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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ

SE Holdings and Incubations Co., Ltd.9478 · Standard · 情報・通信業

IT系出版と人材・ネットワーク事業を擁する持株会社。書籍発行を軸にDX支援まで手掛ける

概要

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズは、IT専門出版社から発展した純粋持株会社である。出版、コーポレートサービス、ソフトウェア・ネットワーク、教育・人材、投資運用の5つの事業セグメントを持ち、連結子会社5社を統括する。2026年3月期の連結売上高は約70億円、従業員数は270人。東京証券取引所スタンダード市場に上場している(証券コード9478)。

5セグメントから成る純粋持株会社の体制

当社グループは、純粋持株会社である当社と5つの事業子会社で構成される。出版事業は(株)翔泳社が担い、IT・ビジネス関連書籍、電子書籍、Webマガジン、技術者向けイベント「Developers Summit」を手掛ける。コーポレートサービス事業は(株)SEデザインがコンテンツマーケティング支援(コンサルティング、Web制作、MA導入・運用、ブランドローカライズ)を提供する。ソフトウェア・ネットワーク事業はSEモバイル・アンド・オンライン(株)がWebサービス企画・開発・運営、ソーシャルゲーム・スマートフォンアプリ開発を手掛ける。教育・人材事業は(株)SEプラスがIT人材研修と医療業界の転職支援・求人サイトを運営する。投資運用事業はSEインベストメント(株)が有価証券投資を行う。各事業は独立して収益を上げつつ、持株会社の管理下でグループ全体の最適化が図られる。

出版事業が連結売上高の57%を占める

出版事業は当社グループ最大のセグメントであり、2026年3月期の売上高は40億円(連結全体の57%)に達する。同事業はIT技術書に強みを持ち、1993年刊行の「Windows APIバイブル」シリーズなどプログラミング専門書を拡充してきた。1996年には翻訳ノンフィクション「神々の指紋」が約225万部のベストセラーとなり、一般書籍分野でも実績を残す。近年は紙媒体に加え、電子書籍やWebメディア、IT技術者向けイベント「Developers Summit」(2003年開始)などのオンライン媒体へのシフトを進める。2025年の出版市場全体は前年比1.6%減と縮小する中、当社は実用コンテンツに特化することで競争力を維持している。

投資運用事業が営業利益の過半を稼ぐ

投資運用事業は、子会社SEインベストメント(株)が行う有価証券投資事業である。2026年3月期のセグメント売上高は6.3億円、営業利益は5.2億円であり、グループ全体の営業利益9.6億円の54%を占める。同事業は保有株式の配当収入と売却益を収益源とする。2025/3期にはマーケット状況を勘案して一部保有株式の売却益を計上し、売上高が前期比79.7%増加した。財政状態にも影響を与えており、営業投資有価証券の含み益増加に伴いその他有価証券評価差額金が2,062百万円増加した。この事業は持株会社としてのポートフォリオ経営の一環であり、他の事業セグメントと異なる安定的な収益特性を持つ。

業界の中での役割はIT関連コンテンツとサービスを提供する総合情報サービス事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
70億円
営業利益
10億円
営業利益率
14.3%
純利益
6億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01出版・メディア主力

IT・ビジネス・デザイン・カルチャー関連の一般書籍や海外翻訳書籍、電子書籍を発行・販売するほか、書籍直販サイト、Webマガジン、Web広告媒体を運営し、IT技術者向けイベントも開催する。

主な製品・サービス2
一般書籍・電子書籍
IT、ビジネス、デザイン、カルチャー関連の書籍を出版・販売。海外翻訳書や電子書籍も扱い、技術書を中心に幅広い読者層に提供する。
Webメディア
Webマガジンや技術情報サイトを運営し、記事コンテンツを通じて読者に情報を提供。広告媒体としても機能する。

02コーポレートサービス準主力

企業向けにコンテンツマーケティング支援を提供。マーケティングコンサルティングやWebコンテンツ制作、オウンドメディア構築、マーケティングオートメーションの導入・運用、ブランドローカライズなどを手掛ける。

主な製品・サービス1
コンテンツマーケティング支援サービス
企業のマーケティング戦略立案からコンテンツ制作、オウンドメディア構築、MAツールの導入・運用までを一貫して支援するサービス。

03ソフトウェア・ネットワーク準主力

Webサービスやソーシャルゲーム、スマートフォンアプリの企画・開発・運営を行う。

主な製品・サービス2
Webサービス
企業向けや消費者向けのWebサービスを企画・開発・運営する。
ソーシャルゲーム・アプリ
ソーシャルゲームやスマートフォンアプリの開発・運営を行う。

04教育・人材準主力

IT人材向けの教育・研修事業と、医療業界関連の転職支援・求人サイト運営を行う。

主な製品・サービス2
IT人材教育・研修
IT技術者向けの教育・研修プログラムを提供する。
医療業界転職支援サイト
医療業界に特化した転職支援・求人サイトを運営する。

05投資運用その他

グループの有価証券投資を担う。

製品と技術

IT技術書とイベント・Webメディアを融合した出版事業

出版事業を担う(株)翔泳社は、IT技術者向けの実用書・専門書を中核とする。1993年の「Windows APIバイブル」シリーズに始まり、プログラミング言語やシステム開発の解説書を多数刊行。一般書籍では1996年の「神々の指紋」が225万部を売り上げた。近年は紙媒体に加え、電子書籍やWebメディアを強化。IT技術者向けコマースサイト「SEshop.com」では書籍やソフトウェアを販売する。2003年から年1回開催する「Developers Summit」は日本最大級の開発者向けカンファレンスに成長し、オンライン配信も併用。また、Webマガジンや広告媒体を通じて企業のマーケティング支援も行う。2025年の出版市場縮小の中、同事業は質の高い実用コンテンツへの特化とオンライン媒体へのシフトで収益を維持している。

Webサービスからソーシャルゲーム・婚活まで手掛けるソフトウェア・ネットワーク事業

SEモバイル・アンド・オンライン(株)は、携帯電話向けソフト開発からスタートし、現在はWebサービスの企画・開発・運営、ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリ開発を手掛ける。2000年代初頭にはKDDIの携帯インターネットサービス「EZ Web」向けサーチエンジン「EZサーチ」を提供。2003年には携帯向け懸賞サイト「LOTO!LOTO!」を開設しモバイル広告事業を展開。近年ではオンライン婚活サービス市場にも参入し、2028年に860億円規模と予測される市場で事業を展開する。受託開発も行っており、2026年3月期のセグメント売上高は7.9億円、営業利益0.45億円。ソリューション事業と受託開発が堅調に推移し、コスト削減効果も寄与して増収増益となった。

