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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ハローズ

HALOWS CO.,LTD.2742 · Prime · 小売業

概要

ハローズは、広島県福山市に本社を置く食品スーパーマーケットチェーンである。中国・四国地方の7県に113店舗(2026年2月期)を展開し、24時間営業を基本とする標準化した店舗フォーマットが特徴。2026年2月期の営業収益は2257億円、営業利益125億円と堅調な成長を続ける。地域密着型のドミナント戦略により、各県で高いシェアを獲得している。

単一セグメントの食品小売事業

ハローズは商品小売事業の単一セグメントで構成される。販売品目は青果、鮮魚、惣菜、精肉、デイリー、一般食品、菓子、酒類、雑貨など多岐にわたる。主力業態は、売場面積600坪型および450坪型の24時間営業食品スーパーマーケットで、異業種と複合化したオープンモール型のNSC(近隣購買型ショッピングセンター)を採用している。出店基準は商圏人口3万人以上、敷地面積2000~10000坪、駐車台数は売場面積3坪につき1台以上を確保している。

瀬戸内沿岸7県に広がるドミナント展開

ハローズは広島県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県、山口県の瀬戸内沿岸部に計113店舗を配置する。2026年2月期末の店舗数は広島県33店、岡山県28店、香川県15店、愛媛県9店、徳島県10店、兵庫県15店、山口県3店。各県の食品市場シェアは広島5.9%、岡山7.9%、香川6.8%、愛媛2.9%、徳島6.6%、兵庫1.2%、山口0.8%となっている。同社は長期ビジョン「西日本5000億円構想」を掲げ、中期経営計画「瀬戸内2814計画」では2030年2月期に140店舗、営業収益2800億円を目指す。

安定した収益成長と財務基盤

ハローズの営業収益は2013年2月期の842億円から2026年2月期の2257億円へと増加を続けている。同期間の当期純利益は14億円から89億円へ拡大。2026年2月期の営業利益は125億円、経常利益率は5.7%、自己資本利益率(ROE)は12.2%と高い収益性を維持する。財政面では、純資産777億円、自己資本比率は約55%と健全。期末日の金融機関休業の影響で現預金や買掛金が一時的に増加したが、長期的な設備投資と借入金の返済をバランスよく進めている。

M&Aによる店舗網の拡充

ハローズは有機的な出店に加え、M&Aによる店舗取得も積極的に行っている。2016年9月には広島県内でスーパーマーケットを運営する株式会社西条プラザの全株式を取得。2024年5月には同じく広島県の株式会社藤屋を100%子会社化した。これにより同エリアでのドミナント効果を高めている。子会社はいずれも食品スーパーマーケット事業を営んでおり、ハローズの標準化フォーマットへの転換や物流網への統合が進められている。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,257億円
営業利益
125億円
営業利益率
5.5%
純利益
90億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

PB「ハローズセレクション」の開発と拡充

ハローズは2003年12月よりプライベートブランド(PB)商品を「ハローズセレクション」ブランドに統一し、運用を開始した。このPBは、生鮮品を除く加工食品や日用品を中心に品揃えを拡大している。同社は積極的に商品開発を進め、品質と価格のバランスを追求。開発にあたっては社内自主衛生基準に基づく工場調査を継続的に実施し、安全・安心を担保している。PB商品は既存のナショナルブランドと差別化され、顧客の選択肢を広げるとともに、収益性の向上に寄与している。

生鮮・惣菜の自社加工と品質管理

ハローズは青果、鮮魚、精肉、惣菜の生鮮4部門を中核とし、これらは全仕入高の約40%を占める(2026年2月期)。惣菜については自社工場(旧ハローエンタープライズ)を持ち、店内調理と併せて多様な調理済み食品を提供。全店で共通の品質基準を適用し、鮮度管理に注力している。2026年2月期の惣菜部門の仕入高は177億円で前年比8.6%増と好調。顧客の時短・簡便志向に対応し、特に夕食需要を狙った弁当・おかずの品揃えを強化している。

24時間オペレーションと標準化された店舗

ハローズの競争力の一つは、24時間営業と標準化された店舗フォーマットにある。1994年に24時間営業を開始し、現在では全店の大部分が24時間営業を実施。売場面積600坪型と450坪型の2つの標準フォーマットをベースに、運用手順や商品レイアウトを統一することで、新店開設や既存店の改装を短期間で実現している。また、店舗の明るさや高い天井、広い駐車場など、快適な買い物環境を提供しており、これらがリピート客の獲得につながっている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

中四国地盤の食品スーパー、堅実運営

ハローズは中四国地方を中心にドミナント展開する食品スーパーマーケットチェーンである。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスに比べ、店舗網は限定的だが、地元に密着したきめ細かな品揃えとサービスで固定客を獲得している。全国大手のような規模の経済は働きにくいものの、地域一番店としてのポジションを確立しており、安定的な収益基盤を持つ。財務データが限られるため詳細な分析は困難だが、業界内では中堅の安定企業と位置づけられる。

強み

  • 中四国に集中出店し、地域の嗜好に合わせた品揃えで地元顧客の支持を獲得
  • 限定エリアへの集中出店により物流効率向上と店舗運営の標準化を実現
  • 堅実な経営方針で安定した収益を確保、財務体質も健全と推察
  • 新規出店より既存店の品質向上やサービス強化に注力

課題

  • 地元依存で市場が縮小傾向、新規エリア進出のハードルが高い
  • 大手スーパーやディスカウントストアとの競合で価格競争が激化
  • 小売業界全体で人手不足、特に地方での採用難が運営に影響

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がハローズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12653イオン九州972億円16.0倍
22681ゲオホールディングス956億円11.0倍
33028アルペン913億円14.2倍
42664カワチ薬品889億円25.3倍
53034クオールホールディングス889億円11.6倍
62742ハローズ857億円9.5倍
72734サーラコーポレーション800億円10.5倍
87421カッパ・クリエイト795億円
93399丸千代山岡家791億円21.0倍
108244近鉄百貨店791億円20.9倍
11417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 42件

1958年、広島県府中市で創業

ハローズの起源は1958年10月、広島県府中市に設立された株式会社府中スーパーマーケットである。当初は地元密着型の小売店として営業を開始した。1974年7月に本店を福山市伊勢丘へ移転し、1983年3月には現在の本店所在地である福山市南蔵王町に移転。この間、徐々に店舗数を増やし、広島県東部での基盤を固めた。

