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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

アシードホールディングス

ASEED HOLDINGS CO.,LTD.9959 · Standard · 小売業

自動販売機の運営を核に、飲料製造・不動産運用を一体化するリテイルグループ。

概要

アシードホールディングスは、広島県福山市に本社を置く持株会社である。自動販売機による飲料・食品の小売販売(自販機運営リテイル事業)、清涼飲料・低アルコール飲料・茶葉などの製造(飲料製造事業)、不動産の賃貸・管理を三つの柱とする。2026年3月期の連結売上高は254億円、従業員は741名。東京証券取引所スタンダード市場に上場し、2001年に東証2部へ上場した。

四つの報告セグメントで構成されるグループ

当社グループは、自販機運営リテイル事業、飲料製造事業、不動産運用事業、その他事業の四つのセグメントで構成される。自販機運営リテイル事業はアシード㈱と㈱いいじまの2社が担い、缶・ボトル飲料、カップ飲料、スナック食品などを自動販売機で販売する。飲料製造事業はアシードビバレッジプラス㈱、アシードブリュー㈱、㈱河村農園、静岡ローストシステム㈱、マルサン萩間茶㈱の5社に加え、ベトナムのHaLong Beer And Beverage Joint Stock Company(持分法適用)など計7社で構成。不動産運用事業は当社本体とアオンズエステート㈱、その他事業はロジックイノベーション㈱(物流・倉庫)が担う。2026年3月期のセグメント別売上高(外部顧客向け)は、自販機運営リテイル事業139億円、飲料製造事業111億円、不動産運用事業1.4億円、その他事業2.9億円である。

増収増益を続ける飲料製造と再編が進む自販機事業

2026年3月期の連結売上高は254億円(前期比6.0%増)、営業利益は10.7億円(同40.0%増)と増収増益を達成した。飲料製造事業は世界的な抹茶ブームの恩恵を受け、静岡ローストシステムの茶葉加工が堅調に推移し、売上高111億円(同11.3%増)、セグメント利益10.4億円(同28.9%増)と大きく伸びた。一方、自販機運営リテイル事業はメーカー商品の値上げや消費者の節約志向による自販機離れが加速する中、不採算機の引揚げや条件改善に取り組み、売上高139億円(同2.0%増)、セグメント利益2.7億円(同14.3%増)と増収増益を維持した。不動産運用事業は売上高1.4億円、セグメント利益2.2億円と安定しており、その他事業(物流)もロジックイノベーションの効率化により売上高2.9億円、セグメント利益0.5億円と寄与を高めている。

M&Aで拡大してきた子会社ネットワーク

当社は持株会社として、子会社9社と持分法適用関連会社2社を統括する。中核子会社のアシード㈱は自販機運営と飲料販売を担い、2022年に北関東ペプシコーラ販売㈱を吸収合併して商号変更した。飲料製造の中核はアシードビバレッジプラス㈱(旧アシードブリュー)で、宇都宮と東広島に工場を持つ。近年は茶葉関連企業の買収を積極的に進め、2022年に㈱河村農園、2023年に静岡ローストシステム㈱とマルサン萩間茶㈱を子会社化した。海外ではベトナムのHaLong Beer(2014年出資)とVihamark Group(2026年出資)に持分法適用関連会社として出資する。過去にはタイ子会社の清算(2023年)や中国現地法人の清算(2018年)など、撤退も経験している。

業界の中での役割は自動販売機オペレーター(リテイル事業者)であり、飲料メーカーでもある。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
254億円
営業利益
11億円
営業利益率
4.3%
純利益
9億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
自販機運営 リテイル事業139億円54.7%3億円2.2%
飲料製造事業111億円43.7%10億円9.0%
その他事業3億円1.2%1億円33.3%
不動産運用事業1億円0.4%2億円200.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01自動販売機・リテイル主力

主に缶・ボトル飲料、カップ飲料、紙パック飲料、スナック食品等をスマートストア(自動販売機)で小売販売し、運営管理を行う。全国に自動販売機を設置し、需要に応じた商品供給とメンテナンスを提供。

主な製品・サービス1
自動販売機
飲料・食品を販売する無人販売機。設置場所の運営管理を担う。

02飲料製造準主力

清涼飲料、ソフトパウチ飲料、低アルコール飲料、健康茶飲料の企画・製造・販売と、自社ブランド商品の販売、茶葉の受託加工を行う。子会社を通じて、飲料の一貫生産体制を構築し、自販機事業への供給や外部への販売も行う。

主な製品・サービス3
清涼飲料
炭酸飲料、果汁飲料、茶系飲料等の飲料製品。
健康茶飲料
機能性表示食品を含む健康志向の茶飲料。
ソフトパウチ飲料
柔らかいパウチ容器に入った飲料。持ち運びやすく、利便性が高い。

03不動産運用副次

オフィスビル、商業施設等の開発および賃貸、グループ所有の不動産の有効活用と効率管理を行う。自販機事業で得た収益を不動産投資に振り向け、安定的な収益源を確保。

04その他(倉庫・物流)その他

倉庫事業、物流事業を行う。グループ内の物流を支えるとともに、外部顧客にもサービスを提供。

製品と技術

スマートストア(自動販売機)による小売運営

自販機運営リテイル事業では、アシード㈱と㈱いいじまが全国に自動販売機を設置し、缶・ボトル飲料、カップ飲料、紙パック飲料、スナック食品などを販売する。約2万台の自販機を運営し、独立系オペレーターとして業界再編の受け皿となることを目指す。2026年3月期の同事業売上高は139億円。競争激化や消費者の節約志向により販売数は減少傾向にあるが、不採算機の引揚げや設置条件の改善で利益率の維持に努めている。また、メーカー主導のプロダクトアウトから小売主導のマーケットインへの転換を掲げ、自社ブランド商品の販売比率向上にも取り組む。

清涼飲料・低アルコール飲料の受託製造と自社ブランド

飲料製造事業では、アシードビバレッジプラス㈱(宇都宮工場)とアシードブリュー㈱(東広島工場)の2工体制で、清涼飲料、ソフトパウチ飲料、低アルコール飲料を製造する。2026年3月期の生産実績は清涼飲料28.5億円、低アルコール飲料41.2億円、ソフトパウチ飲料12.3億円。ペプシコーラなどの大手ブランドの受託製造に加え、自社ブランド「アシード」の開発・販売を強化している。2027年1月稼働予定の東広島第二飲料工場では、ソフトパウチ飲料の生産ラインを新設し、増加する需要に対応する計画である。

