概要
サンバイオは、2013年に設立された再生医療に特化した医薬品企業である。中枢神経系疾患を対象とした他家細胞治療薬の研究開発を手掛け、主導製品のSB623(アクーゴ®)が2024年に慢性期外傷性脳損傷治療薬として国内で条件付き承認を取得した。東京証券取引所グロース市場に上場(コード4592)、従業員数は33名(連結)で、売上は開発段階のため未計上である。
SB623に集中する単一パイプライン戦略
当社グループの研究開発は、SB623(間葉系間質細胞)を中核に据えている。SB623は健常者の骨髄液から採取したMASC細胞にNotch-1遺伝子を一過性に導入し培養した他家細胞治療薬で、脳内移植により神経保護、血管新生、神経新生などを促進する。対象疾患は慢性期外傷性脳損傷、慢性期脳梗塞、慢性期脳出血、脊髄損傷、パーキンソン病、アルツハイマー病など多岐にわたるが、現時点で実用化に最も近いのは外傷性脳損傷プログラムである。SB623以外にも、SB618(機能強化型間葉系間質細胞)、SB308(骨格筋幹細胞)、MSC1、MSC2などのパイプラインを保有するが、リソースはSB623に集中している。
開発段階に特化した収益構造と資金調達
当社の収入形態は、ライセンスアウト型と自社販売型の二軸で構成される。現状は開発段階のため、契約一時金やマイルストン収入、開発協力金が主な収入源である。2026年1月期の営業損失は35億円(連結)、研究開発費は27億円に上り、売上は計上されていない。財政面では、新株式発行や転換社債型新株予約権付社債の発行により資金を調達しており、2026年1月期末の現金及び預金は149億円である。将来はアクーゴ®の自社販売による製品売上収入を見込むが、現時点では赤字が継続している。
日米を軸とする二拠点体制と地域展開
当社グループは、東京都中央区に本社を置くサンバイオと、米国カリフォルニア州に所在する子会社SanBio, Inc.の2社で構成される。米国子会社は2013年に設立されたSanBio Merger Sub, Inc.を前身とし、2014年の三角合併で完全子会社化された。2016年からは日米グローバル臨床試験を実施し、米国FDAとは慢性期外傷性脳損傷プログラムのフェーズ3試験デザインで合意に達している。2021年にはシンガポールに子会社SanBio Asia Pte. Ltd.を設立したが、2022年に解散した。最大市場である米国での事業化を目指す一方、欧州やアジアへの拡大も視野に入れている。
少人数組織と外部連携で進める開発
従業員数は33名(連結)と少人数であり、研究開発の大部分は外部の研究機関やパートナー企業との連携に依存している。2019年には国内での再生医療等製品製造販売業許可を取得し、2022年には製造業許可(包装・表示・保管)も取得した。2020年にはOcumension(Hong Kong)Limitedと中華圏における網膜疾患治療薬の業務提携契約を締結。流通面では、株式会社スズケンと共同開発した流通管理システム「R-SAT®」を導入し、安定供給体制を構築している。自社販売に向けた製造・物流・販売体制の整備は緒に就いたばかりである。
業界の中での役割は慢性期の脳損傷・脳梗塞などのアンメットメディカルニーズに対し、細胞治療薬を開発する創薬型企業。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01中枢神経系疾患(脳神経外科・神経内科)主力
SB623(アクーゴ®)を中心に、慢性期外傷性脳損傷・脳梗塞・脳出血などの中枢神経系疾患を対象に細胞治療薬を開発。日本では外傷性脳損傷に対して条件付き承認を取得し販売準備中。米国では第3相試験を計画。
世界初の慢性期外傷性脳損傷治療薬
- アクーゴ®(SB623)
- 健康なドナーの骨髄液から作製した他家間葉系間質細胞。脳内に移植することで神経再生を促す。慢性期外傷性脳損傷の運動麻痺に対して日本で製造販売承認を取得。
- SB618
- 機能強化型の間葉系間質細胞。末梢神経障害や脊髄損傷などを対象に開発中。
製品と技術
SB623:Notch-1遺伝子導入による他家細胞治療薬
SB623は、健康なドナーから採取した骨髄液由来のMarrow Adherent Stem Cells(MASC細胞)にNotch-1遺伝子を一過性に導入し、培養後に分注・凍結保存した間葉系間質細胞である。他家由来のため患者自身の細胞を使わず、同一製品を全ての患者に使用できる。脳内移植時には定位脳手術という低侵襲な手技で投与され、免疫抑制剤は不要である。投与後約1〜2カ月間、神経栄養因子や細胞外マトリクスの分泌により、神経保護、神経新生、血管新生、抗炎症、バイオブリッジ形成といった複合的な再生プロセスを促進する。非臨床試験では、脳深部の神経幹細胞を損傷部位へ誘引する効果が確認されている。
慢性期外傷性脳損傷プログラムの臨床成果と承認
SB623の慢性期外傷性脳損傷プログラムは、日米61名の被験者によるフェーズ2臨床試験で主要評価項目を達成し、2019年に先駆け審査指定、2024年に条件付き承認を取得した。米国ではFDAとフェーズ3試験デザインで合意済みで、2026年度以降に試験開始を予定する。日本では慢性期脳梗塞プログラムの再開も検討しており、PMDAとの協議を目指している。
自社販売に向けた製造・流通体制の構築
