本文へスキップ
超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.66-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

バンドー化学

Bando Chemical Industries, Ltd.5195 · Prime · ゴム製品

動力伝動ベルト・ゴム製品で自動車・産業機械向けに強み。樹脂・エラストマー製品、ロボット・医療機器も手掛ける。

概要

バンドー化学は、ゴム・樹脂・樹脂複合材料を活用した伝動ベルトや搬送ベルトの製造販売を主力とするメーカーである。1906年の創業以来、自動車用タイミングベルトや産業用コンベアベルトで高いシェアを有し、近年は電子資材や医療機器にも事業を拡大している。2025年3月期の連結売上収益は1,192億円、従業員数は4,159人。

3つのセグメントとその他の事業で構成

バンドー化学の事業は、自動車部品事業、産業資材事業、高機能エラストマー製品事業の3つを主軸とし、これにロボット関連デバイスや医療機器、不動産などのその他事業を加えた構成である。2025年3月期のセグメント別売上収益は、自動車部品事業が603億円(構成比50.6%)、産業資材事業が388億円(32.5%)、高機能エラストマー製品事業が144億円(12.1%)、その他が69億円(5.8%)となっている。コア営業利益では自動車部品事業が56億円、産業資材事業が32億円と収益の柱になっており、高機能エラストマー製品事業は4億円の利益を計上した。

21の子会社と9の持分法適用会社によるグローバル体制

グループは当社、子会社21社、持分法適用会社9社で構成され、日本国内だけでなく世界各地に生産・販売拠点を置く。国内ではバンドー・I・C・S株式会社やビー・エル・オートテック株式会社などが販売・製造を担う。海外では、米国にBando USA, Inc.、欧州にBando Europe GmbHやBando Iberica, S.A.、アジアにBando Manufacturing (Thailand) Ltd.、PT. Bando Indonesia、Bando Manufacturing (Vietnam) Company Limitedなど、38の国と地域に拠点を広げる。これら子会社はそれぞれの地域で自動車部品や産業資材、高機能製品を生産し、現地市場に供給している。

伝動技術と樹脂複合材料を核とする製品開発

バンドー化学の技術的な芯は、ゴムと樹脂の配合技術、およびベルトの成形・加工技術にある。特に樹脂製タイミングベルトでは世界有数のシェアを持ち、自動車エンジンのカムシャフト駆動や産業機械の動力伝達に使われる。また、耐熱・耐油・耐薬品性に優れた高機能エラストマー製品の開発にも強みを持ち、ウレタンベルトやフイルム製品を展開する。近年は、光学用透明粘着剤シート「Free Crystal」や高熱伝導シート「HEATEX」などの電子資材、嚥下運動モニタ「B4S」や吸収性骨再生用材料「e-Bone」といった医療機器にも技術を応用している。

業界の中での役割は自動車・産業機械向けゴム・樹脂部品メーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
1,193億円
営業利益
121億円
営業利益率
10.1%
純利益
106億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01自動車部品事業主力

自動車用の各種ベルト(タイミングベルト、Vベルト等)、ホース、ゴム部品等を製造・販売。国内外に製造・販売拠点を持ち、自動車メーカー及び部品サプライヤーに供給。

主な製品・サービス2
自動車用伝動ベルト
エンジンのタイミングベルト、補機駆動用Vリブドベルト等、自動車の動力を伝達するゴムベルト。
自動車用ホース
ラジエーターホース、エアコンホース、パワーステアリングホース等の流体輸送用ゴムホース。

02産業資材事業主力

工場の生産設備、農業機械、建設機械等の産業機械向けに伝動ベルト、コンベアベルト、ゴムシート等を製造・販売。一般産業向けのゴム製品全般をカバー。

主な製品・サービス3
産業用伝動ベルト
工場機械、農業機械、建設機械等の動力伝達用Vベルト、平ベルト等。
コンベアベルト
工場内の搬送ライン、鉱山・港湾向け等の物品搬送用ゴムベルト。
ゴムシート・マット
防振・床材等の産業用ゴムシート、マット。

03高機能エラストマー製品事業準主力

樹脂・ゴムの特性を活かした高機能エラストマー製品(特殊ベルト、シール、防振部品等)を製造・販売。自動車・産業機械向けに加え、電子機器等の分野にも展開。

主な製品・サービス1
高機能エラストマー製品
耐熱・耐油・耐薬品性等に優れた特殊ゴム・樹脂製品。シール部品、防振部品、特殊ベルト等。

04その他副次

ロボット関連デバイス(ロボットハンド、制御機器等)、医療機器(医療用チューブ、バルーン等)、不動産事業等を展開。

主な製品・サービス2
ロボット関連デバイス
産業用ロボットのエンドエフェクタ(ハンド)、制御システム等。
医療機器
カテーテル用バルーン、医療用チューブ等の樹脂製医療部品。Aimedic MMTが製造。

製品と技術

自動車の動力伝達を支える各種ベルト

自動車部品事業の主力製品は、エンジンのタイミングベルトや補機駆動用Vリブドベルトである。タイミングベルトはカムシャフトとクランクシャフトの回転を同期させ、エンジンのバルブタイミングを制御する重要部品。補機駆動用伝動システム製品としてオートテンショナーも供給し、ベルトの張力を自動調整する。2025年3月期には、国内でこれらの製品の採用車種増加により販売が増加。海外では中国で二輪車用変速ベルト、アジアで補修市場向けスクーター用変速ベルトの販売が伸びた。売上収益603億円は全セグメント中最大である。

工場や農機などの産業機械向け伝動・搬送ベルト

産業資材事業では、工場の生産設備や農業機械、建設機械向けに伝動用Vベルトや平ベルト、コンベアベルトを製造する。特に樹脂製コンベヤベルト「サンライン」は、軽搬送用途で低騒音性と横剛性を両立した製品として評価されている。2025年3月期には、国内で産業機械用伝動ベルトの販売が増加し、海外では欧米で同製品が、中国では農業機械用が増加した。一方、コンベヤベルトは国内で減少したが、樹脂コンベヤベルトは増加。事業全体の売上収益は388億円で、セグメント利益は32億円と前年比28.4%増となった。

