概要
ロゴスホールディングスは、北海道帯広市に本社を置く持株会社である。連結子会社6社(ロゴスホーム、豊栄建設、坂井建設、GALLERY HOUSE、ROOT LINK、フィリピン子会社)を通じ、注文住宅を中心とした住宅販売事業を展開する。2025年5月期の連結売上高は363億円、従業員数は690名。2024年6月に東京証券取引所グロース市場に上場した。
持株会社体制と6つの子会社
当社は純粋持株会社としてグループ全体の経営管理とシェアードサービスを担う。主要子会社であるロゴスホームが連結売上高の約6割、豊栄建設が約3割を占める。坂井建設、GALLERY HOUSEはそれぞれ新潟県と栃木県で注文住宅事業を営む。ROOT LINKは工務店支援(設計補助・ITコンサル)を、そのフィリピン子会社はCADオペレーションを行う。各社は独自ブランドを維持しつつ、資材調達や人材派遣でグループシナジーを追求する。
注文住宅が74.8%を占める収益構造
2025年5月期の連結売上高363億円の内訳は、注文住宅74.8%、宅地販売11.3%、分譲住宅8.5%、その他(リノベーション・グループホーム等)5.5%である。引渡棟数は2021年5月期の814戸から2025年5月期には1,124戸へ増加した。2024年5月期には札幌市の住宅建築確認申請数で2年連続1位を獲得している。
北海道を基盤に本州へ拡大する営業網
グループ全体で39の営業拠点を有する。ロゴスホームは北海道に加え、青森、岩手、宮城、福島、栃木、埼玉、愛知に店舗を展開する。豊栄建設は札幌市と苫小牧市に2店舗。坂井建設は新潟県内に8店舗、GALLERY HOUSEは栃木県内に2店舗を置く。2022年には苫小牧モジュール工場を稼働し、MCB工法による生産を開始した。2023年には札幌市に体験型ショールーム「北海道クラシアム」を開設した。
DXとデジタルマーケティングを競争力の源泉に
当社グループは商品開発力、デジタルマーケティング、DXによる効率化を3つの特徴とする。全棟で耐震等級3相当の性能を確保し、太陽光パネル対応を標準とする。省エネ住宅では「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」表彰で4年連続優秀賞を受賞している。MCB工法によるモジュール生産は工期短縮と品質均一化に寄与している。
業界の中での役割は住宅市場における注文住宅の設計・施工・販売を行うハウスメーカー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01個人向け注文住宅主力
世帯年収400~800万円の一次取得者層を主なターゲットに、注文住宅の設計・施工・販売を展開。子会社ごとに異なるブランド・商品を提供し、デジタルマーケティングによる集客とDXによる効率的な運営を特徴とする。
札幌市の住宅建築確認申請数No.1(2023年・2024年)
- FORTAGE
- 株式会社ロゴスホームのメインブランド。完全自社設計・施工による注文住宅で、品質と価格のバランスを重視。
- e-Hikaria
- ハウジングカフェブランドの企画住宅。太陽光パネルとデザイン性を備え、Nearly-ZEHに対応。
- チャレンジ999
- 豊栄建設の主力商品。分かりやすい料金設定と自由設計が特徴の注文住宅。
- 栃木建築社
- 株式会社GALLERY HOUSEが栃木県で展開する注文住宅ブランド。
- DETAIL HOME
- 坂井建設が新潟県で展開する注文住宅。
02分譲住宅準主力
土地付きの建売住宅を販売。注文住宅同様、各子会社が展開する。
03宅地販売準主力
住宅用地の分譲販売。住宅とセットでの販売や単独での土地販売を行う。
04リノベーション・その他副次
中古住宅のリノベーション(『VINJOY』『ディテール・リノベ』)や障がい者グループホームの建設請負(『ノマリス』)、工務店支援・CADオフショアなどの付随事業。
- VINJOY
- 株式会社GALLERY HOUSEが提供する中古住宅リノベーションサービス。
- ディテール・リノベ
- 坂井建設が提供する中古住宅リノベーションサービス。
- ノマリス
- 障がい者グループホームの建築請負事業。
製品と技術
北海道品質を追求した注文住宅ブランド
ロゴスホームが展開する主力ブランドは「FORTAGE」である。その中に3つのプラン「TRES」「TESSERA」「DUO」があり、品質と価格のバランスを重視する。全棟で耐震等級3相当、長期優良住宅認定に対応し、太陽光発電システムを標準提案する。「e-Hikaria」は太陽光パネルとデザイン性を両立した企画住宅で、ヒートポンプ冷暖房とLED照明を組み合わせている。
MCB工法と苫小牧モジュール工場による生産革新
当社グループは独自のMCB工法(Manufacturing-Carry-Build)を採用する。苫小牧モジュール工場では住宅の壁や床を箱型モジュールとして生産し、トラックで現場に運搬、クレーンで設置する。この工法により現場工期を短縮し、品質のばらつきを抑える。2022年の稼働以来、グループの生産能力向上に貢献している。
地域ごとに異なるブランドと商品構成
豊栄建設は札幌圏で「チャレンジ999」を販売する。これは価格と品質に特化した注文住宅である。GALLERY HOUSEは栃木県で「栃木建築社」ブランドを運営し、中古リノベーション「VINJOY」や障がい者グループホーム「ノマリス」も手掛ける。坂井建設は新潟県で「DETAIL HOME」「平屋生活」「DETAIL BASE」を展開し、リノベーション「ディテール・リノベ」も行う。
省エネ性能と災害対策を備えた住宅
全商品で国土交通省の住宅性能表示制度における最高等級の耐震等級3相当を確保する。北海道の厳しい寒暖差や地震に対応するため、高い断熱性能と制震ダンパーを採用する。太陽光パネルと家庭用蓄電池の設置に対応し、2018年の北海道胆振東部地震のような長期停電時にも電力供給を可能にする。省エネ性能では「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で4年連続優秀賞を受賞している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 個人向け注文住宅札幌市の住宅建築確認申請数No.1(2023年・2024年)
