概要
住友林業は、森林経営から木材・建材の製造、住宅建築、不動産開発、リフォームまでを一貫して手掛ける国内最大手の総合住宅・木材会社である。1948年の住友本社解体に伴い設立された複数の林業会社が合併を経て1955年に現在の商号となった。2024年12月期の売上高は2兆537億円、従業員数は約2万7600人。注文住宅ブランド「住友林業」のほか、米国や豪州でも住宅事業を展開し、木造建築技術とサステナビリティ経営で知られる。
川上から川下まで一貫する木材建材の製造・販売
木材建材事業は、原木・チップ・製材品・集成材などの木材製品に加え、合板・繊維板・木質加工建材・窯業建材・金属建材・住宅設備機器まで幅広い建材を自社製造・加工・販売する。グループ内の住宅事業への供給に加え、外部市場向けの販売も行う。国内では住友林業クレストや住友林業フォレストサービス、海外ではインドネシアのPT. Kutai Timber Indonesia(1974年より合板製造)、ニュージーランドのNelson Pine Industries(1984年よりMDF製造)などが主要な製造拠点である。2024年12月期の売上高は2,529億円で、前期比0.1%減だったが、M&Aによる負ののれん効果などで経常利益は27.5%増の127億円となった。
国内住宅事業:注文住宅からリフォームまで木造に強み
住宅事業は、戸建注文住宅の建築請負を主力とし、集合住宅、リフォーム、分譲住宅販売、不動産開発・賃貸・管理・仲介、外構・造園工事などを展開する。注文住宅では、セミオーダー商品「Forest Selection BF」や高級路線の「邸宅設計プロジェクト」で顧客ニーズに応える。賃貸住宅では木造マンション「Forest Maison GRANDE」、事業用建築ブランド「The Forest Barque」を推進。リフォームは住友林業ホームテックが担当し、環境配慮型リフォームにも注力する。2024年12月期の売上高は5,853億円(前期比7.9%増)、経常利益は412億円(同17.3%増)と堅調に推移した。グループには住友林業アーキテクノ、住友林業ホームエンジニアリング等の子会社が含まれる。
海外事業:米国・豪州で住宅と不動産開発を拡大
建築・不動産事業(海外)は、米国と豪州を中心に分譲住宅販売、戸建住宅の建築請負、トラス・パネルの設計製造配送施工(FITP事業)、集合住宅・商業複合施設の開発を行う。米国ではBloomfield Homes、Brightland Homes、DRBグループ、Edge Homes、Crescent Communities、JPIグループなど多くの子会社を傘下に持ち、テキサス州やユタ州などで事業展開する。豪州では2013年にHenleyグループを連結子会社化し、2024年にはMetriconグループを取得。Scott Parkグループも含め、現地市場の住宅需要を取り込む。FITP事業は工場新設により売上を伸ばすが、金利上昇の影響で販売戸数は減少傾向。
資源環境事業:バイオマス発電と森林資源で脱炭素に貢献
資源環境事業は、再生可能エネルギー事業と森林資源事業で構成される。紋別バイオマス発電所(2013年設立)では木質バイオマスを燃料に発電し、グループの木材資源をエネルギーとして活用する。森林資源事業では、国内自社山林に加え、ニュージーランドのTasman Pine Forests Ltd.を通じて海外でも植林・育林・伐採を行い、木材を安定供給する。これらの活動は長期ビジョン「Mission TREEING 2030」の柱の一つであり、森林経営から木材、建築、バイオマス発電までの「WOOD CYCLE」を回すことで脱炭素社会の実現を目指す。
業界の中での役割は住宅・建設・不動産分野のバリューチェーンを垂直統合する事業体。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 住宅及び住宅関連 | 2.0兆円 | 86.0% | — | — |
| 木材・建材 | 2,838億円 | 12.5% | — | — |
| その他 | 331億円 | 1.5% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01木材建材主力
山林事業を基盤に、原木・チップ・製材品・集成材などの木材、合板・繊維板・木質加工建材・窯業建材・金属建材・住宅設備機器などの建材を自社製造・加工・販売。グループ内の住宅事業等へ供給するとともに外部市場にも販売。
- 木材(原木・チップ・製材品・集成材等)
- 自社山林から調達した原木を加工し、製材品や集成材として住宅建材や建築資材に供給する。
- 建材(合板・繊維板・木質加工建材・窯業建材・金属建材・住宅設備機器等)
- 自社製造による合板や木質加工建材に加え、窯業系・金属系建材、住宅設備機器を幅広く取り揃え、住宅・建築市場に供給する。
02住宅主力
戸建住宅・集合住宅の建築請負、リフォーム、分譲住宅販売、不動産開発・賃貸・管理・仲介、外構・造園工事、都市緑化事業等を展開。直営で設計・施工からアフターメンテナンスまで一貫対応。
- 注文住宅(戸建住宅の建築請負)
- 顧客の要望に応じたオーダーメイド住宅を設計・施工。自社の木材・建材を活用した高品質な住宅を提供する。
- 分譲住宅
- 自社で開発した土地に建売住宅を建設し販売。立地やデザインに配慮した商品を提供する。
- リフォーム
- 既存住宅の改修・リノベーション工事を請負。長期にわたる住まいのメンテナンスをサポートする。
03建築・不動産(海外)準主力
海外(主に米国・豪州)において分譲住宅販売、戸建住宅の建築請負、トラス・パネルの設計製造配送施工、集合住宅・商業複合施設の開発を展開。現地大手住宅メーカーを傘下に持ち、現地市場に合わせた事業を拡大。
- 分譲住宅・建築請負(海外)
- 米国・豪州の子会社ブランド(Henley, Metricon, Scott Park等)を通じて、現地の住宅需要に応じた住宅の設計・建設・販売を提供。
- トラス・パネル(海外)
- 住宅建築に使用する木質トラスやパネルを設計・製造し、建設現場へ配送・施工まで一貫して行う。
- 集合住宅・商業複合施設開発(海外)
- 米国(Crescent Communities等)でマンション・商業施設の開発プロジェクトを実施。
04資源環境副次
再生可能エネルギー事業(バイオマス発電等)と森林資源事業(植林・育林・木材供給)を展開。自社山林を活用したバイオマス発電事業により、グループの木材資源をエネルギーとしても活用。
- バイオマス発電
- 紋別バイオマス発電所等で木質バイオマスを燃料に発電し、再生可能エネルギーを供給。
- 森林資源
- 自社所有林(国内・ニュージーランド等)での植林・育林・伐採・木材販売。持続可能な森林経営を行う。
