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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

ネオジャパン

NEOJAPAN Inc.3921 · Prime · 情報・通信業

グループウェア「desknet's NEO」を主力とするソフトウェア会社。クラウドとパッケージで提供し、ASEANにも展開。

概要

ネオジャパンは神奈川県横浜市に本社を置くソフトウェア企業である。グループウェア「desknet's NEO」の開発・販売を中核とし、クラウドサブスクリプション型サービスとパッケージライセンスの双方を提供する。2025年1月期の売上高は73億円、営業利益20億円、営業利益率27.4%と高収益構造を持つ。1992年の創業以来、Web技術の進展に合わせて製品を進化させ、2015年に東証マザーズ上場、2018年に市場第一部(現プライム)へ昇格した。連結子会社5社を含むグループで、ソフトウエア事業、システム開発サービス事業、海外事業を展開する。

ソフトウエア事業が収益の7割を占めるグループウェア専業

主力のソフトウエア事業は、グループウェア「desknet's NEO」を中心に構成される。収益はクラウドサービス(サブスクリプション)、プロダクト(パッケージライセンス)、技術開発の3区分から成る。2026年1月期の同事業売上高は62億3,115万円で、全体の約76%を占める。うちクラウドサービスが69.6%、プロダクトが27.8%、技術開発が2.6%であり、クラウドシフトが進行している。営業利益率は27%を超え、ストック型収益が安定した高収益を支える。顧客は大企業から官公庁まで幅広く、ISMAP認証を取得したクラウド基盤も提供する。

システム開発サービス事業で技術力と人材を補完

連結子会社の株式会社Pro-SPIREが担うシステム開発サービス事業は、企業向け基幹システムや情報系システム、組込系システムの開発・保守を手がける。クラウドインテグレーションやシステムインテグレーションのノウハウを生かし、付加価値の高いエンジニアリングサービスを提供する。同事業の売上高は非開示だが、グループ全体の売上に一定の貢献をしている。この事業は、主力のソフトウエア事業とは異なる顧客層を持ち、グループの技術基盤を強化すると同時に、人材の育成・交流を通じて製品開発にも間接的に寄与する。

ASEAN3カ国に子会社を置く海外事業の拡大

海外事業はマレーシア、タイ、フィリピンの3子会社で構成される。マレーシアのNEOREKA ASIA Sdn. Bhd.は現地合弁会社として2019年に設立、タイのNEO THAI ASIA Co.,Ltd.は2021年、フィリピンのNEOPhilippine Tech Inc.は2024年にそれぞれ設立された。これらの子会社はdesknet's NEOの販売・サポート、パートナー企業の発掘を担う。2025年6月にはマレーシア・ジョホール州政府投資促進機関と東南アジア・エクセレンスセンター設立の基本合意を締結し、現地拠点の機能強化を進める。海外売上高はまだ全体に占める割合は小さいが、成長領域と位置づけられている。

連結グループ全体の構成と役割分担

ネオジャパングループは、親会社の株式会社ネオジャパンと5つの連結子会社から成る。ソフトウエア事業には米国子会社DELCUI Inc.(2019年設立、2021年から連結)も含まれ、主に開発外注先として機能する。システム開発サービス事業はPro-SPIRE(2019年子会社化)が担い、海外事業は上記3社が担当する。2026年1月期より報告セグメントの区分を変更し、DELCUI Inc.を海外事業からソフトウエア事業に移した。この再編により、ソフトウエア事業がグループ売上の大半を占める体制が明確になった。グループ全体の従業員数は322名(単体?連結?)である。

ストック型収益が支える高収益な財務体質

売上高は2013年1月期の15億円から2025年1月期の73億円へと約5倍に成長した。特にクラウドサービスの拡大が牽引し、売上高成長率は13.3%(2025年1月期)と2桁を維持する。営業利益率は27.4%(同)で、ソフトウエア業界でも高い水準にある。経常利益率は31.7%に達する。ストック型のクラウドサービス収益が全売上の69.6%を占め、継続的なキャッシュフローを生む。研究開発投資も積極的で、AI機能の開発や新製品投入に資金を振り向けている。負債は少なく、自己資本比率は高い(数値は入力にないので書かない)。

業界の中での役割はグループウェア・クラウドサービスのプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
82億円
営業利益
25億円
営業利益率
30.5%
純利益
18億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/1
事業売上構成比利益利益率
ソフトウエア 事業62億円75.6%25億円40.3%
システム開発 サービス事業19億円23.2%1億円5.3%
海外事業1億円1.2%-1億円-100.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01ソフトウエア事業主力

グループウェア「desknet's NEO」の開発、クラウドサービス運営、ライセンス販売、保守、コンサルティングを提供。また米国企業製品の日本販売も行う。

主な製品・サービス3
desknet's NEO(クラウドサービス)
インター ネット経由でグループウェア及 び関連製品を提供するサブスクリプション型サービス。
desknet's NEO(プロダクト)
グループウェア及び関連製品のパッケージライセンス販売。オンプレミス向け。
技術開発
クラウドサービス・プロダクトに直接関連しないソフトウエアの受託開発。

02システム開発サービス事業準主力

企業向け基幹システム・情報系システム・組込系システムの開発・保守を提供。クラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基にしたエンジニアリングサービスを提供。

03海外事業準主力

当社グループウェアのASEAN地域での販売・サポート、パートナー企業発掘を行う。マレーシア、タイ、フィリピンに子会社を有する。

主な製品・サービス1
グループウェア(desknet's NEO)
海外向けにグループウェア製品の販売・サポートを提供。

製品と技術

主力製品desknet's NEO:クラウドとオンプレミスの両軸展開

desknet's NEOはネオジャパンの旗艦製品であり、グループウェアの機能(スケジューラー、掲示板、ワークフロー、ファイル共有など)を統合的に提供する。クラウドサービス版(SaaS)とパッケージライセンス版(オンプレミス)の2形態があり、顧客の運用環境やセキュリティ要件に応じて選択可能。2026年1月期のクラウドサービス売上は43億3,481万円(前年比26.5%増)、プロダクト売上は17億3,083万円(同1.6%増)とクラウドシフトが進行中。大規模ユーザー向けの性能と価格競争力が強みで、累計販売ユーザー数は539万(2026年1月末時点)に達する。

neoAI Chat:生成AIをグループウェアに組み込んだ業務革新

neoAI Chat for desknet'sは、東京大学発スタートアップのneoAIと業務提携して開発された生成AIプラットフォームである。社内データを活用したAIアシスタントをノーコードで作成でき、desknet's NEOやチャットツールChatLuck上で利用できる。作成者と利用者を分離し管理負担を軽減する設計が特徴。2025年9月に提供開始後、神奈川県統計センターの国勢調査問い合わせ業務に採用され、作業時間の大幅削減や職員満足度向上を実証した。これにより、グループウェアの枠を超えた業務改善ソリューションとして展開されている。

ISMAP対応とRoomMgr:官公庁・大規模組織向けの機能拡充

政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に対応した専用クラウド基盤「政府セキュリティ評価対応オプション」を2025年6月より提供。これにより官公庁でのクラウド利用が拡大する需要を取り込む。また、2025年2月に提供開始した「RoomMgr」は会議室予約表示を専用端末やスマートフォンで実現するオプションで、オフィスワークの効率化に寄与する。これらの製品は、desknet's NEOのエンタープライズ市場における競争力を高めている。

ファイル転送とクラウドストレージ:大容量データの安全な共有

2025年3月リリースのdesknet's NEOバージョン9.0では、クラウドストレージ「desknet's ドライブ」を介して大容量ファイルを送信できる「ファイル転送」機能を標準搭載した。従来のメール添付の制限を超え、セキュアなファイル共有を実現。パッケージ版向けには同年6月よりオプションライセンスとして提供開始。この機能は、リモートワークや社内外コラボレーションの需要に応えるものであり、グループウェアの基本機能として定着しつつある。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

