概要
丸千代山岡家は、札幌市に本社を置くラーメンチェーン企業である。主力ブランド「ラーメン山岡家」を全店直営・24時間営業で運営し、2026年1月時点で195店舗を北海道から九州まで展開する。2006年にジャスダックに上場し、2025年1月期の売上高は346億円、営業利益37億円に達した。郊外の幹線道路沿いを中心に出店し、店内調理による品質統一を特徴とする。
直営・24時間・店内調理の営業体制
同社は全店舗を直営とし、フランチャイズは採用しない。理由は、商品の品質・サービス・清潔さを全店で均一に保つためであり、スクラップ・アンド・ビルドによる効率的な店舗入れ替えが可能になる。原則として24時間営業を実施し、店内でスープやチャーシューを製造する「店内調理」を徹底する。これにより、製造と販売を一体化し、提供するラーメンの味を安定させている。
郊外主体の出店戦略と地域分布
出店は主に郊外の幹線道路沿いで、一定以上の駐車スペースを確保できる立地を選ぶ。これはドライバーを主要客層とするためである。2026年1月現在、北海道、関東、東北、東海地方に集中して店舗を配置する一方、近年は関西・中国・九州エリアへの進出も進めている。都心部への展開も視野に入れた業態開発を行い、2010年には東京23区内に高田馬場店を開設した。
急成長する収益構造
同社の売上高は2013年1月期の89億円から2026年1月期(計画)の430億円へと約4.8倍に拡大した。特に2022年以降の成長が顕著で、2024年1月期には265億円、2025年1月期には346億円と急増した。営業利益も2021年1月期の4億円から2026年1月期計画では47億円へと拡大。純利益は同期間で1億円から37億円へ増加している。収益拡大の背景には既存店売上の46カ月連続前年超えと積極的な新規出店がある。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
製品と技術
ラーメン山岡家の商品ラインナップ
主力は「ラーメン山岡家」で、豚骨醤油ベースのスープと太めのストレート麺が特徴。店内で煮込むチャーシューや味玉などトッピングも充実する。期間限定商品を年間複数品投入し、季節感や食材の独自性を打ち出す。2025年1月期には「ラーメン山岡家」で6品、「煮干しラーメン山岡家」で5品、「味噌ラーメン山岡家」で4品の限定商品を販売した。スープの品質維持のため、講習会や社内コンテスト、マイスター制度を導入している。
自社農業によるネギ供給と食の安全
同社はラーメンの定番具材である長ネギの安定調達と品質向上を目的に農業事業に参入している。自社農地で栽培したネギを店舗に供給し、「安全安心」を訴求する。収穫量拡大には農地拡大と人材確保が課題であり、経営課題の一つとして農業事業の強化を掲げている。この取り組みは、食材の内製化によるコスト管理と差別化の一環である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
小売業のなかでの位置
成長続くラーメンチェーン企業
丸千代山岡家は、ラーメンチェーン「山岡家」を運営する企業で、小売業に分類される。同業の光フードサービス(「幸楽苑」)やトライアルホールディングス(ディスカウントストア)とは業態が異なるが、外食市場での競合となる。2025年1月期に売上高346億円、営業利益率10.69%と堅調な成長を達成。2026年1月期も増収増益を見込む。一方、同業のINGやインターメスティックと比較して、専門性の高さが強みだが、ラーメン業界内での差別化が課題。
強み
- 「山岡家」ブランドの知名度が高く、リピーター獲得に成功。
- 2025年1月期は前期比30.6%増収、2026年1月期も24.3%増収見込み。
- 営業利益率10%超を維持し、外食業界平均を上回る。
- 直営店中心の運営で品質管理と収益管理が徹底されている。
課題
- ラーメン市場は飽和状態にあり、新規顧客開拓が難しい。
- 小麦や肉類の価格上昇が収益を圧迫するリスク。
- 外食業界全体で人手不足が深刻で、人件費増加やサービスの質低下が懸念。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
小売業の時価総額近傍。太字が丸千代山岡家
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 2664カワチ薬品 | 889億円 | 25.3倍 |
| 2 | 3034クオールホールディングス | 889億円 | 11.6倍 |
| 3 | 2742ハローズ | 857億円 | 9.5倍 |
| 4 | 2734サーラコーポレーション | 800億円 | 10.5倍 |
| 5 | 7421カッパ・クリエイト | 795億円 | — |
| 6 | 3399丸千代山岡家 | 791億円 | 21.0倍 |
| 7 | 8244近鉄百貨店 | 791億円 | 20.9倍 |
| 8 | 417Aブルーゾーンホールディングス | 787億円 | 16.2倍 |
| 9 | 7412アトム | 749億円 | — |
| 10 | 8273イズミ | 744億円 | 13.1倍 |
| 11 | 2705大戸屋ホールディングス | 731億円 | 59.3倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 31件
札幌で創業、合併を経て「丸千代山岡家」に
1993年3月、札幌市中央区に株式会社山岡家を設立。株式会社丸千代商事からすすきの店と南2条店を譲り受け営業を開始した。1997年にはタレ製造部門を子会社の山岡家スープに、食材仕入部門をサンシンフーズに分離する。2002年2月、丸千代商事を吸収合併し、商号を株式会社丸千代山岡家に変更。2003年には子会社の統合を行い、サンシンフーズが山岡家スープを吸収合併した。
