概要
第一建設工業は、1942年に鉄道省の下で創業した建設会社である。新潟市に本社を置き、鉄道土木・建築工事を主力とし、不動産事業も手掛ける。2026年3月期の売上高は600億円、従業員数は1004名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、東日本旅客鉄道(JR東日本)を主要取引先とする。
建設事業と不動産事業の二本柱
当社グループは、本体と子会社2社(ホームテック・旭、シビル旭)で構成される。建設事業が売上の大半を占め、2025年度の建設事業売上高は588億8500万円で全体の98.1%に相当する。内訳は土木工事と建築工事で、土木が約67%、建築が約33%である。不動産事業は賃貸・仲介が中心で、売上高は11億1800万円と小規模だが、安定した収益源となっている。子会社のホームテック・旭は不動産事業も担当する。
JR東日本への依存度が高い売上構造
建設事業の売上先は東日本旅客鉄道(JR東日本)が圧倒的に大きく、2025年度の売上高に占める割合は72.3%である。これは同社が鉄道省の系譜を引き、長年にわたり鉄道インフラ工事を請け負ってきた歴史に由来する。その他の官公庁や民間からの受注もあるが、顧客基盤は特定企業に集中している。受注方法は特命と競争入札があり、特命受注の比率が高いと推定される。
新潟を拠点に東日本一帯に広がる事業所
本社は新潟市中央区に置き、東京支店、仙台支店、秋田支店、長野支店(廃止済)、新津支店(廃止済)などを持っていた。現在は東京、仙台の2支店が主力で、かつて存在した名古屋支店は2006年に廃止された。営業エリアは主に東北・関東・中部地方で、鉄道網に沿った地域で工事を施工している。子会社のホームテック・旭とシビル旭はそれぞれ新潟県内で少額工事を手掛ける。
業界の中での役割は鉄道関連の建設工事を中心に手がける建設業者。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2026/3期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 建設事業 | 589億円 | 98.2% | 68億円 | 11.5% |
| 不動産事業 | 11億円 | 1.8% | 1億円 | 9.1% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設主力
建設事業では、当社が建設工事の施工を行い、子会社の㈱ホームテック・旭、㈱シビル旭が建築及び土木の少額工事を施工しています。その他の関係会社である東日本旅客鉄道㈱が主要な取引先です。
主要顧客東日本旅客鉄道㈱
- 建設工事
- 建築・土木工事全般を請け負います。特に鉄道関連工事に強みを持ちます。
02不動産準主力
不動産事業では、当社及び㈱ホームテック・旭が不動産の賃貸及び仲介等を行っています。
- 不動産賃貸・仲介
- 不動産の賃貸・仲介等のサービスを提供します。
製品と技術
鉄道を中心とした土木工事
土木工事は当社の主力であり、2025年度の完成工事高396億円のうち約67%を占める。主に鉄道線路の路盤改良、橋梁補修、トンネル改修、盛土・切土工事など、JR東日本管内の鉄道インフラ維持・更新工事を手掛ける。官公庁発注の河川・道路工事も受注する。長年の実績から、鉄道運行を止めずに施工する「線路近接工法」などのノウハウを蓄積している。
建築工事と不動産事業
建築工事は駅舎改築、車両基地、保守基地などの鉄道関連建築物が中心。2025年度の完成工事高は192億円で、土木に次ぐ柱である。また、不動産事業では自社保有物件の賃貸(オフィス・駐車場等)や仲介業務を行い、売上高は11億円と小規模ながら安定した収益を挙げる。子会社ホームテック・旭は住宅リフォーム等の少額建築工事も請け負う。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
橋梁補修で国内中堅、内需依存型
同社は橋梁・道路などの社会インフラの補修・補強工事を主力とする建設会社。業界内ではショーボンドホールディングスが橋梁補修で国内首位、同社は中堅規模。売上高は2024年3月期540億円から2026年3月期600億円へ増収計画。営業利益率は12%程度で、同業のミライト・ワンなどと比べ遜色ない水準。ただし海外売上比率は極めて低く、国内公共投資に依存する構造。
強み
- 社会インフラ老朽化を背景に、橋梁補修ニーズは安定的に存在。専門技術で差別化。
- 営業利益率12%前後を維持。公共工事中心で受注変動はあるが、利益率は比較的安定。
- 増収基調であり、受注残高も順調に積み上がっていると推察される。
- 売上高600億円目標を掲げ、M&Aや事業拡大に積極的な姿勢が伺える。
課題
- 国内公共投資に依存しており、財政削減や災害復旧需要の一巡で減速リスク。
- ショーボンドなど大手と比べ規模・ブランド力で劣り、価格競争に巻き込まれる恐れ。
- 建設業界全体の人手不足が進行。技術者確保が成長の制約要因に。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
建設業の時価総額近傍。太字が第一建設工業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 1419タマホーム | 848億円 | 68.7倍 |
| 2 | 1882東亜道路工業 | 807億円 | 21.6倍 |
| 3 | 1822大豊建設 | 750億円 | 16.1倍 |
| 4 | 1852淺沼組 | 734億円 | 14.1倍 |
| 5 | 1414ショーボンドホールディングス | 691億円 | 16.6倍 |
| 6 | 1799第一建設工業 | 689億円 | 11.3倍 |
| 7 | 1945東京エネシス | 681億円 | 15.9倍 |
| 8 | 1815鉄建建設 | 669億円 | 12.4倍 |
| 9 | 1921巴コーポレーション | 657億円 | 11.4倍 |
| 10 | 1982日比谷総合設備 | 646億円 | 14.7倍 |
| 11 | 1938日本リーテック | 623億円 | 11.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 23件
鉄道省の下で創業した1942年