IT人材研修と医療業界人材紹介を軸とする教育・人材事業

(株)SEプラスが運営する教育・人材事業は、IT技術者向け研修サービスと医療業界向け人材紹介・求人サイトの二本柱で構成される。研修事業では、2004年からPMP(Project Management Professional)資格試験対応セミナーを定期開催。e-learningサービス「独習ゼミ」も提供し、企業研修市場の成長に対応している。人材事業では、医療関連人材の転職支援を行うほか、求人サイトを運営。2026年3月期の売上高は9.1億円で前期比横ばい。IT人材研修の売上は堅調だが、人材・採用コストの増加が利益を圧迫し、セグメント利益1.6億円は前期比19%減となった。両事業とも市場は拡大傾向にあり、IT研修市場は2025年度に6,130億円と予測される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

情報・通信業のなかでの位置

売上72億円、収益改善中の情報サービス企業

SEホールディングス・アンド・インキュベーションズは情報・通信業に属し、売上72億円。同業のソラコムなどと同規模。営業利益率は22/3期11.1%から23/3期横ばい、24/3期14.3%と改善。システム開発・人材派遣が主体。収益性は業界平均並み。

強み

  • 営業利益率が22/3期11.1%から24/3期14.3%へ上昇
  • 売上73億円→72億円→70億円とほぼ横ばい、基盤は安定
  • システム開発と人材派遣の両軸で収益源を分散
  • 売上減少下でも利益率向上、コスト削減が奏功

課題

  • 売上が微減傾向にあり、成長戦略の策定が必要
  • 同業他社との競合が激しく、差別化が難しい
  • クラウド・AIなど新技術への対応が遅れる可能性

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

情報・通信業の時価総額近傍。太字がSEホールディングス・アンド・インキュベーションズ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
14430東海ソフト87億円8.9倍
24769IC87億円21.1倍
35034unerry87億円27.3倍
49478SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ86億円13.3倍
54415ブロードエンタープライズ86億円12.2倍
6155A情報戦略テクノロジー86億円21.2倍
75248テクノロジーズ85億円32.0倍
83623ビリングシステム83億円15.4倍
9478Aフツパー83億円38.9倍
104772SM ENTERTAINMENT JAPAN83億円30.4倍
119360鈴与シンワート83億円7.2倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 47件

ソフトウェアマニュアル制作からIT専門出版へ転換した1985~1993年

1985年12月、東京都千代田区麹町に資本金2,000千円で(株)翔泳社を設立。当初はコンピューターソフトウェアのマニュアル受注制作事業を行っていた。1987年3月に書籍流通の取次口座を取得し、「日本語Windowsプログラマーズガイド」を出版、パソコン関連書籍の出版事業に進出。1988年4月にはIT関連企業向けのパッケージデザイン、ブランドデザイン、CI、空間デザイン事業も開始した。1992年12月に本社を東京都渋谷区神宮前に移転し事業基盤を強化。1993年6月には「Windows APIバイブル1」を刊行、以後プログラミング専門書のラインアップを拡充していく。この時期、受注制作で培った技術知識を出版に応用するビジネスモデルが確立された。

ベストセラー「神々の指紋」と株式公開(1995~1998年)

1995年4月、一般書籍事業(翻訳ノンフィクション等)を開始し、同時に雑誌「Visual Basic Magazine」を創刊。1996年1月に刊行したグラハム・ハンコック著「神々の指紋」(上下巻)が約225万部の大ベストセラーとなり、一般読者層への認知度を大きく高めた。1998年7月には本社を東京都新宿区舟町に移転し、全部局を統合。同年9月、日本証券業協会に店頭登録し、資本市場からの資金調達が可能となった。12月には米国TPD社と共催でVisual C++カンファレンス「VCDC JAPAN」を開催、カンファレンス・セミナー事業に参入。出版とイベントを連動させる事業スタイルの原型がこの時期に形成された。

多角化と純粋持株会社への移行(1999~2006年)

1999年、IT技術者向けコマースサイト「SEshop.com」を開設し、携帯電話向けソフト開発にも進出。2000年には自社書籍をテキストとするe-learningサービス「独習ゼミ」を販売開始。2001年11月に人材紹介子会社(株)翔泳社人材センター(現SEプラス)を設立。2003年2月には開発技術者向けセミナーイベント「Developers Summit」の定期開催を開始した。2004年7月にはインターネットカフェ「Moopa!」1号店を開業し、同年12月にジャスダック証券取引所に上場。2005年にはインターネットカフェ運営会社のリバティハウスやコミカを相次ぎ子会社化。2006年10月、会社分割により(株)翔泳社、(株)SEデザインなど4社を新設し、当社は純粋持株会社へ移行。同時に商号をSEホールディングス・アンド・インキュベーションズに変更した。

グループ再編と不採算事業の切り離し(2007~2017年)

2007年7月、株式交換により(株)システム・テクノロジー・アイ(後のクシム)を子会社化する一方、子会社SEプラスをその完全子会社とする組織再編を実施。2008年にはモバイル・アフィリエイトを子会社化。しかし、これらの投資は後に見直される。2010年5月、保有するSEメディアパートナーズの全株式を処分。同年9月には子会社のクラスエイを吸収合併。2015年12月にはクシム株式を全株譲渡。2017年5月にはインターネットカフェ事業を担ってきたINCユナイテッドの全株式を売却した。子会社の評価損等で連結純利益がマイナスとなる年度もあったが(2013/3期5億円の純損失)、この10年間でグループは出版・教育・投資等のコア事業に整理され、収益基盤が安定に向かった。

ゲームグース売却と子会社統合による事業集約(2021~2023年)

2021年9月、ゲーム開発子会社(株)ゲームグースの全株式を譲渡し、アミューズメント事業から撤退。2022年4月の東京証券取引所市場再編に伴い、スタンダード市場に移行。2023年1月には、出版事業の中核である(株)翔泳社を吸収合併存続会社、(株)翔泳社アカデミーを吸収合併消滅会社とする子会社間合併を実施し、教育機能を出版事業に統合した。これらの施策により、グループは現在の5セグメント体制に集約された。2026年3月期の連結売上高70.3億円、営業利益9.6億円と安定的な収益を計上しており、2022年以降は売上高70億円前後で推移している。

年表47件を開く

1980年代

  • 1985年12月創業東京都千代田区麹町に、資本金2,000千円で(株)翔泳社を設立。コンピューターソフトウェアのマニュアル受注制作事業を開始。
  • 1987年3月書籍流通の取次口座を取得。「日本語Windowsプログラマーズガイド」を出版し、パソコン関連書籍の出版事業を開始。
  • 1988年4月IT関連企業のパッケージデザイン、ブランドデザイン、CI、空間デザイン等の事業を開始。

