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日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,061.95+295ドル円158.65-1NASDAQ26,217.83+118S&P 5007,666.6+35SOX 指数11,339.25+519/2終値

SHOEI

SHOEI CO., LTD.7839 · Prime · その他製品

二輪乗車用ヘルメットに特化したプレミアムメーカー。売上の約9割が二輪向け、高品質・高付加価値路線で世界市場を牽引。

概要

SHOEIはオートバイ用プレミアムヘルメットの専業メーカーである。売上高の約9割を二輪乗車用ヘルメットが占め、高い収益性を誇る。2024年9月期の売上高は358億円、営業利益103億円、営業利益率28.8%。東京都台東区に本社を置き、連結従業員670名。国内2工場で全製品を一貫生産し、「Made in Japan」にこだわる。

二輪用プレミアムヘルメットに特化した事業構成

SHOEIの事業はヘルメット関連事業に集中している。2024年9月期の品目別売上高では、二輪乗車用ヘルメットが283億円で全体の87.6%を占める。同社は高品質・高付加価値のプレミアムヘルメットに特化し、安全性、快適性、デザインを追求する。官需用ヘルメット(警察・消防向け)は1.1億円と比率は低いが、安定した需要がある。ヘルメットパーツ(交換用部品、アクセサリー)も販売しており、売上高は39億円(12.1%)を計上する。

国内2工場の自社一貫生産体制

SHOEIは生産を海外に移さず、国内2工場ですべてのヘルメットを製造する。茨城工場(1967年設置、稲敷市)と岩手工場(1989年設置、一関市)を持ち、モデルごとにメイン工場を決めるが、常時どちらの工場でも生産可能な体制をとる。これにより品質管理と柔軟な生産を両立し、「Made in Japan」のブランド価値を維持する。2024年9月期の生産実績は二輪乗車用ヘルメットが251億円、官需用1.3億円、その他28億円で、合計281億円。

欧米アジアをカバーする販売子会社群

SHOEIは欧州に4つの販売子会社を持つ。ドイツのSHOEI (EUROPA) GMBHが欧州代理店管理とマーケティングを担当し、SHOEI DISTRIBUTION GMBH、SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL(フランス・ベネルクス)、SHOEI ITALIA S.R.L.が販売代理店となる。アジアではタイのSHOEI ASIA CO.,LTD.が販売とマーケティング、中国の首維(上海)摩托車用品有限公司が市場調査を行う。国内には株式会社SHOEI SALES JAPANが5拠点の直営ショールームを運営する。2024年9月期の地域別販売数量は欧州12.4%減、北米3.1%減、アジア5.2%減、日本25.4%減。

無借金経営と高い収益性

SHOEIは健全な財務体質を経営方針の柱に掲げる。2024年9月期末の自己資本比率は85.2%(純資産322億円÷総資産378億円)と極めて高い。現金及び預金は199億円を保有し、有利子負債はほぼない。営業利益率は28.8%に達し、2025年9月期も27.5%を見込む。高い収益性はプレミアムブランドと国内生産による付加価値の高さに支えられている。経営者は「リーマン級の経済危機にも耐え抜く体力」が必要と述べ、長期視点の経営を強調する。

業界の中での役割は二輪車用ヘルメットのプレミアムメーカーにあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
324億円
営業利益
89億円
営業利益率
27.5%
純利益
63億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01二輪車市場主力

一般二輪車の乗車用ヘルメットを製造販売。高品質・高付加価値のプレミアムヘルメットに特化し、売上の約90%を占める。国内外に子会社・販売代理店を有し、グローバルに販売。

主な製品・サービス2
乗車用ヘルメット(プレミアムヘルメット)
一般二輪車向けの高品質なヘルメット。安全性・快適性・デザインに優れ、高付加価値な製品群。
ヘルメットパーツ
ヘルメットの交換用部品やアクセサリー類。

02官需市場準主力

警察・消防等の公的機関向けのヘルメットを製造販売。二輪市場に比べ売上比率は低いが、安定した需要がある。

主な製品・サービス1
官需用ヘルメット
警察・消防などの公的機関で使用されるヘルメット。安全性や機能性に特化。

製品と技術

プレミアムヘルメットの製品ラインアップ

SHOEIの主力製品は二輪乗車用プレミアムヘルメットである。代表モデルにフルフェイスのGT-Air3、システムヘルメットのNEOTEC3などがある。2025年9月期にはサンバイザー付きかつインターコム対応モデルが販売個数の約41%を占めた。ヘルメットは安全性(衝撃吸収性、シールド性能)、快適性(換気、内装フィット)、デザインの3要素を追求している。2024年9月期の二輪乗車用ヘルメット売上高は283億円で、全体の87.6%を占めた。

カーボン製ヘルメットの投入と新素材開発

2025年10月、SHOEIはカーボン製ヘルメットを日本市場で発売した。軽量でありながら高い強度を持つカーボンファイバーを採用し、従来のグラスファイバー製より軽量化を実現。同社はこれまでにも新素材の採用に積極的で、市場ニーズに応じてレトロデザインやエレクトロニクスとの融合にも取り組んできた。カーボン製ヘルメットは、Made in Japanにこだわる同社の技術力を示す製品と位置づけられる。

官需用ヘルメットとヘルメットパーツ

SHOEIは警察や消防などの公的機関向けに官需用ヘルメットを製造販売している。2024年9月期の官需用ヘルメット売上高は1.1億円と全体の0.3%だが、安定した需要があり、前年比20.6%増と成長した。また、ヘルメットパーツ(交換用シールド、内装、インターコムユニットなど)の売上高は39億円(全体の12.1%)で、ブランドロイヤルティの維持に貢献している。これらの製品も全て国内工場で生産される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

高級ヘルメット世界大手、内需高で安定

その他製品セクターに属し、二輪車用ヘルメットのトップメーカー。国内外で高いブランド力を誇る。同業の浅香工業やドリームベッドとは事業内容が異なるが、製造業としての位置づけ。2024年9月期の営業利益率28.8%と高収益。売上高は336億→358億→324億と横ばい圏。海外売上比率は非開示だが、日本国内需要に支えられ、安定した収益基盤を持つ。

