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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ソフトフロントホールディングス

Softfront Holdings2321 · Growth · 情報・通信業

音声認識・対話AIで培った技術を基盤に、AIデータセンター事業とクリーンエネルギー事業を展開するホールディングス。

概要

株式会社ソフトフロントホールディングスは、1997年に札幌で設立されたネットワークソフトウェア企業を源流とする持株会社である。現在は自然会話AIプラットフォーム「commubo」やクラウド電話サービス「telmee」を中核とするコミュニケーション・プラットフォーム関連事業に加え、2025年度からAIデータセンター関連事業とクリーンエネルギー事業を新たに立ち上げた。東京証券取引所グロース市場に上場(コード2321)、2026年3月期の連結売上高は約10億円、従業員数は52名である。

コミュニケーション・プラットフォームを軸とした三事業体制

当社グループは2026年3月期より、従来の単一セグメントから「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」「AIデータセンター関連事業」「クリーンエネルギー事業」の3セグメント体制に移行した。中核であるコミュニケーション・プラットフォーム関連事業では、自然会話AIプラットフォーム「commubo」、クラウド電話サービス「telmee」、Webサイト構築システム「SITE PUBLIS」を主力製品とする。AIデータセンター関連事業は2025年度に開始した新規事業で、コンサルティングや周辺機器販売を手がけ、クリーンエネルギー事業は系統蓄電所の開設に向けた準備を進めている。この3本柱により、既存事業の再構築と新たな収益基盤の確立を同時に目指す。

売上高は拡大傾向にあるが営業損失が継続する収益構造

連結売上高は2016年3月期の3億円から2026年3月期には10億円へと拡大したが、多くの年度で営業損失を計上している。2026年3月期は売上高9億6,006万円(前期比16.6%増)に対し、営業損失1億1,788万円、親会社株主に帰属する当期純損失9,947万円となった。損失の主因は、新規事業の推進費用やマーケティング投資、人材採用費の増加である。経営上のKPIとして「売上営業利益率」を掲げ、既存事業の採算性改善と新規事業の早期収益化により営業黒字の定着を図る方針である。

持株会社のもとで4社の子会社を統括するグループ体制

当社は純粋持株会社として、子会社4社を統括する。主要子会社には、事業会社である株式会社ソフトフロントジャパン、デジタルポスト株式会社、株式会社AWESOME JAPAN(完全子会社)、株式会社サイト・パブリスがある。また、光通信との合弁会社であるGCL Japan株式会社にも出資する。2016年8月の持株会社移行時に新設分割でソフトフロントジャパンとソフトフロントR&D(後にDevelopment Serviceに商号変更、2018年に全株式譲渡)を設立した。グループ全体の事業効率化のため、かつては札幌本社と東京本社の二本社制をとっていたが、2014年に東京へ本社機能を集約している。

業界の中での役割はコミュニケーションAIベンダーおよびデータセンター・エネルギー事業者。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
10億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-10.0%
純利益
-1億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2020/3
事業売上構成比利益利益率
ソフトフロント ジャパン関連事業2億円66.7%0億円0.0%
ソフトフロント マーケティング関連事業1億円33.3%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業向けコミュニケーション(音声認識・対話AI)主力

コールセンター向けの音声認識ソリューションや、法人向けのAI音声対話サービスを提供。オンプレミスとクラウドの両方に対応し、顧客の業務効率化を支援。

主な製品・サービス2
音声認識エンジン(独自開発)
高精度な音声認識技術。ノイズ耐性に強く、コールセンターの通話分析などに活用される。
AI音声対話サービス
AIによる自然な音声対話を実現するサービス。自動応答やオペレータ支援に利用される。

02AIデータセンター運営・関連サービス準主力

AI処理に特化したデータセンターの運営や関連サービスを提供。企業のAI活用を支えるインフラを担う。

主な製品・サービス1
AIデータセンター(設計・運営)
AI計算に最適化したデータセンター。GPU基盤を搭載し、AI学習・推論の高性能な実行環境を提供する。

03再生可能エネルギー(クリーンエネルギー)副次

再生可能エネルギー発電所の開発・運営。特に太陽光発電などに注力し、データセンター事業と組み合わせてカーボンニュートラルに貢献する。

主な製品・サービス1
太陽光発電所
太陽光パネルを設置し、発電した電力を売電または自家消費する。環境負荷の低減に寄与。

製品と技術

自然会話AIプラットフォーム「commubo」の進化

「commubo」は2018年に提供を開始した自然会話AIプラットフォームで、AIボイスボットを中核とする。2025年度のメジャーバージョンアップでは、生成AIを活用した顧客フロント対応、LLMとRAGを組み合わせたナレッジ機能を実装した。文脈理解に基づく電話転送機能も追加し、一次受付業務の高度化を実現。さらに、BrekekeやNEC UNIVERGE Aspireシリーズ、SV9000シリーズとの連携により、オンプレミス型PBXとの内線接続を可能にした。導入事例として、Quantsが督促コールに採用し、債権回収率向上を達成している。サービス事業者向けOEM提供も開始し、API経由での付加価値提供を進めている。

クラウド電話サービス「telmee」の販売拡大

「telmee」はクラウド型の電話サービスであり、2021年1月に株式会社三井田商事と販売パートナー契約を締結し、販路を拡大した。PBX機能をクラウドで提供し、導入企業は内線通話や着信転送などを手軽に利用できる。commuboとの連携により、AIボイスボットによる一次応答から有人オペレーターへのスムーズな転送を実現し、コンタクトセンターの業務効率化に貢献する。同サービスはストック型課金モデルで収益の安定化に寄与しており、グループのコミュニケーション・プラットフォーム関連事業の中核製品の一つとして位置づけられている。

Webサイト構築システム「SITE PUBLIS」

「SITE PUBLIS」は、Webサイトやコンテンツを簡単に構築・管理・更新できるシステムである。2021年11月に株式会社サイト・パブリスを子会社化したことでグループに加わった。CMS機能を備え、プログラミング知識がなくてもサイト運営が可能。commuboやtelmeeと組み合わせた統合的な顧客コミュニケーションソリューションの一部として提供される。導入企業は、問い合わせ対応からWebサイト運営までを一貫して管理できる利点がある。同事業はグループのコミュニケーション・プラットフォーム関連事業の収益源として、ストック収益の積み上げに貢献している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ITサービス小社、赤字継続リスク

