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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

情報企画

Information Planning Co.,LTD.3712 · Standard · 情報・通信業

金融機関向け信用リスク管理システムの専門企業。格付・担保管理・自己査定など、金融機関のリスク管理に特化したパッケージを提供。

概要

株式会社情報企画は、1986年に大阪で設立された金融機関向け業務システムの専門開発企業である。信用リスク管理、担保評価、融資審査などのパッケージソフトウェアを主力とし、地方銀行や信用金庫など地域金融機関に強固な顧客基盤を持つ。2025年9月期の連結売上高は38億円、従業員154人。東証スタンダード市場(旧第二部)に上場する。

システム事業と不動産賃貸事業の2本柱

情報企画の連結グループは、当社と子会社2社で構成され、システム事業と不動産賃貸事業を営む。システム事業はさらに「システムインテグレーション部門」と「システムサポート部門」に分かれる。インテグレーション部門は金融機関向け信用リスク管理システムの企画・開発・販売・カスタマイズを手がけ、サポート部門は保守・データ提供・代行入力を行う。不動産賃貸事業は2013年に開始し、2023年から連結子会社の株式会社アイピーサポートが運営。大阪府内に賃貸マンション5棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟、賃貸店舗2件の計9物件を保有し、安定的な収益を生む。

地域金融機関に特化した営業基盤

主要顧客は都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合であり、特に地方銀行や信用金庫といった地域金融機関への販売比率が高い。同社のシステムは金融機関の必須業務である格付、担保管理、自己査定といった信用リスク管理分野で高いシェアを誇る。2025年9月期には信組情報サービス株式会社への販売高が約3.7億円(全売上の約9.7%)を占めるなど、特定先への依存度は限定的ではないが、安定的な取引関係を構築している。同社は「金融機関の信用リスク管理分野のリーディングカンパニー」を標榜する。

増収増益を続ける堅実な成長

連結売上高は2012年9月期の15億円から2025年9月期には38億円へと約2.5倍に拡大した。同期間の当期純利益は1億円から11億円へと増加し、営業利益率は2025年9月期に41.8%に達する。直近5期間では、売上高が25億円(2016年)→38億円(2025年)へ年平均約8%で成長。2025年9月期はシステム事業の総合決算書リーディングシステムや融資稟議支援システムがけん引し、同セグメントの売上高は前期比5.8%増の36億円、セグメント利益は5.6%増の14.8億円。不動産賃貸事業も物件取得により売上高15.3%増の2.5億円となった。

業界の中での役割は金融機関向けシステム開発・販売会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
38億円
営業利益
15億円
営業利益率
39.5%
純利益
11億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
システム事業36億円94.7%15億円41.7%
不動産賃貸事業2億円5.3%1億円50.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01金融機関主力

主要顧客である金融機関に対し、信用リスク管理に関する業務支援システムのパッケージを企画・開発・販売し、カスタマイズやコンサルティングも提供。格付業務、担保管理、自己査定など金融機関に必須のリスク管理業務を支援する。

主な製品・サービス5
担保管理システム
担保不動産評価管理システム、住宅ローン担保管理システムを含み、担保不動産の保全額・担保余力を自動計算する。
格付システム
法人格付システム、個人事業主格付システムなど、財務情報や定性情報に基づき融資先の信用格付を行う。
自己査定支援システム
自己査定に必要な情報を集約し、ワークシートの自動作成を支援する。
信用リスク計量化システム
モンテカルロシミュレーションにより貸出債権の最大損失(VaR)と予想損失を算出する。
信用リスクアセット算出システム
バーゼルⅢ最終化に対応した信用リスクアセット算出システム。

製品と技術

信用リスク管理システム群

同社の屋台骨を成すのが、金融機関の信用リスク管理を支える一連のシステムである。「担保不動産評価管理システム」は路線価データベースを用いて担保不動産の評価額と担保余力を自動計算する。「法人格付システム」は財務情報と定性情報から融資先の信用格付を付与。「自己査定支援システム」は自己査定ワークシートを自動作成し、「貸倒実績率算定システム」は債務者区分ごとの引当金管理を行う。「信用リスクアセット算出システム」はバーゼルⅢ最終化に対応したリスクアセットを算出する。これらのシステムは相互に連携し、金融機関の融資判断とリスク管理の基盤を提供する。

融資業務効率化と営業支援システム

融資審査から契約、事業性評価までをカバーする製品群が整備されている。「契約書作成支援システム」は融資契約書を一元管理し、「融資稟議支援システム」はWebベースで審査業務を効率化する。「事業性評価支援システム」は取引先の事業評価と進捗管理を支援し、「ベンチマーク集計システム」は金融庁報告用のベンチマークを自動集計する。営業支援システム「渉外支援システム」は訪問活動管理や顧客情報の一元管理を提供。これらのシステムは信用リスク管理システムとデータ連携し、融資業務全体の生産性向上に貢献する。

総務・経理・窓口業務のデジタル化支援

金融機関のバックオフィス業務向けにも幅広いシステムを展開する。「固定資産管理システム」と「出資金管理システム」は資産管理と減価償却を自動化。「決算業務支援システム」は決算補正資料の保存と報告書作成を支援。「経費支払事務支援システム」は支払処理と予算実績管理を行う。「有価証券管理システム」は売買・配当・決算処理を統合管理。営業店向けには「営業店窓口支援システム」が顧客情報を活用して事務手続きを省力化し、「SAMLSシステム」は信用組合向けに反社チェックと疑わしい取引の検知を行う。これらのシステムは金融機関の業務効率とコンプライアンス強化に寄与する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

極小ITで超高収益、成長余地に注目

情報・通信業界の極小企業ながら、営業利益率38.89%(2024/9)と驚異的な高収益。ソラコムやハッチ・ワークと同業だが、規模は大幅に小さい。特定の高付加価値ソリューションに特化したビジネスモデルで、顧客基盤は限定的。VRAIN Solutionなど同業他社と比較し、収益力は突出している。