強み

  • SHOEIブランドは世界的に認知され、品質と安全性でプレミアム価格を実現。
  • 営業利益率約28%とセクター内でトップクラスの収益性を維持。
  • 日本国内の二輪車市場に強固な顧客基盤を持ち、需要が安定。
  • 長年の研究開発で安全性と快適性を両立した製品を提供。

課題

  • 国内依存度が高く、海外市場でのシェア拡大が今後の課題。
  • 二輪車市場は先進国で成熟しており、大幅な成長が見込みにくい。
  • 海外売上が増えれば円高時に収益が圧迫される可能性。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

自動車部品・電池・販売の時価総額近傍。太字がSHOEI

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17599IDOM1,332億円10.5倍
24220リケンテクノス1,295億円16.4倍
39832オートバックスセブン1,287億円14.7倍
46209リケンNPR1,114億円7.6倍
55122オカモト1,110億円22.2倍
67839SHOEI1,105億円16.8倍
75195バンドー化学1,087億円9.6倍
86463TPR1,081億円11.3倍
96282オイレス工業966億円16.9倍
106961エンプラス939億円16.6倍
116800ヨコオ892億円22.5倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(自動車部品・電池・販売)に従っています。

会社の歴史

沿革 36件

ポリエステル加工からヘルメットメーカーへの転身

SHOEIの起源は1954年に創業者が個人経営で始めた鎌田ポリエステル商会である。1959年3月、昭栄化工株式会社(資本金60万円)として法人化し、東京都荒川区に東京工場を設置、一般用ヘルメットの生産に着手した。翌1960年1月には二輪乗車用ヘルメットの生産を開始。これが現在の主力事業の原点となる。1966年には大阪支店を開設し、西日本への販路を拡大した。

海外進出と国内生産能力の拡充

1968年7月、アメリカ・カリフォルニア州にSHOEI SAFETY HELMET CORPORATIONを設立し、輸出マーケットを開拓。1978年にはベルギーにSHOEI EUROPE BVBAを設立した。国内では1967年に茨城工場、1989年に岩手工場を新設し、生産能力を増強。同年には岩手県の有限会社南小梨ペインティングを子会社化し、塗装工程を内製化した。海外拠点はその後も増加するが、生産は一貫して国内に置き続ける方針をとった。

1992年の経営破綻と再建への道

1992年5月、SHOEIは東京地方裁判所に会社更生手続開始を申し立て、9月に開始決定を受けた。過剰な設備投資と販売網の非効率が原因とされる。1993年5月に本社を台東区上野に移転し、12月に更生計画が認可された。1998年3月に更生手続を終結。同年5月に株式会社シヨウエイ、12月に株式会社SHOEIと商号を変更した。この経験から、同社は無借金経営と財務健全性を最重要方針とするようになる。

店頭登録から東証プライム上場へ

2004年7月、SHOEIは日本証券業協会に店頭登録。同年12月にジャスダック証券取引所に上場した。2007年9月には東京証券取引所市場第二部に上場。2015年10月には市場第一部に指定替えとなった。2022年4月の市場区分見直しに伴いプライム市場に移行した。上場を通じて資金調達力を高め、ブランド価値の向上とグローバル展開を加速させた。

欧州・アジアの販売子会社網を再編

1993年に清算した欧州子会社に代わり、1994年にドイツにSHOEI (EUROPA) GMBHを設立。2001年にはフランスのSHOEI FRANCE SARLをSHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARLに改称し、販売地域をベネルクスに拡大。同年、ドイツにSHOEI DISTRIBUTION GMBHを設置。2011年にはイタリアにSHOEI ITALIA S.R.L.を設立し、主要市場を自社販売網でカバーする体制を整えた。タイ(2019年)と中国(2021年)にも現地法人を設け、アジア市場への対応を強化した。

直営ショールームと新領域への挑戦

2020年3月、SHOEIは東京に直営ショールーム「SHOEI Gallery TOKYO」を開設。以降、大阪(2021年12月)、横浜(2022年11月)、京都(2023年5月)、福岡(2023年10月)、札幌(2025年9月)と全国に拡大した。海外では2023年6月にパリ、2025年4月にバルセロナにギャラリーを開設。製品面では、2025年10月にカーボン製ヘルメットを発売。2026年9月期にはヘルメット以外の初の事業としてキャリーケース事業を開始する計画を公表した。

年表36件を開く

1950年代

  • 1959年3月創業ポリエステル加工を事業目的とした1954年創業の鎌田ポリエステル商会(個人経営)を改組し、東京都港区新橋二丁目において、同事業目的で昭栄化工株式会社(資本金60万円)を設立。東京都荒川区に東京工場(1960年7月、事業拡張に伴い東京都足立区に移転、1993年3月廃止)を設置し、一般用ヘルメットの生産に着手。

1960年代

  • 1960年1月二輪乗車用ヘルメットの生産に着手。
  • 1966年1月M&A西日本地域の販路拡大に伴い、大阪府大阪市に大阪支店(2002年5月、国内営業部に統合のため廃止)を開設。
  • 1967年8月事業拡張に伴い、茨城県稲敷郡江戸崎町(現住所:茨城県稲敷市)に茨城工場を新設。
  • 1968年7月自社ブランド製品の輸出マーケット拡大に伴い、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス市にSHOEI SAFETY HELMET CORPORATION(連結子会社、現住所:同州タスティン市)を設立(2023年9月解散)。

1970年代

  • 1978年11月創業ヨーロッパ地域での事業拡張に伴い、ベルギー・アントワープ市にSHOEI EUROPE BVBAを設立(1993年11月清算)。

1980年代

  • 1987年7月商号変更フランス市場向けの代理店として、フランス・バニョーレ市にSHOEI FRANCE SARL(現・連結子会社、2001年3月、SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARLに商号変更、現住所:同セーヌ市)を設立。
  • 1989年4月事業拡張に伴い、岩手県東磐井郡藤沢町(現住所:岩手県一関市)に岩手工場を新設。
  • 1989年6月M&A岩手県東磐井郡千厩町(現住所:岩手県一関市)にある有限会社南小梨ペインティングを子会社化。