ソフトウエア開発・ITサービスを手掛けるが、売上10億円未満の小規模企業。競合のソラコムやVRAIN Solutionなど成長企業と比べ、収益性で劣る。2025/3期営業利益率0%、2026/3期は▲10%と見込まれ、赤字が継続。事業構造の転換や買収による成長が必要だが、財務体力に限界がある。

強み

  • 特定分野のソフト開発で差別化を図るが、売上規模は小さい。
  • 小規模ゆえの意思決定の速さや顧客対応の機動性。
  • 一部の得意分野で技術力を持つが、収益化に至っていない。
  • 2026/3期売上10億円と増収計画あり、事業拡大の可能性。

課題

  • 2026/3期営業利益率▲10%と赤字拡大見込みで、資金繰りリスク。
  • 売上10億円未満で、競合とのスケールメリット格差大。
  • 新規事業やM&Aの具体策が不明で、収益改善の見通しが立たない。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がソフトフロントホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14450パワーソリューションズ74億円26.8倍
25244jig.jp74億円6.3倍
33671ソフトマックス73億円14.2倍
44255THECOO73億円17.7倍
54060rakumo72億円29.7倍
62321ソフトフロントホールディングス71億円
75576オービーシステム71億円11.5倍
8598Aチャットプラス70億円17.4倍
93904カヤック69億円12.6倍
102323fonfun69億円16.1倍
114256サインド68億円39.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

ネットワークソフトウェア会社として札幌で創業

1997年4月、札幌市北区に資本金1,000万円で株式会社ソフトフロントを設立。設立目的はネットワーク関連ソフトウェアの企画・設計・開発・販売であった。同年8月には株式会社ビジョン・コーポレーションと株式会社コアシステムを吸収合併し、開発効率化を図る。同年9月にはメールデータベース機能を持つ電子メールソフト「++Mail 1.0」を発売、創業早々に製品を市場に投入した。1998年7月には東京事業所を開設し、営業拠点を首都圏に拡大した。

VoIP技術の採用と米国進出を経た上場

1999年3月、VoIP関連技術の開発テーマがIPAの「情報ベンチャー事業化支援ソフトウエア等開発事業」に採用され、音声通信分野への本格参入を果たす。2000年6月には米国カリフォルニア州に現地法人「Softfront, Inc.」を設立(後にACAPEL, INC.に商号変更)。2002年2月にはNTTコミュニケーションズのOCNユーザー向け音声サービスにVoIP技術が採用された。同年9月、大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場。しかし米国法人は営業活動を2002年11月に休止し、海外展開は一時頓挫した。

SIP特化への転換とNTTとの資本提携

上場後の2003年2月、当社はビジネスモデルを「SIPパートナープログラム事業」に特化し販売を開始。SIP技術に経営資源を集中させた。2005年11月には東京オフィスを東京本社に改称し、札幌本社との二本社制を採用。2009年2月には日本電信電話(NTT)およびNTTインベストメント・パートナーズ(現NTTドコモ・ベンチャーズ)と業務・資本提携を締結し、大手通信キャピタルとの関係を構築した。2013年7月には東京証券取引所JASDAQ(グロース)市場に上場し、現在の上場市場に至る。

持株会社移行と事業ポートフォリオの再編

2016年8月、持株会社体制に移行し商号を株式会社ソフトフロントホールディングスに変更。同時に新設分割で事業子会社ソフトフロントジャパンとソフトフロントR&D(後にDevelopment Service)を設立した。同年にはデジタルポスト株式会社の株式追加取得による連結子会社化、株式会社AWESOME JAPANの完全子会社化を実施。2017年には光通信との合弁会社を設立し、事業領域を拡大した。一方、2018年にはソフトフロントDevelopment Serviceの全株式を譲渡、エコノミカルの全株式も譲渡するなど選択と集中を進めた。

AI音声プラットフォームの投入と新規事業への挑戦

2018年10月、自然会話AIプラットフォーム「commubo」のサービス提供を開始。2019年には「ASPIC・AI・クラウドアワード2019」AI部門でニュービジネスモデル賞を受賞した。2021年には株式会社サイト・パブリスを子会社化し、Web制作事業を取り込んだ。2025年1月には第三者割当増資を実施し、調達資金を新規事業に投入。同年よりAIデータセンター関連事業およびクリーンエネルギー事業を開始し、従来のコミュニケーション事業に加えて成長の柱を3本に拡大した。

年表39件を開く

1990年代

  • 1997年4月創業ネットワークに関連するソフトウエア製品の企画・設計・開発・販売を主たる目的として、札幌市北区北7条西1丁目7番1号に、資本金10,000千円にて「株式会社ソフトフロント」を設立
  • 1997年8月M&A「株式会社ビジョン・コーポレーション」と「株式会社コアシステム」を開発効率化のため吸収合併
  • 1997年9月メールデータベース機能を持つ電子メールソフトウエア「++Mail 1.0」を開発、発売
  • 1998年7月東京都千代田区神田に東京事業所開設
  • 1999年3月VoIP関連技術の開発テーマがIPA(情報処理振興事業協会)の「情報ベンチャー事業化支援ソフトウエア等開発事業」に採用

2000年代

  • 2000年3月東京事業所を東京都千代田区神田から東京都新宿区新宿に移転し、「東京オフィス」に名称変更
  • 2000年6月創業米国カリフォルニア州に現地法人「Softfront, Inc.」を設立
  • 2001年2月本社(札幌オフィス)を札幌市中央区北9条西15丁目28番地196に移転
  • 2001年7月VoIP関連技術がエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社のOCNユーザー向け音声コミュニケーションサービスに採用
  • 2002年2月商号変更米国現地法人「Softfront, Inc.」を「ACAPEL, INC.」に商号変更
  • 2002年9月上場大阪証券取引所ナスダック・ジャパン市場に株式を上場
  • 2002年11月米国法人ACAPEL, INC.の営業活動を一時休止
  • 2003年2月「SIPパートナープログラム事業」にビジネスモデルを特化、販売開始
  • 2005年11月東京オフィスを東京本社に改称し、札幌本社との二本社制を採用;東京本社を東京都港区赤坂に移転
  • 2009年2月「日本電信電話株式会社(現NTT株式会社)」、「NTTインベストメント・パートナーズ株式会社」(現株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ)と業務・資本提携

