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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

ダイダン

DAI-DAN CO.,LTD.1980 · Prime · 建設業

空調衛生・電気工事の設計・施工を手がける設備工事会社。再生医療事業も展開する複合企業。

概要

ダイダンは1933年に大阪で創業した総合設備工事会社である。空調衛生工事と電気工事を二本柱とし、オフィスビル、工場、商業施設などの非住宅分野に強みを持つ。設計施工からメンテナンスまで一貫して提供し、関西地盤から全国に展開する。2025年3月期の完成工事高は約2562億円、従業員数は2568名(単体)で、東京証券取引所プライム市場に上場している。

空調衛生工事と電気工事の二本柱

ダイダンの主力事業は空調衛生工事と電気工事である。2025年3月期の受注工事高は空調衛生工事が2175億円、電気工事が349億円で、空調部門が全体の約86%を占める。空調衛生工事は冷暖房・給排水・衛生設備などを、電気工事は受変電・照明・通信設備などを扱う。完成工事高の内訳も同様の割合で、空調衛生が2141億円、電気が345億円である。両部門とも特命受注と競争受注が約半々で、顧客との継続関係が受注の基盤となっている。

関西地盤から全国展開へ

本社は大阪市西区に置くが、事業は全国に広がる。東京証券取引所プライム市場に上場し、首都圏でも積極的に受注している。連結子会社としてダイダンサービス関東、ダイダンサービス関西、大電工事などを擁し、地域ごとに施工体制を整備する。2025年3月期の完成工事高のうち、産業施設工事が1308億円、リニューアル工事が777億円と、新築だけでなく改修需要も取り込んでいる。近年はデータセンターや工場建設の需要増を背景に、受注残高が潤沢に積み上がっている。

東南アジアを中心とした海外展開

海外事業は1979年のシンガポール支店設立に始まり、タイ、ベトナム、台湾などに子会社を展開する。連結子会社のDAI-DAN (THAILAND) CO., LTD. やDAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD.、Presico Engineering Pte. Ltd.(シンガポール)が現地で設備工事を行う。2025年3月期の海外工事の受注高は132億円、完成高は74億円で、全体の3%程度だが成長が見込まれる。2024年にはPresico Engineeringの株式を追加取得し、シンガポールでの事業基盤を強化した。

グループ全体と新事業への取り組み

ダイダングループは当社、連結子会社6社、非連結子会社8社で構成される。設備工事業が中核だが、子会社のセラボヘルスケアサービス株式会社は再生医療関連事業を手掛ける。同社は再生医療機器の販売や細胞加工医薬品の受託製造を行い、新たな収益の柱として育成中である。2025年3月期の連結売上高は2562億円、営業利益は345億円で、過去最高益を更新した。中期経営計画では2026年度に売上高2650億円、営業利益360億円を目指す。

業界の中での役割は建築設備工事のゼネコン(空調・電気)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,562億円
営業利益
345億円
営業利益率
13.5%
純利益
268億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
空調工事965億円61.2%
水道衛生工事363億円23.0%
電気工事249億円15.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01建設業(非住宅・住宅)主力

空調衛生設備工事と電気工事の設計、監理、施工を主事業とし、ビルや工場、商業施設など幅広い建設プロジェクトに対応。グループ会社が施工を分担し、海外ではシンガポールやタイ、ベトナムで事業展開。

主要顧客建設会社、ビルオーナー、工場運営企業

主な製品・サービス2
空調衛生設備工事
空調・換気・給排水・衛生設備などの設計・施工を一貫して提供。快適で衛生的な建築環境を実現。
電気工事
電力設備・通信設備・照明・配線などの電気工事を設計・施工。

02ヘルスケア(再生医療)副次

連結子会社セラボヘルスケアサービスを通じ、再生医療関連の機器販売や細胞加工による医薬品の受託製造を展開。バイオ医薬品分野における新たな収益源として育成中。

主要顧客医療機関、製薬会社

主な製品・サービス2
再生医療関連機器
細胞培養や加工に必要な機器類を販売。
細胞加工受託サービス
再生医療等に用いる細胞の加工をGMP基準で受託製造。

製品と技術

空調衛生設備の設計施工と省エネ技術

ダイダンの空調衛生工事は、冷暖房、換気、給排水、衛生設備を一貫して手掛ける。特にオフィスビルや工場向けの大型空調システムに強みを持ち、設計段階から省エネルギー性能を考慮する。2025年3月期の空調衛生工事の完成工事高は2141億円で、全体の約84%を占める。同社はヒートポンプ技術や蓄熱システムなど、環境負荷低減に貢献するソリューションを提供する。近年はデータセンターの冷却需要も取り込んでおり、高効率な空調システムの提案が受注増につながっている。

電気工事:受変電から情報通信まで

電気工事部門では、受変電設備、幹線動力、照明設備、情報通信設備などを扱う。完成工事高は345億円(2025年3月期)で、空調に次ぐ第2の柱である。工場や商業施設の電力インフラの設計施工に加え、太陽光発電などの再生可能エネルギー関連工事も手掛ける。特命受注比率が50.5%と高く、既存顧客からの信頼が厚い。また、ビル管理システムやセキュリティ設備との連携工事も増加しており、設備全体の最適化を提案する。

リニューアル工事と長期メンテナンスサービス

既存建物の改修需要に対応するリニューアル工事は、2025年3月期に完成工事高777億円と全体の30%を占める。空調や電気設備の老朽化に伴う更新工事が中心で、省エネ性能の向上を目的とした改修が多い。ダイダンは施工後の保守点検や修理を担う子会社(ダイダンサービス関東・関西など)を有し、長期にわたる顧客関係を構築する。リニューアル工事の受注高は1151億円(2025年3月期)と堅調で、ストック型ビジネスとして安定収益源となっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

建設業のなかでの位置

設備工事で国内大手、収益改善が進む

同社は建設業セクターに属し、空調・電気設備工事など設備施工を手掛ける。同業のミライト・ワンやショーボンドHDはそれぞれ通信・インフラ補修に強みを持つが、同社はビルや工場の設備工事で高い技術力と実績を持つ。売上高は2024年3月期の1974億円から2025年3月期に2627億円へ急増、2026年3月期は2562億円と高水準を維持し、営業利益率は8.8%から13.5%へ改善した。都心部の再開発や省エネ需要が追い風となり、収益力が高まっている。