有価証券報告書(2025/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
建設業・屋根工事特化、営業低調も成長期待
ロゴスホールディングスは屋根工事・外壁工事を主力とする建設業。2025年5月期売上363億円(前年比+14.5%)、営業利益率1.38%と低採算。同業のミライト・ワンやショーボンドHDはインフラメンテナンス大手だが、ロゴスは戸建てリフォーム特化で異なる。2026年5月期売上495億円(同+36%)と急拡大見通しだが、営業利益率2.83%と改善幅は小さい。
強み
- 戸建て屋根リフォームで国内トップクラスの施工実績。
- 全国に拠点を持ち、エリア密着型の営業体制を構築。
- ストック型リフォーム需要の拡大で安定成長が見込める。
- 2025→2026年で売上約36%増、規模拡大局面。
課題
- 営業利益率2%未満で推移、価格競争や労務費高騰が響く。
- 天候に左右されやすく、台風シーズンなどに業績影響。
- 職人不足が深刻で、施工品質維持・工期確保が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字がロゴスホールディングス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1768ソネック | 78億円 | 5.5倍 |
| 2 | 1438岐阜造園 | 75億円 | 14.9倍 |
| 3 | 1436グリーンエナジー&カンパニー | 70億円 | 42.3倍 |
| 4 | 253AETSグループ | 66億円 | 9.8倍 |
| 5 | 1840土屋ホールディングス | 66億円 | — |
| 6 | 205Aロゴスホールディングス | 64億円 | 8.0倍 |
| 7 | 1758太洋基礎工業 | 61億円 | 10.6倍 |
| 8 | 1994高橋カーテンウォール工業 | 59億円 | 7.1倍 |
| 9 | 1446キャンディル | 58億円 | 19.5倍 |
| 10 | 1795マサル | 50億円 | 11.8倍 |
| 11 | 1443技研ホールディングス | 45億円 | 7.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 9件
豊栄建設の持株会社として設立された2020年
2020年7月、組織再編を目的として豊栄建設株式会社が北海道札幌市に豊栄ホールディングス株式会社(現当社)を設立した。同年12月には株式会社豊栄ホームを吸収合併し、グループ体制の基盤を整えた。
ロゴスホームとの合併で現在のグループに至る2021年
2021年1月、当社は(旧)株式会社ロゴスホールディングスを吸収合併し、商号を株式会社ロゴスホールディングスに変更した。この合併により、ロゴスホームと豊栄建設が同一グループ傘下に入り、北海道における注文住宅事業の拡大基盤が形成された。
モジュール工場稼働とM&Aによるエリア拡大(2022年)
2022年2月、苫小牧モジュール工場が稼働を開始し、MCB工法による住宅生産を自社で行えるようになった。同年5月には栃木県の注文住宅会社GALLERY HOUSEと工務店支援会社ROOT LINKを買収し、本州進出の足がかりを得た。これによりグループの営業エリアは北海道外へ拡大した。
体験型ショールーム開設とグロース市場上場(2023~2024年)
2023年9月、札幌市に温度体験室や地震体験室を備えた「北海道クラシアム」を開設し、集客力を強化した。2024年6月には東京証券取引所グロース市場に株式を上場し、資金調達力と知名度を高めた。上場に伴う公募増資で資本金が増加した。
新潟の坂井建設を買収し更なる拡大を図る(2024年)
2024年12月、新潟県の注文住宅会社である坂井建設株式会社の全株式を取得した。坂井建設は新潟県内でDETAIL HOMEなどのブランドを展開し、リノベーション事業も手掛ける。この買収によりグループの引渡棟数は1,124戸に達し、新潟県での事業基盤が加わった。
年表9件を開く
2020年代
- 2020年7月創業豊栄建設株式会社が組織再編を目的として北海道札幌市に豊栄ホールディングス株式会社(現 当社)を設立
- 2020年12月M&A組織再編を目的として株式会社豊栄ホームを吸収合併
- 2021年1月M&A当社(豊栄ホールディングス株式会社)が、(旧)株式会社ロゴスホールディングスを吸収合併し、(新)株式会社ロゴスホールディングスに商号変更
- 2022年2月苫小牧モジュール工場の稼働開始
- 2022年5月栃木県の注文住宅会社である株式会社 GALLERY HOUSEの株式を100%取得 株式会社ロゴスホームから株式会社ROOT LINKの株式を100%取得
- 2023年9月体験型ショールーム「北海道クラシアム」の稼働開始
- 2024年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年12月新潟県の注文住宅会社である坂井建設株式会社の株式を100%取得
- 2026年6月連結子会社である豊栄建設株式会社が札証物産株式会社より戸建分譲住宅事業を譲受
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/5期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 引渡棟数記載なし
- 営業利益記載なし
- 当期純利益記載なし
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
出店拡大による事業エリア拡大