ワークスタイル変革ソフトで中堅規模、高収益

当社はワークスタイル変革向けソフトウェア『CACHATTO』『AppSuite』等を提供する独立系ソフトウェア会社。売上高は70億円前後と業界内で中堅。同業のVRain SolutionやCocolive等と比べ、収益性が際立つ(営業利益率27%超)。国内SaaS市場で一定の顧客基盤を持ち、ライセンス販売からサブスクリプションへの移行を進めている。内需依存度が高く、海外展開は限定的。

強み

  • 営業利益率27%超と業界平均を大きく上回り、安定した収益基盤を有する。
  • 『CACHATTO』はセキュアなリモートアクセスで差別化、企業のDX需要を取り込む。
  • ストック型収益へシフト中で、将来の収益安定性が向上している。
  • 自己資本比率が高く、無借金経営を維持しており、事業リスク低い。

課題

  • 海外売上比率が低く、国内市場の成長鈍化の影響を受けやすい。
  • 同業他社や新興SaaS企業との競合が激しく、差別化が課題。
  • 売上高70億円程度で、業界大手と比較するとスケールメリットが乏しい。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

IT・SaaSの時価総額近傍。太字がネオジャパン

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
19216ビーウィズ239億円41.2倍
23984ユーザーローカル237億円14.3倍
33837アドソル日進235億円15.9倍
43788GMOグローバルサイン・ホールディングス232億円21.0倍
59332NISSOホールディングス232億円12.1倍
63921ネオジャパン230億円12.6倍
72471エスプール221億円16.6倍
83649ファインデックス219億円17.8倍
96050イー・ガーディアン216億円29.6倍
103835eBASE207億円19.1倍
113968セグエグループ205億円10.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(IT・SaaS)に従っています。

会社の歴史

沿革 21件

横浜で創業しWebグループウェア時代への転換点となった1999年

1992年2月、横浜市荏田に株式会社ネオジャパンが設立された。設立当初はソフトウェア受託開発を主業務としていたが、1996年に本社を都筑区へ移転し事業拡大を図る。1999年1月、Webグループウェア「iOffice2000」のパッケージ開発・販売を開始した。これはそれまでのクライアントサーバ型からWebブラウザベースへの転換であり、後のdesknet's NEOの原点となる。2000年2月には東京オフィスを開設し、営業拠点を広げた。

本社移転とクラウドサービス「Applitus」投入の2000年代

2004年8月、本社と東京オフィスを現在地である横浜ランドマークタワーに統合移転した。2006年9月にはクラウド提供型グループウェア「Applitus(アプリタス)」を販売開始。これはSaaS型の先駆けであり、後のクラウドシフトの基盤となる。2009年1月には株式会社ビットアイル(現エクイニクス・ジャパン・エンタープライズ)が資本参加し、事業基盤を強化した。2010年10月には子会社ライブラネオを設立(後に全株式譲渡)するなど、グループ化の試行も始まった。

HTML5採用の「desknet's NEO」投入と上場への道筋

2012年12月、HTML5を全面採用したグループウェア「desknet's NEO」の販売を開始した。これによりマルチデバイス対応とリッチなUIを実現し、既存のiOffice2000やApplitusからの移行需要を取り込んだ。2015年4月には子会社ライブラネオの全株式をビットアイルに譲渡し、経営資源を集中。同年11月、東京証券取引所マザーズに株式を上場し、資金調達と知名度向上を果たした。上場時の売上高は17億円(2015年1月期)で、その後急成長の起点となる。

大阪・名古屋・福岡への国内営業拠点拡充(2017~2022年)

上場後、営業力を強化するため国内拠点を順次開設した。2017年1月に大阪営業所、2019年5月に名古屋営業所、2022年2月に福岡営業所をそれぞれ新設。これにより東京・横浜に加え、三大都市圏と九州をカバーする体制が整った。2018年1月には東証マザーズから市場第一部へ市場変更し、より信頼性の高い市場での取引が可能になった。2022年4月の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行した。

米国子会社DELCUI Inc.設立と海外展開の第一歩(2019年)

2019年6月、アメリカ合衆国カリフォルニア州に子会社DELCUI Inc.を設立(非連結、2021年2月より連結)。米国での営業活動や市場調査、米国企業製品・サービスの日本販売を目的とする。同年8月にはシステム開発会社Pro-SPIREを株式取得により連結子会社化し、システム開発サービス事業をグループに加えた。12月にはマレーシアに合弁会社NEOREKA ASIA Sdn. Bhd.を設立し、ASEAN地域への足がかりを築いた。これらの動きにより、グループの事業領域が国内製品中心から海外・サービス多角化へと拡大した。

タイ・フィリピン子会社設立でASEAN拠点を充実(2021年~2024年)

2021年2月、タイ王国バンコクにNEO THAI ASIA Co.,Ltd.を連結子会社として設立。2024年4月にはフィリピン共和国マニラにNEOPhilippine Tech Inc.を設立し、ASEAN主要国での販売・サポート体制を整えた。これら3カ国の子会社により、現地パートナー企業の発掘とdesknet's NEOの販売を推進。2025年6月にはマレーシア・ジョホール州政府投資促進機関と東南アジア・エクセレンスセンター設立の基本合意を締結し、拠点機能の強化を図った。

AI機能搭載で製品競争力を強化した2025年

2025年2月、会議室予約表示「RoomMgr」をクラウド版の新オプションとして提供開始。3月には大容量ファイル転送機能を搭載したdesknet's NEOバージョン9.0をリリース。6月にはISMAP対応の専用クラウド基盤による「政府セキュリティ評価対応オプション」を開始。9月には生成AIプラットフォーム「neoAI Chat for desknet's」を提供開始し、社内データと生成AIを組み合わせた業務効率化を実現した。これらの製品強化により、ITトレンドのグループウェア部門で急上昇1位、ITreview Grid AwardでLeaderを獲得するなど外部評価も高まった。

年表21件を開く

1990年代

  • 1992年2月創業横浜市荏田に株式会社ネオジャパン設立
  • 1996年8月事業拡大のため、横浜市都筑区に本社移転
  • 1999年1月Webグループウェア「iOffice2000」のパッケージ開発・販売開始

2000年代

  • 2000年2月パッケージ製品の販売拠点として東京都港区に東京オフィス開設
  • 2004年8月本社及び東京オフィスを現在地に移転
  • 2006年9月クラウド提供型のグループウェア「Applitus」(アプリタス)を販売開始
  • 2009年1月株式会社ビットアイル(現:エクイニクス・ジャパン・エンタープライズ株式会社)が資本参加

2010年代

  • 2010年10月子会社として株式会社ライブラネオ(非連結子会社)を設立
  • 2012年12月「HTML5」を全面採用した「desknet's NEO」の販売開始
  • 2015年4月株式会社ライブラネオの全株式を株式会社ビットアイル(現:エクイニクス・ジャパン・エンタープライズ株式会社)へ譲渡
  • 2015年11月上場東京証券取引所 マザーズに株式を上場
  • 2017年1月大阪市北区に大阪営業所を新設
  • 2018年1月東京証券取引所市場第一部に市場変更
  • 2019年5月名古屋市中村区に名古屋営業所を新設
  • 2019年6月アメリカ合衆国(カリフォルニア州)に子会社としてDELCUI Inc.(非連結子会社)を設立(2021年2月より連結の範囲に追加)
  • 2019年8月M&A株式会社Pro-SPIREを株式取得により連結子会社化
  • 2019年12月マレーシア(クアラルンプール)に、TAZAKI Holdings Sdn. Bhd.との合弁会社NEOREKA ASIA Sdn. Bhd.(非連結子会社)を設立(2020年10月より連結の範囲に追加)

2020年代

  • 2021年2月タイ王国(バンコク)にNEO THAI ASIA Co.,Ltd.(連結子会社)を設立
  • 2022年2月福岡市博多区に福岡営業所を新設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
  • 2024年4月フィリピン共和国(マニラ)にNEOPhilippine Tech Inc.(連結子会社)を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 国内グループウェアシェアNo.12030年までシェアNo.1
  • 累計ユーザー数2030年まで1,000万ユーザー

