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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

共同印刷

Kyodo Printing Co., Ltd.7914 · Prime · その他製品

印刷・製本・関連事業を基盤に、情報コミュニケーション、セキュリティ、生活産業資材の3セグメントで展開。

概要

共同印刷は、1897年創業の印刷業界の老舗大手である。商業印刷(カタログ・パンフレット)や出版印刷(雑誌・書籍)、証券印刷やICカードなどのセキュリティ印刷に強みを持ち、さらに包装資材(軟包装・チューブ・紙器)やデジタル事業、ヘルスケア関連事業へと事業領域を広げている。2026年3月期の連結売上高は982億円、従業員数は約3,100人。東京都文京区に本社を置き、国内に複数の工場、海外にベトナム・インドネシアの生産子会社を持つ。

三つの事業セグメントで構成される収益構造

共同印刷は、事業を「情報コミュニケーション」「情報セキュリティ」「生活・産業資材」の三つに区分している。情報コミュニケーション部門は週刊誌・月刊誌・単行本・教科書などの出版印刷と、ポスター・カレンダー・装飾展示などの商業印刷を担う。情報セキュリティ部門ではビジネスフォーム、証券類、クレジットカード・ICカード、データプリント、BPO、決済ソリューションを提供。生活・産業資材部門は紙器、軟包装、チューブ、ブローボトル、金属印刷、建材印刷、電子部品、高機能材料を扱う。2026年3月期の部門売上高は、情報コミュニケーションが323億円、情報セキュリティが304億円、生活・産業資材が331億円と、ほぼ均等な構成である。営業利益では生活・産業資材が15億円と最も大きく、情報コミュニケーションは2億円の営業損失となっている。

国内外に広がる生産・販売ネットワーク

国内には小田原工場(1964年開設)、鶴ヶ島工場(1981年)、守谷工場(1987年)、和歌山工場(1991年)、五霞工場(1993年)、川島ソリューションセンター(2002年)、京都工場(2006年)、相模原工場(2014年)など主要な生産拠点を配置する。海外では、2012年に中国・上海に共印商貿を設立、2014年にベトナムにKYODO PRINTING (VIETNAM)を設立、2017年にインドネシアのPT. Arisu Graphic Primaを子会社化し、2019年に同社カラワン工場を開設した。グループ内の物流は共同物流が大部分を担当し、不動産管理はTOMOWELビジネスパートナーが行う。2024年6月には米国子会社Kodama Tales Inc.を設立し、オリジナルコンテンツ事業のグローバル展開を進めている。

経営ビジョンと中期目標

共同印刷は長期ビジョン「NexTOMOWEL2034」を掲げ、2034年度に売上高1.5倍(2024年度比)、営業利益120億円を目指す。重点戦略として、情報系事業は印刷から情報加工サービスへの重心移動、生活・産業資材系事業は軟包装と産業用包材の拡大、海外市場での事業拡大を掲げる。2027年度の中期目標として連結営業利益45億円以上、ROE8.0%以上を設定。2026年3月期の業績は売上高982億円、営業利益21億円、親会社株主に帰属する当期純利益39億円(投資有価証券売却益34億円を含む)であった。

業界の中での役割は印刷・情報セキュリティ・生活産業資材の総合メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
982億円
営業利益
21億円
営業利益率
2.1%
純利益
40億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01情報コミュニケーション主力

週刊誌、月刊誌、単行本、教科書、ポスター、カレンダー、広告宣伝媒体、装飾展示等の企画・制作、電子書籍等を提供。出版・広告業界向けの印刷関連サービスを中心に展開している。

主な製品・サービス5
週刊誌、月刊誌、季刊誌、単行本、全集
定期刊行物や書籍の印刷・製本サービス。
教科書
教育機関向け教科書の印刷。
ポスター、カレンダー、広告宣伝媒体
販促・広告用途の印刷物。
装飾展示
展示会や店舗向けの装飾・ディスプレイ用品。
電子書籍
デジタル形式の書籍制作・配信。

02情報セキュリティ主力

各種ビジネスフォーム、証券類、各種カード、データプリント、BPO、決済ソリューション等を提供。金融・企業向けにセキュリティ性の高い印刷・情報処理サービスを展開している。

主な製品・サービス6
各種ビジネスフォーム
帳票類の印刷・管理。
証券類
株券、債券等のセキュリティ印刷。
各種カード
クレジットカード、ICカード等の製造・印刷。
データプリント
可変情報印刷やパーソナライズ印刷。
BPO
業務プロセスアウトソーシングサービス。
決済ソリューション
決済関連のシステム・印刷サービス。

03生活・産業資材準主力

紙器、軟包装用品、各種チューブ、ブローボトル、金属印刷、建材用品印刷、電子機器部品、高機能材料等を提供。包装・建材・電子部品など多岐にわたる産業向けに製品を供給している。

主な製品・サービス7
紙器
折り箱、化粧箱等の紙製容器。
軟包装用品
フィルム包装等の軟包材。
各種チューブ、ブローボトル
プラスチック製チューブやブロー成形ボトル。
金属印刷
金属素材への印刷加工。
建材用品印刷
建築材料向けの印刷。
電子機器部品
電子機器用の印刷部品。
高機能材料
機能性フィルム等の高付加価値材料。

04その他(物流・不動産管理)その他

物流業、不動産管理業等の付帯事業。グループ内の物流を担当する子会社や不動産管理を行う子会社がある。

製品と技術

出版印刷と商業印刷:雑誌・書籍から店頭販促まで

情報コミュニケーション部門の中核は出版印刷と商業印刷である。出版印刷では週刊誌・月刊誌・季刊誌、単行本、全集、教科書を扱う。2026年3月期はコミックスが好調だった一方、単行本や絵本は減少。雑誌は不採算案件からの撤退により収益性を重視した。商業印刷ではカタログ・パンフレット、ポスター、カレンダー、広告宣伝媒体、装飾展示を手がける。IR分野の統合報告書や店頭什器・イベント制作は伸びたが、カタログ・情報誌が減少した。電子書籍の制作・配信も行う。

