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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジョイフル本田

JOYFUL HONDA CO.,LTD.3191 · Prime · 小売業

関東を地盤とするホームセンター大手。住まいと生活に関連する幅広い商品を品揃えし、一般消費者からプロ顧客まで対応。

概要

ジョイフル本田は、1975年に茨城県土浦市で創業したホームセンター大手である。DIY用品、家庭菜園、ペット用品から建築資材まで幅広い品揃えを持つ郊外型大型店を特徴とし、一般消費者からプロ顧客までを対象とする。2025年6月期の売上高は1290億円、従業員数は1848人。2014年に東京証券取引所市場第一部へ上場し、関東地方を中心に17の大規模店舗と複数の専門店を展開する。住宅リフォーム事業も手掛け、グループ全体で総合的な住まいと生活の提案を行う。

資材・プロ用品から日用品までを扱う事業構成

ジョイフル本田の事業は「住まいに関する分野」と「生活に関する分野」で構成される。住まい分野では、建築資材や工具を扱う「資材・プロ用品」、家具や照明の「インテリア・リビング」、園芸用品や植物の「ガーデン・ファーム」の3カテゴリーを軸とする。生活分野では、食品や洗剤などの「デイリー・日用品」、ペットフードやアウトドア用品の「ペット・レジャー」を扱う。これらに加え、住宅リフォームの設計・施工も事業の柱の一つである。それぞれの分野で専門性を高めた品揃えを実現し、一般消費者から職人・工務店といったプロ顧客まで幅広いニーズに対応する。

関東6県に広がるドミナント戦略

店舗網は茨城県、千葉県、埼玉県、栃木県、群馬県、東京都の6都県に集中している。1976年に茨城県土浦市に荒川沖店を開設して以来、ドミナント方式で出店を重ね、現在17の大規模小売店を運営する。近年は専門店の展開も強化しており、プロ向け工具・資材に特化した「ジョイフル本田 資材館」、ペット専門「Pet's CLOVER」、インテリア雑貨の「THE GLOBE」、住宅設備の「本田屋」など、業態を細分化して商圏を深耕している。郊外型大型店を核として、周辺に専門店を配置することで、顧客の利便性を高めるとともに、地域での存在感を強固にしている。

多様な子会社で構成されるグループ

ジョイフル本田は単一セグメントで報告されるが、グループ内に複数の子会社を持つ。リフォーム事業を担う株式会社スマイル本田(現リフォーム事業部)、スポーツクラブを運営する株式会社MTJフィットネス、カー用品・車検を手掛ける株式会社BACS Boots、北海道でホームセンターを展開する株式会社ジョイフルエーケーなどが主要な連結子会社である。これらの子会社は、本業のホームセンターと連携しながら、異なるサービスを提供することで、顧客の生活全般を支援する体制を整えている。なお、ジョイフルエーケーはキムラ、アークランズとの3社共同出資で設立された。

地域社会との連携とESG経営

同社は地域密着型の経営を重視し、自治体と災害時支援協定を21の自治体・事業者と締結している。ESGへの取り組みも積極的で、2025年6月期までに11店舗16施設に太陽光発電設備を設置し、年間約3800トンのCO2削減を見込む。MSCI ESGレーティングでは「AA」評価を獲得した。また、2026年6月期からの中期経営計画では、温室効果ガス排出量を2030年までに2013年比70%削減する目標を掲げる。働きがい向上にも取り組み、GPTW(Great Place to Work)の認定取得を目指している。

業界の中での役割はホームセンター(住まいと生活関連商品の小売)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,328億円
営業利益
87億円
営業利益率
6.6%
純利益
90億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01一般消費者・プロ顧客(DIY・住宅関連)主力

資材・プロ用品、インテリア・リビング、ガーデン・ファームの3分野を中心に、一般消費者からプロ(職人・工務店)まで幅広い顧客に商品を販売。大規模店舗で豊富な品揃えと低価格を実現。

主な製品・サービス5
資材・プロ用品
建築資材、工具、金物、プロ向け作業用品など。ホームセンターの中でも特にプロ需要に対応。
インテリア・リビング
家具、照明、カーテン、収納用品など、住まいのインテリア関連商品。
ガーデン・ファーム
園芸用品、植物、農具、肥料、ペット用品など。ガーデニングや家庭菜園向け。
デイリー・日用品
食品、飲料、日用雑貨、洗剤など、日常的に必要な消耗品。
ペット・レジャー
ペットフード、ペット用品、アウトドア用品など。

02住宅リフォーム準主力

リフォーム工事の設計・施工および関連商品の販売を提供。大規模店舗併設のリフォームコーナーや専門店舗で対応。

主な製品・サービス1
リフォーム工事
水回り、外壁、内装など住宅のリフォーム工事一式。設計から施工まで自社で対応。

製品と技術

資材・プロ用品:職人から工務店まで対応する品揃え

建築資材、工具、金物、作業用品など、プロユースの商品を幅広く取り扱う。特に「ジョイフル本田 資材館」では、業務用塗料、養生資材、電設資材、給水部材、非住宅設備など現場で必要とされる資材を専門的に供給する。大規模な物流センターを2025年4月に開設し、在庫の効率化と品揃えの充実を図っている。一般消費者向けの工具も充実しており、DIYから本格的な建築作業まで、同一店舗でカバーできる点が強みである。

インテリア・リビング:住まいの空間を演出する商品群

家具、照明、カーテン、収納用品、インテリア雑貨などを取り扱う。大型店では売場面積を広く確保し、豊富な実物展示で実際の使用感を確認できる。2017年にはインテリア専門店「THE GLOBEつくば店」を開設し、アンティーク家具や北欧雑貨など高付加価値商品も提供する。また、2024年には「THE GLOBE ANTIQUES三宿店」をリニューアルし、専門性をさらに強化している。顧客のライフスタイルに合わせたコーディネート提案も行い、リフォーム事業との連携でトータルな住まいのソリューションを提供する。

ガーデン・ファーム:家庭菜園と園芸の総合提案

園芸用品、植物(花木・苗)、土・肥料、農具、家庭菜園セットなどを品揃えする。野菜苗や季節の花苗の品種数は多く、専門スタッフによる栽培アドバイスも提供する。農業資材も扱い、プロの農家向けの農薬や農業用資材も取り揃える。ホームセンターの中でも特にガーデニング分野の品揃えに力を入れており、春先の植え付けシーズンには広い売場を確保し、多くの顧客を集める。ペット・レジャー部門と隣接して配置されることが多く、ファミリー層の来店動機となっている。

デイリー・日用品:日常の買い物を完結させる消耗品

食品(飲料・菓子・インスタント食品)、洗剤、トイレットペーパー、台所用品など、日々の生活に欠かせない消耗品を扱う。大型店では広い売場でまとめ買いに対応し、プライベートブランド商品も展開する。価格競争力を持ちながらも、ホームセンターならではのDIYグッズとの併買が可能な点が強み。例えば、日用品を買いながら、棚や収納ケースといった関連商品も同時に購入できるクロスショッピングを促進する。