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    AI技術への対応と競争力強化

    AI技術の進化を機会と捉え、製品へのAI機能拡充、開発・営業・管理部門でのAI活用推進、従業員へのリスキリング提供により、環境変化に対応する強靭な組織を構築する。

  2. 02

    営業活動の変革と価値最大化

    環境変化に適応した提案力強化、営業起点の価値創造への転換、他社製品活用やセット販売(desknet's NEOとAppSuite)の推進により顧客単価向上と関係深化を図る。

  3. 03

    クラウドサービスの安定的運用

    クラウドサービス(売上の7割超)の安定稼働を維持するため、最適な運用基盤選択、計画的な基盤拡大、運用体制充実に取り組む。

  4. 04

    官公庁・自治体のクラウド化対応

    LGWAN-ASP対応やISMAPクラウドサービスリスト掲載申請など、官公庁向けクラウド需要に応えるための条件整備を進める。

  5. 05

    サステナビリティ経営の推進

    ESGを含むサステナビリティ経営を推進し、サステナビリティ委員会を中心に継続的な取り組みと情報開示を行い、企業価値向上につなげる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で322人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて+16.6%平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は9.0年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年1月92
2018年1月107
2019年1月117
2020年1月52836.28.0233
2021年1月55236.67.9256
2022年1月57236.67.8265
2023年1月57336.78.4269
2024年1月55835.98.5285
2025年1月58236.38.7305656
2026年1月61536.39.0322776

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 1 / 海外 4、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
本社 — 神奈川県横浜市西区410百万円
ソフトウエア事業
本社 — 東京都 大田区7百万円
システム開発サービス事業
大阪営業所 — 大阪府大阪市北区5百万円
ソフトウエア事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社Pro-SPIRE (注)2,4
    東京都大田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    DELCUI Inc. (注)2
    米国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    NEOREKA ASIA Sdn. Bhd . (注)2
    マレーシア クアラルンプール · 連結子会社
    議決権70.0%
  • 海外
    NEO THAI ASIA Co.,Ltd.
    タイ王国 バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    NEOPhilippine Tech Inc. (注)2
    フィリピン メトロマニラ · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は82億円営業利益25億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.3%、利益が+25.0%。

売上高
+12.3%
82億円
営業利益
+25.0%
25億円
純利益
+28.6%
18億円
営業利益率
30.5%
前期比 +3.1%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高86億円82億円
営業利益27億円25億円
純利益19億円18億円
1株あたり配当¥54¥54

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は7億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+23.5%、営業利益は+75.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年1Q16425.03
2024年2Q16212.52
2024年3Q18527.83
2024年4Q162
2025年1Q17423.53
2025年2Q17423.53
2025年4Q391230.88
2026年2Q401332.59
2026年4Q421228.69
2027年1Q21733.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年1月期からの14期で、売上は15億円から82億円へ5.5倍に増えた。直近期の営業利益率は30.5%。売上は13期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年1月1521
2014年1月1621
東京証券取引所 マザーズに株式を上場
2015年1月1732
2016年1月1942
2017年1月2143
2018年1月2353
株式会社Pro-SPIREを株式取得により連結子会社化
2019年1月2754
2020年1月3775
タイ王国(バンコク)にNEO THAI ASIA Co.,Ltd.(連結子会社)を設立
2021年1月5397
2022年1月59149
2023年1月60138
フィリピン共和国(マニラ)にNEOPhilippine Tech Inc.(連結子会社)を設立
2024年1月661410
2025年1月73202027.414
2026年1月82252630.518

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高82億円のうち、営業利益として残るのは25億円30.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は18億円、売上の22.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金42.7%35億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.8%22億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益30.5%25億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
57.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+22.1pt
30.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+15.3pt
22.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+13.3pt
26.3%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
16.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
40.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 13期分

2026年1月期は営業CFが22億円、投資CFが−5億円で、差し引きのフリーCFは17億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は64億円で、売上の9.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2014年1月210315
2015年1月4−40016
2016年1月4−24222
2017年1月4−20224
2018年1月4−20226
2019年1月7−6−1126
2020年1月8−5−1328
2021年1月10−2−1834
2022年1月11−3−3841
2023年1月12−2−21049
2024年1月10−4−4652
2025年1月21−5−151654
2026年1月22−5−71764

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年1月期の総資産は107億円。このうち返さなくてよい自己資本が75億円で、自己資本比率は69.9%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年1月2115673.5
2014年1月2317671.9
2015年1月2719870.1
2016年1月3425974.7
2017年1月3728975.9
2018年1月41311076.3
2019年1月45341175.5
2020年1月58391966.6
2021年1月67442365.6
2022年1月73522170.7
2023年1月80572371.2
2024年1月86632373.4
2025年1月92632968.3
2026年1月107753269.9

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
64億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
69億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
32億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中41位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中244位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
26.3%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
30.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.9%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.3%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,632で、1年前と比べて-19.1%過去52週の値幅のなかでは29%の位置にある。

¥1,632-2.5%1ヶ月+3.6%1年-19.1%時価総額230億円
過去52週の値幅
安値¥1,437高値¥2,112

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.6倍
PER (会社予想)12.2倍
PBR3.02倍
配当利回り3.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1カ月で+0.35%と横ばい圏。25日線(1607.71円)近辺で推移し、75日線(1554.55円)を上回るが、200日線(1647.45円)は下回る。52週高値2119円からは約24%下落し、52週安値1437円からは約11%上昇。出来高は7月29日に86800株と急増したが、その後は1万株前後に減少し、方向感に欠ける展開。RSIは44.9と中立圏で、トレンド転換の兆しは限定的。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 74/100)

PER12.39倍に対し業界平均30.76倍と大幅に低く、PBR2.96倍は平均3.59倍を下回る。ROE26.3%と高収益で、売上高・利益も成長中。配当利回り3.38%は平均(2.66%)を上回る。ただしいずれも割安だが、PBRが2倍を超えており、成長性を織り込む余地はある。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.6倍47.9倍
PER (予想)12.2倍
PBR3.02倍2.96倍
ROE26.3%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、主力のグループウェア事業の成長が続くかどうか、そして競争が激化する中でシェアを維持・拡大できるかにある。強気派は、働き方改革の追い風で業務効率化ニーズが高まり、SaaSモデルによるストック収益が拡大していると指摘。また、高いROEと財務健全性、増配による株主還元も評価する。一方、弱気派は、グループウェア市場が成熟し、大手IT企業や新興SaaSとの競争が激化しており、差別化が難しいと見る。さらに、サブスクリプション収入の増加に伴い、解約率の管理や開発投資の負担が課題と指摘。成長と収益性のバランスが今後の焦点となる。

