本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,085.45+319ドル円158.62-2NASDAQ26,241.86+142S&P 5007,680.46+49SOX 指数11,350.08+619/2終値

ホソカワミクロン

HOSOKAWA MICRON CORPORATION6277 · Prime · 機械

粉体処理技術のグローバルリーダー。粉砕・分級からプラスチックフィルム製造まで、粉と膜の技術で産業を支える。

概要

ホソカワミクロンは、粉砕・分級・混合・乾燥・造粒などの粉体処理機械とシステムエンジニアリングを中核とする企業である。化学品、医薬品、食品、鉱業などあらゆる産業に向けて装置を提供し、同時にプラスチックフィルム製造装置や自社ブランド化粧品・ヘルスケア製品も手がける。1949年に株式会社化し、1989年に大阪証券取引所第二部に上場。2025年9月期の連結売上高は780億円、従業員数は1957名。大阪府枚方市に本社を置き、欧州・米州・アジアに30以上のグループ会社を持つグローバル企業である。

3つの事業セグメントで構成されるグループ

ホソカワミクロングループは、粉体関連事業、プラスチック薄膜関連事業、化粧品・ヘルスケア関連事業の3区分で構成される。粉体関連事業が売上の大部分を占め、粉砕機・分級機・混合機・乾燥機・造粒機などの装置販売に加え、受託加工サービスや集塵装置なども提供する。プラスチック薄膜関連事業では、ドイツの連結子会社ホソカワアルピネが中心となり、インフレーション法による単層から最大11層までの機能性フィルム製造装置を製造・販売する。化粧品・ヘルスケア関連事業は、自社ブランドのスキンケア化粧品や育毛剤などの製造販売、化粧品ODM、ドラッグデリバリーシステムの受託研究を含む。2024年10月にはホソカワミクロン化粧品株式会社を吸収合併し、同事業を本体に統合した。

欧州・米国・日本の3極を軸とするグローバル展開

同社は日本、欧州、米国を主要拠点とし、アジアや中南米、中近東、アフリカにも販売網を広げる。欧州では1982年にオランダのナウタミックス社を買収して以来、ドイツのアルピネ社(1987年買収)など複数のメーカーをグループ化。管掌対象の海外連結子会社は29社にのぼる。近年は中東・アジアの販売拠点を強化し、2024年にはヨルダン、タイ・バンコク、オーストリアに新たな拠点を設立した。一方、2015年にはドイツのベペックス社を売却し、製菓関連事業から撤退するなど、事業ポートフォリオの見直しも進めている。

売上高854億円から780億円へ、減収減益の2025年9月期

2025年9月期の連結売上高は780億円(前期比8.7%減)、営業利益は71億円(同14.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は45億円(同18.9%減)であった。受注高は744億円と前期比4.2%減少し、特に大型案件で投資判断の延期が続いた。粉体関連事業では売上高586億円(同9.8%減)、セグメント利益64億円(同13.5%減)。プラスチック薄膜関連事業では売上高193億円と前年から減少したが、アフターマーケット分野は安定して推移した。前期(2024年9月期)は売上高854億円、営業利益83億円、純利益56億円と過去最高水準であった。

目標とする経営指標と第18次中期計画

同社は連結ROE10%以上、売上高営業利益率10%以上、総還元性向50%以上を目標に掲げ、PBR1倍以上の維持・向上を目指している。2024年10月から第18次中期3カ年経営計画(2025年9月期~2027年9月期)を開始し、「Unique & Dominant」を基本方針とする。重点施策は、①グループシナジーの創出(グローバル拠点の連携強化とアフターサービス網拡充)、②DXによるデータ分析と活用(100年超の蓄積データを活用したIIoTソリューション「HOSOKAWA GEN4」の開発)、③特定市場のデファクトスタンダードを目指した商品開発(リチウムイオン電池電極材や代替肉製造システムなど社会課題解決型製品)の3点である。

業界の中での役割は粉体処理装置・システムのグローバルメーカー、プラスチックフィルム製造装置メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
780億円
営業利益
71億円
営業利益率
9.1%
純利益
45億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
粉体関連事業586億円75.1%65億円11.1%
プラスチック 薄膜関連事業194億円24.9%21億円10.8%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01粉体関連(全産業)主力

化学品、医薬品、食品、鉱業等あらゆる産業向けに、粉砕・分級・混合・乾燥・造粒等の粉体処理機械とシステムエンジニアリングを提供。受託加工サービスも展開。コア技術は粉体の微細化・表面改質。

主な製品・サービス5
ACMパルベライザ
微粉砕機。衝撃と分級を組み合わせた高速回転式で、樹脂・顔料などの微粉砕に広く使用。
カウンタジェットミルAFG
超微粉砕機。ジェット気流による粒子同士の衝突で微粉化し、クリーンな粉砕が可能。
ミクロンセパレータ
分級機。気流を利用して粉体を粒度別に選別する装置。精密分級に使用。
ナウタミキサ
混合機。スクリューの遊星運動により粉体を均一に混合する装置。
パウダテスタ
粉体の流動性・凝集性等の物性を測定する分析装置。粉体ハンドリング設計に不可欠。

02プラスチックフィルム・薄膜関連準主力

インフレーション法による単層~多層(最大11層)の機能性フィルム製造装置を提供。包装材や工業用フィルム向けで、欧州子会社が製造・販売を担う。

主な製品・サービス1
多層インフレーションフィルム製造装置
複数の樹脂を同時に押出し、層状に積層したフィルムを製造する装置。バリア性・シール性等の機能を付与可能。

03化粧品・ヘルスケア関連副次

自社ブランドのスキンケア化粧品・育毛剤・オーラルケア品の製造販売、および化粧品ODM、DDS(ドラッグデリバリーシステム)受託研究を展開。粉体技術を応用したナノ粒子配合製品が特徴。

主な製品・サービス2
ナノクリスフェア・プルガンス
粉体技術を応用したスキンケア化粧品。ナノ粒子による浸透性向上を特徴とする。
ナノインパクト
育毛剤。有効成分をナノ化して配合。

製品と技術

粉砕機:ACMパルベライザとカウンタジェットミルAFG

粉体関連事業の中核製品の一つが粉砕機である。ACMパルベライザは衝撃と分級を組み合わせた高速回転式の微粉砕機で、樹脂や顔料などの微粉砕に広く使用される。より微細な粉砕を必要とする場合は、カウンタジェットミルAFGが用いられる。これはジェット気流による粒子同士の衝突で微粉化する方式で、クリーンな粉砕が可能であり、不純物混入を避けたい医薬品や電子材料分野で重宝される。同社はこれらの粉砕機に加え、超微粉砕機「ACMパルベライザCR」や「プルビス」などもラインアップしている。

分級・混合・乾燥の各工程を支える主要装置

粉体処理プロセスにおいて、粉砕後の粒度選別には分級機が不可欠である。同社の「ミクロンセパレータ」は気流を利用して粉体を粒度別に選別し、精密分級を実現する。混合機の代表格は「ナウタミキサ」で、スクリューの遊星運動により粉体を均一に混合する。乾燥機では「ミクロンドライヤ」や「ドライマイスタ」などを製品化している。これらの装置は単体で販売されるほか、システムエンジニアリングとして顧客工場向けに一貫ラインとして提供されることも多い。

粉体物性測定機「パウダテスタ」とラボ用装置

粉体のハンドリング設計には、流動性・凝集性・圧縮性などの物性把握が欠かせない。同社の「パウダテスタ」はこれらを総合的に測定する分析装置であり、粉体プロセス設計の基礎データを提供する。その他、「ペネトアナライザ」「ヴィブレット」「パーシェアナライザ」などの測定機や、ラボ用の小型装置「ピコライン」もラインナップ。これらは研究開発用途から品質管理まで幅広く利用され、装置販売に付随するソリューション提案にも活用される。