強み

  • 営業利益率約39%と業界トップクラス、利益率追求型。
  • 特定の業務システムで高いシェア、競合が参入しにくい。
  • 小規模組織で固定費が低く、変動費中心のビジネス。
  • 2025/9期も増収見込み、堅調な需要に支えられている。

課題

  • 売上高38億円と小規模で、事業拡大には時間が必要。
  • 特定製品への依存度が高く、需要減退が業績に直撃。
  • 小規模ゆえエンジニアの採用・育成が難しく、技術継承が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字が情報企画

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15031モイ47億円46.3倍
2145AL is B46億円24.3倍
34476AI CROSS46億円13.4倍
44492ゼネテック46億円8.9倍
53712情報企画45億円13.9倍
65129FIXER45億円
73816大和コンピューター45億円16.8倍
83823THE WHY HOW DO COMPANY45億円
94334ユークス44億円19.1倍
103933チエル44億円6.3倍
113935エディア44億円9.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 37件

金融・税務パッケージで創業した1986年

1986年10月、金融・税務・会計のパッケージソフトウエア開発を目的に株式会社情報企画が大阪市で設立された。同年、法人格付システムとFP(ファイナンシャルプランニング)システムの統合版であるPROFITを開発・納入。1987年にはFPシステムを、1990年には顧客自身が相続税や年金のシミュレーションを行うFA-BOOKを発表し、金融機関向け業務システムの基盤を築いた。

信用リスク管理システムの拡充と合併(1991~2000年)

1991年に担保不動産評価管理システム、1995年に決算書リーディングシステム、1996年にNEW-CAPITAL(事業承継・株価算定機能搭載)、1997年に法人格付システムと個人事業主格付システムを相次いで開発。2000年には自己査定支援システムと貸倒実績率算定システムを市場投入。この間、1998年に東京営業部を開設し、2000年12月には入力代行業者の有限会社システムデザインを吸収合併して代行入力事業を強化した。

東証マザーズ上場と全国展開(2001~2010年)

2001年に名古屋営業部を開設。2002年には信用金庫向け次期信用リスク管理システムの要件定義を受注し、住宅ローン担保管理システムや契約書作成支援システムを開発。2003年5月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。以後、経営計画策定支援システム(2003年)、リアルタイム連結システム(2004年)、信用リスクアセット算出システム(2006年)と製品群を拡大。2010年には金融商品時価算定システムを開発した。

新たな事業領域への進出(2011~2020年)

2011年に固定資産管理システム、2012年に出資金管理システムを開発。同年11月、株式会社アイピーサポートを100%出資子会社として設立。2013年3月、安定的な収益源を目的に不動産賃貸事業を開始した。2014年には反社会的勢力情報チェックシステムを投入。2015年2月、東証市場第二部へ市場変更。2016年以降は有価証券管理システム、ベンチマーク集計システム、事業性評価支援システム、渉外支援システム、営業店窓口支援システムを次々と開発。2020年にはAML(アンチマネーロンダリング)システム「SAMLS」を提供した。

電子契約とクラウド対応で続く成長(2021年以降)

2022年3月、電子契約システムを開発・納入。2025年9月期、システム事業では総合決算書リーディングシステムが大手金融機関や地方銀行向けに受注を伸ばし、融資稟議支援システムが大手信用金庫向けに増収。信用組合向けにはクラウド対応サーバー更改による大口案件があった。不動産賃貸事業では2025年3月に賃貸マンション1棟を追加購入し9物件体制に。連結売上高は38億円、営業利益率41.8%と、掲げる目標(売上高営業利益率30%以上、一人当たり売上高2000万円以上)を達成した。

年表37件を開く

1980年代

  • 1986年10月創業金融・税務・会計のパッケージソフトウエアの開発業務を目的として株式会社情報企画を大阪市に設立。PROFIT(法人格付システム・FPシステムの総合版)をパッケージ開発・納入。
  • 1987年9月FPシステム(金融機関の顧客の効率的な資金運用を行うため、相続税シミュレーション及び相続税対策としての土地活用等相談業務支援を行うシステム)をパッケージ開発・納入。

1990年代

  • 1990年3月FA―BOOK(優良の顧客が、自ら相続税や年金等のシミュレーションを行うシステム)をパッケージ開発・納入。
  • 1991年10月担保不動産評価管理システムをパッケージ開発・納入。
  • 1995年10月決算書リーディングシステムをパッケージ開発・納入。
  • 1996年3月上場NEW-CAPITAL(金融機関の顧客の効率的な資金運用を行うため、FPシステムのメニューに、中小企業の事業承継、株価算定、上場への資本戦略等高度なメニューを搭載したシステム)をパッケージ開発・納入。
  • 1997年9月法人格付システムをパッケージ開発・納入。
  • 1997年10月個人事業主格付システムをパッケージ開発・納入。
  • 1998年9月東京営業部(東京都千代田区)を開設。
  • 1999年3月有価証券担保管理システム(有価証券・動産の最新担保保全状況を管理するシステム)をパッケージ開発・納入。

2000年代

  • 2000年2月自己査定支援システムをパッケージ開発・納入。
  • 2000年9月貸倒実績率算定システムをパッケージ開発・納入。
  • 2000年12月M&A有限会社システムデザイン(入力代行会社)を吸収合併。
  • 2001年10月名古屋営業部(名古屋市中村区)を開設。
  • 2002年6月信用金庫業界向けの次期信用リスク管理システムの担保、財務分析の要件定義を受注・納品。
  • 2002年9月住宅ローン担保管理システムを開発・納入。債権償却・引当金管理システムをパッケージ開発・納入。契約書作成支援システム(融資業務の契約書の一元管理システム)をパッケージ開発・納入。
  • 2003年5月上場東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。
  • 2003年9月経営計画策定支援システムをパッケージ開発・納入。
  • 2004年9月リアルタイム連結システムをパッケージ開発・納入。
  • 2006年9月信用リスクアセット算出システムを開発・納入。

