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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,965.38+199ドル円158.86-1NASDAQ26,205.58+106S&P 5007,665.62+34SOX 指数11,344.26+569/2終値

Japan Eyewear Holdings

Japan Eyewear Holdings5889 · Prime · 小売業

福井鯖江のクラフツマンシップを背景に、高価格帯アイウェアでグローバル直営展開。

概要

Japan Eyewear Holdingsは、福井県鯖江市に本社を置く眼鏡製造小売の持株会社である。2026年1月期の連結売上収益は186億円、営業利益60億円。金子眼鏡(高価格帯SPA)とフォーナインズ(機能性重視)の2ブランドを擁し、国内直営店103店舗、海外11店舗を展開する。

二つのブランドが収益の柱

当社グループは金子眼鏡事業とフォーナインズ事業の2セグメントで構成される。2026年1月期の売上構成は金子眼鏡が約65%、フォーナインズが約35%である。金子眼鏡はクラシックデザインを軸に直営店販売が9割を占め、フォーナインズは「眼鏡は道具」を掲げ卸売45%・直営55%の比率で販売する。両ブランドは異なる価格帯とデザイン哲学を持ち、同じ鯖江の産地力を活用している。

金子眼鏡の一貫生産体制と高単価

金子眼鏡は2006年に一貫生産(SPA)へ移行し、顧客ニーズを迅速に反映できる体制を築いた。自社工場5拠点で年間約11万本を生産し、伝統技法と機械加工を融合させる。直営店の一式単価(フレーム+レンズ)は2022年1月期の69,157円から2026年1月期には82,279円へ上昇した。国内84店舗に加え、フランス・中国・香港・シンガポール・台湾に10店舗を構える。

フォーナインズの卸売網と直営拡大

フォーナインズは1995年創業で、国内約600店舗・海外約400店舗への卸売と直営店18店舗を運営する。2024年5月には鯖江のフレームメーカー・タイホウを買収し内製化に着手した。一式単価は87,319円(2026年1月期)で金子眼鏡を上回る。直営店の顧客は40~50代男性が多く、卸売ではアジアを中心に海外展開を進めている。

急成長する財務とEBITDA重視の経営

売上収益は2022年1月期の71億円から2026年1月期に186億円へと倍増した。当期利益は同期間で1億円から38億円へ拡大。経営指標としてEBITDA(営業利益+減価償却費+識別可能資産償却費)を重視し、収益性向上を目指す。2026年1月期の営業利益は60億円、EBITDAは減価償却費19億円を含め約79億円と推定される。

業界の中での役割は高級アイウェアブランドのメーカー兼リテーラーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
186億円
営業利益
60億円
営業利益率
32.3%
純利益
38億円
2026/1 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01眼鏡製造小売(金子眼鏡事業)主力

自社工場で一貫生産(SPA)し、主力の直営店(国内84店舗、海外10店舗)で販売。クラシックデザインで幅広い客層に支持。売上の約9割が直営小売。

世界三大産地・鯖江に自社工場5拠点、一貫生産体制

主な製品・サービス1
金子眼鏡ブランドのアイウェア
鯖江の自社工場で製造される高品質眼鏡フレーム。伝統と機械技術を融合。

02眼鏡卸売・直営(フォーナインズ事業)準主力

「眼鏡は道具」をコンセプトに機能性・モダンデザインを追求。国内約600店、海外約400店への卸売と直営店18店舗で販売。売上構成は卸45%、直営55%。

主な製品・サービス1
フォーナインズブランドのアイウェア
高級機能性眼鏡フレーム。掛けやすさ、壊れにくさ、調整しやすさを追求。

製品と技術

金子眼鏡 鯖江の伝統と機械技術の融合

金子眼鏡は鯖江の自社工場5拠点で、金型・プレス・メタルフレームの特殊工程を除く全工程を内製する。伝統的な職人技と最新の機械加工を組み合わせ、他社が再現しにくい艶と光沢感を生み出す。年間生産能力は約11万本で、クラシックなデザインを中心に年齢・性別を問わず支持されている。フレーム単価は8万円超の高価格帯に位置する。

フォーナインズ 機能性を極めたモダンデザイン

フォーナインズは「眼鏡は道具」をコンセプトに、掛けやすさ・壊れにくさ・調整しやすさを徹底的に追求する。年間約250型・8万本の新型を投入し、機能性と美しいフォルムを両立。製造は主に鯖江の協力工場に委託するが、2024年にタイホウを買収し一部内製化を開始した。一式単価は約87,000円とグループ内で最も高い。

一貫生産と外注の使い分けが生む競争力

金子眼鏡はほぼ全工程を自社工場で行い、短納期・高品質・安定供給を実現する。一方、フォーナインズは企画・デザインを自社で行い、製造は外部協力工場に依存するが、タイホウ買収により内製比率を高めつつある。両ブランドの生産方式の違いが、異なる価格帯とデザイン志向を可能にし、グループ全体で幅広い顧客層に対応している。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

小売業のなかでの位置

会社が挙げる強い分野

  • 眼鏡製造小売(金子眼鏡事業)世界三大産地・鯖江に自社工場5拠点、一貫生産体制

有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。

眼鏡チェーンで高収益、店舗拡大継続

Japan Eyewear Holdingsは眼鏡小売チェーンを展開し、売上高186億円、営業利益率32%超と非常に高い収益性を誇る。同業の光フードサービスやトライアルホールディングスは食品小売で、直接の競合ではないが、小売業としての競争環境は共有している。当社はプライベートブランドの眼鏡を中心に、自社製造による高付加価値と低コストを実現。これにより、他社との差別化と高い利益率を両立している。また、店舗の積極出店で規模を拡大しており、売上高も急成長。業界では、眼鏡市場は成熟しているが、ファッション性や機能性の需要は堅調。当社は、既存店の売上増加と新規出店により、さらにシェアを伸ばす可能性がある。一方、海外ブランドとの競争や、安価な通販との価格競争には注意が必要。また、店舗展開に伴う人材確保や賃料上昇などのコスト管理も課題となる。

強み

  • 営業利益率32%を超える。自社製造によるコスト競争力と付加価値の高さ。
  • 企画から販売まで一貫体制。中間業者を排除し、価格と品質を両立。
  • 積極的な出店戦略で売上急成長。国内市場で存在感を高める。
  • 自社ブランドの認知度が向上。顧客ロイヤルティの定着に成功。

課題

  • 通販や海外ブランドとの価格競争。差別化と顧客体験の向上が必要。
  • 出店に伴い人件費や賃料が増加。収益率維持には効率化が必須。
  • 国内眼鏡市場は成熟。成長には海外展開や新カテゴリー開発が不可欠。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

小売・消費の時価総額近傍。太字がJapan Eyewear Holdings

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
12791大黒天物産665億円17.3倍
24848フルキャストホールディングス653億円13.9倍
33232三重交通グループホールディングス652億円9.8倍
43964オークネット648億円17.5倍
59619イチネンホールディングス641億円8.3倍
65889Japan Eyewear Holdings628億円16.8倍
78005スクロール600億円21.5倍
83612ワールド590億円9.3倍
97990グローブライド556億円10.2倍
108281ゼビオホールディングス546億円
119416ビジョン534億円20.0倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(小売・消費)に従っています。

会社の歴史

沿革 1件

1958年 眼鏡卸売業として創業

金子眼鏡の源流は1958年に福井県鯖江市で眼鏡卸売業として創業したことに始まる。当時から産地の利を生かし、メガネフレームの流通を担っていた。この卸売基盤が後のSPA移行やブランド構築の土台となった。創業から約50年にわたり、卸売事業を主力として成長した。

