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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

テー・オー・ダブリュー

TOW CO.,LTD.4767 · Standard · サービス業

体験領域を軸にリアルイベントからデジタルまで統合するプロモーション会社。

概要

1976年に創業したテー・オー・ダブリュー(TOW)は、イベント・プロモーションの企画・制作を主力とする独立系プロダクションである。テレビ番組『マツコの知らない世界』『主治医が見つかる診療所』などの制作実績を持ち、2024年6月期の売上高は175億円、営業利益20億円に達した。東京都港区に本社を置き、連結子会社3社を含むグループで体験価値を中核としたプロモーションを提供する。

事業の三本柱:リアル・ハイブリッド・統合プロモーション

当社グループは業務を「リアルイベント」「ハイブリッドイベント」「統合プロモーション」の三つに分類する。2025年6月期の売上高は、リアルイベントが112億47百万円(構成比63%)、ハイブリッドイベントが22億32百万円(13%)、統合プロモーションが41億79百万円(24%)である。リアルイベントは飲料やビジネスカンファレンス、大阪・関西万博関連が牽引する。ハイブリッドイベントは情報通信やゲーム向けが伸長し、統合プロモーションはグループ連携による映像業務を中心とする。

グループ体制と内製化の推進

連結子会社3社が各専門領域を担う。株式会社ティー・ツー・クリエイティブはリアル・ハイブリッドイベントの制作・運営・演出を担当。株式会社モットはテレビCM・Web動画の企画・制作を行う。Qetic株式会社はデジタルコンテンツの企画・制作・運用を手がける。グループ全体で内製化を進め、高付加価値のフィー型業務へのシフトを図る。2025年6月期の営業利益率は12.1%と収益性は高い。

長期取引に支えられた顧客基盤

1981年に株式会社博報堂との継続的取引を開始して以降、同社グループが主要顧客の一つである。取引先は電通、東急エージェンシー、読売広告社、大広、朝日広告社、マッキャンエリクソン、凸版印刷、ジェイアール東日本企画など多岐にわたる。官公庁・団体からの大型イベント受注も多く、安定した受注基盤を強みとする。近年は新規取引先の開発にも注力している。

財務体質と経営指標

当社グループは企業価値最大化のため、連結経常利益と従業員一人当たり売上総利益を目標指標とする。2025年6月期末の総資産は142億19百万円、純資産は98億92百万円で自己資本比率は約70%と高い。有利子負債は長期・短期合わせて約10億円と少なく、現金及び預金81億28百万円を保有する。2024年6月期は営業利益20億円を計上し、過去最高益を更新した。

業界の中での役割は広告主向けプロモーション企画・制作会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
187億円
営業利益
20億円
営業利益率
10.7%
純利益
14億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

01リアルイベント主力

展示会や販促イベントなど、実際に人が集まる体験型プロモーションの企画・制作・運営を行う。連結子会社のティー・ツー・クリエイティブが制作・運営・演出を担う。

主な製品・サービス1
リアルイベント
展示会、販促イベント、企業内イベントなど、来場者との直接的な体験を創出するプロモーション企画・制作サービス。

02ハイブリッドイベント主力

リアルとオンラインを融合したイベントの企画・制作・運営。会場参加とオンライン参加の双方に最適な体験を提供する。ティー・ツー・クリエイティブが制作・運営・演出を担当。

主な製品・サービス1
ハイブリッドイベント
リアル会場とオンライン配信を組み合わせたイベント企画・制作サービス。遠隔地の参加者も含めた一体感を演出する。

03統合プロモーション主力

TVCM、WEB動画、SNS、デジタル広告、PRなど、複数のチャネルを組み合わせた統合的なプロモーション企画・制作。子会社のモットはTVCM・WEB動画の企画制作、Qeticはデジタルコンテンツの企画制作・運用を担当。

主な製品・サービス1
統合プロモーション
複数のメディアやチャネルを横断して、一貫したメッセージを伝えるプロモーション企画・制作サービス。デジタルとリアルの最適な組み合わせを提案する。

04その他その他

上記カテゴリーに該当しない付帯業務。

製品と技術

リアルイベント:大型式典から街頭プロモーションまで

リアルイベントは当社の根幹事業である。1994年のシーガイア開業セレモニー、1997年の東京湾アクアライン開通記念式典、1998年の長野オリンピック聖火リレー関東地区運営など、大規模な式典・イベントの企画運営実績を積む。近年では飲料や嗜好品の街頭プロモーション、ビジネスカンファレンス、2025年の大阪・関西万博関連業務まで幅広く手がける。子会社ティー・ツー・クリエイティブが制作・運営を担い、企画から施工まで一貫対応する。

ハイブリッドイベントとデジタル統合プロモーション

デジタルシフトに対応し、リアルとオンラインを組み合わせたハイブリッドイベントを提供する。情報通信関連やゲーム・IPコンテンツ分野で需要が高く、2025年6月期の売上高は22億32百万円。統合プロモーションでは、Webサイト、SNS、動画制作、デジタル広告、PR、OOH、TVCMなどを組み合わせた一気通貫のマーケティングを展開する。子会社Qeticがデジタルコンテンツの企画・制作・運用を、モットが映像制作をそれぞれ担当する。

テレビ番組制作と映像技術「Free Format」

当社は『マツコの知らない世界』『主治医が見つかる診療所』といった人気テレビ番組の制作実績を持つ。番組制作は主に子会社モットが企画・制作を担当する。また、2005年にviZoo社から取得した「Free Format」技術は、特殊な映像表現をイベントで実現するもので、国内での独占権を保有する。この技術を用いて大型イベントの演出効果を高め、差別化を図っている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がテー・オー・ダブリュー

