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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

浅香工業

ASAKA INDUSTRIAL CO.,LTD.5962 · Standard · その他製品

ショベル・スコップ等の生活関連用品と物流機器を手がける。国内シェアで高い地位を持つショベル製造の専業メーカー。

概要

浅香工業は、1893年に日本で初めてショベル・スコップの国産化に成功した老舗工具メーカーである。大阪府堺市に本社を置き、包丁・はさみなどの洋食器も手がけるが、主力はショベル類の自社製造と、アウトドア用品・工事農業用機器・物流機器の販売である。売上高約85億円、従業員142名。伝統的な鍛造技術を強みとする一方、海外廉価品との競合や国内市場の成熟に直面している。

ショベル自社製造と物流機器販売の二本柱

浅香工業の事業は、生活関連用品と物流機器の二つのセグメントで構成される。生活関連用品は、自社で製造するショベル・スコップ類と、仕入商品であるアウトドア用品(園芸用具)や工事・農業用機器(土木建築用機器、農具、木工製品)からなる。物流機器は、電動移動棚、回転ラック、重・中・軽量ラック、搬送用具、店舗什器を仕入れて販売する。2026年3月期の売上高構成は、生活関連用品が5,311百万円(全体の63.5%)、物流機器が3,046百万円(36.5%)である。物流機器の販売は三菱ロジスネクスト株式会社向けが約21%を占め、大口顧客への依存度が高い。

堺工場と子会社国富産業による生産体制

ショベル類の製造は堺市の本社工場で行われ、柄(原材料)や木製品は子会社の国富産業株式会社(宮崎県国富町)が担う。国富産業は1970年に設立され、2005年に株式交換で完全子会社化された。同社はショベル柄のほか、木製工具の製造も手がける。生活関連用品のうちショベル類以外はすべて仕入商品であり、自社製造比率は低い。一方、物流機器は全量が仕入商品で、浅香工業は販売とシステム提案に特化している。このように、製造と販売の分業体制をとることで、在庫リスクを低減しつつ幅広い品揃えを実現している。

国内6拠点と18か国への輸出網

浅香工業の販売網は、関東支店(さいたま市)、名古屋支店、福岡支店、北海道支店の4支店と、本社直販体制で構成される。かつては仙台営業所や神奈川営業所も存在したが、2008年と2015年に閉鎖され、関東支店に統合された。海外については、アメリカ・中東を中心に欧州各国、オーストラリア、韓国、台湾など世界18か国へ輸出している。特にドイツ・イギリス向けの売上拡大を目指し、現地仕様に合わせた商品開発を進めている。輸出比率は開示されていないが、海外事業の強化が経営課題の一つに挙げられている。

変わりゆく市場と対処すべき課題

主力のショベル・スコップ市場では、海外からの廉価品との競合が激化しており、価格競争にさらされている。これに対し、浅香工業は品質第一主義を掲げ、ユーザー志向の製品開発と生産設備の刷新・改修による効率化を図っている。また、少子高齢化を見据えた軽量・軽労化製品の開発や、EC事業の強化に取り組む。物流機器事業では、新規販路の開拓と既存顧客へのサービス強化が課題である。2026年3月期の営業利益は311百万円(売上高営業利益率3.7%)、ROEは9.3%と改善傾向にあるが、業界の成熟化や価格競争への対応は依然として継続的な課題である。

業界の中での役割は生活関連用品(ショベル等)と物流機器の供給者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
84億円
営業利益
3億円
営業利益率
3.6%
純利益
4億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01生活関連用品主力

ショベル・スコップ・スペード等の製造販売を主力とし、園芸用具などのアウトドア用品、土木・建築工事用機器や農具などの工事・農業用機器を販売。ショベル類は自社製造で、それ以外は仕入商品。子会社がショベル柄等の原材料を製造。

主な製品・サービス3
ショベル類(ショベル、スコップ、スペード)
建設・農業・園芸などで使用する掘削・運搬用途の手道具。自社製造。
アウトドア用品類(園芸用具)
園芸用のスコップ、くわ、移植ごて等の用品。仕入商品。
工事・農業用機器類(土木・建築工事用機器、農具、木工製品)
土木・建築現場で使う工具、農業用の農具、木工製品を扱う。子会社製造品を除き仕入商品。

02物流機器準主力

物流倉庫や工場向けに、電動移動棚、回転ラック、各種ラック、搬送用具、店舗什器等の物流機器を仕入れて販売。

主な製品・サービス5
電動移動棚
電動で移動する省スペース型の収納棚。資料室や倉庫の収納効率を向上させる。
回転ラック
回転式の収納ラック。部品や書類の取り出しを容易にする。
重・中・軽量ラック
重量物から軽量物まで対応する棚。倉庫の保管効率を高める。
搬送用具
台車やコンベヤなど、物品を移動させるための機器。
店舗什器
小売店舗向けの陳列棚や展示什器。

製品と技術

国産ショベル・スコップの伝統と現代的改良

浅香工業の象徴的な製品がショベル(シャベル)とスコップである。1893年の国産化以来、堺の鍛造技術を活かし、プロ向けから家庭用まで幅広いラインアップを持つ。代表的製品として「象印」ブランドのショベルがあり、農業・建設・除雪など用途に応じた形状やサイズを揃える。近年は少子高齢化に対応した軽量モデルや、特殊用途向けの機能性製品の開発に注力する。生産は堺工場で行われ、柄は子会社国富産業が供給する。海外廉価品との競合が厳しい中、品質と耐久性で差別化を図っている。

