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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,053.44+287ドル円158.79-1NASDAQ26,229.57+130S&P 5007,675.19+44SOX 指数11,376.79+889/2終値

サニーサイドアップグループ

SUNNY SIDE UP GROUP Inc.2180 · Standard · サービス業

PR発想を軸に、ブランドコミュニケーション、フードブランディング、ビジネスディベロップメントの3事業を展開するコミュニケーショングループ。

概要

株式会社サニーサイドアップグループは、1985年にPR代行会社として創業し、現在はPR発想を軸にブランドコミュニケーション、フードブランディング、ビジネスディベロップメントの3事業を展開する持株会社である。東京証券取引所プライム市場に上場(2008年ヘラクレス上場、2018年東証一部)、2025年6月期の連結売上高は196億円、営業利益16億円。連結従業員数は403名。本社は東京都渋谷区千駄ヶ谷。

3事業で構成される持株会社グループ

2020年1月、株式会社サニーサイドアップグループは持株会社体制へ移行した。グループは当社と8つの連結子会社(株式会社サニーサイドアップ、株式会社フライパン、株式会社クムナムエンターテインメント、SUNNY SIDE UP KOREA, INC、株式会社エアサイド、株式会社グッドアンドカンパニー、株式会社TKG Consulting、株式会社ステディスタディ)で構成される。事業はブランドコミュニケーション、フードブランディング、ビジネスディベロップメントの3セグメントに分かれ、それぞれ異なる役割を担う。ブランドコミュニケーションが中核で、フードブランディングが安定収益源、ビジネスディベロップメントが新規事業創出を目的とする。2025年6月期のセグメント別売上高は、ブランドコミュニケーション162億円、フードブランディング32億円、ビジネスディベロップメント0.66億円。グループ全体の人員は403名。

ブランドコミュニケーション事業の中核

ブランドコミュニケーション事業はグループ売上高の約83%を占める基幹事業である。同事業では、クライアントの商品・サービスの価値を伝えるPR戦略の策定、プレスリリース作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など多様なソリューションを提供する。また、IP(知的財産)コンテンツを活用した販促施策や商品企画、店頭プロモーションも手掛ける。強みは、契約アスリートや文化人の肖像権を使った独自コンテンツと、強力なメディアネットワーク。2023年9月には従来のマーケティング&コミュニケーション事業とセールスアクティベーション事業を統合し、一体的なサービス提供体制を構築した。主な子会社は株式会社サニーサイドアップ、株式会社クムナムエンターテインメント、株式会社エアサイド、株式会社ステディスタディ。

フードブランディング事業:billsの展開

フードブランディング事業は、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディング、ライセンシング、海外店舗管理・運営を担う。この事業は、レストランプロデューサーのビル・グレンジャーのマネジメントビジネスが原点で、PR発想を活用してパンケーキブームを創出した。現在、国内8店舗(ライセンス店舗含む)、海外2店舗を展開。2025年6月期の売上高は32億円、セグメント利益は0.93億円と安定した収益を上げている。グループ内では株式会社フライパンとSUNNY SIDE UP KOREA, INCが事業を担当。

財務の推移と収益構造

2012年6月期の売上高104億円から2025年6月期の196億円へと、13年間で約1.9倍に成長した。営業利益は2012年非開示だが、2025年6月期には16億円に達し、5期連続増益を達成。純利益も同期間で2億円から9億円へ増加した。ただし、2015年、2016年、2020年には純損失を計上するなど、収益は不安定な時期もあった。2025年6月期の総資産は104億円、自己資本は47億円。ROICやROEを改善し、資本コストを上回る収益性を目指す中期経営方針を掲げている。連結従業員数403名で、人材投資に重点を置く。

業界の中での役割は企業・団体のブランド価値向上と販売促進を支援するPR・マーケティングサービスプロバイダーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
262億円
営業利益
22億円
営業利益率
8.4%
純利益
-4億円
2026/6 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/6
事業売上構成比利益利益率
ブランドコミュニケーション事業162億円82.7%27億円16.7%
フードブランディング事業33億円16.8%1億円3.0%
ビジネスディベロップメント事業1億円0.5%0億円0.0%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01企業・団体(ブランドコミュニケーション)主力

クライアントである企業・団体等の活動や商品・サービスの価値を広く伝え、様々なステークホルダーとの良好な関係性構築を支援。プレスリリース作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など多様なソリューションを提供。企画力、メディアネットワーク、契約アスリート・文化人を活用した自社コンテンツが強み。

主な製品・サービス2
PRソリューション
プレスリリース作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など、ブランド価値向上のためのPRサービス全般。
セールスアクティベーション
販売施策・商品企画の立案・支援を手掛け、店頭等の消費者とのコンタクトポイントで購買・成約を促すノウハウ・ソリューションを提供。

02外食・食品(フードブランディング)準主力

オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディング、ライセンシングビジネス、海外店舗の管理・運営を手掛ける。パンケーキブームを創出しながら事業を拡大し、現在は国内8店舗(ライセンス店舗含む)、海外2店舗を展開。

主な製品・サービス1
bills
オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング。ブランディング、ライセンシング、海外店舗の管理・運営を展開。

03新規事業開発(ビジネスディベロップメント)副次

新規事業の開発・創出による当社グループの事業領域の拡充と新たな収益基盤の構築を担う。長期的な成長を見据え、新規事業を創出する役割を担っている。

製品と技術

PRサービス:情報発信からSNS戦略まで

ブランドコミュニケーション事業の中核はPRサービスである。具体的には、プレスリリースの作成・配信、記者発表会の企画運営、メディアリレーションの構築、PRイベントの実施、SNS戦略の立案・運用などをワンストップで提供する。広告と異なり、第三者の視点を通じて情報を届けるため、信頼性が高く、消費者の共感を得やすい特長を持つ。同社は創業以来培ってきたメディアネットワークと、契約アスリート・文化人の肖像権を活用した独自コンテンツを強みとする。例えば、北島康介や中田英寿といったトップアスリートのPR実績を背景に、スポーツ分野での発信力を有する。2023年にはマーケティング&コミュニケーション事業とセールスアクティベーション事業を統合し、PRと販促を連携させたサービスを展開している。

IPコンテンツとキャラクター活用

同社はIP(知的財産)コンテンツを活用した販促施策・商品企画を主力サービスの一つとしている。具体的には、キャラクターや著名人の肖像権を利用したグッズ制作、コラボレーション企画、商品パッケージデザイン、OEM生産などを手掛ける。株式会社サニーサイドアップがこの分野をリードし、雑貨や飲料、食品など多岐にわたる商品を企画・プロデュース。株式会社クムナムエンターテインメントでは、日本と韓国のアーティストやスポーツ選手を起用したブランディング・コンテンツ開発を提供する。IPコンテンツの活用は、クライアントの商品認知向上や話題創出に貢献し、ブランドコミュニケーション事業の収益を支える柱となっている。

「bills」ブランドのライセンシング運営

フードブランディング事業の中核は、オーストラリア発のオールデイダイニング「bills」のブランド運営である。同社はbillsの日本および海外におけるライセンシングビジネスと直営店舗の管理を担う。国内8店舗(ライセンス店舗含む)に加え、ハワイに2店舗を展開。billsはパンケーキで知られ、同社のPR戦略により日本でのブームを創出した。事業は株式会社フライパンとSUNNY SIDE UP KOREA, INCが担当。2025年6月期の売上高は32億円、セグメント利益0.93億円。同社はこの事業を安定的な収益基盤と位置づけ、ブランド価値の維持・向上に注力している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

広告・PRの老舗、収益改善に課題

当社はサービス業に属し、同業にはジンジブ、イシン、JSH、ダイブ、マテリアルグループが存在。PR・広告代理業を中核とし、2024年6月期売上179億円、営業利益率8.38%と収益性は悪くない。しかし売上は前期比減少しており、競合のダイブやジンジブなどとの競争激化で市場シェアを伸ばせていない。2025年6月期は増収見込みだが、営業利益率は微減。業界内でのポジションは中堅どころ。

強み

  • 長年培ったPRノウハウとメディアネットワークが強み。
  • 営業利益率8%超と業界平均並みの収益を維持している。
  • 老舗企業として、クライアントからの信頼と知名度がある。
  • 従来のPRに加え、デジタルマーケティング領域を強化中。

課題

  • 前期比で売上が減少しており、成長軌道への回帰が急務。
  • 同業の新興企業による低価格攻勢でシェアを奪われるリスク。
  • デジタル広告への需要シフトに乗り遅れないための投資が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がサニーサイドアップグループ

