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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

日本電技

NIHON DENGI CO., LTD.1723 · Standard · 建設業

ビル空調計装の老舗。オフィスビルや工場の空調自動制御システムを設計・施工し、保守まで一貫対応する。

概要

日本電技は、ビルや工場などの空調自動制御システムの設計・施工・保守を主力とする設備工事会社である。1959年の創業以来、空調計装工事のパイオニアとして技術力を蓄積し、2025年3月期には売上高431億円、営業利益91億円と過去最高を記録した。営業利益率20%超という高収益体質が特徴で、省エネ・環境対応技術による差別化を図る。従業員数989名、東証スタンダード市場に上場する。

空調計装と産業システムの二本柱

日本電技の事業は空調計装関連事業と産業システム関連事業に区分される。空調計装関連事業はオフィスビル、工場、病院、研究所などの非居住用建築物を対象とし、新設・増設・改修に伴う空調自動制御システムの設計・施工、ならびに施工後の保守・点検を行う。また自動制御盤、センサー、サーモスタットなどの制御機器類の販売も手掛ける。新設部門と既設(維持・更新)部門に分かれ、2025年3月期のセグメント売上高は416億9700万円、セグメント利益165億6300万円である。産業システム関連事業は工場や搬送ライン向けの計装工事・自動制御工事を中心に、食品工場の生産管理システムにも進出している。2025年3月期の同事業売上高は46億7400万円、セグメント利益8億6700万円であり、電気工事やソフトウエア案件の増加が寄与した。

高い収益性を支えるビジネスモデル

日本電技の営業利益率は20%を超え、建設業全体の平均(5%前後)を大きく上回る。その要因は、計画・設計から施工・保守まで一貫して手掛ける「計装バリューチェーン」にある。同社は特定・一般建設業の許可を保有し、自動制御システムの設計・施工に特化することで差別化を図っている。収益性を意識した受注と利益率改善努力により、売上総利益の拡大が実現している。2025年3月期の連結売上高は463億7100万円、営業利益118億2100万円、親会社株主帰属当期純利益84億4200万円であり、いずれも前期比で増加した。経営指標として連結ROEを重視し、中長期的に15%以上を目標に掲げている。

首都圏中心の支店網と全国展開

日本電技は東京本店をはじめ、大阪、静岡、岡山、名古屋、千葉、横浜、つくば、広島の各支店を全国に配置する。創業当初は東京都千代田区に本社を置き、その後1964年に大阪出張所を開設、順次地方拠点を拡大した。現在の本社は東京都墨田区両国にある。顧客は首都圏を中心とした再開発案件、工場、データセンターなど多岐にわたる。支店網を活用したきめ細かなサービス提供が売上拡大を支えており、2025年3月期の受注高は540億円、次期繰越工事高も増加傾向にある。本社は東京のほか、東京都墨田区に東京本店を設け、営業活動の最前線としている。

グループ会社による機能補完

日本電技は連結子会社1社、非連結子会社2社でグループを構成する。2020年2月に設立したジュピターアドバンスシステムズ株式会社は、同年4月にジュピター電算機システム株式会社から全事業を譲り受け、食品工場向け生産管理システムの販売・保守を展開する。また、2020年4月に有限会社エヌ・ディ・ティの全株式を取得しNDテック株式会社に商号変更、株式会社エアフィールドを取得しNDテックサービス株式会社に商号変更した。これら子会社は空調計装関連の維持管理業務や電気工事など、親会社の事業を補完する役割を担う。さらに台東設備株式会社の全株式も取得し、NDテック株式会社に経営統合することで、グループ内の連携を強化している。

業界の中での役割は空調設備の自動制御システムを手掛ける計装エンジニアリング企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
464億円
営業利益
118億円
営業利益率
25.4%
純利益
84億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
空調計装 関連事業417億円89.9%166億円39.8%
産業システム 関連事業47億円10.1%9億円19.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01非居住用建築物(オフィスビル・工場・病院等)主力

オフィスビル、工場、病院、研究所、学校、商業施設等の空調自動制御システムについて、新設・増設・改修に伴う設計・施工および保守・点検を実施。空調を自動制御するための制御盤・センサー等の機器販売も行う。

主な製品・サービス4
空調自動制御システム
温度・湿度・流量などを自動制御し、建物内の空調を最適化するシステム。設計から施工、保守まで一貫提供。
自動制御盤
空調設備の制御を担う盤。センサーからの情報に基づき設備を自動運転する。
センサー
温度・湿度・流量などを計測する機器。自動制御の入力信号を提供する。
サーモスタット
室温を感知して空調機器の運転を制御する機器。

02工場・各種搬送ライン(産業システム)準主力

主に工場や各種搬送ライン向けの計装工事、自動制御工事を手掛ける。特に食品工場の生産・搬送ライン向けには、FA機械の据付・保守に加え、生産管理システムの販売・保守も提供。調節計、流量計、工業用バルブ等の制御機器も販売。

主な製品・サービス7
計装工事
工場の生産設備や搬送ラインに、計測・制御システムを設置する工事。
各種自動制御工事
工場内の自動制御システムを構築する工事。
生産管理システム
食品工場向けに生産計画・工程管理を支援するシステム。販売・保守を提供。
FA機械の据付・保守
工場の自動化設備の設置とメンテナンス。
調節計
温度・圧力などを一定に保つ制御機器。
流量計
液体・気体の流量を計測する機器。
工業用バルブ
工場配管の流体の流量・圧力を調整する弁。

製品と技術

ビルと工場を対象とする空調自動制御システム

日本電技の中核製品は、オフィスビル、工場、病院、研究所、学校、商業施設などの非居住用建築物に導入する空調自動制御システムである。温度・湿度・気流をセンサーで検知し、自動制御盤を通じて空調機器を最適運転する仕組みを提供する。新設物件では設計段階から参画し、システム全体の効率性を追求。既設物件では省エネ改修や更新工事を手掛け、運用コスト削減に貢献する。2025年3月期の空調計装関連事業の売上高は416億9700万円で、うち新設部門が141億8000万円、既設部門が275億1600万円を占める。この分野で同社は高い技術力と顧客基盤を築いてきた。

ファクトリーオートメーション向け産業用制御システム

空調計装で培った制御技術を応用し、工場や搬送ライン向けの自動制御システムを提供する。食品メーカー向けの生産ライン自動制御(1978年開始)、薬品メーカー向け(1981年開始)が代表例である。制御盤・操作盤の自社製造(岡山工場・川口工場)により、カスタマイズ対応が可能。近年は電気工事や生産管理システムのソフトウエア需要が増加しており、2025年3月期の産業システム関連事業の売上高は46億7400万円と前期比26.5%増加した。連結子会社のジュピターアドバンスシステムズ株式会社を通じて、食品工場の生産管理システムの構築・保守も行い、事業領域を広げている。

制御機器類販売と保守サービスの一貫提供

日本電技はシステム構築だけでなく、自動制御盤、センサー、サーモスタット、調節計、流量計、工業用バルブなどの制御機器類の販売も行う。これらは空調計装関連事業と産業システム関連事業の両方で供給される。特にアズビル(旧山武ハネウエル計器)との長年の特約店契約により、同社製品の販売チャネルを有する。さらに施工後の保守・点検サービスにより、顧客との長期的な関係を構築。2025年3月期の連結売上高のうち、製品販売と保守サービスが一定の割合を占める。この一貫体制が、高い収益性と顧客満足度の源泉となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

設備工事で高収益、成長性も顕著

日本電技は空調・電気設備工事を主力とし、売上高は2024/3期389億円から2026/3期464億円へ拡大。同業のミライト・ワンやウエストHDと比較して、営業利益率が21%→25%と極めて高く、収益性で業界トップクラス。設備工事の専門性と高い付加価値が強み。データセンター向けなど成長分野にも強く、今後の拡大が見込まれる。