時価総額で並べると、掲載11社のなかで5番目にあたる。

#企業時価総額PER
12180サニーサイドアップグループ199億円
22498オリエンタルコンサルタンツホールディングス197億円8.7倍
39765オオバ195億円13.4倍
49686東洋テック194億円9.0倍
54767テー・オー・ダブリュー192億円11.7倍
66194アトラエ192億円17.2倍
76073アサンテ187億円60.8倍
87354ダイレクトマーケティングミックス187億円10.1倍
97358ポピンズ187億円11.3倍
102445タカミヤ184億円10.5倍
11558ASQUEEZE183億円28.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

1976年:販促企画会社としての出発

1976年7月、販売促進の企画やコンサートの企画を目的として、有限会社テー・オー・ダブリューを東京都千代田区に資本金200万円で設立。代表取締役には川村治が就任した。創業当初は小規模なイベント制作が中心であった。

1981年:博報堂との取引開始で事業基盤を固める

1981年1月、ソニーのウォークマン発売キャンペーンを博報堂から受注。これを契機に博報堂との継続的取引が始まり、後の安定収益基盤となる。1989年3月には株式会社へ改組し、本店を港区六本木に移転、資本金500万円とした。

1990年代:大型イベント実績と営業拡大

1993年6月、博報堂に加え電通、東急エージェンシーなど複数の広告会社へ営業活動を拡大。同年7月には東京都制50周年記念式典、1994年にはシーガイア開業セレモニー、1995年にはWindows95発売キャンペーン、1997年には東京湾アクアライン開通記念式典など大型案件を次々と受注した。1996年には大阪支社を開設し、関西地区への進出を本格化させた。

2000年:イベント制作会社初の株式公開と子会社設立

2000年7月、イベント制作会社として初めて日本証券業協会へ店頭登録(後のジャスダック)。2002年1月には株式会社ユニワンコミュニケーションズと業務・資本提携。2003年1月、100%連結子会社として株式会社ティー・ツー・クリエイティブを設立し、イベントの制作・運営機能を強化した。2004年11月にはISMS認証を取得。

2004年ジャスダック上場と2005年愛知万博

2004年12月、店頭登録を取消しジャスダック証券取引所に株式を上場。翌2005年3月、愛知万博の各種パビリオンの企画・演出・運営を受注し、同時に名古屋支社を開設して東海地区に本格進出。同年11月にはviZoo社から新映像技術「Free Format」のイベントにおける独占販売権・施工独占権を取得し、技術面での差別化を図った。

2007年東証二部上場、2010年ジェイコムHDと提携

2007年6月、東京証券取引所市場第二部へ上場。2008年6月には市場第一部に指定された。2009年5月には本店を現在の港区虎ノ門四丁目に移転。2010年2月、ジェイコムホールディングス(現・株式会社JCOM)と業務提携・資本提携を結び、ケーブルテレビ事業者との関係を強化した。

2012年以降の成長と2024年過去最高益

2012年6月期の売上高139億円から2024年6月期には175億円へと拡大。2024年6月期の営業利益は20億円と過去最高を記録した。2025年6月期は大阪・関西万博関連業務が寄与し売上高178億円に達したが、労働制度運用に関する是正措置に伴い特別損失5億80百万円を計上し、純利益は11億32百万円に減少した。

年表32件を開く

1970年代

  • 1976年7月創業販売促進の企画、コンサートの企画等を目的とし、有限会社テー・オー・ダブリューを東京都千代田区に資本金2百万円で設立し、代表取締役に川村治が就任。

1980年代

  • 1981年1月ソニー株式会社のウォークマン発売のキャンペーンを株式会社博報堂より受注。以降株式会社博報堂との継続的取引を開始。
  • 1989年3月有限会社テー・オー・ダブリューから株式会社テー・オー・ダブリュー(資本金5百万円)に改組。
  • 1989年3月本店を東京都港区六本木三丁目4番33号 マルマン六本木ビルに移転。

1990年代

  • 1993年6月株式会社博報堂の各部局をはじめ、株式会社博報堂プロス、株式会社電通、株式会社東急エージェンシー、株式会社旭通信社、株式会社読売広告社、株式会社大広、株式会社朝日広告社、株式会社マッキャンエリクソン、凸版印刷株式会社、株式会社ジェイアール東日本企画等へ営業活動を拡大。
  • 1993年7月東京都都制施行50周年記念式典の企画運営業務を受託。
  • 1994年5月シーガイアオープニングセレモニーを、春、夏、秋に実施、企画運営業務を受託。
  • 1995年11月Windows95発売キャンペーンを受託。
  • 1996年4月大阪支社開設。関西地区への営業活動を本格的に開始。
  • 1996年8月特定建設業(内装仕上工事業:東京都知事登録)の登録。
  • 1997年11月東京湾アクアライン開通記念式典(木更津)の企画、運営を受託。
  • 1998年2月冬季長野オリンピックのトーチリレー(聖火リレー)の関東地区の運営、並びに公式スポンサー 日本コカ・コーラ株式会社の白馬会場ブースの運営を受託。
  • 1998年6月一般建設業(とび土工工事業:東京都知事登録)の登録。
  • 1998年7月M&A額面変更を目的とし、当社の100%子会社である株式会社イベント企画と合併(当社は実質上の存続会社)。
  • 1998年8月夏季国民体育大会の開催式典、並びに秋季大会の開催式典の企画、運営を受託。
  • 1999年5月しまなみ海道(本四架橋三原~今治ルート)開通記念式典及び関連行事の企画運営、くまの博の全体運営を受託。

