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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

アイダエンジニアリング

AIDA ENGINEERING,LTD.6118 · Prime · 機械

プレス機械とその自動化システムに特化した総合メーカー。メカニカルプレス、サーボプレス、トランスファープレスなどをグローバルに供給。

概要

アイダエンジニアリングは、1917年に東京墨田区で創業した金属成形機械の専業メーカーである。主に自動車、家電、電子部品の製造工程で用いられるプレス機械と、それに付帯する自動化装置、金型を手掛ける。2025年3月期の連結売上高は760億円、営業利益55億円、従業員数は2042名。22の連結子会社を抱え、日本、中国、アジア、米州、欧州の5地域で製造・販売・サービスを展開している。

プレス機械と自動化装置が収益の二本柱

当社の主力事業は、金属板を打ち抜き・成形するプレス機械の製造・販売である。製品はメカニカルプレス、サーボプレス、トランスファープレスの3種に大別され、いずれも顧客の生産工程に応じて供給される。さらに、材料供給から製品取り出しまでを自動化するフィーダーやロボット、金型交換装置などの自動化装置も手掛け、顧客の省人化と生産性向上に貢献する。これらの製品は主に自動車ボディパネル、家電部品、電子部品のプレス加工工程で使用される。付加価値の高いサーボプレスの比率が高まっており、粗利率の改善に寄与している。

5地域で構成されるグローバル生産・販売網

当社グループは、日本、中国、アジア、米州、欧州の5地域で事業を展開する。日本では相模原市の本社工場が中核となり、汎用プレスから高速プレスまでを生産する。中国には製造子会社「会田鍛圧机床有限公司」と販売サービス会社「会田工程技術有限公司」を置く。アジアではマレーシア、タイ、インドネシア、インド、ベトナムなどに製造・販売拠点を持つ。米州ではアメリカ、カナダ、メキシコに子会社を有し、2025年3月期には米国子会社の買収により売上が拡大した。欧州ではイタリアのアイダS.r.l.が製造・販売を担い、ドイツやモロッコに販売拠点を配置する。

安定した利益率と堅調な受注基盤

2025年3月期の連結売上高は760億円、営業利益55億円、営業利益率は7.2%であった。直近5年間の売上高は580億円台から760億円台へと増加傾向にあり、2026年3月期には786億円(計画)を見込む。受注高は2026年3月期に697億円(前期比11.4%増)と拡大したが、EV向け投資の減速や米国関税政策の影響でプレス機の受注は伸び悩んだ。一方、サービス事業の受注が増加し、買収した米国子会社の売上合算も寄与した。自己資本比率は69.0%と財務基盤は強固で、政策保有株式の売却益などにより純利益は変動するが、中期的には売上高900億円、営業利益81億円を目標とする。

子会社22社から成るグループ体制

当社グループは、アイダエンジニアリング株式会社(単体)と連結子会社22社で構成される。国内製造・販売・サービス会社2社(株式会社REJ、株式会社エービーシー)と、海外製造・販売・サービス会社20社を擁する。株式会社REJは産業機械用駆動装置を手掛け、2017年に株式取得でグループに加わった。海外子会社のうち、米国のHMS Products社とDallas Industries社は自動化・搬送装置を製造する。各地域の子会社は、それぞれプレス機械の製造、販売、サービスを分担し、顧客の地産地消ニーズに応えている。欧州ではアイダS.r.l.がイタリアのMANZONI GROUP社から事業を譲り受けて製造基盤を確立した。

業界の中での役割は金属加工機械(プレス機械)メーカー。にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
786億円
営業利益
57億円
営業利益率
7.3%
純利益
43億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2021/3
事業売上構成比利益利益率
日本273億円47.0%31億円11.4%
米州102億円17.6%5億円4.9%
欧州94億円16.2%-1億円-1.1%
中国64億円11.0%-3億円-4.7%
アジア48億円8.3%7億円14.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01プレス加工業(自動車・家電・電子部品等)主力

メカニカルプレス、サーボプレス、トランスファープレス、各種自動化装置(フィーダー、ロボット等)を開発・製造・販売。自動車ボディパネル、家電部品、電子部品などのプレス加工工程に供給。顧客の生産性向上と省人化に貢献。

主な製品・サービス5
メカニカルプレス
クランク機構を用いたプレス機。高速・高強度の打ち抜き・成形に適する。
サーボプレス
サーボモータで駆動するプレス機。スライド動作を自由に制御でき、高精度・複雑な成形が可能。
トランスファープレス
複数の工程を連続して行うプレス機。ワークを順次搬送しながら成形を完了。
自動化装置(ロボット、フィーダー等)
プレス機への材料供給、製品取り出し、金型交換などを自動化する装置。生産ラインの自動化に寄与。
金型
プレス加工に用いる金型。顧客の製品形状に合わせて設計・製造。

02産業機械用駆動装置その他

株式会社REJを通じて、産業機械用駆動装置の製造・販売・サービスを提供。

主な製品・サービス1
産業機械用駆動装置
各種産業機械向けの駆動ユニット。

製品と技術

メカニカルプレスとサーボプレスの技術特性

メカニカルプレスはクランク機構を用いた伝統的なプレス機であり、高速・高強度の打ち抜きや成形に適する。当社は長年の経験に基づく剛性設計と高精度な金型技術により、安定した加工品質を提供する。一方、サーボプレスはサーボモータでスライドを駆動し、速度やストローク位置を自由に制御できる。これにより、従来は難しいとされた複雑な成形や、低騒音・低振動の加工が可能となり、金型寿命の延長にも寄与する。サーボプレスの比率は年々高まっており、高付加価値製品として収益性向上に貢献している。両機種とも、自動車の軽量化に伴う高張力鋼板やアルミニウム合金への対応が進められている。

トランスファープレスと自動化装置による生産ライン構築

トランスファープレスは、複数の工程を連続して行うプレス機であり、ワークを順次搬送しながら成形を完了する。当社のトランスファープレスは、高速かつ高精度な搬送機構を備え、大型部品の一体成形を実現する。これに付帯する自動化装置として、材料をコイルから送り出すフィーダー、プレス間をワークを運ぶロボット、金型を自動交換する装置などを統合的に提供する。これにより、顧客はプレスライン全体の自動化・無人化を達成でき、生産性の飛躍的向上と人手不足の解消につながる。近年では、AIを活用した工程最適化や予知保全機能の付加も進めている。

金型の自製と顧客専用設計

当社はプレス機械に加えて、加工に用いる金型も自社で設計・製造する。金型は顧客の製品形状に合わせた専用設計であり、高精度加工によりプレス機の性能を最大限に引き出す。特にサーボプレスの特性を活かした金型設計では、成形速度や加圧力の最適化が可能となる。金型の製作には、CAD/CAM技術と熟練技能者のノウハウが融合されており、試作から量産まで一貫対応できる点が強みである。金型のメンテナンスやリビルドサービスも提供し、製品ライフサイクル全般をサポートする。