セキュリティ印刷:証券・カード・BPOの総合サービス

情報セキュリティ部門は、ビジネスフォーム、証券類(株券・債券)、クレジットカードやICカード、データプリント、BPO(業務プロセスアウトソーシング)、決済ソリューションを提供。高いセキュリティが求められる印刷・情報処理が強み。2026年3月期は、健康経営支援サービスや金融機関向け口座開設アプリなどのBPOが好調だったが、官公庁向けデータプリントや交通系ICカードが減少。部門売上高は304億円、営業利益は11億円。

包装資材:軟包装・チューブ・紙器で食品・日用品を支える

生活・産業資材部門の主力製品は、ラミネートチューブ(歯磨き・化粧品向け)、軟包装フィルム(即席めん・カイロ向け)、紙器(ラップカートン等)、ブローボトルである。2026年3月期はチューブがUV製品やヘアケア向けで増加、軟包装が即席めんやフタ材で伸長、紙器はラップカートンの生産体制強化により受注増。産業資材(電子部品・高機能材料)も堅調。部門売上高は331億円、営業利益15億円と全セグメントで最大の収益源となっている。

デジタル・新規事業:コンテンツとヘルスケアへの展開

共同印刷は既存印刷事業に加え、デジタル分野での事業育成を進めている。子会社デジタルカタパルトを通じて電子コミックのオリジナル作品制作・販売、法人向け教育プログラム開発を手がける。IPを活用したイベント企画やグッズ販売も行う。また、健康経営支援サービスなどヘルスケア分野のBPOも成長中。2024年には米国子会社Kodama Tales Inc.を設立し、グローバルなコンテンツ事業展開を開始した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

印刷業界大手、デジタル化対応急務

大手印刷会社で売上高約1000億円。営業利益率は2.14%(2026/3期見込)と低い。同業には浅香工業(5962)などがあるが、印刷特化。デジタル化の進展で印刷市場は縮小傾向。事業構造改革や新規事業の育成が急務。収益力は低く、改善が課題。

強み

  • 売上高1000億円超の規模。生産設備や販売網が充実。スケールメリット活用。大口受注に対応。
  • 出版、商業、産業印刷と顧客層が広い。特定分野に依存せず、リスク分散。安定した受注。
  • 長年の業歴で知名度・信頼性高い。同業他社との差別化。品質や納期での優位性。
  • 印刷技術の蓄積。高精細、特殊加工など。ニーズに応える提案力。新領域への展開も可能。

課題

  • 印刷市場はデジタル化で縮小。需要減少に対し、新規事業の育成が遅れる。収益悪化リスク。
  • 営業利益率2%台と低く、コスト競争激化。原材料高や価格転嫁の難しさ。体質改善必要。
  • デジタル対応が遅れ、成長分野への投資不足。業界再編も進み、競争激化。戦略転換が急務。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

メディア・エンタメの時価総額近傍。太字が共同印刷

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
13661エムアップホールディングス608億円19.9倍
27860エイベックス593億円15.4倍
33668コロプラ559億円163.1倍
43932アカツキ556億円9.8倍
54343イオンファンタジー549億円19.7倍
67914共同印刷517億円12.2倍
74718早稲田アカデミー491億円19.2倍
89470学研ホールディングス456億円13.1倍
94337ぴあ419億円12.4倍
106238フリュー404億円18.3倍
116071IBJ382億円15.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(メディア・エンタメ)に従っています。

会社の歴史

沿革 34件

博文館印刷工場から共同印刷へ 1897~1925年

共同印刷の起源は1897年6月、東京市京橋区に開設された博文館印刷工場である。翌1898年4月には小石川区(現本店所在地)に移転し、合資会社博進社印刷工場に改称。1918年12月に株式会社博文館印刷所へ組織変更した。1925年12月、株式会社博文館印刷所は株式会社精美堂と合併し、共同印刷株式会社に社名を変更。この合併により、印刷技術と経営基盤が強化され、後の総合印刷会社への道筋がついた。

戦後の再建と株式上場 1953~1963年

1953年1月、共同印刷は株式を東京店頭市場に公開した。1961年10月には東京証券取引所市場第二部に上場、さらに1963年4月には市場第一部に指定替えとなった。1963年2月には子会社として近畿共同印刷(現・共同印刷西日本)を設立し、関西拠点を確保。上場により資金調達力を高め、設備投資や事業拡大の基盤を整えた。この時期、高度経済成長に伴い印刷需要が拡大し、同社は規模拡大の方向へ進む。

生産拠点の拡充とグループ会社の整備 1964~1993年

1964年10月に小田原工場を開設したのを皮切りに、共同印刷は全国各地に生産拠点を建設した。1981年鶴ヶ島工場、1987年守谷工場、1991年和歌山工場、1993年五霞工場と相次いで開設。同時に物流・不動産子会社を設立し、グループ体制を強化。1964年12月に共同運輸(現・共同物流)、1965年12月に共同不動産(現・TOMOWELビジネスパートナー)を設立した。1972年8月には常磐興産との合弁で常磐共同印刷を設立。1980年には共同戸田製本(現・共同印刷メディアプロダクト)を設立し、製本機能を子会社化した。

デジタル・セキュリティ事業への進出 2000~2013年

2000年6月、株式会社インターネットコミュニケーションサービス(現・共同印刷ビジネスソリューションズ)を子会社化し、デジタル分野に本格参入。2002年1月には川島工場(現・川島ソリューションセンター)を開設し、情報処理能力を強化。2006年10月には京都工場を開設し、関西地区の生産能力を増強。同時期に株式会社コスモグラフィックを子会社化し、商業印刷の体制を拡充。2013年4月にはデジタルカタパルト株式会社を子会社化し、コンテンツ制作・ITソリューションの領域を広げた。

海外展開とパッケージ事業の強化 2014~2019年

2014年5月に相模原工場を開設した後、同年7月に子会社KYODO PRINTING (VIETNAM) CO.LTD.を設立し、ベトナムでの生産を開始。2017年1月には日本製紙との合弁で共同NPIパッケージを設立し、紙器・包装事業を強化。同年6月にはインドネシアのPT. Arisu Graphic Primaを子会社化し、東南アジアの包装市場に参入。2018年11月にはTOMOWEL Payment Serviceを設立し、決済ソリューション事業を開始。2019年6月には共同ブローボトルを設立し、化粧品・日用品向け容器事業を拡大した。

