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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

丸千代山岡家

Maruchiyo Yamaokaya Corporation3399 · Standard · 小売業

概要

丸千代山岡家は、札幌市に本社を置くラーメンチェーン企業である。主力ブランド「ラーメン山岡家」を全店直営・24時間営業で運営し、2026年1月時点で195店舗を北海道から九州まで展開する。2006年にジャスダックに上場し、2025年1月期の売上高は346億円、営業利益37億円に達した。郊外の幹線道路沿いを中心に出店し、店内調理による品質統一を特徴とする。

直営・24時間・店内調理の営業体制

同社は全店舗を直営とし、フランチャイズは採用しない。理由は、商品の品質・サービス・清潔さを全店で均一に保つためであり、スクラップ・アンド・ビルドによる効率的な店舗入れ替えが可能になる。原則として24時間営業を実施し、店内でスープやチャーシューを製造する「店内調理」を徹底する。これにより、製造と販売を一体化し、提供するラーメンの味を安定させている。

郊外主体の出店戦略と地域分布

出店は主に郊外の幹線道路沿いで、一定以上の駐車スペースを確保できる立地を選ぶ。これはドライバーを主要客層とするためである。2026年1月現在、北海道、関東、東北、東海地方に集中して店舗を配置する一方、近年は関西・中国・九州エリアへの進出も進めている。都心部への展開も視野に入れた業態開発を行い、2010年には東京23区内に高田馬場店を開設した。

急成長する収益構造

同社の売上高は2013年1月期の89億円から2026年1月期(計画)の430億円へと約4.8倍に拡大した。特に2022年以降の成長が顕著で、2024年1月期には265億円、2025年1月期には346億円と急増した。営業利益も2021年1月期の4億円から2026年1月期計画では47億円へと拡大。純利益は同期間で1億円から37億円へ増加している。収益拡大の背景には既存店売上の46カ月連続前年超えと積極的な新規出店がある。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
430億円
営業利益
47億円
営業利益率
10.9%
純利益
37億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

製品と技術

ラーメン山岡家の商品ラインナップ

主力は「ラーメン山岡家」で、豚骨醤油ベースのスープと太めのストレート麺が特徴。店内で煮込むチャーシューや味玉などトッピングも充実する。期間限定商品を年間複数品投入し、季節感や食材の独自性を打ち出す。2025年1月期には「ラーメン山岡家」で6品、「煮干しラーメン山岡家」で5品、「味噌ラーメン山岡家」で4品の限定商品を販売した。スープの品質維持のため、講習会や社内コンテスト、マイスター制度を導入している。

自社農業によるネギ供給と食の安全

同社はラーメンの定番具材である長ネギの安定調達と品質向上を目的に農業事業に参入している。自社農地で栽培したネギを店舗に供給し、「安全安心」を訴求する。収穫量拡大には農地拡大と人材確保が課題であり、経営課題の一つとして農業事業の強化を掲げている。この取り組みは、食材の内製化によるコスト管理と差別化の一環である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

成長続くラーメンチェーン企業

丸千代山岡家は、ラーメンチェーン「山岡家」を運営する企業で、小売業に分類される。同業の光フードサービス(「幸楽苑」)やトライアルホールディングス(ディスカウントストア)とは業態が異なるが、外食市場での競合となる。2025年1月期に売上高346億円、営業利益率10.69%と堅調な成長を達成。2026年1月期も増収増益を見込む。一方、同業のINGやインターメスティックと比較して、専門性の高さが強みだが、ラーメン業界内での差別化が課題。

強み

  • 「山岡家」ブランドの知名度が高く、リピーター獲得に成功。
  • 2025年1月期は前期比30.6%増収、2026年1月期も24.3%増収見込み。
  • 営業利益率10%超を維持し、外食業界平均を上回る。
  • 直営店中心の運営で品質管理と収益管理が徹底されている。

課題

  • ラーメン市場は飽和状態にあり、新規顧客開拓が難しい。
  • 小麦や肉類の価格上昇が収益を圧迫するリスク。
  • 外食業界全体で人手不足が深刻で、人件費増加やサービスの質低下が懸念。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字が丸千代山岡家

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12664カワチ薬品889億円25.3倍
23034クオールホールディングス889億円11.6倍
32742ハローズ857億円9.5倍
42734サーラコーポレーション800億円10.5倍
57421カッパ・クリエイト795億円
63399丸千代山岡家791億円21.0倍
78244近鉄百貨店791億円20.9倍
8417Aブルーゾーンホールディングス787億円16.2倍
97412アトム749億円
108273イズミ744億円13.1倍
112705大戸屋ホールディングス731億円59.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

札幌で創業、合併を経て「丸千代山岡家」に

1993年3月、札幌市中央区に株式会社山岡家を設立。株式会社丸千代商事からすすきの店と南2条店を譲り受け営業を開始した。1997年にはタレ製造部門を子会社の山岡家スープに、食材仕入部門をサンシンフーズに分離する。2002年2月、丸千代商事を吸収合併し、商号を株式会社丸千代山岡家に変更。2003年には子会社の統合を行い、サンシンフーズが山岡家スープを吸収合併した。

北海道から関東・東北へ拡大した2000年代前半

1999年に栃木県小山田間店を皮切りに関東進出を開始。2003年から2005年にかけて埼玉、千葉、群馬、東京、宮城、静岡、福島の各県に初出店し、首都圏および東北エリアに足場を築いた。2004年にはサンシンフーズを吸収合併し、社内での食材調達機能を一元化。同年本社を札幌市東区に移転し、現在の本店所在地となっている。