産業機械用駆動装置を手掛ける株式会社REJ

2017年にグループ入りした株式会社REJは、産業機械用駆動装置の製造・販売・サービスを担う。同社は工作機械や搬送装置など、多様な産業機械向けに駆動ユニットを供給する。アイダエンジニアリング本体のプレス機械とは異なる顧客基盤を持ち、グループの事業多角化に貢献している。REJの製品は高精度・高耐久性が求められる分野で使用され、アフターマーケットも含めた安定した収益源となっている。2022年に完全子会社化され、グループ内でのシナジー創出が期待されている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

機械のなかでの位置

プレス機械で国内有力、グローバル競争に挑む

当社は機械業界に属し、プレス機械や搬送システムを主力とする。売上高は約760億円と業界中堅クラスだが、同業の日本製鋼所が大型プラント機械で、三浦工業がボイラで規模が大きく、当社はプレス機械に特化したポジション。自動車や家電向け需要を背景に、国内では高いシェアを持つ。直近の営業利益率は7.2%と安定しているが、収益性改善が課題。グローバルでは競合が多く、海外展開の強化が成長の鍵となる。

強み

  • 長年の経験とノウハウを活かし、高精度・高効率なプレス機械を提供している。
  • 自動車、家電、電機など多業種の大手メーカーと取引があり、需要変動に強い。
  • 保守・部品交換などのアフターサービスが安定的な収益源となっている。
  • 次世代プレス機やIoT対応機械の開発に注力し、競争力を維持している。

課題

  • 中国や欧州のメーカーとの競争が激しく、価格面で劣位になるリスクがある。
  • 少子高齢化で国内需要は横ばい傾向にあり、成長には海外市場開拓が必須。
  • 鋼材価格の高騰や為替変動が収益を圧迫する可能性があり、リスク管理が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

工作機械・FAの時価総額近傍。太字がアイダエンジニアリング

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
16454マックス839億円23.5倍
26381アネスト岩田811億円14.3倍
36413理想科学工業801億円16.2倍
47745A&Dホロンホールディングス760億円12.6倍
57715長野計器729億円13.5倍
66118アイダエンジニアリング706億円15.3倍
76339新東工業655億円
86140旭ダイヤモンド工業558億円28.1倍
97769リズム330億円13.7倍
106850チノー309億円13.8倍
116445ジャノメ255億円42.3倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(工作機械・FA)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

会田鉄工所の創業と株式会社化(1917〜1937年)

1917年3月、故会田陽啓が東京墨田区に「会田鉄工所」を個人経営で創業した。当初はプレス機械の製造を手掛け、関東大震災後の復興需要も追い風に成長した。1937年3月、資本金20万円で「株式会社会田鉄工所」に改組し、法人組織としての基盤を固めた。この時期、日本国内の工業化が進み、自動車や家電向けのプレス機械需要が高まり始めた。創業から約20年で中小企業から株式会社へと発展し、後の事業拡大の礎を築いた。

相模原工場移転と上場(1959〜1964年)

1959年11月、神奈川県相模原市に新工場を建設し、生産能力を増強した。1962年6月には東京証券取引所市場第二部に上場し、資金調達力を強化した。1964年9月には本社及び亀戸工場を相模原市に移転・統合し、併せて試作工場とクラッチ工場を新設した。これにより、生産の効率化と品質向上を図り、プレス機械メーカーとしての地位を固めた。相模原は現在も本社所在地であり、同地に集約された生産拠点はその後の海外展開の母体となった。

商号変更と海外進出の開始(1970〜1985年)

1970年7月、商号を「アイダエンジニアリング株式会社」に変更し、ブランド名を統一した。1971年8月には東京・大阪両証券取引所市場第一部に昇格した。海外展開は1972年10月、シカゴ出張所を分離して米国子会社「アイダエンジニアリング(U.S.A.) ,INC.」を設立したことに始まる。1979年6月には同社を吸収合併し「アイダエンジニアリング ,INC.」を設立、米州事業の基盤を築いた。1985年4月にはカナダ子会社を設立し、北米市場への浸透を進めた。この時期、日本製プレス機械の品質が国際的に評価され、輸出と現地生産の両輪で成長した。

アジア・欧州への生産拠点拡大(1989〜2005年)

1989年5月、シンガポールに「アイダスタンピングテクノロジー PTE.LTD.」を設立(後にアイダグレイターアジアに社名変更)。1993年3月には香港子会社を設立し、東南アジア市場への足がかりを得た。1995年にはマレーシアとタイに製造子会社を相次いで設立し、アジアでの現地生産を本格化させた。2002年6月には中国に「会田工程技術(上海)有限公司」を設立、中国市場への直接販売を開始。2004年にはイタリアとドイツに子会社を設立し、欧州での事業を拡大した。特にイタリアのアイダS.r.l.は、MANZONI GROUP社からプレス機械事業の一部を譲り受け、欧州における製造能力を獲得した。2005年にはブラジルとインドネシアにも拠点を設け、新興国市場を開拓した。

新興国への深耕と欧州再編(2007〜2016年)

2007年11月、インドに子会社を設立し、成長著しいインド自動車市場に対応。2009年2月にはメキシコ拠点を開設し、北米に隣接する生産基地を構えた。2010年8月には中国南通市に製造子会社「会田鍛圧机床(南通)有限公司」を設立(後に会田鍛圧机床有限公司に社名変更)。2011年以降、ベトナム、モロッコ、フィリピンへと拠点を広げ、アジア・アフリカでのプレゼンスを高めた。2016年8月にはドイツに「アイダヨーロッパ GmbH」を設立し、欧州統括機能を強化した。これらの拡大により、グループの売上高は2013年3月期の578億円から2019年3月期の841億円へと成長した。

買収による事業多角化と中期経営計画(2017年以降)

2017年11月、日本リライアンス株式会社の発行済株式の80%を取得し、産業機械用駆動装置事業に参入した。2022年5月には完全子会社化し、2023年1月に「株式会社REJ」に社名変更、連結子会社として組み入れた。2025年3月期には米国の自動化・搬送装置メーカーを買収し、FA事業の拡大を図った。2026年3月期に策定した中期経営計画「AIDA Growth 30」では、プレス事業のコア強化、FA事業拡大、サービス事業拡大、人的資本経営、知的財産活用、価値創造の6つの成長戦略を掲げ、2030年度に売上高900億円、営業利益81億円を目標としている。EV需要の変動や地政学リスクに対応し、マルチパス戦略を推進する。