北海道で確立した出店モデルを全国に展開し、本州エリアの拡大を図る。また、体験型ハウジングミュージアム「北海道クラシアム」を活用し、北海道内でのシェア拡大を進める。
- 02
新規事業の拡大
障がい者グループホーム建築(ノマリス)と、中古住宅をデザインリノベーションするVINJOY事業を展開。グループホームでは運営事業者紹介により賃借人確定案件とし、VINJOYでは全棟品質保証で差別化する。
- 03
MCB工法の推進
自社工場で壁や床を箱型モジュールに生産し現場で積み上げるMCB工法(特許出願中)により、職人不足解消、工期約5割短縮による原価削減、品質向上を実現する。
- 04
M&Aによる工務店支援プラットフォーム強化
グループ会社ROOT LINKが提供する営業・顧客管理システム導入支援や設計業務受託などの工務店支援プラットフォームを、M&Aにより取得した全国の住宅会社に展開。取得先の強みも取り込みプラットフォームを強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で725人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は494万円で、2期前と比べて+7.8%。平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は5.7年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024年5月 | 459 | 40.9 | 6.0 | 494 | 283 |
| 2025年5月 | 485 | 41.2 | 5.2 | 690 | 72 |
| 2026年5月 | 494 | 40.1 | 5.7 | 725 | 193 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社6社(国内 5 / 海外 1、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社ロゴスホーム(注)2、3、5北海道帯広市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内豊栄建設株式会社(注)2、3、5北海道札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社GALLERY HOUSE (注)2、3栃木県宇都宮市 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社ROOT LINK (注)2、3北海道札幌市中央区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内坂井建設株式会社(注)2、3、5新潟県長岡市 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Logos Creative Office Philippines. Inc. (注)2、3フィリピン共和国 · 連結子会社議決権99.9%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年5月期の売上高は495億円、営業利益は14億円。前期と比べると増収増益で、売上が+36.4%、利益が+180.0%。
会社が出している今期の予想2027年5月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 543億円 | 495億円 |
| 営業利益 | 21億円 | 14億円 |
| 純利益 | 12億円 | 8億円 |
| 1株あたり配当 | ¥88.75 | ¥88.75 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
半期ごとの推移
4期分
直近は2026年下期で、売上は292億円、営業利益は15億円。前年の2025年下期と比べると、売上は+24.8%、営業利益は+36.4%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年上期 | 129 | −6 | −4.7 | −4 |
| 2025年下期 | 234 | 11 | 4.7 | 6 |
| 2026年上期 | 203 | −1 | −0.5 | −2 |
| 2026年下期 | 292 | 15 | 5.1 | 10 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。四半期報告書の廃止(2024年)以降は半期の粒度になります。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
直近期の営業利益率は2.8%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当社(豊栄ホールディングス株式会社)が、(旧)株式会社ロゴスホールディングスを吸収合併し、(新)株式会社ロゴスホールディングスに商号変更 | |||||
| 2021年5月 | — | — | 0 | — | 1 |
| 2022年5月 | 249 | — | 12 | — | 8 |
| 2023年5月 | 280 | — | −1 | — | −1 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2024年5月 | 317 | 14 | 14 | 4.4 | 9 |
| 2025年5月 | 363 | 5 | 4 | 1.4 | 2 |
| 2026年5月 | 495 | 14 | 13 | 2.8 | 8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年5月期
