用したサステナブル3Dプリンター住宅を開発・提供いたします。15㎡の平屋住宅「Lib Earth House“modelA”」を2024年1月にリリースし、2025年7月に100㎡の平屋住宅「Lib Earth House“modelB”」をリリースいたしました。 (4) タクエーホーム事業 連結子会社であるタクエーホーム株式会社は、神奈川県横浜市に本店を置き、神奈川県を中心に戸建建売販売事業を主力事業としております。関東圏である神奈川県での戸建事業のニーズを把握していること、また土地仕入れの目利き力及び不動産の仕入れから販売までの回転率が優れております。 (5) 幸の国木材工業事業 連結子会社である幸の国木材工業株式会社は、熊本県山鹿市に本店を置き、熊本県を中心に戸建住宅メーカー等への木材供給を主力事業とする製材加工販売会社であります。木材の仕入れから加工、販売までを自社単独で一気通貫に行えることを強みにしています。 (6) リブサービス事業 連結子会社である株式会社リブサービスは、熊本県山鹿市に本店を置き、全国の住宅メーカーや工務店向けにIPライセンスサービスを提供しております。同サービスは、他社の企業ブランドと提携し、新たな新商品の開発基本デザイン(外観・内観)や素材・設備を仕様として設定しますが、一般的な住宅FCとは異なり、既存商品の世界観を表現するものであれば、加盟事業者が価格を自由に設定・受注し、建築することが可能となります。
経営方針・対処すべき課題3,411字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは「HOUSE TECH COMPANYとして住宅のプラットフォーマーを目指す」ことをビジョンとし、「サステナブル&テクノロジーで住まいにイノベーションを起こす」というミッションを掲げ、「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる。」というスローガンのもと、企業活動を行っております。 当社グループでは、2023年8月10日に2026年6月期を最終年度とする中期経営計画を公表し、戸建プラットフォーマーを目指すべく以下の方針を掲げております。 基本方針 1.戸建プラットフォーマーへ加速化(さまざまな住宅ソリューションサービスを全国の工務店・ビルダーに 提供していく) 2.戸建住宅事業におけるエリア・顧客層・販売チャネルの拡大と利益率の改善・拡大(住宅版SPAモデルの 再構築) 3.「家」を再定義する―未来の家をつくる―(3Dプリンター住宅の開発・販売) (2)現中期経営計画数値目標及び進捗状況 当社グループは、現中期経営計画の数値目標として、事業の成長性及び収益性を重視し、売上高、営業利益、ROEを設定しております。現中期経営計画の2年目にあたる2025年6月期の実績値等は以下のとおりです。なお、2026年6月期の数値目標につきましては、2025年8月12日開催の取締役会で目標修正の決議をしております。 現中期経営計画数値目標及び進捗状況 目標とする経営指標   2025年6月期(実績)   2026年6月期(計画) 売 上 高   160億円   180億円 営 業 利 益   8.3億円   10億円 R О E   10.7%   11.4% (3)持続的な成長の実現に向けたSDGsへの取組 当社グループは2021年3月24日に当社の取り組みを明文化した「SDGs宣言」を公表しております。当社は創業以来、「住まい」を通してお客様の豊かな暮らしの実現に貢献してきました。当社は、持続可能な開発目標であるSDGsの趣旨に賛同し、企業としての利益創出の最大化と社会的課題の解決の両方を追求してまいります。 これまでの活動内容   今後の取り組み ●サステナブルな家づくり・新聞紙を再利用した断熱材セルロースファイバーを標準採用・植林された天然杉の使用・戸建住宅では初のカーボンフットプリント登録および全棟CO2排出量明示・新築物件への太陽光パネルの提案(設置率66.1% 28期)・省エネ住宅の推進(BELS申請数の住宅分野において、設計者では全国15位/13,742件中、施工者では全国20位/11,796件中、2025年7月末時点)・「くまもとSDGsアワード2022牽引部門:優秀賞」選出・土を主原料とした3Dプリンター住宅の開発   ・3Dプリンター住宅の一般販売・環境負荷の小さい資材を採用しカーボンフットプリントの削減・資材や工事の調達の際に価格のみではなく、環境への取り組みを評価(環境ランクを設定)・雨水を再利用した家づくり・全棟無料太陽光パネル推進(PPAモデル・リース) ●地球温暖化による気候変動への取り組み・事業全体でのCO2排出量の算定(2024年度合計:37,010t-CO2, Scope1:783t-CO2,Scope2:758t-CO2, Scope3:35,468t-CO2)・「カーボンニュートラル宣言」公表・TCFDへの賛同・SBT認定取得・パートナー企業(グリムスソーラー社)と提携し、既存住宅に太陽光パネルと蓄電池の設置推進   事業全体でのCO2排出量の削減(削減達成目標Scope1:2030年度、Scope2:2025年度)・再エネ由来電力の使用推進・太陽光パネル設置による使用電力の再エネ化推進・ZEH推進により、事業全体におけるCO2排出量の削減 ●働きがいのある企業へ ダイバーシティ推進・社員の約4割が女性であり、女性活躍企業として経済産業省よりダイバーシティ2014に選出・会社の利益を分配するシステム(インセンティブ制度やギフト制度)の実施・勤続や表彰により株式を付与するESOP制度の実施・社員それぞれのノウハウを会社全体として共有できるよう電子マニュアルの整備・健康優良法人2025に選出   ・LGBTQの人々に対し働きやすい環境を整備・女性管理職比率30%以上の達成・社員平均所得の所得倍増計画の推進・週休3日、テレワーク、超時短勤務制度など、さまざまな働き方の提案 ●地域社会や子供たちへのCSR活動・熊本地震において価格を抑えた復興プラン住宅の提供・熊本地震での給水活動、復興プラン住宅の売上の一部を熊本県に寄付・上場時に地元山鹿市へ寄付・コロナ対策として地元小学校にサーキュレーターを寄付・こども未来サポーターの創設・Lib Work Labでのこども食堂の運営   ・全国にあるこども食堂への継続的な支援・経済的に困窮している才能ある子どもへの支援事業・全国の自治体の環境への取り組みを評価し、積極的に企業版ふるさと納税制度を活用し寄付を実施・県内に拠点を置くスポーツチームや選手へのスポンサーシップ (4)経営環境及び対処すべき課題 住宅業界におきましては、戸建住宅需要の低下により企業間の競争が激化しております。さらにインフレや円安の影響による住宅資材価格の高騰、人件費の上昇などにより、利益に影響を及ぼすことも考えられます。 このような事業環境のもと、当社グループではハウステックカンパニーとして、「マイホームロボ事業」や「IPライセンス事業」などの戸建プラットフォーム事業の拡大を推進し、収益構造の多角化を目指してまいります。加えて、生成AI技術の活用による業務効率化、販売促進、設計提案の高度化を進め、営業力および顧客体験の向上を図ります。 さらに、3Dプリンター建設市場の急速な拡大に対応するため、3Dプリンター住宅事業への積極的な投資を促進いたします。また、当社グループ全体で気候変動リスクへの取り組みを推進し、脱炭素社会に向けて行動してまいります。具体的な課題に対しての取り組みは以下の通りです。 ①  住宅資材高騰に対する対応 世界的なインフレや円安により住宅資材価格が高騰していますが、仕入れの安定及び供給の確保を最優先に取り組んでまいります。そのため仕入れルートの複数化に努めリスクヘッジを進めます。 ②  デジタルマーケティングの強化 いわゆるアフターコロナにおけるライフスタイルの変化に対応すべく、デジタル分野への投資を積極的に進めてまいります。デジタル集客の多様化を進めるべく、特にYouTubeチャンネルの育成・投資を推進し、一戸建て・新築・平屋・注文住宅等のカテゴリーでのトップチャンネルを目指してまいります。 ③  収益の安定化・多様化への取り組み 当社グループは戸建住宅事業をメインに事業を行っておりますが、今後はそこで培ったノウハウを生かしサブスクリプション型工務店支援サービス「マイホームロボ」事業や異業種コラボによるIPライセンスビジネスなどに取り組んでまいります。これにより収益の安定化・多角化を目指します。 ④  大工職人や協力施工業者の減少への対応 大工職人や協力施工業者の数は年々減少しており、今後不足することが予想されます。そこで当社では施工能力の向上を図るため各業種の自社内製化を進めてまいります。 ⑤  気候変動への取り組み カーボンニュートラルに向けて当社グループではZEHの推進及びカーボンフットプリントへの取り組みを行ってまいります。 ⑥ 3Dプリンター住宅事業への積極投資 3Dプリンター建設市場の急拡大に対応するため、当社グループでは3Dプリンター住宅事業へ積極的に投資し、研究開発及び特許取得を推進してまいります。 ⑦ 生成AIの積極的活用による競争力強化 営業提案資料や設計プラン作成の自動化など業務効率化を進め、コスト削減を図ります。またデジタルマーケティング、SNS運用、顧客対応チャットボットなど販売促進領域でのAI活用強化により営業力および顧客体験の向上を図ります。
事業等のリスク5,540字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスク要因となり、かつ投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性がある主な事項は、次のとおりであります。 いずれも当社の判断により積極的に開示するものであり、一部リスク情報に該当しない、または当社グループが必ずしもリスクとして認識していない事項も含まれております。 なお、将来に関する事項については、当連結会計年度末現在における当社独自の判断によるものであります。 (1) 経営成績の変動リスク ① 営業地域の限定について 当社グループは熊本県、福岡県、佐賀県、大分県、千葉県、神奈川県の一部地域において事業展開をしております。そのため当該地域の経済状況、金利動向、地価の動向、住宅需給の動向、雇用情勢等が、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 業績の季節的変動について 当社グループが行う戸建住宅事業は、年末及び当連結会計年度末に引渡しが集中する傾向にあります。 