概要
ノイルイミューン・バイオテックは、2015年4月に国立がん研究センターと山口大学発のバイオテック企業として設立された。固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主事業とし、独自のPRIME技術をプラットフォームに持つ。2023年6月に東京証券取引所グロース市場に上場。本社は東京都港区、従業員数23名。
自社創薬と共同パイプラインのハイブリッドモデル
当社は、PRIME技術を中核に、自社で創薬から臨床開発まで手がける「自社創薬」と、他社に技術をライセンスして開発を進める「共同パイプライン」の二つの事業モデルを組み合わせている。自社創薬ではNIB101、NIB103などのパイプラインを有し、共同パイプラインでは武田薬品工業、中外製薬、Adaptimmune Therapeutics、Autolus Therapeuticsなどとの提携実績がある。このハイブリッドモデルにより、早期の収益確保と長期的な大型収益の両立を目指している。
PRIME技術のメカニズムと固形がんへの応用
PRIME技術は、CAR-T細胞にIL-7(インターロイキン7)とCCL19(ケモカイン)の遺伝子を同時に導入する技術である。IL-7はT細胞の活性化と増殖を促進し、CCL19はT細胞や樹状細胞をがん組織内に誘引する。これにより、従来のCAR-T細胞では困難だった固形がんへの浸潤と持続的な抗がん効果が期待される。当社はこの技術を「PRIME CAR-T細胞療法」と呼び、血液がんに続く固形がん治療の新たな選択肢として開発を進めている。
研究開発パイプラインの現状
当社の自社パイプラインは、固形がんを対象とした複数のCAR-T細胞製品からなる。NIB101は2022年1月に第I相臨床試験を開始、NIB103は2021年12月に武田薬品が第I相を開始したが、2024年6月にライセンス契約を解消し、現在は当社が主導して開発を進めている。2025年6月にはNIB103の治験計画届を提出完了し、投与開始準備中である。また、NIB104、NIB105などの早期臨床移行にも取り組んでいる。
財務状況と上場後の経過
当社は研究開発段階にあり、売上高は年間数百万円程度で、2024年12月期の事業収益は5,000千円、営業損失は797,255千円、当期純損失は793,536千円と赤字が続いている。2023年6月の上場により資金を調達したが、研究開発投資のために現金及び預金は減少傾向にある。2024年12月末の総資産は4,011,579千円、純資産は3,931,939千円である。
業界の中での役割はがん免疫治療薬の研究開発企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
01医薬品(がん免疫療法)主力
PRIME技術を応用したCAR-T細胞療法など、固形がんに対する遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発。自社創薬パイプラインと他社への技術ライセンスの2事業モデルを構築。
- PRIME技術
- サイトカイン(IL-7)とケモカイン(CCL19)をCAR-T細胞に産生させる独自のプラットフォーム技術。固形がんへの免疫細胞浸潤と増殖を促進。
- PRIME CAR-T細胞療法
- PRIME技術を搭載した自家CAR-T細胞。固形がんに対する従来型CAR-Tの課題を克服する次世代型。
製品と技術
PRIME CAR-T細胞療法の技術基盤
PRIME技術は、CAR-T細胞にIL-7とCCL19を産生させる遺伝子を追加することで、固形がんの微小環境における免疫細胞の浸潤と持続的な抗腫瘍活性を実現する。非臨床研究では、PRIME CAR-T細胞が通常のCAR-T細胞と比較して、ナイーブT細胞や樹状細胞の遊走を促進し、細胞分裂と生存率が向上することが確認されている。この技術はNature Biotechnology誌に発表され、固形がん治療の新たなモダリティとして期待されている。
優先パイプラインNIB103の開発状況
NIB103は、PRIME技術を適用したCAR-T細胞製品で、固形がんを対象とする。元々武田薬品がライセンスを受け開発を進めていたが、2024年6月に契約解消後、当社が主導。2025年6月にPMDAへ治験計画届を提出し、第I相臨床試験の開始準備を完了した。NIB103は当社の最優先パイプラインに位置づけられ、タカラバイオと共同で国内開発を進めている。
自社パイプラインNIB101と次世代候補
NIB101は当社が自社で開発する最初のCAR-T細胞製品で、2022年1月に第I相臨床試験を開始した。固形がんを標的とし、PRIME技術の有効性を検証する。また、NIB104やNIB105などの後続パイプラインの非臨床研究も進行中であり、早期の臨床移行を目指している。これらはすべてPRIME技術を基盤とし、異なるがん抗原を標的とした製品群である。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
医薬品のなかでの位置
がん免疫領域に特化した創薬ベンチャー
当社は、がん免疫療法に特化した創薬ベンチャーで、特にiPS細胞技術を用いた医薬品開発を強みとする。同業のVeritas In SilicoがAI創薬、Chordia Therapeuticsが遺伝子治療と異なり、当社は細胞医薬の領域で差別化を図る。2023年12月期の売上高は3億円と小規模であり、収益化には至っていない。業界内では、パイプラインの進捗が今後の競争力を左右する位置づけにある。
強み
- iPS細胞由来の免疫細胞を用いた独自の創薬プラットフォームを有し、他家移植が可能な点が強み。
- がん免疫領域に特化し、独自の特許網を構築。差別化された製品開発が可能。
- 製薬企業との共同研究実績があり、開発リスクの分散と資金調達に寄与。
- 世界のがん免疫療法市場は拡大中。ニーズに合致したパイプラインを保有。
課題
- 現状売上はわずかで、主要パイプラインの臨床段階が初期。収益化まで時間を要する。
- 医薬品開発は成功率が低く、臨床試験の結果次第で株価が大きく変動しうる。
- 収益がないため、継続的な資金調達が必要。希薄化リスクを伴う。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
医薬品の時価総額近傍。太字がノイルイミューン・バイオテック