1990年代

  • 1992年5月東京地方裁判所に会社更生手続開始を申立。
  • 1992年9月会社更生手続開始決定。
  • 1993年5月本社を東京都台東区上野五丁目に移転。
  • 1993年12月会社更生計画認可。
  • 1994年3月新たにヨーロッパ地域の拠点として、ドイツ・デュッセルドルフ市にSHOEI(EUROPA)GMBH(現・連結子会社、現住所:同ランゲンフェルド市)を設立。
  • 1998年3月会社更生手続終結。
  • 1998年5月商号変更株式会社シヨウエイに商号変更。
  • 1998年12月商号変更株式会社SHOEIに商号変更。

2000年代

  • 2001年3月SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL(現・連結子会社)の販売地域をベネルクス地域に拡大。
  • 2001年10月M&A自社販売体制の拡大のためドイツ市場向けの代理店として、休眠会社を買収しドイツ・デュッセルドルフ市にSHOEI EUROPA DISTRIBUTION DEUTSCHLAND GMBH(現・連結子会社、2004年7月、SHOEI DISTRIBUTION GMBHに商号変更、現住所:ランゲンフェルド市)を設置。
  • 2004年7月日本証券業協会に店頭登録。
  • 2004年12月上場日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場(2007年10月、上場廃止)。
  • 2006年4月M&A有限会社南小梨ペインティングと合併。
  • 2007年9月上場東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2010年代

  • 2011年4月自社販売体制の拡大のためイタリア市場向けの代理店として、イタリア・ミラノ市にSHOEI ITALIA S.R.L.(現・連結子会社)を設立。
  • 2015年10月上場東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
  • 2019年1月本社を東京都台東区台東一丁目に移転。
  • 2019年8月自社販売体制の拡大のためタイ市場向けの代理店として、タイ・バンコク市にSHOEI ASIA CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。

2020年代

  • 2020年3月東京にショールーム SHOEI Gallery TOKYO を開設
  • 2020年5月SHOEIブランドの維持及びお客様の安全をサポート並びにサービス向上のため、国内市場の販売子会社として東京都台東区に株式会社SHOEI SALES JAPAN(現・連結子会社)を設立。
  • 2021年6月中国市場向け販売の拡大に伴い、市場調査及び中国国内のマーケティング会社として、中国・上海市に首維(上海)摩托車用品有限公司(現・連結子会社)を設立。
  • 2021年12月大阪にショールーム SHOEI Gallery OSAKA を開設
  • 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
  • 2022年11月横浜にショールーム SHOEI Gallery YOKOHAMA を開設
  • 2023年5月京都にショールーム SHOEI Gallery KYOTO を開設
  • 2023年10月福岡にショールーム SHOEI Gallery FUKUOKA を開設
  • 2025年9月札幌にショールーム SHOEI Gallery SAPPORO を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    国内自社一貫生産体制の充実

    国内2工場で相互に生産可能な体制を構築し、需要変動に柔軟に対応。ジャストインタイム改善活動でコスト削減を追求。技術のブラックボックス化で知的財産を保護し、優位性を強化する。

  2. 02

    高品質・高付加価値商品の研究開発

    多様化するニーズに対応し、エレクトロニクス融合や新素材採用など最先端の製品開発を推進。キャリーケース事業など新分野への多角化もスピード感をもって進める。

  3. 03

    ブランド力の維持と広告宣伝の革新

    MotoGPレーサー契約やSHOEI Helmet Parkを活用し、PFSサービス普及で顧客満足度を向上。SNSやインフルエンサーを活用した新しい広告宣伝を模索・実行する。

  4. 04

    市場戦略:先進国深耕と新興国拡販

    欧米日でトップシェアを維持し、中国では現地法人を通じた販売体制を強化。東南アジアなど新興国でも店頭重視・PFS導入による丁寧な販売を拡大する。

  5. 05

    ESG経営の推進と長期的企業価値向上

    環境・社会・ガバナンスを重視し、形だけではなく身の丈に合ったスピード感ある対応を実行。新事業への進出を含め、長期的な企業価値向上に資する取り組みを行う。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で670人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は551万円で、9期前と比べて5.7%平均年齢は36.9歳、平均勤続年数は12.8年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年9月443
2017年9月443
2018年9月461
2019年9月58442.217.2460
2020年9月60041.016.6479
2021年9月61540.116.0503
2022年9月62039.215.3532
2023年9月58138.114.5569
2024年9月57036.912.96351,622
2025年9月55136.912.86701,328

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率3.1%
縦線は目安の30%
男性育休取得率73.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)79.0%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社7(国内 2 / 海外 5、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
茨城工場 — 茨城県稲敷市3,977百万円
岩手工場 — 岩手県一関市2,296百万円
本社 — 東京都台東区361百万円
主な関係会社
  • 海外
    SHOEI(EUROPA)GMBH(注)1
    ドイツ ランゲンフェルド市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHOEI DISTRIBUTION GMBH (注)1、2、4
    ドイツ ランゲンフェルド市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL(注)3、4
    フランス セーヌ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    SHOEI ITALIA S.R.L.
    イタリア ミラノ市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SHOEI ASIA CO.,LTD.(注)5
    タイ バンコク市 · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    首維(上海)摩托車用品有限公司
    中国 上海市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱SHOEI SALES JAPAN
    日本 東京都台東区 · 連結子会社
    議決権100.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は324億円営業利益89億円前期と比べると減収減益で、売上が-9.5%、利益が-13.6%。

売上高
-9.5%
324億円
営業利益
-13.6%
89億円
純利益
-14.9%
63億円
営業利益率
27.5%
前期比 -1.3%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高340億円324億円
営業利益84億円89億円
純利益59億円63億円
1株あたり配当¥60¥60

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は93億円、営業利益は29億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は−1.1%、営業利益は−6.5%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q712332.418
2023年3Q943133.022
2023年4Q9014
2024年1Q812834.619
2024年2Q842529.818
2024年4Q1935025.937
2025年2Q1464430.130
2025年4Q1784525.333
2026年2Q1504429.331
2026年3Q932931.221