そのため当社では、12月、6月に業績が偏重する可能性があります。 当社の各四半期連結会計期間別の業績推移は、次のとおりであります。 項目   2025年6月期第1四半期(2024年7月~9月)   2025年6月期第2四半期(2024年10月~12月)   2025年6月期第3四半期(2025年1月~3月)   2025年6月期第4四半期(2025年4月~6月)   通期計 金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%)   金額(千円)   構成比(%) 売上高   3,090,395   19.3   4,979,644   31.1   3,320,052   20.8   4,614,635   28.8   16,004,726   100.0 営業利益   △149,929   △18.0   528,659   63.4   51,607   6.2   402,923   48.4   833,260   100.0 ③ 外注先の確保について 当社グループは、住宅の建築工事を外部業者に発注しております。外注先は、その経営状態、技術力、評判及び反社会的勢力該当の有無などを調査して選定しております。今後、営業地域の拡大や受注件数の増加により、外注先を適時に確保できなかった場合、または外注先の倒産等に伴う代替業者との調整による工事遅延等が発生した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 原材料・資材価格の高騰について 当社グループは高額になりがちな注文住宅を、お客様にとって魅力ある価格で提供するため、原材料・資材の仕入先を複数確保し、仕入価格の抑制に努めております。しかしながら、世界的な木材需要の高まりを受けた木材価格の高騰(ウッドショック)をはじめとした原材料・資材の需要増加、または価格の高騰に伴い、それらの仕入価格が上昇した場合は、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 労働災害について 当社グループは建築工事現場では、労働災害の防止や労働者の安全と健康管理のため、労働安全衛生法等に則り安全衛生体制の整備、強化を推進しております。具体的には、社内に安全衛生委員会を設置し、日常的な安全教育等の啓発活動を実施するほか、建築部工事管理課による安全パトロールの実施等、事故を未然に防止するための安全管理を徹底しております。しかしながら、何らかの事由により重大な労働災害が発生した場合、当社グループの労働安全衛生管理体制に対しての信用が損なわれ、受注活動等に制約を受けるなど、当社グループの事業展開、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 在庫について 当社グループは、開発用地の仕入れ、物件の早期販売に取り組んでおります。しかしながら、急激な景気の悪化、金利の上昇、不動産関連税制の改廃の影響により、販売が計画どおりに進まなかった場合には、完成在庫が滞留し、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019年7月4日)の適用により、正味売却価額が取得価額よりも下落し、販売用不動産、仕掛販売用不動産の評価損が計上された場合、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 開発用地の仕入れについて 当社グループは、主に熊本県、福岡県及び神奈川県で用地を取得しております。同地域で競業他社との用地取得競争が激化した場合、同地域において優良な用地を計画どおりに取得できなかった場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 戸建プラットフォーム事業について 当社グループではマイホームロボ事業やIPライセンス事業のサービスを展開していますが、当初の計画通り進まない場合には当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 生成AI技術の進展による事業環境の変化 近年、生成AI技術が急速に発展しています。これにより、従来は当社グループが独自に提供していたサービスが生成AIにより置き換えられることで需要が減少し、競争優位が低下する可能性があります。 ⑩ ビットコイン保有に関するリスク ビットコインの価格は、需給の動き、規制当局の発表、メディアの影響、技術的変化、広範な経済動向全般など、様々な要因によって大きく変動します。この変動は、当社の財務の健全性と経営成果変動をもたらす可能性があります。 (2) 営業に関するリスク ① 自然災害、感染症等について 当社グループが行う戸建住宅事業は、火災・地震・台風等大規模な自然災害の影響を受けやすい事業といえます。災害の状況によっては、建物の点検や応急措置などの初動活動や被災した建築現場の修復に加え、支援活動等により多額の臨時費用の発生や建築現場の資材・部材等の確保が困難になる可能性があります。