上場と100店舗達成、西日本への布石

2006年2月、ジャスダック証券取引所に上場(証券コード3399)。上場後も出店ペースを加速し、2007年には愛知、三重、2009年には東京23区内に進出。同年12月に茨城県水戸市の水戸城南店開店により「ラーメン山岡家」の100店舗を達成した。2010年の取引所統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2011年には秋田、青森、富山、石川、大阪の各府県に初出店し、西日本エリアへの展開を本格化させた。

近年の急成長と300店舗構想

2020年代に入ると既存店売上の連続成長と新規出店により業績が急伸。2024年1月期の売上高は265億円、2025年1月期は346億円に達し、純利益もそれぞれ14億円、28億円と過去最高を更新した。2026年1月期の計画では売上高430億円、営業利益47億円を見込む。同社は「300店舗・47都道府県への展開」を経営ビジョンに掲げ、毎期着実な出店を進めている。

年表31件を開く

1990年代

  • 1993年3月札幌市中央区に㈱山岡家を設立し、㈱丸千代商事からすすきの店、南2条店を譲り受けて営業開始
  • 1997年1月タレ製造部門を分離し、100%子会社の㈲山岡家スープを設立
  • 1997年2月食材等仕入部門を分離し、100%子会社の㈲サンシンフーズを設立
  • 1999年4月栃木県の第1号店舗として小山市に小山田間店開店

2000年代

  • 2000年7月本社を札幌市東区東雁来7条1丁目4番19号に移転
  • 2002年2月M&A㈱丸千代商事を吸収合併し、㈱丸千代山岡家に商号変更
  • 2003年2月M&A子会社の統合を行い、㈲サンシンフーズが㈲山岡家スープを吸収合併
  • 2003年4月㈲サンシンフーズを株式会社に組織変更
  • 2003年7月埼玉県の第1号店舗として春日部市に春日部店開店
  • 2003年8月千葉県の第1号店舗として柏市に柏店開店
  • 2003年12月群馬県の第1号店舗として太田市に太田店開店
  • 2004年11月M&A㈱サンシンフーズを吸収合併
  • 2005年2月東京都の第1号店舗として西多摩郡瑞穂町に瑞穂店開店
  • 2005年7月宮城県の第1号店舗として名取市に名取店開店
  • 2005年8月静岡県の第1号店舗として富士市に富士店開店
  • 2005年11月福島県の第1号店舗としていわき市にいわき店開店
  • 2006年2月上場ジャスダック証券取引所へ上場(証券コード3399)
  • 2006年5月岐阜県の第1号店舗として瑞穂市に岐阜瑞穂店開店
  • 2006年8月山梨県の第1号店舗として笛吹市に笛吹店開店
  • 2007年2月山形県の第1号店舗として山形市に山形青田店開店
  • 2007年6月愛知県の第1号店舗として豊橋市に豊橋下地店開店
  • 2007年10月三重県の第1号店舗として桑名市に桑名店開店
  • 2009年4月東京都23区内の第1号店舗として新宿区に高田馬場店開店
  • 2009年12月茨城県水戸市に水戸城南店開店により、ラーメン山岡家100店舗達成

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場
  • 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場
  • 2010年11月秋田県の第1号店舗として秋田市に秋田仁井田店開店
  • 2011年8月青森県の第1号店舗として弘前市に弘前店開店
  • 2011年9月富山県の第1号店舗として高岡市に高岡店開店
  • 2011年10月石川県の第1号店舗として金沢市に金沢森戸店開店
  • 2011年11月大阪府の第1号店舗として岸和田市に岸和田店開店

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 新規出店数15店舗
  • 店舗数の純増による売上規模の拡大300店舗
  • 営業利益中長期的な重要指標(数値目標は未記載)
  • 営業利益率中長期的な重要指標(数値目標は未記載)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    直営店主力の郊外型出店戦略

    味とサービスの均一化を重視し、一定の駐車スペースを確保できる幹線道路沿いを中心に出店。将来は都心への展開も視野に入れた業態開発を進め、全国の幹線道路や繁華街に必ず店舗が存在する状態を目指す。

  2. 02

    QSCの向上

    スーパーバイザーの増員による店舗管理体制の強化、商品品質・接客・衛生面の継続的改善に加え、ウェイティング対応の標準化や挨拶、商品提供の徹底を通じて顧客満足度を高める。

  3. 03

    人材の採用・育成の強化

    中途採用、パート・アルバイトからの社員登用、特定技能外国人材の積極採用により人材を確保。多様な働き方(週休3日、転勤の有無、キャリア採用など)を提示し、社内教育体制の強化(教育スタッフ増員、社内キャンペーン)を進める。

  4. 04

    労務環境の整備

    給与水準の職責に応じた引き上げ、健康経営の推進(健康状態把握、健康経営優良法人認定継続、人間ドック費用補助)など、福利厚生・労働環境を向上させて従業員の定着率向上を図る。

  5. 05

    着実な新規出店と本部機能・農業事業の強化

    年間15店舗の新規出店計画。好調エリアや西日本を中心に、300店舗達成に向け毎期着実に出店。本部機能強化のためのシステム導入、農業事業では長ネギの収穫量増加と品質安定に向けた農地・人材拡充を継続。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で776人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は436万円で、9期前と比べて+3.3%平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は7.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月334
2018年1月398
2019年1月354
2020年1月42240.07.9371
2021年1月43640.28.1387
2022年1月43440.28.0407
2023年1月43540.68.2443
2024年1月43941.18.2558
2025年1月43440.97.4654566
2026年1月43640.97.1776606

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年1月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
男性育休取得率15.4%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)77.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ラーメン山岡家他 北海道55店舗2,085百万円
ラーメン山岡家他 埼玉県13店舗654百万円
ラーメン山岡家他 茨城県19店舗425百万円
ラーメン山岡家 栃木県11店舗411百万円
関東営業所 — 茨城県つくば市229百万円
ラーメン山岡家 千葉県16店舗217百万円
ラーメン山岡家 和歌山県2店舗174百万円
ラーメン山岡家 山口県2店舗149百万円
ラーメン山岡家 福岡県3店舗140百万円
ラーメン山岡家 愛知県8店舗139百万円
ほか23件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は430億円営業利益47億円前期と比べると増収増益で、売上が+24.3%、利益が+27.0%。