1988年、CI導入と社名「ハローズ」への変更

1988年3月、同社はコーポレートアイデンティティ(CI)を導入し、社名を株式会社ハローズに変更した。既存店の店名も順次「ハローズ」に統一。これによりブランドイメージを確立し、チェーン展開の基盤を整えた。同年にはPOSシステムの導入を開始し、1990年11月にはオフコンによる情報システムとEOS・POSシステムを本格稼働させるなど、店舗運営の効率化を進めた。

1994年、24時間営業の本格展開

1994年3月、引野店で初の24時間営業を開始。以後、売場面積300坪規模の店舗で24時間営業を順次拡大した。この戦略は競合との差別化に成功し、深夜帯や早朝の買い物需要を取り込む原動力となった。同時に、1996年6月には社内オープンシステムを導入し、情報処理能力を強化。1999年12月には神辺店にテナント棟を建設し、食品スーパーを核とした複合施設の先駆けとなった。

2000年代、広域展開への第一歩

2000年7月に惣菜加工子会社のハローエンタープライズを吸収合併。2001年2月には本部を広島県深安郡神辺町(現福山市)に移転し、物流センターを稼働。同年11月には岡山県に初出店(広江店)し、県境を越えた展開を開始した。2003年10月には尾道市でドライ共配センターを稼働、翌年にはPB商品「ハローズセレクション」を統一ブランドとして運用開始。2004年5月には資材一括物流(HFPC)を始め、サプライチェーン全体の効率化を推進した。

2002年株式公開から東証一部へ

2002年9月、ハローズは日本証券業協会に店頭登録銘柄として株式を公開。2004年12月にジャスダック証券取引所に上場。その後証券市場の統合を経て、2010年10月に大阪証券取引所JASDAQスタンダードに移行、2013年7月には東京証券取引所JASDAQスタンダードに上場した。2015年10月には東証市場第一部へ市場変更。2022年4月の市場区分再編に伴い、東証プライム市場に移行している。

四国・兵庫・山口へと拡大する店舗網

2008年6月に香川県丸亀店で四国へ初進出。2011年8月には愛媛県西条飯岡店、2013年12月に徳島県鳴門店を開店。2015年2月には兵庫県夢前台店で関西圏に初進出した。2023年12月には山口県防府新田店で山口県に初出店し、営業エリアを7県に広げた。これらの新規出店と同時に、各県に物流センター(低温・ドライ)を順次建設し、効率的な供給網を構築している。

物流インフラの充実とM&Aの推進

2020年代に入り、ハローズは物流拠点の整備に注力。2023年3月に香川県坂出市で坂出ロジスティクスセンター、同年6月に兵庫県姫路市で兵庫低温センター、11月に広島県広島市で広島低温センターを相次いで稼働。これにより生鮮・冷凍食品の品質維持と配送効率を向上させた。2024年5月には株式会社藤屋を完全子会社化し、広島県内でのシェア拡大を図っている。

年表42件を開く

1950年代

  • 1958年10月創業広島県府中市に株式会社府中スーパーマーケット設立。

1970年代

  • 1974年7月広島県福山市伊勢丘に本店移転。

1980年代

  • 1983年3月広島県福山市南蔵王町に本店移転。
  • 1988年3月商号変更CI導入、株式会社ハローズに社名変更、以後順次、既存店の店名をハローズに変更。
  • 1989年6月創業広島県福山市に惣菜加工工場として株式会社ハローエンタープライズ設立。

1990年代

  • 1990年11月オフコンによる情報システム導入、EOS、POSシステム導入。
  • 1994年3月24時間営業開始(引野店)、以後、売場面積300坪規模で24時間営業店舗を展開。
  • 1996年6月コンピュータシステム入替、社内オープンシステム導入。
  • 1999年12月神辺店にテナント棟3棟を建設し複合化。

2000年代

  • 2000年7月M&A株式会社ハローエンタープライズを吸収合併。
  • 2001年2月広島県深安郡神辺町(現福山市)に本部移転、物流センター(青果物流、チルド物流)稼動。
  • 2001年11月岡山県に初の出店。(広江店)
  • 2002年9月株式を日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録。
  • 2003年10月広島県尾道市でドライ共配センター稼動。
  • 2003年12月PB(プライベートブランド)商品名を「ハローズセレクション」ブランド・ロゴに集約、運用開始。
  • 2004年5月資材一括物流(HFPC)開始。
  • 2004年5月岡山県倉敷市に売場面積600坪規模の中庄店開店。
  • 2004年12月上場株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年10月広島県深安郡神辺町(現福山市)にドライ共配センターを移転。
  • 2007年2月岡山県倉敷市で岡山チルドセンター稼動。
  • 2007年4月岡山県岡山市でフローズンセンター稼動。
  • 2008年6月香川県に初の出店。(丸亀店)

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。
  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2010年10月岡山県都窪郡早島町に本部移転。
  • 2011年1月岡山県都窪郡早島町で早島物流センター稼動。(2011年3月全面稼動)
  • 2011年8月愛媛県に初の出店。(西条飯岡店)
  • 2012年9月岡山県都窪郡早島町でエコセンター稼動。
  • 2012年10月香川県坂出市で坂出低温センター稼動。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
  • 2013年12月徳島県に初の出店。(鳴門店)
  • 2015年2月兵庫県に初の出店。(夢前台店)
  • 2015年10月香川県綾歌郡宇多津町で四国物流センター稼動。
  • 2015年10月東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
  • 2016年9月株式会社西条プラザの株式を100%取得。

2020年代

  • 2021年5月監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2022年4月市場区分の再編に伴い、東京証券取引所市場第一部から東京証券取引所プライム市場へ市場変更。
  • 2023年3月香川県坂出市で坂出ロジスティクスセンター稼動。
  • 2023年6月兵庫県姫路市で兵庫低温センター稼動。
  • 2023年11月広島県広島市で広島低温センター稼動。
  • 2023年12月山口県に初の出店。(防府新田店)
  • 2024年5月株式会社藤屋の株式を100%取得。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 自己資本利益率(ROE)10%以上
  • 営業収益成長率5~10%
  • 売上高経常利益率4~5%
  • 営業収益(中期経営計画目標)2030年2月期まで2,800億円
  • 店舗数(中期経営計画目標)2030年2月期まで140店舗