1995年 フォーナインズの創業

1995年、高級ブランド眼鏡のデザイン・販売を目的にフォーナインズが創業された。「眼鏡は道具」という徹底した機能主義に基づき、掛けやすさ・壊れにくさ・調整しやすさを追求するブランドとして独立した道を歩み始めた。当初から卸売を主体とし、後に直営店を併用する体制へ移行する。

2006年 金子眼鏡がSPAへ移行

2006年、金子眼鏡は企画から製造、販売までを自社で行う一貫生産体制(SPA)に移行した。これによりトレンドを素早く製品に反映できるようになり、ブランド売上が飛躍的に向上。自社工場での内製率を高め、高品質と原価低減を両立させた。この転換が後の高成長を支える決定的な出来事となった。

2019年 投資ファンド主導で持株会社化

2019年7月、金子眼鏡グループは日本企業成長投資(NIC)ファンドの出資を受け、Lunettes Holdingsを設立。複数の企業再編を経て、金子眼鏡とフォーナインズを傘下に持つ持株会社Japan Eyewear Holdingsが誕生した。同年中に金子ホールディングスが商号変更し、現在のグループ体制が確立された。

2020年代 店舗拡大と海外進出の加速

金子眼鏡は国内店舗を2022年1月期の67店から2026年1月期には84店へ拡大。海外では香港・北京・シンガポール・台湾に初出店し、10店舗体制となった。フォーナインズも直営店を12店から18店へ増やし、シンガポールに海外1号店を開設した。2025年5月には金属表面処理会社ハンズを買収し、サプライチェーンを強化した。

年表1件を開く

2010年代

  • 2019年7月創業金子眼鏡グループが株式会社日本企業成長投資(以下「NIC」)をアドバイザーとしている投資ファンド(以下「NICファンド」)の出資を受け入れることとなり、NICファンドがLunettes Holdings株式会社を設立。さらに、Lunettes Holdings株式会社の100%出資でKG Holdings株式会社を設立し、KG Holdings株式会社の100%出資によりKG株式会社を設立 金子眼鏡株式会社①は金子ホールディングス株式会社①を吸収合併し、金子眼鏡株式会社②に商号変更。さらに、KG株式会社を存続会社とする吸収合併により、金子眼鏡株式会社②は消滅 KG Holdings株式会社は金子ホールディングス株式会社②に商号変更 KG株式会社は金子眼鏡株式会社③に商号変更。結果として、金子ホールディングス株式会社②が、金子眼鏡株式会社③、株式会社栄光眼鏡及びKANEKO FRANCE SARLをグループ会社化 金子ホールディングス株式会社②がJapan Eyewear Holdings株式会社①に商号変更 Japan Eyewear Holdings株式会社①が、Four Nines

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/1期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    両ブランドのシナジー追求

    保有する二つのブランド(金子眼鏡、フォーナインズ)の世界観や販売網を尊重しつつ、事業提携やシナジー効果を積極的に追求し、グループ全体の事業価値の最大化を図る。

  2. 02

    高価格帯でのブランド価値向上

    日本発の世界トップクラス高価格アイウェアブランドを目指し、高級感を求める顧客の要求に応える商品・技術・接客を強化。顧客満足度向上とロイヤルカスタマーの獲得により企業価値向上を図る。

  3. 03

    既存店収益拡大と新規出店

    既存店の収益拡大、新規出店、インバウンド需要取り込みで国内売上を拡大。厳選立地への出店や好立地への移転を進め、店舗網を拡大する。

  4. 04

    アジア展開によるグローバル成長

    中国出店を足掛かりにアジア展開を推進。海外直営店、国内インバウンド、海外卸売の3チャネルを連携させ、海外関連売上の最大化とグローバルブランドとしての地位確立を目指す。

  5. 05

    内部管理体制の強化とガバナンス徹底

    業務標準化・効率化で事業基盤を確立。コンプライアンス教育や再発防止策の厳格実行により、内部管理体制を強化し、経営の透明性・公正性を高めて信頼回復を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 3期分

グループ全体で637人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は610万円で、2期前と比べて3.2%平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は6.2年。

単体の従業員がグループ全体の1割に満たないため、平均年収は持株会社の本社勤務者の数値です。グループ全体の水準とは異なります。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2024年1月63143.35.3542
2025年1月63445.05.3580914
2026年1月61042.16.2637942

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社6(国内 6 / 海外 0、うち連結子会社 6) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
直営店 — 国内84店舗3,840百万円
金子眼鏡事業
工場 本社 — 福井県鯖江市3,118百万円
金子眼鏡事業、フォーナインズ事業
直営店(国内18店舗)本社 — 東京都世田谷区1,299百万円
フォーナインズ事業
主な関係会社
  • 国内
    金子眼鏡株式会社(注)3、4
    福井県鯖江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社フォーナインズ(注)3、5
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社栄光眼鏡
    福井県鯖江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社タイホウ
    福井県鯖江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ハンズ
    福井県鯖江市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    その他 6社
    - · 連結子会社

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年1月期の売上高は186億円営業利益60億円前期と比べると増収増益で、売上が+11.4%、利益が+13.2%。

売上高
+11.4%
186億円
営業利益
+13.2%
60億円
純利益
-5.0%
38億円
営業利益率
32.3%
前期比 +0.5%pt

会社が出している今期の予想2027年1月期

項目会社予想前期実績
売上高206億円186億円
営業利益68億円60億円
純利益44億円38億円
1株あたり配当¥86¥86

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

8期分

直近は2027年1Qで、売上は49億円、営業利益は17億円。前年の2025年1Qと比べると、売上は+25.6%、営業利益は+41.7%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2024年3Q972727.814
2024年4Q388
2025年1Q391230.87
2025年2Q441636.410
2025年4Q842529.823
2026年2Q892932.617
2026年4Q973132.021
2027年1Q491734.711

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 7期分

直近期の営業利益率は32.3%。売上は4期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2020年1月00
2021年1月00
2022年1月7151
2023年1月107133
2024年1月1353322
2025年1月167534931.740
2026年1月186605632.338

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年1月期

売上高186億円のうち、営業利益として残るのは60億円32.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は38億円、売上の20.4%にあたる。営業利益率は業種中央値3.7%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金21.0%39億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金46.8%87億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益32.3%60億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
79.0%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+28.6pt
32.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+18.0pt
20.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+13.3pt
21.9%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
9.5%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
11.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 5期分

2026年1月期は営業CFが54億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは40億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は31億円で、売上の2.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2022年1月16−7566−5922
2023年1月29−4−262522
2024年1月34−9−42544
2025年1月53−24−342939
2026年1月54−14−494031

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 7期分

2026年1月期の総資産は399億円。このうち返さなくてよい自己資本が182億円で、自己資本比率は45.6%(業種中央値47.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2020年1月38380100.0
2021年1月3838099.8
2022年1月3084426414.2
2023年1月3124726515.0
2024年1月34813321538.2
2025年1月38816422442.3
2026年1月39918221745.6

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年1月期の内訳
現金及び預金
31億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
96億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
217億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率30 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

小売業 322社との比較

同じ小売業の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率322社中1位あたり、逆に低いのは自己資本比率322社中171位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
21.9%/中央値 8.6%
P25 4.9%P75 13.1%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
32.3%/中央値 3.7%
P25 1.6%P75 6.1%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
45.6%/中央値 47.4%
P25 34.3%P75 62.5%
売上成長率上位前期からの売上の伸び
11.4%/中央値 4.5%
P25 0.1%P75 10.6%
配当利回り上位株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.3%/中央値 1.9%
P25 1.1%P75 2.8%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,601で、1年前と比べて+32.3%過去52週の値幅のなかでは86%の位置にある。