2000年代

  • 2000年7月イベント制作会社としては初めて日本証券業協会へ店頭登録。
  • 2000年12月ISO14001を認証取得。
  • 2001年1月「TOWイベントプランナーズスクール」を開講。
  • 2001年5月本店を東京都港区虎ノ門一丁目26番5号 虎ノ門17森ビルへ移転。
  • 2002年1月株式会社ユニワンコミュニケーションズと業務提携及び資本提携。
  • 2002年3月当社の100%連結子会社株式会社ティー・ツー・クリエイティブ設立。
  • 2003年1月大阪支社を大阪市北区西天満六丁目1番2号に移転。
  • 2004年11月ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を取得。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。
  • 2005年3月愛知万博の各種パビリオンの企画・演出・運営を受託。名古屋支社開設。東海地区への営業活動を本格的に開始。
  • 2005年8月Pマーク(プライバシーマーク)の認証を取得。
  • 2005年11月viZoo社より新映像技術「Free Format」のイベントにおける独占販売権、日本国内でのすべての実施施工の独占実行(制作)権を取得。
  • 2007年6月上場東京証券取引所市場第二部へ上場。
  • 2008年6月東京証券取引所市場第一部指定。
  • 2009年5月本店を東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 神谷町セントラルプレイスへ移転。

2010年代

  • 2010年2月ジェイコムホールディングス株式会社と業務提携及び資本提携。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    体験デザインの進化による事業成長

    リアルとデジタルを統合したイベント・プロモーションを提供し、既存取引先の深耕と新規開拓を進め事業領域を拡大する。高付加価値フィー型業務とグループ内製化を推進し、2026年6月期は戦略的費用投下で中長期的成長を目指す。

  2. 02

    基盤強化とサステナビリティ経営

    人的資本経営を中心に、ガバナンス体制の再構築、労働制度の適正化、外部監査体制の整備を推進する。代表取締役副社長兼チーフガバナンスオフィサーを新設し、コンプライアンス研修を強化して実効性ある企業統治を確立する。

  3. 03

    ガバナンス体制の強化と意識改革

    経営陣・管理職へのガバナンス研修を強化し、コンプライアンス行動規範の再構築と社内浸透を図る。意識改革を推進し、実効性ある企業統治の確立を目指す。

  4. 04

    外部視点を活用した監査・診断体制の構築

    外部専門家と連携し運用実態調査と制度再設計を実施。内部監査・外部監査の体制を再構築し、モニタリング強化による継続的なチェック機能向上を図る。

  5. 05

    労働制度の適正化と担当部門の体制強化

    現場の運用実態と法令要件に即した労働制度を再設計。外部人材登用や人員拡充、研修によるスキルアップで実務対応力の量と質を向上する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で302人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は707万円で、9期前と比べて+8.6%平均年齢は31.6歳、平均勤続年数は5.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月169
2017年6月188
2018年6月210
2019年6月65131.75.1198
2020年6月65531.55.5217
2021年6月60332.16.2237
2022年6月61331.96.1232
2023年6月63731.86.3233
2024年6月74031.76.2263760
2025年6月70731.65.8302728

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率16.7%
縦線は目安の30%

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社2(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位4)
本社 — 東京都港区186百万円
本社 — 東京都港区13百万円
関西支社 — 大阪市北区4百万円
名古屋支社 — 名古屋市中区3百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社ティー・ツー・クリエイティブ(注)1、2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社スポーツイズグッド
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権51.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和5年度海外の専門家による日本産酒類普及事業の運営業務の委託
    国税庁 · 2023-10-10
    2,500万円
  • 調達
    令和3年度補正廃プラスチックの資源循環高度化調査等委託費(プラスチック資源循環促進法の施行に向けた理解促進のための説明会開催等支援)
    経済産業省 · 2022-01-19
    2,270万円
  • 調達
    令和3年度海外の日本産酒類専門家育成に係る研修等運営業務の委託
    国税庁 · 2021-12-17
    1,640万円
  • 調達
    令和元年度海外の日本産酒類専門家育成に係る招聘業務の委託
    国税庁 · 2019-11-22
    1,500万円
  • 調達
    令和7年度 マスター・オブ・ワイン向け日本ワイン関連イベント等の運営業務の委託
    国税庁 · 2026-01-14
    1,450万円
  • 調達
    G20サミットにおける日本産酒類のプロモーション実施に係る運営業務
    国税庁 · 2019-05-21
    1,100万円
  • 調達
    令和元年度補正レジ袋有料化に向けた理解促進事業(レジ袋有料化に向けた理解促進のための説明会等開催支援)
    経済産業省 · 2020-03-27
    900万円
  • 調達
    国外の日本産酒類専門家育成に係る研修等運営業務の委託
    国税庁 · 2018-12-18
    900万円
  • 調達
    国外の日本産酒類専門家育成に係る研修等運営業務の委託
    国税庁 · 2017-12-22
    830万円
  • 調達
    海外における最新の市場動向等に関するシンポジウム実施に係る運営業務
    国税庁 · 2019-07-25
    700万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は187億円営業利益20億円前期と比べると増収減益で、売上が+5.1%、利益が-9.1%。

売上高
+5.1%
187億円
営業利益
-9.1%
20億円
純利益
+27.3%
14億円
営業利益率
10.7%
前期比 -1.7%pt

会社が出している今期の予想2027年6月期

項目会社予想前期実績
売上高207億円187億円
営業利益22億円20億円
純利益14億円14億円
1株あたり配当¥20.7¥20.7

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は85億円、営業利益は8億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は−5.6%、営業利益は−27.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q2627.72
2023年4Q282
2024年1Q38410.52
2024年2Q58915.57
2024年3Q36411.12
2024年4Q4337.03
2025年2Q881112.57
2025年4Q901112.24
2026年2Q1021211.88
2026年4Q8589.46