2010年代

  • 2010年2月金融商品時価算定システムを開発・納入。
  • 2011年9月固定資産管理システムを開発・納入。
  • 2012年6月出資金管理システムを開発・納入。
  • 2012年11月株式会社アイピーサポート(100.0%出資子会社)設立。
  • 2013年3月安定的な事業収益を獲得することを目的に、新たな事業として不動産賃貸業務を開始。
  • 2013年6月決算業務支援システムを開発・納入。
  • 2014年7月反社会的勢力情報チェックシステムを開発・納入。
  • 2015年2月東京証券取引所市場第二部へ市場変更。
  • 2015年3月経費支払事務支援システムを開発・納入。
  • 2015年9月財務分析・企業評価支援システムを開発・納入。
  • 2016年9月有価証券管理システムを開発・納入。
  • 2016年12月ベンチマーク集計システムを開発・納入。
  • 2017年5月事業性評価支援システムを開発・納入。
  • 2018年9月渉外支援システムを開発・納入。
  • 2019年9月営業店窓口支援システムを開発・納入。総合決算書リーディングシステムを開発・納入。

2020年代

  • 2020年3月SAML(SKC Anti Money Laundering)システムを開発・納入。
  • 2022年3月電子契約システムを開発・納入。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高営業利益率30%以上
  • 一人当たり売上高20百万円以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    信用リスク関連システムの拡販

    金融機関向けに信用リスク管理システムを提供し、地方銀行や信用金庫など地域金融機関でのシェア拡大を進めるとともに、大手銀行への販売にも注力する。

  2. 02

    営業推進システムの充実

    担保評価や格付、自己査定など信用リスク管理の知識・ノウハウを活かし、融資稟議支援、契約書作成支援、案件管理など営業推進に資するシステムを展開する。

  3. 03

    総務・経理業務への展開

    金融機関の総務部や経理部向けに、固定資産管理、決算業務支援、経費支払事務支援など、金融機関自身の業務効率化を支援するシステムを開発・提供する。

  4. 04

    技術革新への対応

    生成AIやAI-OCRなど最新の情報技術を積極的に活用し、システム・サービス開発へ展開する。また、顧客視点に立った新たなシステムやサービスの創出を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で154人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は615万円で、9期前と比べて+9.0%平均年齢は33.5歳、平均勤続年数は9.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月126
2017年9月127
2018年9月130
2019年9月56433.98.8125
2020年9月55633.78.8136
2021年9月53533.58.9141
2022年9月57934.09.7149
2023年9月58333.68.8149
2024年9月64933.89.3142986
2025年9月61533.59.1154974

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.7%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
賃貸用 不動産 — 大阪市 中央区他3,796百万円
不動産 賃貸事業
本社 — 東京都千代田区49百万円
システム事業
名古屋営業部 — 名古屋市中村区25百万円
システム事業
大阪営業部 — 大阪市中央区14百万円
システム事業
主な関係会社
  • 国内
    ㈱ダンク(注)2
    茨城県日立市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱アイピーサポート(注)2
    大阪市中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は38億円営業利益15億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.6%、利益が+7.1%。

売上高
+5.6%
38億円
営業利益
+7.1%
15億円
純利益
+10.0%
11億円
営業利益率
39.5%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高41億円38億円
営業利益15億円15億円
純利益11億円11億円
1株あたり配当¥23

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は9億円、営業利益は3億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+28.6%、営業利益は+50.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q8225.02
2023年3Q7228.62
2023年4Q103
2024年1Q10440.03
2024年2Q7342.92
2024年4Q19736.85
2025年2Q19842.16
2025年4Q19736.85
2026年2Q22940.97
2026年3Q9333.32

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は15億円から38億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は39.5%。売上は8期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
株式会社アイピーサポート(100.0%出資子会社)設立。
2012年9月1521
2013年9月1632
2014年9月1853
2015年9月2364
2016年9月2585
2017年9月2487
2018年9月2696
2019年9月28107
2020年9月30118
2021年9月31129
2022年9月32129
2023年9月351410
2024年9月36141438.910
2025年9月38151539.511

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高38億円のうち、営業利益として残るのは15億円39.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の28.9%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金34.2%13億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金26.3%10億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益39.5%15億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
65.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+31.1pt
39.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+22.3pt
28.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.3pt
16.4%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
13.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
18.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが11億円、投資CFが−7億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は28億円で、売上の8.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月30−1324
2013年9月2−12−1−1014
2014年9月50−1518
2015年9月5−4−9110
2016年9月50−2514
2017年9月60−2618
2018年9月7−4−2319
2019年9月8−4−2422
2020年9月9−7−3220
2021年9月8−1−3725
2022年9月12−1−31133
2023年9月7−1−12627
2024年9月12−8−3427
2025年9月11−7−3428

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は84億円。このうち返さなくてよい自己資本が70億円で、自己資本比率は82.6%(業種中央値63.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月3023775.9
2013年9月3224877.1
2014年9月3526975.0
2015年9月32221068.4
2016年9月36261072.0
2017年9月4031976.9
2018年9月46351176.8
2019年9月52401277.0
2020年9月59451476.6
2021年9月64511379.2
2022年9月71571479.3
2023年9月67551281.8
2024年9月75621382.5
2025年9月84701582.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
28億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
79億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
15億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中16位あたり、逆に低いのは売上成長率605社中391位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
16.4%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
39.5%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
82.6%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.6%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.1%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,090で、1年前と比べて-5.2%過去52週の値幅のなかでは49%の位置にある。