アクーゴ®の自社販売に備え、当社は製造・物流・販売体制を整備している。製造面では2019年に製造販売業許可、2022年に製造業許可を取得。物流面ではスズケンと共同で流通管理システム「R-SAT®」を開発し、厳格な温度管理とトレーサビリティを実現した。販売体制はまだ構築途上だが、2026年度下半期の初出荷を目標に準備を進めている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
医薬品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 中枢神経系疾患(脳神経外科・神経内科)世界初の慢性期外傷性脳損傷治療薬
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
再生医療開発中、売上・利益とも未計上
サンバイオは再生医療等製品の開発企業で、現時点で製品上市に至っておらず売上・営業利益とも計上なし。同業のVeritas In Silico(創薬AI)やChordia Therapeutics(がん治療)も開発段階だが、サンバイオは中枢神経系疾患に特化。同社の業績は開発進捗に大きく依存し、規制リスクや資金調達リスクが大きい。
強み
- 中枢神経系疾患向け再生医療技術に強み。
- 基礎特許を保有し、競合に対する優位性。
- 複数の適応症で臨床開発を進める。
- 大学等との研究連携により先端技術を獲得。
課題
- 製品上市まで売上・利益がなく、資金調達リスク。
- 臨床試験の失敗や承認遅延リスクが高い。
- 同分野で他社も開発中、市場競争激化。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医薬品の時価総額近傍。太字がサンバイオ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4534持田製薬 | 1,194億円 | 14.7倍 |
| 2 | 4565ネクセラファーマ | 1,041億円 | — |
| 3 | 4559ゼリア新薬工業 | 1,008億円 | 10.5倍 |
| 4 | 4549栄研化学 | 804億円 | 20.8倍 |
| 5 | 4569杏林製薬 | 709億円 | 19.7倍 |
| 6 | 4592サンバイオ | 708億円 | — |
| 7 | 4552JCRファーマ | 678億円 | 29.3倍 |
| 8 | 4886あすか製薬ホールディングス | 596億円 | 10.8倍 |
| 9 | 197Aタウンズ | 521億円 | 9.9倍 |
| 10 | 219AHeartseed | 508億円 | 266.2倍 |
| 11 | 4894クオリプス | 449億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 19件
資本金2,500千円で創業した2013年
2013年2月、医療関連技術の研究開発と特許販売を目的として、東京都千代田区麹町に資本金2,500千円でサンバイオが設立された。同年10月には米国子会社SanBio Merger Sub, Inc.を設立し、翌2014年に本社を港区海岸に、さらに同年末に中央区明石町(現所在地)へと移転した。設立当初から海外展開を視野に入れた組織体制が構築された。
三角合併で米国事業を子会社化した2014年
2014年1月、当時の親会社であるSanBio, Inc.と子会社のSanBio Merger Sub, Inc.との間で三角合併を実施。合併存続会社はSanBio Merger Sub, Inc.であり、合併後にSanBio Inc.へ社名変更した。これにより、SanBio, Inc.の株主には当社株式が割り当てられ、米国事業を完全子会社化した。この再編により、研究開発の拠点を米国に置く現在のグループ体制の基礎が固まった。
東証マザーズに株式上場した2015年
2015年4月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。上場時の資金調達規模は開示されていないが、これにより研究開発資金の調達が容易になった。2022年の市場区分見直しに伴い、マザーズからグロース市場へ移行した。上場年の2016年1月期には32億円の売上(契約一時金等)を計上したが、その後は売上が減少し、2021年以降は売上ゼロが続いている。
SB623の日米グローバル臨床試験が始動した2016年
2016年4月、SB623の慢性期外傷性脳損傷分野において、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に日米グローバル臨床試験(フェーズ2)の治験届が受理された。同年10月には日本で最初の被験者組み入れを実施し、2018年4月には日米での被験者組み入れが完了した。この試験は二重盲検で61名を対象とし、2018年11月にSB623投与群で統計学的に有意な運動機能改善を示し、主要評価項目を達成した。
先駆け審査指定と製造許可を取得した2019年
2019年4月、SB623の慢性期外傷性脳損傷プログラムが厚生労働省の「先駆け審査指定制度」対象品目に指定された。これにより審査の迅速化が図られた。同年7月には国内で「再生医療等製品製造販売業許可」を取得し、自社製造への道を開いた。これらの規制面での進展は、後の承認申請につながる重要なマイルストーンとなった。
