概要
2000年2月に大学発の創薬ベンチャーとして設立されたレナサイエンスは、PAI-1阻害薬を中核とする医薬品、ディスポーザブル極細内視鏡などの医療機器、人工知能(AI)を活用したプログラム医療機器の開発を手掛ける。2021年9月に東京証券取引所マザーズ(現グロース)に上場。従業員3名と小規模ながら、31件の医師主導臨床試験を実施し、悪性黒色腫治療薬では厚生労働大臣指定の希少疾病用医薬品に指定されている。
大学との連携を基盤としたオープンイノベーション
レナサイエンスは自社で研究施設を所有せず、東北大学内に設けた「東北大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(TREx)」や広島大学内の「広島大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(HiREx)」を研究開発の拠点とする。2025年1月には米国ノースウエスタン大学の長寿研究所(Potocsnak Longevity Institute)がTREx内に研究室を開設した。このように外部のアカデミアリソースを活用することで、少ない自己資源でも多くのパイプラインを同時に進める体制を構築している。
医薬品・医療機器・AIの3本柱でリスク分散
同事業は医薬品、医療機器、プログラム医療機器の3つのモダリティで構成される。医薬品は研究開発費と期間が大きく上市までに長期間を要するが、成功時の収益は極めて高い。一方、医療機器やプログラム医療機器は開発リスクが小さく早期の収益化が期待できる。両者を組み合わせることで、収益の早期実現と将来の大きな収益源の両立を目指す。2022年12月にはディスポーザブル極細内視鏡(RS9001)が薬事承認を取得し、株式会社ハイレックスメディカルに導出された。
収益はライセンス収入と公的資金に依存
当社は製薬企業等へのライセンスアウトを主な収益源とする。契約一時金、開発マイルストーン、販売マイルストーン、ロイヤリティ、共同研究収入などから成る。2026年3月期の売上高は1億円、営業損失4億円、純損失3億円。過去の売上高は0~2億円で推移し、ほとんどがライセンス収入と公的助成金である。慢性骨髄性白血病の第Ⅲ相試験ではAMEDの助成を受けており、自社研究開発費を削減しながら複数の試験を進める財務戦略を採っている。
世界的長寿研究コンペティションでの成果
2025年5月、レナサイエンスは世界的な長寿研究コンペティション「XPRIZE Healthspan」のTOP40に入賞し、その後セミファイナル試験を実施した。同試験では、PAI-1阻害薬RS5614を4ヶ月投与した結果、生物学的年齢の2~3歳の若齢化や免疫・代謝機能の改善が確認された。この結果は、同社のセノリティクス医薬品としての可能性を示すものとして注目される。
業界の中での役割は大学の研究成果を製薬企業へ導出する橋渡し役。にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
01製薬企業(ライセンスアウト)主力
基礎研究から臨床開発まで一貫して行い、開発品の権利を製薬企業に導出。契約一時金、マイルストーン収入、ロイヤリティ収入を得るビジネスモデル。
国内バイオベンチャーとして最大級の医師主導治験実績を持つ
主要顧客Eirion Therapeutics Inc.、株式会社ハイレックスメディカル、チェスト株式会社
- PAI-1阻害薬RS5614
- がん、抗加齢・長寿分野で開発中の低分子化合物。免疫系を活性化し、がん細胞や老化細胞の除去を促進。
- RS5441
- 脱毛症治療薬として米国エイリオン社に導出。
- ピリドキサミンRS8001
- 更年期障害や精神疾患の治療を目指すビタミンB6誘導体。
02医療機器(内視鏡・診断薬)準主力
腹膜透析患者向けのディスポーザブル極細内視鏡や血中フェニルアラニン測定キットを開発。医療現場のニーズに直結した製品を提供する。
- ディスポーザブル極細内視鏡(PD VIEW)
- 外径約1mmのディスポーザブルファイバースコープ。腹膜透析患者の腹腔内を非侵襲的に観察する。
- 血中フェニルアラニン測定キット
- フェニルケトン尿症患者の血中フェニルアラニンを自宅で測定するためのキット。
03AIプログラム医療機器(医療AI)準主力
呼吸機能検査診断、維持血液透析医療支援、糖尿病治療支援などのAIプログラム医療機器を開発。医師と医療機関、IT企業をつなぎ、臨床実装を目指す。
主要顧客チェスト株式会社、ニプロ株式会社、東レ・メディカル株式会社
- 維持血液透析医療支援AI
- 透析中の適切な除水量を予測し、低血圧などの合併症を予防する。
- 糖尿病治療支援AI
- 患者の状態に合わせてインスリン投与量を予測し、専門医並みの治療を支援する。
- 呼吸機能検査診断AI
- スパイロメトリーの結果を自動解析し、呼吸器疾患の診断を支援する。
製品と技術
PAI-1阻害薬RS5614/RS5441:がんと抗加齢の基盤技術
