本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

土屋ホールディングス

TSUCHIYA HOLDINGS CO., LTD.1840 · Standard · 建設業

北海道地盤の住宅メーカー。注文住宅・リフォーム・不動産・賃貸の4部門で住まいの総合サービスを提供する。

概要

株式会社土屋ホールディングスは、札幌市北区に本社を置く持株会社である。連結子会社4社を通じ、北海道と東北地方で注文住宅・リフォーム・分譲マンション・不動産仲介・賃貸事業を展開する。2025年10月期の連結売上高は315億円、従業員数は679人。創業以来、省エネ住宅や福祉住宅の開発を先行し、2025年には積水ハウスと資本業務提携を締結した。

4つの事業セグメントで構成されるグループ体制

当社グループは住宅事業、リフォーム事業、不動産事業、賃貸事業の4セグメントで構成される。住宅事業は連結子会社の株式会社土屋ホームが注文住宅・賃貸住宅の施工監理と提案住宅の販売を担う。リフォーム事業は株式会社土屋ホームトピアが請負う。不動産事業は株式会社土屋ホーム不動産が分譲マンション・中古住宅・土地の売買仲介を行い、同社子会社の株式会社土屋ホーム不動産販売が分譲住宅の施工販売を手掛ける。賃貸事業は当社が不動産賃貸と再生可能エネルギー(メガソーラー)の売電を行う。持株会社である当社が各子会社の経営管理を統括する。

北海道を地盤に東北へ展開する地域戦略

本社を札幌に置き、北海道内を主要市場とする。1978年に苫小牧支店を開設して以来、道内各地に支店網を拡大。1994年には仙台・岩手・青森の子会社を取得し、東北地方へ進出した。現在は東北エリアでも住宅・不動産事業を展開し、2022年に発売した木造4階建てマンション「LAPEACE」なども東北で供給する。2025年には積水ハウスとの共同建築事業(SI事業)を宮城県から開始し、東北6県への拡大を計画している。

積水ハウスとの資本業務提携による技術融合

2025年3月、積水ハウス株式会社と資本業務提携契約を締結した。両社の技術を融合し、耐震性に優れた「DJ(ダイレクトジョイント)構法」の本格展開を加速する。積水ハウスの耐震設計や構造躯体技術と、土屋ホールディングスが積雪寒冷地で培った断熱・気密技術を組み合わせ、高付加価値住宅の開発を目指す。北海道エリアでは共同で分譲住宅を建築し、東北ではSI事業として共同建築を進める。

安定した売上高と変動する収益構造

2025年10月期の連結売上高は314億56百万円(前期比5.5%減)。住宅事業が184億85百万円(構成比58.8%)、不動産事業が90億42百万円(同28.8%)、リフォーム事業が39億67百万円(同12.6%)、賃貸事業が4億98百万円(同1.6%)である。営業損失は1億22百万円(前期は営業利益1億52百万円)と赤字転落した。建築基準法改正による確認申請の長期化や大型物件の反動減が影響した。一方、自己資本比率は48.3%(130億41百万円/269億89百万円)と相対的に高い。

業界の中での役割は住宅総合ディベロッパー。新築からリフォーム、不動産流通、賃貸まで住まいのライフサイクル全体をカバーする。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
315億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-0.3%
純利益
-1億円
2025/10 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/10
事業売上構成比利益利益率
住宅事業184億円58.6%-3億円-1.6%
不動産事業87億円27.7%4億円4.6%
リフォーム事業39億円12.4%0億円0.0%
賃貸事業4億円1.3%1億円25.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01住宅事業主力

子会社の土屋ホームが注文住宅・賃貸住宅等の工事請負、施工監理のほか、提案住宅の施工販売を行う。

主な製品・サービス2
注文住宅
顧客の要望に応じて設計・施工する一戸建て住宅。
提案住宅
あらかじめ設計されたプランから選ぶ住宅。

02リフォーム事業準主力

子会社の土屋ホームトピアがリフォーム工事の請負を行う。

主な製品・サービス1
リフォーム工事
住宅の改修・改装工事を請け負う。

03不動産事業準主力

子会社の土屋ホーム不動産が分譲マンション、中古住宅、住宅用土地の売買・仲介を行い、土屋ホーム不動産販売が分譲住宅の施工販売を行う。

主な製品・サービス3
分譲マンション
販売用のマンションを開発・販売。
中古住宅
中古住宅の売買・仲介。
住宅用土地
住宅用地の売買・仲介。

04賃貸事業副次

当社が不動産賃貸業務と、再生可能エネルギーの電力会社への売電を行う。

製品と技術

寒冷地の省エネ技術「BES-T構法」と「BES-T019」

1998年4月に発売を開始した外断熱「BES-T構法」は、北海道の厳しい寒冷気候に対応する高断熱・高気密技術である。2022年8月には後継の「BES-T019」を発売。この構法は省エネルギー性能に優れ、2022年度省エネ大賞で経済産業大臣賞(ZEB・ZEH分野)を受賞した。同社は1984年に既に建設大臣賞を獲得しており、省エネ住宅の分野で長年の実績を持つ。BES-T構法は木造住宅の断熱性を大幅に向上させ、健康で快適な居住環境を実現する。

耐震性を強化する「DJ構法」と共同建築技術

「DJ(ダイレクトジョイント)構法」は、基礎と柱を直接緊結する工法で、2025年時点で本格展開が進められている。積水ハウスとの資本業務提携により、同社の耐震技術を取り入れ、より高い耐震性能を追求する。また、積水ハウスの技術をオープン化した共同建築事業「SI事業」では、構造計算・プレカット加工・施工を自社で一貫して担う体制を構築。宮城県から東北6県へ展開し、耐震性と快適性を両立した住宅の供給を目指す。

グッドデザイン賞を受賞した住宅商品群

2023年10月、注文住宅シリーズ「LIZNAS AND SELECT」が日本デザイン振興会のグッドデザイン賞を受賞。続けて2024年10月には「マスター・クラフト」が同賞を受賞した。両商品ともデザイン性と機能性を高次元で融合させたことが評価された。また、2022年1月に発表した木造4階建てマンション「LAPEACE」は、都市部での木造共同住宅の普及に貢献する商品である。これらの商品群は、省エネ・耐震・デザインの各要素で差別化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

