概要
光・彩は、山梨県甲斐市に本社を置く貴金属装身具メーカーである。1967年創業以来、ジュエリーとジュエリーパーツの製造加工販売を手がけ、特にイヤリング金具では国内シェア約70%を占める。2026年1月期の売上高は42億円、従業員数97名。東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に上場している。
単一セグメントのジュエリー事業と親会社との連携
当社グループは、当社と親会社である株式会社エスティオの2社で構成される。当社は金・プラチナ・宝石等を原料とした貴金属装身具の製造加工販売を主業とし、親会社は健康食品の販売を手がける。報告セグメントはジュエリー事業の単一であり、品目別にはジュエリーとジュエリーパーツに区分される。ジュエリーはブライダル向け鍛造技術製品、ジュエリーパーツはピアス金具などの特許商品が中心である。
イヤリング金具で国内シェア7割の市場ポジション
ジュエリーパーツにおいて、当社は国内市場で約50%のシェアを獲得し、特にイヤリングの金具では約70%と高いシェアを有する。これは、職人の技術と最先端機械加工を融合した独自の製造技術に支えられている。全工程を内製化しており、伸線・圧延から製品化まで一貫生産が可能である。顧客はファッションジュエリーメーカーや卸売業者など幅広く、安定した供給体制を強みとする。
売上高42億円、増収増益を継続する財務体質
2026年1月期の売上高は42億41百万円(前期比7.9%増)、営業利益1億79百万円(同20.5%増)、当期純利益1億10百万円(同24.8%増)と増収増益を達成した。過去10年の売上高は23億円から42億円へと拡大傾向にある。一方で自己資本比率は45.3%と前期比3.1ポイント低下したが、財務の健全性は維持している。営業キャッシュフローは設備投資や棚卸資産増加によりマイナスとなった。
鍛造技術と内製一貫体制が生むものづくり
当社の技術的な核は、ジュエリーの鍛造加工にある。鍛造技術は主にブライダルリングに用いられ、軽量かつ高強度な製品を実現する。また、1985年に貴金属材料の伸線・圧延加工を内製化し、100%内製体制を確立した。さらに、金属アレルギーに配慮した新素材の採用や、発がん性物質を排除した製品開発にも取り組む。J-クレジット制度への参加や再生可能エネルギーの活用など環境配慮も進めている。
業界の中での役割は宝飾品製造加工販売業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01宝飾品(ジュエリー)主力
当社は金・プラチナ・宝石等を主要な原材料とした貴金属装身具の製造加工販売を主たる事業とし、全方位の得意先を対象として製品・商品の提供を行っています。
- 貴金属装身具
- 金・プラチナ・宝石等を使用した装身具。多様な顧客層に向けて製造・加工・販売を行う。
02健康食品副次
親会社である株式会社エスティオが健康食品の販売を主たる事業としており、グループとして健康食品分野にも関与しています。
- 健康食品
- 健康維持・増進を目的とした食品。親会社を通じて販売。
製品と技術
鍛造技術で差別化するブライダルジュエリー
当社のジュエリー製品は、主にブライダル向けの指輪類であり、鍛造技術を核としている。鍛造は金属を叩いて成形する手法で、切削加工に比べて材料の無駄が少なく、強度が高い。当社はこの技術に特化し、軽量化と高強度を両立した製品を提供する。ブライダル市場では、資産価値の高い製品ラインアップの拡充を進めており、国内外の顧客から受注を得ている。2026年1月期のジュエリー生産実績は11億88百万円であった。
ピアスパーツなどジュエリーパーツで高いシェア
ジュエリーパーツは当社の主力製品であり、イヤリングの金具やピアス部品などが中心である。これらの製品には特許を取得したものも含まれ、国内市場で約50%のシェア、特にイヤリング金具では約70%のシェアを占める。パーツは内製一貫で生産され、仕掛品も含めて在庫を抱えながら見込生産を行っている。2026年1月期のジュエリーパーツ生産実績は30億99百万円と全体の約7割を占める。
アレルギー対策や超軽量化など機能性商品の開発
当社は社会的ニーズに応えるため、金属アレルギーが発生しにくい新素材の採用や、発がん性物質を排除したジュエリーの製作に取り組んでいる。また、女性の活躍を支援する超軽量の機能性商品も開発。これらの製品は、従来のジュエリーに比べて軽く、長時間の着用でも負担が少ない。さらに、ジュエリーの循環エコシステムの構築やJ-クレジット制度への参加など、サステナビリティにも注力している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
住宅建材で差別化、成長軌道に乗る
光・彩は住宅建材・内装材を扱うその他製品メーカー。売上高は40億円程度で、同業の浅香工業やドリームベッドなどと競合するが、デザイン性の高い製品で差別化を図る。営業利益率は2.6%から4.8%へ改善傾向にあり、収益力強化が進んでいる。業界内では中規模のプレイヤーであり、ニッチな高付加価値セグメントに強みを持つ。
強み
- 独自の意匠・機能性を備えた建材ラインナップが、リフォーム需要を取り込む。
- 営業利益率が2.6%から4.8%へ着実に上昇し、コスト管理が奏功している。
- 既存住宅のリフォーム需要が堅調で、同社の高付加価値製品への需要が拡大。
- 特定の建材カテゴリーでブランド認知度が高く、指名買いが発生する。
課題
- 大ロット生産ができず、コスト競争で大手メーカーに劣る。
- デザイン建材市場は参入障壁が低く、新興企業の参入で競争激化の懸念。
- 木材や樹脂など原材料価格の高騰が収益を圧迫する可能性がある。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が光・彩
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7897ホクシン | 30億円 | — |
| 2 | 7836アビックス | 27億円 | 11.6倍 |
| 3 | 7850総合商研 | 25億円 | 11.2倍 |
| 4 | 7939研創 | 24億円 | 11.2倍 |
| 5 | 7896セブン工業 | 24億円 | — |
| 6 | 7878光・彩 | 23億円 | 19.8倍 |
| 7 | 5962浅香工業 | 21億円 | 4.7倍 |
| 8 | 7997くろがね工作所 | 20億円 | 4.4倍 |