1942年9月、鉄道省新潟鉄道局の所管区域内における鉄道土木・建築工事を目的として、新鉄工業株式会社が設立された。新潟県新津町に本店を置き、長野、山形、秋田の各支店を設置。創業時は国鉄(後のJR)の直請けを主たる業務とし、戦時体制下で鉄道施設の整備に貢献した。1944年には商号を新潟鉄道工業に変更し、事業範囲も拡大した。
戦後、一般土木建築へ進出した1950年代
1950年8月、商号を新鉄工業に戻し、事業目的を変更。鉄道工事専門から官公庁・民間の土木建築工事へと進出した。1952年には鉄道施設工業を吸収合併し経営基盤を強化。1957年8月、現在の社名である第一建設工業株式会社に改称した。この時期に建設業法の大臣登録を取得し、全国展開への足掛かりを築いた。
不動産事業に参入し店頭公開した1970~90年代
1972年4月、不動産業を事業目的に追加。同年7月に宅地建物取引業免許を取得し、不動産賃貸・仲介を開始した。1978年には東京営業所を支店に昇格、1982年には仙台営業所も支店化し首都圏・東北でのプレゼンスを高めた。1989年には子会社ホームテック・旭とシビル旭を設立。1994年8月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、資金調達力を向上させた。
市場変更と支店整理を経た2000年代以降
2004年12月、店頭登録を取消しジャスダック証券取引所に上場。2006年5月には名古屋支店を廃止し、営業地域を絞り込んだ。2010年4月の取引所統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ、さらに東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2022年4月の市場区分見直しでスタンダード市場に移行した。売上高は400~600億円台で推移し、2026年3月期には600億円を達成。中期経営計画「変革2030」で2030年度に売上高700億円を目標とする。
年表23件を開く
1940年代
- 1942年9月創業鉄道省新潟鉄道局所管区域内における鉄道土木及び建築工事の請負を事業目的として新鉄工業株式会社を設立。新潟県新津町に新津支店(廃止済)、長野県長野市に長野支店、山形県山形市に山形支店(廃止済)、秋田県秋田市に秋田支店を設置。
- 1944年6月商号変更商号を新潟鉄道工業株式会社に変更。
- 1944年9月鉄道省が運輸通信省となるのに伴い、新潟鉄道局の所管区域が拡大。
- 1949年10月建設業法により建設大臣登録(イ)第257号を取得。(以後2年ごとに更新)
1950年代
- 1950年8月商号変更商号を新鉄工業株式会社に変更。事業目的を変更して鉄道工事専門会社から、諸官公庁及び民間の土木建築工事の請負に進出。
- 1952年9月M&A経営基盤の強化を図るため鉄道施設工業株式会社を吸収合併。
- 1957年8月商号変更商号を第一建設工業株式会社に変更。
1970年代
- 1972年4月不動産に関する業務を事業目的に追加。
- 1972年7月宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者として新潟県知事免許(1)第1078号を取得。(以後3年ごとに更新)
- 1973年10月建設業法の改正に伴い、建設大臣許可(特-48)第1948号を取得。(以後3年ごとに更新、なお、1997年10月より5年ごとに更新)
- 1978年4月東京営業所(東京都台東区)を支店に昇格。
1980年代
- 1982年12月仙台営業所(宮城県仙台市)を支店に昇格。
- 1984年6月宅地建物取引業法により、宅地建物取引業者として建設大臣免許(1)第3248号を取得。(以後3年ごとに更新、なお、1996年6月より5年ごとに更新)
- 1986年9月名古屋市中村区に名古屋支店を設置。
- 1989年2月創業関連会社として株式会社ホームテック・旭を設立。
- 1989年7月子会社として株式会社シビル旭を設立。
1990年代
- 1991年3月M&A株式会社ホームテック・旭を子会社化。
- 1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録。
- 1998年7月本店を本社と新潟支店に分離。
2000年代
- 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
- 2006年5月名古屋支店を廃止。
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で1,004人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は839万円で、9期前と比べて+17.8%。平均年齢は39.1歳、平均勤続年数は14.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 918 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 916 | — |
| 2019年3月 | 712 | 40.3 | 12.9 | 949 | — |
| 2020年3月 | 689 | 40.2 | 12.8 | 1,038 | — |
| 2021年3月 | 756 | 40.3 | 12.9 | 1,026 | — |
| 2022年3月 | 751 | 40.4 | 13.2 | 1,010 | — |
| 2023年3月 | 704 | 40.2 | 13.3 | 1,012 | — |
| 2024年3月 | 735 | 39.6 | 13.4 | 1,019 | — |
| 2025年3月 | 808 | 39.6 | 13.8 | 1,004 | 717 |
| 2026年3月 | 839 | 39.1 | 14.1 | 1,004 | 687 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は600億円、営業利益は69億円。前期と比べると増収減益で、売上が+3.4%、利益が-4.2%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 690億円 | 600億円 |
| 営業利益 | 59億円 | 69億円 |
| 純利益 | 43億円 | 52億円 |
| 1株あたり配当 | ¥160 | ¥160 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は162億円、営業利益は17億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+51.4%、営業利益は+142.9%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 132 | — | — | 10 |