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は139億円から187億円へ1.3倍に増えた。直近期の営業利益率は10.7%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月139105
2013年6月12394
2014年6月122106
2015年6月134138
2016年6月1521711
2017年6月1631812
2018年6月1671912
2019年6月1632013
2020年6月1932316
2021年6月12275
2022年6月11196
2023年6月118124
2024年6月175202111.414
2025年6月178222212.411
2026年6月187202010.714

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高187億円のうち、営業利益として残るのは20億円10.7%。営業外の損益と税金を反映した純利益は14億円、売上の7.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金89.3%167億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.7%20億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+3.1pt
10.7%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+2.4pt
7.5%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが7億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは6億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は81億円で、売上の5.5ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月−2−1−2−314
2013年6月150−41525
2014年6月−11−3022
2015年6月13−1−21232
2016年6月22−4432
2017年6月90−6935
2018年6月12−1−61141
2019年6月130−61348
2020年6月11−1−71051
2021年6月34−2−73276
2022年6月160−51686
2023年6月−72−23−558
2024年6月340−73485
2025年6月7−1−10681

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は142億円。このうち返さなくてよい自己資本が99億円で、自己資本比率は69.5%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月94524255.3
2013年6月88533560.3
2014年6月90563462.7
2015年6月101633862.2
2016年6月109733666.2
2017年6月118813768.2
2018年6月130884267.2
2019年6月137944368.2
2020年6月1621035963.1
2021年6月1341033176.5
2022年6月1381053376.4
2023年6月112842875.1
2024年6月141934866.0
2025年6月142994369.5

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
81億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
90億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
43億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中81位あたり、逆に低いのは売上成長率534社中328位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
10.7%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.1%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
5.3%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥393で、1年前と比べて+9.6%過去52週の値幅のなかでは83%の位置にある。

¥393-0.8%1ヶ月+18.7%1年+9.6%時価総額192億円
過去52週の値幅
安値¥316高値¥409

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.7倍
PER (会社予想)11.2倍
PBR1.50倍
配当利回り5.27%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8月7日に370円と前日比+9.14%の大幅高となりました。1カ月では+11.45%と上昇基調が続き、52週高値398円に接近しています。25日線336円を上回り、上昇トレンドが明確です。出来高は958,900株と急増し、買い意欲の強さを示しました。RSIは78.79と過熱気味ですが、モメンタムは強く維持されています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER 11.3倍、PBR 1.33倍とサービス業界平均(22.2倍、2.35倍)を大きく下回る。配当利回り5.0%は平均1.66%を大幅に上回り、ROE 11.8%と健全。売上・利益とも増加基調だが、直近期の営業利益率12.36%は良好。割安だが、配当性向55%と高めで維持可能性に留意。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.7倍23.4倍
PER (予想)11.2倍
PBR1.50倍3.51倍
ROE11.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2024/6期は大型特需により売上・利益が急拡大したが、2025/6期は売上178億円と伸びが鈍化、営業利益は11億円に減少する予想。強気派は、特需剥落後も受注水準は高止まりし、利益率は改善すると見る。一方弱気派は、特需の一過性反動減や番組制作費の増加で利益率が低下するリスクを指摘。制作現場の稼働率と人件費管理が焦点。

プラスに働く材料3
  • 受注基盤は強固

    複数の人気番組を抱え、テレビ局からの発注は安定的。

  • 利益率改善の余地

    2024/6期営業利率11.4%→2025/6期予想12.4%に上昇。

  • 配当利回り5%超

    高い配当利回りが下支え要因。

マイナスに働く材料3
  • 特需剥落の反動

    2024/6期の大型案件反動で2025/6期利益は減少見込み。

  • 制作費高騰リスク

    人件費や外注費増加が利益を圧迫する可能性。

  • 業績のボラティリティ

    特定番組の終了や改編で受注が変動しやすい。

次の決算で確かめる点
受注高
今後の売上先行指標。特需後も水準維持するかが焦点。
営業利益率
制作効率やコスト管理の成果を示す。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20.7で、前期から+7.1%いまの株価に対する利回りは5.27%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20.7
1株あたり
配当利回り
5.27%
いまの株価に対して
配当性向
55.0%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月1352.4
2018年6月143.856.9
2019年6月157.446.9
2020年6月1715.551.6
2021年6月13−23.071.8
2022年6月148.5118.7
2023年6月142.9144.9
2024年6月14−2.849.2
2025年6月157.155.0

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20.7

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ18,233人。区分でいちばん多いのは個人・その他75.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が19.8%を占め、残る80.2%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他62.369.767.671.971.775.3
自己株式8.28.27.117.817.116.3
金融機関17.711.015.615.319.616.2
事業法人3.03.23.23.13.03.6
外国法人13.811.712.68.24.02.4
証券会社3.24.50.91.41.72.4
外国人個人0.00.00.10.10.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.25
02真木 勝次8.05
03株式会社日本カストディ銀行(信託口)3.99
04ライク株式会社2.12
05今津 秀1.10
06佐竹 一郎1.08
07テーオーダブリュー従業員持株会0.88
08小山 俊哉0.80
09小林 雄二0.77
10舛森 丈人0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近3
  • 2026-08-20
    株式会社MI2
    新規の大量保有報告
    6.41%
    +1.06pt
  • 2026-08-13
    株式会社MI2
    新規の大量保有報告
    5.37%
    +5.37pt
  • 2026-06-05
    三井住友DSアセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    4.97%
    -1.02pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−25%、1株純資産は14期で−47%。直近期のROEは11.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月4545610.011.788.3
2013年6月384638.216.075.1
2014年6月2925611.712.049.5
2015年6月3728113.716.250.4
2016年6月2416016.112.549.8
2017年6月2717915.815.452.4
2018年6月2719414.415.156.9
2019年6月3020814.912.946.9
2020年6月3522716.210.751.6
2021年6月102284.532.171.8
2022年6月132315.823.5118.7
2023年6月92093.835.9144.9
2024年6月3522915.910.249.2
2025年6月2824111.811.255.0
2026年6月34