| 9 | 168Aイタミアート | 16億円 | 10.4倍 |
| 10 | 7946光陽社 | 16億円 | 11.7倍 |
| 11 | 7887南海プライウッド | 16億円 | 4.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 11件
貴金属装身具メーカーとして創業した1967年
1967年4月、山梨県甲府市和田町(現・甲府市緑が丘)に株式会社光彩工芸を設立し、貴金属装身具の製造販売を開始した。創業者は深沢信夫。当初から宝飾品加工を手がけ、地域の地場産業であるジュエリー産地に根ざした事業を展開した。設立時は小規模な工場からスタートしたが、後に生産設備を拡充していく。
双葉工場新設と内製化による生産力強化
1982年7月、山梨県北巨摩郡双葉町(現・甲斐市)に双葉工場を新設し、本格的な操業を開始。その後1985年8月には貴金属材料の伸線・圧延加工の内製化を目的に機械設備を増設し、100%内製化を実現した。これにより外部依存を減らし、品質とコストの安定化を図った。1988年5月には隣接地に6階建工場を建設し、最新機械設備を導入するとともに、本社機能の一部を移管して製販一体化を推進した。
本社移転と店頭公開による成長資金の確保
1990年6月、本社を山梨県北巨摩郡双葉町(現・甲斐市)へ移転し、生産拠点と経営機能を一体化させた。1995年10月には日本証券業協会に株式を店頭登録(現・ジャスダック)し、資金調達の多様化と知名度向上を図った。1999年4月には2代目社長に深沢栄二が就任し、創業者の深沢信夫は会長に。経営基盤の強化と営業戦略の展開を目指す体制へと移行した。
ジャスダック上場と社名変更を経た新時代
2004年10月、店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場した。2017年8月には社名を株式会社光・彩に改称。2022年4月の東証市場区分見直しにより、JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行した。2024年5月には名古屋証券取引所メイン市場へ重複上場し、投資家へのアクセスを拡大した。
年表11件を開く
1960年代
- 1967年4月創業貴金属装身具の製造及び販売を目的として、山梨県甲府市和田町(現・山梨県甲府市緑が丘)に株式会社光彩工芸を設立
1980年代
- 1982年7月山梨県北巨摩郡双葉町(現・山梨県甲斐市)に双葉工場を新設、併せて生産設備を新設し本格的な操業を開始
- 1985年8月貴金属材料の伸線、圧延加工の内製化を目的に、機械設備を増設する。これにより100%内製化を実現
- 1988年5月業容の拡大に対応し、双葉工場隣接敷地内に6階建工場を建設し、最新機械設備を導入、併せて製・販一体化を目的として、本社機能の一部を移管
1990年代
- 1990年6月本社を山梨県北巨摩郡双葉町(現・山梨県甲斐市)へ移転
- 1995年10月日本証券業協会に株式を店頭登録
- 1999年4月創業経営基盤強化と将来の営業戦略展開に向け、2代目社長に深沢栄二が就任し、創業者である深沢信夫は会長に就任
2000年代
- 2004年10月上場日本証券業協会へ店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所(現東京証券取引所スタンダード市場)に株式を上場
2010年代
- 2017年8月社名を株式会社光・彩に改称
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行
- 2024年5月上場名古屋証券取引所メイン市場へ重複上場
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
特許ピアスパーツで標準化を目指す
ジュエリーパーツ、特にピアスパーツの特許商品を中心に、全てのファッションジュエリーの標準パーツとなることを目指す。
- 02
鍛造技術特化のブライダルブランド確立
当社独自の鍛造技術に特化したブライダル商品で、世界的に認められるジュエリーブランドを目指す。
- 03
研究開発と設備投資による競争力強化
継続的な研究開発と設備投資により、安定した品質・量・コスト競争力を備えた商品を提供し、独自技術を活かした機能性商品の企画開発と生産性向上による原価低減を図る。
- 04
サステナブルなものづくりへの取り組み
軽量化・高強度で資産性・機能性の高い製品、金属アレルギー対応素材の開発、女性活躍やアレルギー配慮製品、J-クレジット参加や再生可能エネルギー活用、ジュエリーの循環エコシステム構築など、人と地球環境に配慮した事業運営を推進する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で97人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は444万円で、9期前と比べて+4.8%。平均年齢は34.0歳、平均勤続年数は6.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | — | — | — | 28 | — |
| 2018年1月 | — | — | — | 38 | — |
| 2019年1月 | — | — | — | 50 | — |
| 2020年1月 | 423 | 35.0 | 5.0 | 57 | — |
| 2021年1月 | 403 | 34.0 | 5.0 | 68 | — |
| 2022年1月 | 408 | 33.0 | 5.0 | 69 | — |
| 2023年1月 | 404 | 34.0 | 5.0 | 73 | — |
| 2024年1月 | 413 | 34.0 | 6.0 | 82 | — |
| 2025年1月 | 449 | 34.0 | 6.0 | 89 | 112 |
| 2026年1月 | 444 | 34.0 | 6.0 | 97 | 206 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。
- 国内㈱エスティオ山梨県甲斐市 · その他の関係会社議決権54.5%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は42億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2027年1月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 50億円 | 42億円 |