高機能エラストマー製品と新規事業用品

高機能エラストマー製品事業では、ウレタンベルトや装飾表示用フイルム、精密機能部品(高機能ローラなど)を手がける。2025年3月期は機能フイルムの販売増加により営業黒字に転換した。また、その他事業として電子資材では光学用透明粘着剤シート「Free Crystal」や高熱伝導シート「HEATEX」、医療機器では嚥下運動モニタ「B4S」や吸収性骨再生用材料「e-Bone」を販売。さらに、屋外用放射冷却フイルムのテスト販売を開始し、省エネルギー製品への展開も進めている。これらの新製品群は中長期的な成長の柱として位置づけられている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

ゴム製品のなかでの位置

ゴム製品で中堅、高収益改善期待

ゴム製品業界に属し、売上高1,083億円(2024/3期)とブリヂストンや横浜ゴムといったタイヤ大手に比べ小規模。2025/3期の営業利益率は3.03%と低いが、2026/3期は10.14%に急改善見込み。同業の昭和HDなどと同程度の位置づけだが、収益改善が注目。

強み

  • 営業利益率が3.03%から10.14%へ急改善予想。
  • 1,000億円超の売上で一定程度の市場プレゼンスを確保。
  • 伝動ベルトなどタイヤ以外のゴム製品で強みを持つ可能性。
  • 構造改革や効率化により収益性向上が見込まれる。

課題

  • ブリヂストンなどに比べ規模・ブランド力で劣る。
  • 天然ゴムなど原材料の価格変動が収益を圧迫。
  • 2026/3期の高収益が一時的でないか注視が必要。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がバンドー化学

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
14220リケンテクノス1,295億円16.4倍
29832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
36209リケンNPR1,114億円7.6倍
45122オカモト1,110億円22.2倍
57839SHOEI1,105億円16.8倍
65195バンドー化学1,087億円9.6倍
76463TPR1,081億円11.3倍
86282オイレス工業966億円16.9倍
96961エンプラス939億円16.6倍
106800ヨコオ892億円22.5倍
114290プレステージ・インターナショナル886億円14.9倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 32件

1906年の創業から1937年の株式会社化まで

バンドー化学の起源は、1906年4月に故榎並充造が神戸市兵庫区に設立した阪東式調帯合資会社である。これは故阪東直三郎の特許による木綿調帯の製造を目的としていた。1913年10月にゴムベルトの製造を開始し、1921年5月にはコンベヤベルト、1932年4月には日本初のVベルトの製造を開始した。1931年6月に阪東調帯護謨合資会社に商号変更し、1937年1月に株式会社に改組して阪東調帯護謨株式会社を設立した。この間、もみすりロールの製造も手がけ、製品範囲を広げていった。

戦後の拡大と上場、商号変更

1941年11月に有限会社南海調帯製造所を吸収合併し、南海工場を設置。1961年8月に阪東調帯ゴム株式会社に商号変更した。1962年1月に大阪証券取引所市場第二部に上場し、1968年2月には第一部に指定替えとなった。1968年3月に加古川工場を新設し、同年10月から1971年にかけて販売子会社(バンドー東販、九州バンドー、大阪バンドーベルト販売、近畿バンドー)を相次いで設立。1970年6月に現社名のバンドー化学株式会社に商号変更し、同年10月には東京証券取引所市場第一部にも上場した。

海外生産拠点の展開を加速した1970年代後半〜1980年代

1976年4月にバンドー・ショルツ株式会社を設立。1978年6月にはドイツにBando Chemical Industries(Europe)GmbH(現Bando Europe GmbH)を設立し、欧州での販売拠点を確保した。1980年7月にシンガポールに現地法人を設立。1987年にはインドネシアにPT. Bando Indonesia、タイにSiamese-Bando Rubber Industry Ltd.(現Bando Manufacturing (Thailand) Ltd.)を設立し、アジアでの生産体制を強化した。同年7月にはスペインにBando Iberica, S.A.を設立。1988年には韓国にDongil Bando Co., Ltd.とBando Jungkong Ltd.を設立し、東アジアへの展開を進めた。

1990年代の生産拡大と中国進出

1990年9月、和歌山県紀の川市に伝動ベルト製造の和歌山工場と伝動技術研究所を新設。同年11月には米国にBando (U.S.A.), Inc.(現Bando USA, Inc.)を設立した。1995年3月には香港にBando Sakata Ltd.(現Bando Siix Limited)を設立。1998年9月には中国天津市にBando Chemical Industries(Tianjin)Co., Ltd.(現Bando Belt (Tianjin) Co., Ltd.)を設立し、中国市場への本格参入を果たした。1990年には中国バンドー株式会社(現バンドー・I・C・S株式会社)も設立し、販売網を整備した。

2000年代以降の組織改革と新事業への挑戦

2001年6月に執行役員制度を導入し、ガバナンスを強化。その後も事業ポートフォリオの転換を進め、自動車部品事業では電動化対応製品の開発、産業資材事業では軽搬送用ベルトの新投入、高機能エラストマー製品事業ではフイルム製品の拡販に取り組んだ。2023年度から2026年度を中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の第1ステージと位置づけ、売上収益1,200億円、コア営業利益120億円、ROE12%を目標に掲げる。新規事業として電子資材や医療機器への投資を加速し、光学用透明粘着剤シートや嚥下運動モニタなどの製品を市場に投入している。

年表32件を開く

1930年代

  • 1937年1月創業阪東調帯護謨株式会社を設立(経緯)当社の前身は故榎並充造が1906年4月、現在の神戸市兵庫区明和通3丁目2番15号の地に、故阪東直三郎の考案による特許により阪東式木綿調帯を製造するために設立した、阪東式調帯合資会社であります。その後1913年10月にゴムベルト、1921年5月にコンベヤベルトの製造を開始。1931年6月に阪東調帯護謨合資会社に商号変更し、もみすりロールの製造を、1932年4月にはわが国最初のVベルトの製造を開始。1937年1月に、株式会社に改組し、阪東調帯護謨株式会社として、業務を継承。