05その他その他
有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅の運営、保険代理店業、土木・建築工事の請負等を展開。グループ全体の事業ポートフォリオを補完する。
- 高齢者住宅運営
- スミリンケアライフを通じて有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅を運営。
- 保険代理店業
- スミリンエンタープライズで損害保険・生命保険の代理店業務を提供。
製品と技術
木材・建材製品:自社製造の合板・MDF・パーティクルボード
木材建材事業では、自社山林から調達した原木を製材・加工し、製材品や集成材として供給する。海外子会社では、インドネシアのPT. Kutai Timber Indonesiaが合板を、ニュージーランドのNelson Pine IndustriesがMDF(中密度繊維板)を製造する。また、インドネシアのPT. Rimba Partikel Indonesiaではパーティクルボードを生産。国内では住友林業クレストが木質加工建材、窯業建材、金属建材、住宅設備機器などを手掛ける。これらの製品はグループ内の住宅事業に優先供給されるほか、外部の建築市場にも販売される。2024年には米国ルイジアナ州の製材工場を子会社化し、グループ内への木材供給体制を強化した。
住宅製品:注文住宅から賃貸マンション、リフォームまで
住宅事業の主力は注文住宅であり、セミオーダー商品「Forest Selection BF」(1,500の間取りから選択可能)と、設計力を生かした「邸宅設計プロジェクト」をラインアップする。分譲住宅では「邸宅分譲プロジェクト」により都心部の高品質物件を提供。賃貸住宅では木造マンション「Forest Maison GRANDE」、事業用建築ブランド「The Forest Barque」を展開する。リフォームは住友林業ホームテックが担い、断熱性能向上などの環境配慮型リフォームを推進。2024年には株式会社LeTechを子会社化し、賃貸用マンションの開発・運営体制を強化した。これらの住宅は自社の木材・建材を活用し、高品質な木造建築を実現している。
海外事業製品:米国・豪州の住宅ブランドとFITP事業
海外では、米国子会社が各地域で戸建住宅を販売する。テキサス州ではBloomfield Homes、Brightland Homes、DRBグループ、ユタ州ではEdge Homes、ワシントン州ではMainVue Homesなどがブランドを展開。集合住宅・商業複合施設の開発はCrescent CommunitiesとJPIグループが担当する。FITP(Fully Integrated Turnkey Provider)事業では、トラス・パネルの設計・製造・配送・施工を一貫提供し、住宅建築の効率化を図る。豪州ではHenleyグループ、Metriconグループ、Scott Parkグループが戸建住宅の建築請負・分譲販売を行う。Metriconは豪州最大級の住宅メーカーであり、2024年の買収により同事業の規模は大幅に拡大した。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
建設業のなかでの位置
国内住宅大手、海外不動産で成長も収益率低下が課題
住友林業は国内の木造住宅でトップクラスのシェアを持ち、海外では米国や豪州で不動産開発を展開。売上高は2兆円超と巨大で、同業のミライト・ワンやショーボンドホールディングスを大きく上回る規模。しかし、2025年12月期の営業利益率は7.44%と前期の9.48%から低下しており、収益性の改善が課題。ライバルであるウエストホールディングスが都市再開発に注力する中、住友林業は海外事業の拡大で差別化を図るが、金利上昇や為替変動のリスクも。
強み
- 木造住宅で国内シェアトップ、ブランド力が高い。
- 米豪で不動産開発を展開し、収益源を多様化。
- 売上高2兆円超で、スケールメリットを活用。
- 売上高は3期連続で増加し、2025年12月期も+10%超。
課題
- 営業利益率が7%台に低下、コスト管理が急務。
- 金利・為替変動が海外事業に影響。
- 木材価格と住宅需要の変動に業績が左右される。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字が住友林業
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3289東急不動産ホールディングス | 9,495億円 | 9.7倍 |
| 2 | 9143SGホールディングス | 9,427億円 | 15.0倍 |
| 3 | 3288オープンハウスグループ | 9,344億円 | 7.9倍 |
| 4 | 9023東京地下鉄 | 8,625億円 | 14.6倍 |
| 5 | 3231野村不動産ホールディングス | 8,536億円 | 9.6倍 |
| 6 | 1911住友林業 | 8,060億円 | 9.5倍 |
| 7 | 5929三和ホールディングス | 7,894億円 | 12.7倍 |
| 8 | 3086J.フロント リテイリング | 7,553億円 | 24.7倍 |
| 9 | 8804東京建物 | 7,040億円 | 11.4倍 |
| 10 | 5901東洋製罐グループホールディングス | 6,967億円 | 12.6倍 |
| 11 | 9009京成電鉄 | 6,918億円 | 13.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 42件
住友本社解体から6社設立、合併を経て1955年に住友林業誕生
1948年2月、住友本社の解体に伴い、同社の林業所を分割する形で四国林業、九州農林、北海農林、扶桑林業、兵庫林業、東海農林の6社が設立された。同年12月には扶桑林業、兵庫林業、東海農林の3社が合併し扶桑農林株式会社となった。その後も統合が進み、1951年2月に扶桑農林、九州農林、北海農林が合併して東邦農林株式会社が設立。さらに1955年2月、四国林業と東邦農林が合併し、住友林業株式会社が誕生した。本店は大阪市に置かれ、山林経営に加え全国的な国内材の集荷販売体制を確立した。この一連の再編により、住友グループの林業部門が一つの企業体に集約された。
1960〜1970年代:建材・住宅事業への多角化と上場