プラスに働く材料7
  • ストック収益の拡大

    サブスクリプションモデルにより、売上高が順調に増加している。

  • 高い収益性

    営業利益率が30%近い水準で、効率的なビジネスモデルが確立されている。

  • 高いROEと株主還元

    ROEが20%超と高く、増配傾向にあるため、株主にとって魅力的。

  • 営業利益率30.5%へ改善、増益基調が続く決算発表後影響

    2026年1月期は売上高82億円、営業利益25億円、営業利益率30.49%と前期27.4%から改善

  • 実績PER12.4倍と予想PER12倍の割安水準継続影響

    株価1600円に対し実績PER12.39倍、予想PER12倍と同水準で、PBR2.96倍

  • ROE26.3%と高水準な資本効率継続影響

    ROE26.3%と高く、収益性の高さが評価される余地がある

  • 売上高66→82億円と2期連続増収通年影響

    直近2期の売上高は66億、73億、82億円と増加、年平均成長率約11.5%

マイナスに働く材料7
  • 市場の成熟化

    グループウェア市場の成長が鈍化し、新規顧客開拓が難しくなっている。

  • 競争激化

    Microsoftなど大手との競争が強く、価格や機能面での優位性が保てない可能性。

  • 解約リスク

    顧客の解約率が上昇すれば、ストック型収益の安定性が揺らぐ。

  • 営業利益25億円と小粒、外部変動に敏感継続影響

    時価総額225億円に対し営業利益25億円、売上高82億円のため影響度が大きい

  • PBR2.96倍と帳簿価額の約3倍不定影響

    PBR2.96倍は帳簿価額の約3倍で、減益時に割高感が出やすい

  • 株価1年で10%下落し上値抵抗継続影響

    前年比-10.13%と軟調、戻り待ちの売り圧力

  • 外国人保有13.29%と低く需給細る継続影響

    外国人保有比率13.29%と低位で、株価を押し上げる買いが入りにくい

次の決算で確かめる点
ARR(年間経常収益)
サブスクリプション事業の成長と将来収益を測る重要な指標。
解約率
ストック収益の安定性を評価するため、解約動向は重要。
従業員数当たり売上高
SaaS企業の効率性とスケーラビリティを見る指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり54で、前期から+30.0%いまの株価に対する利回りは3.31%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥54
1株あたり
配当利回り
3.31%
いまの株価に対して
配当性向
41.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年1月210.3
2018年1月6158.224.9
2019年1月69.123.2
2020年1月825.024.1
2021年1月80.028.3
2022年1月1486.725.8
2023年1月2042.943.0
2024年1月2315.039.0
2025年1月4073.940.6
2026年1月5230.041.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥54

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ3,442人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が44.0%を占め、残る56.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年1月%2022年1月%2023年1月%2024年1月%2025年1月%2026年1月%
個人・その他78.383.173.553.142.341.8
事業法人7.07.320.335.637.637.6
外国法人5.91.91.23.310.413.3
金融機関6.44.84.16.87.96.4
証券会社2.42.90.91.21.80.9
自己株式0.00.00.00.60.60.5
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社プロシードゥス36.91
02大坪 克也9.71
03齋藤 晶議(戸籍名:齊藤 章浩)8.81
04松倉 二美7.03
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)4.70
06JAPAN ABSOLUTE VALUE FUND (常任代理人 立花証券株式会社)2.78
07PERSHING-DIV.OF DLJ SECS.CORP. (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.80
08株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.45
09CACEIS BK ES IICS CLIENTS (常任代理人 香港上海銀行東京支店)1.36
10ネオジャパン従業員持株会1.32

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近4
  • 2026-05-11
    齊藤 章浩
    新規の大量保有報告
    8.82%
    +0.31pt
  • 2026-05-01
    カナメ・キャピタル・エルピー(Kaname Capital,L.P.)
    新規の大量保有報告
    5.07%
    +5.07pt
  • 2026-05-01
    カナメ・キャピタル・エルピー(Kaname Capital,L.P.)
    変更報告
    5.00%
    +5.00pt
  • 2026-04-30
    カナメ・キャピタル・エルピー(Kaname Capital,L.P.)
    新規の大量保有報告
    5.00%
    +5.00pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−99%、1株純資産は14期で−100%。直近期のROEは26.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年1月19,355305,9196.59.8
2014年1月111388.18.1
2015年1月141569.89.9
2016年1月2017711.227.410.0
2017年1月2119311.124.510.3
2018年1月2221110.978.624.9
2019年1月2623111.735.623.2
2020年1月3326012.835.224.1
2021年1月4629716.440.428.3
2022年1月5834618.117.625.8
2023年1月5538315.018.143.0
2024年1月6442715.916.139.0
2025年1月10045122.416.740.6
2026年1月12953326.313.841.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

13名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は13名。2026/1期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
齋藤晶議代表取締役社長646,441,900
大神田守常務取締役 DX事業部長69103,300
常盤誠取締役 管理部長5131,600
矢野裕二取締役 技術開発事業部長4931,632
早馬一郎取締役 営業事業部長5213,632
尾崎博史取締役531,200
松本滋彦取締役72
細川早智子取締役50
小林雅弘常勤監査役69
梅園雅彦監査役72
兼松由理子監査役65
福島泰三56
残りの役員1名を開く
氏名役職年齢
齊藤浩介取締役34

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)61664417028
社外取締役617173
監査役1888

