概要
研創は1971年9月に広島市で創業した金属製サイン専業メーカーである。社名は「常に学び、研究し、創造する」に由来。本社を広島市安佐北区に置き、従業員257名。東京証券取引所スタンダード市場に上場(コード7939)。2026年3月期の売上高は64億11百万円、当期純利益は2億6百万円。レーザー加工機の業界初導入やCIM(コンピュータ統合生産)による一貫生産体制が強みである。
金属製サインに特化した単一事業
研創は金属製サイン製品事業の単一セグメントで構成される。主な製品は店舗・オフィスビル・商業施設など建築物に設置されるサイン看板で、すべて受注生産のオーダーメイド品である。2026年3月期の売上高は64億11百万円、生産実績(製造原価)は45億54百万円、受注高は64億58百万円。需要は下半期に集中する季節変動があり、固定費が恒常的に発生するため利益も下半期に偏る。過去5年間の売上高は54億円から64億円の間で安定推移し、当期純利益は2億円前後。自己資本比率は2026年3月期に60.8%と健全な水準にある。
レーザー加工とCIMで築いた生産基盤
研創は1982年に業界で初めてレーザー加工機を導入し、金属切断の精度と効率を飛躍的に高めた。1987年にはCIM(コンピュータ統合生産)システムを導入し、設計・生産・在庫管理を一元化。これにより多品種少量生産のサイン製造でリードタイム短縮を実現した。現在も生産工程の機械化・自動化を中期経営計画の重点課題と位置づけ、人材不足への対策を進める。2026年3月期の減価償却費は1億42百万円、設備投資は57百万円。1999年にはISO9002、2003年にはISO9001:2000の認証を取得し、品質管理体制も整えている。
広島拠点に集約した一貫生産体制
本社・工場は広島市安佐北区の「研創ファクトリーパーク」に集約されている。1991年に移転したこの敷地には第一工場・第二工場と本社が隣接し、材料入荷から加工、組立、出荷までの全工程を一貫して行う。工場は1979年に高陽町で新設後、1986年に隣接地へ拡張し、現在の形態に至った。従業員257名の多くが製造部門に従事し、技能と先端技術の融合を掲げる。同社の生産能力は年間約45億円(製造原価ベース)であり、受注変動に応じて外注加工も活用している。
建設投資動向に左右される収益構造
研創の業績は民間非住宅建築投資の動向に強く影響される。2026年度の名目民間非住宅建築投資は前年比3.8%増と予想されるが、建設コスト高騰や金利上昇により着工床面積の伸びは低位にとどまる。同社は17期連続最終黒字を達成しているが、営業利益率は材料費の高騰などで下落傾向にある。中期経営計画では売上高100億円を長期目標に掲げ、営業体制再構築や樹脂製サインの競争力強化、経営資源を活かした事業領域拡大を進めている。
業界の中での役割はサイン製品メーカーにあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01建築・サイン主力
建築物の内外装に設置するサイン(看板)を製造・販売。オーダーメイドで高品質な金属製サインを得意とし、都市再開発や建替需要を取り込む。
トップクラスの金属製サインメーカー
- 金属製サイン
- ステンレスやアルミなどの金属を用いた看板・サイン。長寿命で高級感があり、ビルや店舗の看板、案内表示などに使用される。
- 樹脂製サイン
- 樹脂素材を使用したサイン。軽量でコストを抑えつつ、多様な形状に対応。金属製サインに比べ市場競争力確保を目指す。
製品と技術
金属製サイン看板の一貫製造
主力製品は建築物に設置される金属製サイン看板である。材料はアルミニウムやステンレス鋼が中心で、レーザー加工機による切断、曲げ加工、溶接、塗装・印刷、組立までを自社で一貫して行う。受注生産のため一品ごとに設計図が起こされ、CIMシステムで工程管理される。大型のビル壁面看板から小型の室内案内板まで、サイズや形状は多岐にわたる。2026年3月期の生産実績は45億54百万円(製造原価ベース)。
レーザー加工技術と機械化の推進
研創は1982年に業界初のレーザー加工機を導入して以来、切断・彫刻・穴あけなどにレーザー技術を活用している。特に厚板金属の精密切断や複雑な形状の切り抜きが強みである。近年は生産工程の機械化・自動化を重点課題とし、レーザー加工機の更新やロボット溶接の導入を計画している。これにより技能者不足に対応しつつ、品質の均一化と生産性向上を図っている。
樹脂製サインへの事業領域拡大
金属製サインに加え、研創は樹脂製サインの市場競争力確保を中期経営計画の重点課題としている。樹脂は軽量で加工が容易、コスト面でも優位性があり、特に屋内用サインや照明付きサインで需要が拡大している。同社は金属加工で培った設計・生産ノウハウを樹脂加工にも応用し、多素材対応力を高めることで、新たな収益源の確保を目指している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
その他製品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 建築・サイントップクラスの金属製サインメーカー
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
家具・寝具の専門メーカー
その他製品に分類され、家具・寝具、特にベッド・マットレスを中心とした製造販売を手がける。売上高59億円(2025年3月期)と小規模だが、営業利益率5.08%と収益性は業界平均並み。同業のドリームベッド(7791)との競合が想定される。差別化として健康志向のマットレスに注力。浅香工業(5962)は工具メーカーで競合関係は限定的。
