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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

東和薬品

TOWA PHARMACEUTICAL CO.,LTD.4553 · Prime · 医薬品

ジェネリック医薬品の国内大手。国内販売に加え欧米でも事業展開

概要

東和薬品は、1951年に医薬品原料の卸商として創業し、1957年に会社を設立したジェネリック医薬品(後発医薬品)メーカーである。1965年に医療用医薬品へ本格参入し、以降、特許切れ新薬と有効成分・効能効果が同等の医薬品を幅広く開発・製造・販売してきた。2005年に東京証券取引所第一部上場、2022年にはプライム市場へ移行。2026年3月期の連結売上高は2737億円、営業利益231億円、当期純利益53億円。従業員数4923人。国内市場を基盤に、欧米でも事業を展開する。

ジェネリック医薬品を軸とする事業構造

東和薬品グループの報告セグメントは国内と海外の2つである。国内セグメントでは、当社が製造したジェネリック医薬品を医療機関へ直接販売するほか、代理店・医薬品卸・他メーカーへの販売も行う。子会社が製品売買・製造受託・原薬研究製造・ソフトカプセル製造・健康食品開発などを担う。海外セグメントは、Towa Pharma International Holdingsを通じ、欧米でジェネリック医薬品の販売事業および受託研究開発・製造事業を展開。当社が海外子会社に研究開発や製造を委託する場合もある。2026年3月期のセグメント別売上高は国内2169億円、海外576億円で、国内が約79%を占める。

長期的な増収基調と2026年3月期の減益

売上高は2013年3月期の552億円から一貫して増加し、2026年3月期には2737億円に達した。10年余りで約5倍の規模に成長している。一方、当期純利益は増収局面でも年ごとの変動が大きく、2023年3月期は22億円と落ち込んだが、2025年3月期には190億円まで回復。しかし2026年3月期は53億円と前期比72.3%の大幅減益となった。要因として、棚卸資産の増加やのれんの減少などが財務諸表に表れているが、経営成績の分析では品質問題や薬価改定などの厳しい環境が続いていることが示されている。

6つの主要子会社が支えるグループ体制

当社の連結子会社は、ジェイドルフ製薬(製品売買・製造受託)、大地化成(原薬等の研究・製造受託)、グリーンカプス製薬(ソフトカプセル製造)、三生医薬(健康食品・医薬品の企画・開発・受託製造)、Towa Pharma International Holdings(欧米でのジェネリック医薬品事業の持株会社)、Tスクエアソリューションズ(情報システム)の6社で構成される(2026年3月期)。また、三生医薬は2025年4月に株式会社カマタを吸収合併し、健康関連事業の拡充を図っている。各子会社は当社の製造チェーンや研究開発を補完し、グループ全体でジェネリック医薬品の安定供給と新規事業開拓を担う。

国内4工場と欧州拠点による生産体制

国内の生産拠点は、大阪工場(門真市)、岡山工場(勝央町)、山形工場(上山市)、兵庫工場(神崎郡)の4カ所。このうち、山形工場は2012年に稼働開始し、2025年10月には第三固形製剤棟の全設備が本格稼働に入り、自社工場の年間生産能力は175億錠体制となった。大阪工場と門真工場、岡山工場は過去に統廃合を経て現在の体制に落ち着いている。海外では、Towa INTが欧州に研究開発・製造拠点を持ち、2020年買収以降、日本向け製品の一部をマルトレージャス工場で製造するなど、グループ内での生産シナジーを創出している。

業界の中での役割はジェネリック医薬品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
2,737億円
営業利益
231億円
営業利益率
8.4%
純利益
53億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2026/3
事業売上構成比利益利益率
国内2,170億円79.3%271億円12.5%
海外567億円20.7%5億円0.9%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01国内セグメント主力

当社が製造したジェネリック医薬品を医療機関へ直接販売するほか、代理店・医薬品卸・他メーカーへも販売。子会社が製品売買・製造受託・原薬研究製造・ソフトカプセル製造・健康食品開発等を行う。

主な製品・サービス2
ジェネリック医薬品(後発医薬品)
新薬と有効成分が同一で効能効果・用法用量が同等の医薬品
健康食品・医薬品等(子会社)
三生医薬が企画開発・受託製造する健康食品等

02海外セグメント準主力

Towa Pharma International Holdingsを通じ、欧米でジェネリック医薬品の販売事業および受託研究開発・製造事業を展開。当社が委託する場合もある。

主な製品・サービス2
ジェネリック医薬品(欧州)
欧州向け後発医薬品
受託研究開発・製造サービス
他社からの委託による研究開発・製造サービス

製品と技術

ジェネリック医薬品(後発医薬品)の品揃え

当社の主力製品はジェネリック医薬品であり、2025年12月時点で316成分742品目をラインアップする。新薬と有効成分が同一で効能効果・用法用量が同等であるため、医療費抑制の観点から需要が安定している。最近の新製品として、2025年5月に日本初の持続放出性リバスチグミン経皮吸収型製剤「リバルエン®LA パッチ25.92mg/51.84mg」(週2回貼付)を発売。2026年3月にはオーソライズド・ジェネリック(AG)となる「プラスグレル錠2.5mg/3.75mg/5mg「トーワ」」および「プラスグレルOD錠20mg「トーワ」」の販売を開始した。

ソフトカプセルと原薬の技術基盤

子会社のグリーンカプス製薬は、ソフトカプセルの製造受託を専門とする。2020年2月には静岡工場を完成させ、同社の製造能力を拡充した。また、大地化成は原薬の研究および製造を受託し、グループ内の上流工程を支える。これらの子会社は当社の固形製剤(錠剤・カプセル剤)とは異なる剤形・工程を担当し、グループ全体で幅広い医薬品開発ニーズに対応できる。三生医薬は健康食品・医薬品の企画開発・受託製造を行い、医療用以外の領域に進出している。

海外向けジェネリック医薬品と受託サービス

海外セグメントでは、Towa Pharma International Holdings傘下の欧州拠点がジェネリック医薬品の販売および受託研究開発・製造サービスを提供する。同社はスペインやその他の欧州諸国、米国に販売網を持ち、欧州製造拠点は欧米の規制基準に準拠。2020年の買収以降、日本向け製品(エソメプラゾールカプセル)の一部をマルトレージャス工場で製造するなど、生産シナジーが生まれている。研究開発面でも共同開発を開始し、日米欧の3極から高品質なジェネリック医薬品を供給する体制を目指す。

品質管理と製造実行システムの高度化

当社はGMP省令やPIC/S GMP、ICHガイドラインを順守し、独自の教育訓練を実施している。製造現場ではMES(製造実行管理システム)とLIMS(品質試験管理システム)を導入し、人為的ミスを防止。さらにQMS(品質マネジメントシステム)を加え、製造管理・品質管理の向上に取り組んでいる。原薬の複数購買化や製造所監査も推進し、グループ全体のガバナンス強化を図る。これらのシステムは、2023年に完成した山形工場の新棟でも活用されており、安定供給と品質確保の両立を支えている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

医薬品のなかでの位置

ジェネリック医薬品大手、内需依存度高い

東和薬品はジェネリック医薬品(GE)業界の大手企業であり、後発品の開発・製造・販売を主力とする。GE市場は医療費抑制政策の下で拡大傾向にあるが、競争激化と薬価改定による収益圧迫が続く。同社は日局収載品目数で国内上位だが、海外売上比率は低く内需依存度が高い。ライバルであるVeritas In SilicoはAI創薬で差別化、PRISM BioLabは独自技術で新薬開発を目指すなど、新興バイオ企業とはビジネスモデルが異なる。

強み

  • 多数のジェネリック医薬品を保有し、安定した供給力がある。
  • 国内に複数の工場を持ち、高い生産能力で需要に対応。
  • GMP準拠の厳格な品質管理で信頼性を確保。
  • 医療機関・薬局への販路を広く持ち、安定した販売力。

課題

  • 定期的な薬価引き下げが収益を圧迫する。
  • 後発品市場の競合増加でシェア維持が課題。
  • 海外売上比率が低く、成長機会を逃している。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

医薬品・バイオの時価総額近傍。太字が東和薬品

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
18086ニプロ2,610億円20.8倍
24516日本新薬2,457億円7.9倍
34023クレハ2,312億円
44544H.U.グループホールディングス1,967億円28.1倍
54547キッセイ薬品工業1,892億円12.3倍
64553東和薬品1,875億円34.1倍
74887サワイグループホールディングス1,813億円15.8倍
84521科研製薬1,748億円70.0倍
94928ノエビアホールディングス1,662億円20.5倍
104587ペプチドリーム1,398億円
114534持田製薬1,194億円14.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(医薬品・バイオ)に従っています。

