本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ジェイグループホールディングス

J-Group Holdings Corp.3063 · Growth · 小売業

居酒屋・カフェ・レストランを多業態で展開する外食チェーン。立地や顧客層に応じた個店主義で、焼酎酒蔵風の居酒屋から生クリーム専門カフェまで65業態を運営する。

概要

ジェイグループホールディングスは1997年に名古屋で創業した外食企業である。居酒屋・カフェ・レストランを65業態115店舗(国内105、海外1、FC9)展開し、個店主義と称する立地ごとの業態開発を特徴とする。2026年2月期の連結売上高は130億円、営業利益4億円。東京証券取引所グロース市場に上場する(コード3063)。不動産賃貸や食品卸も手掛け、従業員数は432名。

飲食・不動産・卸の三本柱で構成される事業

事業は三つのセグメントに分かれる。中核は飲食事業で、2026年2月期に売上高113億円と全体の87%を占める。居酒屋「芋蔵」「博多かわ屋」、カフェ「猿Cafe」、レストラン「大阪王将」など幅広い業態を抱える。不動産事業はテナントビルの賃貸・管理で売上15億円、営業利益6.7億円と収益性が高い。その他の事業は主にFC加盟店向けの食品卸で売上2億円だが、営業損失が続く。グループは11社からなり、持ち株会社である当社が統括する。

立地ごとに最適化する個店主義の店舗戦略

チェーン店のように単一業態を量産するのでなく、物件の立地特性や顧客層に合わせて業態を一から開発するのが「個店主義」である。例えば名古屋駅前には焼酎専門の「芋蔵」、栄には京都の町家風「ほっこり」を出店する。この手法により、競合の多いエリアでも差別化を図る。一方で「博多かわ屋」「吟醸マグロ」のように複数店舗を持つブランドも存在する。2026年2月末時点で65業態115店舗を運営し、うち9店舗がフランチャイズである。

グループ会社の役割と組織再編の歴史

グループは2012年の持株会社体制移行後、度重なる組織再編を経てきた。飲食事業のオペレーションは子会社の株式会社ジェイプロジェクトが担い、不動産事業は株式会社ジェイアセットが行う。卸売は株式会社ジェイフィールド、海外統括はかつて株式会社ジェイグループインターナショナルが担当したが、2020年に持株会社に吸収された。2023年にはジェイプロジェクトとジェイブライダルを統合し、2025年以降も新たな子会社の統合・買収を継続している。

業界の中での役割は外食産業における多業態チェーンオペレーター。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
130億円
営業利益
4億円
営業利益率
3.1%
純利益
3億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01外食(居酒屋)主力

鹿児島の焼酎酒蔵を再現した「芋蔵」や、福岡名物の焼鳥を提供する「博多かわ屋」など、地域食材やコンセプトを打ち出した居酒屋を全国展開。立地特性に応じた個店主義で、多様な顧客層に非日常的な空間と飲食を提供する。

主な製品・サービス2
芋蔵
九州・鹿児島をテーマにした焼酎酒蔵風の居酒屋。100種類以上の焼酎と薩摩軍鶏・黒豚など鹿児島食材の料理を提供。
博多かわ屋
福岡の名物「博多流とりかわ」を提供する焼鳥専門店。秘伝の製法でかわ焼きを提供。

02外食(カフェ)準主力

「猿Cafe」や「Mou Mou Cafe」など、居心地の良さや生クリームなどのテーマ性を持つカフェを展開。ランチや休憩、デートなど様々なシーンで利用できる空間を提供する。

主な製品・サービス2
猿Cafe
ランチや休憩、デート、女子会など様々なシーンで利用できる、居心地の良さを追求したカフェ。
Mou Mou Cafe
北海道十勝産の生クリームを主役にしたカフェ。濃厚で後味すっきりの生クリームを提供。

03外食(レストラン)準主力

大阪王将や名古屋めし食堂丸八など、地域の食文化や専門性を生かしたレストランを展開。ファミリーから団体まで幅広い客層に対応する。

主な製品・サービス2
大阪王将
国産豚肉と国産野菜を使った手作り餃子を中心に、点心や麺類などを提供する中華レストラン。
うな匠
名古屋名物のひつまぶしをメインとするうなぎ料理専門店。備長炭で焼き上げたうなぎを提供。

04その他外食(サービスエリア等)副次

サービスエリアやパーキングエリア内の店舗運営も行い、旅行者やドライバーに食事の場を提供している。

05不動産副次

テナントビルや社員寮などの不動産賃貸及び管理業務を行い、グループの安定収益源となっている。

06その他(食品卸売)その他

グループ外への食品等の卸売業を行っており、飲食事業で培った仕入網を活かしている。

製品と技術

芋蔵・博多かわ屋に代表される居酒屋業態

居酒屋部門は最も店舗数が多い。旗艦ブランド「芋蔵」は鹿児島の酒蔵をイメージした空間で、100種類以上の焼酎と薩摩軍鶏・黒豚料理を提供する11店舗を展開する。「博多かわ屋」は福岡名物の「とりかわ」を専門とし、予約困難店として知られる。11店舗で営業する。「吟醸マグロ」は常時40銘柄の日本酒とマグロ刺身の飲み比べが売りで6店舗。他にも「ほっこり」「きばくもん」など地域色の強い業態が並ぶ。

カフェ・レストランと多様な専門業態

カフェ部門は「猿Cafe」「Mou Mou Cafe」「egg baby cafe」「CAZAN」の4ブランドで計8店舗。Mou Mou Cafeは北海道十勝産生クリームを主役に据える。レストラン部門では「大阪王将」(焼餃子)、「名古屋めし食堂丸八」(ひつまぶし・きしめん)、「うな匠」(うなぎ料理)など名古屋色の強い業態を展開。さらに高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにも4店舗を出店し、非日常空間の演出と接客サービスを組み合わせる。

プロジェクト出店と自社ビルで収益を補完する不動産

飲食事業と連動した「プロジェクト出店」が特徴である。開発段階からビルや商業施設に提案を行い、飲食フロア全体をプロデュースすることで、自社の出店条件を有利にすると同時に賃貸収入を得る。自社保有物件として「G-SEVENS刈谷」「G-SEVENS豊田」「ジェイチル名駅」などがある。2026年2月期には物件売却により不動産事業の売上高が前年比225%増の15億円に膨らんだが、これは一過性の要因である。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

小型外食、高い成長志向

ジェイグループホールディングスは売上高100億円超の小型外食企業で、同業の光フードサービス(138A)やトライアルホールディングス(141A)と競合する。2026年2月期の売上高130億円(前期比21.5%増)と高い成長目標を掲げるが、営業利益率は3%台と低水準。効率改善が課題だが、積極出店で収益拡大を狙う。