住友林業は1962年2月に建材の取り扱いを開始し、1964年3月にはスミリン合板工業株式会社(現住友林業クレスト)を設立して住宅資材製造に参入。同年9月にはスミリン土地株式会社(現住友林業ホームサービス)を設立し、分譲住宅事業に進出した。1970年5月には大阪証券取引所市場第二部に株式を上場し、1972年2月には第一部に指定替えされた。1975年8月には大阪殖林株式会社を完全子会社化し、同年10月にはスミリン住宅販売株式会社を東京と大阪に設立して注文住宅事業を開始。1977年にはスミリン緑化(現住友林業緑化)を設立し造園・緑化事業に参入するなど、住宅関連事業の基盤を整えた。
1970〜1980年代:海外生産拠点の開設とMDF事業への進出
1970年9月、住友林業は浜田産業(現住友林業クレスト)の過半数株を取得するとともに、インドネシアにPT. Kutai Timber Indonesiaを設立した。同社は1974年12月より合板の製造販売を開始し、東南アジアでの木材加工事業の基盤となった。1980年5月には四国林業(現住友林業フォレストサービス)を設立し、国内山林事業を再編。1984年10月にはニュージーランドにNelson Pine Industries Ltd.を設立し、MDF(中密度繊維板)の製造販売事業に乗り出した。1990年6月にはインドネシアにPT. Rimba Partikel Indonesiaを設立し、パーティクルボード事業も開始。海外での垂直統合を進め、木材製品の供給力を高めた。
1987〜2004年:組織再編と国内住宅事業の強化
1987年10月、住友林業は住友林業ホーム株式会社および大阪殖林株式会社を吸収合併し、住宅事業と山林事業を直接運営する体制に改めた。1991年4月にはスミリンメンテナンス株式会社を住友林業ホームテックに商号変更し、リフォーム事業へ本格参入。1990年11月には東京証券取引所市場第一部に上場し、資金調達力を強化した。1995年4月にはイノスグループ事業を開始し、住宅事業の多様化を図った。2003年8月には株式会社サン・ステップ(現住友林業レジデンシャル)を持分法適用子会社化し、分譲住宅事業を拡大。2004年10月には本店を東京都千代田区に移転し、経営の東京集中を進めた。
2009〜2018年:海外M&Aで住宅事業を急拡大
2009年9月、住友林業はオーストラリアのHenleyグループの持分を取得し、持分法適用関連会社とした。2013年9月には追加取得により連結子会社化し、海外住宅事業の足掛かりを得た。同年6月には米国Bloomfield Homesグループを持分法適用関連会社とし、2014年4月にはGehan Homesグループ(後のBrightland Homes)を連結子会社化。2016年から2018年にかけて米国DRBグループ、Edge Homes、Bloomfield Homes(追加取得)、Mark III Properties、Crescent Communitiesを次々に取得し、テキサス州やユタ州を中心に戸建住宅事業と不動産開発事業の規模を拡大した。2017年11月には国内の株式会社熊谷組を持分法適用関連会社とし、中大規模建築分野にも資本参加した。
2022年以降:長期ビジョン策定と豪州最大手の買収
2022年2月、住友林業は2050年の脱炭素社会を見据えた長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定し、2030年に経常利益3,500億円を目指すと公表した。同年4月には東京証券取引所の市場区分見直しによりプライム市場へ移行。2023年11月には米国JPIグループを連結子会社化し、集合住宅開発を強化。2024年11月、オーストラリアの住宅大手Metriconグループの持分を取得し連結子会社化した。Metriconは豪州最大級の戸建住宅メーカーであり、これにより現地事業の規模を飛躍的に拡大。2025年4月にはDRBグループの傘下にBrightland Homesグループを再編し、米国事業の効率化を図っている。
年表42件を開く
1940年代
- 1948年2月創業住友本社の解体に伴い、同社の林業所を分割し、新会社6社(四国林業、九州農林、北海農林、扶桑林業、兵庫林業、東海農林、各株式会社)を設立。
- 1948年12月創業扶桑林業株式会社、兵庫林業株式会社、東海農林株式会社の3社を合併し、新たに扶桑農林株式会社を設立。
1950年代
- 1951年2月創業扶桑農林株式会社、九州農林株式会社、北海農林株式会社の3社を合併し、東邦農林株式会社を設立。
- 1955年2月M&A四国林業株式会社と東邦農林株式会社が合併、住友林業株式会社となる。(本店:大阪市)山林経営のほか、全国的な国内材集荷販売体制を確立。
- 1956年10月外材の輸入業務に着手。
1960年代
- 1962年2月建材の取り扱いを開始。
- 1964年3月創業スミリン合板工業株式会社を設立。住宅資材製造事業を開始。
- 1964年9月スミリン土地株式会社(現 住友林業ホームサービス株式会社<連結子会社>)を設立。分譲住宅事業に進出。
1970年代
- 1970年5月上場大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。
- 1970年9月浜田産業株式会社(現 住友林業クレスト株式会社<連結子会社>)の発行済株式の過半数を取得。インドネシアにおいてPT. Kutai Timber Indonesia<連結子会社>を設立。
- 1972年2月当社株式、大阪証券取引所市場第一部に指定替え。
- 1974年12月PT. Kutai Timber Indonesiaが合板の製造・販売事業を開始。
- 1975年8月大阪殖林株式会社の発行済株式のすべてを取得。
- 1975年10月創業スミリン住宅販売株式会社を東京と大阪に設立。注文住宅事業を開始。
- 1977年4月スミリン緑化株式会社(現 住友林業緑化株式会社<連結子会社>)を設立。造園・緑化事業を開始。
1980年代
- 1980年5月四国林業株式会社(現 住友林業フォレストサービス株式会社<連結子会社>)を設立。
- 1980年7月商号変更スミリン住宅販売株式会社2社の商号を、それぞれ住友林業ホーム株式会社(東京)、住友林業住宅株式会社(大阪)に変更。
- 1984年10月M&A住友林業ホーム株式会社と住友林業住宅株式会社が合併。ニュージーランドにおいてNelson Pine Industries Ltd.<連結子会社>を設立。MDF(中密度繊維板)の製造・販売事業を開始。
- 1987年10月M&A住友林業ホーム株式会社及び大阪殖林株式会社を吸収合併。
- 1988年10月創業スミリンメンテナンス株式会社を設立。
1990年代
- 1990年6月創業インドネシアにおいてPT. Rimba Partikel Indonesia<持分法適用関連会社>を設立。パーティクルボードの製造・販売事業を開始。
- 1990年11月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
