本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

東亜道路工業

TOA ROAD CORPORATION1882 · Prime · 建設業

舗装工事を中核とする道路建設・資材会社。建設から資材製造、環境事業まで垂直統合。

概要

東亜道路工業は、道路舗装工事を中核とする建設会社である。アスファルト合材や乳剤の製造販売も手掛け、建設事業と建設材料等の製造販売・環境事業の二つのセグメントで構成される。首都圏を中心に官公庁と民間からの受注を持ち、連結売上高は2026年3月期に1213億円、従業員数は1644人。東京証券取引所プライム市場に上場している。

建設事業と製造販売事業の二本柱

東亜道路工業の事業は、大きく二つのセグメントに分かれる。建設事業は、舗装工事を主力とし、土木工事、造園・緑化工事、スポーツ施設工事、地盤改良工事などを手掛ける。子会社14社が各分野を担い、官公庁からの受注比率は完成工事高の約33%(2026年3月期)である。一方、建設材料等の製造販売・環境事業は、アスファルト合材、乳剤、改質アスファルト、砕石、リサイクル骨材の製造販売に加え、建設機械の製造販売、建設廃棄物の中間処理、汚染土壌の調査・浄化処理などを行う。子会社12社が各事業を展開する。両セグメントは相互に補完し合い、グループ全体の収益基盤を形成している。

首都圏を中心とした全国的な拠点網

東亜道路工業は、1936年の横浜営業所開設以来、全国に支社・支店を拡大してきた。現在、北海道支社、東北支社、北陸支社、関東支社、中部支社、関西支社、中四国支社、四国支店、九州支社の9拠点を持ち、全国の道路インフラ工事に対応する。本社は東京都港区六本木に置く。これらの拠点は、公共投資の動向に応じて受注活動を行い、地域密着型の営業体制を構築している。建設事業の受注高は2026年3月期に831億円と前期比17.9%増加し、特命発注が全体の62%を占めるなど、官公庁との関係が強い。

安定した収益基盤と財務体質

東亜道路工業の売上高は、過去10年間で966億円から1266億円の範囲で推移し、1000億円を超える安定的な水準にある。2026年3月期の売上高は1213億円、営業利益は58億円、営業利益率は4.8%となった。純利益は34億円で、過去には2019年3月期に2億円の赤字を計上したが、その他の期は黒字を維持している。自己資本比率は明示されていないが、有利子負債は少なく、財務体質は堅実である。中期経営計画「TOA ROAD Sustainable Plan 2026」のもと、CSR経営へのシフトと持続可能な成長基盤の構築を進めている。

グループ全体で26社を擁する企業集団

東亜道路工業は、連結子会社24社、関連会社2社の計26社で構成される企業集団である。建設事業では、姶建産業、敷島組、コクドなど14社が舗装・土木工事を分担し、建設材料等の製造販売・環境事業では、札幌共同アスコン、東亜利根ボーリング、トーア物流など12社が資材供給や物流、環境処理を担う。これらの子会社は、グループ内でのシナジーを発揮しつつ、それぞれ独立した顧客基盤を持つ。グループ全体で、道路建設から維持修繕、材料供給、廃棄物処理までの一貫したサービスを提供している。

業界の中での役割は道路舗装・土木工事の施工業者兼建設資材メーカー。官公庁・民間向けに舗装工事を施工し、グループ内で合材等を供給。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,213億円
営業利益
58億円
営業利益率
4.8%
純利益
34億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
建設事業743億円61.3%44億円5.9%
製造販売・環境事業等470億円38.7%38億円8.1%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設事業主力

舗装工事を中心に、土木工事、造園・緑化工事、スポーツ施設工事、地盤改良工事、河川改修工事、特殊浚渫工事、建設物解体、コンサルタント業務等を提供。子会社14社が各分野を担う。

主な製品・サービス4
舗装工事
道路舗装を主軸に、アスファルト舗装、コンクリート舗装等の施工。
土木工事
河川改修、地盤改良、特殊浚渫等の土木工事を施工。
造園・緑化工事
公園、道路緑地等の造園・緑化を施工。
スポーツ施設工事
陸上競技場、テニスコート等のスポーツ施設の整備工事。

02建設材料等の製造販売・環境事業等準主力

アスファルト乳剤、改質アスファルト、アスファルト合材、リサイクル骨材、砕石等の製造販売、建設機械の製造販売、工事関連商品販売、建設廃棄物中間処理、汚染土壌調査・浄化処理など環境事業を展開。子会社12社が各事業を担う。

主な製品・サービス4
アスファルト合材・乳剤・改質アスファルト
舗装用のアスファルト混合物や乳剤、改質アスファルトを製造・販売。グループ内の舗装工事に供給するとともに外部販売も行う。
砕石・リサイクル骨材
土木・生コンクリート用の砕石、建設廃材をリサイクルした骨材を製造・販売。
環境事業(廃棄物処理・土壌浄化)
建設廃棄物の中間処理、汚染土壌の調査・浄化処理等を提供。
建設機械の製造販売
舗装工事等に関連する建設機械を製造・販売。

製品と技術

アスファルト合材・乳剤・改質アスファルトの製造販売

東亜道路工業の建設材料等事業の中核は、アスファルト合材、アスファルト乳剤、改質アスファルトの製造販売である。アスファルト合材は道路舗装の主要材料で、グループ内の舗装工事に供給されるとともに、外部にも販売される。アスファルト乳剤は、ダスト抑制や接着用途に使われ、改質アスファルトは耐久性や耐流動性を高めた高機能材料である。これらの製品は、首都圏を中心とした自社工場で生産され、グループ全体の収益の約4割を占める。また、環境負荷低減のため、中温化添加剤や中温化バインダーの開発も進めている。

砕石・リサイクル骨材による資源循環の仕組み

東亜道路工業は、土木・生コンクリート用の砕石に加え、建設廃材をリサイクルした骨材を製造・販売している。これにより、天然資源の消費抑制と廃棄物削減を両立する。グループ内で発生する舗装廃材を再資源化し、新たな舗装材料として再利用するクローズドループシステムを構築。リサイクル骨材は、路盤材やアスファルト合材の一部として利用される。この取り組みは、持続可能な資材調達の一環として中期経営計画でも重視されている。