多層インフレーションフィルム製造装置

プラスチック薄膜関連事業の主力は、インフレーション法による多層フィルム製造装置である。単層から最大11層まで積層可能で、異なる樹脂を組み合わせることでバリア性やシール性などの機能を付与できる。ドイツの連結子会社ホソカワアルピネが製造・販売を担い、包装材や工業用フィルム向けに供給される。近年はアジア市場の開拓を強化しており、2024年9月にタイ・バンコクに販売事務所を設立した。

粉体技術を応用した化粧品・ヘルスケア製品

同社は粉体技術を応用し、自社ブランドの化粧品やヘルスケア製品も展開する。スキンケア化粧品「ナノクリスフェア・プルガンス」はナノ粒子による成分浸透性向上を特徴とし、育毛剤「ナノインパクト」も有効成分をナノ化して配合する。オーラルケア品「ナノラル」も製品群に含まれる。化粧品ODMやドラッグデリバリーシステム(DDS)の受託研究も行っており、粉体技術の応用範囲を広げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

粉体処理技術で国内有力、海外展開も強み

機械業界において、粉体処理装置の分野で高い技術力を持つ。売上高は2024/9期の795億円から2025/9期には854億円へ増加したが、2026/9期は780億円と減収見込み。営業利益率は9%前後で安定的。同業他社には日本製鋼所や三浦工業が挙げられる。日本製鋼所は大型設備、三浦工業はボイラーに強みがあり、同社は粉体処理で独自のポジションを築く。海外売上比率は高く、グローバルに展開しているが、直近期の減収は需要変動の影響とみられる。技術力で差別化し、高いシェアを持つ。

強み

  • 粉体処理技術で国内トップクラス、特許やノウハウが強み。
  • 海外売上比率が高く、成長市場を開拓。
  • 営業利益率9%前後を維持、収益基盤が安定。
  • 粉砕機や分級機など多品種を扱い、顧客ニーズに対応。

課題

  • 直近期に減収見込み、需要サイクルの影響を受ける。
  • 三浦工業などが参入し、競争が激化。
  • 顧客の設備投資意欲に業績が左右される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

専用機・建機・農機の時価総額近傍。太字がホソカワミクロン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16237イワキポンプ883億円18.0倍
26517デンヨー881億円14.6倍
35851リョービ881億円8.3倍
43302帝国繊維840億円16.5倍
56454マックス839億円23.5倍
66277ホソカワミクロン835億円25.7倍
79663ナガワ833億円17.9倍
86363酉島製作所828億円12.7倍
96331三菱化工機750億円9.5倍
106364AIRMAN749億円12.1倍
117231トピー工業742億円6.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(専用機・建機・農機)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

合資会社から株式会社へ改組した1949年

1949年8月、合資会社細川鉄工所を株式会社細川鉄工所に改組し、大阪市港区に本店を設置した。同年10月には本店を大阪府高槻市に移転。これにより法人組織としての基礎が固まり、翌1951年3月には微粉砕機「スーパーミクロンミル」の製造販売を開始する。以降、1955年に分級機「ミクロンセパレータ」、1959年に乾燥機「ミクロンドライヤ」と、粉体処理装置のラインナップを順次拡大していく。

海外技術導入で製品群を拡充した1960年代

1962年1月、アメリカのパルベライジング・マシナリー社(現ホソカワミクロンインターナショナル)から技術導入し、乾式ろ過集塵装置「マイクロパルスエアー」と微粉砕機「パルベライザ」の製造販売を開始。続いて1963年7月にはオランダのナウタミックス社から技術導入し、混合機「ナウタミキサ」を製品化した。この時期に自社開発と外部技術の取り入れを並行して進め、粉砕・分級・混合・乾燥の主要工程をカバーする装置メーカーとしての基盤を築いた。

商号変更と欧米企業買収による国際化の1980年代

1980年8月、社名を「ホソカワミクロン株式会社」に変更。1982年8月には混合機専門メーカーのナウタミックス社(オランダ)を買収し、欧州における販売・生産拠点とした。1985年3月にはアメリカ最大の粉体処理装置メーカーU.S.フィルターシステムズ社(現ホソカワミクロンインターナショナル)を買収。さらに1987年11月には西ドイツ最大の総合粉体機器メーカーであるアルピネ社を買収した。これにより欧州・米国に強固な現地法人を獲得し、国際的な企業グループへと変貌を遂げた。

株式上場と第1部指定、国内拠点の整備

1989年6月、大阪証券取引所市場第二部に株式を上場。1991年8月には東京証券取引所市場第二部に上場し、1992年3月には両取引所の市場第一部銘柄に指定された。国内では1992年9月に奈良工場を新設し、1993年3月に大阪工場を枚方工場と奈良工場に集約。また1993年4月にはつくば粉体技術開発センターを新設し、研究開発機能を強化した。2004年4月には本店を大阪府枚方市の枚方事業所内に移転し、現在の本社所在地となった。

事業再編と子会社の吸収・統合

2000年1月、海外グループ(日本を除く)の集塵機・各種フィルター等の製造販売部門を売却。2002年10月には研究開発部門を子会社ホソカワパウダエンジニアリング(後にホソカワ粉体技術研究所)に承継させる会社分割を実施。2008年4月にはホソカワミクロンインターナショナルを完全子会社化し、2009年7月には国内子会社のホソカワ粉体技術研究所を吸収合併した。2014年10月には株式会社ユノインターナショナルを買収し、社名をホソカワミクロン化粧品株式会社に変更して化粧品事業に本格参入。一方、2015年9月にはドイツのベペックス社を売却し、製菓関連事業から撤退した。

中国拠点設立と新たな販売網の拡大(2000年代~)

2005年8月、上海事務所を法人化し細川密克朗(上海)粉体机械有限公司を設立。中国市場への直接販売体制を整えた。2020年1月にはスペインのsolids solutions groupを買収。同グループの事業所をスペイン国内で1か所に集約するとともに、ドイツ事業所の一部機能をスペインに移管した。2024年にはヨルダン、タイ・バンコク、オーストリアに新たな販売事務所を設立。日本でも2025年11月に大阪事業所内にコスメティックセンターを開設し、化粧品事業の拠点を拡充している。

年表39件を開く

1940年代

  • 1949年8月合資会社細川鉄工所を株式会社細川鉄工所に改組し、大阪市港区に本店を設置。
  • 1949年10月本店を大阪府高槻市に移転。

1950年代

  • 1951年3月微粉砕機(スーパーミクロンミル)の製造・販売を開始。
  • 1955年9月分級機(ミクロンセパレータ)の製造・販売を開始。
  • 1957年5月関東地域での営業体制強化のため東京支店を新設。
  • 1958年3月大阪第1工場を新設。
  • 1959年8月乾燥機(ミクロンドライヤ)の製造・販売を開始。

1960年代

  • 1960年5月本店を大阪市港区に移転。
  • 1962年1月パルベライジング・マシナリー社〔現Hosokawa Micron International Inc.(アメリカ)〕より技術導入し、乾式ろ過集塵装置(マイクロパルスエアー)、微粉砕機(パルベライザ等)の製造・販売を開始。
  • 1963年7月ナウタミックス社(オランダ)より技術導入し、混合機(ナウタミキサ)の製造・販売を開始。
  • 1969年5月枚方工場(大阪府枚方市)を新設。