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

9名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は9名。2025/6期の役員報酬は総額193百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
村津憲一代表取締役社長49356,000
雨宮淳平代表取締役副社長 兼チーフガバナンス オフィサー 兼グループCHRO HR室長47132,000
市川公彦常務取締役兼執行役員57228,000
舛森丈人取締役兼執行役員CFO 兼管理本部長66373,000
柳澤大輔取締役52
萩原新太郎取締役(監査等委員)7441,000
今西由加取締役(監査等委員)53
吉川友貞取締役(監査等委員)59
宮澤國雄78

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円退職慰労百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)41062193116742
社外取締役426267

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容855字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社グループは、当社連結子会社(株式会社ティー・ツー・クリエイティブ、株式会社モット、Qetic株式会社)により構成されており、当社グループが強みとする体験領域をコアとするプロモーション全般の企画・制作並びにそれに付帯する業務を行っております。 当社グループの事業は単一セグメントでありますが、企画・制作するプロモーション業務をカテゴリー別に分類すると、「リアルイベント」・「ハイブリッドイベント」・「統合プロモーション」及び「その他」と分類しております。 (1)業務範囲 当社は、プロモーション業務の企画から制作の実施までを受注し、「分析・調査」・「戦略立案・コンセプト策定」・「企画提案」・「実施制作」・「効果検証」並びにそれに付帯する業務を行いますが、それぞれの課題に応じて多くの手法があります。リアルイベント、オンラインプロモーション、WEBサイト、SNS、動画制作、デジタル広告、PR、OOH、TVCM等、目的や課題に合わせて当社のプロデューサーがプランナーをはじめとする各領域における専門性の高い社員、連結子会社及び外注先協力機関から最適なチームを編成してプランニング・プロデュースを行います。 なお、連結子会社である株式会社ティー・ツー・クリエイティブは、「リアルイベント」・「ハイブリッドイベント」の領域において、主に「制作」・「運営」・「演出」を行っております。同様に、連結子会社である株式会社モットは、「TVCM」・「WEB動画」の領域において、「企画」・「制作」を行っております。また、連結子会社であるQetic株式会社は、デジタルコンテンツ領域において、「企画」・「制作」・「運用」を行っております。 (2)事業系統図 当連結会計年度末における事業の系統は以下のとおりであります。 (3)業務カテゴリー 当社グループの制作する業務をカテゴリー別に分類すると下表のとおりとなります。 カテゴリー リアルイベント ハイブリッドイベント 統合プロモーション その他
経営方針・対処すべき課題2,629字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、次のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年9月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、1976年にイベント・プロモーションを企画、制作、施工、運営する会社として設立以来、イベント・プロモーションを行う会社として、「人と人とのコミュニケーションを大切にする心豊かな社会作りに貢献すること」を目標としてまいりました。 2022年2月にパーパス「新しい時代の体験を創る」を制定し、社会・生活のデジタル化や生活者の価値観の多様化が進む世の中において、時代や世の中の変化に応じて柔軟に適応し最適なかたちに変えていくことを追求し、当社グループの持つ普遍的な強みである「体験価値」を軸にしながら、リアルやデジタルなど様々な方法を駆使し、柔軟な発想力で新たな可能性を生み出してまいります。また、持続的な成長及びパーパスの実現に向けて、体験デザインの進化による事業成長と、人的資本をはじめとした基盤強化によってサステナビリティ経営を推進してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、株主重視の経営という観点から企業価値最大化を図るため、収益性と効率性の観点より、目標とする経営指標を、連結経常利益及び従業員一人当たりの売上総利益とし、その向上を目指しております。 (3)経営環境 当社グループがおかれている市場環境は、緩やかな景気回復基調が期待されるものの、世界的な金融面、地政学面、供給面での変動影響が懸念される等、先行き不透明な状況が予想されます。 こういった環境の中、生活者と社会の急速なデジタルシフトを背景に、企業マーケティングにおいてもリアルとデジタルによる統合プロモーションがますます求められることが予想されます。今後も当社グループがこれまで取り組んできた成長戦略をアップデートしながら実行してまいります。 (4)優先的に対処すべき課題 2025年6月期は、通期を通してイベント等のリアルな体験への需要や広告におけるプロモーション市場の堅調さを継続していることに加え、大阪・関西万博も寄与し、当社の主力事業であるイベント領域においては、リアル体験を通じた広告・広報業務が堅調に推移しました。 2026年6月期においては、物価上昇等の影響があるものの、インバウンド需要の回復や雇用・所得環境が改善する一方で、金融面・地政学面・交易条件等の世界的な変動影響が懸念される等、先行き不透明な状況が継続しております。 このような事業環境の中、当社グループは、持続的な成長及びパーパスの実現に向けて、体験デザインの進化による事業成長と、人的資本をはじめとした基盤強化によってサステナビリティ経営を推進してまいります。 特に、基盤強化においては、2025年6月期に発覚した労働制度運用に関する不備を機に、ガバナンス体制の再構築を進めております。 事業成長について 成長戦略として掲げる、「クライアントの拡張」と「領域の拡張」による事業拡大を推進してまいりました。今後も、体験価値を軸としたマーケティングに対する期待を背景に、既存取引先に加えて新規取引先の開発を強化し、受注先の拡大を進めてまいります。また、生活者や社会のデジタルシフトが急速に進み、リアルとデジタルの融合が加速している中、企業マーケティングにおいても成果の最大化を追求するために、リアルとデジタルを統合したイベント・プロモーションが求められるケースが増加しております。今後も、当社グループのリアルとデジタルを統合する強みを活かして事業領域の拡大を実践し、体験デザインの一層の進化を図ってまいります。なお、収益面においては、高付加価値の提供によるフィー型業務及びグループ内製化を継続して推進してまいりましたが、2026年6月期は、高い収益力の維持向上の上、基盤強化に向けて戦略的な費用投下を進め、中長期的な成長を目指してまいります。 