強み

  • 2026年2月期売上高130億円と前期比21.5%増、積極的な出店戦略が寄与。
  • 複数の業態を展開し、顧客ニーズに合わせた柔軟な店舗運営が可能。
  • コスト管理を徹底し、競合と差別化できる価格帯を実現。
  • 駅前や商業施設など集客力の高い立地に出店、客数を確保。

課題

  • 営業利益率3%台と低く、人件費・原材料高の影響を受けやすい。
  • 同業他社も出店攻勢、価格競争や客数獲得で厳しい戦い。
  • 外食業界全体の人材不足で、十分なスタッフ確保が経営リスクに。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がジェイグループホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
1297Aアルピコホールディングス151億円7.8倍
27110クラシコム149億円15.7倍
37646PLANT147億円10.5倍
49890マキヤ145億円9.4倍
58202ラオックスホールディングス138億円38.8倍
63063ジェイグループホールディングス137億円51.1倍
77561ハークスレイホールディングス136億円8.9倍
85892yutori134億円40.4倍
99959アシードホールディングス132億円13.2倍
107686ひとまいる128億円10.8倍
119993ヤマザワ127億円9.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 51件

名古屋の小さな有限会社からスタートした1997年

1997年3月、名古屋市中区に有限会社ジェイプロジェクトを設立。資本金5,000千円で、同時に「にんにくや本店」「千都」「ラグーン」の3店舗をオープンした。創業当初から複数業態を同時に立ち上げるスタイルが見られる。2001年には株式会社に組織変更し、資本金を30,000千円に増額。本店を中区錦に移転し、2002年には「ほっこり」など新業態を次々と開業した。

2003年から2007年へ全国展開と上場への道

2003年に東京都へ初出店し、同年には焼酎専門店「芋蔵」を名古屋駅前に開業。2004年に東京支店を開設し、ブライダル事業の子会社を取得した。2005年の愛・地球博(愛知万博)では会場内に2店舗を出店し、ブランド認知を高めた。2006年11月、東京証券取引所マザーズ市場に株式上場。上場後も関東・関西・東北へ出店を加速し、2007年にはホテル内レストランにも進出した。

M&Aと海外進出で事業を拡大した2010年代

2010年、子会社ジェイトレードを設立し食品卸に参入。同時に米国ハワイの外食企業NEW FIELD HONOLULUを買収し、海外1号店「大漁」をホノルルに開店した。2012年には持株会社体制へ移行し、株式会社ジェイグループホールディングスに商号変更。2014年にはサンクスマインドを子会社化し、2017年には「博多かわ屋」のFC展開を手掛けるかわ屋インターナショナルを傘下に収めた。この間、自社ビル「G-SEVENS」や「ジェイチル名駅」など不動産事業も強化した。

コロナ禍からの回復と事業承継による再編期2020年代

2020年2月期の売上高142億円から、コロナ禍の2022年2月期には47億円まで急減。純損失24億円を計上した。これに対し大型店舗から小型店舗への転換、都心から郊外へのシフト、ノンアルコール業態の拡充を進めた。2022年にはハワイ子会社を譲渡し、海外事業を縮小。2023年にはスペイン子会社も譲渡した。一方で2024年以降、飲食企業のM&Aを再開し、エッジオブクリフグループやマウンテンコーヒーを買収。売上高は2026年2月期に130億円まで回復した。

年表51件を開く

1990年代

  • 1997年3月創業名古屋市中区栄二丁目14番5号に有限会社ジェイプロジェクトを設立(出資金5,000千円)し、「にんにくや本店」「千都」「ラグーン」をオープン

2000年代

  • 2000年12月和風炉端居酒屋「てしごと家」1号店を名古屋市中村区名駅にオープン
  • 2001年3月創業有限会社ジェイプロジェクトを組織変更し、株式会社ジェイプロジェクトを設立(資本金30,000千円)
  • 2002年1月名古屋市中区錦二丁目11番1号に本店を移転
  • 2002年8月ご飯ダイニングバー「ほっこり」1号店を名古屋市中区栄にオープン
  • 2003年3月東京都へ初出店
  • 2003年5月「AGURA EAST」を業態変更し、焼酎を豊富に取り揃えた軍鶏・黒豚・焼酎「芋蔵」1号店を名古屋市中村区名駅にオープン
  • 2004年2月M&Aブライダル事業を営む有限会社ジェイブライダルを100%子会社化
  • 2004年3月東京都中央区京橋に東京支店を開設
  • 2005年3月2005年日本国際博覧会(愛・地球博)に、「Na-菜-Na瀬戸会場」(愛・地球博瀬戸会場内)、「ニャースのパーティカフェ」(ささしまサテライト会場内)を出店
  • 2005年12月神奈川県へ初出店
  • 2006年11月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
  • 兵庫県へ初出店
  • 2007年1月名古屋ルーセントタワー(名古屋市西区牛島町)内にRistorante「La Eternita」、SKY LOUNGE「THE ONE AND ONLY」を含む5店舗をオープン
  • 名古屋市中村区名駅にテナントビル「ダイヤモンドウェイ」をオープン
  • 2007年2月宮城県へ初出店
  • 大阪府へ初出店
  • 2007年6月ホテル内レストラン初出店として、The garden restaurant「PRANA STYLE」を三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ(千葉県浦安市明海)内にオープン
  • 2008年6月愛知県刈谷市相生町に飲食店ビル「G-SEVENS 刈谷」をオープン
  • 2009年10月愛知県豊田市若宮町に飲食店ビル「G-SEVENS 豊田」をオープン