このため万一に備えて各種保険への加入や耐震性能の高い住宅仕様の研究・開発に努めておりますが、予測を超えた事態が生じた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 また、新型コロナウイルス感染症等の感染症、伝染病の流行等による不測の事態が発生した場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合について 住宅業界は、事業を行うための許認可など新規参入に係る障壁はあるものの、大手ハウスメーカーから個人事業主に至るまで大小さまざまな競合他社が多数存在しており、競合は一段と激化する傾向にあります。当社グループでは、徹底した管理に基づくコスト削減による原資をもとに品質改善を行うとともに、お客様のニーズに沿った商品開発を積極的に行うなど競合対策を講じておりますが、競合他社の動向によっては、事業計画の遂行に問題が生じ、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 法務に関するリスク ① 法的規制について 当社グループが行う戸建住宅事業は、建築基準法をはじめ、建設業法、宅地建物取引業法、都市計画法、住宅の品質確保の促進等に関する法律、建築士法、労働安全衛生法、消費者契約法、景品表示法など多くの法律、法令や自治体の定める条例等による法規制を受けております。当社では、法的規制の遵守を徹底しており、現時点において当該許認可等が取消しとなる事由は発生しておりませんが、将来において業者規制の強化や費用負担を招きかねない法令等の大幅改正や、何らかの理由により免許、登録、許可が取り消し等になった場合には、当社の事業活動が大幅に制約されることとなり、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (株式会社Lib Work) 法令等   免許・許可等   有効期限   取消条項 建設業法   特定建設業の許可熊本県知事許可(特-4)第4867号   2022年9月10日から2027年9月9日まで   建設業法第29条 建築士法   一級建築士事務所登録熊本県知事登録第3743号   2023年5月10日から2028年5月9日まで   建築士法第26条 宅地建物取引業法   宅地建物取引業者免許国土交通大臣(2)第9787号   2025年9月16日から2030年9月15日まで   宅地建物取引業法第66条 (タクエーホーム株式会社) 法令等   免許・許可等   有効期限   取消条項 建設業法   神奈川県知事許可(般-04)第080768号   2023年3月28日から2028年3月27日まで   建設業法第29条 建築士法   一級建築士事務所登録神奈川県知事登録第18491号   2022年10月14日から2027年10月13日まで   建築士法第26条 宅地建物取引業法   宅地建物取引業者免許神奈川県知事(3)第029000号   2024年11月26日から2029年11月25日まで   宅地建物取引業法第66条 ② 品質の保証について 当社グループが行う戸建住宅事業は、住宅の品質確保の促進等に関する法律により新築住宅の構造上の主要な部分及び雨水の浸水を防止する部分は10年の瑕疵担保責任を負うことを義務づけられています。 当社グループは、同法に基づいて2008年10月より、株式会社日本住宅保証検査機構の住宅瑕疵担保責任保険「JIOわが家の保険」に、タクエーホーム株式会社は、2014年11月17日より、株式会社ハウスジーメンの住宅瑕疵担保責任保険に加入しております。当該保険の加入に当たっては、同機構が定める技術的基準に適合していることが要件であり、同社が指定する第三者機関による現場検査を受け、適合証明(性能評価)を受ける必要があります。このため当社グループは、設計、施工、監理の充実をはかり、品質に万全を期すとともに、引渡後のアフターサービスに関しても誠実な対応を心がけております。しかし、当社グループの住宅の品質に重大な瑕疵や不備が認められた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 個人情報の保護に関するリスク 当社グループは、ネットの会員登録も含む住宅見学会来場者リストや住宅購入顧客等の個人情報を保有しております。これらの情報管理については、「個人情報の保護に関する法律」に基づき社内規程の整備、管理体制の構築、外部からの侵入防止対策の実施等を講じるとともに、従業員等に対し個人情報保護に係る啓発活動を実施し、その漏洩や不正使用の未然防止に努めております。しかしながら、人為的なミスや何らかの不正な方法等により当社グループが保有する個人情報が漏洩した場合には、当社グループの信用力の低下や損害賠償の請求等によって業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 訴訟等の可能性について 当社グループには、現段階において業績に重大な影響を及ぼす可能性のある訴訟の事実や顧客との大きなトラブルはありません。しかしながら、当社グループが請け負う住宅、不動産において、瑕疵等の発生、または工事期間中に近隣からクレーム等が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。