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,330字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社5社により構成されており、ソフトウエア事業、システム開発サービス事業等の事業を展開しております。 当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。なお、当該事業区分のうち「ソフトウエア事業」、「システム開発サービス事業」及び「海外事業」は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 なお、当連結会計年度の期首より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等) 1.報告セグメントの概要 (2)報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。 区分   事業内容   会社名 ソフトウエア事業   グループウェアを中心とするソフトウエアの開発、クラウドサービスの運営、ライセンス販売・カスタマイズ、保守及びコンサルティング、企業向けDaaSクラウドサービスの提供、北米における営業活動、現地市場調査、米国企業製品・サービスの販売等   株式会社ネオジャパンDELCUI Inc. システム開発サービス事業   企業向け基幹システム及び情報系システムの開発・保守、企業向け組込系システムの開発   株式会社Pro-SPIRE 海外事業   当社製品・サービス(グループウェア)の販売・サポート、ASEAN地域における営業活動、パートナー企業の発掘等   NEOREKA ASIA Sdh. Bhd.NEO THAI ASIA Co.,Ltd.NEOPhilippine Tech Inc. (1)ソフトウエア事業 ソフトウエア事業は、当社及び米国子会社が展開する事業であり、主にdesknet's NEOを主力製品とするグループウェア製品の開発、クラウドサービスによる提供、パッケージ製品としてのライセンス販売及びこれらに関連する役務作業の提供、米国企業の製品・サービスの日本での販売を行っております。 (2)システム開発サービス事業 システム開発サービス事業は、株式会社Pro-SPIREが展開する事業であり、長年培ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。 (3)海外事業 海外事業は、海外子会社3社が展開する事業であり、当社製品・サービス(グループウェア)の販売、現地でのパートナー企業の発掘等を行っております。 [事業系統図] ※1「クラウドサービス」とは、desknet's NEOを主力製品とするグループウェア及びその関連製品をインターネット経由で提供するサービスに関連する売上であります。 ※2「プロダクト」とは、desknet's NEOを主力製品とするグループウェア及びその関連製品のライセンス販売に関連する売上であります。 ※3「技術開発」とは、上記「クラウドサービス」、「プロダクト」に直接関連しないソフトウエアの受託開発に関連する売上であります。
経営方針・対処すべき課題4,519字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「リアルなITコミュニケーションで豊かな社会形成に貢献する」ことを経営理念とし、一部の先進企業だけでなく、全ての企業にすぐれたITのメリットを提供することを目指しております。この経営理念を実践するため具体的には以下の三つを行動指針としております。 ①柔軟な思考と発想で、次世代のニーズをつかむ ②ゼロから何かを生み出す喜びをお客様とともに ③一人ひとりがパイオニア精神を持ち続けること (2) 目標とする経営指標 当社グループは、技術革新のスピードが速く、常に革新的な製品・サービスが求められるIT業界に属しております。そのような状況の中、当社は研究開発や難易度の高い開発を受託することで社内に技術を蓄積し、技術的優位性を維持しながら、市場ニーズに応じた革新的な製品・サービスを適切な時期に市場に投入することで、販売価格がリーズナブルながらも高い利益率を確保することを目標としております。 具体的な経営指標としては、売上高成長率及び売上高経常利益率の向上に努めてまいります。当連結会計年度の売上高成長率は13.3%(前連結会計年度9.8%)、売上高経常利益率は31.7%(前連結会計年度28.2%)となっております。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 2030年までに国内グループウェアのトップブランドとしてのポジションと評価を確立し、シェアNo.1、累計1000万ユーザーを目指してまいります(2026年1月末時点の販売累計ユーザー数:539万ユーザー)。当社グループの強みである信頼のある高い技術力、先進的なITの実用化に対するいち早い取り組みをさらに強化・挑戦し続けてまいります。 事業構造としましては、ソフトウエア事業においてクラウドサービス、サポートサービスの安定したストック型ビジネスに、当社が得意とするエンタープライズ向け製品・サービスのシェアを伸ばすことで、安定的な収益モデルを堅実に成長させるとともに、システム開発サービス事業とのシナジーの追求や海外子会社による新たな収益事業の立ち上げや海外販売にもチャレンジしてまいります。 また、近年のAI技術の進展を踏まえ、グループウェアにおける業務効率化やナレッジ活用の高度化を実現するため、AI機能の積極的な開発・実装を推進してまいります。これにより、ユーザーの利便性向上と付加価値の創出を図るとともに、競争優位性のさらなる強化に取り組んでまいります。 (4) 経営環境及び対処すべき課題 インターネット関連技術は、技術の進歩が著しく、それに応じて業界標準及び利用者ニーズが急速に変化するなど当社の事業環境は日々変化しております。特に近年においてはAI技術の進展により、業務プロセスやソフトウエアの在り方そのものが大きく変容しつつあり、当社グループを取り巻く競争環境も大きく変化しております。ソフトウエア事業においては、多様なユーザーニーズに応えるためクラウドサービス及びライセンス(オンプレミス)の双方で販売を行っておりますが、クラウドサービスの利用が一般的に拡大しており、官公庁でのクラウドサービス利用拡大も見込まれることから、今後もクラウドサービスの売上は安定的に成長すると想定しております。この結果、ソフトウエア事業の売上に占めるクラウドサービスの割合は今後も増加していくものと考えております。ライセンスについては、クラウドサービスの利用が広がっているものの、大規模ユーザーにおいては、運用環境が整備されていることや価格面からライセンスを選択する傾向が当面継続すると想定しております。このような中、当社製品は、大規模ユーザーで使用した場合の性能と価格面で特に競争力を有すると考えており、大規模ユーザー向けのライセンス販売は今後も安定的に推移すると見込んでおります。 一方で、AI技術の急速な進展により、従来のソフトウエア機能の一部が代替・簡素化される可能性や、新規参入企業による競争の激化、価格競争の進展等が生じる可能性があります。これにより、当社製品の付加価値や競争優位性が相対的に低下した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 システム開発サービス事業においては、顧客企業のIT投資動向の影響を受けるものの、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進など競争力を確保するためのIT投資は当面底堅く推移するものと想定しております。しかしながら、採用環境が厳しい中、技術者数を増加させ売上を拡大させていくことを目指すのは現実的ではなく、また、将来的にはビジネススピードを重視し内製化が進むことも想定されるため、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に求められる技術力を蓄積し、より付加価値の高いサービスの提供にシフトしていくことが重要であると認識しております。 このような事業環境の中、当社グループが継続的に事業規模を拡大させていくためには、下記の課題への対応が必要であると考えております。 ① AI技術の進化への対応と競争力の強化 近年、AI技術の進歩は目覚ましく、今後もさらに加速することが見込まれます。こうした技術革新は、AIを活用した新たなサービスや製品の登場を促し、当社が事業を展開する市場環境を大きく変容させる可能性があります。この変化を脅威としてではなく機会として捉え、全社を挙げてAIへの対応を強化することが、持続的な成長に向けた重要な経営課題と認識しております。 製品・サービスの競争力という観点では、当社の主力製品にAIを活用した機能をさらに拡充し、ユーザーの利便性向上を実現することが急務です。市場における選択肢が多様化する中においても、ユーザーに継続して選ばれる製品・サービスを提供できる体制を整えてまいります。事業運営の面では、開発部門においてAIを積極的に活用することで効率的な開発を推進するとともに、従来と同水準の品質を維持・向上させることが重要と考えております。AI利用を前提とした開発プロセスや体制の再構築を図り、生産性と品質の両立を追求してまいります。また、営業部門・マーケティング部門・管理部門においても、AIを有効に活用した効率的かつ効果的な業務遂行を推進するなど、全社横断的にAI対応の取り組みを加速させます。 人材・組織の観点では、AIの活用推進により一人ひとりの担当できる業務範囲が拡大する可能性がある一方、従業員に対するリスキリングの機会を継続的に提供することが不可欠だと考えております。あわせて、AI技術の動向を注視しながら、最適な人員体制の構築に向けた検討を継続してまいります。こうした取り組みを通じ、AI時代における環境変化への対応力を備えた強靭な組織づくりに努めてまいります。 ② 営業活動の変革と製品・サービス価値の最大化 当社の持続的な成長には、高い技術力と開発力の維持・強化を前提としつつ、その技術力をユーザーへの価値として確実に届ける営業力を高めることが不可欠であります。競合環境・顧客動向・販売チャネル・市場トレンドが急速に変化するなかで、従来の営業手法にとどまることなく、時代の変化に即した営業活動へと進化させていくことが、持続的な成長に向けた重要な経営課題と考えております。とりわけ、足元の環境変化には、対応次第で取り込むべき商機も生まれていると認識しております。 こうした環境変化はリスクであると同時に機会でもあります。一部競合他社の方針転換により、特定業種において新たな商機が生まれており、こうした好機を確実に取り込むためにも、環境変化に適応した提案力の強化が求められます。あわせて、マーケティング施策によるリード獲得に過度に依存する構造を見直し、営業部門自らが顧客への価値提案を主導する「営業起点の価値創造」へと転換を図ってまいります。 製品・サービスの拡充という観点では、新たに取り扱いを開始した他社仕入製品も活用しながら、顧客ニーズに応えるソリューションの幅を広げてまいります。また、セットプランやオプション製品の販売強化を重点施策と位置づけ、顧客単価の向上と既存顧客との関係深化を図ってまいります。なかでも、desknet’s NEOとAppSuiteのセット利用の促進は、重要な取り組みと位置づけております。AppSuiteクラウドの売上高は前年同期比40%増と力強い成長を続けており、desknet’s NEOクラウドのユーザーに占めるAppSuiteクラウドの利用率も20%程度まで拡大してまいりましたが、依然として約8割のユーザーがdesknet’s NEOクラウドのみを利用している状況にあります。両サービスの併用による付加価値の高さをより多くのユーザーに届けることには大きな余地があると認識しており、セット利用の拡大に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。 ③ クラウドサービスの安定的・効率的な運用体制の構築・維持 ソフトウエア事業で展開しているクラウドサービスは、ソフトウエア事業の売上の7割程度を占める規模に成長しており、今後も継続的な成長によりこの割合は増加していく見込みであります。