概要
L is B(エルイズビー)は、2010年9月に静岡県焼津市で設立された情報・通信業の企業である。2024年3月に東京証券取引所グロース市場に上場し、現場(建設業、流通小売業、インフラ業など)の業務課題をデジタルトランスフォーメーション(DX)で解決するSaaS型サービスを主力とする。中核製品はビジネスチャット「direct」で、月額利用料を収益の柱とする。2025年12月期の連結売上高は21億3千2百万円、従業員数は185名。
DXソリューション事業を主軸とする二つの報告セグメント
当社グループはDXソリューション事業と投資事業の二つの報告セグメントで構成される。DXソリューション事業が売上の大部分を占め、現場向けビジネスチャット「direct」を中核に、連携するアプリ群(direct Apps、direct Smart Working Solution、AI-FAQボットなど)をSaaSとして提供する。2025年12月期のDXソリューション事業の売上高は21億3千2百万円、セグメント利益は1億7千8百万円。投資事業は2025年よりスタートアップ投資を目的に開始され、ファンド運営費用が計上されセグメント損失は9百万円となった。
ストック収益が92.5%を占める安定収益基盤
当社の収益構造は、毎月経常的に得られるサービス利用料(ストック売上)が主体である。2025年12月期のストック売上比率は92.5%に達し、安定した収益基盤を形成する。同期末のARR(年間経常収益)は18億7千9百万円。契約社数(OEM除く)は696社で、新規獲得だけでなく既存顧客へのアップセル・クロスセルにより1社当たり単価の向上を図っている。売上高全体に占めるプロフェッショナルサービス(初期設定・コンサルティング)等のフロー売上は7.5%である。
本社・徳島ラボ・関西・九州に拠点を置く国内体制
本社は東京都千代田区岩本町に所在する。2012年以降、江東区青海、千代田区外神田と移転を経て2019年に現住所に定めた。開発拠点として2016年に開設した徳島ラボ(徳島県徳島市)を有する。営業拠点としては2018年開設の関西支社(大阪府大阪市西区)と2019年開設の九州支社(福岡県福岡市中央区)を配置する。海外拠点はなく、国内の現場DX需要に特化した体制をとっている。
五社体制の連結グループによる事業運営
当社グループは当社と4社の連結子会社で構成される。株式会社システム・エムズ(2024年11月子会社化)はシステム開発を担う。株式会社directX Ventures(2025年4月設立)とdirectX Ventures1号有限責任事業組合(2025年6月組成)は投資事業を執行する。IU BIM STUDIO株式会社(2025年10月子会社化)はBIM(Building Information Modeling)領域のソリューションを提供する。これら子会社を通じて、現場DXの総合プラットフォームへの進化を目指す。
業界の中での役割は現場向けSaaSプロバイダー、DXコンサルティング会社。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| DXソリュー ション事業 | 21億円 | 100.0% | 2億円 | 9.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01建設業主力
建設現場のコミュニケーション課題を解決するビジネスチャット「direct」を提供。協力会社との連絡・報告を円滑化し、長時間労働是正に貢献。DXコンサルやBIMソリューションも展開。
- direct
- 現場向けビジネスチャット。直感的な操作で協力会社との安全な連絡を可能にし、Guest Modeで社外メンバーも招待可能。高セキュリティでデータ保護を徹底。
- direct Apps
- タスク管理、掲示板、スケジュール管理などのアプリ群。directと連携し、業務連絡を自動化する。
- direct Smart Working Solution
- 働き方改革支援ソリューション。チャットボットで残業実態を見える化し、勤怠管理をサポート。
- AI-FAQボット
- AIを活用したFAQソリューション。事前学習不要でチャットボットが問い合わせに自動回答。
- タグショット/タグアルバム
- 現場向け写真管理サービス。タグを付けて撮影するだけでクラウド上で分類・保存。
- ナレッジ動画
- 現場のノウハウを動画で共有・管理するサービス。編集不要で閲覧制限も設定可能。
02流通小売業準主力
小売業の現場でも、仕入れ先や臨時職員との連絡にdirectを提供。Guest Modeで外部関係者と安全にコミュニケーションできる。
- direct
- 現場向けビジネスチャット。Guest Modeにより社外関係者を招待可能。
03インフラ・運輸・交通業準主力
インフラや運輸・交通業界の現場でも同様にdirectを提供。業務連絡の効率化を図る。
- direct
- 現場向けビジネスチャット。
04自治体・金融機関副次
OEM提供を通じて自治体や信用金庫にビジネスチャットを提供。行政の情報共有や金融機関の顧客コミュニケーションを支援。
主要顧客株式会社トラストバンク、信金中央金庫、東日本電信電話株式会社
- LoGoチャット
- 株式会社トラストバンク向けOEM。総合行政ネットワーク(LGWAN)で使える自治体向けチャット。
- しんきんdirect
- 信用金庫と取引先のDX支援。非対面コミュニケーションを可能にする。
05その他・投資事業その他
スタートアップ投資やシステム受託開発など。中長期的な成長とシナジー創出を目指す。
製品と技術
現場に特化したビジネスチャット「direct」の三つの特徴