2010年代

  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)市場に株式を上場
  • 2014年4月商号変更普通株式1株を100株に株式分割、単元株制度の導入により一単元の株式数を100株に変更
  • 2014年7月札幌本社を廃止し、東京本社へ集約
  • 2016年6月M&A「デジタルポスト株式会社」の株式を追加取得し、連結子会社化
  • 2016年8月創業持株会社に移行し、「株式会社ソフトフロント」を「株式会社ソフトフロントホールディングス」に商号変更;新設分割により「株式会社ソフトフロントジャパン」及び「株式会社ソフトフロントR&D」(2017年5月に株式会社ソフトフロントDevelopment Serviceに商号変更)を設立
  • 2016年9月M&A「株式会社AWESOME JAPAN」の株式を取得し、連結子会社化
  • 2016年12月M&A簡易株式交換により「株式会社AWESOME JAPAN」を完全子会社化
  • 2017年1月M&A「株式会社AWESOME JAPAN」が「株式会社エコノミカル」の株式を追加取得し、連結子会社化
  • 2017年5月グループ会社拠点集約のため、本社を東京都千代田区永田町に移転
  • 2017年9月「株式会社光通信」との合弁会社「株式会社ソフトフロントマーケティング(現GCL Japan株式会社)」を設立
  • 2018年4月「株式会社大洋システムテクノロジー」と資本業務提携
  • 2018年9月「株式会社ソフトフロントDevelopment Service」の全株式を譲渡
  • 2018年10月自然会話AIプラットフォーム「commubo」のサービス提供開始
  • 2018年11月「株式会社エコノミカル」の全株式を譲渡
  • 2019年11月本社を東京都千代田区三番町に移転
  • 2019年11月自然会話AIプラットフォーム「commubo」が「ASPIC・AI・クラウドアワード2019」AI部門で、ニュービジネスモデル賞を受賞
  • 2019年12月監査等委員会設置会社に移行
  • 2019年12月株式会社ジェクシード(現AIストーム株式会社)と資本業務提携

2020年代

  • 2021年1月株式会社三井田商事とクラウド自動電話サービス「telmee」の販売パートナー契約を締結
  • 2021年11月M&A「株式会社サイト・パブリス」を簡易株式交付により子会社化
  • 2022年2月本社を東京都千代田区九段南に移転
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場区分JASDAQ(グロース)から「グロース」市場に移行
  • 2025年1月第三者割当による新株式及び第15回新株予約権の発行並びに主要株主、主要株主である筆頭株主の異動
  • 2025年11月本社を東京都千代田区九段南四丁目8番号19号に移転

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    既存事業の再構築と事業基盤の強化

    ボイスコミュニケーション事業を「AIカスタマー・コミュニケーション・プラットフォーム」へ進化させ、生成AI型ボイスボットの開発などにより付加価値の高いサービスを提供し、収益構造を改善する。

  2. 02

    AIデータセンター関連事業の早期収益化

    AIデータセンター向けコンサルティングや販売代理業務を推進し、急速に拡大するAI需要に対応する。早期に見込みパイプラインを確定案件化し、同事業の収益化を図る。

  3. 03

    クリーンエネルギー事業の開始と収益化

    系統蓄電所の開設に向け候補地の選定やEPC事業者の選定を並行して進め、持続可能な事業ポートフォリオの拡充と企業価値の最大化を目指す。

  4. 04

    M&Aによる業容拡大と資本・業務提携

    コミュニケーション・プラットフォーム関連の隣接分野でM&Aを積極的に行い、販路拡大や新製品・サービスの共同開発を推進する。

  5. 05

    株主還元策の充実

    剰余金の配当や株主優待等の早期実現を含めた株主還元策の拡充を目指し、株主との対話や関係性構築も含めて総合的に検討する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で52人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は582万円で、9期前と比べて+13.5%平均年齢は46.2歳、平均勤続年数は5.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月280
2018年3月85
2019年3月51343.112.519
2020年3月62142.89.916
2021年3月50543.810.916
2022年3月56744.711.646
2023年3月52546.59.048
2024年3月57842.46.252
2025年3月56045.17.2480
2026年3月58246.25.652−192

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性の賃金(男性=100)93.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社3(国内 3 / 海外 0、うち連結子会社 3) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
東京本社 — 東京都千代田区68百万円
コミュニケーション・プラットフォーム関連事業 AIデータセンター関連事業 全社共通
本社(東京都千代田区) — ㈱ソフトフロントジャパン6百万円
コミュニケーション・プラットフォーム関連事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ソフトフロントジャパン(注)1,2、3
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GCL Japan株式会社(注)4、5
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社サイト・パブリス(注)1,2
    東京都 千代田区 · 連結子会社
    議決権60.7%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は10億円営業利益-1億円前期と比べると増収で、売上が+25.0%。

売上高
+25.0%
10億円
営業利益
-1億円
純利益
-1億円
営業利益率
-10.0%
前期比 -10.0%pt

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は2億円、営業利益は0億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q30
2024年1Q200.00
2024年2Q2−1−50.0−1
2024年3Q2−1−50.0−2
2024年4Q30
2025年2Q400.00
2025年4Q400.0−1
2026年2Q400.00
2026年4Q6−1−16.7−1
2027年1Q200.00

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は5億円から10億円へ2.0倍に増えた。直近期の営業利益率は-10.0%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(グロース)市場に株式を上場
2013年3月5−1−1
普通株式1株を100株に株式分割、単元株制度の導入により一単元の株式数を100株に変更
2014年3月6−2−2
2015年3月4−4−4
持株会社に移行し、「株式会社ソフトフロント」を「株式会社ソフトフロントホールディングス」に商号変更;新設分割により「株式会社ソフトフロントジャパン」及び「株式会社ソフトフロントR&D」(2017年5月に株式会社ソフトフロントDevelopment Serviceに商号変更)を設立
2016年3月3−5−5
「株式会社AWESOME JAPAN」が「株式会社エコノミカル」の株式を追加取得し、連結子会社化
2017年3月17−7−7
2018年3月12−8−16
2019年3月5−3−3
2020年3月3−2−2
「株式会社サイト・パブリス」を簡易株式交付により子会社化
2021年3月301
2022年3月400
2023年3月8−1−1
2024年3月9−2−3
2025年3月80−10.0−1
2026年3月10−1−1−10.0−1

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高10億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-10.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-1億円、売上の-10.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金60.0%6億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金50.0%5億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-10.0%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
40.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比18.4pt
-10.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比16.6pt
-10.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROA
-4.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-14.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−2億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは−3億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は17億円で、売上の20.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月0−21−22
2014年3月0−14−15
2015年3月−3−13−45
2016年3月−3−110−411
2017年3月1−117−108
2018年3月−62−3−41
2019年3月−414−32
2020年3月−201−22
2021年3月00002
2022年3月00003
2023年3月0−10−12
2024年3月10012
2025年3月1012114
2026年3月−2−16−317