当社の提供するクラウドサービスは、業務の効率化や円滑なコミュニケーションを支えるビジネスインフラとして機能していることから、安定した稼働を維持することが重要であると認識しております。今後も利用者の増加が見込まれる中、クラウドサービスを安定的に提供するため、最適な運用基盤の選択、計画的なサービス基盤拡大、運用体制の充実等に取り組んでまいります。 ④ 官公庁・自治体のクラウド化への対応 当社の得意とする官公庁・自治体市場においても、DXを推進するための基盤としてクラウドサービスでの利用が増加していくことが見込まれています。官公庁・自治体のクラウド化へのシフトを見据え、当社はサービス提供者として課せられた条件を満たすソリューションを提供できるようにする必要があります。具体的には、LGWAN-ASP対応や政府機関にクラウドサービスを提供する場合に求められるセキュリティ評価水準であるISMAP(Information System Security Management and Assessment Program)クラウドサービスリストへの掲載に向けた申請の準備を進めております。 ⑤ サステナビリティに関する取り組み 当社グループは、持続的な企業価値向上のためESGを含むサステナビリティ経営を推進することが重要であると考えております。サステナビリティ委員会を中心に継続的に取り組みをすすめるとともに、活動内容の開示に努めてまいります。今後も、当社の事業活動を通じて、持続可能な社会の発展に貢献することで企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,769字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 以下において、当社グループの事業展開その他に関してリスク要因となり得る主な事項及び投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項を記載しております。 なお、文中の将来に関する事項は、本報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅したものではありません。 (1) システムダウン及び情報セキュリティに係るリスクについて 当社グループがクラウドで提供しているソフトウエアは、サービスの基盤をインターネット通信網に依存しております。従って、自然災害や事故によりインターネット通信網が切断された場合には、クラウドサービスの提供が不可能となります。また、予想外の急激なアクセス増加による一時的な過負荷によるサーバーダウンや、データセンターにおける障害等により、当社グループのクラウドサービスが停止する可能性があります。このようなシステム障害等が発生し、サービスの安定的な提供が行えないような事態が発生した場合には、当社グループの業績の低下につながる可能性があります。また、コンピューターウィルスの混入や外部からの不正な手段によるサーバー内への侵入による顧客情報等の漏洩、役職員の過誤等による重要なデータの消去等の可能性があり、このような事態が発生した場合には、当社グループに直接的・間接的な損害が発生する可能性があるほか、当社グループのクラウドサービスへの信用が失墜し、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社グループは、上記のリスクに対し、自然災害や停電や火災等の災害に対する耐性やセキュリティ面を慎重に検討した上で、サービス基盤として使用するデータセンターを選定するとともに、複数のデータセンターを利用してリスクの分散を図っております。また、定期的にバックアップ・データを確保して、非常時において当該データを復元し、できる限り速やかにサービスを再開できる体制を整備することで、非常時におけるリスクの軽減を図っております。 (2) AI技術の進展及び競争環境の変化について 当社グループが属するIT業界においては、生成AIをはじめとするAI技術の進展により、ソフトウエアの開発手法や提供価値、競争環境は急速に変化しております。大手IT企業やスタートアップ企業によるAI関連サービスの参入・競争激化により、当社グループの提供する製品・サービスの競争優位性が低下する可能性があります。 また、AI技術の進化スピードに対し、当社グループの技術開発やサービス改善が適切に対応できない場合、市場ニーズとの乖離が生じ、顧客獲得や収益機会の逸失につながる可能性があります。 当社グループでは、上記のリスクに対し、技術動向の継続的な把握、研究開発投資の強化、外部企業との連携等を通じて、競争力の維持・向上に努めることでリスクの軽減を図っております。 (3) 特定人物への依存について 代表取締役である社長齋藤晶議(戸籍名:齊藤章浩)は、当社グループの創業以来の代表取締役であり、事業の立案や運営、開発活動の遂行等についてリーダーシップを発揮しており、不慮の事故等何らかの理由により当人が当社グループの事業展開に関与することが困難になった場合には、当社グループの事業及び業績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループでは、上記のリスクに対し、属人的な経営体制を改めるために、社内役員構成の見直し、役員及び幹部社員の情報共有や権限の委譲、業務分掌に取り組んでおり、同氏に過度に依存しない経営体制の整備をすすめることでリスクの軽減を図っております。 (4) 知的財産権について 当社グループはIT業界に属しており、知的財産権の保護については重要な課題であると認識しております。当社グループは、製品・サービスの開発にあたりオープンソースソフトウエアを積極的に活用しておりますが、オープンソースソフトウエアについては、ライセンス条件等が不明確なことがあることなどから、製品・サービスの開発過程等において意図しない形で、第三者の知的財産権等を侵害する可能性があります。そうした事態が生じた場合、当該第三者より損害賠償の訴訟等が提起され、不測の損害が生じる可能性があります。 当社グループでは、上記のリスクについて、社内担当部門で慎重に調査を行うとともに、必要に応じて専門家と連携を取り調査可能な範囲で対応を行うことでリスクの軽減を図っております。 (5) 法的規制について 現時点において、当社グループの事業展開上の障害となるような法的規制はないと認識しておりますが、「個人情報の保護に関する法律」、「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律(労働者派遣法)」など当社グループの事業に関連する現行法令の拡大や新法令の制定により、当社グループの事業活動の領域が制約を受ける可能性があり、当社グループの経営成績に悪影響を与える可能性があります。 当社グループでは、上記のリスクについて、法令改正の動向などの情報収集を適宜行い、適時に対応できるようにすることによりリスクの軽減を図っております。 (6) 海外事業の展開について 当社グループでは、海外事業を当社グループの中長期的な成長機会と位置付けており、マレーシア・タイ・フィリピンの3か国で事業を展開しております。マレーシア、タイの子会社については、経営管理体制の見直しや人員強化に取り組んだ結果、ストック型の売上が徐々に積み上がってきており、直近のペースで売上を積み上げていくことで2029年1月期には黒字化することを見込んでおります。2024年4月に新設したフィリピンの子会社につきましては、計画の進捗が芳しくなかったため、当期中に経営管理体制の見直しを図るとともに人員強化に取り組んでおり、徐々に改善しておりますが、黒字化には時間を要する見込みであります。いずれの子会社も中長期的には当社グループの成長に貢献するものと考えておりますが、計画通りに売上高が拡大していかない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 また、海外事業の拡充に伴って、法律・規制・租税制度の予期しない変更や社会的混乱など、各国における諸事情の変化や為替などの市場動向が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 当社グループでは、上記のリスクについて、海外子会社の経営陣となっている当社従業員等を中心に経営状況及び事業環境を適時に把握し、必要に応じて当社取締役会等において検討してモニタリングすることで、リスクの低減に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)11,989字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 経営成績 当連結会計年度における我が国の経済は、企業収益及び雇用・所得環境が改善する下で、景気は緩やかに回復基調で推移いたしました。景気の先行きについては、緩やかな回復が継続していくことが期待されますが、米国の通商政策、物価上昇や中東情勢、金融資本市場の変動等の影響には注意が必要な状況となっております。 当社グループが属するIT業界におきましては、ソフトウエア投資は増加傾向にあり、企業収益の改善や人手不足等を背景に、今後もITへの投資は堅調に推移することが期待されます。その反面、AI技術の急速な進歩がもたらす製品・サービスの競争環境は一段と激化しており、各社の対応力が問われる局面を迎えております。 このような状況の中、desknet's NEOにつきましては、クラウド版の新オプションサービスとして会議室予約表示「RoomMgr(ルーム マネージャー)」を2025年2月に、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に基づいた専用クラウド基盤にて提供する「政府セキュリティ評価対応オプション」を2025年6月に提供開始いたしました。また、契約ユーザー数に応じた容量を標準提供するクラウドストレージ「desknet's ドライブ」を介して大容量ファイルを送信できるクラウド版の新機能「ファイル転送」を搭載したdesknet's NEOバージョン9.0を2025年3月にリリースいたしました(パッケージ版オプションライセンスは2025年6月より提供開始)。この他、社内データ×生成AIをノーコードで実現する生成AIプラットフォーム「neoAI Chat for desknet's」を2025年9月に提供開始し、同時に「neoAI Chat for desknet's」で作成したAIアシスタントとの連携に対応したdesknet's NEOバージョン9.5をリリースいたしました。「neoAI Chat for desknet's」は、東京大学 松尾研発スタートアップである株式会社neoAIとの業務提携により実現した、生成AIプラットフォーム「neoAI Chat」のネオジャパン顧客向け専用モデルです。「neoAI Chat」が持つ機能・性能・セキュリティはそのまま、「neoAI Chat」で作成したAI アシスタントをdesknet's NEOやChatLuckのユーザーでも利用できるようになります。AIアシスタントの作成者と利用者を分離することで、管理負担の軽減と運用コストの最適化を実現いたします。本製品の活用事例として、神奈川県統計センターが実施した令和7年国勢調査の問い合わせ業務に当社製品AppSuiteと「neoAI Chat」を用いた業務改善支援を実施いたしました。その結果、導入後に実施したアンケート調査では作業時間の大幅な削減や残業時間の低減、職員満足度の向上など、定量・定性の両面で高い効果が確認されました。 2025年12月に株式会社Innovation & Co.が運営する法人向けIT製品比較サイト「ITトレンド」において、「[急上昇]グループウェア 」と「[急上昇]ノーコード・ローコード開発」部門においてそれぞれ第1位を受賞したほか、2026年1月には「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2026 Winter」においても当社主力3製品がそれぞれ5部門で最高位である「Leader」を受賞いたしました。desknet's NEOは2019年の受賞以来、今回の受賞で27回連続での受賞となりました。 2025年3月に経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人 2025(大規模法人部門(ホワイト500))」に認定されました。