¥1,090-0.7%1ヶ月+9.0%1年-5.2%時価総額45億円
過去52週の値幅
安値¥827高値¥1,360

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.9倍
PER (会社予想)15.0倍
PBR2.21倍
配当利回り2.11%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/12に984円で、25日線1010.2円を約2.6%下回る。直近1ヶ月で-0.3%、1年間で-10.66%と弱含み。7月27日に1096円と急伸したが、その後は1000円前後に戻す。75日線982円は辛うじて上回るが、200日線1094円を下回り、中長期は下降。出来高は7月27日に53,000株のピーク後、8月は2,000〜3,000株と低調。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PERは12.55倍と業界平均30.53倍を大幅に下回り、予想PER13.5倍でも割安水準。PBRは1.99倍で業界平均3.59倍より低く、ROEは16.4%と高収益で株主資本を効率的に活用。配当利回りは2.34%と低めだが、配当性向33.2%は安定配当の余力を示す。売上高は堅調で営業利益率も約39%と高く、今後も業績拡大が期待できる。ただし配当利回りは同業界平均3.22%を下回っており、株主還元の面ではやや物足りない。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.9倍47.9倍
PER (予想)15.0倍
PBR2.21倍2.96倍
ROE16.4%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

現在の投資論点は、高い収益性が持続可能かどうかにある。強気派は、38%を超える営業利益率が企業の技術力と顧客基盤の強さを示し、今後の成長余地があるとみる。一方弱気派は、売上高成長が横ばいで、業界平均を上回る利益率が長期的に維持できるか疑問視する。また、時価総額40億円と小型株のため流動性リスクや情報開示の限界が指摘される。さらに、IT業界の競争激化と人材確保の難しさが今後の成長鈍化要因となる可能性がある。

プラスに働く材料7
  • 高収益体質

    営業利益率が39%超とIT業界では突出して高く、効率的な事業運営を示す

  • 安定成長

    売上高は年3%前後で増加し、業績の予測可能性が高い

  • 財務健全性

    自己資本利益率16.4%と高く、株主還元も配当利回り2.3%で安定

  • 営業利益15億円・利益率39.5%の高付加価値通年影響

    売上高38億円に対し営業利益15億円、営業利益率39.47%

  • 純利益11億円と3期連続増益通年影響

    純利益10→11億円、ROE16.4%と株主資本効率も高い

  • 実績PER12.6倍の割安感継続影響

    実績PER12.63倍、PBR2倍に対してROE16.4%の収益力

  • 売上高3期連続の増収基調通年影響

    売上高35→36→38億円と堅調、増収で固定費負担が軽減

マイナスに働く材料7
  • 成長鈍化

    売上高成長が低調で、今後も横ばいが続く可能性がある

  • 規模の限界

    時価総額40億円と小さく、将来の大型投資や拡大が困難

  • 競争激化

    IT業界で人材獲得競争が激化し、技術者の確保が難しくなる恐れ

  • 予想PER13.6倍と翌期のEPS低下示唆決算発表後影響

    実績PER12.63→予想13.6倍、EPS約78→73円へ減益見込み

  • 時価総額40億円と流動性が乏しい継続影響

    時価総額40億円、少量の売買で株価が動く小型株

  • 外国法人比率6.6%と需給の厚み欠く継続影響

    外資保有6.6%と低位、海外投資家の買い支援が期待薄

  • 増収率5%前後と成長加速に欠ける通年影響

    売上高36→38億円の増収率5.6%、大型案件依存の伸びに限界

次の決算で確かめる点
売上高成長率
収益拡大のペースを測るため
営業利益率
高い収益性が維持されるかを確認するため
従業員一人当たり売上
エンジニアの生産性と人材価値を評価するため

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり23で、前期から+9.5%いまの株価に対する利回りは2.11%。増配か配当維持が4年続いている。

年間配当
¥23
1株あたり
配当利回り
2.11%
いまの株価に対して
配当性向
33.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
4年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月1031.5
2017年9月1110.028.3
2018年9月1318.234.2
2019年9月1515.435.5
2020年9月166.734.7
2021年9月160.032.8
2022年9月1812.534.3
2023年9月195.632.8
2024年9月2110.532.1
2025年9月239.533.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥23

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ2,602人。区分でいちばん多いのは個人・その他89.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.9%を占め、残る96.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
個人・その他85.183.380.188.785.589.1
自己株式18.118.118.126.026.026.0
外国法人1.53.15.34.55.16.6
金融機関1.41.41.41.42.72.6
事業法人11.411.512.84.86.41.4
証券会社0.70.70.40.50.30.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01松岡 仁史19.56
02光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社4.55
03情報企画従業員持株会3.40
04松岡 千晴2.98
05BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOCK FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.90
06UH Partners 2投資事業有限責任組合 無限責任組合員株式会社UH Partners 21.56
07立石 雄嗣1.47
08山下 貴司1.43
09株式会社関西みらい銀行1.33
10見附 博明1.10

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近6
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    7.29%
    +1.16pt
  • 2026-06-22
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    6.13%
    +1.10pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.87%
    +0.39pt
  • 2026-06-22
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.92%
    +0.05pt
  • 2026-06-08
    エフエムアール エルエルシー(FMR LLC)
    変更報告
    5.03%
  • 2026-06-08
    フィデリティ マネジメント アンド リサーチ カンパニー エルエルシー(Fidelity Management & Research Company LLC)
    新規の大量保有報告
    3.48%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−88%、1株純資産は14期で−96%。直近期のROEは16.4%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月3,06357,0445.417.265.3
2013年9月526038.915.438.3
2014年9月7065311.213.335.6
2015年9月10765916.213.935.6
2016年9月15977322.28.731.5
2017年9月19491823.09.228.3
2018年9月1901,04819.411.834.2
2019年9月2111,18918.910.235.5
2020年9月2311,34018.313.934.7
2021年9月2591,51918.111.232.8
2022年9月2571,68915.213.334.3
2023年9月2881,81717.310.132.8
2024年9月3352,05217.313.632.1
2025年9月3562,29816.417.833.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/9期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢
松岡仁史代表取締役 会長68
中谷利仁代表取締役 社長54
松岡勇佑取締役42
松井敬嗣取締役 営業本部長 営業統括担当45
緒方一生取締役 システム統括担当 管理担当47
望月良洋取締役(監査等委員)60
清原大取締役(監査等委員)54
浅川敬太取締役(監査等委員)43