年表36件を開く

1910年代

  • 1917年3月創業故会田陽啓が東京墨田区にプレス機械製造を業とする個人経営の「会田鉄工所」を興し創業。

1930年代

  • 1937年3月「株式会社会田鉄工所」(資本金20万円)に改組。

1950年代

  • 1959年11月神奈川県相模原市に工場を新設。(現本社・相模工場)

1960年代

  • 1962年6月上場東京証券取引所市場第二部に上場。
  • 1964年9月M&A本社及び亀戸工場を相模原市に移転・統合し、加えて試作工場及びクラッチ工場を新設。
  • 1969年9月上場大阪証券取引所市場第二部に上場。

1970年代

  • 1970年7月商号変更当社商号を「アイダエンジニアリング株式会社」に変更。
  • 1971年8月東京・大阪証券取引所市場第一部に昇格。
  • 1972年10月創業シカゴ出張所を分離して「アイダエンジニアリング(U.S.A.) ,INC.」を設立。
  • 1974年8月津久井工場(神奈川県津久井郡津久井町(現・相模原市))を新設。
  • 1979年6月創業「アイダエンジニアリング(U.S.A.) ,INC.」を吸収合併して「アイダエンジニアリング ,INC.」を設立。

1980年代

  • 1985年4月カナダに「アイダカナダ ,INC.」を設立。(現・連結子会社)
  • 1989年5月商号変更シンガポールに「アイダスタンピングテクノロジー PTE.LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年4月に「アイダグレイターアジア PTE.LTD.」に社名変更。)

1990年代

  • 1992年4月創業石川県金沢市に「株式会社アクセス」を設立。
  • 1992年9月神奈川県相模原市に「株式会社エービーシー」を設立。(現・連結子会社)
  • 1993年3月創業香港に「アイダアジア LTD.」(のちに「アイダホンコン LTD.」に社名変更)を設立。
  • 1995年4月M&A米国に「アイダデイトンテクノロジーズ CORP.」を設立。(現・連結子会社) (なお「アイダデイトンテクノロジーズ CORP.」は、1995年9月に「アイダエンジニアリング,INC.」を吸収合併。また、2004年10月に「アイダアメリカ CORP.」に社名変更。)
  • 1995年9月商号変更マレーシアに「アイダマニュファクチャリング(マレーシア) SDN.BHD.」を設立。(現・連結子会社)(なお、2011年4月に「アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD.」に社名変更。)
  • 1995年11月石川県松任市(現・白山市)に松任工場を新設。
  • 1997年5月商号変更タイに「アイダスタンピングテクノロジー(タイランド) CO.,LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「アイダ(タイランド) CO.,LTD.」に社名変更。)

2000年代

  • 2002年6月商号変更中国に「会田工程技術(上海)有限公司」を設立。(現・連結子会社) (なお、2008年8月に「会田工程技術有限公司」に社名変更。)
  • 2004年6月商号変更ドイツに「コプレス GmbH」を設立。(現・連結子会社) (なお、2013年5月に「アイダジャーマニー GmbH」に社名変更。)
  • 2004年7月イタリアに「アイダ S.r.l.」を設立。(現・連結子会社)
  • 2004年10月「アイダ S.r.l.」はイタリアのプレス機械メーカーであったMANZONI GROUP S.p.A.社のプレス機械製造・販売事業の一部を譲受。
  • 2005年8月ブラジルに「アイダdoブラジル」を設立。(現・連結子会社)
  • 2005年10月商号変更インドネシアに「PT. アイダスタンピングテクノロジーインドネシア」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「PT. アイダインドネシア」に社名変更。)
  • 2007年11月商号変更インドに「アイダスタンピングテクノロジー(インド) PVT.LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「アイダインディア PVT.LTD.」に社名変更。)
  • 2009年2月メキシコに「アイダエンジニアリングDEメキシコ ,S.DE R.L.DE C.V.」を設立。(現・連結子会社)

2010年代

  • 2010年8月商号変更中国に「会田鍛圧机床(南通)有限公司」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年11月に「会田鍛圧机床有限公司」に社名変更。)
  • 2011年6月ベトナムに「アイダベトナム CO.,LTD.」を設立。(現・連結子会社)
  • 2011年12月モロッコに「アイダモロッコ Sarl」を設立。(現・連結子会社)
  • 2013年4月マレーシアに「アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.」を設立。(現・連結子会社)
  • 2015年4月フィリピンに「アイダグレイターアジアフィリピン ,INC.」を設立。(現・連結子会社)
  • 2016年8月ドイツに「アイダヨーロッパ GmbH」を設立。(現・連結子会社)
  • 2017年11月M&A日本リライアンス株式会社の発行済株式を80%取得。(日本リライアンス株式会社の子会社である株式会社RASを含む)。2022年5月、株式取得により完全子会社。
  • 2018年10月M&A日本リライアンス株式会社は子会社の株式会社RASを吸収合併。(現・連結子会社)(なお、2019年1月に「株式会社REJ」に社名変更。)

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち5項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高2030年度まで900億円
  • 営業利益2030年度まで81億円
  • ROE8%以上
  • DOE3%以上
  • ネット現預金の適正水準200億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    プレス事業のコア・コンピタンス強化

    精密(高速)プレスの技術をさらに進化させ、生産体制の集約・拡充により成形素材の変化(アルミ・ハイテン材など)に対応する。

  2. 02

    FA事業の拡大

    海外生産拠点を展開し地産地消を拡大するとともに、AI活用によるシステム知能化やサーボモーターの新規開発でニッチ市場を開拓する。

  3. 03

    サービス事業の拡大

    レトロフィットによる生産合理化提案やグローバルなサービス活動、新興国でのプレス教育(プレスアカデミー)を展開する。

  4. 04

    人的資本経営と知的財産活用

    従業員の働きがい向上と「ワーク・イン・ライフ」への変革を進め、知的財産を事業拡大や価値創造に活用する。

  5. 05

    成長志向の資本政策

    投資規律と資本効率を重視しつつ、安定配当(DOE3%以上)とROE8%以上を目標に、適正自己資本を管理し超過資金を成長投資・株主還元に振り向ける。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で2,042人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は638万円で、9期前と比べて+3.4%平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は15.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月1,950
2018年3月2,201
2019年3月61739.213.92,202
2020年3月62039.214.02,146
2021年3月59239.914.72,113
2022年3月58940.215.02,057
2023年3月60040.815.22,046
2024年3月60540.915.32,020
2025年3月62341.015.51,958281
2026年3月63841.415.62,042279