「direct」は、建設業や流通小売業などの現場で使われることを前提に設計されたビジネスチャットである。第一の特徴は直感的なユーザーインターフェースで、スマートフォン操作ができる人なら誰でも使えるシンプルさを追求する。第二に、協力会社や取引先といった社外メンバーと安全につながる「direct Guest Mode」を備え、特許を取得(特許第6243382号)。ゲスト招待された社外メンバーには他のゲストの存在が表示されず、情報漏洩を防止する。第三に、通信の暗号化(SSL/TLS)と保存データのAES256暗号化、ISO/IEC27001/27017認証によるセキュリティ体制。またスクリーンショット制限やファイルダウンロード制限など現場で必要な機能を実装している。
「direct Apps」群が実現するタスク・スケジュール・掲示板の一元管理
2022年4月にリリースされた「direct Apps」は、「direct」に連携するアプリケーション群。初期アプリとしてタスク管理、スケジュール管理、掲示板の3つを提供し、2023年3月には日程調整アプリ「トリスケ」を追加した。各アプリで情報が更新されると「direct」のチャットに通知が届くため、現場の業務連絡が効率化される。これらのアプリは月額利用料に含まれ、クロスセルによる顧客単価向上に貢献している。
現場の写真管理とナレッジ共有を手軽にする二つのサービス
「タグショット/タグアルバム」は2023年6月リリースの現場向けカメラアプリ。タグを付けて写真や動画を撮影するだけでクラウド上に分類・保存され、関係者とリアルタイム共有できる。探す手間を削減し業務効率化を図る。「ナレッジ動画」は2024年3月正式リリース。動画編集不要で、現場のノウハウを動画で共有・管理できる。閲覧権限設定が可能で、用途別の再生リストやトリミング機能も備える。いずれも「direct」との連携により価値を発揮する。
チャットボットとDXコンサルティングによる業務自動化支援
チャットボット関連では、すぐに利用できるレンタルサービス「direct bot RENTAL」(2017年1月提供開始)と、ユーザー自身がボットを開発できる環境「daab SDK」(2014年12月公開)を提供。FAQ対応を自動化する「AI-FAQボット」(2018年7月リリース)は事前学習不要で、言葉の揺れを自動学習する特徴を持つ。さらに、DXコンサルティングサービス(2022年7月開始)では、顧客の業務課題に応じたオリジナルソリューションの設計・開発や「direct」との連携支援を行う。これらはストック売上とは別にプロフェッショナルサービス売上として計上される。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
情報・通信業のなかでの位置
クラウド型DX、黒字化達成
L is Bは情報・通信業セクターの企業で、クラウド型の業務支援サービスを提供。売上高は2024年12月期16億円、2025年12月期21億円と拡大、営業利益率も0%から9.52%へ改善し黒字化。同セクターの同業他社(VRain Solution、Cocolive、ソラコム、ハッチ・ワーク、シンカ)と比較すると、売上規模は中程度。類似サービスを提供する可能性があるVRain SolutionやCocoliveに対して、黒字化スピードが速い点は強み。ただし、収益規模が小さく、競争激化に晒されている。
強み
- 営業利益率を改善し、安定収益への道筋をつけた。
- 売上高が前期比30%超成長し、市場ニーズが高い。
- サブスクリプションモデルで継続収益を見込める。
- 特定業界向けサービスにより差別化可能。
課題
- 売上高20億円程度で、大手との競争でリソース不足。
- 同業他社も多く、差別化が難しい領域。
- 黒字化したばかりで、利益率の維持が課題。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
情報・通信業の時価総額近傍。太字がL is B
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 3927フーバーブレイン | 49億円 | 15.4倍 |
| 2 | 548Aシステムエグゼ | 49億円 | 9.5倍 |
| 3 | 4484ランサーズ | 49億円 | 57.7倍 |
| 4 | 3815メディア工房 | 48億円 | — |
| 5 | 5031モイ | 47億円 | 46.3倍 |
| 6 | 145AL is B | 46億円 | 24.3倍 |
| 7 | 4476AI CROSS | 46億円 | 13.4倍 |
| 8 | 4492ゼネテック | 46億円 | 8.9倍 |
| 9 | 5129FIXER | 45億円 | — |
| 10 | 3712情報企画 | 45億円 | 13.9倍 |
| 11 | 3816大和コンピューター | 45億円 | 16.8倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 27件
静岡で創業し感情解析エンジンを開発した2010〜2011年
2010年9月、静岡県焼津市に資本金5,000千円でL is Bを設立。創業当初からテクノロジーとアイデアで人を笑顔にするミッションを掲げた。2011年4月には感情解析エンジン「Social Emotion Engine」を開発し、同エンジンを搭載したTwitterアプリ「Feel on!」の提供を開始。この時期は感情解析技術に軸足を置いていたが、後に現場DXへと事業の中心が移ることになる。
ビジネスチャット「direct」のリリースとチャットボットSDK公開(2014年)
2014年10月、現場向けビジネスチャット「direct」の提供を開始。これが現在の主力サービスとなる。同年12月にはチャットボット開発環境「daab SDK」を公開し、利用者自身がボットを作成できる環境を整えた。この時期に本社を千代田区外神田へ移転(2014年5月)し、東京での事業基盤を固めた。なお、2013年〜2014年にかけて感情解析サービスからビジネスチャットへの事業転換が進んだ。
