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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

ソフィアホールディングス

SOPHIA HOLDINGS CO.,LTD.6942 · Standard · 情報・通信業

システム開発、MVNO通信、調剤薬局の3事業を柱とする持株会社。ITとヘルスケアを横断するグループ経営で収益を多様化。

概要

ソフィアホールディングスは、東京都港区に本社を置く純粋持株会社である。情報・通信業に分類され、連結子会社8社を通じてインターネット関連事業、通信事業、調剤薬局及びその周辺事業の3セグメントを展開する。2026年3月期の連結売上収益は83億円、従業員数は204名。持株会社としてグループ戦略の策定とモニタリングを担う。

3つの事業セグメントで構成されるグループ

当社グループは、純粋持株会社であるソフィアホールディングスと8社の連結子会社から成る。事業は「インターネット関連事業」「通信事業」「調剤薬局及びその周辺事業」の3つに区分される。インターネット関連事業ではシステム開発やSE派遣を手掛け、通信事業ではMVNO(仮想移動体通信事業者)としてサービスを提供する。調剤薬局及びその周辺事業では、60店舗の調剤薬局を運営し、地域密着型の医療サポートを行う。これらを有機的に結合し、ICTと医療の融合によるシナジー創出を中長期戦略としている。

売上収益は調剤薬局事業が7割を占める

2026年3月期のセグメント別売上収益は、調剤薬局及びその周辺事業が69億円(全体の83%)を占め最大である。インターネット関連事業は11億円、通信事業は2億円、その他は0百万円。調剤薬局事業は薬価改定の影響を受けつつも受診患者数の増加で前年並みを維持し、セグメント利益は3億63百万円と前年比76%増加した。一方、インターネット関連事業は子会社売却の影響で売上減少も、セグメント利益は増益。通信事業は競争激化の中、売上を49%伸ばし黒字転換した。

持分比率41.5%、財務基盤の強化が課題

2026年3月期末の総資産は72億円、負債合計42億円、親会社所有者帰属持分は30億円。親会社所有者帰属持分比率は41.5%と前期末から0.9ポイント改善した。しかし、有利子負債の削減が課題であり、経営指標として売上収益営業利益率8.0%を目標に掲げる。当期は営業損失6千万円、親会社所有者帰属当期損失3千万円と赤字に転落した。キャッシュ・フローでは営業活動で1億28百万円の獲得、投資活動で2億56百万円の使用、財務活動で4億74百万円の使用となった。

持株会社体制とM&Aによる事業拡大の歴史

1975年に株式会社ソフィアシステムズとして創業し、2007年に純粋持株会社へ移行、現在の商号となった。その後、M&Aを積極的に活用し、アーツテクノロジー、サルース、ジーンクエスト、ナノメディカルなどを子会社化したが、一部は後に譲渡や連結除外となっている。2018年にはナノメディカルをルナ調剤株式会社に商号変更し、調剤薬局事業を拡大。2016年以降、ソフィアデジタルやサイバービジョンホスティングを直接子会社化するなど、グループ再編を進めてきた。事業領域は情報通信から医療周辺へと広がっている。

204名の従業員、人材育成に注力

2026年3月期の従業員数は204名。グループ全体で、ICTエンジニアや調剤薬局の薬剤師など多様な人材が在籍する。経営課題として「人的資本経営の推進」を掲げ、優秀な人材の確保と育成、健康で働きやすい職場環境の整備に取り組む。研修制度の充実や社員教育の拡充を進め、企業成長の基盤と位置付けている。

業界の中での役割はITサービスとヘルスケアサービスを提供する複合企業。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
83億円
営業利益
-1億円
営業利益率
-1.2%
純利益
0億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2023/3
事業売上構成比利益利益率
調剤薬局及び その周辺事業69億円72.6%3億円4.3%
インターネット 関連事業16億円16.8%1億円6.3%
通信事業10億円10.5%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01インターネット関連(システム開発・SE派遣)主力

インターネット関連のシステム開発業務サービスの提供、システムエンジニアリングの派遣サービスを提供。グループ会社であるソフィア総合研究所とソフィアセキュリティが担い、顧客企業のITシステムの構築・運用・セキュリティを支援する。

主な製品・サービス2
システム開発サービス
Webシステムや業務アプリケーションの設計・開発・保守を提供。顧客のニーズに応じた受託開発が中心。
SE派遣サービス
システムエンジニアを顧客先に派遣し、開発プロジェクトの一員として技術支援を行う。

02調剤薬局・周辺事業主力

主に調剤薬局の運営を行う。ルナ調剤、泉州薬局、コンビメディカル、長東、アルファメデイックスなど複数の子会社が関与し、地域の医療機関からの処方箋を受け付けて医薬品を調剤・販売する。

主要顧客地域の医療機関、患者

主な製品・サービス1
調剤サービス
処方箋に基づく医薬品の調剤と販売、服薬指導を提供。地域医療に密着し、患者の健康管理を支援する。

03通信(MVNO)準主力

MVNO(仮想移動体通信事業者)として、自社で通信設備を持たずにNTTドコモ等の回線を借りて、格安SIMやデータ通信サービスを提供する。ソフィアデジタルが運営し、個人・法人向けに携帯電話サービスを展開する。

主要顧客個人、法人

主な製品・サービス1
格安SIMサービス
NTTドコモ回線を利用した低価格の音声通話・データ通信SIMカードを提供。オンライン申し込みが中心。

製品と技術

インターネット関連事業:システム開発とSE派遣

インターネット関連事業は、ソフィア総合研究所株式会社とソフィアセキュリティ株式会社が担う。主なサービスは、インターネット関連のシステム開発業務(Webシステム、業務アプリケーションなど)と、システムエンジニアリングの派遣サービスである。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を背景に、ITエンジニアの需要は高く、2026年3月期のセグメント売上は11億円。ただし前期に子会社1社を売却した影響で売上は減少したが、セグメント利益は33%増加し、66百万円を計上した。

通信事業:MVNOによる情報通信サービス

通信事業は、ソフィアデジタル株式会社が運営するMVNO(仮想移動体通信事業者)事業が中心である。自社で無線通信回線設備を持たず、他の移動体通信事業者から回線を借りて携帯電話サービスを提供する。競合との競争が激化する中、2026年3月期の売上収益は2億28百万円と前年比49%増加し、セグメント損失から黒字転換(27百万円の利益)を果たした。新規ソリューションの提供による事業拡大を図っている。