ペット・レジャー:ペット用品とアウトドアの専門性

ペットフード、ペット用品(ケージ・おもちゃ・衛生用品)に加え、アウトドア用品(キャンプ・BBQグッズ)を取り扱う。ペット専門店「Pet's CLOVER」では、生体販売は行わず、フードやグッズに特化した品揃えを提供。2025年6月には伊勢崎に2号店を開業した。レジャー用品はシーズンごとに入れ替え、夏は海水浴用品、冬はスキー用品などを展開。ペットと一緒に楽しめるレジャー商品の提案も行い、ファミリー層の来店頻度向上に貢献している。

住宅リフォーム:設計から施工まで自社対応

水回り(キッチン・浴室・トイレ)、外壁、内装、屋根などのリフォーム工事を設計から施工まで一貫して提供する。大規模店舗内にリフォーム相談コーナーを設置し、ショールームで実際の設備を見ながら相談できる。2025年現在、全17大規模店舗のうち16店舗でリフォームサービスを提供する。ホームセンターで購入した資材を使った施工事例を提案するなど、店舗とのシナジーを強化。顧客の「困りごと」に対して、修理やリフォームで解決するワンストップサービスを目指す。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

ホームセンターで国内首位級、内需依存で安定収益

ジョイフル本田は、生活関連用品を幅広く扱うホームセンター業態で、国内有数の売上規模を誇る。同業他社と比較しても、その店舗規模と品揃えの広さが強みとなり、地域密着型の需要を捉えている。ライバルである光フードサービスやトライアルホールディングスと異なり、ジョイフル本田は食品スーパーとの複合型ではなく、専門性の高いホームセンターに特化している点が特徴だ。内需依存のビジネスモデルであり、海外売上高比率は低く、国内景気の影響を受けやすい一方で、安定した収益基盤を有する。近年の売上高は緩やかな成長を見せているが、営業利益率は低下傾向にあり、競争激化やコスト増への対応が課題となる。

強み

  • 売上高は約1300億円と国内ホームセンター業界でトップクラス。豊富な資金力を活かした仕入れや投資が可能。
  • 生活関連用品を幅広く取り揃え、顧客のニーズに応える。大型店舗で近隣住民の生活を支える。
  • 店舗所在地域に根ざした商品構成やサービス提供で、地域顧客の支持を得ている。
  • 直近で営業利益率8%超を維持。同業他社と比較しても優れた収益性を確保している。

課題

  • 売上高はほぼ横ばいで成長が限定的。新規出店や既存店の活性化による成長戦略が必要。
  • 営業利益率は直近で6.55%まで低下。原価高や競争激化が収益を圧迫している。
  • オンライン販売への対応が遅れており、デジタル化の進展に対応した販売体制の強化が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がジョイフル本田

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12685アンドエスティHD1,608億円16.0倍
27516コーナン商事1,545億円10.3倍
38214AOKIホールディングス1,515億円15.5倍
43201日本毛織1,457億円13.2倍
59010富士急行1,434億円3.9倍
63191ジョイフル本田1,403億円14.7倍
77545西松屋チェーン1,399億円17.4倍
88276平和堂1,386億円14.2倍
93046ジンズホールディングス1,317億円16.2倍
103002グンゼ1,303億円257.8倍
119832オートバックスセブン1,287億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

創業と茨城・千葉への店舗展開(1975〜1982)

1975年12月、茨城県土浦市に生活用品および住宅資材の販売を目的として設立される。1976年3月に荒川沖店を開設したのを皮切りに、1977年に八千代店(千葉)と古河店(茨城)、1978年に幸手店(埼玉)を開設する。1982年には千葉県市原店を開き、創業からわずか7年で関東3県に6店舗を構える急成長を遂げた。この時期は「ジョイフル本田」の名で大型ホームセンターのフォーマットを確立し、豊富な品揃えと低価格を武器に地域のDIY需要を捉えた。

関連会社設立と事業多角化(1983〜1995)

1983年にリフォーム専門の株式会社スマイル本田を設立し、住宅リフォーム事業に参入。1985年にはスポーツクラブの株式会社ジョイフルアスレティッククラブ(現MTJフィットネス)と、グループ内で不動産や施設管理を担う株式会社ホンダ産業を設立する。1987年には内装工事の株式会社ジョイフル内装を設立。このように本業の周辺領域への多角化を進める一方、店舗網も拡大し、1990年に千葉店、1993年に守谷店を開業。1995年には富里店と、東京・世田谷にインテリア専門店「THE GLOBE三宿店」をオープンし、専門店業態への進出も始めた。

再編と資本提携による経営基盤の強化(2001〜2010)

2001年1月、株式会社小川興産に営業譲渡し、同社が商号を株式会社ジョイフル本田に変更。旧ジョイフル本田は株式会社ジョイフルカンパニーに商号変更するという複雑な再編を経る。同年8月には北海道進出のため、キムラ、アークランドサカモトと共同で株式会社ジョイフルエーケーを設立。2009年には丸の内キャピタルと資本提携契約を締結し、資金調達と経営の安定化を図る。2010年には株式交換により、スマイル本田、ホンダ産業、ジョイフルアスレティッククラブなど5社を完全子会社化し、グループの一体化を進めた。

合併と東証一部上場(2011〜2014)

2011年6月、旧株式会社ジョイフル本田を吸収合併し、商号を現在の株式会社ジョイフル本田に統一。同年3月には群馬県に千代田店を開設するなど、店舗網をさらに拡大した。2013年1月には茨城県ひたちなか市の御厩自動車株式会社(現BACS Boots)を子会社化し、カー用品・車検事業に進出。そして2014年4月、東京証券取引所市場第一部へ上場を果たす。上場により資金調達力と信用力を高め、次の成長ステージへと進む。

資本業務提携の変更と自己株式取得(2016〜2019)

2016年3月、丸の内キャピタルとの資本提携を解消する一方、ベアリング・プライベート・エクイティ・アジアが設立したビーピーイージャパン-1株式会社と資本業務提携を締結。同年6月にはジョイフル車検・タイヤセンター(現BACS Boots)を連結子会社化した。この時期、売上高は1500億円前後で推移したが、純利益は2017年6月期61億円、2018年6月期56億円と安定した収益を維持。しかし2019年6月期は純利益44億円に減少し、経営環境の変化に対応する必要性が高まる。

コロナ禍を経た中期経営計画の策定(2020〜2025)

2020年6月期は新型コロナウイルス感染症の影響で売上高が1249億円に落ち込むも、巣ごもり需要により純利益は109億円と過去最高を記録。その後、2022年6月期には純利益111億円と再び最高を更新した。2024年6月期には営業利益106億円を計上。2025年6月期には創業50周年を迎え、中期経営計画を策定。既存事業の深化、知的資本への投資、ESG経営の継続を3本柱とし、2028年までに新業態店舗を20~30店舗追加する目標を掲げる。また、太陽光発電の導入やMSCI ESG「AA」評価の獲得など、持続可能な経営へのシフトを加速させている。

年表35件を開く

1970年代

  • 1975年12月創業茨城県土浦市東真鍋町9番35号に生活用品ならびに住宅資材の販売を事業目的とし当社設立
  • 1976年3月茨城県土浦市にジョイフル本田荒川沖店を開設
  • 1977年3月千葉県八千代市にジョイフル本田八千代店を開設
  • 1977年4月茨城県古河市にジョイフル本田古河店を開設
  • 1978年6月埼玉県幸手市にジョイフル本田幸手店を開設
  • 1978年7月本店を茨城県土浦市富士崎一丁目16番2号に移転