本社新社屋と長期ビジョンの策定 2022~2024年

2022年3月、東京都文京区の本店所在地に本社新社屋が竣工。同年4月、東京証券取引所の市場区分再編に伴いプライム市場に移行した。2024年6月には米国子会社Kodama Tales Inc.を設立し、オリジナルコンテンツ事業の海外展開を開始。同年、長期ビジョン「NexTOMOWEL2034」を策定し、2034年度に売上高1.5倍、営業利益120億円を目標に掲げた。印刷事業の構造改革と生活・産業資材事業の成長を二本柱に、事業ポートフォリオの変革を推進している。

年表34件を開く

1890年代

  • 1897年6月創業東京市京橋区に博文館印刷工場として創業
  • 1898年4月東京市小石川区(現 本店)に工場を移し、合資会社博進社印刷工場に改称

1910年代

  • 1918年12月株式会社に組織変更し、株式会社博文館印刷所に改称

1920年代

  • 1925年12月M&A株式会社精美堂と合併し、共同印刷株式会社に改称

1950年代

  • 1953年1月株式を東京店頭市場に公開

1960年代

  • 1961年10月上場東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1963年2月子会社近畿共同印刷株式会社(現 共同印刷西日本株式会社)を設立
  • 1963年4月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1964年10月小田原工場を開設
  • 1964年12月子会社共同運輸株式会社(現 共同物流株式会社)を設立
  • 1965年12月子会社共同不動産株式会社(現 TOMOWEL ビジネスパートナー株式会社)を設立

1970年代

  • 1972年8月常磐興産株式会社と共同出資にて常磐共同印刷株式会社を設立(現 連結子会社)

1980年代

  • 1980年4月子会社共同戸田製本株式会社(1994年1月共同印刷製本株式会社に改称、現 共同印刷メディアプロダクト株式会社)を設立
  • 1981年9月鶴ヶ島工場を開設
  • 1987年5月守谷工場を開設

1990年代

  • 1991年10月和歌山工場を開設
  • 1993年12月五霞工場を開設

2000年代

  • 2000年6月M&A株式会社インターネットコミュニケーションサービス(現 共同印刷ビジネスソリューションズ株式会社)を子会社化
  • 2002年1月川島工場(現 川島ソリューションセンター)を開設
  • 2006年10月M&A株式会社コスモグラフィックを子会社化
  • 2006年10月京都工場を開設
  • 2007年10月播磨坂スタジオを開設

2010年代

  • 2012年2月子会社共印商貿(上海)有限公司を設立
  • 2013年4月M&Aデジタルカタパルト株式会社を子会社化
  • 2014年5月相模原工場を開設
  • 2014年7月子会社KYODO PRINTING (VIETNAM) CO.LTD.を設立
  • 2017年1月日本製紙株式会社と合弁契約し、子会社共同NPIパッケージ株式会社を設立
  • 2017年6月M&APT. Arisu Graphic Primaを子会社化
  • 2018年11月子会社TOMOWEL Payment Service株式会社を設立
  • 2019年6月子会社共同ブローボトル株式会社を設立
  • 2019年12月子会社PT. Arisu Graphic Prima カラワン工場を開設 情報メディア事業部製造本部における紙印刷事業及び子会社株式会社コスモグラフィックの刷版出力事業を子会社共同印刷製本株式会社が承継し、共同印刷メディアプロダクト株式会社に改称

2020年代

  • 2022年3月本店所在地(東京都文京区)に本社新社屋を竣工
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2024年6月子会社Kodama Tales Inc.を設立

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益2027年度まで45億円以上
  • ROE2027年度まで8.0%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    事業ポートフォリオの変革

    情報系事業と生活・産業資材系事業の売上比率を1:1にし、選択と集中により資本効率を向上。2034年度に売上高1.5倍、営業利益120億円を目指す。

  2. 02

    情報系事業の非印刷シフト

    印刷から情報加工サービスなどの非印刷へ重心を移行。オリジナルコンテンツ事業でIP活用、情報サービスBPOで市場プレゼンス向上。出版印刷の組織再編で高付加価値型に転換。

  3. 03

    生活・産業資材系事業の拡大

    軟包装(ラミネートチューブ、トップシール材)の売上拡大、新規市場開拓、環境配慮型包材の開発。産業用包材は梱包・物流資材分野を開拓。東南アジア中心に海外展開。

  4. 04

    マテリアリティへの取り組み

    経営理念実現に向け特定した3つのマテリアリティに取り組み、社会価値の継続的提供と自社の持続的成長・企業価値向上を実現する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で3,136人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は671万円で、9期前と比べて+17.6%平均年齢は45.6歳、平均勤続年数は16.3年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,787
2018年3月2,953
2019年3月57142.417.43,054
2020年3月58742.816.83,230
2021年3月55543.016.63,229
2022年3月55643.616.93,217
2023年3月58343.916.03,208
2024年3月62744.416.23,227
2025年3月63845.116.43,21572
2026年3月67145.616.33,13667