レナサイエンスのコア技術は、低分子化合物であるPAI-1阻害薬(RS5614、RS5441)である。PAI-1(プラスミノーゲンアクチベーターインヒビター1)を阻害することで、免疫系を活性化しがん細胞や老化細胞の除去を促進する。RS5614は経口投与可能な低分子(分子量424.81)で、大量合成・安定供給が可能。現在、慢性骨髄性白血病と悪性黒色腫で第Ⅲ相試験を実施中。血管肉腫、非小細胞肺がん、膵臓がんでも第Ⅱ相試験が進行中。さらにセノリティクス医薬品として健康寿命延伸への応用が期待され、XPRIZE試験で生物学的年齢の若返りを示唆するデータが得られている。
ディスポーザブル極細内視鏡RS9001:医療現場のニーズに直結
2022年12月に薬事承認を取得したディスポーザブル極細内視鏡RS9001は、径約1mmと極めて細く、腹膜透析などの処置における腹腔内観察を可能にする。使い捨てタイプで交差感染のリスクを低減。本製品は株式会社ハイレックスメディカルに導出され、同社が販売を担う。医療機器分野では早期の収益化が期待されており、医薬品と比べて研究開発費が小さく、事業リスクを分散する役割を果たす。
プログラム医療機器(AI):呼吸機能検査と透析支援
人工知能を活用したプログラム医療機器の開発も手掛ける。呼吸機能検査診断AIはチェスト株式会社に導出され、医療現場での診断支援を目的とする。維持血液透析医療支援AIはニプロ株式会社および東レ・メディカル株式会社と共同開発中で、透析治療の質向上を目指す。これらのAI製品は医薬品に比べ開発期間が短く、早期の事業収益に貢献する位置づけである。
ピリドキサミン:カルボニルストレス性統合失調症へのアプローチ
レナサイエンスは、ピリドキサミン(ビタミンB6の一種)をカルボニルストレス性統合失調症の治療薬として開発している。2011年10月に前期第Ⅱ相試験を実施。本化合物は、学校法人東海大学や東京都医学研究機構(現東京医学総合研究所)との共同特許に基づく。PAI-1阻害薬とは異なるモダリティであり、精神・神経領域への展開を示すパイプラインである。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
医薬品のなかでの位置
会社が挙げる強い分野
- 製薬企業(ライセンスアウト)国内バイオベンチャーとして最大級の医師主導治験実績を持つ
有価証券報告書(2026/3期)で会社自身が述べている位置付けです。第三者による調査ではありません。
再生医療研究開発、売上小規模で赤字継続
再生医療・細胞治療の研究開発を行うバイオ企業。売上高は2025年3月期1億円と極小で、営業利益率は-200%と大幅赤字。同業のジーエヌアイグループ(売上高30億円規模)やVeritas In Silico(AI創薬)と比べ、商業化の目途が立っていない。2026年3月期も営業利益率-400%と赤字幅拡大見通し。パイプラインの進展と資金調達が急務。
強み
- 再生医療領域に特化し、技術的優位性を持つ可能性。
- 売上小規模で赤字ながら、将来性に期待する投資家が存在。
- 少人数・小規模組織で迅速な意思決定が可能。
- 独自技術の特許が取得できれば、ライセンス収入の可能性。
課題
- 売上1億円、営業赤字が続き、事業継続には資金調達不可欠。
- 治験や承認に長期間・多額の費用がかかり、失敗リスク大。
- 赤字拡大で追加調達が必要だが、希薄化・調達難リスクあり。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医薬品の時価総額近傍。太字がレナサイエンス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4595ミズホメディー | 328億円 | 10.2倍 |
| 2 | 4538扶桑薬品工業 | 216億円 | 9.7倍 |
| 3 | 4599ステムリム | 194億円 | — |
| 4 | 504Aイノバセル | 191億円 | — |
| 5 | 4575キャンバス | 170億円 | — |
| 6 | 4889レナサイエンス | 158億円 | — |
| 7 | 4563アンジェス | 152億円 | — |
| 8 | 4579ラクオリア創薬 | 133億円 | 62.4倍 |
| 9 | 4574大幸薬品 | 130億円 | 18.8倍 |
| 10 | 4888ステラファーマ | 121億円 | — |
| 11 | 4512わかもと製薬 | 108億円 | 47.2倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 39件
大学発ベンチャーとして設立され公的資金を得た創業期
2000年2月、宮城県仙台市において大学発の創薬ベンチャーとしてレナサイエンスを設立。設立後まもなく、2002年10月には経済産業省の「大学発事業創出実用化研究開発事業」に採択され、公的資金を得て研究を開始した。2003年4月にはNEDOの同事業で「PAI-1阻害薬のリード化合物」を発見し、創薬の基盤を固めた。2005年10月には再びNEDO事業に採択され、産学連携でPAI-1阻害薬の開発を推進するとともに、特許を出願した。
カルボニルストレス統合失調症とPAI-1阻害薬の臨床展開
