概要
サインドは、理美容店舗向けにクラウド型予約管理システム「BeautyMerit」と予約一元管理システム「かんざし」を提供する情報通信企業である。2011年に東京都品川区で創業し、2021年12月に東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に上場。2026年3月期の連結売上高は25億円、営業利益は3億円、従業員数は127名。単一セグメントで事業を展開し、子会社パシフィックポーターを通じて「かんざし」を運営する。
二つの主力サービスが支える収益構造
当社グループの収益の柱は、クラウド型予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」と予約一元管理システム「かんざし」である。いずれも月額課金(サブスクリプション)モデルを採用し、契約店舗数とARPU(1店舗あたり月額売上)の拡大が収益成長の原動力となる。2026年3月末時点で「BeautyMerit」は約9,400店舗、「かんざし」は約14,000店舗に導入され、両サービスの合計課金店舗数は20,000件を突破した。カスタマーチャーンレート(解約率)の低減と機能拡充によるARPU向上を経営上の重要指標として掲げている。
全国6拠点の営業網と東京都品川区の本社
本社は東京都品川区西五反田に所在し、創業以来3度の移転を経て現在の場所に至る。営業拠点は大阪市中央区(2018年開設)、福岡市中央区(2021年開設)、仙台市青葉区(2022年開設)、札幌市中央区(2024年開設)の4か所を有し、北海道から九州まで全国規模で営業活動を展開している。各営業所は業務拡大に伴い、大阪・福岡・仙台で移転を実施しており、顧客基盤の拡大に対応している。
子会社パシフィックポーターがもたらすシナジー
2023年2月、パシフィックポーター株式会社の全株式を取得し連結子会社化した。同社は予約一元管理システム「かんざし」を運営しており、サインドの「BeautyMerit」と補完関係にある。両サービスは同業他社の集客サイトやPOSシステムとの連携を強みとし、店舗の業務効率化を支援する。2026年3月末時点で「かんざし」は14,000店舗以上に導入され、グループ全体の課金店舗数は20,000件を超える。子会社化により、クロスセルや共同営業によるシェア拡大が期待される。
業界の中での役割は理美容業界向けのクラウド予約・業務効率化サービスを提供するSaaSベンダー。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01理美容業界主力
ヘアサロン・ネイルサロン・エステサロン・リラクゼーション等の理美容店舗に対して、集客から予約・施術・会計・アフターフォローまで一貫して支援するクラウドサービスを提供。サブスクリプションモデルで、契約店舗数は両サービス合算で2万3千店舗超に達する。
理美容業界に先駆けて一元管理(サイトコントローラー)を提供したリーディング企業
- BeautyMerit
- 理美容店舗向けクラウド型予約管理システム。集客・予約・顧客管理・決済・EC・データ分析をワンストップで提供し、スマホアプリやWeb予約にも対応。
- かんざし
- 複数の集客サイトの在庫・料金を一元管理する予約一元管理システム(サイトコントローラー)。予約情報の自動反映で業務負担を軽減。
製品と技術
「BeautyMerit」が実現する店舗と顧客のデジタル接続
「BeautyMerit」は、理美容店舗向けのクラウド型予約管理システムである。スマートフォンアプリを通じて、集客・予約・施術・会計・アフターフォローを一貫してサポートする。主な機能として、公式アプリ作成、24時間Web予約、一元管理(サイトコントローラー)による複数集客サイトの自動連携、POSシステムとの連動、クレジットカード決済「BeautyMerit Pay」、EC機能、ポイント・ランク管理、データ分析、電子カルテ機能などがある。2026年3月末時点で9,400店舗以上が導入している。
「かんざし」が担う予約一元管理の自動化
「かんざし」は、理美容店舗が複数の集客サイトや自社予約エンジンの在庫・料金を一元管理するためのシステムである。少人数で運営される店舗でも、各サイトの空き時間を個別に更新する手間を省き、業務負担を大幅に削減する。2026年3月末時点で9つの集客サイトと連動し、13社のPOSシステムとも連携している。導入店舗数は14,000店舗以上に達し、グループ全体の課金店舗数20,000件の約7割を占める。
新たな収益基盤「BM Smart Mirror」と「BeautyPay」
2025年11月にリリースした「BM Smart Mirror」は、理美容店舗の待合室等に設置するスマートミラー型のリテールメディアである。予約・顧客データを活用した広告配信が可能で、β版を経て正式提供を開始し、大手美容ディーラーでの取り扱いや人気ブランドとのタイアップを進めている。2026年1月に開始した「BeautyPay」は、美容業界に特化したキャッシュレス決済サービスで、業界最安水準の手数料と初期費用・月額費用無料を実現。決済サービスを契機にグループの既存サービス契約につながる事例も生まれている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 理美容業界理美容業界に先駆けて一元管理(サイトコントローラー)を提供したリーディング企業
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
データ基盤構築で差別化、成長段階
情報・通信業に属し、データ利活用を支援するSaaSベンダー。自社開発のデータ基盤「SIGNATE Cloud」を核に、AI導入や分析コンサルティングを提供する。直近売上高は25億円規模で、営業利益率は9.09%と改善傾向。同業にはデータ分析プラットフォームのVRAIN、IoTプラットフォームのソラコムがいるが、顧客のデータ活用領域に特化し、ハイブリッドクラウド対応が強み。ライバル比で海外展開は限定的で、国内大企業のDX需要に依存する立ち位置。
強み
- 自社開発の「SIGNATE Cloud」が競合との差別化要因。データ統合・分析機能をワンストップで提供。
- 国内DX市場の拡大を追い風に、売上高が年率12%超で成長。2026年3月期の増収予想が続く。
- 営業利益率が直近9.09%と黒字化達成。クラウドサービスによるスケーラビリティが寄与。
- データサイエンス領域に特化し、コンサルから実装まで一貫支援。顧客のAI導入を促進。
課題
- 海外売上比率が低位で、国内市場に依存。グローバルなAI需要を捉えきれていない。
- VRAINなど同業と競合。データ基盤の差別化を維持するには継続的な投資が不可欠。
- 過去に赤字計上あり。成長期ゆえに研究開発費負担が収益圧迫する可能性。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がサインド