1980年代

  • 1982年4月千葉県市原市にジョイフル本田市原店を開設
  • 1983年3月創業茨城県土浦市に株式会社スマイル本田(現リフォーム事業部)を設立
  • 1985年4月創業茨城県土浦市に株式会社ジョイフルアスレティッククラブ(現株式会社MTJフィットネス)を設立
  • 1985年9月創業茨城県土浦市に株式会社ホンダ産業を設立
  • 1987年8月創業茨城県土浦市に株式会社ジョイフル内装を設立
  • 1987年11月千葉県君津市にジョイフル本田君津店を開設

1990年代

  • 1990年10月千葉県千葉市稲毛区にジョイフル本田千葉店を開設
  • 1992年7月創業茨城県土浦市に財団法人霞ヶ浦水質浄化推進振興財団(現公益財団法人本田記念財団)を設立
  • 1993年4月茨城県守谷市にジョイフル本田守谷店を開設
  • 1994年9月創業茨城県土浦市につくば商業都市開発株式会社を設立
  • 1995年6月千葉県富里市にジョイフル本田富里店を開設
  • 1995年6月株式会社ホンダ産業が、東京都世田谷区にTHE GLOBE三宿店を開設
  • 1998年3月茨城県ひたちなか市にジョイフル本田ニューポートひたちなか店を開設

2000年代

  • 2000年4月群馬県太田市にジョイフル本田新田店を開設
  • 2001年1月商号変更株式会社小川興産に営業譲渡し(株式会社小川興産は、商号を株式会社ジョイフル本田に変更)、当社は商号を株式会社ジョイフルカンパニーに変更 ※注 2001年1月以降の株式会社ジョイフル本田の表記は、旧株式会社ジョイフル本田となります。
  • 2001年8月創業北海道地域でのホームセンター小売展開のため、北海道札幌市に株式会社ジョイフルエーケーを株式会社キムラ、アークランドサカモト株式会社(現アークランズ株式会社)と当社の三社で共同設立
  • 2002年12月千葉県印西市にジョイフル本田千葉ニュータウン店を開設
  • 2004年10月栃木県河内郡上三川町にジョイフル本田宇都宮店を開設
  • 2007年1月東京都西多摩郡瑞穂町にジョイフル本田瑞穂店を開設
  • 2009年8月丸の内キャピタル株式会社が運営する丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合と資本提携契約を締結

2010年代

  • 2010年5月M&A株式交換により株式会社スマイル本田(現リフォーム事業部)、株式会社ホンダ産業、株式会社ジョイフルアスレティッククラブ(現株式会社MTJフィットネス)、つくば商業都市開発株式会社、株式会社ジョイフル内装を100%子会社化
  • 2010年9月M&A株式会社ホンダ産業はつくば商業都市開発株式会社を、株式会社スマイル本田(現リフォーム事業部)は株式会社ジョイフル内装をそれぞれ吸収合併
  • 2011年3月群馬県邑楽郡千代田町にジョイフル本田千代田店を開設
  • 2011年6月M&A旧株式会社ジョイフル本田を吸収合併し、商号を株式会社ジョイフル本田に変更
  • 2013年1月M&A茨城県ひたちなか市にある御厩自動車株式会社(現株式会社BACS Boots)を100%子会社化
  • 2014年4月上場東京証券取引所市場第一部へ上場
  • 2016年3月丸の内キャピタル株式会社が運営する丸の内キャピタル第一号投資事業有限責任組合との資本提携契約を解消
  • 2016年3月創業ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア株式会社が設立したビーピーイージャパン-1 株式会社と資本業務提携を締結
  • 2016年6月M&A株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター(現株式会社BACS Boots)を連結子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 単独専門店や新業態店舗の出店数(累計)2028年6月期まで+20~30店舗
  • 既存店の来店客数2028年6月期まで維持
  • 働きがい肯定率(GPTW)2028年6月期まで50%
  • 管理職に占める女性の割合2028年6月期まで7%以上
  • 温室効果ガス排出量削減率(2013年6月期比)2030年6月期まで70%削減

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    新業態店舗の拡大

    基幹店舗周辺に単独専門店やジョイフル本田資材館を含む新業態店舗を出店し、ドミナント商圏を形成して売上拡大とコスト削減を図る。専門人材を最適配置し顧客利便性を追求する。

  2. 02

    アナログ起点のデジタル戦略

    OMO戦略として業務効率化で接客体制を整備し、顧客接点拡大による集客力強化で来店頻度向上を図る。収集したデータを活用し、個々の顧客に満足される販売力強化に取り組む。

  3. 03

    ホームセンターとリフォームのシナジー拡大

    共通CRMを構築し相互送客で客数増を図る。顧客の不満解消のためのスピード対応強化と、QOL追求のためのソリューション提案強化・新専門ブランド展開を行う。

  4. 04

    知的資本への投資

    働きがい肯定率向上に取り組み、属性不問の人材活用や女性社員のキャリア支援を行う。管理職に占める女性割合を増加させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,848人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は521万円で、9期前と比べて+7.2%平均年齢は42.2歳、平均勤続年数は17.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月2,450
2017年6月2,447
2018年6月2,361
2019年6月48637.213.52,309
2020年6月48438.412.62,105
2021年6月51839.514.22,029
2022年6月50140.415.41,943
2023年6月50341.416.31,867
2024年6月52642.016.71,858571
2025年6月52142.217.01,848579

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.7%
縦線は目安の30%
男性育休取得率78.9%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)60.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
千葉ニュータウン店 — 千葉県印西市141億円
ジョイホン吉岡店 — 群馬県北群馬郡吉岡町128億円
瑞穂店 — 東京都西多摩郡瑞穂町113億円
ニューポートひたちなか店 — 茨城県ひたちなか市103億円
宇都宮店 — 栃木県河内郡上三川町8,862百万円
新田店 — 群馬県太田市5,172百万円
幸手店 — 埼玉県幸手市4,074百万円
富里店 — 千葉県富里市3,964百万円
千代田店 — 群馬県邑楽郡千代田町3,846百万円
賃貸不動産 — 茨城県土浦市他3,672百万円
ほか11件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ジョイフル 本田リフォーム
    茨城県土浦市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジョイフル アスレティッククラブ
    茨城県土浦市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ジョイフル 車検・タイヤセンター
    千葉県印西市
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は1,328億円営業利益87億円前期と比べると増収減益で、売上が+2.9%、利益が-18.7%。

売上高
+2.9%
1,328億円
営業利益
-18.7%
87億円
純利益
+8.4%
90億円
営業利益率
6.6%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高1,400億円1,328億円
営業利益86億円87億円
純利益66億円90億円
1株あたり配当¥84

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は687億円、営業利益は34億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+7.5%、営業利益は−29.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q289258.719
2023年4Q32320
2024年1Q316288.921
2024年2Q317278.521
2024年3Q300258.319
2024年4Q336267.730
2025年2Q651599.144
2025年4Q639487.539
2026年2Q641538.360
2026年4Q687344.930