| 2024年1Q | 107 | 7 | 6.5 | 6 |
| 2024年2Q | 134 | 10 | 7.5 | 7 |
| 2024年3Q | 160 | 11 | 6.9 | 8 |
| 2024年4Q | 139 | — | — | 7 |
| 2025年2Q | 252 | 29 | 11.5 | 21 |
| 2025年4Q | 328 | 43 | 13.1 | 31 |
| 2026年2Q | 266 | 34 | 12.8 | 27 |
| 2026年4Q | 334 | 35 | 10.5 | 25 |
| 2027年1Q | 162 | 17 | 10.5 | 14 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は417億円から600億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は11.5%。売上は4期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 417 | — | 42 | — | 26 |
| 2014年3月 | 501 | — | 56 | — | 34 |
| 2015年3月 | 486 | — | 57 | — | 36 |
| 2016年3月 | 484 | — | 51 | — | 34 |
| 2017年3月 | 484 | — | 47 | — | 33 |
| 2018年3月 | 506 | — | 63 | — | 45 |
| 2019年3月 | 498 | — | 53 | — | 36 |
| 2020年3月 | 479 | — | 44 | — | 26 |
| 2021年3月 | 550 | — | 54 | — | 37 |
| 2022年3月 | 427 | — | 33 | — | 26 |
| 2023年3月 | 474 | — | 39 | — | 26 |
| 2024年3月 | 540 | — | 41 | — | 28 |
| 2025年3月 | 580 | 72 | 76 | 12.4 | 52 |
| 2026年3月 | 600 | 69 | 75 | 11.5 | 52 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高600億円のうち、営業利益として残るのは69億円で11.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は52億円、売上の8.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金81.8%491億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金6.7%40億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益11.5%69億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年3月期は営業CFが43億円、投資CFが−15億円で、差し引きのフリーCFは28億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は148億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 18 | −7 | −5 | 11 | 102 |
| 2014年3月 | 2 | 16 | −4 | 18 | 116 |
| 2015年3月 | 2 | 15 | −5 | 17 | 129 |
| 2016年3月 | 113 | −40 | −5 | 73 | 197 |
| 2017年3月 | 16 | −18 | −5 | −2 | 190 |
| 2018年3月 | 45 | −20 | −5 | 25 | 209 |
| 2019年3月 | 59 | −17 | −7 | 42 | 243 |
| 2020年3月 | −10 | −35 | −8 | −45 | 191 |
| 2021年3月 | 29 | −39 | −8 | −10 | 174 |
| 2022年3月 | 105 | −23 | −10 | 82 | 245 |
| 2023年3月 | −4 | −61 | −19 | −65 | 161 |
| 2024年3月 | 54 | −23 | −12 | 31 | 180 |
| 2025年3月 | 60 | −38 | −28 | 22 | 174 |
| 2026年3月 | 43 | −15 | −53 | 28 | 148 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年3月期の総資産は863億円。このうち返さなくてよい自己資本が747億円で、自己資本比率は86.5%(業種中央値55.5%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 517 | 395 | 122 | 76.4 |
| 2014年3月 | 576 | 428 | 148 | 74.4 |
| 2015年3月 | 605 | 468 | 137 | 77.4 |
| 2016年3月 | 624 | 499 | 125 | 80.0 |
| 2017年3月 | 641 | 527 | 114 | 82.1 |
| 2018年3月 | 685 | 569 | 116 | 83.0 |
| 2019年3月 | 691 | 598 | 93 | 86.5 |
| 2020年3月 | 698 | 609 | 89 | 87.3 |
| 2021年3月 | 762 | 642 | 120 | 84.2 |
| 2022年3月 | 731 | 654 | 77 | 89.5 |
| 2023年3月 | 755 | 665 | 90 | 88.0 |
| 2024年3月 | 809 | 693 | 116 | 85.7 |
| 2025年3月 | 839 | 717 | 123 | 85.4 |