売上高
+24.3%
430億円
営業利益
+27.0%
47億円
純利益
+32.1%
37億円
営業利益率
10.9%
前期比 +0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高484億円430億円
営業利益52億円47億円
純利益36億円37億円
1株あたり配当¥30¥30

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は111億円、営業利益は12億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+46.1%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q5523.61
2024年2Q6134.92
2024年3Q71811.36
2024年4Q785
2025年1Q76810.55
2025年2Q8078.86
2025年4Q1902211.617
2026年2Q1982010.114
2026年4Q2322711.623
2027年1Q1111210.89

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は89億円から430億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.9%。売上は12期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月8920
2014年1月882−1
2015年1月9031
2016年1月10153
2017年1月11151
2018年1月12130
2019年1月12840
2020年1月14173
2021年1月14341
2022年1月15134
2023年1月18764
2024年1月2652114
2025年1月346373810.728
2026年1月430474810.937

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高430億円のうち、営業利益として残るのは47億円10.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金30.5%131億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.6%252億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.9%47億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
69.5%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+7.3pt
10.9%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+6.1pt
8.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+35.3pt
43.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
20.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
27.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年1月期は営業CFが51億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは31億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は60億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年1月6−2−443
2014年1月60−663
2015年1月9−2−377
2016年1月8−6−227
2017年1月4−93−54
2018年1月7−7206
2019年1月10−5−258
2020年1月10−8029
2021年1月8−41414
2022年1月10−6−2415
2023年1月14−135120
2024年1月24−14−51026
2025年1月30−13−51738
2026年1月51−20−103160

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は183億円。このうち返さなくてよい自己資本が101億円で、自己資本比率は55.4%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月51123924.0
2014年1月44113325.5
2015年1月45123327.1
2016年1月49153429.9
2017年1月51163530.4
2018年1月55154027.6
2019年1月56154126.6
2020年1月61184328.5
2021年1月64194528.5
2022年1月67224533.0
2023年1月85256029.1
2024年1月112397334.6
2025年1月145677846.1
2026年1月1831018255.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳単体ベース
現金及び預金
62億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
97億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
82億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率37 / 40
収益力営業利益率22 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中8位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中275位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
43.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.9%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
55.4%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
24.3%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,935で、1年前と比べて+14.2%過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。

¥3,935-2.5%1ヶ月+10.1%1年+14.2%時価総額791億円
過去52週の値幅
安値¥2,595高値¥4,100

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.0倍
PER (会社予想)21.4倍
PBR51.41倍
配当利回り0.76%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/14に3795円(+6.3%)と急騰し、1ヶ月で+14.5%、1年で+35.3%と堅調。25日線(3370円)を+12.6%上回り、週足では上昇基調。出来高も7/14に27.7万株と活況。52週高値4070円にはまだ-6.8%の余地があるが、RSI78.6と過熱域。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)

PERは19.08倍と低く見えるが、業界平均の41.45倍を下回る。しかしPBRが46.77倍と平均の2.95倍を大幅に上回り、ROEは43.9%と高い。配当利回りは0.84%と平均の13.55%を大きく下回り、配当性向も12.3%と低い。売上高・利益は成長しているが、株価が簿価に対して極めて高く、配当利回りの低さが指摘される。業界平均との比較ではPBRと配当利回りで大きく乖離し、割高と判断。ただし、高ROEと成長性を考慮し、極端な割高とはしない。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.0倍39.6倍
PER (予想)21.4倍
PBR51.41倍2.44倍
ROE43.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強気派は、既存店売上の伸びと出店攻勢で売上高・利益が2ケタ増益を続けており、ラーメン市場でのブランド力が強まっていると評価する。また、ROEが40%超と非常に高い資本効率も魅力だ。一方、弱気派は、PBRが46倍と極めて高く、業績の数%悪化で株価が大きく下落するリスクを指摘する。また、ラーメン業界は競争が激しく、顧客の嗜好変化や原材料価格高騰が収益を圧迫する可能性を懸念する。

プラスに働く材料7
  • 高成長の継続

    売上高・利益とも2ケタ増を維持し、勢いが止まらない

  • 高ROE

    ROE約44%という高い資本生産性が株主価値を創出

  • ブランド認知

    「山岡家」は独自の豚骨味で固定ファンが厚い

  • 営業利益47億円と前期比27%増益2026年1月期影響

    営業利益は37億円から47億円へ増加し、利益率10.93%を維持する

  • 売上高430億円と前期比24.3%増2026年1月期影響

    売上高は346億円から430億円へ拡大し、出店効果が寄与する

  • 純利益37億円と前期比32%増益2026年1月期影響

    純利益は28億円から37億円へ増加し、最終利益も拡大する

  • 株価上昇率4.36%の出遅れ感継続影響

    過去1年で株価は4.36%上昇に留まり、業績成長との乖離がある

マイナスに働く材料7
  • バリュエーション過熱

    PBR約47倍で、業績の下方修正があれば急落リスク

  • 競争激化

    同業他社との価格競争や新規参入で収益を圧迫

  • コスト増

    原材料高や人件費上昇で利益率が低下する懸念

  • PBR46.77倍の極端な高さ継続影響

    PBR46.77倍は純資産の約46倍で、バリュエーション修正の懸念が大きい

  • 予想PER19.4倍とEPS減益決算発表後影響

    実績PER19.08倍に対し予想PER19.4倍、EPSは約1.6%減となる

  • 配当利回り0.84%の低さ通年影響

    配当利回り0.84%と低く、株主還元が投資魅力を高めない

  • 利益率改善は0.24ポイント留まり2026年1月期影響

    営業利益率は10.69%から10.93%へ小幅改善、増収効果が限定的

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
集客力の持続性と顧客の支持を測る
客単価
価格改定やメニュー構成の効果を見る
出店ペース
成長戦略の進捗と投資効果を確認する
原材料費率
コスト上昇が利益を圧迫しないかの監視