1940年代

  • 1941年11月M&A有限会社南海調帯製造所を吸収合併し、南海工場(大阪府泉南市)設置

1960年代

  • 1961年8月商号変更阪東調帯ゴム株式会社に商号変更
  • 1962年1月上場大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1968年2月上場大阪証券取引所市場第一部に上場
  • 1968年3月兵庫県加古川市にベルトおよび工業用品の製造を目的として加古川工場新設
  • 1968年10月創業株式会社バンドー東販(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立
  • 1969年2月創業九州バンドー株式会社(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立

1970年代

  • 1970年4月創業大阪バンドーベルト販売株式会社(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立
  • 1970年6月商号変更バンドー化学株式会社に商号変更
  • 1970年10月上場東京証券取引所市場第一部に上場
  • 1971年4月創業株式会社近畿バンドー(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立
  • 1973年9月創業バンドー興産株式会社を設立
  • 1973年10月栃木県足利市にバンコラン製品の製造を目的として足利工場新設
  • 1976年4月創業バンドー・ショルツ株式会社を設立
  • 1978年6月創業ドイツにBando Chemical Industries(Europe)GmbH(現社名 Bando Europe GmbH)を設立

1980年代

  • 1980年7月創業シンガポールにBando Chemical Industries (Singapore) Pte. Ltd.(現社名 Bando (Singapore) Pte.Ltd.)を設立
  • 1984年9月創業バンドートレーディング株式会社を設立
  • 1987年3月創業インドネシアにPT. Bando Indonesiaを設立
  • 1987年4月創業タイにSiamese-Bando Rubber Industry Ltd.(現社名 Bando Manufacturing (Thailand) Ltd.)を設立
  • 1987年5月創業ビー・エル・オートテック株式会社を設立
  • 1987年7月創業スペインにBando Iberica, S.A.を設立
  • 1988年4月創業バンドーエラストマー株式会社を設立
  • 1988年7月創業韓国にDongil Bando Co., Ltd.(現社名 Bando Korea Co., Ltd.)を設立
  • 1988年8月創業韓国にBando Jungkong Ltd.を設立
  • 1988年10月創業北海道バンドー株式会社(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立

1990年代

  • 1990年3月創業中国バンドー株式会社(現社名 バンドー・I・C・S株式会社)を設立
  • 1990年9月和歌山県那賀郡(現住所 和歌山県紀の川市)に伝動ベルトの製造を目的として和歌山工場および伝動技術研究所を新設
  • 1990年11月創業アメリカにBando (U.S.A.), Inc.(現社名 Bando USA, Inc.)を設立
  • 1995年3月創業香港にBando Sakata Ltd.(現社名 Bando Siix Limited)を設立
  • 1998年9月創業中国にBando Chemical Industries(Tianjin)Co., Ltd.(現社名 Bando Belt(Tianjin)Co., Ltd.)を設立

2000年代

  • 2001年6月執行役員制度を導入

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は3つの方針を掲げている。そのうち3項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上収益(連結)2026年度まで120,000百万円
  • コア営業利益(連結)2026年度まで12,000百万円
  • ROE(連結)2026年度まで12.0%

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    既存事業と新規事業のグローバル拡大

    光学用透明粘着剤シートや高熱伝導シートなどの電子資材、医療機器・ヘルスケア機器の販売拡大を継続。自動車部品では電動化・環境規制対応製品の拡充やアフターマーケット拡販、産業資材では農機用・軽搬送用ベルトの重点市場拡販と成長市場参入、高機能エラストマーではウレタンベルトや環境対応フイルム製品の拡販を推進する。スタートアップとの共創など戦略的投資も加速する。

  2. 02

    スマートものづくりの推進

    現場力とデジタル技術の融合により生産性と収益力の向上を図る。ロボット・AI・IoTを活用した無人化・自律化を進め、高い品質と稼ぐ力の向上を目指す。「バンドー夢工場」実現に向けたモデルライン構築と横展開、デジタル人材育成、安全・安心な職場環境や環境に優しいものづくりにも取り組む。

  3. 03

    組織能力の進化と環境変化への対応

    重点課題への選択と集中によるグローバル組織体制の確立、社長と従業員の少人数対話会の継続で相互理解と組織風土醸成を図る。人事評価制度の定着により従業員の成長と働きがい、業績・生産性向上の両立を目指す。脱炭素・省エネ製品の開発と拡販も推進する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で4,159人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は733万円で、9期前と比べて+7.5%平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は15.9年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月4,043
2018年3月4,128
2019年3月68242.615.94,083
2020年3月65742.716.04,116
2021年3月60842.615.94,105
2022年3月66342.615.94,122
2023年3月65942.916.34,069
2024年3月67842.916.14,023
2025年3月71242.916.14,09386
2026年3月73342.915.94,159291

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率4.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率38.1%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)61.9%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社27(国内 11 / 海外 16、うち連結子会社 11) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
南海工場 — 大阪府泉南市6,801百万円
自動車部品事業 産業資材事業 高機能エラストマー製品事業
自動車部品事業 産業資材事業 高機能エラストマー製品事業 — Bando Manufacturing (Thailand) Ltd. (タイ サムサコーン)5,480百万円
加古川工場 — 兵庫県加古川市3,832百万円
産業資材事業
本社事業所 新事業推進センター ものづくりセンター 基盤技術研究所 — 神戸市中央区3,031百万円
その他 全社
和歌山工場 伝動技術研究所 — 和歌山県紀の川市2,857百万円
自動車部品事業 産業資材事業
自動車部品事業 産業資材事業 高機能エラストマー製品事業 — Bando (India) Private Limited (インド ハルヤナ)2,215百万円
自動車部品事業 産業資材事業 高機能エラストマー製品事業 — バンドー・I・C・S 株式会社(大阪市淀川区)1,597百万円
自動車部品事業 産業資材事業 高機能エラストマー製品事業 — Bando Belt Manufacturing (Turkey), Inc. (トルコ コジャエリ)(注)31,003百万円
その他(注)7712百万円
全社
自動車部品事業 産業資材事業 — Bando Belt (Tianjin) Co., Ltd. (中国 天津)662百万円
ほか7件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    バンドー・I・C・S 株式会社(注)3,8
    大阪市淀川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 Aimedic MMT
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ビー・エル・オートテック株式会社
    神戸市兵庫区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    バンドーエラストマー株式会社
    神戸市兵庫区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    福井ベルト工業 株式会社
    福井県福井市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    バンドートレーディング株式会社
    神戸市兵庫区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    バンドー興産 株式会社
    神戸市兵庫区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Bando USA, Inc. (注)3
    米国 イリノイ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Bando Korea Co., Ltd.
    韓国 慶尚南道 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Bando Jungkong Ltd.
    韓国 京畿道 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Bando (Shanghai) Management Co., Ltd.
    中国 上海 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    Bando Belt (Tianjin) Co., Ltd. (注)3
    中国 天津
    議決権100.0%
残りのグループ会社15社を開く
  • Bando Manufacturing (Dongguan) Co., Ltd.中国 東莞100%
  • Bando Siix Limited香港70%
  • Bando Manufacturing (Vietnam) Company Limitedベトナム フンイエン100%
  • Bando Manufacturing (Thailand) Ltd. (注)9タイ サムサコーン100%
  • Bando (Singapore) Pte. Ltd.シンガポール100%
  • Bando (India) Private Limited (注)3インド ハルヤナ100%
  • Bando Belt Manufacturing (Turkey), Inc.トルコ コジャエリ100%
  • Bando Europe GmbHドイツ メンヒェングラッドバッハ100%
  • Bando Iberica, S.A.スペイン バルセロナ100%
  • バン工業用品 株式会社東京都中央区33%
  • 北陸バンドー 株式会社富山県富山市47%
  • バンドー・ショルツ株式会社兵庫県加古川市50%
  • Sanwu Bando Inc.台湾 台北50%
  • Kee Fatt Industries Sdn. Bhd.マレーシア ジョホール39%
  • PT. Bando Indonesiaインドネシア タンゲラン50%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は1,193億円営業利益121億円前期と比べると増収増益で、売上が+3.2%、利益が+245.7%。

