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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

GMOグローバルサイン・ホールディングス

GMO GlobalSign Holdings K.K.3788 · Prime · 情報・通信業

「グローバルサイン」ブランドのSSL証明書で世界有数の認証局。クラウドインフラや電子契約も提供。

概要

GMOグローバルサイン・ホールディングスは、GMOインターネットグループの持株会社である。傘下にGMOグローバルサインなど15社を持ち、SSLサーバ証明書の発行で国内最大手のシェアを占める。2025年12月期の連結売上高は207億円、営業利益15億円、従業員数は962名。本社は東京都渋谷区。電子認証・印鑑、クラウドインフラ、DXの3事業を展開し、特に電子認証事業が収益の約6割を担う。

電子認証・印鑑事業が収益の6割超を占める

同事業は連結売上高の約63%を占める中核セグメントである。自社運営の認証局で発行する「GlobalSign」ブランドのSSLサーバ証明書を主力とし、日本、米国、英国、ベルギー、シンガポール、中国など10カ国以上の拠点から販売する。2025年12月期の売上高は130億円、セグメント利益は13.4億円。電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」やID管理クラウド「トラスト・ログイン」も同事業に含まれ、両者は重点商材として成長を牽引する。

29年の運用実績を強みとするクラウドインフラ事業

クラウドインフラ事業は、パブリッククラウド「ALTUS byGMO」、プライベートクラウド「GMOクラウド Private」、専用サーバー、共有ホスティング、VPS、ドメイン登録など幅広いサーバー運用サービスを提供する。1996年にホスティング事業を開始して以来29年の実績を持ち、マネージドクラウド「CloudCREW byGMO」ではセキュリティ診断や運用代行を強みとする。2025年12月期の売上高は72.8億円、セグメント利益は1.9億円。競合激化の中、高収益なクラウド商材への集約を進める。

DX事業はAI画像解析と電子決済で新市場を開拓

DX事業は、AI画像解析による自動台帳サービス「hakaru.ai byGMO」、店舗向け集客アプリ「GMOおみせアプリ」、自治体向け電子商品券「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」、デジタル決済サービス「GMOデジタルPay」などを手掛ける。2025年12月期の売上高は9.2億円だが、セグメント損失は0.9億円と赤字が続く。政府の物価高騰対策関連の交付金事業を受注し、電子商品券の導入が急増している。本事業は次期成長分野と位置づけられ、技術開発を継続する。

業界の中での役割は電子認証局(CA)およびクラウドインフラサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
207億円
営業利益
15億円
営業利益率
7.2%
純利益
10億円
2025/12 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01電子認証・印鑑主力

SSLサーバ証明書、クライアント証明書、企業実在性認証、電子署名、電子契約、IDアクセス管理クラウドの提供。Webサイトのセキュリティと信頼性を担保。

主な製品・サービス4
SSLサーバ証明書(GlobalSign)
Webサーバとブラウザ間の通信を暗号化するデジタル証明書。企業実在性認証を省いた低価格品も提供。
クライアント証明書
個人や組織を認証する電子証明書。VPNやメールのセキュリティに利用。
電子印鑑GMOサイン
電子署名法準拠の電子契約サービス。
トラスト・ログイン
シングルサインオン・ID管理クラウド。

02クラウドインフラ主力

パブリッククラウド、プライベートクラウド、専用サーバ、共有ホスティング、VPS、ドメイン登録等。幅広いサーバー運用サービスを提供。

主な製品・サービス5
ALTUS byGMO
パブリッククラウドサービス。リソースを柔軟に割り当て。
GMOクラウド Private
プライベートクラウドサービス。
iCLUSTA+ byGMO
シェアードホスティング(共用サーバー)。
GMO Cloud 専用サーバー
専用サーバーホスティング。
クラウドVPS byGMO
仮想専用サーバー(VPS)。

03DX事業副次

AI画像解析による自動台帳サービス(hakaru.ai)、店舗向け集客アプリ、モバイル商品券、デジタルPay、ホームページ制作等のITソリューションを提供。

主な製品・サービス4
hakaru.ai byGMO
AI画像解析でメーター値を自動読み取り、台帳記録を自動化。
GMOおみせアプリ
店舗向けO2O集客アプリ制作サービス。
モバイル商品券プラットフォーム byGMO
自治体向けプレミアム付商品券の電子化サービス。
GMOデジタルPay
デジタル商品券発行・決済サービス。

製品と技術

SSLサーバ証明書「GlobalSign」が国内シェア首位

主力製品は「GlobalSign」ブランドのSSLサーバ証明書である。Webサーバとブラウザ間の通信を暗号化し、企業の実在性を認証する。企業実在性認証を省いた低価格タイプも提供し、数分で自動発行が可能。同社の認証局はシンガポールにあり、WebTrust監査に毎年合格している。日本国内ではSSLサーバ証明書で最大手のシェアを誇り、北米、欧州、アジアでも販売拠点を持つ。クライアント証明書や企業実在性認証サービスも提供する。

電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」が黒字化

「電子印鑑GMOサイン」は電子署名法に準拠したクラウド電子契約サービスである。0円から利用可能で、企業の契約業務のペーパーレス化を実現。2025年12月期には通期で黒字化を達成した。同年11月には料金体系を刷新し、顧客単価の向上を見込む。連携アプリ数No.1のIDaaS(ID管理クラウド)「トラスト・ログイン」も重点商材で、シングルサインオンやアクセス制御機能を提供し、累計導入社数を伸ばしている。

AI画像解析「hakaru.ai byGMO」で設備点検を自動化

「hakaru.ai byGMO」は、AI画像解析によりメーター値を自動読み取り、台帳記録を自動化するサービスである。ガス・水道・電気などの検針業務を効率化する。同社のDX事業の中核製品で、2025年12月期の同事業売上は9.2億円。その他、店舗向け集客アプリ「GMOおみせアプリ」や自治体向け電子商品券「モバイル商品券プラットフォーム byGMO」、デジタル決済「GMOデジタルPay」も展開しており、自治体からの受注が急増している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がGMOグローバルサイン・ホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14310ドリームインキュベータ240億円13.9倍
23694オプティム239億円21.6倍
39216ビーウィズ239億円41.2倍
43984ユーザーローカル237億円14.3倍
53837アドソル日進235億円15.9倍
63788GMOグローバルサイン・ホールディングス232億円21.0倍
79332NISSOホールディングス232億円12.1倍
83921ネオジャパン230億円12.6倍
92471エスプール221億円16.6倍
103649ファインデックス219億円17.8倍
116050イー・ガーディアン216億円29.6倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 26件

有限会社として創業した1993年

1993年12月、東京都武蔵野市に資本金300万円で有限会社アイルを設立。当初はテレコミュニケーションのコンサルティングを主要業務とした。1996年5月にホスティング事業を開始し、1997年5月に株式会社へ改組、商号を株式会社アイルに変更。同年7月には米国にWEBKEEPERS, INC.を設立し、海外展開の第一歩を踏み出す。1997年10月にはラピッドサイト株式会社を設立した。

ホスティング事業からセキュリティ事業へ参入した2003年

2001年5月、グローバルメディアオンライン株式会社(現GMOインターネットグループ)と資本提携し、GMOグループに参入。2003年4月、セキュリティ事業(電子認証事業)へ参入するため、日本ジオトラスト株式会社(現GMOグローバルサイン)を資本金5000万円で設立。2003年5月には商号をGMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社に変更。2005年2月には株式会社お名前ドットコムを吸収合併し、ホスティング事業を強化した。

マザーズ上場とM&Aによる事業拡大(2005〜2007年)

2005年9月、商号をGMOホスティング&セキュリティ株式会社に変更し、同年12月に東京証券取引所マザーズに上場。2006年5月には株式会社アイアイティーヴィーのホスティング事業を譲り受け、同年8月には日本ジオトラストが英国のCertification Services, Ltd.を子会社化し、欧州認証局を獲得。2007年2月には同社をGlobalSign Ltd.に商号変更。2007年5月には日本ジオトラストをグローバルサイン株式会社に改称し、同年7月に米国子会社を設立。電子認証事業のグローバル基盤を整えた。

電子認証に特化した持株会社体制への移行

2008年8月、グローバルサイン株式会社が株式会社トリトンを子会社化し、SSL証明書の販売チャネルを拡大。その後、グループ内の事業再編を進め、2010年代には商号をGMOグローバルサイン・ホールディングスに変更。2025年12月期には連結売上高207億円、営業利益15億円に成長。近年は電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」やID管理クラウド「トラスト・ログイン」に経営資源を集中し、ストック型ビジネスへの転換を加速している。

年表26件を開く

1990年代

  • 1993年12月創業東京都武蔵野市にテレコミュニケーションのコンサルティングを主要業務として、有限会社アイルを設立。資本金3,000千円。
  • 1996年5月ホスティング事業を開始。
  • 1997年5月商号変更株式会社に改組し、商号を株式会社アイルに変更。資本金10,000千円。
  • 1997年7月創業米国にWEBKEEPERS,INC.を設立。
  • 1997年10月創業ラピッドサイト株式会社を設立。資本金10,000千円。

2000年代

  • 2000年9月本社・本社社屋を東京・千代田区に移転。
  • 2001年5月グローバルメディアオンライン株式会社(現・GMOインターネットグループ株式会社)と資本提携。
  • 2001年10月本社・本社社屋を現在地に移転。
  • 2002年7月M&A事業の合理化を図るためラピッドサイト株式会社と合併。
  • 2003年4月セキュリティ事業(電子認証事業)へ参入するため、日本ジオトラスト株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)を資本金50,000千円で設立。
  • 2003年5月商号変更商号をGMOホスティングアンドテクノロジーズ株式会社に変更。
  • 2005年2月M&Aホスティング事業の強化のため、株式会社お名前ドットコムを吸収合併。
  • 2005年2月M&Aホスティング事業の強化のため、株式会社アット・ワイエムシー(その後商号変更し、GMOビジネスサポート株式会社)を子会社化。
  • 2005年3月創業ホスティング事業の強化のため、マイティーサーバー株式会社を資本金15,000千円で設立。
  • 2005年9月商号変更商号をGMOホスティング&セキュリティ株式会社に変更。
  • 2005年12月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場。
  • 2006年5月株式会社アイアイティーヴィーのホスティング事業の営業譲受。
  • 2006年8月M&A日本ジオトラスト株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)はCertification Services, Ltd.(本社:英国 現・GMO GlobalSign Ltd. 連結子会社)を子会社化。
  • 2006年10月M&AWEBKEEPERS,INC. はMegaFactory,Inc. と合併し、商号をHosting&Security,Inc.(本社:米国)に変更。
  • 2006年10月M&ACertification Services,Ltd.(本社:英国 連結子会社)はGlobalSign NV(本社:ベルギー 連結子会社)を子会社化。
  • 2007年2月商号変更Certification Services,Ltd.はGlobalSign Ltd.(本社:英国 現・GMO GlobalSign Ltd. 連結子会社)に商号変更。
  • 2007年3月ソリューション事業(ホームページ制作サービス事業)に参入するため、Global Web Co.,Ltd.(本社:韓国)と合弁によりGlobal Web株式会社を資本金30,000千円で設立。
  • 2007年5月商号変更日本ジオトラスト株式会社はグローバルサイン株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)に商号変更。
  • 2007年7月グローバルサイン株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)はGlobalSign, Inc.(本社:米国 連結子会社)を設立。
  • 2008年2月グローバルサイン株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)は環璽信息科技(上海)有限公司(本社:中国 連結子会社)を設立。
  • 2008年8月M&Aグローバルサイン株式会社(現・GMOグローバルサイン株式会社 連結子会社)は株式会社トリトン(連結子会社)を子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/12期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2026年12月期まで22,286百万円
  • 売上高経常利益率(記載なし)
  • ROE(自己資本利益率)(記載なし)