メカトロ技術を活用した物流機器システム

1982年に開発した重量用回転ラックを皮切りに、浅香工業は物流システム事業を拡大してきた。主力製品は電動移動棚(モバイルラック)、回転ラック、各種重量ラック、搬送用具、店舗什器である。これらはメカトロ技術を組み合わせ、倉庫や工場の効率的な保管・搬送を実現する。特に電動移動棚は、エレクトロニクス制御で棚を移動させ、通路を削減して収容効率を高めるシステムである。顧客は物流センターや工場、小売店舗で、三菱ロジスネクスト向けの販売が売上の約2割を占める。

アウトドア・園芸用品の品揃えと仕入販売

生活関連用品のうち、自社製造のショベル類以外は、アウトドア用品(園芸用具)や工事・農業用機器(農具、木工製品、土木建築用機器)を仕入れて販売している。これらはホームセンターや専門店向けに供給され、ブランド品を含む幅広い品揃えが特徴である。特に園芸用のスコップや剪定ばさみ、除雪用具などが中心で、季節需要に応じた販売を行う。仕入商品のため収益率は低いが、ショベル類と組み合わせたワンストップ販売により、顧客との接点を広げている。EC事業の強化も進めており、自社サイトや外部プラットフォームでの販売を拡大している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

工具・金物で国内ニッチ、低成長

浅香工業は作業工具・金物を製造・販売。売上高は約84億円、営業利益率3.57%と低成長ながら安定。同業の三井松島ホールディングスは資源・不動産で高収益、ドリームベッドはベッドでシェアを持つが、同社は工具市場で独自のポジション。需要が安定しているが、市場自体が成熟しており成長余地は小さい。

強み

  • 特定工具分野での技術・品質に強み。
  • 売上高は84億円前後で推移し、大きな変動なし。
  • 営業利益率3.57%と黒字を継続。
  • プロユース向けで安定した需要を確保。

課題

  • 売上高・利益ともに伸びず、成長性に乏しい。
  • 工具市場全体が成熟し、新規需要の創出困難。
  • 営業利益率3.57%と低く、コスト上昇に脆弱。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字が浅香工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17836アビックス27億円11.6倍
27850総合商研25億円11.2倍
37939研創24億円11.2倍
47896セブン工業24億円
57878光・彩23億円19.8倍
65962浅香工業21億円4.7倍
77997くろがね工作所20億円4.4倍
8168Aイタミアート16億円10.4倍
97946光陽社16億円11.7倍
107887南海プライウッド16億円4.2倍
117837アールシーコア15億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 29件

日本初のショベル国産化と象印商標の確立(1893~1931年)

浅香工業の起源は、1893年にわが国で初めてショベル・スコップの生産に成功したことにある。これまで輸入に頼っていた工具を国産化し、企業化を果たした。1897年には商標として「象印」を登録し、現在に至るまで同ブランドの象徴となった。1931年11月には会社組織に改組し、株式会社浅香本店として発足した。この時期、堺の地場産業である刃物製造の技術を応用し、鍛造による高品質なショベルを量産する基盤を築いた。

戦時下の合併と戦災からの復興(1940~1949年)

1940年9月、大阪府堺市三宝地区(現在の海山町)に本社工場と事務所を新設したが、1945年7月の戦災により焼失した。1941年12月には浅香鍛工株式会社を吸収合併し、社名を浅香工業株式会社に改称した。戦後は焼失した工場の再建に着手し、1949年5月に大阪証券取引所に上場した(1963年10月に市場第二部に指定替え)。この上場により資金調達の道が開け、本格的な事業拡大の準備が整った。

工場新設と営業網の拡充(1961~1975年)

1961年4月、堺市海山町に新工場を建設し、生産能力を強化した。同年6月には東京都墨田区に東京営業所(後の関東支店)を開設し、関東地区への販路を拡大した。その後、1972年12月に北海道江別市に北海道営業所、1975年11月に名古屋営業所と福岡営業所を相次いで設置し、全国4拠点体制を整えた。また、1970年には宮崎県国富町に関連会社の国富産業株式会社を設立し、ショベル柄の製造を開始した。同年には堺市に子会社アサカ金商株式会社を設立するなど、グループ組織の拡充を図った。

物流システム事業への参入とメカトロ化(1982~1992年)

1978年にアサカ金商の販売部門を譲り受けた後、1982年にはエレクトロニクスを組み込んだ重量用回転ラックを開発し、物流課を物流システム部(後の物流システム本部)に昇格させた。これにより、従来の工具販売に加えて、電動移動棚や回転ラックなどの物流機器の販売・システム提案事業に本格参入した。1992年1月には堺市に物流機器の多目的施設を新設し、物流機器事業の拠点を強化した。この事業は、その後も安定的な収益源として成長することになる。

子会社の完全子会社化と営業所の再編(2005~2015年)

2005年2月、株式会社伍藤の全株式を取得し完全子会社化(後に神奈川営業所として統合)。同年4月には国富産業株式会社と株式交換を行い、同社を完全子会社とした。9月には伍藤を吸収合併し、神奈川営業所を開設した。しかし、2008年6月には仙台営業所を閉鎖し東京支店に統合、2015年5月には神奈川営業所も閉鎖し、再び東京支店に統合するなど、不採算拠点の整理を進めた。この期間にグループの収益性改善を図るとともに、本業の選択と集中を進めた。

市場区分の移行と現状(2013~2022年)

2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場した。2020年1月には東京支店をさいたま市北区に移転し、関東支店に名称変更した。2022年4月の取引所市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行した。2026年3月期の売上高は8,357百万円、営業利益は311百万円、当期純利益は410百万円と、利益面では改善傾向にある。一方、売上高は横ばいが続き、海外廉価品との競合や国内市場の成熟という構造的な課題に直面している。

