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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ヤマザワ

YAMAZAWA CO.,LTD.9993 · Standard · 小売業

山形県を地盤にスーパーマーケットを展開する小売企業。食料品を中心に、ドラッグストアや食品製造までグループで手掛ける。

概要

ヤマザワは山形県山形市に本社を置く食品スーパーマーケットチェーンである。1962年10月の創業以来、山形県を地盤に店舗網を拡大し、宮城県にも進出した。2004年2月に東京証券取引所市場第二部に上場、翌2005年3月に市場第一部に指定された。2026年2月期の連結売上高は1,054億円で、スーパーマーケット事業を中核に、子会社を通じてドラッグストアや食品製造も手がける。グループ経営理念に「地域の健康元気を応援」を掲げ、2026年2月時点で山形県44店舗、宮城県18店舗の計62店舗を運営する。

スーパーマーケット事業を中核とするグループ構成

当社グループは、株式会社ヤマザワ(当社)と3社の子会社、1社の関連会社で構成される。中核事業はスーパーマーケット事業で、食料品・家庭用品・衣料品を販売する。ドラッグストア事業は子会社の株式会社ヤマザワ薬品が担い、医薬品・化粧品の販売と調剤薬局を経営する。食品製造事業は株式会社サンコー食品が寿司・米飯等の惣菜や牛乳・麺類などの日配商品を製造する。その他事業として、株式会社ヤマザワ保険サービスが保険・携帯電話代理店業を、株式会社ヤマザワ天童錦の会ファームが農産物の生産・加工・販売を行う。グループ全体で「グループ一体運営」を掲げ、管理・システム面の統合を進めている。連結売上高の大部分をスーパーマーケット事業が占め、2026年2月期の売上高は1,054億円だった。

山形・宮城に集中する店舗網と顧客基盤

店舗網は山形県と宮城県に集中しており、2026年2月期の期末時点で山形県44店舗、宮城県18店舗の合計62店舗を運営する。これは、2026年2月に秋田県の6店舗(よねや事業)を会社分割で承継先に譲渡した後の数字である。山形県内ではドミナント戦略をとり、1978年には郊外型標準店として松見町店を開店、以降も県内各地に店舗を展開してきた。宮城県へは1984年に泉ヶ丘店を開店して以来、仙台市泉区を中心に店舗を増やした。顧客基盤の拡大策として、2014年に独自電子マネー「にこか」を導入し、2024年には「ヤマザワEdy-楽天ポイントカード」に切り替えた。2026年2月時点で同カードの会員数は38万人を超える。また、移動スーパー「とくし丸」事業を山形県内17台、宮城県内8台の計25台で運行し、買物困難者の需要を取り込む。

財務体質の変化と経営指標目標

連結売上高は2012年3月期の1,014億円から2026年2月期には1,054億円とほぼ横ばいで推移している。純利益の変動は大きく、2019年2月期と2020年2月期は2億円の損失を計上したが、2021年2月期は9億円の黒字に回復。2025年2月期には26億円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上したが、翌2026年2月期には14億円の黒字に転換した。営業利益も2025年2月期は8億円の損失だったが、2026年2月期は11億円の黒字となった。この改善は、第4次中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)の初年度として収益力強化策を進めた結果である。同計画では連結売上高経常利益率3%を目標に掲げ、2026年2月期の経常利益率は約1.16%(経常利益12億円)と目標には達していないが、黒字化を達成した。総資産は519億円、純資産は267億円で、自己資本比率は約51.5%である。

業界の中での役割は地域密着型の食品小売業者。スーパーマーケット事業を主力に、調剤薬局や惣菜製造など生活関連サービスをグループで提供。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,054億円
営業利益
11億円
営業利益率
1.0%
純利益
14億円
2026/2 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/2
事業売上構成比利益利益率
スーパー マーケット事業923億円87.6%14億円1.5%
ドラッグ ストア事業131億円12.4%-1億円-0.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01スーパーマーケット主力

食料品・家庭用品・衣料品を一般消費者に販売する主力事業。県内を中心に店舗を展開し、地域の生活基盤としての役割を担う。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス1
食料品・家庭用品・衣料品の販売
スーパーマーケットで扱う一般的な商品群。生鮮食品や日用品、衣料品を幅広く取り揃え、地域住民の日常の買い物需求に応える。

02ドラッグストア準主力

医薬品・化粧品の販売と調剤薬局の経営を行う。子会社のヤマザワ薬品が運営し、スーパーマーケットとは異なるヘルスケア分野の需要を取り込む。

主要顧客一般消費者

主な製品・サービス2
医薬品・化粧品の販売
OTC医薬品や化粧品、日用品などを販売するドラッグストア事業。一般消費者の健康や美容に関するニーズに対応する。
調剤薬局
処方箋に基づく医薬品の調剤と服薬指導を行う。医療機関と連携し、地域住民の薬物治療を支援する。

03食品製造準主力

寿司・米飯等の惣菜類、牛乳・麺類等の日配商品を製造し、スーパーマーケットや他の販売先へ供給する。グループ内の食料品供給網を支える。

主要顧客㈱ヤマザワ

主な製品・サービス2
寿司・米飯等の惣菜類
店舗で販売する寿司やお弁当などの中食向け商品を製造。スーパーマーケットの惣菜コーナーで提供される。
牛乳・麺類等の日配商品
毎日配送される生鮮度が求められる食品を製造。牛乳や麺類など、日配品の安定供給を担う。

04その他事業その他

保険・携帯電話の代理店業務、農産物の生産・加工・販売を行う周辺事業。本業の小売に付随するサービスや、地場産品の供給を手掛ける。

主要顧客一般消費者

製品と技術

惣菜新ブランド「ヤマザワデリ」と「このまちの」

ヤマザワは2025年3月、惣菜の新ブランド「ヤマザワデリ」を立ち上げた。「頑張りすぎず、お惣菜に頼りながらいこうよ」をコンセプトに、お客様の声をもとにした商品開発を行っている。同時に地元密着型の惣菜ブランド「このまちの」も発表し、山形・宮城・秋田の地元素材や味にこだわった商品を提供している。これらのブランドは、子会社の株式会社サンコー食品が製造する。サンコー食品は寿司・米飯等の惣菜の他、牛乳・麺類等の日配商品も手がけており、デリカセンターの商品力・供給力強化がスーパーマーケット事業のローコスト化に貢献している。2026年2月期には既存店の改装(吉岡店、山居町店、米沢中田町店、旭新町店)を実施し、惣菜売場の刷新も行った。

ドラッグストア事業と調剤薬局の連携

ドラッグストア事業は100%子会社の株式会社ヤマザワ薬品が担う。同社は医薬品・化粧品の販売と調剤薬局を経営する。グループ戦略として、調剤のドラッグインストア化を推進し、収益性の高い店舗フォーマットの作成に取り組んでいる。調剤薬局を併設したドラッグストアは、スーパーマーケットとの相乗効果も期待される。また、2011年には株式会社ワイエスドラッグの営業を引き継ぎ、薬品販売業務の効率化を図った。第4次中期経営計画では、新規出店の中心を薬品調剤店とし、2026年2月期から2028年2月期までに3店舗の新規出店を予定している。