希少疾病用指定と中華圏提携を進めた2020年
2020年6月、SB623が外傷性脳損傷における後遺症改善を効能として厚生労働省より「希少疾病用再生医療等製品」に指定された。これにより開発費用の助成や税制優遇が受けられる。同年3月にはOcumension(Hong Kong)Limitedと網膜疾患における中華圏での業務提携契約を締結し、地域展開を加速させた。米国FDAからもRMAT指定を受け、日米両国で規制上の優遇措置を得た。
承認申請とグロース市場移行を経た2022年
2022年3月、SB623の慢性期外傷性脳損傷後の運動機能障害の改善を効能として、厚生労働省に再生医療等製品製造販売承認申請を完了した。同年4月には東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、グロース市場に移行。同年12月には再生医療等製品製造業許可(包装・表示・保管)を取得し、製造体制を強化した。同時期にシンガポール子会社の解散も決定した。
アクーゴ®の条件付き承認と一部変更承認に至った2024〜2025年
2024年7月、厚生労働省はSB623を「アクーゴ®脳内移植用注」として、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善治療薬に条件及び期限付き製造販売承認を与えた。承認条件には7年間の期限内に製造販売後臨床試験を実施し本承認を取得することが含まれる。2025年12月には出荷制限の条件解除を目的とした製造販売承認事項一部変更承認を取得し、初出荷は2026年度下半期を予定している。これにより日本における再生医療製品の商用化が現実のものとなった。
年表19件を開く
2010年代
- 2013年2月創業医療関連技術の研究開発、研究開発の受託、並びに開発技術の特許販売などを目的として東京都千代田区麹町に資本金2,500千円で当社を設立。
- 2013年10月子会社としてSanBio Merger Sub,Inc.(米国)を設立。
- 2013年12月本店を東京都港区海岸に移転。
- 2014年1月M&A当社の親会社(当時)であるSanBio, Inc.と、当社の子会社であるSanBio Merger Sub,Inc.との間で、SanBio, Inc.を吸収合併消滅会社、SanBio Merger Sub,Inc.を吸収合併存続会社とし、その対価として当社の普通株式をSanBio,Inc.の株主に割当交付する三角合併を実施したことにより、SanBio,Inc.を完全子会社化する。吸収合併存続会社であるSanBio Merger Sub, Inc.は合併後にSanBio Inc.へと社名を変更する。
- 2014年12月本店を東京都中央区明石町に移転。
- 2015年4月上場東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場。
- 2016年4月[SB623(注)]外傷性脳損傷分野において、医薬品医療機器総合機構(PMDA)に日米グローバル臨床試験(フェーズ2)の治験届けが受理される。
- 2016年10月[SB623]外傷性脳損傷分野の臨床試験(フェーズ2)において日本における最初の被験者の組み入れを実施。
- 2018年4月[SB623]慢性期外傷性脳損傷の臨床試験(フェーズ2)の日米における被験者組み入れが完了。
- 2019年4月[SB623]慢性期外傷性脳損傷分野において、厚生労働省「先駆け審査指定制度」の対象品目に指定。
- 2019年7月国内での「再生医療等製品製造販売業許可」を取得。
2020年代
- 2020年3月Ocumension(Hong Kong)Limitedとの網膜疾患における中華圏における細胞治療薬の研究開発及び事業化に関する業務提携契約を締結。
- 2020年6月[SB623]外傷性脳損傷における後遺症の改善を効能として厚生労働省より「希少疾病用再生医療等製品」の指定を受ける。
- 2021年2月子会社SanBio Asia Pte. Ltd.をシンガポールに設立。
- 2022年3月[SB623]外傷性脳損傷後の運動機能障害の改善を効能、効果として、厚生労働省に対して「再生医療等製品製造販売承認申請」を完了。
- 2022年4月上場東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に変更。
- 2022年12月国内での「再生医療等製品製造業許可(包装・表示・保管)」を取得。子会社SanBio Asia Pte. Ltd.を解散。
- 2024年7月[アクーゴ ® _SB623]厚生労働省よりアクーゴ ® 脳内移植用注は、外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善治療薬として条件及び期限付き製造販売承認を取得。
- 2025年12月[アクーゴ ® _SB623]厚生労働省より、アクーゴ ® 脳内移植用注の製造販売承認事項一部変更承認を取得。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/1期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
三本柱で再生医療のグローバルリーダーへ