| 2026年3月 | 863 | 747 | 116 | 86.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で140社中1位あたり、逆に低いのはROEで140社中111位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,305で、1年前と比べて+5.9%。過去52週の値幅のなかでは19%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 11.3倍 |
| PER (会社予想) | 13.6倍 |
| PBR | 2.04倍 |
| 配当利回り | 4.84% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
1ヵ月で+3.2%と上昇も、7月に入り調整。週足では25日線(3373円)を割り込み、75日線(3460円)も下回る。52週高値4510円からは25%下落、安値3005円からは+13%の位置。直近の出来高は増加しており、売り圧力が強まっている。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)。
PERが11.6倍と業界平均14.1倍を下回り割安感がある。PBRは2.10倍と平均1.51倍を上回るが、ROE7.14%を考慮すると株価純資産倍率はやや高め。配当利回り4.71%は平均3.40%を上回り高水準だが、配当性向54.6%と安定している。利益成長が続いており、総合的に割安と判断した。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 11.3倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 13.6倍 | — |
| PBR | 2.04倍 | 1.55倍 |
| ROE | 7.1% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
業績拡大と高配当が魅力的だが、建設需要の先行き不透明感やコスト上昇リスクが争点。強気派は大型案件の収益貢献や底堅い首都圏需要を評価し、PER11倍台の割安感を指摘。弱気派は建設コスト上昇や人手不足による利益率悪化、公共投資の変動リスクを警戒。
- 業績好調
25年3月期営業利益率12.4%と高水準。
- 高配当利回り
配当利回り4.7%で株主還元厚い。
- 首都圏需要
都市部の非住宅建設需要は底堅い。
- 純利益が倍増、過去最高益更新2025/3影響強
2025年3月期純利益52億円(前期28億円から倍増)、業績改善顕著。
- 高配当利回り4.71%継続影響弱
配当利回り4.71%は建設業平均3%を上回り、株主還元姿勢が評価される。
- PER11.6倍と割安水準継続影響中
PER11.6倍は業界平均13倍を下回り、バリュエーション面で見直し余地。
- 売上高安定成長、600億円へ2026/3影響中
売上高580→600億円、+3.4%増収。堅調な受注が継続。
- コスト上昇リスク
資材・人件費高騰が利益を圧迫。
- 受注変動
大型案件の有無で業績がぶれやすい。
- 人手不足
技能労働者不足で工事遅延リスク。
- 営業利益減益、72→69億円2026/3影響中
営業利益72→69億円、4%減益見通し。減益基調が株価の重し。
- ROE7.1%と低収益性継続影響中
ROE7.14%は資本コストを下回り、収益性改善が課題。
- 建設業界の人手不足リスク継続影響弱
人件費上昇が利益率を圧迫する業界共通リスク。
- 株価上昇で配当利回り低下懸念不定影響弱
株価が3400円から上昇すると配当利回りが4%を切り、買い安心感が後退。
- 受注高
- 今後の収益の先行指標。
- 営業利益率
- コスト上昇の影響を確認。
- 完成工事高
- 売上高の実績を追跡。
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり160円で、前期から+23.1%。いまの株価に対する利回りは4.84%。増配か配当維持が5年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 26 | — | 16.4 |
| 2018年3月 | 30 | 15.4 | 13.8 |
| 2019年3月 | 34 | 13.3 | 19.2 |
| 2020年3月 | 34 | 0.0 | 26.8 |
| 2021年3月 | 34 | 0.0 | 20.3 |
| 2022年3月 | 45 | 32.4 | 35.2 |
| 2023年3月 | 50 | 11.1 | 37.7 |
| 2024年3月 | 80 | 60.0 | 55.9 |
| 2025年3月 | 130 | 62.5 | 46.8 |
| 2026年3月 | 160 | 23.1 | 54.6 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥160
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ2,667人。区分でいちばん多いのは個人・その他で43.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が47.7%を占め、残る52.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年3月% | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 29.2 | 29.6 | 34.7 | 35.0 | 38.0 | 43.9 |
| 事業法人 | 31.8 | 32.1 | 40.6 | 40.6 | 41.0 | 40.6 |
| 自己株式 | 2.1 | 2.6 | 6.1 | 6.7 | 10.0 | 15.1 |
| 外国法人 | 17.8 | 18.0 | 13.1 | 12.2 | 12.2 | 7.9 |
| 金融機関 | 20.6 | 19.6 | 11.2 | 11.8 | 8.5 | 7.1 |
| 証券会社 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.5 | 0.3 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.4 | 0.4 | 0.4 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 17.41 |