当社グループは、施工に関して品質管理の徹底と近隣への配慮に努めておりますが、訴訟等が発生した場合には、これに対応するために多額の費用が発生するとともに、当社グループの信用を大きく毀損する恐れもあり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 事業体制に関するリスク ① 特定人物への依存について 当社グループの代表取締役社長である瀬口力は、最高経営責任者として経営方針や戦略の決定、事業推進において中心的役割を果たしております。同氏に過度に依存しない経営体制の構築のため、職務権限の委譲、会議体の整備や人員の採用等により社内組織の強化に努めておりますが、同氏が何らかの理由により当社グループの経営に携わることが困難になった場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ② 人材の確保及び育成について 当社グループが行う戸建住宅事業には、広範囲の専門的知識や資格を有した人材が不可欠であります。したがって事業拡大を図るうえで、優秀な人材を適切な時期に確保するとともに、その人材の育成に努める必要がありますが、これらが不調に終わった場合には当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 ③ デジタル集客について 当社グループは、戸建住宅事業において自社運営のカテゴリー別サイトやYouTubeチャンネルを通じて効率的に集客を行っております。通信障害、コンピュータウイルス感染、電力供給の状況等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ のれんの減損処理について 当社グループは、2020年7月1日付でタクエーホーム株式会社の全株式を、また2023年7月3日付で幸の国木材工業株式会社の全株式をそれぞれ取得し、子会社といたしました。企業買収に伴い発生したのれんを連結貸借対照表に計上しております。当該のれんについては、将来の収益力を適正に反映しているものと判断していますが、事業の展開等が計画通りに進まない場合、会計基準に基づいたのれんの減損処理を行う必要が生じ、当社グループ事業及び業績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,673字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に個人消費の持ち直しなど緩やかな回復基調が続きました。一方、米国の関税政策や中国経済の停滞、ウクライナ・中東情勢を巡る地政学的リスク、物価上昇の継続や金融資本市場の変動などの景気を下押しする要因もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。住宅業界におきましては、概ね横ばいの状況です。国土交通省発表の2024年7月から2025年6月までの新設着工数(全国の持家)は210,348戸(前年比3%減)となりました。 このような環境の中、当社は今後ゆるやかに進む戸建て縮小市場への対策や顧客価値観の変化を見据え、戸建プラットフォーマーとしての事業拡大を進めております。この縮小市場となる戸建住宅市場において「マイホームロボ」と「IPライセンス」については、同業者において劇的な生産性向上と強い差別化として評価され、その加盟店獲得も堅調に推移しました。またあらたな異業種コラボレーションとして、再春館製薬所との提携により、今までにない魅力ある住まいが完成しました。異業種コラボであればこそ成立する独自の世界観とクオリティは強い差別化と顧客層の拡大に繋がるほか、高付加価値商品として粗利拡大にも貢献します。さらに3Dプリンター住宅事業では、国内初となる土を主原料とした約100㎡の本格的なモデルハウス「Lib Earth House modelB」が完成しました。並行してカナダのMaket Technologies 社と提携し、生成AIを活用したプラン作成に着手したことで、今後当社は設計から施工までAI技術を活用した世界初の完全自動住宅建設(フルオートビルド)の実現を目指してまいります。 住宅資材や人件費等の原価上昇は継続しているものの、子会社である幸の国木材工業との垂直統合型SPAモデルのシナジー効果が出始め、また建売事業においても完成在庫の販売促進と適正粗利が確保された新基準の仕入れパッケージが開始されたこと、さらにプラットフォーム事業におけるサブスク型の安定かつ高粗利収益の積み上げが利益貢献に繋がりました。 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高は16,004,726千円(前年同期比3.7%増)、営業利益は833,260千円(前年同期比68.1%増)、経常利益は854,881千円(前年同期比42.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は494,687千円(前年同期比27.6%増)となりました。 