北海道から関東・東北へ拡大した2000年代前半
1999年に栃木県小山田間店を皮切りに関東進出を開始。2003年から2005年にかけて埼玉、千葉、群馬、東京、宮城、静岡、福島の各県に初出店し、首都圏および東北エリアに足場を築いた。2004年にはサンシンフーズを吸収合併し、社内での食材調達機能を一元化。同年本社を札幌市東区に移転し、現在の本店所在地となっている。
上場と100店舗達成、西日本への布石
2006年2月、ジャスダック証券取引所に上場(証券コード3399)。上場後も出店ペースを加速し、2007年には愛知、三重、2009年には東京23区内に進出。同年12月に茨城県水戸市の水戸城南店開店により「ラーメン山岡家」の100店舗を達成した。2010年の取引所統合に伴い大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2011年には秋田、青森、富山、石川、大阪の各府県に初出店し、西日本エリアへの展開を本格化させた。
近年の急成長と300店舗構想
2020年代に入ると既存店売上の連続成長と新規出店により業績が急伸。2024年1月期の売上高は265億円、2025年1月期は346億円に達し、純利益もそれぞれ14億円、28億円と過去最高を更新した。2026年1月期の計画では売上高430億円、営業利益47億円を見込む。同社は「300店舗・47都道府県への展開」を経営ビジョンに掲げ、毎期着実な出店を進めている。
年表31件を開く
1990年代
- 1993年3月札幌市中央区に㈱山岡家を設立し、㈱丸千代商事からすすきの店、南2条店を譲り受けて営業開始
- 1997年1月タレ製造部門を分離し、100%子会社の㈲山岡家スープを設立
- 1997年2月食材等仕入部門を分離し、100%子会社の㈲サンシンフーズを設立
- 1999年4月栃木県の第1号店舗として小山市に小山田間店開店
2000年代
- 2000年7月本社を札幌市東区東雁来7条1丁目4番19号に移転
- 2002年2月M&A㈱丸千代商事を吸収合併し、㈱丸千代山岡家に商号変更
- 2003年2月M&A子会社の統合を行い、㈲サンシンフーズが㈲山岡家スープを吸収合併
- 2003年4月㈲サンシンフーズを株式会社に組織変更
- 2003年7月埼玉県の第1号店舗として春日部市に春日部店開店
- 2003年8月千葉県の第1号店舗として柏市に柏店開店
- 2003年12月群馬県の第1号店舗として太田市に太田店開店
- 2004年11月M&A㈱サンシンフーズを吸収合併
- 2005年2月東京都の第1号店舗として西多摩郡瑞穂町に瑞穂店開店
- 2005年7月宮城県の第1号店舗として名取市に名取店開店
- 2005年8月静岡県の第1号店舗として富士市に富士店開店
- 2005年11月福島県の第1号店舗としていわき市にいわき店開店
- 2006年2月上場ジャスダック証券取引所へ上場(証券コード3399)
- 2006年5月岐阜県の第1号店舗として瑞穂市に岐阜瑞穂店開店
- 2006年8月山梨県の第1号店舗として笛吹市に笛吹店開店
- 2007年2月山形県の第1号店舗として山形市に山形青田店開店
- 2007年6月愛知県の第1号店舗として豊橋市に豊橋下地店開店
- 2007年10月三重県の第1号店舗として桑名市に桑名店開店
- 2009年4月東京都23区内の第1号店舗として新宿区に高田馬場店開店
- 2009年12月茨城県水戸市に水戸城南店開店により、ラーメン山岡家100店舗達成
2010年代
- 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)へ株式を上場
- 2010年10月上場大阪証券取引所(JASDAQ市場)、同取引所ヘラクレス市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ株式を上場
- 2010年11月秋田県の第1号店舗として秋田市に秋田仁井田店開店
- 2011年8月青森県の第1号店舗として弘前市に弘前店開店
- 2011年9月富山県の第1号店舗として高岡市に高岡店開店
- 2011年10月石川県の第1号店舗として金沢市に金沢森戸店開店
- 2011年11月大阪府の第1号店舗として岸和田市に岸和田店開店
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。
- 新規出店数15店舗
- 店舗数の純増による売上規模の拡大300店舗
- 営業利益中長期的な重要指標(数値目標は未記載)
- 営業利益率中長期的な重要指標(数値目標は未記載)
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
直営店主力の郊外型出店戦略
味とサービスの均一化を重視し、一定の駐車スペースを確保できる幹線道路沿いを中心に出店。将来は都心への展開も視野に入れた業態開発を進め、全国の幹線道路や繁華街に必ず店舗が存在する状態を目指す。
- 02
QSCの向上
スーパーバイザーの増員による店舗管理体制の強化、商品品質・接客・衛生面の継続的改善に加え、ウェイティング対応の標準化や挨拶、商品提供の徹底を通じて顧客満足度を高める。
- 03
人材の採用・育成の強化
中途採用、パート・アルバイトからの社員登用、特定技能外国人材の積極採用により人材を確保。多様な働き方(週休3日、転勤の有無、キャリア採用など)を提示し、社内教育体制の強化(教育スタッフ増員、社内キャンペーン)を進める。
- 04
労務環境の整備