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12497ユナイテッド216億円
2372Aレント215億円7.3倍
34668明光ネットワークジャパン212億円11.5倍
46566要興業207億円13.1倍
59163ナレルグループ205億円10.7倍
62180サニーサイドアップグループ199億円
72498オリエンタルコンサルタンツホールディングス197億円8.7倍
89765オオバ195億円13.4倍
99686東洋テック194億円9.0倍
106194アトラエ192億円17.2倍
114767テー・オー・ダブリュー192億円11.7倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 35件

PR代行会社として創業した1985年

1985年7月、東京都中野区中野において、企業のPR活動を支援する代行会社として株式会社サニーサイドアップを設立した。創業当初はパブリックリレーションズ(PR)の専門サービスを提供し、メディア向けの情報発信や記者会見の運営などを手掛けた。1991年にはトライアスロン選手の宮塚英也とマネジメント契約を結び、スポーツマネジメント事業に進出。1993年にJリーグ発足に合わせてサッカー選手のマネジメントを開始し、前園真聖と契約した。1995年には本社を新宿区愛住町に移転。1998年には中田英寿とマネジメント契約を締結し、同年マネジメント部を設置。PR業務に加えてアスリートマネジメントを本格化させた。

エンタテインメント・コンテンツ事業への進出(2000年)

2000年7月、エンタテインメント事業部を設置し、コンテンツ開発事業を開始した。アスリート以外にも大黒摩季らアーティストやスペシャリストのマネジメント、企画開発業務を手掛けるようになる。2003年6月には日本競泳界初のプロ選手として北島康介とマネジメント契約を締結。北島はアテネ五輪で金メダルを獲得し、同社のスポーツマネジメントの象徴的存在となった。2005年1月には本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷へ移転。2006年2月にはマネジメント本部内にアスリート部とスペシャリスト部を設置し、組織を細分化。アスリート・アーティストのマネジメントとコンテンツ開発の両輪で事業を拡大した。

フードブランディング事業とbillsの獲得(2008年)

2008年9月、大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場。同年11月、株式会社フライパンを合弁で設立し、株式51%を取得。これによりオーストラリア発のオールデイダイニング「bills」の直営化を開始した。billsはビル・グレンジャーが手掛ける人気レストランで、同社はPR発想を活用して日本にパンケーキブームを巻き起こした。2012年にはハワイにFlypan Hawaii, Inc(後のSUNNY SIDE UP INTERNATIONAL, INC)やbills waikiki LLCを設立し、海外展開を本格化。この事業は後にフードブランディング事業として独立し、安定的な収益源となる。

上場後の事業拡大と海外展開(2011~2018年)

2011年8月、中期経営計画「創造型PR商社への事業構造転換」を発表。従来の受託型ビジネスに加え、自ら事業を手掛ける創造型ビジネスに積極着手した。2012年には韓国子会社やエンターテインメント子会社を設立。2014年5月には株式会社NEXTDREAM(現エアサイド)を合弁設立し、マーケティング領域を強化。同年8月には人材紹介事業の株式会社サニーサイドアップキャリア(現グッドアンドカンパニー)を設立。2015年12月には「OMOTENASHI NIPPON」事業をENGAWA株式会社に承継。2018年9月に東証第二部、同年12月に東証第一部へ市場変更し、上場市場を拡大した。

持株会社体制への移行(2020年)

2019年8月、持株会社体制への移行準備として分割準備会社を設立。2020年1月、PR関連事業を新設の株式会社サニーサイドアップに承継し、当社の商号を株式会社サニーサイドアップグループに変更した。これによりグループ統括機能と事業運営を分離。同年3月には株式会社ステディスタディを完全子会社化し、ブランドコミュニケーション事業を強化。2020年7月には株式会社アジャイルを設立。この時期、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年6月期は純損失を計上したが、その後は業績を回復させている。

中長期経営方針と直近の業績(2023年以降)

2023年5月、中長期経営方針「成長に向けた戦略方針」を策定し、2026年6月期に連結営業利益20億円を目標に掲げた。2023年9月には連結子会社3社間の吸収合併を完了。2024年10月には株式会社TKG Consultingに商号変更し、マーケティング戦略支援・コンサルティング事業を新たに主力とした。2025年6月期の連結売上高は196億円で過去最高を更新、営業利益16億円で5期連続増益を達成した。成長投資枠として総額15億円を設定し、人材投資やオフィス拡張を進めている。また、B Corp認証を取得し、サステナビリティへの取り組みを強化している。

年表35件を開く

1980年代

  • 1985年7月創業東京都中野区中野において、企業のPR(パブリック・リレーションズ)をサポートするPR代行会社として株式会社サニーサイドアップを設立。

1990年代

  • 1991年7月宮塚英也(トライアスロン選手)とマネジメント契約を締結。マネジメント事業を開始。
  • 1993年5月創業Jリーグ(日本プロサッカーリーグ)発足にあわせ、サッカー選手に対するマネジメント業務を開始。前園真聖(サッカー選手)とマネジメント契約を締結。
  • 1995年7月本社を東京都新宿区愛住町に移転。
  • 1998年1月中田英寿(サッカー選手)とマネジメント契約を締結。
  • 1998年7月マネジメント部を設置。

2000年代

  • 2000年7月エンタテインメント事業部を設置しコンテンツ開発事業を開始。アスリート以外に大黒摩季らアーティスト、スペシャリストのマネジメント及び企画開発業務を開始。
  • 2003年6月日本競泳界初のプロ選手として北島康介(水泳選手)とマネジメント契約を締結。
  • 2005年1月本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷へ移転。
  • 2006年2月マネジメント本部内にアスリート部及びスペシャリスト部を設置。
  • 2006年7月M&A株式会社ワイズインテグレーションを完全子会社化。SP・MD事業を開始。
  • 2008年9月上場大阪証券取引所ヘラクレスに株式上場。
  • 2008年11月株式会社フライパンを合弁で新設し、株式の51%を取得。子会社としてbillsの直営化を開始する。
  • 2009年7月本社を東京都渋谷区千駄ヶ谷(現在の本社所在地)へ移転。

2010年代

  • 2011年1月M&AWIST INTERNATIONAL LIMITEDの株式60%を取得し、子会社化。アジアにおける販促物等の生産拠点を保有(2013年11月に資本関係解消)。
  • 2011年8月中期経営計画「創造型PR商社への事業構造転換」を発表。従来受託型ビジネスに留まらず、自ら事業を手掛ける創造型ビジネスに積極着手。
  • 2012年7月株式会社クムナムエンターテインメントを新設し、100%子会社とする。
  • 2012年7月Flypan Hawaii,Inc(後に SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL,INC)を新設し、株式会社フライパンの100%子会社とする。
  • 2012年7月bills waikiki LLCを新設し、Flypan Hawaii,Inc(後に SUNNY SIDE UP INTERNATIONAL,INC)が90%の株式を取得、子会社とする。
  • 2013年12月SUNNY SIDE UP KOREA.INCを新設し、100%子会社とする。
  • 2014年5月株式会社NEXTDREAM(現 株式会社エアサイド)を合弁で新設し、株式の51%を取得、子会社とする。
  • 2014年8月中長期経営計画「Road to 2020 and beyond」を発表。株式会社サニーサイドアップキャリア(現 株式会社グッドアンドカンパニー)を新設し、100%子会社とする。
  • 2014年11月株式会社スクランブルを新設し、100%子会社とする。
  • 2014年11月株式会社NEXTDREAM(現 株式会社エアサイド)の株式49%を取得、100%子会社とする。
  • 2015年12月創業「OMOTENASHI NIPPON」事業を新設分割により設立したENGAWA株式会社に承継する。
  • 2017年9月監査等委員会設置会社へ移行。
  • 2018年9月東京証券取引所市場第二部に市場変更。
  • 2018年12月東京証券取引所市場第一部に市場変更。
  • 2019年7月株式会社サニーサイドアップパートナーズ(現 株式会社TKG Consulting)を新設。
  • 2019年8月持株会社体制への移行を目的として、当社100%出資の分割準備会社である株式会社サニーサイドアップ分割準備会社(現 株式会社サニーサイドアップ)を新設。
  • 2019年8月株式会社AnyUpを合弁で新設し、株式の49%を取得、関連会社(持分法適用会社)とする。
  • 2019年12月株式会社Grillを合弁で新設し、株式の35%を取得、関連会社(持分法適用会社)とする。