- 1991年4月商号変更スミリンメンテナンス株式会社を住友林業ホームテック株式会社<連結子会社>に商号変更。リフォーム事業へ本格進出。
- 1995年4月イノスグループ事業開始。
2000年代
- 2003年8月株式会社サン・ステップ(現 住友林業レジデンシャル株式会社)の持分を取得し、連結子会社とする。
- 2004年10月東京都千代田区に本店を移転。
- 2006年4月M&A安宅建材株式会社を吸収合併。
- 2009年9月オーストラリアのHenleyグループの持分を取得し、持分法適用関連会社とする。
2010年代
- 2013年6月米国のBloomfield Homesグループの持分を取得し、持分法適用関連会社とする。
- 2013年7月紋別バイオマス発電株式会社を設立し、連結子会社とする。
- 2013年9月Henleyグループの持分を追加取得し、連結子会社とする。
- 2014年4月商号変更米国のGehan Homesグループ(社名変更後 Brightland Homesグループ)の持分を取得し、連結子会社とする。
- 2016年1月米国のDRBグループの持分を取得し、連結子会社とする。
- 2017年2月米国のEdge Homesグループの持分を取得し、連結子会社とする。
- 2017年5月Bloomfield Homesグループの持分を追加取得し、連結子会社とする。
- 2017年11月株式会社熊谷組の持分を取得し、持分法適用関連会社とする。
- 2018年5月米国のMark III Properties, LLCの持分を取得し、連結子会社とする。
- 2018年7月米国のCrescent Communitiesグループの持分を取得し、連結子会社とする。
2020年代
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行。
- 2023年11月米国のJPIグループの持分を取得し、連結子会社とする。
- 2024年11月オーストラリアのMetriconグループの持分を取得し、連結子会社とする。
- 2025年4月DRBグループの傘下に、 Brightland Homesグループを再編。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- 経常利益2030年まで3,500億円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
長期ビジョンMission TREEING 2030の推進
2050年の脱炭素社会実現を見据え、「地球環境への価値」「人と社会への価値」「市場経済への価値」の3つの価値を同時に満たす事業活動を推進する。
- 02
森林・木材・建築の3本柱
「森林」での循環型森林ビジネス加速、「木材」でのウッドチェンジ推進、「建築」での脱炭素設計のスタンダード化を柱に、川上から川下までのバリューチェーンを強化する。
- 03
グローバル展開の進化
米国での製材工場生産能力強化や戸建住宅事業とのシナジー追求、豪州での現地子会社間シナジー創出など、海外事業の拡大と効率化を進める。
- 04
変革と新たな価値創造への挑戦
ジオリーブグループとのシナジー創出、中大規模木造建築の受注拡大、森林ファンド事業の推進など、新たな事業機会を追求する。
- 05
成長に向けた事業基盤改革
不動産事業本部の新設や、人財戦略・DEI推進を通じた強固な事業基盤の構築により、中長期的な成長を支える体制を整える。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で27,613人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は976万円で、9期前と比べて+13.5%。平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は16.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年3月 | — | — | — | 17,802 | — |
| 2018年3月 | — | — | — | 18,195 | — |
| 2019年3月 | 859 | 42.2 | 14.9 | 19,159 | — |
| 2020年12月 | 870 | 42.6 | 15.2 | 20,562 | — |
| 2020年3月 | 859 | 42.5 | 15.2 | 19,332 | — |
| 2021年12月 | 872 | 43.2 | 15.8 | 21,254 | — |
| 2022年12月 | 898 | 43.8 | 16.1 | 21,948 | — |
| 2023年12月 | 915 | 44.0 | 16.3 | 24,815 | — |
| 2024年12月 | 932 | 44.3 | 16.3 | 26,741 | 728 |
| 2025年12月 | 976 | 44.1 | 16.0 | 27,613 | 611 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社15社(国内 5 / 海外 10、うち連結子会社 14) を有報から抽出しています。
- 国内住友林業フォレストサービス㈱東京都 新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友林業ホームエンジニアリング㈱ ※3東京都 新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友林業ホームテック㈱東京都 千代田区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内住友林業レジデンシャル㈱東京都 新宿区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外Henley Arch Unit Trust Henley Arch Pty Ltd.Mount Waverley, Victoria, Australia · 連結子会社議決権69.4%
- 海外Met Group Holdings Pty Ltd. ※3Mount Waverley, Victoria, Australia · 連結子会社議決権51.0%
- 海外Scott Park Group Pty Ltd.Osborn Park, Western Australia, Australia · 連結子会社議決権51.0%
- 海外Bloomfield Homes, L.P.Southlake, Texas, USA · 連結子会社議決権65.0%