売上高495億円のうち、営業利益として残るのは14億円で2.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は8億円、売上の1.6%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.0%406億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.9%74億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.8%14億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2026年5月期は営業CFが22億円、投資CFが−8億円で、差し引きのフリーCFは14億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は91億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年5月 | 30 | −3 | −4 | 27 | 53 |
| 2023年5月 | −15 | −5 | 17 | −20 | 49 |
| 2024年5月 | 11 | −4 | −11 | 7 | 45 |
| 2025年5月 | 20 | −25 | 29 | −5 | 68 |
| 2026年5月 | 22 | −8 | 9 | 14 | 91 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2026年5月期の総資産は232億円。このうち返さなくてよい自己資本が40億円で、自己資本比率は17.4%(業種中央値55.5%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2021年5月 | 24 | 17 | 7 | 68.9 |
| 2022年5月 | 145 | 33 | 112 | 22.5 |
| 2023年5月 | 147 | 32 | 115 | 21.7 |
| 2024年5月 | 134 | 31 | 103 | 23.1 |
| 2025年5月 | 211 | 34 | 177 | 16.1 |
| 2026年5月 | 232 | 40 | 192 | 17.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで140社中4位あたり、逆に低いのは自己資本比率で140社中137位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,625で、1年前と比べて+26.2%。過去52週の値幅のなかでは36%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 |
| PER (会社予想) | 5.5倍 |
| PBR | 1.58倍 |
| 配当利回り | 5.46% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は25日線(1677円)を大幅に上回り、75日線(1749円)も突破。52週高値2197円に迫る。RSIは79.8と過熱感。7/17は-2.9%と下落したが、前日には2084円と高値を更新。直近1ヶ月で+27.9%と急騰。出来高は7/16に193,600株と急増、その後も高水準。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PERは9.9倍と業界平均13.9倍を下回り割安。PBRは2.45倍で平均1.50倍より高いが、ROE6.1%に対してはやや割高感もある。配当利回り2.18%は平均2.68%を下回るものの、配当性向97.5%と高く維持に不安。利益が減少傾向で割安だが、業績回復の不確実性がある。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 8.0倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 5.5倍 | — |
| PBR | 1.58倍 | 1.55倍 |
| ROE | 21.5% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は急成長、2026年5月期計画は過去最高の495億円。強気派は、建設需要の堅調さとシェア拡大、大型案件の取り込みを評価。弱気派は、営業利益率の低下傾向や、急拡大に伴う人員・安全管理リスク、競争激化による価格低下を懸念。レンタルビジネスの固定費負担増も収益圧迫要因。
- 売上急成長局面
2026年計画は495億円と2年で56%増
- 建設需要堅調
首都圏再開発やインフラ工事が追い風
- シェア拡大余地
業界大手との差を縮めつつある
- 売上高大幅増加と利益率改善期待2026年5月期影響中
FY26/5の売上高495億円(FY25/5比+36%)と営業利益14億円へのV字回復がコンセンサス
- 低PER(6.8倍)と配当利回り2.2%のバリュー妙味継続影響弱
予想PER6.8倍は類似企業比で割安、配当利回り2.2%が下支え
- 自己株式取得や株主還元策の拡大可能性次回株主総会影響弱
時価総額79億円と小規模、余剰資金があれば自社株買い実施余地
- 建設業界の需要堅調による受注増加通年影響中
売上高が過去最高更新(FY26/5 495億円)を示す受注環境の好調さ
- 利益率低下トレンド
営業利益率は4.42%→2.83%へ低下予想
- 固定費増加リスク
レンタル資材への投資負担が収益を圧迫
- 安全・品質リスク
急成長に伴う人員不足や事故リスク
- 営業利益率の低さと収益変動リスク通年影響強
FY25/5営業利益5億円(利益率1.38%)から回復途上、利益率3%未満は不安定
- 外国人持ち株比率1.6%と低流動性継続影響中
外国人保有率1.6%は極めて低く、需給面での上値抵抗
- 業績予想未達リスク(コンセンサス乖離)決算発表後影響中
FY26/5営業利益14億円予想に対し、過去の利益変動を考慮すると下方修正リスク
- 建設需要の一巡による受注減速2027年〜2028年影響中