移動スーパー「とくし丸」と電子マネー戦略

ヤマザワは2014年2月から移動スーパー「とくし丸」事業を開始した。販売パートナー(個人事業主)が商品を車に積み込み、買物が困難な顧客の自宅を訪問して販売するサービスである。2026年2月時点で山形県内17台、宮城県内8台の計25台が稼働しており、エリア拡大を継続している。また、電子マネー戦略では、2014年に独自の「にこか」を導入したが、2024年3月に「ヤマザワEdy-楽天ポイントカード」に切り替えた。楽天ポイントカードの全国的な知名度と利便性を活用し、ヤングファミリー層の支持獲得を目指し、2026年2月時点で会員数38万人を突破した。これにより、顧客の購買データの収集と販促施策の高度化を進めている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

地場スーパー、収益改善途上

ヤマザワは山形県を地盤とする地域スーパーマーケットで、売上高約1,000億円と小規模。同業のトライアルHDや光フードサービスと比べ、チェーン展開規模は小さい。直近の営業利益率はマイナスから回復傾向にあるが、人手不足や原材料高に苦しむ。地元密着型として地域シェアは確保するものの、競合のディスカウントストアやコンビニとの競争が激化している。

強み

  • 山形県内に店舗を集中し、地域密着型のサービスで固定客を獲得。
  • 地元産品を中心に生鮮品の鮮度や品揃えで差別化。
  • 本社コストを抑え、効率的な店舗運営で利益率改善に取り組む。
  • 小規模店舗で投資負担が軽く、地域に合わせた出店が可能。

課題

  • 地元の人口減少で市場が縮小し、売上拡大が難しい。
  • 小売業界全体の人材難に直面し、採用・育成コストが増加。
  • 大手ディスカウントストアやドラッグストアとの価格競争が激化。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売業の時価総額近傍。太字がヤマザワ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13063ジェイグループホールディングス137億円51.1倍
27561ハークスレイホールディングス136億円8.9倍
35892yutori134億円40.4倍
49959アシードホールディングス132億円13.2倍
57686ひとまいる128億円10.8倍
69993ヤマザワ127億円9.0倍
73053ペッパーフードサービス123億円72.2倍
83175エー・ピーホールディングス123億円10.7倍
98207テンアライド122億円
102764ひらまつ120億円51.4倍
113020アプライド118億円5.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 33件

山形市の駅前店から始まった1962年の創業

1962年10月、山形県山形市香澄町に資本金500万円で株式会社ヤマザワを設立。翌11月に第1号店となる駅前店を山形市に開店し、食品(生鮮食品含む)、雑貨、衣料品、薬品、化粧品の販売を開始した。創業当初から食品と非食品を幅広く扱うスタイルをとった。1966年には薬品・化粧品販売を主体とする有限会社粧苑ヤマザワを設立し、業容を拡大。1967年には有限会社ヤマザワ薬局の3店舗の営業権を譲り受け、スーパーマーケット事業の基盤を固めた。1970年には非食品を幅広く揃えた4階建ての天童店(山形県天童市)を開店し、多層階店舗に進出した。同年12月には山形市あこや町に新本部社屋を落成し、本社機構を移転している。

集中配送と郊外型標準店で体制を整えた1970年代

1970年代に入り、ヤマザワは物流と店舗フォーマットの合理化を進めた。1968年に開設した配送センター(山形市)を活用し、集中配送による商品供給の効率化を図った。1978年6月には売場面積1,200平方メートルの郊外型スーパーマーケット標準店として松見町店(山形市)を開店し、郊外立地へのシフトを開始した。同時期に青果物のパッケージセンターを開設し、生鮮品の品質管理と作業効率を向上させた。また、1972年には薬品部門を有限会社ヤマザワ薬局に営業譲渡してスーパー事業に集中する一方、1975年には豆腐・油揚等の日配食品製造工場として株式会社サンコー食品を設立し、グループ内で製造機能を持つ体制を整えた。

宮城県進出と業務提携の1980年代

1981年、山形市及び周辺地域のドミナントエリア強化のため、株式会社スーパー今井を営業譲受し、仕入先を全面的に継承した。1984年10月には宮城県第1号店として泉ヶ丘店(現仙台市泉区)を開店し、県外進出の端緒を開いた。1989年には宮城県仙台地区の販売力強化を目的に、株式会社ワコー(現仙台市泉区)と業務提携を結んだ(1991年解消)。また、1986年には寿司・弁当等の総菜類製造工場として株式会社サンフーズを設立し、惣菜の内製化を進めた。1990年には経営基盤強化と多角化を目的に、子会社4社(ヤマザワ薬品、サンコー食品、サンフーズ、粧苑ヤマザワ)を吸収合併し、グループ再編を行った。

店頭公開と仕入子会社取得の1990年代

1992年、100%子会社として株式会社ヤマザワ保険サービスを設立し、保険代理店業に参入した。同年11月には共同仕入とノウハウ交流のため日本流通産業株式会社に資本参加した。1994年6月にはオペレーション効率化と商品安定供給を目的に商品サービスセンター(山形市)を開設し、同年9月には日本証券業協会に株式を店頭登録した。1996年には仕入と販売の一体化を図るため、仕入専門会社の株式会社ヤマザワフーズサプライの株式を取得し子会社化した。1999年には薬品販売の効率化のため、株式会社ヤマザワ薬品が株式会社ワイエスドラッグの株式を取得し子会社とした。これらの施策により、グループの仕入・製造・販売の連携を強化した。

東京証券取引所上場とグループ再編の2000年代

2004年2月、東京証券取引所市場第二部に株式を上場。上場を機に経営の効率化を進め、同年10月には食品製造子会社3社(サンコー食品、サンフーズ、ヤマザワフーズサプライ)を合併し、サンコー食品を存続会社とした。2005年3月には東京証券取引所市場第一部に指定され、上場市場を昇格した。2011年には株式会社ヤマザワ薬品がワイエスドラッグの営業を引き継ぎ、同社を清算した。この時期、グループ内の重複機能を整理し、スーパーマーケット事業とドラッグストア事業の棲み分けを明確にした。

電子マネー導入とよねや商事買収の2010年代

2014年2月、収益力向上と企業体質強化のため、秋田県横手市のよねや商事株式会社の全株式を取得し、100%子会社とした。同社は秋田県内でスーパーマーケットを運営しており、これによりヤマザワは秋田県に進出した。また、同2014年2月にはヤマザワ独自の電子マネー「にこか」を導入し、移動スーパー「とくし丸」事業を開始した。2023年3月にはよねや商事を吸収合併し、経営資源の集約と業務効率化を図った。2024年3月には「ヤマザワEdy-楽天ポイントカード」を導入し、「にこかカード」と「ひまわりカード」の取り扱いを終了した。