| 営業利益 | 4億円 | 2億円 |
| 純利益 | 3億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は16億円、営業利益は4億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+60.0%、営業利益は+300.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 9 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 9 | 1 | 11.1 | 1 |
| 2024年4Q | 9 | — | — | 0 |
| 2025年1Q | 10 | 1 | 10.0 | 0 |
| 2025年2Q | 11 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2025年4Q | 18 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2026年2Q | 21 | 1 | 4.8 | 1 |
| 2026年4Q | 21 | 1 | 4.8 | 0 |
| 2027年1Q | 16 | 4 | 25.0 | 3 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年1月期からの14期で、売上は23億円から42億円へ1.8倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 23 | — | 0 | — | 0 |
| 2014年1月 | 27 | — | 0 | — | 0 |
| 2015年1月 | 28 | — | 0 | — | −1 |
| 2016年1月 | 26 | — | −1 | — | −2 |
| 2017年1月 | 20 | — | 1 | — | 1 |
| 2018年1月 | 21 | — | 1 | — | 0 |
| 2019年1月 | 24 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年1月 | 27 | — | 1 | — | 1 |
| 2021年1月 | 21 | — | 0 | — | 0 |
| 2022年1月 | 30 | — | 0 | — | 0 |
| 2023年1月 | 34 | — | 0 | — | 0 |
| 名古屋証券取引所メイン市場へ重複上場 | |||||
| 2024年1月 | 35 | — | 1 | — | 1 |
| 2025年1月 | 39 | 1 | 1 | 2.6 | 1 |
| 2026年1月 | 42 | 2 | 2 | 4.8 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高42億円のうち、営業利益として残るのは2億円で4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の2.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.0%34億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金14.3%6億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年1月期は営業CFが−1億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−2億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は5億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 0 | −1 | 0 | −1 | 3 |
| 2014年1月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 |
| 2015年1月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 |
| 2016年1月 | 1 | −1 | 1 | 0 | 5 |
| 2017年1月 | 2 | −1 | −1 | 1 | 5 |
| 2018年1月 | −1 | 0 | −1 | −1 | 4 |
| 2019年1月 | 0 | 0 | −1 | 0 | 3 |
| 2020年1月 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
| 2021年1月 | 1 | 0 | 2 | 1 | 7 |
| 2022年1月 | 0 | −1 | −1 | −1 | 5 |
| 2023年1月 | −3 | 0 | 2 | −3 | 4 |
| 2024年1月 | 1 | 0 | −1 | 1 | 5 |
| 2025年1月 | 1 | −1 | 2 | 0 | 7 |
| 2026年1月 | −1 | −1 | 0 | −2 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年1月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が15億円で、自己資本比率は45.3%(業種中央値59.3%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 19 | 14 | 5 | 74.2 |
| 2014年1月 | 20 | 14 | 6 | 72.2 |
| 2015年1月 | 20 | 13 | 7 | 67.4 |
| 2016年1月 | 19 | 11 | 8 | 60.9 |
| 2017年1月 | 19 | 12 | 7 | 62.8 |
| 2018年1月 | 18 | 11 | 7 | 61.2 |
| 2019年1月 | 19 | 12 | 7 | 63.7 |
| 2020年1月 | 21 | 13 | 8 | 60.4 |
| 2021年1月 | 24 | 13 | 11 | 52.9 |
| 2022年1月 | 25 | 13 | 12 | 52.1 |
| 2023年1月 | 26 | 13 | 13 | 49.8 |