環境事業:廃棄物処理・土壌浄化のサービス

東亜道路工業の環境事業は、建設廃棄物の中間処理と汚染土壌の調査・浄化処理を提供する。建設現場から排出されるアスファルト殻やコンクリート殻などを、中間処理施設で適正に処理し、リサイクル骨材として再生する。また、工場跡地などで問題となる重金属や油分による汚染土壌について、調査から浄化まで一貫して対応する。これらのサービスは、環境規制の厳格化を追い風に需要が増加しており、グループ全体の事業領域拡大に貢献している。

舗装維持修繕技術とコンサルティング

東亜道路工業は、膨大なストックされた社会インフラの維持管理に対応するため、独自の維持修繕技術を開発している。代表的なものとして、FWD(落下式たわみ計)やMWD(移動式たわみ計)を用いた舗装の健全性評価、AIカメラを搭載したモバイル機器による道路点検技術がある。これらの技術を活用し、ライフサイクルコストを最小化する維持修繕計画の策定や、費用対効果の高い補修工法の提案を行うコンサルティング事業も展開している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

舗装工事で中堅、受注安定も低収益

東亜道路工業はアスファルト舗装工事を主力とする中堅ゼネコンです。同業のショーボンドホールディングスは橋梁補修で高シェアを持ち、収益性が高い一方、当社は道路舗装の需要が公共投資に依存し、価格競争も激しいため営業利益率4%前後と低水準です。エムビーエスやウエストホールディングスと比較しても、収益性で劣ります。一方、官公庁工事の安定受注が強みで、売上高は1,200億円台で推移しています。今期は減収予想ながら、利益率は改善傾向にあります。海外比率は低く、内需依存型の事業構造です。

強み

  • 道路舗装は公共投資が中心で、安定的な受注が見込める。
  • 長年にわたる舗装技術と施工実績により、官公庁からの信頼が厚い。
  • 全国に拠点を持ち、地域ごとのニーズに対応した営業活動が可能。
  • 2025年3月期の営業利益率は3.95→4.78%と改善中。

課題

  • 営業利益率が4%前後と低く、価格競争にさらされやすい。
  • 政府の財政事情や公共工事削減の影響を受けやすい。
  • 建設業界全体の人手不足が進行し、施工能力に制約。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

土木・海洋・専門工事の時価総額近傍。太字が東亜道路工業

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11871ピーエス・コンストラクション1,066億円11.3倍
25351品川リフラ969億円3.6倍
31976明星工業936億円14.5倍
46458新晃工業897億円12.4倍
59621建設技術研究所892億円13.1倍
61882東亜道路工業807億円21.6倍
72734サーラコーポレーション800億円10.5倍
85011ニチレキグループ722億円15.1倍
91414ショーボンドホールディングス691億円16.6倍
101945東京エネシス681億円15.9倍
119755応用地質676億円18.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(土木・海洋・専門工事)に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

日本ビチュマルスとして創業した1930年

東亜道路工業の起源は、1930年11月に東京で設立された日本ビチュマルス株式会社である。社名の「ビチュマルス」は、アスファルト舗装の材料であるアスファルト乳剤(ビチュメン)に由来する。当時、日本ではまだ舗装技術が普及しておらず、外資系技術を導入した舗装会社としてスタートした。1936年には横浜営業所を開設し、首都圏での事業基盤を築いた。1940年には外資を日本側が買い取り、完全な国産企業となった。

東亜道路工業への改称と戦後の再建

1942年2月、社名を東亜道路工業株式会社に改称した。しかし終戦後の1946年10月、一時的にビチュマルス道路工業株式会社に戻した。その後、1951年2月に再び東亜道路工業株式会社となり、現在に至る。戦後、建設業法に基づく大臣登録(1949年)や店頭売買開始(1948年)を経て、徐々に事業を再建。1949年には大阪出張所(現関西支社)を開設し、関西方面へ進出した。1950年には技術研究所を横浜に開設し、自社技術の開発に乗り出した。

全国への支社展開と技術導入の1950〜60年代

1950年代から60年代にかけて、東亜道路工業は全国規模に事業を拡大した。1952年に福岡出張所、1955年に高松・名古屋出張所、1959年に仙台・広島出張所、1960年に札幌営業所、1963年に新潟営業所を開設し、全国9拠点体制を整えた。1960年には米国I.B.E.社との技術援助契約を結び、最新の舗装技術を導入。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1970年には第一部に指定替えされた。この時期に、道路舗装のパイオニアとしての地位を確立した。

事業目的拡大とISO認証取得の1970〜90年代

1974年の建設業法改正に伴い、東亜道路工業は事業目的を拡大した。1974年5月にはしゅんせつ工事、土質改良工事、産業廃棄物処理工事を追加。1977年には国外工事請負、スポーツ施設工事、産業廃棄物処理剤製造販売なども加え、事業領域を多角化した。1990年には産業廃棄物処理や建設機械の製造販売を追加。1997年には東京支社と関東支社を統合し、効率化を図った。1998年以降、各支社でISO9002認証を順次取得し、品質管理体制を強化した。

長期ビジョンと中期経営計画の策定(2020年代)

東亜道路工業は、創立100周年となる2030年を目標に、長期ビジョン「TOA STYLEをさらに磨き、社会から選ばれ続けるオンリーワン企業へ」を掲げた。2024年5月には中期経営計画「TOA ROAD Sustainable Plan 2026」を策定し、CSR経営へのシフトと持続可能な成長基盤の構築を二本柱に掲げた。具体的には、DX技術の導入による生産性向上、独自の維持修繕技術の強化、脱炭素技術の展開、PPP事業の推進などを計画。2026年3月期の売上高1213億円、営業利益58億円と堅調に推移している。