売上高成長が一巡すれば、成長鈍化でPER評価低下
- 足場レンタル稼働率
- 資産効率と収益性の指標
- 営業利益率
- 拡大に伴う収益性悪化の確認
- 受注残高
- 売上先行指標として将来収益を測る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり88.75円。いまの株価に対する利回りは5.46%。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥88.75
株主
有価証券報告書より
2026年5月期末の株主数は延べ2,314人。区分でいちばん多いのは個人・その他で69.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.2%を占め、残る73.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2024年5月% | 2025年5月% | 2026年5月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 1.7 | 75.9 | 69.3 |
| 事業法人 | 98.3 | 20.1 | 26.2 |
| 証券会社 | — | 2.3 | 2.2 |
| 外国法人 | — | 1.4 | 2.1 |
| 外国人個人 | — | 0.2 | 0.1 |
| 金融機関 | — | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | エンデバー・ユナイテッド2号投資限責任組合(注)3 | 41.00 |
| 02 | 株式会社チキンシープ(注)1,2 | 10.66 |
| 03 | ノースパシフィック株式会社 | 4.98 |
| 04 | 池田 雄一 | 2.18 |
| 05 | 坂井 義栄 | 1.60 |
| 06 | ロゴスホールディングス従業員持株会 | 1.44 |
| 07 | サツベニホールディングス株式会社 | 1.36 |
| 08 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN (CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.08 |
| 09 | 岩永 武也 | 1.02 |
| 10 | 株式会社BOSS | 0.90 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-12エンデバー・ユナイテッド株式会社新規の大量保有報告5.35%-35.65pt
- 2026-08-12池田 雄一新規の大量保有報告12.84%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+10524%、1株純資産は6期で+2255%。直近期のROEは21.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年5月 | 2 | 44 | — | — | — |
| 2022年5月 | 202 | 848 | 27.1 | — | — |
| 2023年5月 | −21 | 827 | −2.5 | — | — |
| 2024年5月 | 231 | 802 | 28.3 | — | 97.5 |
| 2025年5月 | 51 | 871 | 6.1 | 19.7 | — |
| 2026年5月 | 204 | 1,031 | 21.5 | 8.6 | 149.2 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
9名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は9名。2026/5期の役員報酬は総額107百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 池田雄一 | 代表取締役社長 | 58 | 503,574 |
| 岩永武也 | 常務取締役 経理部部長 | 45 | 40,006 |
| 竹田純 | 取締役 建築技術部部長 | 49 | 8,072 |
| 平山純太 | 取締役 営業部部長 | 45 | 3,632 |
| 前田耕一 | 取締役 | 64 | — |
| 佐藤眞紀世 | 取締役 | 57 | 1,800 |
| 野嶽直樹 | 常勤監査役 | 66 | 6,240 |
| 竹川博之 | 監査役 | 70 | 1,800 |
| 清水智 | 監査役 | 54 | 1,200 |
役員報酬の内訳2026/5期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 4 | 84 | 9 | 92 | 23 |
| 社外取締役 | 5 | 8 | — | 8 | 2 |
| 監査役 | 1 | 7 | — | 7 | 7 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/5期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,427字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題6,609字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,266字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,338字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。
- 決算説明資料2026年5月期 決算説明資料2026-07-15
TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。
関連する企業
関連企業