強み

  • 空調・電気設備で高いシェアを持ち、大規模案件の受注実績がある。
  • 営業利益率が13%超まで改善し、増益基調にある。
  • 再開発や省エネ投資などで受注環境は良好。
  • 高い施工技術で顧客からの信頼を獲得している。

課題

  • 建設業界全体で技能労働者が不足し、施工能力に制約がある。
  • 資材価格の上昇がコストを圧迫し、利益率を悪化させる可能性。
  • 景気や建設投資の動向により受注が変動しやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

建設業の時価総額近傍。太字がダイダン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
11963日揮ホールディングス5,746億円13.6倍
21959クラフティア5,737億円14.3倍
31951エクシオグループ5,398億円17.4倍
41860戸田建設4,880億円12.4倍
51893五洋建設4,097億円11.4倍
61980ダイダン3,767億円13.2倍
71719安藤・間3,477億円10.1倍
81417ミライト・ワン3,286億円13.7倍
96366千代田化工建設3,086億円8.7倍
101941中電工3,000億円15.1倍
111979大氣社2,459億円15.8倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 24件

大阪で電気・暖房工事の請負から出発した1933年

1933年10月、菅谷元治が大阪市西区靭南通に株式会社大阪電気商会大阪暖房商会を設立した。創業時の事業は電気、電話、信号などの総合電気工事と冷暖房、給排水、衛生設備の請負工事である。当時は高度経済成長前であり、都市のインフラ整備に伴う需要を捉えた。1943年9月には商号を大阪電気鉄管工業株式会社に変更するなど、戦時体制下で事業を継続した。

戦後の商号変更と建設業登録の1946〜1949年

終戦後の1946年12月、商号を再び株式会社大阪電気商会大阪暖房商会に戻した。1949年10月には建設業法の施行に伴い、建設大臣登録(イ)第721号を取得し、正式な建設業者としての地位を確立した。この登録により、公共工事の入札参加資格を得て、以後の受注拡大の基盤が整った。1965年1月には商号を大阪電気暖房株式会社に変更し、暖房工事への特化を明確にした。

上場と現商号への変更(1975〜1987年)

1975年10月、大阪証券取引所市場第2部に上場し、資金調達力を高めた。1981年9月には市場第1部銘柄に指定され、企業格付けが向上した。1983年2月には本店を大阪市西区江戸堀に新築移転し、現在に至る。1987年4月、商号を現在のダイダン株式会社に変更。この名称変更は、暖房(ダン)の文字を残しつつ、より幅広い設備工事への展開を象徴するものとなった。

海外拠点の設立と技術研究所の竣工(1979〜1984年)

1979年1月、シンガポール支店を設立し、初の海外拠点を開設した。1983年2月にはタイにTHAI O.D.D CO., LTD.(現DAI-DAN(THAILAND)CO., LTD.)を設立し、東南アジアでの事業基盤を固めた。1984年10月には埼玉県三芳町に技術研究所を竣工し、設備技術の研究開発に乗り出した。これらの投資は、後の海外事業拡大と技術力向上の土台となった。

サービス子会社の設立と東京証券取引所上場(1993〜2001年)

1993年8月、東京証券取引所市場第1部に上場し、首都圏での認知度を高めた。1997年12月にはダイダンサービス関東株式会社を設立し、関東地域のメンテナンス業務を強化。2001年4月にはダイダンサービス関西株式会社を設立し、地盤の関西におけるサービス体制を整えた。これらの子会社は、施工後のアフターフォローとリニューアル工事の受注に貢献している。

中期経営計画と新事業への挑戦(2020年代)

2020年2月、再生医療事業を目的としたセラボヘルスケアサービス株式会社を設立。同年10月にはDAI-DAN(VIETNAM)CO., LTD.を設立し、ベトナム市場に参入。2022年3月には台湾に台灣大暖股份有限公司を設立した。2022年4月の東京証券取引所の市場再編に伴い、プライム市場に移行。2024年10月にはシンガポールのPresico Engineering Pte.Ltd.の株式を追加取得し、海外事業をさらに拡大した。

年表24件を開く

1930年代

  • 1933年10月創業大阪市西区靭南通1丁目16番地において菅谷元治が株式会社大阪電気商会大阪暖房商会を設立。電気、電話、信号等の総合電気工事、冷暖房、給排水、衛生設備等の諸工事の請負工事を開始。

1940年代

  • 1943年9月商号変更商号を大阪電気鉄管工業株式会社に変更。
  • 1946年12月商号変更商号を株式会社大阪電気商会大阪暖房商会に変更。
  • 1949年10月建設業法の施行により建設業者登録(建設大臣(イ)第721号)を行う。

1960年代

  • 1965年1月商号変更商号を大阪電気暖房株式会社に変更。

1970年代

  • 1975年10月上場大阪証券取引所市場第2部に上場。
  • 1979年1月創業シンガポール支店を設立。

1980年代

  • 1981年9月大阪証券取引所市場第1部銘柄に指定。
  • 1983年2月商号変更本店新社屋を大阪府大阪市西区江戸堀に竣工。 THAI O.D.D CO., LTD.を設立(2008年1月にDAI-DAN(THAILAND)CO., LTD. に社名変更、現 連結子会社)。
  • 1984年10月技術研究所を埼玉県入間郡三芳町に竣工。
  • 1987年4月商号変更商号を現商号のダイダン株式会社に変更。

1990年代

  • 1993年8月上場東京証券取引所市場第1部に上場。
  • 1996年5月八尾研修所を大阪府八尾市山賀町に竣工。
  • 1997年12月ダイダンサービス関東株式会社を設立(現 連結子会社)。