秋田事業の分離と第4次中期経営計画の2020年代

2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からスタンダード市場に移行した。2025年2月期には連結営業損失8億円、親会社株主に帰属する当期純損失26億円を計上するなど業績が悪化。これを受け、選択と集中による事業構造改革として、2026年2月に秋田県で展開する6店舗のスーパーマーケット(よねや事業)とフィットネス事業、不動産事業等を株式会社東北ナイスに会社分割(簡易吸収分割)により承継した。同時に第4次中期経営計画(2026年2月期~2028年2月期)を策定し、早期黒字化と安定収益の確保、店舗戦略、サステナビリティ等を重点課題に掲げた。2026年2月期は営業利益11億円、当期純利益14億円と黒字転換を果たした。

年表33件を開く

1960年代

  • 1962年10月創業山形県山形市香澄町に株式会社ヤマザワを設立(資本金500万円)。
  • 1962年11月第1号店である駅前店(山形県山形市)を開店し、食品(生鮮食品含む)、雑貨、衣料品、薬品、化粧品の販売を開始。
  • 1966年12月創業薬品、化粧品の販売を主体とした有限会社粧苑ヤマザワ(山形県山形市)を設立。
  • 1967年2月スーパーマーケット事業の拡大のため、有限会社ヤマザワ薬局の神町店(山形県東根市)、ストア店(山形県山形市)、マート店(山形県山形市)の営業権を譲り受ける。
  • 1968年10月集中配送による、商品供給の合理化を目的として、配送センター(山形県山形市)を開設。

1970年代

  • 1970年4月多層階(4階建)で非食品を幅広く品揃えした、天童店(山形県天童市)を開店。
  • 1970年12月山形県山形市あこや町に新本部社屋落成、本社機構移転(本店登記は1971年10月)。
  • 1972年5月薬品部門を有限会社ヤマザワ薬局に営業譲渡。
  • 1974年7月創業有限会社ヤマザワ薬局を組織変更し、株式会社ヤマザワ薬品(山形県山形市)を設立。
  • 1975年4月創業豆腐・油揚等の日配食品製造工場として、株式会社サンコー食品(山形県山形市)を設立。
  • 1977年11月神町店を有限会社サンマート(山形県東根市)に売却。
  • 1978年6月売場面積1,200㎡郊外型スーパーマーケットの標準店として松見町店(山形県山形市)を開店。
  • 1978年6月青果物のパッケージを目的としてパッケージセンター(山形県山形市)を開設。

1980年代

  • 1981年3月山形市及びその周辺地域のドミナントエリア強化のため、株式会社スーパー今井を営業譲受し、仕入先を全面的に継承。
  • 1984年10月宮城県の第1号として泉ヶ丘店(現仙台市泉区)を開店。
  • 1986年10月創業寿司・弁当・餃子等の総菜類製造工場である株式会社サンフーズ(山形県山形市)を設立。
  • 1989年3月宮城県仙台地区の販売力強化を目的とし、株式会社ワコー(現仙台市泉区)と業務提携。(1991年1月業務提携解消)

1990年代

  • 1990年9月M&A経営基盤の強化及び経営の多角化を目的として、株式会社ヤマザワ薬品、株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び有限会社粧苑ヤマザワを吸収合併。なお被合併会社4社は合併に先立ち、各々の100%子会社に各々の営業の全部を譲渡しており、株式会社ヤマザワ薬品、株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び株式会社粧苑ヤマザワは当社の100%子会社となる。
  • 1992年1月100%子会社(新)株式会社ヤマザワ保険サービスを設立。
  • 1992年11月共同仕入、ノウハウの交流を目的として、日本流通産業株式会社に資本参加。
  • 1994年6月オペレーションの効率化と商品の安定供給を目的として、商品サービスセンター(山形県山形市)を開設。
  • 1994年9月日本証券業協会に株式を店頭登録。
  • 1996年8月仕入、販売一体となる物流改善のため、仕入専門会社株式会社ヤマザワフーズサプライの株式を取得し子会社とする。
  • 1999年11月薬品販売業務の効率化のため、株式会社ヤマザワ薬品は株式会社ワイエスドラッグの株式を取得し子会社とする。

2000年代

  • 2004年2月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。
  • 2004年10月M&A経営の効率化のため、100%子会社の株式会社サンコー食品、株式会社サンフーズ及び株式会社ヤマザワフーズサプライを合併し、株式会社サンコー食品を存続会社とする。
  • 2005年3月東京証券取引所市場第一部に指定。

2010年代

  • 2011年8月株式会社ヤマザワ薬品が営業を引き継ぎ、株式会社ワイエスドラッグを清算する。
  • 2014年2月収益力の向上と企業体質強化のため、よねや商事株式会社(秋田県横手市)の株式を取得し、当社の100%子会社とする。ヤマザワ独自の電子マネー「にこか」導入。移動スーパー「とくし丸」事業を開始。

2020年代

  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。
  • 2023年3月M&A経営資源の集約及び業務効率化を目的として、よねや商事株式会社を吸収合併。
  • 2024年3月「ヤマザワEdy-楽天ポイントカード」導入。「にこかカード」、「ひまわりカード」取扱終了。
  • 2026年2月選択と集中による事業構造改革の一環として、秋田県で6店舗のスーパーマーケットを展開する、よねや事業、その周辺事業であるフィットネス事業及び不動産事業等を事業分離。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/2期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結売上高経常利益率継続的に確保まで3%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループ一体運営の推進

    各社が自社の強みを活かしつつ、管理面・システム面の統合を進め、グループ全体で最大限の効果を発揮する運営体制を目指す。

  2. 02

    収益力強化とコスト削減

    マーケティング戦略の見直し、商品改革(新規開発・産地開拓・PB強化)、コスト削減を推進し、早期黒字化と安定収益を確保する。

  3. 03

    店舗戦略の推進

    薬品調剤店を中心に新規出店、改装・活性化投資、不採算店整理を計画的に実施し、ローコストフォーマットの開発・展開を進める。

  4. 04

    サステナビリティへの取組み

    安心安全の追求、健康で豊かな暮らしの実現、地域活性化支援、循環型社会・脱炭素への取組み、従業員が輝く組織づくりを推進。

  5. 05

    人材育成と組織基盤整備

    新人事制度の適正運用、教育制度改革、グループ全体の物流システム構築、健康経営の推進など、持続的成長の基盤を整える。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,107人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は531万円で、9期前と比べて+12.8%平均年齢は41.8歳、平均勤続年数は17.5年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年2月1,206
2018年2月1,215
2019年2月1,210
2020年2月47042.717.01,234
2021年2月48244.018.41,239
2022年2月48643.618.21,289
2023年2月48443.418.21,283
2024年2月48940.817.51,288
2025年2月49941.717.01,268−63
2026年2月53141.817.51,10799