米国事業の実現、脳梗塞への適応拡大、日本のマザー拠点化を柱に、細胞治療薬SB623のポテンシャルを最大化し、再生医療分野でのグローバルリーダーを目指す。研究開発から製造販売まで一連のプロセスを着実に推進する。
- 02
SB623の適応拡大と地域展開
慢性期外傷性脳損傷に加え、慢性期脳梗塞、脊髄損傷、網膜疾患、パーキンソン病、アルツハイマー病などへ適応拡大を進める。米国や欧州、アジアなどへの地域展開も進め、アクーゴに続く細胞治療薬のパイプラインも開発する。
- 03
アクーゴの発売と本承認取得
日本で条件付き承認を取得したアクーゴについて、製造販売承認事項一部変更承認を経て発売準備を進め、下半期に初出荷を実現する。承認条件である7年間の期限内に市販後臨床試験等を実施し、本承認を取得する計画。
- 04
製造・物流・販売体制の本番稼働
安定供給と適正使用のため、厳格な品質管理のもと、スズケンと開発した流通管理システム(R-SATシステム)を導入するなど体制を構築。初出荷に向けて、これまで整備してきた製造・物流・販売体制を実際に稼働させる。
- 05
資金調達と人材獲得
米国展開や脳梗塞プログラム推進のため、株式市場からの資金調達、融資、補助金活用、提携など多様な手段で資金調達基盤を強化する。また、小規模組織から成長に向けて必要な人材を確保する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 10期分
グループ全体で33人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は2,023万円で、9期前と比べて+92.4%。平均年齢は47.8歳、平均勤続年数は3.3年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2017年1月 | — | — | — | 37 | — |
| 2018年1月 | — | — | — | 32 | — |
| 2019年1月 | — | — | — | 43 | — |
| 2020年1月 | 1,051 | 42.3 | 1.3 | 74 | — |
| 2021年1月 | 1,072 | 45.6 | 1.5 | 85 | — |
| 2022年1月 | 1,247 | 48.1 | 1.8 | 89 | — |
| 2023年1月 | 1,190 | 47.0 | 2.3 | 65 | — |
| 2024年1月 | 1,597 | 47.8 | 3.0 | 29 | — |
| 2025年1月 | 1,641 | 48.2 | 3.2 | 29 | −12,069 |
| 2026年1月 | 2,023 | 47.8 | 3.3 | 33 | −11,515 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社1社(国内 1 / 海外 0、うち連結子会社 1) を有報から抽出しています。
- 国内SanBio, Inc.アメリカ合衆国 カリフォルニア州 · 連結子会社議決権100.0%
四半期の推移
10期分
直近は2020年4Qで、売上は0億円。前年の2019年4Qと比べると、売上は−100.0%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3Q | 2 | −11 | −550.0 | −9 |
| 2018年4Q | 1 | — | — | −7 |
| 2019年1Q | 2 | −10 | −500.0 | −8 |
| 2019年2Q | 2 | −6 | −300.0 | −2 |
| 2019年3Q | 2 | −9 | −450.0 | −5 |
| 2019年4Q | 1 | — | — | −14 |
| 2020年1Q | 2 | −12 | −600.0 | −7 |
| 2020年2Q | 2 | −12 | −600.0 | −13 |
| 2020年3Q | 0 | −12 | — | −13 |
| 2020年4Q | 0 | — | — | −19 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 13期分
直近13期の通期業績。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当社の親会社(当時)であるSanBio, Inc.と、当社の子会社であるSanBio Merger Sub,Inc.との間で、SanBio, Inc.を吸収合併消滅会社、SanBio Merger Sub,Inc.を吸収合併存続会社とし、その対価として当社の普通株式をSanBio,Inc.の株主に割当交付する三角合併を実施したことにより、SanBio,Inc.を完全子会社化する。吸収合併存続会社であるSanBio Merger Sub, Inc.は合併後にSanBio Inc.へと社名を変更する。 | |||||
| 2014年1月 | 2 | — | −6 | — | −6 |
| 東京証券取引所(マザーズ市場)に株式を上場。 | |||||
| 2015年1月 | 32 | — | 22 | — | 17 |
| 2016年1月 | 12 | — | −12 | — | −10 |