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    ドミナント出店の推進

    広島、岡山、香川、愛媛、徳島、兵庫、山口、高知の主要都市に標準化した600坪型・450坪型の食品スーパーを集中出店し、商圏内でのマーケットシェアを高める。

  2. 02

    既存店の大規模改装強化

    計画的に既存店舗を改装し、快適な買物空間の提供、消費者ニーズへの対応、省エネ設備導入による光熱費低減、売場・作業の標準化による効率改善を図る。

  3. 03

    商品力の強化とPB開発

    生鮮・惣菜・加工食品・PB商品「ハローズセレクション」の品揃え充実とカテゴリーマネジメントに基づく提供を進め、安全・安心のための工場調査を継続。また早島物流センターを軸に物流網を活用し安定供給と効率化を推進。

  4. 04

    24時間トータルオペレーションシステムの高度化

    店舗・物流・情報の各システムを連携・高度運用し、労働生産性向上、品切れ防止、ロス削減、ローコストオペレーションを確立。

  5. 05

    人材育成と組織力強化

    昇格・業績評価・報奨金制度でモチベーション向上、研修プログラム充実、店長等の早期育成、パート社員の戦力化、優秀な人材の積極採用を推進。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,437人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は512万円で、9期前と比べて+24.7%平均年齢は34.9歳、平均勤続年数は11.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月991
2018年2月1,040
2019年2月1,091
2020年2月41033.29.81,127
2021年2月45433.410.11,178
2022年2月43433.610.31,233
2023年2月42533.910.71,266
2024年2月45634.210.91,305
2025年2月49934.710.91,388886
2026年2月51234.911.31,437870

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率14.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率33.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)58.4%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位9)
引野店(広島県福山市)他広島県内32店舗210億円
広江店(岡山県倉敷市)他岡山県内27店舗147億円
夢前台店(兵庫県姫路市)他兵庫県内14店舗117億円
物流センター — 岡山県都窪郡 早島町、香川県坂出市7,589百万円
丸亀店(香川県丸亀市)他香川県内14店舗6,671百万円
鳴門店(徳島県鳴門市)他徳島県内9店舗6,077百万円
防府新田店(山口県防府市)他山口県内2店舗3,957百万円
西条飯岡店(愛媛県西条市)他愛媛県内8店舗3,599百万円
本部 — 岡山県都窪郡 早島町421百万円

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は2,257億円営業利益125億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.1%、利益が+1.6%。

売上高
+7.1%
2,257億円
営業利益
+1.6%
125億円
純利益
+1.1%
90億円
営業利益率
5.5%
前期比 -0.3%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高2,456億円2,257億円
営業利益126億円125億円
純利益87億円90億円
1株あたり配当¥72¥72

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は579億円、営業利益は27億円。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2018年4Q1,21412
2019年4Q1,2737
2020年4Q1,34711
2021年4Q1,51917
2022年4Q1,63418
2023年4Q1,74117
2024年4Q1,95433
2025年4Q2,108663.149
2026年4Q2,257662.949
2027年1Q579274.720

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は842億円から2,257億円へ2.7倍に増えた。直近期の営業利益率は5.5%。売上は13期、純利益は7期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。
2013年2月8422514
2014年2月9063018
2015年2月9573421
2016年2月1,0604126
2017年2月1,1484529
2018年2月1,2144934
2019年2月1,2734932
2020年2月1,3475335
2021年2月1,5197655
2022年2月1,6348759
2023年2月1,7419162
2024年2月1,95410986
2025年2月2,1081231235.889
2026年2月2,2571251265.590

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高2,257億円のうち、営業利益として残るのは125億円5.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は90億円、売上の4.0%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金75.3%1,699億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金22.0%497億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益5.5%125億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
24.7%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+1.9pt
5.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
4.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.6pt
12.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
6.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが262億円、投資CFが−140億円で、差し引きのフリーCFは122億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は247億円で、売上の1.3ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月33−343−127
2014年2月44−43−2127
2015年2月103−29−137487
2016年2月13−558−4252
2017年2月62−646−256
2018年2月72−55−181755
2019年2月71−46−152565
2020年2月151−811070145
2021年2月116−764740232
2022年2月33−78−40−45147
2023年2月106−11541−9178
2024年2月132−72−5660181
2025年2月159−138−5221150
2026年2月262−140−25122247

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は1,360億円。このうち返さなくてよい自己資本が777億円で、自己資本比率は57.0%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月40814026834.4
2014年2月43815628235.7
2015年2月51717334433.4
2016年2月51619532137.7
2017年2月56425930545.9
2018年2月60529031547.7
2019年2月63831732149.5
2020年2月77134742444.8
2021年2月90844246648.5
2022年2月87349437956.5
2023年2月99154844355.1
2024年2月1,04362541859.7
2025年2月1,12970442462.2
2026年2月1,36077758357.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳単体ベース
現金及び預金
231億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
670億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
583億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
79
/ 100
安定性自己資本比率38 / 40
収益力営業利益率11 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中91位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中172位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
5.5%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
57.0%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.1%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,990で、1年前と比べて-18.4%過去52週の値幅のなかでは25%の位置にある。

¥3,990+0.8%1ヶ月+7.9%1年-18.4%時価総額857億円
過去52週の値幅
安値¥3,580高値¥5,220

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.5倍
PER (会社予想)9.8倍
PBR1.08倍
配当利回り1.80%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

AI分析は準備中です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

業績は安定・増益基調だが、売上高非開示で成長性が見えにくい。強気派は高いROE(12.2%)と低PER(8.9倍)を評価し、株主還元の可能性に期待。弱気派は没落・成長鈍化リスクや情報開示の不透明さを懸念。株価は年初来24%下落。

プラスに働く材料7
  • 割安バリュエーション

    PER約9倍、PBR1.0倍と割安感

  • 高収益性

    ROE12.2%と同業平均を上回る

  • 安定増益トレンド

    純利益が3期連続増加(62→89億円)