年表29件を開く

1890年代

  • 1893年5月わが国で初めてショベル・スコップを生産、企業化。
  • 1897年1月商標として象印を登録。

1930年代

  • 1931年11月創業会社組織に改組、社名を株式会社浅香本店として発足。

1940年代

  • 1940年9月大阪府堺市三宝地区(現在、堺市堺区海山町)に本社工場と事務所を新設。(1945年7月戦災により焼失)
  • 1941年12月M&A浅香鍛工株式会社を吸収合併し、浅香工業株式会社と改称。
  • 1949年5月上場大阪証券取引所(のち、1963年10月市場第二部に指定替)に上場。

1960年代

  • 1961年4月堺市海山町(現在、堺市堺区海山町)に工場を新設。
  • 1961年6月東京都墨田区に東京営業所を新設。(現在、関東支店)その後埼玉県浦和市(現在、さいたま市)に移転。
  • 1963年6月特機課を設置、鋼製型枠等の製造を開始。1972年4月物流課に改称、物流機器類の製造販売を開始、現在の物流システム本部の起源となる。

1970年代

  • 1970年7月宮崎県東諸県郡国富町に関連会社、国富産業株式会社を設立。(現在、子会社)
  • 1970年11月堺市三宝町(現在、堺市堺区三宝町)に子会社、アサカ金商株式会社を設立。
  • 1972年12月北海道江別市に北海道営業所を新設。(現在、北海道支店)
  • 1975年11月愛知県春日井市に名古屋営業所を新設。(現在、名古屋支店)
  • 1975年11月福岡市博多区に福岡営業所を新設。(現在、福岡支店)
  • 1978年2月子会社、アサカ金商株式会社の販売部門を譲受。

1980年代

  • 1982年4月エレクトロニクスを組み込んだ重量用回転ラックを開発し、9月、物流課を物流システム部(現在、物流システム本部)に昇格、メカトロ製品の生産販売体制を整備。
  • 1985年10月堺市海山町(現在、堺市堺区海山町)に本社事務所を新設。
  • 1986年7月堺市海山町(現在、堺市堺区海山町)にショベル工場1棟を新設。
  • 1987年10月子会社、アサカ金商株式会社の営業の全部を譲受、同社は解散。

1990年代

  • 1992年1月堺市海山町(現在、堺市堺区海山町)に物流機器の多目的施設1棟を新設。
  • 1994年4月仙台市宮城野区に仙台営業所を新設。

2000年代

  • 2005年2月M&A株式会社伍藤の株式を全数取得し完全子会社とする。(のち、神奈川営業所)
  • 2005年4月M&A国富産業株式会社と株式交換を行い、同社を完全子会社とする。
  • 2005年9月M&A株式会社伍藤を吸収合併し、神奈川営業所として開設する。
  • 2008年6月M&A仙台営業所を閉鎖し、東京支店に統合する。

2010年代

  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 2015年5月M&A神奈川営業所を閉鎖し、東京支店に統合する。

2020年代

  • 2020年1月東京支店を移転(さいたま市南区から同市北区へ)し、関東支店に名称変更する。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第二部からスタンダード市場に移行。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年3月期まで8,500,000千円
  • 営業利益2026年3月期まで200,000千円
  • 経常利益2026年3月期まで220,000千円
  • 当期純利益2026年3月期まで150,000千円
  • ROE(自己資本利益率)2026年3月期まで3.6%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    営業強化とコスト削減による収益性向上

    営業力の戦力強化による売上拡大とトータルコストの縮小を図り、収益性を高める。

  2. 02

    少子高齢化時代を見据えた製品開発

    ツールの軽量化・軽労化、地域性や特殊用途の機能性を重視した製品開発に取り組む。

  3. 03

    海外事業とEC事業の強化

    特にドイツ・イギリスを中心とした欧州での売上拡大に向け、現地仕様の商品開発を進め、EC事業も強化する。

  4. 04

    生産設備の刷新・改修による生産体制強化

    堺工場において生産設備の刷新・改修を行い、生産効率の向上と経営基盤の安定化を目指す。

  5. 05

    人材育成と内部統制の充実

    安全教育の徹底、モラル向上、コンプライアンス徹底、リスク管理等を含む内部統制の更なる充実に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で142人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は559万円で、9期前と比べて+10.0%平均年齢は47.0歳、平均勤続年数は20.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月151
2018年3月150
2019年3月50844.019.0150
2020年3月50645.019.0147
2021年3月51045.019.0148
2022年3月56145.019.0148
2023年3月53546.019.0148
2024年3月54545.019.0151
2025年3月54446.020.0145207
2026年3月55947.020.0142211

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位6)
北海道支店 — 北海道江別市276百万円
生活関連用品
ショベル工場 — 堺市堺区183百万円
生活関連用品
本社 — 堺市堺区145百万円
生活関連用品 物流機器
関東支店 — さいたま市北区3百万円
生活関連用品 物流機器
福岡支店 — 福岡市博多区3百万円
生活関連用品 物流機器
名古屋支店 — 愛知県春日井市0百万円
生活関連用品 物流機器
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    書架落下防止ベルト供給契約
    法務省 · 2018-03-05
    510万円
  • 調達
    平成29年度落下防止ベルト納入及び取付作業請負契約
    法務省 · 2017-09-28
    287万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は84億円営業利益3億円前期と比べると増収増益で、売上が+0.0%、利益が+0.0%。