調剤薬局及びその周辺事業:60店舗を運営

調剤薬局及びその周辺事業は、ルナ調剤株式会社を中心に、株式会社泉州薬局、有限会社コンビメディカル、株式会社長東、株式会社アルファメデイックスが運営する。2026年3月期末時点で60店舗の調剤薬局を展開し、地域密着型の医療サポートを提供する。売上収益は69億円でグループ全体の8割以上を占める。薬価改定の影響を受けつつも、受診患者数が増加し、セグメント利益は3億63百万円と大幅増益。かかりつけ薬局としての機能強化と店舗運営の合理化に注力する。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

医療IT特化の中小独立系、収益不安定

ソフィアホールディングスは医療機関向けシステム開発を主力とする独立系IT企業。業界内では、医療・ヘルスケア分野に特化したシステムインテグレーターとして位置づけられる。同業のVRAIN SolutionはAIを活用した業務効率化ソリューションで異なる立ち位置であり、Cocoliveは介護施設向けSaaSで競合する。売上高約83億円(2026年3月期予想)と中小規模で、営業利益率は2025年3月期に3.57%と低水準。2026年3月期は営業赤字に転落見込みであり、収益基盤が脆弱。特定顧客やプロジェクトへの依存度が高く、受注変動の影響を受けやすい体質が課題。新規事業やM&Aで成長を目指すが、収益の安定化が急務。

強み

  • 医療機関向けシステムに特化し、業界固有のニーズに応える高度な専門知識を蓄積。
  • 既存顧客との長期取引関係を構築し、保守・運用サービスで安定収益を確保。
  • 中小規模の組織を活かし、顧客要件に迅速に対応するアジャイルな開発が可能。
  • 積極的な企業買収で事業領域を拡大し、周辺サービスへの展開を図る戦略。

課題

  • 営業赤字転落見込みなど業績変動が大きく、安定した収益基盤の構築が急務。
  • 同業他社がAIやSaaSで台頭する中、自社の独自性を明確に打ち出す必要。
  • 売上高80億円台と業界内で小規模、スケールメリットを活かした競争力強化が課題。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がソフィアホールディングス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
15576オービーシステム71億円11.5倍
2598Aチャットプラス70億円17.4倍
33904カヤック69億円12.6倍
42323fonfun69億円16.1倍
56942ソフィアホールディングス68億円
64256サインド68億円39.5倍
7173Aハンモック68億円9.7倍
84379Photosynth68億円22.6倍
93698CRI・ミドルウェア67億円17.0倍
104491コンピューターマネージメント67億円13.0倍
114414フレクト67億円8.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

システム開発会社として1975年に創業

1975年8月、東京都千代田区神田駿河台に株式会社ソフィアシステムズが設立された。創業時の事業はコンピュータシステムの開発など、情報サービス業が中心であった。1988年12月には株式を日本証券業協会に店頭登録し、資本市場へのアクセスを開いた。この時期、同社はIT業界の成長に乗り、システム開発事業を基盤に事業を拡大していく。

2007年、純粋持株会社へ移行し商号変更

2007年4月、会社分割により純粋持株会社体制へ移行し、商号を株式会社ソフィアホールディングスに変更した。本店を東京都中野区に移転。同時にデザインオートメーション事業部門を新設した株式会社ソフィアシステムズ(準備会社より商号変更)に継承させ、事業会社と持株会社を分離した。同年10月にはソフィア総合研究所がアーツテクノロジーを吸収合併するなど、グループ再編が進んだ。

2009年、システム開発子会社を売却し事業縮小

2009年4月、株式会社ソフィアシステムズの全株式を譲渡した。これは、創業以来の中核事業であったシステム開発事業からの撤退を意味する。同時期、中華人民共和国香港にSophia Asia-Pacific Limitedを設立し、アジア展開の足掛かりを築いた。同年8月には本社を東京都新宿区に移転。2011年10月には業種を「電気機器」から「情報・通信業」に変更し、事業の実態に合わせた。

M&A拡大期:調剤薬局事業への本格参入

2012年から2014年にかけて、相次ぐM&Aで事業ポートフォリオを拡大した。2012年9月に株式会社サルースを子会社化し、調剤薬局事業に参入。同年11月にはソフィア総合研究所が株式会社オルタエンターテイメントとソフィアデジタルを子会社化。2014年6月には株式会社アクア、8月には株式会社ジーンクエストを子会社化。12月には株式会社ナノメディカルを子会社化し、医療分野への傾斜を強めた。

2015年以降のグループ再編と調剤事業の強化

2015年6月、子会社化から3年足らずで株式会社サルースの全株式を譲渡。同年8月にはソフィア総合研究所が株式会社サイバービジョンホスティングを子会社化。2016年2月にはソフィアデジタルとサイバービジョンホスティングの全株式をソフィア総合研究所から取得し、直接子会社化した。2017年10月にはジーンクエストを連結除外。2018年4月、ナノメディカルをルナ調剤株式会社に商号変更し、調剤薬局事業を中核に据える方針を明確化した。

調剤薬局の拡大と業績の変動

2018年5月以降、ルナ調剤株式会社が有限会社ビーライク、有限会社コアラを子会社化し、調剤薬局の店舗網を拡大した。2026年3月期には60店舗を運営。財務面では、2013年3月期の売上収益25億円から2022年3月期には118億円まで成長したが、その後は減少傾向にある。利益も振れが大きく、2026年3月期は営業損失を計上。中長期目標として売上収益営業利益率8.0%を掲げ、収益性改善を目指す。

年表31件を開く

1970年代

  • 1975年8月創業東京都千代田区神田駿河台2-3-14にて株式会社ソフィアシステムズを設立。

1980年代

  • 1988年12月株式を日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。

2000年代

  • 2004年12月創業日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。神奈川県川崎市にソフィア総合研究所株式会社を設立。
  • 2005年3月東京都千代田区にソフィア総合研究所株式会社 東京事業所を開設。
  • 2006年9月M&A株式取得によりアーツテクノロジー株式会社を子会社化。
  • 2006年10月ソフィア総合研究所株式会社の本社・東京事業所を東京都中野区に移転併合。
  • 2007年1月創業神奈川県川崎市に株式会社ソフィアシステムズ準備会社を設立。
  • 2007年2月創業東京都中野区に株式会社ソフィアモバイルを設立。
  • 2007年4月商号変更会社分割により純粋持株会社体制へ移行、株式会社ソフィアホールディングスに商号変更。デザインオートメーション事業部門を株式会社ソフィアシステムズ(株式会社ソフィアシステムズ準備会社より商号変更)が継承。本店を東京都中野区に移転。
  • 2007年10月M&Aソフィア総合研究所株式会社が存続会社としてアーツテクノロジー株式会社を合併。
  • 2009年4月株式会社ソフィアシステムズの全株式譲渡。
  • 2009年7月創業中華人民共和国香港特別行政区にSophia Asia-Pacific Limitedを設立。
  • 2009年8月東京都新宿区新宿三丁目1番24号に本社移転。