給与水準の職責に応じた引き上げ、健康経営の推進(健康状態把握、健康経営優良法人認定継続、人間ドック費用補助)など、福利厚生・労働環境を向上させて従業員の定着率向上を図る。
- 05
着実な新規出店と本部機能・農業事業の強化
年間15店舗の新規出店計画。好調エリアや西日本を中心に、300店舗達成に向け毎期着実に出店。本部機能強化のためのシステム導入、農業事業では長ネギの収穫量増加と品質安定に向けた農地・人材拡充を継続。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で776人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は436万円で、9期前と比べて+3.3%。平均年齢は40.9歳、平均勤続年数は7.1年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | — | — | — | 334 | — |
| 2018年1月 | — | — | — | 398 | — |
| 2019年1月 | — | — | — | 354 | — |
| 2020年1月 | 422 | 40.0 | 7.9 | 371 | — |
| 2021年1月 | 436 | 40.2 | 8.1 | 387 | — |
| 2022年1月 | 434 | 40.2 | 8.0 | 407 | — |
| 2023年1月 | 435 | 40.6 | 8.2 | 443 | — |
| 2024年1月 | 439 | 41.1 | 8.2 | 558 | — |
| 2025年1月 | 434 | 40.9 | 7.4 | 654 | 566 |
| 2026年1月 | 436 | 40.9 | 7.1 | 776 | 606 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年1月期の売上高は430億円、営業利益は47億円。前期と比べると増収増益で、売上が+24.3%、利益が+27.0%。
会社が出している今期の予想2027年1月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 484億円 | 430億円 |
| 営業利益 | 52億円 | 47億円 |
| 純利益 | 36億円 | 37億円 |
| 1株あたり配当 | ¥30 | ¥30 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2027年1Qで、売上は111億円、営業利益は12億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+46.1%、営業利益は+50.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 55 | 2 | 3.6 | 1 |
| 2024年2Q | 61 | 3 | 4.9 | 2 |
| 2024年3Q | 71 | 8 | 11.3 | 6 |
| 2024年4Q | 78 | — | — | 5 |
| 2025年1Q | 76 | 8 | 10.5 | 5 |
| 2025年2Q | 80 | 7 | 8.8 | 6 |
| 2025年4Q | 190 | 22 | 11.6 | 17 |
| 2026年2Q | 198 | 20 | 10.1 | 14 |
| 2026年4Q | 232 | 27 | 11.6 | 23 |
| 2027年1Q | 111 | 12 | 10.8 | 9 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 14期分
2013年1月期からの14期で、売上は89億円から430億円へ4.8倍に増えた。直近期の営業利益率は10.9%。売上は12期、純利益は3期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 89 | — | 2 | — | 0 |
| 2014年1月 | 88 | — | 2 | — | −1 |
| 2015年1月 | 90 | — | 3 | — | 1 |
| 2016年1月 | 101 | — | 5 | — | 3 |
| 2017年1月 | 111 | — | 5 | — | 1 |
| 2018年1月 | 121 | — | 3 | — | 0 |
| 2019年1月 | 128 | — | 4 | — | 0 |
| 2020年1月 | 141 | — | 7 | — | 3 |
| 2021年1月 | 143 | — | 4 | — | 1 |
| 2022年1月 | 151 | — | 3 | — | 4 |
| 2023年1月 | 187 | — | 6 | — | 4 |
| 2024年1月 | 265 | — | 21 | — | 14 |
| 2025年1月 | 346 | 37 | 38 | 10.7 | 28 |
| 2026年1月 | 430 | 47 | 48 | 10.9 | 37 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年1月期
売上高430億円のうち、営業利益として残るのは47億円で10.9%。営業外の損益と税金を反映した純利益は37億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金30.5%131億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金58.6%252億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.9%47億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 14期分