会社の歴史

沿革 39件

医薬品原料卸からメーカーへの転換(1951~1965年)

1951年6月、大阪市東区で「東和薬品商会」を創業し、医薬品原料の卸と仲買業を開始。1957年4月に資本金100万円で東和薬品株式会社を設立し、同年9月には蒲生工場を完成させ、一般用医薬品の製造に乗り出した。1964年1月に寝屋川工場を完成させた後、1965年12月に医療用医薬品の製造販売へと事業の軸を移した。この方針転換が後のジェネリック医薬品専門メーカーとしての道を決定づけた。

工場集約と本社移転で生産基盤を強化(1974~1982年)

1974年4月、大阪府門真市に新社屋が完成し本社機能を移転。1975年1月に門真工場、1978年3月に大阪工場を完成させ、寝屋川工場を閉鎖して両工場に統合した。さらに1982年3月には大阪第二工場(包装専門)を建設。研究開発拠点として1978年6月に開発研究棟、配送センターも同時期に整備した。門真地区への集中投資により、製造・研究・物流の一体化を進めた。

店頭登録を経て東証一部上場へ(1994~2005年)

1994年6月、当社株式は日本証券業協会に店頭登録銘柄として登録された。その後、2004年4月に東京証券取引所市場第二部に上場し、わずか1年後の2005年3月には市場第一部に指定替えとなった。この間、1997年5月には本社を現在地(門真市新橋町)に移転し、1998年には中央研究所を開設。2003年10月にはジェイドルフの株式を100%取得し、連結子会社化するなど、上場を見据えた組織拡大を進めた。

M&Aによるグループ拡大と注射薬からの撤退(2003~2014年)

2003年のジェイドルフ買収に続き、2010年10月には大地化成を完全子会社化。2006年に大阪工場を新築し大阪第二工場を統合、2009年1月には大分工場(注射薬)を閉鎖し岡山工場に集約した。2014年1月には山形第一工場を閉鎖。この間、生産品目を固形製剤に絞り込みつつ、子会社を通じて原薬やソフトカプセルといった周辺領域を取り込み、グループの事業領域を拡大した。

物流拠点の再編と生産能力の増強(2012~2018年)

2012年4月、山形工場と東日本物流センターを同時に完成させ、同年10月には西日本物流センターを岡山県に開設。大阪・岡山の配送センターを閉鎖し、東西2拠点体制で物流効率を高めた。2016年11月には三協との合弁でグリーンカプス製薬を設立し、ソフトカプセル製造に参入。2018年10月にはTISと合弁でTスクエアソリューションズを設立し、情報システム分野にも進出した。

欧州事業買収でグローバル展開(2020~2022年)

2020年1月、スペインのPensa Investments(現Towa Pharma International Holdings)の全株式を取得し、欧米ジェネリック医薬品事業に本格参入。2020年5月にはグリーンカプス製薬を完全子会社化し、2021年3月にはプロトセラ、2022年3月には三生医薬を相次いで買収。2022年4月、東証の市場区分見直しに伴いプライム市場へ移行した。海外事業を加えたことで売上高は2000億円を超え、グローバルな医薬品企業へと成長した。

協業体制の構築と中期経営計画(2024~2026年)

2024年6月、第6期中期経営計画「PROACTIVE Ⅲ」を策定。安定供給のための生産能力増強(175億錠体制)、品質管理システムの高度化(MES・LIMS・QMS導入)、他社との協業(大塚製薬、アドラゴスファーマ川越、三和化学研究所)を推進。2026年1月には大塚製薬との戦略的協業基本合意、2026年4月にはアドラゴスファーマ川越との安定供給協業を発表。また、三生医薬によるカマタの吸収合併(2025年4月)など、グループ内再編も進行した。

年表39件を開く

1950年代

  • 1951年6月創業大阪市東区に医薬品原料の卸と仲買業として「東和薬品商会」を創業。
  • 1957年4月創業大阪市東区に東和薬品株式会社(資本金100万円)を設立。
  • 1957年9月大阪市城東区に蒲生工場完成、一般用医薬品の製造を開始。

1960年代

  • 1964年1月大阪府寝屋川市に寝屋川工場完成。
  • 1965年12月医療用医薬品の製造販売に転換。

1970年代

  • 1974年4月大阪府門真市に新社屋完成、本社機能を移転。
  • 1975年1月大阪府門真市に門真工場完成。
  • 1978年3月M&A本社敷地内に大阪工場完成。寝屋川工場を閉鎖し、大阪工場と門真工場に統合。
  • 1978年6月大阪府門真市に開発研究棟完成。
  • 1978年8月大阪府門真市に配送センター完成。

1980年代

  • 1982年3月大阪府門真市に包装専門工場として大阪第二工場完成。
  • 1983年10月岡山県勝田郡勝央町に岡山工場完成。
  • 1984年9月M&A合名会社別府温泉化学研究所を買収し、大分工場として注射薬の製造を開始。
  • 1989年3月商号変更決算期を9月から3月に変更。(第33期営業年度は6か月決算となる。)

1990年代

  • 1994年6月当社株式を店頭登録売買銘柄として日本証券業協会に登録。
  • 1997年5月本社を大阪府門真市新橋町に移転。(現在地)
  • 1998年5月大阪府門真市に中央研究所完成。(旧研究所は製剤研究所とする。)
  • 1998年11月M&Aメクト株式会社東北工場を買収し、山形第一工場として医薬品の製造開始。

2000年代

  • 2003年10月ジェイドルフ株式会社(現 ジェイドルフ製薬株式会社)の株式を100%取得。(現 連結子会社)
  • 2004年4月上場東京証券取引所市場第二部上場。
  • 2005年3月上場東京証券取引所市場第一部上場。
  • 2006年3月M&A大阪府門真市に大阪工場完成、大阪第二工場を閉鎖し統合。
  • 2009年1月M&A大分工場を閉鎖し、岡山工場に統合。

2010年代

  • 2010年10月大地化成株式会社の株式を100%取得。(現 連結子会社)
  • 2012年4月山形県上山市に山形工場・東日本物流センター完成。
  • 2012年10月岡山県勝田郡勝央町に西日本物流センター完成、大阪・岡山配送センターを閉鎖。
  • 2014年1月山形第一工場を閉鎖。
  • 2015年3月大地化成株式会社、兵庫県神崎郡に兵庫工場完成。
  • 2016年11月株式会社三協と合弁会社グリーンカプス製薬株式会社を設立。
  • 2017年7月東日本物流センター完成・移転。
  • 2018年10月TIS株式会社と合弁会社Tスクエアソリューションズ株式会社を設立。

2020年代

  • 2020年1月Pensa Investments, S.L.(現 Towa Pharma International Holdings, S.L.)の株式を100%取得。(現 連結子会社)
  • 2020年2月グリーンカプス製薬株式会社、静岡県富士宮市に静岡工場完成。
  • 2020年5月M&A株式会社三協との合弁契約を解消しグリーンカプス製薬を100%子会社化。(現 連結子会社)
  • 2021年3月M&A株式会社プロトセラの株式を取得し、子会社化。
  • 2022年3月三生医薬株式会社の株式を100%取得。(現 連結子会社)
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所プライム市場に移行。
  • 2024年1月三生医薬株式会社が株式会社カマタの株式を100%取得。
  • 2025年4月M&A三生医薬株式会社を存続会社、株式会社カマタを消滅会社とする吸収合併を実施。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 数量シェア(後発医薬品)2029年度末まですべての都道府県で80%以上
  • 金額シェア(後発医薬品)2029年度末まで65%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    安定供給体制の整備