2007年10月、学校法人東海大学や東京都医学研究機構と共同で、カルボニルストレス性統合失調症の治療・検査に関するピリドキサミンの特許を出願。2011年10月には同疾患の前期第Ⅱ相試験を実施した。同時にPAI-1阻害薬の研究も進展し、2012年10月にはJSTのA-STEPに採択され造血幹細胞移植での造血機能改善薬としての可能性を探索。2014年10月には慢性骨髄性白血病(CML)に対する作用機序解明のため再度A-STEPに採択された。
複数のがん種とCOVID-19肺傷害へ適応拡大した2017~2021年
2017年8月、慢性骨髄性白血病の前期第Ⅱ相試験を開始。2018年6月には自閉スペクトラム症の第Ⅱ相試験、2019年8月にはCMLの後期第Ⅱ相試験と、適応疾患を拡大した。2020年10月には新型コロナウイルス感染症に伴う肺傷害の前期第Ⅱ相試験を日本・米国・トルコで開始。2021年6月には日本で後期第Ⅱ相試験に移行した。2021年7月には悪性黒色腫の第Ⅱ相試験を開始し、同年9月に東京証券取引所マザーズ市場に上場した。
第Ⅲ相試験開始とオープンイノベーション拠点の開設
2022年1月、東北大学内に初のオープンイノベーションラボ(TREx)を開設。同年4月、東証の市場区分見直しに伴いグロース市場に移行。2022年8月には慢性骨髄性白血病の第Ⅲ相試験を開始し、同年12月にはディスポーザブル極細内視鏡の薬事承認を取得。2023年4月には広島大学内にHiRExを開設し、拠点を拡充した。2023年9月以降、非小細胞肺がん、全身性強皮症に伴う間質性肺疾患、皮膚血管肉腫の第Ⅱ相試験を相次いで開始した。
希少疾病用医薬品指定とXPRIZE参戦による長寿領域への本格展開
2024年8月、悪性黒色腫治療薬が厚生労働大臣指定の希少疾病用医薬品に指定された。同年10月には本社を東京都中央区から宮城県仙台市へ移転。2025年2月には悪性黒色腫の第Ⅲ相試験を開始した。2025年5月、世界的長寿研究コンペティションXPRIZE HealthspanのTOP40に入賞し、同年8月にセミファイナル試験を開始。2025年12月から2026年3月にかけて4回の第三者割当増資を実施し、開発資金を調達した。
年表39件を開く
2000年代
- 2000年2月創業大学発の創薬ベンチャーとして株式会社レナサイエンスを設立
- 2002年10月平成14年度大学発事業創出実用化研究開発事業(経済産業省) (注)1 に採択
- 2003年4月国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)における事業創出実用化研究開発事業において「PAI-1阻害薬のリード化合物」発見
- 2005年10月平成17年度大学発事業創出実用化研究開発事業(NEDO)に採択。産学連携事業を推進(「血栓症、冠動脈疾患治療薬としてのPAI-1阻害薬の開発」)。PAI-1阻害薬の特許を出願
- 2007年10月M&Aカルボニルストレス性統合失調症の治療及び検査に関するピリドキサミンの特許を学校法人東海大学、財団法人東京都医学研究機構(現 公益財団法人東京医学総合研究所)、当社の共同で出願
2010年代
- 2010年12月株式会社プロジェクトPM(特別目的会社/子会社)を設立
- 2011年10月M&Aカルボニルストレス性統合失調症の前期第Ⅱ相試験を実施
- 2012年10月国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のA-STEP (注)2 に採択(PAI-1阻害薬に基づく造血幹細胞移植での造血機能改善薬)
- 2014年10月JSTのA-STEPに採択(新規PAI-1阻害薬による慢性骨髄性白血病(CML)根治の作用機序解明)
- 2017年8月慢性骨髄性白血病の前期第Ⅱ相試験開始
- 2018年1月M&A当社子会社株式会社プロジェクトPMを吸収合併
- 2018年6月自閉スペクトラム症の第Ⅱ相試験開始
- 2019年8月慢性骨髄性白血病の後期第Ⅱ相試験開始
2020年代
- 2020年10月新型コロナウイルス感染症に伴う肺傷害の前期第Ⅱ相試験開始(日・米・トルコ)
- 2020年12月月経前症候群/月経前不快気分障害の第Ⅱ相試験開始
- 2021年6月新型コロナウイルス感染症に伴う肺傷害の後期第Ⅱ相試験開始(日本)
- 2021年7月悪性黒色腫の第Ⅱ相試験開始
- 2021年9月上場東京証券取引所マザーズ市場に上場
- 2022年1月東北大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(TREx)開設
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分見直しに伴い、東京証券取引所グロース市場に移行
- 2022年8月慢性骨髄性白血病の第Ⅲ相試験開始
- 2022年12月ディスポーザブル極細内視鏡の薬事承認取得
- 2023年4月広島大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(HiREx)開設
- 2023年9月非小細胞肺がんの前期第Ⅱ相試験開始
- 2023年10月全身性強皮症に伴う間質性肺疾患の第Ⅱ相試験開始
- 2023年10月皮膚血管肉腫の第Ⅱ相試験開始