強み

  • 営業利益率25%超と業界平均を大きく上回る高収益体質。
  • データセンター等の需要増に対応し、売上高が毎期二桁成長。
  • 空調・電気設備の専門技術で差別化し、競合他社との優位性を確立。
  • 大手ゼネコンや企業との長期取引により安定した受注を確保。

課題

  • 設備工事に特化するため、建設市場全体の減速が直接的な影響を与える。
  • 高度な技術者を必要とし、採用・育成が今後の成長制約要因。
  • 大口案件の受注状況が業績に大きく影響し、変動リスクがある。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字が日本電技

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
15074テスホールディングス445億円21.0倍
2256A飛島ホールディングス411億円8.5倍
31736オーテック410億円10.3倍
41899福田組407億円10.2倍
51814大末建設386億円10.0倍
61723日本電技384億円17.7倍
71904大成温調349億円8.8倍
81780ヤマウラ311億円8.8倍
91964中外炉工業308億円6.1倍
101866北野建設297億円8.2倍
11341Aトヨコー284億円54.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 28件

創業とアズビルとの特約店契約(1959〜1964年)

日本電技は1959年9月、空調計装工事の設計施工および自動制御機器の販売を目的として東京都千代田区丸の内に設立された。創業直後の同年10月には山武ハネウエル計器株式会社(現アズビル株式会社)と特約店契約を締結し、同社の制御機器を扱う販売網を獲得した。これにより、ビルや工場向けの空調自動制御システム構築の基盤が築かれた。1964年8月には大阪市北区に大阪出張所(現大阪支店)を開設し、関西エリアへの進出を開始した。

事業領域の拡大と地方拠点の充実(1966〜1978年)

1966年3月、新聞社向けの搬送自動制御システムの設計・施工に着手し、同年9月には郵便局向け案件も受注。事業の幅を空調制御から搬送システムへ広げた。1968年4月に静岡事務所、同年10月に岡山事務所を開設し、岡山工場では制御盤・操作盤の製造を開始。1969年には名古屋出張所と千葉出張所、1970年に横浜出張所、1975年に筑波出張所を次々に開設し、全国的な拠点網を整備した。1978年3月には食品メーカー向け生産ラインの自動制御システムに参入、同年4月に広島事務所を開設するなど、顧客業種と地理的範囲を着実に拡大した。

製造力の強化と薬品分野への進出(1980〜1992年)

1980年4月、埼玉県川口市に川口工場を開設し、東日本地区に供給する制御盤・操作盤の製造能力を増強した。これにより、首都圏の大型案件への対応力を高めた。1981年3月には薬品メーカー向けの生産ライン自動制御システムの設計・施工を開始し、ファクトリーオートメーション分野での実績を積み重ねた。1992年4月、本社を東京都墨田区両国に移転し、現在の所在地に定着した。この時期までに同社は空調・産業の両分野で豊富な経験を獲得し、総合計装エンジニアリング企業としての基盤を固めた。

品質管理の国際認証取得と証券市場への上場(1998〜2013年)

1998年4月、東京都墨田区に東京本店を開設し、営業体制を強化。同年10月には山武ビルシステム株式会社(現アズビル)と特約店契約を結び、ビルシステム分野での協業を継続した。同年12月にISO9001(品質マネジメントシステム)を取得し、品質管理体制を国際基準に適合させた。2003年3月に日本証券業協会に株式を店頭登録し、2004年12月にはジャスダック証券取引所に上場。2010年1月にはISO14001(環境マネジメントシステム)も取得した。2013年7月、東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い東証JASDAQ(スタンダード)に上場した。

新たなグループ体制構築と人材育成(2020年)

2020年2月、ジュピターアドバンスシステムズ株式会社を設立し、同年4月にジュピター電算機システム株式会社から全事業を譲り受けて食品工場向け生産管理システム分野に本格参入した。同時期に、有限会社エヌ・ディ・ティの全株式を取得しNDテック株式会社(非連結子会社)に商号変更、株式会社エアフィールドを取得しNDテックサービス株式会社(非連結子会社)に変更。さらに台東設備株式会社を取得し、後にNDテックに経営統合させた。これらの買収により、空調計装の維持管理や電気工事など下流工程の強化を図った。また、人材の早期育成を目的とした「電技アカデミー」を設置し、専門技術教育の組織化を進めた。

年表28件を開く

1950年代

  • 1959年9月創業空調計装工事の設計施工及び自動制御機器の販売を目的として、東京都千代田区丸の内三丁目6番地に日本電技株式会社を設立
  • 1959年10月山武ハネウエル計器株式会社(現アズビル株式会社)と特約店契約を締結

1960年代

  • 1964年8月大阪市北区に大阪出張所(現大阪支店)を開設
  • 1966年3月新聞社向け搬送自動制御システムの設計、施工を開始
  • 1966年9月郵便局向け搬送自動制御システムの設計、施工を開始
  • 1967年10月東京都文京区本郷一丁目2番14号に本社を移転
  • 1968年4月静岡県静岡市に静岡事務所(現静岡支店)を開設
  • 1968年10月岡山県岡山市に岡山事務所(現岡山支店)を開設 岡山県岡山市に岡山工場を開設し、制御盤、操作盤等の製造を開始
  • 1969年8月名古屋市中区に名古屋出張所(現名古屋支店)を開設
  • 1969年12月東京都千代田区二番町2番8号に本社を移転 千葉県千葉市に千葉出張所(現千葉支店)を開設

1970年代

  • 1970年10月横浜市西区に横浜出張所(現横浜支店)を開設
  • 1975年11月茨城県土浦市に筑波出張所(現つくば支店)を開設
  • 1978年3月食品メーカーを主体とした生産ラインの自動制御システムの設計、施工を開始
  • 1978年4月広島県広島市に広島事務所(現広島支店)を開設

1980年代

  • 1980年4月埼玉県川口市に川口工場を開設し、東日本地区に供給する制御盤、操作盤等の製造を開始
  • 1981年3月薬品メーカーを主体とした生産ラインの自動制御システムの設計、施工を開始

1990年代

  • 1992年4月東京都墨田区両国二丁目10番14号に本社を移転
  • 1998年4月東京都墨田区に東京本店を開設
  • 1998年10月山武ビルシステム株式会社(現アズビル株式会社)と特約店契約を締結
  • 1998年12月ISO9001を取得

2000年代

  • 2003年3月社団法人日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場

2010年代

  • 2010年1月ISO14001を取得
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
  • 2013年7月上場東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2020年代

  • 2020年2月ジュピターアドバンスシステムズ株式会社(連結子会社)を設立
  • 2020年4月ジュピターアドバンスシステムズ株式会社がジュピター電算機システム株式会社より全事業を譲受け
  • 2020年4月M&A有限会社エヌ・ディ・ティの全株式を取得、NDテック株式会社に商号変更(非連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 株式会社エアフィールドの全株式を取得、NDテックサービス株式会社に商号変更(非連結子会社)台東設備株式会社の全株式を取得(非連結子会社)人材の早期育成、専門技術教育等を行う組織として「電技アカデミー」を設置 NDテック株式会社(非連結子会社)に台東設備株式会社(非連結子会社)を経営統合

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE中長期的まで15%以上
  • 売上高2027年3月期まで51,500百万円
  • 営業利益2027年3月期まで12,500百万円
  • 当期純利益2027年3月期まで8,700百万円
  • 連結ROE2027年3月期まで18.4%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    空調計装事業の強化

    施工余力を考慮した受注と安定収益の両立、中長期的な全社最適を見据えた新設工事の受注、既設工事では新規メンテナンス増進と環境ソリューションビジネスを推進する。協力会社との関係強化やDX推進による生産性向上も図る。

  2. 02

    産業システム事業の拡大

    中央監視システム案件の受注推進によりストックビジネスを拡大し、生産管理システムと制御システムのデータ連携によるスマート工場提案を推進する。グループ会社と連携し、食品工場向けソリューション開発やエンジニアリング力を活かした受注拡大に取り組む。