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率10.5%
縦線は目安の30%
男性育休取得率100.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社16(国内 13 / 海外 3、うち連結子会社 16) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社(東京都文京区)(注)5126億円
セグメント共通(販売・管理)
守谷工場 — 茨城県守谷市7,310百万円
生活・産業資材
川島ソリューション センター — 埼玉県川島町6,530百万円
情報セキュリティ
五霞工場(茨城県五霞町)(注)45,696百万円
情報コミュニケーション
鶴ヶ島工場 — 埼玉県鶴ヶ島市3,634百万円
情報セキュリティ
和歌山工場 — 和歌山県有田川町2,724百万円
生活・産業資材
首都圏物流センター(埼玉県越谷市)(注)42,453百万円
その他
本社工場他 — インドネシア共和国東ジャワ州スラバヤ市他1,730百万円
生活・産業資材
相模原工場 — 神奈川県相模原市緑区1,499百万円
生活・産業資材
本社工場 — 茨城県五霞町1,273百万円
情報コミュニケーション
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱コスモグラフィック
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    共同印刷メディアプロダクト㈱
    茨城県 五霞町 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    デジタルカタパルト㈱
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権71.4%
  • 国内
    Kodama Tales Inc.
    アメリカ合衆国 カリフォルニア州 · 連結子会社
    議決権71.4%
  • 国内
    共同印刷西日本㈱
    大阪市 中央区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    TOMOWEL Payment Service㈱
    東京都 文京区 · 連結子会社
    議決権99.5%
  • 国内
    常磐共同印刷㈱
    茨城県 北茨城市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    共同NPIパッケージ㈱
    茨城県 守谷市 · 連結子会社
    議決権65.0%
  • 国内
    共同ブローボトル㈱
    茨城県 小美玉市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    共印商貿(上海)有限公司
    中華人民共和国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    KYODO PRINTING (VIETNAM) CO.LTD. (注)2
    ベトナム社会主義共和国 ドンナイ省 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT. Arisu Graphic Prima (注)2
    インドネシア共和国 東ジャワ州スラバヤ市 · 連結子会社
    議決権99.0%
残りのグループ会社4社を開く
  • PT. Arisu Indonesia (注)2インドネシア共和国 東ジャワ州スラバヤ市100%
  • 共同物流㈱埼玉県 越谷市100%
  • TOMOWEL ビジネスパートナー㈱東京都 文京区100%
  • 共同印刷ビジネスソリューションズ㈱東京都 文京区100%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    自動車検査標章の製造(単価契約)
    国土交通省 · 2023-03-24
    4.6億円
  • 調達
    記録事務代行者用自動車検査標章の製造(単価契約)
    国土交通省 · 2025-03-18
    2.7億円
  • 調達
    情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の問題等印刷業務(単価契約)
    情報処理推進機構 · 2019-10-30
    2.3億円
  • 調達
    記録事務代行者用自動車検査標章の製造(単価契約)
    国土交通省 · 2026-02-16
    2.3億円
  • 調達
    新自動車検査標章(仮称)の製造(単価契約)
    国土交通省 · 2022-09-02
    2.3億円
  • 調達
    自動車検査標章の製造業務(単価契約)
    国土交通省 · 2023-10-27
    1.6億円
  • 調達
    医師ほか9職種国家試験問題用紙の印刷・製本並びに問題用紙等の包装、仕分け及び梱包業務
    厚生労働省 · 2025-09-04
    1.1億円
  • 調達
    医師ほか9職種国家試験問題用紙の印刷・製本並びに問題用紙等の包装、仕分け及び梱包業務
    厚生労働省 · 2024-08-20
    1.1億円
  • 調達
    医師ほか9職種国家試験問題用紙の印刷・製本並びに問題用紙等の包装、仕分け及び梱包業務
    厚生労働省 · 2021-08-17
    8,072万円
  • 調達
    平成31年医師ほか9職種国家試験問題用紙の印刷・製本並びに問題用紙等の包装、仕分け及び梱包業務
    厚生労働省 · 2018-08-20
    5,747万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は982億円営業利益21億円前期と比べると減収減益で、売上が-1.8%、利益が-8.7%。

売上高
-1.8%
982億円
営業利益
-8.7%
21億円
純利益
+21.2%
40億円
営業利益率
2.1%
前期比 -0.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,010億円982億円
営業利益25億円21億円
純利益42億円40億円
1株あたり配当¥80¥80

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は240億円、営業利益は8億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+6.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2418
2024年1Q22600.02
2024年2Q23131.31
2024年3Q262114.210
2024年4Q2512
2025年2Q48261.29
2025年4Q518173.324
2026年2Q47661.314
2026年4Q506153.026
2027年1Q24083.312

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は942億円から982億円へほぼ横ばい。直近期の営業利益率は2.1%。純利益は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
デジタルカタパルト株式会社を子会社化
2013年3月9422414
相模原工場を開設
2014年3月9452816
2015年3月9252514
2016年3月9513522
PT. Arisu Graphic Primaを子会社化
2017年3月9464126
子会社TOMOWEL Payment Service株式会社を設立
2018年3月9512620
子会社共同ブローボトル株式会社を設立
2019年3月9781711
2020年3月1,0092215
2021年3月910138
2022年3月884137
2023年3月9341313
子会社Kodama Tales Inc.を設立
2024年3月9702115
2025年3月1,00023272.333
2026年3月98221272.140

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高982億円のうち、営業利益として残るのは21億円2.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は40億円、売上の4.1%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金78.7%773億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金19.1%188億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.1%21億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
21.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.4pt
2.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.2pt
4.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.2pt
6.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.2%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
1.3%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが66億円、投資CFが−11億円で、差し引きのフリーCFは55億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は124億円で、売上の1.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月62−32−1830131
2014年3月81−37−4144133
2015年3月67−45−222154
2016年3月67−50−2817142
2017年3月69−481121174
2018年3月40−58−11−18146
2019年3月25−10034−75104
2020年3月103−901213131
2021年3月56−7415−18128
2022年3月54−66−26−1289
2023年3月234−44−174190105
2024年3月31−2932109
2025年3月67−9−4658122
2026年3月66−11−5455124

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,238億円。このうち返さなくてよい自己資本が653億円で、自己資本比率は52.7%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月96749846951.5
2014年3月96051144953.2
2015年3月1,04157047154.8
2016年3月1,05358347055.3
2017年3月1,14663251455.1
2018年3月1,20564256353.2
2019年3月1,25463462050.5
2020年3月1,24659864847.9
2021年3月1,29162966248.7
2022年3月1,29161367847.4
2023年3月1,23557765846.7
2024年3月1,31863168747.9
2025年3月1,26262963349.8
2026年3月1,23865358552.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
124億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
505億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
36億円
在庫として抱えている分
負債合計
585億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
69
/ 100
安定性自己資本比率35 / 40
収益力営業利益率4 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り104社中9位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中83位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
6.2%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.1%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
52.7%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-1.8%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.6%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,724で、1年前と比べて+17.7%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥1,724-2.5%1ヶ月+8.3%1年+17.7%時価総額517億円
過去52週の値幅
安値¥1,401高値¥1,779

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)12.2倍
PER (会社予想)11.4倍
PBR0.68倍
配当利回り4.64%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は上昇基調が明確で、8月18日には1760円と52週高値に迫る水準まで上昇しました。25日移動平均線(1657.2円)を上回り、75日線(1579.25円)や200日線(1559.51円)も突破しており、強い上昇トレンドが継続しています。8月7日には146200株と出来高が急増し、その後も高水準で推移しており、買いが加速しています。ただしRSIは72.09と買われすぎ圏に達しており、短期的な過熱感には注意が必要です。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 72/100)