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年2月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.4%
縦線は目安の30%
男性育休取得率83.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.8%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
北町店他 — 山形県内44店舗173億円
スーパーマーケット事業
多賀城店他 — 宮城県内18店舗7,361百万円
スーパーマーケット事業
製造工場 — 山形県山形市3,566百万円
食品製造事業
本部 — 山形県山形市932百万円
スーパーマーケット事業
ドラッグ松見町店他 — 山形県山形市他506百万円
ドラッグストア事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ヤマザワ薬品
    山形県山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱サンコー食品
    山形県山形市 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年2月期の売上高は1,054億円営業利益11億円前期と比べると増収で、売上が+2.7%。

売上高
+2.7%
1,054億円
営業利益
11億円
純利益
14億円
営業利益率
1.0%
前期比 +1.8%pt

会社が出している今期の予想2027年2月期

項目会社予想前期実績
売上高997億円1,054億円
営業利益7億円11億円
純利益5億円14億円
1株あたり配当¥27¥27

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は249億円、営業利益は2億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は−0.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q24510.47
2024年2Q26241.53
2024年3Q252−1−0.4−1
2024年4Q260−4
2025年1Q250−4−1.6−2
2025年2Q260−3−1.2−9
2025年4Q516−1−0.2−15
2026年2Q53161.18
2026年4Q52351.06
2027年1Q24920.83

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年3月期からの15期で、売上は1,014億円から1,054億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は1.0%。売上は3期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年3月1,0143317
2013年2月925147
2014年2月1,035132
2015年2月1,121124
2016年2月1,143205
2017年2月1,1411614
2018年2月1,143124
2019年2月1,1073−2
2020年2月1,0977−2
2021年2月1,129249
2022年2月1,107124
経営資源の集約及び業務効率化を目的として、よねや商事株式会社を吸収合併。
2023年2月99592
2024年2月1,01975
2025年2月1,026−8−4−0.8−26
2026年2月1,05411121.014

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年2月期

売上高1,054億円のうち、営業利益として残るのは11億円1.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の1.3%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金71.9%758億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.0%285億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益1.0%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
28.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比2.6pt
1.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
1.3%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比3.4pt
5.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
2.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 15期分

2026年2月期は営業CFが60億円、投資CFが11億円で、差し引きのフリーCFは71億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は50億円で、売上の0.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年3月47−25−92275
2013年2月−4−5622−6037
2014年2月32−4319−1145
2015年2月47−7−104075
2016年2月28−29−18−155
2017年2月327−323962
2018年2月19−34−1−1546
2019年2月32−7−112559
2020年2月34−24−11067
2021年2月57−36−152173
2022年2月23−31−7−857
2023年2月19−7144−5249
2024年2月16−3526−1956
2025年2月33−24−12953
2026年2月6011−747150

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 15期分

2026年2月期の総資産は520億円。このうち返さなくてよい自己資本が267億円で、自己資本比率は51.5%(業種中央値47.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年3月46927719259.0
2013年2月47028118959.7
2014年2月52228024253.6
2015年2月53728125652.2
2016年2月52128223954.0
2017年2月51829322556.5
2018年2月50929321657.5
2019年2月49428720758.0
2020年2月50328222156.0
2021年2月50928722256.4
2022年2月49428820658.3
2023年2月54328625752.8
2024年2月58228929349.6
2025年2月55626029646.7
2026年2月52026725251.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年2月期の内訳
現金及び預金
54億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
225億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
44億円
在庫として抱えている分
負債合計
252億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
66
/ 100
安定性自己資本比率34 / 40
収益力営業利益率2 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り322社中124位あたり、逆に低いのは営業利益率322社中260位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.2%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
1.0%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
51.5%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.7%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,158で、1年前と比べて+3.6%過去52週の値幅のなかでは31%の位置にある。

¥1,158+0.0%1ヶ月-1.0%1年+3.6%時価総額127億円
過去52週の値幅
安値¥1,130高値¥1,220

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.0倍
PER (会社予想)27.5倍
PBR0.44倍
配当利回り2.33%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価1187円。直近1ヵ月は+0.3%とほぼ変わらず。25日線1179円と75日線1167円の狭いレンジで推移。52週高値1220円まで約2.7%と頭打ち感。出来高は1日平均3000~4000株と低水準で、材料不足による膠着状態。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

当期PER 9.2倍、PBR 0.45倍と業界平均(42.1倍、2.93倍)を大幅に下回り、株価指標は著しく割安。ROE 5.23%は低水準だが、配当利回り2.27%は平均13.59%を大きく下回り、配当余力は限定的。直近2期連続の営業赤字から2026/2期は黒字転換見込みだが、予想PER 28.2倍と回復には時間がかかる。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.0倍39.6倍
PER (予想)27.5倍
PBR0.44倍2.44倍
ROE5.2%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2025年2月期は営業赤字に転落し、収益改善が急務。強気派は、2026年2月期の営業黒字転換計画や、売上高微増での利益改善を評価し、コスト削減効果に期待する。弱気派は、人口減少地域での需要縮小、競合ひしめく市場での差別化困難、過去の収益力の弱さを指摘し、計画達成は楽観的すぎるとみる。

プラスに働く材料7
  • 黒字転換計画

    2026/2期営業利益14億円と黒字化見込み。

  • 低PBR

    PBR0.45倍と解散価値の半分以下。

  • コスト削減効果

    営業赤字からのV字回復期待。

  • 2026/2期、営業黒字転換で利益11億円2026/2通期影響

    前期8億円の損失から11億円の黒字、収益改善明確

  • 純利益14億円、前期赤字から大幅回復2026/2通期影響

    前期▲26億円から14億円の黒字、EPS改善見込み

  • PBR0.45倍、解散価値の半分以下継続影響

    純資産対比55%の割安、M&Aや資産活用余地大

  • 営業利益率1.04%へ改善、収益改善基調2026/2通期影響

    前期▲0.78%からプラス転換、コスト削減効果

マイナスに働く材料7
  • 人口減少地域

    地盤の東北は人口減少・高齢化が進行。

  • 競合の圧力

    イオン・ヨークベニマルなど大手との競合激化。

  • 過去の収益力

    過去5年平均の営業利益率は低水準。

  • 予想PER28.2倍、回復織り込み高2026/2通期影響

    当期利益14億円ならPER28倍、収益持続性に疑義

  • 前期赤字の要因、再発リスク内在不定影響

    2025/2期は特別損失発生? 詳細不明だが再発懸念

  • 売上高伸び率鈍化、前期比2.7%増2026/2通期影響

    売上高1026→1054億円、成長鈍くコスト上昇で利益圧迫

  • 株主還元乏しく配当利回り2.27%継続影響

    利益回復後も低利回り、投資魅力薄い

次の決算で確かめる点
営業利益
黒字転換の達成が最大の焦点。
既存店売上高
地域需要の変化を測る。
店舗数
不採算店閉鎖や出店動向を確認。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり27で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.33%。