年表31件を開く

1930年代

  • 1930年11月創業日本ビチュマルス株式会社を本店を東京にて設立。
  • 1936年12月横浜営業所(現 横浜支店)開設。

1940年代

  • 1940年11月外資を日本側に肩代わり。
  • 1942年2月東亜道路工業株式会社に改称。
  • 1946年10月ビチュマルス道路工業株式会社に改称。
  • 1948年12月東京証券業協会承認銘柄として株式の店頭売買開始。
  • 1949年5月大阪出張所(現 関西支社)開設。
  • 1949年10月建設業法による建設大臣登録(イ)第207号(以降2年毎更新)。

1950年代

  • 1950年4月東京営業所(現 関東支社)開設。
  • 1950年5月技術研究所を横浜市に開設(2001年3月 つくば市へ移転)。
  • 1951年2月現商号の東亜道路工業株式会社に改称。
  • 1952年4月福岡出張所(現 九州支社)開設。
  • 1955年6月高松出張所(現 四国支店)開設。
  • 1955年7月名古屋出張所(現 中部支社)開設。
  • 1959年3月仙台営業所(現 東北支社)、広島出張所(現 中四国支社)開設。
  • 1959年9月株式を東京店頭市場に公開。

1960年代

  • 1960年3月札幌営業所(現 北海道支社)開設。
  • 1960年12月米国I.B.E.社との技術援助契約認可(外資法認1642号)。
  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第2部に上場。
  • 1963年2月新潟営業所(現 北陸支社)開設。

1970年代

  • 1970年8月東京証券取引所市場第1部に指定替。
  • 1974年2月建設業法改正による建設大臣許可(特―48)第3226号(以降3年毎更新)。
  • 1974年5月事業目的にしゅんせつ工事、土質改良工事、産業廃棄物処理工事の請負業を追加。
  • 1977年6月事業目的に国外での工事請負、各種スポーツ施設工事、スポーツ機器の輸入及び製造販売、産業廃棄物処理剤の製造販売、不動産の売買・仲介・賃貸借及び管理業務を追加。

1990年代

  • 1990年6月事業目的に産業廃棄物の処理及び再生製品の製造販売、建設機械の修理・賃貸及び製造販売を追加。
  • 1993年4月関東支社開設。
  • 1997年4月M&A東京支社と関東支社を関東支社に統合。
  • 1998年6月関東支社でISO9002認証取得。
  • 1999年3月本社工務部でISO9002認証取得。
  • 中部支社、関西支社、東北支社でISO9002認証取得。
  • 北海道支社、北陸支社、四国支店、中四国支社、九州支社でISO9002認証取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2027年3月期まで130,000百万円
  • 営業利益2027年3月期まで6,000百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益2027年3月期まで4,200百万円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    CSR経営へのシフト

    企業に対する社会からの要請変化に対応し、経営の軸をCSR経営に大きくシフトすることで、すべてのステークホルダーにコミットし支持されることを目指す。

  2. 02

    持続可能な成長基盤の確立

    不確実性の時代に対応できるレジリエントな企業体質を構築し、将来に向け積極的な投資を行い、持続可能な成長基盤の確立を目指す。

  3. 03

    建設事業の生産性向上と領域拡大

    働き方の多様化、DX技術導入による生産性向上、独自技術によるソリューション営業やPPP・海外事業強化、維持修繕技術の活用等により競争力を高める。

  4. 04

    製品事業の安定供給と環境対応

    設備投資による供給体制安定化、中温化装置導入など脱炭素技術の展開、他業種向け新素材展開、サプライチェーン再構築とDX化による省力化を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,644人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は870万円で、9期前と比べて+12.0%平均年齢は44.5歳、平均勤続年数は19.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,515
2018年3月1,532
2019年3月77645.420.61,553
2020年3月76245.620.71,558
2021年3月77046.020.61,565
2022年3月79145.720.11,580
2023年3月78345.320.11,667
2024年3月80444.919.31,655
2025年3月82244.618.91,670299
2026年3月87044.519.01,644353

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率40.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)57.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 4) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
関東支社 — 東京都港区5,164百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
本社 — 東京都港区3,149百万円
全社 建設事業
2,721百万円
建設事業
中部支社 — 名古屋市緑区2,522百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
北海道支社 — 札幌市東区2,234百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
東北支社 — 仙台市青葉区1,588百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
関西支社 — 大阪市西区1,513百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
本社 — 東京都港区1,479百万円
全社
九州支社 — 福岡市博多区1,216百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
中四国支社 — 広島市東区891百万円
建設事業 製造販売・環境事業等
ほか2件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    姶建産業㈱
    鹿児島県姶良市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アスカ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱東亜利根ボーリング
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他19社
    - · 連結子会社
  • 国内
    ㈱県南
    山形県南陽市 · 持分法適用会社
    議決権49.4%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,213億円営業利益58億円前期と比べると減収増益で、売上が-4.2%、利益が+16.0%。

売上高
-4.2%
1,213億円
営業利益
+16.0%
58億円
純利益
-17.1%
34億円
営業利益率
4.8%
前期比 +0.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,300億円1,213億円
営業利益60億円58億円
純利益42億円34億円
1株あたり配当¥90¥90

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は236億円、営業利益は−3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.8%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q34622
2024年1Q221−7−3.2−4
2024年2Q287134.59
2024年3Q325175.211
2024年4Q34822
2025年2Q53920.46
2025年4Q727486.635
2026年2Q51540.85
2026年4Q698547.729
2027年1Q236−3−1.3−1

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,060億円から1,213億円へ1.1倍に増えた。直近期の営業利益率は4.8%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,0604327
2014年3月1,1886741
2015年3月1,1376041
2016年3月9665431
2017年3月9985330
2018年3月9824225
2019年3月1,03737−2
2020年3月1,0914941
2021年3月1,1187347
2022年3月1,1215637
2023年3月1,1875032
2024年3月1,1815738
2025年3月1,26650523.941
2026年3月1,21358604.834