2000年代

  • 2001年4月ダイダンサービス関西株式会社を設立(現 連結子会社)。

2010年代

  • 2013年3月技術研究所内に新研究棟を竣工。

2020年代

  • 2020年2月セラボヘルスケアサービス株式会社を設立(現 連結子会社)。
  • 2020年10月DAI-DAN(VIETNAM)CO., LTD.を設立(現 非連結子会社)。
  • 2021年2月創業ダイダンサービス中部株式会社を設立(2025年10月ダイダン株式会社に吸収合併)。
  • 2021年9月DAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD.を設立(現 連結子会社)。
  • 2022年3月台灣大暖股份有限公司を設立(現 非連結子会社)。
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。
  • 2022年12月特定建設業者として国土交通大臣許可(特-4)第2494号及び一般建設業者として国土交通大臣許可(般-4)第2494号の更新許可を受ける(5年ごとに登録更新)。
  • 2024年10月Presico Engineering Pte.Ltd.の株式を追加取得(現 連結子会社)。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 完成工事高2026年度まで270,000百万円
  • 営業利益2026年度まで24,000百万円
  • ROE2026年度まで12%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    総合的な施工力の向上

    業界全体の人手不足等施工力の制約に対応するため、社員の採用拡大や教育研修体制の強化などの人的資本投資を積極的に進める。

  2. 02

    4つの注力領域への集中

    空調衛生工事、電気工事、海外事業、再生医療事業の4事業領域を注力領域と定め、各領域の目指す姿を明確にして事業基盤の強化と収益力向上に取り組む。

  3. 03

    適切な価格転嫁と収益力向上

    資機材価格や人件費上昇に対し、適切な価格転嫁を進めるとともに、受注ポートフォリオの柔軟な見直しや現場単位のオフサイト施設設置などで業績影響を最小限に抑える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,568人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は1,177万円で、9期前と比べて+23.7%平均年齢は41.5歳、平均勤続年数は15.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,505
2018年3月1,540
2019年3月95242.618.01,600
2020年3月92542.718.21,617
2021年3月94642.517.91,981
2022年3月93741.917.32,055
2023年3月89841.917.12,143
2024年3月90541.916.92,221
2025年3月1,06642.016.62,445941
2026年3月1,17741.515.82,5681,343

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.2%
縦線は目安の30%
男性育休取得率42.5%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 3 / 海外 3、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本店・大阪本社 — 大阪市西区1,883百万円
技術研究所 — 埼玉県入間郡三芳町1,283百万円
九州支社 — 福岡市中央区594百万円
東京本社 — 東京都千代田区189百万円
名古屋支社 — 名古屋市東区173百万円
主な関係会社
  • 国内
    ダイダンサービス関東㈱
    東京都江東区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ダイダンサービス関西㈱
    大阪市浪速区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    セラボヘルスケアサービス㈱
    川崎市川崎区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DAI-DAN(THAILAND) CO., LTD.
    タイ・バンコック市 · 連結子会社
    議決権49.5%
  • 海外
    DAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Presico Engineering Pte.Ltd.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権70.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    最高裁庁舎機械設備改修工事(再度)
    最高裁判所 · 2025-02-10
    12億円
  • 調達
    性能評価センター空気調和設備工事
    国土交通省 · 2021-12-06
    9.2億円
  • 調達
    海上保安庁庁舎・格納庫機械設備工事
    国土交通省 · 2019-04-11
    3億円
  • 調達
    最高裁庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2019-09-09
    1.5億円
  • 調達
    名古屋高地裁庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2022-05-20
    8,900万円
  • 調達
    国立療養所多磨全生園第3西センター管理棟等GHP更新工事
    厚生労働省 · 2023-11-21
    7,700万円
  • 調達
    関西国際空港TRAD-EQ室空気調和設備工事
    国土交通省 · 2023-04-27
    6,000万円
  • 調達
    最高裁庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2021-08-12
    5,800万円
  • 調達
    最高裁庁舎機械設備改修工事
    最高裁判所 · 2020-09-15
    5,100万円
  • 調達
    心身障害児総合医療療育センター吸収冷温水機更新工事
    厚生労働省 · 2020-09-02
    4,300万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,562億円営業利益345億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.5%、利益が+50.0%。

売上高
-2.5%
2,562億円
営業利益
+50.0%
345億円
純利益
+54.0%
268億円
営業利益率
13.5%
前期比 +4.7%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高2,650億円2,562億円
営業利益360億円345億円
純利益273億円268億円
1株あたり配当¥85¥85

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は616億円、営業利益は109億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+51.4%、営業利益は+1457.1%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q55926
2024年1Q40771.78
2024年2Q506234.516
2024年3Q482336.827
2024年4Q57940
2025年2Q1,056686.455
2025年4Q1,57116210.3119
2026年2Q1,18417614.9125
2026年4Q1,37816912.3143
2027年1Q61610917.766

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は1,219億円から2,562億円へ2.1倍に増えた。直近期の営業利益率は13.5%。純利益は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月1,2193316
2014年3月1,2444517
2015年3月1,2184929
2016年3月1,3836842
2017年3月1,2536946
2018年3月1,4347751
2019年3月1,5568155
セラボヘルスケアサービス株式会社を設立(現 連結子会社)。
2020年3月1,6929364
ダイダンサービス中部株式会社を設立(2025年10月ダイダン株式会社に吸収合併)。
2021年3月1,5779363
台灣大暖股份有限公司を設立(現 非連結子会社)。
2022年3月1,6298158
2023年3月1,8609366
2024年3月1,97411991
2025年3月2,6272302358.8174
2026年3月2,56234535813.5268

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,562億円のうち、営業利益として残るのは345億円13.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は268億円、売上の10.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.3%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価など作る・仕入れるのにかかったお金78.1%2,001億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金8.4%216億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益13.5%345億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+6.1pt
13.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+5.0pt
10.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+11.6pt
22.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
11.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
16.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが584億円、投資CFが4億円で、差し引きのフリーCFは588億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は819億円で、売上の3.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月13−7−106224
2014年3月31−2−929246
2015年3月24−4−2320244
2016年3月6−5−91235
2017年3月54−14−940265
2018年3月33−3−1730279
2019年3月−135−2−13−137128
2020年3月127−6−32121216
2021年3月142−7−35135317
2022年3月−117−9−32−126160
2023年3月159−47−22112253
2024年3月6−6−280227
2025年3月124−8160116506
2026年3月5844−285588819