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は1,817億円から1,328億円へ73%に減った。直近期の営業利益率は6.6%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月1,81712666
茨城県ひたちなか市にある御厩自動車株式会社(現株式会社BACS Boots)を100%子会社化
2013年6月1,76811569
東京証券取引所市場第一部へ上場
2014年6月1,76810664
2015年6月1,6248146
ベアリング・プライベート・エクイティ・アジア株式会社が設立したビーピーイージャパン-1 株式会社と資本業務提携を締結
2016年6月1,5878955
2017年6月1,5498061
2018年6月1,4878856
2019年6月1,4829844
2020年6月1,249106109
2021年6月1,32512890
2022年6月1,236132111
2023年6月1,23412285
2024年6月1,2691061168.491
2025年6月1,2901071198.383
2026年6月1,328871006.690

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高1,328億円のうち、営業利益として残るのは87億円6.6%。営業外の損益と税金を反映した純利益は90億円、売上の6.8%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金93.4%1,241億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.6%87億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+2.9pt
6.6%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+4.3pt
6.8%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが91億円、投資CFが−23億円で、差し引きのフリーCFは68億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は322億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月134−36−1798413
2013年6月98−136−20−38356
2014年6月77−38−1339382
2015年6月84−20−1864427
2016年6月94−100−21−6401
2017年6月93−4111452567
2018年6月7541−519116164
2019年6月123−534070275
2020年6月12060−68180379
2021年6月12421−69145455
2022年6月7814−12292425
2023年6月98−77−9621350
2024年6月127−91−11236274
2025年6月91−23−2068322

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は1,656億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,218億円で、自己資本比率は73.6%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月1,6801,33634479.5
2013年6月1,7261,40332381.3
2014年6月1,7731,46231182.5
2015年6月1,8051,50130483.1
2016年6月1,8291,54028984.2
2017年6月1,9941,57541979.0
2018年6月1,5221,03748568.2
2019年6月1,6171,05156665.0
2020年6月1,5781,06251667.3
2021年6月1,6061,12747970.2
2022年6月1,5641,15840674.0
2023年6月1,6091,19341674.2
2024年6月1,5971,21038775.8
2025年6月1,6561,21843873.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳単体ベース
現金及び預金
323億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,145億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
438億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中37位あたり、逆に低いのは売上成長率322社中197位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
6.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.0%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,199で、1年前と比べて+6.2%過去52週の値幅のなかでは34%の位置にある。

¥2,199-1.0%1ヶ月-0.8%1年+6.2%時価総額1,403億円
過去52週の値幅
安値¥2,022高値¥2,545

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.7倍
PER (会社予想)20.1倍
PBR1.05倍
配当利回り3.82%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2300円で、25日線2315円をわずかに下回る。1ヶ月で+0.66%とほぼ横ばい。7月29日に2524円まで上昇したが、8月4日に2216円まで急落。その後は2300円前後で推移。RSIは31.8と弱含み。出来高は7月末に急増したが、現在は落ち着いている。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 60/100)

PERは15.39倍で業界平均の40.19倍を大幅に下回り、予想PERも21倍と低い。PBRは1.1倍で業界平均の3.06倍を下回るが、ROEは6.9%と低水準。配当利回りは3.65%だが、業界平均が12.61%と異常に高い(業界特性による)。直近の業績は横ばいで、収益性の低さが懸念。割安水準だが、ROEの低さと業界平均との利回り差が割安感を弱める。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.7倍39.6倍
PER (予想)20.1倍
PBR1.05倍2.44倍
ROE6.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ホームセンター市場は、DIY需要や garden 人気、生活必需品の買い回りで安定した需要がある。強気派は、同社の高い収益性と安定した売上高を評価し、地域に根差した経営が今後も続くとみる。また、株主還元も利回り3.65%とまずまずで、底堅い業績が見込まれる。一方、弱気派は、直近の営業利益率が6.55%と低下傾向にあり、競争激化や人件費・物流費の上昇が収益を圧迫すると懸念する。さらに、新規出店の余地が限られる中で、既存店の成長が頭打ちになる可能性も指摘される。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率は6%超と業界平均より高く、収益力が強い。

  • 安定した売上高

    売上高は1,300億円前後で推移し、景気変動に強い。

  • 株主還元の充実

    配当利回り3.65%と安定した還元姿勢が見られる。

  • 売上高が3期連続増加で1,328億円通年影響

    1,269→1,290→1,328億円と増収

  • 純利益が90億円へ増加通年影響

    2026/6期純利益90億円、前期83億円から7億円増

  • 配当利回り3.65%の下支え継続影響

    予想配当利回り3.65%が株価下値を支える

  • 株価は1年で8.76%上昇の堅調継続影響

    過去1年の上昇率8.76%、今後の上昇トレンド

マイナスに働く材料7
  • 営業利益率の低下

    直近期で8.29%から6.55%へ低下しており、収益悪化が懸念。

  • 競争環境の厳しさ

    ホームセンター業界は値引き競争が激しく、価格維持が困難。

  • 成長の限界

    関東での出店余地が少なく、既存店の伸びが鈍化する可能性。

  • 営業利益が107億→87億円へ19%減通年影響

    2026/6期営業利益87億円、前期107億円から20億円減

  • 営業利益率が8.29%→6.55%へ低下通年影響

    売上高1,328億円で1.74ポイント低下=約23億円減益

  • 予想PER21倍と実績15.4倍から悪化決算発表後影響

    実績PER15.39倍に対し予想21倍、増益期待が大きく低下

  • ROE6.9%とPBR1.1倍の割高感継続影響

    ROE6.9%に対しPBR1.1倍、資本効率に見合わない可能性

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益力の維持・改善の度合いを測る重要指標。
既存店売上高
店舗単体の集客と顧客需要の変化を反映。
客単価
商品構成と消費者マインドの影響を見る。
出店数
成長戦略の進捗と市場浸透度を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり84で、前期から+28.0%いまの株価に対する利回りは3.82%。増配か配当維持が6年続いている。

年間配当
¥84
1株あたり
配当利回り
3.82%
いまの株価に対して
配当性向
47.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
6年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1628.0
2018年6月36125.030.6
2019年6月25−30.638.1
2020年6月3122.019.3
2021年6月349.825.8
2022年6月4225.425.5
2023年6月469.535.0
2024年6月508.734.3
2025年6月6428.047.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥84

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ48,425人。区分でいちばん多いのは個人・その他51.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.9%を占め、残る62.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他61.461.143.945.545.651.3
金融機関23.923.831.231.130.824.9
事業法人11.311.318.017.818.313.0
外国法人3.23.15.75.04.99.2
自己株式32.532.55.05.05.05.0
証券会社0.20.30.20.60.31.6
外国人個人0.00.41.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.66
02野村信託銀行株式会社(本田創業家信託口)5.17
03株式会社レノ3.14
04本田 理2.90
05株式会社アスクリエーション2.75
06みずほ信託銀行株式会社有価証券管理信託07000402.19
07公益財団法人本田記念財団1.97
08本田 勇1.70
09青木 真弓1.47
10ジョイフル本田グループ従業員持株会1.35

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−41%、1株純資産は14期で−61%。直近期のROEは6.9%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月2555,1935.00.5
2013年6月2695,4535.18.8
2014年6月1252,8334.518.123.8
2015年6月882,9083.129.239.5
2016年6月1062,9853.621.933.9
2017年6月601,5473.928.428.0
2018年6月771,4994.323.330.6
2019年6月631,5194.219.638.1
2020年6月1581,53310.88.419.3
2021年6月1301,6278.210.325.8
2022年6月1651,7529.79.425.5
2023年6月1321,8427.313.135.0
2024年6月1461,9577.614.934.3
2025年6月1352,0216.915.547.3
2026年6月149