| 2017年1月 | 9 | — | −22 | — | −18 |
| 2018年1月 | 5 | — | −39 | — | −39 |
| 2019年1月 | 7 | — | −29 | — | −29 |
| 2020年1月 | 4 | — | −51 | — | −52 |
| 子会社SanBio Asia Pte. Ltd.をシンガポールに設立。 | |||||
| 2021年1月 | — | — | −65 | — | −34 |
| 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、上場金融商品取引所をマザーズ市場からグロース市場に変更。 | |||||
| 2022年1月 | — | — | −46 | — | −47 |
| 2023年1月 | — | — | −47 | — | −56 |
| 2024年1月 | — | — | −28 | — | −26 |
| 2025年1月 | — | −35 | −30 | — | −29 |
| 2026年1月 | — | −38 | −43 | — | −38 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 13期分
2026年1月期は営業CFが−38億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは−40億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は148億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年1月 | −1 | 5 | 0 | 4 | 4 |
| 2015年1月 | −2 | −5 | 14 | −7 | 12 |
| 2016年1月 | −14 | −4 | 74 | −18 | 69 |
| 2017年1月 | −18 | 1 | 2 | −17 | 49 |
| 2018年1月 | −19 | 7 | 10 | −12 | 47 |
| 2019年1月 | −40 | −10 | 127 | −50 | 125 |
| 2020年1月 | −57 | −1 | 70 | −58 | 136 |
| 2021年1月 | −52 | 42 | −1 | −10 | 125 |
| 2022年1月 | −65 | −1 | −15 | −66 | 46 |
| 2023年1月 | −74 | 0 | 94 | −74 | 67 |
| 2024年1月 | −48 | 0 | 24 | −48 | 44 |
| 2025年1月 | −36 | 0 | 21 | −36 | 29 |
| 2026年1月 | −38 | −2 | 160 | −40 | 148 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 13期分
2026年1月期の総資産は156億円。このうち返さなくてよい自己資本が136億円で、自己資本比率は85.4%(業種中央値69.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年1月 | 5 | −20 | 25 | — |
| 2015年1月 | 18 | −1 | 19 | — |
| 2016年1月 | 83 | 64 | 19 | 77.0 |
| 2017年1月 | 63 | 46 | 17 | 72.8 |
| 2018年1月 | 52 | 9 | 43 | 16.1 |
| 2019年1月 | 140 | 89 | 51 | 63.5 |
| 2020年1月 | 156 | 109 | 47 | 69.4 |
| 2021年1月 | 133 | 83 | 50 | 61.0 |
| 2022年1月 | 55 | 20 | 35 | 31.0 |
| 2023年1月 | 70 | 44 | 26 | 56.5 |
| 2024年1月 | 50 | 28 | 22 | 51.3 |
| 2025年1月 | 34 | 18 | 17 | 45.1 |
| 2026年1月 | 156 | 136 | 20 | 85.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
医薬品 79社との比較
同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中20位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥907で、1年前と比べて-63.7%。過去52週の値幅のなかでは1%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 5.58倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月20日に1042円へ上昇し、前日比+5.89%と急伸しました。25日移動平均線(987.56円)を上抜け、RSIは73.31と過熱感が強い水準です。一方で、52週高値3990円からは-73.9%と大幅に下落した後の反発局面です。7月末に900円まで下落した後、8月に入ってからの上昇基調が続いており、出来高も8月20日に874,400株と高水準を維持しています。ただし、75日線(1215.24円)や200日線(1727.2円)は依然として上にあり、短期的なリバウンドの域を出ていません。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 15/100)。