2010年代

  • 2010年3月名古屋市中区栄三丁目4番28号に本社機能を移転
  • 2010年4月食品等の加工及び販売等を行う子会社として、株式会社ジェイトレードを設立
  • 2010年8月M&A飲食業を営むNEW FIELD HONOLULU,INC.を100%子会社化
  • 2010年9月海外進出1号店として、「大漁」を米国ハワイ州ホノルルにオープン
  • 2012年7月「LUCENT Mariage Tower(ルーセントマリアージュタワー)」を開設
  • 2012年9月創業株式会社ジェイグループホールディングスに商号変更するとともに、会社分割により株式会社ジェイプロジェクトを新たに設立し、飲食事業を承継
  • 静岡県へ初出店
  • 2013年3月東京都港区西麻布一丁目8番12号に東京支店を移転
  • 2014年2月海外事業の統括、管理を行う子会社として株式会社ジェイグループインターナショナルを設立
  • 2014年3月M&A飲食業を営むサンクスマインド株式会社を100%子会社化
  • 2014年11月名古屋市中村区名駅三丁目に飲食店ビル「ジェイチル名駅」をオープン
  • 2014年12月埼玉県及び岡山県へ初出店
  • 2016年3月M&Aグループ組織再編により、飲食事業を株式会社ジェイプロジェクトに集約するとともに、機能子会社を統合し、株式会社ジェイトレードを株式会社ジェイフィールドに商号変更
  • 2016年9月東京都港区芝浦三丁目12番6号に東京支店を移転
  • 創業飲食業を営むNEW FIELD NEW YORK LLCを設立
  • 2016年11月創業飲食業を営む株式会社ボカディレクションを設立
  • 2017年11月M&A「博多かわ屋」の運営及びフランチャイズ展開を行う株式会社かわ屋インターナショナルを子会社化
  • 2018年10月M&A不動産業を営む株式会社ジェイアセットを100%子会社化
  • 2019年3月M&A飲食事業を営むKAKEHASHI,S.L.U.を100%子会社化
  • 2019年10月M&A株式会社SecondENGINEを株式会社ジェイプロジェクトに統合

2020年代

  • 2020年12月M&A株式会社ジェイグループインターナショナル及びサンクスマインド株式会社を株式会社ジェイグループホールディングスに統合
  • 2021年3月創業有料職業紹介事業を営む株式会社ジェイキャストを設立
  • 2022年2月飲食業を営むNEW FIELD HONOLULU,INC.の全株式を譲渡
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズから グロース市場に 移行
  • 2023年6月M&A株式会社ジェイプロジェクト及び株式会社ジェイブライダルを株式会社ジェイグループホールディングスに統合
  • 飲食業を営むKAKEHASHI S.L.U.の全株式を譲渡
  • 2024年12月M&A飲食業を営む有限会社エー・ラウンドを100%子会社化
  • 2025年1月M&A飲食業を営む株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCクラシコ及び株式会社EOCブレインを100%子会社化
  • 2025年6月東京都文京区湯島二丁目2番4号JP-BASE御茶ノ水5階に東京支店を移転
  • 2025年7月M&A株式会社ジェイキャスト及び有限会社エー・ラウンドを株式会社ジェイグループホールディングスに統合
  • 2026年2月M&A飲食業を営むマウンテンコーヒー株式会社を100%子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率3.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    立地に応じた最適業態の集中出店

    特定地域への集中出店と、立地特性・顧客層に合わせた最適業態の開発を行い、郊外や帰着駅周辺へのテナント出店を基本とする。

  2. 02

    多品種少量生産型の個店別業態開発

    消費者ニーズの多様化に対応し、均一なチェーン展開ではなく、個々の立地に応じた多様な業態を開発し、丁寧な店作りを進める。

  3. 03

    不動産事業の拡大による収益基盤強化

    飲食事業と連携したプロジェクト出店(ビル・商業施設への一括プロデュース)を推進し、賃貸収入等で収益性向上と恒常的な収益基盤の確立を目指す。

  4. 04

    人財育成と採用の積極推進

    新卒採用の継続とキャリア中途採用により人員を確保し、継続的な教育で人財を育成する。社員の成長機会を提供する土壌づくりに注力する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で432人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は435万円で、9期前と比べて10.7%平均年齢は36.5歳、平均勤続年数は8.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月590
2018年2月574
2019年2月582
2020年2月48738.88.7547
2021年2月44738.49.1467
2022年2月47440.19.6427
2023年2月52641.110.7367
2024年2月48737.610.4355
2025年2月44635.88.941995
2026年2月43536.58.543293

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率50.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)47.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社10(国内 9 / 海外 1、うち連結子会社 10) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
EXIT NISHIKI — 名古屋市中区3,047百万円
不動産事業
本社 — 名古屋市中区1,073百万円
全社 不動産事業
飲食事業913百万円
店舗733百万円
飲食事業
店舗 — 名古屋市昭和区670百万円
飲食事業
ジュール則武 — 名古屋市西区159百万円
不動産事業
EXIT NISHIKI — 名古屋市中区81百万円
不動産事業
店舗 — 東京都品川区他66百万円
飲食事業
EXIT NISHIKI — 名古屋市中区49百万円
不動産事業
店舗 — 東京都台東区20百万円
飲食事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ジェイフィールド(注3)
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ボカディレクション(注3)
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社かわ屋インター ナショナル(注3)
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権73.7%
  • 国内
    株式会社かわ屋東京
    東京都品川区 · 連結子会社
    議決権73.7%
  • 国内
    株式会社ジェイアセット(注3、4)
    名古屋市中区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NEW FIELD NEW YORK LLC (注3)
    米国 ニューヨーク州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エッジオブクリフ&コムレイド(注3)
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社EOCブレイン
    東京都中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社EOCクラシコ
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    マウンテンコーヒー株式会社(注3、5)
    名古屋市昭和区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は130億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+21.5%、利益が+0.0%。

売上高
+21.5%
130億円
営業利益
+0.0%
4億円
純利益
-40.0%
3億円
営業利益率
3.1%
前期比 -0.7%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高133億円130億円
営業利益5億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥5¥5

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は32億円、営業利益は1億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+18.5%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q2600.00
2024年2Q2514.01
2024年3Q2613.81
2024年4Q270
2025年1Q2727.42
2025年2Q2600.03
2025年4Q5423.70
2026年2Q7134.22
2026年4Q5911.71
2027年1Q3213.11

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年2月期からの14期で、売上は100億円から130億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は3.1%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年2月10010
飲食業を営むサンクスマインド株式会社を100%子会社化
2014年2月1140−1
2015年2月13710
飲食業を営む株式会社ボカディレクションを設立
2016年2月1381−2
「博多かわ屋」の運営及びフランチャイズ展開を行う株式会社かわ屋インターナショナルを子会社化
2017年2月1441−1
不動産業を営む株式会社ジェイアセットを100%子会社化
2018年2月15020
飲食事業を営むKAKEHASHI,S.L.U.を100%子会社化
2019年2月15101
株式会社ジェイグループインターナショナル及びサンクスマインド株式会社を株式会社ジェイグループホールディングスに統合
2020年2月1420−2
有料職業紹介事業を営む株式会社ジェイキャストを設立
2021年2月67−15−24
2022年2月47−19−6
株式会社ジェイプロジェクト及び株式会社ジェイブライダルを株式会社ジェイグループホールディングスに統合
2023年2月80−9−5
飲食業を営む有限会社エー・ラウンドを100%子会社化
2024年2月10432
飲食業を営む株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCクラシコ及び株式会社EOCブレインを100%子会社化
2025年2月107443.75
飲食業を営むマウンテンコーヒー株式会社を100%子会社化
2026年2月130443.13