¥2,601-3.6%1ヶ月+6.1%1年+32.3%時価総額628億円
過去52週の値幅
安値¥1,822高値¥2,733

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.8倍
PER (会社予想)14.3倍
PBR3.44倍
配当利回り3.31%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は2608円で、直近1か月で9.72%上昇し、25日移動平均線2444.73円を約6.7%上回っています。52週高値2627円に接近し、史上最高値圏にあります。出来高は8月14日に8万1800株と増加し、上昇基調が続いています。RSIは75.82と買われ過ぎ圏で、過熱感が強まっています。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 16.89倍は同業界平均39.85倍を大きく下回り割安感があるが、PBR 3.45倍は平均2.97倍を上回り割高感がある。配当利回り3.3%は平均12.76%を大幅に下回り、利益還元が低い。ROE 21.9%は高水準で収益性は良好。予想PER 14.3倍と業績成長見込みを考慮すると、総合的にはほぼ妥当な水準と判断。ただし、配当性向125.82%と配当が利益を超えており、持続性に懸念がある。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.8倍39.6倍
PER (予想)14.3倍
PBR3.44倍2.44倍
ROE21.9%5.8%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

この銘柄の投資論点は、高収益体制の持続性にある。強気派は、売上高が増加傾向にあり、営業利益率が約32%と非常に高い点を評価する。M&A等による事業拡大も、収益貢献が続くとみる。一方、弱気派は、小売業でありながら高い利益率が今後も維持できるか疑問視する。競争激化による値下げ圧力や、EC販売の台頭が既存店舗の売上に影響を与える可能性を懸念する。また、最近の増収にもかかわらず純利益がほぼ横ばいな点にも注視する。

プラスに働く材料7
  • 高収益なビジネスモデル

    営業利益率が約32%と高く、安定的に利益を生み出している。

  • 増収トレンド

    売上高は直近3期で107億円から186億円と大幅に増加。

  • 株主還元

    配当利回り3.3%と株主への還元も厚い。

  • 26/1期営業利益60億円と過去最高益通年影響

    売上高186億円、営業利益60億円。営業利益率32.26%と高水準を維持し収益力が評価材料

  • 予想PER14.3倍は実績16.9倍から低下決算発表後影響

    実績PER16.89倍から予想PER14.3倍へ低下。市場は来期の増益を織り込む

  • ROE21.9%と配当利回り3.3%継続影響

    自己資本利益率21.9%、配当利回り3.3%。高収益と株主還元で下値堅い

  • 外国人保有15.6%で需給改善余地不定影響

    外国人保有比率15.57%。時価総額629億円で追加投資の呼び水になる

マイナスに働く材料7
  • 成長の持続性に疑問

    2026年1月期の純利益は前期比で減少しており、増収が利益に結びついていない。

  • 競争激化の懸念

    小売業界は競争が激しく、低価格競争が利益率を圧迫する可能性がある。

  • 市場依存

    国内市場に依存しており、人口減少の影響を受けやすい。

  • 26/1期は最終減益通年影響

    純利益38億円と前期40億円から5%減。増収営業増益でも最終減益は嫌気材料

  • 売上高成長率が23%から11%へ鈍化通年影響

    売上高は167億円→186億円と11%増。前期23%増から伸び率が半分に低下

  • PBR3.45倍とバリュエーション高水準継続影響

    PBR3.45倍、PER16.89倍。好業績が織り込み済みで上値が重い

  • 1年で株価24%上昇の高値警戒不定影響

    株価は1年間で24.08%上昇。目先の利益確定売りが出やすい

次の決算で確かめる点
既存店売上高伸び率
店舗の競争力を測る重要な指標で、既存店の成長が収益性に直結する。
粗利率
製造小売一貫体制の優位性が発揮されているか確認するため。
出店数と退店数
店舗網の拡大が成長戦略の鍵を握るため。
在庫回転率
在庫管理の効率性がキャッシュフローに影響するため。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり86で、前期から+27.3%いまの株価に対する利回りは3.31%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥86
1株あたり
配当利回り
3.31%
いまの株価に対して
配当性向
125.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2025年1月66126.4
2026年1月8427.3125.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥86

株主

有価証券報告書より

2026年1月期末の株主数は延べ10,667人。区分でいちばん多いのは事業法人40.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が53.7%を占め、残る46.3%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2024年1月%2025年1月%2026年1月%
事業法人39.738.640.1
個人・その他27.027.228.2
外国法人28.521.815.5
金融機関2.310.013.6
証券会社2.52.42.5
外国人個人0.00.00.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01金子インベスト株式会社37.67
02株式会社日本カストディ銀行(信託口)6.45
03日本企業成長投資1号投資事業有限責任組合4.69
04NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE IEDU UCITS CLIENTS NON LENDING 15 PCT TREATY ACCOUNT(常任代理人 香港上海銀行東京支店)2.94
05日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)2.57
06CAMELLIA FUND I CAYMAN,LP(常任代理人 大和証券株式会社)2.53
07野村信託銀行株式会社(投信口)2.09
08CERASUS FUND Ⅰ CAYMAN,LP(常任代理人 大和証券株式会社)1.97
09株式会社日本政策投資銀行1.95
10THE NOMURA TRUST AND BANKING CO.,LTD. AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AGREEMENT MOTHER FUND(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)1.90

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-07
    レオス・キャピタルワークス株式会社
    新規の大量保有報告
    6.79%
    +1.12pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 7期分

1株利益は7期で+1341%、1株純資産は7期で−93%。直近期のROEは21.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2020年1月−1310,260
2021年1月−1710,243
2022年1月103802.7
2023年1月264076.5
2024年1月11055424.713.6
2025年1月16668126.913.5126.4
2026年1月15775421.912.8125.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

5名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は5名。2026/1期の役員報酬は総額111百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約8倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
金子真也代表取締役社長 CEO689,090,640
柴田俊一取締役 CFO595,000
中井ちはる取締役(常勤監査等委員)42
森口倫取締役(監査等委員)46
秋里英寿取締役(監査等委員)46