1970年代

  • 1973年2月本社事務所(大阪府枚方市)の新設及び枚方工場を増設。
  • 1979年4月粉体技術センター(千葉県柏市)を新設。

1980年代

  • 1980年8月商号変更「ホソカワミクロン株式会社」に商号変更。
  • 1982年8月M&A混合機専門メーカーであるナウタミックス社(オランダ)を買収し、ヨーロッパにおける販売及び生産拠点とする。
  • 1985年3月M&Aホソカワインベストメント社を通してアメリカ最大の粉体処理装置メーカーであるU.S.フィルターシステムズ社〔現Hosokawa Micron International Inc.(アメリカ)〕を買収し、アメリカにおける国際化の拠点とする。
  • 1986年4月技術開発センター(枚方事業所内)を新設。
  • 1986年9月M&A国内関係会社3社〔株式会社ホソカワインターナショナル、細川粉体機器サービス株式会社、ホソカワ東京機器サービス株式会社〕及び株式会社細川粉体工学研究所を吸収合併。
  • 1987年9月表面融合システム(メカノフュージョンシステム)の製造・販売を開始。
  • 1987年11月M&AHMIウンターネーメンズ ホールディング社を通して西ドイツ最大の総合粉体機器メーカーであるアルピネ社(現連結子会社)を買収。
  • 1989年6月上場大阪証券取引所市場第二部へ当社株式を上場。
  • 本店を大阪市中央区に移転。

1990年代

  • 1991年8月上場東京証券取引所市場第二部へ当社株式を上場。
  • 1992年1月M&AHosokawa Micron International Inc.(アメリカ)(現連結子会社)を通じて乾燥機、混合機、粉砕機、コンパクションマシーン並びにそれらのシステムの製造・販売等を行うビーペックス社グループ(アメリカ)を買収。
  • 1992年3月東京証券取引所、大阪証券取引所の市場第一部銘柄に指定。
  • 1992年9月奈良工場(奈良県五條市)を新設。
  • 1993年3月大阪工場を枚方工場、奈良工場に集約。
  • 1993年4月つくば粉体技術開発センターを新設。

2000年代

  • 2000年1月海外グループ(日本を除く)の集塵機・各種フィルター等の製造・販売部門を売却。
  • 2002年10月商号変更研究開発部門の営業を当社の子会社であるホソカワパウダエンジニアリング株式会社に承継させるため会社分割を実施し、同社の商号を株式会社ホソカワ粉体技術研究所に変更。
  • 2004年4月本店を大阪府枚方市枚方事業所内に移転。
  • 2005年8月創業上海事務所を法人化し、細川密克朗(上海)粉体机械有限公司を設立。
  • 2007年9月本社社屋新築(大阪府枚方市)
  • 2008年4月M&AHosokawa Micron International Inc.を完全子会社化。
  • 2009年7月M&A国内関係会社である株式会社ホソカワ粉体技術研究所を吸収合併。

2010年代

  • 2013年5月東京事業所新築(千葉県柏市)
  • 2014年4月Hosokawa Alpine Aktiengesellschaft(ドイツ)にて工場の新設及び事務所の改修。
  • 2014年10月M&A株式会社ユノインターナショナルを買収し、社名を「ホソカワミクロン化粧品株式会社」に変更。
  • 2015年9月連結子会社Hosokawa Bepex GmbH(ドイツ)を売却し、製菓関連事業より撤退。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結ROE(株主資本利益率)10%以上
  • 売上高営業利益率10%以上
  • 総還元性向50%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループシナジーの創出

    日本・欧州・米国を主要拠点とし、グローバルに展開するグループ各社との連携を強化。各国・地域の市場特性に合わせた最適な機器・システムの開発、現地密着型の販売戦略、アフターサービスネットワーク拡充により収益基盤拡大と顧客満足度向上を図る。

  2. 02

    DXによるデータ分析と活用

    100年以上の蓄積データを強みに、DX技術を駆使した分析・一元化・共有により業務効率を最適化。IIoTと自社システムの融合によるデジタル・ソリューション提供で顧客満足向上と競合差別化を図り、収益基盤を強化する。

  3. 03

    特定市場のデファクトスタンダード商品開発

    社会課題解決に資する製品開発を推進。リチウムイオン電池電極材や代替肉製造システムなどに加え、廃タイヤ由来のリサイクルカーボンブラックやリグニンなど環境配慮型素材関連市場で世界標準システム・商品を構築。メンテナンス強化で循環型社会にも貢献。

  4. 04

    コーポレート・サステナビリティの実践

    ESGを企業活動の前提と捉え、透明性・実効性の高いガバナンスを実現し、リスク低減と機会獲得で企業価値向上を目指す。人材育成、働き方改革、ダイバーシティ推進など人的資本の価値を最大化し、中長期的成長につなげる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で1,957人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は739万円で、9期前と比べて+4.4%平均年齢は42.6歳、平均勤続年数は18.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月1,445
2017年9月1,488
2018年9月1,539
2019年9月70843.019.21,656
2020年9月69442.319.01,772
2021年9月67942.618.81,808
2022年9月69843.519.51,870
2023年9月67343.419.41,939
2024年9月73443.119.01,964423
2025年9月73942.618.11,957363

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率81.8%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社31(国内 14 / 海外 17、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
ドイツ アウグス ブルク市129億円
粉体関連 プラスチック 薄膜関連
大阪工場 — 大阪府枚方市2,342百万円
粉体関連
奈良工場 — 奈良県五條市1,793百万円
粉体関連
ドイツ ケルン市1,607百万円
粉体関連
粉体関連1,506百万円
オランダ ドイッチンケム市1,442百万円
粉体関連
本社 大阪事業所 — 大阪府枚方市1,390百万円
粉体関連 全社
スペイン キプスコア県1,104百万円
粉体関連
アメリカ ノースカロライナ州1,024百万円
粉体関連
アメリカ ニュージャージー州905百万円
粉体関連
ほか6件の開示あり
主な関係会社
  • 海外
    Hosokawa Micron (Korea) Ltd.
    韓国 ソウル市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hosokawa Micron (Malaysia) Sdn Bhd.
    マレーシア クアラルンプール市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Hosokawa Micron International Inc. ※
    アメリカ ニュージャージー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Hosokawa Finance International B.V. ※
    オランダ ドイッチンケム市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    細川密克朗(上海)粉体机械有限公司
    中国上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ホソカワ受託加工株式会社
    大阪府枚方市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    Hosokawa Americas Inc.
    アメリカ ニュージャージー州 · 連結子会社
  • 海外
    Hosokawa Micron de Mexico S.A. de C.V.
    メキシコ メキシコ市 · 連結子会社
  • 海外
    Hosokawa Alpine Aktiengesellschaft ※
    ドイツ アウグスブルク市 · 連結子会社
  • 海外
    Hosokawa Micron B.V.
    オランダ ドイッチンケム市 · 連結子会社
  • 海外
    Hosokawa Micron Powders GmbH
    ドイツ ケルン市 · 連結子会社
  • 国内
    Hosokawa Micron Ltd.
    イギリス ランコーン市 · 連結子会社
残りのグループ会社19社を開く
  • Hosokawa Micron India Private Ltd.インド チェンナイ市
  • Hosokawa Alpine American Inc.アメリカ マサッチューセッツ州
  • Hosokawa Micron Sankt Petersburg OOOロシア サンクト・ペテルブルグ市
  • Hosokawa Micron Real Estate B.V.オランダ ドイッチンケム市
  • Hosokawa Kolb GmbHドイツ ニーダーカッセル市
  • Hosokawa Alpine Poland Sp. z o.o.ポーランド ワルシャワ市
  • Hosokawa Solids Solutions GmbHドイツ ランツベルク市
  • Hosokawa Solids S.L.スペイン ギプスコア県
  • solids system- technik, S.L.スペイン ギプスコア県
  • solids components MIGSA S.L.スペイン ギプスコア県
  • Hosokawa Custom Processing Services, LLCアメリカ ノースカロライナ州
  • Hosokawa Solids Chile SpAチリ 首都州
  • Hosokawa Solids Mexico S.A. de C.V.メキシコ ケレタロ州
  • Hosokawa Alpine Switzerland GmbHスイス アルトシュテッテン市
  • Hosokawa Micron India Technologies Pvt.Ltd.インド チェンナイ市
  • Hosokawa Alpine MENA L.L.C-FZヨルダン アンマン県
  • Hosokawa Alpine Austria GmbHオーストリア ウィーン市
  • Hosokawa Alpine Asia Pacific Co.,Ltd.タイ サムットプラカーン県
  • ホソカワミクロン ワグナー株式会社大阪府枚方市50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は780億円営業利益71億円前期と比べると減収減益で、売上が-8.7%、利益が-14.5%。