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/6期の役員報酬は総額124百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
平山育夫代表取締役社長6125,300
本田理取締役 顧問671,847,500
釘崎広光取締役70
白河桃子取締役65
戸倉圭太取締役45
岡田周悟監査役(常勤)69
広瀬史乃監査役59
小田切弓子監査役50
柴山慎一取締役69
内梨晋介監査役(常勤)69
小澤亜季子監査役39

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)23713106734
社外取締役64895710

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,985字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、主に「住まい」に関する関連商品(資材・プロ用品、インテリア・リビング、ガーデン・ファーム)の販売およびリフォーム工事の設計・施工・関連商品の販売ならびに「生活」に関する関連商品(デイリー・日用品、ペット・レジャー)の販売、また、これらに付帯するサービスを提供する専門店として、一般消費者からプロ顧客まで幅広く対応した、豊富な品揃えとロープライスを実践するホームセンター事業、住宅リフォーム事業を営んでおります。 なお、当社は単一のセグメントであります。 当社が運営する店舗の概要は、以下のとおりとなります。 ①大規模小売店 都県   茨城県   群馬県   埼玉県   千葉県   東京都   栃木県 店舗名   荒川沖   古河   守谷   ニューポートひたちなか   新田   千代田   JOYHON吉岡店   幸手   八千代   市原   君津   千葉   富里   千葉ニュータウン   瑞穂   宇都宮   JOYHON小山駅前店 開業年月   1976年3月   1977年4月   1993年4月   1998年3月   2000年4月   2011年3月   2023年4月   1978年6月   1977年3月   1982年4月   1987年11月   1990年10月   1995年6月   2002年12月   2007年1月   2004年10月   2022年4月 株式会社ジョイフル本田   住まいに関する分野   資材・プロ用品   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○ インテリア・リビング   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○ ガーデン・ファーム   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○ リフォーム   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ― 生活に関する分野   デイリー・日用品   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○ ペット・レジャー   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○   ○ ②専門小売店 都県   茨城県   埼玉県   千葉県   東京都   栃木県   群馬県 店舗名   THEGLOBEつくば店   Pet'sCLOVER東大宮店   本田屋千葉都町店   本田屋船橋夏見台店   本田屋柏豊四季店   THEGLOBEANTIQUES三宿店   本田屋立川幸町店   本田屋宇都宮元今泉店   Pet'sCLOVER伊勢崎田中島町店   資材館伊勢崎韮塚町店 開業年月   2017年11月   2018年3月   2018年3月   2020年9月   2021年3月   1995年6月   2024年6月   2024年2月   2025年6月   2025年 6月 株式会社ジョイフル本田   住まいに関する分野   資材・プロ用品   ―   ―   ○   ○   ○   ―   ○   ○   ―   〇 インテリア・リビング   ○   ―   ―   ―   ―   ○   ―   ―   ―   ― ガーデン・ファーム   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― リフォーム   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― 生活に関する分野   デイリー・日用品   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ― ペット・レジャー   ―   ○   ―   ―   ―   ―   ―   ―   ○   ― (注)1.①大規模小売店と②専門小売店の店舗表記順番は、都県で左から開設順になっております。 2.関連会社である株式会社MTJフィットネス(旧株式会社ジョイフルアスレティッククラブ)は、スポーツクラブを運営しており荒川沖、守谷、千葉ニュータウンの各店舗周辺に帯同出店しております。 関連会社である株式会社ジョイフルエーケーは、北海道地区にてホームセンターを運営しており、上記店舗周辺には出店しておりません。 当社グループの事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,674字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、人口減少に伴う商圏顧客層の変化やEC市場の拡大、さらには建築資材の高騰という状況下、2026年6月期から2028年6月期までの中期経営計画を策定し、基本方針として以下の3つの項目を掲げました。 <基本方針> ①既存事業の深化と新たな取組の探索・実行 ②知的資本への投資 ③ESG経営の継続 (2) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題等 経営の基本方針に基づき取り組むべき施策等を当社が対処すべき課題と位置付けており、主な施策等は、次のとおりであります。 既存事業の深化と新たな取組の探索・実行 (a)店舗網を拡大し、もっと身近なジョイフル本田に 基幹店舗を中心に単独専門店を出店、ドミナント商圏を形成し、売上高の拡大とコスト削減を目指します。また、専門人財の最適配置を実施し、お客様にとっての利便性を追求します。 目標:単独専門店やジョイフル本田資材館を含む新業態店舗「+20~30店舗(本中期経営計画期間の累計)」 (b)アナログ起点のデジタル戦略 OMO(注)戦略として、「業務効率化」を推進し接客体制を整備するとともに、「顧客接点拡大」による集客力強化でお客様の来店頻度向上を図ります。さらに、収集した「データ活用」によって一人ひとりに満足していただく体験につながるよう販売力強化に取り組みます。 目標:CXの向上を図り、既存店の来店客数を維持 (注)OMO(Online Merges with Offline):オンラインとオフラインを統合し、お客様がチャネルを意識することなくスムーズに商品やサービスを利用できるような体験を提供する手法 (c)ホームセンターとリフォームのシナジー拡大 ホームセンターとリフォーム共通のCRM(注1)を構築し、相互送客による客数増を図ります。また、顧客の不の解消を実現するため、スピード対応の強化を図るとともに、顧客のQOL(注2)を追求するため、ソリューション提案の強化や新たな専門ブランドを展開します。 (注1)CRM:顧客管理(CRM)とは、顧客管理システム(CMS)を用いて収益の追跡確認と促進を行いながら、顧客との関係の維持と向上を導くソリューション (注2)QOL(クオリティ・オブ・ライフ):「生活の質」。安心して暮らせる安全で快適な住環境の整備により質の高い充実した生活を送れること (d)事業の拡張・拡大・変革に資するM&Aの実行 非連続な経営資源の獲得を目的に質・量それぞれに貢献が期待される複数のM&Aを想定し、2026年6月期よりM&A推進部を設置し、より一層推進してまいります。 (e)専門性に特化した新業態店舗のフォーマット確立 ジョイフル本田の強みを軸に、出店地域のニーズに即した商品・サービスの拡充が可能な新しいフォーマットを展開してまいります。 知的資本への投資 (a)働きがい肯定率の向上に取り組み、2028年6月期までにGPTW50%達成を目指します。 (注)GPTW:世界の企業で働きがいに関する調査を行い、認定企業やランキングを発表する機関 (b)属性不問の人財活用や女性社員のキャリア支援を行い、2028年6月期までに管理職に占める女性の割合を7%以上とします。 ESG経営の継続 中長期的なGX計画策定とグリーンエネルギーを導入し、2030年6月期までに温室効果ガス排出量を2013年6月期比で70%削減いたします。 以上の課題に注力してまいります。 また、当社は2026年6月期の基本方針として、2025年6月期に引き続き「ジョイフル本田のファンをつくる!!」を掲げました。今後も私たちが長年大事にしてきた価値観「お客様の喜びが私たち(企業)の喜び」を忘れることなく、お客様に喜んでいただくための商品力と提案力と接客力の強化に努め、唯一無二のジョイフル本田を築き上げてまいります。