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高130億円のうち、営業利益として残るのは4億円3.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の2.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.6%45億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金61.5%80億円
  • その他の費用持分法損益などの調整0.8%1億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益3.1%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
65.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比0.6pt
3.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
2.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+8.8pt
17.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年2月期は営業CFが16億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは13億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は24億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年2月5−116−64
2014年2月7−117−46
2015年2月12−12107
2016年2月5−101−53
2017年2月13−9147
2018年2月9−185−94
2019年2月11−7−245
2020年2月9−7229
2021年2月1−619−523
2022年2月7−147−722
2023年2月−20−6−213
2024年2月1−20−113
2025年2月8−4−2416
2026年2月16−3−51324

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年2月期の総資産は107億円。このうち返さなくてよい自己資本が17億円で、自己資本比率は15.7%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年2月69165323.4
2014年2月77205726.3
2015年2月87206723.4
2016年2月82186421.6
2017年2月86176919.2
2018年2月90187219.6
2019年2月113239019.4
2020年2月115259020.5
2021年2月10921071.3
2022年2月1079988.1
2023年2月93128112.2
2024年2月91167516.9
2025年2月98197919.4
2026年2月107179015.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
25億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
7億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
1億円
在庫として抱えている分
負債合計
90億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
46
/ 100
安定性自己資本比率10 / 40
収益力営業利益率6 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率322社中21位あたり、逆に低いのは配当利回り322社中310位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
17.4%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
3.1%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
15.7%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
21.5%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,102で、1年前と比べて+49.4%過去52週の値幅のなかでは66%の位置にある。

¥1,102-0.3%1ヶ月-8.0%1年+49.4%時価総額137億円
過去52週の値幅
安値¥741高値¥1,291

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)51.1倍
PER (会社予想)51.2倍
PBR8.01倍
配当利回り0.45%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+6.2%と堅調。7/10は1225円、25日線(1153.16円)を+6.2%上回る。52週高値1274円にわずか3.8%差、52週安値735円から66.7%の大幅高。出来高は増加傾向で買い活発。上昇トレンド継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PERは56.8倍で同業界平均41.0倍を上回り割高です。PBRも8.95倍と平均2.90倍を大幅に超過。配当利回り0.32%は平均1.44%を下回り、利益成長も鈍く、やや割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)51.1倍39.6倍
PER (予想)51.2倍
PBR8.01倍2.44倍
ROE17.4%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、外食需要の回復継続と収益性改善の可否。強気派は、2026年2月期の売上高130億円計画や過去の業績改善(2023年2月期赤字→2025年2月期黒字)を評価し、今後の業績拡大を期待する。一方、弱気派は、低い営業利益率(3%前後)や競争の激しさ、原材料費・人件費の上昇リスクを指摘。株価は前年比+61%と上昇しているが、PER 56.8倍と割高感があり、成長鈍化への警戒が必要。

プラスに働く材料7
  • 外食需要の回復

    コロナ後の人流回復で既存店売上が改善傾向。

  • 業績黒字化の実績

    2023年2月期赤字から2025年2月期は営業黒字に転換。

  • 成長期待

    2026年2月期売上高130億円計画は前年比21%増と高成長を示す。

  • 売上高130億円で過去最高更新2026年2月期影響

    売上高107→130億円、21%増収で過去最高売上

  • 営業利益4億円維持で安定収益2026年2月期影響

    営業利益4億円を維持、収益基盤は安定

  • 株価上昇傾向継続不定影響

    年初来+61%と上昇基調、短期トレンド継続期待

  • 新規出店による成長余地不定影響

    小売業態拡大で店舗増加による収益拡大可能性

マイナスに働く材料7
  • 低収益性

    営業利益率3%前後と薄利であり、コスト上昇に脆弱。

  • 競争激化

    外食業界は競合が多く、差別化が難しく価格競争に陥りやすい。

  • 株価割高感

    PER 56.8倍は業績成長を大きく織り込んでおり、期待外れの場合に下落リスク。

  • 純利益40%減で収益悪化2026年2月期影響

    純利益5→3億円、40%減益予想で収益力低下

  • 営業利益率低下で収益性悪化2026年2月期影響

    営業利益率3.74%→3.08%と低下傾向

  • PER56.8倍と割高水準継続影響

    PER56.8倍は業界平均比割高、調整リスク

  • 外国人株主比率0.08%と需給脆弱継続影響

    外国人持ち株比率0.08%と極めて低く、需給薄

次の決算で確かめる点
既存店売上高前年比
需要回復の度合いを測る指標。
店舗数
事業拡大のペースを確認する。
客単価
価格設定や顧客の消費動向を把握。
原材料費比率
コスト管理の効率性を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり5で、前期から50.0%いまの株価に対する利回りは0.45%。

年間配当
¥5
1株あたり
配当利回り
0.45%
いまの株価に対して
配当性向
37.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月327.3
2018年2月30.042.2
2019年2月30.0
2020年2月30.0
2021年2月2−50.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥5

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ29,813人。区分でいちばん多いのは個人・その他79.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が20.0%を占め、残る80.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
個人・その他73.876.479.082.779.979.8
事業法人25.522.920.416.919.820.0
自己株式2.02.01.71.61.60.7
証券会社0.60.20.40.10.10.1
外国人個人0.00.00.10.10.10.1
金融機関0.00.10.0
外国法人0.10.50.10.10.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01(有)ニューフィールド15.63
02松永 圭司2.64
03新田 二郎2.42
04サントリー(株)2.42
05安田 博1.66
06林 芳郎1.59
07林 裕二1.21
08石川 智巳0.82
09二村 篤志0.66
10新田 浩雅0.56

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-19
    東海東京証券株式会社
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -7.23pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+460%、1株純資産は12期で−73%。直近期のROEは17.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年2月42501.5108.377.1
2014年2月−18254
2015年2月42531.4195.0242.7
2016年2月−2922157.0
2017年2月−1020827.3
2018年2月−421342.2
2019年2月72503.1111.6
2020年2月−19252
2021年2月−24914
2022年2月−63
2023年2月−58
2024年2月211618.430.217.0
2025年2月334526.520.317.2
2026年2月226817.438.037.9

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/2期の役員報酬は総額676百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約25倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
新田二郎代表取締役 会長59300,000
林裕二代表取締役 社長54149,400
林芳郎取締役 副社長61197,000
猿渡弘太取締役53
玉田貴彦取締役 監査等委員551,400
安達幸子取締役 監査等委員7140,000
細野順三取締役 監査等委員548,000