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり30で、前期から+475.0%いまの株価に対する利回りは0.76%。増配か配当維持が3年続いている。

年間配当
¥30
1株あたり
配当利回り
0.76%
いまの株価に対して
配当性向
12.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
3年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月226.3
2018年1月20.0
2019年1月20.0103.6
2020年1月214.314.0
2021年1月20.027.3
2022年1月20.010.1
2023年1月20.09.5
2024年1月325.03.4
2025年1月460.02.8
2026年1月23475.012.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥30

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ17,222人。区分でいちばん多いのは個人・その他67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.1%を占め、残る73.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他88.884.782.373.964.767.1
事業法人6.210.811.111.224.724.6
外国法人0.50.61.77.73.56.3
金融機関2.82.62.62.73.31.5
自己株式0.60.50.50.50.61.0
証券会社1.81.52.34.53.70.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01山岡 正17.60
02㈱MYコーポレーション13.32
03㈱エヌジーシー3.59
04若杉 精三郎2.64
05山岡 江利子2.54
06一由 聡2.12
07和弘食品㈱2.03
08㈱三和1.99
09㈱大橋製麺所1.99
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 5050011.71

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-21
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    8.90%
    -0.02pt
  • 2026-08-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    8.92%
    -0.01pt
  • 2026-07-07
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    7.59%
    +0.50pt
  • 2026-05-22
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    7.09%
    +0.77pt
  • 2026-05-12
    キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)
    新規の大量保有報告
    6.32%
    +0.87pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+4675%、1株純資産は14期で−66%。直近期のROEは43.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月41,5130.3211.7509.1
2014年1月−1091,387
2015年1月475049.812.014.1
2016年1月10760419.312.713.1
2017年1月536428.522.226.3
2018年1月−7621
2019年1月146142.2108.0103.6
2020年1月5735917.219.814.0
2021年1月151907.931.127.3
2022年1月2011319.111.810.1
2023年1月2112617.714.29.5
2024年1月7319745.317.73.4
2025年1月14534053.813.32.8
2026年1月18851443.917.512.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
一由聡代表取締役社長56427,200
荒谷健一取締役 営業本部長4760,000
大島正一取締役 経営企画室長4737,000
吉村薫取締役 北海道営業部部長4515,800
南畑泰道取締役(注)154800
坂本尚幸取締役(監査等委員) (注)167400
斉藤世司典取締役(監査等委員) (注)170800
渡辺剛取締役(監査等委員) (注)159