基盤強化について 当社グループのサステナビリティ方針である「社員一人一人が創り出す体験を通じて企業課題・社会課題に向き合い、持続的に成長する会社へ」に基づき、人的資本経営を中心とする取り組みを推進しておりますが、2025年6月期に発覚した労働制度運用に関する不備を機に、組織全体の運営体制や風土を見直す必要性を改めて認識し、ガバナンス体制の再構築を進めております。 2026年6月期においては、以下のとおり基盤強化を推進し、今後の持続的な成長を目指してまいります。 1.ガバナンス体制の強化と意識改革の推進 経営及び組織運営におけるガバナンス体制の強化と企業倫理の浸透を図るため、代表取締役副社長兼チーフガバナンスオフィサー兼グループCHROを新たに設置し、制度運用及び体制の明確化を行います。また、経営陣及び管理職層に対するガバナンス・コンプライアンスに関する研修を強化し、倫理意識の向上に取り組みます。併せて、コンプライアンス行動規範の再構築と社内浸透、意識改革の推進をすることで、実効性ある企業統治の確立を目指してまいります。 2.外部視点を活用した監査・診断体制の構築 制度設計及び運用状況の検証のため、外部専門家と連携した運用の実態調査及び制度の再設計を実施しております。併せて、内部監査及び外部監査の体制を整備・再構築するとともに、モニタリング体制の強化を行い、継続的なチェック機能の向上を図ってまいります。 3.労働制度の適正化と制度設計の見直し 現場における運用実態及び法令要件に即した労働制度の再設計を進めております。外部専門家の助言を積極的に取り入れながら、法令適合性と運用が整合した制度の導入を推進してまいります。 4.担当部門の実務運用体制の強化 労務及び制度運用に関わる専門性の向上と業務対応体制の強化を図るため、外部人材の登用及び人員体制の拡充を進めてまいります。また、実務担当者への研修を通じたスキルアップと、業務効率化の取り組みにより、実務対応力の量と質の向上に努めてまいります。 今後も、当社のパーパスである「新しい時代の体験を創る」の実現に向けて、持続的な成長と企業価値の向上の実現を図ってまいります。
事業等のリスク3,181字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、株価及び財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクには、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2025年9月24日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 社会情勢及び自然災害、感染症の流行等に伴うリスクについて イベント・プロモーションは、景気・消費の悪化等に伴いクライアント広告・宣伝費の支出が減少した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、感染症の世界的流行や自然災害により、業務の中止、受注の減少及び規模の縮小等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 加えて、南海トラフ地震や首都圏直下型地震等の大規模地震が発生した場合には、当社グループの拠点やクライアントに対する物理的な影響のほか、社会全体の活動が一時的に停滞し、広告宣伝活動の自粛や延期が広がることで、イベント・プロモーションの実施中止や先送りが相次ぎ、広告市場全体が大きく冷え込む可能性があります。 従いまして、国内市場における景気後退や自然災害、感染症の流行等の発生に伴う需要の縮小は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 企画、制作業務に関する業界の特徴について イベント・プロモーションの制作は、企画、制作、実施及び管理等、各段階によって構成されます。そのステップについては、コンペによる受注や指名による受注等、その受注形態に関わらず、制作作業に入る前の企画段階があり、企画を立案し関係者との打合せを経て制作段階・実施段階に進みます。その段階において主催者や広告主からの追加発注や仕様変更の要請があったり、天候や社会情勢の変化により直前に実施内容の変更等が生じたりすることがあります。結果として、当初の基本計画の内容変更等により、予算金額に変動が生じる場合があります。また、主催者や広告主側の広告費の削減や広告会社の変更等により、当社グループ受注分がなくなることもあります。 このようにイベント・プロモーションでは、制作段階・実施段階で当初の内容や金額が変動するケースが多いことから、当社グループでは社内の受注管理システムにより、案件の進捗度合いの正確な把握に努めております。また、企画・制作・運営において品質上の問題や対応不全が発生した場合には、クライアントや関係者からの信頼を損ね、将来的な取引機会やブランド評価に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人材確保・人材流動性に関するリスクについて 当社グループの競争力は、クライアントニーズに応えるための企画力・推進力・制作力を有する優秀な人材の確保と育成に依拠しております。近年、イベント・プロモーション領域においては、顧客の要望の多様化や業務の高度化が進む中で、専門性を有するプロデューサーやプランナーへの期待が高まっております。 こうした環境のもと、当社グループでは人的資本経営の強化を進め、「働きやすさ」と「やりがい・成長」の実現による、採用強化の継続や離職の抑制と定着率の向上を図っております。特に新卒採用については、将来的な中核人材の育成を見据えた計画的な強化を継続しており、現場力と専門性を兼ね備えた人材層の拡充に取り組んでいます。また、人材育成の観点では、専門性の向上やリーダー層の育成に加え、AIやデジタルテクノロジーを活用した業務の効率化・高度化にも取り組んでおります。 しかしながら、今後の採用市場の動向や人材の流動性の高まり等によって、必要な人材の確保や育成が想定どおりに進まなかった場合、また特定人材への依存が高まった場合には、当社グループの業務遂行や競争力、ひいては業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 実施期間及び売上時期の変更について 当社グループが手掛ける業務には、主催者や広告主である企業の新商品やサービスのプロモーションを目的としたものが多く、その商品やサービスによっては製造・販売等に許認可を要するものもあるため、その許認可の下りるタイミングにより発売開始時期がずれ込むことがあります。また、商品開発の遅れや生産体制の遅れで発売開始時期が遅れたり、逆に早まったりする場合もあります。 イベント・プロモーションは開催時期、期間の変更が発生するケースがあるため、案件の終了日が当初の予定からずれ込んだ場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、当社グループでは社内の受注管理システムによりイベント・プロモーションの終了日を把握するとともに、業務終了後にイベント・プロモーションの終了日が記載された業務実施確認書を入手し、受注管理システムの終了日と業務実施確認書に記載された終了日の一致を確認しております。 (5) 法令遵守およびコンプライアンスに関するリスクについて 当社グループは、下請法、フリーランス保護法、個人情報保護法、知的所有権、景品表示法、建設業法、警備業法、薬事法、屋外広告物条例など、多岐にわたる法令や規制の遵守を必要とする業態で事業を行っております。また、事業内容に関わらず、企業としての基本的な法令遵守も行っております。 