茶葉加工から海外輸出まで一貫する茶関連事業

近年、茶葉関連事業が新たな成長柱として育っている。2022年に子会社化した㈱河村農園は静岡県で茶園を運営。2023年に買収した静岡ローストシステム㈱は茶葉の焙煎・加工を行い、マルサン萩間茶㈱は茶葉の卸売・小売を手掛ける。世界的な抹茶ブームを背景に、これらの企業の茶葉加工・輸出が堅調に推移し、2026年3月期の茶葉生産額は18.9億円(前期比34.8%増)に達した。グループ内で茶葉の栽培から加工、販売までを一貫して行い、自販機向け茶飲料やペットボトル飲料の原料供給にも活用している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

スーパーは中堅、品揃え重視

アシードホールディングスは中堅食品スーパーマーケットを運営する。売上高は233億円(2024年3月期)から240億円(2025年3月期)へ微増、営業利益率は3.33%と低水準。同業のトライアルホールディングス(売上高非開示だが大型店展開)や光フードサービスと比べ、規模は大きくない。地域密着型で生鮮品を中心とした品揃えに強みを持つが、大型ディスカウントストアとの競合や人口減少下での顧客維持が課題。

強み

  • 地元の嗜好に合わせた生鮮品や惣菜を充実させ、リピーターを獲得している。
  • 2024/3→2025/3で売上高が233億円→240億円と着実に増加している。
  • 営業利益率3.33%と低いながらも黒字を堅持し、財務基盤は安定している。
  • 売上高の増加以上に営業利益率改善が見込まれ(2026/3予想4.33%)、効率化が進む。

課題

  • トライアルホールディングスなど大型ディスカウントストアとの競争が激化している。
  • 商圏の人口減少が続けば、売上維持が難しくなる可能性がある。
  • 営業利益率3%台は他業態と比べ低く、価格競争にさらされやすい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がアシードホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19890マキヤ145億円9.4倍
28202ラオックスホールディングス138億円38.8倍
33063ジェイグループホールディングス137億円51.1倍
47561ハークスレイホールディングス136億円8.9倍
55892yutori134億円40.4倍
69959アシードホールディングス132億円13.2倍
77686ひとまいる128億円10.8倍
89993ヤマザワ127億円9.0倍
93053ペッパーフードサービス123億円72.2倍
103175エー・ピーホールディングス123億円10.7倍
118207テンアライド122億円

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

自動販売機事業で創業した1972年

1972年11月、広島県福山市で日本バンテン㈱として設立され、食品機器の販売を開始した。1973年8月に中国フード機器㈱に商号変更。1980年9月には乳飲料の自動販売を始め、初めてサプライアーシステム(物流委託方式)を導入した。この時期に自販機オペレーターとしての基盤を築いた。1989年6月、社名をアシード㈱に変更。1990年代に入るとM&Aによる拡大を開始し、1990年4月に㈱共和サービス、同年8月に㈲ティスター宮崎を吸収合併するなど、中国地方を中心に事業規模を拡大した。

株式公開と飲料製造への進出(1993〜2000年)

1993年12月、日本証券業協会に株式を店頭登録し、公開企業となった。1996年8月には㈱アシード情報システムを設立し、情報システム分野にも進出。1999年2月、北関東ペプシコーラボトリング㈱の株式を取得し、飲料製造事業に参入。同年10月以降、㈲第一自動販売機などの営業権を譲り受け、2000年10月には同社と綜合ベンドサービス㈱を子会社化した(後に合併し㈱ベンデックスに)。また2000年11月には㈱三吉酒造場(後のアシードブリュー)の株式を取得し、酒類・清涼飲料の製造能力を獲得した。この時期に自販機運営と飲料製造の両輪体制が整った。

東証2部上場とグループ再編(2001〜2008年)

2001年2月、東京証券取引所市場第二部へ上場した。2002年7月には北日本サンポッカ㈱を取得し、北日本エリアへ進出。2003年11月には中国上海市に現地法人を設立した(2018年に清算)。2004年4月、北関東ペプシコーラボトリングの飲料製造事業を三吉酒造場に譲渡し、販売会社と製造会社に分離。2005年には石川サンポッカ㈱を買収し、中部エリアをカバー。2006年8月にはアシードブリューとアシード情報システムを合併し、同年9月にはベンデックス、北日本ベンデックス、中部ベンデックスの3社を合併。2008年10月には会社分割により自販機運営事業を㈱ベンデックス(後のアシード㈱)に承継し、持株会社体制へ移行。商号をアシードホールディングス㈱に変更した。

持株会社体制下でのM&Aと海外展開(2008年〜現在)

2008年の持株会社化以降もM&Aを継続した。2011年4月、宝積飲料㈱を子会社化。2013年1月にはベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設し、翌2014年7月にHaLong Beerに出資。2016年3月にはタイに子会社を設立したが、2023年10月に清算。2019年9月、栃木県下野市に物流倉庫(アシードロジスティクスセンター)を取得し、物流機能を強化。2020年10月には㈲大邦食品を子会社化、2021年6月には㈱いいじまを買収し自販機事業を拡大。同年7月にはロジックイノベーション㈱を買収し物流事業を本格化。2022年8月には茶葉生産の㈱河村農園、2023年4月には静岡ローストシステムとマルサン萩間茶を相次いで買収し、茶関連事業を新たな柱に育成している。

2024年の組織再編と東証スタンダード移行

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、スタンダード市場に移行。同年10月には北関東ペプシコーラ販売㈱を存続会社としてアシード㈱を吸収合併し、商号をアシード㈱に統一した。2024年10月、アシードブリュー㈱と宝積飲料㈱を営業部門と製造部門に機能別に再編し、アシードブリューをアシードビバレッジプラス㈱、宝積飲料をアシードブリュー㈱にそれぞれ商号変更した。2026年1月にはベトナムのVIHAMARK GROUPに出資し、持分法適用関連会社とした。同年4月には有限会社日東ベンディング中国を孫会社化するなど、飲料製造の生産能力増強と自販機事業の再編を進めている。

年表39件を開く

1970年代

  • 1972年11月日本バンテン㈱を設立し、食品機器の販売を開始
  • 1973年8月商号変更中国フード機器㈱に商号変更

1980年代

  • 1980年9月乳飲料の自動販売を開始し、初めてサプライアーシステム(物流委託方式)を導入
  • 1989年6月商号変更アシード㈱に商号変更

1990年代

  • 1990年4月M&A㈱共和サービスを吸収合併
  • 1990年8月M&A㈲ティスター宮崎を吸収合併
  • 1993年12月日本証券業協会に株式を店頭登録
  • 1996年8月㈱アシード情報システムを設立
  • 1999年2月北関東ペプシコーラボトリング㈱(現・連結子会社)の株式を㈱アシード情報システムと共同で取得
  • 1999年10月㈲第一自動販売機の営業権を譲受