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,213億円のうち、営業利益として残るのは58億円4.8%。営業外の損益と税金を反映した純利益は34億円、売上の2.8%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金88.0%1,068億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金7.2%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.8%58億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
11.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.5pt
4.8%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.6pt
2.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比4.6pt
6.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
5.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが122億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは99億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は139億円で、売上の1.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月42−12−2030118
2014年3月19−18−25193
2015年3月33−13−192094
2016年3月103−26−2477147
2017年3月13−19−10−6130
2018年3月110−8−9102223
2019年3月33−32−191204
2020年3月−37−18−29−55121
2021年3月67−21−3946128
2022年3月46−28−2918116
2023年3月22−30−9−8100
2024年3月109−40−2769142
2025年3月−18−1211−30123
2026年3月122−23−8399139

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は885億円。このうち返さなくてよい自己資本が551億円で、自己資本比率は60.6%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月74324549832.4
2014年3月80128152034.5
2015年3月80232747540.1
2016年3月81235046242.3
2017年3月80037942146.3
2018年3月89440449044.0
2019年3月89840549343.9
2020年3月84043540550.4
2021年3月87848239653.4
2022年3月84750634158.1
2023年3月87252934359.1
2024年3月92956236759.0
2025年3月90756933861.1
2026年3月88555133460.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
139億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
379億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
11億円
在庫として抱えている分
負債合計
334億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
70
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率10 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り140社中4位あたり、逆に低いのはROE140社中122位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.3%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
4.8%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.6%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-4.2%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.6%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,601で、1年前と比べて+3.0%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥1,601-1.7%1ヶ月-0.2%1年+3.0%時価総額807億円
過去52週の値幅
安値¥1,457高値¥1,954

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.6倍
PER (会社予想)17.6倍
PBR1.44倍
配当利回り5.62%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

1ヵ月で+5.9%と上昇基調。週足では25日線(1565円)を上回り、75日線(1571円)もクリア。52週高値1954円からは18%下だが、安値1457円からは+10%の位置。出来高は増加傾向で、買い意欲が強い。RSIは70と過熱感あり。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PER 21.60倍は業界平均14.11倍を大きく上回る。PBR 1.38倍は業界平均1.51倍をやや下回り、配当利回り5.61%は業界平均3.40%を上回る高水準だが、配当性向194.6%は持続可能性に懸念。ROE 6.3%は低く、割高なPERが目立つ。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.6倍14.4倍
PER (予想)17.6倍
PBR1.44倍1.55倍
ROE6.3%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

安定した公共事業需要と高配当が評価される一方、業績の成長性や収益率の低さが課題。強気派は道路維持修繕の需要が底堅く、高配当利回り5.6%を魅力と見る。弱気派は公共投資の削減リスクや低い利益率、自社株価の上値の重さを指摘。

プラスに働く材料7
  • 安定需要

    道路維持修繕は公共投資で安定的。

  • 高配当

    配当利回り5.6%と魅力的。

  • 自社製造

    アスファルト合材の内製で安定供給。

  • 営業利益16%増益、50→58億円2026/3影響

    売上高減少もコスト改善で営業利益50→58億円、増益基調。

  • 高配当利回り5.61%継続影響

    配当利回り5.61%は業界最高水準、インカムゲインを期待する投資家に魅力的。

  • 外国人保有10%と高水準継続影響

    外国人保有9.99%は需給の安定要因、海外投資家の関心を示す。

  • 減収下での利益伸長、コスト効率向上2026/3影響

    売上高4%減ながら営業利益16%増、原価低減策が奏功。

マイナスに働く材料7
  • 低収益率

    営業利益率4%前後と低い。

  • 公共投資リスク

    財政悪化で道路予算削減の可能性。

  • 成長性乏しい

    売上高は横這い、大きな成長期待薄。

  • 売上高減少、公共工事減2026/3影響

    売上高1266→1213億円、53億円減。公共投資減少が影響。

  • 純利益17%減益、41→34億円2026/3影響

    純利益41→34億円、大幅減益。利益の質に懸念。

  • ROE6.3%と低水準継続影響

    ROE6.3%は資本効率の低さを示し、株主還元余地に疑問。

  • PER21.6倍と割高感継続影響

    PER21.6倍は業界平均13倍を大きく上回り、割高感が上値抑制。

次の決算で確かめる点
受注残高
公共工事の先行指標。
営業利益率
低収益体質の改善有無。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり90で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは5.62%。

年間配当
¥90
1株あたり
配当利回り
5.62%
いまの株価に対して
配当性向
194.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1037.4
2018年3月100.063.0
2019年3月1220.0
2020年3月1416.725.5
2021年3月157.121.6
2022年3月1820.036.7
2023年3月180.053.1
2024年3月42133.3101.6
2025年3月90114.3141.8
2026年3月900.0194.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥90

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ24,694人。区分でいちばん多いのは個人・その他52.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.0%を占め、残る65.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他40.539.138.138.238.252.3
金融機関28.127.025.729.027.424.5
事業法人13.618.618.813.310.310.5
外国法人14.113.516.318.122.410.0
自己株式6.68.89.010.08.28.3
証券会社3.61.81.11.41.82.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.58
02株式会社横浜銀行4.54
03東亜道路従業員持株会4.46
04株式会社三井住友銀行4.11
05東亜道路取引先持株会3.72
06株式会社りそな銀行2.38
07損害保険ジャパン株式会社2.38
08株式会社佐藤渡辺1.98
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.97
10MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)1.50

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-23
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    0.07%
    -1.05pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+35%、1株純資産は14期で+145%。直近期のROEは6.3%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月5547512.16.216.1
2014年3月8154415.95.016.7
2015年3月8163413.75.020.1
2016年3月626779.46.122.7
2017年3月5897,3118.45.737.4
2018年3月4977,7696.68.263.0
2019年3月−233,889−0.6
2020年3月8183510.13.725.5
2021年3月9596110.54.521.6
2022年3月771,0337.76.336.7
2023年3月671,0836.311.253.1
2024年3月801,1667.115.9101.6
2025年3月891,1977.516.1141.8
2026年3月741,1616.323.0194.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額200百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
森下協一代表取締役 社長 執行役員 社長691,389
堀之内悟代表取締役 執行役員 副社長 建設事業本部長671,115
仲村直規取締役 常務執行役員 管理本部長62232
楠美雅堂取締役5867
田原裕子取締役5934
市川祐一郎取締役7110
竹内良彦常勤監査役66386
森信一監査役71145
藤田浩司監査役6240
鈴木智也46
梶岡聡取締役 常務執行役員 建設事業副本部長61200
大川努常勤監査役5818