    自社工場の生産能力を175億錠体制に増強し、自動化・省人化を推進。外部企業との戦略的協業により供給力をさらに強化する。

  2. 02

    サプライチェーンマネジメントの高度化

    製造・販売・在庫情報の可視化により、供給判断の迅速化と省人化を実現し、安定供給を強化する。

  3. 03

    信頼性保証の維持と強化

    品質マネジメントシステムを導入し、製造管理・品質管理のさらなる向上を図る。

  4. 04

    製品ポートフォリオの拡充

    継続的な研究開発により新製品を上市し、市場カバレッジ拡大と収益基盤強化を進める。

  5. 05

    新規市場・新規事業の基盤確立

    海外医薬品事業で日米欧3極体制を構築し、将来は55か国以上へ拡大。健康関連事業ではPHRサービスや認知症治療薬を展開。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,923人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は695万円で、9期前と比べて+9.7%平均年齢は35.5歳、平均勤続年数は9.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月2,408
2018年3月2,449
2019年3月63336.59.62,472
2020年3月65136.69.93,325
2021年3月64936.610.03,456
2022年3月64937.010.34,078
2023年3月64736.910.44,298
2024年3月66536.910.64,588
2025年3月66837.210.84,788485
2026年3月69535.59.74,923469

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率15.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率66.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)67.1%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社15(国内 14 / 海外 1) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
山形工場 — 山形県上山市777億円
国内
岡山工場 — 岡山県勝田郡勝央町162億円
国内
本社工場 — スペイン カタルーニャ州153億円
海外
本社工場 — 滋賀県甲賀市9,861百万円
国内
南陵工場及びInnovation Center — 静岡県富士宮市5,771百万円
国内
大阪工場 — 大阪府門真市3,818百万円
国内
兵庫工場 — 兵庫県神崎郡福崎町3,759百万円
国内
西日本物流センター — 岡山県勝田郡勝央町3,369百万円
国内
本社工場 — 静岡県富士宮市3,254百万円
国内
東日本物流センター — 山形県山形市2,957百万円
国内
ほか4件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ジェイドルフ製薬株式会社
    滋賀県甲賀市
    議決権100.0%
  • 国内
    大地化成株式会社
    兵庫県神崎郡 福崎町
    議決権100.0%
  • 国内
    グリーンカプス製薬株式会社
    静岡県富士宮市
    議決権100.0%
  • 国内
    九州医薬株式会社
    鹿児島県鹿児島市
    議決権100.0%
  • 国内
    三生医薬株式会社
    静岡県富士市
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社サン・フレイルラボラトリ
    東京都品川区
    議決権100.0%
  • 国内
    Towa Pharma International Holdings, S.L. (注)1
    スペイン カタルーニャ州 バルセロナ
    議決権100.0%
  • 国内
    Towa Pharmaceutical Europe, S.L.
    スペイン カタルーニャ州 バルセロナ
    議決権100.0%
  • 国内
    Towa Pharmaceutical, S.A.
    スペイン カタルーニャ州 バルセロナ
    議決権100.0%
  • 国内
    Towa Pharmaceutical, S.p.A. (注)1
    イタリア ミラノ
    議決権100.0%
  • 国内
    Towa Pharmaceutical, S.A.
    ポルトガル カルナシデ
    議決権100.0%
  • 国内
    Pensa Pharma AB
    スウェーデン ストックホルム
    議決権100.0%
残りのグループ会社3社を開く
  • Pensa Pharma GmbHドイツ ミュンヘン100%
  • Breckenridge Pharmaceutical, Inc.アメリカ合衆国 フロリダ100%
  • 株式会社吉田事務所大阪府箕面市41%
国際子会社 (GLEIF登録 1社)
  • ESTOWA PHARMA INTERNATIONAL HOLDINGS S.L. (SOCIEDAD UNIPERSONAL)

国際的な法人識別子 (LEI) の親子関係データ。金融取引を行う子会社が中心で、全子会社の一覧ではありません。

公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    機能性化学品の連続精密生産プロセス技術の開発機能性化学品の連続精密生産プロセス技術の開発
    国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 · 2019-08-01
    261万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は2,737億円営業利益231億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.4%、利益が-0.4%。

売上高
+5.4%
2,737億円
営業利益
-0.4%
231億円
純利益
-72.1%
53億円
営業利益率
8.4%
前期比 -0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高3,040億円2,737億円
営業利益320億円231億円
純利益215億円53億円
1株あたり配当¥85¥85

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は714億円、営業利益は65億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+31.0%、営業利益は+58.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q6852
2024年1Q545417.548
2024年2Q529295.522
2024年3Q6096210.245
2024年4Q59647
2025年2Q1,2341058.566
2025年4Q1,3621279.3124
2026年2Q1,3051048.082
2026年4Q1,4321278.9−29
2027年1Q714659.155

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は552億円から2,737億円へ5.0倍に増えた。直近期の営業利益率は8.4%。売上は13期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月5529562
2014年3月6148860
大地化成株式会社、兵庫県神崎郡に兵庫工場完成。
2015年3月715154111
株式会社三協と合弁会社グリーンカプス製薬株式会社を設立。
2016年3月82110277
2017年3月8497456
TIS株式会社と合弁会社Tスクエアソリューションズ株式会社を設立。
2018年3月93411765
2019年3月1,051189135
株式会社三協との合弁契約を解消しグリーンカプス製薬を100%子会社化。(現 連結子会社)
2020年3月1,104210145
株式会社プロトセラの株式を取得し、子会社化。
2021年3月1,549187140
2022年3月1,656227159
2023年3月2,0895122
2024年3月2,279245162
三生医薬株式会社を存続会社、株式会社カマタを消滅会社とする吸収合併を実施。
2025年3月2,5962322628.9190
2026年3月2,7372312818.453

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高2,737億円のうち、営業利益として残るのは231億円8.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は53億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値2.9%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金63.8%1,746億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金27.8%760億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.4%231億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
36.2%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+5.5pt
8.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比0.8pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.9pt
3.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
1.1%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
3.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが304億円、投資CFが−257億円で、差し引きのフリーCFは47億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は448億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月86−11328−2740
2014年3月81−11335−3247
2015年3月80−822−252
2016年3月37−190280−153185
2017年3月102−222−1−12071
2018年3月192−20147−9115
2019年3月190−40−8150267
2020年3月192−395117−203187
2021年3月120−91229229
2022年3月221−597465−376328
2023年3月25−303175−278243
2024年3月82−404354−322297
2025年3月234−313216−79455
2026年3月304−257−6847448

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は4,753億円。このうち返さなくてよい自己資本が1,781億円で、自己資本比率は37.5%(業種中央値69.9%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月89755634162.0
2014年3月1,03360143258.2
2015年3月1,21270051257.8
2016年3月1,56970686345.0
2017年3月1,65274990345.4
2018年3月1,77279997345.1
2019年3月1,88891897048.6
2020年3月2,3001,0471,25345.5
2021年3月2,4571,1661,29147.5
2022年3月3,3211,3221,99939.8
2023年3月3,7131,3692,34436.9
2024年3月4,3071,5592,74836.2
2025年3月4,7081,7162,99236.5
2026年3月4,7531,7812,97237.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
453億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
1,518億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
543億円
在庫として抱えている分
負債合計
2,972億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率25 / 40
収益力営業利益率17 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

医薬品 79社との比較

同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率79社中27位あたり、逆に低いのは自己資本比率79社中73位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
3.0%/中央値 5.9%
P25 2.0%P75 11.0%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.4%/中央値 2.9%
P25 -162.5%P75 11.5%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
37.5%/中央値 69.9%
P25 53.4%P75 84.5%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.4%/中央値 2.8%
P25 -1.3%P75 12.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.3%/中央値 2.9%
P25 2.3%P75 3.5%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥3,640で、1年前と比べて+24.7%過去52週の値幅のなかでは51%の位置にある。

¥3,640-4.6%1ヶ月-5.9%1年+24.7%時価総額1,875億円
過去52週の値幅
安値¥2,764高値¥4,490

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)34.1倍
PER (会社予想)8.4倍
PBR0.98倍
配当利回り2.34%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は直近1日で6.2%下落し3705円、直近1ヶ月でも7.95%下落。25日移動平均線(4065円)を下抜け、75日線(3910円)も割り込んだ。RSIは23.08と売られ過ぎ圏。52週高値の4490円からは17%下落。8月7日に3950円まで反発したが、翌8日に3705円と再び下落。出来高は8月7日に25.9万株と増加、8月10日も20.9万株と高水準で売りが継続。年初来では28.6%上昇しているが、短期的な調整局面。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 35/100)

PERが38.6倍と同業平均27.1倍を上回り割高感があるが、PBRは1.14倍と平均3.06倍を大きく下回り、業種特性を考慮するとバランスが取れている。ROEは3%と低く収益性に課題がある一方、配当利回り1.94%は平均2.75%を下回り、配当性向16.3%と低い。

指標この会社業種平均
PER (実績)34.1倍36.0倍
PER (予想)8.4倍
PBR0.98倍3.53倍
ROE3.0%6.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