売上高
-8.7%
780億円
営業利益
-14.5%
71億円
純利益
-19.6%
45億円
営業利益率
9.1%
前期比 -0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高830億円780億円
営業利益45億円71億円
純利益32億円45億円
1株あたり配当¥140¥140

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は210億円、営業利益は9億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+9.9%、営業利益は−50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q188189.614
2023年3Q191189.413
2023年4Q23222
2024年1Q203167.912
2024年2Q2122210.412
2024年4Q4394510.332
2025年2Q385369.427
2025年4Q395358.918
2026年2Q399184.512
2026年3Q21094.39

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は407億円から780億円へ1.9倍に増えた。直近期の営業利益率は9.1%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月4073922
2013年9月4503523
株式会社ユノインターナショナルを買収し、社名を「ホソカワミクロン化粧品株式会社」に変更。
2014年9月4853423
2015年9月4732625
2016年9月4473725
2017年9月4955236
2018年9月5696742
2019年9月5546142
2020年9月5355033
2021年9月6086647
2022年9月6695840
2023年9月7958360
2024年9月85483929.756
2025年9月78071779.145

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高780億円のうち、営業利益として残るのは71億円9.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は45億円、売上の5.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金64.9%506億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.0%203億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.1%71億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
35.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+0.5pt
9.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.2pt
5.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.7pt
7.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.0%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが95億円、投資CFが−37億円で、差し引きのフリーCFは58億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は311億円で、売上の4.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月12−10−5261
2013年9月42−23−81982
2014年9月36−22−11499
2015年9月25−12−1313100
2016年9月427−1249126
2017年9月73−14−2759168
2018年9月54−13−1141198
2019年9月32−30−192168
2020年9月40−3911173
2021年9月61−26−1735198
2022年9月81−26−1455265
2023年9月59−35−4724257
2024年9月73−30−2843270
2025年9月95−37−3358311

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は1,027億円。このうち返さなくてよい自己資本が672億円で、自己資本比率は65.4%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月42620721948.5
2013年9月46525720855.2
2014年9月51528223354.7
2015年9月50730320459.7
2016年9月47928719259.7
2017年9月56834022859.6
2018年9月62237324959.8
2019年9月60136823361.1
2020年9月65240624662.1
2021年9月73145927262.7
2022年9月86053832262.4
2023年9月97058938160.6
2024年9月98161636462.8
2025年9月1,02767235565.4

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
319億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
447億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
355億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
88
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率18 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率209社中95位あたり、逆に低いのは売上成長率209社中183位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
7.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
9.1%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
65.4%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-8.7%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.6%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥5,310で、1年前と比べて-3.0%過去52週の値幅のなかでは27%の位置にある。

¥5,310-4.0%1ヶ月+2.1%1年-3.0%時価総額835億円
過去52週の値幅
安値¥4,705高値¥6,950

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)25.7倍
PER (会社予想)24.3倍
PBR1.08倍
配当利回り2.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は5230円で、25日線4968.2円を大きく上回り、75日線5290.33円を下回る。1ヶ月で+8.39%と上昇、年初来では-1.25%とほぼ横ばい。52週高値6950円からは25%下落、安値4705円からは11%上昇。8月4日から5日にかけて上昇が加速し、8月6日には5230円。RSIは71.25と過熱圏に入っており、短期的な調整に注意。75日線が抵抗となり、上値は重い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 48/100)

PERは25.28倍で業界平均の24.81倍とほぼ同等、PBRは1.08倍で平均の1.62倍を下回る。ROEは7%で平均水準、配当利回りは2.29%で平均の2.71%をやや下回る。収益は2025/9期に減益となる見込みで、成長性は限定的だが、利益率は10%前後を維持している。株価指標は業界と比較して割高感はなく、配当も安定している。ただし、ROEと配当利回りが平均を下回る点はややマイナス。総合的にほぼ妥当と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)25.7倍22.7倍
PER (予想)24.3倍
PBR1.08倍1.50倍
ROE7.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ホソカワミクロンの投資論点は、売上高は増加傾向にある一方で、利益率が低下していること。強気派は、環境規制やEV関連の需要拡大で粉体処理装置の需要が増えると見て、長期的な成長に期待。弱気派は、原材料費上昇や価格競争の激化で利益率が圧迫され、直近の売上高減益がその兆候だと指摘する。

プラスに働く材料7
  • 需要構造変化

    リチウム電池材料や半導体向けに粉体処理需要は拡大。

  • 海外展開

    海外売上比率が高く、成長市場の成長を取り込める。

  • 技術力

    ナノレベルの粉体処理技術は競合が追随しにくい。

  • PBR1.08倍、株価は解散価値近辺継続影響

    PBR1.08倍と簿価をほぼ反映、ROE7%との比較で下値リスクが小さい

  • 配当利回り2.29%でインカム需要継続影響

    減益下でも配当利回り2.29%を確保し、長期投資家の支えが見込まれる

  • 営業利益率9.1%と高い収益力維持通年影響

    売上高8.6%減でも営業利益率9.1%を維持、需要回復時の利益拡大余地

  • 外国人持ち株比率37.12%の高水準継続影響

    外国人持ち株比率が3割超と高く、価格発見機能と流動性の高さが株価を支える

マイナスに働く材料7
  • 利益率低下

    営業利益率は9.72%から9.1%へ低下、原価高の影響。

  • 業績減速

    売上高は854億円から780億円へ減収、需要減。

  • 競争激化

    新興国メーカーの台頭で価格競争が激化。

  • 売上高780億円と前期比8.6%減収通年影響

    売上高854億円→780億円と74億円減少し、需要環境の悪化が鮮明

  • 営業利益率9.72%→9.10%と低下通年影響

    営業利益率が0.62pt低下、コスト増で収益性が徐々に悪化

  • 純利益45億円と前期比19.6%減益通年影響

    純利益56億円→45億円、減益率は2割近くに達しEPS圧迫

  • PER25.28倍と減益下の割高感継続影響

    2025/9期の減益を受けてPER25倍超、評価修正が進めば株価調整も

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性の改善が株価の鍵。
海外売上比率
成長市場でのシェア拡大を確認。
受注残
今後の売上高の先行指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり140で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは2.64%。

年間配当
¥140
1株あたり
配当利回り
2.64%
いまの株価に対して
配当性向
48.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月4468.4
2017年9月440.051.0
2018年9月5525.745.1
2019年9月550.046.7
2020年9月550.065.4
2021年9月550.063.2
2022年9月7536.473.7
2023年9月8816.747.9
2024年9月12037.171.3
2025年9月1200.048.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥140

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ5,907人。区分でいちばん多いのは外国法人37.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が31.6%を占め、残る68.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
外国法人31.432.628.230.735.637.1
個人・その他29.327.330.132.731.629.8
金融機関24.224.326.926.924.424.4
事業法人14.314.013.67.57.17.1
自己株式6.15.94.84.25.76.7
証券会社0.81.81.22.21.21.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.11
02THE BANK OF NEW YORK MELLON140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行)3.74
03株式会社三井住友銀行3.59
04東豊産業株式会社3.47
05株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.29
06株式会社京都銀行2.54
07ACION JAPAN ENGAGEMENT MASTER FUND 140183 (常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.54
08ホソカワミクロン取引先持株会2.34
09JP MORGAN CHASE BANK 380684(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.14
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505301(常任代理人 株式会社みずほ銀行)2.02