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)31043213645
社外取締役543439
監査役1212121

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容499字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び関係会社26社(子会社24社、関連会社2社)で構成されており、建設事業を中核に、関連する建設資材の製造販売事業、環境事業等を主たる事業内容としております。 当社グループ各社の主な事業に係わる位置付け及びセグメント情報との関連は、以下のとおりであります。 建設事業 舗装工事を中心として、土木工事、造園・緑化工事、スポーツ施設工事、地盤改良工事、河川改修工事、特殊浚渫工事等の建設工事、建設物の解体、コンサルタント業務等を行っております。 主な関係会社 姶建産業株式会社、株式会社敷島組、コクド株式会社等14社 建設材料等の製造販売・環境事業等 アスファルト乳剤、改質アスファルト、アスファルト合材、リサイクル骨材、土木・生コンクリート用砕石等の製造・販売、建設機械の製造販売、舗装工事等に関連する商品販売、建設廃棄物の中間処理、汚染土壌の調査・浄化処理等を行う環境事業等を行っております。 主な関係会社 札幌共同アスコン株式会社、株式会社東亜利根ボーリング、株式会社トーア物流等12社 2026年3月31日現在での事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,427字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「自らの意思と成長をもって、人々の生活を足元から支える」を企業理念に掲げ、社会資本の整備にかかわる事業を展開しています。この理念のもと、コンプライアンスの実践や透明性の高い経営を行い、更には、時代の変化に適合した技術開発を推し進め、新しい価値を提供していくことにより、社会との良好な関係を築き健全で効率的な経営と企業価値の向上を目指しております。 (2)経営環境 当社グループのセグメントごとの経営環境の認識は、以下のとおりであります。 (建設事業) 建設業界においては、防災・減災、国土強靭化やインフラ老朽化対策等を背景に公共投資は底堅く推移しているものの、民間投資の伸び悩みもみられ、資材価格および労務費の高騰を背景に企業間の受注競争は一層激化しており、当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しい状況が続くものと認識しております。また、為替変動や地政学リスク等によるエネルギー・原材料価格、調達コストの動向を注視するとともに、人材確保・育成や省力化・効率化等への対応も引き続き重要であると考えております。 (製造販売・環境事業等) 製品事業部門においては、環境負荷の低減に寄与する製品の開発・提供等、カーボンニュートラルへの対応を引き続き重要課題と捉えています。また、原材料価格やエネルギーコストの上昇が収益を圧迫する状況は続いており、これらのコスト上昇分を適切に販売価格へ転嫁していくことが重要な課題であります。加えて、地政学的な問題等が主材料の価格に影響を及ぼし得ることから、その動向を注視しつつ、柔軟な販売戦略を行う必要があると認識しております。 (3)中長期的な経営戦略 当社グループは創立100周年を迎える2030年をゴールとした長期ビジョン「TOA STYLEをさらに磨き、社会から選ばれ続けるオンリーワン企業へ」の実現に向け、2024年5月に策定した中期経営計画「TOA ROAD Sustainable Plan 2026」を引き続き推進しております。当該中期経営計画は、「CSR経営への転換(転換/シフト)」と「持続可能な成長基盤の構築(確立)」を二つの柱とし、外部環境の変化を踏まえつつ、各施策の実行力と実効性の向上に取り組んでおります。 基本方針 「挑戦・発想・実行で社会から選ばれ続ける企業に」 CSR経営へのシフト   企業に対する社会からの要請が変化する中、我々は挑戦・発想・実行により、経営方針の軸を「CSR経営」に大きくシフトすることで、すべてのステークホルダーにコミットし支持されることを目指します。 持続可能な成長基盤の確立   環境問題への対応が喫緊の課題として顕在化している中、不確実性の時代に対応できるレジリエントな企業体質を構築し、将来に向け積極的な投資を行い「持続可能な成長基盤」の確立を目指します。 経営戦略の概要 持続可能な成長基盤の確立   建設事業戦略   2024年問題・担い手の確保 ・オペレーションフローの再構築により、高齢者や女性などが継続して能力を発揮できる働き方の多様化 ・出来高生産性や工事種別ごとの収益性などの管理指標をリアルタイムに生成し”見える化”の推進 ・マシーン・コントロールなどのDX技術の積極的な導入による生産性向上 ・工事担当者のエンゲージメント向上による生産性向上 不確実性(国内外の社会情勢、気候)の時代 ・独自技術を駆使したソリューション営業による民需へのシフト、事業活動領域の拡大 ・官民連携(PPP)事業、海外事業、鉄道事業の強化及び戦略的なM&Aの推進 ・景観・スポーツ事業の強化 膨大にストックされた社会資本のマネージメント ・当社独自の様々な維持修繕技術、長寿命化技術を活用したソリューション営業と社会インフラ系のPPP推進の調査検討 ・FWDやMWDを駆使し、費用対効果、ライフサイクル・コストを考慮した道路舗装マネージメントとAIカメラ機能が付いたモバイル機器による道路点検技術の活用と推進 地球環境問題 ・保有している脱炭素技術の整理と積極的アピール 製品事業戦略   不確実性(国内外の社会情勢、気候)の時代 ・積極的な設備投資により、主要工場にアスファルトのバッファ機能、被災時のバックアップ・システム(電源等)を構築 ・事業領域拡大のため、他業種用の新素材(土木・工業用材料)の積極的な展開 地球環境問題 ・加熱アスファルトプラントへの機械式中温化装置の配備 ・独自技術の中温化添加剤や中温化バインダーの積極的な展開 膨大にストックされた社会資本のマネージメント ・舗装の長寿命化に資する製品の積極的な展開 ・顧客ニーズに応じた補修用材料(大規模用、小規模用)の積極的な展開 持続可能な成長基盤の確立   製品事業戦略   2024年問題・担い手の確保 ・サプライチェーン(輸送コスト含)の再構築 ・工場設備のDX化による省力化と品質・安全性の向上 持続可能な資材の調達 ・再生技術用製品、植物由来製品の積極的な展開 コンサルティング事業戦略   膨大にストックされた社会資本のマネージメント ・膨大にストックされた既設舗装の健全性を高速に調査するソリューション(MWD Plus)・ライフサイクル・コストを最小化する維持修繕計画業務のソリューション・コスト・パフォーマンスに優れた(橋面)舗装維持修繕設計業務のソリューション・舗装構造物の維持管理業務を支援するシステム・ソリューション 地球環境問題 ・環境配慮型技術による舗装維持修繕設計業務のソリューション・温室効果ガスの発生を最小化する舗装維持修繕設計業務のソリューション 持続可能な資材の調達 ・持続可能な資材を活用する舗装修繕設計業務のソリューション・貴重な天然資源の消費を抑制するため、長寿命舗装技術の活用や、FWDを用いた合理的な維持修繕設計業務のソリューション バックオフィス戦略   2024年度問題・担い手不足 ・DX導入による営業支援、製品販売、経費精算システムの高度化によるバックオフィス業務の効率化、省力化・生成AIを利用した技術情報、管理業務のナレッジデータベースによるバックオフィス業務の効率化、省力化 不確実性(国内外の社会情勢、気候)の時代 ・システム障害や災害等の緊急事態におけるBCP対策の更なる強化、高度化 (4)経営計画の数値目標 当社グループは、目標とする経営指標として以下の数値を掲げています。