- 海外Crescent Communities, LLC ※3Charlotte, North Carolina, USA · 連結子会社議決権100.0%
- 海外DRB Enterprises, LLC ※3,5Rockville, Maryland, USA · 連結子会社議決権94.2%
- 海外Edge Utah HoldCo, LLCDraper, Utah, USA · 連結子会社議決権80.0%
- 海外SFA JPI Top Holdings, LLC ※3Dallas, Texas, USA · 連結子会社議決権90.1%
残りのグループ会社3社を開く
- MainVue Homes LLCKirkland, Washington, USA63%
- Mark III Properties, LLCSpartanburg, South Carolina, USA65%
- ㈱熊谷組 ※4東京都 新宿区22%
- AUSUMITOMO FORESTRY AUSTRALIA PTY LTD
- USSUMITOMO FORESTRY AMERICA, INC.
国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。
- 調達9,705万円ムーンショット型研究開発事業地球環境再生に向けた持続可能な資源循環を実現遺伝子最適化・超遠縁ハイブリッド・微生物共生の統合で生み出す次世代CO2資源化植物の開発国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-12-14
- 補助金2,000万円森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策/戦略的技術開発・実証事業/先進的林業機械の実証農林水産省 · 2022-04-28
- 補助金730万円森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策/早生樹等優良種苗生産推進対策/採種園等の造成・改良等モデル的な取組/施設型モデル採種園の整備農林水産省 · 2022-05-17
- 補助金420万円優良種苗低コスト生産推進事業/採種園等の造成・改良等モデル的な取組/広域供給型モデル採種園等の整備農林水産省 · 2019-06-17
- 補助金420万円森林・林業・木材産業グリーン成長総合対策/優良種苗生産推進対策/採種園等の造成・改良等モデル的な取組林野庁 · 2023-05-09
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出典: gBizINFO (経済産業省)
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は2.3兆円、営業利益は1,687億円。前期と比べると増収減益で、売上が+10.4%、利益が-13.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 3.0兆円 | 2.3兆円 |
| 営業利益 | 1,430億円 | 1,687億円 |
| 純利益 | 600億円 | 1,067億円 |
| 1株あたり配当 | ¥50 | ¥50 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は1.3兆円、営業利益は599億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+17.5%、営業利益は−27.8%。
| 対象期間 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 0.38 | 244 | 6.5 | 144 |
| 2023年2Q | 0.44 | 408 | 9.3 | 304 |
| 2023年3Q | 0.42 | 324 | 7.8 | 190 |
| 2023年4Q | 0.50 | — | — | 384 |
| 2024年1Q | 0.45 | 406 | 9.0 | 222 |
| 2024年2Q | 0.53 | 527 | 10.0 | 335 |
| 2024年4Q | 1.07 | 1,013 | 9.4 | 608 |
| 2025年2Q | 1.07 | 830 | 7.7 | 486 |
| 2025年4Q | 1.19 | 857 | 7.2 | 581 |
| 2026年2Q | 1.26 | 599 | 4.7 | 269 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年3月期からの14期で、売上は8,452億円から2.3兆円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は5期連続で増加。
| 決算期 | 売上高兆円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 紋別バイオマス発電株式会社を設立し、連結子会社とする。 | |||||
| 2013年3月 | 0.85 | — | 270 | — | 159 |
| 米国のGehan Homesグループ(社名変更後 Brightland Homesグループ)の持分を取得し、連結子会社とする。 | |||||
| 2014年3月 | 0.97 | — | 336 | — | 225 |
| 2015年3月 | 1.00 | — | 364 | — | 186 |
| 2016年3月 | 1.04 | — | 305 | — | 97 |
| 2017年3月 | 1.11 | — | 578 | — | 345 |
| 2018年3月 | 1.22 | — | 579 | — | 301 |
| 2019年3月 | 1.31 | — | 514 | — | 292 |
| 2020年3月 | 1.10 | — | 588 | — | 279 |
| 2020年12月 | 0.84 | — | 513 | — | 304 |
| 2021年12月 | 1.39 | — | 1,378 | — | 872 |
| 2022年12月 | 1.67 | — | 1,950 | — | 1,087 |
| 2023年12月 | 1.73 | — | 1,589 | — | 1,022 |
| 2024年12月 | 2.05 | 1,946 | 1,980 | 9.5 | 1,165 |