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)585139820
取締役(社内)1911010
社外取締役2101105

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容3,503字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社2社により構成されており、「システム事業」と「不動産賃貸事業」を行っております。 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、事業の区分は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 (1)システム事業 ①システムインテグレーション部門 システムインテグレーション部門は、当社の主要顧客であります金融機関に対して、信用リスク(*)管理に関する業務支援システムのパッケージの企画、開発、販売、カスタマイズ及びコンサルティングを行っております。 当社のシステムのメインユーザーである金融機関においては、金融機関自身が自らの抱える各リスクの特性を十分に理解し、適切な内部管理体制に基づくリスク管理を行うこと、つまり、格付業務、担保管理業務、自己査定業務等によるリスク管理は必須の業務であります。当社は、この信用リスク管理の分野で、現場のニーズに対応できる豊富なシステムを開発してまいりました。 (*)信用リスク 信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失することにより損失を被るリスク 2025年9月末現在、当社の主なパッケージシステムは、以下のとおりであります。 金融機関向けシステム 信用リスク管理システム 担保管理システム   担保不動産評価管理システム   金融機関の融資先の担保不動産に対する的確な保全額・担保余力を自動計算するシステム 住宅ローン担保管理システム   金融機関の住宅ローンの融資先の担保不動産に対する的確な保全額・担保余力を自動計算するシステム 総合決算書リーディングシステム   金融機関の融資先である法人・個人事業主の決算書や附属明細書を読み取り、財務分析・格付システムにデータを提供するシステム 格付 システム   法人格付システム   財務情報・定性情報及び倒産危険度をベースに金融機関の融資先である法人の信用格付を行うシステム 個人事業主格付システム   税務申告書に基づく財務情報及び定性情報をベースに金融機関の融資先である個人事業主の信用格付を行うシステム 自己査定支援システム   金融機関の自己査定に必要な関連情報を集約し、自己査定ワークシートの自動作成を行うシステム 貸倒実績率算定システム   自己査定データ等を取り込み、債務者区分毎の貸倒実績率を自動計算し、破綻懸念先以下の債務者毎に、個別貸倒引当金、有税償却、無税償却の管理を行うシステム 信用リスク計量化システム   モンテカルロシミュレーションにより金融機関の貸出債権の最大損失(VaR)と予想損失の算出を行い、予想損失を勘案したプライシングも実施するシステム 信用リスクアセット算出システム   バーゼルⅢ最終化に対応して、信用リスクアセットを算出するシステム 融資支援システム 契約書作成支援システム   金融機関の融資業務に関する契約書を一元管理するシステム 経営計画策定支援システム   金融機関が融資先企業の財務診断を行い、事業計画(再建計画)を策定するシステム 融資稟議支援システム   金融機関の融資審査業務をWEBで実現することにより、融資案件の管理や稟議審査の効率化を支援するシステム 財務分析・融資判断支援システム   入力された決算書より財務比率分析などを行い、各企業の粉飾・業況悪化などのアラートを出力するシステム ベンチマーク集計システム   「金融仲介機能のベンチマーク」の報告に必要な情報を集約し、自動集計を行うシステム 事業性評価支援システム   事業性評価先の企業概要、課題、提案内容等のデータ登録及び進捗管理を行い、帳票を出力するシステム 営業支援システム   渉外担当者の訪問活動管理をはじめ、顧客の情報(属性情報や取引履歴など)を一元管理することで営業活動を支援するシステム 電子契約システム   金融機関と取引先との間で、電子署名により契約を締結するシステム 総務・経理・営業店窓口業務支援システム 金融商品時価算定システム   金融資産及び金融負債の時価開示に際し、必要な情報として時価算定を行うシステム 固定資産管理システム   固定資産の管理及び、減価償却費の自動計算を行うシステム 出資金管理システム   金融機関の出資受付・譲渡・脱退等の事務や配当通知書等の不着情報から出資者名簿の管理を支援するシステム 決算業務支援システム   金融機関の決算業務にかかわる資料、決算補正情報、業務手順を保存し、決算補正及び報告資料作成を支援するシステム 反社会的勢力情報チェックシステム   各種反社情報の一括取り込み・マッチング処理や反社先の検索照会を行い、チェック結果の証跡履歴を管理するシステム 経費支払事務支援システム   金融機関の経費支払内容の登録や支払処理、伝票や帳簿の自動作成、予算実績の管理等を行うシステム 有価証券管理システム   金融機関が保有する有価証券の売買管理、配当金・利金管理、決算処理や台帳作成などを行うシステム 営業店窓口支援システム   ホストやサブシステムに蓄積された顧客情報を活用することで、顧客の伝票記入や本人確認等の各種事務手続きを省力化するシステム SAMLシステム   信用組合向けに各種反社情報を用い、新規顧客の反社検索、既存顧客のマッチング処理・反社先管理を行う。また、顧客リスク格付に応じて口座取引内容をモニタリングし、疑わしい取引を検知・登録するシステム 一般事業法人向けシステム リアルタイム連結システム   連結グループ会社の個別決算と連結決算を同時に処理可能な業務・会計の統合システム 固定資産管理システム   固定資産の管理及び、減価償却費の自動計算を行うシステム 相談業務支援システム   顧客の効率的な資金運用を行うため、相続税シミュレーション及び相続税対策としての土地活用等相談業務支援を行うシステム ②システムサポート部門 システムサポート部門では、メンテナンス業務及び代行入力業務を行っております。 メンテナンス業務につきましては、システムインテグレーション部門にて販売したシステムの保守、データ提供等が主な業務となっております。 金融機関においては、毎期、担保不動産や融資先の資産査定を、時価や財務データを用いて再評価しなければなりません。当社の「担保不動産評価管理システム」は、担保物件について、路線価データベース等による最新担保評価額の算定とそれに伴う担保保全額の自動再計算機能を有しており、同システムの販売先に対して、全国の路線価、基準地価、公示地価のデータベースを毎年更新し提供しております。また、当社の「法人格付システム」は、融資先の過去3期間の決算書を元に財務分析をすることにより格付を行うシステムであり、財務分析を行う上で必要な関数を毎年更新し提供しております。 代行入力業務につきましては、顧客の担保台帳及び決算書の代行入力が主な業務となっております。 当社の「担保不動産評価管理システム」の導入時には、エンドユーザーは既存の担保台帳のデータを当該システムへ入力する必要があり、一時的にエンドユーザーの作業負担は増加します。