2000年代

  • 2000年2月綜合ベンドサービス㈱の営業権を譲受
  • 2000年10月M&A㈲第一自動販売機及び綜合ベンドサービス㈱を子会社化(2002年8月、両社を合併し商号を㈱ベンデックスに変更)
  • 2000年11月㈱三吉酒造場(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2001年2月上場東京証券取引所市場第二部へ上場
  • 2002年7月M&A北日本サンポッカ㈱の株式取得(2003年4月、㈱北日本ベンデックスに商号変更)
  • 2003年10月㈱オリエンタル洋行の営業権を譲受
  • 2003年11月創業中国・上海市に現地法人上海愛実得飲食管理有限公司を設立(2018年11月、清算手続が結了し消滅)
  • 2004年4月商号変更北関東ペプシコーラボトリング㈱の飲料製造事業を㈱三吉酒造場に営業譲渡 北関東ペプシコーラボトリング㈱を北関東ペプシコーラ販売㈱に、㈱三吉酒造場をアシードブリュー㈱に商号変更
  • 2004年4月M&A㈲マシン青森を子会社化(2005年8月、㈱北日本ベンデックスに吸収合併)
  • 2005年9月商号変更石川サンポッカ㈱の株式を取得(2005年12月、㈱中部ベンデックスに商号変更)
  • 2006年8月M&Aアシードブリュー㈱を存続会社として、同社と㈱アシード情報システムを合併
  • 2006年9月M&A㈱ベンデックスを存続会社として、同社、㈱北日本ベンデックス及び㈱中部ベンデックスの3社を合併
  • 2008年8月アオンズエステート㈱(連結子会社)を設立
  • 2008年10月商号変更会社分割により㈱ベンデックスに自販機運営リテイル事業を承継 アシード㈱をアシードホールディングス㈱に、㈱ベンデックスをアシード㈱に商号変更

2010年代

  • 2011年4月宝積飲料㈱(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2013年1月ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設
  • 2014年7月ベトナム「HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company」(現・持分法適用会社)に出資
  • 2016年3月タイ「ASEED (Thailand) Co.,Ltd.(旧)ASEED & J.R.K. Co., Ltd.」に出資(2023年10月、清算手続が結了し消滅)
  • 2019年9月栃木県下野市の物流倉庫(アシードロジスティクスセンター)を取得

2020年代

  • 2020年10月M&A連結子会社のアシード㈱が㈲大邦食品の株式を取得(2022年1月、アシード㈱に吸収合併)
  • 2021年6月連結子会社の北関東ペプシコーラ販売㈱が㈱いいじま(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2021年7月ロジックイノベーション㈱(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行
  • 2022年8月㈱河村農園(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2022年10月M&A北関東ペプシコーラ販売㈱を存続会社として、同社とアシード㈱を合併 北関東ペプシコーラ販売㈱をアシード㈱に商号変更
  • 2023年4月静岡ローストシステム㈱(現・連結子会社)及びマルサン萩間茶㈱(現・連結子会社)の株式を取得
  • 2024年1月東京証券取引所貸借銘柄に選定
  • 2024年10月商号変更アシードブリュー㈱と宝積飲料㈱を営業部門と製造部門の機能別に組織再編 アシードブリュー㈱をアシードビバレッジプラス㈱に商号変更 宝積飲料㈱をアシードブリュー㈱に商号変更
  • 2026年1月ベトナム「VIHAMARK GROUP JOINT STOCK COMPANY」(現・持分法適用会社)に出資

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち4項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • ROE(自己資本当期純利益率)12%以上
  • ROA(総資産経常利益率)7%以上
  • 自己資本比率35%程度
  • 配当性向30%程度

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    価値重視のブランド創造

    価格競争ではなく価値で勝負するため、自社ブランド商品の開発・マーケティング機能を強化し、グループ各社と連携した営業力強化を図る。また、ASEAN諸国や欧米への輸出も強化する。

  2. 02

    自販機運営事業の競争力強化

    独立系自販機オペレーターNo.1を目指し、効率化による収益性向上とM&A・アライアンスによる規模拡大を両立。業界再編を進め、マーケットイン型への改革を率先して行う。

  3. 03

    飲料製造の生産性向上と新工場建設

    東西2工場体制のシナジーを活かし、生産性・品質の向上、炭酸缶飲料の受注拡大、物流コスト削減を図る。2027年1月稼働目標で東広島第二飲料工場を建設し、ソフトパウチ飲料ラインも西日本に導入する。

  4. 04

    海外ビジネスの強化

    ベトナムのHaLong Beer And Beverage社やVihamark Group社の成長支援とともに、現地市場に適した商品づくりができる協力関係を構築する。

  5. 05

    物流事業の強化と新規投資

    グループ物流の内製化拡大、物流倉庫の不動産取得を検討し、営業拡大を図る。茶葉関連事業の育成や、既存事業とのシナジーが期待できる分野への投資を推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で741人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は498万円で、9期前と比べて1.6%平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は13.3年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月550
2018年3月535
2019年3月50647.38.0543
2020年3月47645.012.2559
2021年3月45547.622.1545
2022年3月42942.516.5579
2023年3月49146.716.7639
2024年3月47945.113.2744
2025年3月48446.414.2751107
2026年3月49842.513.3741148

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率20.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)65.5%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社11(国内 9 / 海外 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社、東広島飲料工場 — 広島県東広島市2,017百万円
飲料製造事業
宇都宮飲料工場(注)2 — 栃木県下野市1,526百万円
飲料製造事業
賃貸飲料製造工場 — 栃木県下野市706百万円
飲料製造事業(注)1
賃貸土地 — 広島県福山市693百万円
不動産運用事業
賃貸倉庫 — 栃木県下野市646百万円
その他事業(注)1
賃貸倉庫 — 栃木県下野市646百万円
その他事業(注)1
賃貸事務所・倉庫等 — 広島県福山市358百万円
自販機運営リテイル事業、飲料製造事業及び全社(注)2
賃貸事務所・倉庫等 — 島根県松江市316百万円
自販機運営リテイル事業及び全社(注)3
賃貸土地 — 山口県山陽小野田市183百万円
不動産運用事業
広島支店 — 広島市西区144百万円
自販機運営 リテイル事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    アシード㈱(注)3、4
    東京都 港区
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱いいじま
    茨城県 つくば市
    議決権100.0%
  • 国内
    アシードビバレッジ プラス㈱(注)5
    広島県 福山市
    議決権100.0%
  • 国内
    アシードブリュー㈱(注)3、5
    広島県 東広島市
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱河村農園
    大分県 佐伯市
    議決権100.0%
  • 国内
    静岡ローストシステム㈱(注)3
    静岡県 牧之原市
    議決権100.0%
  • 国内
    マルサン萩間茶㈱
    静岡県 牧之原市
    議決権100.0%
  • 国内
    アオンズエステート㈱
    広島県 福山市
    議決権100.0%
  • 国内
    ロジックイノベーション㈱
    岡山県 岡山市
    議決権100.0%
  • 海外
    HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company
    ベトナム クアンニン省
    議決権30.4%
  • 海外
    VIHAMARK GROUP JOINT STOCK COMPANY
    ベトナム ハナム省
    議決権37.2%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は254億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.8%、利益が+37.5%。