売上高
+3.2%
1,193億円
営業利益
+245.7%
121億円
純利益
+606.7%
106億円
営業利益率
10.1%
前期比 +7.1%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高1,200億円1,193億円
営業利益110億円121億円
純利益80億円106億円
1株あたり配当¥100¥100

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は322億円、営業利益は34億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+21.1%、営業利益は+70.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q25311
2024年1Q266207.519
2024年2Q273259.218
2024年3Q268249.013
2024年4Q27612
2025年2Q581508.633
2025年4Q575−15−2.6−18
2026年2Q5916611.248
2026年4Q602559.158
2027年1Q3223410.627

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は858億円から1,193億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は10.1%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円税引前利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月8584825
2014年3月9346143
この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません
2015年3月9545738
2016年3月9336444
2017年3月8846650
2018年3月9086951
2019年3月9437255
2020年3月902217
2021年3月8145639
2022年3月9373412
2023年3月1,0368557
2024年3月1,0838762
2025年3月1,15635353.015
2026年3月1,19312112610.1106

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高1,193億円のうち、営業利益として残るのは121億円10.1%。営業外の損益と税金を反映した純利益は106億円、売上の8.9%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金70.2%837億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金21.9%261億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益10.1%121億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
29.8%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+2.7pt
10.1%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+1.5pt
8.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+4.6pt
12.1%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
8.0%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
7.7%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが156億円、投資CFが−37億円で、差し引きのフリーCFは119億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は217億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月70−58−512123
2014年3月65−50−1515130
2015年3月81−39−2542157
2016年3月90−42−3048164
2017年3月68−46422189
2018年3月92−50−4642185
2019年3月66−46−3120175
2020年3月88−14127−53145
2021年3月102−28−3674189
2022年3月96−5−9991188
2023年3月77−40−6437168
2024年3月141−47−9094179
2025年3月108−42−6966177
2026年3月156−37−86119217

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は1,319億円。このうち返さなくてよい自己資本が926億円で、自己資本比率は70.2%(業種中央値60.6%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月82243239052.0
2014年3月89649340354.4
2015年3月94756837959.4
2016年3月90855235660.4
2017年3月1,00560639960.2
2018年3月1,03265038262.9
2019年3月1,02667934766.2
2020年3月1,10363646757.7
2021年3月1,16370545860.6
2022年3月1,16472144362.0
2023年3月1,19077741365.3
2024年3月1,25685240467.8
2025年3月1,20782138268.0
2026年3月1,31992639070.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
217億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
669億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
390億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
90
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率20 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

ゴム製品 17社との比較

同じゴム製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE17社中3位あたり、逆に低いのは売上成長率17社中7位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
12.1%/中央値 7.5%
P25 3.2%P75 10.3%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
10.1%/中央値 7.5%
P25 5.7%P75 10.1%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
70.2%/中央値 60.6%
P25 51.0%P75 69.4%
売上成長率前期からの売上の伸び
3.2%/中央値 1.7%
P25 -0.0%P75 3.5%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
4.1%/中央値 3.6%
P25 3.1%P75 4.2%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,459で、1年前と比べて+30.5%過去52週の値幅のなかでは85%の位置にある。

¥2,459-2.3%1ヶ月+2.1%1年+30.5%時価総額1,087億円
過去52週の値幅
安値¥1,895高値¥2,560

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)9.6倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.07倍
配当利回り4.07%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

7/27に2,360円と、52週高値2,391円に接近。25日線2,243円を5.2%上回り、75日線2,179円も上抜け。1ヶ月で6.3%上昇し、上昇トレンドが継続。RSIは69と買われすぎゾーンに近いが、モメンタムは強い。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)

PER9.2倍は同業平均17.5倍を大きく下回り極めて割安。PBR1.04倍は平均0.94倍とほぼ同水準。ROE12.1%と収益性は高く、配当利回り5.08%は業界平均3.37%を上回る。2026/3期は大幅な営業増益見込みで、配当性向58.4%も安定。ただし直近の減益がリスク。

指標この会社業種平均
PER (実績)9.6倍16.9倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.07倍0.91倍
ROE12.1%4.7%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

2026年3月期に営業利益率10%超への急回復を見込むが、直近2025年3月期は同3%と低迷。強気派は自動車生産回復とコスト改善によるV字回復を期待。弱気派はEVシフトによる従来製品の需要減少リスクや、競合との価格競争を懸念。回復の確度と持続性が最大の論点。