このため、当社はエンドユーザーの既存の担保台帳のデータ入力作業の代行サービスを行っております。また、「法人格付システム」により融資先の財務分析や格付を行うためには、融資先の決算書データを毎期入力する必要がありますが、当社は当該入力作業の代行サービスも行っております。 このように、同部門におきましては大量の顧客情報を取り扱っていることから、販売先との間で守秘義務契約を締結し、厳重なセキュリティ管理を行っております。 (2)不動産賃貸事業 当社は、手許資金の有効活用の一環として安定的な事業収益を獲得することを目的に2013年3月から不動産賃貸事業を開始しました。同事業は、2023年1月から会社分割により連結子会社である株式会社アイピーサポートで行っており、大阪府内において、賃貸マンション5棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟及び賃貸店舗2件の計9物件(いずれも土地を含む)を取得して不動産賃貸事業を行っております。 以上述べた当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けを事業系統図によって示すと次のとおりであります。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題2,112字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社は、「私たちは常に前向きです」を企業の理念とし、企業の経営理念として、以下の内容を掲げております。 1.お客様に役立つ企業、社会に役立つ企業をめざします。 2.専門性の高い精鋭企業として常にトップを走り続けます。 3.常に挑戦し、学び、革新していく企業をめざします。 4.独自の価値を生み出すONLY ONE企業をめざします。 5.個人の夢を実現できる自由闊達な企業風土をめざします。 6.個性ある、優秀な人々が集う広場としての役割も担います。 (2)経営環境 当社は主に金融機関宛にシステムを開発・販売しております。金融機関は都市銀行、地方銀行、信用金庫、信用組合と業態が分かれており、当社は、特に地方銀行や信用金庫、信用組合等地域金融機関を主要な販売先としております。これら金融機関をユーザーとする当社システム利用のシェアは非常に高く、安定的な営業基盤を有しております。金融機関の業務にとりシステムは必要不可欠であり今後も安定した営業基盤であると考えております。 (3)経営戦略等 ①信用リスク関連システムの拡販 当社は、会計・税務・金融に特化した専門家集団として、「金融機関の信用リスク管理分野のリーディングカンパニー」を標榜しております。主要販売先は金融機関でこれは今後も変わるものではありません。地域金融機関である信用金庫や信用組合への拡販は進んでおりますが、今後は、大手銀行宛の販売に一層注力していきたいと考えております。 ②信用リスク管理業務から営業推進に係るシステムの充実 当社は金融機関の融資部や審査部向けに「担保不動産評価管理システム」、「法人格付システム」、「自己査定支援システム」等の信用リスク管理業務全般の品揃えを充実させてきました。これらの業務知識や、開発ノウハウを基に、各信用リスク管理システムやデータベースを連携させて「融資稟議支援システム」や「契約書作成支援システム」、「案件管理システム」など営業推進に係るシステムを展開しております。今後とも、金融機関の信用リスク管理業務や営業推進を増強させるシステム展開を図っていきたいと考えております。 ③総務・経理業務への展開 当社はこれまで金融機関の融資部や審査部向けのシステムを展開してきましたが、金融機関からの信頼を背景に、総務部や経理部などにもアプローチし、金融機関自身に関わる総務や経理業務に対応した「固定資産管理システム」や「決算業務支援システム」、「経費支払事務支援システム」、「有価証券管理システム」、「出資金管理システム」、「人事業務支援システム」なども開発・提供しております。さらに「反社会的勢力情報チェックシステム」など社会的な要請に応じたシステムの提供もしております。このように総務・経理業務にもシステムを展開していきたいと考えております。 ④技術革新への対応 IT業界での様々な技術革新に伴い、これまでもWEB化やクラウドコンピューティング、携帯端末、人工知能の登場などがありました。これらの技術や更なる技術革新に伴い、当社の主要な販売先である金融機関の情報系データの扱いが大きく変わっていきます。当社はこのようなIT技術革新に対応して、必要なシステム開発をしていき、ユーザーのニーズにも対応していく考えであります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①技術革新と新サービスの展開 近年、情報技術の進歩により、生成AI(ChatGPT等)やAI-OCRなどの活用が進み、文章・画像の生成や文字認識の精度が大幅に向上しています。当社でもこれらの技術を積極的に取り入れ、システム及びサービス開発へ展開してまいります。 また、既存のシステム提供に加え、お客様とのコミュニケーションを密にし、よりお客様の視点に立った新たなシステムやサービスの展開を進めてまいります。 ②優秀な人材の確保と活用 継続的に顧客ニーズへ対応していくためには、優秀な人材が不可欠です。当社は、新卒・第二新卒に加え、中途の即戦力人材の採用を強化しています。あわせて、新人研修や階層別研修、外部研修への派遣を通じて、社員のスキル向上への投資を継続しております。 また、長期的に安心して健康に働ける環境の整備に向け、福利厚生の充実及び多様な働き方の導入を進め、優秀な人材の確保と定着を図ってまいります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標 当社は、安定的な成長を目指す企業であるとの認識に立ち、①売上高営業利益率30%以上、②一人当たり売上高20百万円以上の二点を目標とすべき経営指標として掲げ、企業価値の最大化を目指しております。これら指標につきましては、当事業年度において①売上高営業利益率41.8%、②一人当たり売上高25.8百万円となりました。
事業等のリスク3,180字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしも事業上のリスクに該当しない事項についても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、情報開示の観点から積極的に開示しております。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績の季節変動について 当社グループのシステムインテグレーション部門につきましては、第2四半期及び第4四半期に売上高が集中する傾向にあります。これは、エンドユーザーである金融機関の中間決算期末(9月)と、新年度が始まる前の本決算期末(3月)にシステムの納品が多くなるためであります。 一方、システムサポート部門の売上高につきましては、路線価(7月公表)及び基準地価(9月公表)のデータベースを基本的に毎年11月までに納品する契約となっているため、第1四半期に売上高が集中する傾向にあります。 (2)特定の取引先への依存について(エンドユーザーの特定の業界への依存について) 当社グループは、金融業界、その中でも特に地方銀行、第二地方銀行、信用金庫及び信用組合等を主要エンドユーザーとして経営資源を集中してまいりました。このため、各期ともに売上高の9割以上が金融機関向けとなっております。 当社グループは主に信用リスク管理に係るシステムを金融機関向けに開発・販売してまいりましたが、システムの導入は金融機関が対応すべき法的、制度的な要請あるいは景気などによるシステム投資動向に左右される傾向にあります。 当社グループといたしましては、信用リスク管理に係るシステム投資は金融機関にとって法的、制度的な観点、及び他の金融機関との差別化ツールとしての観点からも重要かつ必要なものであると考えており、今後も金融機関のシステム投資需要を絶えず喚起していく方針ではありますが、金融機関に対する行政方針自体の転換次第では金融機関のシステムに対する投資動向、導入方針等が変わり、当社グループの事業展開及び経営成績に影響が生じる可能性があります。 (3)競合について 当社グループの信用リスク管理や総務経理関係に係るシステムには、競合する開発会社が複数存在しております。当社グループといたしましては、信用リスク管理システムについては、社内に有する公認会計士等の会計、税務知識や、金融業界に精通した専門家の業務知識、経験、ノウハウ等を活かし、一連のパッケージの提供を図ること、また総務経理関係のシステムについてもこれまでの開発経験、ノウハウ、専門知識を活かした利便性や費用対効果の高いシステムを提供することなどにより、競合他社との差別化を図っていく方針でありますが、競合他社及び新規参入会社との競合により、当社グループの事業展開及び経営成績に影響が生じる可能性があります。 (4)知的財産権について 当社が開発したパッケージシステムに係る著作権は基本的に当社が保有していますが、当社の認識の範囲外で、第三者の知的財産権を侵害する可能性があります。また、今後新たに開発を行うパッケージシステム等の著作物に関しましても、著作権を当社が保有し、経営資源として活用する方針でありますが、取引先からのシステム開発受託の際の条件として将来にわたり維持できるという保証はありません。 特許権、特にビジネスモデル特許に関してはどのように適用されるか(特に金融技術分野において)が困難なため、当社といたしましては弁護士事務所等と協力し法的対応を進めておりますが、当該対応が思うように進展しない場合や、当社の認識していない第三者の特許やビジネスモデル特許等が成立している場合には、当該第三者より損害賠償請求及び使用差止の訴え等を起こされる可能性があり、このような場合には当社の事業展開及び経営成績に影響が生じる可能性があります。 なお、現在までに当社に対する訴訟、係争事件等は発生しておりません。 (5)共同利用型システムについて 最近の中小金融機関においては、信用リスク管理の分野におけるシステムの利用形態は初期投資負担の軽減及び業界内での標準化を図るため、個別の金融機関が単独でシステム投資を行うのではなく、システム本体は系統のシステム会社等が購入し、各金融機関が利用できる共同利用型のシステムが増加する傾向になっております。 当社につきましては、全国の信用組合及び信用組合連合会が出資する信組情報サービス株式会社に対しては共同利用型の「決算書登録システム」「法人格付システム」「個人事業主格付システム」「担保不動産評価管理システム」「自己査定支援システム」「貸倒実績率算定システム」「経営計画策定支援システム」「債権償却・引当金管理システム」「信用リスク計量化システム」「契約書作成支援システム」「決算事務支援システム」「特定口座管理システム」「決算速報作成支援システム」「融資稟議支援システム」「ベンチマーク集計システム」「配当金通知不着管理システム」「出資受付・証券不発行管理システム」「SAMLシステム」「経費支払事務支援システム」「営業店窓口支援システム」を提供しております。 当社では機器提供、データ移行サービス、研修、コンサルティングを行っております。これにより、全国のユーザーの初期投資負担を軽減し、共同利用型システムの特徴を最大限提供できる仕組みといたしました。 今後も個別金融機関への販売と並行してこれら共同利用型システムの系統システム会社等へのシステム提供を行う方針であります。しかしながら、当社が共同利用型システムへの依存度を高めるに伴い、共同利用型システムの投資動向次第では、当社の事業展開及び経営成績に影響が生じる可能性があります。 (6)人材の確保について 当社グループが今後の安定的な成長を実現していくためには、会計・税務・金融業界に精通した専門家に加え、営業、技術、管理及びシステムサポートの各部門において優秀な人材を確保していくことが重要な課題であります。当社グループは、新卒採用による人員補充、育成を中心とし、中途採用とあわせてバランスの取れた組織を構築することを人事方針とし、優秀な人材を獲得するための努力を行っております。 現在、新卒採用並びに中途採用は鋭意実施しておりますが、当社グループの求める要件を満たす人材の確保・育成が計画どおりに進まない場合には、当社グループの事業展開及び経営成績に影響が生じる可能性があります。 (7)情報管理について 当社グループは、システムの開発、販売、コンサルティング等において、顧客企業の情報に接する機会を有しております。これら情報の取り扱いにつきましては、個人情報保護法に準拠して社内規程の制定、従業員教育、内部監査等を実施しております。 しかし、このような対策にも関わらず、不測の事態により漏洩する事件、事故等が発生した場合には、当社グループの信頼低下や損害賠償請求等が発生することが想定され、経営成績及び財政状況等に悪影響を及ぼす可能性があります。 (8)不動産市場の動向 不動産賃貸事業におきましては、空室率の上昇、賃料水準の下落、近隣賃貸不動産の供給状況など不動産市場の動向次第では、賃料収入に影響を与える可能性があります。 (9)自然災害、不測の事態 自然災害やその他不測の事態により、保有不動産が毀損した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響が生じる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,122字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済については、米国の通商政策による景気の下振れリスクや物価高の影響はあるものの株価は上昇傾向にあり、個人消費や設備投資は改善し景気は緩やかに回復しております。当社グループの主要な販売先である金融機関は、日銀の金利引き上げに伴い貸出金利を引き上げており、足元の業況は好調です。 当社グループの業況につきましては、システム開発に係る「システムインテグレーション部門」とシステムのメンテナンスを行う「システムサポート部門」からなる「システム事業」は、「総合決算書リーディングシステム」が大手金融機関や地方銀行、信用金庫宛てに受注を伸ばし増収となったほか、「融資稟議支援システム」が大手信用金庫宛てに増収となり、前期比増収増益となりました。「不動産賃貸事業」につきましても、前期比増収増益となっています。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 イ.