年間配当
¥27
1株あたり
配当利回り
2.33%
いまの株価に対して
配当性向
18.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年2月3326.4
2018年2月330.0134.7
2019年2月30−9.1
2020年2月27−10.0
2021年2月270.058.0
2022年2月270.0101.7
2023年2月270.0171.2
2024年2月270.052.3
2025年2月270.0
2026年2月270.018.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥27

株主

有価証券報告書より

2026年2月期末の株主数は延べ13,403人。区分でいちばん多いのは事業法人50.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が58.5%を占め、残る41.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年2月%2022年2月%2023年2月%2024年2月%2025年2月%2026年2月%
事業法人55.755.955.054.554.250.8
個人・その他29.328.732.433.635.940.2
金融機関13.113.611.010.88.17.7
自己株式0.60.51.81.71.66.3
証券会社0.50.70.70.31.00.8
外国法人1.41.10.90.90.90.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01公益財団法人ヤマザワ教育振興基金8.15
02ヤマザワ産業株式会社7.61
03ヤマザワ取引先持株会6.00
04株式会社山景5.57
05有限会社ヤマザワコーポレーション4.84
06有限会社ヤマザワ興産4.48
07有限会社ヤマザワホーム4.44
08株式会社ヤマザワ・エージェンシー4.39
09株式会社山形銀行3.10
10山澤 廣1.85

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−16%、1株純資産は15期で+2%。直近期のROEは5.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年3月1542,5446.29.126.7
2013年2月652,5792.522.958.0
2014年2月222,5670.870.3133.4
2015年2月362,5771.447.4148.2
2016年2月482,5881.834.6118.1
2017年2月1252,6864.714.526.4
2018年2月362,6881.348.2134.7
2019年2月−232,629−0.8
2020年2月−202,582−0.8
2021年2月812,6353.121.458.0
2022年2月342,6421.347.4101.7
2023年2月192,6580.768.0171.2
2024年2月422,6771.629.952.3
2025年2月−2432,408−9.6
2026年2月1292,6045.29.218.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2026/2期の役員報酬は総額91百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約2倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山澤廣取締役会長(代表取締役)55203,000
古山利昭取締役社長(代表取締役)5532,000
上畑日登美専務取締役6627,000
工藤和久取締役 管理本部長677,000
柿崎泰之取締役 営業本部長602,000
山本哲也取締役512,000
髙橋一夫取締役 ※社外74
半田稔取締役 ※社外69
髙橋修取締役 ※社外68
池田正廣監査役(常勤)693,000
川井雅浩監査役 ※社外72
廣瀬渉監査役 ※社外71
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
大場正67
柴田真人48

役員報酬の内訳2026/2

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)63931857513
監査役1777
社外取締役3662
社外監査役2332