現場特化機能の追加とISMS認証取得で差別化(2015〜2016年)
2015年10月、協力会社と安全につながる「direct Guest Mode」を提供開始(後に特許取得)。2016年3月には徳島ラボを開設し、開発体制を強化。同年10月には働き方改革支援ソリューション「direct Smart Working Solution」をリリース。同年12月には情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のISO/IEC27001及びISO/IEC27017認証を取得し、セキュリティ面での信頼性を高めた。
第三者割当増資で約13億円を調達し支社ネットワークを拡大(2019〜2021年)
2019年6月、第三者割当増資で総額2.8億円を調達。同年10月に九州支社、2021年5月には第三者割当増資で総額約10億円を調達し、事業拡大の原資とした。2021年10月に関西支社を大阪市西区に移転。この時期、本社を千代田区岩本町に移転(2019年5月)し、現在の拠点構成がほぼ完成した。調達資金はサービス開発と営業強化に活用された。
東証グロース上場とM&Aによる事業領域の拡張(2024〜2025年)
2024年3月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場。同時に公募増資を実施し、資本金は537百万円に。同年4月にはオーバーアロットメントによる第三者割当増資で資本金629百万円となる。同年11月、株式会社システム・エムズを子会社化。2025年4月に子会社directX Venturesを設立し投資事業を本格化、同年6月には同ファンドを組成。同年10月にはIU BIM STUDIOを子会社化し、BIM領域に進出した。
連結業績の拡大と黒字定着(2024年12月期〜2025年12月期)
2024年12月期の連結売上高は16億円(前年比23%増)、営業利益は約0(ゼロ)であった。翌2025年12月期には、子会社システム・エムズの通期寄与や「direct」の顧客拡大により売上高21億円(同33.8%増)を達成。調整後営業利益は2億円、営業利益は1.7億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.4億円と、いずれも大幅に改善し黒字を定着させた。自己資本比率は53.9%。
年表27件を開く
2010年代
- 2010年9月創業静岡県焼津市にて資本金5,000千円で当社設立
- 2011年4月感情解析エンジン「Social Emotion Engine」を開発 同エンジン搭載のTwitterアプリ「Feel on!」を提供開始
- 2012年2月東京都江東区青海に本社を移転
- 2014年5月東京都千代田区外神田へ本社を移転
- 2014年10月ビジネスチャットサービス「direct」を提供開始
- 2014年12月チャットボット開発環境「daab SDK」を公開
- 2015年10月「direct」に顧客が協力会社と安全につながるオプションサービス「direct Guest Mode(ダイレクトゲストモード)」を提供開始
- 2016年3月徳島県徳島市に徳島ラボを開設
- 2016年10月働き方改革支援ソリューション「direct Smart Working Solution」を提供開始
- 2016年12月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)のISO/IEC27001及びISO/IEC27017認証を取得
- 2017年1月チャットボットレンタルサービス「direct bot RENTAL」を提供開始
- 2018年5月大阪府大阪市西区に関西支社を開設
- 2018年7月ユーザーの思考に合わせて進化するFAQソリューション「AI-FAQボット」を提供開始
- 2019年5月東京都千代田区岩本町へ本社を移転
- 2019年6月第三者割当増資により総額2.8億円を資金調達
- 2019年10月福岡県福岡市中央区に九州支社を開設
2020年代
- 2021年5月第三者割当増資により総額約10億円を資金調達
- 2021年10月関西支社を大阪府大阪市西区に移転
- 2022年4月タスク管理、スケジュール管理、掲示板を搭載した「direct Apps」を提供開始
- 2023年3月「direct Apps」に日程調整アプリ「トリスケ」を追加で提供開始
- 2023年6月「タグショット/タグアルバム」を提供開始
- 2024年3月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場及び公募増資(資本金537,184千円)
- 2024年4月オーバーアロットメントによる売出しに係る第三者割当増資(資本金629,867千円)
- 2024年11月M&A株式会社システム・エムズの株式の取得(子会社化)
- 2025年4月東京都千代田区に株式会社directX Ventures(現連結子会社)を設立
- 2025年6月directX Ventures1号有限責任事業組合を組成
- 2025年10月M&AIU BIM STUDIO株式会社の株式の取得(子会社化)
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。
- 売上高2026年12月期まで2,823百万円
- 営業利益2026年12月期まで266百万円
- 経常利益2026年12月期まで240百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益2026年12月期まで180百万円
- 1株当たり当期純利益2026年12月期まで35.27円
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