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は22億円。このうち返さなくてよい自己資本が19億円で、自己資本比率は76.0%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月86283.1
2014年3月98188.5
2015年3月98190.9
2016年3月1413194.8
2017年3月43133030.0
2018年3月4−15
2019年3月42235.2
2020年3月31239.8
2021年3月42248.8
2022年3月86258.9
2023年3月85354.8
2024年3月52325.4
2025年3月1713472.0
2026年3月2219376.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
17億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
-5億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
3億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
60
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率605社中117位あたり、逆に低いのは営業利益率605社中559位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-10.0%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.0%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
25.0%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥136で、1年前と比べて-33.3%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥136-2.9%1ヶ月+3.8%1年-33.3%時価総額71億円
過去52週の値幅
安値¥117高値¥449

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR3.93倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近8月20日に134円と前日比+5.51%と上昇。1ヶ月で+8.94%と戻り基調にあるが、25日線129.32円を上回るものの、75日線141.87円、200日線190.51円を依然下回る。52週高値449円からは約70%下落した水準で、低値圏からの反発局面。8月5日には138円まで上昇したが、その後はもみ合い。出来高は8月20日に15万株と増加し、買い意欲が示された。RSIは65.91と強気圏に近く、短期的な戻り余地を示すが、中期トレンドは下降線。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 35/100)

PERが開示されておらず評価が難しいものの、PBRが3.72倍と業界平均の3.64倍を上回り、割高感があります。ROEは31.9%と非常に高いものの、直近の業績は赤字が続き収益性の持続性に懸念があります。配当利回りは0%で株主還元もなく、バリュエーションは割高と判断します。業界平均との比較ではPBRのみ上回っており、割高感が強まっています。

指標この会社業種平均
PBR3.93倍2.96倍
ROE31.9%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ソフトフロントホールディングスの投資論点は、売上の安定性と成長性のバランスにある。強気派は、AIやIoT分野への投資による将来の需要取り込みや、M&Aによる事業拡大の可能性を評価する。一方、弱気派は、直近の営業赤字やフリーキャッシュフローの悪化、競争激化による利益率の低下を懸念する。また、時価総額が小さいため流動性リスクも指摘される。決算では、新規案件の獲得状況や受注残高、既存顧客からの継続受注が重要な焦点となる。

プラスに働く材料7
  • AI・IoT需要の取り込み

    AIやIoT関連ソリューションを強化し、成長市場での受注増が期待される。

  • M&Aによる拡大戦略

    過去にもM&Aで事業を拡大しており、シナジー効果で収益改善の余地。

  • 小型株の成長余地

    時価総額が小さく、業績改善時の株価上昇ポテンシャルが大きい。

  • 2026年3月期売上高10億円へ25%増通年影響

    売上高は前期8億円から10億円へ25%増。増収により赤字縮小につながる。

  • 純損失が3億円から1億円へ縮小通年影響

    純損失は2024年3月期3億円から2025年3月期1億円、2026年3月期1億円へ改善。

  • 外国人保有57.8%で成長期待継続影響

    外国人持株比率57.83%と高く、海外投資家の一部は潜在成長を評価。需給の支え。

  • ROE31.9%と資本効率は高水準継続影響

    スナップショット上ROEは31.9%と高く、損失計上にもかかわらず資本効率改善の潜在力。

マイナスに働く材料7
  • 収益性の悪化

    2026/3期の営業利益率が-10%と赤字転落し、コスト管理の脆弱さが目立つ。

  • 競争激化

    ソフトウェア開発市場は競争が激しく、価格競争で利益率が圧迫される。

  • 流動性リスク

    時価総額が約68億円と小型で、出来高が薄く売買に注意が必要。

  • 2026年3月期に営業損失1億円通年影響

    営業損失1億円、営業利益率-10%。赤字継続で事業の持続可能性に懸念。

  • PBR3.75倍は資産価値に対し割高継続影響

    PBR3.75倍で純資産の3.7倍。利益創出がない限りバリュエーション調整リスク。

  • 無配当で株主への利益還元なし継続影響

    配当利回り0%と無配。株主還元がなく、成長期待のみで買われる銘柄。

  • 純損失が続き自己資本の毀損リスク通年影響

    2024年3月期-3億、2025年3月期-1億、2026年3月期-1億。累積損失で資本の減少が続く。

次の決算で確かめる点
受注残高
受注残は今後の売上見通しを示す重要な先行指標。
営業利益率
赤字転落しており、収益改善が焦点。
新規顧客獲得数
新規案件の獲得状況が成長性を左右する。
海外売上比率
海外展開の進捗を示す指標として重要。

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,621人。区分でいちばん多いのは外国法人56.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が16.3%を占め、残る83.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
外国法人1.20.20.70.518.556.1
個人・その他77.469.869.370.951.223.4
事業法人13.322.724.722.620.116.3
証券会社8.06.94.95.56.22.5
外国人個人0.10.10.10.23.61.7
金融機関0.10.30.20.20.40.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01FUTU SECURITIES INTERNATIONAL(HONG KONG)LIMITED (常任代理人:moomoo証券株式会社)20.45
02POTUS HELIOS FUND VCC-POTUS HELIOS FUND 7 (常任代理人:東海東京証券株式会社)12.90
03JHY Development LPF (常任代理人:リーディング証券株式会社)11.14
04株式会社デジタルフォルン8.73
05GCL Nihon株式会社4.34
06Plunkett Capital Holdings Limited (常任代理人:リーディング証券株式会社)3.05
07KGI ASIA LIMITED-CLIENT ACCOUNT (常任代理人:香港上海銀行東京支店)2.96
08株式会社オセアグループ2.44
09REGROWTH有限責任事業組合1.82
10PAN LIHUI (常任代理人:リーディング証券株式会社)1.57

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+84%、1株純資産は11期で−53%。直近期のROEは31.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPS
2013年3月−1269
2014年3月−2466
2015年3月−2953
2016年3月−3367
2017年3月−3157
2018年3月−71
2019年3月−116
2020年3月−7
2021年3月27
2022年3月−116
2023年3月−214
2024年3月−10
2025年3月−327
2026年3月−232

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額85百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢
時慧代表取締役社長47
翁義平取締役55
程崎絵李加取締役45
安達晋取締役63
小泉博之取締役(監査等委員)58
横山隆一取締役(監査等委員)82
與利博取締役(監査等委員)66