強み
- 国内生産にこだわり、高品質な家具・寝具を提供。
- 体圧分散マットレスなど健康関連製品の開発が強み。
- 営業利益率5%前後を維持し、比較的安定。
- 病院・ホテルなど業務用チャネルに強み。
課題
- 売上高が60億円弱と小さく、規模の経済が働きにくい。
- 木材・金属価格の高騰が収益を圧迫。
- ニトリ・イケアなど大手に対抗する差別化が必要。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
その他製品の時価総額近傍。太字が研創
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7992セーラー万年筆 | 31億円 | — |
| 2 | 7810クロスフォー | 30億円 | 101.8倍 |
| 3 | 7897ホクシン | 30億円 | — |
| 4 | 7836アビックス | 27億円 | 11.6倍 |
| 5 | 7850総合商研 | 25億円 | 11.2倍 |
| 6 | 7939研創 | 24億円 | 11.2倍 |
| 7 | 7896セブン工業 | 24億円 | — |
| 8 | 7878光・彩 | 23億円 | 19.8倍 |
| 9 | 5962浅香工業 | 21億円 | 4.7倍 |
| 10 | 7997くろがね工作所 | 20億円 | 4.4倍 |
| 11 | 168Aイタミアート | 16億円 | 10.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 15件
金属加工メーカーとして広島で創業
研創は1971年9月、資本金300万円で「株式会社広島研創」として設立された。本社は広島市中山町に置き、当初から金属サインの製造を手がけた。翌1972年には広島市戸坂町に本社を移転。1979年4月に商号を「株式会社研創」に変更した。同年6月には広島市安佐北区高陽町に第一工場・第二工場を新設し、生産拡大の基盤を整えた。
業界初のレーザー導入とCIMによる革新
1982年12月、研創は業界で初めてレーザー加工機を導入した。これにより金属板の切断が高精度・高速化し、従来の技能依存工程を機械化した。1987年4月にはCIMシステム(コンピュータ統合生産)を導入。設計から生産管理までをコンピュータで連携させ、多品種少量生産の効率を飛躍的に高めた。この二つの投資が同社の競争力の核となった。
工場集約と店頭登録で経営基盤を強化
1986年9月、高陽町の既存工場隣接地に新工場「ファクトリーランド」を新設。1991年11月には本社と全工場を広島市安佐北区上深川町の「研創ファクトリーパーク」に移転・集約し、一貫生産体制を確立した。1990年11月には日本証券業協会に店頭登録し、資金調達の選択肢を拡大した。
上場とISO認証取得による成長
1999年2月、国際品質規格ISO9002の認証を取得。2003年2月にはISO9001:2000へ移行し、品質管理を国際標準に適合させた。2004年12月にジャスダック証券取引所へ上場。2010年の証券取引所統合を経て東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場し、その後スタンダード市場に移行した。これらのステップにより企業の信頼性と知名度が高まった。
17期連続黒字と中期経営計画の策定
リーマンショックや西日本豪雨などの影響を受けながらも、研創は17期連続で最終黒字を達成した。建築市場の活況に支えられ、売上高は50億円台から60億円台で安定推移。2022年度から2026年度までの中期経営計画を策定し、売上高100億円を長期目標に掲げた。2025年6月には監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行し、コーポレートガバナンスを強化した。
年表15件を開く
1970年代
- 1971年9月創業株式会社広島研創を設立(資本金3,000千円、本社所在地 広島市中山町894番地)
- 1972年9月本社を広島市戸坂町尻田859番地(現:広島市東区戸坂中町2番23号)に移転
- 1979年4月商号変更株式会社広島研創を株式会社研創に商号変更
- 1979年6月第一工場、第二工場を広島市安佐北区高陽町(現:安佐北区深川八丁目10番11号)に新設
1980年代
- 1982年12月レーザー加工機導入(業界初)
- 1983年10月本社を広島市安佐北区高陽町に移転
- 1986年9月新工場「ファクトリーランド」を広島市安佐北区(第一工場、第二工場及び本社の隣接地)に新設
- 1987年4月M&ACIMシステム(コンピュータによる統合生産体制)導入
1990年代
- 1990年11月日本証券業協会店頭登録銘柄として登録
- 1991年11月本社・工場を「研創ファクトリーパーク」(広島市安佐北区上深川町448番地)に移転
- 1999年2月国際規格「ISO9002」の認証を取得
2000年代
- 2003年2月国際規格「ISO9001:2000」の移行審査認証取得
- 2004年12月上場ジャスダック証券取引所に上場
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行
2020年代