2010年代

  • 2010年2月創業東京都新宿区にソフィアデジタル株式会社を設立。
  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場。
  • 2011年10月商号変更当社株式の所属業種を「電気機器」から「情報・通信業」に変更。
  • 2012年7月東京都新宿区新宿六丁目24番20号に本社移転。
  • 2012年9月M&A49.04%の株式取得により、株式会社サルースを子会社化。
  • 2012年11月M&Aソフィア総合研究所株式会社が、株式取得により株式会社オルタエンターテイメント、ソフィアデジタル株式会社を子会社化。
  • 2014年6月M&Aソフィア総合研究所株式会社が、株式取得により株式会社アクアを子会社化。
  • 2014年8月M&A株式会社ジーンクエストを株式交換により子会社化。
  • 2014年12月M&A49.49%の株式取得により、株式会社ナノメディカルを子会社化。追加の株式取得により、株式会社サルースを完全子会社化。
  • 2015年4月M&A株式会社ナノメディカルが、株式交換によりエリアビイジャパン株式会社を子会社化。同社が、株式取得により株式会社メディカルコンピューターサービスを子会社化。
  • 2015年6月株式会社サルースの全株式を譲渡。
  • 2015年8月M&Aソフィア総合研究所株式会社が、株式取得により株式会社サイバービジョンホスティングを子会社化。東京都新宿区下宮比町2番26号に本社移転。
  • 2016年2月M&Aソフィア総合研究所株式会社よりソフィアデジタル株式会社及び株式会社サイバービジョンホスティングの全株式を取得し子会社化。
  • 2016年3月M&A追加の株式取得により、株式会社ナノメディカルを完全子会社化。
  • 2017年10月株式交換により株式会社ジーンクエストを連結の範囲から除外。
  • 2018年4月商号変更株式会社ナノメディカルがルナ調剤株式会社に商号変更。株式会社メディカルコンピューターサービスが株式会社ソフィアメディカルに商号変更。
  • 2018年5月M&Aルナ調剤株式会社が株式取得により有限会社ビーライクを子会社化。
  • 2018年7月M&Aルナ調剤株式会社が株式取得により有限会社コアラを子会社化。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上収益営業利益率8.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    グループシナジーの追求

    ICTと医療周辺事業を融合し、医療・介護・調剤のオンライン化など高品質なソリューションを提供し、診療・服薬の利便性向上を図る。

  2. 02

    M&Aやアライアンスによる新規事業開拓

    売上・利益拡大や事業展開加速のため、M&Aやアライアンスを活用し、財務基盤とのバランスを考慮しながら新規事業領域の拡大に取り組む。

  3. 03

    インターネット関連・通信事業の収益力拡大

    市場ニーズに応じた新規事業・サービス提供で成長力を向上。通信技術を活用した新ソリューションにより収益力拡大を図る。

  4. 04

    調剤薬局及び周辺事業の機能強化

    かかりつけ薬局として患者ニーズに沿った運営を継続し、新規出店や店舗買収による収益向上、既存システム見直しによる合理化と良質な医療サービス提供を推進。

  5. 05

    人的資本経営の推進

    優秀な人材の確保と社員教育・研修の充実による人材育成を図り、社員が健康で安心して働ける職場環境づくりを目指す。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で204人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は431万円で、9期前と比べて21.0%平均年齢は40.0歳、平均勤続年数は3.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月81
2018年3月66
2019年3月54641.01.0122
2020年3月55638.01.0230
2021年3月53238.01.0228
2022年3月50438.02.0209
2023年3月50939.02.0215
2024年3月45943.02.0193
2025年3月44541.02.0201149
2026年3月43140.03.0204−49

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率0.0%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)64.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
調剤薬局及び その周辺事業 — ルナ調剤㈱(東京都港区)595百万円
調剤薬局及び その周辺事業 — ㈱泉州薬局(大阪府岸和田市)81百万円
調剤薬局及び その周辺事業 — ㈱長東(東京都港区)74百万円
本社 — 東京都港区51百万円
全社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は83億円営業利益-1億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.2%、利益が-133.3%。

売上高
-1.2%
83億円
営業利益
-133.3%
-1億円
純利益
-100.0%
0億円
営業利益率
-1.2%
前期比 -4.8%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高89億円83億円
営業利益2億円-1億円
純利益0億円0億円
1株あたり配当¥0¥0

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は21億円、営業利益は1億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−4.5%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年1Q2827.11
2023年2Q2100.0−1
2023年3Q2314.30
2024年1Q2214.50
2024年2Q2300.00
2024年3Q2314.31
2025年2Q4200.00
2026年2Q4000.00
2026年4Q43−1−2.30
2027年1Q2114.80

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は25億円から83億円へ3.3倍に増えた。直近期の営業利益率は-1.2%。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月25−3−3
ソフィア総合研究所株式会社が、株式取得により株式会社アクアを子会社化。
2014年3月33−1−1
株式会社ナノメディカルが、株式交換によりエリアビイジャパン株式会社を子会社化。同社が、株式取得により株式会社メディカルコンピューターサービスを子会社化。
2015年3月39−1−6
ソフィア総合研究所株式会社よりソフィアデジタル株式会社及び株式会社サイバービジョンホスティングの全株式を取得し子会社化。
2016年3月36−2−6
2017年3月4020
ルナ調剤株式会社が株式取得により有限会社ビーライクを子会社化。
2018年3月3826
2019年3月45−3−4
2020年3月9822
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2021年3月11475
2022年3月11896
2023年3月9440
2024年3月9042
2025年3月84333.61
2026年3月83−1−1−1.20