2020年代

  • 2020年1月商号変更「持株会社体制」に移行。当社のPR関連事業及びその他関連事業を株式会社サニーサイドアップ分割準備会社(現 株式会社サニーサイドアップ)へ承継。持株会社体制への移行に伴い、持株会社である当社の商号を株式会社サニーサイドアップグループに変更。
  • 2020年3月株式会社ステディスタディの発行済全株式を取得、100%子会社とする。
  • 2020年7月株式会社アジャイルを新設し、株式の51%を取得、子会社とする。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/6期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 連結営業利益2026年6月期まで20億円

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    中核事業の強化による収益力向上

    主力のブランドコミュニケーション事業を中心に、連結子会社3社の統合効果やグループシナジーを活用し、提供ソリューションの高付加価値化に取り組む。また、マーケティング戦略支援やコンサルティングと連携し、PRからマーケティングへ領域を広げた包括的なソリューションを提供する。

  2. 02

    次期成長戦略の策定

    現中期方針期間の総括を踏まえ、既存事業の強化と戦略的M&Aの融合による成長、キャピタル・アロケーションなどについて具体的な検討を進め、中長期的な企業価値向上を目指す。

  3. 03

    人的資本経営の実現

    性別・国籍等を超えた全員活躍できる組織づくり、教育投資の拡充、従業員エンゲージメントの向上に取り組む。成長への戦略投資枠として総額15億円を設定し、人財投資に重点配分し、採用活動と職場環境整備を進める。特にブランドコミュニケーション事業では生産性向上に取り組み、グループ全体に波及させる。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で403人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は665万円で、9期前と比べて+14.1%平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は5.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年6月260
2017年6月273
2018年6月358
2019年6月58334.25.1382
2020年6月53238.55.1354
2021年6月58439.85.4334
2022年6月63139.35.3376
2023年6月64638.64.9347
2024年6月64639.25.0360417
2025年6月66540.65.7403397

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年6月期・提出会社(単体)
女性管理職比率53.8%
縦線は目安の30%
女性の賃金(男性=100)74.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社9(国内 8 / 海外 1、うち連結子会社 8) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位5)
本社 — 東京都渋谷区239百万円
フードブランディング事業 全社共通
本社 — 東京都港区141百万円
ブランドコミュニケーション事業
店舗 — 神奈川県横浜市他119百万円
フードブランディング事業
本社 — 東京都渋谷区29百万円
ブランドコミュニケーション事業
店舗 — 韓国1百万円
フードブランディング事業
主な関係会社
  • 国内
    株式会社サニーサイドアップ(注)3、5
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フライパン(注)6
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権51.0%
  • 国内
    株式会社クムナムエンターテインメント
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SUNNY SIDE UP KOREA,INC (注)7
    韓国 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社エアサイド
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社グッドアンドカンパニー
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社TKG Consulting
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ステディスタディ
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社AnyUp
    東京都港区 · 持分法適用会社
    議決権49.0%
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 補助金
    日本産酒類海外展開支援事業
    財務省 · 2024-04-24
    1,200万円
  • 補助金
    日本産酒類海外展開支援事業
    財務省 · 2023-04-21
    1,200万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年6月期の売上高は262億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+33.7%、利益が+37.5%。

売上高
+33.7%
262億円
営業利益
+37.5%
22億円
純利益
-144.4%
-4億円
営業利益率
8.4%
前期比 +0.2%pt

四半期の推移

10期分

直近は2026年4Qで、売上は127億円、営業利益は6億円。前年の2025年4Qと比べると、売上は+30.9%、営業利益は−14.3%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q3226.32
2023年4Q502
2024年1Q3239.41
2024年2Q60711.75
2024年3Q45511.14
2024年4Q4200.0−2
2025年2Q9999.16
2025年4Q9777.23
2026年2Q1351611.911
2026年4Q12764.7−15

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 15期分

2012年6月期からの15期で、売上は104億円から262億円へ2.5倍に増えた。直近期の営業利益率は8.4%。売上は2期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年6月10432
2013年6月13064
2014年6月12420
「OMOTENASHI NIPPON」事業を新設分割により設立したENGAWA株式会社に承継する。
2015年6月1191−3
2016年6月1342−2
2017年6月13953
2018年6月13544
2019年6月14675
「持株会社体制」に移行。当社のPR関連事業及びその他関連事業を株式会社サニーサイドアップ分割準備会社(現 株式会社サニーサイドアップ)へ承継。持株会社体制への移行に伴い、持株会社である当社の商号を株式会社サニーサイドアップグループに変更。
2020年6月1413−2
2021年6月15473
2022年6月162136
2023年6月190139
2024年6月17915158.48
2025年6月19616168.29
2026年6月26222228.4−4

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年6月期

売上高262億円のうち、営業利益として残るのは22億円8.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-4億円、売上の-1.5%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 費用事業を回すためにかかったお金91.6%240億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益8.4%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

営業利益率業種比+0.8pt
8.4%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比6.6pt
-1.5%
税金まで払って最後に残る割合

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年6月期は営業CFが22億円、投資CFが−1億円で、差し引きのフリーCFは21億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は46億円で、売上の2.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年6月−3−34−68
2013年6月8−4−549
2014年6月−4−16−510
2015年6月0−1−1−19
2016年6月0−22−210
2017年6月4−3−1110
2018年6月87−81517
2019年6月5−3−3216
2020年6月5−77−221
2021年6月3−34026
2022年6月12−3−3932
2023年6月8−3−7531
2024年6月7−1−5632
2025年6月22−1−52146

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年6月期の総資産は104億円。このうち返さなくてよい自己資本が47億円で、自己資本比率は43.7%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年6月48153329.7
2013年6月48192938.4
2014年6月56193731.6
2015年6月53143925.1
2016年6月58144421.8
2017年6月57164125.5
2018年6月53193433.4
2019年6月58243439.7
2020年6月55213437.3
2021年6月72234931.8
2022年6月75284735.7
2023年6月86374941.4
2024年6月85414346.9
2025年6月104475743.7

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年6月期の内訳
現金及び預金
47億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
34億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
57億円
いつか返す必要があるお金

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率534社中35位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中388位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
8.4%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
33.7%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
0.8%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,311で、1年前と比べて+72.7%過去52週の値幅のなかでは99%の位置にある。

¥1,311+0.2%1ヶ月+0.3%1年+72.7%時価総額199億円
過去52週の値幅
安値¥685高値¥1,318

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PBR5.19倍
配当利回り0.84%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

直近1日で+0.15%と小幅上昇。1ヶ月でも+0.2%と横ばい。25日線(1,306円)をほぼ同水準で推移。52週高値(1,318円)に接近しており、上値は重い。出来高は7月29日に12,000株と低調。週足では75日線(1,213円)を上回り、中期的な上昇トレンドは継続。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をやや割高と判定しています(スコア 30/100)

PBRが3.37倍と業界平均3.17倍を小幅上回り、さらにROE22.3%と高いが、PER12.77倍は業界平均22.52倍を下回り割安感もある。配当利回り1.68%は平均2.72%を下回り、配当性向59.9%と高い。収益は横ばい傾向で、成長性が限定的な点が懸念。

指標この会社業種平均
PBR5.19倍3.51倍
ROE22.3%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

PR業界のリーディングカンパニーとして高収益体質を維持しているが、業界の競争激化とデジタルシフトへの対応が投資論点。強気派は、企業の広報需要拡大(ESG、危機管理等)と、ストック収入の安定性を評価。弱気派は、競合増加による単価下落リスクや、SNS中心の新興PR会社への顧客流出を懸念。

プラスに働く材料7
  • 広報需要の拡大

    ESGや危機管理など企業の広報ニーズは高まっている。

  • ストック収入が安定

    リテーナー契約が売上の大部分を占め、収益が安定。

  • 業界トップのブランド

    独立系PRとして知名度・信頼度が高く、新規獲得が容易。

  • 営業利益16億円、2期連続増益2025年6月期影響

    営業利益16億円、前期比+6.7%増

  • 新規クライアント獲得による売上拡大不定影響

    売上高196億円、前期比+9.5%増

  • 株価上昇モメンタム(1年+133%)不定影響

    株価1309円、時価総額199億円

  • 増配余地(配当性向推定30%)次回決算発表影響

    配当利回り1.68%から増配余地

マイナスに働く材料7
  • 競争激化

    多くのPR会社が参入し、価格競争が激化している。

  • デジタルシフトの遅れ

    SNSマーケ特化の競合に対し、デジタル領域での強みが不透明。

  • 人材依存ビジネス

    優秀な人材の流出が業績に直結するリスク。

  • 売上高の停滞(前期比減少から回復遅れ)通年影響

    前期売上179億円、FY2023比減少

  • 営業利益率の微減(8.38→8.16%)2025年6月期影響

    営業利益率8.16%、前期比-0.22pt

  • PR業界の低成長・競合ひしめく継続影響

    業界成長率数%、シェア競争厳しい

  • 株価急騰後の割高感(PER12.8倍)不定影響

    PER12.8倍、業界平均並みも高値警戒

次の決算で確かめる点
リテーナー契約数
ストック収入のベースを示す。
従業員当たり売上高
人材生産性と収益効率の指標。
大型案件獲得数
成長のカンフル剤となる新規大口契約。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり11で、前期から+10.0%いまの株価に対する利回りは0.84%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥11
1株あたり
配当利回り
0.84%
いまの株価に対して
配当性向
59.9%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年6月553.8
2018年6月50.016.7
2019年6月50.031.5
2020年6月2−60.0
2021年6月6200.022.4
2022年6月12100.0188.4
2023年6月1525.035.7
2024年6月2033.369.6
2025年6月2210.059.9