これらの法令に対しては、社内教育や管理体制の整備を通じて継続的な遵守に努めておりますが、万が一法令違反等が認定された場合には、当社グループの社会的信用や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。特に近年は、SNS等を通じた情報の即時拡散性の高まりにより、法令違反等に起因する社会的評価の毀損が、当社グループの信用や業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 (6) 特定販売先の売上高構成比について 当社グループは、幅広い領域の業務を手掛けておりますが、現状、日本における主催者や広告主は、発注先の多様化が進んだものの、その実施を大手広告会社に発注する場合が多い傾向にあります。従いまして、当社を含むイベント・プロモーションの企画、制作、実施を行う会社は、その多くを大手広告会社から受注する傾向にあります。 当社グループにおきましても、販売先上位は広告会社であり、2025年6月期における主要な販売先(大手広告会社)に対する売上高構成比は58.5%となっております。広告会社より発注量の手控えがあれば、当社グループに影響を及ぼす可能性があります。 (7) 特別需要による売上高の変動について 当社グループでは、大型の行事・催事や周年事業、その他単年で開催されるイベント・プロモーションなど大型の案件の受注がある場合、売上構成比に影響が生じる可能性があります。 (8) 情報セキュリティおよびシステム障害に関するリスクについて 当社グループでは、社内外のプロジェクト推進や勤怠、情報共有等において各種情報システム・クラウドサービスを活用しております。また、AI等の先端技術の利活用も進めております。 しかしながら、サイバー攻撃やシステム障害、外部委託先の脆弱性等により、システムが停止または情報が漏えいする場合には、業務の継続に支障をきたす可能性があります。このような事態は、当社グループの業績や信用に重大な影響を与える可能性があります。 (9) 個人情報漏洩に関するリスクについて 当社グループは、2004年11月にISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、2005年8月にはPマーク(プライバシーマーク)の認証を取得し、個人情報の保護には細心の注意を払っております。 しかしながら、管理体制や運用に瑕疵が生じ、個人情報の漏洩や不正利用が発生した場合には、当社グループの業績や信用に重大な影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,195字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用関連会社)の財政状態、経営成績及び キャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績 当連結会計年度におけるわが国経済は、物価上昇等の影響があるものの、インバウンド需要の回復や雇用・所得環境が改善する一方で、金融面・地政学面・交易条件等の世界的な変動影響が懸念される等、先行き不透明な状況が継続しております。 当社グループを取り巻く事業環境については、イベント等のリアルな体験への需要や広告におけるプロモーション市場の堅調さを継続していることに加え、大阪・関西万博も寄与し、当社の主力事業であるイベント領域においては、リアル体験を通じた広告・広報業務が堅調に推移しました。 セグメントの経営成績につきましては、セグメント情報を記載していないため、カテゴリー別で記載しております。 なお、ビジネス環境及び当社の業務内容の変化に伴い、従来のカテゴリーの見直しを行いました。前連結会計年度との比較・分析は見直し後のカテゴリーに基づいて記載しております。生活者と社会が急速にデジタルシフトするなか、リアルとデジタルの融合が加速しており、また企業マーケティングにおいても成果の最大化を追求するために、リアルとデジタルによる統合プロモーションが求められるケースが増加していることを背景に、当社の強みであるリアルとデジタルを統合した体験デザインの強化に向けて変更するものです。変更後のカテゴリーは「リアルイベント」「ハイブリッドイベント」「統合プロモーション」及び「その他」といたしました。 当連結会計年度におけるカテゴリーごとの売上高は次のとおりであります。 a. リアルイベント 飲料や嗜好品の街頭プロモーションのほか、ビジネスカンファレンスや官公庁・団体の大型案件などリアル体験への需要が継続、大阪・関西万博関連業務も寄与し、売上高は112億47百万円(前連結会計年度比3.6%増)となりました。 b. ハイブリッドイベント 情報通信関連、ゲームやIPコンテンツ等の案件が伸長し、売上高は22億32百万円(前連結会計年度比2.3%増)となりました。 c. 統合プロモーション グループ連携で映像業務が増加するも大阪・関西万博へのリソース影響もあり、前年比ほぼ横ばいで着地し、売上高は41億79百万円(前連結会計年度比1.3%減)となりました。 d. その他 官公庁・団体からの事務局業務の減少により、売上高は1億23百万円(前連結会計年度比45.3%減)となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は177億82百万円(前連結会計年度比1.6%増)、営業利益は21億52百万円(同7.3%増)、経常利益は21億94百万円(同6.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、2025年7月15日に公表した労働制度運用に関する是正措置対応に伴い、特別損失5億80百万円を計上し、11億32百万円(同19.5%減)となりました。 ②財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1億34百万円増加し、142億19百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ70百万円減少の122億55百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が1億99百万円、前払費用が70百万円増加しましたが、現金及び預金が3億24百万円減少したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ2億5百万円増加の19億64百万円となりました。 固定資産のうち有形固定資産は、前連結会計年度末に比べ2百万円減少の2億14百万円となりました。これは主に、減価償却等によるものであります。 無形固定資産は、前連結会計年度末に比べ1億円増加の1億45百万円となりました。これは主に、のれんの増加等によるものであります。 投資その他の資産は、前連結会計年度末に比べ1億7百万円増加の16億4百万円となりました。これは主に、投資有価証券が89百万円減少しましたが、繰延税金資産が1億96百万円増加したこと等によるものであります。 流動負債は、前連結会計年度末に比べ5億42百万円減少の38億80百万円となりました。これは主に、労務関連引当金が5億80百万円増加しましたが、買掛金が4億38百万円、短期借入金が2億98百万円、未払法人税等が2億59百万円減少したこと等によるものであります。 固定負債は、前連結会計年度末に比べ86百万円増加の4億47百万円となりました。これは主に、長期借入金が71百万円、退職給付に係る負債が18百万円増加したこと等によるものであります。 