PERが12.47倍と業界平均18.22倍を下回り、PBRも0.699倍で同1.4倍の半分以下。配当利回りは4.55%と平均2.85%を上回り、ROE6.2%はやや低いが利益は増加傾向。割安だがROEの低さや業績変動のリスクも考慮。配当は安定しており、両面性を示す。

指標この会社業種平均
PER (実績)12.2倍18.4倍
PER (予想)11.4倍
PBR0.68倍1.38倍
ROE6.2%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、構造的な印刷市場の縮小の中で、セキュリティ印刷やデジタル事業の成長が全体の減収を補えるかどうかである。強気派は、ICカードやパスポート需要の拡大、AIやヘルスケア分野への進出による成長可能性を評価する。弱気派は、既存印刷事業の減速が続く中で、新規事業の収益化が遅れている点を懸念する。また、2025年3月期の営業利益率は2.14%と低く、コスト競争の激しさが浮き彫りとなっている。

プラスに働く材料7
  • セキュリティ印刷の需要

    マイナンバーカードやICカードの需要は堅調

  • 新事業への投資

    デジタルやヘルスケア分野でM&Aや提携を推進

  • 株主還元の厚さ

    配当利回り4.58%と高水準を維持

  • 前期比21%増益の純利益40億円決算発表後影響

    純利益は33億円から40億円に増加、EPS改善でPBR0.69倍の割安感。

  • 配当利回り4.58%の高水準が継続継続影響

    配当利回り4.58%、株主還元姿勢が下値を支える。PBR0.69倍と合わせ割安感。

  • PBR0.69倍の資本効率改善への期待継続影響

    ROE6.2%に対しPBR0.69倍、資本効率向上策が株価材料に。

  • 予想PER11.5倍は実績12.38倍を下回る決算発表後影響

    予想PER11.5倍は実績12.38倍から改善、来期の増益期待を反映。

マイナスに働く材料7
  • 印刷市場の構造減

    紙媒体の需要減少に歯止めがかからない

  • 利益率の低さ

    営業利益率は2%台前半で推移

  • 事業変革の不確実性

    新事業の軌道に乗るまで時間がかかる

  • 売上高は前期比1.8%減の982億円決算発表後影響

    売上高は1000億円から982億円に減少、減収が収益圧迫。

  • 営業利益は前期比8.7%減の21億円決算発表後影響

    営業利益は23億円から21億円に減少、利益率も2.3%→2.14%に低下。

  • 営業利益率2.14%と低水準が継続継続影響

    営業利益率2.14%、収益力の改善が見られず圧迫材料。

  • ROE6.2%の低い資本効率継続影響

    ROE6.2%、PBR0.69倍と割安が続くが資本効率の低さが重し。

次の決算で確かめる点
セキュリティ印刷売上高
高付加価値事業の伸びを確認する
デジタル事業売上高
新規事業の成長と収益化の鍵
営業利益率
収益性改善の進捗を測る

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり80で、前期から+122.9%いまの株価に対する利回りは4.64%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥80
1株あたり
配当利回り
4.64%
いまの株価に対して
配当性向
53.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2025.0
2018年3月14−31.339.8
2019年3月2581.847.2
2020年3月250.031.6
2021年3月250.078.2
2022年3月250.074.8
2023年3月250.0140.3
2024年3月250.099.6
2025年3月3540.022.4
2026年3月78122.953.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥80

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ12,849人。区分でいちばん多いのは個人・その他41.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が48.0%を占め、残る52.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他29.626.731.134.637.541.3
事業法人26.726.925.224.423.925.1
金融機関35.137.134.329.927.722.9
外国法人7.76.78.09.98.69.7
自己株式7.51.45.59.812.94.8
証券会社0.82.61.41.22.31.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.10
02東京インキ株式会社6.82
03株式会社日本カストディ銀行(信託E口)3.10
04INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)2.97
05artience株式会社2.89
06日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・DIC株式会社口)2.67
07朝日生命保険相互会社2.67
08株式会社みずほ銀行2.52
09共同印刷従業員持株会2.18
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-06-22
    株式会社みずほ銀行
    新規の大量保有報告
    2.52%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+777%、1株純資産は14期で+316%。直近期のROEは6.2%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月165682.917.561.3
2014年3月185823.216.148.5
2015年3月166492.622.951.6
2016年3月256643.813.431.8
2017年3月2957,1914.312.325.0
2018年3月2327,3073.214.139.8
2019年3月1267,2671.719.547.2
2020年3月1756,9502.515.531.6
2021年3月241,8971.330.878.2
2022年3月211,9241.133.074.8
2023年3月401,8942.117.3140.3
2024年3月502,1662.517.499.6
2025年3月1152,2345.39.022.4
2026年3月1412,3606.211.353.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額358百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢
藤森康彰取締役 会長77
大橋輝臣代表取締役 社長62
渡邉秀典取締役 副社長執行役員67
髙橋孝治取締役 専務執行役員64
髙岡美佳取締役58
光定洋介取締役62
大内智重子取締役63
秋元秀夫常勤監査役65
土井晴之常勤監査役67
古谷昌彦監査役68
新島由未子監査役45
徳岡卓樹73

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)8207523326233
監査役4525213
社外取締役427277
社外監査役217179