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥11

株主

有価証券報告書より

2025年6月期末の株主数は延べ7,972人。区分でいちばん多いのは個人・その他58.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が37.7%を占め、残る62.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年6月%2021年6月%2022年6月%2023年6月%2024年6月%2025年6月%
個人・その他86.085.681.780.379.858.4
事業法人6.96.97.47.17.337.7
外国法人0.91.01.74.93.02.1
自己株式0.80.80.81.81.81.8
証券会社0.50.30.71.03.11.8
外国人個人2.32.32.32.32.30.0
金融機関3.43.86.34.34.50.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01株式会社ネクストフィールド36.01
02次原 悦子7.71
03渡邊 徳人5.01
04中田 英寿4.99
05小林 正晴2.63
06久貝 真次2.05
07丸田 稔1.52
08松本 里絵1.41
09高橋 恵1.32
10申 光華(常任代理人 三田証券株式会社)1.13
11李 文哲(常任代理人 三田証券株式会社)1.13

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-07-01
    渡邊 徳人
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -5.01pt
  • 2026-07-01
    次原 悦子
    新規の大量保有報告
    0.00%
    -7.71pt
  • 2026-06-26
    株式会社アカツキ
    新規の大量保有報告
    61.82%
  • 2026-05-14
    渡邊 徳人
    新規の大量保有報告
    5.01%
    -0.02pt
  • 2026-05-14
    次原 悦子
    新規の大量保有報告
    7.71%

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 15期分

1株利益は15期で−139%、1株純資産は14期で−27%。直近期のROEは22.3%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年6月6441916.27.120.7
2013年6月10351621.711.825.3
2014年6月−250141.8
2015年6月−94372
2016年6月−3017290.6
2017年6月4219822.419.853.8
2018年6月2612123.519.416.7
2019年6月3315324.232.831.5
2020年6月−14135
2021年6月2015113.837.522.4
2022年6月3917923.417.3188.4
2023年6月5923928.311.435.7
2024年6月5326621.112.469.6
2025年6月6430522.38.559.9
2026年6月−25

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/6期の役員報酬は総額152百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢
次原悦子取締役社長(代表取締役)59
渡邊徳人取締役副社長(代表取締役)58
長井亨取締役64
白井耀取締役(監査等委員)60
藤井麻莉取締役(監査等委員)44
服部景子取締役(監査等委員)50
米田惠美42

役員報酬の内訳2025/6

役員の区分人数固定報酬百万円業績連動百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2922011256
取締役(社内)12232525
社外取締役315155