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高83億円のうち、営業利益として残るのは-1億円-1.2%。営業外の損益と税金を反映した純利益は0億円、売上の0.0%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.9%53億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金37.3%31億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-1.2%-1億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.1%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比9.6pt
-1.2%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
0.0%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比14.2pt
-1.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
0.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
-1.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが1億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは−2億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は21億円で、売上の3.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月−2−3−2−57
2014年3月22−1410
2015年3月−11−1011
2016年3月2−22012
2017年3月100113
2018年3月36−3918
2019年3月−5−1631−2127
2020年3月−1−3−7−416
2021年3月121−81321
2022年3月11−2−7923
2023年3月40−7420
2024年3月802830
2025年3月34−8727
2026年3月1−3−5−221

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は72億円。このうち返さなくてよい自己資本が30億円で、自己資本比率は41.5%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月27121541.6
2014年3月27101736.8
2015年3月2962320.4
2016年3月230230.9
2017年3月240241.8
2018年3月2762123.2
2019年3月6876110.6
2020年3月899809.9
2021年3月86147216.1
2022年3月86206623.3
2023年3月77146318.7
2024年3月83285533.7
2025年3月75304440.6
2026年3月72304241.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
21億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
10億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
42億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
58
/ 100
安定性自己資本比率28 / 40
収益力営業利益率0 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率605社中482位あたり、逆に低いのはROE605社中566位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
-1.1%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率下位売上のうち本業の利益として残る割合
-1.2%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
41.5%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.2%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,462で、1年前と比べて+17.2%過去52週の値幅のなかでは98%の位置にある。

¥1,462+0.1%1ヶ月+6.1%1年+17.2%時価総額68億円
過去52週の値幅
安値¥1,150高値¥1,470

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (会社予想)968.2倍
PBR2.25倍

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1ヶ月で+3.3%と上昇。25日線(1336円)を+1.8%上回り、75日線(1307円)や200日線(1267円)もクリア。52週高値1394円に接近し、高値更新が期待される。出来高は2000〜4000株と低調だが、株価はじり高傾向。RSI67とやや過熱感。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)

PERが算出不能(利益不在)で、PBR2.1倍は業界平均3.46倍を下回るが、ROEはマイナス1.1%で収益性が著しく低い。配当利回り0%と無配。直近の業績は減収傾向で、翌期には営業赤字が見込まれ、ファンダメンタルズは脆弱。PBRのみで見れば割安感もあるが、収益力の低さを考慮すると割高と判断。

指標この会社業種平均
PER (予想)968.2倍
PBR2.25倍2.96倍
ROE-1.1%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

同社は2025年3月期に黒字化したものの、2026年3月期は再び営業赤字が見込まれる。強気派は、構造改革や新規事業の可能性を指摘するが、弱気派は事業の持続可能性や成長性に疑問を呈する。PERが算出不能(赤字)で、PBR2.1倍と割高感もある。

プラスに働く材料7
  • 黒字化への期待

    2025/3期は営業利益3.57%と黒字転換

  • 新規事業の可能性

    情報通信分野で新サービス展開の余地

  • 株価底入れ観測

    1年で21%上昇、回復の兆しか

  • 売上高減少幅縮小、事業立て直しの兆し2026年下期影響

    売上高90→84→83億円と減少鈍化。新サービス投入で回復期待

  • 業績底打ち感、黒字復帰でPERバリュエーション復活決算発表後影響

    現在PERなし。小幅黒字でもPER20倍なら時価総額80億円超

  • PBR2.1倍、無形資産評価に株式市場の見直し余地不定影響

    PBR2.1倍だが、ROEマイナスで割高。技術力等の評価次第で不透明

  • 外国人保有0.76%、新規投資家参入余地不定影響

    外国人保有0.76%と極低。情報開示強化で投資家問い込み増も

マイナスに働く材料7
  • 業績悪化トレンド

    2026/3期は営業赤字見込み、減収

  • バリュエーション割高

    PBR2.1倍、赤字でPER評価不能

  • 事業の競争力低下

    収益力低迷、明確な強みなし

  • 営業赤字転落、収益力低下が顕著通年影響

    FY26営業損失1億円。売上高減少に加えコスト増で収益悪化

  • 売上高2期連続減、競争激化で市場縮小継続影響

    FY24→FY26で売上高90→83億円と減少。主幹事業の需要減退

  • 純利益ゼロ、株主還元不能で投資妙味薄継続影響

    FY26純利益0億円、配当0。株主価値創出できず

  • PBR2.1倍と割高、ROEマイナスでバリュエーション調整リスク不定影響

    ROE-1.1%、PBR2.1倍は割高。業績悪化でPBR是正リスク

次の決算で確かめる点
営業損益
赤字転落の有無が最重要
売上高推移
減収基調継続なら懸念

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ16,560人。区分でいちばん多いのは事業法人52.8%。グループ会社や銀行などの安定株主が52.8%を占め、残る47.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人71.571.571.556.952.852.8
個人・その他22.823.623.134.444.046.4
自己株式1.81.81.81.11.11.1
外国法人0.50.40.47.73.00.7
証券会社4.84.12.60.60.10.1
外国人個人0.10.10.40.30.10.1
金融機関0.20.21.90.10.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社E-BONDホールディングス52.45
02INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)0.55
03松浦 行子0.52
04川名 貴行0.13
05川野 光男0.12
06谷川 新一0.12
07下田 豊隆0.12
08村田 真希0.11
09久米 裕子0.11
10金久保 美喜0.11

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+50%、1株純資産は14期で+1061%。直近期のROEは-1.1%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER
2013年3月−1556−23.0
2014年3月−67500−12.8
2015年3月−269268−68.4
2016年3月−2599−186.9
2017年3月112073.0180.7
2018年3月261281173.55.5
2019年3月−162269−58.3
2020年3月5932919.88.4
2021年3月18751544.27.7
2022年3月22874636.24.3
2023年3月85361.092.4
2024年3月7663310.815.1
2025年3月216543.351.0
2026年3月−7647−1.1

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある

経営陣

8名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は8名。2026/3期の役員報酬は総額59百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢
飯塚秀毅代表取締役62
小山田智取締役36
赤羽根秀宜取締役51
水野信次取締役54
樋笠也寸志常勤監査役49
近藤希望監査役51
市村大介監査役48
深井一弘51