役員報酬の内訳2026/1

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)2969648
社外取締役415154

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/1期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,548字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社および連結子会社11社で構成され、眼鏡の製造・販売を主たる事業としており、持株会社であるJapan Eyewear Holdings株式会社と、事業を担う金子眼鏡グループとフォーナインズグループから構成されています。2026年1月期においては、連結売上のうち、約65%を金子眼鏡グループが、約35%をフォーナインズグループが占めています。世界トップクラスの高価格アイウェアブランドとしての地位を確立することを目指し、国内外における直営店展開のさらなる積極化を通じ、グローバルの一角を占める企業となるべく邁進してまいります。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (1)各グループの概要 当社グループは、世界を代表する眼鏡生産地「福井・鯖江」の熟練したクラフツマンシップにより自社で企画・デザインする高品質の眼鏡を製造し、ブランドの世界観を表現した独自の店舗を中心に販売しています。 a.金子眼鏡事業 金子眼鏡グループは1958年に眼鏡卸売業として創業し、現在は眼鏡の企画・製造・販売を行っています。2026年1月期においては、売上高の約9割を直営店を通じた小売販売が占めています。2006年に一貫生産体(SPA)に移行したことを契機に、顧客ニーズを素早く反映することが可能となり、金子眼鏡ブランドの売上高が飛躍的に向上し、高成長を遂げています。戦略的な拠点展開により、2026年1月末時点で主要都市部を中心に直営店舗94店(国内84店舗、フランス2店舗、中国4店舗、香港2店舗、シンガポール1店舗、台湾1店舗)を運営しています。また、国内卸においてはメガネ専門店およびアパレル業者に対し、東京を中心に取引を行っています。海外卸においては主に東アジア(中国、香港、台湾、韓国)各国の小売店を販売先としています。眼鏡産地「福井・鯖江」をコンセプトとして、クラシックなデザインを中心に取り揃え、年齢・性別に偏りなく、幅広い客層にご支持いただいています。眼鏡の世界三大産地の一つと言われる鯖江に自社工場5拠点を有し、主に自社で製造を行っています。 b.フォーナインズ事業 フォーナインズグループは1995年創業の高級ブランド眼鏡デザイン・販売会社であります。2026年1月期における売上構成は、全体の約45%が取引先への卸販売、約55%が直営店を通じた小売販売となっております。2026年1月末時点で、都市部を中心に直営店19店舗(国内18店舗、シンガポール1店舗)を運営しており、直営店の顧客は、40代~50代の男性が多くなっています。また、卸売先においては国内外で約1,000店舗(国内約600店舗、海外約400店舗)の小売店と取引しております。『眼鏡は道具である。』をコンセプトに、機能性やモダンデザインに拘り、自社で企画・デザインを行い、製造は主として鯖江の外部の協力工場に委託しています。 (2)事業の特徴 a.金子眼鏡事業 金子眼鏡グループの特徴は、主に以下に記載する一貫生産体制(SPA)により、トレンドを読んだファッション性の高い眼鏡を提供可能なところにあると当社では認識しております。また、職人の技による高品質を実現しながら原価率低減を図ることで、収益性・効率性を高めることが可能となっています。 ① 商品企画・調達 製造過程でのアイデアや販売情報を取り入れたファッション性の高い眼鏡を企画しており、鯖江を中心とした眼鏡部品メーカーからフレーム素材等を仕入れています。 ② 製造 鯖江では多くの工場において各工程の分業体制で製造が行われていると認識していますが、金子眼鏡では、金型・プレス・メタルフレームの一部の特殊な工程を除いて、全製造工程を自社工場で実施しています。一貫生産体制をとることで、短納期かつ計画的な生産、高品質な商品の安定供給が可能となります。伝統製法と機械製造を組み合わせ、他社では真似できない艶や光沢感の醸成を図っています。また、自社工場では、合計で年間約11万本を生産しています。 ③ 販売・アフターサービス こだわりを持ったデザインの店舗を地域の一等地に配置しています。ブランドイメージを醸成する立地及び店舗デザインにより、店舗が広告塔の役割を担っています。店舗では、経験豊富な専門性の高いスタッフが最新の検査機器を使用しながらお客様一人一人に合わせたフレーム・レンズの提案を行い、満足度の高い購買体験の提供を図っています。エリアマネージャーの巡回による店舗運営サポートやマーケティング施策の展開、顧客データ活用によるリピーター比率の強化等にも取り組んでいます。 b.フォーナインズ事業 フォーナインズグループの特徴は、最高品質の眼鏡フレームを追求した商品企画力、また、直営店および取扱店による幅広い販売網にあります。 ① 商品企画・調達 フォーナインズのフレームは、掛けやすい、壊れにくい、調整しやすいといった、視力矯正器具に求められる機能を磨き上げることで、高い品質と美しいフォルムの商品を企画しており、年間約250型・8万本程度の新型商品を展開しています。生産は、企画した商品を鯖江にある協力工場への発注をメインとし、2024年5月に鯖江の眼鏡フレーム事業者である株式会社タイホウを買収し、内製化にも取り組んでいます。 ② 販売・アフターサービス 都市部を中心に直接ブランドを発信する拠点として直営店を展開するとともに、全国に600店舗を超える取扱店により幅広い販売網を形成しています。海外においては、シンガポールに直営店を置いているほか、卸売りはアジアを中心に展開しており、海外における取扱店舗数は約400店舗となっています。アフターサービスについては、ブランドとして可能な範囲で全てのユーザーに対応することで、顧客との信頼関係を構築しています。 [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,109字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、金子眼鏡株式会社と株式会社フォーナインズという二つのブランドを保有しており、両ブランドの世界観・ロイヤルユーザー・販売網は、両社独自の強みであります。それぞれの戦略・ブランド・店舗網を尊重しつつ、両社にとってメリットの多い領域では前向きに事業提携・シナジーを追求することで、当社グループの持続的な成長と当社グループ全体の事業価値の極大化に取り組んでまいります。 (2)経営環境及び経営戦略 眼鏡小売市場は、高齢化の進展による老視人口の増加、また、パソコン・スマートフォン等の電子デバイスの普及に伴う若年層の視力低下、眼精疲労、スマホ老眼の増加など、眼鏡需要増加の事象も見られます。また、個人のライフスタイルや価値観の変化に伴いお客様のニーズが多様化することで、眼鏡小売市場は低価格帯と高価格帯に二極化しており、それぞれの市場は堅調に推移しています。 当社グループは、日本発の世界トップクラスの高価格アイウェアブランドを目指しており、高級感を求める顧客の要求を常に意識し、改善・改革に取り組んでいます。国内市場においては、お客様に照準を合わせた商品・技術・接客サービス面のアプローチを積極的に強化・推進することで顧客満足度の向上を実現し、ロイヤルカスタマーに結びつけることで、企業価値の向上に努め、成長を図る所存であります。また、グローバル展開を視野に国内発の高価格アイウェア・グループを目指し、新しい展開を拡大してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、サービスレベルの向上、人材投資、各ステークホルダーへの収益還元のために、更なる事業拡大と経営基盤および収益体質の強化実現を目指しています。持続的な成長と高い収益性の実現を目指す観点から、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDA(注)を重視し、これらの向上を目指しています。 (注)EBITDA=営業利益+減価償却費+識別可能資産償却費 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、上記のような経営方針等を踏まえ、既存店の収益拡大、新規出店、インバウンド需要取り込みを軸に国内売上の拡大を図るとともに、中国出店を足掛かりとするアジア展開により海外売上の更なる伸長を目指してまいります。具体的な課題は以下の通りです。 ① 継続的な単価の向上 当社グループでは、ブランド価値向上を背景にした価格改定を含む戦略的なプライシング、高品質のフレームに合うレンズ等の高機能・高単価商品の積極的な提案により、継続的な単価の向上を図っております。単価向上を図るためにはカスタマーロイヤリティが構築できていることが前提となりますが、カスタマーロイヤリティ構築及び単価向上を実現するため、高品質のものづくりの追求に加え、ブランドイメージを高める店舗立地や店舗デザインの実現、店舗スタッフの専門性向上に努めております。フォーナインズグループにおいても引き続き、金子眼鏡のノウハウを活かし、収益性の向上に努めてまいります。 直近5期間における一式単価(フレーム及びレンズの購入単価合計)の推移は以下のとおりです。 2022年1月期   2023年1月期   2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 金子眼鏡   69,157円   69,872円   72,862円   77,557円   82,279円 フォーナインズ   72,927円   74,611円   78,708円   81,973円   87,319円 (注)1.直近5期間の各期について、国内直営店の2月1日から1月31日までの集計結果であります。 2.フレームは眼鏡のみ(サングラス、高額品、OEM等は除く)、レンズは眼鏡の単焦点・多焦点の合計(サングラス等のレンズは除く)の集計となっております。 ② 着実な店舗網の拡大 金子眼鏡グループにおいては、引き続き高いブランド価値を維持しつつ、厳選した立地への年間数店舗程度の新規出店及び既存店舗の近隣好立地への店舗移転を進め、顧客体験のさらなる向上を追求してまいります。 また、フォーナインズグループにおいては、従来の卸売事業に加え、金子眼鏡の出店ノウハウを活かし、直営店展開を強化していく方針であります。