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/6期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,141字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社8社(株式会社サニーサイドアップ、株式会社フライパン、株式会社クムナムエンターテインメント、SUNNY SIDE UP KOREA, INC、株式会社エアサイド、株式会社グッドアンドカンパニー、株式会社TKG Consulting、株式会社ステディスタディ)並びに関連会社1社(株式会社AnyUp)で構成され、PR発想を軸にあらゆるコミュニケーション手法を用いて様々な課題を解決する「PRコミュニケーショングループ」です。 当社グループは、ブランドコミュニケーション事業、フードブランディング事業、ビジネスディベロップメント事業の3事業を展開しております。ブランドコミュニケーション事業は事業ポートフォリオの中核として、当社グループの持続的な成長を担い、フードブランディング事業は安定的な収益基盤を構築し、ビジネスディベロップメント事業は長期的な成長を見据えて、新規事業を創出する役割を担っております。これらの事業は、事業間及びグループ会社間連携によるシナジーを発揮しながら、グループ全体で企業価値の向上を目指しております。 なお、次の3事業は「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一です。当社グループは、2023年9月に完了した連結子会社3社間の吸収合併を契機に、中核事業をブランドコミュニケーション事業として再定義し、資源配分に係る意思決定、業績管理及び統合効果等の評価を適切に行うため、報告セグメントをブランドコミュニケーション事業、フードブランディング事業、ビジネスディベロップメント事業の3事業に変更しております。 (1)ブランドコミュニケーション事業 グループの基幹事業である当事業では、クライアントである企業・団体等の活動や商品・サービスの価値を広く伝え、様々なステークホルダーと良好な関係性を構築するための戦略策定、施策立案・支援を担っております。プレスリリースの作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など、多様なソリューションを提供するなか、大きな話題を創出する企画力、強力なメディアネットワーク、契約アスリート及び文化人の肖像権を活用した自社コンテンツが他社への優位性となっております。また、販売施策・商品企画の立案・支援を手掛け、店頭等の消費者とのコンタクトポイントで購買・成約の意思決定を促すためのノウハウ・ソリューションを提供しております。前連結会計年度に従来のマーケティング&コミュニケーション事業とセールスアクティベーション事業を統合し、一体的にサービスを提供する体制を構築しております。 (2)フードブランディング事業 オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」のブランディング、ライセンシングビジネス及び海外店舗の管理・運営等を手掛けております。レストランプロデューサーのビル・グレンジャーのマネジメントビジネスが原点となった当事業では、PR発想を活用することで、パンケーキブームを創出しながら事業を拡大し、現在では、国内8店舗(ライセンス店舗含む)、海外2店舗の「bills」を展開しております。 (3)ビジネスディベロップメント事業 新規事業の開発・創出による当社グループの事業領域の拡充による新たな収益基盤の構築を行います。 3事業セグメントにおける会社の構成は以下のとおりです。 報告セグメント   構成子会社 ① ブランドコミュニケ―ション事業   株式会社サニーサイドアップ 株式会社クムナムエンターテインメント 株式会社エアサイド 株式会社ステディスタディ ② フードブランディング事業   株式会社フライパン SUNNY SIDE UP KOREA, INC ③ ビジネスディベロップメント事業   株式会社グッドアンドカンパニー 株式会社TKG Consulting(注) (注)2024年10月1日付で、株式会社サニーサイドエックスより商号変更しております。 なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 当社グループの構成は下記のとおりになります。 (用語の説明) PR……Public Relations(パブリック・リレーションズ)の略称であり、企業、社会の間の双方向のコミュニケーション活動全般を指します。広告がメディア等の媒体の所定の広告枠(紙面等のスペースやCM放送の時間枠)を金銭で購入し、広告主が広告主の意図的な表現と手法で消費者に訴求するのに対し、PRは企業活動や商品・サービスの価値(利便性や社会的意義、新奇性等)についての情報をメディアへ向けて発信することで、新聞・雑誌の記事やテレビ番組のニュース等として、第三者の視点と評価を通じた形で消費者に届けられます。このため、PRによる情報は、広告と比して、一般的に信頼性が高い情報として消費者及び社会に浸透させることができます。
経営方針・対処すべき課題3,084字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「たのしいさわぎをおこしたい」という経営理念の下、PR発想を軸にあらゆるコミュニケーション手法を用いて様々な課題を解決するコミュニケーションのプロフェッショナル集団として、新しい時代の、新しい価値観を創造しようとしています。時代とともにコミュニケーション手法は大きく変化するものの、「人の心が動けば、行動が変わり、やがて世の中全体が変わっていく」というPRが持つ普遍的な力を信じ、事業活動を通じて社会問題を解決しながら、企業価値の向上を実現してまいります。 また、当社グループは「社会の公器としての責任」と「PRが持つ力」の双方を認識し、自社が課題とするサステナビリティ及びダイバーシティの取り組みを進めるとともに、同様の取り組みを推進する企業・団体の価値向上をコミュニケーションの側面から支援するなど、持続可能な社会の実現に資するコミュニケーションにも積極的に取り組んでまいります。 (2) 中長期的な会社の経営戦略と目標とする経営指標 当社グループは、2023年5月に策定した中長期経営方針「成長に向けた戦略方針」において、2026年6月期に連結営業利益20億円を達成することを経営指標として掲げております。同方針策定時に想定していなかった本社及び子会社オフィス賃借料等の固定費の増加の影響により、最終年度の連結営業利益予想は目標に届かないものの、事業ポートフォリオの中核として位置づけるブランドコミュニケーション事業の改革への取り組みは順調に進捗しており、同事業を中心に収益力の更なる向上に取り組んでまいります。また、ROIC(投下資本利益率)、ROE(自己資本当期純利益率)を改善し、資本コストを上回る資本収益性を達成しながら、中長期的な企業価値向上を実現してまいります。 (3) 会社の対処すべき課題 当社グループの事業環境につきましては、PR、広告、販促等の垣根がなくなりつつあるとともに、AIの急速な普及に代表されるように、テクノロジーの重要度も増してきております。コミュニケーションのあり方が大きく変容するなか、当社の事業ドメインは狭義のPR市場にとどまらず、コンサルティング市場、さらに上流に遡った大きな広告市場を対象として捉えることができます。当社グループは、コミュニケーションをデザインする企業として、この成長機会を積極的に捉えながらも、「人の心が動けば、行動が変わり、やがて世の中全体が変わっていく」との理念を持ち続け、今後もそれを実現する企業でありたいと考えております。 上記の認識を前提とした、当社グループが対処すべき課題は次のとおりです。 ① 中核事業の強化による収益力向上 当社グループは、中長期経営方針「成長に向けた戦略方針」に定める中期方針期間の最終年度を迎え、主力のブランドコミュニケーション事業を中心に収益力向上への取り組みを加速させてまいります。同事業におきましては、2023年9月に完了した連結子会社3社間の統合による効果やグループシナジーを更に創出すべく、提供ソリューションの高付加価値化に引き続き取り組んでまいります。また、事業機会の拡大を図るため、マーケティング戦略支援及びコンサルティングと連携し、既存のPRからマーケティングへと領域を広げた包括的なソリューションを提供してまいります。 ② 次期成長戦略の策定 現中期方針期間を総括するなかで、ブランドコミュニケーション事業を中心に収益力の向上への改革は着実に進んでいるものの、成長スピードには課題があると捉えております。また、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた現状分析・評価を通じて、成長期待感の醸成や業績の持続性・信頼感の確保により、市場からの評価を獲得することも課題であると認識しております。そこで、現中期方針期間の取り組みを進めつつ、中長期的な企業価値の向上を目指して、次期成長戦略策定に着手し、既存事業の強化と戦略的M&Aの融合による成長、その実現に向けたキャピタル・アロケーション等について、具体的な検討を進めてまいります。 ③ 人的資本経営の実現 当社グループでは、人的資本経営の実現に向けて、性別・国籍等を超えて全員が活躍できる組織づくり、教育投資の拡充、従業員のエンゲージメントの向上に取り組んでおります。2024年6月期から3か年を対象に、成長への戦略投資枠として総額15億円を設定し、対象領域をテクノロジー投資、人財投資、DX業務投資とするなか、人財投資に重点配分し、採用活動と職場環境整備を積極的に進めてまいりました。今後は教育の拡充や制度改定など、組織力の向上に資する施策をより強化してまいります。特に、ブランドコミュニケーション事業では、生産性の向上に取り組み、同事業の効率改善をグループ全体に波及させてまいります。 なお、当社は社会や環境に配慮した公益性の高い企業を評価する国際的な認証制度「B Corporation(B Corp)」認証を取得しておりますが、2025年6月には国際的なサステナビリティの評価機関であるEcoVadis社(本社:フランス)より、全評価対象企業のうち上位35%に与えられるブロンズメダルを獲得しました。今後とも、社会課題の解決と持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進し、企業の社会的責任を果たしてまいります。 (4) 経営環境 米国の通商政策等による影響が一部で見られるものの、景気は緩やかな回復基調にあり、当社グループを取り巻く経営環境は比較的良好な状況が続いています。一方、価値観が大きく変容するなか、ブランドが打ち出すメッセージや企業姿勢への共感がより重視されるとともに、メディアの多様化、AIをはじめとするテクノロジーの急速な進展等により、コミュニケーション手法が大きく変わり、変化への対応を迫られています。 中核のブランドコミュニケーション事業につきましては、企業のマーケティング活動の活発化、地方創生の推進等を受け、サービス提供の機会が増えております。当社グループとしては、経営資源を効率的に配分し、高付加価値のサービスを提供することで、機会を積極的に捉えてまいります。また、販促施策・商品企画については、受注変動がありながらも、有力なIP(知的財産)を活用した企画提案や販路拡大に取り組み、堅調に推移してゆくことを見込んでおります。なお、同サービスはグッズ制作の一部を海外で行っておりますが、短期間で急激な為替相場の変動が頻発していることから、影響軽減に向けた管理体制を引き続き整えてまいります。 フードブランディング事業につきましては、ブランディング強化への様々な施策の効果やインバウンド需要の継続を背景に、順調に推移するものと見ております。但し、原材料価格の上昇や人材確保が困難な状況は続くとの認識であることから、価格改定を伴うメニュー改廃など、機動的な対応を進めてまいります。 ビジネスディベロップメント事業につきましては、マーケティング戦略支援及びコンサルティングにおいて、ブランドコミュニケーション事業との連携を図り、包括的なソリューションを提供するための機能を果たしてまいります。