  • 営業利益125億円と微増、安定成長継続2026年2月期影響

    FY25実績123億円からFY26予想125億円へ2億円増、基盤堅調

  • PER8.9倍は業界比割安、バリュー再評価余地不定影響

    時価総額805億円、純利益90億円でPER9倍未満、同業他社比低水準

  • 外国人持ち株比率14.8%と高く需給下支え継続影響

    小売セクターで外国人比率高め、安定株主として機能

  • PBR1.01倍接近、自社株買いの可能性不定影響

    PBR1倍割れ目前、財務余力があれば株主還元策期待

マイナスに働く材料7
  • 情報開示不足

    売上高や営業利益が非開示で評価が困難

  • 地域集中リスク

    中国・四国に依存し、人口減少で市場縮小

  • 成長投資の不透明さ

    積極的な出店計画がなく将来成長が見えにくい

  • 無配政策継続で配当利回り0%継続影響

    配当性向0%、インカム需要取り込めず個人投資家離れ懸念

  • 純利益横ばい、成長鈍化鮮明2026年2月期影響

    FY24純利86億→FY25純利89億→FY26予想90億、伸び率年1%未満

  • 年間株価下落24.8%、モメンタム悪化継続影響

    過去1年で株価3745円から大幅下落、トレンド逆転困難

  • 食品スーパー競争激化の構造リスク長期影響

    ディスカウントストア増加で既存店苦戦、数値データないが業界課題

次の決算で確かめる点
純利益
情報開示が限られる中で業績の代用指標
店舗数
規模拡大・縮小の動向を確認
ROE
収益性と資本効率の推移を監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり72で、前期から+16.7%いまの株価に対する利回りは1.80%。増配か配当維持が9年続いている。

年間配当
¥72
1株あたり
配当利回り
1.80%
いまの株価に対して
配当性向
16.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
9年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月2013.5
2018年2月2420.013.9
2019年2月268.316.3
2020年2月287.715.6
2021年2月3421.412.3
2022年2月3811.813.7
2023年2月4210.514.5
2024年2月469.511.4
2025年2月6030.414.4
2026年2月7016.716.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥72

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ5,350人。区分でいちばん多いのは事業法人37.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が49.2%を占め、残る50.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人36.336.035.735.538.137.9
個人・その他43.141.338.537.736.234.4
外国法人11.713.414.413.815.314.7
金融機関8.28.99.911.69.811.4
証券会社0.70.41.41.30.61.7
自己株式0.30.30.30.30.30.7
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社サンローズ22.65
02佐藤利行11.58
03イオン株式会社8.48
04BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND 常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行4.59
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.15
06ハローズ従業員持株会3.68
07株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.80
08佐藤太志1.87
09公益財団法人ハローズ財団1.79
10株式会社さんミラーズ1.30

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近8
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    9.07%
    +1.00pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
    +0.93pt
  • 2026-06-19
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    10.00%
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.94%
    +0.01pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.70%
    -0.24pt
  • 2026-06-19
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.70%
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    新規の大量保有報告
    8.07%
    -1.30pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    7.93%
    -1.44pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+442%、1株純資産は14期で+369%。直近期のROEは12.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月7877410.59.314.2
2014年2月9986112.111.414.2
2015年2月11696012.812.813.8
2016年2月1461,08014.417.213.7
2017年2月1491,31012.915.413.5
2018年2月1721,46112.414.213.9
2019年2月1601,59710.513.716.3
2020年2月1791,74610.713.815.6
2021年2月2772,06514.010.112.3
2022年2月2782,30712.710.513.7
2023年2月2902,55711.911.114.5
2024年2月4022,91714.711.511.4
2025年2月4173,28213.59.514.4
2026年2月4213,63012.211.716.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

15名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は15名。2026/2期の役員報酬は総額248百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
佐藤利行代表取締役社長772,488,810
佐藤太志取締役副社長 営業担当 兼開発部管掌74400,800
花岡秀典専務取締役 管理本部長 兼総務部長 兼BCP担当7010,700
髙橋正名専務取締役 商品ライン本部長 兼商品統括部長 兼販売企画部管掌6745,700
末光憲司常務取締役 店舗運営ライン本部長 兼店舗業務支援室長6510,000
佐藤新三常務取締役 商品ライン本部副本部長兼商品企画部長47211,700
砂田健二取締役 管理本部副本部長 兼人事教育部長5420,100
大原崇典取締役 総合企画室長5212,200
上原瑞江取締役(非常勤)コーポレート ブランディング担当51
藤井義則取締役55
池田千明取締役48
尾崎和正取締役 監査等委員(常勤)68
残りの役員3名を開く
氏名役職年齢保有株数
岡本均取締役 監査等委員702,000
杉山愼策取締役 監査等委員77
富山栄子取締役 監査等委員62

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)10164474721221
社外取締役632325
取締役(社内)1444