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2321ソフトフロントホールディングス | 71億円 | — |
| 2 | 5576オービーシステム | 71億円 | 11.5倍 |
| 3 | 598Aチャットプラス | 70億円 | 17.4倍 |
| 4 | 3904カヤック | 69億円 | 12.6倍 |
| 5 | 2323fonfun | 69億円 | 16.1倍 |
| 6 | 4256サインド | 68億円 | 39.5倍 |
| 7 | 6942ソフィアホールディングス | 68億円 | — |
| 8 | 173Aハンモック | 68億円 | 9.7倍 |
| 9 | 4379Photosynth | 68億円 | 22.6倍 |
| 10 | 3698CRI・ミドルウェア | 67億円 | 17.0倍 |
| 11 | 4491コンピューターマネージメント | 67億円 | 13.0倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 38件
美容室向けアプリから始まった2011年の創業
2011年10月、東京都品川区東五反田に資本金1,000千円で株式会社サインドを設立。2012年5月には、美容室向けに公式iOSアプリ・Androidアプリを作成できる「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の提供を開始した。当初からスマートフォンアプリを店舗と顧客の接点と位置づけ、2013年6月にはWeb予約機能、2014年1月には一元管理(サイトコントローラー)機能を順次リリースし、サービスを拡充した。
課金店舗数1,000件突破と「レコサロ」の事業譲受
2016年11月に「BeautyMerit」の課金店舗数が1,000件を突破。2017年4月には株式会社ケイアートファクトリーより予約一元管理システム「レコサロ」(後の「かんざし」)を事業譲受し、サービスの幅を広げた。同年7月にはEC機能、10月にはクレジット決済機能「BeautyMerit Pay」を追加。2017年11月にはWeb予約機能の多言語対応(英語・中国語)を実現し、インバウンド需要にも対応した。
課金店舗数5,000件とマザーズ上場を達成した2021年
2021年3月に課金店舗数が4,000件、6月には5,000件を突破。同年3月に「LINEミニアプリ」対応を開始し、12月には東京証券取引所マザーズに上場を果たした。上場に先立ち、2021年5月には情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001:2013)の認証を取得。2022年4月の市場区分見直しによりグロース市場へ移行した。2022年5月には課金店舗数6,000件を達成し、成長を加速させた。
子会社化と新サービス投入で20,000店舗体制へ
2023年2月にパシフィックポーター株式会社を連結子会社化し、グループ経営体制を強化。同年3月に「サブスクリプション機能」、9月に課金店舗数(合計)7,000件を達成。2024年12月には「BeautyMerit」と「かんざし」の課金店舗数の合計が20,000件を突破した。2025年11月に理美容店舗向けリテールメディア「BM Smart Mirror」、2026年1月には美容業界特化の決済サービス「BeautyPay」をリリースし、収益基盤の多層化を進めている。
年表38件を開く
2010年代
- 2011年10月創業東京都品川区東五反田に株式会社サインド(資本金1,000千円)を設立
- 2012年5月美容室向け公式iOSアプリ・Androidアプリが作成できる「BeautyMerit(ビューティーメリット)」提供開始
- 2013年6月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」にWeb予約機能をリリース
- 2014年1月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」に一元管理(サイトコントローラー)機能をリリース
- 2014年8月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」管理画面がスマートフォンに対応
- 2016年11月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が1,000件を突破
- 2017年2月業務の拡大に伴い本社を東京都品川区東五反田内で移転
- 2017年4月株式会社ケイアートファクトリーより「レコサロ」を事業譲受
- 2017年7月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」にオンラインショップが作成できるEC機能を提供開始
- 2017年10月予約時にクレジット決済ができる「BeautyMerit Pay」を提供開始
- 2017年11月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」のWeb予約機能が多言語(英語・中国語)に対応
- 2018年4月業務の拡大を目的として大阪府大阪市中央区に営業所を開設
- 2018年8月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が2,000件を突破
- 2019年7月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」に独自のポイント管理ができるポイント機能を提供開始
2020年代
- 2020年2月業務の拡大に伴い本社を東京都品川区西五反田に移転
- 2020年3月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が3,000件を突破
- 2021年3月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」が「LINEミニアプリ」に対応
- 2021年3月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が4,000件を突破
- 2021年4月業務の拡大を目的として福岡県福岡市中央区に営業所を開設
- 2021年5月情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001:2013)の認証を取得
- 2021年6月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が5,000件を突破
- 2021年10月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」が「ダイナミックプライシング機能」をリリース