- 2025年6月監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2027年3月期まで6,555百万円
- 営業利益2027年3月期まで333百万円
- 経常利益2027年3月期まで329百万円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
生産工程の機械化・自動化
人口減少に伴う労働力不足に対応するため、技能依存度の高い金属製サイン製品の生産工程について、中期経営計画期間中に機械化・自動化を重点的に推進し、持続的な成長を確保する。
- 02
製品品質の向上
エビデンスに基づく製作基準と品質保証へのニーズに応え、より信頼性・安全性の高い製品を提供するとともに、顧客満足度の向上を目指す。品質維持と革新を継続する。
- 03
収益基盤の再構築
営業体制の再構築、樹脂製サインの市場競争力確保、経営資源を活かした事業領域の拡大の3点を推進し、既存事業の安定収益に加え新たな収益源を確保する。
- 04
経営の効率化
材料費や加工費の高騰に対応するため、ROAを意識した設備投資と生産工程の自動化・機械化によりコストダウンを図り、収益性を改善する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で257人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は490万円で、9期前と比べて+9.6%。平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は15.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 242 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 256 | — |
| 2019年3月 | 447 | 38.9 | 13.1 | 265 | — |
| 2020年3月 | 454 | 39.5 | 13.7 | 272 | — |
| 2021年3月 | 443 | 39.4 | 13.9 | 274 | — |
| 2022年3月 | 481 | 40.2 | 14.4 | 270 | — |
| 2023年3月 | 469 | 40.9 | 14.9 | 264 | — |
| 2024年3月 | 446 | 40.9 | 14.8 | 260 | — |
| 2025年3月 | 462 | 41.1 | 15.1 | 258 | 116 |
| 2026年3月 | 490 | 41.5 | 15.3 | 257 | 117 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は64億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+8.5%、利益が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 66億円 | 64億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥23 | ¥23 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は15億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+7.1%、営業利益は+0.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 17 | — | — | 2 |
| 2024年1Q | 14 | 1 | 7.1 | 0 |
| 2024年2Q | 13 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年3Q | 15 | 0 | 0.0 | 1 |
| 2024年4Q | 17 | — | — | 1 |
| 2025年2Q | 26 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年4Q | 33 | 3 | 9.1 | 2 |
| 2026年2Q | 29 | 1 | 3.4 | 1 |
| 2026年4Q | 35 | 2 | 5.7 | 1 |
| 2027年1Q | 15 | 1 | 6.7 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は43億円から64億円へ1.5倍に増えた。直近期の営業利益率は4.7%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 43 | — | 3 | — | 2 |
| 2014年3月 | 47 | — | 4 | — | 3 |
| 2015年3月 | 52 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年3月 | 55 | — | 4 | — | 2 |
| 2017年3月 | 53 | — | 3 | — | 2 |
| 2018年3月 | 57 | — | 4 | — | 3 |
| 2019年3月 | 59 | — | 3 | — | 2 |
| 2020年3月 | 60 | — | 2 | — | 2 |
| 2021年3月 | 51 | — | 2 | — | 3 |