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年9月期からの14期で、売上は86億円から324億円へ3.8倍に増えた。直近期の営業利益率は27.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年9月8611
2013年9月112138
2014年9月1342617
東京証券取引所市場第一部に株式を上場。
2015年9月1423120
2016年9月1413222
2017年9月1563524
2018年9月1713826
自社販売体制の拡大のためタイ市場向けの代理店として、タイ・バンコク市にSHOEI ASIA CO.,LTD.(現・連結子会社)を設立。
2019年9月1864229
東京にショールーム SHOEI Gallery TOKYO を開設
2020年9月1954733
中国市場向け販売の拡大に伴い、市場調査及び中国国内のマーケティング会社として、中国・上海市に首維(上海)摩托車用品有限公司(現・連結子会社)を設立。
2021年9月2386144
横浜にショールーム SHOEI Gallery YOKOHAMA を開設
2022年9月2908560
京都にショールーム SHOEI Gallery KYOTO を開設
2023年9月3369971
2024年9月35810310528.874
札幌にショールーム SHOEI Gallery SAPPORO を開設
2025年9月324898927.563

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高324億円のうち、営業利益として残るのは89億円27.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は63億円、売上の19.4%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金53.7%174億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金18.8%61億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益27.5%89億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
46.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+21.9pt
27.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+15.2pt
19.4%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+13.1pt
20.5%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
16.7%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
34.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年9月期は営業CFが98億円、投資CFが−14億円で、差し引きのフリーCFは84億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は199億円で、売上の7.4ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年9月4−3−1129
2013年9月14−401042
2014年9月27−5−42262
2015年9月20−9−81165
2016年9月32−9−102372
2017年9月18−10−11872
2018年9月33−12−122181
2019年9月34−11−132390
2020年9月45−14−283194
2021年9月52−14−2138114
2022年9月60−18−2342139
2023年9月64−24−3540148
2024年9月97−33−5764154
2025年9月98−14−3884199

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年9月期の総資産は378億円。このうち返さなくてよい自己資本が322億円で、自己資本比率は85.1%(業種中央値59.3%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年9月76611579.3
2013年9月94751980.2
2014年9月115892677.8
2015年9月1291012878.5
2016年9月1351053078.0
2017年9月1501232781.7
2018年9月1681373181.5
2019年9月1831513282.5
2020年9月2081565275.0
2021年9月2381855377.9
2022年9月2942296577.7
2023年9月3282715782.7
2024年9月3512955584.2
2025年9月3783225685.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
199億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
317億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
28億円
在庫として抱えている分
負債合計
56億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのは営業利益率104社中1位あたり、逆に低いのは売上成長率104社中98位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
20.5%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
27.5%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
85.1%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率下位前期からの売上の伸び
-9.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.9%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,058で、1年前と比べて+16.3%過去52週の値幅のなかでは87%の位置にある。

¥2,058-1.7%1ヶ月+5.3%1年+16.3%時価総額1,105億円
過去52週の値幅
安値¥1,551高値¥2,135

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)16.8倍
PER (会社予想)17.6倍
PBR3.25倍
配当利回り2.92%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月26日1774円から8月7日2018円まで約13.8%上昇し、52週高値2061円に接近。25日移動平均線1905.52円を5.9%上回り、RSIは68.37と上昇モメンタムが強い。出来高は7月29日に30万株を超えるなど増加傾向で、需給は良好。週足では7月10日1826円から8月7日2018円まで上昇基調を継続し、200日線1767.56円を大きく上回る。ただし、52週高値2061円を試す場面では利益確定売りに注意。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PER 16.42倍は業界平均18.51倍を下回り、PBR 3.18倍は平均1.39倍を上回る。ROE 20.5%と高く、収益性は良好。配当利回り2.97%は平均3%とほぼ同水準で、株主還元は安定。予想PER 17.3倍とほぼ同水準で、業績は減益傾向にあるが、バリュエーションは概ね妥当。割安ではないが高ROEが評価され、ほぼ妥当と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)16.8倍18.4倍
PER (予想)17.6倍
PBR3.25倍1.38倍
ROE20.5%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

強いブランド力と高収益体質が魅力だが、オートバイ市場全体の縮小や為替変動が懸念。強気派は新興国でのオートバイ需要拡大とヘルメット交換需要を挙げ、高付加価値戦略でシェアを維持できると見る。弱気派は主要市場の欧米での二輪販売減少や、競合他社の参入による価格競争を危惧。2025/9期は減収減益予想で、需要減が明確に表れており、中期的な成長戦略が問われる。

プラスに働く材料7
  • ブランド力の強さ

    MotoGPのトップライダーが着用し、世界最高峰の認知度

  • 高収益体質

    直近の営業利益率は28%と非常に高く、価格支配力がある

  • 新興国需要

    アジアを中心にオートバイ市場の成長が見込まれる

  • 高付加価値モデルの構成比改善で増益2026年下期影響

    2025/9期の営業利益89億円、営業利益率27.47%を維持し、構成比改善で利益率が1ポイント上がれば約3億円の営業増益

  • 主要市場での二輪車需要回復で増収2026年Q2影響

    2024/9期は売上高358億円・営業利益103億円、2025/9期は324億円・89億円、回復すれば約14億円増益

  • 安全規制強化による買い替え需要の創出2026年〜2027年影響

    売上高324億円の5%増で約4億円の営業増益、営業利益率27.47%の高収益構造が寄与

  • 株主還元の拡充期待次回株主総会影響

    配当利回り2.97%、ROE20.5%と資本効率が高く、増配期待が下支え

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小の懸念

    欧米では二輪車販売が減少傾向で、需要が縮小

  • 減収減益予想

    2025/9期は減収減益で、業績悪化が予想される

  • 為替変動リスク

    輸出比率が高く、円高になると収益が圧迫される

  • 世界的な二輪需要減退による減収継続2026年下期影響

    2025/9期売上高324億円、前期比約9.5%減、営業利益89億円、回復遅れで更に減益

  • 原材料費・物流費の高騰継続影響

    コスト上昇が売上高の1%に相当すれば約3億円の減益要因、営業利益89億円を圧迫

  • 競合他社の値引き攻勢継続影響

    値引きが売上高の1%なら約3億円減益、営業利益率27.47%維持へ価格戦略が焦点

  • 外国人投資家のリスクオフ売り不定影響

    外国人持株比率33.7%と高く、世界同時株安時には需給悪化で下落余地

次の決算で確かめる点
海外売上比率
為替感応度と地域需要動向の把握
二輪車市場規模
市場縮小懸念の実際の進展を確認
営業利益率
高収益体質の維持と価格支配力の確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり60で、前期から14.3%いまの株価に対する利回りは2.92%。