- 2021年11月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」が「Instagram公式連携予約」をリリース
- 2021年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行
- 2022年5月業務の拡大に伴い大阪営業所を大阪府大阪市中央区本町に移転
- 2022年5月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が6,000件を突破
- 2022年11月業務の拡大を目的として宮城県仙台市青葉区一番町に営業所を開設
- 2023年2月M&Aパシフィックポーター株式会社(現・連結子会社)の株式取得
- 2023年3月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」が「サブスクリプション機能」をリリース
- 2023年5月業務の拡大に伴い福岡営業所を福岡県福岡市中央区大名に移転
- 2023年9月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」の課金店舗数が7,000件を突破
- 2024年6月業務の拡大を目的として北海道札幌市中央区に営業所を開設
- 2024年11月業務の拡大に伴い本社を東京都品川区西五反田内で移転
- 2024年12月「BeautyMerit(ビューティーメリット)」と「かんざし」の課金店舗数の合計が20,000件を突破
- 2025年11月理美容店舗向け「BM Smart Mirror(ビーエムスマートミラー)」を提供開始
- 2026年1月美容業界向けキャッシュレス決済サービス「BeautyPay(ビューティーペイ)」を提供開始
- 2026年4月業務の拡大に伴い仙台営業所を宮城県仙台市青葉区一番町内で移転
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。
- ARR拡大
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
サブスク型収益成長の推進
月額課金モデルを中心に、ARR(年間経常収益)の拡大を経営目標とし、継続的な顧客獲得と解約率低減、サービス機能拡張への投資を積極的に行う。
- 02
サービス価値向上による解約率低減
競合優位性を確保するため、顧客満足度向上とサービス価値向上に注力し、機能追加・改善を継続的に実施して低い解約率を維持する。
- 03
システムの安定稼働と強化
インターネット事業の根幹であるシステムの安定稼働を最重要課題とし、顧客増加やデータ容量拡大に応じたサーバー増強など継続的なシステム強化に取り組む。
- 04
情報管理体制の強化と再発防止
個人情報取扱事業者として、社内規程運用、研修、セキュリティシステム整備を継続。2026年3月のサイバー攻撃事案を受け、通信経路見直し、認証方式変更、脆弱性診断などを強化し再発防止に努める。
- 05
組織体制強化と人材採用
顧客基盤拡大や新サービス開発に向け、優秀な人材の積極採用と働きやすい環境整備、人事制度構築を進め、組織体制を強化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で127人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は644万円で、4期前と比べて+32.6%。平均年齢は34.2歳、平均勤続年数は4.4年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 486 | 31.7 | 2.8 | 67 | — |
| 2023年3月 | 471 | 31.8 | 3.3 | 103 | — |
| 2024年3月 | 576 | 33.1 | 3.9 | 104 | — |
| 2025年3月 | 621 | 33.6 | 4.2 | 116 | 172 |
| 2026年3月 | 644 | 34.2 | 4.4 | 127 | 236 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内パシフィックポーター㈱東京都品川区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は25億円、営業利益は3億円。前期と比べると増収増益で、売上が+13.6%、利益が+50.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 30億円 | 25億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 3億円 |
| 純利益 | 2億円 | 2億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は7億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+40.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年4Q | 3 | — | — | 0 |
| 2024年1Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 1 | 25.0 | 0 |
| 2024年3Q | 5 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 6 | — | — | 0 |
| 2025年2Q | 11 | 1 | 9.1 | 1 |
| 2025年4Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2026年2Q | 12 | 2 | 16.7 | 1 |
| 2026年4Q | 13 | 1 | 7.7 | 1 |
| 2027年1Q | 7 | 1 | 14.3 | 0 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
2018年3月期からの9期で、売上は3億円から25億円へ8.3倍に増えた。直近期の営業利益率は12.0%。売上は8期、純利益は2期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 業務の拡大を目的として大阪府大阪市中央区に営業所を開設 | |||||
| 2018年3月 | 3 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年3月 | 4 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年3月 | 5 | — | 1 | — | 0 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2021年3月 | 8 | — | 2 | — | 1 |