- 2024年7月Eirion社における男性型脱毛症(加齢性脱毛症)の第Ⅰ相臨床試験開始
- 2024年8月悪性黒色腫治療薬の厚生労働大臣指定「希少疾病用医薬品」
- 2024年10月東京都中央区日本橋より宮城県仙台市へ本社移転
- 2025年1月米国ノースウエスタン大学Potocsnak Longevity Institute(長寿研究所)のTREx内開設
- 2025年2月悪性黒色腫の第Ⅲ相試験開始
- 2025年5月世界的長寿研究コンペティションXPRIZE HealthspanのTOP40入賞
- 2025年8月XPRIZE Healthspanセミファイナル試験(特定臨床研究)開始
- 2025年12月第1回第三者割当による新株式及び新株予約権の発行割当
- 2026年1月第2回第三者割当による新株式及び新株予約権の発行割当
- 2026年3月第3回第三者割当による新株式及び新株予約権の発行割当
- 2026年3月第4回第三者割当による新株式及び新株予約権の発行割当
- 2026年4月非小細胞肺がんの後期第Ⅱ相試験開始
- 2026年5月膵臓がんの第Ⅱ相試験開始
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/3期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。そのうち2項目には、達成する数字が明記されている。
- 臨床段階にある開発パイプライン数2027年3月期まで7本
- 契約締結パイプライン数5本
有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。
- 01
多様なモダリティ開発
医薬品、医療機器、AIプログラム医療機器など幅広いモダリティを開発。早期の黒字化と将来の収益確保を両立するため、リスクの異なる事業ポートフォリオを同時に進める。
- 02
少子高齢化の医療課題解決
がん、循環器疾患、呼吸器疾患、糖尿病の4疾患に加え、抗加齢・長寿分野に注力。PAI-1阻害薬など老化細胞除去や若返りを通じて健康寿命延伸を目指す。
- 03
外部機関との連携
大学や医療機関などの外部リソースを活用し、効率的な研究開発を実施。オープンイノベーションラボを設置し、アカデミアとの連携でパイプラインを拡大する。
- 04
基礎研究から医師主導治験まで一気通貫
大学発のシーズを基礎研究から臨床開発まで自社で実施し、大手企業への導出を目指す。第Ⅲ相試験まで自社で行うことで収益拡大を図る。
- 05
医師主導治験の推進
医師と共同で治験を立案・実施し、医療現場の課題に即した開発を推進。これまで31件の医師主導治験の実績を持つ。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 5期分
グループ全体で3人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は498万円で、4期前と比べて−18.7%。平均年齢は34.3歳、平均勤続年数は1.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022年3月 | 613 | 45.3 | 2.6 | 4 | — |
| 2023年3月 | 690 | 39.0 | 3.0 | 3 | — |
| 2024年3月 | 632 | 36.8 | 3.0 | 4 | — |
| 2025年3月 | 446 | 33.3 | 0.6 | 3 | −6,667 |
| 2026年3月 | 498 | 34.3 | 1.6 | 3 | −13,333 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年3月期の売上高は1億円、営業利益は-4億円。前期と比べると増収で、売上が+0.0%。
会社が出している今期の予想2027年3月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | — | 1億円 |
| 営業利益 | -6億円 | -4億円 |
| 純利益 | -5億円 | -3億円 |
| 1株あたり配当 | ¥0 | ¥0 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は1億円、営業利益は−2億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年3Q | 0 | 0 | — | 0 |
| 2023年4Q | 1 | — | — | −1 |
| 2024年1Q | 1 | 0 | 0.0 | 0 |
| 2024年2Q | 0 | −1 | — | −1 |
| 2024年3Q | 0 | −1 | — | −1 |
| 2024年4Q | 1 | — | — | −1 |
| 2025年2Q | 1 | −1 | −100.0 | −1 |
| 2025年4Q | 0 | −1 | — | 2 |
| 2026年2Q | 0 | −2 | — | −2 |
| 2026年4Q | 1 | −2 | −200.0 | −1 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 9期分