両ブランドの強みを融合させた出店戦略により、グループ全体の市場シェア拡大と収益力の底上げを推進してまいります。 直近5期間の各期末時点における、金子眼鏡株式会社及び株式会社フォーナインズの国内店舗数(直営店)の推移は以下のとおりです。 (単位:店) 2022年1月期   2023年1月期   2024年1月期   2025年1月期   2026年1月期 金子眼鏡   67   74   80   83   84 フォーナインズ   12   11   14   15   18 (注)1.直近5期間の各期については1月末時点の国内直営店店舗数であります。 フォーナインズグループでは、2022年1月期に東京・銀座エリアで展開していた銀座本店と銀座並木通りサロン店を統合し、新たな銀座本店を開店しました。また、2023年1月期にはイセタンサローネメンズ(丸の内)の撤退に伴い、店舗数が減少しております。 ③ グローバル戦略、インバウンド需要の取り込み 当社グループの成長戦略の1つとして、「海外直営店」「国内インバウンド」「海外卸売」を海外顧客向け売上と位置付け、これら3つのチャネルを連携させ、相乗効果を生み出すことで海外関連売上の最大化を図ります。国内インバウンドによるブランド認知の向上を海外直営店・卸売の集客に繋げる「循環型」の成長モデルを確立するとともに、海外卸売での市場知見を直営店の出店戦略に活用するなど、各事業の強みを相互に補完してまいります。特に成長性の高い中国を中心としたアジア圏においては、積極的な店舗展開と現地の有力パートナーとの提携も視野に、グローバルブランドとしての地位確立を目指します。 ④ 内部管理体制の強化とガバナンスの徹底 今後の業容拡大を展望した場合、各種業務の標準化と効率化によって事業基盤を確立させることが重要な課題であると認識しております。そのため、適切かつ効率的な業務運営を遂行するために従業員に対し業務フローやコンプライアンスなどを周知徹底させ、内部管理体制の強化を図るとともに、業務の効率性と適正化の確保に努めてまいります。 2025年に発生したインサイダー取引規制違反に該当する事案を厳粛に受け止め、プライム市場上場企業として求められる高い倫理観と自律的なガバナンス体制の運用を徹底いたします。外部専門家の提言に基づき整備した再発防止策を厳格に実行し、内部管理体制のモニタリングを通じて、コンプライアンス意識のさらなる向上と徹底を図ってまいります。具体的には、全役職員への継続的な教育・啓蒙により、インサイダー取引規制の遵守と規範意識の定着を徹底し、一人ひとりが誠実に業務を遂行する企業文化を醸成してまいります。また、弁護士を含む社外取締役による監督機能を最大限に活用し、経営の透明性と公正性を担保することで、市場およびステークホルダーの皆様からの信頼回復に努め、揺るぎない信頼を確立してまいります。
事業等のリスク9,963字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において入手可能な情報に基づき当社グループが判断したものであります。 当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針であります。また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありませんので、この点にご留意ください。 ※リスク評価は以下を基準に表記しております。 発生可能性 高(1年前後に1回以上発生)/中(5年前後に1回発生)/低(10年超に1回発生) 影響度 大(事業継続が困難となる規模の損失(倒産・廃業)/中(数年間の利益に匹敵、緊急融資等の支援が必要な損失)/小(自社の一年間の利益に匹敵) (1)法的規制について ① 個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)について (発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループは、事業活動において顧客の個人情報の提供を受けているため、個人情報保護法に定める個人情報取扱事業者に該当します。そのため当社グループでは、社内管理体制の整備及び従業員への周知徹底とともに、個人情報の流出防止対策にも万全を期しておりますが、万一個人情報が外部へ流出するような事態となった場合には、信用失墜に伴う売上高の減少その他の理由により、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 医師法第17条の規定に関連する規制について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 日本国内においては、眼鏡販売の際に医師資格を有しない者が行う度数測定が医行為に該当するか否かについて、法律上明確な規定はありませんが、業界慣行や過去の国会での議論等では、眼鏡を選択するための補助行為であって人体に害を及ぼすおそれがほとんどない場合は医行為に該当しないとの意見があり、これを踏まえて、当社では医行為に該当しないと判断しております。 当社グループの行う度数測定の補助行為は、人体に保健衛生上の危害を生じさせない範疇にとどまるものであり、過去に人体に重要な影響を与えた事実もありません。さらに、当社グループではこのような補助行為でも、充分な技術や知識の裏づけが必要であると考え、社内研修制度の充実に注力しております。 しかし、法令・諸規則改正やその解釈の変更等により、上記のような度数測定の補助行為が医行為に該当すると判断された場合、ビジネスモデルの転換に伴う売上高の減少その他の理由により、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律に関する規制について (発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループは、主要な事業活動として眼鏡レンズの販売を行っております。眼鏡レンズは、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」上の一般医療機器に該当し、これらを販売する行為は薬機法の規制を受けておりますが、登録認証機関の認証を受けることは不要となっております。 当社グループは諸条件及び関係法令の遵守に努めており、現時点において当該法令に抵触することがないように注力しております。 しかし、法令・諸規則改正やその解釈の変更等により、医療機器の分類の変更によって、厚生労働大臣又は登録認証機関による承認・認証が必要となり、何らかの理由により承認・認証がされなかった場合には、主要な事業活動に支障をきたすとともに、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 (2)業界環境に関するリスクについて ① 景気低迷リスクについて(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 中) 当社グループの製品・サービスに対する需要は、その販売国又は地域の経済状況の影響を受けるため、当該市場における景気後退に伴う需要の減少が、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。個人顧客を主力購買層とするものについては、個人顧客の嗜好の変化や可処分所得の増減等により販売数量が左右されやすい性質を持っています。これら個人向け製品の販売動向は、その販売地域における経済状況、景気動向等、個人消費に影響を与える諸要因によって大きく変動する傾向があり、これらの諸要因が当社グループにとって有利に作用しない場合、それに対応した当社グループの事業改革が想定どおりに功を奏しない場合や、これらの悪化要因に対応した製品を適時に開発、製造して市場に提供できない場合には、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 また、法人顧客を主力購買層とするものについても、経済状況、景気動向、顧客が所在する国・地域の政治・財政動向等によって販売量が左右され、それによって当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 当該リスクは、発生の時期・内容・規模・地域等が不明確であり、事前に影響の測定が困難なものでありますが、当社グループは当社グループの予測からの変化を常にモニタリングし、日々のオペレーション対応からコンティンジェンシープランの実施までリスク規模に合わせた迅速でフレキシブルな対応をリスクマネジメントプランに則り行い、リスクの回避又は影響の最小化を図っております。ただし、当社グループが想定する規模や期間を上回る環境の変化(悪化)があった場合や、コンティンジェンシープランを何らかの理由により予定通り実施できない場合等には、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 自然災害リスク(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 中) 当社グループの店舗施設及び製造拠点の周辺地域において、大雪、台風、地震、津波等の大規模災害が発生したことにより同施設が甚大な被害を受け、又は物流に影響を受け、長期間にわたり販売行為や店舗への商品供給等の事業活動を行うことができなくなった場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、これらの自然災害により物流コスト等の上昇が発生した場合には、当社グループの事業、業績及び財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ パンデミックの発生(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 新型コロナウイルス等の感染症が急速に拡大し、パンデミックが発生した場合、当社グループの生産拠点、事業所の営業停止や店舗の休業の発生の可能性があるほか、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループでは回復が遅れている中国からの訪日観光客の回復により、また海外新規出店等により海外における認知度向上を図ることでインバウンド売上の更なる伸びを見込んでおりますが、インバウンドによる需要が減少した場合、又は需要の回復が想定よりも遅れた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 そのほかにも、今後の国際情勢の変動や自然災害の発生、風評被害等の外部環境の変化により、訪日観光客が減少するなど、インバウンドによる需要が減少した場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、過年度における金子眼鏡株式会社単体及び株式会社フォーナインズ単体のインバウンド顧客(訪日外国人顧客)による売上高の四半期ごとの推移は以下のとおりです。