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2323216
社外取締役418185
監査役1999

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容765字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社制を導入しており、当社及び連結子会社8社によって構成されております。当社は、持株会社としてグループ戦略の策定、グループ経営のモニタリング機能を果たすとともに、グループ会社への専門サービスの提供を行っております。 当社グループの事業内容及び当社の関係会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであり、下記の3事業の区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表注記 5.事業セグメント」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 [インターネット関連事業] インターネット関連のシステム開発業務サービスの提供、システムエンジニアリングの派遣サービスの提供等を行っております。 [主な関係会社] ソフィア総合研究所株式会社 ソフィアセキュリティ株式会社 [通信事業] MVNO(※)を中心とした情報通信サービスを行っております。 [主な関係会社] ソフィアデジタル株式会社 [調剤薬局及びその周辺事業] 主に調剤薬局の運営を行っております。 [主な関係会社] ルナ調剤株式会社、株式会社泉州薬局、有限会社コンビメディカル、株式会社長東、 株式会社アルファメデイックス (※) Mobile Virtual Network Operatorの略。自社で無線通信回線設備を持たず、他の移動体通信事業者から借りてあるいは再販を受けて移動体通信サービスを提供する事業者。 当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 〔事業系統図〕 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題1,738字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は次のとおりであります。 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 (1) 会社の経営方針及び中長期の経営戦略 当社グループでは、インターネット関連事業・通信事業においては、「たえずお客様のニーズを先取りし、先進的なⅠCTサービスを提供することで社会貢献をする」ことを目指すとともに、調剤薬局及びその周辺事業においては「調剤薬局を通して、地域に根差した明るい未来をサポートする」ことを目指しております。 さらに、これら3つの事業を有機的に結合させてグループのシナジー効果を創出することで、企業価値の拡大を図ることを、中長期のグループ成長戦略としております。 (2) 当社グループの経営環境及び対処すべき課題等 上記(1) 「会社の経営方針及び中長期の経営戦略」のもと、具体的には次のような課題に取り組んでまいります。 ①  グループシナジーの追求 グループ各社が長年培ってきたICT(情報通信技術)と医療周辺事業を有機的に結合させ医療・介護・調剤のオンライン化などICTと医療を融合した高品質のソリューションを提供することに取組むことで、診療・服薬における利便性の高いサービスの構築、事業展開を目指してまいります。 ② M&Aやアライアンスによる新規事業開拓や事業領域の拡大 売上・利益の拡大や事業展開の加速化を目的として、M&Aやアライアンスを活用することで、新規事業の開拓や事業領域の拡大に取り組んでまいります。この取組みにあたっては、投資先や提携先の事業展開の見通しや当社グループ企業とのシナジー効果に関する検討を十分行うとともに、財務基盤の強化の方針とのバランスを考慮しながら進めてまいります。 ③  インターネット関連、通信事業の収益力の拡大 市場のニーズに応じた新規事業や新たなサービスを提供することにより成長力の向上を図ります。通信事業においては、通信技術を活用した新規のソリューションの提供による新規事業の開始等により更なる収益力の拡大に努めます。 ④  調剤薬局及びその周辺事業の機能強化 患者さまが安心して医療・調剤を受けることができるよう、かかりつけ薬局としての患者さまのニーズに沿った調剤薬局の運営を引き続き目指してまいります。また、調剤店舗数の増加による収益向上及び店舗運営の合理化による利益率の向上を推進してまいります。具体的には、当社の資金効率及び当社グループへの収益貢献度等を総合的に勘案した上で、新たな形態による新規出店、既存の形態による新規出店及び店舗買収を進めていくとともに、現在の調剤薬局店舗の運営の見直しとして、既存システムの見直し及び合理化を実施し、コスト削減のみならず、国の示す薬局のあるべき姿を踏まえた良質な医療サービスを提供することに注力してまいります。 ⑤  人的資本経営の推進 経営資源の重要な要素である人的資本については、企業の成長を推進していくために人材の確保・育成が不可欠との認識の下、優秀な人材を確保するとともに、社員教育や研修制度の充実化により人材の育成を図ってまいります。また、社員が心身ともに健康で安心して働くことができる職場・環境づくりを目指してまいります。 ⑥ 財務基盤の強化及び安定的な資金調達 安定した収益の確保を図るとともに、有利子負債の削減を着実に行うことで、財務基盤を強化し、親会社所有者帰属持分比率の向上を目指します。また、今後の新規事業の開始やM&Aの実行のために、多様な資金調達手法の活用を含め、安定的な資金調達の実現に取り組んでまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループでは、企業価値の継続的な向上のためには、本業の収益力の指標として、売上収益営業利益率を重視しております。中長期の売上収益営業利益率の目標は8.0%としております。また、財務基盤強化の指標として親会社所有者帰属持分比率の向上を目指しています。これは、当社グループは、総資産における有利子負債を返済し、財務体質の改善に努める必要があると考えているためです。
事業等のリスク7,081字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業において、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。また、これらは実際に起こり得る全てのリスクを網羅したものではなく、当社グループのリスクはこれらに限定されるものではありません。 (最も重要なリスク) 1 内部統制及びコンプライアンスに関するリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① 2022年10月に公表した再発防止策の実行について   当社は、2022年6月に連結子会社役員が逮捕された事件を契機に、事実関係の調査等を目的として外部有識者からなる独立調査委員会を設置して調査を進め、同年8月に同委員会より答申書を受領しました。当該答申書で指摘された原因解明及び再発防止策の提言を踏まえて、同年10月に再発防止策を決定・公表いたしました。今後、当該再発防止策が適切に実行されないことにより、問題が生じた場合は、当社グループの事業活動、業績及び財務活動に影響を及ぼす可能性があります。   当社は、次を主な内容とする再発防止策を決定・公表しております。・属人的事業遂行体制の是正・当社取締役会における子会社管理に関するリスク評価及び監督機能の強化・コンプライアンス意識の向上・ソフィアデジタル株式会社の着信課金サービスの事業からの完全撤退以上の再発防止策につきましては、公表後速やかに実行に着手いたしておりますが、今後ともこれらの施策を継続的に実行し、内部統制やリスク管理体制の一層の強化を図ってまいります。 ② コンプライアンスに関するリスク   当社グループにおいて、法令・社会規範・倫理に反する問題が発生した場合や当社グループの取締役や従業員による不正行為・コンプライアンス違反が発生した場合には、当社グループの社会的な信用が低下し、顧客から取引を停止されたり、多額の課徴金や損害賠償を請求されたりするなど、当社グループの経営成績、財政状態及びレピュテーションに大きな影響を及ぼす可能性があります。   