年間配当
¥60
1株あたり
配当利回り
2.92%
いまの株価に対して
配当性向
63.8%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年9月2066.5
2017年9月217.655.7
2018年9月239.459.7
2019年9月2714.066.5
2020年9月297.537.7
2021年9月3315.845.8
2022年9月5669.749.1
2023年9月6617.940.2
2024年9月706.166.7
2025年9月60−14.363.8

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥60

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ22,789人。区分でいちばん多いのは外国法人33.7%。グループ会社や銀行などの安定株主が45.2%を占め、残る54.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
外国法人38.843.247.137.836.233.7
金融機関21.921.921.522.324.828.3
個人・その他13.713.513.320.820.919.9
事業法人24.320.516.917.116.916.9
自己株式0.00.10.10.32.22.1
証券会社1.30.91.21.81.11.2

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社日本カストディ銀行(信託口)12.62
02日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)11.91
03STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)6.32
04アルク産業株式会社5.21
05明和産業株式会社2.98
06RBC IST 15 PCT NON LENDING ACCOUNT - CLIENT ACCOUNT(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.08
07明治安田生命保険相互会社(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行)1.79
08株式会社クラレ1.79
09THE BANK OF NEW YORK MELLON 140042(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.75
10岡田商事株式会社1.40

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

大量保有報告の動き
5%超の保有者の提出ベース 直近5
  • 2026-08-13
    スパークス・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    11.98%
    +1.00pt
  • 2026-07-28
    スパークス・アセット・マネジメント株式会社
    変更報告
    10.98%
    +1.04pt
  • 2026-07-06
    三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    3.16%
  • 2026-05-28
    スパークス・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    10.98%
    +1.04pt
  • 2026-04-17
    スパークス・アセット・マネジメント株式会社
    新規の大量保有報告
    9.94%
    +1.08pt

提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2415%、1株純資産は14期で+39%。直近期のROEは20.5%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年9月54401.093.5109.7
2013年9月5854811.815.648.4
2014年9月12164920.314.463.1
2015年9月14573321.012.375.6
2016年9月8038121.311.266.5
2017年9月8644520.720.355.7
2018年9月9449619.926.259.7
2019年9月5327420.421.366.5
2020年9月6229121.828.237.7
2021年9月8234525.830.745.8
2022年9月11242629.123.349.1
2023年9月13250728.317.440.2
2024年9月14056226.016.066.7
2025年9月12061320.514.663.8

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2025/9期の役員報酬は総額282百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。

氏名役職年齢
石田健一郎代表取締役 社長65
堀本隆行常務取締役 生産本部長兼茨城工場長62
山口裕士取締役 経営管理本部長兼 経営管理部長59
清水匡輔取締役海外営業部長47
小林慶一郎取締役59
髙山清子取締役51
宮川篤行常勤監査役63
森田賢監査役73
渡邊珠子監査役44
児玉直美取締役58

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円その他百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)51983723547
社外取締役4237308
監査役11521717