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は2,321億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,329億円で、自己資本比率は56.2%(業種中央値55.5%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1,06245061242.3
2014年3月1,11346664741.7
2015年3月1,12253558747.5
2016年3月1,20954666345.0
2017年3月1,17358059349.3
2018年3月1,30064465649.4
2019年3月1,20766454354.8
2020年3月1,23067455654.6
2021年3月1,32274857456.4
2022年3月1,39177261955.4
2023年3月1,48582466155.4
2024年3月1,60694066658.4
2025年3月2,1531,0921,06149.7
2026年3月2,3211,32999256.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
832億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,068億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
992億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
94
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率27 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

建設業 140社との比較

同じ建設業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE140社中2位あたり、逆に低いのは売上成長率140社中108位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
22.5%/中央値 10.9%
P25 7.9%P75 14.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
13.5%/中央値 7.3%
P25 5.1%P75 9.4%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
56.2%/中央値 55.5%
P25 43.8%P75 66.2%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.5%/中央値 4.8%
P25 -1.9%P75 12.7%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.1%/中央値 3.5%
P25 2.7%P75 4.3%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,732で、1年前と比べて+38.2%過去52週の値幅のなかでは45%の位置にある。

¥2,732-4.0%1ヶ月+13.0%1年+38.2%時価総額3,767億円
過去52週の値幅
安値¥1,960高値¥3,680

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.2倍
PER (会社予想)12.9倍
PBR2.71倍
配当利回り3.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月21日に2698円と、8月5日の急騰後は高止まりしています。25日線を約3.1%上回り、75日線にも接近しており、短中期のトレンドは横ばいです。8月5日には345万株超の出来高を伴い急伸しましたが、その後はもみ合いとなっています。52週高値3680円からは約26.7%下落していますが、52週安値1866円からの上昇は約44.6%と堅調です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERは13.01倍と業界平均の13.75倍を下回るが、PBRは2.68倍と平均の1.53倍を大きく上回る。配当利回りは3.15%と平均の3.39%を下回る。ROEは22.5%と非常に高い。業績好調で今期も増益見込みだが、PBRの高さが割高感につながる。割安とは言えず、株価は収益力を織り込み済みの可能性。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.2倍14.4倍
PER (予想)12.9倍
PBR2.71倍1.55倍
ROE22.5%11.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

設備工事需要の拡大を背景に、強気派は、省エネ化や脱炭素対応による空調設備の更新需要、データセンター建設に伴う受注増加を評価。特に、2025/3期の売上高が前期比33%増、純利益が大幅増と好調で、今後も成長が期待される。一方、弱気派は、建設業界の人手不足による人件費高騰や、工事の採算性悪化を懸念。また、公共工事や民間設備投資の減少、競争激化による受注単価の低下リスクを指摘。足元の受注は好調だが、将来の受注環境に対する不透明感が論点。

プラスに働く材料7
  • 受注好調

    2025/3期の売上高が前期比33%増の大幅増収

  • 省エネ需要

    脱炭素化で空調設備の省エネ改修需要が増加

  • データセンター需要

    データセンター建設に伴う設備工事の受注が拡大

  • 営業利益345億円と前期比50%増益通年影響

    営業利益は230億円から345億円へ、増益額115億円、営業利益率も8.76%から13.47%へ改善

  • 営業利益率13.47%へ4.71pt改善通年影響

    営業利益率8.76%→13.47%へ4.71pt改善、収益構造の質的転換が評価

  • ROE22.5%と高資本効率を維持継続影響

    ROE22.5%、PBR2.49倍、自己資本利益率が高く株主還元の原資

  • 配当利回り3.39%で下値堅い通年影響

    配当利回り3.39%、1年で株価37.1%上昇後も利回り維持

マイナスに働く材料7
  • 人手不足の影響

    建設業界の人材不足で工事コストが上昇

  • 受注環境の悪化

    今後の設備投資減速で受注が減少する可能性

  • 競争激化

    同業他社との受注競争で採算性が低下しがち

  • 売上高が2562億円と65億円減収通年影響

    売上高2627億円→2562億円、△2.5%減収、増益は価格改善依存

  • 予想PER11.9倍で成長鈍化なら再評価決算発表後影響

    現行PER12.11倍に対し予想11.9倍、減収見通しなら予想EPSが下ぶれ

  • PBR2.49倍と資産価値から乖離継続影響

    PBR2.49倍はROE22.5%で正当化も、減収でROE低下なら修正圧力

  • 外国人保有15.35%と需給変動リスク不定影響

    外国人保有比率15.35%と高く、グローバルリスクオフで売られやすい

次の決算で確かめる点
受注高・受注残高
将来の売上を占う先行指標で、需要動向を確認する
完工工事総利益率
工事採算性の良否を測る重要な指標
従業員数・一人当たり売上
人手不足対策の効果と生産性向上の度合いを見る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+53.4%いまの株価に対する利回りは3.11%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
3.11%
いまの株価に対して
配当性向
40.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月822.2
2018年3月921.624.4
2019年3月1335.831.2
2020年3月1518.431.2
2021年3月150.031.2
2022年3月150.032.8
2023年3月1711.131.6
2024年3月2551.036.8
2025年3月54115.939.9
2026年3月8353.440.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ14,842人。区分でいちばん多いのは個人・その他39.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が43.2%を占め、残る56.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他37.639.040.241.439.839.8
金融機関26.626.726.020.623.125.1
事業法人23.022.621.622.419.218.1
外国法人12.211.211.214.715.715.3
自己株式6.46.56.46.56.05.6
証券会社0.50.50.90.92.21.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)10.89
02東京大元持株会4.15
03ダイダン従業員持株会3.48
04大阪大元持株会3.43
05有楽橋ビル株式会社3.21
06株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.08
07名古屋大元持株会2.73
08三信株式会社2.43
09日本生命保険相互会社1.90
10株式会社三菱UFJ銀行1.80