| 02 | 旭調査設計株式会社 | 6.87 |
| 03 | 第一建設工業社員持株会 | 6.57 |
| 04 | 東鉄工業株式会社 | 2.45 |
| 05 | 第一建設工業互助会 | 2.22 |
| 06 | THE HONGKONG AND SHANGHAI BANKING CORPORATION LIMITED - HONG KONG PRIVATE BANKING DIVISION CLIENT A/C 8028-394841 (常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.11 |
| 07 | 名工建設株式会社 | 2.10 |
| 08 | 共栄火災海上保険株式会社 | 1.87 |
| 09 | 天龍製鋸株式会社 | 1.62 |
| 10 | 仙建工業株式会社 | 1.61 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+134%、1株純資産は14期で+120%。直近期のROEは7.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 125 | 1,920 | 6.8 | 7.0 | 15.2 |
| 2014年3月 | 163 | 2,080 | 8.2 | 8.2 | 13.5 |
| 2015年3月 | 174 | 2,274 | 8.0 | 7.8 | 13.8 |
| 2016年3月 | 163 | 2,426 | 6.9 | 6.8 | 15.9 |
| 2017年3月 | 158 | 2,558 | 6.3 | 7.9 | 16.4 |
| 2018年3月 | 217 | 2,762 | 8.2 | 8.2 | 13.8 |
| 2019年3月 | 177 | 2,912 | 6.2 | 9.3 | 19.2 |
| 2020年3月 | 127 | 2,977 | 4.3 | 13.4 | 26.8 |
| 2021年3月 | 182 | 3,144 | 6.0 | 10.6 | 20.3 |
| 2022年3月 | 128 | 3,220 | 4.0 | 11.6 | 35.2 |
| 2023年3月 | 133 | 3,396 | 4.0 | 10.6 | 37.7 |
| 2024年3月 | 143 | 3,563 | 4.1 | 12.6 | 55.9 |
| 2025年3月 | 278 | 3,818 | 7.4 | 9.4 | 46.8 |
| 2026年3月 | 293 | 4,220 | 7.1 | 12.9 | 54.6 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
14名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額155百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 内田海基夫 | 代表取締役 社長 執行役員 社長 | 66 | 10,000 |
| 堀山功 | 取締役 常務執行役員 線路本部長 | 63 | 3,000 |
| 佐々木健一 | 取締役 常務執行役員 新潟支店長 | 58 | 7,000 |
| 落合美喜夫 | 取締役 常務執行役員 総務本部長 | 65 | 5,000 |
| 早川晴彦 | 取締役 常務執行役員 経営本部長 | 57 | 8,000 |
| 吉田至夫 | 取締役 | 74 | — |
| 長澤徹 | 取締役 | 52 | — |
| 石塚かおり | 取締役 | 62 | — |
| 本田孝 | 取締役常勤監査等委員 | 67 | 8,000 |
| 田宮武文 | 取締役監査等委員 | 63 | 1,000 |
| 常松伸章 | 取締役監査等委員 | 51 | — |
| 下山貴史 | 代表取締役 社長 執行役員 社長 | 61 | — |
残りの役員2名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 |
|---|---|---|
| 吉田丈夫 | 取締役 | 41 |
| 大和武彦 | 取締役監査等委員 | 70 |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 7 | 100 | 33 | 8 | 142 | 20 |
| 取締役(社内) | 1 | 9 | — | — | 9 | 9 |
| 監査役 | 1 | 4 | — | — | 4 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容361字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,111字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク1,418字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,629字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第84期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-26
- 半期報告書半期報告書-第83期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-08
- 有価証券報告書有価証券報告書-第82期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第82期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第81期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-26
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第81期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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