売上高
+0.0%
84億円
営業利益
+0.0%
3億円
純利益
+100.0%
4億円
営業利益率
3.6%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高84億円84億円
営業利益2億円3億円
純利益2億円4億円
1株あたり配当¥50¥50

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は24億円、営業利益は2億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+9.1%、営業利益は+100.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q170
2024年1Q2214.51
2024年2Q2314.31
2024年3Q2314.31
2024年4Q180
2025年2Q4636.52
2025年4Q3800.00
2026年2Q4312.31
2026年4Q4124.93
2027年1Q2428.31

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は83億円から84億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は3.6%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。
2013年3月8321
2014年3月8721
神奈川営業所を閉鎖し、東京支店に統合する。
2015年3月8921
2016年3月8200
2017年3月7900
2018年3月8411
2019年3月8221
2020年3月8010
2021年3月8321
2022年3月8632
2023年3月8632
2024年3月8643
2025年3月84333.62
2026年3月84333.64

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高84億円のうち、営業利益として残るのは3億円3.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は4億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金72.6%61億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金23.8%20億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.6%3億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
27.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.0pt
3.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+0.5pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+1.9pt
9.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが1億円で、差し引きのフリーCFは2億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は12億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月2−1−118
2014年3月2−1019
2015年3月10−1110
2016年3月−3−11−47
2017年3月00−107
2018年3月10018
2019年3月00007
2020年3月1−1008
2021年3月2−2008
2022年3月5−1−1412
2023年3月0−1−1−110
2024年3月01−1111
2025年3月2−30−111
2026年3月11−2212

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は70億円。このうち返さなくてよい自己資本が46億円で、自己資本比率は65.6%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月55243143.7
2014年3月59253442.9
2015年3月62273543.7
2016年3月57263145.7
2017年3月56272948.8
2018年3月62293347.0
2019年3月62293347.1
2020年3月60293148.1
2021年3月66323448.4
2022年3月69333648.1
2023年3月69353450.5
2024年3月73403354.8
2025年3月68422661.7
2026年3月70462465.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
12億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
26億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
14億円
在庫として抱えている分
負債合計
24億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
67
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率7 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE104社中39位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中73位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
9.3%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.6%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.6%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
0.0%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,013で、1年前と比べて+26.4%過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。

¥2,013-0.0%1ヶ月-0.1%1年+26.4%時価総額21億円
過去52週の値幅
安値¥1,589高値¥2,120

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)4.7倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR0.42倍
配当利回り2.48%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は7月17日の1959円から下落し、7月21日には1900円まで下げましたが、その後は上昇に転じ、8月18日には2054円まで上昇しました。8月21日には1995円で、1か月で+5%の上昇です。年初来では+30.44%と堅調に推移しています。25日移動平均線(1977.88円)を上回り、75日線(1876.17円)を6%上回っており、中期的な上昇トレンドです。RSIは48と中立圏で、52週高値2120円からは6%下方に位置します。出来高は全体的に低く、値動きは薄商いの中での動きです。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 88/100)

PERは4.67倍と業界平均18.21倍を大きく下回り、予想PERも11.3倍と低く、極めて割安です。PBRは0.41倍で、業界平均1.39倍を大幅に下回り、純資産に対して株価が低い状態です。ROEは9.3%と低めですが、配当利回りは2.51%で業界平均2.85%とほぼ同等です。売上高は横ばいで、利益は小幅ですが、安定しています。収益性は低いものの、資産価値に比べて株価が割安であり、割安と判断できます。

指標この会社業種平均
PER (実績)4.7倍18.4倍
PER (予想)11.4倍
PBR0.42倍1.38倍
ROE9.3%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は伝統的な刃物メーカーとして、高品質ゆえのブランド力と、成熟市場ゆえの成長鈍化という対立軸を持つ。強気派は、国内の職人文化やプロ需要の根強さ、技術力による高付加価値製品の伸びしろを評価する。また、インバウンド需要や海外での日本食ブームを追い風に、高級包丁の輸出拡大に期待する。一方、弱気派は、先行き不透明な国内需要や、低価格の海外製品との競争激化を指摘。さらに、売上高が横ばいで成長性に乏しく、事業規模が小さいためコスト削減や投資の効果が限定的とみる。今後の業績は、製品ミックスの改善と海外展開がどこまで進むかにかかっている。