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6717112
社外取締役814142

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容490字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社ソフトフロントホールディングス)及び子会社4社により構成されており、コミュニケーションソフトウェア・サービスの提供及びAIデータセンター関連事業、クリーンエネルギー事業を主たる業務としております。 なお、当社は有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 また、当社グループの報告セグメントは、従来「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」の単一セグメントでありましたが、当連結会計年度において新たに開始した「AIデータセンター関連事業」を報告セグメントとして追加しております。なお、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 上記事項に基づく事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,740字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 ① 中期的方針 当社グループは、創業以来ボイスコミュニケーション事業に注力してまいりました。近年生成AI分野における技術の発展により、当社グループのボイスコミュニケーション事業を「AIカスタマー・コミュニケーション・プラットフォーム」へと進化的にブラッシュアップすることで市場ニーズに対応した革新的なサービス拡充と運用効率の最適化を図り本事業の継続的な成長と収益力の強化を戦略的に推進いたします。また「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」の早期収益化することで、「技術を愛し、技術を提供することによって、社会変革の牽引役となり、豊かな社会を実現する」という企業理念の基、企業価値の向上及び株主価値の向上を目指してまいります。 ② 目標とする経営指標 今後、グループ企業体制の効率的な構築を見越し、売上規模の拡大、収益基盤の強化を図り収益拡大を目指します。また、経営上のKPIを「収益力(売上営業利益率)」とし、既存事業における営業力の強化、事業採算性の評価、徹底した経費削減等に取組み営業黒字の定着化を図ります。さらに、「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」の早期収益化を推進し、継続的な収益の確保と高い利益率の実現を通じて、グループ全体の収益の安定化を目指してまいります。 ③ 中長期的な会社の経営戦略 当社は2025年4月から2027年3月までの2年間を「企業価値向上フェーズ」と位置づけ、以下の経営戦略を実施することにより、収益の最大化並びに企業価値の向上を実現いたします。 企業価値の向上は株価に比例連動するものであり、かつ資本コストの削減施策とリンクすることで、相乗的に配当を含めた株主利益の増加へと導きます。 1)既存事業の再構築と事業基盤の強化 従前、事業拡大を目指し当社グループのコア事業であるボイスコンピューティング事業とコミュニケーション・プラットフォーム事業に経営資源を投下してまいりました。今期においては、2025年3月期実施の第三者割当増資にて獲得した資金の一部を新たに投入し、「AIカスタマー・コミュニケーション・プラットフォーム」へと進化的なブラッシュアップを着実に進めております。 2)AIデータセンター関連事業及びクリーンエネルギー事業の早期収益化 当社グループの業容拡大を通じた新たな収益基盤の確立を最優先課題と位置づけ、隣接事業分野におけるM&Aを含めた新規事業領域への戦略的進出を慎重に検討した結果、新たに「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」の開始を決定いたしました。これにより、持続的な事業ポートフォリオの拡充と企業価値の最大化を目指し、競争力の拡大を図ります。また、急速に拡大・逼迫するAI需要に対応するため、AIデータセンター関連事業を強力に推進し、早期に見込みパイプラインを確定案件化し、同事業の収益化を図ります。クリーンエネルギー事業では、系統蓄電所の開設に向け、候補地の選定やEPC事業業者等の選定業務も並行して行っております。 3)資本・業務提携、M&Aによる業容の拡大 調達した資金を用いて事業の拡大のための投資及び人材の確保を進めます。事業拡大のためにコミュニケーション・プラットフォーム関連事業分野の隣接エリアにおいて積極的にM&Aによる業容の拡大を進めます。 4)株主還元策の充実 株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と位置づけ、株主の皆様との対話方法や関係性構築のありかたを含めて総合的な検討を行ったうえ、剰余金の配当や株主優待等の早期実現を含めた株主還元策の拡充を目指します。 (2)経営環境 国内景気全般は、企業収益の改善とともに雇用・所得情勢は底堅く、緩やかな景気回復の継続が期待できるものの、米国の政策動向や地政学的なリスクの多様化などに加え、物価上昇の長期化及び金融資本市場の変動などの影響に引き続き注意する必要があり、先行きは不透明な状況にあります。 当社が属する情報サービス産業においては、生成AIの導入や人手不足への対応・DX推進といった中長期的な課題解決・従来型システムの刷新など、企業等のIT投資・AI関連投資の加熱度は高く、さらなるサービス技術需要への的確な対応が求められる環境にあります。 当社は既存事業の高品質かつ付加価値の高いサービスの維持を土台し、新たな顧客のソリューションビジネスへの好機と捉え貢献に努めてまいります。加えて、「AIデータセンター関連事業」ではAIクラウドサービスも含む周辺事業も俯瞰的に網羅し、より一層の業容拡大並びに新規事業基盤の確立を図ってまいります。 (3)対処すべき課題 当社グループは、当連結会計年度より「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」、「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」を軸に積極的に事業活動を行った結果、AIデータセンター向けのコンサルティング業務及び販売代理店業務やAIデータセンターの構築に向けた周辺機器の販売業務の開始が売上高に貢献しております。 当社グループは、今後、連続的な成長に加え、非連続的な飛躍的な成長を実現するために、対処すべき課題は以下のとおりであります。 ①「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」の再構築と事業基盤の強化 コミュニケーション・プラットフォーム関連事業は、引き続き収益構造の改善に取組み、当社サービスのブランディングをはじめとしたマーケティング施策の構築及び実行のプッシュ効果による商談機会の増加が顕在化したことでストックビジネスの積み上げが進みました。また、コンタクトセンター市場における旺盛な業務自動化ニーズに対応すべく、生成AI型ボイスボットの応用に鋭意に取組んでおります。当社グループの活動方針たる「売りやすく、作りやすく、使いやすく」をモットーに、顧客ニーズの最適解のクリアランスを最大化すべくソリューション体制の強化を図り、牽引役である既存製品における技術競争力の強化に向けたプロダクト開発にも力を注いてまいります。一方、当社はこれまで資本・業務提携、M&Aによる業容の拡大を掲げ事業活動を推進してまいりました。当社現状技術の隣接分野に加え、それらを活用した新規事業領域企業もターゲットに、販路拡大及び新製品やサービスを共同開発することを目指し、持続可能な事業拡大および企業価値の向上を目指します。 ②「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」 当社グループの業容拡大を通じた新たな収益基盤の確立を最優先課題と位置づけ、隣接事業分野におけるM&Aを含む新規事業領域への戦略的進出を慎重に検討を重ねてまいりました。その結果、市場ニーズと当社の中長期的な戦略を踏まえ、「AIデータセンター関連事業」および「クリーンエネルギー事業」の開始を決定いたしました。 