純資産は、前連結会計年度末に比べ5億89百万円増加の98億92百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が76百万円減少しましたが、利益剰余金が5億40百万円、自己株式の処分等により85百万円増加したこと等によるものであります。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億24百万円減少し、81億28百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果獲得した資金は7億33百万円(前連結会計年度は33億95百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等の支払額が9億17百万円、仕入債務の減少額が4億54百万円、売上債権の増加額が1億39百万円ありましたが、税金等調整前当期純利益が16億11百万円、労務関連引当金の増加額が5億80百万円あったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は91百万円(前連結会計年度は44百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が99百万円あったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は9億66百万円(前連結会計年度は6億78百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額が5億91百万円、短期借入金の返済による支出が3億15百万円あったこと等によるものであります。 ④制作、受注及び販売の実績 セグメント情報を記載していないため、制作実績、受注状況及び販売実績は、カテゴリー別で記載しております。 a.制作実績 当連結会計年度における制作実績をカテゴリー別に示すと、次のとおりであります。 カテゴリー   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) リアルイベント   9,232,655   △9.5 ハイブリッドイベント   1,799,624   4.8 統合プロモーション   3,455,334   41.8 その他   95,095   △43.4 合計   14,582,710   0.4 (注) 上記の金額はイベント・プロモーション制作に要した費用で表示しております。 b.受注状況 イベント・プロモーションは制作段階、運営段階で当初の内容や金額が変動するケースが多いことから、当業界では、契約書の取交しや、発注書等が発行されることが少なく、したがって、受注残高の正確な把握が困難なため、受注状況の開示はいたしておりません。 なお、当社グループでは社内の受注管理システムにより、案件の進捗度合いの正確な把握に努めております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をカテゴリー別に示すと、次のとおりであります。 カテゴリー   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 金額(千円)   前年同期比(%) 制作売上高 リアルイベント   11,247,699   3.6 ハイブリッドイベント   2,232,214   2.3 統合プロモーション   4,179,811   △1.3 その他   123,129   △45.3 合計   17,782,855   1.6 (注) 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合 相手先   前連結会計年度(自 2023年7月1日至 2024年6月30日)   当連結会計年度(自 2024年7月1日至 2025年6月30日) 金額(千円)   総販売実績に 対する割合(%)   金額(千円)   総販売実績に 対する割合(%) ㈱博報堂   5,111,784   29.2   4,791,035   26.9 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の採用や、資産・負債及び収益・費用の計上及び開示に関する見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案して合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針につきましては、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載のとおりであります。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5  経理の状況  1連結財務諸表等  (1)連結財務諸表  注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 (売上高) 当連結会計年度における売上高は、情報通信、食品・飲料のリアルイベントやハイブリッドイベントの伸長、官公庁・団体の大型イベントに加えて、大阪・関西万博も寄与し、堅調に推移したため、177億82百万円(前連結会計年度比1.6%増)となりました。 (売上総利益) 売上総利益は、高付加価値の提供によるフィー型業務の拡大やグループ内製化により、高い収益力を維持したため、31億83百万円(同8.3%増)となりました。 (営業利益) 販売費及び一般管理費は、従業員給料、支払手数料の増加等により、10億30百万円(同10.5%増)となりました。 この結果、営業利益は21億52百万円(同7.3%増)となりました。 (経常利益) 営業外収益は、持分法による投資利益の減少等により、48百万円(同20.1%減)となりました。営業外費用は、支払利息の増加、譲渡制限付株式関連費用の減少等により、6百万円(同21.4%減)となりました。 この結果、経常利益は21億94百万円(同6.6%増)となりました。 (親会社株主に帰属する当期純利益) 労務関連費用5億80百万円、法人税等を4億79百万円計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は11億32百万円(同19.5%減)となりました。 (経営成績に重要な影響を与える要因について) 経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性についての分析) キャッシュ・フローにつきましては、「(1)経営成績等の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの運転資金需要のうち主なものは、イベント・プロモーションの制作費並びに人件費をはじめとする販売費及び一般管理費になりますが、事業戦略上、多種多様な回収・支払のサイクルに対応していくために、売掛債権の流動化による資金調達も財源としております。 今後、既存事業の事業成長を図りながら、積極的に新規事業の創出や、必要に応じてM&Aを実施し成長性のあるビジネスを当社グループの成長に取り込んでいく考えでありますが、資金需要の必要性に応じて柔軟に資金調達を実施いたします。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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