| 2025年12月 | 2.27 | 1,687 | 1,749 | 7.4 | 1,067 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高2.3兆円のうち、営業利益として残るのは1,687億円で7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1,067億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金76.9%1.7兆円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.7%3,559億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%1,687億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2025年12月期は営業CFが947億円、投資CFが−1,447億円で、差し引きのフリーCFは−500億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は2,086億円で、売上の1.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 459 | −287 | −53 | 172 | 757 |
| 2014年3月 | 541 | −105 | 85 | 436 | 1,283 |
| 2015年3月 | 147 | −236 | −173 | −89 | 1,033 |
| 2016年3月 | 457 | −100 | 18 | 357 | 1,413 |
| 2017年3月 | 403 | −623 | 143 | −220 | 1,327 |
| 2018年3月 | 137 | −462 | 252 | −325 | 1,256 |
| 2019年3月 | 407 | −717 | 115 | −310 | 1,051 |
| 2020年3月 | 457 | −389 | 11 | 68 | 1,126 |
| 2020年12月 | 468 | −446 | −68 | 22 | 1,222 |
| 2021年12月 | 916 | −403 | −70 | 513 | 1,700 |
| 2022年12月 | 553 | −524 | −330 | 29 | 1,474 |
| 2023年12月 | 1,253 | −1,125 | 102 | 128 | 1,748 |
| 2024年12月 | 271 | −1,351 | 1,332 | −1,080 | 2,063 |
| 2025年12月 | 947 | −1,447 | 507 | −500 | 2,086 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2025年12月期の総資産は2.6兆円。このうち返さなくてよい自己資本が1.1兆円で、自己資本比率は39.0%(業種中央値55.5%より薄い)。
| 決算期 | 総資産兆円 | 自己資本兆円 | 負債兆円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 0.55 | 0.19 | 0.35 | 35.1 |
| 2014年3月 | 0.65 | 0.23 | 0.42 | 33.9 |
| 2015年3月 | 0.67 | 0.26 | 0.40 | 36.9 |
| 2016年3月 | 0.71 | 0.27 | 0.45 | 34.3 |
| 2017年3月 | 0.79 | 0.30 | 0.50 | 34.6 |
| 2018年3月 | 0.90 | 0.35 | 0.55 | 34.7 |
| 2019年3月 | 0.97 | 0.35 | 0.62 | 32.8 |
| 2020年3月 | 1.00 | 0.36 | 0.65 | 32.1 |
| 2020年12月 | 1.09 | 0.40 | 0.69 | 33.7 |
| 2021年12月 | 1.31 | 0.54 | 0.77 | 37.7 |
| 2022年12月 | 1.54 | 0.68 | 0.85 | 40.8 |
| 2023年12月 | 1.82 | 0.83 | 1.00 | 41.3 |
| 2024年12月 | 2.27 | 1.02 | 1.24 | 40.6 |
| 2025年12月 | 2.57 | 1.14 | 1.44 | 39.0 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
建設業 140社との比較
同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で140社中42位あたり、逆に低いのは自己資本比率で140社中116位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,303で、1年前と比べて-22.7%。過去52週の値幅のなかでは11%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 |
| PER (会社予想) | 13.3倍 |
| PBR | 0.64倍 |
| 配当利回り | 3.84% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
週足では7月中旬の1350円台から8月に入り1300円台で推移、8月19日には1302.5円まで下押しするも、21日は1353円と25日線(1344円)を回復。52週高値1874.5円に対して約28%下落、200日線(1457円)も下回っており、中期的な弱含みが継続。8月20日の出来高は766万株と直近で最大となり、売買が活発化。1年では16.2%下落しており、戻り売り圧力は根強い。RSIは51.3と中立で、方向感は乏しい。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
実績PER9.84倍は業界平均13.75倍を大幅に下回り、PBR0.6679倍は平均1.53倍の半分以下。ROE11.1%は平均を上回る収益性を示し、配当利回り3.7%は平均3.39%より高い。ただし、予想PER13.8倍と将来の成長鈍化が織り込まれており、直近の売上高は増加するが利益は減少傾向。割安ではあるが、業績モメンタムの弱さが懸念材料。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 9.5倍 | 14.4倍 |
| PER (予想) | 13.3倍 | — |
| PBR | 0.64倍 | 1.55倍 |