事業等のリスク3,128字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において当社が判断したものであります。 (1) 事業環境に関するリスク ①競合環境について 当社の出店地域においては、当社と同様の商品を取扱う他社の店舗が多数存在しており、今後も新店出店や業界の垣根を超えた他業態の参入、顧客確保へのデジタル戦略などによる競争が激化していくことが予想されます。これらにより、当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社は基本方針に「ジョイフル本田のファンをつくる!!」を掲げ、外部環境の変化を注視しながら営業戦略を実行しております。売り場ゾーニングの見直しやお客様の利便性が向上する魅力あるテナント等の積極的な誘致、お客様に満足いただける高度な専門知識・対応力を兼ね備えた接客スキルの習得および伝承、積極的出店できる体制の構築、給与や福利厚生面をはじめとした労働条件の見直しなどによる社員のモチベーションアップのための職場環境の改善など、既存店の魅力向上策や新規出店の拡大、人への投資に積極的に取り組んでおります。 ②出店に関する法的規制について 当社の店舗出店に際しては、「大規模小売店舗立地法」「都市計画法」「建築基準法」等様々な法令に基づく規制を受けております。これらの法令の改正や各都道府県等が定めた規制の変更に伴い、新規出店の開発期間が長期化した場合や、既存店舗の改装等が困難となった場合には、当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社としては、新規出店や大規模改装の際には、当該店舗における大規模小売店舗立地法等の法令規制の状況を把握するとともに、各行政機関と十分に協議した上で、現実的な出店計画を策定しております。 ③天候要因・自然災害等について 当社は、季節商品(冷暖房用品、アウトドア用品、園芸用品等)を数多く取り扱っております。このため、冷夏や暖冬、長雨、猛暑、厳冬等の天候変動により、来店客数や季節商品の需要動向が著しく変動するなど、当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、天候予測等に基づき商品のラインナップや販売商品の管理を徹底し販促強化に努めております。 また近年、発生頻度が高まっている局所的豪雨や大型台風、震災等による自然災害や事故・火災等の予期せぬ事態が発生し、事業活動に重大な支障が生じた場合にも当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらに対しては、火災保険や地震保険等に加入し、自然災害よる損失リスクに備えると共に、緊急時の対応等を定めた事業継続計画(以下、BCPといいます。)マニュアルを策定、有事の際に迅速に災害対策本部を設置し、スマートフォン等を活用した安否確認サービスの活用により、災害状況の把握や従業員やその家族の安否確認等に努めております。 また、災害時を含め、お客様と従業員の安全が確保できる状況においては、可能な限り営業を継続し、地域インフラ等の復旧に役立てるよう努めております。 さらには、大規模自然災害や感染症拡大の影響による資金管理のため、取引金融機関に対してBCP対応資金として利用する資金調達枠(当座貸越枠)を設定しております。 ④感染症、疫病等の蔓延について コロナウイルス感染症のような感染症や疫病が拡大すれば景況感・雇用環境の悪化につながり、当社の業績および財務状況等に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社としては、政府や各自治体の指針を順守し、お客様と従業員の安全を第一に考えて、安心してお買い物ができる環境づくりに努めてまいります。 (2) 事業運営に関するリスク ①出店に伴う投資について 売場面積5万㎡規模の超大型店、売場面積3万㎡規模の大型店の出店に際しては、1店舗当たりの事業投資額が大きく、また出店した地域での店舗の認知度向上、安定した売上の確保までには相応の期間を要することから、当社の業績および財務状況に大きく影響を及ぼす可能性があります。 当社としては、綿密な事業投資計画の策定による業績への影響等について十分な検証を実施しております。また、初期投資が比較的少ない居抜き物件の再開発による出店についても推進しております。 ②固定資産の減損について 当社は「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しており、今後地域の経済状況の変化等の事由により店舗の収益性が悪化した場合や保有資産の市場価値が著しく下落した場合等に減損処理を実施することがあり、これにより当社の業績および財務状況に大きく影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、当社の強みを伸ばし他社との同質化からの脱却、ホームセンター事業とリフォーム事業の融合、カーボンニュートラルの推進などに取り組み、収益の拡大と経費増大の抑制に努めてまいります。 ③商品に関する法的規制について 当社は多種多様な商品を取り扱っており、それぞれの商品の特性や仕様に応じた法的規制を受けております。法令の改正等により商品の取り扱い自体が、困難となる場合や管理コストが増加することが予想されます。 これらにより商品の品揃えが不十分となり、業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 当社としては、関係官庁および取引先等からの情報収集を綿密に実施し、コンプライアンスの周知と徹底を図り法令を遵守してまいります。 ④商品調達と価格変動について 当社の仕入れルートに支障が生じて、商品調達ができなくなる場合や原材料等が価格変動の影響を受ける商品、為替相場の変動や海外情勢等の外的要因により仕入価格が高騰する商品等があり、これらの仕入価格の変動が生じた場合には、当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、複数の取引先、仕入先を確保し商品調達への支障を抑えるように努めております。 ⑤システム障害について 当社は発注、入荷検品、仕入、売上等に、ネットワーク障害、コンピューターウイルス、自然災害、人為的ミス等によるシステム障害が発生した場合やサイバー攻撃、不正アクセス、委託先の管理不備等により、重要情報の外部流出やサービスの大規模停止などのリスクが顕在化した場合、社会的信用の失墜のほか被害の規模によっては当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらのシステム障害時における代替業務運用構築に関して主要システムのサーバーを大手ベンダーのデータセンターにアウトソーシングし、リスク分散を図っております。サイバー攻撃等に対しては情報セキュリティー体制の整備を行うとともに、従業員の教育によりセキュリティー意識の向上をより一層進めてまいります。また、それらにより発生しうる損害賠償に備えるためにサイバー保険に加入しております。 ⑥個人情報の保護について 当社が関与するシステムから個人情報の流失が発生した場合、当社の社会的信用の低下、損害賠償義務の発生など、当社の業績および財務状況に大きな影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対応するため、個人情報保護規程に基づき、情報管理の徹底と従業員やパートタイマーへの個人情報管理に関する教育を実施しております。