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/2期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容465字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社ヤマザワ(当社)及び子会社3社並びに関連会社1社で構成されており、各種商品の小売及び関連する製品の製造販売を主な事業内容とし、更に各事業に関するその他のサービス等の事業を展開しております。 各事業内容と、当社、子会社及び関連会社の当該事業にかかる位置づけは、次のとおりであります。 事業の種類   部門及び主要な商品・製品等   主要な会社 スーパーマーケット事業   食料品・家庭用品・衣料品の販売    ㈱ヤマザワ  計1社 ドラッグストア事業   医薬品・化粧品の販売 調剤薬局の経営    ㈱ヤマザワ薬品  計1社 食品製造事業   寿司・米飯等の惣菜類、牛乳・麺類等の日配商品の製造販売業    ㈱サンコー食品  計1社 その他事業   保険・携帯電話代理店業     ※1㈱ヤマザワ保険サービス  計1社 農産物の生産、加工、製造、販売   ※2㈱ヤマザワ天童錦の会ファーム  計1社 以上の当社グループについて図示すると、次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,442字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、「ヤマザワグループは、お客様に安心と豊かさを提供し、地域の健康元気を応援するとともに、従業員一人一人が輝く企業を目指します」をグループ経営理念と定め、「地域に愛される、健康元気な100年企業を目指す」をグループビジョンに掲げております。日々の生活に欠かせない食料品・日用品を販売する事業を通じて、お客様の生活をより豊かにし、地域にとって欠かせない企業となるため、総力をあげて取り組んでおります。 (2)経営戦略 当社グループは、スーパーマーケット事業を核とし、合わせて、ドラッグストア、調剤薬局、食品の卸製造業を展開いたしております。 販売エリアも業態も異なる各社それぞれが自社の強みを充分に活かしつつ、一方で、管理面・システム面の統合を推進することで、グループとして最大限の効果を発揮する「グループ一体運営」の実現を目指してまいります。 スーパーマーケット事業においては、共同仕入・販売戦略の統一、本部機能のスリム化を目指します。ドラッグストア事業においては、調剤のドラッグインストア化の推進、収益のあがる店舗フォーマットの作成に取り組みます。食品製造事業のサンコー食品においては、デリカセンター惣菜商品力・供給力の強化、ひいてはSM事業のローコスト化貢献を目指します。 (3)目標とする経営指標 当社グループは、連結売上高経常利益率を重要な経営指標ととらえており、その目標は、3%であります。業界水準は概ね1.5%~4%程度と認識いたしておりますが、売上高経常利益率3%を継続的に確保することで、各ステークホルダーに対しての適切な還元や、持続的な成長のための投資が可能になると考えております。 (4)経営環境 ① 人口減少・高齢化・マーケット縮小 (ア)買物難民の増加(イ)担い手不足・ITによる代替(ウ)ネットスーパー・宅配等需要増 ② 業種・業態を超えた競争激化 (ア)ドラッグストア…食品特化店の脅威(イ)ディスカウンター…低価格ニーズにマッチ (ウ)EC拡大…実店舗に行かなくても購入可能 ③ コロナ後の顧客行動の変化 (ア)買物行動の変容…時短、ワンストップ(イ)消費行動…節約志向、低価格ニーズ (ウ)スマートフォン活用…決済、SNS、アプリによる手段の多様化 ④ コスト高騰 (ア)仕入れ価格高騰(イ)光熱費、物流費、建設費上昇(ウ)人件費、採用コスト増 ⑤ 社会的要請、技術の進化 (ア)デジタル化推進が急務(イ)SDGsへの対応(ウ)市場区分変更 (5)対処すべき新たな課題 ① ライフスタイルの変化への対応 ② 付加価値創造、価格戦略(優位性確保) ③ 全員の能力を最大化できる環境整備 ④ デジタルを活用した販売促進、生産性向上 ⑤ 企業価値向上、サステナブル経営 (6)当社の目指す姿 「すべてのステークホルダーにご満足いただく」ことを基本姿勢とし、企業活動を通じ、お客様・株主様・お取引先様および地域社会との絆をより強固なものとし、そのうえで、従業員が「働いてよかった」と思える魅力的な企業を目指します。 (7)第4次中期経営計画の概要(2026年2月期~2028年2月期) 〔重点課題〕 (ア)早期黒字化と安定収益の確保 ・収益力強化…マーケティング戦略(顧客分析、プライスライン分析、品揃え見直し)・商品改革(新規開 発、産地開拓、ヤマザワオリジナルブランド)・コスト削減 ・オペレーション改革…人件費コントロール(作業改善、デジタル活用による簡素化・省人化と多能化)・ 店舗作業削減の為の商品供給(サンコー商品、アウトパック商品)・物流改革(グルー プ物流の整理・統合) (イ)店舗戦略 ・新規出店準備…新規出店(薬品調剤店を中心に3店舗予定)・店舗戦略室の設置・PCセンター連動のローコス トフォーマット開発、展開 ・活性化等設備投資…改装・活性化投資(SM中心に17店舗予定) ・不採算店整理…経営効率の改善 (ウ)サステナビリティ ・地域の健康元気を応援…安心安全の追求(衛生管理、商品・サービスの安定供給)・健康で豊かな暮らしの実 現(食を通した健康元気への貢献、地産地消商品の取扱い)・地域活性化の支援(地 域振興活動の参画・推進、生活インフラ整備) ・住み続けるための環境保全…循環型社会の実現(食品廃棄物の削減、プラスチック使用量の削減、資源のリサ イクル強化)・脱炭素の取組みの推進(温室効果ガス排出量の実績管理、省エ ネ・再生可能エネルギーへの取組み推進) ・従業員が輝く組織づくり…生き生きと働く場の提供(ワークライフバランス推進、健康維持促進、ダイバーシ ティ&インクルージョン)・成長支援(階層別教育体系の強化、新人事制度構築) (エ)人材の育成と制度改革 ・新人事制度の適正運用に向けた準備推進…役割に応じた給与体系への変更・公平性の高い人事評価制度 ・店舗営業力の向上…財務諸表ベースでの数値管理 ・教育制度改革…OJT指導者の育成・実務教育研修の充実(内部研修) (オ)風土づくり ・コミュニケーション…挨拶と笑顔・風通しのよい組織づくり ・全員参画…チャレンジする風土の醸成・対話による合意形成 ・全体最適…部門間、グループ間連携の強化 (カ)組織基盤整備 ・グループ全体の組織基盤づくり…SM・薬品事業の連動(店舗開発、商品仕入)・不採算事業、部門の再構築 ・グループ物流システムづくり…全体オペレーション管理体制の構築・全体最適の物流システムづくり ・健康経営優良法人の認定…ワークライフバランスへの取組み・メンタルヘルス対策
事業等のリスク2,798字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、当該事項は有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 (1)業界動向・競合環境 現在のスーパーマーケット業界は、消費の飽和状態に加えオーバーストア状況にあるものの、引き続き各社の積極的な新規出店が続いております。近年は、資本提携や合併等による経営規模の拡大化、また、大手量販店、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスストア等との業界垣根を越えた競争や、ネット宅配等の新業態の進展等もあり、企業間競争は更に激しさを増しております。このような中、当社グループにおいては、地域密着型の企業としてドミナント経営を軸とし、品質、価格、サービス面等において地域のお客様からより信頼を得られるよう努め競合他社等との差別化を図っていく所存ですが、こうした競合は当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (2)出店政策 当社グループは、スーパーマーケット及びドラッグストア等の多店舗展開を行っており、既存店の活性化とともに新規出店計画を実行中でありますが、用地選定、地権者との交渉、テナント募集、出店に伴う各種法的手続き等にはある程度期間を要することから、これらの進捗状況によっては、今後の開発計画及び計画中の一部店舗について変更・修正等を行うことが予想されます。また、災害・事故、人手不足等による工期の遅れや建築単価の高騰等によっても、対応するための計画変更が必要となり、場合によってはやむを得ず計画を中断することもあり得ます。このような場合は、各利害関係者や業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、店舗の新規出店及び既存店の売場面積等の変更については、「大規模小売店舗立地法」の規制を受けております。 (3)自然災害・事故 当社グループの各本社、物流センター、出店地域等において大地震や台風、集中豪雨等の自然災害または予期せぬ事故等が発生した場合は、流通網等に物理的損害が生じるなど営業活動が阻害され、建物等固定資産や棚卸資産への被害等によっては、営業継続に支障をきたす可能性があります。また、国内外を問わず、災害、事故、暴動、テロ活動、新型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、その他当社グループの仕入・流通網に影響する何らかの事故が発生した場合は、営業活動が阻害され、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)商品の安全性・衛生管理 当社グループは、生鮮食品を中心に加工食品、日配食品、その他日用品、薬品等、広範囲に亘り商品を扱っております。お客様に安全・安心な商品を提供するため、品質管理および商品の表示に関する担当組織の強化を図り、取引先を含めた商品管理の徹底、生産履歴の明確化(トレーサビリティ)、適正な食品表示等に努めるとともに、衛生・温度管理に日頃より十分な注意を払い、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)を徹底し、常に安全で衛生的な店づくりを心がけております。しかしながら、万一食中毒や異物混入の発生等でお客様にご迷惑をお掛けする事態が発生したり、調達した商品について有害物質・放射能等による予期せぬ汚染等が発覚したりした場合、また、BSEや鳥インフルエンザ等の不可抗力な要因が発生し、お客様の食品に対する不安感から商品の需要が減少するなどした場合は、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (5)人材の確保・育成 当社グループにおいて更なる成長を実現するためには、優秀な人材の確保及び育成が重要な課題となります。