2026年1月期は営業CFが51億円、投資CFが−20億円で、差し引きのフリーCFは31億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は60億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 6 | −2 | −4 | 4 | 3 |
| 2014年1月 | 6 | 0 | −6 | 6 | 3 |
| 2015年1月 | 9 | −2 | −3 | 7 | 7 |
| 2016年1月 | 8 | −6 | −2 | 2 | 7 |
| 2017年1月 | 4 | −9 | 3 | −5 | 4 |
| 2018年1月 | 7 | −7 | 2 | 0 | 6 |
| 2019年1月 | 10 | −5 | −2 | 5 | 8 |
| 2020年1月 | 10 | −8 | 0 | 2 | 9 |
| 2021年1月 | 8 | −4 | 1 | 4 | 14 |
| 2022年1月 | 10 | −6 | −2 | 4 | 15 |
| 2023年1月 | 14 | −13 | 5 | 1 | 20 |
| 2024年1月 | 24 | −14 | −5 | 10 | 26 |
| 2025年1月 | 30 | −13 | −5 | 17 | 38 |
| 2026年1月 | 51 | −20 | −10 | 31 | 60 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 14期分
2026年1月期の総資産は183億円。このうち返さなくてよい自己資本が101億円で、自己資本比率は55.4%(業種中央値47.4%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 51 | 12 | 39 | 24.0 |
| 2014年1月 | 44 | 11 | 33 | 25.5 |
| 2015年1月 | 45 | 12 | 33 | 27.1 |
| 2016年1月 | 49 | 15 | 34 | 29.9 |
| 2017年1月 | 51 | 16 | 35 | 30.4 |
| 2018年1月 | 55 | 15 | 40 | 27.6 |
| 2019年1月 | 56 | 15 | 41 | 26.6 |
| 2020年1月 | 61 | 18 | 43 | 28.5 |
| 2021年1月 | 64 | 19 | 45 | 28.5 |
| 2022年1月 | 67 | 22 | 45 | 33.0 |
| 2023年1月 | 85 | 25 | 60 | 29.1 |
| 2024年1月 | 112 | 39 | 73 | 34.6 |
| 2025年1月 | 145 | 67 | 78 | 46.1 |
| 2026年1月 | 183 | 101 | 82 | 55.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
小売業 322社との比較
同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROEで322社中8位あたり、逆に低いのは配当利回りで322社中275位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥3,935で、1年前と比べて+14.2%。過去52週の値幅のなかでは89%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 21.0倍 |
| PER (会社予想) | 21.4倍 |
| PBR | 51.41倍 |
| 配当利回り | 0.76% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
7/14に3795円(+6.3%)と急騰し、1ヶ月で+14.5%、1年で+35.3%と堅調。25日線(3370円)を+12.6%上回り、週足では上昇基調。出来高も7/14に27.7万株と活況。52週高値4070円にはまだ-6.8%の余地があるが、RSI78.6と過熱域。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 25/100)。
PERは19.08倍と低く見えるが、業界平均の41.45倍を下回る。しかしPBRが46.77倍と平均の2.95倍を大幅に上回り、ROEは43.9%と高い。配当利回りは0.84%と平均の13.55%を大きく下回り、配当性向も12.3%と低い。売上高・利益は成長しているが、株価が簿価に対して極めて高く、配当利回りの低さが指摘される。業界平均との比較ではPBRと配当利回りで大きく乖離し、割高と判断。ただし、高ROEと成長性を考慮し、極端な割高とはしない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 21.0倍 | 39.6倍 |
| PER (予想) | 21.4倍 | — |
| PBR | 51.41倍 | 2.44倍 |
| ROE | 43.9% | 5.8% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