  3. 03

    企業文化の成長戦略

    人的資本経営・ウェルビーイング経営の推進、資本コストや株価を意識した経営、DX・M&Aなどの成長投資、サステナビリティ経営、ガバナンス徹底、広報・ブランディング強化を通じて、長期経営指針の第3フェーズでの飛躍を目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で989人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は947万円で、9期前と比べて+21.2%平均年齢は42.0歳、平均勤続年数は16.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月755
2018年3月775
2019年3月78140.015.7789
2020年3月85240.316.0798
2021年3月92440.616.0858
2022年3月90841.016.4875
2023年3月82942.017.3882
2024年3月97242.317.5897
2025年3月1,00242.217.2939969
2026年3月94742.016.99891,193

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率1.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社1(国内 1 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主な関係会社
  • 国内
    ジュピターアドバンス システムズ株式会社
    神戸市 中央区
    議決権100.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    国際障害者交流センター中央監視盤等更新工事
    厚生労働省 · 2025-09-26
    9,450万円
  • 調達
    横浜税関本関庁舎空調用中央監視装置更新工事
    財務省 · 2025-03-18
    4,300万円
  • 調達
    令和7年度広島法務総合庁舎空調機用自動制御装置保守業務契約
    検察庁 · 2025-03-05
    1,365万円
  • 調達
    令和6年度広島法務総合庁舎空調機用自動制御装置保守業務
    検察庁 · 2024-03-06
    1,325万円
  • 調達
    令和4年度広島法務総合庁舎空調機用自動制御装置保守業務
    検察庁 · 2022-03-09
    1,200万円
  • 調達
    令和3年度広島法務総合庁舎空調機用自動制御装置保守業務
    検察庁 · 2021-03-08
    1,200万円
  • 調達
    令和2年度温井ダム管理所空調設備中央監視装置更新
    国土交通省 · 2020-08-26
    420万円
  • 調達
    広島地裁呉支部庁舎監視制御設備保守点検業務
    最高裁判所 · 2026-02-17
    230万円
  • 調達
    令和2年度横浜刑務所冷温水発生装置中央監視設備リモートユニット修理業務契約
    法務省 · 2020-12-01
    190万円
  • 調達
    廿日市地方合同庁舎中央監視装置及び空調自動制御機器保守点検業務
    国税庁 · 2024-02-27
    122万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は464億円営業利益118億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.7%、利益が+29.7%。

売上高
+7.7%
464億円
営業利益
+29.7%
118億円
純利益
+31.3%
84億円
営業利益率
25.4%
前期比 +4.3%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高515億円464億円
営業利益125億円118億円
純利益87億円84億円
1株あたり配当¥56¥56

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は87億円、営業利益は18億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+20.8%、営業利益は+260.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q14217
2024年1Q7256.94
2024年2Q841214.38
2024年3Q942223.416
2024年4Q13919
2025年2Q1502315.316
2025年4Q2816824.248
2026年2Q1874121.930
2026年4Q2777727.854
2027年1Q871820.713

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は218億円から464億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は25.4%。売上は4期、純利益は4期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年3月218158
2014年3月2452414
2015年3月2352214
2016年3月2582818
2017年3月2773020
2018年3月2722821
2019年3月2833222
有限会社エヌ・ディ・ティの全株式を取得、NDテック株式会社に商号変更(非連結子会社)東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 株式会社エアフィールドの全株式を取得、NDテックサービス株式会社に商号変更(非連結子会社)台東設備株式会社の全株式を取得(非連結子会社)人材の早期育成、専門技術教育等を行う組織として「電技アカデミー」を設置 NDテック株式会社(非連結子会社)に台東設備株式会社(非連結子会社)を経営統合
2020年3月3134532
2021年3月3414733
2022年3月3174130
2023年3月3434632
2024年3月3896347
2025年3月431919321.164
2026年3月46411812125.484

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高464億円のうち、営業利益として残るのは118億円25.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は84億円、売上の18.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金52.6%244億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.8%101億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.4%118億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
47.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+18.1pt
25.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+12.7pt
18.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.7pt
19.6%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが110億円、投資CFが−58億円で、差し引きのフリーCFは52億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は136億円で、売上の3.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月20−4−21671
2014年3月2−2−2068
2015年3月16−3−41377
2016年3月28−4−52496
2017年3月16−8−5899
2018年3月10−10−9090
2019年3月30−16−61498
2020年3月42−46−8−485
2021年3月41−24−101793
2022年3月14−14−11082
2023年3月35−22−101385
2024年3月43−21−212285
2025年3月81−43−1638107
2026年3月110−58−2452136

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は611億円。このうち返さなくてよい自己資本が469億円で、自己資本比率は76.7%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月2271349359.0
2014年3月2361469061.8
2015年3月26015810260.7
2016年3月28817011859.1
2017年3月2861879965.3
2018年3月30519910665.3
2019年3月33921512463.5
2020年3月38523914662.0
2021年3月37626710970.8
2022年3月3862899774.8
2023年3月43331112271.8
2024年3月46034511574.9
2025年3月52939513474.7
2026年3月61146914276.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
106億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
440億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
142億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率140社中1位あたり、逆に低いのは配当利回り140社中89位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
19.6%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
25.4%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.7%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.7%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.4%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,342で、1年前と比べて+88.9%過去52週の値幅のなかでは58%の位置にある。

¥2,342-2.6%1ヶ月+6.2%1年+88.9%時価総額384億円
過去52週の値幅
安値¥1,213.75高値¥3,147.5

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)17.7倍
PER (会社予想)17.2倍
PBR3.17倍
配当利回り2.39%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月19日に2003円で、前日比5.38%下落した。1ヶ月では-5.56%と下落基調にあり、25日線(2184円)を下回る。52週高値3147.5円からは36.4%下落し、200日線(2233円)も割り込んでいる。RSI44.76と中立圏だが、出来高は直近で20万株を超える日が増え、売り圧力が強まっている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)

: PERが16.91倍と同業界平均14.15倍を上回り、PBR3.16倍は平均1.52倍の2倍以上と割高。配当利回り2.4%と平均3.4%を下回る。ROEは19.6%と高いものの、成長性が株価に織り込まれている。業績は堅調で2026年3月期も増収増益が見込まれるが、バリュエーションは同業他社より割高。収益性が高い点は評価されるが、PER・PBRが高水準であり、配当利回りも低い。同業界平均と比べて、割高感があると判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)17.7倍14.4倍
PER (予想)17.2倍
PBR3.17倍1.55倍
ROE19.6%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高い利益率と安定した成長を両立しており、設備投資需要の拡大が期待される。強気派は、省エネ需要の高まりや老朽化対策の増加により、今後も業績拡大が見込めると考える。一方、弱気派は、市場競争の激化や景気後退による投資抑制、またPERが17倍とやや割高感がある点を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高収益性

    営業利益率が25%を超え、過去数年で利益率が継続的に向上している

  • 成長持続

    売上・純利益ともに増加基調にあり、省エネ需要が追い風

  • 株主還元

    配当利回り2.4%で、増配余地もあり、投資家に選ばれる要素

  • 2026年3月期の営業利益118億円と過去最高決算発表後影響

    営業利益91→118億円(前期比30%増)。営業利益率25.43%

  • 2026年3月期の売上高464億円と増収通年影響

    売上高431→464億円と3期連続増収。建設需要を取り込む

  • ROE19.6%と高水準の資本効率継続影響

    ROE19.6%、純利益84億円(前期比31%増)。自己資本が拡大

  • 配当利回り2.4%と株主還元次回株主総会影響

    配当利回り2.4%。純利益増に伴う増配余地

マイナスに働く材料7
  • 株価上昇の反動

    過去1年で株価が88%上昇しており、過熱感や目先の利益確定売り

  • 市場の競争激化

    設備業界は参入障壁が低く、大手ゼネコンや専門業者の競争が激しい

  • 景気変動の影響

    投資意欲が景気に左右され、不況時には設備投資が抑制されるリスク

  • 株価1年で89%上昇し高値警戒継続影響

    1年間で88.74%上昇。高値警戒感から調整

  • 予想PER17.1倍と減益予想を示唆決算発表後影響

    実績PER16.91倍に対し予想PER17.1倍でEPS減を暗示

  • 外国人保有17.48%と高水準不定影響

    外国人持ち株比率17.48%。上昇後の利益確定売り圧力

  • 増収率が10.8%から7.7%に鈍化決算発表後影響

    売上高増収率は10.8%(431億円)→7.7%(464億円)に鈍化

次の決算で確かめる点
受注残高
今後の売上を確保しているかを示す重要な指標で、受注が増加していれば成長が続く
省エネ関連受注
省エネ需要の高まりが追い風となるか、事業の重点分野の受注状況
稼働率
エンジニアの稼働状況が利益率に影響し、高い稼働が収益性を支える