これらの数値目標達成と、企業価値の向上に努めてまいります。 連結業績   2026年度(2027年3月期) 売上高   130,000百万円 営業利益    6,000百万円 親会社株主に帰属する当期純利益    4,200百万円 (5)対処すべき課題 今後の経済環境については、米国政権による高関税政策等により国際的な通商環境の不確実性が高まる中、世界経済の減速が懸念されております。民需においては企業の設備投資が慎重となることが見込まれるほか、為替変動や地政学リスクの長期化が、エネルギー価格・原材料価格・調達コスト全般に与える影響について、引き続き注視が必要な状況にあります。このような状況下、建設業界では公共投資が底堅く推移する一方、資材価格および労務費の高騰を背景に企業間の受注競争は熾烈さを増しており、当社グループを取り巻く経営環境は依然として厳しいものと予想されます。 こうした外部環境を踏まえ、当社グループは、創立100周年を迎える2030年をゴールとした長期ビジョンの実現に向け、2024年5月に策定した中期経営計画「TOA ROAD Sustainable Plan 2026」を推進しております。2025年度は当該中期経営計画の2年目として、外部環境の変化を踏まえつつ、進捗管理の強化や重点施策の見直しを行い、各施策の実行力と実効性の向上に取り組んでまいりました。 当社グループの主要な課題認識および取り組みの方向性は、概ね以下のとおりです。 (建設事業部門) 建設事業部門においては、時間外労働の上限規制(いわゆる「2024年問題」)への対応が運用段階に移行・定着しつつある中で、労働時間の適正管理の徹底、人材確保および教育・育成、労働環境の改善、従業員エンゲージメントの向上に継続して取り組んでおります。また、DXの導入推進による業務効率化や省人化を進め、生産性向上と働き方改革の両立を図っております。加えて、PPP事業、海外事業、スポーツファシリティ事業など、成長が見込まれる分野への取り組みを強化し、事業領域の拡大を通じた持続可能な成長基盤の構築を進めてまいりました。一方で、資材価格や労務費の高止まりは収益性に影響を及ぼしており、適正な価格転嫁と原価管理の高度化が重要な課題となっております。 (製品事業部門) 製品事業部門においては、積極的な設備投資を実施・推進し、生産・供給体制の安定化を図っております。また、他業種向け新素材の展開等による販路拡大に取り組むとともに、地球環境への配慮を踏まえた製造装置への更新、サプライチェーンを含む工場設備のDX化を推進し、省力化、品質および安全性の向上を進めております。もっとも、原材料価格やエネルギーコストの上昇が続く中、コスト上昇分の適切かつ迅速な価格転嫁が引き続き重要な経営課題であります。 (技術開発(R&D戦略)) 技術開発(R&D戦略)に関しては、低炭素社会の実現やインフラ老朽化、少子高齢化社会への対応を見据え、舗装の長寿命化技術や予防保全型維持工法の開発を継続するとともに、道路資産の最適な運用を目的として、調査手法にデジタル技術を活用したマネジメントシステムの開発を進めております。さらに、当社が手掛ける路面太陽光発電技術と共同研究として推進する走行中給電技術が実証事業に採択されるなど、社会実装を見据えた先進的な取り組みが進展しており、舗装会社として今後も「未来の舗装」の新たな可能性を追求し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。 当社グループは、中期経営計画の折り返しを迎え、外部環境の変化を的確に捉えつつ、計画に掲げた諸施策の実行力を一層高める必要があります。今後も「CSR経営への転換(転換/シフト)」と「持続可能な成長基盤の構築(確立)」を軸に、収益力の強化と社会的価値の創出を両立させることで、ステークホルダーの皆様から信頼され、社会から選ばれ続ける企業であり続けるとともに、創立100周年に向けた長期ビジョンの達成を目指してまいります。
事業等のリスク1,223字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 ①官公庁工事の減少 当社グループは売上を建設市場に依存しており、建設事業は道路舗装工事を主体とし、建設材料等の製造販売においてもその需要先は公共事業関連が大半であるため、予想を上回る公共事業の削減が行われた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ②資材価格の変動(ストレートアスファルト) 当社グループの建設材料等の製造販売事業に関わる主要資材、特にストレートアスファルトの価格は、原油価格の変動に連動するため、為替の変動や世界情勢に影響されやすく、その価格の高騰を販売価格に転嫁できない場合、また建設事業において請負金額に転嫁できない場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③施工上の不具合および製商品の不良発生によるリスク 施工、並びに製商品の品質管理には万全を期しておりますが、施工、製商品などで重大な契約不適合があった場合には、その修補、代替物の引渡しおよび信用失墜により業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④施工技術者・施工労務者不足や労務費高騰のリスク 施工技術者・施工労務者の人員確保を計画的に実施しておりますが、今後、施工技術者・施工労務者の需給関係が急速に逼迫し、必要人員の確保が困難となった場合には、受注機会の喪失や工事遅延等の問題が発生する恐れがあり、また急激に労務費が高騰した場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤取引先の信用リスク 得意先が建設事業関連業種であるため取引金額が大きく、また工事引渡し後の回収は手形等によるものが多く、経営規模、経営内容も多種多様となっているため、取引に際しては事前に信用調査等により慎重かつ入念な検討を行っております。しかし経営環境の悪化により回収不能が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥資産保有リスク 全国各地に多数の事業用資産を保有しているため、営業活動の成果や不動産の時価の変動等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦自然災害について 地震等の自然災害のような当社グループによる予測不可能な事由により、工事の中止や生産工場又は事務所等が壊滅的な損害を被った場合、売上高の低下や設備の復旧費用の発生により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧法令等違反によるリスク 建設業法、独占禁止法、労働安全衛生法等の関連法令による法的規制を受けており、当社グループはコンプライアンス態勢の充実に努めておりますが、法的規制による行政処分等が生じた場合には、業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,418字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用環境の改善を背景に個人消費は持ち直しの動きがみられ、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の拡大も継続する中、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価上昇の長期化に加え、地政学的リスクの高まりや原油・エネルギー価格の変動、物流コストの上昇、米国をはじめとする海外経済の動向や金融政策の影響等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 当社グループの主要事業であります道路建設業界におきましては、防災・減災、国土強靭化に資する公共投資が引き続き堅調に推移したものの、受注競争の激化に加え、建設資材価格や労務費の高止まり、原油価格の変動に伴うアスファルト等材料コストの影響に加え、エネルギー価格や物流コストの上昇も影響し、厳しい経営環境となりました。 