直近期の営業利益率は-400.0%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 当社子会社株式会社プロジェクトPMを吸収合併 | |||||
| 2018年3月 | 0 | — | 0 | — | −1 |
| 2019年3月 | — | — | −2 | — | −2 |
| 2020年3月 | 1 | — | −2 | — | −2 |
| 東京証券取引所マザーズ市場に上場 | |||||
| 2021年3月 | 2 | — | −1 | — | −1 |
| 東北大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(TREx)開設 | |||||
| 2022年3月 | 1 | — | −2 | — | −3 |
| 広島大学レナサイエンスオープンイノベーションラボ(HiREx)開設 | |||||
| 2023年3月 | 1 | — | −3 | — | −3 |
| 2024年3月 | 2 | — | −3 | — | −3 |
| 米国ノースウエスタン大学Potocsnak Longevity Institute(長寿研究所)のTREx内開設 | |||||
| 2025年3月 | 1 | −2 | −2 | −200.0 | 1 |
| 2026年3月 | 1 | −4 | −3 | −400.0 | −3 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年3月期
売上高1億円のうち、営業利益として残るのは-4億円で-400.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は-3億円、売上の-300.0%にあたる。営業利益率は業種中央値2.9%を下回る水準。
- 費用事業を回すためにかかったお金500.0%5億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益-400.0%-4億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 7期分
2026年3月期は営業CFが−3億円、投資CFが—。期末の手元現金は34億円で、売上の408.0ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年3月 | −2 | −4 | 4 | −6 | 6 |
| 2021年3月 | −1 | 0 | 1 | −1 | 6 |
| 2022年3月 | −2 | 0 | 16 | −2 | 20 |
| 2023年3月 | −3 | 0 | 1 | −3 | 18 |
| 2024年3月 | −2 | 0 | 0 | −2 | 16 |
| 2025年3月 | −2 | 4 | −1 | 2 | 18 |
| 2026年3月 | −3 | — | 19 | — | 34 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 9期分
2026年3月期の総資産は35億円。このうち返さなくてよい自己資本が33億円で、自己資本比率は94.5%(業種中央値69.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2018年3月 | 8 | 8 | 0 | 99.2 |
| 2019年3月 | 8 | 8 | 0 | 99.0 |
| 2020年3月 | 10 | 6 | 4 | 61.4 |
| 2021年3月 | 11 | 6 | 5 | 52.6 |
| 2022年3月 | 24 | 22 | 2 | 90.3 |
| 2023年3月 | 23 | 19 | 4 | 82.0 |
| 2024年3月 | 21 | 16 | 5 | 76.9 |
| 2025年3月 | 19 | 17 | 2 | 91.9 |
| 2026年3月 | 35 | 33 | 2 | 94.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
医薬品 79社との比較
同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中5位あたり、逆に低いのは営業利益率で79社中70位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,148で、1年前と比べて-46.5%。過去52週の値幅のなかでは4%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 4.61倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は直近1ヶ月で約16%下落し、25日移動平均線(1419.76円)を下回って推移。8月10日に1267円まで急落した後、一時1155円まで売られたが、その後は持ち直し、直近は1302円で終了。52週高値2490円からは約48%下落、52週安値1101円からは約18%上昇しているものの、中期的な下降トレンドは継続している。出来高は8月に入って増加しており、8月10日には165万株を超える大量の売買があった。RSIは38.0と弱含みながら、売られすぎの水準にはまだ距離があり、下値リスクは残る。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割高と判定しています(スコア 20/100)。