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    電子認証・印鑑事業への経営資源集中

    インターネットセキュリティとクラウドインフラのノウハウを活かし、電子認証・印鑑事業に経営資源を集中することで成長を加速し、売上規模拡大を目指す。さらにIoTやデジタル資産の認証など、新たな領域へ事業を拡大する。

  2. 02

    クラウドインフラ事業の収益体質強化

    マネージドクラウドサービス「CloudCREW by GMO」を中心に、セキュリティを強みに脆弱性診断等の支援サービスを展開し競合と差別化する。既存サービスでは商材統廃合やデータセンター合理化等のコスト削減を進め、新サービス開発により事業拡大を図る。

  3. 03

    DX事業の新領域開拓

    企業のDX推進に伴うクラウド需要拡大を捉え、O2OサービスやAI等の事業領域でさらなる拡大を見込み、事業開発を進める。

  4. 04

    人材育成と働き方改革の推進

    自律型人財が育つ風土を醸成するため、働き方改革やシステム刷新によるコミュニケーション強化、教育支援制度の拡充に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で962人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は621万円で、9期前と比べて+43.5%平均年齢は40.8歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年12月833
2017年12月937
2018年12月916
2019年12月43336.35.3932
2020年12月45637.16.1963
2021年12月57637.86.3996
2022年12月57939.27.2974
2023年12月59739.67.7999
2024年12月61940.28.3993121
2025年12月62140.89.0962156

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年12月期・提出会社(単体)
女性管理職比率9.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率57.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)66.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社13(国内 6 / 海外 7、うち連結子会社 12) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社 — シンガポール共和国3,329百万円
電子認証・印鑑事業
本社 — 英国657百万円
電子認証・印鑑事業
本社 — 東京都 渋谷区584百万円
クラウドインフラ事業 電子認証・印鑑事業
本社 — 東京都 渋谷区483百万円
電子認証・印鑑事業
大阪支社 — 大阪府 大阪市160百万円
クラウドインフラ事業
本社 — 北海道 札幌市139百万円
DX事業
本社 — フィリピン共和国17百万円
電子認証・印鑑事業
本社 — 米国9百万円
電子認証・印鑑事業
本社 — インド9百万円
電子認証・印鑑事業
本社 — ベルギー3百万円
電子認証・印鑑事業
ほか3件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    GMOインターネットグループ株式会社(注)2
    東京都渋谷区 · その他の関係会社
  • 国内
    GMOグローバルサイン株式会社(注)7,8
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GMO GlobalSign Ltd. (注)3,8
    英国 ケント州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GMO GlobalSign, Inc. (注)3,8
    米国 ニューハンプシャー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GlobalSign NV (注)4,7
    ベルギー フラームス・ブラバント州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    GMO GlobalSign Pte. Ltd. (注)3,7
    シンガポール共和国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    環璽信息科技(上海)有限公司(注)5
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権90.0%
  • 海外
    GMO GLOBALSIGN INC. (注)5
    フィリピン 共和国 · 連結子会社
    議決権99.9%
  • 海外
    GMO GlobalSign Certificate Services Private Limited (注)6
    インド ニューデリー · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社トリトン(注)3
    神奈川県 鎌倉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社DIX
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    GMOデジタルラボ 株式会社
    北海道札幌市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社1社を開く
  • JCスクエアジャパン 株式会社(注)3東京都渋谷区100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    クラウド型電子署名サービス提供業務
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2022-01-24
    20万円
  • 調達
    クラウド型電子署名サービス提供業務
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2025-01-16
    20万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年12月期の売上高は207億円営業利益15億円前期と比べると増収増益で、売上が+7.8%、利益が+25.0%。

売上高
+7.8%
207億円
営業利益
+25.0%
15億円
純利益
+11.1%
10億円
営業利益率
7.2%
前期比 +1.0%pt

会社が出している今期の予想2026年12月期

項目会社予想前期実績
売上高223億円207億円
営業利益16億円15億円
純利益11億円10億円
1株あたり配当¥59.67¥59.67

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年2Qで、売上は111億円、営業利益は6億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+12.1%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q4249.53
2023年2Q4324.71
2023年3Q4337.02
2023年4Q471
2024年1Q4748.53
2024年2Q4936.12
2024年4Q9655.24
2025年2Q9966.14
2025年4Q10898.36
2026年2Q11165.45

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年12月期からの14期で、売上は94億円から207億円へ2.2倍に増えた。直近期の営業利益率は7.2%。売上は13期、純利益は2期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年12月94105
2013年12月10095
2014年12月10595
2015年12月11363
2016年12月11985
2017年12月122116
2018年12月1271510
2019年12月1311511
2020年12月1331412
2021年12月140125
2022年12月160128
2023年12月175137
2024年12月19212136.39
2025年12月20715147.210

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年12月期

売上高207億円のうち、営業利益として残るのは15億円7.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は10億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金41.1%85億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金51.7%107億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.2%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
58.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.1pt
7.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.8pt
4.8%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
10.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
5.3%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
10.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年12月期は営業CFが28億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは12億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は90億円で、売上の5.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年12月13−7−4634
2013年12月12−12−4033
2014年12月14−16−5−226
2015年12月152−51738
2016年12月15−4−171132
2017年12月16−7−5936
2018年12月19−4−51545
2019年12月17−9−7846
2020年12月19−12−1753
2021年12月16−12−8450
2022年12月17−118667
2023年12月22−18−6466
2024年12月28−1631284
2025年12月28−16−81290

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年12月期の総資産は190億円。このうち返さなくてよい自己資本が104億円で、自己資本比率は54.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年12月75443158.7
2013年12月83523161.3
2014年12月93573659.3
2015年12月92543857.3
2016年12月83483556.9
2017年12月86533360.6
2018年12月91583363.6
2019年12月100643664.4
2020年12月111733863.2
2021年12月115724362.0
2022年12月146806654.4
2023年12月157877055.0
2024年12月180958552.5
2025年12月1901048654.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年12月期の内訳
現金及び預金
89億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
76億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
86億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
80
/ 100
安定性自己資本比率36 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り605社中232位あたり、逆に低いのは自己資本比率605社中392位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
54.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
7.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.0%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,980で、1年前と比べて-9.0%過去52週の値幅のなかでは22%の位置にある。

¥1,980-5.0%1ヶ月-11.1%1年-9.0%時価総額232億円
過去52週の値幅
安値¥1,830高値¥2,519

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)21.0倍
PER (会社予想)21.6倍
PBR2.20倍
配当利回り3.01%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月20日に前日比+7.08%の2193円と反発しましたが、1か月ではほぼ横ばいです。8月13日に2344円まで上昇しましたが、その後は8月19日に2048円まで下落し、乱高下しています。25日移動平均線2220円を約1%下回っており、方向感に欠けます。52週高値2519円からは約13%低く、52週安値1830円からは約20%高です。出来高は8月14日に16万株と増加しましたが、その後は減少傾向です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PER 24.45倍は業界平均29.65倍より低いが、PBR 2.45倍は業界平均3.44倍より低く割高感はないように見える。しかし配当利回り2.64%は業界平均1.25%を上回り高いものの、配当性向101.2%で持続可能性に懸念。ROE 10.2%と健全だが、収益成長が緩やかでPBR面ではやや割高な水準と言える。

指標この会社業種平均
PER (実績)21.0倍47.9倍
PER (予想)21.6倍
PBR2.20倍2.96倍
ROE10.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

電子証明書市場の成長と競争激化が主な論点。強気派は、デジタル化進展とセキュリティ需要増で市場拡大が続き、シェアトップの同社が恩恵を受けると主張。一方弱気派は、競合他社の参入や価格競争の激化、技術変化(例:無料証明書の普及)が収益を圧迫すると懸念。今期の増収増益予想に対し、市場の成長鈍化や新技術への適応力が焦点。

プラスに働く材料7
  • 国内シェアトップの強み

    SSL証明書で最大手。認知度と導入実績で信頼性高く、安定需要を見込む。

  • ストック型収益の安定性

    証明書の更新が継続収入に。解約率低く、売上ベースが固い。

  • グループ連携による成長

    GMOグループのクロスセルで顧客基盤拡大。新サービス展開も容易。

  • 2025年12月期の増収継続2025年12月期影響

    売上高207億円(前期比15億円増)、営業利益15億円(前期比3億円増)予想

  • 営業利益率改善の見通し2025年12月期影響

    営業利益率6.25%→7.25%へ1.0pt上昇予想

  • サイバーセキュリティ需要の拡大継続影響

    デジタル証明書市場の成長が事業を下支え

  • 配当利回り2.6%の安定配当継続影響

    3期連続増益基盤での安定配当、株主還元に寄与

マイナスに働く材料7
  • 無料証明書の台頭

    Let's Encryptなど無料SSLが普及。有料証明書需要が縮小リスク。

  • 価格競争の激化

    国内外の競合が低価格攻勢。収益率低下の可能性。

  • 技術代替リスク

    ブロックチェーンなど新認証技術への移行で既存市場が陳腐化。

  • PER24.5倍のバリュエーション懸念次回決算発表後影響

    成長率に比してPERが高く、利益未達で修正入りのリスク

  • デジタル証明書市場の競争激化継続影響

    価格競争による利益率低下が懸念される

  • 外国人保有比率の低さ継続影響

    外国人株主比率12.4%と成長株としてやや低い

  • 景気後退によるIT投資減速不定影響

    マクロ環境悪化で需要減退の可能性

次の決算で確かめる点
売上高成長率
市場成長とシェア維持の確認。
営業利益率
価格競争やコスト増が収益性に与える影響を把握。
証明書発行・更新件数
事業の核心指標。需要動向を直接反映。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり59.67で、前期から+52.9%いまの株価に対する利回りは3.01%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥59.67
1株あたり
配当利回り
3.01%
いまの株価に対して
配当性向
101.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年12月21151.5
2017年12月2829.9
2018年12月4250.4
2019年12月4712.2140.5
2020年12月495.577.2
2021年12月34−31.5
2022年12月3916.1123.6
2023年12月38−1.5144.8
2024年12月37−3.2112.2
2025年12月5752.9101.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥59.67