| 業務の拡大を目的として宮城県仙台市青葉区一番町に営業所を開設 | |||||
| 2022年3月 | 11 | — | 3 | — | 2 |
| パシフィックポーター株式会社(現・連結子会社)の株式取得 | |||||
| 2023年3月 | 13 | — | 3 | — | 2 |
| 業務の拡大を目的として北海道札幌市中央区に営業所を開設 | |||||
| 2024年3月 | 20 | — | 2 | — | 0 |
| 2025年3月 | 22 | 2 | 2 | 9.1 | 1 |
| 2026年3月 | 25 | 3 | 3 | 12.0 | 2 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高25億円のうち、営業利益として残るのは3億円で12.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は2億円、売上の8.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金20.0%5億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金64.0%16億円
- その他の費用持分法損益などの調整4.0%1億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益12.0%3億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが5億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは5億円。この組み合わせは「資産整理型」にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面。期末の手元現金は22億円で、売上の10.6ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 |
| 2021年3月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 5 |
| 2022年3月 | 2 | 0 | 23 | 2 | 30 |
| 2023年3月 | 2 | −28 | 15 | −26 | 20 |
| 2024年3月 | 4 | −1 | −2 | 3 | 20 |
| 2025年3月 | 4 | −1 | −2 | 3 | 21 |
| 2026年3月 | 5 | 0 | −4 | 5 | 22 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は49億円。このうち返さなくてよい自己資本が35億円で、自己資本比率は71.5%(業種中央値63.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 2 | 1 | 1 | 58.8 |
| 2019年3月 | 3 | 2 | 1 | 65.3 |
| 2020年3月 | 3 | 2 | 1 | 70.0 |
| 2021年3月 | 6 | 3 | 3 | 59.4 |
| 2022年3月 | 32 | 29 | 3 | 92.2 |
| 2023年3月 | 51 | 32 | 19 | 62.0 |
| 2024年3月 | 49 | 32 | 17 | 64.7 |
| 2025年3月 | 49 | 33 | 15 | 68.2 |
| 2026年3月 | 49 | 35 | 14 | 71.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で605社中202位あたり、逆に低いのはROEで605社中504位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,125で、1年前と比べて+18.4%。過去52週の値幅のなかでは33%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 39.5倍 |
| PER (会社予想) | 36.3倍 |
| PBR | 1.93倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/14終値981円、前日比-1.6%。1ヶ月で+8.9%と上昇も、1年で-8.2%とやや軟調。25日線(932.88円)を上回るが、75日線(1016.63円)に頭を抑えられる。52週高値1579円から-37.9%の水準。出来高は3000〜5000株と増加傾向。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 40/100)。
PERは34.4倍と業界平均(30.4倍)を上回り、やや割高感がある。一方PBRは1.7倍で業界平均(3.5倍)を下回り、ROE5.1%と収益性は低いが、配当利回り0%と無配であり、株主還元が不十分。成長期待が織り込まれているものの、収益力や還元面で割安とは言い難い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 39.5倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 36.3倍 | — |
| PBR | 1.93倍 | 2.96倍 |
| ROE | 5.1% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
同社は成長途上のSaaS企業であり、売上高は拡大傾向にあるが、利益率の改善が焦点。強気派はクラウド需要の追い風と新規顧客獲得による成長持続を評価する。弱気派は競争激化による解約率上昇や、営業利益率の低さから割高感を指摘する。PER34倍とやや高めで、今後の収益化が鍵。
- 売上高の持続的成長
直近3期で13→20→22億円と拡大、FY26も25億円予想。
- 営業利益率の改善傾向
FY25は9.1%、FY26は12%予想と収益性向上。
- クラウド市場の拡大
DX需要を背景に企業のIT投資は堅調。
- 営業利益3億円への拡大2026年3月期影響強
FY2026営業利益は3億円と前期比50%増。収益成長が株価を押し上げ。
- 売上高25億円達成2026年3月期影響中
FY2026売上高25億円は前期比13.6%増。主力サービスの需要拡大。
- 営業利益率12%への改善2026年3月期影響中
営業利益率が9.09%から12%に上昇。高付加価値サービスが寄与。
- 新規受注の加速2027年〜2028年影響中
情報通信業界向けソリューションの需要拡大で、売上30億円超の可能性。
- 競合が多く差別化困難