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+479%、1株純資産は14期で+0%。直近期のROEは22.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月361,0053.714.055.0
2014年3月752,0813.714.644.6
2015年3月1312,3875.912.528.2
2016年3月1912,4397.97.821.2
2017年3月2082,5938.310.222.2
2018年3月2292,8828.410.224.4
2019年3月2452,9718.410.531.2
2020年3月1461,5519.610.031.2
2021年3月1461,7468.910.131.2
2022年3月456017.67.832.8
2023年3月526408.37.731.6
2024年3月7172910.311.736.8
2025年3月13683217.49.139.9
2026年3月2071,00822.512.740.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/3期の役員報酬は総額503百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
藤澤一郎取締役 会長69201,000
山中康宏代表取締役 社長執行役員6487,000
笹木寿男代表取締役 専務執行役員 東日本事業部長 兼東京本社代表6053,000
佐々木洋二取締役 上席執行役員 CIO兼業務本部長6259,000
松原文雄取締役76
佐藤郁美取締役62
小酒井健吉取締役73
久德博文取締役72
松井浩常勤監査役65
池田隆之常勤監査役6577,000
力石和彦常勤監査役6745,000
鈴木康之監査役69
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
礒川剛志53
中沢正和取締役62

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41901205736792
社外取締役4606015
監査役2424221
社外監査役2343417