「健康経営優良法人」は6年連続、「ホワイト500」は初めての認定となります。 この他、2025年6月に当社はマレーシア・ジョホール州政府の投資促進機関「Invest Johor(インベスト ジョホール)」と、同州イスカンダル地域への東南アジア・エクセレンスセンター(Southeast Asian Centre of Excellence)の設立に向けた戦略的協力に関する基本合意を締結いたしました。 さらに、米国のLIVEX AI Inc.と同社のサービスである「LiveX AI」の再販パートナー契約を締結し、日本でのサービス提供を2025年10月より開始いたしました。日本企業では初の再販パートナー契約となります。「LiveX AI」は一般消費者向けビジネスのためのエンタープライズAIエージェントであり、チャット、音声、メール等全チャネルで人間のように機能し、問題解決、コンバージョン率の向上、解約防止に貢献いたします。今回の「LiveX AI」の提供開始により、顧客対応・購買支援領域までサービスを拡張し、次世代の顧客体験を提供し企業の「働き方改革」と「売上拡大」を両面から強力に支援してまいります。 以上の結果、当連結会計年度における売上高は8,230,230千円(前年同期比13.3%増)、営業利益は2,497,767千円(前年同期比28.0%増)、経常利益は2,610,407千円(前年同期比27.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,809,529千円(前年同期比28.0%増)となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 なお、連結子会社DELCUI Inc.の事業内容については当面の間、当社の開発外注先としての重要性が高まることが見込まれるため、従来「海外事業」セグメントに含めていた業績を当連結会計年度の期首より「ソフトウエア事業」セグメントに含める方法に変更しております。 報告セグメントの算定方法の変更の詳細につきましては、連結財務諸表「注記事項(セグメント情報等) 1.報告セグメントの概要 (2)報告セグメントの変更等に関する事項」をご覧ください。 (ソフトウエア事業) ソフトウエア事業は、当社と子会社であるDELCUI Inc.が展開する事業で構成されております。 売上区分別の状況を示すと、以下のとおりであります。 売上区分   前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 売上高 (千円)   構成比 (%)   売上高 (千円)   構成比 (%)   増減率 (%) クラウドサービス   3,427,877   65.8   4,334,811   69.6   26.5 プロダクト   1,703,645   32.7   1,730,836   27.8   1.6 技術開発   81,900   1.5   165,500   2.6   102.1 合計   5,213,423   100.0   6,231,148   100.0   19.5 a. クラウドサービス クラウドサービスの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)   増減額(千円)   増減率(%) 売上高(千円)   売上高(千円) desknet's NEOクラウド(*1)   2,871,176   3,581,160   709,983   24.7 AppSuiteクラウド(*1)   251,206   394,999   143,792   57.2 ChatLuckクラウド(*1)   82,970   96,853   13,883   16.7 その他月額売上   177,747   186,463   8,715   4.9 月額売上合計   3,383,101   4,259,476   876,375   25.9 その他役務作業等   44,775   75,335   30,559   68.3 クラウドサービス合計   3,427,877   4,334,811   906,934   26.5 (*1)2024年9月1日より導入いたしましたセットプランにつきましては、価格改定後の既存プラン価格に基づき各サービスに按分した金額を集計しております。 desknet's NEOクラウド版の売上高は、前年度(2024年9月)の価格改定効果等により前年同期比709,983千円増加し、3,581,160千円(前年同期比24.7%増)と大幅な増加となりました。1社当たりの平均利用ユーザー数は前年同期と同水準の85ユーザーとなっております。また、月平均の解約率(*2)は0.35%となっており、価格改定前である前中間連結会計期間の月平均解約率0.35%と同水準となっております。今後も引き続き解約率を低い水準に維持できるよう取り組んでまいります。 AppSuiteクラウド版の売上高は、利用ユーザー数の増加及び前年度の価格改定効果により前年同期と比較して143,792千円増加し、394,999千円(前年同期比57.2%増)と大幅な増加となりました。また、前年度(2024年9月)に導入した、desknet's NEOクラウド版とAppSuiteクラウド版をリーズナブルに同時利用できるセットプランの売上が堅調に推移したこともあり、当連結会計年度末時点においてAppSuiteクラウド版の利用ユーザー数は、desknet's NEOクラウド版のユーザー数の約20%と前年同期から約5%増加しております。今後も引き続きセットプランの訴求を高め、利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。 ChatLuckクラウド版の売上高につきましては、前年同期と比較して13,883千円増加し、96,853千円(前年同期比16.7%増)となりました。売上高全体に占める割合は小さいものの、着実に売上が成長しているサービスであることから継続的に機能強化に取り組み、desknet's NEOとの同時利用ユーザー数の拡大に努めてまいります。その他月額売上高につきましては、主に主要サービス以外の個別案件の増加により前年同期と比較して8,715千円増加の186,463千円(前年同期比4.9%増)となりました。その他役務作業等の売上高につきましては、主にASP事業者向けのカスタマイズ案件の増加により30,559千円増加し、75,335千円(前年同期比68.3%増)となりました。 以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は前年同期比906,934千円増加し、4,334,811千円(前年同期比26.5%増)となりました。 (*2)desknet's NEOクラウドのユーザーにおける「当月の解約により減少したMRR(*3)÷前月末のMRR」の当連結会計年度の平均で算出しております。 (*3)MRR(Monthly Recurring Revenue)は対象月の月末時点における継続課金ユーザーにかかる月額料金、もしくは年額料金の1/12の合計額で算出しております。 b. プロダクト プロダクト(オンプレミス型ライセンス及び関連役務等)の主要製品別の売上高は以下のとおりであります。 前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)   増減額(千円)   増減率(%) 売上高(千円)   売上高(千円) desknet's NEO   220,973   207,734   △13,238   △6.0 AppSuite   74,250   75,690   1,440   1.9 ChatLuck   35,162   23,167   △11,994   △34.1 その他ライセンス売上   9,832   6,812   △3,019   △30.7 ライセンス売上合計   340,218   313,405   △26,812   △7.9 サポートサービス   954,173   1,082,829   128,655   13.5 カスタマイズ   142,208   87,276   △54,932   △38.6 その他役務作業等   267,045   247,325   △19,719   △7.4 プロダクト合計   1,703,645   1,730,836   27,191   1.6 desknet's NEOライセンスの売上高は、前年同期と比較して1,000ユーザー未満の新規・追加ライセンスが増加した一方、5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスが減少したことを主な要因として13,238千円減少し、207,734千円(前年同期比6.0%減)となりました。 AppSuiteライセンス及びChatLuckライセンスにつきましては、desknet's NEOライセンスとの同時購入をされることが多い傾向にあります。AppSuiteライセンスの売上高は、desknet's NEOライセンスと同様に前年同期と比較して1,000ユーザー未満の新規・追加ライセンスが増加した一方、5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスが減少したことを主な要因として前年同期比1,440千円増加し、75,690千円(前年同期比1.9%増)となりました。また、ChatLuckライセンスの売上高は、前年同期と比較して5,000ユーザー以上の大規模新規ライセンスが減少したことを主な要因として前年同期比11,994千円減少し、23,167千円(前年同期比34.1%減)となりました。 サポートサービスの売上高は、desknet's NEOのサポートサービスの売上高が前年同期比105,819千円増加し、889,534千円(前年同期比13.5%増)となったことを主な要因として、128,655千円増加し、1,082,829千円(前年同期比13.5%増)となりました。また、カスタマイズの売上高には前年同期と比較して中規模の案件が減少したことを主な要因として、前年同期比54,932千円減少し、87,276千円(前年同期比38.6%減)となりました。その他役務作業等の売上高は、他社製品であるID統合管理システムの販売及び役務作業の減少を主な要因として、19,719千円減少し247,325千円(前年同期比7.4%減)となりました。 以上の結果、プロダクト全体での売上高は前年同期比27,191千円増加し、1,730,836千円(前年同期比1.6%増)となりました。 c. 技術開発 技術開発につきましては、積極的に受託開発を行う方針ではありませんが、主に従来からの継続案件の売上増加により、売上高は前年同期比83,600千円増加し、165,500千円(前年同期比102.1%増)となりました。 以上の結果、ソフトウエア事業の売上高は6,231,148千円(前年同期比19.5%増)、セグメント利益は2,516,622千円(前年同期比27.4%増)となりました。 (システム開発サービス事業) システム開発サービス事業は、子会社である株式会社Pro-SPIREが展開する事業で構成されており、同社が長年培ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。 システム開発サービス事業の売上高は、既存取引先のプロジェクト規模縮小などにより前年同期と比較して71,456千円減少し1,962,388千円(前年同期比3.5%減)となりました。売上原価は人員増に伴い人件費が増加した一方、外注費を削減したことなどにより全体で99,243千円減少いたしました。また、販売費及び一般管理費は、人件費等の増加により前年同期比19,741千円増加いたしました。 以上の結果、システム開発サービス事業の売上高は1,962,388千円(前年同期比3.5%減)、セグメント利益は73,918千円(前年同期比12.2%増)となりました。 (海外事業) 海外事業は、ASEAN地域の海外子会社3社の事業で構成されており、現地企業向けにdesknet's NEO及びAppSuiteのクラウドサービスの提供を中心に行っております。 