プラスに働く材料7
  • 伝統工芸としての価値

    堺の刃物は国の伝統的工芸品に指定され、ブランド力で高価格帯を維持可能。

  • 高級包丁の需要増

    料理専門学校やプロの料理人からの受注が堅調で、高単価製品へのシフトが進む。

  • インバウンド効果

    訪日外国人の土産需要や海外EC販売が伸びており、輸出拡大の余地がある。

  • 純利益4億円へ前期比2倍増益2026年3月期影響

    純利益は2025年3月期2億円から4億円へ倍増。営業利益3億円も確保。

  • PBR0.411倍と解散価値割れ継続影響

    PBR0.411倍で、純資産に対して株価が大きく下回る。

  • 配当利回り2.51%と安定配当通年影響

    配当利回り2.51%を確保し、株主還元姿勢が下値を支える。

  • 株価1年で30%上昇のモメンタム継続影響

    株価は1年間で30.44%上昇。上昇トレンドが続いている。

マイナスに働く材料7
  • 国内市場の縮小

    少子高齢化で家庭用刃物の販売が減少傾向にあり、市場規模が縮小している。

  • 価格競争の激化

    中国や韓国の低価格製品が参入し、小売店での値引き競争が起こっている。

  • 規模の不利

    売上高85億円、従業員142名と小規模で、広告投資や設備更新の余力が限られる。

  • 売上高84億円と2期連続減収2026年3月期影響

    売上高は86億円→84億円→84億円。成長性に乏しい。

  • 営業利益率3.57%と低収益通年影響

    売上高84億円に対し営業利益3億円。利益率3.57%と低水準。

  • 時価総額21億円、流動性が低い継続影響

    時価総額は21億円と小型で、売り圧力で株価が動きやすい。

  • 予想PER11.3倍は減益示唆2026年3月期影響

    実績PER4.67倍に対し予想PER11.3倍。先の業績悪化が示唆される。

次の決算で確かめる点
海外売上高比率
海外展開が成長の鍵であり、インバウンドや輸出の伸びを測る指標。
製品単価
高付加価値化が進むかどうか、高級包丁の比率や単価動向を確認する。
受注残高
需要の先行指標であり、特にプロ向け製品の需要動向を把握できる。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり50で、前期から+80.0%いまの株価に対する利回りは2.48%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥50
1株あたり
配当利回り
2.48%
いまの株価に対して
配当性向
21.1%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2085.8
2018年3月3050.032.0
2019年3月300.034.6
2020年3月300.072.8
2021年3月4033.327.5
2022年3月5025.022.4
2023年3月40−20.019.7
2024年3月5025.015.9
2025年3月500.021.1
2026年3月9080.021.1

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥50

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ1,213人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.6%。グループ会社や銀行などの安定株主が27.1%を占め、残る72.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他60.360.163.063.864.359.6
事業法人21.423.623.320.221.220.7
外国法人0.30.10.31.93.88.3
自己株式7.37.37.47.47.47.4
金融機関14.814.811.49.16.46.4
証券会社3.31.32.05.04.44.9
外国人個人0.00.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01浅香工業取引先持株会9.84
02INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)4.34
03アサカ従業員持株会3.28
04浅香 佳子2.99
05日本伸銅株式会社2.89
06株式会社西沢材木店2.60
07浅香 肇2.60
08浅香 幸三2.41
09三菱UFJ eスマート証券株式会社2.41
10HMG JAPAN FUND (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.93

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2711%、1株純資産は14期で+1826%。直近期のROEは9.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月152496.38.026.3
2014年3月1122,6234.411.635.8
2015年3月1302,8384.818.630.8
2016年3月112,7020.4132.7272.7
2017年3月232,8340.862.785.8
2018年3月943,0503.217.832.0
2019年3月873,0622.820.434.6
2020年3月412,9991.438.872.8
2021年3月1453,3454.611.127.5
2022年3月2233,4576.66.922.4
2023年3月2033,6465.77.019.7
2024年3月3154,1818.05.215.9
2025年3月2374,3965.56.621.1
2026年3月4274,7889.34.621.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額70百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
岡田実取締役社長(代表取締役)6611,200
河本幸博常務取締役 物流システム本部本部長676,800
田中隆信取締役 管理本部本部長 兼内部監査室室長562,300
西川強取締役 生産部部長541,000
小原誠取締役(監査等委員) (常勤)633,300
中務正裕取締役(監査等委員)612,900
田中宏明取締役(監査等委員)614,600
日潟一郎60