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)6159493662110
社外取締役2884
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,772字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社(㈱ジェイグループホールディングス)及び連結子会社(㈱ジェイフィールド、㈱ボカディレクション、㈱かわ屋インターナショナル、㈱かわ屋東京、㈱ジェイアセット、NEW FIELD NEW YORK LLC、㈱エッジオブクリフ&コムレイド、㈱EOCブレイン、㈱EOCクラシコ、マウンテンコーヒー㈱)の計11社から構成されており、居酒屋、カフェ、レストランなどの飲食事業を中心に、不動産の賃貸及び管理業務等を行う不動産事業、食品等の卸売業のその他の事業を行っております。 また、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1) 飲食事業 当社グループの中核事業であり、居酒屋、カフェ、レストランを多業態で展開しております。2026年2月末日現在におきまして、65業態115店舗(国内105店舗、海外1店舗、FC9店舗)を運営しております。 外食産業が成熟化しお客様のニーズが多様化する中で、当社グループでは、立地特性や顧客層に応じて、その場面におけるお客様のニーズに対応した業態を開発しサービスを提供してまいりました。これは、単一の業態を開発し多店舗化を図る従来型のチェーン店の展開手法と異なり、立地特性や周辺の顧客層等、マーケットのニーズに対応して最適な業態を開発する個店主義に基づく店舗展開であります。個店主義とは、ひとつひとつの店舗がオリジナルであり、お客様の利用価値を最大限に高められるよう、また永く愛されるよう、丁寧に店づくりを行うことを意図しております。 当社グループの飲食事業は、コロナ禍に実施した、大型店舗から小型店舗、都心店舗から郊外店舗、総合業態から専門業態への転換を行ったことに加え、ノンアルコール業態、昼業態の拡充を行い、ポートフォリオの多角化を目指しております。 店舗運営に関しては、明確なコンセプトを持たせることで差別化を図り、ハード面における非日常的空間の演出とソフト面における飲食の提供、接客サービスをバランス良く組み合わせることで、お客様の利用価値が最大限に高められ末永く愛されることを意図しております。 なお、飲食事業における主な業態の特徴及び店舗数は、次のとおりであります。 (2026年2月28日現在) 区分   主な業態名称   コンセプト   店舗数 居酒屋   芋蔵(イモゾウ)   九州・鹿児島をテーマに焼酎の酒蔵を再現した空間で、100種類以上の焼酎と薩摩軍鶏・薩摩黒豚など、鹿児島の食材を使った料理を提供する居酒屋。   11店舗 博多かわ屋(ハカタカワヤ)   福岡の名物「博多流とりかわ」を味わえる店。博多かわ屋は、予約の取れない焼鳥屋として話題を呼び、『たかが焼鳥、されど…』をキャッチフレーズに、こだわりのかわ焼きを秘伝の製法で作り上げております。   11店舗 吟醸マグロ(ギンジョウマグロ)   常時こだわりの40銘柄の日本酒を自由に飲み比べできるお店。日本酒に合う名物のマグロ刺身盛り合わせなど一人前からご注文できます。   6店舗 ほっこり   おいしいごはんをテーマに京都の町家を再現した個室空間で、大釜戸で炊き上げたごはんを木の香り漂うおひつに入れて提供する居酒屋。   5店舗 きばくもん   国産牛もつや馬刺しなど、種類豊富な博多料理が勢揃い。美味いもんだらけの九州博多名物をご堪能いただけます。   4店舗 その他   えどわん、お勝手たんと、Gappo(ガッポ)、刈谷餃子工房つづみや(カリヤギョウザコウボウツヅミヤ)、雑草家(ザッソウヤ)、燦家(サンヤ)、新九(シンク)、二六丸(ニロクマル)、跳魚(ハネウオ)、光蔵(ミツクラ)、三枡三蔵(ミマスミツクラ)、寿司と串とわたくし(スシトクシトワタクシ)等   52店舗 カフェ   猿Cafe(サルカフェ)   ランチやちょっとした休憩、デートに、女子会になど、様々なシーンでご利用いただける、居心地の良さを追求したカフェ。   2店舗 Mou Mou Cafe(モーモーカフェ)   いつも控えめで脇役な「生クリーム」が主役を演じるお店。「生クリーム」の出身地は北海道十勝地区。濃厚で後味すっきり、しっとりとしたこだわりの「生クリーム」をお楽しみいただけます。   1店舗 egg baby café(エッグベイビーカフェ)   高架下とは思えない空間でこだわりの卵料理が楽しめるお店です。ドリンクも充実しており、お一人様でもゆったりとお過ごしいただけます。   1店舗 CAZAN   ドリップマイスターが一杯ずつ丁寧に淹れたコーヒーとともに軽食やスイーツがいただける、リラックスした時間が過ごせるカフェ。   4店舗 レストラン   大阪王将(オオサカオウショウ)   国産豚肉および国産野菜を使った元祖焼餃子はひとつひとつお店で手作りしています。点心、炒めもの、麺、丼、デザートなどの多彩なメニューをご用意しております。   2店舗 名古屋めし食堂丸八(ナゴヤメシショクドウマルハチ)   名古屋の特徴的な食文化「なごやめし」の専門店が集結。ひつまぶし、きしめん、天むす、みそかつ、名古屋コーチン等、ご家族や団体で食べたい味をそれぞれお楽しみいただける食堂。   2店舗 うな匠(ウナショウ)   名古屋名物の「ひつまぶし」をメインとしたうなぎ料理専門店。厳選して仕入れるうなぎを備長炭で丹念に焼き上げその香ばしさを堪能できる、本場名古屋のひつまぶしが味わえる。   1店舗 その他   ためつ食堂(タメツショクドウ)、PRANA STYLE(プラナスタイル)、吉珍樓(キッチンロウ)等   9店舗 その他   大津サービスエリア下り(オオツサービスエリアクダリ)、清水パーキングエリア(シミズパーキングエリア)等   4店舗 計   115店舗 (主な関係会社) 当社、株式会社ボカディレクション、株式会社かわ屋インターナショナル、NEW FEILD NEW YORK LLC、株式会社エッジオブクリフ&コムレイド、株式会社EOCブレイン、株式会社EOCクラシコ、マウンテンコーヒー株式会社 (2) 不動産事業 テナントビル、社員寮等の不動産の賃貸及び管理業務等を行っております。 (主な関係会社) 当社、株式会社ジェイアセット (3) その他の事業 食品等の卸売業を行っております。 (主な関係会社) 株式会社ジェイフィールド、株式会社かわ屋インターナショナル、株式会社ボカディレクション、マウンテンコーヒー株式会社 [事業系統図] 以上、述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,193字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループでは「たくさんの“ありがとう”を集めよう」を創業精神とし、「幸福創造販売企業」を目指し店づくりを行っております。幸福創造とは、食を通じての、お客様、社会、社員に対する幸福の創造であり、飲食業はサービス業であるとの信念のもと、お客様への幸せな空間の提供、社会への幸福の提供、社員への成長機会の提供を実現することであると考えております。 当社グループの経営方針は以下に集約されます。 ① 創業精神 たくさんの“ありがとう”を集めよう ② 経営の基本理念 1.お客様に対する幸福の創造 2.社会に対する幸福の創造 3.社員に対する幸福の創造 ③ 事業目的 食文化を通じて人づくりと社会貢献を果たし、地域活性化に寄与する。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは経営の効率性を高め、企業価値の増大を図るため、売上高経常利益率を重視し、企業経営に取り組んでまいります。引き続き新規出店及び新業態の開発に注力するとともに、不動産事業の拡大及び新規事業の育成に努め、売上高経常利益率3.0%の達成を目指してまいります。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは食文化を通したサービス業としての総合企業を目指し、「食」を核として当社グループ独自の地位を築くことで企業価値を高め、社会貢献を果たしていく所存です。