1990年代

  • 1992年12月本社を東京都渋谷区神宮前に移転。
  • 1993年6月「Windows APIバイブル1」を刊行。以降プログラミング専門書を拡充。
  • 1993年9月不動産管理事業の運営を目的として、子会社(株)クラスエイ(2010年9月に連結の範囲から除外)を設立。
  • 1995年4月一般書籍事業(翻訳ノンフィクション等)を開始。雑誌「Visual Basic Magazine」を創刊。
  • 1996年1月グラハム・ハンコック著「神々の指紋」(上・下)刊行。約225万部のベストセラーとなる。
  • 1998年3月アミューズメント施設運営事業を開始。目黒区武蔵小山に「Game Goose」1号店オープン。
  • 1998年7月M&A本社を東京都新宿区舟町に移転し、全部局を統合。
  • 1998年9月当社株式を日本証券業協会に店頭登録。
  • 1998年12月米国TPD社とVisual C++のカンファレンス「VCDC JAPAN」を共催、カンファレンス・セミナー事業を開始。
  • 1999年4月ゲーム開発局をソフトウェア・ソリューション局へ組織変更。一般システム受注、携帯電話向けソフト開発事業を開始。
  • 1999年7月IT技術者向けコマースサイト「SEshop.com」をオープン。
  • 1999年10月KDDIの携帯インターネットサービス「EZ Web」に、公式サーチエンジン「EZサーチ」他のサービスを開始。

2000年代

  • 2000年10月メール広告事業を行う(株)イージーユーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)の株式を取得。
  • 2000年12月自社書籍をテキストとするe-learningサービス「独習ゼミ」の販売を開始。
  • 2001年11月IT関連の職業紹介事業の運営を目的として、子会社(株)翔泳社人材センター(現(株)SEプラス)を設立。
  • 2003年2月IT開発技術者向けセミナーイベント「Developers Summit」の定期開催を開始。
  • 2003年8月「Project Management Professional」をはじめとする資格学習ソフトの販売を開始。
  • 2003年11月携帯電話向け懸賞サイト「LOTO!LOTO!」をオープンし、モバイル広告事業を開始。
  • 2004年6月PMP資格試験に対応した「Project Management Professionalセミナー」の定期開催を開始。
  • 2004年7月インターネットカフェ運営事業を開始。新宿区新宿に「Moopa!」1号店オープン。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年3月アフィリエイト広告事業を行う(株)モバイル・アフィリエイト(2010年5月に連結の範囲から除外)の株式を取得。
  • 2005年9月M&Aインターネットカフェの運営を行う(株)リバティハウス(現INCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外))の株式を取得し、子会社化。
  • 2005年10月M&Aインターネットカフェの運営を行う(株)コミカの株式を取得し、子会社化。
  • 2005年12月M&Aインターネットカフェ事業におけるグループ内統合の一環で、(株)コミカをINCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲内から除外)に吸収合併。
  • 2006年1月M&Aインターネットカフェ事業におけるグループ内統合の一環で、当社ネットカフェ事業をINCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外)に営業譲渡。
  • 2006年10月商号変更会社分割により(株)翔泳社、(株)SEデザイン、SEモバイル・アンド・オンライン(株)、(株)ゲームグースを新設し事業を承継。当社は純粋持株会社へ移行。当社は会社分割を機にSEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(株)へ商号変更。
  • 2007年7月M&A(株)システム・テクノロジー・アイ(現(株)クシム)を完全親会社、(株)SEプラス(旧翔泳社プラス)を完全子会社とする株式交換を実施。その結果、(株)システム・テクノロジー・アイ(現(株)クシム。2015年12月に連結の範囲から除外)を子会社化。
  • 2007年10月M&A持分法適用会社であった(株)イージーユーズが実施する第三者割当増資の全額引受け。これに伴い、(株)イージーユーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)を子会社化。
  • 2008年9月M&A持分法適用会社であった(株)モバイル・アフィリエイトの株式を追加取得し、(株)モバイル・アフィリエイト(2010年5月に連結の範囲から除外)を子会社化。
  • 2009年4月M&A(株)イージーユーズは、(株)モバイル・アフィリエイトを吸収合併し、合併を機に(株)SEメディアパートナーズ(2010年5月に連結の範囲から除外)へ商号変更。

2010年代

  • 2010年4月上場ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。
  • 2010年5月保有する(株)SEメディアパートナーズ株式全株を処分し、同社を連結の範囲から除外。
  • 2010年7月M&A(株)翔泳社は(株)ファーストアカデミーの全株式を取得し子会社化。それに伴い(株)ファーストアカデミーは(株)翔泳社アカデミーへ商号変更。
  • 2010年9月M&A(株)クラスエイをSEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(株)に吸収合併。
  • 2011年4月有価証券投資事業を行う子会社SEインベストメント(株)を設立。
  • 2013年7月上場大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
  • 2014年10月M&AINCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外)が(株)優泉jp.(2016年2月に連結の範囲から除外)の株式を取得し子会社化。
  • 2015年12月保有する(株)システム・テクノロジー・アイ(現(株)クシム)株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。
  • 2016年2月(株)優泉jp.の清算が結了し、同社を連結の範囲から除外。
  • 2017年5月保有するINCユナイテッド(株)株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。

2020年代

  • 2021年9月保有する(株)ゲームグース株式全株を譲渡し、同社を連結の範囲から除外。
  • 2022年4月上場東京証券取引所新市場区分への移行に伴い、スタンダード市場に上場。
  • 2023年1月M&A(株)翔泳社を吸収合併存続会社、(株)翔泳社アカデミーを吸収合併消滅会社とする子会社間吸収合併を実施。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    事業会社の再建と最適化

    持株会社構造のもと、セグメントごとに事業会社が機動的に対応できる体制を整備。各社の成長に向けた事業構造の最適化を促進し、再建成果の早期実現を目指す。

  2. 02

    新規収益基盤の創出

    既存事業の陳腐化リスクに対応するため、中長期的視点で新たな収益基盤の創出に継続的に取り組み、創出レベルを向上させる。

  3. 03

    経営人材の拡充と育成

    グループ成長の鍵となる事業会社のマネジメント人材を継続的に発掘・育成し、人材の拡充を図る。

  4. 04

    収益基盤の多様化

    単一事業依存のリスクを回避し、事業の多様性や投資収益の拡充により、安定的な長期成長を実現する。

  5. 05

    環境変化への適応と将来準備

    労働供給制約や生成AI進展などの経済・経営環境の変化を的確に認識し、新たな事業展開や収益基盤構築の準備を進める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で270人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は799万円で、9期前と比べて+14.2%平均年齢は53.0歳、平均勤続年数は15.0年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月231
2018年3月215
2019年3月69947.011.0230
2020年3月71248.012.0256
2021年3月68549.013.0263
2022年3月71051.012.0271
2023年3月74852.013.0277
2024年3月76753.014.0301
2025年3月76752.010.0299268
2026年3月79953.015.0270370

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社5(国内 5 / 海外 0、うち連結子会社 5) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位2)
本社 — 東京都新宿区1,072百万円
全社
本社 — 東京都千代田区10百万円
教育・人材事業
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社翔泳社(注)2
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SEモバイル・アンド・オンライン株式会社(注)3
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社SEデザイン
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社SEプラス(注)4
    東京都千代田区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SEインベストメント株式会社(注)5
    東京都新宿区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は70億円営業利益10億円前期と比べると減収増益で、売上が-2.8%、利益が+25.0%。

売上高
-2.8%
70億円
営業利益
+25.0%
10億円
純利益
+20.0%
6億円
営業利益率
14.3%
前期比 +3.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高65億円70億円
営業利益9億円10億円
純利益5億円6億円
1株あたり配当¥4¥4