| ROE | 11.1% | 11.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
国内住宅市場の縮小懸念と、海外・木造化推進による成長機会のせめぎ合い。強気派は、脱炭素の流れで木造建築への需要が高まり、非住宅分野の拡大や米国での事業拡大が成長を牽引する、また既存住宅のリフォーム需要や森林吸収源としての価値が評価されると考える。弱気派は、日本では人口減少で新築住宅着工が減り、木材価格の変動や米国金利上昇で海外事業が減速する懸念を挙げ、資材や人件費の高止まりで利益率が低下すると危惧する。
- 非住宅木造化の追い風
環境規制強化でオフィスや商業施設に木造需要が拡大
- 海外事業の成長
米国子会社が好調、現地需要と利益拡大が続く
- 環境価値
炭素貯蔵のESG投資対象として、資金調達や評価面で優位
- 25/12期売上高2兆2,676億円、2期連続増収通年影響中
売上高は前期比10.4%増の22,676億円と過去最高を更新。増収基調で営業利益率の回復余地が広がる
- PBR0.66倍・ROE11.1%で割安是正余地継続影響中
PBR0.66倍はROE11.1%に対して低く、純資産比で約5割の上昇余地。日本株のPBR改善圧力が追い風
- 配当利回り3.71%と高水準、下値堅い次回株主総会影響弱
年間配当利回り3.71%。純利益1,067億円に対する配当性向が安定していれば、押し目買いが入りやすい
- 外国人保有19.8%と低く、買い増し余地継続影響弱
外国人持ち株比率は19.8%と同業他社より低い。海外資金の流入で需給が改善する可能性
- 国内住宅市場の縮小
新設住宅着工戸数は減少傾向、長期的な需要減は避けられない
- コスト上昇
木材・人件費高が利益を圧迫、2025年営業利益率低下予想
- 海外リスク
米国の住宅市場は金利動向次第、住宅販売が減速する可能性
- 予想PER13.8倍、来期EPS約98円へ減益予想決算発表後影響中
実績PER7.74倍に対し予想PER13.8倍、逆算EPSは約98円と今期の174円から44%減。予想下振れなら失望売り
- 25/12期営業利益1,687億円、前年比13%減通年影響中
営業利益は1,946億円から259億円減少し1,687億円。売上高が増える中で利益率が9.48%→7.44%に低下
- 費用増で利益率低下トレンド、収益悪化継続影響中
25/12期の営業利益率は9.48%→7.44%に2.04pt低下。同ペースのコスト増が続けば利益はさらに減る
- 1年で株価9%下落、需給の弱さが持続不定影響弱
株価は1年で▲9.07%、外国株主比率も19.8%と低く、売買が細りやすい。戻り売り圧力が意識される
- 新設住宅着工戸数
- 国内住宅市場の需要動向を把握する主要指標
- 海外売上高比率
- 成長ドライバーである米国事業の規模と依存度を測る
- 受注残高
- 将来の売上を確保できているか、受注の動向を見る
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり50円で、前期から+9.7%。いまの株価に対する利回りは3.84%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年3月 | 12 | — | 27.8 |
| 2018年3月 | 13 | 14.2 | 53.0 |
| 2019年3月 | 13 | 0.0 | 35.5 |
| 2020年12月 | 12 | −12.5 | 74.1 |
| 2020年3月 | 13 | 14.2 | 56.3 |
| 2021年12月 | 27 | 100.1 | 219.8 |
| 2022年12月 | 42 | 56.2 | 762.9 |
| 2023年12月 | 42 | 0.0 | 64.2 |
| 2024年12月 | 48 | 16.0 | 58.3 |
| 2025年12月 | 53 | 9.7 | 57.8 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥50
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ95,731人。区分でいちばん多いのは金融機関で38.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が57.0%を占め、残る43.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金融機関 | 42.0 | 37.5 | 34.8 | 38.4 | 37.6 | 38.5 |
| 個人・その他 | 11.3 | 13.0 | 20.8 | 16.6 | 17.5 | 21.0 |
| 外国法人 | 23.6 | 24.3 | 20.6 | 23.6 | 19.4 | 19.7 |
| 事業法人 | 22.1 | 20.3 | 20.6 | 19.1 | 19.3 | 18.5 |
| 証券会社 | 1.1 | 4.9 | 3.1 | 2.2 | 6.2 | 2.2 |
| 自己株式 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.82 |
| 02 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 7.26 |
| 03 | 住友金属鉱山株式会社 | 4.90 |
| 04 | 株式会社伊予銀行 | 2.84 |
| 05 | 株式会社熊谷組 | 2.52 |
| 06 | 住友商事株式会社 | 2.13 |
| 07 | 住友生命保険相互会社 | 2.05 |
| 08 | 株式会社百十四銀行 | 2.04 |
| 09 | 住友林業グループ社員持株会 | 1.54 |
| 10 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.32 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-06三井住友信託銀行株式会社新規の大量保有報告5.64%+0.27pt
- 2026-07-22野村證券株式会社新規の大量保有報告0.41%+0.41pt
- 2026-06-19野村證券株式会社新規の大量保有報告0.00%-0.25pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+94%、1株純資産は14期で+51%。直近期のROEは11.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年3月 | 90 | 1,087 | 8.8 | 11.3 | 20.6 |