当社グループでは、上記①「2022年10月に公表した再発防止策について」に記載のとおり、再発防止策として、当社グループの役職員のコンプライアンス意識の向上に取り組むとともに、子会社のリスク評価と監督機能の強化を図っております。このことにより、事業活動のモニタリングを適切に実施し、不適切な活動を早期に発見し、対応を実施するよう努めております。 ③ 協力会社、業務委託先、及び販売代理店等に関するリスク   協力会社、業務委託先、及び販売代理店等(以下「協力会社等」という。)が契約を実行しなかったり、協力会社等が納入した製品やサービスに契約不適合が発生した場合のほか、協力会社等やその役職員等が不正行為や社会的に不適切な行為を起こした場合において、当社グループの経営成績、財政状態及びレピュテーションに大きな影響を与える可能性があります。   当社グループでは、取引開始前及び取引開始後においても協力会社等の審査・調査を行うほか、これら協力会社等の業務の遂行状況のモニタリングを強化することなどにより、製品・サービスの品質の低下や不正行為・不適切行為等が発生しないように努めてまいります。 2 経営環境の変化のリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① 薬価や調剤報酬の 改定のリスク (消費税含む)   調剤売上は厚生労働省により定められた薬価基準に基づく薬剤収入と調剤技術料から成り立っております。今後、薬価基準や調剤報酬の改定が行われた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   厚生労働省が公表している『患者のための薬局ビジョン』の具体化を目指し、かかりつけ薬局・薬剤師として更なる機能の充実化を図るほか、「地域連携薬局」や「専門医療機関連携薬局」の構築や、「オンライン服薬指導」等への取り組みを強化してまいります。 ② 情報サービス産業における技術革新・価格競争   ソフトウエア業界の技術革新のスピードは速く、当社が常に技術革新に適合した製品を開発できない可能性があります。当社の予測に違いが生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   ユーザーニーズの変化・拡大に伴うサービスの提供を行うために、積極的な技術開発を行っている他、情報サービスに関する先端技術や基盤技術についての調査研究も進めております。 ③ 新規事業・新規サービスに関するリスク   当社グループの事業成長のため、新規事業や新規サービス(以下「新規事業等」という。)の創出・育成が必要であるという認識の下、当社グループでは新規事業等に取り組んでいく予定であります。新規事業等の創出・育成に当たってはコストが先行的に発生する場合だけでなく、その展開が当初の計画どおりに進まない可能性や場合によっては途中で中止を余儀なくされる可能性があります。このような場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   新規事業等を開始する場合は、その事業等の見通しや当社グループ企業とのシナジー効果について慎重に検討を行った上で、実行することとしております。また、新規事業等の開始後の事業展開や業績動向について定期的なモニタリングを行うことなどにより、赤字の事業やサービスは早期に黒字化させ、黒字化した事業やサービスは一層の事業拡大に向けた支援を行ってまいります。 3 投資・M&Aのリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① 投資先の業績不振   当社グループは、基盤事業の安定化、成長牽引事業の拡充、次世代事業の創出といった観点で、企業買収、資本提携等を模索しております。これらの実施に関しましては、経済的価値、相手企業の調査を十分に行い決定しますが、事業活動には予測できない様々な不確実性が伴っております。その結果、当初期待していた効果が得られない場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   M&Aの機会があった場合には、投資先の事業展開の見通しや当社グループ企業とのシナジー効果について慎重に検討を行った上で、外部の専門家によるデューデリジェンスを実施します。さらに取締役会において十分な議論を行って最終的に投資を決定しております。 ② 有形固定資産及びのれん等の減損   当社グループは、有形固定資産及びM&Aに伴うのれん等の無形資産を有しておりますが、資産の時価が著しく下落した場合、または事業の収益性が悪化した場合には、減損会計の適用により固定資産の減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   M&Aの実行にあたっては、損益計画の妥当性や投資回収の実現性を取締役会で審議しているほか、M&A実行後においても、投資先の業績動向について毎月モニタリングを行っており、業績動向に懸念がある投資先については、収益改善に向けた施策や早期の売却の検討・実行を行っております。 ③ 借入金の返済・金利の上昇   当社グループはM&A等の必要資金を主に金融機関からの借入により調達しております。そのため、取引銀行と良好な関係を維持し、必要な資金調達に支障をきたさないようにしております。しかしながら、今後の金融市場の悪化、金利の上昇等により当社グループの望ましい条件で資金調達や借換が実行できない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   安定した収益の確保を図るとともに、有利子負債の削減を着実に行うことで財務基盤を強化し、親会社所有者帰属持分比率の向上に努めております。また、金融機関との良好な関係を維持し、必要な資金調達に支障をきたさないようにしております。 4 人材確保・教育のリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① エンジニアの確保   ICT業界での人材獲得競争は激しく、業務上必要とされる知識及び経験を備えた人材を確保できないリスクがあります。この人材には、システム開発等の知見を持ち開発を実際に行う人材以外に、システム開発受託案件をプロジェクトとしてしっかり運用できるプロジェクトマネージャークラスの人材も含まれます。   継続的に優秀な人材の獲得に取り組むとともに、既存人材の育成や従業員満足度の向上に取り組んでまいります。 ② 薬剤師の確保   調剤薬局においては、薬剤師法第19条で原則薬剤師以外による調剤が禁止され、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律で、店舗毎に一定数以上の薬剤師の配置等が義務付けられております。   就労形態や処遇形態などにおける働きやすい環境や各種制度づくりをはじめ、外部変化をも把握しつつ常に雇用管理の改善に取り組む運営体制で、人材確保に努めております。 (その他の重要なリスク) 1 品質・オペレーションに関するリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① システム開発案件の失敗   インターネット関連事業・通信事業では、顧客企業のシステムの開発サービスを提供していますが、開発途上において当初定めた仕様の変更を余儀なくされる場合等や開発の難易度を見誤る可能性があり、そのような場合に、作業工数が当初の見積り以上に増加する可能性や納品後の性能改善等により追加費用が発生する可能性があります。このようなコストが発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   受注前の見積りや受注後のプロジェクト管理については、経験や知見のあるマネジャーによって実施するほか、一定規模以上のプロジェクトについては進捗状況をレビューする会議を開催する等、追加のコストの発生を防止するように努めております。 ② 機器の故障や オペレーションミス   インターネット関連事業・通信事業において、当社の利用している機器設備の故障やオペレーションミス等によって障害が発生し、顧客の事業活動に影響を及ぼした場合、顧客からの信用低下や損害賠償請求につながる可能性があります。   