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は16億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−5.9%、営業利益は−25.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q203
2024年1Q17423.52
2024年2Q19315.82
2024年3Q18316.72
2024年4Q191
2025年2Q36513.93
2025年4Q3638.32
2026年2Q35411.42
2026年4Q35617.14
2027年1Q16318.82

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は70億円から70億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は14.3%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合により、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。
2013年3月700−5
INCユナイテッド(株)(2017年5月に連結の範囲から除外)が(株)優泉jp.(2016年2月に連結の範囲から除外)の株式を取得し子会社化。
2014年3月7421
2015年3月7210
2016年3月6733
2017年3月6521
2018年3月5145
2019年3月5443
2020年3月6042
2021年3月6396
東京証券取引所新市場区分への移行に伴い、スタンダード市場に上場。
2022年3月71149
(株)翔泳社を吸収合併存続会社、(株)翔泳社アカデミーを吸収合併消滅会社とする子会社間吸収合併を実施。
2023年3月731410
2024年3月73117
2025年3月728811.15
2026年3月7010814.36

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高70億円のうち、営業利益として残るのは10億円14.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は6億円、売上の8.6%にあたる。営業利益率は業種中央値8.4%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金51.4%36億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金34.3%24億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益14.3%10億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
48.6%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.9pt
14.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.9pt
8.6%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比6.9pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.5%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが3億円、投資CFが5億円で、差し引きのフリーCFは8億円この組み合わせは資産整理型にあたる。本業の稼ぎに加えて資産売却でも現金を作り、負債返済や還元に充てている。事業の入れ替え局面期末の手元現金は29億円で、売上の5.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10−3125
2014年3月3−24131
2015年3月2−1−4127
2016年3月51−9625
2017年3月20−3224
2018年3月20−1225
2019年3月2−1−3123
2020年3月3−1−1224
2021年3月4−11329
2022年3月6−1−3531
2023年3月00−5026
2024年3月50−2529
2025年3月−300−326
2026年3月35−5829

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は187億円。このうち返さなくてよい自己資本が112億円で、自己資本比率は60.1%(業種中央値63.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月94365834.1
2014年3月100455540.6
2015年3月98455342.4
2016年3月89414846.1
2017年3月86424448.7
2018年3月85463954.6
2019年3月85463954.2
2020年3月85463953.4
2021年3月101554654.6
2022年3月113644956.8
2023年3月119704958.7
2024年3月145856058.9
2025年3月155906558.2
2026年3月1871127560.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
30億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
56億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
5億円
在庫として抱えている分
負債合計
75億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
89
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率29 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

情報・通信業 605社との比較

同じ情報・通信業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率605社中181位あたり、逆に低いのは配当利回り605社中559位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE下位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 13.1%
P25 7.0%P75 20.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
14.3%/中央値 8.4%
P25 3.9%P75 16.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
60.1%/中央値 63.4%
P25 45.3%P75 74.7%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-2.8%/中央値 9.1%
P25 1.9%P75 20.2%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 2.5%
P25 1.5%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥530で、1年前と比べて+49.3%過去52週の値幅のなかでは80%の位置にある。

¥530+0.2%1ヶ月-3.1%1年+49.3%時価総額86億円
過去52週の値幅
安値¥349高値¥575

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)13.3倍
PER (会社予想)15.7倍
PBR0.67倍
配当利回り0.75%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は1ヶ月で1.15%上昇し、8月10日には526円と25日移動平均線519円を上回っています。7月23日に552円まで急伸しましたが、その後は調整し、現在は高値圏でのもみ合いです。年初来では48.18%と大幅に上昇しており、情報・通信セクターの好調さが反映されています。52週高値575円に対して、現在の株価は91%と高水準にあり、上値抵抗が意識される一方、出来高は8月10日に13900株と増加し、買い意欲が続いています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)

PER 13.23倍は同業界平均の30.21倍を大幅に下回り、PBR 0.6679倍も平均3.56倍を大きく下回る。ROE 6.2%は平均水準には届かないが、業界内では比較的良好。配当利回り0.76%は平均3.33%を大きく下回るが、配当性向18%と低く、内部留保による成長が期待される。売上高は減少傾向にあるが、営業利益率は11.11%から14.29%へ改善しており、収益性が向上している。割安だが、配当利回りの低さと売上高減少が懸念材料だ。

指標この会社業種平均
PER (実績)13.3倍47.9倍
PER (予想)15.7倍
PBR0.67倍2.96倍
ROE6.2%12.9%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

企業のデジタル化需要を背景に、IT投資は堅調に推移し、受託開発は安定成長が見込まれる。強気派は、高い収益性と政府のDX推進策により成長が続くと見る。弱気派は、競争激化と人材確保難が利益率を低下させる懸念があると指摘。直近決算では売上高は横ばいで、営業利益率は改善したが、純利益は減少した。今後の焦点は、成長分野への投資と人材育成ができるかどうか。

プラスに働く材料7
  • DX需要の拡大

    企業のデジタル化投資は中期的に拡大が見込まれ、受託開発の増加が期待される。

  • 高い収益性

    営業利益率は14%と同業他社と比較して高水準で、効率的な運営ができている。

  • 配当・株主還元

    安定した利益から将来の配当増額の可能性がある。

  • 営業利益率が14.29%へ急改善通年影響

    2026/3期営業利益10億円、売上高70億円で利益率14.29%

  • 営業利益が前期比25%増益通年影響

    営業利益8億円→10億円(前期比25%増)

  • PBR0.67倍の是正余地不定影響

    PBR0.6679倍、ROE6.2%と1倍割れ

  • 外国人保有23.68%と需給良好継続影響

    株価1年で+48.18%、海外投資家の資金流入が続く

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    IT業界は参入障壁が低く、価格競争が激化しやすい。

  • 人材不足

    優秀なエンジニアの確保が難しく、将来の成長制約となる可能性。

  • 業績の停滞

    売上高は過去3期で横ばいで、成長性に欠ける。

  • 売上高が3期連続減収通年影響

    73→72→70億円(2026/3期は前期比2.8%減)

  • 純利益が低水準で推移通年影響

    2025/3期5億円、2026/3期6億円、収益規模は小さい

  • 予想PER15.6倍で割高感不定影響

    実績PER13.23倍に対し予想PER15.6倍

  • ROE6.2%と資本効率の低さ継続影響

    ROE6.2%、PBR0.67倍では株主資本コストを下回る可能性

次の決算で確かめる点
売上高成長率
受注獲得の状況と市場でのプレゼンスを示す。
営業利益率
競争力とコスト管理の指標。
従業員一人当たり売上
人材生産性の変化を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり4で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは0.75%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥4
1株あたり
配当利回り
0.75%
いまの株価に対して
配当性向
18.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月1
2018年3月10.08.5
2019年3月10.022.8
2020年3月10.036.2
2021年3月10.017.3
2022年3月242.911.9
2023年3月350.07.9
2024年3月416.710.5
2025年3月40.010.5
2026年3月414.318.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥4