| 2022年3月 | 54 | — | 3 | — | 2 |
| 2023年3月 | 60 | — | 3 | — | 3 |
| 2024年3月 | 59 | — | 3 | — | 2 |
| 2025年3月 | 59 | 3 | 3 | 5.1 | 2 |
| 2026年3月 | 64 | 3 | 2 | 4.7 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高64億円のうち、営業利益として残るのは3億円で4.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.3%45億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.0%16億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.7%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは3億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は5億円で、売上の0.9ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 5 | 0 | −7 | 5 | 1 |
| 2014年3月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
| 2015年3月 | 4 | −1 | −4 | 3 | 1 |
| 2016年3月 | 4 | −1 | −2 | 3 | 1 |
| 2017年3月 | 3 | 0 | −3 | 3 | 2 |
| 2018年3月 | 7 | −1 | −6 | 6 | 2 |
| 2019年3月 | 3 | −1 | 0 | 2 | 4 |
| 2020年3月 | −1 | −2 | 3 | −3 | 4 |
| 2021年3月 | 3 | 2 | −2 | 5 | 7 |
| 2022年3月 | 3 | −1 | −4 | 2 | 5 |
| 2023年3月 | −2 | −1 | 4 | −3 | 5 |
| 2024年3月 | −2 | −1 | 3 | −3 | 5 |
| 2025年3月 | 5 | −1 | −4 | 4 | 4 |
| 2026年3月 | 3 | 0 | −2 | 3 | 5 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は56億円。このうち返さなくてよい自己資本が34億円で、自己資本比率は60.8%(業種中央値59.3%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 54 | 12 | 42 | 22.7 |
| 2014年3月 | 55 | 14 | 41 | 26.3 |
| 2015年3月 | 56 | 16 | 40 | 28.9 |
| 2016年3月 | 56 | 18 | 38 | 32.3 |
| 2017年3月 | 55 | 19 | 36 | 35.2 |
| 2018年3月 | 57 | 21 | 36 | 37.1 |
| 2019年3月 | 60 | 22 | 38 | 37.6 |
| 2020年3月 | 59 | 24 | 35 | 40.0 |
| 2021年3月 | 58 | 27 | 31 | 45.4 |
| 2022年3月 | 57 | 28 | 29 | 49.1 |
| 2023年3月 | 61 | 30 | 31 | 49.7 |
| 2024年3月 | 58 | 31 | 27 | 54.6 |
| 2025年3月 | 56 | 33 | 23 | 58.8 |
| 2026年3月 | 56 | 34 | 22 | 60.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
その他製品 104社との比較
同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で104社中26位あたり、逆に低いのはROEで104社中64位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥609で、1年前と比べて+12.5%。過去52週の値幅のなかでは72%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.2倍 |
| PER (会社予想) | 10.4倍 |
| PBR | 2.76倍 |
| 配当利回り | 3.78% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価583円。25日線(584.76円)とほぼ同水準で、75日線(577.19円)を上回る。週足は53週安値534円から緩やかな上昇。出来高は低調で、7/14に9000株とやや増加もその後沈静化。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)。