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近7
  • 2026-06-10
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.10%
    +1.09pt
  • 2026-06-10
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.72%
    -0.08pt
  • 2026-06-09
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.01%
  • 2026-06-09
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    1.80%
  • 2026-05-29
    エイシオン パートナーズ リミテッド(Acion Partners Limited)
    新規の大量保有報告
    7.34%
    +1.01pt
  • 2026-05-21
    シュローダー・インベストメント・マネージメント・リミテッド(Schroder Investment Management Limited)
    新規の大量保有報告
    0.39%
    +0.10pt
  • 2026-04-07
    みずほ証券 株式会社
    新規の大量保有報告
    2.74%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+474%、1株純資産は14期で+818%。直近期のROEは7.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月5350011.08.139.0
2013年9月546209.712.7111.0
2014年9月556808.511.751.0
2015年9月607238.69.586.6
2016年9月3023,4178.69.468.4
2017年9月2152,07011.415.151.0
2018年9月2572,27111.812.145.1
2019年9月2582,27011.37.346.7
2020年9月2052,5008.613.365.4
2021年9月2902,82910.912.163.2
2022年9月2473,3098.19.973.7
2023年9月3833,91810.610.747.9
2024年9月3724,1639.311.071.3
2025年9月3064,5907.019.048.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2025/9期の役員報酬は総額240百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
細川晃平代表取締役社長 社長執行役員42258,310
井上鉄也取締役副社長 副社長執行役員 管理部門・IR・サステナビリティ推進担当6218,400
渡邊晃取締役執行役員 国内事業担当兼 粉体システム事業本部長491,200
稲森正人取締役執行役員 海外事業担当兼 グローバル戦略本部長591,200
佐藤ゆかり取締役65
下坂厚子取締役73
星谷哲男取締役67400
岩波清久取締役77
平井道子常勤監査役64
國分博史監査役591,200
勝井良光監査役56

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)597641918236
社外取締役744446
監査役1141414