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容539字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社6社及び非連結子会社8社で構成され、空調衛生、電気工事の設計、監理及び施工を主な事業としております。 当社グループの事業に係る位置づけは次のとおりであります。 <設備工事業> 当社が受注した工事のうちの一部については、ダイダンサービス関東㈱、ダイダンサービス関西㈱、大電工事㈱、岡山大電設備㈱、九州大電設備㈱、熊本大電設備㈱、DAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD. 、Presico Engineering Pte. Ltd. に施工を担当させております。 DAI-DAN(THAILAND)CO., LTD. 、DAI-DAN(VIETNAM)CO., LTD. 及びDAI-DAN INTERNATIONAL ASIA PTE. LTD. に対して当社は技術支援を行っております。Presico Engineering Pte. Ltd. はシンガポールを中心に設備工事業を行っております。 <その他> セラボヘルスケアサービス㈱は、再生医療関連の機器販売及び細胞加工による医薬品の受託製造等を行っております。 当社グループは、設備工事業の単一セグメントであります。 ≪事業の系統図≫
経営方針・対処すべき課題1,541字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループは、「地球と社会と私たちの未来に、安全・快適・信頼の空間価値を届ける」という企業理念の下、「人材戦略を基盤とした人づくりの実現により企業価値を高める」という経営の方針を掲げ、当社グループの持続的な成長に向けて取り組んでおります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2024年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Stage2030 Phase2《磨くステージ》」において、最終年度の2026年度に、経営成績として完成工事高270,000百万円、営業利益24,000百万円 ROE12%以上を目標(※)としております。 なお中期経営計画最終年度である2026年度の業績は、連結売上高265,000百万円、連結営業利益36,000百万円、ROE19.8%を予想値として、その達成を目指しています。 ※現・中期経営計画初年度の想定を超える受注環境の好転等を勘案し、2025年5月に目標値を上方修正した数値 (3)経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、2021年度より2029年度の9年間を対象とした長期ビジョン「Stage2030 総合設備工事から『空間価値創造』企業へ」を2021年3月に策定しました。 『空間価値創造』企業とは、社会やお客様が本質的、潜在的に求めている「価値」のある「空間」を「創造」し、満足を提供していく企業です。当社グループの目指す姿をステークホルダーの皆さまと共有することで、変化の激しい時代においても、私たちの提供する価値を明確にして、確かな目標に向かいステージアップを着実に図ることができると考えました。 長期ビジョンの第2フェーズにあたる2024年度より2026年度までの3年間の中期経営計画《磨くステージ》においては、業界全体で堅調な受注環境下で人手不足等施工力の制約がかかる中、総合的な施工力向上を重要課題として、社員の採用拡大や教育研修体制の強化等の人的資本投資を積極的に進めてまいりました。また空調衛生工事、電気工事、海外事業、再生医療事業の4つの事業領域を注力領域と定め、各事業領域の目指す姿を示して、その実現に向けた施策実行を徹底することで、事業基盤の強化と収益力の向上に取り組んでおります。 当連結会計年度においては、データセンター・工場建設を中心とした堅調な建設需要を背景に良好な受注環境が継続し、受注時採算の改善が進みました。資機材価格や人件費の上昇に伴う原価増については、適切な価格転嫁に努め、収益力の向上に繋げてまいりました。一方、大型工事の進捗が一服する局面と重なったこと等により、売上高の伸びが踊り場となる場面も見られました。加えて、施工力制約の継続、原価・人件費の上昇、地政学リスク等を背景としたエネルギー価格の変動など、事業環境の不透明感が高まっています。これらが業績に与える影響を最小限に留めるべく、受注ポートフォリオの柔軟な見直しや現場単位のオフサイト施設の設置等、柔軟かつ的確な経営に継続的に取り組みます。 財務面については、業容拡大に伴い運転資本需要が増加する局面にあることを踏まえ、成長投資と株主還元のバランスに留意しつつ、資本効率と財務健全性の最適なバランスを維持する財務戦略を継続します。また政策保有株式は株価の上昇による時価の押し上げはあるものの、引き続き銘柄数、数量を着実に削減してまいります。
事業等のリスク4,894字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社は、永続的に価値を提供し続けるために、リスクの顕在化を未然に防止し、また、顕在化したリスクを極小化するべくリスクマネジメント体制を構築しています。経済的損失及び社会的損失が発生した場合の経営への多大なる影響を想定し、報告及び対応のための管理手法、対策本部の設置に関する事項等について「リスクマネジメント規程」に定め、リスクマネジメント委員会を設置しています。 リスクマネジメント体制図(2026年6月23日現在) しかしながら、当該体制の構築を強化し、規程の遵守を徹底した場合であっても、事業に影響を与えるリスクの顕在化を完全に払拭することはできないと考えています。これらのリスクについてはそれぞれ個別に対応策を講じているものの、著しい外部環境の変化が生じた場合には、当該リスクが顕在化する可能性があります。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)市況変動リスク 国内外の経済環境の悪化による設備投資の減少等の市況の悪化や技術革新等の外部環境の変化によって、建設需要が著しく減少することにより、当社の受注環境が悪化し、継続的な事業環境に悪影響を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、外部環境の変化のモニタリングや事業多角化によるリスクの低減に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (2)施工リスク ①施工現場での安全環境の不整備や従業員教育等の欠如による労働災害の発生、施工物件の品質劣化及び施工中の重大な品質事故により被るリスクがあります。 当社規程に基づき、施工担当者は工事の安全衛生リスク及び品質環境リスクを把握し、それらを施工管理目標として設定することで堅実な施工に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、多額の損害賠償金の発生、工程の手戻りによる損益の悪化、契約不適合による対応費用の発生、社会的信用の失墜など、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 ②経済環境等の悪化による資機材・労務費の高騰並びにその影響による資機材の納期の長期化や納期遅延による施工の長期化リスクがあります。 当社規程に基づき、施工担当者はそれらのリスクを把握した上で施工計画の策定及び原価計算を行い、堅実な施工に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、工事原価の高騰及び契約不適合による対応費用の発生により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 ③建設業界の技能労働者の高齢化、日本における少子高齢化の進行を一因とした若年層の入職者数の減少による施工体制の確保が困難になるリスクがあります。 当社規程に基づき、施工担当者はこれらのリスクを把握した上で堅実な施工体制の構築を行っています。また当社グループとして協力会社への人材採用活動の協力等を通じて当該リスクの減少に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合、施工体制の構築不備による工期の遅延により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (3)人材リスク 関連会社を含む技術者採用計画の未達、人材流出及び退職による人材喪失、それらによって生じる在籍社員への負荷の増大並びに士気の低下により事業活動への支障ひいては事業継続性に影響を及ぼすリスクがあります。 当社規程に基づき、技術者人材の採用・育成及び定年年齢の引き上げやITツールの利用促進、業務の一部アウトソーシング体制の構築による生産性向上、積極的な経験者採用、地域限定正社員制度の導入により人材の確保・リスクの低減に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合、施工体制の構築が困難となるなど、当社の事業活動及び経営成績等に大きな影響を与え、事業継続に支障をきたす可能性があります。 (4)海外リスク 海外における政治や社会、経済状況の変化に伴う損失や資金が回収できない状況、急激なインフレや通貨の急落、国債の債務不履行、テロ・戦争や内乱に伴う政治の不安定化、予期しない法的規制の変更、政権交代による経済・通商政策の変更、法制や税制の解釈・運用の相違、契約社会など取引商習慣の違い、外国企業に対する国民感情、ナショナルスタッフの会社への帰属意識の違い、言語の違いによるミスコミュニケーション、地域特有の自然災害(大雨・洪水等)、犯罪への巻き込まれ、健康衛生環境等の違いによる健康被害(感染症・メンタルヘルス含む)などによる損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、海外赴任者に対して赴任前研修や海外リスクについて必要な情報をタイムリーに伝達し注意喚起する体制を整えておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、債権の回収不能、市況の悪化による受注工事高、完成工事高の減少、為替変動による為替差損等が生じる可能性があります。 (5)法的リスク ①法令等の遵守状況が不十分であることにより損失を被るリスク(他のリスクに係るものを除く)、契約等の行為が予想された法律効果を発生するための検討や訴訟等への対応が不十分であることによる損失を被るリスク、贈収賄・癒着・横領等の腐敗行為への対応が不十分であることにより損失を被るリスク、法規類の改廃や新たな規制が制定されたことによる、新たな義務の発生や費用負担の増加、権利等の制約を受けるリスクがあります。 