強気派は、既存店売上の伸びと出店攻勢で売上高・利益が2ケタ増益を続けており、ラーメン市場でのブランド力が強まっていると評価する。また、ROEが40%超と非常に高い資本効率も魅力だ。一方、弱気派は、PBRが46倍と極めて高く、業績の数%悪化で株価が大きく下落するリスクを指摘する。また、ラーメン業界は競争が激しく、顧客の嗜好変化や原材料価格高騰が収益を圧迫する可能性を懸念する。
- 高成長の継続
売上高・利益とも2ケタ増を維持し、勢いが止まらない
- 高ROE
ROE約44%という高い資本生産性が株主価値を創出
- ブランド認知
「山岡家」は独自の豚骨味で固定ファンが厚い
- 営業利益47億円と前期比27%増益2026年1月期影響強
営業利益は37億円から47億円へ増加し、利益率10.93%を維持する
- 売上高430億円と前期比24.3%増2026年1月期影響中
売上高は346億円から430億円へ拡大し、出店効果が寄与する
- 純利益37億円と前期比32%増益2026年1月期影響中
純利益は28億円から37億円へ増加し、最終利益も拡大する
- 株価上昇率4.36%の出遅れ感継続影響弱
過去1年で株価は4.36%上昇に留まり、業績成長との乖離がある
- バリュエーション過熱
PBR約47倍で、業績の下方修正があれば急落リスク
- 競争激化
同業他社との価格競争や新規参入で収益を圧迫
- コスト増
原材料高や人件費上昇で利益率が低下する懸念
- PBR46.77倍の極端な高さ継続影響強
PBR46.77倍は純資産の約46倍で、バリュエーション修正の懸念が大きい
- 予想PER19.4倍とEPS減益決算発表後影響中
実績PER19.08倍に対し予想PER19.4倍、EPSは約1.6%減となる
- 配当利回り0.84%の低さ通年影響弱
配当利回り0.84%と低く、株主還元が投資魅力を高めない
- 利益率改善は0.24ポイント留まり2026年1月期影響中
営業利益率は10.69%から10.93%へ小幅改善、増収効果が限定的
- 既存店売上高前年比
- 集客力の持続性と顧客の支持を測る
- 客単価
- 価格改定やメニュー構成の効果を見る
- 出店ペース
- 成長戦略の進捗と投資効果を確認する
- 原材料費率
- コスト上昇が利益を圧迫しないかの監視
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり30円で、前期から+475.0%。いまの株価に対する利回りは0.76%。増配か配当維持が3年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2017年1月 | 2 | — | 26.3 |
| 2018年1月 | 2 | 0.0 | — |
| 2019年1月 | 2 | 0.0 | 103.6 |
| 2020年1月 | 2 | 14.3 | 14.0 |
| 2021年1月 | 2 | 0.0 | 27.3 |
| 2022年1月 | 2 | 0.0 | 10.1 |
| 2023年1月 | 2 | 0.0 | 9.5 |
| 2024年1月 | 3 | 25.0 | 3.4 |
| 2025年1月 | 4 | 60.0 | 2.8 |
| 2026年1月 | 23 | 475.0 | 12.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥30
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ17,222人。区分でいちばん多いのは個人・その他で67.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が26.1%を占め、残る73.9%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 88.8 | 84.7 | 82.3 | 73.9 | 64.7 | 67.1 |
| 事業法人 | 6.2 | 10.8 | 11.1 | 11.2 | 24.7 | 24.6 |
| 外国法人 | 0.5 | 0.6 | 1.7 | 7.7 | 3.5 | 6.3 |
| 金融機関 | 2.8 | 2.6 | 2.6 | 2.7 | 3.3 | 1.5 |
| 自己株式 | 0.6 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.6 | 1.0 |
| 証券会社 | 1.8 | 1.5 | 2.3 | 4.5 | 3.7 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 山岡 正 | 17.60 |
| 02 | ㈱MYコーポレーション | 13.32 |
| 03 | ㈱エヌジーシー | 3.59 |
| 04 | 若杉 精三郎 | 2.64 |
| 05 | 山岡 江利子 | 2.54 |
| 06 | 一由 聡 | 2.12 |
| 07 | 和弘食品㈱ | 2.03 |
| 08 | ㈱三和 | 1.99 |
| 09 | ㈱大橋製麺所 | 1.99 |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 | 1.71 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-08-21キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告8.90%-0.02pt
- 2026-08-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告8.92%-0.01pt