このため、新卒採用、中途採用並びにパートタイマーの確保に積極的に取り組むとともに、社員の配置転換や社内研修制度・昇給昇格制度の充実を図るなど、人材の育成に注力しております。しかしながら、人材獲得競争の激化等により十分な採用が行えない場合及びその育成が計画どおりに進まない場合は、出店計画の見直しや商品力の低下等により営業活動に支障をきたし、また、人件費負担が増加し、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (6)法令・制度の変更 当社グループは、労務関連、環境整備関連をはじめとする各種法令・制度に十分留意のうえ事業活動を進めておりますが、新たな法令・制度の制定及び導入を含む各種法令・制度の変更が生じた場合は、対応によるコスト負担が発生し、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (7)個人情報の管理 当社グループは、ポイントカードによるお客様サービスに伴うカード会員情報のほか、ギフト配送やお客様相談室等、多数の個人情報を保有しております。個人情報の管理につきましては、個人情報の保護に関する法律等及びグループ内部統制システムに基づき適正な運用・管理に向けた取り組みを実施しておりますが、万一個人情報の漏洩や不正利用等の事態が生じた場合は、当社グループの社会的信用の失墜により、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (8)システムトラブル 当社グループは、通信ネットワークやコンピューターシステムを使用し、商品の調達や販売等、多岐にわたるオペレーションを実施しております。システムの運用・管理には万全を期しておりますが、想定外の自然災害や事故等により設備に甚大な被害があった場合や、システム障害、ネットワーク障害、ウイルス感染、ソフトウエアやハードウエアの欠陥、サイバー攻撃等が発生した場合は、業務に支障をきたし、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (9)減損・評価損 当社グループは、減損会計適用の対象となる事業資産を所有しております。競争激化や周辺環境の変化等により、保有する資産の時価が著しく低下した場合や収益性が悪化する店舗が発生した場合は、減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、保有する有価証券において、当該証券等の時価や実質価額が下落した場合や投資先の業績が著しく悪化するなどした場合は、有価証券の評価損が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (10)調剤業務 当社子会社の株式会社ヤマザワ薬品は、ドラッグストア及び調剤薬局の経営を行っております。調剤においては、調剤業務に関する技術や医薬品知識の向上に取り組み、調剤過誤を防止すべく万全の管理体制のもと業務を行っておりますが、万一重大な調剤過誤の発生により訴訟や行政処分を受けた場合は、業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,356字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、深刻化する人手不足を背景に雇用・所得環境には改善が見られる一方、米国の関税政策の影響により地政学的リスクの高まりや国内の物価上昇など、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。 当社グループが主に属する食品小売業界におきましては、経済活動の正常化による人流増加に加え、インバウンドの回復も追い風となる一方、原材料価格や光熱費、人件費の上昇に加えて、継続的な物価上昇による消費者の節約志向が強まるなど、企業運営を取り巻く環境は厳しさを増しております。 このような状況の中、当社グループにおきましては今年度から2028年2月期を最終年度とする第4次中期経営計画を策定いたしました。第4次中期経営計画における重点課題といたしまして、早期黒字化と安定収益の確保、店舗戦略、サステナビリティ、人材の育成と制度改革、風土づくり、組織基盤整備を掲げ、経営課題解決に向けての戦略推進により強い企業成長を目指してまいります。また、グループ経営理念であります「ヤマザワグループは、お客様に安心と豊かさを提供し、地域の健康元気を応援するとともに、従業員一人一人が輝く企業を目指します」を基軸に、「地域に愛される、健康元気な100年企業を目指す」というグループビジョンを達成するために、『“THE CHANGE”(変化・変革)』をスローガンに掲げ、全社一丸となって各施策の実行及び検証を行ってまいりました。 なお、当社は2026年2月20日を効力発生日として、当社のスーパーマーケット事業の一部である、秋田県で6店舗のスーパーマーケットを展開する、よねや事業、その周辺事業であるフィットネス事業及び不動産事業等を株式会社ナイスの100%子会社である株式会社東北ナイスに会社分割(簡易吸収分割)の方法により承継いたしました。本会社分割(簡易吸収分割)による事業分離は、当社がより強固で持続可能な企業を築くための選択と集中による事業構造改革であり筋肉質な財務体質を作り上げ今後の成長と競争力を確保することを目的としたものであります。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ36億18百万円減少し、519億58百万円となりました。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ43億94百万円減少し、252億13百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ7億75百万円増加し、267億44百万円となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の売上高は1,054億5百万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は11億40百万円(前年同期は8億21百万円の営業損失)、経常利益は12億29百万円(前年同期は4億7百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は13億78百万円(前年同期は26億17百万円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。 スーパーマーケット事業におきましては、第4次中期経営計画の重点課題を達成するための、商品戦略やサービス戦略、サステナビリティの諸施策に取組んでまいりました。 黒字化に向けた収益力強化のためのマーケティング・ブランド戦略としてヤマザワブランドの構築を最重要課題としてまいりました。2025年3月に惣菜の新ブランド「ヤマザワデリ」を立ち上げ、お客様の声をもとにした “頑張りすぎず、お惣菜に頼りながらいこうよ”をコンセプトに、お客様の心と体を健康元気にする食生活の提案を行ってまいりました。また、地元密着企業として地元の食材を利用したもう一つの惣菜ブランド「このまちの」も同時に立ち上げ、山形・宮城・秋田の地元の素材、味にこだわった商品をお届けしてまいりました。 お客様の利便性向上に向けた取組みといたしましては、弊社HP内のギフト専用のネットショッピングサイトにおいて地元が産地である特産品の拡充を図り、規模を拡大してまいりました。また、2025年4月には楽天グループ株式会社が運営するインターネットショッピングモールの「楽天市場」に公式オンラインショップ「ヤマザワ楽天市場店」を新規出店いたしました。全国のお客様へ東北の魅力的な特産品をお届けし、「楽天市場」という全国規模のプラットフォームを活用することで東北の魅力を広く発信し地元の強みを活かした商品展開を進めてまいります。昨年度導入いたしました「ヤマザワEdy-楽天ポイントカード」におきましては、楽天ポイントカードの全国的な知名度・利便性の高さを活用したヤングファミリー層の支持獲得を目指した結果、2026年2月現在では会員数38万人を超えました。今後も更なる登録数増を目指してまいります。さらに、店舗へのご来店が困難なお客様の利便性向上を目的とし、販売パートナー(個人事業主)が商品を車に積み込み、依頼されたお客様のご自宅まで伺い、お買物をしていただくサービスである、移動スーパー「とくし丸」事業も引き続きご好評を得ており、山形県内17台、宮城県内8台の合計25台が稼動しております。引き続きエリアを拡大して運行を随時増やしていく予定です。 サステナビリティ経営におきましては、当社グループのサステナビリティ基本方針に則り、企業価値創造と持続可能な社会を実現する上で重要と考える事項として特定したマテリアリティ(重要課題)ごとに各課題の解決に向けた具体策の策定と推進に取組んでまいります。 更に、当社グループではグループ経営理念の下、食を通じ持続可能な社会を実現するために、『ヤマザワSDGs宣言』を表明し、持続可能で豊かな社会の実現に向けた経営を推進しております。環境活動への取組みといたしましては、脱炭素に向け、気候変動対策の一つである再生可能エネルギーを利用した太陽光パネルによる発電を2026年2月までに19店舗で導入しており、今後さらなる導入を進めてまいります。また、働きやすい職場環境づくり実現のための健康経営の取組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で選定する「健康経営優良法人2025」(大規模法人部門)に認定されました。今後も経営理念・グループビジョンに基づき、地域とのつながりを大切に持続可能で豊かな社会の実現に貢献してまいります。 設備投資といたしましては、既存店の活性化として、2025年4月に「吉岡店」(宮城県黒川郡大和町)、同年5月に「山居町店」(山形県酒田市)、同年9月に「米沢中田町店」(山形県米沢市)、同年11月に「旭新町店」(山形県酒田市)の改装を実施いたしました。また、同年9月に「稲川店」(秋田県湯沢市)、同年10月に「白石東店」(宮城県白石市)を閉店いたしております。なお、2026年2月に秋田地区の6店舗を株式会社東北ナイスへ会社分割(簡易吸収分割)によって承継しております。 