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容698字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社16社及び関連会社1社で構成され、製版・印刷・製本及びこれらに関連する付帯事業を中心として事業を展開しております。 当社グループの主要な製品・事業内容は次のとおりであります。 なお、下記の3部門は「第5  経理の状況  1  連結財務諸表等  注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。 セグメント区分   主要な製品・事業内容 情報コミュニケーション部門   週刊誌、月刊誌、季刊誌、単行本、全集、教科書、ポスター、カレンダー、 広告宣伝媒体及び装飾展示等の企画・制作、電子書籍等 情報セキュリティ部門   各種ビジネスフォーム、証券類、各種カード、データプリント、BPO、 決済ソリューション等 生活・産業資材部門   紙器、軟包装用品、各種チューブ、ブローボトル、金属印刷、建材用品印刷、電子機器部品、高機能材料等 その他   物流業、不動産管理業等 これら製品を製造、販売するにあたり、子会社である共同物流㈱は、当社グループ製品の物流の大部分を担当しております。また、共同印刷メディアプロダクト㈱、共同印刷西日本㈱、常磐共同印刷㈱他10社の子会社は、製版・印刷・製本等の生産、販売を相互に連携しつつ行っております。TOMOWELビジネスパートナー㈱他1社の子会社は、不動産管理他の事業を行っております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。 (注)当連結会計年度において、デジタルカタパルト株式会社の完全子会社であるKodama Tales Inc.を連結の範囲に含めております。
経営方針・対処すべき課題1,530字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営の基本方針 当社グループは、経営理念「創意と熱意で新たな価値を生み出し、共にある未来を実現する」のもと、長期ビジョン「NexTOMOWEL2034 共に挑もう、共に超えよう。」を掲げ、その実現への長期戦略と2025年度を起点とする3カ年の中期経営計画を策定しております。 次のとおり目標数値を定め、既存事業の基盤強化と成長に向けた足場固めとなる各種施策に取り組み、計画達成に邁進しております。 ■長期ビジョン 「NexTOMOWEL2034 共に挑もう、共に超えよう。」 ■経営目標数値(2027年度) 連結営業利益   ROE 45億円以上   8.0%以上 (2) 経営環境及び優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、「情報系事業」と「生活・産業資材系事業」の二つの柱を軸に、選択と集中によるポートフォリオの変革を推進し、資本効率の向上に取り組んでおります。 当社グループを取り巻く経営環境は、地政学リスクによる物価上昇やサプライチェーンの混乱が、企業の収益性悪化や個人消費の下押しにつながることが懸念され、先行き不透明な状況が予想されます。加えて、デジタル化の進展や消費者ニーズの多様化による紙媒体の縮小を受け、厳しさが増しております。さらに、中東情勢が原材料調達に影響を及ぼすことが懸念されており、当社グループにおいても引き続き状況を注視し、今後の動向に応じて迅速に対処してまいります。 このような環境のもと、当社グループは長期ビジョン「NexTOMOWEL2034」を掲げ、事業ポートフォリオの変革により生活・産業資材系事業を成長させて情報系事業との売上高比率を1:1とし、2034年度に売上高1.5倍(2024年度比)、営業利益120億円の達成をめざしてまいります。これらの目標に向けファーストステップと位置付けている2025年度起点の中期経営計画では、既存事業の基盤強化と成長に向けた足場固めとなる各種施策を推進してまいります。 情報系事業では、事業の重心を印刷から情報加工サービスを中心とした非印刷へと移行する取り組みを強化いたします。期待事業であるオリジナルコンテンツ事業では、IP(知的財産)を活用したイベント企画やグッズ販売の取り組み、デジタルコミックのオリジナル作品の制作・販売、法人向け教育プログラムなどの開発に注力します。情報サービスBPOでは、質の高いサービス提供と市場でのプレゼンス向上に努めます。あわせて、当社グループ内の出版印刷事業の組織を再編し、さらなる合理化と柔軟な運用体制の構築を進めることで、量産型から高付加価値型へ生産モデルを転換し、収益性の向上を図ってまいります。 生活・産業資材系事業では、主力商品である、ラミネートチューブやトップシール材をはじめとする軟包装の売上拡大に向け、新規市場の開拓や環境に配慮した包材の開発などに取り組んでおります。また、期待事業である産業用包材については、梱包・物流資材分野を中心に開拓を進めております。さらに東南アジアを中心とした海外市場での事業拡大をめざし、協業も視野に入れた取り組みを進めてまいります。 こうした取り組みと並行し、新たな経営理念の実現に向け特定した3つのマテリアリティに取り組むことで、社会が求める価値の継続的な提供を図り、自社の持続的成長と中期的な企業価値の向上を着実に実現してまいります。
事業等のリスク3,507字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 [基本的な考え方] 企業を取り巻くリスクが増大かつ多様化する中、製品・サービスを安定的に供給し、事業の継続に努めることは、当社グループの社会的責務であると認識しております。その責務を全うするには、リスクを正しく認識して可能な限り低減すると共に、万が一発生した際には損失を最小限にとどめることが重要です。事業計画達成を阻害する経営リスクを未然に防ぐ「リスク管理体制」と不測の事態に対処する「危機管理体制」により、能動的かつ機動的なリスクマネジメントを行っております。 [体制] 当社グループのリスク管理については、通常の業務執行におけるリスクの顕在化を防ぐため、各部門が日常的なマネジメントを行っております。全社の推進体制については、取締役の監督のもと、TOMOWEL-ERM事務局が中心となり、「内部統制委員会」「品質保証委員会」「製品安全委員会」「情報セキュリティ委員会」「環境委員会」などの担当執行役員を委員長とする専門委員会と連携して課題解決に努めております。 不測の事態が発生した場合は「危機管理委員会」が中心となって情報を管理・共有し、関連部門と連携して対応にあたります。代表的な危機局面における対応フローをまとめた「危機管理マニュアル」を策定し、事業環境の変化に応じた見直しを随時行いながら有事に備えております。 <リスク管理体制図> [リスク] 当社グループの経営目標実現及び財政状況に影響を及ぼす度合いと現在の対応状況を踏まえてリスクを洗い出し、重要度の高い項目を絞り込んで、「重大リスク」と定めました。 当社グループの重大リスクは以下のとおりです。いずれも関係部署が密接に連携して管理し、対応状況をTOMOWEL-ERM事務局を通じて取締役会へ定期的に報告することとしております。重大リスクのうち、中長期的な側面も含めて課題への対応と改善の必要性がより高く、一層の注意が当面必要と判断したリスクについては、主管部署を定めて重点的に管理しております。 なお、これらのリスクは当社グループに発生し得る全リスクを網羅したものではなく、文中の将来に関する事項は本書提出日現在において入手可能な情報に基づいて判断したものです。 (1)当面の注意を要するリスク ① 人材基盤 当社グループは、価値創造人材を確保及び強化する仕組みと環境の整備に努めております。しかし、少子化や雇用環境の変化等で労働力の確保が年々困難さを増す中、事業環境に即した多様な人材の確保・育成・定着が図れなかった場合は、必要な人材リソースの不足や人材の能力発揮不足による競争力低下などで企業成長が阻害され、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 災害・パンデミック 当社グループでは、BCP基本方針を定めると共に、データ処理事業を対象とした「事業継続マネジメントシステム(ISO22301)」の認証取得や協力工場等と連携した生産協力体制による事業継続体制の整備、建物や製造設備に対する防火・耐震対策を実施しております。こうした対策で危機の事前回避と有事における対応力強化を図り、経営への影響を最小限にとどめるよう努めております。