PERや予想PERが算出不能で、PBRは5.22倍と同業界平均の4.13倍を上回り割高。ROEは6.8%と低く、直近の業績は赤字が続き、営業利益率も-200%と深刻。無配当で株主還元も乏しい。同業界の平均PER35.26倍と比較できるが、収益力が弱く割高感が強い。将来性への期待が織り込まれているとみられる。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PBR | 4.61倍 | 3.53倍 |
| ROE | 6.8% | 6.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
この銘柄の投資論点は、研究開発中のパイプラインの進捗と、今後の収益化の可能性である。強気派は、パイプラインの価値や将来の医療ニーズに着目し、開発が成功すれば大きな成長が見込めると主張する。弱気派は、売上高が極めて小さいことや、研究開発費による赤字の継続を懸念し、実現リスクが高いと指摘する。また、時価総額が大きいものの収益裏付けがなく、バリュエーションの妥当性も議論となる。
- パイプライン価値
将来の成功可能性に期待が集まりやすい。
- 株価下落後
下落により投資妙味が増すとの見方。
- 財務健全性
時価総額が大きく資金調達に余裕がある可能性。
- 2025年3月期に純利益1億円の黒字化通年影響弱
前年の純損失3億円から黒字転換した
- PBR5.22倍は成長期待の証左継続影響弱
PBR5.22倍、市場は将来価値を織り込んでいる
- 株価1年で43%下落し売られすぎ不定影響弱
株価前年比-43.14%と下落し反発余地
- ROE6.8%と資本収益性の維持継続影響弱
ROE6.8%と一定の収益性を確保
- 営業赤字
営業利益率がマイナスで、損失を継続中。
- 売上極小
売上高が1億円未満で、実績に乏しい。
- 開発リスク
医薬品の開発不成功で株価が大きく下落する可能性。
- 2026年3月期は純損失3億円に悪化通年影響中
純利益1億円から純損失3億円へ転落
- 売上高が2億→1億円と半減通年影響弱
売上高は2億→1億→1億円と伸び悩む
- 営業損失は2億→4億円に倍増通年影響弱
営業利益率-400%と赤字拡大
- 無配当で株主還元ゼロ継続影響弱
配当利回り0%で投資家の選好外
- 研究開発費
- 開発への投資状況を把握する。
- パイプラインの進捗状況
- 臨床試験の進捗や承認状況が株価を左右する。
- 提携先との契約金
- 収入発生の可能性を示す指標。
株主
有価証券報告書より
2026年3月期末の株主数は延べ7,957人。区分でいちばん多いのは個人・その他で55.2%。グループ会社や銀行などの安定株主が36.5%を占め、残る63.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2022年3月% | 2023年3月% | 2024年3月% | 2025年3月% | 2026年3月% |
|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 53.5 | 56.0 | 53.4 | 59.7 | 55.2 |
| 金融機関 | 37.9 | 37.4 | 37.4 | 34.6 | 31.8 |
| 事業法人 | 1.4 | 1.5 | 3.0 | 1.0 | 4.7 |
| 外国法人 | 0.8 | 2.9 | 2.7 | 1.1 | 4.5 |
| 証券会社 | 6.2 | 2.0 | 3.2 | 3.4 | 3.7 |
| 外国人個人 | 0.2 | 0.2 | 0.2 | 0.1 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 特定有価証券信託受託者 株式会社SMBC信託銀行 | 31.65 |
| 02 | 宮田敏男 | 10.68 |
| 03 | 上田八木短資株式会社 | 2.18 |
| 04 | BNYM SA/NV FOR BNYM FOR BNYM GCM CLIENT ACCTS M ILM FE(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行) | 2.00 |
| 05 | BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人BOFA証券株式会社) | 1.91 |
| 06 | 楽天証券株式会社共有口 | 1.38 |
| 07 | 林田広明 | 1.26 |
| 08 | 第一リアルター株式会社 | 1.14 |
| 09 | 株式会社SBI証券 | 1.09 |