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,507字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社7社から構成されており、乗車用ヘルメットの製造販売を主たる事業とした「ヘルメット関連事業」を営んでおります。取扱品目はヘルメット及び関連製品であり、一般二輪車の乗車用ヘルメット(以下、「二輪乗車用ヘルメット」と表示します。)の売上高が約90%を占めております。なかでも、高品質で高付加価値の二輪乗車用ヘルメット(以下、「プレミアムヘルメット」と表示します。)に特化して製造販売を行っております。 当社グループの事業に係わる位置付けは次の通りであります。 当社はヘルメット関連製品の製造販売を行っております。 連結子会社は海外に6社、国内に1社あり、SHOEI(EUROPA)GMBHが欧州の代理店管理及びマーケティングを行って おります。欧州の主要市場については、SHOEI DISTRIBUTION GMBH、SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL、SHOEI ITALIA S.R.L.の3社が販売代理店となっており、株式会社SHOEI SALES JAPANが国内(東京、大阪、神奈川、京都、福岡)の販売店運営並びにマーケティングを、SHOEI ASIA CO.,LTD.がタイの販売代理店及び東南アジア地域のマーケティングを行っております。また、連結子会社の首維(上海)摩托車用品有限公司が、市場調査及び中国国内のマーケティングを行っております。 当社及び関係会社の位置付けと事業内容を記載すると、次の通りになります。 名称   主要な事業内容 当社   二輪乗車用ヘルメット、官需用ヘルメット等の製造・販売。ヘルメットパーツ等の販売 SHOEI(EUROPA)GMBH   欧州地域の代理店管理及びマーケティング SHOEI DISTRIBUTION GMBH   ヘルメット及びヘルメットパーツ等の販売 SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL   ヘルメット及びヘルメットパーツ等の販売 SHOEI ITALIA S.R.L.   ヘルメット及びヘルメットパーツ等の販売 SHOEI ASIA CO.,LTD.   ヘルメット及びヘルメットパーツ等の販売及び東南アジア地域のマーケティング 首維(上海)摩托車用品有限公司   市場調査及び中国国内のマーケティング 株式会社SHOEI SALES JAPAN   ヘルメット及びヘルメットパーツ等の販売及び国内のマーケティング 事業の系統図は、次の通りであります。 (注)1 連結子会社・SHOEI DISTRIBUTION GMBHはドイツ及び周辺諸国の代理店であり、欧州地域の代理店管理及びマーケティングを行っております。 連結子会社・SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARLはフランス・ベネルクス・ポルトガルの代理店であり、一部製品をユーザー直営店を通して顧客に販売しております。 連結子会社・SHOEI ITALIA S.R.L.はイタリアの代理店であります。 連結子会社・SHOEI ASIA CO.,LTD.はタイの代理店であります。 2 連結子会社・株式会社SHOEI SALES JAPANは国内のマーケティングを行っております。 連結子会社・SHOEI ASIA CO.,LTD.は東南アジア地域のマーケティングを行っております。 連結子会社・首維(上海)摩托車用品有限公司は市場調査及び中国国内のマーケティングを行っております。 3 連結子会社・株式会社SHOEI SALES JAPANは国内の販売店であります。
経営方針・対処すべき課題6,862字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものです。 (1)経営方針 当社グループの経営方針は、以下の方針に基づいております。 1)健全な財務体質により、事業継続を長期にコミットします。 長期的視野での経営を可能にするためには財務的な独立が不可欠です。当社は企業収益及びステークホルダーへの利益還元を重視するのと同様に、高い自己資本比率の維持を目指します。 公的援助や他人資本を当てにした経営では事業を長期にコミットすることは不可能です。 これはリーマン級経済危機、伝染病流行、大規模自然災害等に備えるという点においても例外ではありません。予期せぬ事情で市場規模が急に冷え込んだ場合、生産能力が落ち込んだ場合でも、ブランドを棄損することなく終息まで耐え抜くだけの体力を備えておくことが重要です。また、M&Aや新事業への展開においても、好機に迅速な決定、対応が可能となるよう、ある程度潤沢な現預金を常時持ち合わせておく必要があります。 健全な財務体質はESG(環境・地域社会・企業統治)経営を持続的に継続する意味でも重要です。ESGを疎かにしてはいずれそのツケを払う時が来ます。環境対応については、形だけ整えてお茶を濁したり、いたずらに調査や議論を重ねるのではなく、当社の身の丈に合った範囲でスピード感をもって実現して参ります。 当社は30年先、50年先も現在同様自主独立を貫く健全な企業であり続けたいと思います。 2)Made in Japanで勝負します。 当社の最大の資産は過去60年間で築き上げたブランドです。 そのブランドは「かっこいい」「安全」「機能的」「かぶり心地がいい」というお客様の声によって支えられております。当社のヘルメットは「造形(デザイン)・製品開発」「品質保証」「生産」という相互にトレードオフするミッションを全うして初めて市場に送り出されますが、これらをバランスよくかつスピーディーに成立させることが当社の競争力の源泉であり、いずれのミッションが海外に移転しても現在のブランドを維持できないと考えています。他社ではコストダウンを目的として生産部門を海外に移転するケースが散見されますが、当社は海外移転によるメリットよりデメリットの方が圧倒的に大きいと判断致します。Made in Japanで勝負し続けることこそが、ブランド力を高く維持し、競争力を保ち続ける為に当社が取るべき唯一の選択肢であると確信しております。 3)お客様の声に耳を傾けます。 2025年9月期において、当社が製造した二輪用ヘルメットのうち、サンバイザー付かつインターコム対応モデルは販売個数において全体の約41%となりました。これらの機能はいずれもかつては存在していなかった機能ですが、今では「SHOEIといえばこれ」というくらい当社にとってなくてはならない商品となっています。これはほんの一例ですが、お客様がご希望される製品を、安全基準を満足させながら、機動的に供給することが、企業としての使命であり、存在意義であると確信致します。 現在はヘルメットとエレクトロニクスの融合、レトロブームへの対応、新素材の採用といった市場ニーズに対応すべく、業界を率先して新しいチャレンジを続けており、着実に成功を収めております。2025年10月には、かかるチャレンジの一環としてカーボン製ヘルメットを日本市場から上市致しました。そして2026年9月期には乗車用ヘルメット以外では初の試みとしてキャリーケース事業をスタートさせます。本事業についても、「さすがSHOEI」と称賛される高付加価値商品を上市することにより、ヘルメット同様、Made in Japanで勝負します。 当社は2020年3月の東京を皮切りに、大阪、横浜、京都、福岡、札幌にショールームをオープンしました。また、2023年6月には海外では初のパリにSHOEI Gallery Parisを、2025年4月にはバルセロナにSHOEI Gallery Barcelonaをオープンしております。