株主

有価証券報告書より

2025年12月期末の株主数は延べ4,610人。区分でいちばん多いのは事業法人56.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が63.2%を占め、残る36.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年12月%2021年12月%2022年12月%2023年12月%2024年12月%2025年12月%
事業法人55.456.156.056.556.656.5
個人・その他24.325.523.825.023.122.7
外国法人6.59.97.79.010.312.1
金融機関10.36.110.65.47.96.8
自己株式1.51.51.51.51.81.8
証券会社3.62.41.93.81.81.7
外国人個人0.00.00.10.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01GMOインターネットグループ株式会社51.03
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)5.90
03株式会社あおやま5.05
04BBH(LUX)FOR FIDELITY FUNDS PACIFIC FUND3.98
05青山 満1.70
06CACEIS BANK,LUXEMBOURG BRANCH/ UCITS CLIENTS ASSETS1.25
07CLEARSTREAM BANKING S.A.0.86
08JP MORGAN CHASE BANK 3857810.65
09株式会社カストディ銀行(信託口)0.56
10THE BANK OF NEW YORK 1335950.51

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近2
  • 2026-06-09
    フィデリティ投信株式会社
    変更報告
    5.26%
  • 2026-06-09
    エフアイエル インベストメント マネジメント ホンコン リミテッド(FIL Investment Management (Hong Kong) Limited)
    新規の大量保有報告
    5.26%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−98%、1株純資産は14期で−98%。直近期のROEは10.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年12月4,50338,03812.415.576.7
2013年12月4643711.225.5107.3
2014年12月434729.523.8631.1
2015年12月284546.127.4
2016年12月424109.829.7151.5
2017年12月5545312.842.8
2018年12月8350417.436.4
2019年12月9355617.627.3140.5
2020年12月10260717.587.177.2
2021年12月426196.899.7
2022年12月7468911.256.0123.6
2023年12月647508.942.6144.8
2024年12月748249.431.8112.2
2025年12月8890010.226.9101.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額119百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
青山満代表取締役社長執行役員 CEO59199,205
熊谷正寿取締役会長63
中條一郎取締役副社長執行役員 グローバル戦略担当6148,000
池谷進取締役執行役員 コーポレート部門担当50376
安田昌史取締役55
中嶋昭彦取締役(監査等委員)531,411
水上洋取締役(監査等委員)581,374
岡田雅史取締役(監査等委員)611,374

役員報酬の内訳2025/12

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3959532
社外取締役314145
取締役(社内)1101010