当連結会計年度より、「AIデータセンター向けのコンサルティング業務」や「AIデータセンター向けCluster Engine販売代理店業務」等の開始に至っております。AIデータセンターは将来的に必要不可欠となるインフラ設備として、需要はますます高まることが見込まれることから当社は、2025年1月27日付「第三者割当による新株式及び第15回新株予約権の発行並びに主要株主、主要株主である筆頭株主の異動(見込み)に関するお知らせ」並びに「新たな事業の開始に関するお知らせ」にて記載のとおり、急速に拡大・逼迫するAI需要に対応するため、AIデータセンター関連事業を強力に推進し、早期に見込みパイプラインを確定案件化し、同事業の収益化を図ります。加えて「クリーンエネルギー事業」では、系統蓄電所の開設に向け、候補地の選定やEPC事業業者等の選定業務も並行して行っております。これにより、持続可能な事業ポートフォリオの拡充と企業価値の最大化を目指し、競争力の強化を図ってまいります。 ③コスト管理 販売費及び一般管理費につきましては、業務プロセスの最適化と効率化を推進することで、継続的にコスト削減を実現しております。また、開発稼働率の向上をはじめとするプロジェクト管理の強化を通じて、精緻なコストコントロールを徹底し、収益性の向上と経営資源の有効活用を図ってまいります。 ④内部管理体制の強化コーポレート・ガバナンスの充実 当社グループでは、持続的な成長と企業価値の最大化を実現するため、内部管理体制の強化が不可欠であると認識しております。このため、子会社の経営管理体制を含むグループ全体の内部統制システムの拡充を図るとともに、透明性と説明責任を高めるコーポレート・ガバナンスのさらなる強化に取り組み、ステークホルダーからの信頼確保と経営の健全性を追求してまいります。
事業等のリスク2,114字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業展開上のリスク要因になる可能性があると考えられる主な事項を以下に記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項につきましては、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、本株式に関する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は有価証券報告書提出日(2026年6月30日)現在において判断したものであります。 なお、以下の記載は本株式への投資に関連するリスクを全て網羅するものではありませんので、ご留意願います。 (1)既存事業の収益基盤について 当社グループでは、既存事業であるボイスコンピューティングを中心としたコミュニケーション領域での事業拡大を進める株式会社ソフトフロントジャパンと、コネクティングマネージメントシステムを中心としたサービスを提供する株式会社サイト・パブリスに経営資源を集中することにより、事業基盤の構築を図ることとしております。しかし、その収益基盤は不確実性を伴っており、当社グループは、不確実性を織り込んで計画を立てております。中長期的にその想定を超えて事業基盤の構築が進捗しなかった場合、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。 (2)事業投資について 当社グループは、AIデータセンター関連事業やクリーンエネルギー事業におけるスピーディな事業展開や効率的な事業規模拡大のため、M&A等を積極的に活用することとしておりますが、事前のデューデリジェンスにおいて確認できなかった問題等が生じる可能性があります。また、M&A等において見込んだシナジー効果が想定どおりに発揮されない場合、当社グループの業績が一定の影響を受ける可能性があります。 (3)研究開発について 当社グループは、他社との技術上の競合関係において、より有利な地位を占めるための努力を継続していく必要があり、そのための研究開発投資については、今後も継続が必要な重要な投資分野であると認識しております。当社グループの製品については、今後とも性能、品質の向上及び技術の強化に努め、かつ中長期的な観点から当社グループが現時点で重要と考えている技術上の研究課題についても研究開発を継続していく所存であります。ただし、当社グループの想定する技術動向と現実の技術動向との間に齟齬が生じた場合や他社との技術開発競争が激しくなった場合には、当社グループは予想しない支出を迫られる、又は当社グループの製品の普及に失敗する可能性があります。 (4)当社グループによる第三者の知的財産権の侵害について 当社グループは、現時点において第三者より知的財産権に関する侵害訴訟の提起や侵害の主張を受けてはおりません。しかし、当社グループが扱う技術は比較的新しいものであるため、現時点でクレーム等を受けていないとしても、将来、市場が拡大し、当社グループの事業活動が広がりを見せた段階において、第三者が知的財産権を侵害しているとのクレーム(ロイヤルティ支払いの要求、使用差止め請求、損害賠償請求等)を行い、当社グループの事業及び業績が影響を受ける可能性があります。 (5)第三者による機密情報(ソース・コード)の不正開示について 悪意のある第三者が当社グループから開示されたソース・コードを盗用し契約外の製品を開発する、誤って又は故意にソース・コードを公の場に公開する等の可能性があります。これらの行為に対しては契約上において法的なプロテクトを掛けておりますが、万が一被害にあった場合、当社グループのビジネスに大きな影響を与える可能性があります。また特に海外においてこれらの行為が行われた場合には、当該事項の発見が遅れ、対策が後手に回る危険性があり、結果として被害が拡大する可能性があります。 (6)製品の不具合(バグ)の発生について 当社グループが提供する製品の不具合、あるいは受託開発事業においての当社グループの開発物の不具合により顧客が損害を被った場合、損害賠償請求を受ける、又は当社グループの製品に対する信用が市場で損なわれる等、当社グループのビジネスに大きな影響を与える可能性があります。 (7)ストック・オプションの付与について 当社グループは、有能な人材を獲得し、事業を成功に導く過程において、新たにストック・オプションを付与する可能性があり、その場合には、株式価値の希薄化や費用の増加を招く可能性があります。 (8)主要株主及び筆頭株主について 主要株主及び筆頭株主より、当社株式については基本的に長期保有の方針であるとの意向を確認しておりますが、何らかの事情による方針転換等により変更となった場合、株価及び事業の拡大に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,080字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、個人消費の持ち直しがみられ、企業収益の改善とともに雇用・所得情勢は底堅く、緩やかな回復の動きが見られました。先行きは米国の政策動向や地政学的リスクの多様化などに加え、物価上昇の長期化や金融資本市場の変動などの影響に引き続き注意する必要があり、依然として不透明な状況にあります。 そうした中、当社グループが属する情報サービス産業におきましては、生成AI等の新たなデジタル技術が社会や生活において着実に実装化が広がりつつあり、特に企業の事業拡大や人手不足解消にむけた戦略的なIT投資が活発化しており、AIやクラウドサービス、RPI等のDX推進をはじめ、従来型のシステム刷新の需要が拡大しております。 当社グループにおける「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」顧客企業の動向は、様々な業態にて業務効率化と生産性向上への強い意欲や、企業価値向上に向けたWeb等へのIT投資を背景に当社サービスの拡大導入需要が継続しております。その他、新規事業である「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」も積極的に事業活動を行った結果、AIデータセンター向けのコンサルティング業務及び販売代理店業務やAIデータセンターの構築に向けた周辺機器の販売業務の開始が売上高に貢献しております。 「クリーンエネルギー事業」では、系統蓄電所の開設に向け、候補地の選定やEPC事業業者等との選定業務も並行して行っております。