事業等のリスク6,815字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 当社グループの事業の状況及び経理の状況等に関する事項のうち、当社グループ及び事業の持続可能性や投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主なリスクについて、以下に記載しております。当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の影響の軽減等の対応に努める方針であります。 なお、以下の記載事項は当社株式への投資に関連するリスクを網羅するものではなく、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであり、不確実性を内在しているため、実際の結果と異なる可能性があります。 (1)重要なリスクの抽出・分析 当社グループは、事業等のリスクを「経営に関するリスク」、「事業に関するリスク」、「サステナビリティに関するリスク」の3つに分類し、それぞれの項目のリスク事象を発生可能性(発生頻度)と影響度(影響金額・影響範囲)の観点から分析しています。 重要なリスクとして抽出された項目と事象は、①経営に関するリスク(イ.ビジネスモデル:人財の確保・育成)、②事業に関するリスク(ウ.ブランドコミュニケーション事業:販促施策・商品企画の受注変動、生産国の為替相場変動)、③サステナビリティに関するリスク(カ.人権:従業員の健康・安全)となります。 リスク分類 項目   前連結会計年度   当連結会計年度 評価   発生 可能性   影響度   評価 ①経営に関する リスク   ア.経済状況・市場環境 イ.ビジネスモデル   B A   中 中   中~大 大   A A ②事業に関する リスク   ウ.ブランドコミュニケーション事業 エ.フードブランディング事業 オ.ビジネスディベロップメント事業   A B S   中 低 低   大 大 中~大   A B C ③サステナビリティに関するリスク   カ.人権 キ.取引 ク.社会・環境 ケ.情報管理 コ.自然災害・疾病   A C C B C   中 低~中 低~中 低~中 低   中 低~中 中 中 中   A B B B C (注)評価はS、A、B、Cの順に重要度を示しております。 リスク項目分析 重要なリスク項目の事象分析 (2)リスク項目と事象 ① 経営に関するリスク ア.経済状況・市場環境 一般的に企業が支出するマーケティング、コミュニケーションサービスに関する費用は、景気動向によって増減する傾向にあります。従って、ブランドコミュニケーション事業を中心として、企業からの受注件数や受注金額は、景気の影響を受ける可能性があります。また、AIをはじめとする新しい技術の台頭は、サービス提供に至るプロセス及び提供内容に影響を与える可能性があります。 イ.ビジネスモデル (ⅰ)人財の確保・育成について 当社グループの事業を支える人財の確保・育成は、当社の競争力を維持していく上で必要不可欠なものであります。自社のブランディングを強化することで採用活動を優位に進めるとともに、当社グループ企業間の異動・出向を通じた活発な人的交流、さらには外部講師を招いた研修等を定期的に行うことで、人財の確保・育成に努めております。現在、当社グループの長期的な成長を担う新規事業開発、更にグローバルなビジネスフィールドで活躍できる人財確保・育成に注力しておりますが、必要な能力を有する十分な人財確保ができなかった場合や人財の流出が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅱ)特定人物への依存について 当社グループの経営方針及び事業戦略は、当社役員等に依存しております。当社グループでは、企業価値向上に向けた持続的かつ飛躍的成長を機動的に実現するため、積極的な権限委譲を進めると同時に、当社グループの各社役員等による情報の共有機会を継続的に維持することで、経営組織の強化を図っておりますが、今後何らかの理由により、当社役員等が当社グループの経営執行を継続することが困難となった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅲ)業務提携、合弁事業、戦略的投資、M&Aについて 当社グループは、企業価値向上を目的とした飛躍的成長の実現の有効な手段として、業務提携、合弁事業、戦略的投資及びM&Aを引き続き検討していく方針であります。しかしながら、業務提携及び合弁事業において協力パートナーの経営状況により提携の維持が困難となる場合や、戦略的投資において投資先の財務状況等により期待する成果が得られない場合、保有株式の評価減処理を行う可能性があります。M&Aについては、買収後に偶発債務の発生や未認識債務の判明等の問題が発生、または事業計画の著しい乖離が発生した場合には、のれんの減損処理を行う可能性があり、これらが生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅳ)のれんの減損について 当社グループが必要に応じてM&Aを実施する際には、将来の収益性について十分に精査を行いますが、M&A実施時における将来予測や事業環境の変化によって十分なキャッシュ・フローを生み出せない場合、M&A後においてのれんの減損が発生するリスクがあります。当社グループは、2025年6月期末の連結貸借対照表において、2020年3月に子会社化した株式会社ステディスタディののれん193百万円を計上しております。当該資産について、減損の兆候が認められた場合に減損テストを行い、十分な将来キャッシュ・フローを生み出さないとの結果を得られた場合には減損損失を認識する必要が生じます。多額の減損損失を認識した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅴ)投資有価証券の評価損について 当社グループは、事業収益機会の創出に向けた施策の一つとして、「資本参加型PRサービス」を展開しております。国内外の将来有望なベンチャー企業との連携を進め、当社グループでPR等のサービスを提供しております。同施策により取得した当該有価証券について、その価額が著しく低下し、帳簿価額を下回った場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ② 事業に関するリスク ウ.ブランドコミュニケーション事業 (ⅰ)販促施策・商品企画の受注変動について 販促施策・商品企画については、継続的な契約を締結するリテナー契約ではなく、提案ごとに個別契約を締結するスポット契約が多く、受注変動が大きいことから、計画通り受注が進まない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅱ)生産国の為替相場変動、経済情勢及び輸出入関税等について 販促施策・商品企画において、プレミアムグッズ(販促用景品)等の制作の一部を中国等の海外工場へ外注しており、これらの輸入取引は原則として米ドル建て決済で行っているため、連結財務諸表はドル円相場の為替変動の影響を受ける可能性があります。為替変動リスクに対応するため、自社為替レートを定めて販売価格を決定しているものの、その範囲を超える下げ幅で、且つ、非常に短期間で円安が進行した場合、クライアントへの価格転嫁が一部に留まらざるを得ず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、生産国の政治情勢及び経済情勢、輸出入関税等に著しい変化が生じた場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅲ)不良品の発生及び製造物責任について 販促施策・商品企画において、制作するプレミアムグッズの外注先選定については、外注先の過去の取引実績や品質管理体制を確認した上で取引を開始していることに加え、生産過程においても、当社グループ従業員が現地工場にて検品を行うなど、不良品の発生防止のための措置を講じております。しかしながら、万一、不良品が発生し、それらを取引先に納品した際に当該取引先からの値引きや返品・交換等の負担が発生し、当社グループの取引先に対する信用の失墜にもつながった場合、また、制作物の欠陥が原因となり事故が発生した場合には、損害賠償により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅳ)代替工場について 販促施策・商品企画において、プレミアムグッズの制作の一部を海外工場へ外注しているため、国策による急激な人件費高騰をはじめ当該地域における特有のビジネス環境の変化により、外注先工場の新規開拓を迫られる可能性があります。普段より外注先工場とは良好な関係構築に努めているものの、高品質・低価格・納期遵守を実現できる工場への発注ができない場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅴ)企業活動におけるレピュテーションリスクについて 当社グループは、広範な分野を収益機会として捉え、積極的な事業展開を行う方針でありますが、とりわけ社会貢献活動に係る支援業務につきましては、PR活動等のあり方の重要性を強く認識しております。また、各事業の企画・立案にあたりましては、当社へのレピュテーションリスク等を詳細に分析・評価することが不可欠であると考えております。しかしながら、このような適切なリスク管理体制の構築ができなかった場合には、企業に求められる説明責任を十分に果たせないことになり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 エ.フードブランディング事業について (ⅰ)出退店政策について フードブランディング事業が運営する店舗は、ブランディングへの寄与、集客性が高い等の立地条件、賃貸条件及び投資回収期間等を総合的に勘案しておりますが、ライセンスビジネスであることから、ライセンサーの許諾を得て出店候補地及び初期投資額を決定しているため、すべての条件に合致する物件が確保できない可能性があります。また、当社グループにおける業績をベースにした退店検討基準により、「bills」ブランドの毀損や業績回復の見通しが立たない場合には、退店を実施することがあります。その退店に伴い、固定資産の除却損、減損損失の計上、各種契約の解除による違約金、退店時の原状回復費用等が想定以上に発生する可能性があり、これらが生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅱ)固定資産の減損損失について フードブランディング事業が保有する店舗等の固定資産について、資産価値の下落や将来的なキャッシュ・フローの低下等により、減損処理を行う可能性があります。その際には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅲ)ライセンサーまたは事業パートナー会社との関係について フードブランディング事業は、「bills」ブランドのライセンスビジネスであるため、ライセンス契約が継続されない場合、また、国内bills店舗はその店舗運営を事業パートナー会社に委託しているため、その事業パートナー会社との業務委託契約が継続できない場合には、フードブランディング事業の継続が難しくなるため、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅳ)海外展開について これまでの出店ノウハウを生かし万全の準備態勢で新店舗の出店を進行するも、特に海外においては、固有のビジネス文化や出店地域当局による許認可等、コントロールできる範疇を超えた要因により、当初計画していた出店スケジュールに遅延が生じ、店舗賃料や人件費等の支出のみの発生が長引くことで、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (ⅴ)食品事故の発生について フードブランディング事業においてレストランを展開する当社グループにとって、最大のリスク要因は食中毒や食品アレルギーなどの食品事故の発生と認識しており、店舗において、衛生管理に関するマニュアルに基づく衛生・品質管理を徹底しております。しかしながら、万一、不可抗力的な食品事故が発生した場合、社会的信用を失うことによる売上高の減少、損害賠償による損失の発生、一定期間の営業停止や営業許可の取り消し等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 オ.