売上縮小と赤字転落、建設業で厳しい経営環境

当社は建設業に属し、売上高は344億円から315億円へと減少し、営業利益率も0.6%から-0.32%へ悪化しました。建設業界全体では、公共投資や民間需要の動向に左右され、競争が激化しています。同業他社のショーボンドホールディングスやミライト・ワンは、それぞれ基盤を活かして収益を維持していますが、当社は収益性で劣後しています。今後の課題は、コスト削減と収益構造の改善、そして新たな事業領域の開拓です。

強み

  • 売上高は300億円を超え、業界内で一定の規模を持っています。
  • 地域に根ざした事業展開で、安定した受注を獲得しています。
  • 建設分野で多様な技術を保有し、様々なプロジェクトに対応できます。
  • 長年の実績で、地域での信頼を得ています。

課題

  • 売上高が3期連続で減少しており、事業縮小の傾向にあります。
  • 営業利益が赤字に転落し、収益構造の改善が急務です。
  • 同業他社との競争が激しく、受注競争で価格競争に陥りやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が土屋ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
11992神田通信機78億円18.3倍
21768ソネック78億円5.5倍
31438岐阜造園75億円14.9倍
41436グリーンエナジー&カンパニー70億円42.3倍
51840土屋ホールディングス66億円
6253AETSグループ66億円9.8倍
7205Aロゴスホールディングス64億円8.0倍
81758太洋基礎工業61億円10.6倍
91994高橋カーテンウォール工業59億円7.1倍
101446キャンディル58億円19.5倍
111795マサル50億円11.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 62件

丸三土屋建設として札幌で創業した1976年

1976年9月、札幌市南区において株式会社丸三土屋建設を設立。同年11月に一級建築士事務所と一般建設業の許可を取得し、北海道内で住宅建設を開始した。1978年10月には苫小牧支店を開設し、道内での支店展開の第一歩を踏み出す。1979年には宅地建物取引業免許を取得し、不動産事業にも進出した。

省エネ住宅で建設大臣賞を受賞した1980年代

1982年6月、子会社の株式会社土屋ホームトピアを設立。同年8月に社名を株式会社土屋ホームに変更。1983年に大曲木材加工センターを竣工し、木材加工の内製化を進めた。1984年2月、財団法人住宅・建設省エネルギー機構主催の省エネルギー住宅コンクールで建設大臣賞を受賞。1985年8月には民間初の福祉住宅「北方圏型ノーマライゼーション住宅」のモデルハウスを完成させ、省エネと福祉の分野で先駆的な役割を果たした。

TOP工法の認定と上場を果たした1990年代

1990年6月、広島工場を竣工しTOP工法の資材加工を開始。同年8月、TOP工法が財団法人日本建築センターの「低層建築構造物耐力性能評価」対象工法に認定された。1993年5月、日本証券業協会に株式を店頭登録。1996年8月、東京証券取引所市場第二部および札幌証券取引所に上場した。同年11月には本社を現在の札幌市北区の自社ビルに移転。上場後も子会社を通じて東北へ事業領域を拡大した。

持株会社体制へ移行した2008年

2008年6月、株式会社新土屋ホームを設立し吸収分割契約を締結。同年10月、子会社の株式会社土屋ツーバイホームの株式を交換取得し完全子会社化。同年11月、株式会社土屋ホームから株式会社土屋ホールディングスに商号変更し、持株会社体制へ移行した。同時に株式会社新土屋ホームが株式会社土屋ホーム(現連結子会社)に商号変更。2009年には株式会社ホームトピアを土屋ホームトピアに商号変更し、グループ内の再編を進めた。

再生可能エネルギー事業に参入した2010年代

2013年3月、札幌市東区にグループ初のメガソーラー「土屋ソーラーファクトリー札幌」の売電事業を開始。同年8月には苫小牧市で北海道内初の市民参加型ファンド組成による「土屋ソーラーファクトリー苫小牧」を稼働させた。2014年と2015年には子会社の吸収合併を実施し、グループの事業を集約。2018年2月、会社分割により株式会社土屋ホーム(現・不動産)と株式会社土屋ホーム(新設)に事業を分離した。

積水ハウスとの提携で新たな成長を目指す2020年代

2022年1月、木造4階建てマンション「LAPEACE」を発表。同年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いスタンダード市場に移行。2022年8月には新構法「BES-T019」を発売開始し、同年12月に省エネ大賞で経済産業大臣賞を受賞。2023年と2024年には「LIZNAS AND SELECT」「マスター・クラフト」がグッドデザイン賞を受賞した。2025年1月に積水ハウスと共同建築事業で提携し、3月に資本業務提携契約を締結。中期経営計画では2028年10月期に売上高400億円、営業利益16億円を目標に掲げる。

年表62件を開く

1970年代

  • 1976年9月創業札幌市南区において株式会社丸三土屋建設を設立
  • 1976年11月一級建築士事務所の登録(北海道知事登録(石)第1064号)、一般建設業の許可(北海道知事許可(般51)石第6780号)
  • 1978年10月初めての支店である苫小牧支店を開設し、支店展開を開始
  • 1979年12月宅地建物取引業の免許取得(北海道知事石狩(1)第3105号)

1980年代

  • 1982年6月株式会社土屋ホームトピア(現 連結子会社)を設立
  • 1982年8月商号変更株式会社丸三土屋建設から株式会社土屋ホームに商号変更
  • 1983年12月大曲木材加工センターを竣工
  • 1984年2月財団法人住宅・建設省エネルギー機構主催の省エネルギー住宅コンクールにおいて建設大臣賞受賞
  • 1984年9月札幌市北区に本社移転
  • 1985年8月民間では初めての福祉住宅「北方圏型ノーマライゼーション住宅」のモデルハウス完成
  • 1986年10月株式会社土屋ツーバイホーム(現 連結子会社)を設立
  • 1987年6月特定建設業の許可(建設大臣(現 国土交通大臣)許可(特-2)第13005号)
  • 1988年5月宅地建物取引業の免許取得(建設大臣(現 国土交通大臣)(2)第3717号)
  • 1989年11月M&A株式会社土屋住宅流通及び株式会社土屋システム住宅を吸収合併
  • 1989年11月創業株式会社トップハウジングシステムを設立
  • 1989年11月初めての分譲マンション「エスセーナ」を発売