| 2014年3月 | 127 | 1,235 | 11.0 | 8.2 | 20.9 |
| 2015年3月 | 105 | 1,387 | 8.0 | 12.5 | 25.6 |
| 2016年3月 | 55 | 1,374 | 4.0 | 23.5 | 41.5 |
| 2017年3月 | 195 | 1,552 | 13.3 | 8.7 | 27.8 |
| 2018年3月 | 168 | 1,719 | 10.3 | 10.1 | 53.0 |
| 2019年3月 | 161 | 1,755 | 9.3 | 9.6 | 35.5 |
| 2020年3月 | 154 | 1,778 | 8.8 | 9.0 | 56.3 |
| 2020年12月 | 168 | 2,025 | 8.8 | 12.9 | 74.1 |
| 2021年12月 | 153 | 827 | 20.2 | 4.9 | 219.8 |
| 2022年12月 | 181 | 1,047 | 19.4 | 4.3 | 762.9 |
| 2023年12月 | 168 | 1,228 | 14.8 | 8.3 | 64.2 |
| 2024年12月 | 190 | 1,499 | 13.9 | 9.3 | 58.3 |
| 2025年12月 | 174 | 1,642 | 11.1 | 9.2 | 57.8 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
34名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は34名。2025/12期の役員報酬は総額678百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 市川晃 | 代表取締役 取締役会長 | 71 | 269,000 |
| 光吉敏郎 | 代表取締役 取締役社長(執行役員社長) | 64 | 103,000 |
| 川田辰己 | 代表取締役(執行役員副社長)コーポレート本部長 | 63 | 63,000 |
| 川村篤 | 取締役(専務執行役員)不動産事業本部長 | 61 | 76,000 |
| 大谷信之 | 取締役(常務執行役員)コーポレート本部副本部長 | 55 | 15,000 |
| 髙橋郁郎 | 取締役(執行役員) | 66 | 58,000 |
| 栗原美津枝 | 取締役 | 62 | 1,000 |
| 豊田祐子 | 取締役 | 56 | — |
| 岩本敏男 | 取締役 | 73 | 1,000 |
| 助野健児 | 取締役 | 71 | 4,000 |
| 角元俊雄 | 監査役(常勤) | 62 | 8,000 |
| 羽田一成 | 監査役(常勤) | 66 | — |
残りの役員22名を開く
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 鐵義正 | 監査役 | 77 | — |
| 松尾眞 | 監査役 | 77 | — |
| 河内隆 | 監査役 | 68 | — |
| 乾憲司 | 取締役(常務執行役員)住宅事業本部長 | 54 | 14,000 |
| 桧垣隆久 | 常務執行役員 | — | — |
| 田中耕治 | 常務執行役員 | — | — |
| 岩崎淳 | 常務執行役員 | — | — |
| 細谷洋一 | 常務執行役員 | — | — |
| 堀田一隆 | 常務執行役員 | — | — |
| 西川政伸 | 執行役員 | — | — |
| 西周純子 | 監査役(常勤) | 60 | 31,000 |
| 神谷豊 | 執行役員 | — | — |
| 戸崎富雄 | 執行役員 | — | — |
| 飯塚優子 | 執行役員 | — | — |
| 間庭和夫 | 執行役員 | — | — |
| 櫻井清史 | 執行役員 | — | — |
| 坂牧俊哉 | 執行役員 | — | — |
| 安井悦也 | 執行役員 | — | — |
| 宗像直子 | 監査役 | 64 | — |
| 新堂康之 | 執行役員 | — | — |
| 林知明 | 執行役員 | — | — |
| 野本康一 | 執行役員 | — | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 業績連動百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 129 | 80 | 313 | 522 | 87 |
| 社外取締役 | 5 | — | — | 59 | 59 | 12 |
| 監査役 | 2 | — | — | 54 | 54 | 27 |
| 社外監査役 | 3 | — | — | 43 | 43 | 14 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容1,480字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題4,662字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク11,410字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,663字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第86期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第85期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-28
- 半期報告書半期報告書-第85期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第85期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第84期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第84期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第83期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-30
- 四半期報告書四半期報告書-第83期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
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