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/12期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容10,079字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社連結企業群は、当社(GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社)、子会社15社(GMOグローバルサイン株式会社、GMO GlobalSign Ltd.、GMO GlobalSign, Inc.、GlobalSign NV、GMO GlobalSign Pte.Ltd.、環璽信息科技(上海)有限公司、GMO GLOBALSIGN INC.、GMO GlobalSign Certificate Services Private Limited、GMO GlobalSign Russia LLC、GMO GlobalSign FZ-LLC、GMO GLOBALSIGN SOLUCOES EM TECNOLOGIA S/A、株式会社トリトン、GMOデジタルラボ株式会社、株式会社DIX、JCスクエアジャパン株式会社)で構成されており、「電子認証・印鑑事業」、「クラウドインフラ事業」及び「DX事業」を行っております。 なお、GMO GlobalSign Russia LLC、GMO GlobalSign FZ-LLC、GMO GLOBALSIGN SOLUCOES EM TECNOLOGIA S/Aの3社を除く子会社12社は連結子会社となっております。 事業区分   社名   主な提供ブランド・名称   主な提供サービス クラウドインフラ事業   GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社(当社)   ALTUS®byGMO(アルタス)   パブリッククラウド GMOクラウド®Private   プライベートクラウド iCLUSTA+®byGMO(アイクラスタ・プラス)   共用サーバー GMO®Cloud 専用サーバー   専用ホスティング クラウドVPS®byGMO   仮想専用ホスティング DOMAIN KING®(ドメインキング)   共用ホスティング WADAX®(ワダックス)   プライベートクラウド共用ホスティング専用ホスティング CloudCREW™byGMO(クラウドクルー)   クラウド導入支援及び監視・運用代行サービス 株式会社DIX   ―   IPアドレスの貸し出しサービス 事業区分   社名   主な提供ブランド・名称   主な提供サービス 電子認証・印鑑 事業   GMOグローバルサイン株式会社   GlobalSign®(グローバルサイン)トラスト・ログイン™byGMO   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証IDアクセス管理クラウド GMO GlobalSign Ltd.(英国)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GlobalSign, Inc.(米国)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GlobalSign NV(ベルギー)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GlobalSign Pte.Ltd. (シンガポール)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 環璽信息科技(上海)有限公司 (中国)   GlobalSign™(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GLOBALSIGN INC. (フィリピン)   GlobalSign™(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GlobalSign Certificate Services Private Limited (インド)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GlobalSign Russia LLC (ロシア)   GlobalSign™(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GlobalSign FZ-LLC(UAE)   GlobalSign™(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMO GLOBALSIGN SOLUCOES EMTECNOLOGIA S/A(ブラジル)   GlobalSign®(グローバルサイン)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 株式会社トリトン   アルファSSL(アルファエスエスエル)KingSSL(キングエスエスエル)   SSLサーバ証明書発行企業実在性認証 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社   電子印鑑GMOサイン   クラウド上での電子契約の締結・管理 DX事業   GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社   hakaru.ai   AI画像解析による自動台帳記録及びメーター点検・点検管理サービス GMOデジタルラボ株式会社   GMOおみせアプリ   店舗向け集客アプリ制作 モバイル商品券プラットフォームbyGMO   自治体発行のプレミアム付商品券電子化サービス GMOデジタルPay   デジタル商品券発行サービス GMOらくらくホームページ制作   ホームページ制作、運用サービス JCスクエアジャパン株式会社   ―   ― (事業系統図) 産官学による産業政策である第4次産業革命において、インターネットが中心となり多くのイノベーションが生まれています。当社連結企業群は、インターネットサービスを提供する企業として「コトをITで変えていく。」という使命の下、クラウド、インターネットセキュリティサービスというITの基盤の提供を通じて、これまでに成しえなかった新しい価値観、新しい体験を社会に発信していきたいと考えています。 当社連結企業群のセグメント毎の具体的な内容は以下のとおりです。 (1) 電子認証・印鑑事業 当社連結企業群は、連結子会社のGMO GlobalSign Pte.Ltd.(シンガポール)が運営する認証局で認証する「グローバルサイン」ブランドの電子証明書を、連結子会社であるGMOグローバルサイン株式会社(日本)、GMO GlobalSign Ltd.(英国)、GMO GlobalSign, Inc.(米国)、GlobalSign NV(ベルギー)、GMO GLOBALSIGN INC.(フィリピン)、環璽信息科技(上海)有限公司(中国)、GMO GlobalSign Certificate Services Private Limited(インド)及び非連結子会社であるGMO GlobalSign Russia LLC(ロシア)、GMO GlobalSign FZ-LLC(UAE)、GMO GLOBALSIGN SOLUCOES EM TECNOLOGIA S/A(ブラジル)を通じて発行するサービスを展開しております。また、株式会社トリトンにおいて、他ブランドによるセキュリティサービスを提供しています。 現在、当社連結企業群が提供している主なサービスの詳細は以下のとおりであります。 ① SSLサーバ証明書発行サービス 当社連結企業群が提供するSSL※1サーバ証明書発行サービスを利用することにより、ウェブサーバーのコモンネーム※2の認証とSSL暗号化通信による通信の暗号化を行い、機密情報などを安全に送受信する事が可能となります。 SSL暗号化通信は、eコマース等普段利用しているインターネットのウェブサービスにおいて、事業者のサーバーと利用者のクライアント機器(PC、携帯電話、PDA等)間でクレジットカード情報や個人情報を含むアンケートなどの機密性の高い情報を安全にやり取りできるようにするために、米国Netscape社が開発したセキュリティ機能付きの通信手順を利用した通信です。SSLを利用することで、ネットワーク上で通信しあうサーバーとクライアント機器(PC、携帯電話、PDA等)の間で暗号化したデータをやり取りできるようになり、データの「盗聴」や「なりすまし」、「改ざん」、「否認」などさまざまなセキュリティ障害を防止出来るようになります。なお、SSL暗号化通信を利用したウェブページは、URLが「http://」から「https://」になり、「https://」でのアクセスが可能となります。また、代表的なウェブブラウザである米国Google社のGoogle Chromeであれば、鍵マークが表示されSSL暗号化通信を行っていることが視覚的に判別できます。 SSLをウェブサーバーに実装するには、公的認証局※3が発行するSSLサーバ証明書が必要となります。公開鍵暗号基盤(PKI)※4による署名鍵検証により、SSLサーバ証明書が公的認証局から発行され、間違いなくコモンネームのウェブサーバーから申請されたものであることを証明することができます。 当社連結企業群が提供するSSLサーバ証明書発行サービスは、従来、企業の実在性認証とセットで提供されてきたSSLサーバ証明書から、企業の実在性認証を省くことにより、SSL暗号化に特化したSSLサーバ証明となります。従って、登記簿謄本や印鑑証明書等による企業の実在性を審査する必要が無いため、発行業務の自動化・簡素化が可能となり、安価なSSLサーバ証明書を数分で自動発行することが可能となっています。 なお、当社連結企業群が提供しているSSLサーバ証明書発行サービスは、公開鍵暗号基盤(PKI)を用いたSSLサーバ証明書となります。 ② クライアント証明書発行サービス クライアント証明書とは、個人や組織を認証し発行される電子証明書のことです。SSLサーバ証明書がウェブサーバーにインストールされ、ウェブサイトの所有者の実在性を認証するのに対し、クライアント証明書は、システムやサービス、メールを利用するユーザーのデバイスに証明書をインストールし、そのユーザーが正規の利用者であることを認証します。クライアント証明書を用いることで、利用者は毎回ID・パスワード入力の手間が省け、管理者にとってもアクセスコントロールが容易になります。これにより、情報漏えいリスクの大幅削減と、ユーザーの利便性の向上を両立させることができます。 ③ 企業実在性認証サービス 当社連結企業群が提供している企業実在性認証サービスを利用することにより、ウェブサイトが実体のある企業・団体によって運営されていることを証明できるため、ウェブサイトの信頼性を確保することができます。これにより、ウェブサイトの利用者が実体のある企業・団体によって運営されているサイトかどうかを判断でき、特に昨今横行している「フィッシング(Phishing)」詐欺を目的とするウェブサイトでないことを見分けられるため、安心してウェブサービスを受けることが可能となります。 具体的には、「スマートシール」※5をウェブサイトにアクセスしたユーザーがクリックすることで、サーバーよりドメイン名が検索され、ユーザーがアクセスしたサイトが実体のある企業・団体によって運営されていることを証明します。 ④ 電子署名サービス 電子署名とは、紙文書におけるサインや印鑑に相当するもので、電子文書に電子署名を行うことで間違いなくその文書が署名者本人のものであることと、内容が改ざんされていないことを証明します。電子署名を用いることで、電子文書の作成者なりすましの防止や改ざんの検知が可能となり、高い信頼性を担保いたします。さらに、電子契約サービスや各種文書管理プラットフォームと連携することで、電子文書への署名と署名プロセスの効率化及び管理コストの削減が可能となります。 ⑤ 電子契約サービス 「電子印鑑GMOサイン」は、電子署名法に準拠した電子契約サービス※6であり、0円から利用することができ、企業の費用及び管理コストを大幅に削減することが可能となります。 ⑥ IDアクセス管理クラウドサービス 一つのIDで複数のサービスを利用可能とするシングルサインオン、システム管理者の煩雑な社員のID・パスワード管理作業を容易にするID・パスワード管理、ユーザー・グループのアクセスできるサービスをコントロールできるアクセスコントロール機能をクラウドベースで提供しています。 シングルサインオンにおいては、 フォームベース認証※7、SAML認証※8に対応しており、連携している各種外部サービスへの都度ID及びパスワードの入力無しでログインが可能になる仕組みです。1つのID・パスワードで運用が可能となり、沢山のID・パスワードを覚える必要がなくなります。また、サービスごとのID/パスワードの発行・管理が不要なため、セキュリティ向上が図れるうえ、ID管理にかかるユーザーや社内のシステム担当者の業務負担が軽減され利便性向上にもつながります。 セキュリティサービスの販売体制及びサービスの提供に係る概要図は次のとおりであります。 ※1 SSL SSL(Secure Socket Layer)とは、プロトコルの一種で、ユーザーとウェブサイトの間で実行される通信の暗号化について規定したWeb規格のこと ※2 コモンネーム コモンネームとは、ウェブブラウザにホームページのアドレスとして入力するURLのこと ※3 公的認証局 公的認証局とは、WebTrust監査に合格した認証局のこと WebTrustとはAICPA(米国公認会計士協会)とカナディアン公認会計研究所によって共同開発された監査基準に基づいて、カナダ公認会計士協会(CPA Canada)が管理している国際的な電子商取引認証局監査プログラムであり、公的認証局はこのWebTrust監査に合格しなければならない グローバルサインは、運営方法やプライバシーポリシーを含んだ非常に広範な監査範囲を有する事で知られるWebTrustが毎年行う監査にその都度合格し、そのガイドラインに基づいて運営されている ※4 公開鍵暗号基盤(PKI) 公開鍵暗号基盤(PKI)とは、Public Key Infrastructure の略であり、公開鍵暗号方式を用いて通信のセキュリティを実現する基盤のこと。暗号方式は鍵の利用方法により、公開鍵暗号方式と共通鍵暗号方式とに区分される 公開鍵暗号方式…   2つの鍵を用意し、一方の鍵で暗号化したらもう一方の鍵でなければ復号化できない方式。暗号化した鍵では復号化できない。SSL通信では、自身のサーバー内だけにある鍵を秘密鍵とし、もう一方の鍵を公開鍵として公開する。しかしながら、この方式は、公開鍵の正当性が保証されなければならなく、この本人確認と正当性を認証する認証局の信頼性が重要となる 共通鍵暗号方式…   暗号化と復号化で同一の鍵を用いる方式。この方式で秘匿通信を行うためには、送信者から受信者に対して秘密裏に鍵を渡す必要がある。遠く離れた相手に対して別の経路で秘密裏に鍵を渡す必要があるこの方式は、一般的にインターネット通信における暗号化通信にそぐわない ※5 スマートシール スマートシールとは、ユーザーがアクセスしたサイトが正当な企業によって運営されているのかを一目で確認することができるウェブサイト上に表示されるシールのこと。これにより、ウェブサイトを運用する企業の実在性を認証することができ、同時にそのサイトがコピー(偽物)でないことを証明する ※6 電子契約サービス 電子契約サービスとは、これまでの「紙+印鑑」の契約に代わり、「電子データ+電子署名」による契約形態のこと。