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ4,027人。区分でいちばん多いのは個人・その他62.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が7.6%を占め、残る92.4%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他80.973.378.272.067.762.1
外国法人1.74.54.75.712.123.4
証券会社10.311.18.913.06.36.7
自己株式5.88.37.85.89.16.1
金融機関4.04.74.43.87.05.6
事業法人3.06.43.35.26.51.9
外国人個人0.10.10.50.30.30.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01速水浩二17.14
02INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)13.91
03篠﨑晃一5.76
04日本証券金融株式会社5.09
05CACEIS BK ES IICS CLIENTS(常任代理人 香港上海銀行東京支店)4.76
06佐々木幹夫4.74
07株式会社SBI証券4.42
08光通信KK投資事業有限責任組合 無限責任組合員光通信株式会社4.20
09野村證券株式会社1.60
10NATIONAL FINANCIAL SERVICES LLC(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.04

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+245%、1株純資産は14期で+318%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月−27176
2014年3月31731.849.652.3
2015年3月−117856.5
2016年3月111766.225.610.8
2017年3月41812.165.5
2018年3月2220111.311.38.5
2019年3月112065.518.022.8
2020年3月92034.514.336.2
2021年3月2625011.48.417.3
2022年3月4229915.25.711.9
2023年3月4735814.45.27.9
2024年3月394749.48.710.5
2025年3月315506.19.210.5
2026年3月407356.211.518.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

6名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は6名。2026/3期の役員報酬は総額109百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
速水浩二代表取締役 社長592,791,133
佐々木幹夫取締役 副社長66772,007
篠﨑晃一取締役 副社長71937,207
佐多俊一取締役(監査等委員)5727,140
飯塚孝徳取締役(監査等委員)6060,840
廣岡穣取締役(監査等委員)5535,240

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)3851311510134
社外取締役2410053
取締役(社内)1200033