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,955字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループの事業内容は、主にあらゆる産業分野を対象に粉体を取扱う機械・装置及びそのシステムエンジニアリングの提供であります。 連結財務諸表提出会社(以下、当社という。)を中核とし、国内は当社を含め2社、海外連結子会社29社、国内持分法適用会社1社、海外持分法非適用会社3社で構成されております。 当社グループは、海外関係会社を本社に直結させるフラットな組織により運営しております。また、グループ企業集団の強みを生かし、そのシナジー効果を最大限発揮するために研究開発成果の共有、製品開発の分担、製品・部品の相互供給体制を整備しております。 各事業における主要製品並びに主要会社は、次のとおりであります。なお、この事業区分はセグメント情報における区分と同一であります。また、ホソカワミクロン化粧品株式会社は2024年10月1日付で当社に吸収合併されました。 事業区分   種 別   主 要 製 品   主 要 な 会 社 名 粉体関連   粉砕・分級装置   微粉砕機(ACMパルベライザ、グラシス等) 超微粉砕機(ACMパルベライザCR、カウンタジェットミルAFG、プルビス等) 分級機(ミクロンセパレータ、ターボプレックス、セラサス等)   製造・販売会社当社 Hosokawa Micron International Inc.(アメリカ) Hosokawa Custom Processing Services,LLC (アメリカ) Hosokawa Micron B.V.(オランダ) Hosokawa Micron Powders GmbH(ドイツ) Hosokawa Alpine Aktienfgesellschaft(ドイツ) Hosokawa Solids Solutions Gmbh(ドイツ)solids components MIGSA S.L.(スペイン) Hosokawa Micron Ltd.(イギリス)Hosokawa Micron India Technologies Pvt. Ltd. (インド)ホソカワ受託加工株式会社(日本) 販 売 会 社Hosokawa Micron (Korea) Ltd.(韓国) Hosokawa Micron (Malaysia) Sdn Bhd. (マレーシア) 細川密克朗(上海)粉体机械有限公司(中国) Hosokawa Micron de Mexico S.A. de C.V. (メキシコ) Hosokawa Solids Mexico S.A. de C.V. (メキシコ) Hosokawa Micron India Private Ltd.(インド)Hosokawa Micron Sankt Petersburg OOO (ロシア)Hosokawa Alpine Poland Sp. z o.o.(ポーランド)Hosokawa Alpine Switzerland GmbH(スイス)solids system-technik, S.L.(スペイン)Hosokawa Solids Chile SpA(チリ) 混合・乾燥装置   混合機(ナウタミキサ、バイトミックス等) 乾燥機(ドライマイスタ、ソリッドエア、トーラスディスク等) 粒子設計・造粒装置   粒子設計装置(ノビルタ、ファカルティ等) 造粒機(コンパクタ、フレキソミックス等) 測定機・ラボ用装置   測定機(パウダテスタ、ペネトアナライザ、ヴィブレット、パーシェアナライザ等) ラボ用装置(ピコライン等) 受託加工   粉体加工の受託 マテリアル(機能性複合材料)   スキンケア化粧品(ナノクリスフェア・プルガンス等)、育毛剤(ナノインパクト)、オーラルケア品(ナノラル)、化粧品ODM(化粧品会社、理容サロン、エステ、医家向け)、DDS受託研究等 集塵装置   集塵機(パルスジェットコレクタ) 封じ込め装置   セーフティブース、アイソレータ等 プラスチック 薄膜関連   プラスチック 薄膜製造装置   インフレーション法による単層~11層機能性薄膜積層フィルム製造装置等   製造・販売会社 Hosokawa Alpine Aktiengesellschaft(ドイツ) Hosokawa Kolb GmbH(ドイツ) 販 売 会 社 Hosokawa Alpine American Inc. (アメリカ)Hosokawa Micron Sankt Petersburg OOO (ロシア)Hosokawa Alpine Poland Sp. z o.o.(ポーランド) 以上の事項の概要図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,563字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、グローバルな「粉体技術連峰」の形成により、「粉体技術」の分野において常に世界のナンバーワン企業であり続けることを志向しております。既存のプロセス機械装置及びシステムエンジニアリングに加え、新素材などのマテリアルビジネス関連事業を新たに展開し、先端的「粉体技術」の一層の進展を図ります。また、粉体技術関連事業のみならず、プラスチック薄膜技術の分野においても、強力なブランド力と卓越した技術開発力を背景に高付加価値製品を提供し続けることにより競争力の強化を図ってまいります。 (2) 目標とする経営指標 当社グループは、収益力と資本効率の向上をバランスよく推し進め、企業価値を最大化させるため、連結ROE(株主資本利益率)10%以上、売上高営業利益率10%以上、総還元性向50%以上を目標とし、PBR1倍以上の維持・向上を目指しております。 (3) 経営環境並びに優先的に対処すべき課題 足元の経営環境につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」をご参照ください。2024年10月1日より「Unique & Dominant ~ ホソカワの独自性で、市場での存在感を高める~」を基本方針とし、新たに第18次中期3カ年経営計画をスタートさせました。 引き続き、当社グループは、革新的な粉体技術を提供する世界トップ企業であり続けるため、IIoT(Industrial Internet of Things) 技術を応用したデジタル・ソリューションの提供など、常に新しい技術と新しい市場の創造に挑むとともに、ナノパーティクルテクノロジーを含む新素材の開発、製造、販売などのマテリアルビジネスを実現することにより、超優良企業を目指します。 当中期3カ年経営計画期間中(2025年9月期~2027年9月期)における基本施策は以下のとおりであります。 ① グループシナジーの創出 当社グループは日本・欧州・米国を主要拠点とし、アジア諸国や中南米、中近東、アフリカ諸国までグローバルに展開しております。世界に広がるグループ各社との連携を深め、情報交換・共有を強化していくことにより、各国・地域の市場特性に合わせた最適な機器・システムの開発を行っていくとともに、現地に密着した販売戦略や体制を構築してまいります。また、アフターサービスのネットワークの拡充を図ることにより、収益基盤の拡大及び顧客満足度の向上に努めてまいります。 2020年1月に買収いたしましたsolids solutions groupにおいて、スペイン国内2か所に分散していた事業所を1か所に新設集約するとともに(2025年10月末から業務開始)、同グループドイツ国内の事業所の一部機能をスペインに移管いたしました。また、昨年度以降、中東諸国への拠点としてヨルダン(2024年7月設立)に、プラスチック薄膜関連事業のアジア市場深耕への足掛かりとしてタイ・バンコク(2024年9月)に、また、2024年10月には、粉体関連機器及びアフターサービスの拠点としてオーストリアに販売事務所を設立いたしました。さらに、アフターサービスネットワーク拡充の一環として、インド拠点(在、チェンナイ)内にもアフターサービスの支店を新設いたしました。日本においては、当社大阪事業所内で建設を進めておりましたコスメティックセンターが完成し、2025年11月17日から新事務所での業務を開始いたしました。 ② DX(DX : Digital Transformation)によるデータ分析と活用 市場や顧客、案件テストデータなど、創業来100年以上の永きにわたって蓄積されたデータは他社にはない当社グループの強みであります。粉体技術を通して社会に貢献するという理念の下、DX技術を駆使し、各データの分析を進めるとともに、あらゆる情報の一元化及び共有、データの活用により、業務効率の最適最大化を図り、持続成長可能な企業活動を推進してまいります。さらに、IIoTと当社システムとの融合によるデジタル・ソリューションといった付加価値の高いサービスを顧客に提供することにより、顧客満足の向上や競合他社との差別化を図り、収益基盤の強化を図ってまいります。 当期は、従来からの継続事項として、営業支援システムSFA(Sales Force Automation)を使った顧客管理や営業活動の効率化を進めるとともに、AI、IoT及びBig Data利用による粉体プロセスのパラダイムシフトに向け、これらの技術を粉体処理プロセスに組み込む試みとして開発を進めているHOSOKAWA GEN4のデータ収集を行いました。この技術を実用化していくため、ホソカワ受託加工株式会社において、2026年春の稼働を目標に将来的には無人操業可能なシステムを目指した実証を開始する予定にしております。 ③ 特定市場のデファクトスタンダードを目指した商品開発の推進 当社グループではかねてより「粉体技術の開発を通して社会に貢献する」を企業理念とし、さらには「自然環境の保護に努め、次世代のための環境保全に取り組む」ことを当社グループの使命のひとつとして掲げてまいりました。全世界的に持続可能(サステナブル)な社会の実現に向けた取り組みを進めるなか、顧客ニーズは産業や市場、用途毎にますます多様化・高度化しております。当社グループでは、従来からリチウムイオン電池電極材や代替肉用製造システムなど、社会課題解決に貢献する機器やシステムを提供しておりますが、引き続き、この企業理念や使命を追求し、社会課題解決に資する製品の開発を進め、他社の追随を許さない世界標準システムや商品の構築を図ってまいります。また、メンテナンスサービス事業を強化することにより、機器・システムのライフタイムを伸ばし循環型社会実現への貢献を図ってまいります。 世界のカーボンブラック市場は年間1,500万トン規模といわれ、自動車タイヤや工業ゴム、プラスチック、塗料などで不可欠な素材ですが、現状は石油由来の原料に依存しており、価格変動や廃棄の際の環境負荷が問題視されています。廃タイヤから得られるrCB(リサイクルカーボンブラック)は、CO₂削減や循環型社会の実現に貢献する環境価値と経済合理性を兼ね備えた新しい素材として注目されており、世界的に需要が伸びております。また、木材全体の約20〜35%を占める成分であるリグニンは、木からセルロースを抽出する際、従前は不要物として廃棄されていましたが、研究開発が進み、石油由来の素材を代替する環境にやさしい高機能素材として応用範囲や可能性が大きく広がってきております。当社ではこのような市場に納入実績を持ち、持続可能な社会の実現に貢献する製品/システムを提供しております。 ④ コーポレート・サステナビリティの実践 当社グループでは、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)は企業活動の前提条件であり、自然環境や社会システムの変化に適切に対応し、透明性・実効性の高い企業統治を実現していくことによって、将来的なリスクを低減し、機会をとらえていくことが企業価値の向上につながると認識しております。このような考えのもと、ステークホルダー全体を見据え、社会貢献と企業活動の長期的な持続・成長の両立を図ってまいります。また、従前から「人材集団の形成」を経営の基本方針の一つとして掲げておりますが、人材育成や働き方改革、ダイバーシティ&インクルージョンなど、時代の要請に即した風土づくりや職場環境の整備、制度改革などを進め、人的資本の価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげてまいります。 当期は、次世代育成支援対策推進法に基づく「子育てサポート企業」として「くるみんマーク」を取得いたしました(2025年5月)。また、オランダの子会社では、情報セキュリティリスクの低減に向けた取り組みの一環として、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格ISO27001を取得いたしました(2025年4月)。さらに、人的資本経営推進のため、将来の幹部候補育成施策として、日本においては、Pre-Board Meetingを、欧州グループ各社では、Leadership Program等を実施しております。