なお、当社グループは戸建住宅事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当連結会計年度末における財政状態は、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ217,847千円減少し、11,523,490千円となりました。 流動資産については、前連結会計年度末に比べ440,458千円減少し、9,304,283千円となりました。主な内訳は、仕掛販売用不動産が785,624千円減少したことによるものです。 一方で、現金及び預金は31,003千円増加、販売用不動産は160,559千円増加となりました。 また、固定資産については、展示場新設等、新規事業開始による資産の取得により前連結会計年度末に比べ222,610千円増加し、2,219,207千円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ361,813千円減少し、6,808,924千円となりました。 流動負債については、前連結会計年度末に比べ311,908千円減少し、4,866,377千円となりました。主な内訳は、短期借入金の412,695千円減少と未払法人税等の152,046千円減少によるものであります。 また、固定負債については、前連結会計年度末に比べ49,904千円減少し、1,942,546千円となりました。主な内訳は、長期借入金が93,276千円減少したことによるものです。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末に比べ143,965千円増加し、4,714,566千円となりました。主な要因は、自己株式の取得による自己株式199,974千円増加、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加494,687千円、剰余金の配当による利益剰余金の減少151,690千円によるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して31,003千円増加し、3,809,392千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は1,384,878千円(前年同期は1,102,950千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益835,610千円の計上、棚卸資産の減少468,837千円等があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は496,993千円(前年同期は923,324千円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出438,263千円等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は856,881千円(前年同期は2,290,682千円の獲得)となりました。これは短期借入れによる収入624,100千円、短期借入金の返済による支出1,036,795千円、長期借入れによる収入200,000千円、長期借入金の返済による支出286,689千円、自己株式の取得による支出201,057千円、配当金の支払額151,245千円等があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループは、注文住宅及び建売住宅の企画、設計、販売、施工、監理を主な事業内容とする戸建住宅事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載に代えて事業部門別に記載しております。 イ 生産実績 当社が営む事業では生産実績を定義することが困難であるため、生産実績は記載しておりません。 ロ 受注実績 当連結会計年度の受注実績は、次のとおりであります。 事業部門別の名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 建築請負事業   10,161,773   111.9   5,618,888   101.4 不動産販売事業   2,851,763   68.2   269,469   23.9 合計   13,013,536   98.1   5,888,357   88.3 (注) 金額は販売価格によっております。 ハ 販売実績 当連結会計年度の販売実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門別の名称   当連結会計年度(自  2024年7月1日至  2025年6月30日)   前年同期比(%) 建築請負事業(千円)   10,510,504   106.3 不動産販売事業(千円)   4,546,071   95.2 その他(千円)   948,149   123.5 合計(千円)   16,004,726   103.7 (注) 主たる販売先は不特定多数の一般消費者であり、相手先別販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。