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)595119619
社外取締役418185

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容275字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、直営によるラーメン専門店「ラーメン山岡家」を運営するラーメン事業を主として行っており、2026年1月31日現在、195店舗(新業態を含む)を北海道、関東、東北、東海地区の主要幹線道路沿いを中心に、全店舗直営店24時間営業を基本として出店しております。当社が多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店ベースで維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施できることによるものであり、今後も引き続き事業の拡大に取り組む方針であります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,462字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社の経営理念は、「食を通じて、人と地域社会をつなぐ企業へ 全てのお客様に喜んでもらい、「お客様」「社会」「社員」に必要とされる企業であり続ける」であります。 当社はこれまで、「ラーメンでお客様に喜んでもらう」を経営理念とし、ラーメン山岡家を中心とした店舗展開を行ってまいりました。今後は、ラーメンを始めとして『食』に関わる企業として発展していくために、創業当時から守ってきました経営理念をラーメン山岡家の事業理念とし、今後は『食』を通じて「地域貢献」を掲げ、納税や雇用の創出など様々な形で地域社会の発展に貢献し、地域に必要とされる企業を目指していきたいと考えております。 また、この経営理念と合わせて「行動指針」「8つの使命」を策定しております。経営理念を実現するために、従業員が自ら行動する上での指針や使命としております。 (2) 経営戦略 今後も、ラーメンは味が第一であるとの認識により、商品の維持管理とサービスレベルを均一化するために従来どおり直営店舗での営業にこだわり、出店方針は原則として郊外型を主体とし、一定数以上駐車スペースを確保できる幹線道路に面した立地としております。更に郊外から都心への展開も可能な業態開発を行っております。今後、日本全国の幹線道路沿いや繁華街に、ラーメン業態を始めとした当社の店舗が必ず存在するような事業の拡大を実現するとともに、効率的な経営を行い企業価値の拡大を図りたいと考えております。 また、当社は原則全店直営での店舗展開をメインとし、更に店舗内調理のチェーン店でナンバーワンのブランド構築を目標としております。 (3) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 国内経済は、個人所得や雇用環境の改善も見られ、個人消費は堅調に推移し緩やかな景気回復が続いております。しかしながら、円安が長期化し物価も上昇基調となり、世界各国での政権交代など地政学リスクの影響もあり、景気の先行きは依然として予測困難な状況が続いております。 外食産業におきましては、人流増加やインバウンド消費による外食需要が高まり、各社業績の回復が見られます。一方で、給与水準の引き上げやそれに伴う物価、各種コスト上昇が業績を圧迫しており、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況下で、今後の持続的な成長の実現と、収益基盤強化のために、当社の対処すべき課題は、以下のとおりであると考えております。 ① QSCの向上について 当社は、現在全社で主にラーメン店を195店舗運営しておりますが、店舗管理やマネジメントを行う人員が担当する店舗数も増加傾向にあります。店舗の細かいチェックや指導体制の強化のため、スーパーバイザーを増員し、商品品質や接客、店舗設備や衛生面の状況把握と改善を継続的に実施しております。また、サービス面強化のため、ウェイティング対応の標準化、挨拶や商品提供の徹底を実施し、お客様に喜んでいただける店舗づくりに注力してまいります。 ② 人材の採用・育成の強化について 売上の急速な上昇と今後の店舗展開に向けて、人材確保と育成が重要課題となっております。 人材確保の対策としまして、中途社員の計画的な採用、パート・アルバイトからの社員登用、特定技能外国人材の採用を積極的に進めております。また、採用条件として、週休3日、転勤の有無、キャリア採用など多様な働き方を提示し、多くの方々のニーズに対応できるよう努めております。育成に関しましては、店舗スタッフの調理技術や接客スキルの維持・向上のため、社内キャンペーンの実施や、教育・育成部門のスタッフを増員し、教育体制の強化を進めております。 ③ 労務環境の整備について 従業員の生活安定や将来の資産形成、定着率の向上に向けて、労務環境の整備は必要不可欠であると考えております。労務環境整備の対策としまして、今年は昨年に引き続き職責に応じた給与水準引き上げを行っております。また、健康経営の実現に向けて、従業員の健康状態の把握や健康経営優良法人認定の継続、40歳以降の人間ドック受診費用の無料化などにより、健康に働ける社内環境整備を進めております。今後も福利厚生や労働環境を向上させ、定着率の向上を図ってまいります。 ④ 着実な新規出店について 飲食業の事業規模拡大において、新規出店は必要不可欠であると考えております。今年は、15店舗の新規出店を計画しておりますが、既に13店舗の出店準備を進めております。出店先は売上好調なエリアや西日本エリアが中心となりますが、今後も300店舗の実現に向けて、毎期、着実に出店を進めてまいります。 ⑤ 本部機能と農業事業の強化について 企業規模拡大に向けて、現在、管理体制の強化を進めており、本部社員の拡充を継続的に行っております。また、本部機能を強化するため、現在の従業員規模に見合った売上管理や勤怠管理、健康管理などのシステム導入を行っており、業務効率化を進め、店舗運営を支えるバックオフィス機能を強化してまいります。 農業事業は、順調に規模拡大を続けておりますが、より多くの店舗で、自社で栽培した安全安心な長ネギを、お客様のもとへ提供したいと考えております。収穫量を増やすには、農地の拡大と管理する人材確保と育成が必要であり、長ネギの収穫量アップと品質安定に向けて農地及び人材の拡充を引き続き継続してまいります。 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社は、着実な事業拡大を通じて企業価値を向上させていくことを重要な経営目標と位置付けております。このため、店舗数の純増による売上規模の拡大は勿論、事業の収益力を占める営業利益、営業利益率を中長期的な経営の重要指標として考えております。
事業等のリスク2,850字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、以下の記載のうち、将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日(2026年4月30日)現在において当社が判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果とは異なる可能性があります。 (1) 当社の事業展開について ① 事業内容について 当社は、2026年1月31日現在、「ラーメン山岡家」を主として195店舗(新業態を含む)を北海道から本州、九州地区の主要幹線道路沿いを中心に、全店舗直営店、年中無休営業を基本として出店しております。当社が多店舗展開を推進するにあたり、直営店を基本としてきた理由は、一定の品質・サービス・清潔さの水準を全店ベースで維持・管理するとともに、店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施できることによるものであり、今後も関東、東海、関西地区を中心に引き続き事業の拡大に取り組む方針であります。 