事業等のリスク3,565字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業その他のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を与える可能性のある事項は下記のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1 経済及び市場環境の変化 当社グループの製品の需要は、世界各国に及んでおり製品を販売している国または地域の経済状況の影響を受けております。当社グループの販売先における政治・外交情勢の不安定化、貿易摩擦・貿易戦争、景気後退及びこれに伴う需要変動などで予測を超えた変動があるときは、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 2 為替変動のリスク 当社グループの業績は主として日本円、米ドル、ユーロ並びに英国ポンド等の外国為替相場の変動による影響を受けております。当社グループの連結財務諸表は日本円で表示されているため換算リスクと取引リスクという形で為替変動の影響を受けます。為替相場の変動は外国通貨で販売する製品及び調達する材料の価格に影響を与える可能性があります。 3 国際的活動に関するリスク 当社グループの海外での生産及び販売活動は、米州、欧州、アジア、中近東、アフリカ等にて展開されています。これらの活動については下記のリスク要因を十分考慮していますが、予測しないリスクが発生する場合があります。また、当社グループが事業展開する各国において、より厳格な法規制の導入や当局の法令解釈・運用指針の変更により、当社グループの活動が制限されることがあります。このようなリスクの顕在化により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 ・政治又は経済要因 ・法律又は規則の変更 ・関税や移転価格などの税の影響 ・労働争議 ・テロ行為又は戦闘行為 4 製造物責任 当社グループでは、客先との合意に基づく最適な納入仕様の決定を行うとともに、各工場での厳格な品質管理の上、客先の検収をいただいております。製造物にかかる賠償責任につきましては製造物賠償保険に加入していますが、保険でカバーされない製造物責任リスクにより多額のコストが発生する場合やブランドイメージの棄損などにより、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 5 研究開発活動 当社グループは、将来の客先のニーズを予測し、新技術の開発を継続的に実施してきましたが、予測を超えた社会環境の変化や客先のニーズの変化により、最終的に客先にその新技術が受け入れられない可能性があります。 また、新技術の一部には許認可が必要なものもあるうえ、許認可申請をしても承認される保証はありません。 このような場合、新製品・サービスの投入が遅れ、競合他社や新規参入企業に対する優位性が低下し、その結果、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 6 法規制、重要な訴訟等 当社グループでは、「ホソカワミクロングループコンプライアンス憲章」を定めるとともに、「コンプライアンス規程」(国内)及び「Hosokawa Micron Group Compliance Charter」(海外グループ)を規定し、全役職員のコンプライアンス意識を高めるよう努めております。しかしながら、法令違反が生じた場合には業務停止や課徴金等の行政処分を受ける可能性があります。 また、個別に想定される当社グループを相手とした製品保証等の訴訟については、妥当と思われる引当額を計上しておりますが、当社側の主張・予測と相違する結果、多額の賠償等のコストが発生する場合があります。このようなリスクの顕在化により当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 7 知的財産保護の限界 当社グループは、他社製品と差別化できる高度な技術及びノウハウを保持しており、またこれらの保護について最善の努力を傾注していますが、特定の地域では知的財産権による完全な保護が困難であるおそれがあり、そのため第三者が当社グループの知的財産を使用して類似した製品を製造することを防止できない可能性があります。一方、当社が使用する技術及びノウハウ等が不可避的に他社の知的財産権に抵触し係争に発展する可能性があります。 8 取引先の信用リスク 当社グループでは取引先の財務情報を参考に与信管理を行い、取引先の信用リスクに備えています。しかし、倒産のような予期せぬ事態により債権回収に支障が発生した場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 9 事実と異なる風説が流布することにより信頼が失墜するリスク インターネット等を通じて当社グループに対する悪評・誹謗・中傷等の風説が流布する可能性があります。これらは、たとえ事実と異なる内容であったとしても、当社グループへの信頼及び企業イメージを低下させ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 10 自然災害・感染症等 当社グループは、世界中に製造販売・サービス・研究開発の拠点を有しております。地震や台風、豪雨による風水害等の自然災害に対して損害の発生及び発生時の損害の拡大を最小限におさえるべく、耐震化を進めるほか、点検・訓練の実施、連絡体制の整備に努めております。 さらに当社グループは、新型コロナウイルス感染症のような未知の感染症の世界的拡大(パンデミック)に備え、従業員の健康と安全の確保を最優先に感染防止対策を徹底しております。しかしながら、甚大な自然災害により、当社グループの従業員、生産設備、システムやサプライチェーン等に被害が発生し、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。また、社内において感染症の拡大が認められた場合、一時的に業務停止等の措置を講じることにより、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 11 情報セキュリティ 当社グループでは、業務上必要となる個人情報を含む各種情報を情報システム上で管理しております。これらの情報システムやネットワークの管理においては、安定稼働やセキュリティ対策に力を入れ、適切なサーバの管理や情報のバックアップ等の必要な措置を講じております。しかしながら、予想を超えるサイバー攻撃、不正アクセス、コンピュータウイルスの侵入等により、万一、これらの情報が流出した場合や重要データの破壊、改ざん、システム停止等が生じた場合には、当社グループの信用低下や財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 12 人材確保 当社グループでは、製造・開発・販売・技術・管理、その他専門分野に携わる優秀な人材を幅広く採用・育成することで、グローバルな事業活動の推進と競争力の維持向上を図っております。しかしながら、人材採用競争の激化、労働市場の状況変化等により、優秀な人材を十分に確保できなかった場合、社内人材の育成が奏功しなかった場合、あるいは社員の退職等によって十分な人材確保ができなかった場合、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 13 調達・生産等 当社グループでは、原材料や部品等が安定的、タイムリーかつ合理的な価格で供給されることを確保するため、調達先の複数化や自国/域内調達等の対応を進めております。しかしながら、調達先の倒産/廃業、大規模災害や世界的な感染症の拡大等により、短期的に対応が困難な場合があるほか、原材料や部品等の供給不足、物流網の混乱などにより納期遅延等が発生し、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。また、価格転嫁は進めておりますが、急激な需給環境の変化などにより、想定を超える素材やエネルギー価格の急騰、供給逼迫の長期化等から、調達価格の高騰が避けられない場合があり、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。 14 環境規制・気候変動への対応 地球環境問題及び気候変動への対応は社会課題の一つであり、当社グループでも、環境規制及び関連法規等の遵守、気候変動の緩和に向け、「粉体技術の開発を通して社会に貢献する」との経営理念にもとづき取組みを開始しておりますが、低炭素社会の実現に向けた規制への適合や取組みのため、一時的に必要なコストが増加する可能性があります。また、対応が困難であった場合や、不十分な場合、さらには遅れが生じた場合は、当社グループの活動や、財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,460字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績 当連結会計年度における世界経済は、方向性の定まらない米国通商政策や、中東を中心とした地政学リスクの高まりなどから、経済の不確実性が増大し、景気下振れ懸念が一気に高まりました。しかし、米国の追加関税に備えて企業が生産や輸出入を前倒ししたほか、米国での活発な人工知能(AI)関連投資、各国の財政拡張などに下支えされ、世界経済はこれまでのところ、予想よりも底堅い成長を維持しているようであります。米国においては、企業の景況感を示すISM製造業景気指数は2025年4月以降、7ヶ月連続して拡大縮小の分岐点である50を下回って推移しています。また、先行きを示すISM製造業新規受注指数も8月に51.4を示しましたが、2025年9月までの直近8ヶ月間のうち7回は50を下回っており、ISM景気指数が50を超え拡大を続ける非製造業が米国の経済成長を支えていることが窺えます。欧州においては、スペインやイタリアなど南欧諸国が堅調な景気拡大を続ける一方で、最大の経済圏であるドイツはロシア産エネルギー資源の輸入停止に伴うエネルギー価格の高止まりで輸出競争力を失ったことや、長年の緊縮的な財政運営が足かせとなり、低迷が続いております。特に、輸出型の独経済をけん引してきた自動車産業では、需要低迷や貿易摩擦に加え、中国勢との競争激化、BEVへの過大投資などが重なり、景気の低迷が雇用不安に波及しつつあります。また、フランスでは、財政不安や政治リスクが経済活動の重しとなっております。 中国においては2024年9月以降、需要喚起のための財政出動を中心に経済下支え対策を続けています。その効果により内需が堅調なほか、外需に関しても、米国通商政策の影響が及ばない国・地域向けの輸出が好調で、総じて底堅い動きを見せているようです。ただ、内需低迷の元凶である不動産不況や若年層を中心とする雇用不安に対する抜本的な解決策は示されておらず、先行き、内需に下押し圧力がかかってくることが懸念されます。