これらの見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りとは異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ 経営成績等 当社グループの当連結会計年度の経営成績等は、次のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度においては、物価上昇の継続や金融資本市場の変動などの景気を下押しする要因もあり、依然として先行き不透明な状況が続いておりますが、戸建プラットフォーマーとしての事業拡大を進めたことで、売上高は16,004,726千円となりました。 (営業利益) 当連結会計年度においては、住宅資材や人件費等の原価上昇は継続しているものの、子会社である幸の国木材工業との垂直統合型SPAモデルのシナジー効果が出始め、また建売事業においても完成在庫の販売促進と適正粗利が確保された新基準の仕入れパッケージが開始されたこと、さらにプラットフォーム事業におけるサブスク型の安定かつ高粗利収益の積み上げが利益貢献に繋がりました。また、前連結会計年度に引き続きエリア拡大のため設備投資や人材投資を積極的に実施しました。以上の結果、売上原価は、11,613,919千円、販売費及び一般管理費は3,557,546千円となりました。この結果、当連結会計年度の営業利益は833,260千円となりました。 (経常利益) 営業外収益は、受取手数料及び補助金収入などにより56,771千円となりました。また営業外費用は、支払利息及び自己株式取得費の計上などにより35,149千円となりました。この結果、当連結会計年度の経常利益は854,881千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、494,687千円となりました。 ロ 財政状態 財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。 ハ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループにおける資金需要の主なものは、販売用不動産の取得及び一般管理費などの運転資金、並びに常設展示場などの設備投資資金、その他新規事業投資資金があります。 当社グループは現在、これらの資金需要につきましては主に内部資金により充当しておりますが、資金の適正保有水準を維持するため、内部資金に加えて金融機関からの有利子負債による調達も一部行っております。当連結会計年度におきましては、8.2億円を借入金により調達した一方で、借入金13.2億円の返済を行いました。 また、当社グループは必要資金の安定的かつ機動的な調達を行うため取引金融機関と38億円の当座貸越契約を締結しております。 ニ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、住宅性能やデザイン性の向上による高品質高付加価値の住宅提供を行い収益の安定的な成長を目指すとともに、その基盤として一定の財務安全性の維持に努めてまいります。そのため、「自己資本当期純利益率」の向上を目標とし、派生する指標として、収益性の観点から「売上高経常利益率」、「棚卸資産回転期間」、財務安全性の観点から「自己資本比率」を重要な経営指標としております。当連結会計年度における「自己資本当期純利益率」は10.7%、「売上高経常利益率」は5.3%、「棚卸資産回転期間」は156日、「自己資本比率」は40.9%となりました。 ホ 経営戦略の現状と見通し 今後の見通しにつきましては、近年は物価上昇や金利上昇により戸建住宅市場を取り巻く環境は厳しさを増しており、この状況は今後も継続するものと考えられます。 このような環境のなか、当社グループとしては、デジタルマーケティングによる集客を軸とし、販売チャネルを多角化する一方で、プラットフォーム事業である 「マイホームロボ」と「IPライセンス」のライセンス数及び加盟企業数の拡大を図る戦略を推進してまいります。また、持続的に成長できるように、引渡棟数のみではなく1棟あたりの売上総利益率をより重視し、グループ会社である幸の国木材工業株式会社と協力しながら、付加価値の高い戸建住宅の提供にこれまで以上に努めてまいります。 上記により、当社グループの連結業績予想は、売上高18,000百万円(前連結会計年度比12.5%増)、営業利益1,000百万円(同20.0%増)、経常利益1,020百万円(同19.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益560百万円(同13.2%増)を見込んでおります。 なお、当社は株主の皆様に対する利益還元を重要な経営課題の一つであると考えており、中長期的な事業展開に備えた内部留保の充実を図るとともに、安定的な配当の実施に努めていくことを基本方針としております。次期の1株当たり配当金は、普通配当1.6円を四半期毎に予定しており、年間配当は6.4円を予定しております。

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開示資料

出典

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