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 4596窪田製薬ホールディングス | 75億円 | — |
| 2 | 4594ブライトパス・バイオ | 72億円 | — |
| 3 | 520Aジェイファーマ | 70億円 | — |
| 4 | 4539日本ケミファ | 68億円 | 29.2倍 |
| 5 | 4880セルソース | 68億円 | 96.6倍 |
| 6 | 4893ノイルイミューン・バイオテック | 64億円 | — |
| 7 | 206APRISM BioLab | 63億円 | — |
| 8 | 4583カイオム・バイオサイエンス | 55億円 | — |
| 9 | 4892サイフューズ | 54億円 | — |
| 10 | 4891ティムス | 49億円 | — |
| 11 | 190AChordia Therapeutics | 48億円 | — |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 17件
国立がん研究センターと山口大学発のバイオベンチャーとして設立
2015年4月、東京都中央区において、国立研究開発法人国立がん研究センターと国立大学法人山口大学の研究成果を基盤とするバイオテック企業として設立された。同年9月には山口大学および国立がん研究センターとCAR-T細胞療法に関する共同研究契約を締結し、10月には山口大学から次世代型CAR-T細胞プラットフォーム技術の独占実施許諾(サブライセンス権付き)を取得した。これが後のPRIME技術の基礎となる。
武田薬品との提携と最初の導出契約
2017年8月、武田薬品工業(Millennium Pharmaceuticalsを通じて)と共同研究開発に関する提携を開始。2018年12月には、NIB102およびNIB103に関するライセンス契約を武田薬品と締結し、導出による収入機会を得た。武田薬品は2020年7月にNIB102の、2021年12月にNIB103の第I相臨床試験をそれぞれ開始した。しかし、2024年6月に両契約は解消され、権利は当社に戻っている。
海外企業との提携拡大と自社臨床試験開始
2019年8月、英Adaptimmune Therapeuticsと共同開発契約、同年11月には英Autolus Therapeuticsとライセンス契約をそれぞれ締結し、海外展開の基盤を築いた。2022年1月には自社パイプラインNIB101の第I相臨床試験を開始、2022年8月には中外製薬とPRIME技術に関するライセンス契約を結んだ。この時期、自社創薬と共同パイプラインの両輪が動き始めた。
東京証券取引所グロース市場への上場
2023年6月、東京証券取引所グロース市場に株式を上場した。上場により調達した資金を研究開発に充当し、パイプラインの加速を図る。上場後も赤字は継続したが、2024年9月にはタカラバイオとの共同開発に関する業務提携契約を締結し、NIB103の国内開発を共同で進めることを決定した。2024年12月期の営業損失は約8億円に縮小した。
NIB103への集中と臨床試験準備完了
2024年6月、自社創薬パイプラインの優先度を再設定し、NIB103を最優先パイプラインとして開発することを決定した。2025年6月にはNIB103の第I相臨床試験の治験計画届を提出完了し、投与開始に向けた準備を進めている。また、山口県や宇部市の補助金採択を受け、研究開発資金を確保した。一方で、武田薬品との契約解消により収入源が減少し、2025年12月期の事業収益は5,000千円にとどまった。
年表17件を開く
2010年代
- 2015年4月創業東京都中央区において国立研究開発法人国立がん研究センター(以下、国立がん研究センター)及び国立大学法人山口大学(以下、「山口大学」という。)発のバイオテック企業として設立
- 2015年9月山口大学とCAR-T細胞療法に関する共同研究契約を締結
- 2015年9月国立がん研究センターとCAR-T細胞療法に関する共同研究契約を締結
- 2015年10月山口大学より次世代型CAR-T細胞プラットフォーム技術に関する第三者へのサブライセンス権付き独占実施許諾を取得
- 2017年8月武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」という。)(※1)と共同研究開発に関する提携
- 2018年12月武田薬品とNIB102及びNIB103導出に関するライセンス契約を締結(※2)
- 2019年3月東京都港区に本店移転
- 2019年8月Adaptimmune Therapeutics plc(※3)と共同開発に関する契約を締結
- 2019年11月Autolus Therapeutics plc(※4)とライセンス契約を締結
2020年代
- 2020年7月武田薬品がNIB102の第Ⅰ相臨床試験を開始
- 2021年12月武田薬品がNIB103の第I相臨床試験を開始
- 2022年1月自社パイプラインNIB101の第I相臨床試験を開始
- 2022年8月中外製薬株式会社(以下、「中外製薬」という。)とPRIME技術に関するライセンス契約を締結
- 2023年6月上場東京証券取引所グロース市場に株式を上場
- 2024年9月タカラバイオ株式会社(以下、「タカラバイオ」という。)との共同開発に関する業務提携契約を締結(※5、※6)
- 2025年6月NIB103の第Ⅰ相臨床試験の治験計画届書提出の完了
- 2024年6月※1 武田薬品とは、同社の100%子会社であるMillennium Pharmaceuticals, Inc.を通じ契約しておりました。 ※2 2024年6月に、同社とのライセンス契約を解消いたしました。 ※3 Adaptimmune Therapeutics plcとは、同社の100%子会社であるAdaptimmune Limitedを通じ契約しております。 ※4 Autolus Therapeutics plcとは、同社の100%子会社であるAutolus Limitedを通じ契約しております。 ※5 自社創薬パイプラインの優先度を再設定し、NIB103を優先パイプラインとして開発することを決定しました。 ※6 タカラバイオと共同で日本国内におけるNIB103の開発を進めています。