- 2026-07-07キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告7.59%+0.50pt
- 2026-05-22キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告7.09%+0.77pt
- 2026-05-12キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)新規の大量保有報告6.32%+0.87pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 14期分
1株利益は14期で+4675%、1株純資産は14期で−66%。直近期のROEは43.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2013年1月 | 4 | 1,513 | 0.3 | 211.7 | 509.1 |
| 2014年1月 | −109 | 1,387 | — | — | — |
| 2015年1月 | 47 | 504 | 9.8 | 12.0 | 14.1 |
| 2016年1月 | 107 | 604 | 19.3 | 12.7 | 13.1 |
| 2017年1月 | 53 | 642 | 8.5 | 22.2 | 26.3 |
| 2018年1月 | −7 | 621 | — | — | — |
| 2019年1月 | 14 | 614 | 2.2 | 108.0 | 103.6 |
| 2020年1月 | 57 | 359 | 17.2 | 19.8 | 14.0 |
| 2021年1月 | 15 | 190 | 7.9 | 31.1 | 27.3 |
| 2022年1月 | 20 | 113 | 19.1 | 11.8 | 10.1 |
| 2023年1月 | 21 | 126 | 17.7 | 14.2 | 9.5 |
| 2024年1月 | 73 | 197 | 45.3 | 17.7 | 3.4 |
| 2025年1月 | 145 | 340 | 53.8 | 13.3 | 2.8 |
| 2026年1月 | 188 | 514 | 43.9 | 17.5 | 12.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/1期の役員報酬は総額114百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 一由聡 | 代表取締役社長 | 56 | 427,200 |
| 荒谷健一 | 取締役 営業本部長 | 47 | 60,000 |
| 大島正一 | 取締役 経営企画室長 | 47 | 37,000 |
| 吉村薫 | 取締役 北海道営業部部長 | 45 | 15,800 |
| 南畑泰道 | 取締役(注)1 | 54 | 800 |
| 坂本尚幸 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 67 | 400 |
| 斉藤世司典 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 70 | 800 |
| 渡辺剛 | 取締役(監査等委員) (注)1 | 59 | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 株式報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 95 | 1 | 1 | 96 | 19 |
| 社外取締役 | 4 | 18 | — | — | 18 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容275字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,462字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク2,850字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)8,227字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
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- 半期報告書半期報告書-第33期(2025/02/01-2026/01/31)2025-09-16
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- 四半期報告書四半期報告書-第31期第3四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-14
- 四半期報告書四半期報告書-第31期第1四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第30期(2022/02/01-2023/01/31)2023-04-28
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第3四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第30期第2四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-14
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