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり56で、前期から+31.1%いまの株価に対する利回りは2.39%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥56
1株あたり
配当利回り
2.39%
いまの株価に対して
配当性向
30.5%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月930.0
2018年3月102.730.1
2019年3月1222.033.7
2020年3月1526.629.9
2021年3月14−7.630.3
2022年3月143.629.6
2023年3月1933.338.5
2024年3月2321.131.2
2025年3月3132.630.3
2026年3月4031.130.5

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥56

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ3,244人。区分でいちばん多いのは個人・その他63.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が18.7%を占め、残る81.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他63.463.066.065.064.863.4
外国法人17.618.213.713.213.017.5
金融機関8.98.710.011.311.612.3
事業法人9.59.49.49.39.46.4
自己株式2.32.32.31.91.91.9
証券会社0.60.70.91.11.10.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本電技従業員持株会8.14
02島田 良介6.43
03永田 健二4.88
04株式会社みずほ銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)4.21
05アズビル株式会社4.00
06島田 祥子2.99
07島田 淳子2.99
08株式会社カストディ銀行(信託口)2.86
09BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.23
10永田 俊一2.09

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.28%
    -1.01pt
  • 2026-06-18
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.45%
    +0.20pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.31%
    +1.38pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.22%
    -1.09pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.73%
    +0.51pt
  • 2026-06-18
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    6.29%
    -0.44pt
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.25%
    +1.37pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    5.93%
    +0.37pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+42%、1株純資産は14期で−55%。直近期のROEは19.6%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月941,6335.97.729.9
2014年3月1671,7819.86.030.0
2015年3月1671,9269.06.830.0
2016年3月2212,10611.05.329.8
2017年3月2502,30611.310.530.0
2018年3月2562,49010.710.830.1
2019年3月2792,69110.89.733.7
2020年3月3982,98714.07.429.9
2021年3月2081,66512.59.630.3
2022年3月4745110.99.929.6
2023年3月4948510.68.638.5
2024年3月7354114.310.331.2
2025年3月10162017.39.430.3
2026年3月13273519.616.730.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額216百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
島田良介代表取締役 社長584,221,996
岡崎功取締役 上席執行役員 事業本部長60157,780
小林義明取締役 上席執行役員 企画管理本部長 兼経営企画部長 兼電技アカデミー学長565,436
松浦勝博取締役 上席執行役員 技術本部長6411,780
河村一二取締役(監査等委員)641,600
岸本史子取締役(監査等委員)52
工藤道弘取締役(監査等委員)66
八木浩一執行役員 企画管理本部管理業務推進担当兼新習志野事業所設立準備室長
南部賢一郎執行役員 東京本店長
森光輝執行役員 大阪支店長
江田真也執行役員 技術本部副本部長兼技術統括部長