しかしながら、当社のセグメントはほぼラーメン事業のみであることから、国内景気の悪化・低迷等の外的要因、あるいは当社固有の問題発生等により、当該事業の展開に何らかの支障が生じた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 豚肉・豚骨への依存度について 当社のラーメンには、チャーシュー用の豚肉、スープ用の豚骨と、豚を多く使用しております。そのため、豚肉・豚骨の仕入については複数の取引先から調達し、リスクの分散を図っております。しかし、主要食材である豚の安全性に問題が発生した場合、売上原価の高騰など当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 出店政策について 当社の出店における基本方針は交通量の多い幹線道路沿いと考えており、立地条件が売上高を大きく左右すると考えております。今後の出店に当っても上記方針に基づき、物件に関する情報ルートを拡大し、より多くの情報の中から出店候補地の諸条件を検討したうえで、選定を行ってまいります。 ただし、当社の出店条件に合致する物件がなく、計画通りに出店できない場合、または出店後における周辺環境の変化や、ファミリーレストラン、コンビニエンスストアといった外食及び同業他社との競合が発生した場合、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人材の確保・育成について 当社は直営店の出店を図るため、人材の確保を行っていく必要があります。特にスーパーバイザー(担当エリアの店舗運営における管理監督者)及び店舗の人材確保並びに育成が重要であると考えており、中途・新卒を含め採用活動を行っております。また、採用した人材については、教育担当専任者が中心となり、研修店舗におけるOJT等で教育を進めております。 しかし、人材確保、育成が当社の計画通りに進まない場合には、店舗におけるサービスの質の維持や計画通りの店舗展開が出来ず、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 敷金・保証金について 当社は、賃借により出店を行うことを基本方針としており、土地・店舗の賃借に際して家主に敷金保証金を差入れております。敷金保証金の残高は2025年1月期末が583,005千円、2026年1月期末が569,727千円となっており、総資産に対する比率は、各々4.0%、3.1%を占めております。敷金保証金は賃貸借契約終了をもって当社に返還されるものでありますが、賃借先のその後の財政状態によっては回収が困難となる場合や店舗営業に支障が生じる可能性があります。 また、当社側の都合によって不採算店舗の契約を中途解約する場合などは、当該契約に基づき、敷金保証金の一部又は全部が返還されない可能性があり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 法的規制等について ① 法的規制について 当社が運営する店舗は飲食店として、主に食品衛生法による規制を受けております。これらの法的規制が強化された場合や、その他当社事業に関連する法的な規制が強化、新設された場合には、設備投資等必要措置に対応するため、新たな費用負担が生じることなどにより、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 衛生管理について 当社では、安全な食品を提供するために、食品衛生法に基づき所轄保健所より営業許可証を取得し、全店舗に食品衛生管理責任者を配置しております。また、店舗内の衛生管理マニュアルに基づき、従業員の衛生管理や品質管理を徹底しております。更に、専門機関による定期的な各種衛生検査を実施しております。 現在のところ、当社では設立以来食中毒の発生等で行政処分を受けた事例はありませんが、当社の衛生管理諸施策の実施にもかかわらず、衛生問題が発生した場合や、他業者の不手際による連鎖的風評被害、食材メーカー等における無認可添加物の使用等による消費者の不信、また社会全般的な各種衛生上の問題が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 有利子負債について 当社は、店舗出店に伴い、主に設備資金を借入金により調達しているため、総資産に占める有利子負債の比率は下表のとおりの水準で推移しております。近年は低金利が持続しておりますが、今後、借入金利が上昇に転じた場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 有利子負債残高(千円)(注)   2,983,924   2,547,199   1,873,835 (対総資産額比率)   26.7%   17.6%   10.2% 純資産額(千円)   3,866,660   6,668,044   10,129,840 (自己資本比率)   34.6%   46.1%   55.4% 総資産額(千円)   11,163,578   14,452,262   18,282,983 支払利息(千円)   32,955   29,184   28,094 (注) リース債務及び割賦債務を含めて表示しております。 (4) 固定資産の減損に係る会計基準の適用について 当社は、店舗設備を原則自社保有しております。今後、店舗の営業損益に悪化が見られ短期的には回復が見込まれない場合、固定資産の減損に係る会計基準が適用されることにより減損損失が計上され、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 自然災害等について 当社は、飲食店の経営を主要な事業としておりますが、消費者の来店動機を大幅に減少させるような地震・台風等による大規模な自然災害等が発生した場合、業績及び固定資産へのダメージなどにより財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)8,227字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当事業年度におけるわが国経済は、企業業績が堅調に推移する中、持続的な賃上げによる所得・雇用環境の改善や新政権発足後の物価高対策等を背景に、設備投資や個人消費が持ち直し、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、円安傾向が続く為替市場の動向や長期金利の上昇、不安定な国際情勢などが経済・物価へ与える影響には不確定要素が多く、依然として先行き不透明な状況が続いております。 外食産業におきましては、価格改定による客単価の上昇や好調なインバウンド需要に支えられ、各社の業績は堅調に推移いたしました。一方で、食材原価の高止まりや賃上げに伴う人件費の上昇、人員確保のための求人費の増加、店舗建築費・設備費の高騰など営業関連コストの上昇が継続しており、度重なる値上げによる客数減少の懸念もあることから、事業環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況のもと、当社は「300店舗・47都道府県への店舗展開」という経営ビジョンを掲げ、それにふさわしい企業体制の構築を目指し、全店直営・店内調理・24時間営業を基本とする営業スタイルのもと、更なる企業規模の拡大に取り組んでおります。 当期の主な取り組みは以下のとおりであります。 ①売上及び利益の獲得に向けた施策 山岡家公式アプリ会員に対し、継続的なクーポン配信や来店ポイント付与を実施し、リピーター及び新規顧客の獲得に努めました。1月末時点の会員数は期初から68万人増加し、約184万人となりました。また、期間限定商品につきましては、季節や食材にこだわった独自性のある商品を定期的に販売し、訴求力を高めることで売上増加に寄与いたしました。年間を通じ、再販分を含め「ラーメン山岡家」では計6品、「煮干しラーメン山岡家」では計5品、「味噌ラーメン山岡家」では計4品を販売いたしました。更に、当社店舗や商品に関する情報がSNSや動画配信等を通じて多数投稿され、知名度・話題性の向上が来店客数の増加に繋がりました。 ②QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)の向上 スーパーバイザーを増員し、店舗臨店回数を増加させることで、QSC各項目のチェック及び指導を継続的に実施し、営業力の強化を図りました。