経営成績の分析 (MD&A)8,172字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 当事業年度における我が国の経済は、個人消費の復調や好調なインバウンド需要に支えられ緩やかな景気回復が見られる一方、米国の経済政策の転換や中国経済の停滞、世界的な政情不安による地政学的リスク、原材料価格や物流コストの上昇に伴う物価高騰等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような経営環境の下、当社は当事業年度の基本方針に「ジョイフル本田のファンをつくる!!」を掲げ、前事業年度の基本方針「原点回帰と新しい企業文化の創造」を踏襲しつつ当社の現状を踏まえた次の5つのテーマを策定し業務に取り組んでまいりました。 ・「人への投資」 ・「お客様の問題解決に本気で取り組む」 ・「デジタル戦略」 ・「既存店の魅力をあげるための投資」 ・「積極的出店できる体制の構築」 「人への投資」においては、創業50周年を迎えるにあたり福利厚生の推進策としてジョイフル本田グループ従業員持株会を通じて、当社従業員へ譲渡制限付株式を付与いたしました。これにより当社株主の皆様との一層の価値共有を図り、また持続的な企業価値向上のためのインセンティブを与えることで、人的資本の強化につながり、職場環境の改善とともに当社従業員の意識改革にも努めました。さらに、女性活躍推進の観点から女性の売場担当責任者を増やし、多様な視点にもとづく考える接客を実践することで、販売促進を強化いたしました。 「お客様の問題解決に本気で取り組む」においては、成長可能な店舗づくりのために店舗教育課を設置し、売場担当者の専門性を高める「スキルマップ」を作成いたしました。今後、スキルマップの活用により、専門知識の習得・技術承継による接客力を強化してまいります。またリアル店舗である当社の強みを活かし修理室専門の教育チームによる指導も行ってまいります。 「デジタル戦略」においては、将来における多店舗展開等を視野に入れた物流体制の構築を目的に2025年4月、物流センター(TC)を開設し運用を開始いたしました。物流センターの稼働に伴い店舗における検品時間、品出し時間等の短縮につながり、この改善効果により捻出した時間を接客時間等の業務に割り当てることで、効果的な店舗運営が可能となりました。今後も物流センターの導入取引事業者を順次拡大してまいります。また、フルセルフレジの導入による業務の効率化を推進、接客時間を確保することで顧客接点の拡大を図り、さらにモバイル端末の活用推進による検品・発注・伝票起票等の業務時間を削減、生産性向上に向けて運営体制を整備いたしました。 「既存店の魅力をあげるための投資」においては、売場ゾーニングの見直しやお客様の利便性が向上する魅力あるテナント等の誘致を積極的に推進したほか、2025年6月には、荒川沖店(茨城県土浦市)、古河店(茨城県古河市)、幸手店(埼玉県幸手市)のほか、対象11店舗、16施設への太陽光発電設備の設置が完了、うち10店舗では蓄電池が併設され、本格稼働がスタートいたしました。すべての太陽光設備の稼働により年間の総発電量は約1,000万kWhとなり、太陽光パネルを設置した施設全体の約25%の電力を屋根上で賄うことになります。これにより年間約3,800トンのCO2排出量削減を見込んでおります。また千葉ニュータウン店の広大な駐車場を利用したソーラーカーポートが2025年6月に完成、既存の屋根上設置型の太陽光発電と合わせて環境価値を補填することにより、さらに電力自給率を高め電気代の削減に寄与しております。 「積極的出店できる体制の構築」においては、新店改装課を設置し店舗の新フォーマットを活用、店舗規模・敷地面積に応じて柔軟に対応することで、スピーディーな出店体制を構築しております。当事業年度においては、2025年6月に群馬県伊勢崎市にペット専門店「Pet's CLOVER」の2号店と新業態である「ジョイフル本田 資材館」をオープンいたしました。「ジョイフル本田 資材館」は、プロショップ「本田屋」のプロユース向けの工具、作業用品の品揃えに加え、業務用塗料、養生資材、電設資材、給水部材、非住宅設備等の現場に必要な資材を供給する新業態の店舗であり、今後も利便性と効率性を重視した「資材館」モデルの店舗についても順次拡大してまいります。 主要テーマの施策のほかにも様々な取り組みを実行いたしました。 資本政策にかかる取り組みとしては、一部株主様からの当社株式の売却意向を踏まえ、当社株式の円滑な売却機会の提供と株主構成の能動的な再構築を図ることを目的に当社株式の売出しを実施いたしました。また株主還元の強化と資本効率の向上を図り、売出しに伴う当社株式需給への影響等を鑑み、株式の売出しと同時に自己株式の取得も実施いたしました。また当社の株主優待制度については、より多くの株主の皆様にファンとなっていただき、中長期的に当社株式を保有していただける株主様の拡大と株主優待制度の一層の拡充を図ることを目的に株主優待制度を変更いたしました。通常優待の贈呈額を増額するとともに、毎年6月20日の基準日において、3年以上継続保有している株主様を対象に、ワンランク上の株主優待品を贈呈する「長期保有株主優待制度」も新設いたしました。 企業評価における取り組みとしては、当社の事業内容および財務状況について、第三者機関からの客観的評価として、株式会社格付投資情報センター(R&I)による発行体格付「A-」、方向性「安定的」を取得いたしました。本件の格付取得により経営の透明性と対外的な信用力を高め、企業価値の向上と今後の資金調達の多様化につなげてまいります。また、ESG投資の世界的な評価指標であるMSCIレーティング(注)において「AA」評価を獲得いたしました。MSCIレーティングは、業界固有のESGリスクおよび同業他社と比較した当該リスクに対する管理能力を評価するもので、当社のESGに対する取り組みが評価され、昨年の「A」評価から「AA」評価へ格上げされました。 これらの取り組みのほか、当社は地域社会の一員として、各自治体等と連携した防災・災害対応等の強化を積極的に進めており、当事業年度は新たに埼玉県北葛飾郡杉戸町、茨城県ひたちなか市、群馬県北群馬郡吉岡町、群馬県太田市、茨城県取手市のほか、株式会社NTTドコモと災害時における相互協力に関する協定等を締結いたしました。本件により、これまでに21の自治体等1事業者等との災害時における支援協力に関する協定等を締結いたしました。 (注)株式会社ジョイフル本田によるMSCI ESG Research LLCまたはその関連会社(以下「MSCI」)のデータの使用、およびMSCIのロゴ、商標、サービスマークまたはインデックス名称の使用は、株式会社ジョイフル本田の後援、推奨、または広告宣伝に相当するものではありません。MSCIのサービスおよびデータは、MSCIまたはその情報提供者の財産であり、その情報は現状のまま無保証で提供されます。MSCIの名称およびロゴは、MSCIの商標またはサービスマークです。 これらの施策に取り組んでまいりました結果、当事業年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 (イ) 財政状態 当事業年度末の資産合計は、前事業年度末に比べ58億84百万円増加し、1,655億74百万円となりました。 当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ50億72百万円増加し、437億82百万円となりました。 当事業年度末の純資産合計は、前事業年度末に比べ8億11百万円増加し、1,217億91百万円となりました。 (ロ) 経営成績 当事業年度の売上高は1,289億80百万円(前事業年度比1.6%増)、営業利益は107億48百万円(前事業年度比1.7%増)、経常利益は118億78百万円(前事業年度比2.0%増)、当期純利益は83億27百万円(前事業年度比8.4%減)となりました。 なお、主要分野別および商品グループ別の売上状況は以下のとおりとなっております。 (主要分野別および商品グループ別の売上状況) (a)「住まい」に関する分野 原材料価格の高騰や温暖化による二季化の進行、防災防犯関連需要の高まりがより鮮明に顕在化している市場環境の中、資材・プロ用品関連では建築コストの上昇や職人不足から新築着工件数が低迷、木材・建築資材が低調だった半面、「本田屋」はじめ同売場ブランドのインショップ化推進によりプロ向け商材は好調に推移しました。一方で猛暑の影響によりガーデニングなどの屋外作業は敬遠される傾向が強まり、花苗・野菜苗および関連カテゴリが苦戦しましたが、空調衣料やタイムパフォーマンスを改善する機械関連、夏物家電や遮熱商材、涼感アイテム等は好調に推移しました。また、気象庁による南海トラフ地震の臨時情報の発表を受け、防災意識の急激な高まりから防災関連商材や、相次ぐ強盗事件の報道等による防犯意識の高まりから防犯カメラやセンサーライトなどの防犯関連商材や付随する工事が好調に推移しました。 以上の結果、当事業年度における「住まい」に関する分野の売上高は、727億76百万円(前事業年度比0.9%増)となりました。 (b)「生活」に関する分野 2024年8月に南海トラフ地震の臨時情報が発表されて以降、防災関連意識の高まりとともに、家庭内へのコメ備蓄需要が大幅に増加しました。新米の流通以降もコメの需給環境に改善が見られず、またコメ不足の報道等の影響や旺盛な需要により好調に推移しました。また防災食やポータブル電源、簡易トイレなどの動向が一段と活発化しました。物価上昇に伴う節約志向が強まり高単価商品の買い控えが見られた一方で、長巻タイプのトイレットペーパーなど、コストパフォーマンスの良い商品の動向が好調でした。