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6124611618631
社外取締役3303010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容777字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社1社、非連結子会社2社で構成され、当社は建設業法により、特定及び一般建設業者として国土交通大臣許可を受け、ビルディングオートメーション及びファクトリーオートメーション等自動制御システムの設計・施工等及び自動制御機器類の販売並びにこれらに関連する事業を行っております。 当社グループの事業は、空調計装関連事業と産業システム関連事業とに区分され、その内容は次のとおりであります。 なお、次の事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (空調計装関連事業) 空調計装関連事業は、オフィスビル、工場、病院、研究所、学校、商業施設等の非居住用建築物に対する空調計装分野を対象とした事業で、「空調計装工事」としてその建築物の新設、増設又は改修に伴う空調自動制御システムの設計、施工並びに施工後の保守、点検等を行うほか、「制御機器類販売」として自動制御盤、センサー、サーモスタット等、空調を自動制御するための機器類を販売しております。 なお、空調計装関連事業は、新設建築物を対象とする新設部門と、既設建築物の維持、補修、更新を対象とする既設部門とに区分して事業展開をしております。 (産業システム関連事業) 産業システム関連事業は、主に工場、各種搬送ライン向けの計装工事や各種自動制御工事を手掛け、中でも食品工場の生産、搬送ライン向けには、各種FA機械の据付、保守及び連結子会社であるジュピターアドバンスシステムズ株式会社を通じた生産管理システムの販売、保守等を事業展開しております。 そのほか「制御機器類販売」として調節計、流量計、工業用バルブ等の制御機器類を販売しております。 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題5,491字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「高い目標に挑戦する」「お客様に満足を提供する」「広く社会に貢献する」を経営理念とし、1959年の創業以来、オフィスビル、工場、病院、研究所、学校、商業施設等の空調自動制御の設計から施工、メンテナンスに至るまで、一貫したサービスを提供する「空調計装エンジニアリング会社」のパイオニアとして、当分野において確固たる技術力、そして顧客基盤を築いてまいりました。 また空調計装で培った技術をファクトリーオートメーションの分野にも展開し、一社単独であらゆる計装分野への対応が可能な他社にない特徴を持つ「総合計装エンジニアリング企業」として、お客様の様々なニーズにお応えしてまいりました。さらに2020年2月にはグループ会社ジュピターアドバンスシステムズ株式会社を設立し、食品工場の生産管理システム分野に進出するなど、事業領域の拡大を進めております。 当社グループは、長い歴史で培ってきた計装の総合力を以って、省エネ化、省力化、快適化された社会の実現に貢献し、ステークホルダーの皆様と共に栄え、成長することを目指し、株主や投資家の皆様のご期待に応えてまいる所存でございます。 (2) 経営戦略等 当社グループは、長期的な経営指針として経営ビジョン「New Design For The Next 「計装」の総合力で、未来を拓く」を制定しております。 当経営ビジョンの骨子は「『New Design(新しい構想、新しい企画、新しい設計)』でお客様にバリュー(価値)を提供し(for the Customer)、企業として成長し(for the Success)、永続的な企業を目指す(for the Future)」というものであります。 具体的には、以下の3つのパートに分解されます。 ①New Design for the Customer ・「計装」の総合力でお客様のニーズを拓く ②New Design for the Success ・「計装」の総合力で事業を拓く ③New Design for the Future ・「計装」の総合力で新たな領域を拓く そしてその結果として、「The Next(よりよい社会の到来、よりよい企業グループの構築)」を目指そうというものです。 さらに、当社グループは2021年4月を起点とする中期経営計画を策定するとともに、10年後の当社グループのありたい姿を定めた長期経営指針「ND For The Next 2030 「計装」の総合力で未来を拓く」を策定し、当社のミッションとして「確かな計装力で、想いをカタチに」を掲げ、取り組みを開始しております。 この長期経営指針は、当社がこれまでに取り組んできた技術と資産をベースに、3つの成長戦略課題として「既存事業の強化」「拡大戦略の実行」「ND企業文化の成長」を掲げ、「総合計装エンジニアリングを追求し、全てのステークホルダーの期待に応える企業」として成長を目指すものです。 この中で2022年3月期から2024年3月期までの中期経営計画期間は、その第1フェーズとして「成長基盤の構築」期と位置づけ、事業基盤を強化し、高い収益性を確保できうる事業体制の構築等に取り組んでまいりました。 また2025年3月期から2028年3月期までの中期経営計画期間は、第2フェーズとして「成長基盤の拡大と生産性の向上」期と位置づけております。その具体的な内容については、「(5)事業上及び財務上の対処すべき課題」に記載のとおりであります。 (3) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、中長期的な企業価値向上と長期経営指針実現のため、「総合計装エンジニアリング企業」として、空調計装関連事業、産業システム関連事業においてバランスのとれた成長と資本効率性への取り組みが重要であると認識しております。 連結ROE(自己資本利益率)を全社の目標経営指標と定め、CAPMベースの株主資本コスト7~8%程度に対し、推定する投資家の期待収益率9~10%程度と認識しており、中長期的にこれを上回る15%以上を目標としております。 なお、事業における2027年3月期の業績目標は、売上高51,500百万円、営業利益12,500百万円、当期純利益8,700百万円、連結ROE18.4%としております。 (4) 経営環境 2027年3月期において想定される経営環境につきましては、資材価格や外注費の高騰は懸念されるものの、引き続き首都圏を中心とした再開発案件や工場、データセンターなどの建設需要が見込まれるほか、ビルの環境負荷低減のための省エネニーズや人手不足に伴う工場の省人化ニーズなど環境変化による新たな事業領域拡大も期待できるため、基本的には旺盛な受注環境が見込まれます。一方で現下の中東情勢によるエネルギー価格や資材価格の変動、サプライチェーンの不安定化等により、受注環境や収益性に影響を及ぼすリスクも否定できません。 また、建設業界及び当社にとって少子高齢化と人手不足は深刻であり、戦略的な人材の確保・育成・活用と関係会社の体制強化など、当社グループ全体の人的資本経営の推進に向けた施策が必須となります。 こうした状況と旺盛な建設需要のもとで、当社の付加価値である計装バリューチェーンを充実させるために、協力会社との共存共栄を目指す施策と関係会社を活用した体制強化が必要だと認識しております。 また、東京証券取引所による「資本コストや株価を意識した経営」への要請も踏まえ、資本コスト・資本効率性や成長性を意識した経営戦略、積極的な成長投資、株主・投資家の皆様との建設的な対話と積極的開示、株主還元の強化などを通じて、引き続き中長期的な企業価値の向上に向けた取り組みを図ることが求められます。 中長期的な企業価値向上に向け、人的資本経営を推進し、積極的な投資と非財務的価値の可視化に取り組むとともに、認知度向上、企業文化醸成などの領域への取り組み強化も必要だと認識しております。 (5) 事業上及び財務上の対処すべき課題 こうした経営環境に鑑み、当社グループにおける対処すべき課題及び取り組み概要は次のとおりとなります。 ①空調計装関連事業(既存事業強化戦略) ・施工余力を勘案した受注と安定収益確保の両立 ・中長期的な視点での全社最適および既設工事に繋がる物件の受注(新設工事) ・新規メンテナンスの増進および環境ソリューションビジネスの推進(既設工事) ・将来へ向けたサブコンとの関係強化および関係会社・協力会社との体制強化 ・DX推進による生産性向上と新たな価値創出 空調計装関連事業においては、昨年度に引き続き首都圏の再開発案件や工場、データセンターなど、新設を中心とした大規模案件が完成及び出件される見通しですが、施工余力を最大限に発揮して受注拡大に努めてまいります。 新設工事においては、「中長期的な全社最適」をキーワードに、数年先まで見据えた中長期的な経営資源の有効活用並びに各エリアでの戦略を明確にして事業の強化に取り組みます。またこうした案件の発注先であるサブコンとの良好な関係も強化してまいります。 既設工事においては、新設工事との連携を通じて安定的な収益確保を図り、事業基盤を強化するとともに、サステナビリティの潮流を踏まえた環境ソリューションビジネスの推進を図ってまいります。 また、当社グループの事業強化に向け、関係会社及び協力会社との体制強化を通じて、当社とより強固なパートナーシップを築けるよう施策を進めております。 さらに、重点施策の一つとしてDXの推進を計画しており、AIによる各種データ活用などを通じて、生産性向上やお客様への新たな価値創出を目指してまいります。 ②産業システム関連事業(事業領域拡大戦略) ・中央監視システム案件受注推進 ・生産管理システムと制御システムのデータ連携等によるスマート工場提案の推進 ・上記戦略を実現するための体制整備および研究開発活動 産業システム関連事業においては、プラントエンジニアリング会社向けの営業力を高め、中央監視システム案件の受注推進によりストックビジネスを拡大させつつ、エンドユーザー向けに生産管理システムと制御システムのデータ連携等によるスマート工場領域の確立・拡大を目指してまいります。 また、当社のエンジニアリング部門やグループ会社のジュピターアドバンスシステムズ株式会社と連携して食品工場を中心として各種生産設備の生産性・品質向上を目指したソリューション技術開発を行うとともに、計装エンジニアリング力を発揮し中央監視システム案件の受注拡大に取り組んでまいります。 こうした戦略を通じて、空調計装関連事業に次ぐ事業として収益基盤の強化・確立を図ってまいります。 ③経営全般(企業文化成長戦略) ・人的資本経営・ウェルビーイング経営の推進 ・資本コストや株価を意識した経営 ・DXへの投資、M&Aなどの成長投資の推進 ・サステナビリティ経営の推進 ・ガバナンスの徹底 ・広報・ブランディングへの取り組み 長期経営指針第3フェーズでの飛躍に向け、人的資本経営の推進は第2フェーズの大きな課題です。まず、成長のボトルネックとなっている人員確保については、「2030年度単体1,100名体制」を目標に、新卒・中途採用の強化を図ってまいります。人材育成については、2024年度に設立した「電技アカデミー」を通じ、新入社員の早期育成と技術者の資格取得を推進しており、着実に成果が表れております。これをさらに加速し、事業成長を図る目的で、(仮称)電技アカデミー及び技術イノベーションセンター建設のための土地を取得し、設立に向け準備を進めております。