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容751字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社、連結子会社5社で構成されております。 当社は、純粋持株会社として事業子会社の管理・統括、会社グループ経営企画、経理・総務等管理事務代行、グループ会社宛不動産賃貸、及びグループファイナンスを行うと同時に、IT関連企業の起業支援・育成を行っております。 当社グループの事業における位置付け及びセグメントとの関連は、下記の通りであります。なお、セグメントと同一の区分であります。 また、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。 事業セグメント   事業内容   主要な会社 出版事業   IT・ビジネス・デザイン・カルチャー関連等一般書籍・海外翻訳書籍・電子書籍の発行・販売、書籍等直販サイト運営、Webマガジン運営・Web広告媒体提供等Webメディア事業、IT技術者向けイベント事業   (株)翔泳社 コーポレートサービス事業   コンテンツマーケティング支援事業(マーケティングコンサルティング、Webコンテンツ制作及びオウンドメディア構築、マーケティングオートメーションの導入及び運用、ブランドローカライズ等)   (株)SEデザイン ソフトウェア・ ネットワーク事業   Webサービス企画・開発・運営、ソーシャルゲーム・スマートフォンアプリ開発   SEモバイル・アンド・オンライン(株) 教育・人材事業   IT人材教育・研修、医療業界関連転職支援・求人サイト運営   (株)SEプラス 投資運用事業   有価証券投資   SEインベストメント(株) 以上の事項を事業系統図によって示すと、下記の通りであります。
経営方針・対処すべき課題3,785字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、情報産業をはじめとする市場の成長に積極的に寄与することで、社会に貢献しながら自らも成長していくことを目標とする企業集団であります。また、対象市場を活性化し、新しいプレーヤーの参加を喚起するため、事業者のインキュベーションを積極的に行います。対象市場全体にわたって事業基盤を構築することで、個別事業のリスクを減少しつつ全体の成長効率を向上するという経営方針のもと、常に最適な事業会社群の構成を目指してグループ形成に取り組みます。 (2)中長期的な会社の経営戦略 市場全体をターゲットとする当社グループでは、既存の概念にとらわれず広い視点で収益チャンスを捉え、既存事業の成長に加え、新規事業を積極的に展開していくと共に、必要に応じて企業への戦略的投資や育成、M&Aに関しても積極的に活用し、事業を拡大していくことにより、グループの全体価値の向上を図ります。 (3)経営環境及び課題と対応 当社グループがこれまで重点的に取り組んでまいりました情報産業市場(IT市場)は、社会における中長期的なデジタルトランスフォーメーションの動きを背景に成長を続け、新型コロナウイルス感染症蔓延によりその動きが一気に加速されることになりました。足許の経営環境につきましては、ウクライナ情勢長期化・中東情勢緊迫化などを遠因としたインフレ傾向に伴うコストの増加、及びコロナ特需の終息などにより、業績面に一定程度のマイナス影響を受けておりますが、人口減少傾向下の日本社会におけるデジタルトランスフォーメーションは今後も継続・加速し、情報産業市場(IT市場)は全体としてプラス成長を続けていくものと認識しております。 セグメント別の経営環境に対する認識と対応は、以下のとおりです。 ① 出版事業 2025年の出版市場(紙+電子出版の合計。推定販売金額)の規模は1兆5,462億円、前年比1.6%減と4年連続のマイナス成長となりました。内訳は、紙の出版が同4.1%減、電子出版が同2.7%増。紙の出版は、書籍がわずかに前年を上回り健闘、雑誌は1割減と対照的な結果となりました。電子出版は引き続き伸長しましたが、これまで市場を牽引してきた電子コミックの伸び率鈍化が鮮明になっています(公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所2026年1月公表)。 一方、当社グループでは、最新のテクノロジーを中軸に、エデュケーション、ビジネス・カルチャー、パーソナルコンピューティング・デザイン、Eコマースという4つのテーマのもとで、将来にわたって需要が予想される質の高い実用コンテンツの制作、提供に特化しており、また、媒体も電子書籍やWebメディア、イベントなどのオンライン媒体において強いコンピタンスを有しております。 上記のような厳しい経営環境ではありますが、今後共、デジタルトランスフォーメーションの潮流と親和性のある上記コンテンツ提供の継続や、コロナ禍で社会インフラとして定着した業務のオンライン化の加速などによって、当社グループの競争力維持・向上が可能であると考えております。 ② コーポレートサービス事業 2025年の日本の総広告費は、通年で8兆623億円(前年比105.1%)となり、4年連続で過去最高を更新しました。日本の広告市場は、企業の好業績によるデジタル投資の加速や、大型イベントの開催などが成長を後押しして、動画やSNS広告が伸長し、「インターネット広告費」が総広告費に占める構成比は50.2%となり、初めて過半数に達しました。「マスコミ四媒体広告費」は、2兆2,980億円(前年比98.4%)とほぼ横ばいとなりました(㈱電通2026年3月公表)。 このような背景から、当社グループとしては、進展する社会のデジタル化を背景に業種にこだわらず今後共広く活用の進むオンライン広告やWebマーケティングなど多様なデジタルマーケティングのサポートを内外のクライアントに幅広く提供することにより業容拡大の機会があると考えております。 ③ ソフトウェア・ネットワーク事業 2024年の国内のモバイルコンテンツ市場は3兆2,458億円(対前年比111%)とゲーム・ソーシャルゲーム等市場(オンラインゲーム、SNS等での課金コンテンツ)中心に前年比拡大しました(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム2025年7月公表)。当社グループとしては、このような事業環境の中、デジタルコンテンツ、インターネットサービス及びITソリューションの企画・開発・運用・提供など多層多岐にわたる事業展開により、競争の厳しいソフトウェア市場において安定した成長を目指しています。 また、2028年には860億円規模(恋活マッチングサービスを含む。2023年比9%増。㈱タップル2023年6月公表)と予測されているオンライン婚活サービス市場にも事業を展開するなど、社会ニーズにマッチした事業取組みによる成長機会の拡大にも取り組んでおります。 今後共、社会のデジタル化進展を背景に、社会ニーズや個人の嗜好にマッチしたデジタルコンテンツなどの提供により、ビジネスチャンスの拡大の可能性が引き続きあると考えております。 ④ 教育・人材事業 当社グループが手掛けるIT人材向け研修を含む企業向け研修サービス市場は、人的資本経営に取り組む企業増加とリンクする形でプラス成長が継続し、2025年度(2026年3月期)では、前年度比4.6%増の6,130億円に拡大すると予測されております(㈱矢野経済研究所2025年8月公表)。 また、当社グループが手掛ける医療関連人材紹介を含む業種・職種別人材ビジネス市場規模(5市場計)は、2025年度(2026年3月期)では、5市場いずれも拡大する見込みで、前年度比3.7%増の4兆5,124億円と予測されております(㈱矢野経済研究所2025年11月公表)。 このような市場環境を背景に、当社グループは、引き続き、研修コンテンツの拡充や定額サービスの導入、紹介サービスの質の向上・拡充や他社との差別化、コロナ禍で定着したオンラインサービス提供などの対応によりコンピタンスを向上し、事業の成長に努めてまいります。 ⑤ 投資運用事業 当連結会計年度における世界の株式市場は、時価総額が大きい欧米市場においてはインフレ鎮静化などを背景に総じて堅調な値動きで推移いたしましたが、期末近くになって中東情勢の緊迫化に伴う原油高やインフレの長期化懸念が重荷となり、不安定な動きに転じました。当社グループでは、従来より分散投資及び長期投資を行っており、運用量・株式配当収入の増加やマーケット状況を勘案した一部保有株式の売却益計上を主因に、収益確保が実現出来たものと考えております。 (4)グループとして対処すべき課題と対応 上記(3)記載のセグメントごとの経営環境に対する認識と対応に加え、当社グループは中長期にわたる今後の一層の成長のため、以下の4点を重点課題として取組んでまいります。 ①事業会社各社の再建 当社グループは持株会社構造をとっており、上記のとおり各セグメントごとに事業会社が機動的に課題への対応を行うことができる体制を整備しています。全体の成長のため、事業会社ごとに常に成長に向けて事業構造の最適化を図るよう促しておりますが、現状は事業会社ごとに再建への取組内容に大きな差が見られ、その成果は近い将来において示現する見込みであると認識しております。 ② 新規収益基盤の創出 当社グループ内の保有事業の陳腐化のリスクに対応するため、当社グループでは常に新規収益基盤の創出に邁進しております。現状、創出レベルは不十分であり、今後、中長期的視点での創出の成果が必要と認識しております。 ③ 事業会社経営人材の拡充と育成 当社グループでは事業会社収益の拡大がグループの成長に繋がるため、事業会社のマネジメント人材の拡充と育成が重要だと考えております。このため継続的にマネジメント人材の発掘と育成に取り組んでいきたいと考えており、現状は、拡充について未だ達成できていない一方、育成については一部実現しつつあると認識しております。 ④ 収益基盤の質の多様化による長期成長基盤の充実 昨今の事業環境の不確実性などもふまえ、単一事業に依存するリスクを避け、事業の多様性や投資収益の拡充など多様な質の収益基盤を持つことにより、より安定的な長期成長を実現したいと考えております。足許においては投資運用収益が引き続き成長しております。 ⑤ 経済環境、経営環境への適応と将来への準備 今後の労働供給制約下における産業構造の転換や、生成AIの進展による大幅なスキル需要の変動、ビジネスモデルや業務プロセスの変化などの新たな経済・経営環境を的確に認識し、足許では、来期以降の新たな事業展開・収益基盤構築の準備を進めることが必要と認識しております。