売上高
+5.8%
254億円
営業利益
+37.5%
11億円
純利益
+28.6%
9億円
営業利益率
4.3%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高270億円254億円
営業利益12億円11億円
純利益10億円9億円
1株あたり配当¥24¥24

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は67億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+17.5%、営業利益は+66.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q510
2024年1Q5735.32
2024年2Q6457.84
2024年3Q5711.82
2024年4Q550
2025年2Q12964.75
2025年4Q11121.82
2026年2Q13575.26
2026年4Q11943.43
2027年1Q6757.53

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は326億円から254億円へ78%に減った。直近期の営業利益率は4.3%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設
2013年3月32654
2014年3月31942
2015年3月29841
2016年3月28152
2017年3月27152
2018年3月27464
2019年3月28075
連結子会社のアシード㈱が㈲大邦食品の株式を取得(2022年1月、アシード㈱に吸収合併)
2020年3月25574
2021年3月23963
北関東ペプシコーラ販売㈱を存続会社として、同社とアシード㈱を合併 北関東ペプシコーラ販売㈱をアシード㈱に商号変更
2022年3月19392
2023年3月21296
アシードブリュー㈱と宝積飲料㈱を営業部門と製造部門の機能別に組織再編 アシードブリュー㈱をアシードビバレッジプラス㈱に商号変更 宝積飲料㈱をアシードブリュー㈱に商号変更
2024年3月233108
2025年3月2408113.37
2026年3月25411144.39

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高254億円のうち、営業利益として残るのは11億円4.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は9億円、売上の3.5%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金61.8%157億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益4.3%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
38.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.7pt
4.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.1pt
3.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.4pt
12.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが20億円、投資CFが−25億円で、差し引きのフリーCFは−5億円この組み合わせは積極投資型にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面期末の手元現金は38億円で、売上の1.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月71−11810
2014年3月11−3−8810
2015年3月8−1−1078
2016年3月150−131510
2017年3月15−1−14149
2018年3月9−6−239
2019年3月15−6−8912
2020年3月8−153−77
2021年3月13−1−10129
2022年3月9−5−549
2023年3月11−177−611
2024年3月17−10−2716
2025年3月8−82018
2026年3月20−2526−538

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は241億円。このうち返さなくてよい自己資本が79億円で、自己資本比率は32.9%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月1564311327.5
2014年3月1534311028.2
2015年3月1474410329.7
2016年3月1464310329.1
2017年3月139449531.4
2018年3月1484610230.9
2019年3月148499933.1
2020年3月150529834.4
2021年3月146539336.5
2022年3月1515110033.8
2023年3月1665611033.9
2024年3月1896612335.0
2025年3月1977212436.8
2026年3月2417916232.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
38億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
67億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
10億円
在庫として抱えている分
負債合計
162億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率22 / 40
収益力営業利益率9 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE322社中97位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中252位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.0%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
4.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
32.9%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.8%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥976で、1年前と比べて+45.4%過去52週の値幅のなかでは38%の位置にある。

¥976-0.7%1ヶ月-5.0%1年+45.4%時価総額132億円
過去52週の値幅
安値¥686高値¥1,459

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.2倍
PER (会社予想)12.0倍
PBR1.47倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で株価は+8.28%上昇し、8月10日には1087円と直近高値を付けました。その後は利益確定売りで調整し、8月20日は1072円で取引を終えています。25日移動平均線(1037.76円)を+3.3%上回って推移しており、中期的な上昇基調が続いています。ただし、52週高値の1459円からは26.5%下方に位置しており、戻り待ちの売り圧力が意識される水準です。出来高は8月10日に1万6500株と急増した後、直近は700株まで減少しており、上値追いの勢いは一服しています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは実績14.53倍、予想13.2倍と同業界平均40.19倍を大幅に下回るが、業界平均が極端に高く、比較対象として適切でない可能性がある。PBR1.67倍は平均3.06倍を下回る。配当利回り2.24%は平均12.61%を大きく下回るが、これは同業界に高配当銘柄が多く含まれるため。ROE12%と収益性は良好で、配当性向80.79%と高水準だが、利益成長が緩やかで割安感は限定的。総合的にほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.2倍39.6倍
PER (予想)12.0倍
PBR1.47倍2.44倍
ROE12.0%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社の投資論点は、競争激化とコスト上昇の中で収益性をどう改善するかだ。強気派は、食品スーパーとしての地域密着型戦略や既存店の活性化による売上成長、利益率の改善傾向に注目する。一方、弱気派は、大型スーパーやディスカウントストアとの競争激化による客数減少や、人件費・仕入れコストの上昇が利益を圧迫するリスクを指摘する。今後の決算では、売上高の伸び以上に、営業利益率や既存店売上高成長率、コスト抑制策の進捗が焦点となる。

プラスに働く材料7
  • 地域密着型戦略の成果

    既存店の活性化や顧客ニーズに応じた品揃えで売上増加の兆し

  • 利益率の改善傾向

    直近の営業利益率が上昇傾向にあり、収益構造の改善が進む

  • 財政基盤の安定

    自己資本比率が高く、財務の健全性が投資余力を支える

  • 営業利益が前年比37.5%増通年影響

    営業利益は8億円から11億円へ3億円増加、増収効果で増益

  • 売上高254億円へ前年比5.8%増2026年Q2影響

    売上高240→254億円と14億円増、小売事業の拡大が続く

  • 純利益9億円へ増益転換通年影響

    純利益は7→9億円、予想PER13.2倍の達成が期待される

  • 配当利回り2.24%で株主還元通年影響

    株価1072円で2.24%の利回り、増配余地が好感される

マイナスに働く材料7
  • 競争激化による集客難

    大手スーパーやディスカウントストアとの価格競争で客数が伸び悩む

  • コスト上昇の影響

    人件費やエネルギー費用の上昇が利益を圧迫する可能性

  • 規模の不利

    大手チェーンに比べ、仕入れ交渉力や物流効率で劣る

  • 外国人保有0.19%と流動性が極端に低い継続影響

    外国人保有比率0.19%はほぼ皆無で、需給が不安定

  • 純利益9億円は業績変動が大きい通年影響

    時価総額145億円に対し純利益9億円、少しの業績悪化でPERが膨らむ

  • 営業利益率4.33%は小売りとして低い継続影響

    売上高254億円に対し営業利益11億円、利益率4.33%は改善余地が大きい

  • 株価1年+59.92%の過熱感決算発表後影響

    年間6割上昇後で予想PER13.2倍との差が縮小、戻り待ちの売りが出やすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高成長率
既存店の伸びが同社の集客力と競争力を示す重要指標
営業利益率
コスト管理と収益性改善の進捗を確認するため
客単価
購買単価の動向が売上額に直結し、顧客の購買力や品揃え戦略の効果を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり24で、前期から+22.2%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥24
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
80.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月848.5
2018年3月80.035.8
2019年3月1025.038.2
2020年3月1220.0102.2
2021年3月120.082.4
2022年3月120.057.1
2023年3月1633.3121.1
2024年3月176.354.6
2025年3月185.976.3
2026年3月2222.280.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥24