PBR 6.37倍は業界平均3.12倍の2倍超で割高。PERは利益がないため算出不可、ROEもマイナス。無配で配当利回り0%。売上高もなく、営業赤字が継続しており収益化の見通しが立たず、成長期待のみで株価が高い状態。同業他社と比較してもバリュエーションは割高であり、投資リスクが高い。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 5.58倍 | 3.53倍 |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
脳梗塞や脊髄損傷などアンメットニーズの高い領域に挑む創薬ベンチャー。強気派は、幹細胞治療の市場ポテンシャルの大きさと、SB623の臨床試験での有効性データ、特許による独占販売期間を評価。弱気派は、承認取得の不確実性、巨額の赤字継続(2026/1期も▲38億円)、資金調達リスク(時価総額808億円に対し自己資本は低い)を懸念。昨年来52%下落した株価は期待値を織り込みきれていないとの見方と、さらに下落余地ありとの見方が対立。
- 大型市場への進出機会
再生医療市場は2030年に約9兆円規模予想。
- 臨床試験のポジティブデータ
SB623は複数適応で有効性が示唆されている。
- 特許による参入障壁
独自の細胞調製技術は競合が模倣しづらい。
- 脳卒中治療薬の承認・上市期待2025年以降影響強
パイプライン進展で売上発生、損失解消の可能性
- 追加資金調達による開発継続不定影響中
研究開発費を賄う増資や提携の可能性
- 株価急落後の反発期待短期的影響弱
1年で-51.5%下落、買い戻しや投機的な動き
- PBR6.4倍はバイオ企業として許容範囲現在影響弱
無収益企業としてPBR6.4倍は過度な割高ではない
- 承認リスクが極めて高い
再生医療の承認基準は厳しく、不承認の可能性。
- 累積赤字と資金調達懸念
営業赤字が続き、増資リスクが株価の重石。
- 株価の急落継続リスク
1年で52%下落も、業績悪化の悪材料は織り込み不足。
- 営業損失拡大と資金消耗FY2026影響強
FY2025営業損失35億→FY2026予想38億円、赤字拡大
- 資金枯渇リスク2-3年影響強
年間30億超のキャッシュ流出、追加調達なければ継続困難
- 臨床試験失敗リスク臨床結果発表時影響強
ネガティブな治験結果で株価暴落の可能性
- 流動性の低さと売り圧力継続影響弱
外国人保有4.17%、需給細く大量売りで急落リスク
- 現金及び預金残高
- 研究資金の枯渇時期を把握するために必須。
- 治験進捗状況
- 承認へのマイルストーン達成が株価の最大のイベント。
- 第三者割当増資の有無
- 資金調達のために実施されれば希薄化懸念が強まる。
株主
有価証券報告書より
2026年1月期末の株主数は延べ50,267人。区分でいちばん多いのは個人・その他で87.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が3.0%を占め、残る97.0%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年1月% | 2022年1月% | 2023年1月% | 2024年1月% | 2025年1月% | 2026年1月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 82.1 | 87.7 | 83.3 | 87.6 | 89.3 | 87.4 |
| 証券会社 | 2.3 | 1.4 | 4.6 | 3.7 | 2.4 | 5.4 |
| 外国法人 | 3.0 | 3.8 | 5.5 | 3.9 | 5.3 | 3.9 |
| 事業法人 | 10.0 | 4.6 | 4.4 | 4.1 | 2.6 | 2.6 |
| 金融機関 | 2.4 | 2.3 | 1.9 | 0.4 | 0.1 | 0.5 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.3 | 0.3 | 0.2 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 川西 徹 | 15.66 |
| 02 | 森 敬太 | 7.69 |
| 03 | 株式会社SBI証券 | 1.66 |
| 04 | 野村證券株式会社 | 1.47 |
| 05 | 大高 功 | 0.64 |
| 06 | マネックス証券株式会社 | 0.57 |
| 07 | 松井証券株式会社 | 0.34 |
| 08 | SMBC日興証券株式会社 | 0.31 |
| 09 | 安井 勝孝 | 0.29 |
| 10 | GMOクリック証券株式会社 | 0.29 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-22野村證券株式会社新規の大量保有報告4.29%-1.05pt