ジェネリック医薬品の需要は堅調だが、薬価改定による値下げ圧力や業界再編の影響が焦点。強気派は、高齢化による処方数増加とシェア拡大で増収基調が続くと評価。2025年3月期の増収増益を好感。弱気派は、2026年3月期の純利益53億円(前期比72%減)という大幅減益見通しを警戒。薬価改定の影響や後発品シェア目標達成に伴う価格競争激化がリスク。バリュエーションはPER38倍とやや割高。

プラスに働く材料7
  • 安定需要と市場拡大

    高齢化で処方数は増加。後発品シェア目標80%達成で数量増が続く。

  • 品揃えと供給力

    約800品目と豊富なラインアップで医療機関からの信頼厚い。

  • 業界再編の恩恵

    中小メーカーの統廃合で大手への集中進む。シェア拡大の余地。

  • 後発医薬品の処方シェア拡大で売上高成長継続影響

    2026年3月期売上高は2737億円と前年比5.4%増、市場拡大の恩恵

  • 営業利益の底堅さ継続影響

    2025年3月期営業利益232億円、2026年3月期も231億円と横ばいで収益基盤安定

  • 配当利回り1.94%+自社株買い期待次回決算影響

    配当継続と株主還元策が下支え、PBR1.14倍で改善余地

  • 薬価制度改革の影響一巡2026年下期影響

    2021年以降の薬価引き下げ影響が落ち着き、利益率改善期待

マイナスに働く材料7
  • 薬価改定の逆風

    2026年3月期は薬価引下げで減益。純利益53億円と前期比72%減。

  • 価格競争の激化

    後発品シェア目標達成で企業間競争が熾烈。値下げ圧力が収益を圧迫。

  • バリュエーション懸念

    PER38倍と業界平均比で割高。減益見通しで更なる下落リスク。

  • 2026年3月期の純利益急減2026年3月期影響

    純利益は2025年3月期の190億円から53億円へ72%減少、特別損失や減損懸念

  • 営業利益率の小幅低下継続影響

    営業利益率は8.94%から8.44%へ低下、競争激化でコスト増

  • 低ROE(3%)による株価評価の制約継続影響

    PBR1.14倍と低位だが、ROE改善が見られずバリュエーション拡大困難

  • 後発品メーカー間の価格競争激化不定影響

    業界全体で価格競争が続き、利益率圧迫リスク

次の決算で確かめる点
売上高成長率
薬価改定の影響を除いた実質成長を確認。
営業利益率
価格競争やコスト上昇の影響を測る。
後発品シェア
数量シェア向上が収益増加に直結するか。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり85で、前期から+14.3%いまの株価に対する利回りは2.34%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥85
1株あたり
配当利回り
2.34%
いまの株価に対して
配当性向
16.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月3223.4
2018年3月320.028.4
2019年3月76139.413.0
2020年3月44−42.014.2
2021年3月440.015.9
2022年3月6036.418.1
2023年3月600.046.7
2024年3月600.015.1
2025年3月7016.716.3
2026年3月8014.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥85

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ5,069人。区分でいちばん多いのは事業法人42.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が59.3%を占め、残る40.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人42.842.843.043.043.142.9
個人・その他21.020.022.721.521.219.8
外国法人21.021.918.718.018.719.5
金融機関14.514.814.515.715.516.4
自己株式4.54.54.54.54.44.4
証券会社0.70.51.01.71.51.4
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社吉田事務所39.02
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.42
03US BANK NATIONAL ASSOCIATION JP ACCTS TS (常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)3.81
04株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.18
05東和薬品共栄会2.99
06株式会社日本カストディ銀行(信託口4)2.83
07吉田 逸郎2.82
08東和薬品社員持株会1.94
09BNP PARIBAS LUXEMBOURG 2S JASDEC FIM LUXEMBOURG FUNDS UCITS ASSETS (常任代理人 香港上海銀行)1.55
10有限会社吉田エステート1.26

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-06
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    6.23%
    +1.08pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で−71%、1株純資産は14期で+11%。直近期のROEは3.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月3653,27211.713.720.9
2014年3月3533,53910.412.621.9
2015年3月6544,12217.110.514.4
2016年3月4634,30410.910.019.1
2017年3月3404,5697.716.623.4
2018年3月1321,6248.416.828.4
2019年3月2741,86515.710.613.0
2020年3月2952,12714.87.714.2
2021年3月2842,36912.68.615.9
2022年3月3232,68512.88.518.1
2023年3月452,7811.642.446.7
2024年3月3293,16711.08.815.1
2025年3月3863,48611.67.016.3
2026年3月1073,6183.037.5

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額257百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉田逸郎代表取締役社長7514,553
内川治常務取締役6756
國分俊和取締役4840
竹安正顕取締役6141
栄木憲和取締役78
田中政男取締役(監査等委員・常勤)7271
大石歌織取締役(監査等委員)49
後藤研了取締役(監査等委員)68
安藤伸樹取締役(監査等委員)72
中村豪之取締役5063
谷口宗哉取締役(監査等委員)64

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5125331718437
監査等委員4414110
取締役(社内)321217
社外取締役1111111