現場DXプラットフォームへの進化
単なるコミュニケーションツールから、現場業務のプロセス全体をデジタル化する総合プラットフォームを目指す。自社開発のAI技術活用とともに、投資事業やM&Aで新たな事業領域に拡張し、非連続な成長を図る。
- 02
サービスの付加価値向上
生成AIなど最新技術を活用した新規サービスの研究開発を継続し、顧客に提供することで付加価値を向上。定期的な機能拡充により常に進化し続けるサービスを実現し、安定稼働とセキュリティ対策も強化する。
- 03
顧客基盤の拡大
建設業、流通小売業、インフラ業など現場業務に特化した事業を深化。効果的な広告宣伝、営業・カスタマーサクセスの充実、パートナー企業へのOEM提供により顧客基盤を拡大する。
- 04
クロスセルによる複数サービス販売促進
主力のビジネスチャット「direct」に加え、連携サービス「direct Apps」「タグショット」などを既存顧客にクロスセルし、1社当たり単価を向上させることで収益基盤を強化する。
- 05
人材の確保・育成と内部体制強化
ミッションに共感する優秀な人材の積極採用と教育研修制度の充実を図る。事業成長に伴い、経営指標モニタリングやリスク管理体制の強化を通じてコーポレート・ガバナンスを高める。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で185人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は689万円で、2期前と比べて+2.5%。平均年齢は36.3歳、平均勤続年数は4.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 672 | 35.8 | 3.6 | 88 | — |
| 2024年12月 | 686 | 35.9 | 3.8 | 121 | 0 |
| 2025年12月 | 689 | 36.3 | 4.3 | 185 | 108 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は21億円、営業利益は2億円。前期と比べると増収で、売上が+31.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 28億円 | 21億円 |
| 営業利益 | 3億円 | 2億円 |
| 純利益 | 2億円 | 1億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
6期分
直近は2026年2Qで、売上は14億円、営業利益は2億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は+40.0%、営業利益は+100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2024年1Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 4 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年4Q | 8 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2025年2Q | 10 | 1 | 10.0 | 1 |
| 2025年4Q | 11 | 1 | 9.1 | 0 |
| 2026年2Q | 14 | 2 | 14.3 | 1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年12月期からの7期で、売上は5億円から21億円へ4.2倍に増えた。直近期の営業利益率は9.5%。売上は6期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 福岡県福岡市中央区に九州支社を開設 | |||||
| 2019年12月 | 5 | — | 0 | — | 0 |
| 2020年12月 | 6 | — | −1 | — | −1 |
| 2021年12月 | 8 | — | −3 | — | −3 |
| 2022年12月 | 10 | — | −3 | — | −3 |
| 2023年12月 | 13 | — | 0 | — | 0 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場及び公募増資(資本金537,184千円) | |||||
| 2024年12月 | 16 | 0 | 0 | 0.0 | 0 |
| IU BIM STUDIO株式会社の株式の取得(子会社化) | |||||
| 2025年12月 | 21 | 2 | 1 | 9.5 | 1 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高21億円のうち、営業利益として残るのは2億円で9.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は1億円、売上の4.8%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.1%8億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金57.1%12億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益9.5%2億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 5期分