印紙税課税対象外等のメリットが有る ※7 フォームベース認証 フォームベース認証とは、各種サービスのアカウント情報(IDとパスワード)を事前にシングルサインオンサービスに登録しておくことで、シングルサインオンサービスを通じてサービスにアクセスした際、ログインフォームにアカウント情報が自動で代理入力される仕組み ※8 SAML認証 SAMLとは、Security Assertion Markup Languageの略で、ユーザー認証を行うIDプロバイダと、認証を必要とする各種クラウドサービスの間で、認証要求/認証許可/ユーザー認証情報などを送受信するための標準規格。フォームベース認証のように、ID/パスワードを利用する認証方式では、ログイン時に認証情報が通信経路を通過するが、SAML認証ではID/パスワードを利用しないため、通信経路を通じたデータ盗聴の可能性がなくなり、セキュリティ向上につながる (2) クラウドインフラ事業 当社連結企業群の提供するクラウドインフラサービスは、ウェブサイトの公開や電子メール、アプリケーションの利用等に必要なサーバー群の機能をインターネットに繋げた状態で貸し出すサービスです。インターネットに接続されたサーバーを利用して、お客さまは自己の企業名及び商品名等を用いたドメイン名によるウェブサイトの公開や電子メールのやりとりが可能となります。 クラウドインフラサービスの利点は、お客さまが自己でサーバーを運用・管理する場合に比べて、サーバー運用・管理コストの削減及び充実した設備の下で安定的なサーバー運用が可能となる点です。また、サーバー運用になじみがないお客さまにとっても、容易にウェブサイトの公開や電子メール、ショッピングカート、データベースソフト及びグループウェア等各種アプリケーションの利用が可能となります。また付随事業として、株式会社DIXにおいて、IPアドレスを保有し、グループ会社に提供しています。 ① クラウドインフラサービスの種類について 当社連結企業群では、お客さまのビジネスモデル、運用・管理の自由度、ハードウェア・ソフトウェアの拡張性及び信頼性などの様々なニーズに合わせて、幅広いサービスの種類を取り揃えてクラウドインフラサービスを展開しております。 具体的なレンタルサーバー(ホスティング)サービスの種類は、一台のサーバーを一定数のお客さまにて共有して使いコストパフォーマンスに優れた「共用ホスティングサービス」、一台のサーバーを占有して使い、運用・管理の自由度、ハードウェア・ソフトウェアの拡張性に優れた「専用ホスティングサービス」、複数ドメインの運用や他の顧客の影響を受けずにサーバーの稼動性を確保するなど専用ホスティングサービス特有の利点を多く取り入れていながら、サーバーなどハードウェアは共用であるため低価格な料金設定を実現した「仮想専用ホスティングサービス(VPS)」、「専用ホスティングサービス」の上位プランであり、サーバーの調達からシステムの構築、運用管理や障害発生時の対応まで、システム管理等を請け負う「マネージドホスティングサービス」があります。 クラウドサービスには、豊富な機能と利便性を低価格で実現したリソース提供型「パブリッククラウドサービス」と、低価格でプライベートクラウド相当の安定したクラウド環境を実現した「バーチャルプライベートクラウドサービス」、そして、クラウドの導入支援及びクラウド環境の監視、障害対応、運用・保守サービスを行う「マネージドクラウドサービス」があります。 ② クラウドインフラサービスブランドについて 当社連結企業群では、お客さまの多様なニーズに応えるために、複数ブランドでレンタルサーバー(ホスティング)サービス及びクラウドサービスを展開しておりますが、複数ブランドを所有することで分散してしまう広告宣伝費やサービス管理コストの効率化を図るため、2012年3月に、当社独自技術で国内最大級の顧客数を有する「アイル」ブランドを、「GMOクラウド」ブランドに集約いたしました。「GMOクラウド」以外の主力ブランドでは、共用ホスティングサービス「アイクラスタ」、共用ホスティング、専用ホスティングサービス「ワダックス」、パブリッククラウドサービスとして「アルタス」、そしてマネージドクラウドサービスとして「クラウドクルー」を提供しております。 ③ 販売チャネルについて 当社連結企業群では、より多くのお客さまへサービスを提供すべく、主に以下4つの販売チャネルを活用しています。 ・直販チャネルは、専門雑誌やインターネット広告経由のプル型マーケティングによって当社連結企業群ウェブサイト等に集客を図り、それらのウェブサイトを経由してサービスの申込を受けるチャネルです。 ・取次店は、当社連結企業群サービスを直接的に利用顧客へ取次販売するチャネルです。 ・セールスパートナー・アプリケーションパートナーは、販売代理店の独自製品やサービスとの組み合わせによって当社連結企業群サービスの再販を担うチャネルです。 ・OEMは、当社連結企業群がカスタマイズしたサービスを相手先ブランドにて販売していくチャネルです。 2025年12月末日時点で、これらの販売パートナー(取次店、セールスパートナー・アプリケーションパートナー、OEM)を約5,967社擁しており、全国規模の販売網を形成しています。販売パートナーによるFace to Face のきめ細かい顧客対応は、新規顧客の開拓だけでなく、サービス契約時の安心感や信頼度を向上させるために有効と考えております。 販売チャネルの概要は次のとおりであります。 販売チャネル   直販   取次店   セールスパートナー・アプリケーションパートナー   OEM 当社連結企業群が 提供するサービス   当社連結企業群 サービス   当社連結企業群 サービス   当社連結企業群 サービス   当社連結企業群が カスタマイズした サービス 各チャネルの 販売ブランド   当社連結企業群 ブランド   当社連結企業群 ブランド   当社連結企業群ブランド または独自ブランド   独自ブランド エンドユーザー向け 販売料金の設定   直販価格   直販価格   独自設定   独自設定 各販売パートナーの 特徴   当社にてクラウドインフラサービスを販売。   クラウドインフラサービスの取次・紹介。   当社が直販にて提供するクラウドインフラサービスを再販。   ライセンス契約に基づいて当社が開発・提供するレンタルサーバー(ホスティング)サービスを独自ブランドにて再販。 以上のクラウドインフラサービスの販売体制及びサービスの提供に係る概要図は次のとおりであります。 (3) DX事業 当社連結企業群は、電子認証・印鑑事業及びクラウドインフラ事業に付随するサービスとして、以下のサービスを提供しております。 ① 「IoTソリューションサービス」 当社連結企業群が、20年以上にわたって展開してきたクラウド、セキュリティ、各種ITソリューションの運用ノウハウを活かし、また複数の企業・サービスと連携して開発製品・サービス化の提案を行っております。最近では、工場などの既存のメーターをスマートフォンで撮影するだけで、AIが値を読み取り、集計・台帳記入を自動で行う「hakaru.ai byGMO」を提供し、最低限の導入コストで現場のIoT化を実現する等成果をあげております。 ② 「アプリ制作・運用サービス」 スマートフォン等の電子端末向けのO2O(オンライン・ツー・オフライン)※9集客支援アプリケーション制作を行う「GMOおみせアプリ」、自治体が発行する紙の商品券をデジタル化することで地域経済の活性化を促進する「モバイル商品券プラットフォームbyGMO」、株主優待券のデジタル化や社内向けポイント付き商品券など企業や店舗の独自決済手段としての商品券や回数券をデジタル化する「GMOデジタルPay」を提供しております。 ③ 「WEBソリューションサービス」 Webサイト構築、ECサイト構築、Webマーケティングを通して中小企業のIT支援を行うホームページ制作・集客支援サービス「GMOらくらくホームページ制作」を提供しております。また、オフィス機器・情報通信サービスのトータルコーディネートを行う「オフィスコンサルティングサービス」を提供しております。 ※9 O2O(オンライン・ツー・オフライン) O2O(オンライン・ツー・オフライン)とは、オンラインとオフラインの購買活動が連携しあう、または、オンラインでの活動がお店などの実店舗等の購買に影響を及ぼすこと
経営方針・対処すべき課題3,958字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社連結企業群が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社連結企業群は、“コトをITで変えていく。”を使命(Mission)として掲げ、あらゆる人に新たな価値体験を、インターネットサービスを通じて提供しております。現在は多くのイノベーションが生まれ、最先端の技術で世界は急速に進化、効率化しております。当社連結企業群は、インターネットセキュリティサービスやクラウドインフラサービスで培ったノウハウを生かし、電子認証・印鑑事業へ経営資源を集中することで成長を最大限加速させ、売上規模拡大を目指してまいります。さらに中長期的な事業規模拡大を推進するために、IoTなどデバイスIDの認証から資産のデジタル化に伴う資産の認証に至るまで、大切な情報を確かにつなげる世界を実現すべく、より実用的なサービスの投下に向けて投資を継続し、市場開拓を進めております。 また、当社連結企業群は認証局事業を中心に、事業を通じて社会課題解決への貢献を目指しております。電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」や「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」をはじめとした電子署名サービスにおいては、その普及による業務効率化やペーパーレス化を実現することができます。電子証明書による暗号化技術は、文書の改ざんリスクを低減させ、情報セキュリティの向上に寄与いたします。さらに、郵送作業等を無くすことで、作業のための時間や場所の制限が無くなり多様な働き方が選択できるようになるため、様々な面で持続的な社会の実現に貢献しております。 (2) 目標とする経営指標 当社連結企業群は、①売上高、②売上高経常利益率、③ROE(自己資本利益率)を重要な経営指標としております。 (3) 経営環境 電子認証・印鑑事業については、重点商材として位置づけている電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」及びシングルサインオンサービス「GMOトラスト・ログイン」が、需要拡大に伴い好調に事業を拡大しております。また、当社連結企業群の成長・収益基盤の柱である自社運営の認証局で認証する「GlobalSign」ブランドの電子証明書発行サービスにおいては、SSLサーバ証明書の販売拠点拡大に取り組んでおります。さらに電子署名サービスやメールロゴ認証証明書など、用途拡大を図ることで更なる事業成長を目指しております。 クラウドインフラ事業については、マネージドクラウドサービス「CloudCREW byGMO」がクラウド導入から生産性向上、ビジネスの効率化を目的とした利活用等により需要が拡大するなか、セキュリティを強みに脆弱性診断等のセキュリティ支援サービスを展開することで競合他社との差別化を図り、さらなる事業拡大を図っております。また既存サービスにおいては、商材の統廃合やデータセンターの合理化等コスト削減施策に加え、新サービスの開発を推進することで事業拡大を目指してまいります。 DX事業については、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進により、クラウドサービスの利活用が進展するなかで、O2Oサービス及びAI等の事業領域もさらなる拡大が見込まれており、引き続き事業開発を進めてまいります。 以上の結果、2026年12月期の通期連結業績につきましては、売上高22,286百万円(前期比7.8%増)、営業利益1,622百万円(前期比10.0%増)、経常利益1,589百万円(前期比10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,052百万円(前期比4.7%増)を見込んでおります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 ① 目指す姿 当社連結企業群は、「コトをITで変えていく。」というミッションのもと、全社一丸となりシナジーを生み出し、日本初・世界初の「はじめて」を追い求めてまいりました。 当社連結企業群の事業分野であるインターネットサービス市場は、今日においても日々多くのイノベーションが生まれております。今後も、デジタルIDの浸透や働き方の変化、通信環境の変化、法規制のデジタル化など、取り巻く環境は大きく変化してまいります。 展開する事業においても、創業時からのWebや認証を主軸とした、企業に紐づくビジネスから、デバイスやドキュメントなど、仕事に使われる「モノ」もしくは「モノの置き換え」へとビジネスが拡大しております。さらに、近い将来には、マインナンバーカードの普及、ブロックチェーン、NFTなどの浸透により「ヒト」に紐づくサービスへとさらに進化していくと考えております。 私たちは、加速する社会の変化を捉え、対応できるサービスの提供や体制基盤の強化を図ることで、持続的な成長を実現いたします。そして、会社、仕事、暮らしのすべてにおいて、大切な情報を確かにつなげる、なくてはならない企業を目指してまいります。 ② 中長期的な会社の経営戦略 当社連結企業群は、2022年12月期から2026年12月期までの5カ年を長期的な企業価値向上のための土台構築期といたしました。当社連結企業群の事業領域である「電子認証・印鑑事業」「クラウドインフラ事業」「DX事業」をそれぞれ「重点成長分野」「持続成長分野」「次期成長分野」と位置付け、提供サービスと体制基盤の強化を図ってまいります。 本期間においては、まず当社の重点成長分野である電子認証・印鑑事業において、圧倒的No.1のストックサービスへの基盤固めとグローバル拠点の継続的な成長実現を目指すべく、経営資源を集中し成長循環の活性化に取り組んでまいります。 持続成長分野であるクラウドインフラ事業においては、重要な安定収益源としてマネージドサービスによる売上拡大と既存顧客との関係強化による利益拡大及び業務効率化により、収益体質の強化を通じた着実な利益創出を図ってまいります。 次期成長分野であるDX事業においては、次世代の取り巻く環境へ対応するための技術研究と開発活動及び未知なる領域に向けての様々な取り組みにより、新たな事業領域への展開を目指してまいります。 また、持続的な成長を生み出すのは組織を支える人財であるという考えに基づき、自律型人財が育つ風土を醸成すべく、働き方改革推進やシステム刷新によるコミュニケーション強化を行い、制度と環境の整備を実行してまいります。 さらに、今後、長期的な企業価値向上を図るためには、環境や社会問題への対応をはじめとした持続可能な社会の実現に対する取り組みが不可欠です。当社連結企業群は、働く環境の強化やセキュリティリスクへの対応強化に加え、クラウドインフラやSSLなどのセキュリティ、そして、DX化を支援する様々な提供サービスを通じて、さらなる社会課題の解決に貢献してまいります。 これらの戦略を通じ、結果として、経常利益率及びROEの向上とグローバル比率を増大させることで、売上規模の拡大を図ってまいります。 (5) 会社の対処すべき課題 当社連結企業群が属するインターネット業界での国内外の競争が激化する中にあって、安定した収益を確保し続けるために、次のような課題に重点をおいて企業価値の増大を図る所存であります。 ① サービスの拡充 当社連結企業群は、私たちの目指す姿(Vision)として“One & 1st” を掲げ、GMOグローバルサイン株式会社の「電子認証・印鑑事業」、当社が行う「クラウドインフラ事業」、そしてGMOデジタルラボ株式会社の「DX事業」の3つの領域のシナジーを活かし、横断的にプロジェクトを推進しております。そのなかで全社が1つ(One)となり、新たな事業のアイデアを創出し、日本初、世界初(1st)を追い求めてまいります。 また、事業を創るのは人であるという考えのもと、当社連結企業群の価値観(Value)を“ワクワク” という言葉で表現しました。人が主役となり、ワクワクしながら事業をする環境を醸成することで、組織を活性化させ、新しいサービス、新しい価値観を提供してまいります。 ② 新規事業、技術開発に対する投資 当社連結企業群が属するインターネット業界は、未だ成長著しく、IoTやAI技術等の分野においても技術革新が急速に進んでおります。当社連結企業群は電子認証・印鑑サービス、クラウドインフラサービスを核に事業を展開しておりますが、これらの既存事業で培ったノウハウを生かし、IoTやAI技術等の新規事業の研究・開発のための投資を積極的に行い、企業価値の拡大に努めてまいります。 当社連結企業群では、自社内での新規事業の研究・開発を行っておりますが、それに加え、新規事業開発のスピード及び効率性を重視するため、付加価値の高い企業との提携やM&Aを通して、企業価値の増大につとめてまいります。 ③ 人材の育成及び確保 電子認証・印鑑事業、クラウドインフラ事業及びDX事業は、技術革新とマーケットの拡大が同時進行しており、優秀な人材の確保と人材の継続的な育成が、重要な課題であると考えております。当社連結企業群では、引き続き優秀な人材の確保に努めるとともに、生産性向上や組織活性化のための環境づくり、人材育成のための教育支援制度の拡充に、なお一層取り組んでまいります。 ④ 管理体制の充実 当社連結企業群は、既存事業の急激な成長及び新規事業への積極的な投資を行う一方で、リスク管理体制・法令遵守体制を充実させ、会社の成長と経営管理のバランスの取れた組織運営体制の一層の確立が、重要な課題と考えております。