プラスに働く材料7
  • 業績急回復

    2026/3期営業利益率10.14%と前期比+7ptの大幅改善予想。

  • 強固なシェア

    樹脂製タイミングベルトで世界トップクラスの市場シェアを確保。

  • 環境対応進展

    EV部品や省エネベルトなど次世代製品の開発が進む。

  • 営業利益V字回復でバリュエーション修正2026年3月期影響

    営業利益35億→121億円、PER9倍割安修正で株価上昇余地

  • 高配当利回り5%超の魅力通年影響

    配当性向60%超なら1株141円、株主還元強化

  • 自動車生産回復でベルト需要増加2026年Q2影響

    売上1193億円達成、数量増で生産効率改善

  • 自己株買いプログラムの実施不定影響

    キャッシュフロー改善で自社株取得、EPS向上

マイナスに働く材料7
  • 回復の不確実性

    2025/3期実績は営業利益率3%と計画未達の可能性。

  • EVシフトの逆風

    エンジン用ベルト需要が長期的に減少するリスク。

  • 競合激化

    海外メーカーとの価格競争が収益性を圧迫する恐れ。

  • 原材料高騰で利益率悪化2026年上期影響

    原油・ゴム価格上昇で営業利益率10%達成困難

  • 自動車生産の想定外減少通年影響

    売上1193億円未達、在庫調整で操業度低下

  • 海外競合の低価格攻勢継続影響

    アジア勢台頭でシェア低下、価格競争激化

  • 急激な円高進行金融政策次第影響

    輸出比率高く、1円円高で営業利益数億円減

次の決算で確かめる点
営業利益率
収益性回復の達成度を測る最重要指標。
自動車向け売上
主力市場の動向を直接反映。
海外売上比率
グローバル需要の取り込み状況を把握。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり100で、前期から+57.9%いまの株価に対する利回りは4.07%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥100
1株あたり
配当利回り
4.07%
いまの株価に対して
配当性向
58.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月2651.5
2018年3月3015.444.2
2019年3月326.741.2
2020年3月320.047.6
2021年3月26−18.835.1
2022年3月4053.8
2023年3月5230.039.1
2024年3月7238.552.4
2025年3月765.6176.5
2026年3月12057.958.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥100

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ11,031人。区分でいちばん多いのは個人・その他38.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が46.9%を占め、残る53.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他32.534.837.134.036.538.4
金融機関40.940.539.140.139.737.3
外国法人14.013.512.914.112.313.7
事業法人11.610.410.210.810.79.6
自己株式2.85.27.32.24.77.1
証券会社1.00.80.71.00.91.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01バンドー共栄会11.14
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)8.74
03株式会社三井住友銀行4.63
04明治安田生命保険相互会社4.52
05株式会社みずほ銀行4.07
06株式会社三菱UFJ銀行3.56
07三菱UFJ信託銀行株式会社3.17
08日本生命保険相互会社2.66
09株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.20
10バンドー化学社員持株会1.61

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近1
  • 2026-07-06
    バンドー共栄会 理事長 岸本剛一
    新規の大量保有報告
    11.25%
    +1.07pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+384%、1株純資産は14期で+150%。直近期のROEは12.1%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月539096.211.1237.6
2014年3月911,0379.49.345.6
2015年3月801,1977.211.671.4
2016年3月931,1687.910.929.5
2017年3月1081,3228.79.251.5
2018年3月1111,4198.110.944.2
2019年3月1191,4808.28.941.2
2020年3月151,3991.042.147.6
2021年3月871,5475.98.635.1
2022年3月271,6201.732.8
2023年3月1301,7857.68.139.1
2024年3月1431,9857.613.352.4
2025年3月351,9651.846.7176.5
2026年3月2562,27212.17.958.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額209百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
吉井満隆取締役会長6894,000
植野富夫取締役社長(代表取締役)5827,000
染田厚取締役 ものづくり センター長6319,000
岡田勉取締役643,000
畑克彦取締役6510,000
中村恭祐取締役(監査等委員)7045,000
米田小百合取締役(監査等委員)59
富田健司取締役(監査等委員)71
久川秀仁取締役(監査等委員)711,000
林一志取締役5910,000
小寺美帆取締役(監査等委員)42

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円株式報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)585433716533
社外取締役325258
取締役(社内)1191919