人材の活用については、昨年度に改定した人事制度の運用や戦略的な人員配置を通じて、社員の主体的な貢献意欲を高めるとともに、働きやすい職場環境づくりやウェルビーイング経営の推進に取り組んでおります。 また、中長期的な企業価値の向上の観点から「資本コストと株価を意識した経営」及びサステナビリティ、ガバナンスなど非財務価値への取り組みを強化してまいります。 資本コストを上回る資本効率性(目標連結ROE:15%以上)を達成するため、各事業の収益力強化はもちろん、株主・投資家の皆様との建設的対話の機会を増やし積極的な情報開示を通じ資本コストの低減に努めてまいります。人的資本やDXへの投資、M&Aなどの成長投資や株主還元なども積極的に実施してまいります。この他、当社の認知度向上や組織一体感の醸成に向けた広報・ブランディングへの取り組みも強化してまいります。 (6) 資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応 当社グループにおける、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応及び取り組み概要は次のとおりです。 ①資本コスト 当社は、連結ROE(自己資本利益率)を全社の目標経営指標、ROICを事業別の目標経営指標として設定しております。 イ.ROE(自己資本利益率)を全社の目標経営指標として設定 CAPMベースの株主資本コストは7~8%程度、投資家との対話やWACCなどから推定する投資家の期待収益率 を9~10%程度と認識。これを上回る中長期的な目標値として15%以上を連結ROE目標とする。 ロ.ROICを事業別の目標経営指標として設定 ・事業別のWACCとROICを定期的にモニタリング ・ROICに基づく経営管理の浸透(事業別の経営資源分配、投資の可否判断等)を図る ②株価 当社は、持続的な企業価値向上と市場での適正な評価を経営課題として認識しており、成長戦略の実践や資本 収益性の向上などにより株価やPBR向上を目指しております。 イ.実施した施策 ・資本コストの把握とROE目標の設定(上記) ・株主還元の強化 株主還元方針について、累進配当DOE5%から、累進配当DOE7%以上もしくは配当性向40%以上に 見直ししております。このほか、機動的な自己株式取得も実施し還元の強化を図ってまいります。 ・流動性向上 2026年4月1日を効力発生日とする株式分割 普通株式1株につき4株を実施しております。 ロ.今後の方向性 ・事業成長を通じた収益性向上 ・サステナビリティへの一層の取り組み ・開示、IRの充実(資本コスト低減)等について中期経営計画(2024~2027年度)の中で取り組んで まいります。 ③開示について 上記①、②の取り組みにつきましては、決算説明会等で公表しております。 なお、決算説明会の動画並びに資料については、当社ウェブサイト-投資家の皆様へ-IR資料室-決算説明会資料(URL:https://www.nihondengi.co.jp/ir/data/presentation.html)に掲載しております。英訳版資料については、英語版サイト(URL:https://www.nihondengi.co.jp/en/ir/data/)に掲載しております。
事業等のリスク3,274字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、当該リスクが顕在化する可能性の程度や時期につきましては、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。当社グループは、リスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク管理規程」において定め、その基本方針及び管理体制に基づき、代表取締役社長を委員長とするリスク管理委員会で、事業を取り巻く様々なリスクに対して適切な管理を行い、リスクの未然防止を図っております。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 建設工事の安全衛生・品質管理について 当社グループは、主にオフィスビル、商業ビル等の建築現場で計装工事の設計、監理及び施工を行っておりますが、事業の特性から人的、物的事故や労働災害、竣工後のクレームに伴う多額の補修費の負担請求が発生する可能性があり、また、これに伴う相応の損害賠償義務を負う可能性があります。この場合、直接的には多額のコストが発生し、間接的には当社に対するお客様の品質評価に重大な影響を与えることとなります。 これに対応するため、施工作業に関しましては「施工業務標準」等に則って行うよう品質管理部が指導を徹底しており、また安全パトロールを実施する等工事の安全衛生や品質の管理の充実を図るとともに賠償責任保険に加入する等、万全を期しております。 (2) メンテナンスの品質管理について 当社グループは、主に既設市場において空調設備等のメンテナンスを行っており、作業現場は工場、病院、ショッピングセンター、研究所等多岐に亘ることで、作業現場に応じた広範な保守・点検技術を必要としますが、サービスの瑕疵等により不測の事故等が発生した場合は多額の補修費の負担請求が発生し、またこれ以外にも相応の損害賠償義務を負う可能性があります。この場合、直接的には多額のコストが発生し、間接的には当社に対するお客様の品質評価に重大な影響を与えることとなります。 これに対応するため、メンテナンス作業に関しましては「メンテナンス業務標準」に則って行うよう品質管理部が指導を徹底しており、また賠償責任保険に加入する等十分に配慮しております。 (3) 特定の仕入先への依存度が高いことについて 当社は、アズビル㈱と空調自動制御機器等の仕入れに関する特約店契約を結んでおります。 この契約に基づく取引は、当社創業時(1959年)以来、長年に亘り継続して行われてまいりましたことから高い依存度となっており、この仕入れが滞る事態となった場合は、当社業績に多大な影響を及ぼすこととなります。 アズビル㈱に対する仕入高が当社総仕入高に占める割合は次のとおりであります。 項目   前事業年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当事業年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) アズビル㈱   4,788   61.4   4,837   65.5 総仕入高   7,801   100.0   7,384   100.0 これに対応するため、今後もアズビル㈱と安定的な営業取引を含めて良好な関係維持に努めるとともに、事業領域拡大により事業全体での影響度の軽減を図っております。 (4) 不採算工事等の発生 工事等の各種プロジェクトは、内容の打ち合わせ及び見積りに基づき取り交わした請負契約に従って作業し、完了後にお客様による検査等を受けて引渡しが完了しますが、途中での設計変更や手直しによる予測が困難な追加原価等が生じた場合、不採算工事等が発生する可能性があり、これにより業績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、「施工業務標準」等に則って関連部門による着手前の採算検討を実施するとともに、工程管理表に基づいて計画の精度を検証することで、不採算工事等の発生を未然に防ぐように努めております。 (5) 建設資材価格の変動リスク 当社グループが取り扱う電設資材等の価格が社会情勢の急激な変化等により高騰し、それを請負金額に反映させることが困難な場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおいては、各種資材の特性に応じて在庫管理や代替品を含めた調達力の強化を図っており、リスクの軽減に努めております。 (6) 取引先に関するリスク 当社グループのお客様の信用状況に悪化が生じた場合、売上債権の貸倒れが生じることとなり、業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 これに対応するため、「売上債権管理規程」に従い、取引先別の与信枠を設定する等与信管理・債権管理を徹底するとともに、可能な限り請負代金を先行して受領する等回収遅延が発生しないように対処しております。 (7) 業績の季節的変動について 当社グループの売上高は、通常の営業の形態として、工事の完成引渡しが第4四半期連結会計期間に集中し、これに伴う稼働率が高まるため、第1四半期連結会計期間から第3四半期連結会計期間における売上高及び利益に比べ、第4四半期連結会計期間に売上高及び利益が偏重する季節的変動があります。 (8) 技術者や協力会社の確保及び育成について 当社グループでは、主にエンジニアリング等の技術を実践的に適用できる技術者や協力会社の確保及び育成が極めて重要でありますが、必要とする人材の確保及び育成ができなかった場合、受注機会の減少等当社グループの業績に多大な影響を及ぼす可能性があります。 そのため、新卒・中途人材の大幅な採用強化を図るとともに教育制度を見直し、新入社員の早期育成と資格取得を目的に設立した「電技アカデミー」で本社一括・通年の集合技術研修を2024年度より実施しております。また、現場における業務の実務能力育成を目的として、協力会社社員の受入出向を実施する等高い技術を持った技術者や協力会社の確保及び育成に努めております。 (9) 自然災害等について 当社グループが事業を展開する地域において、地震等の大規模自然災害の発生に伴い、工事等の各種プロジェクトの中断・大幅な遅延等の事態が生じた場合や事業所において営業の継続に支障をきたす重大な損害が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループにおいては、災害等発生時に危機管理チームまたは対策本部を設置し迅速に対応する体制をとるほかに「災害対策マニュアル」の整備、安否確認システムの導入、定期的な訓練などの対策を実施しております。 また、当社グループでは、気候変動が当社グループの企業価値や業績に及ぼすリスクの重要性を認識しております。詳細については、「2サステナビリティに関する考え方及び取組(3)重要なサステナビリティ項目に関する取組①気候変動に対する取組」に記載しております。 (10) 情報セキュリティについて 当社グループは、情報システムに様々なセキュリティ対策を講じていますが、外部からのサイバー攻撃、不正アクセス、コンピューターウイルスの侵入等により、情報システム等に障害が生じた場合や、企業情報及び個人情報等が社外に流失した場合は、事業活動の停滞や社会的信用の低下等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループでは、年々多様化、巧妙化するサイバーセキュリティ上の脅威への対策として、情報システム部門が中心となり、情報セキュリティレベル向上の取り組みを進めております。サイバーセキュリティの脅威に対する技術的な対策に加え、定期的な教育・訓練を通じ、従業員の情報セキュリティに対する意識レベルの向上に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)10,091字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善及び各種政策の効果により緩やかな回復がみられるものの、中東情勢の緊迫化に伴う影響が景気を下押しするリスクとして懸念されるなど、先行き不透明な環境となりました。 建設業界におきましては、人手不足が共通課題となっている環境下、首都圏及び地方中核都市の再開発、製造拠点の国内回帰に伴う工場建設需要等による旺盛な環境が続きました。 