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.3%
縦線は目安の30%
男性育休取得率87.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)68.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社19(国内 5 / 海外 14、うち連結子会社 19) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
本社及び相模事業所 — 神奈川県相模原市緑区4,233百万円
日本
欧州 — アイダ S.r.l. (イタリア ブレシア市)2,971百万円
日本 — 株式会社REJ(神奈川県横浜市金沢区)2,584百万円
津久井事業所 — 神奈川県相模原市緑区2,151百万円
日本
白山事業所 — 石川県白山市1,869百万円
日本
米州 — アイダアメリカ CORP. (アメリカ オハイオ州)1,606百万円
アジア — アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD. (マレーシア ジョホール州)1,177百万円
下九沢事業所 — 神奈川県相模原市緑区548百万円
日本
中国 — 会田鍛圧机床有限公司(中国 江蘇省 南通市)528百万円
小牧事業所 — 愛知県小牧市290百万円
日本
ほか1件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    株式会社REJ
    神奈川県 横浜市金沢区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダグレイター アジア PTE.LTD.
    シンガポール · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダベトナム CO.,LTD.
    ベトナム ハノイ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダ(タイランド) CO.,LTD.
    タイ サムット プラカーン県 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT.アイダインドネシア
    インドネシア ブカシ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダインディア PVT. LTD.
    インド ハリヤーナー州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダグレイターアジア フィリピン ,INC.
    フィリピン ムンティンプラ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD.
    マレーシア ジョホール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.
    マレーシア ジョホール州 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    会田工程技術有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    会田鍛圧机床有限公司
    中国 江蘇省 南通市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    アイダアメリカ CORP.
    アメリカ オハイオ州 · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社7社を開く
  • HMS Products Co.アメリカ ミシガン州100%
  • アイダカナダ ,INC.カナダ オンタリオ州100%
  • アイダエンジニアリング DE メキシコ S. DE R.L.DE C. V.メキシコ ケレタロ州100%
  • アイダdoブラジルブラジル サンパウロ市100%
  • アイダ S.r.l.イタリア ブレシア市100%
  • アイダジャーマニー GmbHドイツ ワインガルテン市100%
  • アイダモロッコ Sarlモロッコ タンジェ市100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は786億円営業利益57億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.4%、利益が+3.6%。

売上高
+3.4%
786億円
営業利益
+3.6%
57億円
純利益
-15.7%
43億円
営業利益率
7.3%
前期比 +0.0%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高800億円786億円
営業利益57億円57億円
純利益43億円43億円
1株あたり配当¥39¥39

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は153億円、営業利益は5億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は−9.5%、営業利益は−28.6%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q2075
2024年1Q16974.15
2024年2Q17774.06
2024年3Q17042.43
2024年4Q21114
2025年2Q375297.723
2025年4Q385266.828
2026年2Q387318.026
2026年4Q399266.517
2027年1Q15353.35

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は578億円から786億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は7.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
マレーシアに「アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.」を設立。(現・連結子会社)
2013年3月5784138
2014年3月6966751
フィリピンに「アイダグレイターアジアフィリピン ,INC.」を設立。(現・連結子会社)
2015年3月7698262
ドイツに「アイダヨーロッパ GmbH」を設立。(現・連結子会社)
2016年3月7558458
日本リライアンス株式会社の発行済株式を80%取得。(日本リライアンス株式会社の子会社である株式会社RASを含む)。2022年5月、株式取得により完全子会社。
2017年3月6756850
日本リライアンス株式会社は子会社の株式会社RASを吸収合併。(現・連結子会社)(なお、2019年1月に「株式会社REJ」に社名変更。)
2018年3月7395948
2019年3月8415946
2020年3月6926440
2021年3月5813713
2022年3月625249
2023年3月6881713
2024年3月7273628
2025年3月76055567.251
2026年3月78657577.343

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高786億円のうち、営業利益として残るのは57億円7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は43億円、売上の5.5%にあたる。営業利益率は業種中央値8.6%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金77.7%611億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金15.1%119億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%57億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
22.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.4pt
7.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.5pt
5.5%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比2.7pt
5.0%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.4%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが82億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは63億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は367億円で、売上の5.6ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月59−13−1446223
2014年3月60−33027260
2015年3月51−12−2139300
2016年3月66−5799295
2017年3月24−31−20−7256
2018年3月127−38−3789317
2019年3月28−16−2012306
2020年3月39−11−3428287
2021年3月73−19−3854317
2022年3月59−28−1531350
2023年3月−11−19−22−30305
2024年3月32−20−1112322
2025年3月65−18−3847330
2026年3月82−19−4463367

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,254億円。このうち返さなくてよい自己資本が867億円で、自己資本比率は69.0%(業種中央値65.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月82153029164.4
2014年3月91859732164.8
2015年3月1,05167337863.8
2016年3月1,00668831868.2
2017年3月1,01770830969.5
2018年3月1,16175940264.8
2019年3月1,11677234468.5
2020年3月1,04174829371.1
2021年3月1,07877530371.2
2022年3月1,13978735268.4
2023年3月1,16378038367.0
2024年3月1,26282343965.2
2025年3月1,22983639268.0
2026年3月1,25486738869.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
385億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
543億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
388億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
84
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率14 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

機械 209社との比較

同じ機械の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り209社中79位あたり、逆に低いのはROE209社中154位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
5.0%/中央値 7.7%
P25 4.7%P75 11.1%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
7.3%/中央値 8.6%
P25 4.8%P75 12.6%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
69.0%/中央値 65.3%
P25 51.4%P75 75.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.4%/中央値 3.9%
P25 -1.7%P75 9.4%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 2.9%
P25 1.8%P75 3.6%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,183で、1年前と比べて+32.5%過去52週の値幅のなかでは62%の位置にある。

¥1,183-3.3%1ヶ月-2.2%1年+32.5%時価総額706億円
過去52週の値幅
安値¥896高値¥1,362

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)15.3倍
PER (会社予想)15.0倍
PBR0.74倍
配当利回り3.30%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8/10に前日比-5.19%の1187円と下落。25日線(1204.76円)を-1.5%下回り、75日線(1180.72円)には近接。RSIは48.11と中立。52週高値1362円からは-12.8%の乖離。7/13に1250円まで上昇したが、その後は揉み合い。出来高は8/10に16万株とやや増加し、警戒感が広がる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 75/100)

PER15.2倍は業界平均25.6倍を大きく下回り、PBR0.74倍も平均1.68倍を下回る。配当利回り3.29%は平均2.15%を上回り、ROEは不明だが、直近の営業利益率7.2%と堅調な収益力。割安だが、業界平均比で低評価が続くリスクもあり、株価上昇への確信はまだ弱い。

指標この会社業種平均
PER (実績)15.3倍22.7倍
PER (予想)15.0倍
PBR0.74倍1.50倍
ROE5.0%7.0%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