| 2024年1月 | 28 | 14 | 14 | 50.6 |
| 2025年1月 | 30 | 15 | 16 | 48.4 |
| 2026年1月 | 34 | 15 | 19 | 45.3 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で104社中31位あたり、逆に低いのは自己資本比率で104社中84位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,460で、1年前と比べて+24.8%。過去52週の値幅のなかでは59%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 19.8倍 |
| PER (会社予想) | 8.4倍 |
| PBR | 1.93倍 |
| 配当利回り | 2.05% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1,366円で、前日比+5.48%と上昇。25日移動平均線1,346円を上回り、75日線1,230円も上回る。1年では+6.9%と堅調。8月21日の出来高は3,000株と低調だが、値上がり。52週高値1,893円からは27.9%下落しているが、52週安値841円からは+62%と上昇している。RSIは52.2と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 45/100)。
PER 17.9倍は業界平均18.2倍とほぼ同水準で、PBR 1.75倍は平均1.36倍を上回るが、ROE 7.4%と低めであり割高感を緩和。配当利回り2.27%は平均2.96%を下回るが、配当性向40.7%は安定感あり。収益は増収だが営業利益率が低く、今期予想PER 7.6倍と改善期待も織り込まれている。総合的にほぼ妥当な水準と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 19.8倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 8.4倍 | — |
| PBR | 1.93倍 | 1.38倍 |
| ROE | 7.4% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
少子化で婚礼市場が縮む中、葬祭部門の伸びで補えるかが焦点。強気派は高齢化を追い風に葬祭関連の安定収入を評価。弱気派は婚礼需要の長期減少が利益を圧迫すると見る。業績は小幅改善傾向だが、成長鈍化リスクがある。
- 葬祭需要の安定成長
高齢化進展で葬祭関連売上は底堅く推移。
- カタログギフトの根強い人気
ギフト需要は景気に左右されにくい特性がある。
- 収益改善の兆し
2025/1期は営業利益率2.56%へ改善。
- 営業利益倍増と利益率向上2026年1月期影響中
営業利益がFY25の1億円からFY26の2億円へ倍増、利益率2.56%→4.76%
- 売上高の着実な成長2027年1月期影響中
売上高がFY24の35億円からFY26の42億円へ累計20%増、拡大トレンド
- 今期予想PER7.6倍の割安感2027年1月期影響強
PER17.9倍から今期予想7.6倍へ大幅低下、業績拡大でバリュエーション改善
- ROE7.4%と安定した資本収益性継続影響弱
ROE7.4%は安定的、資本コストを上回り株主価値創造できている
- 婚礼市場の縮小
少子化で婚礼件数が減り、関連売上は減少傾向。
- 規模の小ささ
売上高39億円と小型で、急成長は期待しにくい。
- 競争激化
カタログギフト市場は競合が多く、価格競争に晒されやすい。
- 低い時価総額による流動性リスク継続影響弱
時価総額21億円と極小、外国人保有3.4%で需給変動リスク
- 純利益横ばいで成長鈍化懸念2026年1月期影響中
純利益がFY25・FY26とも1億円で横ばい、営業利益増が利益率向上に寄与せず
- PER17.9倍は割高感現在影響弱
前期PER17.9倍に対し今期予想7.6倍、市場の成長期待が剥落すれば調整リスク
- 少ない事業セグメント集中リスク不定影響中
売上高40億円規模で特定顧客や製品に依存、需要変動で業績不安定
- 葬祭関連売上高
- 高齢化追風を確認する重要なセグメント。
- 営業利益率
- 収益改善トレンドが継続するか。
- 婚礼関連売上高
- 減少ペースが加速していないか確認。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+20.0%。いまの株価に対する利回りは2.05%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 10 | — | 29.4 |
| 2018年1月 | 10 | 0.0 | — |
| 2019年1月 | 10 | 0.0 | 17.4 |
| 2020年1月 | 11 | 12.5 | 19.1 |
| 2021年1月 | 10 | −11.1 | 61.1 |
| 2022年1月 | 10 | 0.0 | 49.8 |
| 2023年1月 | 10 | 0.0 | 53.9 |
| 2024年1月 | 13 | 25.0 | 20.3 |
| 2025年1月 | 25 | 100.0 | 42.3 |
| 2026年1月 | 30 | 20.0 | 40.7 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ726人。区分でいちばん多いのは事業法人で54.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が54.8%を占め、残る45.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 53.7 | 54.2 | 53.7 | 53.2 | 53.7 | 54.1 |
| 個人・その他 | 44.0 | 42.2 | 38.1 | 38.9 | 41.7 | 39.4 |
| 自己株式 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 | 5.5 |
| 外国法人 | 0.1 | 0.1 | 2.4 | 0.7 | 0.1 | 3.0 |
| 証券会社 | 0.5 | 0.6 | 3.6 | 4.8 | 3.5 | 2.4 |