1990年代

  • 1990年6月TOP工法の資材加工として広島工場を竣工し、操業開始
  • 1990年8月TOP工法が「低層建築構造物耐力性能評価」対象工法に認定(財団法人日本建築センターの工業化住宅性能認定委員会、木質系構造専門委員会)
  • 1991年4月企業内職業訓練校である土屋アーキテクチュアカレッジを開校
  • 1991年7月大曲木材加工センターを廃止し、石狩木材加工センターを設置
  • 1991年12月旭川市に自社ビルを竣工
  • 1993年5月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1993年9月商号変更株式会社土屋ホームトピアから株式会社ホームトピアに商号変更
  • 1994年10月株式会社土屋ホーム仙台、株式会社土屋ホーム岩手及び株式会社土屋ホーム青森の株式をそれぞれ取得し、子会社とする
  • 1995年3月通商産業省工業技術院「ウェルフェアテクノハウス」の施工引渡
  • 1996年8月上場東京証券取引所市場第二部及び札幌証券取引所に上場
  • 1996年10月土屋ホーム札幌北九条ビルを竣工
  • 1996年11月札幌市北区北9条西3丁目7番地土屋ホーム札幌北九条ビルに本社移転
  • 1997年3月子会社である株式会社土屋ホーム仙台を清算
  • 1998年4月外断熱BES-T構法発売開始
  • 1998年4月子会社である株式会社土屋ツーバイホームが日本証券業協会に株式を店頭登録

2000年代

  • 2000年6月広島工場においてISO9002を取得
  • 2000年10月創業株式会社アーキテクノを設立
  • 2000年10月子会社である株式会社トップハウジングシステムの清算手続完了
  • 2001年8月株式会社トップホーム浜田の株式を取得し、子会社とする
  • 2002年11月広島工場の名称を北広島工場へ変更する
  • 2003年9月M&A株式会社土屋ホーム岩手、株式会社土屋ホーム青森及び株式会社土屋ホーム秋田(旧 株式会社トップホーム浜田)が合併し、株式会社土屋ホーム東北となる
  • 2004年12月上場子会社である株式会社土屋ツーバイホームが日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場
  • 2008年6月株式会社新土屋ホームを設立(現 株式会社土屋ホーム[連結子会社])
  • 2008年6月株式会社新土屋ホームと吸収分割契約を締結
  • 2008年6月株式会社土屋ツーバイホームと株式交換契約を締結
  • 2008年10月上場子会社である株式会社土屋ツーバイホームがジャスダック証券取引所の上場を廃止
  • 2008年10月株式会社土屋ツーバイホームの株式を株式交換で取得
  • 2008年11月商号変更株式会社土屋ホームから株式会社土屋ホールディングスへ商号変更
  • 2008年11月商号変更株式会社新土屋ホームから株式会社土屋ホーム(現 連結子会社)へ商号変更
  • 2009年11月商号変更株式会社ホームトピアから株式会社土屋ホームトピア(現 連結子会社)へ商号変更

2010年代

  • 2012年11月M&A株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社土屋ツーバイホームは解散
  • 2013年3月札幌市東区に当社グループ初となるメガソーラー「土屋ソーラーファクトリー札幌」の発電事業の開始
  • 2013年8月苫小牧市に北海道内では初の市民参加型ファンドを組成したメガソーラー「土屋ソーラーファクトリー苫小牧」の発電開始
  • 2014年11月M&A株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社土屋ホーム東北は解散
  • 2015年11月M&A株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社アーキテクノは解散
  • 2017年10月創業株式会社新土屋ホームを設立
  • 2018年2月商号変更株式会社土屋ホーム(2018年2月1日に株式会社土屋ホーム不動産へ商号変更)を分割会社、株式会社新土屋ホーム(2018年2月1日に株式会社土屋ホームへ商号変更)を承継会社とする会社分割の実施

2020年代

  • 2021年5月株式会社土屋ホーム不動産の子会社として株式会社土屋ホーム不動産販売を設立
  • 2022年1月木造4階建てマンション「LAPEACE」発表
  • 2022年4月東京証券取引所の市場の区分見直しに伴い、東京証券取引所の市場 第二部からスタンダード市場へ移行
  • 2022年8月新構法BES-T019発売開始
  • 2022年12月一般社団法人省エネルギーセンター主催の2022年度省エネ大賞 製品・ビジネス部門において経済産業大臣賞(ZEB・ZEH分野)受賞
  • 2023年10月「LIZNAS AND SELECT」が、公益財団法人日本デザイン振興会による「グッドデザイン賞」を受賞
  • 2024年10月「マスター・クラフト」が、公益財団法人日本デザイン振興会による「グッドデザイン賞」を受賞
  • 2025年1月積水ハウス株式会社と共同建築事業「SI(エス・アイ)事業」において提携
  • 2025年3月積水ハウス株式会社と資本業務提携契約を締結

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/10期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2028年10月期まで400億円
  • 営業利益2028年10月期まで16億円
  • ROE2028年10月期まで8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    積水ハウスとの技術融合とアライアンス

    積水ハウスとの資本業務提携を活用し、同社の耐震技術と自社の断熱・気密技術を融合。コアテクノロジーの共創により、高付加価値住宅を提供する。

  2. 02

    DJ構法の本格展開と商品力強化

    基礎と柱を直接緊結する「DJ構法」の販売を札幌・近郊から開始し、耐震性能に優れた住宅を拡大。構造計算やプレカット加工の内製化で商品力とブランド力を高める。

  3. 03

    東北エリアでの事業基盤構築

    仙台を拠点に積水ハウスとの共同建築事業を東北6県へ展開。供給体制を拡大し、第2の本拠地を固める。

  4. 04

    北海道でのNo.1復活

    道内の住生活総合産業としてトップシェア奪還を目指し、分譲住宅やDJ構法商品の投入でブランド力向上を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で679人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は607万円で、9期前と比べて+19.6%平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は15.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年10月810
2017年10月790
2018年10月760
2019年10月50843.014.2779
2020年10月44143.715.1767
2021年10月45444.616.7760
2022年10月47847.015.5775
2023年10月45544.315.5759
2024年10月57141.713.871828
2025年10月60743.315.2679−15