このような状況の下、当連結会計年度における当社グループ業績は、受注高は54,001百万円(前年同期比23.4%増)となりました。 売上高につきましては、空調計装関連事業及び産業システム関連事業ともに増加し、46,371百万円(同7.7%増)となりました。 利益面につきましては、空調計装関連事業の売上高増加と、収益性を意識した受注や利益率改善努力による収益性向上等により、営業利益は11,821百万円(同29.6%増)、経常利益は12,126百万円(同30.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は8,442百万円(同31.6%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 〔空調計装関連事業〕 空調計装関連事業につきましては、受注高は48,231百万円(前年同期比24.0%増)、売上高は41,697百万円(同5.9%増)、セグメント利益は16,563百万円(同22.3%増)となりました。 受注高につきましては、新設において、研究施設及び公共施設向け物件等の新設工事が増加し、既設においては、工場及び事務所向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が17,199百万円(同22.8%増)、既設が31,031百万円(同24.7%増)でした。 売上高につきましては、新設において、工場及び教育施設向け物件等の新設工事が反動減となったものの、既設においては、事務所及び工場向け物件等の既設工事が増加しました。内訳は、新設が14,180百万円(同14.6%減)、既設が27,516百万円(同20.9%増)でした。 次期繰越工事高は、新設及び既設ともに増加し、29,421百万円(同28.5%増)となりました。 〔産業システム関連事業〕 主に工場や各種搬送ライン向けの計装工事、各種自動制御工事及び食品工場向けの生産管理システムの構築等を行う産業システム関連事業につきましては、受注高は5,770百万円(前年同期比17.9%増)、売上高は4,674百万円(同26.5%増)、セグメント利益は867百万円(同102.5%増)となりました。 受注高、売上高ともに電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加しました。 次期繰越工事高は、電気工事等が増加し、4,054百万円(同36.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,839百万円増加し13,585百万円(前期比26.4%増)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は11,045百万円(同35.8%増)となりました。 これは、主に税金等調整前当期純利益の計上12,143百万円があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は5,820百万円(同36.0%増)となりました。 これは、主に有価証券・投資有価証券の償還による収入2,250百万円に対して、有形固定資産の取得による支出2,474百万円及び有価証券・投資有価証券の取得による支出4,613百万円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は2,385百万円(同45.4%増)となりました。 これは、主に配当金の支払額2,282百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況 イ.受注実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前連結会計年度比(%) 空調計装関連事業(百万円)   38,883   48,231   (24.0%増) 産業システム関連事業(百万円)   4,893   5,770   (17.9%増) 合計(百万円)   43,777   54,001   (23.4%増) ロ.売上実績 区分   前連結会計年度 (自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前連結会計年度比(%) 空調計装関連事業(百万円)   39,367   41,697   (5.9%増) 産業システム関連事業(百万円)   3,694   4,674   (26.5%増) 合計(百万円)   43,061   46,371   (7.7%増) (注)1.当社グループでは生産実績を定義することが困難であるため「生産の状況」は記載しておりません。 2.最近2連結会計年度の売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は次のとおりであります。 (前連結会計年度) 該当する相手先はありません。 (当連結会計年度) 該当する相手先はありません。 なお、参考のため提出会社個別の事業の実績は次のとおりであります。 当社が営んでおります空調計装関連事業及び産業システム関連事業では、生産実績を定義することが困難であります。また、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態に即しておりません。 よって、「受注工事高及び完成工事高等の状況」として次に記載しております。 受注工事高及び完成工事高等の状況 イ.受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   セグメントの名称   前期繰越工事高 (百万円)   当期受注工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成工事高 (百万円)   次期繰越工事高 (百万円) 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   空調計装関連事業   23,370   38,450   61,821   38,933   22,887 産業システム関連事業   1,706   4,091   5,798   2,912   2,885 合計   25,077   42,541   67,619   41,846   25,773 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日)   空調計装関連事業   22,887   47,695   70,583   41,161   29,421 産業システム関連事業   2,885   4,867   7,753   3,824   3,929 合計   25,773   52,563   78,337   44,986   33,350 (注)1.前事業年度以前に受注した工事で、契約の変更により請負金額に変更のあるものについては、当期受注工事 高にその増減高が含まれております。したがって、当期完成工事高にも同様の増減高が含まれております。 2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致しております。 3.当期受注高及び当期売上高としては、上記当期受注工事高及び当期完成工事高のほかに、制御機器類の販売に係る当期受注高及び当期売上高が以下のとおりであります。 (前事業年度) 空調計装関連事業433百万円、産業システム関連事業457百万円 (当事業年度) 空調計装関連事業535百万円、産業システム関連事業283百万円 ロ.受注の方法 当社の工事の受注方法は、そのほとんどが特命によっております。 ハ.販売実績 (a)完成工事高 期別   セグメントの名称   官公庁(百万円)   民間(百万円)   合計(百万円) 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   空調計装関連事業   9,628   29,305   38,933 産業システム関連事業   94   2,818   2,912 合計   9,722   32,123   41,846 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日)   空調計装関連事業   11,487   29,674   41,161 産業システム関連事業   512   3,311   3,824 合計   12,000   32,985   44,986 (注)1.完成工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。 (前事業年度) 高砂熱学工業㈱   ・東京理科大学葛飾キャンパス新校舎整備計画 計装工事 オーク設備工業㈱   ・うめきた2期南街区西棟オフィス(6F~28F) 自動制御工事 ㈱テクノ菱和   ・日本ガイシ㈱熱田新研究開発棟(CR工事) 自動制御工事 ダイダン㈱   ・プライムアースEVエナジー㈱新居第3工場新築工事 自動制御工事 ㈱中電工   ・美作市新庁舎整備工事 自動制御工事 (当事業年度) 東洋熱工業㈱   ・名城大学天白キャンパス全学共用棟新築他工事 自動制御設備工事 新菱冷熱工業㈱   ・㈱コーセー 南アルプス工場 新築工事 自動制御工事 ㈱大気社   ・㈱出雲村田製作所 N2棟他建設設備工事 計装工事 ダイダン㈱   ・名古屋第4地方合同庁舎(PFI) 自動制御工事 高砂熱学工業㈱   ・スタンレー電気㈱技術研究所 自動制御工事 2.最近2事業年度の完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりであります。 (前事業年度) 該当する相手先はありません。 (当事業年度) 該当する相手先はありません。 (b)商品売上高 期別   セグメントの名称   金額(百万円) 前事業年度 (自2024年4月1日 至2025年3月31日)   空調計装関連事業   433 産業システム関連事業   457 合計   890 当事業年度 (自2025年4月1日 至2026年3月31日)   空調計装関連事業   535 産業システム関連事業   283 合計   819 ニ.繰越工事高(2026年3月31日現在) セグメントの名称   官公庁(百万円)   民間(百万円)   合計(百万円) 空調計装関連事業   7,764   21,656   29,421 産業システム関連事業   1,330   2,598   3,929 合計   9,095   24,255   33,350 (注)繰越工事高のうち、請負金額が1億円以上の主なものは次のとおりであります。 オーク設備工業㈱   ・㈱キーエンス次期ロジスティクスセンター新築工事 自動制御工事   2026年11月完成予定 ダイダン㈱   ・知多市新庁舎建設工事 自動制御工事   2026年11月完成予定 三機工業㈱   ・NEC神奈川DC2期棟 STEP2,3実装工事 自動制御工事   2026年12月完成予定 新菱冷熱工業㈱   ・中外製薬㈱浮間UK3改造工事 自動制御設備工事   2027年4月完成予定 高砂熱学工業㈱   ・基町相生通地区第一種市街地再開発事業 自動制御工事   2027年4月完成予定 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.受注高 当連結会計年度の受注高は、前連結会計年度に比べ10,224百万円増加し、54,001百万円となりました。 空調計装関連事業における新設工事の受注高は、研究施設及び公共施設向け物件等が増加したことにより3,121百万円増加しました。既設工事の受注高は、工場及び事務所向け物件等が増加したことにより6,124百万円増加しました。 