このような状況の中、当社グループは中期経営計画(2024年度~2026年度)の取組を推進し、当社グループ全体の総合力の強化に取組んでまいりました。 この結果、当連結会計年度の受注高は130,134百万円(前連結会計年度比8.8%増加)、売上高は121,327百万円(同比4.1%減少)となりました。 一方、損益につきましては、営業利益は5,788百万円(同比15.4%増加)、経常利益は5,997百万円(同比15.2%増加)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は3,426百万円(同比17.0%減少)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 ①建設事業 当連結会計年度の受注高は83,105百万円(前連結会計年度比17.9%増加)となりました。また、完成工事高は74,298百万円(同比4.0%減少)となり、次期繰越高は36,864百万円(同比31.4%増加)となりました。利益面におきましてはセグメント利益は4,413百万円(同比15.6%増加)となりました。 ②建設材料等の製造販売・環境事業等 当連結会計年度の売上高は47,028百万円(前連結会計年度比4.4%減少)となり、利益面におきましては、セグメント利益は3,835百万円(同比10.7%増加)となりました。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 受注実績 セグメントの名称   前連結会計年度自 2024年4月1日至 2025年3月31日(百万円)   当連結会計年度自 2025年4月1日至 2026年3月31日(百万円) 建設事業   70,468   (△7.5%)   83,105   (17.9%) 製造販売・環境事業等   49,173   (2.8%)   47,028   (△4.4%) 計   119,642   (△3.5%)   130,134   (8.8%) (注)1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。 2 ( )内は前年比であります。 (2) 売上実績 セグメントの名称   前連結会計年度自 2024年4月1日至 2025年3月31日(百万円)   当連結会計年度自 2025年4月1日至 2026年3月31日(百万円) 建設事業   77,401   (10.2%)   74,298   (△4.0%) 製造販売・環境事業等   49,173    (2.8%)   47,028    (△4.4%) 計   126,575    (7.2%)   121,327    (△4.1%) (注)1 上記の金額は、セグメント間取引の相殺消去後の数値であります。 2 ( )内は前年比であります。 (3) 当連結会計年度の建設事業における受注工事高及び完成工事高の状況 ① 受注工事高、完成工事高及び繰越工事高 期別   工事別   前期繰越工事高等 (百万円)   当期受注工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成工事高 (百万円)   次期繰越工事高 (百万円) 前連結会計年度 自2024年4月1日 至2025年3月31日   舗装工事   21,667   57,809   79,477   59,757   19,720 土木工事   13,322   12,659   25,981   17,644   8,337 計   34,990   70,468   105,459   77,401   28,057 当連結会計年度 自2025年4月1日 至2026年3月31日   舗装工事   19,720   66,427   86,147   58,559   27,587 土木工事   8,337   16,677   25,015   15,738   9,276 計   28,057   83,105   111,162   74,298   36,864 (注) 1 前期以前に受注した工事で、契約の変更に請負金額の増減がある場合は、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。 2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)であります。 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命発注と競争入札に大別されます。 期別   区分   特命 (%)   競争 (%)   計 (%) 前連結会計年度 自2024年4月1日 至2025年3月31日   舗装工事   68.5   31.5   100.0 土木工事   59.0   41.0   100.0 計   66.8   33.2   100.0 当連結会計年度 自2025年4月1日 至2026年3月31日   舗装工事   59.9   40.1   100.0 土木工事   70.6   29.4   100.0 計   62.0   38.0   100.0 (注) 百分比は受注金額比であります。 ③ 完成工事高 期別   区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 前連結会計年度 自2024年4月1日 至2025年3月31日   舗装工事   21,105   38,651   59,757 土木工事   5,435   12,209   17,644 計   26,541   50,860   77,401 当連結会計年度 自2025年4月1日 至2026年3月31日   舗装工事   19,223   39,336   58,559 土木工事   5,024   10,714   15,738 計   24,248   50,050   74,298 (注) 1 完成工事のうち主なものは、次のとおりであります。 前連結会計年度 請負金額1億円以上の主なもの 国土交通省(港湾空港)  令和5年度福岡空港滑走路増設滑走路新設外工事(第2次)(福岡県) KCA㈱  東京サマーランド新アトラクション(激流)プロジェクト(東京都) 西日本高速道路   R6年度 神戸地区保全工事(兵庫県) メンテナンス関西㈱ 東京都  砂町水再生センター旧汚泥処理工場熱交換施設撤去工事(東京都) 国土交通省  令和5年度 23号蒲郡BP金野東舗装工事(愛知県) ㈱長谷工コーポレーション (仮称)多摩川住宅ホ号棟建替え計画新築工事(1工区歩道整備工事) (東京都) 当連結会計年度 請負金額1億円以上の主なもの 西日本高速道路㈱ 令和5年度佐世保道路相浦舗装工事(長崎県) 中日本高速道路㈱ 北陸自動車道(特定更新等)金沢管内舗装補修工事(2022年度)特定建設 工事共同企業体(石川県) 東日本高速道路㈱ 道央自動車道 北広島管内北地区舗装補修工事(北海道) 日本貨物鉄道㈱ 沼津貨物駅新設に伴うコンテナホーム新設他(第Ⅰ期)工事(静岡県) ㈱長谷工コーポレーション(仮称)戸塚区吉田町計画新築工事(外構重ね図)(神奈川県) 国土交通省 令和6年度三隅・益田道路三隅地区舗装工事(島根県) 2 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の売上高及びその割合は、次のとおりであります。 