日本においては、今年4月のトランプ関税発表後には景気下振れ懸念が一気に強まりましたが、トランプ大統領のトーンダウンや予想以上の米国経済の底堅さ、さらには輸出価格の引き下げにより数量の確保を図るといった各社の輸出戦略もあり、国内景気は当時の想定を上回る展開となっております。しかしながら、下支え役が期待される個人消費においては、食料品価格の上昇が続いていることで実質賃金がプラスに転換する時期が遠のきそうなことや、米国関税引上げの悪影響が徐々に顕在化することが予想され、日本経済は一進一退が続くものと思われています。 このような経済環境の中、当社関連市場においては、米国通商政策による懸念やドイツ製造業の不況など、先行きの不確実な状況が改善されていないことから、大型案件を中心に投資判断の延期傾向が継続しており、受注高は744億6千万円(前期比4.2%の減少)となりました。当期は前年度から繰り越した期初の受注残高が前年度期初に比べ80億円少ない水準からのスタートとなったことや、期中の新規受注高の減少により、売上高は779億9千4百万円(前期比8.7%の減少)となりました。このような状況から経費削減に努めましたが、減収の影響が大きく営業利益は70億5千1百万円(前期比14.8%の減少)、経常利益は77億1千5百万円(前期比16.5%の減少)となりました。また、海外で事業構造改善費用などの特別損失を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益は45億2千7百万円(前期比18.9%の減少)となりました。 セグメントごとの業績は次のとおりであります。 <粉体関連事業> 当事業は、粉砕・分級装置、混合・乾燥装置及び日本市場においての大気汚染防止装置、製品捕集用集塵装置、精密空調制御装置等の製造販売、複合ナノ粒子を中心とした新素材開発とその商品化並びに微粉体受託加工サービスを提供するホソカワミクロングループの主力分野であります。 第1四半期において、SDGs案件として注目される、これまで廃棄されていた植物由来の有機化合物(リグニン)再利用プロセスの大型案件を、また、二次電池電極材料用の大型案件をそれぞれ受注し、幸先のいいスタートとなりましたが、第2次トランプ政権の発足による通商政策の大幅な変更により、大型案件を中心に設備投資の判断を先送りする動きがより顕著に見られるようになってきました。このような中、かねてよりグループ全社で取り組んでいるアフターマーケット分野の強化により、同分野は本年度各四半期を通じて安定的に推移し、拡大傾向を示しました。また、中小型案件の成約にも努めましたが、期初に成約した大型案件により化学及び電子材料市場は前年度を上回る受注高となった以外、他の市場は総じて軟調に推移いたしました。期中の新規受注高が減少したことに加え、当期へ繰り越した期初の受注残高が低かったこともあり減収となりました。 なお、米国の通商政策に関連し、米国の受託加工事業において、加工原料を米国外から輸入する一部の客先が、関税引上げにより原料の輸入価格が上昇したことから、当社への加工業務発注を見合わせるなどの影響が見られましたが、その影響は軽微であります。 これらの結果、当連結会計年度の受注高は、562億9百万円(前期比2.2%の減少)、受注残高は344億2千9百万円(前期比0.3%の減少)となり、売上高は586億1千7百万円(前期比9.8%の減少)となりました。減収によりセグメント利益は64億5千6百万円(前期比13.5%の減少)となりました。 <プラスチック薄膜関連事業> 当事業は、単層から多層の各種プラスチック高機能フィルム製造装置の開発・製造・販売を行っております。 主力市場の一つである欧州向けはイタリアやスペイン向けを中心に前年度と同等並みの受注を確保しましたが、もう一つの主力市場である米国向けは、引合いは堅調であったものの、米国通商政策の影響により、特に年度終盤にかけて案件成約の遅延が顕著になってきました。昨年9月、タイに販売事務所を開設し、アジア市場の本格的な強化を開始したことで、その成果も徐々に現れ始めたほか、南米向けの増加もありましたが、米国向けの減少分をカバーするには至らず、過去2番目の受注高となった前年度からの反動減となりました。売上高につきましても、受注高減少により、減収となりました。 なお、米国の通商政策に関連して、プラスチック薄膜関連事業においては、ドイツで生産した押出機や巻取機といった主要機器を米国販売子会社に輸出し、米国内で操作盤等の付帯設備を調達して最終顧客に販売しております。短期的には関税問題が客先の設備投資判断に影響しているように見受けられますが、中・長期的には安定していると判断しております。 これらの結果、当連結会計年度の受注高は182億5千万円(前期比9.9%の減少)、受注残高は97億7千6百万円(前期比4.1%の減少)となりました。売上高は193億7千7百万円(前期比5.1%の減少)となりました。減収によりセグメント利益は21億2千2百万円(前期比14.4%の減少)となりました。 ② 財政状態 (1) 資産の状況 当連結会計年度の資産は、前連結会計年度に比べ、46億6千2百万円増加し、1,027億3千4百万円となりました。これは、主に有形固定資産が20億1千1百万円増加したことによるものであります。 (2) 負債の状況 当連結会計年度の負債は、前連結会計年度に比べ、9億3千2百万円減少し、355億1千4百万円となりました。これは、主に支払手形及び買掛金が15億3千7百万円減少したことによるものであります。 (3) 純資産の状況 当連結会計年度の純資産は、前連結会計年度に比べ、55億9千5百万円増加し、672億1千9百万円となりました。これは、主に為替換算調整勘定が36億2千8百万円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ、40億8千8百万円増加し、310億8千4百万円となりました。各キャッシュ・フローの概要は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、94億9千9百万円の資金の増加(前連結会計年度比21億9千3百万円の増加)となりました。主に税金等調整前当期純利益の計上によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、36億8千万円の資金の減少(前連結会計年度比6億6千9百万円の減少)となりました。主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、33億4千3百万円の資金の減少(前連結会計年度比5億8千9百万円の減少)となりました。主に配当金の支払額によるものであります。 (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 粉体関連事業   37,390   △11.4 プラスチック薄膜関連事業   13,531   △1.5 合計   50,922   △9.0 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 粉体関連事業   56,209   △2.2   34,429   △0.3 プラスチック薄膜関連事業   18,250   △9.9   9,776   △4.1 合計   74,460   △4.2   44,206   △1.2 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 粉体関連事業   58,617   △9.8 プラスチック薄膜関連事業   19,377   △5.1 合計   77,994   △8.7 (注) セグメント間の取引については、相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析は次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、日本において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当連結会計年度末における資産、負債及び純資産の計上、当連結会計年度における収益及び費用の計上に際し、現況や過去の実績に基づいた合理的な基準による見積りが含まれております。当社グループ経営陣は、過去の実績や状況に応じ、合理的と考えられる方法により見積り判断を行っておりますが、実際の結果は不確実性を含んでおり、見積りによる数値とは異なる場合があります。 なお、連結財務諸表作成にあたって用いた重要な会計方針及び会計上の見積りにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)及び(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績の状況に関する認識及び・検討内容 (1) 財政状態の分析 当連結会計年度末の財政状態につきましては「2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② 財政状態」に記載のとおりであります。 (2) 経営成績の分析 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ①経営成績」に記載しています。 (3) キャッシュ・フローの分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては 「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性に係る情報) 当社グループの運転資金需要は主に、製品の製造に使用する原材料や部品の調達等の製造費用のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用、継続的な新製品開発に向けた研究開発費用、さらには株主各位への配当金支払や株主還元の一環としての自己株式の取得等であります。また、長期性の資金需要は、粉体関連機器及びプラスチック薄膜製造装置の製造に係る工作機械等の製造設備や顧客テストに供するテストセンター機器、DX推進などのデジタル化投資、老朽化施設の更新、受託加工事業の増強のための設備投資等であります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。ロシアによるウクライナ侵攻や中東情勢の悪化などを要因として、時期、厚めの流動性を確保するようにしておりましたが、サプライチェーンの混乱も収束し、納期も改善してきたことから、現預金等の流動性資金は、月次連結売上高の2.0ヶ月以上を維持することを基本に戻しております。 資金の調達方針としては、短期運転資金については自己資金及び金融機関からの短期借入による調達を基本とし、設備投資や長期性資金につきましては、金融機関からの長期借入等による調達を基本としております。 当連結会計年度末における借入金の有利子負債の残高は12億8千6百万円、現金及び預金の残高は319億4千2百万円となっております。 なお、当連結会計年度末における当社グループの流動比率は231.7%と流動性は十分な水準にあります。 (経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等) 既述のような結果及び課題認識の上に立ち、2024年10月1日にスタートした第18次中期3ヵ年経営計画では、10年後のあるべき姿を見据えながら、「Unique & Dominant ~ホソカワの独自技術で市場の存在感を高める~」の第1フェースとして、他社にはないユニークな新しい高付加価値製品・サービスの開発・提供とエンジニアリングによる案件大型化により、質と量の拡大を目指してまいります。具体的には第18次中期3ヵ年経営計画の最終年度となる2027年9月期連結会計年度において、売上高1,000億円、営業利益率10%、ROE10%を目標といたしました。また、10年後のあるべき姿として、M&Aを含めた成長領域の伸長等により、売上高1,500億円、営業利益率12%、ROE12~13%の達成を掲げ、業績及び資本効率の向上に引き続き取り組んでまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。