下段は同期間における金子眼鏡株式会社及び株式会社フォーナインズの全体の店舗売上に占める割合を示しております。 (単位:百万円) 2021年1月期   2022年1月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 42   2   1   3   4   4   6   3 4.4%   0.2%   0.1%   0.2%   0.2%   0.3%   0.4%   0.2% (単位:百万円) 2023年1月期   2024年1月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 7   20   51   286   268   361   450   587 0.4%   1.0%   2.8%   12.7%   12.4%   14.4%   18.3%   20.4% (単位:百万円) 2025年1月期   2026年1月期 第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期   第1四半期   第2四半期   第3四半期   第4四半期 711   885   790   1,006   897   914   1,017   1,034 24.4%   26.8%   26.2%   29.7%   27.3%   26.2%   29.2%   27.4% (注)1.金子眼鏡株式会社は、現金子眼鏡株式会社を2019年7月29日に設立し、2019年10月に旧金子眼鏡株式会社を吸収合併しております。上記の2020年1月期については、旧金子眼鏡株式会社及び現金子眼鏡株式会社の2019年2月から2020年1月までの売上高を3ヶ月ごとに記載しており、実際の決算期とは異なります。また、株式会社フォーナインズについては当社がグループ化するまでは8月決算であったため、上記は実際の決算期とは異なります。 2.なお、インバウンド顧客向け売上高は、店舗において使用している販売管理システムのPOSデータから免税売上高を集計したものです。 ④ 競合について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社グループは、眼鏡製品の製造販売を行っておりますが、価格帯やデザイン性からファッションアイテムやラグジュアリー品としての位置づけと認識しており、競合他社とは異なるポジショニングに位置すると考えております。また、当社グループは常にブランド力の維持向上に努めております。しかしながら、消費者のニーズの変化や業界のコスト構造の変化等により、当社グループが属する市場の規模が想定したほど拡大しない場合、当社グループの市場シェアが低下する場合や、有力な競合他社の出現に伴う価格下落圧力等が生じる場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)ビジネスモデルに関するリスクについて ① 知的財産権について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループの知的財産の保護や権利行使に何らかの障害が生じ、第三者による当社商品の模倣を効果的に排除できなかった結果、市場シェアを失った場合や、あるいは第三者の知的財産権を侵害したとして損害賠償請求や差止請求などを受けた場合、当社グループの業績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 ② 原材料価格の変動に係るリスクについて(発生可能性 高/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループは、主要原材料としてアセテート・セルロイド・チタンを使用しております。これらは市況商品であることからその価格が上昇した場合、製品価格に反映させることを基本方針としておりますが、急騰により製品価格への転嫁が遅れた場合や何らかの理由により製品価格への転嫁ができない場合、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 原材料などの安定供給に係るリスク(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループ商品の原材料やレンズは、生産元が限定されているものが多く、特定業者への発注が必要となります。仕入先とは良好な関係の構築を努めており、今後とも安定的に原材料を仕入れることは可能だと考えておりますが、仕入先における事業継続不能な不測の事態の発生、原料不足や経済環境の激変等何らかの理由により、必要な原材料等の適正な価格での適正な量の確保が困難になった場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 仕入先・外注先の地域集中によるリスク(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社は、福井県鯖江市に多くの仕入先・外注先が集中しており、これらの地域に当社グループの対応能力を超えるような災害が発生し、材料確保の手段の喪失や外注先の製造能力の喪失により、事業の運営に支障が生じた場合等には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 出店政策及び店舗展開について(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 中) 当社グループは、地方を含めた大都市を中心に店舗を展開しており、路面店及び百貨店等の商業施設に店舗を出店しております。それらの店舗は、賃借契約により展開しております。現時点においては、賃貸人との関係性は良好であり、安定した店舗展開を行っております。しかしながら、賃貸人との関係性が悪化した場合や当該店舗の周辺環境に著しい変化があった場合、賃貸人の経営方針に重大な変更があり当社ブランドを毀損しかねない事態となった場合などにおいては、当社グループの今後の出店政策及び店舗展開に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 人材の確保について(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 中) 当社グループが、今後更なる業容拡大を図るためには、優秀な人材の確保と育成が重要課題であると認識しております。 今後、労働力の減少による人材確保競争の激化、景気回復、雇用環境の好転に伴う賃上げ圧力の増大、処遇格差の縮小を目的とする各種労働関連法、出入国管理及び難民認定法の改正等に起因して労働コストが大幅に増加、もしくは、社内人材の育成が進まない場合、人材が外部に流出した場合、採用自体が困難になった場合は、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 海外進出に関するリスク(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社グループは海外における直営店や取扱店の展開を進めております。海外市場では、政治、文化、法令及び規制等が日本と異なっているため、その業務の遂行には各国政府の法律又は規制への対応、輸送・電力・通信等のインフラ障害、各種法律又は税制の不利な変更、社会・政治及び経済情勢の変化や我が国との関係の悪化、異なる商慣習による取引先の信用リスク、労働環境の変化等、海外事業展開において共通する不可避のリスクが伴います。これらリスクが発現した場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 (4)その他に関するリスクについて ① 大株主との関係について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社グループは、㈱日本企業成長投資がアドバイスするファンド(日本企業成長投資1号投資事業有限責任組合、Camellia Fund I Cayman, LP、Cerasus Fund I Cayman, LP、Wisteria Fund I Cayman, LP)からの出資を受けており、本書提出日現在において、同ファンドは当社発行済株式総数の10.47%を保有しております。また、当社の取締役監査等委員の1名である秋里英寿が㈱日本企業成長投資から派遣されております。同氏は今後、ファンドの持株比率変化に応じ、いずれかのタイミングで退任することを想定しております。 ㈱日本企業成長投資がアドバイスするファンドは、当社の上場時において、所有する当社株式の一部を売却しておりますが、当社上場後においても相当数の当社株式を保有しております。従って、今後の当社株式の保有方針及び処分方針によっては、当社株式の流動性や市場価格等に影響を及ぼす可能性があります。また、今後長期にわたって同ファンドが相当数の当社株式を保有し続けたり、又は当社株式を買い増したりする場合には、当社の役員の選解任、他社との合併等の組織再編、減資、定款の変更等の当社の株主総会決議の結果に重要な影響を及ぼす可能性があり、また、㈱日本企業成長投資が当社の事業や経営方針に関して有する利益は、当社の他の株主の利益と異なる可能性があります。 ② 経営陣について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループは、代表取締役社長である金子真也を中心とする経営陣のもとで経営を行っていますが、当社グループの各企業は、業務分掌の設定や幹部陣への決裁権限委譲を進め、組織的な企業運営体制をとっており、また、経営陣に不測の事態が発生した場合における意思決定プロセスへの影響を最小限に留めるよう努めております。 しかしながら、かかる取り組みが奏功する保証はなく、特に当社代表取締役社長である金子真也をはじめとする当社グループの経営陣に不測の事態が生じた場合には、当社グループの活動全般に支障が生じる可能性があります。 また、当社の継続的な成功は主に金子真也の能力と手腕に依存してきました。同氏が最高経営責任者として経営の責任を担い、当社グループの中期経営計画に沿った目標達成に注力する体制をとってまいります。