事業別の経営戦略及び展開方針は次のとおりであります。 ① 飲食事業 a.出店戦略 次の3点を基本方針としております。 ・立地特性、周辺環境、想定される顧客層等に応じて、最適な業態を開発し店舗展開を図る。 ・特定地域への集中出店によりエリア展開を図る。 ・居酒屋は専門業態の小箱の店舗を郊外・帰着駅周辺へのテナント出店を基本として展開を図る。 b.業態開発戦略 市場の成熟化に伴う消費者ニーズの多様化によって、他の産業でも見られた少品種大量生産から、多品種少量生産への産業構造の転換(パラダイムシフト)が外食産業でも進行している状況を踏まえ、均一なニーズに対応した従来型のチェーン展開ではなく、個々の立地特性に応じた業態の開発に引き続き努めてまいります。また、多彩なブランドの開発とともに、お客様の利用価値を最大限に高められるよう、また永く愛されるよう、丁寧な店作りに注力してまいります。 c.財務戦略 キャッシュ・フローのバランスを考慮した経営を行ってまいります。健全な財務バランスを維持しながら、安定的な成長を目指します。 d.人財戦略 当社グループは、かねてより仲間の力を信じ「人間力」による成長を志向してまいりました。また、企業には、社員に成長の場を与え、すばらしい人財を育て、輩出していく責務があると考えております。そうした認識の下、今後とも引き続き人を育てる土壌づくりに努めてまいります。具体的には、設立当初から続けております新卒採用を今後とも積極的に実施し、継続的な人財教育を進めます。また、出店数の増加への対応や内部管理体制の充実を図るため、キャリアのある中途社員の採用を継続的に行ってまいります。 ② 不動産事業 当社グループの中核事業である飲食事業に付随したプロジェクト出店を推進していく方針であります。プロジェクト出店とは、ビルや商業施設等へ開発段階から積極的に提案等を行い、飲食フロアの一括プロデュースやビルの再開発を通じて付加価値を高め、より良い条件での出店を可能とする出店モデルであります。プロジェクト出店の推進により、飲食事業における投資コストの抑制や賃料等のランニングコストの低減を図るとともに、賃貸収入等の収益を確保し、当社グループ全体での収益性向上を目指してまいります。また、独立支援ビルの開発など、飲食事業とのシナジーを活かした物件を積極的に開発し、恒常的な収益基盤となるよう事業拡大に取り組んでまいります。 ③ その他の事業 卸売をFC加盟店に向けて行っております。FC加盟店の増加により、売上規模の向上に取り組んでまいります。 (4) 会社の対処すべき課題 当社グループが対処すべき主な課題は次のとおりであり、経済情勢、市場動向、競合状況などの経営環境を勘案しながら、適切に対処してまいります。 ① グループ全体の生産性向上 魅力があり収益力の高い事業・業態を展開していくとともに、間接部門のコストパフォーマンスの向上、低収益事業・エリアの撤退及び改善、好調な業態へのリニューアル推進により、グループ全体の生産性向上に取り組みます。 ② 店舗の魅力と生産性の向上 強みである現場力を一層磨いていくことに加え、魅力ある商品の開発やWEB販促の充実に取り組むとともに、オペレーションの効率化を通じ人時生産性の向上に取り組むとともに、強みである現場力に加えWEB販促の充実により、魅力の向上、情報発信の強化に取り組みます。 ③ 知恵と工夫を集結する文化、働きやすい職場、風土の醸成 組織の縦横のつながりや情報共有度を高め、従来以上にモノを言える・議論が活発となる場づくりに取り組むとともに、柔軟な勤務体系等の働きやすい職場づくりに取り組んでまいります。
事業等のリスク3,658字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資判断あるいは当社グループの事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で発生の予防及び発生した場合の迅速な対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項記載事項及び本項以外の記載内容も併せて慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。また、以下の記載は、当社株式への投資に関する全てのリスクを網羅するものではございませんのでご留意ください。なお、本文中における将来に関する事項は、本資料提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 外食業界の動向について 当社グループの主たる事業が属している外食業界は、地政学的リスクや円安基調の影響も相まって、原材料費の高止まり、光熱費や物流費、建築費の高騰、最低賃金改定に伴う人件費の上昇、人手不足の常態化など、事業を取り巻く環境は今後も厳しい状況が続くものと予想しております。 当社グループといたしましては、永く愛される魅力的な店づくりとともに、サービスの質の向上、メニュー変更、内外装のリニューアル及び業態変更等を実施することにより、既存店売上高の維持と拡大を図っておりますが、当社グループが出店している商業施設、駅前、商業集積地等の立地において商流の変化及び周辺の商業施設との競合等が生じることで、その集客力が低下した場合、既存店舗の売上高が減少し当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業展開について ① 出店政策について 当社グループの基本的な出店方針は、コロナ禍に実施した、大型店舗から小型店舗、都心店舗から郊外店舗、総合業態から専門業態への転換を行い、大型総合居酒屋、大宴会中心、都心エリア中心の店舗展開から脱却して、専門業態の少人数顧客を中心とした店舗へのポートフォリオの構築に加え、ノンアルコール業態、昼業態を広げていく方針です。国内の展開エリアにつきましては、主に東海地区、関東地区、関西地区を中心に店舗展開するとともに、宮城県に出店しております。 当社グループでは、出店候補地の立地特性、賃貸条件、売上予測、投資採算性等を慎重に検討し、出店地を決定しております。そのため、当該展開エリアにおいて、計画した出店数に見合った出店地を十分に確保できない可能性があり、その場合には、当社グループの業績見通し及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ② 業態開発について 当社グループは、立地特性やお客様のニーズ、地域のニーズに応じて業態を開発し、または既存業態をアレンジし、多業態による店舗展開を行うことで事業の拡大を図っております。今後も引き続き新規業態の開発を進める予定でありますが、市場ニーズ及び消費者嗜好の変化等により、お客様に受け入れられる業態を開発できなかった場合には、当社グループの業績見通し及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 出退店時に発生する費用及び損失について 当社グループでは、新規出店時や業態変更時に什器備品等の消耗品や販売促進に伴う費用が一時的に発生するため、大量の新規出店・業態変更や期末に近い時点での新規出店は、利益を押し下げる要因となります。また、収益性の向上を図るため、業績の改善が見込めない店舗については閉鎖しております。店舗閉鎖時には、キャッシュ・フロー及び業績への影響を総合的に勘案し、撤退時期の選定や内装設備等の売却等により費用及び損失を最小限に抑えられるよう努めておりますが、固定資産除却損、賃貸借契約やリース契約の解約に伴う違約金等が発生する可能性があります。 したがって、大量の新規出店、業態変更や退店を行った場合、あるいは出店時における内装工事の遅れや入居する商業施設等の完成時期のずれ込み等が発生し新規出店が期末に近い時点に偏った場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 食材の安全性及び安定供給について 近年、地政学上のリスクによる輸出入の禁止や、海外における食肉等の感染病等の影響など、食材の安定供給や、安全性に対する関心が以前にも増して高まっております。 