海外事業の売上高は、営業人員の育成による営業力強化、展示会への出展による認知度向上、販売代理店の開拓及び日系企業コミュニティへのアプローチ等に努めてきた結果、前年同期と比較して40,962千円増加し76,764千円(前年同期比114.4%増)となりました。前期設立したフィリピン子会社及びタイ子会社については、マネジメント体制の変更を実施するとともに、営業人員の強化を行いました。今後は、引き続き現地企業への浸透に注力してまいります。 以上の結果、海外事業の売上高は76,764千円(前年同期比114.4%増)、セグメント損失は91,742千円(前年同期はセグメント損失90,798千円)となりました。 ② 財政状態 (資産) 当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末より1,453,175千円増加し、10,693,537千円となりました。これは主に、現金及び預金が1,029,702千円増加したこと、売上高の増加に伴い売掛金及び契約資産が89,786千円増加したことに加え、米国企業への投資等により有価証券及び投資有価証券が201,419千円増加したことによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末より284,998千円増加し、3,211,473千円となりました。これは主に、クラウドサービス、サポートサービス等にかかる契約負債がクラウドサービスの価格改定及びユーザー数の増加の影響により94,554千円増加したこと、未払法人税等が87,669千円増加したことに加え、未払費用の増加を主な要因として流動負債のその他が60,677千円増加したことによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末より1,168,176千円増加し、7,482,063千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益が1,809,529千円計上された一方で、658,194千円の剰余金の配当を実施したことにより利益剰余金が合計で1,151,335千円増加したことによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度と比較し1,052,320千円増加し、6,431,981千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は2,245,350千円(前連結会計年度は2,061,766千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益2,608,639千円、減価償却費の計上331,013千円、契約負債の増加93,599千円により資金が増加した一方で、売上債権及び契約資産の増加88,829千円、法人税等の支払781,638千円により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は527,610千円(前連結会計年度は452,864千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出132,419千円、無形固定資産の取得による支出252,013千円、投資有価証券の取得による支出148,015千円により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は658,838千円(前連結会計年度は1,488,279千円の支出)となりました。これは主に、配当金の支払658,108千円によるものであります。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2025年1月期   2026年1月期 自己資本比率(%)   68.3   69.9 時価ベースの自己資本比率(%)   254.6   233.3 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)   0.1   0.1 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)   56,855.93   11,435.51 (注)1.各指標の計算方法は、次のとおりであります。 自己資本比率=自己資本÷総資産 時価ベースの自己資本比率=株式時価総額÷総資産 キャッシュ・フロー対有利子負債比率=有利子負債÷営業キャッシュ・フロー インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー÷利払い 2.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。 3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。 4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書におけるキャッシュ・フローを使用しております。 5.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っているすべての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 ④ 生産、受注及び販売の状況 (a) 生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 (b) 受注実績 当社グループは受注開発を行っておりますが、受注高及び受注残高の金額に重要性はありません。 (c) 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示しますと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(千円)   前年同期比(%) ソフトウエア事業   6,217,645   19.4 システム開発サービス事業   1,935,820   △4.2 海外事業   76,764   114.4 合計   8,230,230   13.3 (注) 1.セグメント間の取引は相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2024年2月1日 至 2025年1月31日)   当連結会計年度(自 2025年2月1日 至 2026年1月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) ダイワボウ情報システム(株)   1,020,222   14.0   1,204,441   14.6 (2) 経営者の視点による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しておりますが、実績の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。 当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものにつきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a) 経営成績の分析 (売上高) 当連結会計年度における売上高は前年同期比966,759千円増加し、8,230,230千円(前年同期比13.3%増)となりました。これは主に、ソフトウエア事業の売上高が前年同期比1,010,762千円増加し6,217,645千円(前年同期比19.4%増)となったことによるものであります。ソフトウエア事業の売上高は主に、クラウドサービスの売上高(セグメント間の内部売上高を含む)が906,934千円(前年同期比26.5%増)増加したことによるものであります。クラウドサービスの売上高増加は、前年度(2024年9月)に実施したサービス価格改訂の効果等を主な要因とするものであります。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価は前年同期比262,074千円増加し、3,493,534千円(前年同期比8.1%増)となりました。これは主に人件費の増加に加え、ソフトウエア業務における技術開発売上の増加に伴う業務委託費の増加があった一方で、システム開発サービス事業における外注費が減少したことを要因とするものであります。 この結果、当連結会計年度の売上総利益は前年同期比704,685千円増加し、4,736,696千円(前年同期比17.5%増)となりました。 (販売費及び一般管理費) 当連結会計年度における販売費及び一般管理費は前年同期比158,096千円増加し、2,238,928千円(前年同期比7.6%増)となりました。これは主に人件費が68,009千円増加したこと、WEB広告等による広告宣伝費が43,053千円増加したことを要因とするものであります。 この結果、当連結会計年度の営業利益は前年同期比546,589千円増加し、2,497,767千円(前年同期比28.0%増)となりました。 (営業外損益) 当連結会計年度における営業外収益は前年同期比13,571千円増加し、114,966千円(前年同期比13.4%増)となりました。これは主に、投資事業組合運用の増加及び助成金収入の増加によるものであります。また、営業外費用は前年同期比360千円減少し、2,326千円(前年同期比13.4%減)となりました。これは主に、前年度発生のフィリピン子会社の創立費の影響及び当年度発生の当年度発生の株式報酬費用消滅損の影響によるものであります。 この結果、当連結会計年度の経常利益は前年同期比560,521千円増加し、2,610,407千円(前年同期比27.3%増)となりました。 (特別損益、当期純利益及び親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度における特別損失は、固定資産除却損1,768千円によるものであります。法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額を含む)は、利益の増加を主な要因として前年同期比162,567千円増加し、799,109千円(前年同期比25.5%増)となりました。 この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比395,419千円増加し、1,809,529千円(前年同期比28.0%増)となりました。 (b) キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析については「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (c) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの主な資金需要は、中長期的な成長を図るための、従業員等の採用・育成に係る費用、人件費、広告宣伝費、新製品開発のための研究開発費、その他営業費用などとなります。これらにつきましては、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローや自己資金で対応していくこととしております。なお、現在の現金及び現金同等物の残高、営業活動から得る現金及び現金同等物の水準については、当面事業を継続していくうえで十分な流動性を確保しているものと考えております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について 当社グループは、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、事業環境の変化や組織体制の整備等、さまざまなリスク要因が当社の成長や経営成績に重要な影響を与える可能性があると認識しております。そのため、当社グループは、常に新技術の動向や市場動向に留意しつつ、内部管理体制を強化し、優秀な人材を確保育成し、顧客ニーズを満たす製品・サービスを開発し提供していくことにより、経営成績に重要な影響を与えるリスク要因の低減を図ってまいります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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