しかしながら、同氏の離脱があった場合、当社グループの事業、経営成績、財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ③ 多額の借入金及び金利の変動について(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社グループは、金融機関を貸付人とする借入契約を締結し多額の借入を行っており、2026年1月末における有利子負債比率((長期借入金(1年内返済予定の残高を含む)+リース負債)÷資本合計)は85.8%であります。当社グループでは、金利上昇によるリスクを軽減するため、金銭消費貸借契約の変更によるスプレッドの引き下げなどの施策は講じておりますが、急激で大幅な金利変動が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループの借入金の一部には財務制限条項が付されており、かかる財務制限条項については具体的な数値基準が設けられており、これに抵触する場合、貸付人の請求があれば当該契約上の期限の利益を失うため、ただちに債務の弁済をするための資金の確保が必要となります。財務制限条項への抵触による一括返済リスクに対応するため、余資による期限前弁済や財務コベナンツに係る各種数値の取締役会への報告等を行っておりますが、何らかの事象によって当該条項への抵触が生じる場合は、当社グループの財政状態及び資金繰りに影響を及ぼす可能性があるとともに、かかる資金の確保ができない場合は、当社グループの他の借入についても期限の利益を喪失することが予測され、当社グループの存続に悪影響を及ぼす可能性があります。 さらに、当社が締結している金銭消費貸借契約には、借入人である当社が遵守すべき義務が規定されています。 なお、財務制限条項及び借入人の義務の主な内容は、「第2 事業の状況 5 重要な契約等」に記載しております。 ④ のれん及び無形資産の商標権について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 大) のれん及び無形資産の商標権は、当連結会計年度末現在それぞれ14,332百万円及び5,897百万円であり、合わせて当社グループの総資産の50.7%を占めています。IFRSのもとでは、のれん及び無形資産の商標権は償却の対象とはならず、毎年及び減損の兆候があると認められた場合にはその都度、減損テストが実施されます。当連結会計年度末における回収可能価額は、のれんが含まれる資金生成単位又はそのグループの総資産から負債を除いた事業価値の帳簿価額を大幅に上回っていることから、減損テストに用いた主要な仮定が合理的な範囲内で変更されたとしても、当該資金生成単位又はそのグループの回収可能価額が帳簿価額を下回る可能性は低いと考えております。 当社グループでは、のれん及び無形資産の商標権に係る減損リスクを低減するため、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題」に記載の通り、事業の収益力強化に努めており、客単価の向上や店舗数の拡大、グローバル展開等の取り組みを実施しております。 また、当社グループではコストを抑えたものづくり及び店舗運営を図っており、収益性の高い企業体質であると自負しております。具体的には、厳選した立地選定や店舗の人員体制の効率化、広告宣伝費を抑えたブランディング戦略等を進めており、2026年1月期売上収益に対する広告宣伝費率は0.3%となっております。一般的には新規出店店舗は投資先行が継続することが多いと認識しておりますが、当社グループでは上記のような取り組みにより新規出店店舗の早期の黒字化及び投資回収を実現することで、収益力及びフリーキャッシュフロー創出力の維持に努めております。 しかしながら、上記のような取り組みが十分ではなく、のれんの対象となる事業の収益力が低下し減損損失を計上するに至った場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 減損会計の適用について(発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社グループは、原則として各店舗を独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位と捉え、減損会計を適用し、事業用固定資産の投資回収可能性を適時判断しております。今後、事業環境の変化等により店舗収益性が低下した場合等には、有形固定資産及び使用権資産等について減損損失が発生し、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 航空機オペレーティングリース事業への匿名組合契約に基づく出資について (発生可能性 低/発生時期 特定時期なし/影響度 小) 当社子会社である金子眼鏡株式会社は、三菱HCキャピタル株式会社の関連会社が営業者である航空機オペレーティングリース(匿名出資組合)へ投資を行っております。当該投資は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 (4)金融商品」に記載の通り、当該契約において定められている将来キャッシュ・フロー計画に基づき毎期公正価値を測定し、連結財政状態計算書の「その他の金融資産」に計上しております。2026年1月期末の計上額は531百万円となっております。 毎期末に測定する公正価値の結果次第では、損益への影響が発生する可能性があり、また、航空機の賃借人である航空会社の財務状況が悪化した場合や賃借人が早期購入選択権を行使した場合、現時点で想定しているキャッシュ・フロー計画に見直しが必要となる可能性があります。なお、現時点においては、今後同種の商品への投資を行う方針はございません。 ⑦ 情報システムリスク(発生可能性 中/発生時期 特定時期なし/影響度 大) 当社グループは、コンピュータシステムと通信ネットワークを利用して業務処理を行っており、自然災害や事故のほか、コンピュータウイルスに起因するシステムの障害及び外部からの不正侵入等により、システムダウン又は重要データの喪失もしくは漏洩が生じる可能性があります。当社グループでは、当該システム障害等の予防措置として、万一の場合に備え保守・保全の対策を講じ、情報の取扱いに関する社員教育や、情報へのアクセス管理等、内部管理体制についても強化しております。しかしながら、予期せぬ事態によりシステム障害が生じる可能性や情報が流出する可能性は存在し、このような事態が生じた場合、主要な事業活動に支障をきたすことや、社会的信用の失墜を招くことにより、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,382字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当社グループは、世界を代表する眼鏡生産地「福井・鯖江」の熟練したクラフツマンシップにより自社で企画・ デザインする高品質のアイウェアを製造し、ブランドの世界観を表現した独自の店舗を中心に販売しております。 当連結会計年度におけるわが国経済は、所得・雇用環境の改善などに伴い緩やかな回復基調がみられました。一 方で、世界経済においては、欧州などにおける地政学的リスクの高まり、米国の政策動向に加え、日中関係の緊張 の高まりが懸念され、国内における消費マインドへ影響を及ぼす可能性もあることから、依然として先行き不透明 な状況が続いております。 訪日客の動向については、外部環境の変化に左右される状況となりました。特に、6月~7月においては「日本 で地震が発生するという情報がSNS等で拡散されている」(日本政府観光局発表の「訪日外客数(2025年6月推計 値)」、「訪日外客数(2025年7月推計値)」より抜粋)ことから、アジアの一部地域からの訪日者数が前年同月 比で減少しました。その後、懸念の払拭とともに需要は回復基調に転じたものの、12月~1月にかけて日中関係の 緊張が一段と高まった影響により、再び訪日者数が減少傾向に転じるなど、市場全体として不安定な推移となりま した。 このような状況下で当社グループは、「国内外における新規出店の推進」、「フレーム販売価格の見直し等を通 じた一式単価の上昇」、「インバウンド需要の確実な獲得」を軸に事業を展開してまいりました。その結果、当社 グループの主要ブランドである金子眼鏡、フォーナインズともに国内外のお客様から高い支持をいただいておりま す。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,077百万円増加し、39,911百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物が877百万円減少、使用権資産が222百万円増加、有形固定資産が439百万円増加、棚卸資産が544百万円増加したことなどによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ688百万円減少し、21,723百万円となりました。これは主に、借入金が11,875百万円減少、1年内返済予定の長期借入金が10,971百万円増加、未払法人所得税が78百万円減少したことなどによるものです。 当連結会計年度末の資本合計は、前連結会計年度末に比べ1,766百万円増加し、18,187百万円となりました。これは主に、当期利益3,783百万円を計上したことなどによるものです。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上収益18,640百万円(前期比11.8%増)、営業利益5,957百万円 (前期比11.8%増)、税引前利益5,623百万円(前期比14.5%増)、当期利益3,783百万円(前期比5.3%減)となりました。 当連結会計年度における事業セグメント別の売上収益の状況は以下のとおりであります。 [金子眼鏡事業] 金子眼鏡グループでは、国内外におけるブランドの浸透に伴い店舗販売が引き続き堅調に推移しています。また、インバウンド顧客向け店舗販売については、上述の一部地域からの訪日者数減少の影響を受けたものの、引き続き高水準を維持しております。 当連結会計年度において新規出店計7店舗(国内3店舗、海外4店舗)及び退店2店舗を実施した結果、店舗数は94店舗(国内84店舗、海外10店舗)となりました。なお、2025年5月には香港2号店となる「金子眼鏡店 K11 MUSEA」、6月には北京1号店となる「金子眼鏡店 北京三里屯太古里店」、9月には金子眼鏡のシンガポール1号店となる「金子眼鏡店 シンガポール高島屋 S.C.店」、10月には台湾1号店となる「金子眼鏡店 0km山物所」をオープンしました。