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
自社創薬と共同パイプラインのハイブリッドモデル
革新的なPRIME技術を中核に、大型収入が期待できる自社創薬と早期収益確保が可能な共同パイプラインを組み合わせ、安定した事業ポートフォリオを構築する。
- 02
知的財産権の保護と最大化
PRIME技術に関する特許等の知的財産権を国内外で適時適切に出願・登録し、保護の最大化を図る。
- 03
固形がんに対する次世代細胞療法の開発
PRIME技術を活かし、最適な標的抗原の選定を含む遺伝子改変免疫細胞療法の研究開発を推進し、固形がん治療領域でのプレゼンスを確立する。
- 04
外部機関との連携拡大
新たなゲノム編集技術や自動培養装置などの技術を持つ外部機関との連携を拡大し、パイプライン拡充と細胞医薬製造の効率化を目指す。
- 05
人材の確保・育成・登用
経営理念に共感する正社員を主体とし、OJTや個人別教育計画による育成、人事評価に基づく適切な登用を行う。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 3期分
グループ全体で23人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は708万円で、2期前と比べて−10.9%。平均年齢は44.1歳、平均勤続年数は3.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年12月 | 794 | 46.3 | 2.1 | 28 | — |
| 2024年12月 | 730 | 45.2 | 2.8 | 25 | −4,400 |
| 2025年12月 | 708 | 44.1 | 3.6 | 23 | −3,478 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は0億円、営業利益は-8億円。
四半期の推移
8期分
直近は2025年4Qで、売上は0億円、営業利益は−4億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 0 | −5 | — | −8 |
| 2023年3Q | 3 | 0 | 0.0 | −1 |
| 2023年4Q | 0 | — | — | −2 |
| 2024年1Q | 0 | −3 | — | −3 |
| 2024年2Q | 0 | −4 | — | −4 |
| 2024年4Q | 0 | −4 | — | −3 |
| 2025年2Q | 0 | −4 | — | −4 |
| 2025年4Q | 0 | −4 | — | −4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 7期分
2019年12月期からの7期で、売上は5億円から0億円へ0%に減った。純利益は2期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 5 | — | 1 | — | 1 |
| 2020年12月 | 1 | — | −6 | — | −6 |
| 2021年12月 | 1 | — | −8 | — | −8 |
| 2022年12月 | 6 | — | −4 | — | −4 |
| 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 | |||||
| 2023年12月 | 3 | — | −11 | — | −11 |
| 2024年12月 | 0 | −11 | −10 | — | −10 |
| 2025年12月 | 0 | −8 | −8 | — | −8 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが−8億円、投資CFが0億円で、差し引きのフリーCFは−8億円。この組み合わせは「立て直し型」にあたる。本業の赤字を資産売却と資金調達で補っている。事業転換の途上。期末の手元現金は39億円。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | −3 | — | 10 | — | 25 |
| 2021年12月 | −8 | 0 | 24 | −8 | 41 |
| 2022年12月 | −1 | — | 5 | — | 45 |
| 2023年12月 | −9 | 0 | 19 | −9 | 56 |
| 2024年12月 | −9 | 0 | 0 | −9 | 47 |
| 2025年12月 | −8 | 0 | 0 | −8 | 39 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 7期分
2025年12月期の総資産は40億円。このうち返さなくてよい自己資本が39億円で、自己資本比率は97.8%(業種中央値69.9%より厚い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2019年12月 | 23 | 22 | 1 | 95.3 |
| 2020年12月 | 27 | 26 | 1 | 97.0 |
| 2021年12月 | 43 | 42 | 1 | 97.9 |
| 2022年12月 | 46 | 43 | 3 | 92.5 |
| 2023年12月 | 58 | 57 | 1 | 98.3 |
| 2024年12月 | 48 | 47 | 1 | 98.3 |
| 2025年12月 | 40 | 39 | 1 | 97.8 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
業界内での比較
医薬品 79社との比較
同じ医薬品の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率で79社中1位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥147で、1年前と比べて-23.4%。過去52週の値幅のなかでは32%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PBR | 1.69倍 |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は1ヶ月で+10%上昇、週足はもみ合いから上放れ。52週高値217円からは-39%の位置、25日線131円を+1.4%上回る。出来高は7/29に18.8万株と増加。RSIは59.2と中立。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