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容618字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社の事業内容は、チェーンストアとして広島、岡山、香川、愛媛、徳島、兵庫及び山口商勢圏(瀬戸内沿岸部)に配置した店舗において24時間営業を主体にした食品スーパーマーケットを営む流通小売業であります。 2026年2月28日現在、113店舗(広島県33店舗、岡山県28店舗、香川県15店舗、愛媛県9店舗、徳島県10店舗、兵庫県15店舗、山口県3店舗)を運営しており、今後もドミナント出店(一定の地域に集中的に出店すること。)を継続してまいります。出店形態は24時間営業の売場面積600坪型及び450坪型の食品スーパーマーケットを核として異業種と複合化したオープンモール型のNSC(近隣購買型ショッピングセンター)を主力業態としております。 立地は、商圏人口3万人を基準とし、サバブ(郊外住宅地域)、又はアーバン(都市住宅地域)に出店しております。敷地面積は、2,000坪から10,000坪を目安とし、駐車台数は売場面積3坪に対して1台以上確保することを基本にしております。 主な販売品目は、青果、鮮魚、惣菜、精肉、デイリー、一般食品、菓子、酒類及び雑貨等であります。 季節の上位品目の豊富な品揃え、広く停めやすい駐車場やストレスを感じさせない高い天井等により明るく快適な店づくりを推進しております。 当社は、商品小売事業の単一セグメントのため、セグメント別の区分はしておりません。 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,470字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社は、「食を通して好循環型の社会をめざす」という基本理念に基づき、24時間営業食品スーパーマーケットを展開しております。今後も、以下に定めた経営理念等の下で、多様化するお客様のニーズに積極的に答え、事業拡大に取り組んでまいります。 社訓 和して向上 日々感謝 経営理念  一、地域社会の生活文化向上に貢献する 一、従業員の幸せづくり人づくりをする 一、お取引先様との共存共栄をはかる 一、成長発展のため利益を確保する (2)経営戦略 当社は商品小売事業の単一セグメントであります。出店エリアである広島県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県、山口県及び高知県の主要都市で、標準化した店舗によるドミナント化(一定の地域に集中して出店すること。)を目指してまいります。 出店形態は標準化した売場面積600坪型及び450坪型の24時間営業食品スーパーマーケットを主力業態としてまいります。競争環境が激化する中で、優位性を保つために、ビジネスモデルの進化に取り組んでまいります。 ビジネスモデル 24時間トータルオペレーションシステムお客様のライフスタイルに合わせた買い物の機会の提供 標準化された売場面積600坪型スーパーマーケットを核としたショッピングセンターお客様の365日の食生活を支える豊富な品揃え及び店揃えの実現 製造・物流・販売の総括的マネジメントお客様へ安全で安心な商品を安価に安定供給する体制の実現 (3)経営環境 食品スーパーマーケット業界では、近年加速している人口減少等(少子高齢化)の影響から、マーケットの縮小が予測されます。また、異業種を含めたオーバーストア化及び消費者の生活防衛意識の高まり等により、競争の激化が進むと見込まれます。 当社は、広島県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県、山口県及び高知県の人口が密集する主要都市を商勢圏と設定し、長期ビジョン「西日本5000億円構想」を進めてまいります。今後も、継続的な新規出店を進め、商勢圏内のドミナント化を進めることで、マーケットシェアを高めてまいります。 ①長期ビジョン 長期ビジョン 「西日本5000億円構想」 ②長期ビジョンの進捗状況 広島県   岡山県   香川県   愛媛県 人口(人)※   2,728,771   1,835,478   939,965   1,296,359 世帯数 ※   1,345,070   873,733   452,423   657,422 食品市場規模(億円)※   11,691   7,774   3,773   5,293 2026年2月期末 店舗数   33   28   15   9 2026年2月期末 営業収益(億円)   691   611   257   151 2026年2月期末 シェア   5.9%   7.9%   6.8%   2.9% 徳島県   兵庫県   山口県   合計 人口(人)※   700,409   5,393,607   1,292,956   14,187,545 世帯数 ※   338,987   2,630,792   657,945   6,956,372 食品市場規模(億円)※   3,000   24,856   5,526   61,913 2026年2月期末 店舗数   10   15   3   113 2026年2月期末 営業収益(億円)   196   301   46   2,257 2026年2月期末 シェア   6.6%   1.2%   0.8%   3.6% ※出典:株式会社流通企画 2025食品スーパーマーケット年鑑 (4)中長期経営戦略 当社は、2026年2月期より5カ年で、中期経営計画「瀬戸内2814計画」を推進してまいります。「瀬戸内2814計画」は、2030年2月期までに、140店舗体制で営業収益2,800億円を達成する計画であります。 (5)対処すべき課題 今後の見通しにつきましては、国際的な地政学リスクなどを背景とした物価の上昇等により、生活防衛意識による慎重な購買活動及び低価格志向が続くものと見込まれます。加えて、人口の減少、年齢構成及びライフスタイルの変化などが続き、これらへの対応及びオーバーストアなどの競争環境激化への対応が迫られております。 ①出店における課題 広島、岡山、香川、愛媛、徳島、兵庫、山口及び高知商勢圏でのドミナント化を確立してまいります。業態に関しましては、主にサバブ(郊外住宅地域)及びアーバン(都市住宅地域)に出店する売場面積600坪型・450坪型の標準化したフォーマットを確立してまいります。また、買物に便利な商業集積地として、異業種と複合化したオープンモール型のNSC化と商圏内ベスト立地の確保に引き続き取り組んでまいります。 ②改装における課題 既存店の改装を行い業績の向上を再認識したため、今後は大規模な店舗改装を強化してまいります。お客様への快適な買物空間の提供、変化する消費者ニーズへの対応、LED照明・省エネルギータイプの空調・冷蔵設備等の導入による光熱費の低減、売場や作業場の標準化を行ない作業手順の統一による効率改善のため、既存店舗の改装は建設後の年数を考慮し計画的に取り組んでまいります。 ③商品における課題 新鮮な生鮮食品、利便性の高い惣菜等の調理済み食品、メーカー製造の加工食品及び当社PB商品を販売計画及びカテゴリーマネジメントに基づいて、消費者へ提供してまいります。 当社PB商品「ハローズセレクション」に関しましては、積極的に商品開発を進め、品揃え等の充実をはかってまいります。開発商品、仕入商品の安全・安心に関しましては、社内自主衛生基準に基づく工場調査を継続的に実施してまいります。 商品の物流面に関しましては、早島物流センターを基軸に、その他物流センター等の物流網を有効的に活用し、商品の安定供給と物流の効率化を推進してまいります。 ④店舗運営における課題 店舗における商品発注、商品補充、生鮮品の加工及び清掃等の業務が時間帯ごとに明確化された「24時間店舗運営システム」、24時間営業の商品・資材の提供を支援する「24時間物流システム」、そして顧客ニーズと各業務システムを連携する「24時間情報システム」をさらに高度運用することにより、労働生産性の向上、品切れによるチャンスロスの防止、売れ残り等のロスの削減、ローコスト・オペレーションの確立に努めてまいります。また、安全な商品を安心して購入していただくために、店舗衛生検査、表示チェックなどを強化し、適正な鮮度、品質、表示を継続してまいります。 ⑤組織における課題 昇格制度や業績評価制度及び報奨金制度等のインセンティブを導入し、モチベーションの向上を促すとともに、各種研修プログラムの充実をはかり、人材育成に力を注いでまいります。また、営業力の強化のために、店長・副店長及び主任の早期育成並びにパートタイム社員の戦力化をはかります。採用に関しましては、今後の出店に伴い、新卒者及びパートタイム社員を積極的に雇用するとともに、中途採用においても、嘱託社員及び経験者など優秀な人材の確保に努めてまいります。 ⑥環境保全における課題 新規店舗及び既存店舗での再生可能エネルギー及び省エネ設備導入、店舗での電気使用量削減活動による省エネへの取り組み、食品リサイクル活動、エコセンターを活用した容器等の資源リサイクル等を推進し、環境負荷の低減に努めてまいります。 (6)目標とする経営指標 当社の経営上の主要指標は自己資本利益率(ROE)であり、その目標値は10%以上であります。 当社は、この指標を達成するため営業収益成長率5~10%を維持しつつ、売上高経常利益率の向上を目指しております。 新規出店基準におきましては、個別の投資条件と売上高予測を勘案し、投資対経常利益率(ROI)の当社基準値を満たした店舗開発を行ってまいります。 売上高経常利益率におきましては、高収益商品の開発、情報システム及び物流システムの改革並びに固定費の削減等に取り組み、売上高経常利益率4~5%を目指しております。