前連結会計年度 国土交通省   8,446   百万円   (10.9%) 当連結会計年度 国土交通省   8,139   百万円   (11.0%) ④ 手持工事高(2026年3月31日現在) 区分   官公庁 (百万円)   民間 (百万円)   計 (百万円) 舗装工事   17,230   10,357   27,587 土木工事   2,462   6,813   9,276 計   19,692   17,171   36,864 (注)手持工事のうち請負金額1億円以上の主なもの 神戸市役所 王子公園再整備事業(兵庫県) 東日本高速道路㈱     東関東自動車道 行方舗装工事(茨城県) ㈱しろいしグロウパーク (仮称)道の駅しろいし整備事業(宮城県) 西日本高速道路 R8年度 神戸地区保全工事(兵庫県) メンテナンス関西㈱ 日本貨物鉄道㈱ 沼津貨物駅新設に伴うコンテナホーム新設他(第Ⅱ期)工事(静岡県) 国土交通省 令和7年度 大分空港エプロン新設工事(大分県) (4) 当連結会計年度の製造販売事業における生産販売実績 製品生産実績   製品販売実績 乳剤 (千t)   合材 (千t)   砕石 (千㎥)   乳剤   合材   砕石   商品等 (百万円)   売上高 計 (百万円) (千t)   (百万円)   (千t)   (百万円)   (千㎥)   (百万円) 前連結会計年度 自2024年4月1日 至2025年3月31日   104   1,087   300   102   12,942   991   12,101   313   722   23,406   49,173 当連結会計年度 自2025年4月1日 至2026年3月31日   104   1,096   286   98   11,952   960   11,977   303   396   22,702   47,028 (注) 1 製品生産実績には、各連結会社内の建設事業での使用数量及び連結会社間の販売数量を含んでおります。 2 製品販売実績は外部顧客に対するものであり、製造販売事業売上高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 (2)財政状態 ①  資産 流動資産は、前連結会計年度末に比べ6.2%減少し、56,296百万円となりました。これは主として、現金預金が1,601百万円、電子記録債権が647百万円、未成工事支出金が504百万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が6,926百万円減少したことなどによるものです。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ4.8%増加し、32,204百万円となりました。これは主として、投資有価証券が772百万円、退職給付に係る資産が928百万円増加したことなどによるものです。 この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて2.4%減少し、88,501百万円となりました。 ②  負債 流動負債は、前連結会計年度末に比べ1.9%減少し、29,812百万円となりました。これは主として、短期借入金が960百万円減少し、未成工事受入金が808百万円増加したことなどによるものです。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ7.1%増加し、3,628百万円となりました。これは主として、長期借入金が306百万円減少し、繰延税金負債が564百万円増加したことなどによるものです。 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて1.0%減少し、33,441百万円となりました。 ③  純資産 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ3.3%減少し、55,059百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純利益により利益剰余金が3,426百万円増加し、剰余金の配当により利益剰余金が6,244百万円減少したことなどによるものです。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,601百万円増加し、13,909百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果、獲得した資金は12,205百万円の収入(前連結会計年度1,754百万円の支出)となりました。主な内訳は、税金等調整前当期純利益5,504百万円、減価償却費2,286百万円、法人税等の支払額2,109百万円、売上債権の減少額6,278百万円などであります。 ② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果、使用した資金は2,331百万円の支出(前連結会計年度1,222百万円の支出)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2,525百万円などであります。 ③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果、使用した資金は8,271百万円の支出(前連結会計年度1,057百万円の収入)となりました。主な内訳は、短期借入金の純減少額1,000百万円、自己株式の取得による支出520百万円、配当金の支払額6,244百万円などであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。 当社グループでは、設備投資等資本的支出は内部調達を前提に、将来キャッシュ・フローや資本コストを勘案し、企業収益の向上に寄与する投資は着実に実施していきます。次期につきましては、アスファルト合材製造工場及び乳剤工場設備の更新投資又は能力増投資、並びに事業所施設の整備等を予定しております。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は不確実性が伴うため、実際の結果と異なる可能性があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針のうち、見積り及び仮定による算定が含まれる主な項目には、工事損失引当金、一定の期間にわたり充足される履行義務に係る収益の認識、固定資産の減損、退職給付債務及び費用、繰延税金資産等があります。 (詳細は、「第5経理の状況  1連結財務諸表  注記事項(連結財務諸表作成のための基礎となる重要な事項)  4 会計方針に関する事項、(重要な会計上の見積り)」に記載しております。)

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。