利益面では、外注費の削減による売上原価の圧縮や販管費の縮減を継続しております。業績拡大を図る新規事業の推進費用及び既存事業におけるマーケティング費用の増加など即戦力となる人材採用、オフィス移転も並行して推進した結果、前期比において先行投資目線における減益となりました。 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、売上高960,060千円(前連結会計年度比16.6%増)、営業損失117,888千円(前連結会計年度は28,670千円の営業利益)、経常損失111,521千円(前連結会計年度は58,297千円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純損失99,474千円(前連結会計年度は81,165千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 当社グループのセグメント別の業績は以下のとおりであります。 当社グループの報告セグメントは、従来「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」の単一セグメントでありましたが、当連結会計年度において新たに開始した「AIデータセンター関連事業」を報告セグメントとして追加しております。 なお、前連結会計年度は単一セグメントであったため、セグメント別の売上高及びセグメント損益について、前連結会計年度との比較・分析を行っておりません。 (コミュニケーション・プラットフォーム関連事業) コミュニケーション・プラットフォーム関連事業は、引き続き収益構造の改善に取組み、当社サービスのブランディングをはじめとしたマーケティング施策の構築及び実行のプッシュ効果による商談機会の増加が顕在化したことでストックビジネスの積み上げが進んだ一方、コンタクトセンター市場における旺盛な業務自動化ニーズに対応すべく、生成AI型ボイスボットの応用にも取り組んで参りました。 当社グループの活動方針たる「売りやすく、作りやすく、使いやすく」をモットに、顧客ニーズの最適解の最大化を目指したソリューション体制の強化を図ることに滞りなく、牽引役である既存製品における技術競争力の強化にむけたプロダクト開発にも傾注しております。 主力たる、自然会話AIプラットフォーム「commubo(コミュボ)」及びクラウド電話サービス「telmee(テルミー)」並びにWEBサイトやコンテンツを簡単に構築・管理・更新できるシステム「SITE PUBLIS(サイトパブリス)」は、当連結会計年度における事業活動により次の成果が得られております。 <commubo> 機能強化(使いやすく)活動 ・AIボイスボット「commubo(コミュボ)」がメジャーバージョンアップ 生成AIを活用した顧客フロント対応と、LLM×RAGを活用したナレッジ機能の実装 ・生成AI型ボイスボットをハイブリッド活用し、一次受付業務を運用高度化 AIボイスボット「commubo」、文脈理解に基づく電話転送機能をリリース 外部連携(作りやすく)活動 ・BrekekeとAIボイスボット「commubo」が技術連携 ボイスボットとは初連携、PBX内線接続とCRMへの応対内容表示をダブルで実現 ・オンプレ型PBX大手のNEC UNIVERGE Aspire シリーズおよびSV9000シリーズとAIボイスボット「commubo」が連携 ボイスボットでは初のオンプレ型PBXとの内線接続、短期間・低コストでの導入を推進 ・BIZTEL×AIボイスボット「commubo」連携を強化 電話転送時に通話履歴を自動表示、人とボイスボットの協業をさらにシームレスに 認知向上(売りやすく)活動 ・イベント:コムデザイン主催イベント「コンタクトセンター マッシュアップボックス2025」に、ゴールドスポンサーとして参加 ・イベント:コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2025in大阪に出展 自社運用(自走)で成果を出すボイスボット”をブースで展示、セミナー登壇 ・イベント:(展示会出展)8/21-22営業・マーケDXPO東京’25(コールセンター・CX展)において、アイビーシステム様ブース内にcommuboを展示 通販業務を想定したデモ体験を実施! ・イベント:コールセンター/CRMデモ&コンファレンス2025in東京にオフィシャルスポンサーとして出展 コスト削減・効率化”だけではない!ボイスボット2.0進化する顧客体験&人×AIの協業 ・イベント:金融財政事情研究会主催債権管理フォーラムに参加(10/15開催) 「債権回収分野におけるAI利活用DX化」講演内にて、AIボイスボット「commubo」の紹介を実施 ・動画配信:comuboCM動画第2弾を公開「イカツイDJとマブダチ?!お客様と距離が近くなるコールセンター」 親身な対応を実現するAIボイスボットcomubo ・サイト更新:電話応対自動化に特化したウェブメディア“commuboラボ”を公開 AIを活用した業務効率化×顧客満足向上を研究 ・サイト更新:AIボイスボット「commubo」、サービス事業者向けのOEMサービスサイトを公開 ボイスボットAPIで“電話応対自動化”という付加価値を提供 導入事例・他の活動 ・採用事例:Quantsが督促コールにAIボイスボット「commubo」を採用 リスト大量発信を活用し、有人対応時よりも債権回収率を向上 ・採用事例:日本システム技術がテクニカルサポートにAIボイスボット「commubo」を採用 カスタマイズの柔軟性を求めリプレイス、PDCAを加速し顧客満足度向上へ ・採用事例:日本海ガスがガスの開栓受付にAIボイスボット「commubo」を採用 コールセンター体制強化で経営課題解決に貢献 ・採用事例:高齢者講習予約の「電話がつながらない」をボイスボットで解決 江南自動車学校がAIボイスボット「commubo」を導入し、1,000万円の機会損失解消 ・イベント:AIボイスボットcommubo、ユーザー会“commubo DAY MEET”をリアル開催 運用の悩みやアイデア、commubo愛を共有し、ユーザー同士の交流を活発化 ・アワード受賞:AIボイスボット「commubo」、「2025年下半期BOXIL資料請求数ランキング」ボイスボット総合1位に選出 <telmee> 機能強化(使いやすく)活動 ・コンタクトセンター機能の利便性向上、大量トランザクション対応開発(昨年度から継続実施) ・外部システムとのAPI連携機能の拡充 ・通話録音に関するユーザインタフェースの追加と新たなオプションメニューを設置 <SITE PUBLIS> ・販売パートナー向けに弊社CMSの操作方法、実装方法のレクチャー会を定期的に開催し、新規も含め販売パートナーとのリレーションを強化 ・複数の過去セミナーのアーカイブ動画を活用した簡易的なセミナーを複数回実施し、認知度の向上と受注に向けた活動を推進 ・会員制ポータルサイトの事例紹介をメインとしたセミナーを実施し、「SITE PUBLIS」を導入することによるCSの効率化の訴求を図るとともに受注に向けた提案活動を促進 以上の結果、当連結会計年度におけるコミュニケーション・プラットフォーム関連事業の売上高は842,057千円、セグメント利益は51,311千円となりました。 (AIデータセンター関連事業) 当社は、2025年1月27日付「第三者割当による新株式及び第15回新株予約権の発行並びに主要株主、主要株主である筆頭株主の異動(見込み)に関するお知らせ」並びに「新たな事業の開始に関するお知らせ」にて記載のとおり、業容拡大を通じた新たな収益基盤の確立を最優先課題と位置づけ、隣接事業分野におけるM&Aを含む新規事業領域への戦略的進出を慎重に検討を重ねた結果、「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」の開始を決定いたしました。 「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」において積極的に事業活動を行った結果、「AIデータセンター向けのコンサルティング業務」や「AIデータセンター向けCluster Engine販売代理店業務」等の開始に至っております。