以上によりまして店舗数が、山形県内44店舗、宮城県内18店舗となり、スーパーマーケット事業の合計店舗数は62店舗となっております。 この結果、スーパーマーケット事業の売上高は923億33百万円(前年同期比2.9%増)となりました。 ドラッグストア事業におきましては、「地域の皆様が健康で楽しく、より便利に、より豊かに、活き活きと生活できる商品と情報を提供し、『生活の質』の向上を実現する」を基本理念に、デジタルの推進と販売力の強化に取り組むとともに、働きやすい職場環境の実現を推進し、全社一丸となって地域の人々の「生活の質」の向上の実現に向けて取組んでまいりました。 設備投資といたしましては、新規出店として2025年11月に「調剤大学病院前Driveぷらす店」(山形県山形市)を開店しております。また、2025年4月に「ドラッグ高畠店」(山形県東置賜郡高畠町)、同年8月に「調剤二番町店」(宮城県仙台市)、同年9月に「調剤木の実町店」(山形県山形市)2026年2月に「ドラッグ角田店」(宮城県角田市)を閉店しております。 この結果、ドラッグストア事業の売上高は130億70百万円(同1.9%増)となりました。 食品製造事業におきましては、惣菜及び日配商品を開発製造して当社グループへ納品しており、スーパーマーケット事業との連携を密にし、安全・安心で美味しいオリジナル商品の開発を行ってまいりました。2023年に稼働を開始しましたデリカセンターの活用により、商品開発・生産能力の増強、店舗への供給量の拡大に加え、最新設備の導入と徹底した衛生管理による味・品質・鮮度の向上、そして働きやすい環境づくりを実現しております。 この結果、食品製造事業の内部売上高は前年同期と比べ3億7百万円増加しましたが、製造された商品は主にスーパーマーケット事業で販売されており内部取引の消去により相殺されているため、食品製造事業の売上高は2百万円(同70.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億82百万円減少し、当連結会計年度末は49億50百万円(前連結会計年度比7.1%減)となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は59億50百万円(前連結会計年度比26億32百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益20億72百万円(同39億84百万円の増加)によるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は10億59百万円(前連結会計年度は投資活動の結果使用した資金が23億96百万円)となりました。これは主に、事業分離における収入23億98百万円(同23億98百万円の増加)によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は73億92百万円(前連結会計年度比61億91百万円の増加)となりました。これは主に、短期借入金の返済による支出59億円(同60億円の増加)によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社)は、スーパーマーケット事業、ドラッグストア事業及び食品製造事業を主な事業としており、当社グループにおける食品の製造は当社グループへの商品の納入となっておりますので、生産及び受注については記載しておりません。 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   金額(百万円)   前年同期比増減(%) スーパーマーケット事業   92,333   2.9 ドラッグストア事業   13,070   1.9 食品製造事業   2   △70.0 合計   105,405   2.8 (注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2)経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度の経営者による財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。 なお、記載事項につきましては、本有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。従いまして、将来に関する事項には不確実性を内在しておりますので、将来生じる実際の結果とは異なる可能性もあります。 ① 財政状態の分析 (流動資産) 当連結会計年度末における流動資産は144億33百万円(前連結会計年度末142億94百万円)となり、前連結会計年度末と比べ1億38百万円増加しました。これは主に、未収入金が6億14百万円増加したことによるものです。 (固定資産) 当連結会計年度末における固定資産は375億25百万円(同412億82百万円)となり、前連結会計年度末と比べ37億57百万円減少しました。これは主に、建物及び構築物(純額)が30億22百万円減少したことや、繰延税金資産が4億90百万円減少したことによるものです。 (流動負債) 当連結会計年度末における流動負債は171億96百万円(同210億76百万円)となり、前連結会計年度末と比べ38億80百万円減少しました。これは主に、短期借入金が59億円減少したことによるものです。 (固定負債) 当連結会計年度末における固定負債は80億17百万円(同85億31百万円)となり、前連結会計年度末と比べ5億14百万円減少しました。これは主に、資産除去債務が1億12百万円減少したことによるものです。 (純資産合計) 当連結会計年度末における純資産合計は267億44百万円(同259億69百万円)となり、前連結会計年度末と比べ7億75百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加によるものです。自己資本比率は51.5%となりました。 ② 経営成績の分析 (営業収益及び売上総利益) 売上高は1,054億5百万円となりました。 セグメント別の売上高の詳細については、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の概要 ③ 生産、受注及び販売の実績」をご参照ください。 また、売上総利益は296億34百万円、売上総利益率は28.1%と前連結会計年度と比較し0.3ポイント増となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は284億94百万円となりました。 販売費及び一般管理費を要約すると下記のとおりです。 区分   金額(百万円)   前年同期比増減(%) 販売費   1,834   △9.2 人件費   15,196   0.7 設備費   9,073   △9.3 管理費   2,390   4.0 合計   28,494   △3.1 販売費は18億34百万円となりました。これは、広告宣伝費等によるものです。 人件費は151億96百万円となりました。当社グループにおきましては、従業員数が1,107名、1日8時間換算による臨時従業員数が3,033名となっております。 設備費は90億73百万円となりました。これは光熱費、地代家賃、減価償却費、店舗管理費等によるものです。 (営業利益及び経常利益) 営業利益は11億40百万円、経常利益は12億29百万円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 親会社株主に帰属する当期純利益は13億78百万円となりました。 ③ キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の概要 ② キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって、採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の見積りの判断が当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えております。 (固定資産の減損) 当社グループは、主としてスーパーマーケット事業を営んでおり、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、キャッシュ・フローを生み出す最小単位として店舗を基本単位とし、また、賃貸不動産、工場、遊休資産及び売却予定資産については物件単位毎にグルーピングしており、本社資産等については共用資産としております。減損の兆候がある店舗等については、減損損失の認識の判定を行い、減損損失を認識すると判断した場合、帳簿価額を回収可能価額まで減額することにより減損損失として計上することとしております。 減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては、事業計画に基づく見積りを行っていることから、その見積りの前提とした仮定に想定を上回る変化が生じた場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。 (繰延税金資産の回収可能性) 当社グループは、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金に対して、将来の収益力に基づく課税所得及びタックス・プランニングに基づき、繰延税金資産の回収可能性を判断しております。繰延税金資産の回収可能性の判断にあたっては、事業計画に基づく将来の課税所得の見積りを行っていることから、その見積りの前提とした仮定に変化が生じた場合には、繰延税金資産の回収可能性の判断に重要な影響を与える可能性があります。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの資金需要のうち主なものは運転資金及び店舗に係る設備投資によるものであります。その資金源泉は、営業活動によるキャッシュ・フロー及び借入金による資金調達によっております。 当連結会計年度では、店舗改装を中心に21億58百万円の投資を行っており、これらは自己資金で賄っております。 また、翌連結会計年度の資金需要については、引き続き店舗の活性化等による設備投資を18億円予定しており、これらに必要な資金は自己資金及び借入金で賄う予定です。 ⑥ 経営者の問題認識と今後の方針について 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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