当社グループが利用している機器設備の整備や点検を定期的に行うほか、必要なオペレーションのマニュアル化を徹底し、常に更新することにより、提供するサービスの品質の維持や向上に努めております。万一障害が発生した場合の対応についても整備を進めております。 ③ 調剤過誤の発生   調剤薬局及びその周辺事業では、調剤過誤の防止に努めておりますが、万一調剤過誤が発生した場合には、社会的信用の失墜、訴訟の提起を受けることによる損害賠償等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   調剤業務に関する技術や医薬品の知識の向上に取り組み、調剤過誤を防止すべく万全の管理体制のもと、細心の注意を払い調剤業務を行うとともに、調剤過誤防止や効率化のために、監査チェックシステムを設置しております。また、リスク管理のため、全店で「薬剤師賠償責任保険」に加入しております。 ④ 法令違反等の発生   調剤薬局及びその周辺事業では、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下「医薬品機器等法」という。)、健康保険法、薬剤師法、麻薬及び向精神薬取締法をはじめとした許認可、登録、指定、免許、届出等に基づき、厚生労働省及び都道府県の監督の下、調剤薬局の運営を行っています。万一、これらの法令や監督官庁のガイドライン等に違反する行為があり、業務停止命令や許可等の取消し等を受けた場合は、当社グループの経営成績、財政状態及びレピュテーションに大きな影響を与える可能性があります。   当社グループでは、調剤薬局店舗において、各種法令及びガイドラインを遵守した業務の運営が行われているかのモニタリングを行うことに注力するとともに、監督官庁の指導の下、管理・運営方法の改善に努めております。また、必要に応じて弁護士等の外部専門家への相談を行っております。 2 法令の変更のリスク リスクの名称   リスクの概要   リスクへの対応 ① 調剤薬局に関する法令及び医薬分業   調剤薬局の運営に当たり、各都道府県等の許可・指定・登録・免許を受けております。関連する法令が改正された場合や、関連する法令に違反した場合等には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また今後、医薬品販売に係る規制緩和等が進んだ場合、異業種参入等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。また、医薬分業とは、医師が患者に処方箋を交付し、薬局の薬剤師がその処方箋に基づき調剤を行い、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担し国民医療の質的向上を図るため、国の政策として推進されてきました。今後、この動向が変化する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   当社グループは、各種法令および法令に基づくガイドラインの改正のモニタリングを行うとともに、改正がある場合には必要に応じて業務の運用方法の変更などの対策を講じているほか、必要に応じて弁護士等の外部専門家への相談を行っております。 ② 通信   当社グループの通信事業では、「電気通信事業法」による電気通信事業者として、総務省へ届出および登録を行っております。また、同法に基づく規制を受け、これらの規制事項を遵守しております。将来、これらの規制が変更され、または新たな法令が適用されることにより、事業に対する制約が強化された場合、事業活動が制限され、またはコストの増加につながる可能性があります。それらの事象が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。   当社グループは、各種法令および法令に基づくガイドラインの改正のモニタリングを行うとともに、改正がある場合には必要に応じて業務の運用方法の変更などの対策を講じているほか、必要に応じて弁護士等の外部専門家への相談を行っております。 3 事業継続のリスク リスクの概要   リスクへの対応 地震、火災等の自然災害や、戦争、テロ、感染症の流行等により、当社グループにおいて人的被害または物理的被害が生じた場合、または、外部通信インフラ、コンピューターネットワークに障害が生じた場合等の事由によって当社グループの業務の遂行に支障が生じた場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。   災害等が発生した場合の事業への影響を最小限に留めるため、テレワーク環境の整備や事業継続計画(BCP)の策定を検討し、有事の際の影響を最小限に留めるよう努めております。 4 情報セキュリティのリスク リスクの概要   リスクへの対応 当社グループは、顧客や取引先情報を管理・保有しておりますが、悪意を持った第三者によるサイバー攻撃や情報事故等を含む予期せぬ事象によりこれらの情報の漏洩が発生した場合、顧客等からの損害賠償請求や信用失墜等のほか、当社技術の流出に伴う競合他社に対する競争力の低下等により、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。   リスク及び昨今の社会情勢も踏まえ、当社グループは情報管理を経営の重要事項と位置付けており、各種法令等や個人情報の管理に係るプライバシーポリシーに沿った情報管理体制の運用・強化及び社員の意識向上を目的とした社内教育・啓発活動を行っております。さらにサイバー攻撃対策、ネットワーク管理、入退館におけるセキュリティシステムの導入等、外部からの侵入・攻撃等にも様々な対策を講じ、運用監視体制を強化した上で、これらの見直しも継続的に行っております。 5 親会社との関係 リスクの概要   リスクへの対応 親会社と当社グループが行う事業に競合関係が生じた場合や親会社の経営方針変更による提携関係解消が起こった場合は当社グループの経営成績や財務状況等に影響を与える可能性があります。また、親会社が自らの利益にとって最善であるが、当社の少数株主の利益とならないかもしれない行動をとった場合に当社グループの経営成績や財務状況等に影響を与える可能性があります。   当社は、支配株主等との取引に関する手続規程を定め、常設の利益相反取引監視委員会を設置し、親会社との間で取引を行う場合には、金融商品取引法、会社法及び有価証券上場規程に基づき一定の規制が課せられている支配株主等との取引並びに少数株主の利益の確保が求められる親法人等との取引を正しく捕捉し、当社がその遵守すべき法令その他のルールを遵守して当該取引を行うための手続に則り、利益相反取引監視委員会が対象となり得る取引の事前審査をし、その利益相反性を判断するなど監視する体制を敷いております。その上で、親会社との医薬品の仕入れや調剤薬局の運営のノウハウの共有などに関し、連携を強化することで企業価値の向上に努めております。
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業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は、次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかに回復しているものの、継続する物価上昇の個人消費への影響や米国の通商政策を含む国際情勢の不安定等の影響もあり、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。 当社グループが事業活動を展開するインターネット関連事業及び通信事業におきましては、企業の競争力強化や業務効率化を目的としたDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の動きが加速していることにより、ICT(情報通信技術)への投資需要は引き続き高い状態にあります。また、調剤薬局及びその周辺事業におきましては、薬価改定・調剤報酬改定による影響もあり、業界を取り巻く環境は厳しさを増しております。 このような環境のもと、当連結会計年度の経営成績としましては、売上収益が8,329百万円(前年同期比0.4%減)となりました。