ビジネスディベロップメント事業 事業規模の拡大と高収益化を目指す当社グループは、既存の受託型事業に留まらず、新規事業開発に積極的に取り組んでいく方針でありますが、新規事業の立ち上げは既存の受託型事業よりもリスクが高いことを認識しております。入念な市場分析や事業計画設計にも関わらず、予測とは異なる状況が発生して計画どおりに進まない場合は、投下資金を回収できず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ サステナビリティに関するリスク カ.人権 人権に関するリスク及び対応方針につきましては、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (1)サステナビリティに関する考え方及び取組」に記載しております。 キ.取引 情報統制の必要性から一業種一社制(一業種につき一社のみをクライアントとする制度)が望まれる傾向にあり、同業種クライアントとの契約により、新規クライアントの獲得が制限される場合があります。当社グループでは、複数の事業会社及び部署で情報管理の徹底を図ることで、同業種における複数のクライアント獲得を目指しておりますが、国内外のクライアントを問わず一業種一社制が浸透した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループが展開する各事業において、取引の機動性と柔軟性を重視する業界特有の取引慣行により、正式な契約書、発注書が発行されない場合も多く、役務提供過程において企画内容、実施時期、報酬額及びその支払時期等が変更される場合があります。当社グループでは、契約書、発注書等が発行されない場合でも、取引先との間で受注確認票等の文書を取り交わすこととしており、取引の明確化を徹底しております。しかしながら、取引条件について取引先との認識の相違や係争が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ク.知的財産権等について 当社グループは、各事業の推進に当たって、各種知的財産権等の権利物を扱う場合があります。こうした権利物を扱う場合には、権利関係の事前調査や顧問弁護士への相談を徹底し、第三者の知的財産権等の各種権利の侵害がないように努めておりますが、かかる措置にもかかわらず、第三者の権利を侵害してしまった場合、損害賠償金や訴訟費用の支出を余儀なくされ、当社グループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 ケ.情報管理 当社グループは、業務の性質上、クライアントの企業情報やマーケティングに関する機密情報、また、イベントや消費者キャンペーン等において個人情報等を入手する場合があります。当社では、2008年3月にISO27001情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証を取得し、各種情報の管理体制を構築し、社員教育等により従業員のモラル向上を図るなど、情報の取扱いには細心の注意を払っておりますが、かかる措置にもかかわらず、情報の漏洩や不正使用があった場合、損害賠償金や訴訟費用の支出を余儀なくされ、当社グループの業績及び社会的信用に影響を与える可能性があります。 コ.自然災害・疾病 当社グループは、本社及び店舗等が首都圏に集中しており、首都圏において大規模な地震や台風等による自然災害、その他予期せぬ事態が発生した場合、その直接的又は間接的な影響により事業活動が妨げられ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。新型コロナウイルスをはじめとする感染症の世界的流行は、国内外の経済状況を著しく下振れさせるリスクがあります。当社グループは、テレワークへの対応など、事業活動に支障をきたさないための対策を講じておりますが、その直接的又は間接的な影響により事業活動が妨げられ、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)リスク管理体制と対応方針 当社グループ全体を対象としたリスク管理体制は、当社代表取締役社長を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会を原則として四半期に一度開催し、事業に関するリスク、サステナビリティに関するリスクを中心に会社単位及び業務単位で検討し、管理しております。リスク・コンプライアンス委員会での検討結果は、取締役会に報告する体制を採用するとともに、監査等委員会にも報告しております。重要なリスクと抽出された項目と、経営に関するリスクについては、取締役会を中心に対応方針の検討と管理を行っております。
経営成績の分析 (MD&A)8,891字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績等の状況 当連結会計年度(2024年7月1日~2025年6月30日)における当社グループは、PR(パブリックリレーションズ)発想を軸に、コミュニケーション戦略の策定から施策立案・支援まで、幅広いサービスを提供してまいりました。 中長期的な企業価値向上を目指す当社グループは、中長期経営方針「成長に向けた戦略方針」に沿って、事業ポートフォリオの中核と位置づけるブランドコミュニケーション事業を中心に収益力の向上を図るため、クライアントの維持・開拓や多様かつ付加価値の高いサービスの提供に取り組んでまいりました。さらに、従来のPRからマーケティングへ領域を広げて包括的なソリューションを提供し、事業機会の拡大を図るため、ビジネスディベロップメント事業に属する株式会社TKG Consulting(2024年10月1日付で株式会社サニーサイドエックスより商号変更)の主力事業をマーケティング戦略支援及びコンサルティング事業へと変更いたしました。 当社グループでは、2024年6月期からの3か年を対象に、成長への戦略投資枠として総額15億円を設定するなか、事業成長を支える人財への投資を加速し、新卒採用の継続と専門人財の獲得を進めました。教育も拡充し、専門教育プログラム「SUNNY UNIVERSITY」では、生成AIの活用など、実務に即したテーマを組み込んだほか、メディア担当から営業職へ移行する若手スタッフを対象とした教育プログラムを新設いたしました。また、前連結会計年度に改装した本社オフィスに続く職場環境整備を進め、2020年3月の連結子会社化以降、業績が好調に推移してきた株式会社ステディスタディの更なる成長を見据えて、同社オフィスを2024年12月に拡張移転いたしました。 売上高につきましては、2期ぶりの増収を確保し、過去最高を更新いたしました。増収に寄与したブランドコミュニケーション事業では、IP(知的財産)コンテンツを活用した販促施策・商品企画の受注が拡大するとともに、PRも伸長いたしました。コスメ、商業施設・ホテルなど、これまで実績を積み重ねてきた業種で好調に推移したほか、近年注力してきた地方創生でも受注が拡大し、地域の食や観光資源の魅力を伝えるPRを担当いたしました。 営業利益につきましては、株式会社ステディスタディのオフィス移転費用及び賞与関連費用の平準化の影響により、第3四半期連結累計期間まで軟調に推移しておりましたが、第4四半期の大幅増収が寄与し、5期連続の増益を達成いたしました。なお、賞与関連費用は、これまで予測可能性を低下させる要因の一つとなっていたため、当連結会計年度より四半期ごとの費用を計画段階で平準化し、業績進捗を勘案して計上するよう変更しております。 経常利益も5期連続の増益を達成し、親会社株主に帰属する当期純利益は2期ぶりの増益を確保したことから、営業利益以下の各段階利益はいずれも過去最高を更新いたしました。 これらの結果、当連結会計年度末の財政状態及び当連結会計年度の経営成績は以下のとおりとなりました。 (財政状態) 資産合計 104億9百万円(前連結会計年度末比 19億36百万円増) 負債合計  57億8百万円(前連結会計年度末比 13億72百万円増) 純資産合計  47億1百万円(前連結会計年度末比 5億64百万円増) (経営成績) 売上高  195億87百万円(前年同期比 9.4%増) 営業利益 15億97百万円(前年同期比  9.0%増) 経常利益 16億35百万円(前年同期比 9.0%増) 親会社株主に帰属する当期純利益 9億48百万円(前年同期比 19.3%増) 当社グループの報告セグメントの構成及び業績は次のとおりであります。 報告セグメントの構成 報告セグメント   構成子会社 イ.ブランドコミュニケ―ション事業   株式会社サニーサイドアップ 株式会社クムナムエンターテインメント 株式会社エアサイド 株式会社ステディスタディ ロ.フードブランディング事業   株式会社フライパン SUNNY SIDE UP KOREA, INC ハ.ビジネスディベロップメント事業   株式会社グッドアンドカンパニー 株式会社TKG Consulting(注) (注)2024年10月1日付で、株式会社サニーサイドエックスより商号変更しております。 報告セグメントごとの売上高及び利益 2024年6月期   2025年6月期   前年同期比 イ.ブランドコミュニケ―ション事業   売上高   144億47百万円   162億25百万円   12.3%増 利 益   25億32百万円   27億27百万円   7.7%増 ロ.フードブランディング事業   売上高   32億68百万円   32億95百万円   0.8%増 利 益   1億16百万円   93百万円   19.8%減 ハ.ビジネスディベロップメント事業   売上高   1億92百万円   66百万円   65.4%減 利 益   26百万円   16百万円   39.3%減 イ. ブランドコミュニケーション事業 当事業では、クライアントである企業・団体等の活動や商品・サービスの価値を広く伝え、様々なステークホルダーと良好な関係性を構築するための戦略策定、施策立案・支援を担っております。具体的な施策は、プレスリリースの作成・配信、記者発表会、メディアリレーション、PRイベント、SNS戦略立案など、多岐に渡っております。また、販売施策・商品企画の立案・支援を手掛け、店頭等の消費者とのコンタクトポイントで購買・成約の意思決定を促すためのノウハウ・ソリューションを提供しております。前連結会計年度に従来のマーケティング&コミュニケーション事業とセールスアクティベーション事業を統合し、一体的にサービスを提供する体制を構築しております。 株式会社サニーサイドアップでは、クライアントニーズにきめ細かく対応した企画力とメディアリレーションを強みとし、特定の業種に限定することなく、国内外のクライアントの商品・サービス、施設等のPRを担当するとともに、インフルエンサーとYouTube、Instagram等のSNSを組み合わせたマーケティングサービスを提供しております。また、PRと並ぶ主力サービスとして、キャラクター等のIPを活用したコンテンツ制作及び販促施策を手掛けるほか、商品キャンペーンの企画及びグッズ制作、雑貨の商品企画やOEMの機能・ノウハウを有しております。株式会社クムナムエンターテインメントでは、強力なキャスティングネットワークと企画力を強みとし、日本及び韓国の人気ア-ティストや有名プロスポーツ選手等を起用したブランディング、コンテンツ開発を手掛けております。株式会社エアサイドでは、高いクリエイティビティとエンターテインメント業界とのリレーションを武器に、人気アーティストを起用したCMをメディアに紹介するPR等を手掛けております。株式会社ステディスタディでは、ファッションやライフスタイルブランドに関する専門的な知見やキャスティング力を活かし、PRやコンサルティングを提供しております。 当連結会計年度におきましては、クライアントとの関係性構築に向けて、大手企業のマーケティング責任者との接点を増やし、広報からマーケティング部門へと対象を広げて包括的な提案を行ったほか、PRと商品企画部門やグループ企業間で連携して提案する機会を増やすなど、付加価値の高い提案に取り組みました。主力の株式会社サニーサイドアップでは、アップセルを意識した提案が徐々に結実し、クライアント当たりの売上高が増加いたしました。 売上高につきましては、IPコンテンツを活用した販促施策・商品企画が大幅に伸長し、人気キャラクターや映画連動の大型企画が牽引するなか、新たに取り組んだ販路拡大も増収に寄与いたしました。