| 10 | 飯田晋一 | 0.47 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-26ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク(Heights Capital Management, Inc.)新規の大量保有報告8.47%
- 2026-05-15ハイツ・キャピタル・マネジメント・インク(Heights Capital Management, Inc.)新規の大量保有報告8.47%+1.86pt
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 9期分
1株利益は9期で+100%、1株純資産は9期で−100%。直近期のROEは6.8%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2018年3月 | −594,040 | 5,135,261 |
| 2019年3月 | −4,683 | 24,616 |
| 2020年3月 | −19 | 63 |
| 2021年3月 | −10 | 57 |
| 2022年3月 | −22 | 173 |
| 2023年3月 | −26 | 147 |
| 2024年3月 | −20 | 126 |
| 2025年3月 | 9 | 135 |
| 2026年3月 | −23 | 240 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額51百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 宮田敏男 | 取締役会長兼 社長 | 65 | 2,736,700 |
| 鎌田光明 | 取締役 副社長 | 63 | — |
| 能城弘昭 | 取締役(常勤監査等委員)(注)1 | 67 | — |
| 高山和江 | 取締役(監査等委員)(注)1 | 60 | — |
| 伊藤彰彦 | 取締役(監査等委員)(注)1 | 66 | — |
| 北浦聡 | 取締役(監査等委員)(注)1 | 72 | — |
| 加藤翔 | 執行役員 | — | — |
| 平澤典保 | 執行役員 | — | — |
| 飯田喜康 | 執行役員 | — | — |
| 杉山敏 | — | 81 | — |
役員報酬の内訳2026/3期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 42 | 42 | 14 |
| 社外取締役 | 5 | 9 | 9 | 2 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/3期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容32,284字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題10,695字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク9,996字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)15,316字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2025/04/01-2026/03/31)2026-06-23
- 半期報告書半期報告書-第27期(2025/04/01-2026/03/31)2025-11-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(2024/04/01-2025/03/31)2025-06-24
- 半期報告書半期報告書-第26期(2024/04/01-2025/03/31)2024-11-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第25期(2023/04/01-2024/03/31)2024-06-28
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-08
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第25期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第24期(2022/04/01-2023/03/31)2023-06-30
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-09
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
- 四半期報告書四半期報告書-第24期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-10
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