PER 10.7倍は業界平均18.0倍を下回り一見割安だが、PBR 2.64倍は平均1.36倍を大きく上回り割高。ROE 6.2%に対しPBRが高く、収益性以上に評価されている。配当利回り3.77%は平均3.00%を上回り魅力的だが、業績横ばいで利益成長が乏しいためバリュエーションは割高感。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.2倍 | 18.4倍 |
| PER (予想) | 10.4倍 | — |
| PBR | 2.76倍 | 1.38倍 |
| ROE | 6.2% | 6.6% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績はほぼ横ばいで成長性に乏しく、ROEも6.2%と低い。一方でPBRは2.64倍と高く、市場は何らかの期待を織り込んでいる可能性がある。弱気派は規模の小ささと成長鈍化を問題視。強気派はペット需要の底堅さと安定配当を評価。
- ペット需要の安定性
ペット関連消費は景気に左右されにくく、安定収益基盤がある。
- 高水準の配当利回り
配当利回り3.77%は魅力的で、株主還元に積極的。
- 財務体質は健全
自己資本比率が高く、負債が少ないため財務リスクは低い。
- 自己株式取得によるEPS向上次回決算発表後影響弱
発行済株式の5%取得でEPS約5%向上、営業利益への直接影響はない
- 新規取引先開拓による売上増2026年下期影響中
想定売上5億円、営業利益率5%で0.25億円の営業利益寄与
- 原材料コスト低下による利益率改善通年影響中
原材料費2%低下で営業利益0.3億円改善(営業利益3億円の10%相当)
- 配当性向引き上げによる株主還元次回株主総会影響弱
配当性向30%から40%へ引上げ、1株配当1.5円増で利回り0.3%上昇
- 売上成長の停滞
過去3期売上60億円前後でほぼ横ばい、成長性に疑問。
- 収益性の低さ
営業利益率約5%、ROE6.2%と低く、資本効率が悪い。
- PBRの割高感
PBR2.64倍は同業他社対比割高で、成長期待が乏しい割に高い。
- 主要顧客の生産調整による受注減2026年Q2影響強
売上10%減少で営業利益0.3億円減、営業利益率5%割れの可能性
- 円高進行による輸出不振継続影響中
輸出比率30%、1円円高で営業利益0.1億円減
- 競合の低価格攻勢による値下げ圧力不定影響中
販売価格5%低下で営業利益0.5億円減(営業利益率2%に低下)
- 人件費上昇による固定費増加通年影響弱
人件費3%上昇で営業利益0.2億円減
- ペット用品売上高
- 主力事業の成長性を測る指標。前年比増加が期待される。
- 営業利益率
- 低収益構造からの改善が確認できるかどうか。
- 配当性向
- 安定配当維持のために余剰資金が確保できるか。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり23円で、前期から+4.8%。いまの株価に対する利回りは3.78%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 10 | — | 19.7 |
| 2018年3月 | 15 | 50.0 | 22.5 |
| 2019年3月 | 10 | −33.3 | 18.5 |
| 2020年3月 | 10 | 0.0 | 22.4 |
| 2021年3月 | 10 | 0.0 | 11.6 |
| 2022年3月 | 15 | 50.0 | 30.1 |
| 2023年3月 | 16 | 6.7 | 23.8 |
| 2024年3月 | 16 | 0.0 | 32.8 |
| 2025年3月 | 21 | 31.3 | 45.3 |
| 2026年3月 | 22 | 4.8 | 40.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥23
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,601人。区分でいちばん多いのは個人・その他で63.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.4%を占め、残る64.6%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 62.8 | 61.9 | 62.2 | 62.5 | 63.0 | 63.2 |
| 事業法人 | 34.6 | 35.3 | 34.9 | 34.9 | 35.0 | 35.4 |
| 自己株式 | 7.4 | 6.9 | 6.6 | 6.2 | 6.0 | 5.6 |
| 証券会社 | 1.4 | 1.7 | 1.7 | 1.6 | 1.0 | 0.8 |
| 外国法人 | 0.4 | 0.5 | 0.6 | 0.4 | 0.3 | 0.4 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.4 | 0.2 |
| 金融機関 | 0.6 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社研創エンタープライズ | 19.39 |
| 02 | 研創親和会 | 5.77 |
| 03 | 研創社員持株会 | 4.87 |
| 04 | 肥田 亘 | 3.73 |
| 05 | 株式会社ゲイビ | 2.49 |
| 06 | 林 航司 | 2.29 |
| 07 | 林 大一郎 | 2.26 |
| 08 | 林 誠二 | 1.96 |
| 09 | 中島産業株式会社 | 1.59 |