利益面におきましては、営業損失が60百万円(前年同期は344百万円の営業利益)、税引前当期損失が57百万円(前年同期は321百万円の税引前当期利益)、当期損失が34百万円(前年同期は95百万円の当期利益)、親会社の所有者に帰属する当期損失は34百万円(前年同期は95百万円の親会社の所有者に帰属する当期利益)、当期包括利益合計額は△34百万円(前年同期は95百万円)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 [インターネット関連事業] 売上収益は、企業のデジタル変革(DX)への取り組みなどを背景に、ITエンジニアの需要が高まっていること及びインターネット関連のシステム開発等も順調に推移しました。しかしながら、前期における子会社1社の売却の影響を受けた結果、売上収益は1,160百万円(前年同期比9.4%減)、セグメント利益は66百万円(前年同期比33.0%増)となりました。 [通信事業] MVNO(※1)事業は競業他社との競争激化の影響を受けることとなりましたが、売上収益は228百万円(前年同期比49.4%増)、セグメント利益は27百万円(前年同期は25百万円のセグメント損失)となりました。 [調剤薬局及びその周辺事業] 売上収益は、薬価改定による影響を受けましたが、受診患者数は増加し昨年と同水準となりました。利益面では、上記の売上増加に加え、販売費及び一般管理費の圧縮等により増益となりました。その結果、売上収益は6,972百万円(前年同期比0.4%増)、セグメント利益は363百万円(前年同期比75.7%増)となりました。なお、当連結会計年度末における当社グループの調剤薬局総数は60店舗となります。 [その他] その他事業につきましては、国内およびアジア圏内において新規事業を継続して進めております。その結果、売上収益0百万円(前年同期比97.5%減)、セグメント損失15百万円(前年同期は44百万円のセグメント損失)となりました。 (※1) Mobile Virtual Network Operatorの略。自社で無線通信回線設備を持たず、他の移動体通信事業者から借りてあるいは再販を受けて移動体通信サービスを提供する事業者。 財政状態については、次のとおりであります。 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は4,029百万円となり、前連結会計年度末に比べ481百万円減少いたしました。これは主に現金及び現金同等物が602百万円減少したこと及び営業債権及びその他の債権が151百万円増加したことによるものであります。非流動資産は3,191百万円となり、前連結会計年度末に比べ244百万円増加いたしました。これは主にのれんが62百万円増加したこと及び繰延税金資産が84百万円増加したことによるものであります。 この結果、資産合計は、7,220百万円となり、前連結会計年度末に比べ237百万円減少いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は2,653百万円となり、前連結会計年度末に比べ277百万円減少いたしました。これは主に営業債務及びその他の債務が146百万円増加したこと及び借入金が288百万円減少したことによるものであります。非流動負債は1,572百万円となり、前連結会計年度末に比べ74百万円増加いたしました。これは主にリース負債が67百万円増加したことによるものであります。 この結果、負債合計は、4,226百万円となり、前連結会計年度末に比べ202百万円減少いたしました。 (資本) 当連結会計年度末における親会社の所有者に帰属する持分合計は2,994百万円となり、前連結会計年度末に比べ34百万円減少いたしました。これは主に利益剰余金が34百万円減少したことによるものであります。 この結果、親会社所有者帰属持分比率は41.5%(前連結会計年度末は40.6%)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ602百万円減少し、2,145百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動の結果獲得した資金は128百万円(前年同期は261百万円の獲得)となりました。これは、営業債権及びその他の債権の増減額138百万円による資金の減少と、営業債務及びその他の債務の増減額179百万円による資金の増加、法人税等の支払額328百万円等による資金の減少が主な要因であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は256百万円(前年同期は377百万円の獲得)となりました。これは、事業譲受による支出144百万円等が主な要因であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は474百万円(前年同期は848百万円の使用)となりました。これは、長期借入れによる収入435百万円及び長期借入金の返済による支出676百万円等が主な要因であります。 ③ 生産、受注及び販売の状況 a. 生産実績 該当事項はありません。 b. 商品仕入実績 当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) インターネット関連事業(千円)   -   - 通信事業(千円)   37,099   712.4 調剤薬局及びその周辺事業(千円)   4,210,235   97.2 合計(千円)   4,247,335   97.7 (注) 1.金額は仕入価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2.金額は仕入値引控除前の金額であります。 c. 受注状況 当社グループは概ね受注から役務提供までの期間が短いため、受注状況に関する記載を省略しております。 d. 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) インターネット関連事業(千円)   1,150,455   90.3 通信事業(千円)   214,651   150.5 調剤薬局及びその周辺事業(千円)   6,964,448   100.4 合計(千円)   8,329,556   99.8 (注) 1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が100分の10以上の相手先がないため記載を省略しております。 ④ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 「第5 (経理の状況)」「1 連結財務諸表等 連結財務諸表注記」の「4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、事業運営上必要な資金を確保するとともに、経営環境の急激な変化に耐えうる流動性を維持する事を基本方針としております。 長期資金需要につきましては、金融機関からの借入等、金利コストの最小化を図れるような調達方法を検討しております。短期資金需要につきましては、金融機関からの短期借入を基本としております。また、M&Aにかかる資金需要につきましては、主に金融機関からの長期借入金で調達しております。 なお、当連結会計年度末における借入金を含む有利子負債の残高は2,091百万円、現金及び現金同等物の残高は2,145百万円となりました。 ⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは、安定経営を基に企業価値の継続的な向上を高めるためには、本業の収益力の指標として売上収益営業利益率を重視しております。中長期の売上収益営業利益率の目標は8.0%としております。また、財務基盤強化の指標として親会社所有者帰属持分比率の向上を目指しています。これは、当社グループは、総資産における有利子負債を返済し、財務体質の改善に努める必要があると考えているためです。 当連結会計年度におけるこれらの指標は、売上収益営業利益率は△0.7%(前連結会計年度は4.1%)、親会社所有者帰属持分比率は41.5%(前連結会計年度は40.6%)となりました。

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開示資料

出典

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