- 2026-06-23森 敬太変更報告8.33%-0.63pt
- 2026-06-22森 敬太新規の大量保有報告8.96%-2.62pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 13期分
1株利益は13期で−241%、1株純資産は11期で+20%。期末時点の株価にもとづく指標の推移。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2014年1月 | −15 | — |
| 2015年1月 | 44 | — |
| 2016年1月 | −23 | 143 |
| 2017年1月 | −41 | 102 |
| 2018年1月 | −87 | 18 |
| 2019年1月 | −60 | 178 |
| 2020年1月 | −101 | 209 |
| 2021年1月 | −65 | 157 |
| 2022年1月 | −90 | 33 |
| 2023年1月 | −96 | 62 |
| 2024年1月 | −40 | 38 |
| 2025年1月 | −42 | 22 |
| 2026年1月 | −53 | 171 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2026/1期の役員報酬は総額75百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約1倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 川西徹 | 代表取締役会長 執行役員 | 58 | 12,221,186 |
| 森敬太 | 代表取締役社長 執行役員 | 59 | 5,997,284 |
| 古谷昇 | 取締役 | 69 | 157,143 |
| 棚橋正顕 | 常勤監査役 | 64 | — |
| 植田俊道 | 監査役 | 59 | 6,329 |
| 山角健 | 監査役 | 77 | 40,000 |
| Drew Edwards | 取締役 | 55 | — |
役員報酬の内訳2026/1期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 2 | 49 | 49 | 25 |
| 社外取締役 | 5 | 26 | 26 | 5 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/1期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容12,892字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題2,862字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク8,369字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,450字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第13期(2025/02/01-2026/01/31)2026-04-20
- 半期報告書半期報告書-第13期(2025/02/01-2026/01/31)2025-09-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第12期(2024/02/01-2025/01/31)2025-04-23
- 半期報告書半期報告書-第12期(2024/02/01-2024/07/31)2024-09-17
- 四半期報告書四半期報告書-第12期第1四半期(2024/02/01-2024/04/30)2024-06-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2023/02/01-2024/01/31)2024-04-24
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第3四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第2四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-14
- 四半期報告書四半期報告書-第11期第1四半期(2023/02/01-2023/04/30)2023-06-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2022/02/01-2023/01/31)2023-04-26
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第3四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-15
- 四半期報告書四半期報告書-第10期第2四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-14
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