当社グループにおきましては、多業態を展開しているため特定の食材に依存している事実はなく、引き続き食材の安全かつ安定的な確保に積極的に取り組む方針でありますが、天候不順による農作物の不作や政府によるセーフガード(緊急輸入制限措置)の発動など需給関係の変動に伴う市況変動や、食材の安全性に関わる不安等による消費者の外食離れが生じた場合には、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 食品衛生法について 当社グループが経営する店舗は、食品衛生法の規定に基づき、所管保健所より飲食店営業の営業許可を取得しております。当社グループでは、店舗内の食品衛生管理マニュアルに基づき日常の衛生管理の徹底を図るとともに、必要に応じて内部監査により衛生管理状況を確認し、食品の安全衛生の維持に努めております。また、食品衛生委員会を設置し定期的な社内講習を実施することで社内での啓蒙活動を進め、衛生管理に対する意識の向上と周知徹底に努めております。当社グループの実施するこれらの衛生管理諸施策にもかかわらず、食中毒事故等を起こした場合には、食品等の廃棄処分、営業許可の取消し、営業の禁止、若しくは一定期間の営業停止処分、被害者からの損害賠償請求、当社グループの信用力低下等により、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 金利変動の影響について 当社グループは、出店時等における設備投資資金を主として金融機関からの借入により調達しており、2026年2月末日現在における総資産に占める有利子負債の割合は59.2%(有利子負債残高6,342百万円/総資産額10,722百万円)となっております。今後の出店等に伴う資金調達について、引き続き経済情勢や金利動向、財務バランスを総合的に勘案し、有利子負債の適正水準の維持に努めながら事業展開を行う予定でございますが、有利子負債への依存度が高い状態で金利が上昇した場合、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (6) 差入保証金について 当社グループは、賃借により出店等を行うことを基本方針としており、2026年2月末日現在、当社所有ビル内の2店舗を除いたすべての直営店舗が賃借物件となっております。物件の賃借においては、賃貸人に対し、差入保証金等を預け入れる場合があります。差入保証金の残高は2026年2月末日現在918百万円となっており、総資産に占める割合は8.6%となっております。今後の賃貸人の経営状況によっては、当該店舗における営業の継続に支障が生じたり、退店時に差入保証金等の全部または一部が返還されない可能性があります。また、当社グループ側の都合によって不採算店舗の契約を中途解約する場合等には、締結している賃貸借契約の内容によって、差入保証金等の全部または一部が返還されない場合があり、当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。 (7) 代表者への依存について 当社の代表取締役会長である新田二郎は、創業以来、経営方針の策定や経営戦略の決定、業態開発及び立地開発等、当社グループの業務執行において重要な役割を果たしてまいりました。 当社グループでは、組織体制の充実や業務分掌及び職務権限規程に基づく権限の委譲など、同氏に過度に依存しない組織体制への移行を進めており、人材の育成、充実が進むにつれ同氏への依存度は相対的に低下するものと考えておりますが、そうした経営体制への移行の過程において、何らかの理由により同氏の業務執行が困難となった場合には、当社グループの業績及び事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 商標等について 当社グループの各店舗等において使用する名称については、その使用に先立ち、外部の専門家を通じて第三者の商標権等を侵害しないかについて確認し、侵害のおそれのある名称は使用を避け、かつ、可能な限り当社グループにおいて商標登録を取得する等により、これら商標の使用権の確保及び第三者の権利侵害の回避に努めております。しかしながら、当社グループの各店舗の名称又は業態等が第三者のものと類似する等の理由により、第三者から当社グループの商標登録の無効審判、損害賠償、商標使用差止、営業差止等を請求され、仮にこれらの請求が認められる場合には当社グループの業績等に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,876字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより、景気は緩やかな回復の動きが続いております。一方で、新たに発生した地政学的リスクや、円安基調の影響も相まって、原材料価格やエネルギーコストは高止まりの状況が続いております。 外食産業におきましては、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、最低賃金改定に伴う人件費の上昇、また、建設費コストの増加等、依然、厳しい経営環境が続いております。 このような環境のもと、当社グループでは、既存店のリニューアルや大型修繕により収益向上に取り組むとともに、新たな事業承継の実施や、事業承継によりグループとなった仲間の業績改善や成長のための活動に取り組んでおります。 当連結会計年度におきましては、前年度に実施した、「清水パーキングエリア」への出店などの新規出店や、棚卸資産の売却を2件実施したことが寄与し、前年度に対して大幅な増収増益となりました。 また、カフェ事業やコーヒー豆の卸業などを展開するマウンテンコーヒー株式会社を連結子会社化し、直営店舗5店舗、FC店舗4店舗を取得しました。 2026年2月末日現在の業態数及び店舗数は、65業態115店舗(国内105店舗、海外1店舗、FC9店舗)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は13,045百万円(前年同期比21.4%増)、営業利益は420百万円(同11.5%増)、経常利益は353百万円(同0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同31.9%減)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 ① 飲食事業 飲食事業におきましては、既存店舗における業績改善のため、改修やリニューアルに取り組みました。2025年4月「GAPPO品川」(東京都港区)、「サーモンパンチ栄」(名古屋市中区)5月「吉珍棲」(名古屋市西区)、「燦家ルーセント」(名古屋市西区)6月「THE ONE AND ONLY」(名古屋市西区)の内装の大きな修繕工事を行いました。 リニューアルといたしましては、7月「寿司と串とわたくし 栄店」を「寿司と串と樽酒 栄店」、8月「MITSUBACHI」を「イチバのウラ」、1月「焼肉ゆたか」を「スタミナ焼肉ニューサンヤ」にリニューアルオープンしました。 その結果、飲食事業における売上高11,336百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は1,240百万円(同2.4%減)となりました。 ② 不動産事業 2025年5月に「jG金山」「ジェイチル名駅」の2件の不動産を売却いたしました。 その結果、不動産事業における売上高1,586百万円(前年同期比225.1%増)、営業利益は678百万円(同526.5%増)となりました。 ③ その他の事業 卸売業及びその他の事業における売上高は214百万円(前年同期比18.3%減)、営業損失は107百万円(前年同期は営業損失106百万円)となりました。 財政状態につきましては、「(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容」をご参照ください。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローが1,610百万円の資金増(前年同期は835百万円の資金増)、投資活動によるキャッシュ・フローが322百万円の資金減(前年同期は385百万円の資金減)、財務活動によるキャッシュ・フローが498百万円の資金減(前年同期は158百万円の資金減)となりました。 