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容696字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループ(当社及び連結子会社)は、主要な事業として医療用医薬品の製造販売を営んでおります。当社グループの医薬品事業の主な扱い品目はジェネリック医薬品(後発医薬品)と呼ばれるもので、新薬(先発医薬品)の有効性と安全性が一定期間にわたって確認された後に上市される、有効成分が同一でかつ効能・効果、用法・用量が同等の医薬品です。 当社グループは、「国内セグメント」と「海外セグメント」の2つを報告セグメントとしており、各社の事業内容及び当社と連結子会社の当該事業に係る位置づけ及びセグメントとの関連は、次の通りであります。 (国内セグメント) 当社は、製造した医薬品を当社の営業所を通じて直接医療機関へ販売するほか、代理店、医薬品卸及び他の医薬品メーカーへも販売しております。 ジェイドルフ製薬株式会社は、当社及び他の医薬品メーカーとの間で製品等の売買及び製造を受託しております。 大地化成株式会社は、当社より原薬等の研究及び製造を受託しております。 グリーンカプス製薬株式会社は、当社よりソフトカプセルの製造を受託しております。 三生医薬株式会社は、健康食品・医薬品等の企画・開発・受託製造業等を展開しております。 (海外セグメント) Towa Pharma International Holdings, S.L.は、欧米でのジェネリック医薬品事業を集約する持株会社であり、同社のグループ会社は欧州に研究開発、製造拠点を有し、ジェネリック医薬品販売事業及び受託研究開発・製造事業を展開しております。 また、当社は同社のグループ会社に研究開発及び製造を委託しております。
経営方針・対処すべき課題5,860字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は、 「私達は 人々の健康に貢献します」 「私達は こころの笑顔を大切にします」 を理念に掲げております。そして、企業活動を通じて理念を実現するために、私達の誓い「T-SMILE」を掲げております。 私達の誓い「T-SMILE」 ・Truthful: 誠実で、正直であり続けます。公正な心を持って適正を貫き、人々から喜ばれ、信頼される存在になります。 ・Speed: 意思決定、実行、情報共有などを迅速に行います。先見性を持って、変化に俊敏に対応します。 ・Mission: 世界中で地域社会の人々の健康に役立つという強い使命感と、その実現への情熱を持ち続けます。 ・Idea: 発想力と想像力を駆使して、前例にとらわれない変革にチャレンジします。常に能動的に行動します。 ・Linkage: 人や情報と幅広く結びつき、協力します。認め合える相手と切磋琢磨し、お互いを高めます。 ・Excellence: 最善の品質を求め、サイエンスを大切にしながら、時代にあった最適の技術でそれをかなえます。 当社は、優れた製品とサービスを創造することによって、人々の健康に貢献します。そして私達の企業活動を通して、患者さん、医療関係者の皆様、地域社会をはじめとするすべての方々にこころから喜ばれ、求められる企業を目指していきます。ジェネリック医薬品事業をコア事業として、新たな健康関連事業へ展開していきます。 (2) 経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 国内ジェネリック医薬品業界では、2024年3月の社会保障審議会医療保険部会において、「医薬品の安定的な供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを2029年度末までにすべての都道府県で80%以上」とする主目標とともに、新たに「後発医薬品の金額シェアを2029年度末までに65%以上」とするという副次目標が掲げられました。さらに、2024年10月からは後発医薬品のある先発医薬品の一部において追加で自己負担が発生する「長期収載品の選定療養」の導入が開始されました。その結果、2025年10-12月期の後発医薬品の数量シェアは90.0%(日本ジェネリック製薬協会調べ)となりました。 一方、2021年度以降は薬価改定が毎年行われており、医薬品業界にとって極めて厳しい状況となっております。さらに、2020年に発覚した複数のジェネリック医薬品企業における品質問題を起因とした一連の供給不安によりジェネリック医薬品に対する信頼感は低下し、ジェネリック医薬品業界の置かれた環境は厳しさを増しております。 このような状況の中、2024年5月に厚生労働省から公表された「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会 報告書」において、「5年程度の集中改革期間を設定して、製造管理・品質管理体制の確保および安定供給能力の確保、持続可能な産業構造の実現を目指す」ことが示されました。また、2025年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025(骨太方針2025)」では、「少量多品目構造解消に向けた後発医薬品業界の再編を推進する」という記載がなされました。 これらの方針を踏まえ、2026年度薬価改定では、企業の安定供給体制を評価する企業指標において各企業の評価が公表されることに加え、要件を満たした品目は価格帯集約を行わないことになりました。また、乖離率の要件を満たした品目は昨年に引き続き最低薬価の引き上げが行われたほか、医療上の必要性が特に高い品目に対する不採算品再算定も実施されました。さらに、後発品の適切な競争環境の形成・維持のため、オーソライズド・ジェネリック(AG)は2026年10月以降の新規収載時に先発品と同額の薬価になることが決まりました。一方、薬剤の自己負担制度について、長期収載品の選定療養における自己負担額が薬価差4分の1から2分の1に引き上がることになったほか、新たにOTC類似薬の一部において薬剤費の4分の1が保険外負担になることが決まりました。 以上のような状況の中、当社グループは、品質向上を最優先課題と位置付け、グループ役員及び社員が一丸となって、どの時代においても、どの地域においても、その地域に居住する人々に必要とされる企業であり続けることを目指しております。また、これまでに蓄積した知見や技術に加え、新技術の導入及び最新知見との融合を推進することで、技術革新と製品価値の向上を図り、人々の健康に貢献してまいります。 当社グループは2024年6月に、第6期中期経営計画2024-2026「PROACTIVE Ⅲ」を策定しました。この中期経営計画においては、以下の3つのグループ基本方針に基づき、各種施策を推進しております。 方針1. 国内ジェネリック医薬品事業の新たなステージに向けた進化 国内ジェネリック医薬品市場においては、複数企業における品質問題を背景に、医薬品全体で供給不安が続いております。このような市場環境の中、当社は「ジェネリック医薬品の供給は、人々の健康を支える社会基盤である」との認識のもと、以下の取り組みを実施しております。 1. 安定供給体制の整備 当社は、安定供給責任を果たすため、さらなる生産能力の増強に取り組んでおります。2025年10月に、新設した山形工場第三固形製剤棟に導入した全ての設備の立上げが完了し、本格稼働を開始いたしました。これにより、自社工場の年間生産能力は175億錠体制となりました。また、近年の労働力不足に対応するため、設備の自動化及び省人化を推進し、持続可能な供給体制構築にも取り組んでおります。2026年4月には、アドラゴスファーマ川越株式会社との間で、2033年までに約15億錠規模の医薬品製造委受託提携に関する基本合意を締結し、また、株式会社三和化学研究所との間では、2028年度を目途に約7億錠規模のバックアップ生産体制の構築を目的とした協業に合意しました。これらは供給体制のさらなる強化を目的とした戦略的協業であり、今後も自社工場の能力増強とともに、企業間連携を通じた安定供給体制の整備を進めてまいります。 2. サプライチェーンマネジメントの高度化 2025年2月に医薬品供給プロセスの効率化に向けた取り組みを開始しております。この取り組みにより、製造・販売・在庫の状況、製造設備の稼動状況など、供給に関わる判断に必要な情報を可視化することで、供給に関する意思決定の迅速化及び省人化を実現し、安定供給の強化を図ります。 3. 信頼性保証の維持と強化 信頼性保証の強化の取り組みとして、2024年1月から既存のMES(製造実行管理システム)やLIMS(試験情報管理システム)に加えて、品質マネジメントシステム(以下「MCシステム」という。)を採用しました。2025年2月からは、MCシステムの「品質イベント管理」及び「文書管理」を開発段階まで拡大運用することで、製造管理・品質管理のさらなる向上を図っています。 4. 持続可能な産業構造への対応 当社は、政府の「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」報告書を踏まえ、国内医薬品供給体制に係る課題解決に向けた方針「東和ビジョン」を策定しました。本ビジョンは、ジェネリック医薬品メーカーのみならず、先発医薬品メーカーや医薬品受託製造(CMO)事業者等と連携・協業することで、先発医薬品の特許満了を契機とした「特許満了医薬品」(特許が満了した先発医薬品及び同成分のジェネリック医薬品)を一つの統合市場として捉え、将来にわたり治療上必要とされる医薬品を安定的かつ持続的に供給するエコシステムを構築することを目的としています。これにより、当社は医薬品供給の安定化と業界全体の健全な循環モデルの実現に寄与してまいります。 また、2026年1月には大塚製薬株式会社との間で、医薬品製造に関する協業体制構築についての基本合意を締結したことを公表しました。本協業は「東和ビジョン」実現に向けた第一弾であり、国内医薬品産業の持続的成長と健全な発展に寄与する重要な取り組みです。当社は本協業を「長期必須医薬品の安定供給エコシステム構想」の実現に向けた重要な一歩と位置づけ、今後も同趣旨に賛同いただける企業との連携を推進し、社会的要請に応えるべく取り組みを継続してまいります。 5. 製品ポートフォリオの拡充 当社は、継続的な研究開発を通じて、製品ポートフォリオの戦略的な拡充を図り、競争力の維持・強化に努めております。2025年度には新たに7成分14品目(リバルエン®LAパッチを含む。)を上市し、自社製品数は合計316成分742品目となりました。これからも市場カバレッジの拡大と収益基盤の強化を進め、安定的かつ持続的な中長期の企業価値向上に取り組んでまいります。 方針2. 新規市場・新規事業の基盤確立とグループシナジーの実現 1. 海外医薬品事業における基盤整備 海外医薬品事業においては、「世界中の人々の健康に貢献する」というミッションのもと、Towa Pharma International Holdings, S.L. (以下「Towa INT」という。)を中心に、日米欧3極体制を構築しております。第7期中期経営計画以降には、55か国以上への市場拡大を目指し、欧州及び米国市場での新製品投入を通じて収益基盤の強化を図ります。 