自動車の電動化や生産効率化に伴う設備投資需要を取り込めるかが争点。強気派は自動車メーカーの新車種投入やEVシフトでのプレス需要増、堅調な受注を評価。弱気派は中国市場の減速や自動車生産台数の頭打ち、2026年3月期予想の営業利益減益見通しを懸念。PER15倍と割安な水準にあるが、成長鈍化リスクとのバランス。

プラスに働く材料7
  • 自動車設備投資

    EVシフトで新たなプレス需要が発生

  • 堅調な業績

    増収増益基調で2025年3月期営業利益55億円

  • 割安評価

    PER15倍、PBR0.74倍と割安水準

  • 売上高786億円の増収基調2026/3期影響

    前期比+3.4%増収、プレス機械需要堅調

  • 営業利益57億円の高水準維持2026/3期影響

    営業利益率7.3%、効率化進む

  • PBR0.74倍の割安感継続影響

    解散価値割安、自社株買い期待

  • 配当利回り3.29%の安定配当継続影響

    年間配当39円想定、株主還元に魅力

マイナスに働く材料7
  • 中国市場減速

    中国経済の減速が受注に影響

  • 自動車生産頭打ち

    世界的な自動車生産台数は横ばい傾向

  • 利益率の横ばい

    営業利益率7%台で高成長期待は低い

  • 純利益減少リスク2026/3期影響

    純利益51→43億円と減少、特別損失の可能性

  • 自動車業界の設備投資停滞不定影響

    売上高の多くが自動車向け、EVシフトで投資調整

  • 原材料高と円安によるコスト増継続影響

    鋼材価格上昇や為替影響で利益圧迫

  • 競合との価格競争激化通年影響

    プレス機械は競争激しく、値引きで収益率低下

次の決算で確かめる点
受注高
将来の売上高を示す先行指標
海外売上高比率
海外需要の取り込み度合い
営業利益率
収益性の安定性を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり39で、前期から+5.4%いまの株価に対する利回りは3.30%。増配か配当維持が2年続いている。

年間配当
¥39
1株あたり
配当利回り
3.30%
いまの株価に対して
配当性向
49.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
2年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月4060.3
2018年3月30−25.048.0
2019年3月300.053.9
2020年3月300.030.4
2021年3月20−33.327.0
2022年3月2525.0
2023年3月3020.0139.9
2024年3月300.0140.2
2025年3月3723.351.8
2026年3月395.449.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥39

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ6,203人。区分でいちばん多いのは金融機関36.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.3%を占め、残る46.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
金融機関39.343.340.540.837.836.3
外国法人23.121.021.420.517.923.5
個人・その他26.423.925.926.428.120.8
事業法人10.311.211.310.914.917.1
自己株式14.014.014.014.014.48.9
証券会社0.80.70.81.41.32.0
外国人個人0.00.00.00.00.00.3

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.02
02株式会社日本カストディ銀行(信託E口)7.21
03第一生命保険株式会社4.37
04日本生命保険相互会社4.34
05明治安田生命保険相互会社4.22
06株式会社みずほ銀行3.65
07アイダエンジニアリング取引先持株会2.77
08会田 仁一2.40
09MSIP CLIENT SECURITIES (常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社)2.26
10株式会社日本カストディ銀行(信託口)1.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+24%、1株純資産は14期で+83%。直近期のROEは5.0%で、日本株の目安とされる8%を下回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月638687.612.152.1
2014年3月849699.111.750.0
2015年3月1011,0899.813.733.2
2016年3月941,1138.510.442.8
2017年3月811,1467.212.260.3
2018年3月781,2196.616.648.0
2019年3月751,2386.110.653.9
2020年3月671,2435.310.330.4
2021年3月221,2851.745.027.0
2022年3月151,3051.270.4
2023年3月221,3051.737.6139.9
2024年3月471,3763.518.9140.2
2025年3月881,4526.210.151.8
2026年3月781,5935.013.849.0

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

12名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は12名。2026/3期の役員報酬は総額280百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約7倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
会田仁一代表取締役会長741,449,000
鈴木利彦代表取締役社長 最高経営責任者(CEO)開発本部長6518,000
鵜川裕光取締役 常務執行役員 管理本部長6412,000
米内山純一取締役 執行役員 営業本部長 グローバル事業本部長627,000
五味廣文取締役77
望月幹夫取締役721,000
井口功取締役723,000
角紀代恵取締役71
平塚順一郎常勤監査役651,000
近藤総一監査役657,000
佐々木清隆監査役65
清永敬文58

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円株式報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)5125435222044
社外取締役434349
社外監査役426267