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年10月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.4%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)50.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社4(国内 4 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
エスセーナ宮の丘公園他 — 札幌市西区他2,180百万円
賃貸事業
札幌北9条ビル・駐車場 — 札幌市北区1,741百万円
全社部門
北広島工場 — 北海道北広島市1,201百万円
住宅事業
豊平ビル他 — 札幌市豊平区他1,042百万円
全社部門
カトレア南8条 — 札幌市中央区1,025百万円
賃貸事業
豊平モデルハウス他 — 札幌市豊平区他394百万円
住宅事業
支店・営業所 — 札幌市北区他389百万円
住宅事業
釧路駅前ビル 他 — 釧路市368百万円
不動産事業
札幌ビル — 札幌市厚別区237百万円
リフォーム事業
土屋アーキテクチュアカレッジ — 北海道北広島市58百万円
住宅事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社土屋ホーム不動産(注)5
    札幌市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社土屋ホームトピア(注)4
    札幌市厚別区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社土屋ホーム(注)6
    札幌市北区
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社土屋ホーム不動産販売(注)2
    函館市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年10月期の売上高は315億円営業利益-1億円前期と比べると減収減益で、売上が-5.4%、利益が-150.0%。

売上高
-5.4%
315億円
営業利益
-150.0%
-1億円
純利益
-112.5%
-1億円
営業利益率
-0.3%
前期比 -0.9%pt

会社が出している今期の予想2026年10月期

項目会社予想前期実績
売上高350億円315億円
営業利益4億円-1億円
純利益3億円-1億円
1株あたり配当¥10¥10

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は140億円、営業利益は−12億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+11.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q55−8−14.5−6
2023年2Q8000.00
2023年3Q72−1−1.4−1
2023年4Q1379
2024年1Q53−8−15.1−5
2024年2Q80−2−2.5−3
2024年4Q200126.016
2025年2Q126−8−6.3−7
2025年4Q18973.76
2026年2Q140−12−8.6−9

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年10月期からの14期で、売上は257億円から315億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は-0.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社土屋ツーバイホームは解散
2012年10月25775
2013年10月27285
株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社土屋ホーム東北は解散
2014年10月27255
株式会社土屋ホームを存続会社とする吸収合併を行い、株式会社アーキテクノは解散
2015年10月24222
2016年10月24920
株式会社新土屋ホームを設立
2017年10月24521
株式会社土屋ホーム(2018年2月1日に株式会社土屋ホーム不動産へ商号変更)を分割会社、株式会社新土屋ホーム(2018年2月1日に株式会社土屋ホームへ商号変更)を承継会社とする会社分割の実施
2018年10月250−4−5
2019年10月30442
2020年10月287−4−8
株式会社土屋ホーム不動産の子会社として株式会社土屋ホーム不動産販売を設立
2021年10月31165
2022年10月34722
2023年10月34442
2024年10月333220.68
2025年10月315−1−1−0.3−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年10月期

売上高315億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-0.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-0.3%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金74.3%234億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.0%82億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-0.3%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
25.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比7.6pt
-0.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比5.8pt
-0.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-0.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-0.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年10月期は営業CFが13億円、投資CFが−21億円で、差し引きのフリーCFは−8億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は48億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年10月20−401657
2013年10月14−131159
2014年10月−8−3−1−1147
2015年10月4−2−1248
2016年10月13−3−11057
2017年10月−10−3−2−1342
2018年10月−5−2−3−731
2019年10月6−3−1333
2020年10月20−2232
2021年10月24−202254
2022年10月−22−4−2−2625
2023年10月−19−327−2231
2024年10月32−582766
2025年10月13−21−10−848

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年10月期の総資産は270億円。このうち返さなくてよい自己資本が130億円で、自己資本比率は48.3%(業種中央値55.5%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年10月1991237662.0
2013年10月2221309258.8
2014年10月2111347763.2
2015年10月2151348162.2
2016年10月2121328062.4
2017年10月2071317663.3
2018年10月2121248858.7
2019年10月2121248858.6
2020年10月1951158058.9
2021年10月22211910353.8
2022年10月2161219555.9
2023年10月25012312749.4
2024年10月27212914347.5
2025年10月27013013948.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年10月期の内訳
現金及び預金
53億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
11億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
139億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
52
/ 100
安定性自己資本比率32 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中51位あたり、逆に低いのは売上成長率140社中121位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-0.3%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
48.3%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-5.4%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥257で、1年前と比べて+2.7%過去52週の値幅のなかでは84%の位置にある。

¥257-0.4%1ヶ月+4.9%1年+2.7%時価総額66億円
過去52週の値幅
安値¥211高値¥266

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)25.5倍
PBR0.55倍
配当利回り3.89%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1カ月で+3.0%上昇し、239円。25日線(236円)を+1.3%上回り、75日線(231円)も上回る。52週高値266円から-10.2%下落、52週安値211円から+13.3%の戻り。出来高は平均1万株超で、底堅い動き。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PERは実績値がマイナスのため予想PER24.5倍を参照すると、業界平均の14.08倍を大幅に上回りますが、PBRは0.52倍と業界平均の1.51倍を大きく下回り、資産価値に対して割安です。ROEは6%と低いものの、配当利回りは4.05%と業界平均の3.48%を上回り、株主還元は手厚いです。ただし、直近の業績は純損失に転落しており、収益力の改善が課題です。両面を踏まえると、PBRの安さから割安と判断します。

指標この会社業種平均
PER (予想)25.5倍
PBR0.55倍1.55倍
ROE6.0%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

住宅市場の縮小と競争激化が主な論点。強気派は、リフォーム需要の拡大や住宅ストックの増加を追い風と見る。弱気派は、新築着工の減少や資材高による採算悪化を懸念する。また、セグメント別の収益状況や地域別の需要動向も注目される。