2. ニトロソアミン類混入リスクへの対応 世界各国で、医薬品中にニトロソアミン類が検出され、製品回収に至る事例が頻発しており、その原因究明と対策が急務とされています。当社は、原薬及び製剤製造工程における空気中の窒素酸化物(NOx)がニトロソアミンの生成・混入の一因であることを、2023年末に世界で初めて発表しました。また、一連の研究の成果として、NOxを極限まで低減させた環境下でアトモキセチン錠を製造し、許容限度値を下回る製剤の製造に、世界で初めて成功いたしました。本研究の成果は、原薬・製剤及び製造環境における管理体制の改善に資するものであり、医薬品中へのニトロソアミン混入抑止に向けた実効的な対策の一助となることが期待されます。今後も、これらの取り組みを通じて、安全で安心な医薬品の提供を目指してまいります。 3. 健康関連事業の推進 健康関連事業では、健康長寿社会の実現を見据えた医療・介護体制の構築や、未病ケア及び予防活動へのシフトを推進しております。 ・「ヘルスケアパスポートplus」の提供開始(2026年7月以降~) 2040年を見据えた地域包括ケアシステムの深化へのさらなる貢献を目指し、TIS株式会社のクラウド型健康・医療情報双方向連携サービス「ヘルスケアパスポートplus」を、2026年7月以降に順次提供することを公表しました。この「ヘルスケアパスポートplus」を、地域住民の健康を支える、かかりつけ医が日常診療の中で、無理なく活用できるPHR基盤サービスとして展開していきます。当社は、地域の多様な関係者と協働しながら、健康寿命の延伸と持続可能な地域医療に貢献していきます。 ・三生医薬株式会社との連携強化 三生医薬株式会社(以下「三生医薬」という。)の健康食品CDMO(受託開発製造)事業における高い製剤技術力と、当社の製剤技術を融合することで、研究開発の促進及び新たなイノベーション創出を目指しております。 ・新医薬品「リバルエン®LA パッチ」の発売 2025年5月に、日本初の持続放出性アルツハイマー型認知症治療用貼付剤「リバルエン®LAパッチ25.92mg/51.84mg」が薬価収載され発売しました。この製品は、従来の毎日投薬に比べて服薬頻度を週2回に低減することで、患者及び介護者の負担軽減が期待されております。当社はこれからも、認知症ケアの質の向上及び生活の質(QOL)の向上に貢献してまいります。 方針3. 持続的成長を支えるサステナビリティ経営の強化と基盤の整備 持続的な成長により社会に貢献することを目指し、以下の取り組みを推進しています。 1.環境負荷の低減(グリーンケミストリー) 原薬製造における環境負荷を最小化するため、次世代の製法として連続フロー精密合成技術の研究開発を進めております。この技術は、自然環境への負荷を低減するだけでなく、製造現場で働く人々にも配慮した安全性の高い製剤開発を可能にします。当社は、これらの取り組みを通じて、安全で安心な製品の提供に努めてまいります。 2.ドラッグ・リポジショニング 既存薬から新たな薬効を発見し、別の治療薬として開発する「ドラッグ・リポジショニング」に取り組んでいます。 2025年6月には、当社は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)及び三重大学大学院医学系研究科と、家族性アルツハイマー病の治療を目的に、ブロモクリプチンの第2/3相企業治験を開始いたしました。このアプローチにより、安全性が確立された既存薬を活用した、新たな製品価値の創出を目指してまいります。 3.働きがいのある職場環境の整備と人材育成 当社は、事業の持続可能性を支える人材開発の基盤構築を、経営の重要課題と位置づけています。社員一人ひとりが自身の仕事の価値や会社への貢献を実感し、働きがいを感じられる職場環境を整えるため、各種人事制度の改革を進めるとともに、人材研修センターを設立し社員のキャリア形成を支援しています。 また、経理財務領域の人材確保及び高度化・国際化を目指すため、知見を持つ外部企業と連携し、専門人材の採用・育成プログラムを強化するとともに、当社グループ会社間の会計ルールやシステムを見直して業務を集約・効率化を進めます。さらにAI(決算自動化エージェント等)を導入し、決算精度と処理スピードを向上させることで、経理財務部門が付加価値の高い経営支援業務に注力できる体制を構築します。
事業等のリスク4,598字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの取り扱う製品・商品は主として医療用医薬品であり、その中のジェネリック医薬品が中心です。ジェネリック医薬品は新薬の有効性と安全性が一定期間にわたって確認された後に上市され、有効成分が同一でかつ効能・効果、用法・用量が同等の医薬品です。そのために当社グループには医薬品製造販売業としてのリスクに加えジェネリック医薬品メーカーとしての特有のリスクなどがあります。 これらのリスク発生の可能性を認識した上で、リスクに迅速且つ的確に対応することが、当社グループの存続・発展に不可欠であると考えております。当社グループでは、リスクの未然防止、並びに、リスク発生時の利害関係者の利益喪失及び企業経営への影響度の最小化を図ることを基本方針として、リスクマネジメント委員会の下で重要リスクの特定と対策の進捗管理を実施しております。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ①医療制度及び薬事規制等 当社グループの主要製品、商品である医療用医薬品を販売するためには、厚生労働大臣が定める薬価基準への収載が必要です。薬価収載された医療用医薬品は原則として2年に1回、市場実勢価格の調査を行い、公定価格である薬価に市場実勢価格等を反映させます。その際、多くの品目で薬価が引き下げられています。また、2021年度以降は薬価制度の抜本改革により、中間年においても薬価改定が行われ、毎年薬価改定となりました。増大する医療費の抑制を目的として医療保険制度の見直しや、薬価制度の更なる大幅な変更、医療費抑制政策の強化が行われると、当社グループの財政状態や経営成績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループの事業は医薬品医療機器等法及び関連法規等により規制を受けております。各種許認可、免許の取得を必要とするため、上記規制に関する違反が生じた場合、所管官庁等から行政処分が行われ、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があり、この他にも、国際的に変異原性物質の規制が強化される中、基準を満たさない等の問題が発見された場合には、当該製品の回収や廃棄、販売中止のリスクが生じます。 このようなリスクに対応するために、当社グループでは医療制度や関連法規等の情報収集に努め、法令及び社会や行政の期待に沿った対応を実施しております。製品の価値に見合った適正価格での販売に努めるとともに、近年追補製品のシェア拡大を推進して収益性の改善を図る一方、全社的なコンプライアンス推進計画の策定、体制の整備を行っております。 ②特許及び再審査 当社グループのコア事業であるジェネリック医薬品事業は、その性質上、先発企業等の特許権に大いに影響を受けます。新薬の有効成分は通常、特許権により保護されており、その特許期間は出願日から20年間(更に5年を限度とする期間延長が可能)となっています。ジェネリック医薬品は特許期間の満了後に製造販売承認されるため、この期間が延長されることがあれば、当社グループの新製品(追補品)の発売に影響を及ぼします。 また、新薬については、一定期間後にその医薬品の有効性・安全性等を再確認する再審査制度があり、その再審査期間は原則として新薬の製造販売承認日から8年間となっています。ジェネリック医薬品はこの期間の経過後に製造販売承認申請しますが、新薬の効能追加等により再審査期間が再度設定された場合には、新薬と効能・効果、用法・用量が異なることがあるため、当社グループの新製品の発売に影響を及ぼします。 その他にも、当社グループが発売するジェネリック医薬品には、発売後も原薬の結晶形、製剤、用途等に関する特許権が存続していることがあります。このような特許権に関しては、正確にこれを理解して回避することができれば、競争優位性を得る機会となる一方、特許権所有者から特許訴訟を提起されるリスクもあり、そうした場合には、当社グループの財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 上記のようなリスクに対応するために、当社グループでは特許情報及び再審査期間情報の収集に努め、技術部門と開発部門など関連部門間の連携強化を行っております。これにより、新薬の特許期間満了後に速やかに効能追加等の一部変更承認を得る、または再審査期間満了後に一部変更承認申請を行うことで、効能不一致の解消に努めるとともに、他社が有する特許を回避した製剤の開発を行っております。 ③競合状況によるリスク ジェネリック医薬品の競争市場は、先発医薬品からの切り替えが多くの構成割合を占め、その販促会社数による影響を大きく受けます。また、近年ではオーソライズド・ジェネリックの投入等の諸施策を講じる企業も多く、これらの動向次第で当社グループが計画していた売上収益との乖離が想定されます。この他にも、競合他社の供給状況は当社グループ製品への需要に影響を及ぼすため、他社の供給不安や販売中止等は市場シェア獲得の機会となる一方で、当社製品の安定供給上のリスクとなる可能性もあります。 このようなリスクに対応するために、当社グループでは、設備投資による生産能力の向上や製造所のバックアップ体制を整備しております。また、2025年度からは、需要量と在庫水準の日々のモニタリングによって生産面・販売面からの安定供給に努めるための専門組織を新設して機能強化を図るとともに、透明性のある情報開示による信頼確保にも努めております。 ④生産の停滞、遅延 当社グループは大阪府、岡山県、山形県、滋賀県、沖縄県、兵庫県、静岡県、千葉県及びスペイン・カタルーニャ州に生産拠点を配置しておりますが、自然災害や技術上・規制上の問題の発生により、生産拠点の操業が停止し、製品の安定供給に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは山形工場の第三固形製剤棟のフル稼働により国内需要に応えることを前提とした事業計画を策定しているため、生産の停滞や遅延が生じた場合には、市場獲得の機会を大きく損ない当該事業計画にも影響を及ぼす可能性があります。さらに、生産の停滞や遅延は、当社製品の安定供給にも支障を来し、結果として競争環境における不利や当社ブランド価値の毀損につながる可能性があります。 このようなリスクに対応するために、当社グループでは、国内外における工場間のバックアップ体制の整備、配送拠点の増設、原薬の複数購買の推進に努めております。また、国内市場における需要の増加に対応すべく、2021年より山形工場への更なる設備投資を進めてきた一方で、これらがスムーズに稼働し会社利益に貢献できるよう、組織機能の強化と人材配置・人材育成に努めております。加えて、これらのリスクが顕在化した場合においても早期の復旧を図ることができるよう、平時から行政当局との連携強化及び関係構築に努めております。 ⑤原薬及び材料の調達 当社グループは原薬及び材料を国内外より調達しており、昨今の原材料価格の高騰により、製品原価に影響を及ぼす場合や、原材料の需給バランスの変動、国内外の規制又は原材料メーカーによる供給停止等により、原材料の入手が長期的に困難となるリスクがあります。また、円安でコストが上昇してもわが国の薬価制度のもとではそれを販売価格に転嫁することは極めて困難であり、このような調達リスクや為替リスクは、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、サプライチェーンマネジメントの強化策として、原薬及び材料について、サプライヤーの複数化を積極的に推進しております。また、重要製品の原薬については、当社グループの大地化成株式会社において原薬の自製化も進めております。この他にも、円安によるコストアップのリスクを回避し、長期的な安定供給を担保するために、当社は長期のデリバティブ取引を行っています。決算時にはこれを時価評価しますが、前期末に比べて円高、また日米の長期金利差が拡大すれば評価損が出る構造になっていますので、為替レート、日米の金利動向によっては評価損が生じる可能性があります。また、逆の場合には評価益が生じる可能性があります。なお、当社では、将来における外貨建て輸入取引量を見積り、その範囲内で長期のデリバティブ取引を行っております。これにより、デリバティブ取引が投機的にならないように留意しております。 ⑥M&A及び協業に関するリスク 当社グループは、事業拡大、競争力強化及び新規事業領域への進出等を目的として、企業買収や業務提携等の協業を実施することがあります。これらの実施にあたっては、事業計画、財務状況、市場動向、シナジー効果等を総合的に勘案しておりますが、買収後又は協業開始後において、事業環境の変化や競争状況の激化、想定したシナジー効果の未達等により、当初見込んだ成果が得られない可能性があります。その結果として、のれんや関連資産について減損損失等を計上する必要が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、実施後においても、統合・協業の進捗状況、事業計画の達成状況及び投資採算性等を継続的にモニタリングし、必要に応じて事業計画の見直しその他の改善措置を講じております。 ⑦人材の確保と人材育成 当社グループは、事業活動における適切な人材の確保と育成を重要な経営課題と認識しております。適切な人材を十分に確保し、育成することができなければ、事業の持続的な成長と競争力の維持が困難となり、経営成績及び財政状態等に影響を及ぼす可能性があります。 このようなリスクに対応するため、当社は、多様な背景を持つ人材の積極的な採用や育成、そして柔軟な働き方を支える職場環境の整備により、多様な人材が最大限能力を発揮できる組織づくりの推進に努めています。社内資格制度の導入や人材研修センターの設立など、成長事業の収益拡大と基盤事業の競争力強化の源泉となる人材育成を進めています。一方では、少子高齢化の進展による労働力人口減少といった課題にも対応するため、全工場のスマートファクトリー化を掲げ、自動化や省人化についても積極的な取り組みを推進しております。 ⑧ITセキュリティ及び情報管理に関するリスク 当社グループは、事業活動を通じてセンシティブな個人情報を含む大量の機密情報を保有しております。こういった機密情報については、サイバーアタックや内部不正による情報漏洩のリスクを無視することはできず、また個人情報保護のための法令制定や個人情報に関する権利意識の高まりも相まって、情報管理はより一層その重要性を増しております。仮に重要な機密情報が流出した場合には、法的な損害だけに止まらず、グループ会社全体の社会的な信頼の失墜を招く可能性があります。 このようなリスクに対応するために、当社グループでは、情報セキュリティ意識を高めるための社内教育を継続的に実施しつつ、当社グループ会社のTスクエアソリューションズ株式会社とも連携しつつセキュリティ強化に努めております。
経営成績の分析 (MD&A)7,867字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループにおいては、「人々の健康に貢献し、こころの笑顔を大切にする」ことを企業理念として、2024年6月に発表した「第6期 中期経営計画2024-2026 PROACTIVEⅢ」に基づき、国内でのジェネリック医薬品事業をコア事業としつつ、新規市場及び新規事業における基盤の確立と各子会社とのグループシナジーの実現を目指し、各種課題に取り組んでまいりました。 国内ジェネリック医薬品事業においては、当社としての安定供給責任を果たすため、さらなる生産能力の増強に取り組んでおります。2023年11月に山形工場 第三固形製剤棟及び第二無菌製剤棟の建設工事が完了し、2024年4月から第三固形製剤棟で製造した製品の出荷を開始、2025年10月から第三固形製剤棟に導入した全ての設備の立上げが完成し、本格稼働を開始いたしました。3工場の年間生産能力は、2024年3月末の140億錠から2026年度より175億錠に増加いたしました。また、社会的課題となっている医薬品の供給不安の解消を図るため、2026年1月に大塚製薬株式会社と医薬品製造における戦略的な協業体制の構築に関する基本合意を締結しました。さらに、2026年4月にアドラゴスファーマ川越株式会社及び株式会社三和化学研究所の各社と特許満了医薬品の安定供給に向けた協業について合意しました。東和薬品では、医薬品業界全体の課題に対し、先発医薬品企業、ジェネリック医薬品企業、医薬品製造受託企業が相互に連携した協業体制の構築に取り組み、特許期間が満了した先発医薬品とジェネリック医薬品を1つの特許満了医薬品市場として捉え、将来にわたり治療上必要とされる医薬品を持続的に安定供給するエコシステムの構築と社会全体の健全な循環モデルの実現を目指しております。本構想の実現に向け、各社との協業を通じて、医薬品の安定供給に向けた製造キャパシティの確保と相互バックアップ体制の構築に取り組んでまいります。 製造管理及び品質管理面では、医薬品の製造管理及び品質管理の基準であるGMP省令やその他関連する法令遵守はもちろんのこと、国際的基準であるPIC/S GMPやICHガイドラインも積極的に取り入れ、独自の制度・教育訓練により、医薬品の適切な品質と安全性の確保に取り組んでおります。また、従前より導入しているMES(製造実行管理システム)及びLIMS(医薬品の品質試験を統括管理するシステム)に加え、QMS(品質マネジメントシステム)を導入しました。人為的な誤りを未然に防止することを目指し、今後も製造管理・品質管理の向上に取り組んでまいります。さらに、安定供給体制の維持・強化のため、原薬の複数購買化や製造所の監査等を推進し、グループ全体として原薬製造から製剤製造、物流、販売に至るまで、ガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底に向けた取り組みを継続して行っております。 販売面では、2025年5月に日本初の持続放出性リバスチグミン経皮吸収型製剤-週2回製剤-「リバルエン®LA パッチ25.92mg/51.84mg」、2025年6月に新製品1成分2品目、2025年12月に新製品4成分7品目、2026年3月に当社として2成分目のオーソライズド・ジェネリックとなる『プラスグレル錠2.5mg/3.75mg/5mg「トーワ」』および『プラスグレルOD錠20mg「トーワ」』の販売を開始いたしました。当社のジェネリック医薬品の製品数は316成分742品目(2025年12月時点)となります。なお、2026年6月追補収載予定の新製品は7成分12品目となります。 健康関連事業の展開においては、地域包括ケアシステム等の新しい医療体制に対応するため、「ヘルスケアパスポート」を中心に位置付け、治療・予防・介護支援の観点から各子会社間及び既存事業とのシナジーを形成し、健康維持・増進のための製品やサービスを増加させることで、健康関連事業の多角的な展開を実現すべく取り組んでおります。 海外セグメントにおいては、海外医薬品事業の強化と拡大に向け、Towa INTを通じて、欧州及び米国市場でのジェネリック医薬品事業を展開しております。将来の成長に向けて必要な研究開発・設備への投資を強化しつつ、既存ビジネスの維持・強化及び市場・地域のさらなる拡大によって売上高とセグメント利益の確保を目指してまいります。また、生産シナジーの成果としてTowa INTのマルトレージャス工場にて日本国内向けエソメプラゾールカプセルの製造を行っているほか、研究開発シナジー創出の一環として共同開発も開始いたしました。今後も、開発・製造技術においてグループシナジーを形成できるよう、各部門との交流・情報共有を行ってまいります。Towa INTが持つ欧州複数国及び米国での販売網と、欧州にある欧米等の基準に準拠した製造拠点を活用し、日米欧の3極から世界中の患者に高品質で付加価値のあるジェネリック医薬品を提供できるグローバル事業基盤の確立に向けて取り組んでおります。 このような活動の結果、当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、売上高273,710百万円(前期比5.4%増)、売上原価174,606百万円(同5.9%増)、売上総利益99,104百万円(同4.6%増)、販売費及び一般管理費76,001百万円(同6.3%増)、営業利益23,102百万円(同0.6%減)、経常利益28,079百万円(同7.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,250百万円(同72.3%減)となりました。 セグメント別の業績は、国内セグメントが、売上高216,976百万円(前期比5.3%増)、セグメント利益27,097百万円(同0.4%減)となりました。海外セグメントは、売上高57,630百万円(前期比7.0%増)、セグメント利益458百万円(同2.0%増)となりました。これら報告セグメントのセグメント利益につきましては、のれん償却前の数値となっております。 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、475,290百万円となり、前連結会計年度末比4,466百万円の増加となりました。その主な要因は、のれんの減少18,647百万円があったものの、棚卸資産の増加15,139百万円、デリバティブ債権の増加5,384百万円、有形固定資産の増加2,220百万円等があったことによるものです。 (負債) 負債につきましては、297,186百万円となり、同2,012百万円減少しました。その主な要因は、1年内返済予定の長期借入金の増加3,748百万円、支払手形及び買掛金の増加3,391百万円、短期借入金の増加2,401百万円があったものの、長期借入金の減少11,741百万円等があったことによるものです。 (純資産) 純資産につきましては、178,103百万円となり、同6,478百万円増加しました。その主な要因は、為替換算調整勘定の増加5,068百万円、利益剰余金の増加1,313百万円等があったことによるものです。 