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容883字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループ(当社及び国内・海外子会社)は、金属加工機械のうちプレス機械を主力とする鍛圧機械並びにそれらに付帯するプレス加工自動化のための各種自動装置、産業用ロボット及び金型等の製造・販売並びにサービスを主な事業として、当社、連結子会社22社(国内製造・販売・サービス会社2社及び海外製造・販売・サービス会社20社)で構成されております。 当社グループの事業内容及び主要な連結子会社の位置づけを示すと、以下のとおりであります。 セグメント    事業内容   会社名 日本   プレス機械・サービス   製造・販売・サービス   アイダエンジニアリング株式会社 その他   産業機械用駆動装置 製造・販売・サービス   株式会社REJ 中国   プレス機械・サービス   製造   会田鍛圧机床有限公司 販売・サービス   会田工程技術有限公司 アジア   プレス機械・サービス   製造・サービス   アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD. 製造   アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD. 販売・サービス   アイダグレイターアジア PTE.LTD.アイダ(タイランド) CO.,LTD.PT. アイダインドネシアアイダインディア PVT.LTD.アイダベトナム CO.,LTD.アイダグレイターアジアフィリピン ,INC. 米州   プレス機械・サービス    製造・販売・サービス   アイダアメリカ CORP. 販売・サービス   アイダカナダ ,INC.アイダエンジニアリングDEメキシコ ,S.DE R.L.DE C.V. その他   自動化・搬送装置製造・販売・サービス   HMS Products Co.Dallas Industries(正式名称:Advanced Feedlines,LLC) 欧州   プレス機械・サービス   製造・販売・サービス   アイダ S.r.l. 販売・サービス   アイダジャーマニー GmbHアイダモロッコ Sarl 等 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題4,289字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社グループは、成形システムビルダとして発展し、人と社会に貢献することを企業理念として掲げております。 この企業理念を基本姿勢として、金属その他各種素材に対応する独創的な成形システムの開発・製造・販売・サービスを通じて、株主、顧客、取引先、従業員、地域社会などのステークホルダーと長期的な信頼関係を構築して、企業理念に掲げる人と社会への貢献を実現していく所存です。 (2) 目標とする経営指標 当社グループでは2026年度より新たな中期経営計画(2026年度~2030年度)をスタートさせました。 中期経営計画の最終事業年度となる2030年度における売上高は900億円、営業利益は81億円を目指します。 (3) 中長期的な会社の経営戦略 新たな中期経営計画は下記に記載の前中期経営計画の振り返りを踏まえて策定しております。 <前中期経営計画(2023年度~2025年度)の振り返り> 前中期経営計画については、自動車の「電動化」や「軽量化」といった次世代自動車のモノづくりや、顧客の生産設備の自動化やデジタル化による生産性向上、顧客の生産現場における省エネ・脱炭素といった環境負荷低減等、顧客や社会の課題に対し、当社の技術や製品により解決策を提供することで企業価値を高めるという経営方針のもと、EV・環境関連、自動機やサービスといった成長分野の強化に取り組んでまいりました。その結果、中期経営計画最終年度の2025年度において、売上は786億円と計画目標の750億円を達成しましたが、営業利益についてはEV需要の減速、原材料や人件費高騰の影響等により57億円と計画目標の62億円には未達となりました。 <環境の激変> 自動車産業は、BEV需要の落ち込みと中国製BEVの低価格攻勢により、従来のBEVへの集中投資からHEV/PHEVを含むマルチパス戦略へと見直しを余儀なくされています。また、自動車の主要開発領域が「車体ハード」から「電池・ソフトウエア」へのシフトが進んでおり、自動車産業の構造的変化は設計やサプライチェーンにも大きな変化をもたらしています。さらに、米国通商政策や世界のブロック経済化の流れなど不確実性の高まりから投資行動にも慎重姿勢が見られる状況です。 今後の成長に向けた課題認識として、社会的には、世界経済の不確実性が高まり、企業活動における環境や人権への意識の高まり、企業のESG対応見直しの動き、人的投資の重要性の高まり等があげられます。ビジネス環境では、自動車軽量化に向けた成形素材の変化や一体化成形の広がり、地域紛争や政治的対立によるサプライチェーンの制約、AI活用拡大やDX化の進展、環境負荷を抑えた機械装置ニーズの高まり、といった課題が認識されています。 <経営理念の設定> 当社はこれらの環境認識を前提に、経営理念を改めて設定したうえで、2030年までの中期経営計画『AIDA Growth 30』を推進してまいります。 従来の「成形システムビルダとして発展し、人と社会に貢献する」という企業理念は維持しつつ、以下の4つのマテリアリティを定義します。 ① 素材に新たな価値を吹き込む、成形によって価値を創造する ② 社会課題をテクノロジーにより解決し経済価値を生み出す ③ プレス生産現場の生産性・安全性を具現化し、安全で人や環境にやさしい設備を提供する ④ 働く楽しさ・歓びを日常生活の一部として感じ、社員が企業と共に成長できる環境を作る これらのマテリアリティをベースとして、以下のとおり経営理念を再設定しました。 <経営理念> ■パーパス       成形が価値創造を生む社会へ <先駆者としての役割は、プレス機械を提供し続け、その責務を負う> ■ビジョン       社会的価値と経済的価値のトレードオンを目指す <時代変化に合わせた目指す未来> ■ミッション       プレス現場の課題解決、生産性・安全性の両立 <生産現場の課題を解決する使命> ■バリュー       品質にこだわりを <共有する価値観、AIDAらしさ> 世界情勢が急激に変化し、地域紛争、グローバリゼーションの変化、世界の分断等への対応が求められるなか、産業界に対し当社は、地域に根差した活動と地産地消、自社技術と相乗効果の最大化、コア・コンピタンスの維持拡大、AI活用を広げDX化と合わせた活用、環境負荷低減に向けた製品づくり、に取り組んでまいります。 <中期経営計画『AIDA Growth 30』におけるコンセプト> 新たな中期経営計画におけるコンセプトは以下のとおりです。 ―   従業員の働く幸せ   ―   ワーク・ライフ・バランスからワーク・イン・ライフへ ―   お客さまへの価値提供   ―   成形が価値を生み出す機械の提供 ―   社会課題への取り組み   ―   イノベーションで社会の困りごとを解決 ―   当社の存在意義と責務   ―   感動する成形を 具体的には、働く楽しさ、楽しみを日常生活の一部として感じられる環境づくり、つまり、ワーク・イン・ライフ思考への転換、社会課題解決を通じた価値創造によるお客さまや社会への貢献、人的資本経営の具現化、に取り組んでまいります。 (4) 当面の対処すべき課題の内容等 今回の新中期経営計画においては下記の6つの成長戦略を打ち出しました。 ① プレス事業のコア・コンピタンス強化 ② FA事業の拡大 ③ サービス事業の拡大 ④ 人的資本経営 ⑤ 知的財産活用 ⑥ 価値創造 これらの成長戦略を推進するための基本施策を以下のとおり展開してまいります。 ① 3事業経営コア強化 <プレス事業> AIDAが持つコア・コンピタンスをさらに強化し、精密(高速)プレスのテクノロジーをさらに進化させます。また、生産体制について、高速プレス生産を津久井工場に集約させ、相模工場等における大型機・中型機の生産能力を拡充します。長年培ってきた素形材に関する知見と技術力を活かし、市場における成形素材の変化に対応してまいります。アルミ材やハイテン材の成形においては生産システム提案を展開します。 <FA事業> 海外で課題となっていたFA製品の地産地消を拡大すべく、AIDAグループ生産工場エリアにFA生産拠点を展開し、FA生産システムを市場に提供していきます。高速プレス周辺において、モーターコア生産自動化システムを拡充し、グローバルでユーザーへのアプローチを強化します。 また、AIを活用しシステム監視による予知保全や操作性向上を実現するなど、システムの知能化を進めます。サーボモーター分野についてはREJとの連携強化等により特殊モーターを新規開発し、ニッチ市場を開拓します。 <サービス事業> FA事業との連携によりレトロフィットによる生産合理化の提案を強化します。また、グローバルに展開するユーザーに対し、各地域に根差したサービス活動を展開します。新興国でプレス生産方式や安全操作に関する教育活動を広げ(プレスアカデミー開催)、レトロフィットの拡販につなげます。 ② 経営基盤強化 <人的資本経営> 当社は人財こそが最も重要な財産と位置づけ、従業員が最大限に能力を発揮できるよう「働きがい」向上のための環境整備を進めます。