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ8,753人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.0%。グループ会社や銀行などの安定株主が40.7%を占め、残る59.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他54.559.259.259.059.059.0
事業法人39.437.537.537.837.837.8
自己株式8.312.912.89.08.88.6
金融機関5.83.03.03.03.02.9
外国法人0.10.10.10.10.10.2
証券会社0.20.20.20.10.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01サンコモト㈲34.84
02河本 大輔7.53
03大戸 綾加5.46
04浅井 哲也3.73
05アシードグループ社員持株会2.94
06河本 ハルエ2.85
07㈱広島銀行(常任代理人 ㈱日本カストディ銀行)2.82
08アシード・インベストメント・クラブ2.08
09松本 典文1.99
10寺地 實1.62

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+154%、1株純資産は14期で+95%。直近期のROEは12.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月293309.116.337.6
2014年3月193385.631.635.8
2015年3月93452.576.651.1
2016年3月173404.943.041.5
2017年3月183505.237.248.5
2018年3月313698.625.135.8
2019年3月4139510.615.638.2
2020年3月294167.013.7102.2
2021年3月254315.820.482.4
2022年3月154343.436.957.1
2023年3月5147811.210.8121.1
2024年3月6354012.69.954.6
2025年3月6158710.811.676.3
2026年3月7464312.013.280.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/3期の役員報酬は総額81百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
河本大輔代表取締役 社長571,016,000
大戸章浩取締役常務 執行役員6039,000
久保一史取締役 執行役員6223,000
清原昭子取締役56
岡﨑仁取締役(監査等委員)6543,000
豊田基嗣取締役(監査等委員)59
下岡郁取締役(監査等委員)54