事業等のリスク11,635字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社連結企業群の業績は、今後起こりうる様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。 以下において、当社連結企業群の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも事業等のリスクに該当しない事項についても、投資判断上、あるいは当社連結企業群の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資家に対する情報開示の観点から積極的に開示しております。当社連結企業群はこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の予防及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、本株式に関する投資判断は、以下の事業等のリスク及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社連結企業群が判断したものであります。 (1) 親会社との関係について ① GMOインターネットグループにおける位置付け 当社連結企業群は、親会社であるGMOインターネットグループ株式会社を中核とした企業グループ(以下GMOインターネットグループ)に属しており、同社は、2025年12月末日時点で、当社発行済株式の51.97%を所有しております。GMOインターネットグループは、同社を中核として、「すべての人にインターネット」というコーポレートキャッチの下、インターネットインフラ事業、インターネットセキュリティ事業、インターネット広告・メディア事業、インターネット金融事業、暗号資産事業、インキュベーション事業を行っております。当社連結企業群は、GMOインターネットグループのうち、インターネットセキュリティ事業に区分される電子認証・印鑑サービス及びインターネットインフラ事業のうちクラウドインフラ事業を担う会社として位置付けられております。なお、当社のクラウドインフラサービスは、独自のブランドで販売する他、GMOインターネットグループで行う他の主なレンタルサーバー(ホスティング)サービスについてもOEM提供を行っております。しかしながら、同社の当社に対する連結企業群に対する基本方針等に変更が生じた場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② GMOインターネットグループ株式会社との取引について 当社連結企業群のGMOインターネットグループ株式会社に対する連結ベースでの販売実績は、2024年12月期193,699千円(総販売実績に対する割合は1.01%)となっております。2025年12月期における販売実績の割合は僅少でありますが、同社の事業戦略や経営方針等により、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社はデータセンターを自社保有せず、複数のインターネットデータセンター(IDC)事業者からハウジングサービスとインターネット接続サービスの提供を受け、クラウドインフラサービスに供するサーバーを運用しております。2024年12月期におけるデータセンター利用料482,306千円のうち、5,772千円を同社に支払っておりました。 なお、2025年1月に実施された同社グループ内の組織再編に伴い、当該データセンター事業はGMOインターネット株式会社へ承継されております。これに伴い、2025年12月期においては当社のデータセンター利用料446,514千円のうち、5,772千円を同社に対して支払っております。 ハウジングサービスとは、インターネット回線設備の整った施設(いわゆるラックスペース)の提供を指します。インターネット接続サービスとは、IDC保有のネットワーク接続装置(バックボーンルーターから上位の接続装置)と当社の運用するL2スイッチ(※)とを結ぶことを指し、これにより当社保有のサーバーはインターネット上で利用できるようになります。 この二つのサービスはクラウドインフラ事業を運営するために必須のサービスであり、同社の事業戦略、経営方針の変更などの理由により同社の運営するデータセンターを利用できなくなった場合、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (※) L2(レイヤ2)スイッチとは、データリンク層(第2層=レイヤ2)のデータを解読し、パケットの行き先を判断して、下位のサーバーや上位のバックボーンルーターに転送を行うネットワークの中継機器 なお、当社連結企業群の2025年12月期における同社グループとの資金移動を伴う取引内容については、[第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 関連当事者情報]に記載のとおりであります。 ③ GMOインターネットグループ株式会社との役員の兼務関係について 当社の役員9名のうち、GMOインターネットグループ株式会社の役員を兼ねているものは2名であり、当社における役職、氏名及び同社における役職は次のとおりであります。 氏名   当社における役職   GMOインターネットグループ㈱における役職 熊谷 正寿   取締役会長(非常勤)   代表取締役グループ代表 会長兼社長執行役員・CEO 安田 昌史   取締役(非常勤)   取締役グループ副社長執行役員・CFOグループ代表補佐 取締役(非常勤)2名については、当社事業に関する助言を得ることを目的として招聘したものであります。 (2) 当社連結企業群の事業内容に関するリスク ① 競合について ⅰ) 電子認証・印鑑事業 当社連結企業群が事業を展開する電子認証市場は成長市場でありますが、先行する上位会社にシェアが集中しております。当社連結企業群は、電子認証事業に2003年5月に参入後、低価格・発行スピード等の差別化を図ることによりサーバ証明書に関してシェアの拡大を図っております。また、2006年10月に認証局を買収し、自社ブランドの販売を開始しております。しかしながら、今後の競争の激化により、当社連結企業群の市場シェアが低下した場合や、価格競争により販売価格が下落した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、2015年より電子印鑑事業に参入し、認証局を持つ強みを生かすことで、高いセキュリティや低価格等の差別化を図ることによりシェアの拡大を図っております。しかしながら、今後の競争の激化により、当社連結企業群の市場シェアが低下した場合や、価格競争により販売価格が下落した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅱ) クラウドインフラ事業 当社連結企業群が行うクラウドインフラサービスについては、大きな参入障壁がないため、多数の同業他社が存在しており、激しい競合の状況にあります。当社連結企業群は、高品質なサービスをリーズナブルな価格で安定的に提供することで、多くの契約を獲得しております。しかしながら、今後の技術開発競争及び価格競争等により競争が更に激化した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 海外での事業活動について 当社連結企業群は、日本のほか、北米、欧州、ロシア、アジアを含む世界各国において、各国の法律、規制等に従って、各種事業を展開しておりますが、輸出入に関する規制、関税等の租税に関する制度の制定又は改定、製造物責任に関する規制、その他予期しない法律の制定又は改定等が行われたり、集団訴訟の提起、多額の損害賠償命令、関連法令等に基づく勧告や手続の執行を受けたりする可能性があります。 また、戦争、テロリズム、紛争又はその他の要因による政治的混乱等の発生や、文化や慣習の違いから生ずる労務問題や疾病といった地政学的なリスクが、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 為替の変動について 当社連結企業群は、営業取引の一部及び海外連結子会社への投融資等について、外貨建取引を行っており、為替の変動リスクをヘッジすることを目的として外貨運用を行っております。しかし、世界経済情勢の変動等により、為替が変動した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 法的規制について 当社連結企業群は、会社法等の一般法令のほか、その事業に関し、主として以下の法的規制を受けております。今後インターネットの利用者や関連するサービス及び事業者を規制対象とする法令等が制定もしくは改定された場合、既存の法令等の適用が明確になった場合、または、何らかの自主的な業界ルールの制定が行われた場合には、当社連結企業群の事業が制限される可能性があります。 ⅰ) 電気通信事業法について 同法は、電気通信事業の公共性にかんがみ、その運営を適正かつ合理的なものとするとともに、その公正な競争を促進することにより、電気通信役務の円滑な提供を確保するとともにその利用者の利益を保護し、もって電気通信の健全な発達及び国民の利便の確保を図り、公共の福祉を増進することを目的とする法律です。 当社は、同法に基づく届け出を行った電気通信事業者であり、検閲の禁止、通信の秘密の保護等について規制を受けております。また、一定の事由に該当する場合、同法に基づいて、総務大臣から業務改善等の命令を受け、場合により罰則の適用を受ける可能性があります。かかる場合は、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅱ) 特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律について 同法は、特定電気通信による情報の流通によって権利の侵害があった場合について、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示を請求する権利につき定める法律です。 当社は、特定電気通信役務提供者として同法の適用を受けており、送信防止措置や発信者情報の開示請求等に対しては、適切な判断となるよう慎重に対応をしております。しかし、訴訟等において当該対応が適切でなかったと認定された場合は、利用者もしくはその他の関係者、行政機関等から、行政指導、クレーム、損害賠償請求、勧告等を受ける可能性があり、かかる場合は当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅲ) 特定商取引に関する法律について 同法は、特定商取引(訪問販売、通信販売等)を公正にし、購入者等が受けることのある損害の防止を図ることにより、購入者等の利益を保護し、あわせて商品等の流通及び役務の提供を適正かつ円滑にし、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする法律です。 当社連結企業群は、同法により、特定商取引において事業者名の表示、不当な勧誘行為の禁止や虚偽、誇大な広告の規制等の行政規制を受けています。 ⅳ) 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律について 同法は、一時に多数の者に対してなされる特定電子メールの送信等による電子メールの送受信上の支障を防止する必要性が生じていることにかんがみ、特定電子メールの送信の適正化のための措置等を定めることにより、電子メールの利用についての良好な環境の整備を図り、もって高度情報通信社会の健全な発展に寄与することを目的とする法律です。 当社連結企業群は、同法により、広告宣伝に関する電子メール(特定電子メール)内に送信者の連絡先等を記載する等の規制を受けています。 ⅴ) 個人情報の保護に関する法律について 同法は、高度情報通信社会の進展に伴い個人情報の利用が著しく拡大していることにかんがみ、個人情報の適正な取扱いに関し、個人情報を取り扱う事業者の遵守すべき義務等を定めることにより、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権利利益を保護することを目的とする法律です。 当社連結企業群は、同法により、個人情報の利用目的の明示、取得の適正性の確保、安全管理措置の確保等の規制を受けています。また、当社連結企業群は、同法のほか、電気通信事業者として、総務省が定める電気通信事業における個人情報保護に関するガイドラインを遵守することが求められています。 なお、当社連結企業群は、個人情報の取扱いに関して制定されている欧州の「EU一般データ保護規則(GDPR)」等の世界各国の関係法令及び「個人情報の保護に関する法律に係るEU及び英国域内から十分性認定により移転を受けた個人データの取扱いに関する補完的ルール」に従い、個人情報を取り扱うことを求められる場合があります。GDPRの違反時に高額な制裁金が課される可能性があり、かかる場合は、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅵ) 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律について 同法は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通している状況にかんがみ、青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得に必要な措置を講ずるとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの性能の向上及び利用の普及その他の青少年がインターネットを利用して青少年有害情報を閲覧する機会をできるだけ少なくするための措置等を講ずることにより、青少年が安全に安心してインターネットを利用できるようにして、青少年の権利の擁護に資することを目的とする法律です。 同法により、当社はクラウドインフラサービスにおいて、青少年有害情報の閲覧制限措置を講じる等の努力義務を負うことになります。