また、スープ講習会や各種社内コンテストの開催、仕込み技術のスペシャリストである「マイスター」の育成を進めるとともに、コンテスト動画や各種マニュアルの定期配信を通じて、商品力の強化及び調理技術・接客・衛生水準の維持向上に努めました。 ③人材の確保及び育成 中途採用の強化に加え、パート・アルバイトからの社員登用を積極的に推進し、社員比率の向上と適正な人員配置による営業体制の強化に取り組みました。また、各職制に応じた研修を継続的に実施し、今後の店舗展開に必要な人材育成と社員定着率の向上に努めました。 当期の新規出店につきましては、北海道エリア1店舗、関東・東海エリア4店舗、関西・中国エリア2店舗、九州エリア1店舗の計8店舗を出店し、契約期間満了により1店舗を閉店いたしました。その結果、当期末の店舗数は195店舗となりました。 これらの取り組みにより、既存店売上高は46ヶ月連続で前年を上回り、当事業年度の売上高は43,000,813千円(前年同期比24.3%増)、営業利益は4,678,935千円(同26.2%増)、経常利益は4,844,559千円(同26.4%増)、当期純利益は3,688,198千円(同30.2%増)となり、前期に続き通期で売上高、各利益ともに過去最高となりました。 ② 財政状態の状況 (資産) 当事業年度末における資産につきましては、前事業年度末に比べ3,830,720千円増加し、18,282,983千円(前年同期比26.5%増)となりました。主な要因は、次のとおりであります。 流動資産につきましては、前事業年度に比べ2,453,733千円増加し、9,843,482千円(同33.2%増)となりました。これは現金及び預金が前事業年度末に比べ2,222,973千円増加し、6,187,584千円(同56.1%増)、売掛金が前事業年度末に比べ429,096千円増加し、1,318,886千円(同48.2%増)となったことが大きな要因であります。 固定資産につきましては、前事業年度に比べ1,376,986千円増加し、8,439,501千円(同19.5%増)となりました。これは、有形固定資産が前事業年度末に比べ1,320,753千円増加し、6,715,260千円(同24.5%増)となったことが大きな要因であります。 (負債) 当事業年度末における負債につきましては、前事業年度に比べ368,924千円増加し、8,153,143千円(同4.7%増)となりました。主な要因は、次のとおりであります。 流動負債につきましては、前事業年度に比べ768,557千円増加し、6,857,875千円(同12.6%増)となりました。これは未払金が前事業年度末に比べ556,127千円増加し、2,723,412千円(同25.7%増)となったことが大きな要因であります。 固定負債につきましては、前事業年度に比べ399,632千円減少し、1,295,267千円(同23.6%減)となりました。これは長期借入金が前事業年度末に比べ223,440千円減少し、1,078,206千円(同17.2%減)、社債が前事業年度末に比べ103,000千円減少し、122,000千円(同45.8%減)となったことが大きな要因であります。 (純資産) 純資産につきましては、前事業年度に比べ3,461,796千円増加し、10,129,840千円(同51.9%増)となりました。これは利益剰余金が前事業年度末に比べ3,608,187千円増加し、9,677,475千円(同59.4%増)が大きな要因であります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末と比較して2,189,875千円増加し、5,977,480千円となりました。当事業年度中におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 当事業年度のキャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フロー   5,144,700   千円 投資活動によるキャッシュ・フロー   △2,001,696   千円 財務活動によるキャッシュ・フロー   △953,129   千円 現金及び現金同等物の期末残高   5,977,480   千円 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において営業活動により得られた資金は、5,144,700千円(前年同期比73.4%増)となりました。これは主に、税引前当期純利益が4,826,278千円、減価償却費が669,613千円、その他流動負債の増減が1,004,967千円に対して、法人税等の支払額が1,144,632千円となったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において投資活動により使用した資金は、2,001,696千円(同52.1%増)となりました。れは主に、店舗開設等による有形固定資産取得による支出が2,000,164千円あったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度において財務活動により使用した資金は、953,129千円(同91.7%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が576,353千円、社債の償還による支出が353,000千円に対して、新規の長期借入れによる収入が300,000千円あったことなどによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当事業年度の生産実績を事業部門別に示すと、次のとおりであります。 事業部門の名称   生産高(千円)   前年同期比(%) ラーメン事業   77,173   126.7 合計   77,173   126.7 (注)1.金額は、製造原価により算出しております。 2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当事業年度における販売実績を都道府県別に示すと、次のとおりであります。 当事業年度(自 2025年2月1日至 2026年1月31日) 売上金額(千円)   前年同期比(%) ラーメン事業 北海道   8,922,834   112.4 茨城県   3,738,179   115.5 栃木県   2,117,962   117.5 埼玉県   3,606,435   120.8 千葉県   4,247,364   121.3 群馬県   1,723,955   117.5 東京都   679,606   139.5 宮城県   1,013,067   120.9 静岡県   1,720,814   125.1 福島県   879,696   119.4 神奈川県   1,332,592   147.3 岐阜県   199,944   133.2 山梨県   839,201   119.4 山形県   388,779   125.2 愛知県   2,154,115   143.3 三重県   721,809   131.0 長野県   728,788   122.7 岩手県   457,456   120.6 秋田県   487,642   115.4 青森県   785,583   121.0 兵庫県   949,346   140.9 福岡県   979,099   211.2 新潟県   968,481   120.9 富山県   424,143   145.0 福井県   347,890   126.5 岡山県   307,081   123.4 石川県   411,971   122.6 山口県   417,543   237.8 広島県   374,304   129.8 滋賀県   259,105   147.0 和歌山県   495,870   - その他   320,147   102.0 合計   43,000,813   124.3 (注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 本項に記載した将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 新規出店は8店舗となり当事業年度末の店舗数は195店舗になりました。 売上及び利益獲得に向け公式アプリによる継続的なクーポン配信や来店ポイントの付与、期間限定商品などの情報発信を継続して行うことで訴求効果を高め来店客数の増加へ繋げることができました。