2025年12月期は営業CFが2億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは−9億円。この組み合わせは「積極投資型」にあたる。本業で稼ぎつつ、さらに資金を調達して大きな投資に踏み込んでいる。成長への布石の局面。期末の手元現金は14億円で、売上の8.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2021年12月 | −5 | 0 | 12 | −5 | 11 |
| 2022年12月 | −2 | −1 | 2 | −3 | 11 |
| 2023年12月 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
| 2024年12月 | 0 | −4 | 12 | −4 | 19 |
| 2025年12月 | 2 | −11 | 4 | −9 | 14 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年12月期の総資産は34億円。このうち返さなくてよい自己資本が18億円で、自己資本比率は53.9%(業種中央値63.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 4 | 3 | 1 | 83.5 |
| 2020年12月 | 4 | 2 | 2 | 55.0 |
| 2021年12月 | 13 | 9 | 4 | 68.9 |
| 2022年12月 | 13 | 6 | 7 | 46.1 |
| 2023年12月 | 13 | 6 | 7 | 48.2 |
| 2024年12月 | 27 | 17 | 10 | 63.1 |
| 2025年12月 | 34 | 18 | 16 | 53.9 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
情報・通信業 605社との比較
同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で605社中67位あたり、逆に低いのはROEで605社中435位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥903で、1年前と比べて-40.4%。過去52週の値幅のなかでは20%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 24.3倍 |
| PER (会社予想) | 25.7倍 |
| PBR | 2.34倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月17日に前日比-6.06%の883円と下落したものの、月間では+9.01%と堅調です。株価は25日線(855円)や75日線(834円)を上回っており、短中期のトレンドは上向きです。200日線(909円)は上回れていないものの、52週安値740円からは+19.3%の水準にあります。出来高は直近で増加傾向にあり、8月17日は3万6300株と高水準でした。52週高値1543円からは依然大きく乖離しており、戻りを試す展開が続くかが注目されます。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)。
PER33.33倍は業界平均30.16倍をやや上回るが、PBR2.42倍は業界平均3.56倍を下回る。ROE7.8%と収益性は中程度で、配当は無配。業績は増収増益基調で今後の成長が期待されるが、現時点では評価はほぼ妥当水準。割安感は薄いものの、過度な割高でもない。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 24.3倍 | 47.9倍 |
| PER (予想) | 25.7倍 | — |
| PBR | 2.34倍 | 2.96倍 |
| ROE | 7.8% | 12.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
成長性に注目が集まる新興IT企業。強気派は、売上高の増加と黒字化を評価し、今後の規模拡大による収益性向上を期待する。特に、2025年12月期には営業利益率が9.5%と予想され、収益力が改善している。一方、弱気派は、事業の具体像が不透明で、競争環境や持続的な成長の裏付けがないと指摘。株価は下落傾向にあり、時価総額も46億円と小さいことから、流動性リスクやビジネスモデルの実証性を懸念する。
- 売上高の成長
2022年10億円→2025年21億円へ倍増、市場の需要を捉えている。
- 黒字化の達成
2024年に損益分岐点を超え、2025年は営業利益率9.5%と改善。
- 利益率の向上
営業利益率がマイナスからプラスに転じ、経営効率が改善。
- 2025年12月期売上高21億円、前期比31%増通年影響中
売上高は13→16→21億円と2期連続で拡大、増収基調が鮮明
- 営業利益2億円、営業利益率9.52%に改善通年影響中
2024年12月期の営業損益0億円から2億円の黒字化、収益構造が転換
- 純利益1億円の黒字化で財務体質改善通年影響中
最終損益は0→0→1億円、自己資本が積み上がり赤字リスクが低下
- 株価は1年で17.1%下落、業績と逆行継続影響弱
業績改善にもかかわらず年初来下落率17.1%、出遅れ銘柄として資金流入余地
- 事業内容の不透明さ
公表情報が少なく、事業の競争優位性やニッチ性を評価しにくい。
- 株価の低迷
前年比-17.1%で下落、市場からの信頼が得られていない。
- 小規模な事業基盤
売上高21億円と小さく、競争激化で成長が頓挫するリスク。
- PER33.33倍は実力以上に割高継続影響弱
時価総額46億円に対し純利益1億円、PER33.3倍は成長期待を織り込み済み
- 売上高21億円と小規模、業績変動が大きい継続影響中
売上高21億円は固定費吸収の臨界点近く、数件の受注変動で利益が大きく変化