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)350936020
社外取締役611112
取締役(社内)1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容778字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、アシードホールディングス㈱(当社)、連結子会社9社及び持分法適用関連会社2社により構成されており、自販機運営リテイル事業、飲料製造事業、不動産運用事業及びその他事業を主な事業としております。 当社グループの事業内容及び当社と主な関係会社の各事業に係る位置付け、セグメントの関連は次のとおりであります。 セグメントの名称   事業内容   会社名 自販機運営リテイル事業   主に缶・ボトル飲料、カップ飲料、紙パック飲料、スナック食品等のスマートストア(自販機)による小売販売及び運営管理   アシード㈱ ㈱いいじま (国内2社) 飲料製造事業   清涼飲料、ソフトパウチ飲料、低アルコール飲料及び健康茶飲料の企画・製造・販売、自社ブランド商品の販売、茶葉の受託加工   アシードビバレッジプラス㈱ アシードブリュー㈱ ㈱河村農園 静岡ローストシステム㈱ マルサン萩間茶㈱ HaLong Beer And Beverage Joint Stock Company(持分法適用) VIHAMARK GROUP JOINT STOCK COMPANY (持分法適用) (国内5社、海外2社) 不動産運用事業   オフィスビル、商業施設等の開発及び賃貸等、グループ所有の不動産の有効活用と効率管理   当社 アオンズエステート㈱ (国内2社) その他事業   倉庫事業、物流事業   ロジックイノベーション㈱ (国内1社) また、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しております。これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,887字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、その達成を保証するものではありません。 (1) 経営方針 当社グループは、「ミッション(使命)」「ビジョン(理想)」そして「バリュー(価値)」の「三位一体となった哲学」をもって経営を推進してまいります。すなわち、「何のために存在するのか(ミッション)」、「何を実現したいのか(ビジョン)」、「何を重視し価値判断の基準とするのか(バリュー)」を明確にし、それを一貫した企業命題と定め、企業行動のよりどころとしてまいります。そして、当社グループの最も重要な経営課題は、この価値命題を研ぎ澄ましていくことであります。当社グループは、顧客、社員、社会及び投資家のロイヤリティを高めるために、事業の企画から製造、販売、サービス及びサポートに至る全てのプロセスにおいて、最高水準の商品とサービス価値を創造し、提供するために活動する企業であります。これこそが当社グループのよって立つ「価値命題」であります。 当社グループは「価格」で競争することをさけて、あくまでも「価値」で勝負することを事業コンセプトのベースとした事業価値の創造によって成長を果たしてまいります。そして常に人間性、社会性、経済性を重視した事業行動によって、事業価値、人間価値、社会価値そして資本価値を高めることにより、バランスあるコーポレート・バリュー(企業価値)の向上を図ります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループは「ミッション(使命)」「ビジョン(理想)」そして「バリュー(価値)」の「三位一体となった哲学」をもって経営を推進します。事業の企画から製造・販売・サービス・サポートに至るすべてのプロセスにおいて、最高水準の商品とサービス価値を創造し、提供する企業を目指します。また、当社グループは価格で競争するのではなく、あくまでも価値で勝負することを事業コンセプトのベースとした事業価値の創造によって成長を果たします。そして常に人間性、社会性、経済性を重視した事業行動によって企業価値の向上を図ります。 具体的には、6つの重要な成長戦略の実行を推進してまいります。 第1はブランド創造企業への挑戦です。価格ではなく価値で勝負するアシードブランド商品の販売を底上げするため、商品の開発・マーケティング機能を強化し、グループ各社と連携して営業力の更なる強化を図ります。また、海外市場、特にASEAN諸国、欧米市場を中心に、アシードブランド商品の輸出の強化を実行します。 第2は自販機運営リテイル事業の競争力強化です。当社グループは独立系オペレーターNo.1を目標に掲げ、効率化による収益性の向上とM&Aやアライアンスによる規模の拡大の両立を果たし業界再編を進めます。2026年4月には有限会社日東ベンディング中国を孫会社化し中国エリアの更なる強化に着手しています。自販機業界は飲料メーカー主導のプロダクトアウトから小売主導のマーケットインへの構造改革の途上にあります。当社グループが率先してマーケットインへ改革し、売上、収益性、従業員満足度などすべてにおいて業界No.1を目指します。 第3は飲料製造事業の生産性向上です。東西製造拠点の統合によるシナジーにより更なる生産性向上、品質向上を実現するとともに、営業面においては、東西2工場体制による炭酸缶飲料の更なる受注増加、物流コストの削減提案など2工場体制の利点を武器に営業拡大を目指します。また、省エネ、省人化などの合理化投資を実行し、製造コストを削減してまいります。現在、2027年1月稼働を目標に東広島第二飲料工場を建設しています。既に運営している宇都宮飲料工場のソフトパウチ飲料製造ラインに加え、西日本にも導入することで今後も受注拡大が見込まれるソフトパウチ飲料の需要に対応し、更なる成長を目指してまいります。 第4は海外ビジネスの強化です。持分法適用関連会社であるHaLong Beer And Beverage Joint Stock Companyに加え新たに株式を取得したVihamark Group Joint Stock Companyの成長・拡大を支援していくとともに、現地の市場動向を見極め、商品づくりを実現できる協力関係を構築してまいります。 第5は物流事業の強化です。ロジックイノベーション株式会社を中心に、倉庫保管運営事業、ロジスティクス事業(3PL、サードパーティロジスティクス)を強化します。自社グループの物流事業の内製化を更に拡大するとともに、物流倉庫の不動産取得を検討しグループ営業力を生かした物流・保管業務の営業拡大によって、更なる成長を図ります。 第6は新規事業創出とシナジー創出のための新規投資の推進です。茶葉関連の事業が自販機運営リテイル、飲料製造に次ぐ新たな柱として成長しつつあります。更なる成長に向けて新たな分野に挑戦してまいります。引き続き既に投資を実行した事業の底上げを図るとともに、既存事業とのシナジーが期待できる分野を中心に、国内の新規投資を推進します。 当社グループは「ASEEDING THE FUTURE 人、地球、未来-すべての笑顔と健康のために」というグループビジョンのもと、当社グループにしかできない種をまき続け、持続的な企業価値の拡大を実現します。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは付加価値の増殖による株主資本の充実を図るとともに、株主資本及び総資本の効率的運用と収益性の向上を目標としています。企業価値を高める中期的な経営指標として、次の数値目標を設定しており、これらの実現と同水準の恒常的な確保に努めます。 ①ROE(自己資本当期純利益率)  ………………12%以上 ②ROA(総資産経常利益率)  ……………………7%以上 ③自己資本比率 ……………………………………35%程度 ④配当性向 …………………………………………30%程度 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの2027年3月期における重要な課題は以下のとおりです。 ①顧客創造 中長期的な経営戦略の一つとしてブランド創造企業への挑戦を掲げております。自社ブランド商品の拡販のため、顧客の創造に優先的に取り組み、営業・マーケティング中心の会社への変革を進めてまいります。 ②適正な価格設定・条件改定の実行 昨今の物価高により、自販機運営リテイル事業における仕入商品の値上げや飲料製造事業における原材料やエネルギーの値上げが続いております。コストの上昇に合わせた適切な価格転嫁や取引条件の改定を確実に実行し、利益率の改善を目指します。 ③生産性の向上 グループ全体の業務プロセスの改善やシェアサービスの推進、DXによるオペレーションの効率化を実施します。また、生産工場の製造設備の更新を積極的に行い、省エネ・省力化を推進してコスト削減を図ります。
事業等のリスク3,424字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社グループでは、グループ主要各社の代表取締役、生産本部長・管理本部長が参加するリスク管理委員会及びコンプライアンス委員会のもと、中長期計画達成の支障となり得るリスクを洗い出し、対応策の検討、モニタリングを実施しております。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものですが、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避又は発生した場合の対応については上記委員会を中心に解決を図ります。 (1) 法的規制について 当社グループでは、食品衛生法、酒類の製造免許、販売業免許、酒税法、労働関連規制、環境関連法規など様々な法的規制を受けています。これらの法令の変更、予期しない規制の新たな導入により、法令違反や社会的規範に反する行動をとった場合は、処罰や社会的制裁により、経営成績及びブランドへの信頼に影響を及ぼす可能性があります。そのリスクを最小化するために、製造・生産管理を始めとして、法務・税務関連の人材育成を図り情勢の変化に対応いたします。また、経営の根本理念であり、従業員全員の行動指針を示した「アシードウェイ」の徹底を図ることでコンプライアンス意識を高め、不正の防止に努めてまいります。 (2) 特定の業界における販売シェアについて 自販機運営リテイル事業においては、遊技場業界に対する売上構成が比較的高い状況にあり、同業界の経営環境の変化や同業界に対する規制・条例等の変更によって、経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのリスクを軽減するために、常に同業界動向を注視していくとともに、引き続きオフィスや工場への営業を強化するなど、広くバランスの取れた売上構成となるように営業を推進してまいります。 (3) 飲料製造事業の受託生産について 飲料製造事業においては、ブランドオーナーから依頼を受け、清涼飲料水や低アルコール飲料を生産する受託生産の売上構成が高い水準にあります。受託生産は天候やブランドオーナーの外注政策によって、経営成績や財政状態が左右される可能性があります。これに対しては、日頃よりブランドオーナーとの連携を深め、変化に即応できる体制を築くとともに、当社グループからの企画提案により付加価値を高めながら、リスクの最小化に努めてまいります。一方で自社ブランドの拡充を図ることで、安定的な工場の稼働を目指し生産数減少等のリスクを低減してまいります。 (4) アルコール摂取による悪影響に対する価値観について 当社グループではRTD(低アルコール飲料)の製造・販売を行っています。不適切なアルコール摂取は、健康被害や社会的な悪影響が指摘されており、酒類販売に関する規制が検討されています。また健康志向の高まりにより、消費者需要が縮小する可能性もあります。これらの要因により、売上収益の縮小、ブランド価値の毀損などで、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、企業の社会的責任を果たすため、健康被害の予防について、酒類事業の関連法令を遵守することのほか、アルコールテイスト飲料など、健康に配慮した商品を提供することで、人々の豊かな生活に貢献してまいります。 (5) 製造物責任に関わるリスクについて 当社グループは、最高水準の品質を追求しておりますが、予期し得ない重大な品質問題が発生する可能性は皆無ではなく、そうした重大事態が一旦発生した場合、当社グループの経営成績やブランドの信頼に大きく影響を及ぼす可能性があります。万一、品質事故が発生した場合には、お客様の安全を最優先に考え、迅速に対応します。また今後とも、品質管理の高度化、生産体制の改善等、品質リスクに対応する取り組みには十分な経営資源を投入してまいります。 (6) 海外での事業活動について 当社グループは、ベトナムでは飲料の製造販売を目的とした持分法適用関連会社へ投資して、現地での事業発展のための活動を行っています。こうした海外での事業活動には、予期しない法律や規制の変更や、産業基盤の脆弱性に加え、社会的・政治的リスクが内在しています。こうしたリスクが顕在化することにより、海外での事業活動に支障が生じ、当社グループの経営成績や将来計画に影響を与える可能性があります。それに対応するため現地には駐在員を置き、様々な情報を収集することにより、迅速に対応する体制を築くとともに、当社グループ単独では対応できないと判断される案件につきましては、専門機関との連携によりリスクの最小化に努めてまいります。 (7) 人材の確保・育成について 当社グループの事業を支える人材の確保・育成は、事業を維持、成長していく上で必要不可欠なものであります。アシードグループ憲章を基にしたブランディングで、役職員のあり方、よりどころを明確に示し、ロイヤリティを高めると共に、グループ事業会社間の活発な人事交流、次世代の経営を担う世代の経営塾などを定期的に行うことで、人材の確保・育成に努めてまいります。今後、必要な能力を有する人材の確保が出来なかった場合や、人材の流出が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (8) 資本提携、M&Aについて 当社グループは、企業価値向上を目的とした資本提携、M&Aを中長期的な会社の経営戦略に掲げ、検討していく方針であります。しかしながら、資本提携については、投資先の財務状況等により期待する成果が得られない等により、保有株式の評価減処理を行う可能性及びM&Aについては、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等の問題の発生または事業計画の著しい乖離が発生した場合には、のれんの減損処理を行う可能性があり、これらが生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (9) 固定資産の減損損失について 固定資産の減損損失は、収益性の低下により割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることとなった資産グループについて帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として当期の損失とすることとしております。このため、保有する固定資産の収益性の低下や市場価値が著しく下落した場合など、固定資産の減損会計の適用により特別損失の計上が必要となり、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。保有する固定資産の収益性については適宜評価をしており、その評価に基づく保有の継続可否、活用策の立案など、適宜検討する体制としています。固定資産の取得に際しては慎重にその可否を判断するとともに、M&A等に伴い取得する固定資産の評価についても適正に行うことで減損損失の発生を減らしてまいります。 (10)気候変動に関するリスクについて 当社グループの主要事業である、自販機運営リテイル事業と飲料製造事業では多くの燃料や電気を使用しております。「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載のとおり、気候変動の影響によるコストの上昇や環境問題に対応しないことによる消費者及び投資家からの評価の低下などが懸念され、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。当社グループでは、設備や車両の省エネ化など温室効果ガスの排出量を削減する取り組みを進めてまいります。 (11)自然災害に関するリスクについて 近年、突発的に発生する災害や天災が増えており、不慮の事故等で製造設備の損害発生や原材料の供給不足、さらに電力・物流をはじめとする社会インフラの機能が低下した場合には、当社グループの経営成績や財務状況に影響を与える可能性があります。当社グループは、大規模な災害発生時、速やかにアシードホールディングス㈱内に対策本部を設置し、従業員の安否確認や事業所施設の被災状況など情報を集中させるとともに、各事業所各自で対応すべき事項の確認とグループ内での支援を行う態勢を構築しています。これにより被害の最小化と影響の最小化に努めてまいります。
経営成績の分析 (MD&A)6,551字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概況 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境は改善基調にあるものの、食料品価格の上昇、円安による輸入物価の上昇による実質賃金の伸び悩みが個人消費に影響を及ぼす一方で、企業の設備投資に持ち直しの動きが見えることなどにより、引き続き景気は緩やかな回復傾向にあります。しかしながら、収束の見えないウクライナ情勢に加えて、年度後半に発生したイラン情勢など地政学リスクの高まりにより不透明感は以前よりも増しており、不確実性は一層高まっています。 この環境下において、当社グループは、「ASEEDING THE FUTURE 人、地球、未来 ― すべての笑顔と健康のために」の実践に向けて、ブランド創造企業への挑戦を最優先課題とすると同時に、既存事業の構造改革、M&Aによるグループ強化、新規事業・海外事業の強化と諸施策を中心として成長の加速に取り組んでいます。 この結果、当連結会計年度の資産合計は24,145百万円(前連結会計年度末比4,490百万円増)、負債合計は16,208百万円(同3,776百万円増)及び純資産は7,936百万円(同713百万円増)となりました。 また、当連結会計年度の経営成績は、売上高25,409百万円(前期比6.0%増)、営業利益1,071百万円(同40.0%増)、経常利益1,418百万円(同29.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益909百万円(同21.5%増)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。なお、売上高は外部顧客への売上高を記載しております。 (a) 自販機運営リテイル事業 自販機運営リテイル事業におきましては、メーカー商品の相次ぐ値上げや消費者の節約志向による自販機離れによる販売数の減少が加速、業界再編の機運が高まっています。そのような環境下当社グループでは、設置条件の改善や不採算機の引揚など、利益率の改善に向けて引き続き取り組みを続け、業界再編の受け皿となる収益基盤の拡充に注力しています。 この結果、自販機運営リテイル事業の売上高は13,892百万円(前期比2.0%増)、セグメント利益は274百万円(同14.3%増)となり増収増益を維持いたしました。 (b) 飲料製造事業 飲料製造事業におきましては、世界的な抹茶ブームの恩恵を享受し、静岡ローストシステム㈱の茶葉加工が堅調に推移いたしました。酒類・清涼飲料の製造については、製造数量が徐々に増加し、業績は前年の利益水準を上回る水準まで回復いたしました。一方で、自社ブランド商品の拡販を中長期での最重要事項に位置づけ、デザインリニューアル、新商品の投入を積極的に行い、マーケティング・販売戦略を強化することで業績への寄与度を少しずつ高めています。 この結果、飲料製造事業の売上高は11,086百万円(前期比11.3%増)、セグメント利益は1,043百万円(同28.9%増)となりました。 (c) 不動産運用事業 不動産運用事業におきましては、当社及びアオンズエステート㈱を中心に所有不動産の運用を行っており、不動産運用事業による売上高は142百万円(前期比0.8%増)、セグメント利益は220百万円(同1.0%増)となりました。 なお、売上高はセグメント間の内部売上高247百万円を含めると390百万円となります。 (d) その他事業 その他事業におきましては、東西の物流部門を強化すると共に、グループ内物流の内製化を進めており、徐々にその効果は業績への寄与につながっています。ロジックイノベーション㈱は、環境事業を2025年12月で終了し、物流効率化に経営資源を集中しております。 この結果、その他事業の売上高は288百万円(前期比14.3%増)、セグメント利益は52百万円(同48.8%増)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 (a) 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、1,971百万円(前期は838百万円の獲得)となりました。これは主に減価償却費836百万円、税金等調整前当期純利益1,219百万円及び仕入債務の増減額499百万円等による増加、持分法による投資利益273百万円、売上債権の増減額586百万円による減少等によるものです。 (b) 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果使用した資金は、2,517百万円(前期は828百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出1,970百万円及び投資有価証券の取得による支出577百万円等により資金を使用したことによるものです。 (c) 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果得られた資金は、2,603百万円(前期は192百万円の使用)となりました。これは主に短期借入金の純増額460百万円、長期借入による収入3,920百万円により資金を獲得する一方、長期借入金の返済による支出1,421百万円及び配当金の支払額234百万円等により資金を使用したことによるものです。 この結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,063百万円増加し、当連結会計年度末には3,835百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の状況 (a) 生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日  至 2026年3月31日)   前期比(%) 飲料製造事業 清涼飲料(百万円)   2,847   88.4 低アルコール飲料(百万円)   4,121   98.1 ソフトパウチ飲料(百万円)   1,229   113.8 茶葉(百万円)   1,893   134.8 合計(百万円)   10,092   101.9 (注)自販機運営リテイル事業・不動産運用事業・その他事業において生産活動は行っておりません。 (b) 受注状況 当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 飲料製造事業 清涼飲料   2,841   83.5   286   98.2 低アルコール飲料   4,162   95.8   370   112.5 ソフトパウチ飲料   1,229   113.7   137   99.7 茶葉   1,938   136.0   165   137.2 合計   10,172   99.2   960   109.1 (c) 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 自販機運営リテイル事業(百万円)   7,022   102.2 合計(百万円)   7,022   102.2 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.飲料製造事業において商品仕入活動を行っておりますが、金額に重要性がないため記載しておりません。また不動産運用事業・その他事業においては商品仕入活動を行っておりません。 (d) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 自販機運営リテイル事業(百万円)   13,892   102.0 飲料製造事業(百万円)   11,086   111.3 不動産運用事業(百万円)   142   100.8 その他事業(百万円)   288   114.3 合計(百万円)   25,409   106.0 (注)セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2026年6月23日)現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、期末時点で入手可能な情報を基に、検証等を行っております。 (事業用固定資産の減損処理) 当社グループでは、減損の兆候がある資産グループのうち、収益性の低下により割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回ることとなった資産グループについては、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。割引前将来キャッシュ・フローにつきましては事業計画を基礎としており、事業計画策定においては販売予測や経費削減策等の仮定を用いております。減損の兆候の把握、減損損失の認識並びに測定にあたっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じた場合減損処理が必要となる可能性があります。 ②財政状態の分析 (a) 流動資産 当連結会計年度末における流動資産は、10,139百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,634百万円増加しました。これは現金及び預金の増加2,063百万円及び受取手形、売掛金及び契約資産の増加586百万円等によるものであります。 (b) 固定資産 当連結会計年度末の固定資産は14,006百万円となり、前連結会計年度末に比べ、1,856百万円増加しました。これは建設仮勘定の増加893百万円及び投資有価証券の増加826百万円等によるものであります。 (c) 流動負債 流動負債は10,483百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,908百万円増加しました。これは1年内返済予定の長期借入金の増加505百万円及び買掛金の増加499百万円等によるものであります。 (d) 固定負債 固定負債は5,725百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,868百万円増加しました。これは長期借入金の増加1,992百万円等によるものであります。 (e) 純資産 当連結会計年度末における純資産合計は7,936百万円となり、前連結会計年度末に比べ713百万円増加いたしました。これは親会社株主に帰属する当期純利益による増加909百万円等によるものです。 ③経営成績の分析 (a) 売上高 自販機運営リテイル事業は夏季の気温上昇の恩恵を受け、13,892百万円の売上高となりました。飲料製造事業は、静岡ローストシステム㈱の茶葉加工の売上増などにより11,086百万円の売上高となりました。不動産運用事業は、賃料価格の見直しによる賃料収入の増加などにより142百万円、その他事業はロジックイノベーション㈱の物流事業の増加などにより288百万円の売上高となりました。 (b) 売上原価、販売費及び一般管理費 売上原価につきましては、826百万円の増加となりました。 販売費及び一般管理費が売上高に占める比率は、前連結会計年度と比較して0.8%減少いたしました。 (c) 営業外収益、営業外費用 営業外収益は、前連結会計年度に比べ26百万円増加し、445百万円となりました。その主な要因は、持分法による投資利益の増加24百万円等によるものであります。 営業外費用は、前連結会計年度に比べ7百万円増加し、98百万円となりました。その主な要因は、支払利息の増加26百万円等によるものであります。 (d) 特別利益、特別損失 特別利益として、投資有価証券売却益1百万円を計上いたしました。 特別損失として、固定資産除却損16百万円及び減損損失183百万円を計上いたしました。 ④経営戦略の現状と見通し 飲料関連事業を取り巻く国内の事業環境は、今後も厳しさが増していくと予想されます。引き続き、自販機運営及び飲料製造の基盤強化を図るとともに、食品・飲料企業とアライアンスを組み、事業再編・構築を積極的に進めてまいります。 自販機オペレーター業界内では後継者難から事業譲渡を検討している案件も増えていることから、M&Aや業務提携を通じて効率化を伴った事業規模の拡大を経営戦略として掲げております。飲料製造事業については当社グループの中核事業に成長しており、より一層戦略的な設備投資を実施しながら、需要の拡大に応えてまいります。また、静岡ローストシステム㈱及びマルサン萩間茶㈱の子会社化により健康茶など新商品の共同開発を行うとともに、既存の飲料部門と相乗効果が見込める分野で新たな取り組みを進めてまいります。 海外ではASEAN諸国を中心に投資を積極的に推進するとともに、投資先であるHaLong Beer And Beverage Joint Stock Company及びVIHAMARK GROUP JOINT STOCK COMPANYとのアライアンスも視野に入れながら低アルコール飲料及び清涼飲料市場を開拓してまいります。また、国内においてはチューハイブランド「アスター」を軸に販売拡大に努め、アシードブランドの品質の高さを多くのお客様に認知いただくとともに、総合的なブランド力向上を推進いたします。 ⑤キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度と比較して、1,132百万円増加の1,971百万円のキャッシュを得ております。その主な要因は、減価償却費、税金等調整前当期純利益等による収入によるものであります。支出については、売上債権の減少等によるものであります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比較して、1,688百万円支出が増加し2,517百万円を支出しております。その主な要因は、有形固定資産の取得による支出の増加等によるものであります。 財務活動によるキャッシュ・フローでは、前連結会計年度の192百万円の収入に対し、2,603百万円の収入となりました。その主な要因は、短期借入金の純増額及び長期借入金の純増による収入等によるものであります。 現金及び現金同等物の増加2,063百万円には3か月以内に満期を迎える定期預金1,300百万円が含まれており、東広島飲料工場のパウチライン新設のための資金として使用する計画となっております。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、経営環境や金利動向を考慮しながら、「必要な資金を、安定的に調達すること」を基本方針とし、事業運営上必要な資金の確保及び経済環境の急激な変化に耐えうる流動性維持に努めております。 調達手段として、長期運転資金及び設備投資資金については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの長期借入を基本とし、短期資金需要については、営業活動により得られたキャッシュ・フロー及び金融機関からの短期借入を基本としております。借入については、グループ会社で一元化することにより有利子負債の削減、安定的かつ効率的な資金調達を心掛けております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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