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)4505013
取締役(社内)1101010
社外取締役210105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容584字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の子会社)は、当社(浅香工業株式会社)及び子会社1社(国富産業株式会社)により構成されており、生活関連用品の製造、販売及び物流機器の販売を主たる業務としております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、「 第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 生活関連用品 ショベル類(ショベル、スコップ、スペード)の製造、販売及びアウトドア用品類(園芸用具)、工事・農業用機器類(土木・建築工事用機器、農具、木工製品)の販売を主たる業務としております。 ショベル類は、当社が製造販売し、子会社国富産業株式会社では、当社のショベル類製造にかかわるショベル柄(原材料)及び木製品を製造しております。なお、アウトドア用品類、工事・農業用機器類(子会社製造品を除く。)は仕入商品であり、当社がすべて販売を行っております。 (2) 物流機器 電動移動棚、回転ラック、重・中・軽量ラック、搬送用具、店舗什器の仕入商品の販売を主たる業務としております。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (生活関連用品) (物流機器)
経営方針・対処すべき課題2,613字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、「良品声なくして人を呼ぶ」を創立以来のモットーとして、品質第一主義の経営理念をもって、お客様に満足頂ける製品・商品を提供し、品質に対する信頼を得てまいりました。 今後は、更に全社員参加の品質保証システムを確立すると共に、自然環境との共生並びに少子高齢化時代を見据えた新たな製品・商品開発にチャレンジし、お客様のニーズに機敏に対応出来る企業として、常に高い目標に向かって邁進し社会に貢献することを経営の基本としております。 (2) 経営戦略等 営業力の戦力強化による売上拡大と更なるトータルコストの縮小を図り、収益性を高めるとともに、引き続き少子高齢化時代を見据えたツールの軽量化および軽労化、地域性や特殊用途の機能性を重視した製品開発をはじめ、海外事業およびEC事業の強化の他、新規販路、新規市場の開拓とその市場に合わせた製品開発に取り組み、また、堺工場における生産体制の強化、生産効率の向上に向け、生産設備の刷新、改修を図ることにより経営基盤をより一層安定させることを目指しております。 海外事業では、これまでのアメリカ・中東をはじめ、欧州各国やオーストラリア、韓国、台湾等、世界18ヵ国へ輸出しておりますが、今後は特にドイツ・イギリスを中心とした欧州の売上拡大に向け、現地の仕様にあった商品開発に取り組んでまいります。また、現場の職人の声を聞き、お客様からのご要望にお応えできる商品開発に取り組み、ホームセンターや専門店はもちろん、EC事業においてもさらに強化してまいります。 (3) 経営環境 当社は寛文元年(1661年)に創業いたしました。その後、1893年にショベル、スコップの国産化に成功して以来、「良品声なくして人を呼ぶ」という経営理念に沿った品質第一主義の製品・商品創りに徹し、象印のシンボルマークをもって業界をリードするメーカーとしての地位を築いてまいりました。その間、幾多の激動と変転の波にもまれつつも、時代の変遷の中で常に「人の生活」をテーマに、アウトドア用品から物流システム事業まで幅広く事業展開を重ねてまいりました。 近年、世界の経済・産業構造は時代の流れとともに著しく変容しつつある中、古い歴史に培われた専門技術と経験を生かし、常に新しいアイデアを盛り込みながら、ひたむきな行動力と豊かな創造力でさらなる前進を重ね、新しい時代を創ろうと取り組んでおります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は品質第一主義の経営方針に基づき、お客様に満足頂ける製品・商品の開発や品揃えの充実を中長期的経営の重点目標としております。また、販路の拡大と粗利益の改善を図る一方、販売費及び一般管理費の削減に努め合理的かつ効率的な経営を推進し、ROE(自己資本利益率)の向上を目指して株主利益の拡大に努めてまいります。 当社が対処すべき課題として、現在展開中の具体的な取り組みは以下のとおりであります。 ①当社の主力製品であるショベル・スコップについては、海外からの廉価品との競合等、極めて厳しい環境下にあるが、ユーザー志向に沿った製品の品揃えを目指し、生産体制の強化および生産効率の向上に向け、生産設備の刷新、改修を図る。 ②土農工具・園芸用品については、地域性や特殊用途の機能性を重視しながらお客様の視点に立った製品開発、既存商品の改良改善を行うとともに、海外事業およびEC事業の強化により、売上拡大と収益力向上を図る。 ③物流システム関連商品については、新規販路の拡大に加え、納入実績のあるユーザーに対するサービスの強化・掘起しを重点に顧客の満足度を満たす営業活動と時代に応じた技術の向上に力を注ぐ。 ④少子高齢化時代に即応した安全で使いやすい商品や環境に配慮した商品等、社会や生活の変化に合った斬新な商品企画・商品改革に全力を尽くす。 ⑤その他人材の育成については、安全教育の徹底およびモラルの向上と規律正しい活力ある組織作りを目指し、経営の効率性を図ると共にコンプライアンスの徹底、適時適正開示、リスク管理等を含め内部統制の更なる充実に力を注ぐ。 (5) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社の経営上の目標状況を判断するための客観的な指標は、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、ROE(自己資本利益率)であります。 2026年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりであります。 売上高につきましては、ショベル類を含む生活関連用品については、お客様の視点に立った製品開発および既存商品の改良改善を行い、積極的な営業活動に努力してまいりました。その中で更なる販売価格改定を実施し、消費動向の変化による影響がありましたが、土農具類および除雪関連用品は順調に推移しました。一方で、物流機器類については、引き合い案件が減少傾向にあることが影響し、計画比 142,015千円の減少となりました。利益面につきましては、物流機器類は大幅な減収となりましたが、生活関連用品では販売価格改定等の影響で若干ながら利益率が向上した他、コストの低減と諸経費の節減等に努めました結果、営業利益は計画比 111,103千円、経常利益は計画比 126,750千円、当期純利益は特別利益として投資有価証券売却益を計上したことで計画比 260,221千円の増加となりました。なお、ROEは利益目標を大きく上回った影響で 9.3%となりました。 指標   2026年3月期 (計画)   2026年3月期 (実績)   2026年3月期 (計画比) 売上高   8,500,000千円   8,357,984千円   142,015千円減(  1.7%減) 営業利益   200,000千円   311,103千円   111,103千円増( 55.6%増) 経常利益   220,000千円   346,750千円   126,750千円増( 57.6%増) 当期純利益   150,000千円   410,221千円   260,221千円増(173.5%増) ROE(自己資本利益率)   3.6%   9.3%   5.7ポイント増