パイプラインの臨床開発が進展するかどうかが唯一の投資論点。2024年12月期は売上0、営業損失10億円で、現状では事業価値はほぼゼロに近い。強気派は独自技術(例えば特殊な抗体フォーマット)の将来性や大規模提携の可能性に期待するが、弱気派はバイオセクター全体の資金調達難や臨床成功の不確実性を指摘。時価総額60億円はキャッシュや技術価値を反映しているかが争点。
- 独自技術の可能性
特定の免疫疾患を標的とした新規抗体フォーマット。
- 提携期待
大手製薬企業との共同研究や導出の可能性。
- キャッシュ保有
時価総額の一部は現預金。倒産リスクは低い。
- 売上ゼロ
2025年も売上ゼロ予想。収益化の目途が立たない。
- 臨床リスク
創薬初期段階。治験失敗の可能性が高い。
- 資金調達難
バイオセクターの市況悪化で増資が困難になるリスク。
- 研究開発費
- パイプラインの進捗状況を反映。
- 現預金残高
- 資金枯渇までの猶予期間を測る。
- 提携・導出件数
- 技術価値の外部評価の指標。
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ7,993人。区分でいちばん多いのは個人・その他で50.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が38.5%を占め、残る61.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 42.8 | 48.6 | 50.3 |
| 事業法人 | 45.3 | 37.8 | 38.4 |
| 外国法人 | 9.1 | 9.6 | 10.0 |
| 証券会社 | 1.1 | 2.1 | 1.1 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.2 | 0.1 |
| 金融機関 | 1.6 | 1.6 | 0.1 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 武田薬品工業株式会社 | 18.75 |
| 02 | 株式会社鶴亀 | 16.53 |
| 03 | 玉田 耕治 | 8.66 |
| 04 | KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SAMSUNG (常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 8.50 |
| 05 | 瀬戸 恭子 | 3.93 |
| 06 | 大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 | 3.12 |
| 07 | 荻原 弘子 | 2.31 |
| 08 | 佐古田 幸美 | 2.31 |
| 09 | 和田 聡 | 2.21 |
| 10 | 石崎 秀信 | 1.76 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 7期分
1株利益は7期で−329%、1株純資産は7期で−72%。直近期のROEは2.5%で、日本株の目安とされる8%を下回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 |
|---|---|---|
| 2019年12月 | 8 | 323 |
| 2020年12月 | −90 | 361 |
| 2021年12月 | −21 | 107 |
| 2022年12月 | −10 | 108 |
| 2023年12月 | −27 | 131 |
| 2024年12月 | −22 | 109 |
| 2025年12月 | −18 | 91 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
経営陣
8名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は8名。2025/12期の役員報酬は総額88百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 玉田耕治 | 代表取締役 社長 | 58 | 3,750,000 |
| 渡嘉敷努 | 取締役 事業企画 研究部長 | 44 | 25,000 |
| 永井寛子 | 取締役 管理部長 | 49 | — |
| フィリップ・フォシェ | 取締役 | 68 | — |
| 花井陳雄 | 取締役 | 73 | — |
| 藤原一幸 | 常勤監査役 | 68 | — |
| 橋岡宏成 | 監査役 | 59 | 350,000 |
| 中田幸康 | 監査役 | 52 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 60 | 60 | 20 |
| 社外取締役 | 2 | 17 | 17 | 9 |
| 社外監査役 | 3 | 11 | 11 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容24,128字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,855字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク25,401字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)3,744字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第12期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-23
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