事業等のリスク4,002字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社は、事業等に関するリスクについての定期的な評価を実施しており、その中で投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を下記に記載しております。したがって、以下は当社に関する全てのリスクを網羅したものではなく、記載されたリスク以外にもリスクは存在します。当社は、事故、障害、災害等が発生する可能性を踏まえ、発生の回避及び発生した場合の対応に努めてまいります。 なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)出店戦略について 当社は、現在広島県、岡山県、香川県、愛媛県、徳島県、兵庫県及び山口県に店舗を展開しております。今後も、周辺地域を含めて店舗網を拡充する計画を継続してまいります。出店先の選定につきましては出店条件を設定し、立地条件、周辺人口、採算性等の調査に基づき、投資回収期間及び予想利益等の一定条件を満たすものを出店対象としておりますが、出店条件に合致する物件がなく出店を取りやめる場合又は諸条件の変更等により出店予定数の見直しや開発コストが増大する可能性があります。これらに伴い、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社店舗の出店及び増改築に際しては「大規模小売店舗立地法」の規制を受ける場合があり、売場面積1,000㎡を超える店舗の新規出店及び増改築については、都道府県又は政令指定都市及び指定された市に届出が義務付けられております。「大規模小売店舗立地法」届出後、駐車台数、騒音対策、廃棄物処理等について、地元住民の意見を踏まえ審査が進められます。したがって、審査の状況及び規制の変更等により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)経営環境について 当社は、食品スーパーマーケットを主体としており、個人消費者との結びつきが強い業種であります。したがって、経済環境等の悪化による消費購買力の低下、天候要因による季節の売れ筋商品の変化等により売上が低下する場合があります。また、競合他社の進出や業態変更による競争の激化等での売上の低下、あるいは商品調達価格の上昇などによる収益性の悪化などは、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 また、生食肉及びノロウイルスによる食中毒、鳥インフルエンザの発生や食品の偽装問題などに見られるように、食の安全性を揺るがす問題の発生は、消費者の購買意欲を低下させる要因となり、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (3)食品衛生管理について 当社は、食料品の小売業として「食品表示法」等の規制を受けており、商品の取り扱いに関する衛生管理、鮮度管理、温度管理及び表示管理等に対し厳格な注意を払っております。また、マニュアルに基づき従業員の衛生管理意識の徹底もはかっております。一方で、製造委託先工場への立入り検査や店頭商品の抜取り検査を行うなど、全社一丸となり商品全般で予見されるリスクの発生防止に取り組んでおります。 しかしながら、上記の衛生管理等の取り組みの範囲を超えた事象が発生した場合には、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (4)商品開発について 当社は、PB商品の開発を積極的に行っており、その開発にあたっては、「適切な品質」、「低価格」及び「安全・安心・健康」を基本コンセプトにし、品質管理においては、上記(3)に記載のとおり、厳格な管理を行っております。しかしながら、商品が消費者ニーズに合致しなくなった場合、又は当社PB商品に起因する事故等が発生した場合は、当社に対する信頼の失墜、売上高の低迷等により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (5)個人情報及び特定個人情報の取扱いについて 当社は、役員、従業員、顧客及び取引先に関する個人情報を取り扱っております。また、2016年1月より利用開始したマイナンバー制度に伴い特定個人情報も取り扱っております。「個人情報の保護に関する法律」及び「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」は、個人情報及び特定個人情報を取り扱う事業者に対して、当該情報を安全に管理する義務、利用目的を特定及び限定して当該情報を利用する義務等を定めております。当社では、諸規程を定めるとともに、従業員の意識改革、保管場所の改善やセキュリティ強化等、法の遵守に努めておりますが、当該情報の流出が発生した場合には、当社の社会的信用の低下、該当者からの損害賠償請求等により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (6)システムトラブルについて 当社は、情報システムの安全管理体制構築をはかっております。しかし、自然災害及び外部からのサイバー攻撃等によるソフト及びハードウェア障害等のシステムトラブルが発生した場合、店舗運営に支障をきたすこととなり、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、物流や商品供給等の重要なインフラの業務委託先の技術力や収益力等が著しく低下した場合及び当該業務委託先との契約の継続が困難となった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (7)固定資産の減損会計による影響について 当社は、出店するにあたり建物、土地を一部自社保有しております。2007年2月期から固定資産の減損会計の適用を受けており、保有する固定資産に減損処理が必要になった場合は、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (8)人件費の増加について 近年、労働人口の減少及び企業間の採用競争激化により、人材の確保が困難になってきました。そのような状況の中で、当社は、従業員が働き易い環境整備及び処遇待遇の改善を強化しております。このため、時間給や基本給等の見直し及び社会保険制度の改正等により人件費が大幅に増加した場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (9)人材の確保と育成について 当社は、優れた人材の採用及び教育を最重要課題の一つとしており、今後の事業拡大には、パートタイム社員も含め優秀な人材の確保が不可欠であると認識しております。従業員に対しては、昇格制度、業績評価制度及び報奨金制度等のインセンティブを導入し、モチベーションの向上を促すとともに、各種研修プログラムの充実をはかり、人材育成に力を注いでおります。しかし、予期せぬ外部環境の変化により人材の確保及び育成が進まない場合、出店計画の見直し、店舗管理レベル及び商品力の低下等により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (10)消費税率引き上げについて 今後、消費税率の引き上げが適用された場合、食料品等個人消費への影響が予測され、加えて、新制度への対応等の費用発生により、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (11)賃借した土地等の継続的使用について 当社は、新規出店の際に土地及び建物を取得する場合と賃借する場合があります。賃借する場合は対象物件の権利関係等の確認を行っておりますが、土地等の所有者である法人・個人が破綻等の状態に陥り、土地等の継続的使用が困難となった場合には、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (12)敷金及び保証金について 当社は、賃借による出店にあたり、敷金及び保証金の差入れを行っております。この差入敷金保証金を担保するために賃借権の登記等保全対策を講じております。また、差入保証金の一部は賃借期間にわたっての分割返済を受けておりますが、賃借先の経済的破綻等によりその一部又は全部が回収できなくなった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (13)金利変動による影響について 当社は、主に長期借入金により設備投資資金の調達をしております。主に固定金利による借入であるため、金利変動による影響は比較的少ないものと考えられます。しかしながら、今後の資金調達において、急激に金利が上昇した場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (14)災害等による影響について 当社は、一定地域に集中して出店しております。