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,295字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社、子会社21社および持分法適用会社9社で構成され、自動車部品事業、産業資材事業、高機能エラストマー製品事業の製造・販売および加工を主な内容とし、さらにロボット関連デバイス事業、医療機器事業、不動産業等のその他の事業を展開しております。 当社グループの事業に係わる位置づけおよびセグメントとの関連は、概ね次のとおりであります。 事業区分   主要な会社 自動車部品事業 産業資材事業   <国内> 当社、バンドー・I・C・S株式会社、ビー・エル・オートテック株式会社、バンドーエラストマー株式会社、福井ベルト工業株式会社、バンドートレーディング株式会社、バン工業用品株式会社、北陸バンドー株式会社、バンドー・ショルツ株式会社、他1社 <海外> Bando USA, Inc.、Bando Korea Co., Ltd.、Bando Jungkong Ltd.、Bando (Shanghai) Management Co., Ltd.、Bando Belt (Tianjin) Co., Ltd.、Bando Manufacturing (Dongguan) Co., Ltd.、Bando Manufacturing (Vietnam) Company Limited、Bando Manufacturing (Thailand) Ltd.、Bando (Singapore) Pte. Ltd.、Bando (India) Private Limited、Bando Belt Manufacturing (Turkey), Inc.、Bando Europe GmbH、Bando Iberica, S.A.、Sanwu Bando Inc.、Kee Fatt Industries Sdn. Bhd.、PT. Bando Indonesia、他2社 高機能エラストマー製品事業   <国内> 当社、バンドー・I・C・S株式会社、バンドーエラストマー株式会社、福井ベルト工業株式会社 <海外> Bando USA, Inc.、Bando (Shanghai) Management Co., Ltd.、Bando Manufacturing (Dongguan) Co., Ltd.、Bando Siix Limited、Bando Manufacturing (Vietnam) Company Limited、Bando Manufacturing (Thailand) Ltd.、Bando (Singapore) Pte. Ltd.、Bando (India) Private Limited、Bando Belt Manufacturing (Turkey), Inc.、 Bando Europe GmbH、Bando Iberica, S.A. その他   <国内> 当社、株式会社Aimedic MMT、ビー・エル・オートテック株式会社、バンドートレーディング株式会社、バンドー興産株式会社 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題2,408字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、「調和と誠実の精神をもって、社会のニーズに沿った新たな付加価値とより高い品質を日々創造、提供し、お客様をはじめとする社会の信頼に応え、社業の発展を期するとともに、バンドーグループの従業員たることに誇りを持ち、社会に貢献することを期する」ことを経営理念としております。 この理念のもとに、当社グループは、ゴム・プラスチック製品メーカーのパイオニアとして、お客様のニーズに応えるべく、新技術や新製品を開発し、これらを社会に提供することにより、当社グループの企業価値を高め、お客様をはじめとして、株主、取引先、従業員および社会の期待に応えるとともに、企業倫理を遵守し、環境保全に配慮した事業経営をすすめることにより、企業としての社会的責任を全うしてまいりたいと考えております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2023年度から2026年度までを中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の第1ステージ(CV-1)と位置づけ、次のとおり経営目標を設定し、全社一丸となって、この目標の達成を目指してまいります。 売上収益(連結)……………120,000百万円 コア営業利益(連結)………12,000百万円 ROE(連結) …………………12.0% ※コア営業利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。 (3)経営環境および会社の優先的に対処すべき課題(CV-1の基本戦略) 今後の見通しにつきましては、米国を中心としたAI関連分野への投資が下支えとなり、全体としては緩やかな成長が続くものの、貿易・関税政策や地政学的リスクなどの不確実性は引き続き残るものと見込まれます。 当社グループの主要な市場である自動車分野におきましては、中長期的に電動化の進展が見込まれており、持続的成長を図るためには事業構造改革が不可欠となっております。 このような認識のもと、当社グループは、中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の3つの指針に沿って、経営目標の達成を目指してまいります。 指針1.価値創造 既存事業と新規事業の拡大をグローバルで推進し、グループ内外との連携にスピード感をもって取り組み、持続的成長につながる事業ポートフォリオを目指してまいります。 具体的には、新規事業においては、光学用透明粘着剤シート「Free Crystal®(フリークリスタル)」や高熱伝導シート「HEATEX®(ヒートエクス)」などの電子資材製品と嚥下運動モニタ「B4S™(ビーフォーエス)」や吸収性骨再生用材料「e=Bone®(イーボーン)」などの医療機器・ヘルスケア機器製品のさらなる販売拡大に向けて活動を継続してまいります。 また、既存事業においては、成長領域での深化、キャッシュ創出力の最大化を実現すべく、自動車部品事業では、電動化対応製品、環境規制対応製品の拡充やグローバルアフターマーケットへの拡販、パーソナルモビリティ市場への事業拡大を図ってまいります。産業資材事業では、顧客ニーズに沿った新製品の投入により、農機用ベルト、軽搬送用ベルトおよびシンクロベルトの重点市場での拡販や成長市場への参入とシェア拡大を図ってまいります。高機能エラストマー製品事業では、ウレタンベルトの拡販とともに、環境対応や意匠性などに優れるフイルム製品の拡販により、事業の拡大を図ってまいります。 さらに、スタートアップ企業との共創など、戦略的投資を加速し、既存事業の深化に加え、既存事業の周辺領域での新しい事業探索、種まきを積極的に実施してまいります。 指針2.スマートものづくり創造 今後、少子高齢化による労働力人口の減少をはじめとする様々な環境変化が見込まれるなか、当社グループでは、これまで培ってきた現場力と最新のデジタル技術を融合させることで、ものづくりの技術および生産体制の進化を図り、収益力の向上に取り組んでまいります。 具体的には、生産性や採算性を重視した改善活動を推進するとともに、ロボットやAI、IoTの活用により、無人化・自律化を進め、高い品質と併せて稼ぐ力のさらなる向上を目指してまいります。また、「バンドー夢工場」の実現に向けたモデルラインの構築と、その成果の横展開を進めるとともに、これらを支えるデジタル人材の育成を進めてまいります。さらに、従業員が安全・安心に働ける環境づくり、地球環境にやさしいものづくりにも引き続き取り組んでまいります。 指針3.未来に向けた組織能力の進化 当社グループを取り巻く環境がグローバルで大きく変化するなか、事業ポートフォリオの継続的な転換を含め、環境変化にしなやかに対応できる組織能力の進化が必要であるとの認識のもと、各種取り組みを進めてまいります。 具体的には、重点課題への選択と集中を行い、グローバルでやり遂げる組織体制や仕組みの確立を図るとともに、社長と従業員との少人数制の対話会を継続して実施し、相互理解の深化と目指す組織風土の醸成に取り組んでまいります。また、外部環境や組織戦略の変化に柔軟に対応し、従業員の成長・働きがいの向上と業績・生産性の向上を両立させることを目的に見直した人事評価制度について、その定着に向けた取り組みを進め、将来にわたる組織基盤の強化を図ってまいります。 さらに、脱炭素社会に貢献する製品や省エネを実現する製品の開発と拡販などを推進してまいります。