プラスに働く材料7
  • リフォーム需要の拡大

    中古住宅の流通増加でリフォーム工事の需要が伸びている。

  • ストック型ビジネス

    住宅保有者が多く、メンテナンスや改修の需要が見込める。

  • 金利の低位安定

    住宅ローン金利が低く、購買意欲を支援する。

  • PBR0.52倍と割安修正余地継続影響

    PBR0.52倍、ROE6%と1倍割れが継続し、資産価値で下支え

  • 配当利回り4.05%の高水準継続影響

    配当利回り4.05%は下落局面の支え

  • 2024年10月期の純利益8億円実績不定影響

    過去に純利益8億円を計上、今期赤字でも復元余地がある

  • 2025年10月期の赤字幅は1億円と小さい決算発表後影響

    営業赤字は1億円にとどまり、売上高315億円の0.3%と軽微

マイナスに働く材料7
  • 新築着工の減少

    人口減少で住宅需要が長期的に縮小する。

  • 資材価格の高騰

    木材や鋼材のコスト上昇が利益を圧迫する。

  • 収益の不安定さ

    過去に赤字を計上するなど、業績変動が大きい。

  • 2025年10月期は営業赤字1億円決算発表後影響

    営業損益は-1億円、純損益も-1億円と赤字転落

  • 売上高315億円と3期連続減収通年影響

    売上高は344億→333億→315億円と減少基調

  • 予想PER24.5倍は黒字回復を前提継続影響

    時価総額64億円に対し、予想純利益2.6億円が必要

  • 外国人持ち分0.11%と極小継続影響

    外国人持ち分0.11%と海外勢の需要なし

次の決算で確かめる点
受注高(セグメント別)
住宅・リフォーム別の需要動向を確認するため。
売上高に対する人件費率
収益性の変化を把握するため。
一戸当たり工事単価
価格競争の影響と顧客単価の動向を評価するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり10で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.89%。

年間配当
¥10
1株あたり
配当利回り
3.89%
いまの株価に対して
配当性向
142.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年10月454.3
2017年10月525.052.5
2018年10月50.067.6
2019年10月620.0
2020年10月1−83.329.8
2021年10月6500.0153.3
2022年10月60.036.3
2023年10月60.0220.3
2024年10月1066.7
2025年10月100.0142.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥10

株主

有価証券報告書より

2025年10月期末の株主数は延べ5,644人。区分でいちばん多いのは個人・その他49.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.3%を占め、残る50.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年10月%2021年10月%2022年10月%2023年10月%2024年10月%2025年10月%
個人・その他48.849.248.550.052.549.8
事業法人34.734.236.134.934.339.7
金融機関13.113.814.112.712.09.6
証券会社2.50.90.81.91.00.8
外国法人0.91.90.60.50.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0
自己株式3.03.03.03.03.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社土屋総合研究所13.33
02株式会社土屋経営10.74
03土屋グループ従業員持株会7.04
04積水ハウス株式会社6.15
05株式会社北洋銀行4.76
06土屋 昌三3.38
07土屋 博子2.86
08土屋グループ取引先持株会2.75
09石原 勝2.32
10株式会社北海道銀行2.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は13期で+60%、1株純資産は14期で+5%。直近期のROEは6.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年10月194824.011.162.0
2013年10月195113.927.8114.6
2014年10月195243.812.622.7
2015年10月65251.229.950.4
2016年10月15180.2138.654.3
2017年10月35250.576.852.5
2018年10月−19498−3.667.6
2019年10月74971.422.2
2020年10月−32459−6.629.8
2021年10月194784.110.2153.3
2022年10月94841.921.636.3
2023年10月94941.923.7220.3
2024年10月305176.06.8
2025年10月506142.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/10期の役員報酬は総額73百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
土屋昌三代表取締役社長54
大吉智浩代表取締役 副社長62
菊地英也取締役65
所哲三取締役70
山川浩司取締役56
上諏訪広取締役62
手塚純一取締役75
中田美知子取締役76
加地祐美取締役(常勤監査等委員)51
荒木俊和取締役(監査等委員)43
末永仁宏取締役(監査等委員)82
岩野浩介取締役(監査等委員)53

役員報酬の内訳2025/10

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)35225418
社外取締役510102
取締役(社内)18099