働く楽しさや歓びを日常生活の一部として感じられる環境、働くことそのものに価値と喜びを見いだせる職場づくりにより、ワーク・ライフ・バランスからワーク・イン・ライフへというマインド変革を図ります。 個人の主体性を持った働き方を後押しするとともに、ゼネラリストだけでなく高い専門性を持つスペシャリストが能力を最大限発揮できる職場環境を整備するとともに、多様な業務経験を持つ人財の活用も進めてまいります。 <知的財産活用> 従来知的財産を守るために取得してきた特許権や商標権等の知的財産を事業拡大や価値創造に活用いたします。 <価値創造> 長い時間軸で価値を創造する長期戦略を構築します。投資やM&Aによる技術的シナジーを創出するとともに、企業が社会とともに持続的に成長する事業運営を行います。 <変化に強い組織> 市場環境の変化に応じて、成長分野や高付加価値分野に機動的にリソースをシフトできる組織を目指します。そのための人財のリスキリングと多能化を推進します。 <サプライチェーン強化> 経済のブロック化や地政学的リスクに対応すべく、グローバルで現地生産や現地調達を強化するとともに、サプライチェーンの複線化を進めます。 <デジタル・DX> 社内人財のAI・DXスキルを向上させ業務の効率化を進めます。さらにDX・AI製品の拡販に向けたサブスクリプションビジネスの運営体制を整備いたします。 ③ 資本政策 成長の実現と企業価値向上を後押しする財務戦略を推進いたします。グローバル市場の変化に対応したポートフォリオ改革を進めるための投資を積極的に行ってまいりますが、投資規律と資本効率を重視しつつ、適切な株主還元を実現するバランスのとれたキャピタルアロケーションを行います。 投資が生み出した利益は積極的に成長投資に活用しつつ、DOE3%以上を目指し安定配当を維持します。また、ROE8%以上を当面の目標とし持続的成長を図るなか、資本効率改善への取り組みとして、目標ROEを前提とする適正自己資本に向けバランスシートをマネージします。ネット現預金の適正水準を200億円とし、超過分を成長投資や株主還元に振り向けていきます。 資本政策の取組状況については、株主資本コスト、資本収益性(ROE、ROIC、EBITDA率)、市場評価(PBR、PER、株価)といった指標で検証してまいります。 ④ 環境対策・社会貢献 当社は事業活動における脱炭素化や省エネを推進するとともに、これまでに培われた技術・開発力を活かし、当社製品を通じて社会のEV普及や代替エネルギー対策を後押ししております。また、ユーザーの皆様の生産現場における環境負荷低減、生産性向上、安全性向上を実現する製品やソリューションの提供を行っており、社会やユーザーの皆様の課題を解決することを通じて持続的成長を実現してまいります。
事業等のリスク1,868字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (国際的活動及び海外進出について) 当社グループの生産及び販売活動は、日本のほか米州、欧州、中国及びアジア等の各国地域で行われております。これらの海外市場への事業進出には、①予期しない政策、法律又は規制の変更、②外国為替相場の大幅かつ急激な変動、③テロ、疫病、戦争、その他の原因による社会的混乱等のリスクが内在しており、現地の状況によっては当社グループの業績と財務状況に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (製品の品質保証について) 当社グループは日本を含めた世界各国の工場で各国法令・基準等に準拠した当社の品質管理基準に従って各種製品を製造しております。しかし、すべての製品に欠陥がなく、将来的にリコールが発生しないという保証はありません。また製造物賠償責任については保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を担保できるという保証はありません。さらに当社グループが引き続き製造物賠償責任保険に許容できる条件で加入できるとは限りません。大規模なリコールや製造物賠償責任につながる製品の欠陥が生じた場合、それらが多額のコストや当社グループの評価に影響を与え、その結果、売上が低下し、当社グループの業績と財務状況に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (原材料仕入価格の変動について) 当社グループの製品群の主要原材料は鋼材を始めとする鉄鋼製品であり、それらに大幅な価格変動があった場合には、当社グループの業績と財務状況に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (特定業種(自動車産業)への依存度が高いことについて) 当社グループにおける自動車産業向けの製品売上高は全体の4分の3以上を占めており、自動車業界の好不況の動向及びその設備投資動向は、当社グループの事業、業績及び財務状況に重要な影響を与える可能性があります。 (競合等の影響について) 当社グループの主要製品である鍛圧機械においては、グローバル市場で同業他社との間に品質、価格、納期、サービス等において競合が生じています。当業界において供給過剰や需要の大幅な低下が生じて販売競争がさらに激化した場合、当社グループの業績に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (退職給付債務及び費用について) 当社グループの従業員退職給付債務及び費用は、割引率等数理計算上で設定される前提条件に基づいて算出されております。実際の結果が前提条件と異なる場合、また前提条件が変更された場合、その影響は将来の会計期間にわたって償却するため、将来の会計期間において認識される費用及び計上される債務に影響を及ぼし、当社グループの業績と財務状況に重要な影響が及ぶ可能性があります。 (地震等による影響について) 当社の主力工場は、今後大地震の発生が予想される関東平野南部の神奈川県北西部に位置しており、これらの地域において大地震等の自然災害が発生した場合、当社グループの生産及び業績に重大な影響が及ぶ可能性があります。 (会計上の見積りについて) 当社グループは、一定の期間にわたり充足される履行義務に係る工事契約における収益認識、固定資産の減損及び繰延税金資産の回収可能性の算定に際し、見積工事原価総額、固定資産の回収可能価額及び主要製品の受注見込額、粗利率等の算定基礎に一定の仮定をおいた上で会計上の見積りを行っております。これらの仮定が当社の想定を超えて変動した場合、当社グループの財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (新型ウイルス感染症について) 世界経済は新型コロナウイルス感染拡大により深刻な影響を受けましたが、今後も新たなウイルス発生により感染症が拡大するリスクがあります。感染症拡大に伴う経済活動の停滞や顧客の設備投資動向の見直し等により、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュフローの状況に重要な影響を与える可能性があります。 (気候変動等にかかるリスクについて) 地球温暖化に伴う洪水や自然災害等、異常気象により、自社製造製品やサプライチェーンの操業が影響を受けた場合、販売に影響を与え、更に操業設備回復のために多大な費用が必要となる可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,203字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における世界経済は、貿易摩擦や政策の不確実性という逆風を受けましたが、堅調な米国経済が下支えし底堅い成長を維持しています。米国関税政策の影響は消化されつつありますが、関税負担による企業業績悪化に加え、中東紛争に伴うエネルギーや石油化学製品の価格高騰、供給網の混乱等により経済全体の下押し圧力が強まっている状況です。 鍛圧機械製造業界におきましては、国内及び輸出案件ともに前期並みとなり、当連結会計年度の受注は前期比0.7%増の130,855百万円(一般社団法人日本鍛圧機械工業会プレス系機械受注額)となりました。 このような状況の下、当社グループの当連結会計年度の受注高は、EV向け投資の落ち込みと米国関税政策の影響等によりプレス機受注が伸び悩みましたが、サービス受注の増加や買収した米国子会社の受注合算並びに円安影響により69,726百万円(前期比11.4%増)となり、受注残高はプレス機の出荷が進み54,383百万円(同14.1%減)となりました。 売上高については、サービス売上の増加や買収した米国子会社の売上合算により78,647百万円(同3.5%増)となりました。 利益面では、増収効果に加え事業ミックスの改善、プレス機粗利率改善等により営業利益は5,690百万円(同2.9%増)、経常利益は5,735百万円(同3.2%増)となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は政策保有株式の売却益の減少や昨年度計上したドイツ子会社統合に伴う税効果適用の剥落等により4,260百万円(同16.5%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。 日 本: 汎用プレス機及び高速プレス機の減少により売上高は42,743百万円(前期比8.3%減)となりましたが、セグメント利益は個別プレス機の採算改善やサービス売上の増加等により2,997百万円(同6.7%増)となりました。 