事業等のリスク1,170字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社の経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 不良債権発生によるリスク 1社集中型の取引が多くなりつつある現況の中で、小規模な取引も含めて債権管理をより一層強化していく方針であります。その貸倒れのリスクを軽減するために一部の取引につきましては、預り保証金の確保、裏書き手形による入金、定期的な調査会社資料の入手を行っておりますが、予測不能な事態が生じた場合には、業績と財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 天候不順によるリスク アウトドア用品類、工事・農業用機器類および除雪関連用品等の季節商品の比重が大きく、需要期における製品・商品の安定供給ができる体制を整え、状況に応じて適正在庫を慎重に検討しておりますが、梅雨や猛暑の長期化、暖冬による小雪等の天候不順により業績と財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (3) 海外取引にかかるリスク 輸出については、アメリカ・中央アフリカ等主要輸出国での不況と為替の動向如何によっては、業績と財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、原材料および商品等の輸入については、外貨建ての取引となっております。その外国為替相場の変動リスクを軽減するために為替予約によるヘッジを行っておりますが、為替相場に大幅な変動があった場合には、業績と財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。 (4) 災害等によるリスク 製造ラインの中断による潜在的なマイナス影響を最小化するために設備における定期的な災害防止検査、設備点検および老朽化設備の刷新を行っております。しかし、生産設備で発生する災害、停電またはその他中断事象による影響を完全に防止できる保証はありません。従って大規模な地震やその他の操業を中断する事象が発生した場合、生産能力が著しく低下する可能性があります。 (5) システムによるリスク 販売等の業務は基幹システムを導入し、業務運営を行っております。その基幹システムにつきましては、自然災害や情報漏洩等の対策を施された外部データセンターに設置し、販売拠点における受発注業務代替システムについては、受発注システムを全拠点において同条件でアクセスできる体制となっており、出荷体制についても、外部委託先の出荷システムは、データセンターでの一括処理システムに刷新され、緊急時には弊社の主要出荷拠点(本社・茨城)のどちらからでも出荷できるようになっており、万全の対策を行っておりますが、システム障害やインターネット環境に何らかのトラブルが発生した場合は、業績と財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,407字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、インバウンド需要の拡大に加え、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、中東・東欧の地政学的リスクの長期化や米国の通商政策の影響の他、原材料やエネルギー価格の高止まりや物価上昇による消費者マインドの悪化等、依然として景気の先行きは不透明な状況となっております。 このような情勢下におきまして、ショベル類を含む生活関連用品については、お客様の視点に立った製品開発および既存商品の改良改善を行い、積極的な営業活動に努力してまいりました。その中で更なる販売価格改定を実施し、消費動向の変化による影響がありましたが、土農具類および除雪関連用品は順調に推移し増収となりました。一方で、物流機器類については、引き合い案件が減少傾向にある中で売上高は比較的順調に推移いたしましたが、前上期は売上計上案件が集中したことにより前期と比較すると減収となりました。これらの結果、売上高は8,357百万円(対前期比1.1%減)となりました。 利益面につきましては、物流機器類は大幅な減収となりましたが、生活関連用品では販売価格改定等の影響で若干ながら利益率が向上した他、コストの低減と諸経費の節減等に努めました結果、営業利益は311百万円(対前期比2.1%増)、経常利益は346百万円(対前期比3.0%増)、当期純利益は投資有価証券売却益が258百万円となったことから410百万円(対前期比80.2%増)となりました。 また、財政状態につきましては、前事業年度末と比べ、資産は166百万円増加し7,011百万円、負債は209百万円減少し2,412百万円、純資産は376百万円増加し4,598百万円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べて73百万円増加し、1,155百万円となりました。 なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、96百万円(前期は234百万円の収入)となりました。これは主に投資有価証券売却益、売上債権の増加額および仕入債務の減少額の合計が721百万円となったものの、税引前当期純利益および棚卸資産の減少額の合計が806百万円となったためであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は、139百万円(前期は285百万円の支出)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出および有形固定資産の取得による支出の合計が253百万円となったものの、投資有価証券の売却による収入および保険積立金の払戻による収入の合計が391百万円となったためであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、163百万円(前期は30百万円の収入)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出および配当金の支払額の合計が163百万円となったためであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(千円)   前期比(%) 生活関連用品(ショベル類)   585,082   78.3 (注) 金額は平均販売価格によっております。 b.商品仕入実績 当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   商品仕入高(千円)   前期比(%) 生活関連用品   4,370,516   107.5 物流機器   3,075,567   94.0 合計   7,446,083   101.5 (注) 金額は平均販売価格によっております。 c.受注実績 当社の製品(ショベル類)は受注見込による生産方法をとっております。 d.販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前期比(%) 製品 生活関連用品(ショベル類)   832,822   100.3 商品 生活関連用品   4,478,563   106.3 生活関連用品 計   5,311,385   105.3 物流機器   3,046,599   89.5 合計   8,357,984   98.9 (注) 最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前事業年度   当事業年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 三菱ロジスネクスト株式会社   1,828,140   21.6   1,769,206   21.2 DCM株式会社   877,457   10.4   854,168   10.2 (注) 三菱ロジスネクスト株式会社は、2026年4月30日付で、株式会社ロジスネクストに社名を変更しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社が判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 財政状態の分析 (資産の部) 当事業年度末における資産の合計は、前事業年度末と比べ166百万円増加し7,011百万円となりました。これは主に商品及び製品が228百万円減少したものの、現金及び預金が72百万円、電子記録債権が145百万円、売掛金が137百万円それぞれ増加したことによるものであります。 (負債の部) 当事業年度末における負債の合計は、前事業年度末と比べ209百万円減少し2,412百万円となりました。これは主に買掛金が34百万円、未払法人税等が111百万円それぞれ増加したものの、電子記録債務が261百万円、長期借入金が84百万円それぞれ減少したことによるものであります。 (純資産の部) 当事業年度末における純資産の合計は、前事業年度末と比べ376百万円増加し4,598百万円となりました。これは主に繰越利益剰余金が363百万円、繰延ヘッジ損益が13百万円それぞれ増加したことによるものであります。 