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/10期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容691字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社土屋ホールディングス)及び連結子会社4社により構成されており、注文・提案住宅等の施工・販売、リフォーム、分譲マンション、不動産賃貸、中古住宅・住宅用土地の売買、仲介業務を主たる業務としております。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 次の4部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1)住宅事業 株式会社土屋ホームが、注文住宅・賃貸住宅等の工事を請負、施工監理するほか、提案住宅の施工販売を行っております。 (2)リフォーム事業 株式会社土屋ホームトピアがリフォーム工事の請負を行っております。 (3)不動産事業 株式会社土屋ホーム不動産が、分譲マンション、中古住宅、住宅用土地の不動産売買並びに仲介業務を行っております。また、株式会社土屋ホーム不動産販売が、分譲住宅の施工販売を行っております。 (4)賃貸事業 当社が、不動産の賃貸業務を行っております。また、当社が、再生可能エネルギーの電力会社への売電を行っております。 なお、当社グループは、持株会社体制のもと、当社が各事業会社への経営管理業務を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,321字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、創業以来、「住宅産業を通じて、お客様、社会、会社という『三つの人の公』の為に、物質的・精神的・健康的な豊かさの人生を創造する」ことを企業使命感としております。この企業使命感に基づき、お客様第一主義を基本理念とし、社会資本の充実をもたらす住宅のあらゆるニーズに対応すべく、同業他社に先駆けて省エネ住宅及び福祉住宅の普及や商品開発などの事業展開を図ってまいりました。これまでに培った技術力により高断熱・高気密・高耐久で健康的かつ地球にやさしい住宅の提供などの取組みを行っております。 これらの取組みは、2015年に国連サミットで採決された「持続可能な開発目標(SDGs)」にも通ずるものと認識しており、事業活動を通して、SDGsの達成に貢献できるものと考えています。 今後も、この方針は変わることのない企業の哲理として遵守し、継続した実践を行ってまいります。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、2024年12月23日に発表した中期経営計画2027(2025年11月1日~2027年10月31日)に基づき、定量目標の達成に向け取組んでまいりました。しかしながら、建築基準法の一部改正に伴う建築確認申請の審査長期化の影響など、外部環境の変化を踏まえ、計画の実効性と成長戦略の確実な遂行のため、当社グループは最終年度を1年間延長し、2028年10月期に変更することといたしました。 中期経営計画(2026年10月期~2028年10月期)において、計画の最終年度となる2028年10月期に売上高400億円、営業利益16億円、ROE8.0%を定量目標として掲げております。 (3)経営環境 今後のわが国経済の見通しにつきましては、日銀による政策金利の引上げ懸念や米国の通商政策、為替の変動など景気を下押しするリスクがあるものの、2025年10月に発足した新政権の下、ガソリン税の暫定税率廃止や電気・ガス料金に対する補助金など、物価高対策への取組みも進みつつあり、個人消費の持ち直しが期待されております。 北海道経済においては、個人消費は力強さを欠くものの、人手不足を背景とした雇用所得環境の改善や設備投資の堅調さに下支えされ、緩やかな持ち直し基調が続くものと見込まれます。 当社グループの属する住宅・不動産業界におきましては、住宅取得価格の上昇や継続する物価上昇により住宅取得マインドに影響を及ぼす可能性があります。一方で、2025年4月の建築基準法の一部改正に伴う新設住宅着工戸数の持家への影響は緩和傾向にあります。また、法改正により省エネ基準が引き上げられ、将来的には更に高い省エネ性能の確保が求められる見通しであるほか、構造計算の義務化など激甚化する自然災害に対し耐震性の高い住宅取得を後押しする各種施策も進展しております。加えて、住宅取得者の価値観は多様化しており、住宅ローンの借入期間の長期化を背景に、断熱性・耐震性・耐久性に優れ、長く快適に住み続けられる高付加価値住宅への需要が高まっております。 (4)中長期的な経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 中期経営計画の基本方針である「北海道における住生活総合産業としてのNo.1復活と、仙台を中心とした東北エ リアにおける第2の本拠地基盤構築」は堅持しつつ、積水ハウス株式会社との資本業務提携を大きな転換点と捉え、企業価値向上に向けた戦略の再構築を推進してまいります。「これまで体験したことのない快適性と久遠の安心感でQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を10%上げる」というミッションの下、「積水ハウスとのアライアンスを基軸に道内トップへ復活」するビジョンの実現に向け、これまで以上に戦略的投資と取組みを強化してまいります。 当社グループは、積水ハウス株式会社との資本業務提携を通じて、「最先端より先へ」をコンセプトに、同社が長年培ってきた耐震設計・構造躯体などの先進技術と、当社が積雪寒冷地で磨いてきた断熱・気密技術の融合を図り、コアテクノロジーの共創を推進してまいります。 今後は、10年先、20年先を見据え、基礎と柱を直接緊結する「DJ(ダイレクトジョイント)構法」の本格展開を加速させ、耐震性能に優れた住宅提供の拡大を進めてまいります。更に、構造からデザインする空間と大開口、快適性をDJ構法との技術融合で実現し、顧客価値を高めることで競争優位性を確立してまいります。 加えて、北海道エリアでは積水ハウス株式会社とのコラボレーションによる分譲住宅の建築を進めるとともに、DJ構法を採用した商品を札幌市内及び近郊地域より先行して販売を開始いたします。これにより、SI事業のパートナーの枠を超え、DJ構法の構造計算、構造材のプレカット加工、施工を自社で担う体制の運用を開始し、商品力の強化とブランド力の向上を図ります。 東北エリアでは共同建築事業(SI-COLLABORATION)を宮城県仙台市から東北6県へ順次展開し、供給体制の拡大を通じて事業基盤を一層強固なものへと構築してまいります。 これらの取組みを通じて、当社グループは北海道における住生活総合産業としての地位を確固たるものにするとともに、東北エリアでの地盤強化を進め、企業価値の持続的な成長を実現してまいります。
事業等のリスク3,516字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)法的規制について 当社グループの行う事業については、建築基準法、製造物責任法、住宅品質確保促進法、宅地建物取引業法、都市計画法、国土利用計画法等の法的規制を受けており、これらの関係法令の規制が強化された場合は、当社グループの経営成績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。当社グループの主たる事業におきましては、建設業法の許可・建築士法による事務所登録・宅地建物取引業法の免許等の許認可に基づき事業を行い、建築基準法・都市計画法・国土利用計画法・住宅品質確保促進法・PL法・取適法等様々な関係法令の規制を受けております。 今後、これら法的規制の改廃や新たな法的規制が設けられた場合、また、何らかの理由により免許及び登録の取消・更新欠格による失効等があった場合には、当社グループの主要な事業活動に支障をきたし、経営成績や財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおきましては、リスク管理委員会及びリスク対策委員会という二段階のリスクマネジメント体制により、事業活動を行ううえで必須の諸法令の遵守に対応しております。今後これらの規制の改廃や新たな法的規制が設けられた場合にも当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼすことがないような体制の構築に努めてまいります。 (2)政府の政策や市場状況について 当社グループの主要事業である住宅事業の主たるお客様は、個人のお客様であることから、雇用状況や所得の動向に影響を受けやすく、政府による住宅関連の政策、消費税等の動向、今後の金利の上昇または景気の回復の状況によっては、受注及び売上高が減少し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 この対策としまして、毎月の取締役会において政府の政策や市場状況等に関してモニタリングを行い、リスクの軽減に努めております。 (3)原材料及び資材価格の変動について 当社グループの住宅事業及びリフォーム事業における資材等の調達は、各購買部署において安定的な調達価格を維持すべく交渉管理を行っておりますが、主要材料の木材、その他原材料及び資材価格等が為替その他の要因にて急激に上昇し、販売価格に転嫁が困難な場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (4)住宅の品質管理及び保証について 住宅事業、リフォーム事業におきまして、法定の10年保証に加え有料含め最長20年の保証があり、お得意様向けに「カスタマーセンター統括部」を設置し広くお客様の相談に対応するなど、品質管理には万全を期しておりますが、販売した物件に重大な瑕疵があるとされた場合には、直接的な原因が当社以外の責任によるものであったとしても、売主として瑕疵担保責任を負う可能性があります。その結果、保証工事費の増加や、当社の信用の毀損等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (5)季節変動について 当社グループは、冬期間をカバーするための平準化を目指して対策を講じておりますが、北海道及び東北地区での売上が全体の8割を占めており、冬期間に販売及び施工が落ち込む傾向にあり、売上高が上半期に比べ下半期に集中するという傾向があります。 また、特異な気象条件等にも影響を受けることから、季節要因などにより業績に変動が生じる可能性があります。当連結会計年度の売上高及び営業損益の季節変動は、次のとおりであります。 第1四半期 (千円)   第2四半期 (千円)   上半期 (千円)   第3四半期 (千円)   第4四半期 (千円)   下半期 (千円)   通期 (千円) 売上高   5,006,881   7,637,345   12,644,226   5,786,031   13,026,579   18,812,611   31,456,837 通期比率 (売上高)   15.9%   24.3%   40.2%   18.4%   41.4%   59.8%   100.0% 営業損益   △588,122   △235,165   △823,287   △494,591   1,195,185   700,593   △ 122,694 通期比率 (営業損益)   479.3%   191.7%   671.0%   403.1%   △ 974.1%   △ 571.0%   100.0% (6)自然災害について 大規模な自然災害が発生した場合、工場や支店などの施設の回復費用や事業活動の中断による損失、顧客住宅の点検費用、原材料の供給不足、その他不測の事態に対する費用等の発生により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。しかしこれらは自然災害であるため、リスクが顕在化する可能性の程度や業績への影響の程度を見積もることは困難ですが、当社グループでは、「土屋グループ事業継続計画書(BCP)(防災計画書)」、「土屋グループ防災マニュアル」を策定しており、安否確認システムの導入、防災訓練の実施、必要物資の備蓄、また大規模停電による本社機能喪失を想定したデータ保存の二重化等の対策を行っております。 (7)コンプライアンスについて 当社グループ役職員には、コンプライアンス意識の徹底のために、役員幹部に対しては、コンプライアンス研修を開催しております。社員につきましてもeラーニングを利用した研修を行うとともに、コンプライアンスカードを配布し、コンプライアンス相談窓口(外部窓口、内部窓口)の周知を図っております。しかしながら、コンプライアンス違反が発生した場合には、損害賠償訴訟などの法的責任や、信用失墜により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (8)顧客情報の機密保持について 当社グループは、顧客に関する個人情報や機密情報を保有しており、コンピューターウイルスの侵入やサイバー攻撃による個人情報・機密情報の漏洩・改竄を防止するために、社内外からのアクセス制御システムを強化するとともに、当社グループ役職員に対してeラーニング等によりITリテラシーの向上を図っております。 しかしながら、万一情報漏洩が発生した場合は、お客様・取引先からの損害賠償請求や、当社グループの信用を大きく毀損し、今後の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 (9)減損会計について 当社グループの固定資産に、将来において経営環境の著しい悪化等により重要な減損損失を認識した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 この対策としまして、「土屋グループ減損会計マニュアル」に基づき毎年定期的にモニタリングし、資産価値の適正評価に努めております。 (10)販売用不動産・投資有価証券等の価格変動について 販売用不動産・投資有価証券等の保有資産の時価が著しく下落した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 この対策としまして、販売用不動産に関しては「土屋グループ棚卸資産の評価基準」に基づき毎年定期的にモニタリングしており、投資有価証券に関しては、「第4 提出会社の状況 4.コーポレート・ガバナンスの状況等 (5)株式の保有状況」に記載のとおり対応しております。 (11)感染症による影響について 当社グループは、新たな感染症の発生及び拡大が発生した場合、速やかに対応が可能な体制を整備しており、テレワーク等の安全対策を施しています。また、感染者又は濃厚接触者になった場合の対処方法をグループ全体に発信し、職場内のクラスター発生の抑止に努めるとともに、営業活動に関しましても状況に応じて、WEBを活用した非対面型の実施による事業への影響を最小限に抑えるよう対策を講じてまいります。 現時点では、当社グループの事業に与える大きな影響はございませんが、感染症の影響から、受注の大幅な減少や、工事の進捗遅延が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,930字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな回復基調が続いたものの、物価高が実質所得を圧迫し個人消費に抑制傾向が見られることに加え、米国の関税政策による影響など懸念材料もあり、依然として先行きは不透明な状況で推移いたしました。 北海道経済においては、インバウンド需要や設備投資の底堅い動きに下支えされ、緩やかな回復傾向にあります が、個人消費には足踏みが見られ、弱含みで推移いたしました。 当社グループが属する住宅・不動産業界におきましては、実質賃金の低下や住宅取得価格の高騰、住宅ローン金利の先高観など厳しい事業環境が続いております。一方で、住宅取得価格の上昇を背景に、返済負担の抑制の手段として、住宅ローンの借入期間が40年超の長期ローンとするお客様が増加しつつあることや資産価値を重視した住宅ニーズが高まるなど、購買心理に変化が生じております。 また、2025年4月の建築基準法の一部改正により、省エネ基準への適合が義務化されました。更に木造戸建て住宅の確認申請手続きの見直し(4号特例の縮小)が実施され、木造戸建て住宅2階建て又は延べ面積200㎡超の住宅について構造計算の義務化により、建築確認申請の審査期間が長期化いたしました。この影響などから、新設住宅着工戸数の持家は建築基準法の改正以降前年同月比を下回り低調に推移しており、特に2025年5月から7月までの新設住宅着工戸数の持家は前年同期比19.0%減、当社の主要エリアである北海道・東北エリアにおいては前年同期比32.1%減と市場環境は変化しております。 このような状況において、当社グループは、「豊かさの人生を創造する」企業使命感の下、2027年10月期を最終年度とする中期経営計画2027を策定し、「住生活総合産業として北海道No.1企業の復活と、仙台に第2の本拠地基盤を確立」することを目指し取組んでまいりました。 中期経営計画で掲げた目標の実現に向け、ドミナント戦略とアライアンス戦略によるプレゼンスの向上、成長戦略への積極投資、圧倒的な差別化戦略による持続的な事業拡大を推進しております。 当社は2025年3月に積水ハウス株式会社と資本業務提携契約を締結いたしました。研究・開発分野を中心に互いの知見と技術力によるシナジー効果により、更なる安心・安全な住宅の提供を実現し、良質な住宅ストックの形成を推進することで社会資本の充実を図り、企業価値の一層の向上を目指してまいります。 また、本提携に先立ち、2025年1月には木造住宅の耐震性をより強化することを目的に、同社の安全・安心の技術を広くオープン化した共同建築事業「SI事業」において提携し、宮城県にて共同建築事業を開始いたしました。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 当連結会計年度末の財政状態のうち、総資産は、流動資産の減少(主に現金預金及び不動産事業支出金の減少)により、269億89百万円となり、前連結会計年度末と比較して2億1百万円の減少となりました。 負債につきましては、流動負債の減少(主に工事未払金等の増加、1年内返済予定の長期期借入金及び未成工事受入金の減少)により139億48百万円となり、前連結会計年度末と比較して3億15百万円の減少となりました。 純資産につきましては、その他有価証券差額金の増加等により130億41百万円となり、前連結会計年度末と比較して1億14百万円の増加となりました。 