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ895,219千円増加し8,416,377千円となりました。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ150,280千円増加し1,464,409千円となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ744,939千円増加し6,951,967千円となりました。 ロ.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高3,843,500千円(前期比6.4%増)、営業利益1,536,833千円(同7.6%増)、経常利益1,537,993千円(同6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,077,526千円(同6.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 システム事業 「システムインテグレーション部門」 「総合決算書リーディングシステム」は大手金融機関や地方銀行宛ての受注が増加しているほか、信用金庫向けにリニューアル案件が増加し増収となっています。「融資稟議支援システム」も大手信用金庫からの受注を獲得し、大幅増収となっています。今期は、信用組合向けにクラウド対応のサーバー更改を行い、大幅な増収を果たしました。主要システムである「担保不動産評価管理システム」は大手金融機関や地方銀行宛てに順調に受注を獲得しています。 この結果、システムインテグレーション部門の売上高は2,305,033千円(前期比5.3%増)、セグメント内の売上高構成比は64.1%となりました。 「システムサポート部門」 メンテナンスの売上高は、例年の路線価データの納品やシステム導入が進み増収となり、システムサポート部門の売上高は1,290,535千円(前期比6.8%増)、セグメント内の売上高構成比は35.9%となりました。 以上の結果、システム事業の売上高は3,595,569千円(前期比5.8%増)、セグメント利益は1,484,518千円(同5.6%増)となりました。 不動産賃貸事業 不動産賃貸事業は、2025年3月に賃貸マンションを1棟購入し、賃貸マンション5棟、立体駐車場1棟、賃貸オフィス1棟及び賃貸店舗2件の計9物件を所有し展開しております。当連結会計年度の売上高は、賃貸収入247,930千円(前期比15.3%増)、セグメント利益は52,314千円(同29,747千円増)となっております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ128,587千円増加し、2,847,497千円となりました。 当連結会計年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1,145,834千円(前年同期比5.0%減)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,537,993千円の計上により資金が増加した一方で、法人税等の支払505,223千円による資金の減少があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は684,335千円(前年同期比18.5%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出697,526千円によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は332,911千円(前年同期比10.1%増)となりました。これは主に配当金の支払332,893千円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) システム事業(千円)   3,595,569   105.8 不動産賃貸事業(千円)   -   - 合計(千円)   3,595,569   105.8 (注)金額は販売価格によっております。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) システム事業   3,938,499   119.5   701,968   195.5 不動産賃貸事業   -   -   -   - 合計   3,938,499   119.5   701,968   195.5 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)   前年同期比(%) システム事業(千円)   3,595,569   105.8 不動産賃貸事業(千円)   247,930   115.3 合計(千円)   3,843,500   106.4 (注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 信組情報サービス㈱   427,342   11.8   373,520   9.7 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 イ.経営成績等 (売上高) 売上高は、3,843,500千円となっております。事業別の内訳は、システム事業が3,595,569千円、不動産賃貸事業が247,930千円となっております。 (売上総利益) 売上総利益は、売上高3,843,500千円、システム事業の売上原価1,155,616千円、不動産賃貸事業の売上原価149,470千円により、2,538,412千円となっております。 (営業利益、経常利益) 営業利益は、売上総利益2,538,412千円、販売費及び一般管理費1,001,579千円により、1,536,833千円となりました。これを受けて経常利益は、1,537,993千円となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 上記の結果、税金等調整前当期純利益は、1,537,993千円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税、住民税及び事業税が483,727千円、法人税等調整額が△23,261千円により、1,077,526千円となりました。 ロ.経営成績に重要な影響を与える要因について 「第2事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 イ.キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ロ.資本の財源及び資金の流動性について 当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。現在、金融機関からの借入は行っておらず、設備投資等の調達につきましては、自己資金の利用を原則としております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りの仮定のうち、重要なものについては、「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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