なお、同法に基づく情報の閲覧制限においては、その適切性についての判断が困難な場合があり、この判断が適切でない場合は、利用者もしくはその他の関係者、行政機関等から、行政指導、クレーム、損害賠償請求、勧告等を受ける可能性があり、かかる場合は、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅶ) 不当景品類及び不当表示防止法について 同法は、商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘引を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害する恐れのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護することを目的とするものです。 当社連結企業群は、法令に適合したキャンペーン実施時の景品類の提供、ウェブサイト等におけるサービスの内容や価格等の適正な表示に努めております。 しかしながら、利用者や行政・司法機関等により景品類や表示が不適切であると判断される場合には、行政指導、課徴金の納付命令、クレーム、損害賠償請求等を受ける可能性があり、かかる場合は、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⅷ) 製造物責任法について 同法は、製造物の欠陥により人の生命、身体又は財産に係る被害が生じた場合における製造業者等の損害賠償の責任について定めることにより、被害者の保護を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とするものです。 当社連結企業群が加工・販売する製造物について欠陥が理由で事故が生じた場合、同法により損害賠償責任を負う可能性があり、かかる場合は、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 訴訟の可能性について 当社連結企業群の事業を展開する上で、当社連結企業群の責任の有無にかかわらず、第三者の権利・利益を侵害した場合、損害賠償を求める訴訟等を提起される可能性があります。このような場合に備えて、当社連結企業群の大半のサービスについては、その利用約款に免責条項を設ける等の対策を講じておりますが、当社連結企業群に対して損害の賠償を求める訴訟等が提起された場合や補償問題等が発生した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性や当社連結企業群の社会的信用を毀損する可能性があります。 ⑥ 知的財産権について 当社連結企業群は、自社考案の技術やビジネスモデルに関して、特許法等による保護を受ける必要があるものについては、随時出願を行っています。現在までのところ、GMOグローバルサイン株式会社において2件の特許登録(日本2件)の実績があります。 また、当社連結企業群のサービス名称等のうち、商標法による保護を受ける必要があるものについても、随時商標登録出願を行っております。当社連結企業群では他社の知的財産権を侵害しているような事実はないものと認識しておりますが、当社連結企業群の事業分野における他社の知的財産権の現況を完全に把握することは困難であり、当社連結企業群が把握できていないところで他社保有の知的財産権との抵触が生じている可能性は否めません。また、当社連結企業群の事業分野において新たに知的財産権を取得した第三者から損害賠償又は使用差止等の請求を受けた場合は、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 情報管理と情報漏洩について 当社連結企業群は、お客さまの個人情報を取得して利用するため、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を負います。当社連結企業群は、個人情報を取り扱う役職員を限定し、個人情報へのアクセスに当たってはパスワード管理を行い、アクセスした場合のログ管理を徹底する等、ソフト・ハードの両面から社内での厳格な情報管理を継続的に行う等個人情報の保護体制を構築しております。また、高度のセキュリティ技術の活用、業務マニュアル・ガイドラインを整備し、全社員を対象として社内教育を徹底する等個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。また、当社東京本社は、2006年11月に「ISO/IEC 27001」、2018年10月にはクラウドサービス専用の「ISO/IEC 27017」認証を取得しております。加えて、GMOグローバルサイン株式会社は、2019年10月に「ISO 27001(情報セキュリティマネジメント)」及び「ISO 22301(事業継続マネジメント)」、2022年11月には同社が提供する企業向けシングルサインオンサービスを対象に「ISO/IEC 27017」の認証を取得しております。今後も体制の維持・向上に尽力する所存ですが、情報システムの停止、顧客情報・個人情報等の流出が万一発生した場合には、当社連結企業群の信頼喪失及び当社連結企業群の企業イメージの悪化や、当社連結企業群に対する損害の賠償を求める訴訟等の提起及び補償問題等の発生につながり、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ システムトラブルについて ⅰ) 電子認証・印鑑事業 -システムトラブル 当社連結企業群が提供する電子認証・印鑑サービスは、GMOグローバルサイン株式会社のシステムに依存しておりますが、システムに予期し得ない何らかの欠陥を有している可能性があります。当社連結企業群は、継続的にシステムの検査・修正を行っておりますが、それが完全である保証はなく、サービスの誤作動・不具合等が生じた場合には、損害賠償の発生や当社連結企業群の信頼喪失につながる可能性があります。また、当社連結企業群が提供する電子認証・印鑑サービスは、24時間365日年中無休で安定したサービスを提供する必要がありますが、通信ネットワークに依存しており、災害や事故等により通信ネットワークが切断された場合、急激なアクセスの集中により当社連結企業群又はインターネット・サービス・プロバイダーのサーバーが一時的に作動不能に陥った場合、コンピューターウィルスによる被害にあった場合等には、当社連結企業群が提供するサービスに支障が生じ、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、サービスの保証等については、認証局運用管理規程(Certification Practice Statement)・利用約款(Subscriber Agreement)により、運用責任範囲の規定、免責事項の規定等一定の制限を設けておりますが、そのような制限が裁判上または裁判外においてそのまま適用を認められ、または実際に利用できる保証はなく、当社の連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 -認証局の運用について 認証局システム運用の一部については、複数の業者に委託しており、これらの受託業者との間の契約に基づき役務提供を受けております。当社連結企業群は、受託業者と密接な連携と定期的な打合せを行いながら委託業務の管理監督を行っておりますが、受託業者の事業方針の変更等何らかの理由により、受託業者との間の契約が期間満了前に解除その他の理由で終了した場合、同契約の維持に問題が生じた場合、役務提供のサービスレベル又は受託業者の技術水準に問題が生じた場合、受託業者の経営状況に問題が発生した場合、悪意の第三者からの妨害行為により認証局システムに問題が生じた場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 -認証局の秘密鍵の危殆化について 当社連結企業群は、認証局のルートCA証明書の秘密鍵の管理を、ハードウェアセキュリティモジュール(※)を用いるなど、管理に不備が起きない厳格な基準の下に運用しております。しかしながら、当該ルートCA証明書の秘密鍵が何らかの理由により危殆化した場合は、グローバルサインブランドの証明書への信頼が損なわれ、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (※) ハードウェアセキュリティモジュールとは、電子署名や暗号化に使う秘密鍵をハードウェア内部で安全に生成・保管し、電子署名を行うことを可能にする耐タンパ性(物理的な攻撃があった場合、秘密鍵を自動消去するなど秘密鍵を取出し難くする性能)の装置です。 ⅱ) クラウドインフラ事業 当社連結企業群が提供するインフラサービスは、24時間365日年中無休で安定したサービスを提供する必要があり、特に一部サービスについてはサービス品質保証(SLA:Service Level Agreement)を導入しております。そのため、当社連結企業群は日本国内の信頼の置けるデータセンターにサーバーを設置し、24時間のサーバー監視体制を整えております。しかしながら、当社連結企業群のサービスは、通信ネットワークに依存しているため、災害や事故等による通信ネットワークの切断、急激なアクセス集中によるサーバーの一時的な作動不能、コンピューターウィルスによる被害、サーバー・ソフトウェアの不具合等、または人為的な過失による滅失・毀損による接続障害等が生じた場合には、当社のサーバーに接続することが出来ない事態が生じることがあります。これらのサーバー接続障害が当社の責めに帰すべき事由により発生した場合には、返金等の直接的な損害が生じる可能性がある他、当社連結企業群が提供するサービスへの信頼喪失を招き、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 技術革新について 当社連結企業群の属するインターネット業界は、ハードウェア、ソフトウェア両面において技術の進歩の速度と程度の変化は著しく、新技術、新サービスが常に生み出されております。当社連結企業群は新技術の独自開発を行うとともにアライアンスパートナーと緊密な連携を保ち、サービスの開発、改良等を継続的に行っております。しかし、当社連結企業群が想定しない新技術、新サービスの普及等により、当社連結企業群が提供するサービスが陳腐化した場合には、競合他社に対する競争力が低下する可能性があります。また、新技術、新サービスに対応するために、費用の支出が必要になる場合があります。仮に、このような事態が生じた場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ リース契約について DX事業の一部においては、リース会社へ販売を行っております。販売先のリース会社とエンドユーザーとの間でリース契約を締結するうえで、リース料率の引き上げやリース会社の与信審査の厳格化、リース取引に関する法令等の改廃や会計基準の変更等によりリース契約の成約率が低下した場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 当社連結企業群の事業体制に関するリスク ① 人材の確保、育成及び特定経営者への依存について 当社連結企業群の事業拡大においては、日々進化する急速な技術革新への対応や、新規事業の開発への対応が不可欠であり、これらに対応する優秀な人材を適時に確保し、育成していくことが重要であると考えております。しかし、インターネット業界においては、当社連結企業群の事業に必要な専門知識、技術、ビジネスキャリア等を有する人材に対する需要は高く、当社連結企業群において必要な人員拡充が計画どおり進まない、または想定以上のコストが生じる等の可能性があります。このような状況が生じた場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社連結企業群は、代表取締役を含む役員、幹部社員等の専門的な知識、技術、経験を有している役職員が、各連結企業群の経営、業務執行について重要な役割を果たしており、当該役職員の継続勤務による経験値は、当社連結企業群における重要なノウハウと考えられます。しかし、これら役職員が何らかの理由によって退任、退職し、後任者の採用が困難となった場合、当社連結企業群の業績及び今後の事業展開に影響を与える可能性があります。 ② 事業の拡大に伴う経営管理体制の確立について 当社連結企業群は、2025年12月末日時点で、役員9名(監査等委員である取締役を除く取締役6名、監査等委員である取締役3名)、連結ベースでの従業員962名(臨時従業員を除く)と成長途上であり、内部管理体制もこのような規模に応じたものとなっております。当社連結企業群では、業容の拡大及び従業員の増加に合わせて内部管理体制の整備を進めており、今後も内部管理体制の一層の充実を図る予定ですが、従業員数の増加に対して、組織体制の構築が順調に進まなかった場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) その他 ① ストックオプション等の発行及び行使による株式の希薄化について 当社は、役員及び従業員の士気を高めると同時に人材を獲得するために、今後ストックオプションとして新株予約権の付与を行う可能性があります。これらの新株予約権が権利行使された場合には、新株式が発行され当社1株当たりの株式価値は希薄化します。 ② 企業買収・戦略的提携について 当社連結企業群では、今後も新サービス及び新規事業に取り組んでいく考えであり、事業拡大を加速する有効な手段のひとつとして、企業買収(M&A)や資本提携を含む戦略的提携を積極的に活用していく方針です。 企業買収(M&A)や資本提携を含む戦略的提携にあたっては、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細な事前審査を行い、十分にリスクを吟味しますが、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、また企業買収(M&A)や戦略的提携後の組織・制度・営業・運用面での統合作業の遅れ、主要な人員の流出、想定されていた相乗効果を期待できないこと等の理由により、事業計画が当初計画通りに進捗しない場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 今後の事業展開について 当社連結企業群は、電子認証・印鑑事業及びクラウドインフラ事業を中心に、IoTサービス及び電子契約サービスなど新たな事業展開を積極的に行ってまいります。事業展開にあたり、設備投資・技術開発投資に加えて子会社及び関連会社の設立、新たな投融資、事業提携等が予定されます。この事業展開には人的資源・物的資源の投入、その他の支出増加が見込まれます。事業展開が予定通りに進まなかった場合には、時間とコストだけが費やされ収益確保にいたらない可能性があります。そのような場合には、当社連結企業群の事業及び経営成績に影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)7,229字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (業績等の概要) (1) 業績 当社連結企業群は、インターネットサービス市場において、電子認証や電子印鑑を中心とした認証技術を活用し、セキュリティサービスをグローバルに提供する「電子認証・印鑑事業」、29年を超える運用実績とノウハウを生かしたレンタルサーバー(ホスティング)サービス及びマネージドクラウドサービスを提供する「クラウドインフラ事業」、そしてDX化による業務効率化・高付加価値化を実現し、様々な課題解決を支援する「DX事業」を展開しております。これらの事業を通じ、利便性と安心・信頼を兼ね備えたインターネットサービスを提供し、多くの企業のインターネットビジネスを支えるべく事業を展開しております。 当連結会計年度においては、電子認証事業がグローバルで堅調に販売を積み上げ、売上の増加を牽引しました。また、重点商材である電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」及びログイン認証強化サービス「GMOトラスト・ログイン」が好調に事業拡大し、「電子印鑑GMOサイン」は通期での黒字を達成いたしました。 