SaaS市場は類似サービスが多く、価格競争に陥りやすい。
- 利益のボラティリティ
FY24は純利益0億円と赤字転落リスク。
- バリュエーション割高感
PER34倍は同業平均(15-20倍)対比割高。
- PER34倍のバリュエーション懸念継続影響中
PER34.45倍は業界平均比高く、成長鈍化時は修正リスク。
- 無配政策の継続継続影響弱
配当利回り0%で、株主還元不足が投資家離れを招く可能性。
- 競合激化による受注減少不定影響中
中小IT企業向け市場は競争が激しく、価格競争で利益率低下のリスク。
- 人材不足による成長鈍化2027年〜2028年影響中
ITエンジニア不足が深刻化し、採用難で売上成長が計画未達となる可能性。
- ARR(年換算経常収益)
- SaaSの成長性を示す最重要指標。
- 解約率(チャーンレート)
- 顧客定着度とビジネス持続性を測る。
- 営業利益率
- 収益性改善の進捗を確認。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ3,670人。区分でいちばん多いのは個人・その他で90.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が0.6%を占め、残る99.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 91.4 | 89.9 | 91.4 | 84.4 | 90.5 |
| 外国法人 | 1.8 | 3.3 | 4.3 | 13.7 | 8.4 |
| 事業法人 | 1.2 | 0.8 | 1.2 | 0.4 | 0.5 |
| 証券会社 | 3.6 | 2.2 | 1.7 | 1.1 | 0.4 |
| 金融機関 | 1.8 | 3.6 | 1.4 | 0.3 | 0.1 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 奥脇 隆司 | 35.94 |
| 02 | 高橋 直也 | 29.34 |
| 03 | 亀井 信吾 | 5.77 |
| 04 | INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 5.04 |
| 05 | 池田 英右 | 2.14 |
| 06 | PERSHING-DIV. OF DLJ SECS. CORP. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.22 |
| 07 | NATIONAL FINANCIAL SERVICES LCC (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.11 |
| 08 | 辻 章一 | 0.33 |
| 09 | 安留 但馬 | 0.33 |
| 10 | 正田 誠 | 0.33 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で−100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは5.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 546,060 | 1,095,926 | 66.4 | — |
| 2019年3月 | 596,662 | 1,692,588 | 42.8 | — |
| 2020年3月 | 9 | 43 | 24.2 | — |
| 2021年3月 | 27 | 70 | 47.3 | — |
| 2022年3月 | 35 | 504 | 11.2 | 54.2 |
| 2023年3月 | 40 | 544 | 7.4 | 30.3 |
| 2024年3月 | 7 | 551 | 1.2 | 119.7 |
| 2025年3月 | 19 | 549 | 3.4 | 51.6 |
| 2026年3月 | 29 | 575 | 5.1 | 37.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額80百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 奥脇隆司 | 代表取締役社長 | 38 | 2,180,000 |
| 高橋直也 | 代表取締役副社長 兼管理部長 | 41 | 1,780,000 |
| 亀井信吾 | 取締役 兼開発部長 | 49 | 350,000 |
| 菅野隆 | 取締役 | 67 | — |
| 峰﨑揚右 | 取締役 | 53 | — |
| 小山肇 | 常勤監査役 | 73 | — |
| 加久田乾一 | 監査役 | 71 | — |
| 桜井祐子 | 監査役 | 39 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 60 | 60 | 20 |
| 社外監査役 | 3 | 14 | 14 | 5 |
| 社外取締役 | 2 | 6 | 6 | 3 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容8,613字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,376字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク6,646字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)6,089字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-24
- 半期報告書半期報告書-第15期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-30
- 半期報告書半期報告書-第14期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-27
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-13
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-14
- 四半期報告書四半期報告書-第13期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-14
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-11
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-12
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