その結果、当連結会計年度末の自己資本比率は37.5%となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に対して648百万円減少し、44,811百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは30,429百万円の収入(前連結会計年度比7,028百万円増)となりました。主な要因は、棚卸資産の増加13,790百万円(同6,585百万円増)等があったものの、減価償却費18,347百万円(同2,670百万円増)や減損損失14,729百万円(同14,716百万円増)、税金等調整前当期純利益13,165百万円(同13,165百万円減)等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、25,660百万円の支出(前連結会計年度比5,627百万円減)となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出22,277百万円(同6,459百万円減)等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、6,828百万円の支出(前連結会計年度は21,567百万円の収入)となりました。主な要因は、長期借入れによる収入10,898百万円(前連結会計年度比15,466百万円減)等があったものの、長期借入金の返済による支出19,343百万円(同6,860百万円増)等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 薬効   セグメントの名称 国内   海外   合計 金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%) 循環器官用薬   55,776   108.3   275   38.9   56,051   107.4 中枢神経系用薬   34,844   110.4   8,532   73.1   43,376   100.3 消化器官用薬   24,903   113.5   14,018   98.7   38,921   107.7 血液・体液用薬   21,295   118.0   465   50.8   21,761   114.7 その他の代謝性医薬品   19,437   108.4   19   74.9   19,457   108.4 抗生物質製剤   6,131   91.3   -   -   6,131   91.3 化学療法剤   4,722   159.6   64   609.5   4,787   161.2 腫瘍用薬   4,273   83.6   -   -   4,273   83.6 アレルギー用薬   33,188   117.6   309   102.3   33,498   117.4 その他   41,775   94.0   △51   △30.0   41,723   93.6 合計   246,349   107.9   23,634   84.4   269,983   105.3 (注)上記金額は売価換算で表示しております。 b.商品仕入実績 当連結会計年度における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 薬効   セグメントの名称 国内   海外   合計 金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%) 循環器官用薬   461   372.5   4,474   124.6   4,936   132.8 中枢神経系用薬   200   -   5,228   109.7   5,428   113.4 消化器官用薬   123   333.2   330   91.8   454   114.4 血液・体液用薬   1,244   222.0   948   146.5   2,192   181.6 その他の代謝性医薬品   172   -   697   384.9   870   480.2 抗生物質製剤   47   -   1,063   108.1   1,111   112.9 化学療法剤   28   -   145   119.4   173   142.3 腫瘍用薬   116   81.3   2,780   242.8   2,896   224.9 アレルギー用薬   177   -   395   98.1   573   142.0 その他   843   56.3   1,275   110.2   2,118   79.8 合計   3,416   143.5   17,339   129.8   20,755   131.9 (注)上記金額は実際仕入額で表示しております。 c.受注実績 当社グループは、主として見込み生産を行っているため、記載を省略しております。 d.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 薬効   セグメントの名称 国内   海外   合計 金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%)   金額(百万円)   前期比(%) 循環器官用薬   48,643   100.8   7,209   113.8   55,852   102.3 中枢神経系用薬   30,297   104.4   20,103   94.8   50,400   100.3 消化器官用薬   21,644   102.9   15,882   110.3   37,527   105.9 血液・体液用薬   18,644   106.7   1,811   81.0   20,456   103.8 その他の代謝性医薬品   18,873   120.2   632   209.4   19,506   121.9 抗生物質製剤   4,774   101.4   1,419   104.7   6,193   102.1 化学療法剤   2,832   115.3   474   149.6   3,307   119.2 腫瘍用薬   5,032   123.4   4,993   141.2   10,026   131.7 アレルギー用薬   24,952   110.0   898   116.2   25,850   110.2 その他   41,280   101.5   3,310   109.6   44,591   102.1 合計   216,976   105.3   56,734   106.1   273,710   105.4 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(百万円)   割合(%)   金額(百万円)   割合(%) ㈱スズケン   37,574   14.5   38,524   14.1 東邦薬品㈱   -   -   27,394   10.0 (注)前連結会計年度における東邦薬品㈱の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、100分の10未満であるため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。 この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要な事項について、会計基準等の範囲内で合理的な会計上の見積りを行っております。重要な会計方針及び見積りの詳細等につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」をご参照ください。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度における当社グループの経営成績等は、売上高273,710百万円(前期比5.4%増)、営業利益23,102百万円(同0.6%減)、経常利益はデリバティブ評価益5,384百万円が発生したことで28,079百万円(同7.4%増)となりましたが、三生医薬の業績が悪化していることから将来キャッシュ・フローを見直した結果、のれんの減損損失14,729百万円を計上することとなり、親会社株主に帰属する当期純利益は5,250百万円(同72.3%減)となりました。売上高は、当社において販売数量と単価がともに伸びたことと、Towa INTにおいて欧州の売上がBtoBとBtoCともに伸長したことで増収となりました。一方で営業利益は、三生医薬の事業ミックス悪化による売上原価率の上昇を補いきれず、減益となりました。 国内セグメントの業績につきましては、売上高は、当社において、生産数量の増加に伴い市場への供給数量が増加したことと近年追補品の拡売によるセールスミックスの改善や仕切り価戦略の効果で単価も上昇したことにより、216,976百万円(前期比5.3%増)となりました。一方でセグメント利益は、三生医薬において利益率の良いニューアプリケーション事業の落ち込みにより事業ミックスが悪化して売上原価率が上昇したため、27,097百万円(同0.4%減)となりました。 海外セグメントの業績につきましては、米国でのニトロソアミン問題による主力製品の売上悪化が続いているものの、欧州BtoBで3Qに発生した欧州のニトロソアミン基準厳格化前の駆け込み需要による受託製造の増加と、欧州BtoCで主力製品が伸びたこと等により、売上高57,630百万円(前期比7.0%増)、セグメント利益458百万円(同2.0%増)となりました。 なお、これら報告セグメントのセグメント利益につきましては、のれん償却前の数値となっております。 次期の見通しにつきましては、毎年行われる薬価改定に加え、品質確保や医薬品の安定供給に関する問題も重なり、国内ジェネリック医薬品業界は厳しい環境下で変革を求められる時期となっております。また、地政学的リスクに伴う物価上昇、原材料高騰等、先行き不透明な状況が続くものと想定しております。 このような状況のもとではありますが、当社グループは2024年6月に発表した「第6期 中期経営計画2024-2026 PROACTIVEⅢ」に基づき、コア事業である国内ジェネリック医薬品事業の新たなステージに向けた進化、新規市場及び新規事業における基盤の確立と各子会社とのグループシナジーの実現を目指し、各事業に取り組んでまいります。 ③資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの資本の財源及び資金の流動性について、主な資金需要は、製品製造のための原材料購入費用及び製造費用、研究開発費を含む販売費及び一般管理費、生産能力増強のための製造設備への投資費用等であります。 これらの資金需要につきましては、主に自己資金及び金融機関からの借入による資金調達にて対応しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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