中 国: 汎用プレス機売上が増加したものの、個別プレス機、高速プレス機、サービスの売上が減少し、売上高は11,166百万円(前期比4.6%減)となり、セグメント利益は減収の影響により743百万円(同11.3%減)となりました。 アジア: 汎用プレス機売上は増加したものの、高速プレス機売上の減少により、売上高は前期並みの10,707百万円(前期比1.2%減)となり、セグメント利益は粗利率の低下等により206百万円(同59.7%減)となりました。 米 州: プレス機とサービス売上の増加及び買収した米国子会社の売上合算等により、売上高は21,943百万円(前期比20.3%増)となったものの、セグメント利益は販管費の増加等により1,184百万円(同8.1%減)となりました。 欧 州: 個別プレス機やサービス売上は増加したものの、汎用プレス機と高速プレス機の売上の減少により売上高は13,680百万円(前期比7.4%減)となり、セグメント利益は粗利率が改善する一方で販管費が増加し190百万円(同5.9%減)となりました。 ②  財政状態の状況 当連結会計年度末の資産については、前連結会計年度末に比べて2,562百万円増加し、125,424百万円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加2,667百万円、受取手形、売掛金及び契約資産・電子記録債権といった売上債権の減少1,715百万円、棚卸資産の減少1,136百万円、無形固定資産の増加1,360百万円等であります。なお、米国子会社の買収による資産の増加は4,386百万円であります。 負債は、前連結会計年度末に比べて457百万円減少し、38,766百万円となりました。主な要因は、買掛金及び電子記録債務といった仕入債務の減少2,239百万円、短期借入金の増加1,131百万円等であります。なお、米国子会社の買収による負債の増加は2,127百万円であります。 純資産は、前連結会計年度末に比べて3,020百万円増加し、86,658百万円となりました。主な要因は、自己株式消却等による利益剰余金の減少3,874百万円、自己株式の消却等による増加2,861百万円、為替換算調整勘定の増加3,397百万円等であります。この結果、当連結会計年度末の自己資本比率は69.0%となりました。 ③  キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末と比べ3,677百万円増加し、36,662百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (イ)営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により取得した資金は8,201百万円(前連結会計年度は6,512百万円の収入)となりました。主な要因は、収入として税金等調整前当期純利益6,214百万円、棚卸資産の減少4,388百万円、減価償却費2,109百万円、支出として仕入債務の減少3,164百万円、法人税等の支払額1,911百万円等であります。 (ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により使用した資金は1,881百万円(前連結会計年度は1,830百万円の支出)となりました。主な要因は、収入として定期預金の払戻3,031百万円、支出として定期預金の預入1,803百万円、有形及び無形固定資産の取得1,766百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得1,747百万円等であります。 (ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により使用した資金は4,409百万円(前連結会計年度は3,758百万円の支出)となりました。主な要因は、支出として自己株式の取得3,000百万円、配当金の支払額2,282百万円等であります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 当社グループは、主に鍛圧機械とこれに付帯する装置等を製造・販売しております。 a. 生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前期比(%) 日本   29,402   △11.1 中国   1,030   △25.2 アジア   4,063   △0.4 米州   6,805   26.5 欧州   6,563   △9.7 合計   47,865   △6.5 (注)  金額は、販売価格によっており、セグメント間取引については、相殺消去しております。 b. 受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前期比(%)   受注残高(百万円)   前期比(%) 日本   23,894   7.5   22,706   △8.6 中国   5,970   13.4   5,691   △40.2 アジア   6,268   △4.5   3,094   △28.1 米州   20,189   15.8   11,231   △12.3 欧州   13,402   20.6   11,658   △1.5 合計   69,726   11.4   54,383   △14.1 (注) セグメント間取引については、相殺消去しております。 c. 販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前期比(%) 日本   26,038   △1.9 中国   9,797   △7.1 アジア   7,477   3.2 米州   21,758   21.1 欧州   13,575   △1.0 合計   78,647   3.5 (注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。 2 売上割合が10%以上の主要な販売先がありませんので、相手先別の記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に基づいて作成されております。この財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度における財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与えるような見積り、予測を必要としております。当社グループは過去の実績値や経験を踏まえ合理的と判断される前提に基づき、継続的に見積り、予測を行っております。そのため、見積り等は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営成績の分析 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、サービス売上の増加や買収した米国子会社の売上合算により78,647百万円(前期比3.5%増)となりました。 (利益) 売上総利益は、増収効果に加え、事業ミックス改善、プレス粗利率改善等により17,547百万円(同9.4%増)となりました。 営業利益は、上記要因により5,690百万円(同2.9%増)となり、経常利益は5,735百万円(同3.2%増)となりましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却益の減少や昨年度計上したドイツ子会社統合に伴う税効果適用の剥落等により4,260百万円(同16.5%減)となりました。 財政状態の状況の分析 当連結会計年度の財政状態の状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載のとおりであります。前連結会計年度比での総資産の主な増加要因は、米国子会社の買収による資産の増加等によります。 キャッシュ・フローの状況の分析 当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。この要因は、次の「資本の財源及び資金の流動性についての分析」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの運転資金は、主に原材料や部品調達及び外注加工等の製造費用や、販売費及び一般管理費等に費消されております。また、設備投資資金は、主に生産体制の構築に支出されており、これらの必要資金は主に自己資金で賄うことを基本方針としております。 当連結会計年度における設備投資は総額1,441百万円と前連結会計年度比294百万円増加しました。また運転資金については、営業キャッシュ・フローの増加等により現金及び現金同等物の残高は36,662百万円(前連結会計年度比3,677百万円増加)となりました。流動性についての問題はございません。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループでは2026年度より新たな中期経営計画(2026年度~2030年度)をスタートしております。2030年度(最終事業年度)における売上高は900億円、営業利益は81億円を目指します。「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(4)当面の対処すべき課題の内容等」に記載の通り、既に中期経営計画の重点施策は設定済みであり、これらを着実に遂行し業績拡大を目指してまいります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。