さらに企業のDX推進に伴いAIを活用したクラウドサービスの普及が進展するなど、クラウド市場は順調に成長しております。これにより、マネージドクラウドサービス「CloudCREW byGMO」の販売も順調に拡大いたしました。 費用面では、グローバルでの人材配置の最適化やAI活用による人件費の効率化に努めてまいりました。 このような状況の下、当連結会計年度の業績は、売上高20,670,761千円(前年同期比7.9%増)、営業利益1,475,276千円(同18.3%増)、経常利益1,435,440千円(同10.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,005,193千円(同17.6%増)となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりであります。 (電子認証・印鑑事業) 電子認証・印鑑事業においては、インターネット社会での大切な取引や情報を守るセキュリティサービスとして、電子認証事業(SSL・クライアント認証)、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」(以下、「GMOサイン」)及び連携アプリ数No.1の国内IDaaSソリューションであるログイン認証強化サービス「GMOトラスト・ログイン」(以下、「トラスト・ログイン」)を展開しております。このうち「GMOサイン」及び「トラスト・ログイン」を重点商材として位置づけ、積極的な人材投資による開発・営業体制の強化、マーケティング活動による認知度向上を図り、中長期的な事業拡大を目指しております。 また、GMOインターネットグループでは「すべての人に安心な未来」を実現するためにグループ全社のセキュリティ技術を結集し、「ネットのセキュリティもGMO」を展開しております。当社連結企業群は、その重要な一翼を担っており、GMOインターネットグループ間におけるシナジー効果も、当セグメントの成長に寄与しております。 当連結会計年度においては、「GMOサイン」が電子契約市場の成長及びサービスの認知度向上を受け、売上は大きく伸長し、利益面においても通期で黒字化を達成いたしました。また、2025年11月に利用料金の体系を刷新したことで、今後は顧客単価の向上も見込み、収益化が加速する成長フェーズへ移行してまいります。 「トラスト・ログイン」は、設定サポートサービス、パスワード管理機能等の拡充による単価向上、SaaS管理サービスによる顧客数拡大で成長軌道に乗り、売上も拡大いたしました。 電子認証事業では、北米、日本を中心に売上が好調に推移し、欧州は前年の減収基調から回復し堅調に販売を積み上げた結果、売上は前年比で伸長いたしました。一方で費用面では、グローバルでの人材配置の最適化・AI活用などにより、人件費の抑制に努めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度における電子認証・印鑑事業の売上高は13,016,017千円(前年同期比7.4%増)、セグメント利益は1,343,998千円(同16.7%増)となりました。 (クラウドインフラ事業) クラウドインフラ事業においては、お客さまの幅広い用途に対応するクラウド・レンタルサーバー(ホスティング)サービスのほか、クラウドの導入支援、設計・構築、監視・運用などを代行するマネージドクラウドサービス「CloudCREW byGMO」(以下、「CloudCREW」)を提供しております。 当連結会計年度においては、「CloudCREW」でGMOサイバーセキュリティbyイエラエ社及びGMOブランドセキュリティ社とのシナジー効果により公共案件、大型案件が増加したことで、売上は大きく伸長いたしました。また、収益性の高いマネージドサービスの比率を高めることにより、利益面でも大幅な増益となり、セグメント利益の拡大に貢献いたしました。「CloudCREW」はクラウドの安全性を高めるセキュリティ対策と、29年以上にわたるインフラ運用実績及びAWS認定資格などの高い技術力を強みとして、順調に成長しており、今後も積極的な人材投資を行い、中長期的な事業拡大を目指しております。 一方で、既存のレンタルサーバー(ホスティング)サービスにおいては、競争環境の激化により売上の鈍化傾向が続いておりますが、高収益かつ高利益であるクラウド商材への集約により利益構造の改善を図ってまいります。 以上の結果、当連結会計年度におけるクラウドインフラ事業の売上高は7,279,110千円(前年同期比9.7%増)、セグメント利益は194,422千円(同25.7%増)となりました。 (DX事業) DX事業においては、電子認証・印鑑事業とクラウドインフラ事業で培ったノウハウを生かし、DXによる業務効率化・高付加価値化を図ることで、企業の様々な課題解決を支援しております。 当連結会計年度においては、GMOデジタルラボ社が提供する企業・店舗専用の集客支援アプリ「GMOおみせアプリ」(以下、「おみせアプリ」)が引き続き順調に導入店舗数を伸ばしました。「おみせアプリ」では、中心となる店舗・販促分野の機能から業務改善分野、決済分野にもサービスを展開し、オリエントコーポレーション社のデジタル分割払いアプリ「ワケタラ」など、導入が拡大しております。 また、自治体や事業者が発行する紙の商品券をデジタル化するサービス「GMOデジタルPay(自治体向けパッケージ「モバイル商品券プラットフォームbyGMO」を含む)」においては、政府による物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金の対象事業となることから、受注が急増しております。 一方、Webサイト作成・管理・集客支援サービス「GMOらくらくホームページ制作」において、納品スキームの変更による納品数減少が売上高減少の要因となりました。 以上の結果、当連結会計年度におけるDX事業の売上高は919,603千円(前年同期比2.7%減)、セグメント損失は89,987千円(前年同期は72,801千円のセグメント損失)となりました。 (2) 財政状態 (資産の部) 当連結会計年度末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ936,142千円増加し、18,963,165千円となりました。主な増加要因は、現金及び預金の増加477,361千円、売掛金及び契約資産の増加247,041千円、前払費用の増加51,307千円、ソフトウエアの増加219,276千円によるものであります。主な減少理由は、工具、器具及び備品(純額)の減少141,428千円、リース資産(純額)の減少60,840千円、長期前払費用の減少34,161千円によるものであります。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ72,856千円増加し、8,612,686千円となりました。主な増加要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加120,000千円、契約負債の増加168,303千円、未払法人税等の増加131,417千円によるものであります。主な減少要因は、長期借入金の減少380,000千円、固定負債のリース債務の減少58,490千円によるものであります。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ863,285千円増加し、10,350,478千円となりました。主な増加要因は、利益剰余金の増加577,846千円及び為替換算調整勘定の増加265,537千円によるものであります。 (3) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、期首残高に比べ581,861千円増加し、当連結会計年度末には9,031,153千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は2,842,049千円となりました。これは主に売上債権の増加138,496千円、法人税等の支払額が286,046千円、預り金の減少92,109千円といった支出要因を、税金等調整前当期純利益1,370,484千円、減価償却費1,713,229千円、契約負債の増加119,955千円といった収入要因が上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は1,577,182千円となりました。これは主に、投資事業組合からの分配による収入11,503千円といった収入要因を、有形固定資産の取得による支出161,276千円、無形固定資産の取得による支出1,432,329千円といった支出要因が上回ったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は822,525千円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出860,000千円、配当金の支払による支出427,560千円といった支出要因が長期借入による収入600,000千円を上回ったことによるものであります。 (生産、受注及び販売の状況) (1) 生産実績 当社連結企業群は、電子認証・印鑑事業、クラウドインフラ事業及びDX事業を行っており、生産に該当する事項がないため、生産実績に関する記載はしておりません。 (2) 受注実績 当社連結企業群は、受注生産を行っておりませんので、受注実績に関する記載はしておりません。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)   前年同期比(%) 電子認証・印鑑事業   (千円)   12,845,957   107.6 クラウドインフラ事業   (千円)   6,947,623   110.0 DX事業   (千円)   877,180   96.4 合計   (千円)   20,670,761   107.9 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社連結企業群の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社連結企業群は、「売上高」、「売上高経常利益率」、「ROE(自己資本利益率)」を重要な経営指標と位置づけております。 2025年12月期の計画に対する達成状況においては、売上高は20,670,761千円となり、計画値を273,049千円(+1.34%)上回りました。売上高経常利益率は6.9%となり計画値6.9%の通りの進捗となりました。また、ROE(自己資本利益率)は10.2%となり、計画値の9.1%を1.1ポイント上回りました。 これらの主な要因は以下の通りであります。 売上高 電子認証・印鑑事業において、電子認証事業がグローバルで堅調に売上を伸ばしたことに加え、電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」及びログイン認証強化サービス「GMOトラスト・ログイン」が好調に事業拡大したことによるものであります。さらにクラウドインフラ事業において、マネージドクラウドサービス「CloudCREW byGMO」の販売も順調に推移したことも要因と考えております。 売上高経常利益率 クラウドインフラ事業における各種ライセンス料の価格改定、電子認証・印鑑事業における電子証明書の高速大量発行システムへの投資継続による減価償却費の増加、ならびに「電子印鑑GMOサイン」への積極的な投資による広告宣伝費等の増加があったものの、グローバルでの人材配置の最適化やAI活用による業務効率化に努めた結果、計画通りの利益率を確保いたしました。 ROE(自己資本利益率) 売上高が計画を上回り、かつ経常利益率を計画通りに維持できたことに加え、資本効率の向上に努めた結果、計画を上回る水準で着地いたしました。 経営指標(連結)   2025年12月期(計画)   2025年12月期(実績)   計画比 売上高(千円)   20,397,711千円   20,670,761千円   273,049千円(+1.34%) 売上高経常利益率(%)   6.9%   6.9%   - ROE(自己資本利益率)(%)   9.1%   10.2%   +1.1% (2) 財政状態 財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要) (2) 財政状態」に記載しております。 (3) 資本の財源及び資金の流動性 当社連結企業群の運転資金及び設備投資資金は、営業キャッシュフローより調達しております。 キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (業績等の概要) (3) キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 なお、当社連結企業群は、運転資金及び設備投資資金の調達に際しては自己資金を基本としておりますが、安定的な資金確保のために、金融機関と当座貸越契約を締結し、財源及び流動性を確保しております。 (4) 重要な会計上の見積もり及び当該見積りに用いた仮定 当社連結企業群の連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、財政状態及び経営成績に影響を与える会計上の見積りを行う必要があります。当社はこの見積りを行うにあたり、過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。 当社連結企業群の連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (5) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、電子認証・印鑑事業において電子証明書発行サービス、「電子印鑑GMOサイン」並びに、クラウドインフラ事業の「CloudCREW byGMO」の売上が順調に推移した結果、20,670,761千円(前年同期比7.9%増)となりました。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価は、ソフトウェアライセンス料の値上げ等により、8,469,561千円(前年同期比11.0%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、減価償却費の増加、人件費等の増加により、10,725,923千円(前年同期比4.3%増)となりました。 (営業外収益) 当連結会計年度における営業外収益は、主として受取利息の計上45,746千円及び受取配当金の計上26,412千円により、107,849千円(前年同期比0.6%減)となりました。 (営業外費用) 当連結会計年度における営業外費用は、主として支払利息の計上32,492千円、投資事業組合運用損の計上21,676千円及び為替差損の計上90,574千円により、147,684千円(前年同期比155.9%増)となりました。 (特別損失) 当連結会計年度における特別損失は、固定資産除却損の計上4,977千円及び減損損失の計上59,978千円により、64,956千円(前年同期は35,341千円)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 以上の結果、税金等調整前当期純利益は1,370,484千円となり、法人税、住民税及び事業税389,396千円、法人税等調整額△28,977千円、非支配株主に帰属する当期純利益4,872千円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は1,005,193千円(前年同期比17.6%増)となりました。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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