事業等のリスク4,917字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの事業上のリスクについて、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①委託販売制度について 当社グループにおける出版事業においては、業界の慣行に従い、取次会社及び書店に配本した出版物(書籍等)のほとんどについては、配本後、約定期間(委託期間)内に限り、返品を受け入れることを販売条件とする委託販売制度を採用しております。当社グループにおいては、返品抑制対策として、販売予測の精査による製造・出荷部数の適正化、マーケティングデータに基づいた書店への配本調整、オンライン直販・電子書籍販売など返品のない出版物流ルート経由の書籍販売強化などを行っております。会計上も、返品されると見込まれる出版物については、変動対価に関する定めに従って、販売時に収益を認識せず、当該出版物について受け取った又は受け取る対価の額で返金負債を認識しております。また、返品の際の梱包料・運送費を負担している取次会社も、物流費高騰の現況下、返品のない物流ルート拡大に動くなど業界を挙げて返品抑制に動いておりますが、想定以上の返品の増加は売上高の減少を通じて、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ②再販売価格維持制度について 当社グループにおける出版事業において発行・販売する出版物については、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下、独占禁止法という)第24条の2の規定により、再販売価格維持制度(以下「再販制度」という)が認められる特定品目に該当適用しております。独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法として原則禁止しておりますが、公正取引委員会の指定する書籍・雑誌等の著作物の小売価格については、例外的に再販制度が認められております。なお、当社グループにおいては、取次会社との取引価格の決定は、定価に対する掛け率によっております。公正取引委員会が2001年3月23日に発表した「著作物再販制度の取扱いについて」によると、当面の間、再販売制度は維持・存続される見通しですが、一方で再販制度を維持しながらも、消費者利益のため現行制度の弾力的運用を業界に求めていく方針を発表しております。また、業界動向としても、ネット販売増加、電子書籍増加等で同制度は揺らぎつつある現況にあります。当社グループとしては、このような現況を踏まえ、また、多様化する顧客ニーズへ対応するため、オンライン直販・電子書籍販売等を強化しておりますが、同制度の弾力的運用又は廃止は出版競争の激化、売上高の減少などを通じ、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③出版事業環境について 2025年の出版市場(紙+電子出版の合計。推定販売金額)の規模は1兆5,462億円、前年比1.6%減と4年連続のマイナス成長となりました。内訳は、紙の出版が同4.1%減、電子出版が同2.7%増。紙の出版は、書籍がわずかに前年を上回り健闘、雑誌は1割減と対照的な結果となりました。電子出版は引き続き伸長しましたが、これまで市場を牽引してきた電子コミックの伸び率鈍化が鮮明になっています(公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所2026年1月公表)。 一方、当社グループでは、最新のテクノロジーを中軸に、エデュケーション、ビジネス・カルチャー、パーソナルコンピューティング・デザイン、Eコマースという4つのテーマのもとで、将来にわたって需要が予想される質の高い実用コンテンツの制作、提供に特化しており、綿密な刊行計画を基に、これらのコンテンツをペーパーメディア、電子書籍及びセミナー等様々なメディアで提供しておりますが、編集者・著者の出版意図と読者ニーズの乖離や人気の高い分野での他社との競争激化、物価高に起因する消費者の書籍購買力・購買需要の減少、更なる書店の休業・廃業、及び書籍制作の原材料である用紙代や書籍の物流コストの価格高騰、読者層の生成AI(画像、文章、音声、プログラムコード、構造化データなど様々なコンテンツを生成することができる人工知能)利活用による書籍購買需要の減退等の諸要因が、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④Webサービス事業環境について 当社グループにおいては、ゲームアプリやその他のコンテンツ開発・運営、Web上のマッチングサービス提供、Webサイトの構築等、自社運営又は顧客からの業務受託の形で様々なWebサービス事業を展開しております。従来中核事業であったオンラインゲーム・モバイルゲーム業界は、ヒットタイトルが年々出現しにくくなる中で開発期間の長期化に伴うコスト増大といった課題もあり、有力なコンテンツを有するゲームメーカーの市場寡占化、成熟化が進んでおります。当社グループにおいては、このような背景の基に、提供するWebサービスの多角化・独創性の促進・強化に努めておりますが、Webサービス分野は、今後も多くの新規事業者参入が予想され、厳しい競争におかれるものと思われます。これら競合他社との競合において、サービス内容がユーザーニーズに対応できず、利用者増加が見込めない場合、又は利用者が減少した場合は、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤法的規制等について 出版事業における「再販制度」以外の当社グループの事業を推進するうえで影響のある法律として、「不当景品類及び不当表示防止法」、「個人情報の保護に関する法律」、「資金決済に関する法律」、「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」、「職業安定法」、「特定商取引に関する法律」、「消費税法」、「電子帳簿保存法」、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」、「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」、「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」等様々な法律・条例等があり、当社グループにおいてはコンプライアンス経営の確立に努め、契約書のリーガルチェック、全社員向け研修等を通じて法的規制を遵守する体制を強化しております。今後において、当社グループの事業を規制する法令等の制定・改定があった場合は、当該規制対応のため、サービス内容変更、契約書内容見直し又は設備投資等に伴うコスト増加等を通じて、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥組織再編等について 当社グループは、当社を純粋持株会社とする分社経営体制を採用しております。今後共、機動的な組織再編、M&Aの活用等により企業グループ総体の価値向上に努めていく方針ですが、組織再編等の進捗状況によっては追加コストが発生し当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦投融資に係るリスクについて 当社グループは、連結子会社への投融資の他、日本国内外のスタートアップ企業・大手金融機関・大手一般事業法人等に対して投資を実施しております。これらの投資に際しては、投資先のリスク要因、経営計画及び市場動向等を慎重に検討した上で実施しておりますが、諸要因により必ずしも投資先が当初期待した通りの業績をあげることは保証されておりません。その場合、投資先の評価の見直しによる損失や投資回収遅延、又は、急激な市場動向の変動等により、貸倒引当金の計上や減損処理等を通じて当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑧個人情報管理について 当社グループは、各種事業展開及び顧客サービス提供のため、多くの個人情報をお預かりしています。そのため当社グループ各社は、個人情報漏洩防止のための社員教育や内部監査の徹底、関連規程の整備等により個人情報管理体制を一層強化しておりますが、万が一個人情報が流出し損害賠償責任を問われた場合や再発防止策実施のために多額のコストが発生した場合等においては、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑨市場環境の変化や他社との競争について 当社グループが運営する事業においては、ユーザーの志向の変化、インフレ進行や物価・人件費高騰などマクロ経済情勢の変化、技術の進歩や革新による新たな競争相手の出現又は同業他社との価格競争等により、利益を確保し難い状況になる可能性があります。特に生成AIの浸透が当社グループコンテンツ・事業に与える影響は今後大きくなることが予想されます。一方、こうした革新的技術がコンテンツ制作コストを下げる効果も期待されることから、その動向に注意を払い、事業に有効活用するとともに、その負の影響を回避・抑制等すべき場合に備えて、事業内容や業務の見直しを常におこなっていく体制を整えていきますが、体制整備が不充分な場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩人材確保に係るリスクについて 当社グループが運営する事業においては、総じて、企画力、編集力、マネジメント能力、営業力及びプログラミング技術力等の高い専門性及び経験が要求されることから、事業の成長にはそのような要求水準に合う優秀な人材の確保が不可欠であり、当社グループでは継続的に人材育成と確保に注力しておりますが、労働供給制約と労働市場での需給のミスマッチが発生する中で必要な人材確保ができない場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪情報セキュリティについて 当社グループが運営する事業においては、情報システムが極めて重要な役割をもっております。当社グループでは、情報システムの安定稼動を業務運営上の重要課題と認識してセキュリティ対策等必要な対策を講じておりますが、当社グループ本社・事業所・書籍倉庫が集中している首都圏を震源とする地震等の大規模広域災害、火災等の地域災害、コンピュータウイルス、サイバー攻撃、電力供給の停止、人的ミス、及び通信事業者に起因するサービスの中断・停止等により、情報システムが機能しなくなったり機密情報が漏洩する可能性が皆無ではなく、その場合には当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫資金調達について 当社グループは、銀行借入や資本市場からの資金調達をおこなっておりますが、資金需給、金利動向等金融市場環境の影響を受けるため、これらの環境の変化が、当社グループの資金調達に影響を及ぼす可能性があります。 ⑬知的財産権について 当社グループでは、自らの知的財産権を確保し、第三者の知的財産権を侵害しないよう努めておりますが、万が一、当社グループが知的財産権に関し第三者から訴訟を提起され、又は自らの知的財産権を保全するために訴訟を提起せざるを得なくなった場合には、時間・費用等多額の経営資源が費やされたり、訴訟結果によっては、多額の損害賠償責任を負ったりする可能性があり、その場合には当社グループの経営成績に影響が及ぶ可能性があります。 ⑭コロナ禍収束の影響について 当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大・蔓延に対応して、対面サービスからオンラインサービスへの切り替え等、顧客へのオンラインサービス提供等を積極的に進めてまいりましたが、コロナ禍収束に伴って当社グループが提供するオンラインサービス等と顧客ニーズにミスマッチが生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮特定取引先への依存度について 当社グループは、大手取次等の取引先4社によって連結売上高の28%が占められております。当社グループにおきましては、出版物流ルートの多様化、事業ポートフォリオの多角化など多面的な事業展開を図ることで、当該リスクへの対応を図っております。しかしながら、当該取引先の経営方針に大きな変更などがあった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,235字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、賃上げの広がりや雇用環境の改善が個人消費を下支えした一方で、米国による関税政策や中東情勢緊迫化による原油や資源の供給懸念などにより非常に不安定な一年となり、現在も依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような環境の中、当社グループにおきましては、①事業会社各社の再建、②新規収益基盤の創出、③事業会社経営人材の拡充と育成、及び④収益基盤の質の多様性による長期成長基盤の充実、以上の4点を期初に重点課題として掲げてこれらの課題に積極的に取り組んでまいりました。このような取り組みの結果として当連結会計年度の連結業績につきましては、連結売上高7,026百万円(前期比3.0%減)、連結営業利益955百万円(前期比16.8%増)、連結経常利益803百万円(前期比0.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益633百万円(前期比19.2%増)となりました。 セグメント別の経営成績は以下のとおりであります。 出版事業におきましては、イベント売上が堅調に推移しオンライン広告収入も回復傾向となったことと、事業再建の一環として紙書籍事業のスリム化や在庫削減などを行ったことなどにより、売上高4,026百万円(前期比8.0%減)、セグメント利益(営業利益)524百万円(前期比29.1%減)となりました。 コーポレートサービス事業におきましては、事業の大幅な再構築に取り組みスリム化を図ったことやその整理コストが嵩んだことなどから、売上高670百万円(前期比20.2%減)、セグメント損失(営業損失)4百万円(前期比22百万円改善)となりました。 ソフトウェア・ネットワーク事業におきましては、ソリューション事業、受託開発事業が比較的堅調に推移したことに加えコスト削減効果などにより、売上高787百万円(前期比3.4%増)、セグメント利益(営業利益)45百万円(前期はセグメント損失10百万円)と増収増益になりました。 教育・人材事業におきましては、IT人材研修事業売上が比較的堅調に推移し、医療関連人材紹介事業売上も復調傾向となったものの、人材・採用コストなどの増加により、売上高912百万円(前期比0.0%増)、セグメント利益(営業利益)157百万円(前期比18.9%減)となりました。 投資運用事業におきましては、安定的な投資運用量増加に伴う配当金収入増加に加え、マーケット状況を勘案して一部保有株式の売却益を計上したことから、売上高629百万円(前期比79.7%増)、セグメント利益(営業利益)522百万円(前期比107.8%増)と増収増益になりました。 生産、受注、仕入及び販売の実績は、次の通りです。 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 出版事業   4,198   △10.6 コーポレートサービス事業   662   △21.4 ソフトウェア・ネットワーク事業   795   3.3 合計   5,656   △10.4 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) コーポレートサービス事業   646   △23.4   120   △16.6 ソフトウェア・ネットワーク事業   613   24.0   96   24.8 合計   1,260   △6.3   217   △2.1 (注) 1  コーポレートサービス事業の全部及びソフトウェア開発事業の一部について受注生産を行っております。 2  セグメント間取引については、相殺消去しております。 c.仕入実績 当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   仕入高(百万円)   前期比(%) 出版事業   5   △26.2 教育・人材事業   93   0.9 合計   98   △1.0 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  金額は仕入価格によっております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次の通りであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 出版事業   4,026   △8.0 コーポレートサービス事業   670   △20.2 ソフトウェア・ネットワーク事業   787   3.4 教育・人材事業   912   0.0 投資運用事業   629   79.7 合計   7,026   △3.0 (注) 1  セグメント間取引については、相殺消去しております。 2  主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 販売高 (百万円)   割合(%)   販売高 (百万円)   割合(%) (株)トーハン   771   10.7   708   10.1 (2)財政状態 当連結会計年度末は、前連結会計年度末に比べて総資産が3,145百万円増加、負債が957百万円増加いたしました。純資産につきましては、その他有価証券評価差額金2,062百万円増加、利益剰余金457百万円増加、資本剰余金427百万円減少の結果、11,233百万円になりました。自己資本は11,233百万円となり、自己資本比率は60.1%と前連結会計年度末58.2%と比べて1.9%増加いたしました。 主な増減は以下の通りです。 (流動資産)3,518百万円増加 営業投資有価証券3,523百万円増加、現金及び預金299百万円増加、並びに受取手形、売掛金及び契約資産169百万円減少によるものです。 (固定資産)373百万円減少 土地284百万円減少によるものです。 (流動負債)6百万円増加 短期借入金201百万円増加、1年内償還予定の社債100百万円減少、及び買掛金56百万円減少によるものです。 (固定負債)951百万円増加 繰延税金負債955百万円増加、社債70百万円増加、及び退職給付に係る負債19百万円減少によるものです。 (純資産)2,188百万円増加 営業投資有価証券の含み益増加に伴うその他有価証券評価差額金2,062百万円増加、親会社株主に帰属する当期純利益計上を主因とした利益剰余金457百万円増加、自己株式の消却による資本剰余金427百万円減少によるものです。 (3)キャッシュ・フロー (単位  百万円) 項            目   前連結会計年度   当連結会計年度 営業活動によるキャッシュ・フロー   △261   344 投資活動によるキャッシュ・フロー   △16   459 財務活動によるキャッシュ・フロー   △15   △509 現金及び現金同等物の増加額(△減少額)   △293   299 現金及び現金同等物の期首残高   2,939   2,646 現金及び現金同等物の期末残高   2,646   2,946 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ299百万円(11.3%)増加し、2,946百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は344百万円(前連結会計年度は使用した資金261百万円)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益927百万円であり、支出の主な内訳は、営業投資有価証券の増加額524百万円及び法人税等の支払額203百万円であります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は459百万円(前連結会計年度は使用した資金16百万円)となりました。収入の主な内訳は、有形固定資産の売却による収入430百万円及び保険積立金の払戻による収入26百万円であり、支出の主な内訳は、預り保証金の返還による支出16百万円であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は509百万円(前連結会計年度比493百万円増)となりました。収入の主な内訳は、長期借入れによる収入399百万円及び社債の発行による収入97百万円であり、支出の主な内訳は、自己株式の取得による支出469百万円、長期借入金の返済による支出395百万円、及び社債の償還による支出130百万円であります。 (資本の財源及び資金の流動性に関する情報) 当社グループの運転資金及び投資資金については、まず営業活動によるキャッシュ・フローで獲得した資金を充当することを基本としておりますが、資金需要及び金利動向等の調達環境並びに既存の有利子負債の返済及び償還時期等を考慮の上、銀行等金融機関からの借入、債券や株式の発行による資本市場からの資金調達など外部資金調達を実施する場合があります。当社は、複数の内外金融機関との間で幅広く良好な関係を築くと共に、安定的な業績と良好な財務体質による信用力維持・向上に努めております。 (重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定) 繰延税金資産の回収可能性について 後記  第5[経理の状況]1[連結財務諸表等](1)[連結財務諸表][注記事項](重要な会計上の見積り)及び2[財務諸表等](1)[財務諸表][注記事項](重要な会計上の見積り)において、記載しております。

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開示資料

出典

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