また、ペット関連における高付加価値商品へのニーズは底堅く、特に機能性を重視した商品や自然素材を使ったプレミアムフードが好調であったことに加え、外出機会の増加によりリードやペット用アパレルなどの関連用品への需要も高まりました。 以上の結果、当事業年度における「生活」に関する分野の売上高は、562億4百万円(前事業年度比2.6%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ47億98百万円増加し322億18百万円(同比17.5%増)となりました。なお、非連結子会社との合併に伴う現金及び現金同等物の増加額は96百万円であり、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は、90億69百万円の収入(前事業年度比28.4%減)となりました。これは主に税引前当期純利益116億95百万円、減価償却費32億24百万円、法人税等の支払額33億26百万円、棚卸資産の増加12億30百万円、未払消費税等の減少11億98百万円によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は、23億34百万円の支出(前事業年度比74.2%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出17億5百万円、無形固定資産の取得による支出4億31百万円、有形固定資産の除却による支出2億34百万円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は、20億32百万円の支出(前事業年度比81.8%減)となりました。これは主に長期借入れによる収入100億円、長期借入金の返済による支出44億35百万円、自己株式の取得による支出40億20百万円、配当金の支払額35億47百万円によるものであります。 ③仕入及び販売の状況 (a) 商品仕入実績 仕入実績を主要分野別および商品グループ別に示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) 商品グループ   前事業年度(自 2023年6月21日至 2024年6月20日)   当事業年度(自  2024年6月21日至  2025年6月20日)   前事業年度比(%) ①住まい(a)資材・プロ用品(b)インテリア・リビング(c)ガーデン・ファーム(d)リフォーム②生活(a)デイリー・日用品(b)ペット・レジャー(c)その他   47,67615,80410,56511,25810,04739,09229,14410,193△245   48,07516,14610,54111,22810,15841,04330,53710,390114   100.8102.199.799.7101.1104.9104.7101.9△46.8 合計   86,768   89,118   102.7 (注)前事業年度の②生活(c)その他のマイナス実績は、商品グループに組替できない仕入割戻によるものであります。 (b) 販売実績 販売実績を主要分野別および商品グループ別に示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) 商品グループ   前事業年度(自 2023年6月21日至 2024年6月20日)   当事業年度(自  2024年6月21日至  2025年6月20日)   前事業年度比(%) ①住まい(a)資材・プロ用品(b)インテリア・リビング(c)ガーデン・ファーム(d)リフォーム②生活(a)デイリー・日用品(b)ペット・レジャー(c)その他   72,09523,40017,28717,10514,30254,79937,24316,604950   72,77624,22117,25116,94714,35556,20438,53216,708964   100.9103.599.899.1100.4102.6103.5100.6101.4 合計   126,894   128,980   101.6 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債や収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しております。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、主なものは以下のとおりであります。 ・固定資産の減損会計 当社は、「固定資産の減損に係る会計基準」を適用しております。損益報告などの企業内部情報と、経済環境や資産の市場価格など企業外部情報に基づき、資産または資産グループごとの減損の兆候を判定し、将来の経済環境や市場環境の変化を加味した上でその資産の帳簿価額の回収が見込めるかを考慮し、減損損失の認識を判定しております。減損損失を認識すべきと判断した場合には、資産の帳簿価額を回収可能価額まで減損処理しております。回収可能価額の算定に当たっては、外部の情報源に基づく情報等を含む、財務諸表作成時において入手可能な情報や資料に基づき合理的に判断しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動等により、将来キャッシュ・フローの見積額や回収可能価額の見直しが必要となった場合、翌事業年度以降の財務諸表において追加の減損損失が発生する可能性があります。 なお、財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (イ)財政状態 資産は、前事業年度末に比べ58億84百万円増加し、1,655億74百万円となりました。 これは主として、現金及び預金の増加47億98百万円、商品の増加12億37百万円によるものであります。 負債は、前事業年度末に比べ50億72百万円増加し、437億82百万円となりました。これは主として、長期借入金の増加36億5百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加19億58百万円、資産除去債務の増加5億87百万円、流動負債その他の減少11億73百万円によるものであります。なお、流動負債その他の減少の主な内訳は、未払消費税等の減少11億96百万円であります。 純資産は、前事業年度末に比べ8億11百万円増加し、1,217億91百万円となりました。これは主として、当期純利益83億27百万円の計上および剰余金の配当35億49百万円、自己株式の取得40億17百万円によるものであります。 (ロ)経営成績 (売上高) 当事業年度においては、『ジョイフル本田のファンをつくる!!』を経営の基本方針に掲げ、前事業年度の基本方針『原点回帰と新しい企業文化の創造』を踏襲しつつ当社の現状を踏まえた5つのテーマ(「人への投資」、「お客様の問題解決に本気で取り組む」、「デジタル戦略」、「既存店の魅力をあげるための投資」、「積極的出店できる体制の構築」)の実行に取り組んでまいりました。このうち、「積極的出店できる体制の構築」では、新店改装課を設置し店舗の新フォーマットを活用、店舗規模・敷地面積に応じた柔軟な対応で、スピーディーな出店体制を構築しております。当事業年度においては、2025年6月に群馬県伊勢崎市にペット専門店「Pet's CLOVER」の2号店と、新業態である「ジョイフル本田資材館」をオープンしており、売上高の増加に寄与しました。 以上の結果、売上高は、前事業年度に比べ20億85百万円増加し、1,289億80百万円(前事業年度比1.6%増)となりました。 (売上総利益・営業利益・経常利益) 売上総利益は、資材・プロ用品(防犯用品、暑さ対策商品)やデイリー・日用品(主に米)の需要増加のほか、新規出店などが寄与し、前事業年度に比べ4億11百万円増加し、409億85百万円(同比1.0%増)となりました。 営業利益は、人件費や水道光熱費、修繕費等の販売費及び一般管理費の増加がありましたが、前事業年度に比べ1億80百万円増加し、107億48百万円(同比1.7%増)となりました。 経常利益は、営業外費用の減少もあり、前事業年度に比べ2億33百万円増加し、118億78百万円(同比2.0%増)となりました。 (当期純利益) 当期純利益は、前事業年度の特別利益に計上した資産除去債務戻入益の反動減の影響で、前事業年度に比べ7億64百万円減少し、83億27百万円(同比8.4%減)となりました。 ③資本の財源及び資金の流動性について 当社における資金需要の主なものは、運転資金(商品の仕入、販売費及び一般管理費の営業費用)および設備投資資金であります。 当社の資金の源泉は主として、営業活動によるキャッシュ・フローおよび金融機関からの借入による資金調達となります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2026年6月期 決算説明会資料2026-08-03

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