しかし、大規模自然災害の発生や感染症の流行等で従業員や施設・設備等が予想を超える被害を受けた場合、事業活動停滞による製品供給への支障、設備等の修復にかかる多大なコスト負担などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法的規制・コンプライアンス 当社グループは事業を行う上で、環境法、取適法、製造物責任法、独占禁止法等、さまざまな法的規制の適用を受けております。従業員教育や内部監査等を通じた法令順守の徹底と企業風土への定着、内部通報窓口の適正運用によるモニタリング体制の確保、コンプライアンス・リスクの全社統合的管理に努めておりますが、規制の改廃や新設、適用基準等の変更があった場合や、ガバナンス体制の形骸化等で法的規制に抵触する事態が生じた場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 情報セキュリティ 当社グループは、プライバシーマークや情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)などの外部認証の維持と運用徹底を通じて個人情報や機密情報を安全かつ正確に管理すると共に、危機管理委員会の下部組織である「TOMOWEL-CSIRT」を中心に、不正アクセスや情報の紛失・改ざん、漏洩などへの予防対策を講じて情報セキュリティにおける管理レベル向上と対応力強化へ恒常的に取り組んでおります。しかしながら、サイバー攻撃などを含む意図的、又は過失による情報の紛失・改ざん及び漏洩が万が一生じた場合には、当社グループに対する信用低下や事後対応などのコスト増加により、業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)その他のリスク ① 事業環境 当社グループは、情報系事業においてはコンテンツやソリューションを中心としたビジネスへのシフト、生活・産業資材系事業においては環境に配慮した製品及び高機能包材等の開発強化を進め、既存事業の収益性改善に向けた構造変革と新規事業領域の探索に努めております。しかし、デジタル化や少子化、技術革新、消費行動の変化等の環境変化が想定を上回るスピードで進展し、当社グループの対応が大きく遅れた場合は、事業規模の縮小や競争力の低下など業績に影響を及ぼす可能性があります。また、各国の通商政策の変化により取引先の事業戦略等に大きな変化が生じた場合についても、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 気候変動 当社グループは、「第2 事業の概況2サステナビリティに関する考え方及び取組 (2)気候変動への対応」に記載のとおり、複数の気候変動シナリオに柔軟に対応できるレジリエントな経営体制の構築を進めております。しかし、気候変動に伴う脱炭素社会への移行リスクへ適切に対応できなかった場合は、炭素税や排出権取引制度の導入によるコストの増加、投資対象からの除外と株価下落、資金調達の困難化などの影響を受け、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、気候変動による大規模自然災害の発生などの物理リスクについては、「(1)当面の注意を要するリスク②災害・パンデミック」においてリスク認識をしております。 ③ 原材料の調達 当社グループの事業を維持するためには、サプライチェーンマネジメントの強化と原材料の安定的な調達による製品供給の安定化が必要です。このため、分散購買を基本とした調達体制や代替調達先検討により、安定的な購買ルートの維持に努めております。また、サプライチェーンの持続的な発展を図ることを目的に、「グループ調達基本方針」及び「グループサステナブル調達基準」を定め、サプライチェーン全体の相互発展に向けた取り組みを推進しております。しかし、調達競争の激化で主要原材料等の価格が高騰し、コスト削減及び販売価格への適正な転嫁が不十分な場合や、災害等でサプライチェーンの停滞による調達遅延が発生した場合は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 人権 当社グループは「すべての事業活動は人の上に成り立つ」という考え方のもと、各種国際規範を支持し、関わるすべての従業員、顧客、取引先の人権を尊重することで、企業の果たすべき責任を担っていくことを基本的な考え方としております。「グループ人権方針」に基づき人権デューデリジェンスの実施や救済窓口の整備を推進し、人権マネジメント体制の整備に努めておりますが、当社グループ及びサプライチェーンにおいて、差別や過剰・不当な労働、ハラスメントなどの問題が生じた場合、労働環境悪化による健康被害、人権侵害の事実発覚による取引停止などで、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 製品・サービス品質 当社グループは「グループ品質方針」のもと、製造物責任及び製品安全に関する全社施策や製品含有化学物質情報伝達スキーム「chemSHERPA」に準じた製品含有化学物質の管理を、製品安全委員会を中心とした製品安全推進体制のもとで推進しております。ISO9001など製品安全や品質に関する各種外部認証を取得し、徹底した品質管理下で製品を製造しておりますが、設計上あるいは製造工程上の不備によって製品・サービスに欠陥が生じた場合、損害賠償や売上の低下により当社グループ業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)4,899字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績の状況 当期におけるわが国の経済は、米国の通商政策による影響が一部に見られるものの、雇用・所得環境の改善の動きなどにより、緩やかな回復傾向が続きました。その一方で、ビジネスを取り巻く環境は、生成AI技術の急速な発達や、人権や地球環境問題といった社会課題への対応など、複雑かつ多様になっております。さらに、足元では中東情勢の動向や物価上昇が企業業績や個人消費を下押しする懸念があり、景気の先行きには注意を要する状況となっております。 このような状況の中、当社グループは、2025年5月に公表した2025年度を起点とする3カ年の中期経営計画の目標達成に向け、既存事業の収益性向上と期待事業の着実な育成を進めております。 情報系事業では、事業の重心を印刷から情報加工サービスを中心とした非印刷へと移行する取り組みを強化しており、IP(知的財産)を活用した各種企画や法人向け教育プログラム、健康管理支援サービスなど、高品質なサービスの開発・提供に注力しております。 生活・産業資材系事業では、食品や日用品向けに、高い機能性や意匠性を兼ね備え、環境負荷の低減にも配慮した包装資材を提供しております。加えて、産業用包装資材など新たな市場の開拓に努めるとともに、東南アジアを中心とした成長市場における販売拡大に注力しております。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は982億5百万円(前期比1.8%減)、営業利益は21億3千4百万円(前期比8.4%減)、経常利益は27億2千7百万円(前期比0.7%減)となりました。また、特別利益に投資有価証券売却益34億4百万円を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は39億6千万円(前期比19.6%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 情報コミュニケーション部門 出版印刷は、書籍ではコミックスが好調だったものの単行本や絵本が減少し、雑誌では収益性向上に向けて不採算案件から撤退するなど受注管理を強化したこともあり、前期を下回りました。一般商業印刷は、統合報告書制作などのIR分野や店頭什器・イベント制作などの店頭販促分野が伸長したものの、カタログ・情報誌が大きく減少し、前期を下回りました。一方、注力分野であるオリジナルコンテンツ事業は、法人向け教育プログラム開発支援や電子コミックの販売促進強化により、前期を上回りました。 以上の結果、部門全体の売上高は323億4千4百万円(前期比6.7%減)、営業損失は2億2千2百万円(前期は営業損失1億7千6百万円)となりました。 情報セキュリティ部門 ビジネスフォームは、企業の健康経営支援サービスを中心とするヘルスケア分野と、非対面での手続きを可能にする口座開設アプリなど金融機関向けの情報サービスBPOが引き続き好調に推移しました。