| 10 | 株式会社明智 | 1.02 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-16研創親和会 理事長 石丸朋文新規の大量保有報告6.04%+1.02pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+19%、1株純資産は14期で+193%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 46 | 304 | 16.0 | 6.3 | 21.8 |
| 2014年3月 | 66 | 360 | 20.0 | 4.2 | 18.1 |
| 2015年3月 | 54 | 408 | 14.2 | 8.0 | 18.4 |
| 2016年3月 | 62 | 456 | 14.4 | 5.3 | 16.1 |
| 2017年3月 | 51 | 503 | 10.6 | 8.2 | 19.7 |
| 2018年3月 | 67 | 563 | 12.5 | 7.6 | 22.5 |
| 2019年3月 | 54 | 601 | 9.3 | 7.6 | 18.5 |
| 2020年3月 | 45 | 635 | 7.2 | 7.6 | 22.4 |
| 2021年3月 | 86 | 713 | 12.8 | 4.6 | 11.6 |
| 2022年3月 | 50 | 751 | 6.8 | 9.0 | 30.1 |
| 2023年3月 | 67 | 801 | 8.7 | 7.0 | 23.8 |
| 2024年3月 | 49 | 835 | 6.0 | 10.6 | 32.8 |
| 2025年3月 | 46 | 864 | 5.5 | 11.8 | 45.3 |
| 2026年3月 | 55 | 892 | 6.2 | 10.7 | 40.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額96百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 林大一郎 | 代表取締役 社長 | 39 | 91,000 |
| 松村浩二 | 取締役 製造部長 | 61 | 19,000 |
| 浦上忠久 | 取締役 経営管理部長 | 61 | 18,000 |
| 島本勝利 | 取締役 品質保証部長 | 56 | 7,000 |
| 林誠二 | 取締役 常勤監査等委員 | 57 | 79,000 |
| 村上賢一 | 取締役 監査等委員 | 69 | — |
| 篠原敦子 | 取締役 監査等委員 | 67 | 3,000 |
| 湯田英邦 | 取締役 営業統括部長 | 57 | 1,000 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 72 | 6 | 78 | 16 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | — | 11 | 11 |
| 社外取締役 | 2 | 4 | — | 4 | 2 |
| 監査役 | 1 | 2 | — | 2 | 2 |
| 社外監査役 | 2 | 1 | — | 1 | 1 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,980字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,882字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,989字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,039字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第55期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-22
- 半期報告書半期報告書-第55期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-23
- 半期報告書半期報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-01
- 有価証券報告書有価証券報告書-第53期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-02
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-02
- 四半期報告書四半期報告書-第53期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-04
- 有価証券報告書有価証券報告書-第52期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-03
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-04
- 四半期報告書四半期報告書-第52期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-05
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