- 無配当で株主還元が期待薄継続影響弱
配当利回り0%は投資家の選別対象外となる可能性
- 外国人保有2.57%と低く、買い手が限定的継続影響弱
外国人保有比率2.57%は低く、需給の厚みに欠ける
- 売上高成長率
- 新興企業の成長性を測る最重要指標であり、期待値を左右する。
- 営業利益率
- 黒字化後の収益力の改善度合いを確認するため。
- 顧客数・契約数
- 事業の規模拡大と市場受容性を示す指標だが、開示があれば有益。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ1,968人。区分でいちばん多いのは個人・その他で46.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.0%を占め、残る54.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 31.1 | 45.5 | 46.3 |
| 事業法人 | 68.9 | 46.0 | 45.8 |
| 証券会社 | — | 4.1 | 5.2 |
| 外国法人 | — | 2.7 | 2.5 |
| 金融機関 | — | 1.6 | 0.2 |
| 外国人個人 | — | 0.1 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位11者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 株式会社Well Side | 29.74 |
| 02 | 横井 太輔 | 5.85 |
| 03 | 株式会社チェンジホールディングス | 5.85 |
| 04 | DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 | 5.09 |
| 05 | アズワン株式会社 | 3.90 |
| 06 | 株式会社シーティーエス | 2.54 |
| 07 | 在間 文人 | 2.15 |
| 08 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.94 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.86 |
| 10 | 株式会社QTnet | 1.56 |
| 11 | 株式会社サンロフト | 1.56 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で+104%、1株純資産は7期で−96%。直近期のROEは7.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | −716 | 9,517 | — | — |
| 2020年12月 | −2,579 | 6,938 | — | — |
| 2021年12月 | −86 | 218 | — | — |
| 2022年12月 | −76 | 142 | — | — |
| 2023年12月 | 11 | 153 | 7.5 | — |
| 2024年12月 | 3 | 333 | 0.8 | 244.6 |
| 2025年12月 | 27 | 361 | 7.8 | 36.9 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/12期の役員報酬は総額105百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 横井太輔 | 代表取締役社長 CEO | 55 | 1,824,000 |
| 加納正喜 | 取締役COO 商品戦略本部長 | 52 | 70,000 |
| 北嶋正樹 | 取締役CFO コーポレート 本部長 | 49 | — |
| 城戸猛 | 取締役 DXコンサルティング 本部長 | 59 | 70,000 |
| 渡辺龍二 | 取締役 新成長戦略担当 | 54 | — |
| 地福三郎 | 取締役 | 67 | 2,000 |
| 武村文雄 | 取締役 | 77 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 90 | 90 | 18 |
| 社外取締役 | 4 | 15 | 15 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容7,057字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,909字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク7,730字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,847字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第17期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-24
- 半期報告書半期報告書-第16期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第15期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第15期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-15
- 有価証券報告書有価証券報告書-第14期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-29
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