その他、「AIデータセンター」向け製品の販売活動も行った結果、当連結会計年度におけるAIデータセンター関連事業の売上高は118,003千円、セグメント損失は17,342千円となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動による資金の使用219,952千円、投資活動による資金の使用76,744千円、財務活動による資金の獲得581,639千円により、1,704,431千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果使用した資金は219,952千円(前連結会計年度は60,683千円の獲得)となりました。これは主に、減価償却費28,177千円などの資金増加要因があった一方で、税金等調整前当期純損失96,521千円、貸倒引当金の減少額12,441千円、投資有価証券売却益15,000千円、売上債権及び契約資産の増加額104,782千円、法人税等の支払額10,143千円などの資金減少要因があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は76,744千円(前連結会計年度は14,415千円の使用)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入15,000千円、敷金及び保証金の回収による収入14,503千円があった一方で、有形固定資産の取得による支出20,129千円、無形固定資産の取得による支出44,477千円、敷金及び保証金の差入による支出58,880千円があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果獲得した資金は581,639千円(前連結会計年度は1,167,194千円の獲得)となりました。これは、株式の発行による収入448,727千円、新株予約権の発行による収入132,912千円があったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) コミュニケーション・プラットフォーム関連事業   406,658   103.8 (注)1.金額は、製造原価によって算出しております。 2.AIデータセンター関連事業については、生産活動を行っていないため、記載しておりません。 b.受注実績 当連結会計年度の受注実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高 (千円)   前年同期比 (%)   受注残高 (千円)   前年同期比 (%) コミュニケーション・プラットフォーム関連事業 (注)   390,816   44.5   189,690   82.6 (注)ソフトウエアの受託開発に係る受注実績を記載しており、コミュニケーション・プラットフォーム関連事業全ての受注実績を記載しておりません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績は次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) コミュニケーション・プラットフォーム関連事業   842,057   102.2 AIデータセンター関連事業   118,003   - 合計   960,060   116.6 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月30日)現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の経営成績は(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況に記載のとおりであります。 当社グループにおいて当連結会計年度では、当社経営理念のもと事業活動を推進し、既存事業の再構築及び新規事業である「AIデータセンター関連事業」及び「クリーンエネルギー事業」に関する事業基盤の確立並びに早期収益化を図ってまいりました。これにより、当連結会計年度では売上高が前連結会計年度比16.6%増の960,060千円となりました。 利益面では、外注費の削減による売上原価の圧縮や販管費の縮減を継続しております。業績拡大を図る新規事業の推進費用及び既存事業におけるマーケティング費用の増加など即戦力となる人材採用、オフィス移転も並行して推進した結果、前期比において先行投資目線に於ける減益となりました。 a.経営成績 (売上高) 売上高につきましては、960,060千円となりました。 (売上原価) 売上原価につきましては、540,567千円となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費につきましては、537,381千円となりました。 (営業損益) 営業損益につきましては、売上総利益が419,493千円となり、販売費及び一般管理費を537,381千円計上したため、117,888千円の営業損失を計上いたしました。 (営業外損益) 営業外損益につきましては、主に貸倒引当金戻入額を計上したことにより営業外収益14,787千円及び主に株式交付費及び支払手数料を計上したことにより営業外費用8,421千円を計上いたしました。 (経常損益) 経常損益につきましては、営業外収益14,787千円及び営業外費用8,421千円を計上したため、111,521千円の経常損失を計上いたしました。 (特別損益) 特別損益につきましては、投資有価証券売却益15,000千円を特別利益に計上いたしました。 (税金等調整前当期純損益) 税金等調整前当期純損益につきましては、特別利益15,000千円を計上したため、96,521千円の税金等調整前当期純損失を計上いたしました。 (親会社株主に帰属する当期純損益) 親会社株主に帰属する当期純損益につきましては、法人税、住民税及び事業税7,149千円、非支配株主に帰属する当期純損失4,196千円を計上したことにより、99,474千円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上いたしました。 b.財政状態 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は2,039,935千円となり、前連結会計年度末に比べ413,940千円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が284,942千円、売掛金が110,962千円増加したことによるものであります。固定資産は173,623千円となり、前連結会計年度末に比べ92,359千円増加いたしました。これは主に、建物及び構築物が14,726千円、ソフトウエア仮勘定が11,981千円、敷金及び保証金が45,108千円増加し、貸倒引当金が12,441千円減少したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は150,502千円となり、前連結会計年度末に比べ99,364千円減少いたしました。これは主に、未払費用が12,289千円増加した一方で、未払金が84,464千円減少したことによるものであります。固定負債は191,835千円となり、前連結会計年度末に比べ23,867千円増加いたしました。これは、長期前受金が4,264千円減少した一方で、固定負債のその他が28,131千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,871,220千円となり、前連結会計年度末に比べ581,796千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により利益剰余金が99,474千円減少した一方で、第三者割当及び新株予約権の行使による新株式の発行により資本金及び資本剰余金がそれぞれ276,286千円、新株予約権が132,895千円増加したことによるものであります。 この結果、自己資本比率は76.0%(前連結会計年度末は72.0%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動による資金の使用219,952千円、投資活動による資金の使用76,744千円、財務活動による資金の獲得581,639千円により、1,704,431千円となりました。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りを用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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