当連結会計年度末の経営成績は、売上高は314億56百万円(前連結会計年度比5.5%減)、営業損失は1億22百万円(前年同期は営業利益1億52百万円)、経常損失は95百万円(前年同期は経常利益1億86百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は法人税等調整額33百万円を計上したことから93百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益7億58百万円)となりました。 セグメントの経営成績は次のとおりであります。 (住宅事業) 住宅事業においては、建築基準法改正による建築確認申請の審査期間が長期化した影響や事業用建物等の売上高の減収により売上高は184億85百万円(前年同期比7.8%減)、利益面では、販管費の抑制に努めましたが、賃貸住宅部門の先行投資費用による損失計上から営業損失は2億96百万円(前年同期は営業損失2億28百万円)となりました。 (リフォーム事業) リフォーム事業においては、大型リフォーム物件の引渡しの遅延により売上高は39億67百万円(前年同期比0.6%減)、利益面では、売上総利益率が低下したことから営業損失は25百万円(前年同期は営業利益15百万円)となりました。 (不動産事業) 不動産事業においては、不動産売買取引において大型案件の反動減などから売上高は90億42百万円(前年同期比1.6%減)、利益面では、分譲マンションの売上総利益率の低下から営業利益は4億20百万円(前年同期比26.1%減)となりました。 (賃貸事業) 賃貸事業においては、売上高は4億98百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益は92百万円(前年同期比8.1%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18億47百万円減少し、47億95百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により取得した資金は、12億50百万円(前連結会計年度は32億24百万円の獲得)となりました。 これは主に、仕入債務の増加額18億38百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により使用した資金は、21億円(前連結会計年度は5億30百万円の使用)となりました。 これは主に、有形固定資産の取得による支出21億22百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により使用した資金は、9億96百万円(前連結会計年度は8億18百万円の取得)となりました。 これは主に、長期借入金の返済による支出9億円及び配当金の支払額2億49百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 建設業における生産実績は、施工監理、施工技術、機械力、資金力及び資材調達力等の総合によるものであり、工事内容が多様化しており、当社グループは外注に依存している割合が高く、具体的に表示することが困難であるため、記載を省略しております。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 住宅事業 (非住宅物件等含む)   16,952,940 (18,165,110)   97.4% (86.6%)   7,260,585 (7,510,098)   109.0% (86.1%) リフォーム事業   3,793,514   101.4%   621,729   78.2% c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年11月1日     至 2025年10月31日)   前年同期比(%) 住宅事業(千円)   18,485,707   92.2% リフォーム事業(千円)   3,967,282   99.4% 不動産事業(千円)   9,042,069   98.4% 賃貸事業(千円)   498,981   97.4% 合計(千円)   31,994,040   94.8% (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1)財政状態 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産の残高は、141億38百万円(前連結会計年度比12.2%減)となり、19億59百万円の減少となりました。これは主に現金預金の減少(前連結会計年度68億30百万円から当連結会計年度53億31百万円へ14億98百万円の減少)等によるものであります。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産の残高は、128億50百万円(前連結会計年度比15.9%増)となり、17億58百万円の増加となりました。これは主に建設仮勘定の増加(前連結会計年度5億45百万円から当連結会計年度18億48百万円へ13億3百万円の増加)等によるものであります。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債の残高は、92億円(前連結会計年度比3.9%減)となり、3億68百万円の減少となりました。これは主に工事未払金等の増加(前連結会計年度29億36百万円から当連結会計年度47億75百万円へ18億38百万円の増加)、1年内返済予定の長期借入金9億円の返済による減少及び未成工事受入金(前連結会計年度34億10百万円から当連結会計年度25億69百万円へ減少)等によるものであります。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債の残高は、47億48百万円(前連結会計年度比1.1%増)となり、53百万円の増加となりました。これは主にその他の増加(前連結会計年度7億53百万円から当連結会計年度8億55百万円へ1億2百万円の増加)等によるものであります。 2)経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高につきましては、住宅事業は、184億85百万円(前連結会計年度比7.8%減)、リフォーム事業は、39億67百万円(前連結会計年度比0.6%減)、不動産事業は、90億42百万円(前連結会計年度比1.6%減)、賃貸事業は、4億98百万円(前連結会計年度比2.6%減)となり、その結果、314億56百万円(前連結会計年度比5.5%減)となりました。 (売上原価、販売費及び一般管理費) 売上原価につきましては、住宅事業は、142億76百万円(前連結会計年度比9.1%減)、リフォーム事業は、26億51百万円(前連結会計年度比2.0%増)、不動産事業は、66億35百万円(前連結会計年度比2.4%増)となり、調整額△2億20百万円を加味した結果、233億29百万円(前連結会計年度比5.1%減)となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、主に人件費の減少により、82億49百万円(前連結会計年度比3.5%減)となりました。 (営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する当期純損益) 営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する当期純損益につきましては、営業損失は1億22百万円(前年同期は営業利益1億52百万円)、経常損失は95百万円(前年同期は経常利益1億86百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は93百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益7億58百万円)となりました。 3)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)中長期的な経営戦略、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載のとおりであります。 c.資本の財源及び資金の流動性 資本政策につきましては、財務の健全性や資本効率など当社にとって最適な資本構成を追求しながら、会社の将来の成長のための内部留保の充実と、株主への利益還元との最適なバランスを考え実施していくことを基本方針としております。 当社グループの資本の財源及び流動性につきましては、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は47億円保有しており、運転資金を機動的に調達するため金融機関と当座貸越の約定を締結していることから、十分な財源及び流動性を確保していると考えております。 d.経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「売上高営業利益率5%以上」を中期的な当面の目標として掲げておりましたが、「第2 事業の状況 1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、中期経営計画(2026年10月期~2028年10月期)において、計画の最終年度となる2028年10月期に売上高400億円、営業利益16億円、ROE8.0%を定量目標として掲げております。達成状況に関しては、2026年度10月期からの記載となります。 なお、当連結会計年度の売上高は314億56百万円、営業損失1億22百万円となり、売上高営業利益率は△0.4%となりました。 e.セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。