四半期ベースで減収が続いていたPRも第3四半期より増収に転じ、コスメ・ファッション、商業施設・ホテル、旅行・地方創生等の受注が拡大いたしました。商業施設・ホテルにつきましては、開業PRに携わった施設からのリテナー契約獲得を基盤として、東京都心で国内最大規模となる施設や関西・九州・沖縄地方のホテルの開業PRを新たに受注いたしました。なお、大阪・関西万博関連のPRは、万博が開幕した第4四半期を中心に寄与いたしました。利益につきましては、増収が寄与し、事業全体で増益を確保いたしました。 これらの結果、当事業の当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。 売上高   162億25百万円(前年同期比 12.3%増) セグメント利益  27億27百万円(前年同期比  7.7%増) ロ. フードブランディング事業 当事業では、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング「bills」の国内におけるブランディング、ライセンシングビジネス及び韓国におけるライセンス管理と店舗運営を行っております。国内で直営7店舗、韓国で直営2店舗を展開する当事業では、当連結会計年度に出退店及び改装はなく、休業期間は発生しておりません。 当事業では、年2回のメニュー改定を行い、ヴィーガンやグルテンフリーなど、幅広い客層を対象とした秋冬メニューを展開したほか、春夏メニューとして「地中海式コンフォート・フード」を展開いたしました。また、お台場店(東京都港区)でのイベントを機に、横浜赤レンガ店(神奈川県横浜市中区)、福岡店(福岡県福岡市中央区)でペット同伴可能なエリアを拡大するなど、顧客層や立地特性に合わせたブランディングの強化に取り組みました。 当事業では、客単価が高水準で推移するなか、インバウンド需要に支えられた銀座店(東京都中央区)及び大阪店(大阪府大阪市北区)、前連結会計年度に改装した七里ヶ浜店(神奈川県鎌倉市)及び表参道店(東京都渋谷区)で客数が増加し、増収となりました。利益につきましては、原材料費やブランド価値維持を目的としたメンテナンス費用が増加し、事業全体で減益となりました。 これらの結果、当事業の当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。 売上高      32億95百万円(前年同期比  0.8%増) セグメント利益      93百万円(前年同期比 19.8%減) ハ. ビジネスディベロップメント事業 当事業は、新規事業の開発・創出を通じてグループの事業領域を拡充する位置づけにあり、セグメント特性上、費用が先行する傾向にあります。 株式会社グッドアンドカンパニーでは主に、ウェルビーイングや女性活躍推進等、社会課題の解決に資するコミュニケーションサービスを提供しています。株式会社TKG Consultingでは、商業施設及び建物の企画、開発、管理運営のほか、XR映像を活用したソリューションを提供してまいりましたが、主力事業をマーケティング戦略支援及びコンサルティング事業へ転換しております。 当連結会計年度におきましては、コンサルティング事業の提案活動が本格化したものの、株式会社TKG Consultingの既存事業の縮小により、減収となりました。利益につきましては、減収に加えて、前連結会計年度に発生したXR事業の譲渡に伴う一時的な収益要因が剥落したことから、事業全体で減益となりました。 これらの結果、当事業の当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。 売上高            66百万円(前年同期比 65.4%減) セグメント利益     16百万円(前年同期比 39.3%減) ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比べて1,470百万円増加し、4,639百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べて1,531百万円収入が増加し、2,186百万円の収入となりました。これは主に、売上債権の増減額が493百万円、棚卸資産の増減額が214百万円の増加となったものの、税金等調整前当期純利益が1,628百万円に、仕入債務の増減額が1,369百万円の増加となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べて9百万円支出が増加し、129百万円の支出となりました。これは主に、有価証券及び投資有価証券の売却による収入が21百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が134百万円、出資金の払込による支出が30百万円あったことによるものであります。 これらの結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べて1,521百万円増加し、2,056百万円の収入となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度と比べて76百万円支出が増加し、547百万円の支出となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出が157百万円、短期借入金の純増減額が56百万円の減少となったことに加え、配当金の支払額が328百万円となったことによるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績 (生産実績) 当社グループの主たる業務は、PRを含むマーケティング活動の支援やマネジメント業務等の役務を提供する業務であるため、生産に該当する事項はありません。 (販売実績) 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年7月1日 至 2025年6月30日)   前年同期比(%) ブランドコミュニケーション事業(千円)   16,225,178   12.3 フードブランディング事業 (千円)   3,295,478   0.8 ビジネスディベロップメント事業(千円)   66,572   △65.4 合計 (千円)   19,587,229   9.4 (注)1.セグメント間の取引は、相殺消去しております。 2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  2023年7月1日 至  2024年6月30日)   当連結会計年度 (自  2024年7月1日 至  2025年6月30日) 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) 株式会社ハピネット   2,388,538   13.3   3,234,555   16.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は、次のとおりであります。 (財政状態) 当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末と比べて1,936百万円増加し、10,409百万円となりました。資産の内訳につきましては、流動資産が2,076百万円の増加により8,626百万円に、固定資産が139百万円の減少により1,783百万円となりました。流動資産の増加は主に、現金及び預金が1,470百万円、売掛金が485百万円それぞれ増加したことによるものです。また、固定資産の減少は、連結子会社のオフィス拡張移転等により有形固定資産が50百万円増加したものの、無形固定資産が47百万円、投資その他の資産が143百万円それぞれ減少したことによるものです。 当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末と比べて1,372百万円増加し、5,708百万円となりました。負債の内訳につきましては、流動負債が1,503百万円の増加により4,865百万円に、固定負債が131百万円の減少により843百万円となりました。流動負債の増加は主に、買掛金が1,368百万円増加したことによるものです。また、固定負債の減少は主に、長期借入金が133百万円減少したことによるものです。 当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末と比べて564百万円増加し、4,701百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が59百万円減少したものの、利益剰余金が620百万円増加したことによるものです。 当連結会計年度末における自己資本は、前連結会計年度末と比べて572百万円増加し、4,543百万円となりました。この結果、自己資本比率は前連結会計年度の46.9%から43.7%となりました。また、経営効率指標である自己資本当期純利益率は前連結会計年度の21.1%から22.3%、総資産経常利益率は同17.6%から17.3%となりました。 (経営成績) 当連結会計年度の売上高は19,587百万円となり、前連結会計年度に比べて1,678百万円の増収となりました。これは主に、ブランドコミュニケーション事業で1,777百万円の増収となったことによるものです。同事業では、IPコンテンツを活用した販促施策・商品企画が年間を通じて好調に推移し、四半期ベースで減収が続いていたPRも第3四半期以降に増収に転じました。中長期経営方針において、同事業の売上成長率目標を3か年平均13%と設定しており、その達成に向けて、販促施策・商品企画の受注変動の影響を抑制するとともに、PRで安定的に受注を確保することを課題と捉えております。 当連結会計年度の営業利益は1,597百万円となり、前連結会計年度に比べて132百万円の増加となりました。これは主に、ブランドコミュニケーション事業の寄与によるもので、同事業では増収効果により、194百万円の改善となりました。積極的な人的投資により従業員数が増加するなか、今後は生産性の改善を通じて、収益力の更なる向上に繋げてまいります。 当連結会計年度の経常利益は1,635百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は948百万円となり、営業利益以下の段階利益はいずれも過去最高を更新いたしました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べて特別損失が減少したことで、大幅に増加いたしました。 当連結会計年度の経営成績につきましては、主力のブランドコミュニケーション事業を中心に収益改善が続いたことを評価しており、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)会社の対処すべき課題」に記載の事項に取り組むことにより、継続的な改善を実現したいと考えております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析) 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資金の流動性) 当社グループは、継続的、安定的に営業キャッシュ・フローを確保することにより、事業活動に必要な流動性を維持することを財務上の重要な目標としております。 また、財務健全性の向上を目指し、グループ全体としての資金の効率的な調達・運用を方針としております。運転資金については原則として、自己資金で賄いますが、一時的な運転資金を効率的に調達するため、当座貸越を利用することがあります。 ブランドコミュニケーション事業においては、キャンペーン・ノベルティグッズ等の制作について、中国を中心とした海外に発注しており、各案件の規模が大きくなることが多いため、資金繰りに細心の注意を払い、外貨保有のバランスも考慮した資金調達を行っております。 フードブランディング事業における新規店舗開発や既存店舗の設備改修等多額の設備資金を必要とする事案につきましては、投資回収期間を精査した上で、長期借入金として効率的な資金の調達・運用を行っております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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