現会員登録者数は今年1月末時点で184万人となっております。 QSC(商品の品質・サービス・清潔さ)向上につきましては、各店舗の指導体制強化のためスーパーバイザーを増員することで店舗臨店増加し、品質や接客、店舗設備や衛生面の改善を実施しております。また、講習会や社内コンテスト開催、マイスター育成、マニュアルの配信などを行い、商品力の強化や調理技術・接客・衛生管理など、営業力強化を図ることに注力いたしました。 人材確保や育成につきましては、中途採用強化、パート・アルバイトからの社員登用を推進し、社員比率向上による営業体制の強化に取り組みました。また、従業員トレーニングを継続的に行うことで、将来的な店舗展開に必要な人材育成に努めております。 これらの施策を実行した結果、来店客数は年間を通じて好調を維持し、既存店売上高は46ヶ月連続で対前年を上回りました。その結果、売上高は43,000,813千円(前年同期比24.3%増)と過去最高となりました。 (売上原価、売上総利益) 当事業年度は、為替や需給バランス変動に伴う原材料価格の高騰が継続しております。価格改定を複数回実施いたしましたが、前事業年度と比較し原価率が約0.9%上昇いたしました。以上の結果、売上総利益は29,871,992千円(前年同期比22.7%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は、人件費につきましては、引き続き適切なワークスケジュール管理を行い適正化に努めております。しかし、給与のベースアップや確定拠出年金の拠出額増加、来店客数増加に伴うスタッフの増員と人員配置の見直しにより増加いたしました。エネルギーコストにつきましては、原油先物の下落もあり増加は限定的となり、固定費的な側面のあるエネルギーコストは売上高により比率は減少いたしました。主要コストを含めその他店舗管理コストにつきましても、引き続き徹底した効率化を図っておりますが、売上高の拡大による店舗運営コストの上昇が続いていることなどもあり、25,193,056千円(前年同期比22.1%増)となりましたが、売上高比では58.6%と前期と比較し約1.1%減少いたしました。なお、当事業年度の営業利益は4,678,935千円(前年同期比26.2%増)となりました。 (営業外収益、営業外費用) 営業外収益は、受取手数料が85,046千円(前年同期比6.6%増)となったことなどから、197,224千円(前年同期比20.5%増)となりました。営業外費用は、支払利息が26,044千円(前年同期比0.1%減)となったことなどから、31,600千円(前年同期比18.0%減)となりました。なお、当事業年度の経常利益は4,844,559千円(前年同期比26.4%増)となりました。 (特別利益、特別損失) 特別利益は、違約金収入7,018千円を計上したことなどにより、7,456千円(前年同期比307.9%増)となりました。特別損失は、固定資産除却損25,737千円を計上したことにより、25,737千円(前年同期比536.8%増)となりました。 (当期純利益) 税引前当期純利益4,826,278千円に対し法人税、住民税及び事業税並びに法人税等調整額の合計1,138,079千円を計上し、当期純利益は3,688,198千円(前年同期比30.2%増)と過去最高となりました。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標達成を判断するための客観的な指標と今後の見通しについて 国内経済は、新政権発足後の物価高対策や個人所得の改善も見られ、緩やかな景気回復が続いております。しかしながら、円安傾向や不安定な国際情勢が経済・物価に与える影響は、予測困難な状況であります。 外食産業におきましては、価格改定による売上高上昇や利益率改善などにより、各社業績は堅調に推移しております。一方で、物価や賃上げ促進による人件費の上昇、その他営業関連コストの上昇が業績を圧迫しており、経営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような環境の中、当社は以下のとおり、経営戦略を掲げております。 a.売上拡大・利益獲得 効果的な販売促進活動の計画と実行、売上に応じた人件費・変動費のコントロール、棚卸精度の向上と食材ロス低減のための適正な発注・仕込み量の実現、出店エリアの拡大と売上好調な既存店への近隣出店 b.QSC向上 スープを中心とした商品の徹底した品質管理、来店から商品提供までの確認とサービス力の強化、QSC向上を目的とした社内コンテストの開催、衛生・清掃面の管理体制強化と運用 c.人材採用・育成 中途採用の強化とパート・アルバイトからの社員登用による年間目標の達成、正社員定着率及び社員比率の向上、職制に応じた各種研修の開催、営業体制強化を目的としたトレーナーの育成と配置、動画コンテンツを活用した教育基準の情報共有、北海道での山岡家トレーニングセンター開設 d.労務環境整備 給与水準引き上げの実施、健康経営実現に向けた健康施策の推進、売上に応じた店舗設備の増設、適正な社員配置とパート・アルバイト採用による時間外労働の低減、有給休暇の取得促進 e.出店・改装 ラーメン山岡家を中心とした15店舗の新規出店、売上好調なエリアへのドミナント出店強化、全都道府県出店に向けた物件候補地調査の強化、店舗老朽化に伴う改装の実施 f.購買活動・その他 売上増加に伴う安定供給のための計画的な仕入と在庫管理の強化、主要食材を中心とした取引先業者との情報共有・連携強化、倉庫管理方法の見直しと倉庫費用・配送費の圧縮、農業事業の安定供給に向けた規模拡大と長ネギ品質の向上、外販事業の商品拡充と販路拡大 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等」に記載のとおり、売上高、営業利益及び営業利益率を中長期的な経営の重要指標としております。 次期につきましては、当事業年度と同じく「お客様に喜んで貰う」を全社スローガンとして掲げ、当社の経営ビジョンである300店舗の出店と47都道府県への店舗展開の実現に向けて、QSC(商品の品質、サービス、清潔さ)向上、人材採用と育成、労務環境整備と定着率向上、新規出店と改装、効率的な購買活動と食材の安定供給に関する各課題に対して方策を立て、計画的に取り組みを進めてまいります。 また、次期を初年度とする中期経営計画を策定いたしました。次期は新規出店を15店舗とし、売上高48,361百万円、経常利益5,300百万円、当期純利益3,630百万円と計画しており、計画達成に向け社内一丸となって取り組んでまいります。 ③ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社の運転資金需要のうち主なものは、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は営業店舗設備投資等によるものであります。 当社は、運転資金につきましては、内部資金により資金調達することとしており、設備資金につきましては、固定金利の長期借入金及び社債(銀行保証付私募債)発行で調達することを基本としております。調達コストにつきましては、過度な金利変動リスクに晒されないよう、固定金利もしくは金利スワップなどを活用しております。今後におきましても、これらの方針に大きな変更はないものと考えております。 なお、当事業年度末現在における借入金及びリース債務等を含む有利子負債残高は1,873,835千円となっております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針につきましては「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1) 財務諸表 重要な会計方針」に記載のとおりであります。 当社は、固定資産の減損及び税効果会計などに関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債の帳簿価額及び収益・費用の金額に反映して財務諸表を作成しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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