このため、地震や台風などの自然災害が発生した場合、多数の店舗が被害を受ける可能性があります。また、災害等による交通の遮断、放射性物質の影響などにより、商品の流通や仕入が困難となった場合は、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (15)24時間営業について 当社は、24時間営業の店舗を主体としております。出店に際し、近隣住民の皆様への事前説明を実施するなど、営業に関するご理解をいただいております。しかし、今後の環境変化により、24時間営業ができなくなった場合、物流や作業の変更によるコストが発生し、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 (16)各種感染症による影響について 当社の店舗、物流センター及び本部では、公衆衛生の徹底等の感染症拡大防止対策に取り組み、ライフラインとして食料品を販売する社会的役割を継続しております。 また、当社の標準タイプである600坪型を中心とした広い店舗、時間分散が可能な24時間営業の事業形態は、感染症の拡大防止に適しているものと考えております。 しかし、今後、国内で各種感染症の蔓延が発生した場合、店舗の休業、本部及び物流センターの機能不全、流通・仕入活動の停滞、テナントの業績悪化及び消費者の購買意欲を低下させる風評リスクの発生等、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,116字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、当社は、商品小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりません。 また、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在で判断したものであります。 (1)財政状態の状況 ① 流動資産 現金及び預金は、前事業年度末に比べ9,209百万円増加し23,061百万円(前期比66.5%増)となりました。預け金は、前事業年度末に比べ461百万円増加し1,638百万円(前期比39.3%増)となりました。その結果、流動資産は前事業年度末に比べ11,255百万円増加し、34,295百万円(前期比48.8%増)となりました。 この主な要因は、期末日の金融機関休業日の影響によるものであります。 ② 固定資産 有形固定資産は、新規店舗の建設、出店用地の土地購入等により、前事業年度末に比べ11,191百万円増加し、88,396百万円(前期比14.5%増)となりました。無形固定資産はソフトウエアの償却などにより、前事業年度末に比べ64百万円減少し840百万円(前期比7.1%減)となりました。投資その他の資産は、長期前払費用等の増加により、前事業年度末に比べ757百万円増加し、12,477百万円(前期比6.5%増)となりました。その結果、固定資産は、前事業年度末に比べ11,885百万円増加し、101,714百万円(前期比13.2%増)となりました。 ③ 流動負債 買掛金は、前事業年度末に比べ12,457百万円増加し23,789百万円(前期比109.9%増)となりました。その結果、流動負債は前事業年度末に比べ15,936百万円増加し、41,536百万円(前期比62.3%増)となりました。 この主な要因は、期末日の金融機関休業日の影響によるものであります。 ④ 固定負債 長期借入金は、借入金の返済により前事業年度末に比べ514百万円減少し、6,539百万円(前期比7.3%減)となりました。その結果、固定負債は、前事業年度末に比べ107百万円減少し、16,733百万円(前期比0.6%減)となりました。 ⑤ 純資産 株主資本は、別途積立金及び繰越利益剰余金等が増加したことなどにより、前事業年度末に比べ7,293百万円増加し、77,487百万円(前期比10.4%増)となりました。その結果、純資産合計は、前事業年度末に比べ7,311百万円増加し、77,739百万円(前期比10.4%増)となりました。 (2)経営成績の状況 a.経営成績 ① 営業収益 売上高は、前事業年度に比べ14,511百万円増加し、219,357百万円(前期比7.1%増)となり、営業収入は、前事業年度に比べ455百万円増加し、6,361百万円(前期比7.7%増)となりました。 以上の結果、営業収益は、前事業年度に比べ14,966百万円増加し、225,719百万円(前期比7.1%増)となりました。この主な要因は、6店舗の新規出店、前事業年度開店店舗及び既存店舗の売上高の増加によるものであります。なお、既存店舗の売上高前年比は104.3%でした。 ② 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価につきましては、売上高の増加により、前事業年度に比べ11,328百万円増加し、163,579百万円(前期比7.4%増)となりました。 販売費及び一般管理費につきましては、前事業年度に比べ3,434百万円増加し、49,665百万円(前期比7.4%増)となりました。この主な要因は、6店舗の新規出店及び前事業年度開店店舗等に関する経費の増加及び既存従業員に対するベースアップ等によるものであります。 ③ 営業利益 以上の結果、営業利益につきましては、前事業年度に比べ203百万円増加し、12,473百万円(前期比1.7%増)となりました。 ④ 営業外損益 営業外収益につきましては、前事業年度に比べ57百万円増加し、199百万円(前期比40.7%増)となりました。 営業外費用につきましては、前事業年度に比べ3百万円減少し、107百万円(前期比3.2%減)となりました。 ⑤ 経常利益 以上の結果、経常利益につきましては、前事業年度に比べ264百万円増加し、12,566百万円(前期比2.2%増)となりました。経常利益率は前事業年度と比べ0.3ポイント減少し、5.7%となりました。 ⑥ 特別損益 特別利益につきましては、補助金収入等を計上し、9百万円(前期比33.5%減)となりました。 特別損失につきましては、固定資産除却損を計上し、5百万円(前期比96.1%減)となりました。 ⑦ 当期純利益 以上の結果、税引前当期純利益につきましては、前事業年度に比べ406百万円増加し、12,569百万円(前期比3.3%増)となり、法人税等負坦額は前事業年度に比べ332百万円増加し、3,581百万円(前期比10.2%増)となりました。その結果、当事業年度における当期純利益は前事業年度に比べ74百万円増加し、8,987百万円(前期比0.8%増)となりました。 ⑧ 自己資本利益率(ROE)についての分析 当社は経営上の目標指標として、自己資本利益率(ROE)10%以上を目指しております。 当事業年度の自己資本利益率(ROE)の実績は、12.2%(前事業年度13.5%)でした。内訳は、当期純利益8,987百万円(前期比0.8%増)、自己資本(期中平均)73,841百万円(前期比11.5%増)でした。その主な要因は以下の2項目であります。 イ.販売政策による客数増加及び商品原価等の高騰による商品売価の引き上げ等により既存店の売上高前年比は104.3%となり、経常利益が増加したこと。 ロ.賃上げ促進税制に係る税額控除等により当期純利益が増加したこと。 今後も新規出店を継続しつつ、24時間営業及びオペレーション、商品開発、生産性、ロジスティクス及び店舗開発等の改善に取り組み、自己資本利益率(ROE)10%以上を目指してまいります。 b.仕入及び販売の実績 ① 仕入実績 当事業年度の仕入実績を商品部門別に示すと、次のとおりであります。 (単位:百万円) 商品部門   前事業年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   増減額   増減率 仕入高   構成比   仕入高   構成比 %       %       % 青果   18,871   12.4   19,350   11.8   479   2.5 鮮魚   10,178   6.7   10,914   6.6   736   7.2 惣菜   16,336   10.7   17,744   10.8   1,407   8.6 精肉   16,968   11.1   18,320   11.2   1,352   8.0 生鮮計   62,355   40.8   66,331   40.4   3,975   6.4 デイリー   37,260   24.4   40,656   24.8   3,396   9.1 一般食品   27,077   17.7   30,138   18.3   3,061   11.3 菓子   9,456   6.2   10,055   6.1   598   6.3 酒   9,527   6.2   9,662   5.9   134   1.4 雑貨   6,807   4.5   7,249   4.4   442   6.5 その他   183   0.1   117   0.1   △66   △36.0 ドライグロサリー計   90,312   59.2   97,880   59.6   7,567   8.4 合計   152,668   100.0   164,211   100.0   11,543   7.6 (注) 金額は、仕入価格によっております。 ② 販売実績 当事業年度の販売実績は、次のとおりであります。 イ.商品部門別販売実績 (単位:百万円) 商品部門   前事業年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   増減額   増減率 売上高   構成比   売上高   構成比 %       %       % 青果   23,778   11.6   24,516   11.2   738   3.1 鮮魚   13,755   6.7   14,513   6.6   757   5.5 惣菜   28,268   13.8   30,548   13.9   2,280   8.1 精肉   24,020   11.7   25,859   11.8   1,839   7.7 生鮮計   89,822   43.8   95,437   43.5   5,615   6.3 デイリー   49,362   24.1   53,402   24.3   4,039   8.2 一般食品   33,408   16.3   36,958   16.8   3,550   10.6 菓子   12,753   6.2   13,515   6.2   762   6.0 酒   11,023   5.4   11,136   5.1   113   1.0 雑貨   8,216   4.0   8,719   4.0   502   6.1 その他   259   0.1   187   0.1   △72   △27.7 ドライグロサリー計   115,024   56.2   123,920   56.5   8,896   7.7 合計   204,846   100.0   219,357   100.0   14,511   7.1 (注)  主な販売先の販売実績で、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の販売先はありません。 ロ.地域別販売実績 (単位:百万円) 地域   前事業年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   増減額   増減率 (%) 広  島  県   63,662   67,361   3,698   5.8 岡  山  県   54,623   58,799   4,175   7.6 香  川  県   23,517   25,025   1,507   6.4 愛  媛  県   14,808   14,938   130   0.9 徳  島  県   18,501   19,155   653   3.5 兵  庫  県   27,487   29,552   2,064   7.5 山  口  県   2,244   4,525   2,280   101.6 合 計   204,846   219,357   14,511   7.1 ハ.単位当たり売上高 項目   前事業年度(自 2024年3月1日至 2025年2月28日)   当事業年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日)   増減率 (%) 売上高  (百万円)   204,846   219,357   7.1 売場面積(期中平均) (㎡) 1㎡当たり期間売上高  (千円)   203,6291,005   210,8721,040   3.63.4 従業員数(期中平均) (人) 1人当たり期間売上高  (千円)   6,24532,801   6,70032,739   7.3 △0.2 (注) 1 金額には、消費税等は含まれておりません。 2 売場面積(期中平均)は、営業月数単位による加重平均で算出しております。 3 従業員数(期中平均)は、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員を含んでおります。なお、パートタイマー、アルバイト及び嘱託契約の従業員は1日8時間換算の期中平均により算出しております。 (3)キャッシュ・フローの状況 キャッシュ・フローに関しては、順調に利益を獲得しており、特段の問題はありません。詳細は以下のとおりであります。 ① 現金及び現金同等物 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税引前当期純利益12,569百万円、仕入債務の増加額12,457百万円、減価償却費5,093百万円、長期借入れによる収入3,100百万円、有形固定資産の取得による支出12,689百万円等の要因により、前事業年度末に比べて9,671百万円増加し、24,699百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ② 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は26,200百万円(前期比10,307百万円増加)でありました。これは主に、税引前当期純利益12,569百万円(前期比406百万円増加)、金融機関休業日の影響等による仕入債務の増加12,457百万円(前期比11,811百万円増加)によるものであります。 ③ 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は14,019百万円(前期比261百万円増加)でありました。これは主に、出店候補地の土地及び新店舗の建設等に伴う有形固定資産の取得による支出12,689百万円(前期比675百万円増加)、敷金及び保証金の差入による支出118百万円(前期比307百万円減少)によるものであります。 ④ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は2,509百万円(前期比2,736百万円減少)でありました。これは主に、長期借入れによる収入3,100百万円(前期比3,000百万円増加)、自己株式の取得による支出360百万円(前期比359百万円増加)、配当金の支払額1,451百万円(前期比341百万円増加)によるものであります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社は、運転資金及び設備投資資金につきまして、主として営業活動によるキャッシュ・フロー及び銀行等からの借入金により資金調達をしております。資金計画につきましては基本的に営業活動により得られた資金を有効活用し有利子負債の削減を図ることとしております。 当社のキャッシュ・フロー指標は次のとおりであります。 回次   第64期   第65期   第66期   第67期   第68期 決算年月   2022年2月   2023年2月   2024年2月   2025年2月   2026年2月 自己資本比率   (%)   56.5   55.1   59.7   62.2   57.0 時価ベースの自己資本比率   (%)   71.4   69.7   94.6   75.1   77.0 債務償還年数   (年)   4.3   1.8   1.2   0.7   0.4 インタレスト・ カバレッジ・レシオ   (倍)   38.2   121.7   118.7   189.8   335.8 (注) 1 各指標の算出基準は以下のとおりであります。 自己資本比率 (自己資本)÷(総資産) 時価ベースの自己資本比率 (株式時価総額)÷(総資産) 債務償還年数 (有利子負債)÷(キャッシュ・フロー) インタレスト・カバレッジ・レシオ (キャッシュ・フロー)÷(利払い) 2 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式総数をベースに算出しております。 3 有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象にしております。 4 キャッシュ・フロー及び利払いにつきましてはキャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロー及び利息の支払額を使用しております。 5 2026年2月期の総資産には、期末金融機関休業日による仕入債務等の未決済分が11,573百万円含まれております。 (4)重要な会計方針及び見積り 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。 この財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 当社の財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」に記載のとおりであります。 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

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開示資料

出典

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