その結果、当連結会計年度末の資金残高は2,350百万円となり、前連結会計年度末の1,561百万円に比べ789百万円増加しております。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果、増加した資金は1,610百万円(前年同期は835百万円の資金増)となりました。これは主に、役員退職慰労引当金を493百円、税金等調整前当期純利益を359百万円計上し、棚卸資産の減少額が477百万円あったことなどによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果、減少した資金は322百万円(前年同期は385百万円の資金減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が259百万円、無形固定資産の取得による支出が30百万円あったことなどによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果、減少した資金は498百万円(前年同期は158百万円の資金減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が850百万円、長期借入金の返済による支出が729百万円、自己株式の取得による支出が512百万円、配当金の支払額が104百万円あったことなどによるものであります。 ③ 仕入、受注及び販売の状況 a. 仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日) 仕入高(千円)   前年同期比(%) 飲食事業   3,644,299   118.7 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は仕入価格によっております。 b. 販売実績 (セグメント別販売実績) 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年3月1日至 2026年2月28日) 販売高(千円)   前年同期比(%) 飲食事業   11,335,991   112.5 不動産事業   1,506,950   356.8 その他の事業   202,975   82.2 合計   13,045,916   121.4 (注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。 2.金額は販売価格によっております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成されております。重要な会計方針及び見積りについての詳細は、「第5 経理の状況」に記載しております。なお、見積り及び評価については、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因等に基づき行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果とは異なる場合があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (経営成績) 売上高は、13,045百万円(前年同期比21.4%増)となりました。これは、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載いたしましたとおりであります。 売上原価は、4,593百万円で原価率35.2%となり、前年同期と比べ2.4ポイント増加いたしました。 販売費及び一般管理費は、組織構造改革や管理コストの削減に取り組んでまいりましたが、8,031百万円(前年同期比17.4%増)となりました。これらの結果、営業利益は420百万円(同11.5%増)となりました。 営業外収益は、前年同期に比べ為替差益が14百万円減少し、営業外費用は、前年同期に比べ支払利息が42百万円増加いたしました。これらの結果、経常利益は353百万円(同0.3%増)となりました。 特別利益は、負ののれん発生益を171百万円計上し、特別損失は、店舗閉鎖損失を26百万円、減損損失を137百万円計上いたしました。これらの結果、税金等調整前当期純利益は359百万円(同32.7%減)となり、法人税等及び非支配株主に帰属する当期純損失を加味した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は312百万円(同31.9%減)となりました。 経営指標として重視している売上高経常利益率は、当期において2.7%となりました。翌期においても、食材の仕入価格や光熱費、人件費等の高騰等の影響が生じる中で厳しい経営環境でありますが、前述の組織構造改革や管理コストの削減の取り組みを進めており、中期的な目標として達成を目指してまいります。 セグメントごとの経営成績の詳細は、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 (財政状態) 当連結会計年度末における総資産は10,722百万円(前連結会計年度末比908百万円増加)となり、負債は9,002百万円(同1,136百万円増加)、純資産は1,719百万円(同228百万円減少)となりました。 流動資産につきましては、前連結会計年度末に比べ959百万円増加し3,339百万円となりました。これは、棚卸資産の売却などにより現金及び預金が816百万円増加したことなどが主な要因であります。 固定資産につきましては、前連結会計年度末に比べ50百万円減少し7,382百万円となりました。これは、投資その他の資産が95百万円増加した一方で、のれん償却等により無形固定資産が88百万円減少したこと、マウンテンコーヒー株式会社を連結子会社化したことによる資産の増加があったものの減価償却、固定資産を売却のため棚卸資産に振り替えたことにより有形固定資産が58百万円減少したことなどが主な要因であります。 流動負債につきましては、前連結会計年度末に比べ245百万円増加し1,928百万円となりました。これは、未払金が88百万円減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金が298百万円増加したこと、未払消費税等が69百万円増加したことなどが主な要因であります。 固定負債につきましては、前連結会計年度末に比べ891百万円増加し7,074百万円となりました。これは、役員退職慰労引当金が493百万円増加したこと、長期借入金が244百万円増加したこと、繰延税金負債が151百万円増加したことなどが主な要因であります。 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ228百万円減少し1,719百万円となりました。これは、B種株式償還などにより資本剰余金が476百万円減少したこと、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が312百万円増加した一方で、配当等により利益剰余金が104百万円減少したことなどが主な要因であります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料費、人件費及び地代家賃等の営業費用であり、設備投資資金需要のうち主なものは、飲食事業における新規出店及びリニューアル費用等、並びに不動産事業における不動産取得費用等であります。運転資金及び飲食事業における設備投資資金については営業キャッシュ・フローで充当するとともに、必要に応じて金融機関からの借入れによる資金調達を実施し充当しております。不動産事業における不動産取得費用等の資金については、金融機関からの長期借入れや株式の発行等の安定的な長期資金での調達を基本としております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

IR資料の開示履歴 (TDnet)
  • 決算説明資料2027年2月期第1四半期決算説明資料2026-07-10

TDnetのPDFは掲載後約1ヶ月で削除されるため、古い開示はタイトルのみの記録です。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。