当社規程に基づき、建設業法、独占禁止法、労働安全衛生法等の各法令の順守を徹底し、法令違反の抵触を防止しておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、法的規制による行政処分等を受け、世評の低下や営業停止による受注工事高の減少、罰金、課徴金等による費用等が生じる可能性があります。 ②2024年4月からの時間外労働の上限規制適用開始を受け、技術社員の労働時間減少に伴い設計・施工体制が構築できない場合、完成工事高、営業利益の減少により損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、長時間労働の是正のためにプロジェクトを立ち上げ、技術社員の業務削減及び業務効率化による総労働時間の減少を進めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、法的処分を受けることによる世評の著しい悪化、施工能力の縮小により、当社グループの財政状態、経営成績、キャッシュ・フロー及び社員の就労意欲に影響を与える可能性があります。 (6)オペレーショナルリスク 技術開発の遅れ、営業活動の不振等により競争力を失い、継続的な事業活動に影響を被るリスク、金利・為替等の様々な市場のリスクファクターの変動により保有する資産・負債(オフバランス資産・負債を含む)の価格が変動し損失を被るリスク(市場リスク)、市場の混乱等により必要とされる数量を妥当な水準で取引できないことにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)があります。 当社規程に基づき、中長期的な研究開発計画の策定、全社的な視点での営業活動による営業情報の蓄積に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、受注工事高、完成工事高の減少、保有資産の減損等が生じる可能性があります。 (7)情報漏洩サイバーリスク ①サイバー攻撃(標的型攻撃メール、マルウェアなど)を受けた場合、及び内部の人間による不正があった場合、個人情報及び取引先の秘密情報の喪失・改ざん・不正使用・外部への漏洩により損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、個人情報及び取引先の秘密情報の管理に関する規程・マニュアルの整備、現場ごとの秘密保持契約の締結、作業者単位での秘密保持誓約書の提出及び教育を実施し、リスクの低減に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、各対応費用、損害賠償の発生、世評の低下による受注工事高の減少等が生じる可能性があります。 ②サイバー攻撃(標的型攻撃メール、マルウェアなど)を受けた場合、及び内部の人間による不正があった場合、情報システムの破壊・停止・誤作動・不正使用等により損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、ITに係る規程・マニュアルの整備、権限の設定、バックアップの作成、従業員のセキュリティ教育等を実施し、情報の「可用性」「完全性」「機密性」の確保に努めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、各対応費用、損害賠償の発生、世評の低下による受注工事高の減少等が生じる可能性があります。 (8)資産リスク 資産管理の瑕疵等の結果、資産の毀損等により損失を被るリスクがあります。資産とは、有価証券等の金融資産、所有及び賃貸借中の土地・建物、建物に付随する設備、什器・備品等の有形資産、知財等の無形資産を指します。 当社規程に基づき、金融資産のモニタリング、有事の際の資産管理(BCP等)、弁護士との連携による知財等の紛争リスクを低減しておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、保有資産の減損、紛争に伴う対応費用等が生じる可能性があります。 (9)自然災害リスク 台風、河川の氾濫、地震等の自然災害によって、当社の保有する有形資産の毀損や執務環境等の質の低下、役職員の安全等に損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、大規模災害による混乱防止、役職員及びその家族の安全確保、顧客支援等を迅速に行う事業継続管理(BCM)を定めておりますが、当該リスクが顕在化した場合には、保有資産の減損、事業中断に伴う受注工事高、完成工事高の減少、各支援等による費用等が生じる可能性があります。 (10)評判リスク 事実と異なる風説・風評の流布及び事実に係る当社の対応の不備の結果、当社に対する評判・評価が悪化し、当社の企業価値損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、企業活動等における情報を適時かつ適切な方法で開示しています。また危機発生時には対策本部を設置し、報道機関等への対応については対策本部長が行うとしていますが、当該リスクが顕在化した場合には、受注工事高や採用人数の減少といった当社の企業活動の根幹に影響を及ぼすような被害が生じる可能性があります。 (11)信用リスク 信用供与先の財務状況の悪化、契約不履行等により、資産の価値が減少ないし消失し、損失を被るリスクがあります。 当社規程に基づき、取引の際には信用調査を行い、格付けの低い取引先については慎重に検討した上で取引を行っていますが、当該リスクが顕在化した場合には、工事代金の回収が困難となり、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える可能性があります。 (12)気候関連リスク 低炭素経済への移行に伴う政策・法規制の強化によるコスト増、エネルギー技術の対応に遅れることによる 機会喪失、脱炭素社会に向けた需要の変化への未対応、情報開示不足による当社に対する評価と信頼低下などのリスク、及び気候変動による気象災害の頻発や平均気温の上昇など物理的変化に関するリスクがあります。 当社規程に基づき、サステナビリティ委員会が気候関連リスクについて特定・評価し、その情報をリスクマネジメント委員会と共有していますが、当該リスクが顕在化した場合には、需要変化への対応が遅れることによる受注機会の減少、気象災害の頻発による当社社屋への損害や工事見合わせ等に伴う事業運営コストの増加及び平均気温の上昇による建設現場の従業員の生産性低下等が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,556字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績等の状況及び分析・検討内容 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因として、わが国経済は、企業収益の改善を背景に賃上げが広がり、所得環境の改善やインバウンド需要がサービス消費を下支えし、緩やかに回復しました。 他方、海外景気の減速、米国の通商政策、為替変動や中東情勢による原油高が電力・物流費を押し上げ、先行きの不透明感と物価上昇圧力が残っております。 そのような状況の下、受注環境は堅調で、過去最高益を実現し、繰越工事高も潤沢に積み上がっています。 これを受けまして、受注工事高は、前連結会計年度比71,830百万円増(25.5%)の353,102百万円となりました。 完成工事高は、前連結会計年度比6,503百万円減(△2.5%)の256,228百万円となりました。 完成工事総利益は、前連結会計年度比14,734百万円増(35.6%)の56,083百万円となりました。 営業利益は、完成工事総利益の増加により、前連結会計年度比11,441百万円増(49.7%)の34,479百万円となりました。 経常利益は、営業利益の増加により前連結会計年度比12,290百万円増(52.3%)の35,770百万円となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益として投資有価証券売却益2,175百万円等を計上し、法人税、住民税及び事業税、法人税等調整額及び非支配株主に帰属する当期純利益を加減した結果、前連結会計年度比9,329百万円増(53.5%)の26,772百万円となりました。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2)目標とする経営指標」に記載しておりますとおり、当社グループは、2024年度を初年度とする3カ年の中期経営計画「Stage2030 Phase2《磨くステージ》」において、最終年度の2026年度に、連結業績として完成工事高270,000百万円、営業利益24,000百万円を目標としております。また、財務指標はROE12.0%以上、配当方針は配当性向40.0%以上かつDOE4.8%を下限としております。 なお中期経営計画最終年度である2026年度(2027年3月期)の業績は、完成工事高265,000百万円、営業利益36,000百万円、ROE19.8%、配当性向40.2%を予想値として、その達成を目指しています。 当社グループは、総合設備工事から『空間価値創造』企業のリーディンググループを目指しております。国内外の基盤を整備・強化し、ダイダングループとして拡大を図るため、連結売上高、連結営業利益を経営目標としております。本業である設計・施工の連結売上高と連結営業利益が、当社グループ拡大状況を示す特に重要な経営目標と考えております。また、資本効率と株主還元の向上を目的とし、ROE、配当性向、DOEもあわせて経営目標としております。 当連結会計年度、中期経営計画の最終年度目標、今期予想との比較は下記のとおりです。 指標等   2025年度 (実績)   2026年度 (今期予想)   2026年度 (中期経営計画) 連結売上高 (百万円)   256,228   265,000   270,000 連結営業利益 (百万円)   34,479   36,000   24,000 ROE (%)   22.5   19.8   12.0以上 連結配当性向 (%)   40.2   40.2   40.0以上 (2)生産、受注及び販売の実績 当社グループが営んでいる事業である設備工事業では、生産実績を定義することが困難であります。 また、請負形態をとっているため、販売実績という定義は実態に即しておりません。 よって、受注及び完成工事の実績については「(1)経営成績等の状況及び分析・検討内容」において記載しております。 また、当社グループが営む事業の大半は提出会社によるものであるため、以下には提出会社の実績について記載しております。 