いずれの店舗も、アジアにおける着実なブランドイメージ醸成により、オープン以降順調に推移しており、海外における直営店展開の積極化も順調に進んでおります。さらに、2025年5月、金属製眼鏡フレームの表面処理事業を営む有限会社ハンズ(現・株式会社ハンズ)を買収し、一貫生産体制のさらなる強化に取り組んでおります。 その結果、金子眼鏡事業の売上収益は12,469百万円(前期比15.5%増)、セグメント利益は4,686百万円(前期比15.0%増)となりました。 [フォーナインズ事業] フォーナインズグループでは、2025年2月にフレーム販売価格を改定したことに加え、お客様の高い支持により、店舗販売は順調に推移しています。また当連結会計年度において国内新規出店3店舗を実施し、店舗数は19店舗(国内18店舗、海外1店舗)となりました。国内卸売上については、OEM売上の一部が翌期以降に後ろ倒しになったこと及び一部取引先の事情による受注減などにより、前年を下回ることとなりました。一方、海外卸売上は引き続き好調であり、前年同期を上回りました。 その結果、フォーナインズ事業の売上収益は6,171百万円(前期比5.1%増)、セグメント利益は1,855百万円(前期比4.6%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ877百万円減少し、3,054百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。 a.営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動により増加した資金は、5,363百万円(前年同期比2.0%増)となりました。これは主に、税引前利益5,623百万円並びに減価償却費及び償却費1,911百万円の計上があった一方で、営業債権及びその他の債権の増加150百万円、利息の支払額291百万円、法人所得税の支払額1,996百万円等があったことによるものです。 b.投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動により減少した資金は、1,422百万円(前年同期比40.9%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出720百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出654百万円、敷金及び保証金の差入による支出94百万円、敷金及び保証金の回収による収入47百万円等によるものです。 c.財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動により減少した資金は、4,856百万円(前年同期比43.7%増)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出950百万円、リース負債の返済による支出1,843百万円、配当金の支払額2,074百万円等によるものです。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)   前年同期比(%) 金子眼鏡事業(百万円)   1,371   168.0 フォーナインズ事業(百万円)   328   239.3 合計(百万円)   1,699   178.3 (注) 金額は製造原価によっております。 b.受注実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、受注実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年2月1日 至 2026年1月31日)   前年同期比(%) 金子眼鏡事業(百万円)   12,469   115.5 フォーナインズ事業(百万円)   6,171   105.1 合計(百万円)   18,640   111.8 (注) 最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績については、連結売上収益10%以上に該当する販売先がないため、その記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績に関する認識及び分析・検討内容については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載の通りであります。 経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおり、様々なリスク要因が当社の経営成績に影響を与えるおそれがあることを認識しております。これらリスク要因の発生を回避するためにも、内部管理体制の強化、人員増強、財務基盤の安定化等、継続的な経営基盤の強化が必要であるものと認識し、実行に努めております。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載の通りであります。 当社グループの資本の財源及び資金の流動性に関する情報につきましては、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。資金需要の額や使途に合わせて自己資金、金融機関からの借入及びエクイティファイナンス等で資金調達していく予定をしております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりましては、決算日における財政状態、報告期間における経営成績及びキャッシュ・フローの状況に影響を与える見積り・予測を必要としております。当社グループは、過去の実績や状況を踏まえ、合理的と判断される前提に基づき、継続してこの見積り・予測の評価を実施しております。なお、重要性がある会計方針及び見積りの詳細及び当該見積りに用いた仮定は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」及び「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.見積り及び判断の利用」に記載のとおりであります。これらの見積りについては、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果はこれらと異なる場合があります。 ④ 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の分析・検討内容 当社グループの経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標として、EBITDA(注)があります。当社グループは、EBITDAを用いて業績を測定しており、当社グループの業績評価をより効果的に行うために有用かつ必要な指標であると考えています。 EBITDAの近時の推移は以下のとおりです。 (注)EBITDA=営業利益+減価償却費+識別可能資産償却費 2025年1月期 連結会計年度   2026年1月期 連結会計年度 EBITDA(百万円)   7,003   7,868 (参考情報) 当社グループは、非経常的損益項目(通常の営業活動の結果を示していると考えられない項目)の影響を除外した上で経営成績の推移を把握するとともに、投資家が当社グループの業績評価を行う上で、当社グループの企業価値について有用な情報を提供することを目的として、以下の算式により算出された調整後EBITDA、調整後当期利益、調整後親会社の所有者に帰属する当期利益及び調整後基本的1株当たり当期利益の推移を以下のとおり記載しております。 (1)調整後EBITDA (単位:百万円) 回次   国際会計基準 第6期   第7期 決算年月   2025年1月   2026年1月 EBITDA   7,003   7,868 (調整額) +買収関連費用(注4)(注8)   31   43 +株式市場移行費用(注5)   7   29 +その他費用(注9)   -   20 調整後EBITDA(注1)   7,042   7,962 (2)調整後当期利益及び調整後親会社の所有者に帰属する当期利益 (単位:百万円) 回次   国際会計基準 第6期   第7期 決算年月   2025年1月   2026年1月 当期利益   3,994   3,783 (調整額) +買収関連費用(注4)(注8)   31   43 +株式市場移行費用(注5)   7   29 +その他費用(注9)   -   20 -調整項目の税金調整額   11   29 -調整項目の繰越欠損金(注7)   520   - 調整後当期利益(注2)   3,500   3,848 -調整後非支配持分に帰属する当期利益   -   - 調整後親会社の所有者に帰属する当期利益(注3)   3,500   3,848 調整後基本的1株当たり当期利益(注6)   145.87   159.51 (注)1.調整後EBITDA=EBITDA(営業利益+減価償却費+識別可能資産償却費)+買収関連費用(注4)(注8)+株式市場移行費用(注5)+その他費用(注9) 2.調整後当期利益=当期利益+買収関連費用(注4)(注8)+株式市場移行費用(注5)+その他費用(注9)-調整項目の税金調整額-調整項目の繰越欠損金(注7) 3.調整後親会社の所有者に帰属する当期利益=調整後当期利益-調整後非支配持分に帰属する当期利益 4.2025年1月期に株式会社タイホウを買収した際の費用であります。調整後EBITDAの調整項目には、株式会社タイホウの買収に関連する弁護士費用や印紙税・登録免許税等の費用を加算調整しております。 5.市場区分移行の費用であります。 6.調整後基本的1株当たり当期利益は、調整後当期利益÷期中平均株式数により算出しております。 7.当連結会計年度及び前連結会計年度において税務上の繰越欠損金を認識している会社があり、それらの税務上の繰越欠損金については、前連結会計年度において将来の課税所得の発生が見込まれる範囲内で繰延税金資産を520百万円認識しております。 8.2026年1月期に株式会社ハンズを買収した際の費用であります。調整後EBITDAの調整項目には、株式会社ハンズの買収に関連する弁護士費用や印紙税・登録免許税等の費用を加算調整しております。 9.2025年2月17日付で公表した、当社元役員によるインサイダー取引規制違反が疑われる事案に係る独立した外部の弁護士による調査費用等であります。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

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