経営成績の分析 (売上高) 当事業年度における売上高は、前事業年度に比べ90百万円減少し、8,357百万円(対前期比1.1%減)となりました。これは生活関連用品のショベル類で2百万円、生活関連用品のアウトドア用品類、工事・農業用機器類で264百万円それぞれ増加したものの、物流機器で357百万円減少したことによるものであります。そのうち国内売上高は72百万円減少し、8,224百万円(対前期比0.9%減)、輸出売上高は18百万円減少し、133百万円(対前期比12.0%減)となりました。 (売上総利益) 当事業年度における売上総利益は、前事業年度に比べ11百万円増加し、2,301百万円(対前期比0.5%増)となりました。また、売上総利益率は、原材料等の高騰があったものの、販売価格改定やコスト低減に努めた結果、前事業年度と比べ0.4ポイント増加し、27.5%となりました。 (営業利益) 当事業年度における販売費及び一般管理費は、5百万円増加し、1,990百万円(対前期比0.3%増)となりました。これは物価の高騰の影響によるものであります。なお、販管費率につきましても、前事業年度と比べ0.3ポイント増加し、23.8%となりました。 以上の結果、営業利益は、前事業年度に比べ6百万円増加し、311百万円となりました。 (経常利益) 当事業年度における営業外収益は、3百万円増加し、63百万円となりました。これは主に受取保険金が4百万円減少したものの、受取配当金が7百万円増加したことによるものであります。営業外費用は、前事業年度並みの水準にとどまり、27百万円となりました。増加は1百万円未満と軽微であったため、主な内訳を省略しております。 以上の結果、経常利益は、前事業年度に比べ10百万円増加し、346百万円となりました。 (税引前当期純利益) 当事業年度における税引前当期純利益は、261百万円増加し、598百万円となりました。これは前事業年度は特別損益の発生はなかったものの、当事業年度においては、特別利益として投資有価証券売却益258百万円、補助金収入7百万円、特別損失として固定資産圧縮損7百万円、投資有価証券売却損6百万円をそれぞれ計上したことによるものであります。 (当期純利益) 当事業年度における法人税等合計は、78百万円増加し、187百万円となりました。これは主に当事業年度に投資有価証券売却益を計上したことで、課税所得が増加したことによるものであります。 以上の結果、当期純利益は、前事業年度に比べ182百万円増加し、410百万円となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 (生活関連用品) ショベル類につきましては、販売価格改定や消費者マインドの悪化等の影響によるお客様の買い控えの傾向がある中、新製品の2wayショベルや9月に発売したエヴァンゲリオンコラボショベル等を中心に積極的な営業活動を行い、国内向け売上高は772百万円(対前期比4.4%増)となりました。輸出においては、中間期までは比較的順調に推移したものの、下期はアメリカ向けや中央アフリカ向けの売上が減少したため、売上高は60百万円(対前期比33.6%減)となり、ショベル類全体の売上高は832百万円(対前期比0.3%増)となりました。 アウトドア用品類、工事・農業用機器類につきましても、一部商品の更なる販売価格改定の影響等により買い控えの傾向がある中、除雪関連用品や猛暑による散水関連用品の他、土農具類の売上が伸び、売上高は4,478百万円(対前期比6.3%増)となり、生活関連用品全体の売上高は5,311百万円(対前期比5.3%増)となりました。 なお、セグメント利益につきましては、売上の増加に加え、販売価格改定の影響で若干ながら利益率が向上した影響もあり、140百万円(対前期比184.2%増)となりました。 (物流機器) 物流機器類につきましては、引き合い案件が減少傾向にある中で懸命な受注活動を行った結果、受注金額では前期実績を上回り、売上高につきましても比較的順調に推移いたしましたが、前上期は売上計上案件が集中したことにより前期と比較すると減収となり、売上高は3,046百万円(対前期比10.5%減)となりました。 なお、セグメント利益につきましては、売上の大幅な減少に加え、部材価格の高騰の影響もあり、375百万円(対前期比18.2%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当事業年度のキャッシュ・フローの分析については、「 (1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況 」に記載のとおりであります。 なお、当社のキャッシュ・フロー関連の指標は以下のとおりであります。 回次   第118期   第119期   第120期   第121期   第122期 決算年月   2022年3月   2023年3月   2024年3月   2025年3月   2026年3月 自己資本比率(%)   48.1   50.5   54.8   61.7   65.6 時価ベースの自己資本比率(%)   21.4   19.6   21.4   22.0   27.0 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   2.1   23.5   36.3   4.6   9.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ   54.3   4.7   3.2   20.5   6.5 自己資本比率:自己資本/総資産 時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い (注)1.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。 2.キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。 3.有利子負債は、貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 当社の資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。 当社は、運転資金及び設備資金については、営業活動から得られたキャッシュ・フロー又は銀行からの借入等により調達しており、健全な財務状況を維持するための必要な資金調達は十分に可能と考えております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、当事業年度における資産・負債や収益・費用に影響を与えるような見積りや判断を必要としております。これらの見積りや判断は、過去の実績や決算時点の状況・情報等を踏まえ、合理的と考えられる前提に基づき、継続的に行っておりますが、見積り特有の不確実性が伴うため実際の結果はこれらと異なる場合があります。 a.貸倒引当金 売掛金等の債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しておりますが、取引先の財政状態等が悪化し、支払能力が著しく低下した場合には、貸倒損失が発生する可能性があります。 b.賞与引当金 従業員に支給する賞与に充てるため、支給見込額に基づき計上しておりますが、実際の支給額につきましては、労使協議の結果により決定しますので引当金と大きく相違する可能性があります。 c.棚卸資産 棚卸資産の貸借対照表価額につきましては、収益性の低下による簿価切下げの方法によって計上しております。将来の市場環境に重要な変動が生じた場合は、これらの棚卸資産の評価額に重要な影響を及ぼす可能性があります。 d.投資有価証券 保有する有価証券について、期末日における時価が取得原価に比べ、50%以上下落した場合には期末時価まで減損処理を行い、30%以上50%未満の下落の場合には時価の回復可能性を総合的に勘案し、減損処理を慎重に検討しておりますが、株式市況や投資先の業績が著しく低下した場合には、投資有価証券の追加の減損処理を行う可能性があります。 e.繰延税金資産 繰延税金資産については、将来の課税所得を十分に検討した上で回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しておりますが、見積りの内容が実際の結果と異なり、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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