受注工事高及び完成工事高の実績 ① 受注工事高、完成工事高及び次期繰越工事高 期別   工事種別   前期繰越 工事高 (百万円)   当期受注 工事高 (百万円)   計 (百万円)   当期完成 工事高 (百万円)   次期繰越 工事高 (百万円) 第96期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   空調衛生工事   205,416   217,553   422,969   214,149   208,820 電気工事   27,172   34,918   62,091   34,532   27,559 計   232,588   252,471   485,060   248,681   236,379 (産業施設工事)   115,590   148,894   264,484   130,887   133,597 (海外工事)   7,905   13,221   21,126   7,410   13,716 (リニューアル工事)   32,635   94,394   127,030   77,716   49,313 第97期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   空調衛生工事   208,820   242,729   451,549   190,010   261,539 電気工事   27,559   77,198   104,757   39,342   65,415 計   236,379   319,927   556,307   229,352   326,955 (産業施設工事)   133,597   119,254   252,851   122,695   130,156 (海外工事)   13,716   34,418   48,135   9,133   39,002 (リニューアル工事)   49,313   115,167   164,480   89,661   74,819 (注)1.前期以前に受注した工事で、契約の更改により請負金額に変更があるものについては、当期受注工事高にその増減額を含んでおります。したがって、当期完成工事高にも当該増減額が含まれております。 2.次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致します。 ② 受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。 期別   工事種別   特命(%)   競争(%)   計(%) 第96期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   空調衛生工事   46.4   53.6   100.0 電気工事   50.5   49.5   100.0 第97期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   空調衛生工事   52.5   47.5   100.0 電気工事   52.0   48.0   100.0 (注)百分比は請負金額比であります。 ③ 完成工事高 期別   工事種別   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 第96期 自 2024年4月1日 至 2025年3月31日   空調衛生工事   27,210   186,938   214,149 電気工事   4,489   30,042   34,532 計   31,700   216,980   248,681 第97期 自 2025年4月1日 至 2026年3月31日   空調衛生工事   26,638   163,371   190,010 電気工事   4,214   35,127   39,342 計   30,852   198,499   229,352 (注)1.完成工事のうち主なものは次のとおりであります。 第96期の完成工事のうち請負金額10億円以上の主なもの CHINA CONSTRUCTION (SP) DEVELOPMENT CO P L   シンガポール総合病院 電気工事 日揮㈱   中外製薬後期開発および初期生産用合成原薬製造棟 空調衛生工事 大林組他JV   未来医療国際拠点(Nakanoshima Qross) 空調衛生工事 大林組他JV   グラングリーン大阪パークタワー 空調衛生工事 デジタル東京2特定目的 会社   NRT12データセンター実装 空調衛生工事 第97期の完成工事のうち請負金額10億円以上の主なもの 清水建設㈱   BLUE FRONT SHIBAURA TOWER S 空調衛生工事 戸田建設㈱   ESR南港OS1データセンター(FO-1) 空調衛生工事 SMFLみらいパートナーズ㈱   2025年日本国際博覧会 熱供給業務 空調衛生工事 イビデン㈱   イビデン 大野事業場 セル8棟 空調衛生・電気工事 大成建設㈱   中外製薬株式会社 宇都宮工場 無菌注射剤製造棟(UTA) 空調衛生工事 2.完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は、次のとおりで あります。 第96期 ㈱大林組 33,462百万円 13.5% Rapidus㈱  25,125百万円 10.1% 第97期 当事業年度において完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先はありません。 ④ 次期繰越工事高(2026年3月31日現在) 工事種別   官公庁(百万円)   民間(百万円)   計(百万円) 空調衛生工事   64,549   196,990   261,539 電気工事   31,044   34,370   65,415 計   95,594   231,360   326,955 (注)次期繰越工事のうち請負金額15億円以上の主なもの Rapidus㈱   Rapidus IIM-1建設計画 空調衛生・電気工事   2027年6月完成予定 ㈱大林組   関西国際空港第1ターミナルビルリノベーション 空調衛生工事   2026年10月完成予定 大成建設㈱   AGCライフサイエンス事業日本新拠点プロジェクト 空調衛生工事   2027年3月完成予定 DSO National Laboratories   国防科学機構生物科学安全研究所MCF棟 空調衛生・電気工事   2027年4月完成予定 Obayashi-Santarli Joint Venture(Bedok Hospital)   Eastern General Hospital Electrical Package A 電気工事   2028年11月完成予定 (3)財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末比10,283百万円増(6.2%)の175,610百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加31,443百万円(60.7%)によるものです。固定資産は、前連結会計年度末比6,481百万円増(13.0%)の56,463百万円となりました。主な要因は、投資その他の資産に含まれる退職給付に係る資産の増加5,350百万円(31.5%)によるものです。 この結果、総資産は前連結会計年度末比16,765百万円増(7.8%)の232,074百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末比8,172百万円減(△8.1%)の92,351百万円となりました。主な要因は、短期借入金の減少20,125百万円(△87.8%)によるものです。固定負債は前連結会計年度末比1,264百万円増(22.7%)の6,843百万円となりました。主な要因は、繰延税金負債の増加740百万円 (19.1%)によるものです。 この結果、負債合計は前連結会計年度末比6,907百万円減(△6.5%)の99,195百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末比23,672百万円増(21.7%)の132,879百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加18,345百万円(20.7%)によるものです。 この結果、自己資本比率は56.2%(前連結会計年度末は49.7%)となりました。 (4)キャッシュ・フローの状況並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末比31,373百万円増(62.1%)の81,925百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は58,437百万円(前連結会計年度は12,402百万円の資金の増加)となりました。 主な要因は、税金等調整前当期純利益の計上等の資金の増加要因が、仕入債務の減少等の資金の減少要因を上回ったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、増加した資金は415百万円(前連結会計年度は832百万円の資金の減少)となりました。 主な要因は、投資有価証券の売却による収入によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は28,502百万円(前連結会計年度は16,044百万円の資金の増加)となりました。 主な要因は、短期借入金の返済による支出によるものです。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について 運転資金及び通常の設備投資資金につきましては、営業取引から生じる受取手形及び電子記録債権の決済、並びに完成工事未収入金の回収による資金を運転資金の基礎とし、必要に応じ金融機関から資金の借入れにより調達することとしております。なお、運転資金の効率的な調達を行うため、貸出コミットメントライン契約を締結しております。 運転資金需要のうち主なものは、工事原価、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。設備工事業の特性上、入金よりも支出が先行する傾向があり、大型工事については立替額が多額となるケースもあることから、借入による一定の資金余剰が必要となっております。 大規模な設備投資の計画が生じた場合につきましては、計画時点の資金の流動性などを鑑み、都度、調達方法を検討いたします。 当連結会計年度末における借入金(短期及び長期)の残高は3,522百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は81,925百万円となっております。 (5)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者はこれらの見積りについて過去の実績等を勘案し、合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5〔経理の状況〕の連結財務諸表の〔注記事項〕(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)、重要な会計上の見積りは(重要な会計上の見積り)に記載しております。

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開示資料

出典

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