産業システム関連事業における産業計装工事等の受注高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,058百万円増加しました。 また、当社グループは受注高を重要な経営指標の一つとしておりますが、当連結会計年度の達成状況は以下のとおりであります。 報告セグメント   区分   2025年度計画(百万円)   2025年度実績(百万円)   計画比(百万円) 空調計装 関連事業   空調計装工事   新設工事   12,600   16,934   4,334   (34.4%増) 既設工事   23,200   30,761   7,561   (32.6%増) 計   35,800   47,695   11,895   (33.2%増) 制御機器類販売   300   535   235   (78.4%増) 計   36,100   48,231   12,131   (33.6%増) 産業システム関連事業   産業計装工事等   4,600   5,477   877   (19.1%増) 制御機器類販売   300   293   △6   (2.3%減) 計   4,900   5,770   870   (17.8%増) 合計   41,000   54,001   13,001   (31.7%増) 空調計装関連事業の新設工事においては、「中長期的な視点での全社最適および既設工事に繋がる物件の受注」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており各地の大型案件に対応した施工体制を構築したこと等により、将来的に既設工事に繋がる物件を相当数確保できたものと認識しております。既設工事においては、「新規メンテナンスの増進及び環境ソリューションビジネスの推進」を対処すべき課題として掲げておりましたが、実績は計画値を上回っており新規メンテナンスの増進および環境ソリューションビジネスの推進に着実に取り組んだ結果であると認識しております。 産業システム関連事業においては、「システム・工事一括受注の推進」等を対処すべき課題として取り組んでおりましたが、事業基盤強化の成果により電気工事等の受注増に繋がり、実績は計画値を上回る結果となりました。 なお、空調計装関連事業における新設工事の次期繰越工事高は、16,107百万円となり、既設工事の次期繰越工事高は、13,313百万円となりました。産業システム関連事業における産業計装工事等の次期繰越工事高は、4,054百万円となりました。 ロ.売上高 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ3,310百万円増加し、46,371百万円となりました。 空調計装関連事業における新設工事の完成工事高は、工場及び教育施設向け物件等が減少したことにより2,501百万円減少しました。既設工事の完成工事高は、事務所及び工場向け物件等が増加したことにより4,729百万円増加しました。 産業システム関連事業における完成工事高は、電気工事及び生産管理システムのソフトウエア等が増加したことにより1,161百万円増加しました。 なお、計画比較に関しましては計画値43,500百万円に対し2,871百万円増加しました。 ハ.売上総利益 当連結会計年度の売上総利益は、前連結会計年度に比べ3,307百万円増加し、21,963百万円となりました。売上総利益率については、主に既設工事における工事採算の改善により全体で4.1ポイント上昇し47.4%となりました。 ニ.販売費及び一般管理費 当連結会計年度の販売費及び一般管理費は、主に広告宣伝費の増加により前連結会計年度に比べ605百万円増加し、10,141百万円となりました。 ホ.営業利益 当連結会計年度の営業利益は、前連結会計年度に比べ2,701百万円増加し、11,821百万円となりました。 売上高営業利益率については、4.3ポイント上昇し25.5%となりました。セグメント別では空調計装関連事業においては、5.3ポイント上昇し39.7%、産業システム関連事業においては、7.0ポイント上昇し18.6%となりました。 なお、計画比較に関しましては計画値9,200百万円に対し2,621百万円増加しました。 ヘ.営業外収益及び営業外費用、特別利益及び特別損失 営業外収益及び営業外費用は、主に受取配当金の増加により前連結会計年度の187百万円の収益(純額)に対し、304百万円の収益(純額)となりました。 特別利益及び特別損失は、投資有価証券売却益の増加により前連結会計年度の167百万円の損失(純額)に対し、16百万円の収益(純額)となりました。 ト.税金等調整前当期純利益 当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に比べ3,003百万円増加し、12,143百万円となりました。 チ.法人税等 法人税等は、税金等調整前当期純利益の増加に伴う課税所得の増加等により、前連結会計年度に比べ974百万円増加し、3,700百万円となりました。税効果会計適用後の法人税等の負担率は、法人税額の特別控除の減少により、前連結会計年度の29.8%から30.5%に上昇しました。 リ.親会社株主に帰属する当期純利益 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ2,028百万円増加し、8,442百万円となりました。これにより1株当たり当期純利益は、前連結会計年度の100.71円から132.49円になりました。 なお、計画比較に関しましては計画値6,450百万円に対し1,992百万円増加しました。 (注)2025年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で、2026年4月1日付で普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。 ヌ.自己資本当期純利益率(ROE) 当社グループは、自己資本当期純利益率(ROE)を重要な指標として位置づけております。当連結会計年度の自己資本当期純利益率(ROE)は、前連結会計年度に比べ2.3ポイント上昇し19.6%となりました。今後も、引き続き資本効率の向上及び株主資本の有効利用等の施策を検討し、15.0%以上の達成の継続に取り組んでまいります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ.キャッシュ・フロー 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ロ.資金調達 当社グループは、転リース取引等個別の条件によるもの以外については、内部資金により資金調達しております。 ハ.資金需要 当社グループの資金需要のうち主なものは運転資金であります。その主たる内容は各種工事のための原材料購入及び外注工事費の支払、販売費及び一般管理費等の営業費用であり、営業費用の主なものは人件費であります。また、その他の資金需要として、成長投資や株主還元があります。 運転資金については、営業活動より得られるキャッシュ・フローを基本とした流動性資金(預金及び取得日から3か月以内に償還期限が到来する短期投資)にて十分に補完できているものと考えております。また、急激な環境変化にも備え流動性を維持するための流動性補完資金については、流通市場が形成されている公社債等の中期投資で確保しております。 成長投資については、原則的に流動性資金を充当しており、認知度向上に資する広報・ブランディングやデジタル化の進展を踏まえた設備投資に加え、事業成長を目的とした(仮称)電技アカデミー及び技術イノベーションセンター建設に伴う土地取得、ならびに採用・研修等の人的投資を行っております。また、成長投資の一環として業務上関係を有する企業の株式や社債等の金融商品に投資することで、投資先企業との円滑かつ良好な関係維持、取引及び事業領域拡大を図っております。 株主還元については、業績に多大な影響を及ぼす事象が無い限り、配当性向40%以上もしくはDOE(連結株主資本配当率)7%以上を基準に累進的な配当を基本とするとともに、機動的な自己株式取得も実施してまいります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般的に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表作成に当たりまして、期末時点の資産・負債及び期中の収益・費用の適正な計上を行うため、見積りや仮定が必要とされます。当社グループは、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果は資産・負債の簿価及び収益・費用の計上についての判断の基礎となります。実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループは、次の重要な会計方針の適用における見積りや仮定は連結財務諸表に重要な影響を与えると考えております。 イ.収益の認識 収益の認識に用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ロ.完成工事補償引当金 当社グループは完成工事に係る瑕疵担保、アフターサービス等の費用の支出に備え、完成工事補償引当金を計上しております。 完成工事補償引当金の計上にあたっては、過去の補修費支出の実績を基準にした金額及び特定の物件については補償工事費用の個別見積額を計上しております。そのため、実際の結果が、見積りの前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合において、完成工事補償引当金が増減し業績に影響を及ぼす可能性があります。 ハ.投資の減損 当社グループは、特定のお客様や金融機関等の取引先に対する株式を所有しております。これら株式には価格変動性が高い上場株式と、株価の決定が困難である非上場株式が含まれております。 上場株式については、期末時点で市場価格が取得価額に対して著しく下落している場合、非上場株式及び関係会社株式については、投資先の純資産価額の当社グループ持分が当社の帳簿価額に対して著しく下落している場合につき、将来の回復の可能性を検討し、評価損を計上することとしております。 ニ.固定資産の減損 当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準(企業会計審議会 平成14年8月9日)」及び企業会計基準適用指針第6号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針(企業会計基準委員会 平成15年10月31日)」を適用しております。 経済環境の著しい悪化等により営業収益が大幅に低下する場合等には、減損損失が発生する可能性があります。 ホ.繰延税金資産 当社グループは、連結財務諸表と税務上の資産・負債との間に生じる一時的な差異に係る税効果については、当該差異の解消時に適用される法定実効税率を使用して、繰延税金資産・負債を計上しております。 繰延税金資産の計上にあたっては、将来の課税所得と実現可能なタックス・プランニングを考慮して一時差異の解消に係るスケジューリングを行い、回収可能と判断される繰延税金資産を計上しております。回収可能性の判断には、実績情報とともに将来に関するあらゆる入手可能な情報が考慮されており、合理的なものと考えております。

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開示資料

出典

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