一方で官公庁向けのデータプリントは減少したため、全体では前期を下回りました。証券類とカードは、乗車券類が増加したものの交通系ICカードが減少し、前期を下回りました。 以上の結果、部門全体での売上高は304億7千8百万円(前期比0.9%減)、営業利益は11億2千8百万円(前期比42.3%減)となりました。 生活・産業資材部門 チューブは、歯磨き向けをはじめ、UV製品やヘアケア製品などの化粧品向けが増加し、調味料向けのブローチューブやブローボトルも堅調に推移した結果、前期を上回りました。軟包装は、即席めん向けやカイロ向けのフィルム包装が伸長したほか、フタ材の需要が増加したこともあり、前期を上回りました。紙器は、ラップカートンの生産体制を強化したことにより受注が増加し、前期を上回りました。産業資材は医薬品向けの受注が減少するも、全体としては堅調な推移となりました。 以上の結果、部門全体での売上高は331億7千万円(前期比2.6%増)、営業利益は15億2千1百万円(前期比25.7%増)となりました。 その他 不動産や物流などの事業から構成され、売上高は22億1千1百万円(前期比0.9%減)、営業利益は2億7千万円(前期比67.1%増)となりました。 (2) キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億8千2百万円増加し123億6千6百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において営業活動により得られた資金は、65億8千9百万円(前期比1億5千4百万円減)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益58億1千4百万円、減価償却費57億9千5百万円の計上、売上債権の減少12億6千2百万円と、仕入債務の減少12億8千7百万円、法人税等の支払額17億2千1百万円があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において投資活動により使用した資金は、11億2千1百万円(前期比2億1千9百万円増)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出49億2千8百万円と投資有価証券の売却による収入40億8千2百万円があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において財務活動により使用した資金は、53億6千万円(前期比7億2千2百万円増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出24億3千8百万円、自己株式の取得による支出9億5千8百万円、配当金の支払17億2千8百万円があったことによるものです。 生産、受注及び販売の状況 (1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 情報コミュニケーション部門   32,580   94.0 情報セキュリティ部門   30,083   97.4 生活・産業資材部門   33,443   103.0 その他   2,171   96.2 合計   98,278   98.0 (注)金額は販売価額によっており、セグメント間の内部振替後の数値によっております。 (2) 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 情報コミュニケーション部門   31,423   87.4   7,020   88.4 情報セキュリティ部門   29,628   96.2   8,669   91.1 生活・産業資材部門   34,501   104.5   9,525   116.2 その他   2,255   101.9   57   418.5 合計   97,808   95.9   25,273   98.5 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 情報コミュニケーション部門   32,344   93.3 情報セキュリティ部門   30,478   99.1 生活・産業資材部門   33,170   102.6 その他   2,211   99.1 合計   98,205   98.2 (注)1.セグメント間の取引については相殺消去しております。 2.相手先別販売実績は、総販売実績に対する割合が10%以上の販売先はないため、記載を省略しております。 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 (1) 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 ①財政状態の分析 総資産は、1,238億1百万円(前連結会計年度末1,261億6千8百万円)となり、23億6千7百万円減少しました。これは主に、売上債権が12億8千5百万円減少したことによるものです。負債は、585億4千万円(前連結会計年度末632億5千5百万円)となり、47億1千5百万円減少しました。これは主に、仕入債務が13億3百万円、長期借入金が24億4千6百万円減少したことによるものです。純資産は、652億6千1百万円(前連結会計年度末629億1千3百万円)となり、23億4千7百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益39億6千万円の計上、その他有価証券評価差額金5億8千7百万円の増加と、剰余金の配当17億2千8百万円、自己株式の取得9億5千8百万円があったことによるものです。 ②経営成績の分析 当社グループは、情報コミュニケーション部門における出版印刷と商業印刷、情報セキュリティ部門におけるデータプリントやBPO受託、証券類やICカード製造、生活・産業資材部門におけるチューブ・軟包装・紙器等のパッケージ類と、産業資材等の製造を主な事業としております。 当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ1.8%減の982億5百万円でした。生活・産業資材系事業では、チューブ、軟包装が増加したものの、情報系事業では、収益管理を強化した影響でカタログ・情報誌が減少し、全体として前期を下回りました。 売上原価は前期比3.2%減の773億1千万円、対売上高比率は78.7%となり、前期の79.9%から1.2ポイント低下しました。 販売費及び一般管理費は前期比5.4%増の187億5千9百万円となりました。対売上高比率は19.1%で人件費などの増加により、前期の17.8%から1.3ポイント上昇しました。この結果、営業利益は前期比8.4%減の21億3千4百万円となり、売上高営業利益率は2.2%と、前期から0.1ポイント低下しました。また、税金等調整前当期純利益は前期比25.6%増の58億1千4百万円となりました。 以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期比19.6%増の39億6千万円となりました。また、自己資本利益率(ROE)は、前期の5.3%から6.2%へ0.9ポイント上昇しました。 なお、セグメントごとの経営成績については「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」に記載のとおりです。 (2) 資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金のうち主なものは、製造費、販売費及び一般管理費等であります。また、投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&A等によるものであります。 当社グループは、運転資金及び設備資金については、安定的な資金調達、調達コスト抑制及び調達方法の分散・多様化を基本方針としております。 なお、当連結会計年度末における借入金、社債及びリース債務を含む有利子負債の残高は108億5千3百万円、現金及び現金同等物の残高は123億6千6百万円となっております。 (3) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用している重要な会計方針については、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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