| 金融機関 | 1.7 | 2.9 | 1.9 | 2.0 | 0.6 | 0.7 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.3 | 0.4 | 0.4 | 0.4 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社エスティオ | 51.44 |
| 02 | 深沢 栄二 | 6.37 |
| 03 | ABNAMROCLEARING BANKN.V.,SINGAPORE BRANCH(常任代理人 エービーエヌ・アムロ・クリアリング証券株式会社) | 2.72 |
| 04 | 西田 一見 | 2.37 |
| 05 | 林 泰男 | 1.21 |
| 06 | 上田八木短資株式会社 | 1.20 |
| 07 | 片山 幸子 | 1.13 |
| 08 | 片山 文雄 | 1.09 |
| 09 | 榮田 有祐 | 0.85 |
| 10 | 株式会社ナガホリ | 0.68 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+3052%、1株純資産は14期で+172%。直近期のROEは7.4%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 2 | 380 | 0.6 | 68.7 | 25.6 |
| 2014年1月 | 2 | 381 | 0.3 | 92.0 | 32.1 |
| 2015年1月 | −18 | 358 | −4.8 | — | — |
| 2016年1月 | −52 | 302 | −15.7 | — | — |
| 2017年1月 | 136 | 3,118 | 4.4 | 17.8 | 29.4 |
| 2018年1月 | −100 | 2,985 | −3.3 | — | — |
| 2019年1月 | 230 | 3,168 | 7.5 | 9.8 | 17.4 |
| 2020年1月 | 118 | 1,681 | 7.2 | 13.9 | 19.1 |
| 2021年1月 | 16 | 844 | 1.9 | 36.7 | 61.1 |
| 2022年1月 | 20 | 855 | 2.4 | 29.7 | 49.8 |
| 2023年1月 | 19 | 869 | 2.2 | 59.4 | 53.9 |
| 2024年1月 | 61 | 930 | 6.8 | 21.5 | 20.3 |
| 2025年1月 | 59 | 973 | 6.2 | 17.9 | 42.3 |
| 2026年1月 | 74 | 1,034 | 7.4 | 13.2 | 40.7 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
5名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/1期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約16倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 深沢栄二 | 代表取締役 社長 | 61 | 100,000 |
| 加藤雄一 | 取締役 | 76 | — |
| 鈴木真 | 取締役(監査等 委員) | 64 | — |
| 金井公克 | 取締役(監査等 委員) | 79 | — |
| 柴山聡 | 取締役(監査等 委員) | 59 | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 賞与百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 1 | 60 | 10 | 1 | 71 | 71 |
| 社外取締役 | 4 | 7 | — | 1 | 9 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容323字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,713字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,018字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,363字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第59期(2025/02/01-2026/01/31)2026-04-22
- 半期報告書半期報告書-第59期(2025/02/01-2026/01/31)2025-09-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第58期(2024/02/01-2025/01/31)2025-04-23
- 半期報告書半期報告書-第58期(2024/02/01-2025/01/31)2024-09-09
- 四半期報告書四半期報告書-第58期第1四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第57期(2023/02/01-2024/01/31)2024-04-24
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第3四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-11
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-11
- 四半期報告書四半期報告書-第57期第1四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第56期(2022/02/01-2023/01/31)2023-04-24
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第3四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-12
- 四半期報告書四半期報告書-第56期第2四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-12
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