事業等のリスク1,396字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項については、次のようなものがあります。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)海外取引拡大に伴うリスク 現在、相当程度の外貨建金銭債権について為替予約等のリスクヘッジを行っており、今後とも適切なリスクヘッジ対策を実施してまいりますが、為替変動が業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは、海外の生産、販売体制の強化を進めておりますが、各地に係る経済状況等の変化は、当社グループの業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 (2)リコール発生に伴うリスク 当社は、部品メーカーであり、自動車メーカー、OA機器メーカーおよび消費生活用製品メーカー等に当社の製品を納入しております。 また、当社の子会社および持分法適用会社は、主としてこれら製品の製造、加工、販売を行っております。当社グループにおきましては、製品の品質を、現在の事業を維持、発展させるためのもっとも重要なものの1つであると考え、各種の施策、対策を実施し、製品の品質確保に最大限の注力を行っております。しかしながら、これらの製品(部品)を組み込んだ自動車等の不具合の原因が当社グループの供給した製品にある場合、リコール等の処置がなされる場合が考えられます。 このような事態が発生した場合、契約上も、法律上もリコール等の処置にかかわる費用を負担しなければならない場合が考えられます。この場合、業績に影響を与える可能性があります。 (3)原材料の市況変動および調達に伴うリスク 当社グループでは、随時市況価格および需給状況を注視しながら取引業者との納期交渉や価格交渉にあたっておりますが、原油価格の上昇により原材料価格が上昇する可能性があります。需給の安定化のために代替材料の検討を進め、原材料の上昇に対しては製品価格の是正や値上げおよび総原価の低減の取り組みを強化しておりますが、需給の滞りや想定以上に材料、燃料等の値上げが続く場合、業績に影響を与える可能性があります。 (4)自然災害や感染症等の発生に伴うリスク 東海地震、東南海・南海地震や台風等の自然災害の発生または感染症等の拡大により、事業活動が大きく影響を受ける可能性があります。当社グループは、生産拠点間の相互補完による製品供給体制の確立をはじめとして、事業の継続や早期復旧を図るために必要な対策・手順について計画を立て、影響を最小限に止めるための体制の整備に取り組んでおります。しかしながら、自然災害や感染症等のすべてのリスクを回避することは困難で、当社グループの想定を超える規模での発生も考えられます。このような場合、事業活動が縮小されるなど、業績に影響を与える可能性があります。 (5)保有資産の価値変動に伴うリスク 当社グループは、様々な有形固定資産や無形資産を保有しております。こうした資産は、時価の下落や、期待通りのキャッシュ・フローを生み出さない状況になるなど、その収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合があり、減損処理した場合、業績に大きな影響を与える可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)6,412字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績およびキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①経営成績の状況 2025年3月期 (百万円)   2026年3月期 (百万円)   増減額 (百万円)   増減率 (%) 売上収益   115,593   119,257   3,664   3.2 自動車部品事業   58,056   60,397   2,340   4.0 産業資材事業   38,100   38,807   707   1.9 高機能エラストマー製品事業   14,216   14,423   207   1.5 その他   6,095   6,954   858   14.1 調整額   △875   △1,324   △449   - コア営業利益(セグメント利益)(△は損失)   7,743   9,551   1,807   23.3 自動車部品事業   4,897   5,682   785   16.0 産業資材事業   2,541   3,264   723   28.4 高機能エラストマー製品事業   △15   433   448   - その他   296   242   △53   △18.1 調整額   23   △72   △95   - 営業利益   3,480   12,073   8,592   246.9 税引前当期利益   3,472   12,646   9,173   264.2 親会社の所有者に帰属する当期利益   1,496   10,568   9,071   606.2 (注)コア営業利益(△は損失)は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除して算出しております。 当連結会計年度における世界経済は、貿易・関税政策を巡る不確実性や地政学的緊張が継続するなか、中国において内需の低迷が続いたものの、米国では個人消費が底堅く推移し、AI関連分野を中心に生産や投資の拡大がみられました。欧州およびアジア地域においても景気は持ち直しの動きがみられ、全体としては緩やかな回復基調で推移いたしました。 当社グループの主要な市場である自動車分野におきましては、生産回復の動きがみられた一方、一部メーカーにおける生産調整の影響などもあり、日系自動車メーカーの自動車生産台数は総じて前年度並みの水準で推移いたしました。 このような状況のなか、当社グループは、中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の第1ステージの3年目として、「価値創造」、「スマートものづくり創造」、「未来に向けた組織能力の進化」の3つの指針を掲げ、「人と社会を支え、今と未来をつなぐBEST PARTNER」を目指して活動してまいりました。「価値創造」では、新規事業において、当社独自のフイルム加工技術を用い、省エネルギーに寄与する屋外用放射冷却フイルムのテスト販売を開始し、既存事業においては、軽搬送用ベルトの新たなラインアップとして、低騒音性・横剛性に優れた物流搬送用ベルトの販売を開始いたしました。「スマートものづくり創造」では、「バンドー夢工場」の実現に向けて、ロボットやAI、IoTなどの先進技術を活用したモデルライン構築に取り組み、無人化・自律化の範囲拡大を進めました。「未来に向けた組織能力の進化」では、目指す組織風土の実現に向けた取り組みとして、社長と従業員との少人数制の対話会を国内の事業所および関係会社において実施し、相互理解の深化とエンゲージメントの向上を図りました。さらに、外部環境や組織戦略の変化に柔軟に対応し、従業員の成長・働きがいの向上と業績・生産性の向上を両立させることを目的として、人事評価制度の見直しを行いました。 これらの結果、当連結会計年度は、売上収益は119,257百万円(前年同期比3.2%増)、コア営業利益は9,551百万円(前年同期比23.3%増)、営業利益は12,073百万円(前年同期比246.9%増)、税引前当期利益は12,646百万円(前年同期比264.2%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は10,568百万円(前年同期比606.2%増)となりました。 《セグメント別の状況》 事業(セグメント)別の状況は、次のとおりであります。 [自動車部品事業] 国内においては、自動車生産台数は前年度並みの水準で推移いたしましたが、当社製品採用車種の増加により、補機駆動用伝動ベルト(リブエース®など)と補機駆動用伝動システム製品(オートテンショナなど)の販売が増加いたしました。海外においては、米国では補修市場向け製品の販売は減少いたしましたが、欧州では同製品の販売が増加いたしました。中国では二輪車メーカーの生産が堅調に推移し、スクーター用変速ベルトなどの販売が増加いたしました。アジアでは補修市場向けスクーター用変速ベルトなどの販売が増加いたしました。 これらの結果、当セグメントの売上収益は60,397百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益は5,682百万円(前年同期比16.0%増)となりました。 [産業資材事業] 一般産業用伝動ベルトにつきましては、国内においては、産業機械用伝動ベルトの販売が増加いたしました。海外においては、欧米では産業機械用伝動ベルトの販売が増加し、中国では農業機械用伝動ベルトの販売が増加いたしました。アジアでは農業機械用伝動ベルトの販売が減少いたしました。 運搬ベルトにつきましては、国内においてコンベヤベルトの販売は減少いたしましたが、樹脂コンベヤベルト(サンライン®ベルト)の販売が増加いたしました。 これらの結果、当セグメントの売上収益は38,807百万円(前年同期比1.9%増)、セグメント利益は3,264百万円(前年同期比28.4%増)となりました。 [高機能エラストマー製品事業] 機能フイルム製品につきましては、装飾表示用フイルムの販売が増加いたしました。 精密機能部品につきましては、精密ベルトおよびブレードの販売は減少いたしましたが、高機能ローラなどの販売が増加いたしました。 これらの結果、当セグメントの売上収益は14,423百万円(前年同期比1.5%増)、セグメント利益は433百万円(前年同期はセグメント損失15百万円)となりました。 [その他事業] その他の事業といたしましては、ロボット関連デバイス事業、電子資材事業および医療機器事業などを行っており、売上収益は6,954百万円(前年同期比14.1%増)、セグメント利益は242百万円(前年同期比18.1%減)となりました。 上記の各セグメント別売上収益およびセグメント利益は、セグメント間取引消去前の金額で記載しております。 ②財政状態の状況 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ11,198百万円増加し、131,892百万円となりました。これは主に、現金及び現金同等物、棚卸資産、有形固定資産ならびにその他の金融資産が増加したことによるものです。 負債は、前連結会計年度末に比べ827百万円増加し、39,019百万円となりました。これは主に、借入金が減少した一方で、営業債務及びその他の債務、未払法人所得税ならびに繰延税金負債が増加したことによるものです。 資本は、前連結会計年度末に比べ10,370百万円増加し、92,872百万円となりました。これは主に、自己株式の取得を実施した一方で、利益剰余金およびその他の資本の構成要素が増加したことによるものです。 以上の結果、親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末の68.0%から70.2%となりました。 ③キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ3,991百万円増加し、21,707百万円となりました。各連結キャッシュ・フローの状況とその主な増減要因は、以下のとおりです。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期と比べ4,829百万円収入が増加し、15,592百万円の収入超過となりました。これは主に、税引前当期利益に非資金損益項目等の調整を加減した営業取引による収入が増加したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同期と比べ487百万円支出が減少し、3,698百万円の支出超過となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入が定期預金の預入による支出を上回ったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同期と比べ1,684百万円支出が増加し、8,593百万円の支出超過となりました。これは主に、有利子負債の削減額が増加したことによるものです。 ④生産、受注および販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   生産高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品事業   50,956   97.2 産業資材事業   32,172   107.4 高機能エラストマー製品事業   12,541   105.0 報告セグメント計   95,670   101.4 その他   2,110   98.2 合計   97,781   101.3 (注)金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   受注高(百万円)   前年同期比(%)   受注残高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品事業   60,557   104.5   3,369   103.6 産業資材事業   37,871   96.3   6,917   87.8 高機能エラストマー製品事業   14,817   103.4   2,018   125.2 報告セグメント計   113,245   101.5   12,305   96.6 その他   5,607   106.9   95   77.5 合計   118,853   101.7   12,400   96.4 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   販売高(百万円)   前年同期比(%) 自動車部品事業   60,397   104.0 産業資材事業   38,806   101.9 高機能エラストマー製品事業   14,417   101.4 報告セグメント計   113,620   102.9 その他   5,637   107.8 合計   119,257   103.2 (注)主な相手先別の販売実績で、総販売実績に対する割合が10%を超えるものはありません。 なお、「生産実績」「受注実績」および「販売実績」は、セグメント間取引消去後の金額を記載しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識および分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①重要な会計方針および見積り 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成にあたって、必要と思われる見積りは、過去の実績および決算日において合理的であると考えられる様々な要因等を勘案した経営者の最善の判断に基づいております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針 および 4.重要な会計上の見積りおよび見積りを伴う判断」に記載のとおりであります。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況 当社グループの当連結会計年度の経営成績は、次のとおりであります。 なお、セグメントごとの経営成績の状況に関する認識および分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①経営成績の状況」に記載のとおりであります。 a.売上収益 売上収益は119,257百万円となり、前連結会計年度に比べて3.2%増となりました。これは主に、為替レートが円安に推移したことに加え、自動車部品事業および産業資材事業において拡販が進んだことによるものです。 b.コア営業利益 コア営業利益は9,551百万円となり、前連結会計年度に比べて23.3%増となりました。これは主に、為替レートが円安に推移したことに加え、売上収益の増収や当社グループ内の生産体制見直し等により売上総利益率が改善したことによるものです。 c.営業利益 営業利益は12,073百万円となり、前連結会計年度に比べて246.9%増となりました。これは主に、当連結会計年度において、当社加古川工場の雹災事故の被害に対する受取保険金を計上したことに加え、前連結会計年度においては、連結子会社に係る減損損失などを計上していたことによるものです。 d.親会社の所有者に帰属する当期利益 親会社の所有者に帰属する当期利益は10,568百万円となり、前連結会計年度に比べて606.2%増となりました。これは主に、営業利益の増益に加え、当連結会計年度において回収可能性がある繰延税金資産を追加計上したことによるものです。 ③経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「3.事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当社グループのキャッシュ・フローの状況の分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ⑤資本の財源および資金の流動性 当連結会計年度末においては、現金及び現金同等物は21,707百万円(前連結会計年度末比22.5%増)、有利子負債(借入金)は5,229百万円(前連結会計年度末比26.7%減)となりました。 これは主に、営業活動によるキャッシュ・フローの増加により有利子負債の返済を進める一方で、増収に伴う運転資金需要の増加に備え、手元流動性を高めたことによるものです。 ⑥経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成を判断するための客観的な指標等 当連結会計年度は、中長期経営計画“Creating New Value for the Future”の第1ステージの3年目であり、その達成・進捗状況は、次のとおりであります。 指標   当連結会計年度(実績)   2026年度(目標)   目標との乖離 売上収益   119,257百万円   120,000百万円   742百万円減 (0.6%減) コア営業利益   9,551百万円   12,000百万円   2,448百万円減 (20.4%減) ROE   12.1%   12.0%   0.1ポイント増

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS

リンク先はEDINET (金融庁) の書類閲覧ページです。

関連する企業

関連企業

本ページは公的開示と市場データに、群青で示した解釈を重ねて構成しています。財務・株価の数値は開示・市場データをそのまま表示し、AIには生成させていません。 AI評価 (割安判定・スコア) は解釈です — 詳しくは編集方針をご覧ください。