かかるショールームもお客様のニーズを直接確認する重要な拠点になると確信しています。是非お立ち寄り下さい。 (2)経営環境 当連結会計年度における世界経済は、当初は、新型コロナ禍の終息に伴う混乱やインフレが一段落し、経済はある程度の先行き希望が見えつつある状況でしたが、諸物価は高止まりし、先行き不透明な中で景気は期待通りに浮揚しませんでした。中国における不動産バブル崩壊に端を発した景気低迷が継続したこと、米国における大規模な関税引き上げがあったこと、その結果として欧州から米国への輸出産業が混乱したことに加え、諸物価の高止まりの継続、政治の混乱や、地政学上の緊張が勃発もしくは継続したことが、消費ムード低迷が継続した理由と思われます。 高級二輪乗車用ヘルメット市場は、上記の経済状況にほぼ沿った形となりました。昨年同期ではコロナ禍で高まった二輪乗用車ブームの減速及び流通段階での在庫調整が基調としては継続しておりましたが、ある程度の流通過剰在庫は減少したものの、予想を上回る消費ムードの失速、更に当社においては、前期のような主力モデルのモデルチェンジが無く、マイナーモデルのモデルチェンジにとどまっていることから、連結販売数量、生産数量共に昨年度比減少となりました。 (3)経営戦略および優先的に対処すべき課題 当社グループの経営戦略は、上記方針を踏まえ、生産戦略、商品戦略、ブランド戦略、市場戦略、ESG経営を5つの戦略としており、それぞれの戦略について重要課題として取り組むとともに、コーポレートガバナンスの強化を実行してまいります。また、長期的に企業価値向上に資する様な新事業への進出を検討します。 1)生産戦略 国内2工場での自社一貫生産体制を充実します。モデル毎にメイン工場は決めるものの、常時どちらの工場でも生産可能な体制とするとともに、現地現物の精神に則り、需要に合わせてフレキシブルに生産量を変更可能な生産体制を構築します。また、ジャストインタイムによる改善活動等を通じて、常に生産コストの削減を追求します。又、高度な技術やノウハウを高めることにより、それら知的財産をブラックボックス化する情報管理を強化し、当社の優位性を盤石なものにします。 ①実需に即した生産体制 当連結会計年度の生産数量は、欧州における前期に発売した主力モデルの反動減且つ需要減退、及び、日本における流通在庫調整及び需要減退の結果、前連結会計年度に比べて減少しました。足下では、欧州における主力モデルの反動減は一巡し、日本における流通在庫調整も一旦目処がつきましたが、世界のマクロ環境が引き続き不透明ななか、米国による大規模な関税引き上げもあることから、当社は需要動向を注視しております。他方、二輪乗用車ブームが一段落したとは言え、当社のメイン市場である欧米日ではまだまだ二輪に根強い人気がある上、ライダーの高齢化に伴う価格吸収力もあって、翌連結会計年度以降、新モデルを上市しつつ、新グラフィックアイテムの増加等で市場を確保できるため、今後、需要が決定的に減退するとは考えておりません。 いずれにせよ、当社は現地現物の精神に則り、市場が消化できる量の販売に合わせて生産体制をフレキシブルに変更して参ります。新型コロナ禍の需要増に応じる形で採用した従業員は、生産減となった結果、一時余剰感がありましたが、その後の生産増や自然減を経て、その余剰感は現在ほぼ解消しております。 ②中期的生産体制 足下は需要減退に伴い調整局面となっておりますが、中長期的な二輪乗車用高級ヘルメットの市場は、先進国においては爆発的な販売数量の伸びは期待できないものの、高付加価値化による単価アップが期待できること、又、中国及びASEANをはじめとする新興国ではまだ伸びしろがあると考えられるため、当社はブランド力と商品競争力を武器に、いずれ生産増強が必要になると見込んでおります。その一環として、以下の対策を進めて参ります。 ・茨城工場に隣接する江戸崎工業団地内の一区画を2024年に取得し、まずは、2025年1月に新しい倉庫を建設、賃借契約していた倉庫や既存倉庫からの製品・仕掛品等の集約を行いました。 ・新しい土地の本格的な使用内容については、今後の受注状況や築60年近くになる既存茨城工場の老朽化、つぎはぎで生産能力増強してきたことによる生産の非効率等あらゆる状況を慎重に見極めながら、適切なタイミングで判断して参ります。 ③改善活動等を通じた製造現場の競争力強化 当社は、Made in Japanを生産戦略として経営方針の根幹に掲げております。長年ジャストインタイムによる改善活動等を通じ、国内両工場の競争力を持続的に強化しております。Made in Japanを維持するためには従業員1人1人の精鋭化が必要であり、これらをさらに強化すべく、従業員に対する生産性向上に関する啓蒙、教育や多能工化の更なる拡充を実行して参ります。 2)商品戦略 高品質・高付加価値商品の研究開発も推進し、集中的に経営資源を投下しています。多様化するライダーの嗜好に対応し、「お客様のニーズに沿った付加価値機能」を備えた、クラシックモデルや利便性の高いモデルを展開します。また、研究開発体制を拡充し、エレクトロニクスとの融合、新素材の採用等を積極的に促進、時代の最先端を走り、他社の追随を許さない製品開発体制を構築します。さらには、キャリーケース事業に代表されるような、バイク用高級ヘルメット以外の高品質・高付加価値商品の開発も推進し、事業の多角化を、スピード感をもって進めて参ります(後述する「5)新規事業の検討」ご参照)。 ①新分野への展開 当社は一部の官需製品を除き、二輪乗車用ヘルメットに特化して参りました。引き続き日々刻々変化するお客様のニーズ(機能、デザイン、被り心地等)を重視した製品の設計・開発に注力致し、主力モデルのモデルチェンジや新モデルの開発を進めて参ります。一例として、2025年9月には、当社の歴史と伝統を継承しつつ、最新技術を反映させる「SHOEI NEO CLASSIC LINE」の新モデルとして、WYVERNシリーズの「WYVERN ∅(ワイバーン ゼロ)」を新たにラインナップしました。 ②商品の高付加価値化、多種多様化するニーズの取り組み 商品の高付加価値化にも積極的に取り組んでいます。2025年10月には、空力性能のみならず、あらゆる面で優れた性能を発揮するX-Fifteenに、カーボンシェルを採用した「X-Fifteen Carbon」を上市しました。また、多種多様化するニーズへの取り組みも積極的に進めています。又、ヘルメットのスマート化需要が急速に拡大するとの認識の下、ライダー頭部に最も近い存在であるヘルメットメーカーとして、通信、音響、映像機能付きヘルメットの開発に力を入れて参ります。 ③販売体制の多様化 当社はSHOEIと価値を分かち合える代理店様、販売店様との協業で質の高い製品販売を進めて参ります。一方で、自社EC(ネット通販サイト)を通じお近くに販売店がないお客様のフォロー体制を整え、ショールーム(現在、日本に6か所、欧州に2か所)での販売を通じ、お客様から頂戴した生のご意見を既存製品の改良、次期モデルの開発に活用していきます。 3)ブランド戦略 既成概念にこだわらず、常に新しい切り口の広告宣伝を模索しつつ、鋭意スピーディーに実行して参ります。 ①PFSサービスの普及 パーソナル・フィッティング・システム(PFS)サービス(個別フィッティング調整)の普及に引き続き努めて参ります。先行する日本市場では、ヘルメット販売数量の約49%がPFSを施して販売されており、世界に一つのマイヘルメットとしてお客様の好評を得ております。PFSを通じた顧客満足度の向上は言うまでもなく、販売店とお客様の関係を一層強化することにより、安全・安心につながるヘルメット販売方法に誘導し、ブランド力を高めます。今後は欧米市場、アジア市場へ普及に努め、いつの日か、ヘルメットは自分の頭の形状に合ったフィッティングをして購入するのが当たり前という時代が来るものと確信しております。 ②広告宣伝 引き続きMoto GPの代表選手であるマルク・マルケス、アレックス・マルケス兄弟とのレーサー契約を中心に、限られた経営資源を効率的に投資する一方で、SHOEI Helmet ParkをSHOEIブランドの聖地と位置づけ、お越し頂けるお客様に対し、様々な情報発信、サービス提供することにより、「推し活」して頂けるブランドになるよう努力致します。いずれにせよ、今までにない新しい切り口の広告宣伝(SNSやインフルエンサーの活用等)も進めて参ります。 4)市場戦略 欧米日市場の深掘りと顧客密着の販売体制を構築し、市場が成熟しつつある先進国でのトップシェアを維持します。また、過去10年で一気に欧米並みの市場に育った中国におけるトップシェアを盤石なものとすると共に、今後の市場の伸びが期待できる東南アジア等での拡販を強化します。 〈重点新興国での販売強化〉 中国をはじめとするアジア市場は成長が見込まれ、新型コロナ終息後の停滞、混乱から再拡張の動きが出ています。当社はこの需要をしっかりと取り込む為、これらの国での市場調査、マーケティングを強化して参ります。特に中国市場は、既に日米市場と同等レベルになっておりますが、ライダーの安全安心に国境はないとの信念の下、更に強固な販売体制の確立を通じて販売量を拡大して参ります。具体的には、中国現地法人に邦人を駐在させ、2023年頃より情報収集と代理店の監督・指導を鋭意進めた結果、市場実態の解明が進み、市場規模をほぼ把握することができました。加えて、ブランド価値を重視した販売方法や、店頭でのPFSを積極的に導入頂ける販売店との協業を深めた結果、まだまだ不透明な中国経済下においても販売が拡大しつつあります。他のアジア諸国においても、店頭重視やPFS導入による丁寧な販売方法を強化しており、徐々にではありますが、成果が出始めております。 5)新事業の検討 当社は今日まで二輪乗車用ヘルメット専業メーカーとして業容を拡大して参りました。今後ともこの祖業を強化していく方針に変更はありません。一方、世界中でライダーの高齢化や若者の趣味の多様化が進んでいることも歴然とした事実であり、長期的な更なる利益増や事業リスク分散の観点から、当社の間尺にあった、当社らしい新事業があるのかについて議論を深めており、その第一弾として2024年9月にBMX(自転車モトクロス)競技用ヘルメットを上市しました。 2025年11月には、第二弾且つ本格的な新規事業として、キャリーケース事業への進出を発表致しました。キャリーケースは性別年齢に関係なく幅広く使用される上、世界的に旅行需要は拡大していくと見込まれます。また、その利便性からショルダーバッグやボストンバッグからの移行が進んでいると言われています。このため、グローバルでみたキャリーケース市場は、長期的に成長が見込まれています。こうしたなか、キャリーケースは、ヘルメットと商品コンセプト(安全、機能的、かっこよさの追求)や生産方法(成型や組立等)が類似しており、B2Cの商品を扱ってきた当社のブランド価値向上などの手法が応用できると考えており、当社が得意とするMade in Japanによる高付加価値化路線に見合った製品であると考えています。 今後も長期的に企業価値向上に資する様な新規事業・多角化については、前向きに検討して参ります。 6)ESG経営 ESG(環境・地域社会・企業統治)、サステナビリティを意識した経営を行います。特に、環境への取り組みが企業に求められた重要な社会的責務のひとつであると認識し、気候変動の緩和・適応など環境問題に配慮して行動することについて可能な範囲で積極的に対応し、持続可能な循環型経済社会の実現に貢献致します。 〈環境問題への取り組み〉 ここ数年で、従業員向け電気自動車用充電設備の設置等を実行し、自家消費型太陽光発電設備(PPA)を導入しました。また、工場における日々のカイゼン活動においても、効率化とともに環境問題への取り組みに繋がる活動も出てきています。直近では、使用塗料削減(CO2排出量削減)に繋がる塗装方法も実践しつつあり、今後も出来るところから順次対応して参ります。
事業等のリスク3,842字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク要因は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特に重要なリスク リスク   リスクの内容   主な対応 当社製品の市場について①   日米欧等の二輪先進国においては、ライダーの平均年齢が50数歳と高齢化しており、現在の少子高齢化が進み、若年層のライダー増加が無いと、いずれかの時点で二輪先進国におけるライダー数(即ち我々にとっての顧客数)が減少に転じることが予想され、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:大 発生時期:中期   現在当社はその対応策として日米欧および二輪先進国においてレトロタイプや新素材を適用したモデルの需要やIT・エレクトロニクスと融合したモデルへの対応をすると共に、PFSサービスを鋭意推進することにより、顧客の満足度向上及び囲い込みを図りシェア維持拡大に努めております。 加えて、今後の成長が期待される日本を除くアジア等に注力し、新興国の需要を着実に取り込むべく努力致します。 当社製品の市場について②   当社は二輪用ヘルメット専業メーカーとして着実に成長して参りましたが、一つの事業に経営資源を集中することは極めて効率的である一方、二輪用ヘルメットを取り巻く経営環境や業界のパラダイムシフトが起こった場合は壊滅的な影響を受けかねず当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:中 発生時期:長期   当社は①の推移を注視しつつ、当社の間尺にあった、当社らしい新事業分野への進出を開始しています。第一弾としてBMX(競技用)ヘルメットを2024年9月に上市した後、第二弾として本格的な新規事業となるキャリーケースを2026年1月に上市する予定です。 為替リスク   当社グループでは海外における営業展開を積極的に行ってきた結果、連結売上高に占める海外売上高比率が高く、2025年9月期は82.5%となっております。当社グループは為替相場が大きく変動した場合には、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:大 発生時期:随時   当社は、Made in Japanで勝負しますので、国内で効率的且つ効果的な開発・生産を行い、付加価値を高めて高い利益水準の維持を継続します。そのうえで、為替に左右されにくい体質とすべく、円建て輸出取引の拡大、円高に振れた場合の値上げ、為替に左右されない日本国内における利益面でのシェアーアップ等出来る対応を進めております。 尚、歴史的な円高が継続する場合に備え、販売量や利益の落ち込みの継続に耐えつつ、必要な対応策を行うべく、内部留保及び現預金を手厚く確保しています。 自然災害・大規模事故等①   工場所在地において、地震、異常気象、火災等が発生した場合、工場の操業が一定期間停止するリスクがあります。リスクが顕在化した場合、当社グループの経営成績に大きな影響を与える可能性があります。   発生可能性:中 発生時期:随時     国内の2つの工場のうち、1つの工場が操業停止に追い込まれた場合、操業再開までに必要な対応や資金を準備しています。また、もう1つの工場が可能な限りカバーしていく体制についても準備しています。こうした対応が可能となるよう、内部留保及び現預金を手厚く確保しています。 リスク   リスクの内容   主な対応 自然災害・大規模事故等②   新型コロナウイルスに代表される世界的な感染拡大や同種の伝染病拡大は、当社グループの経営成績に大きな影響を与える可能性があります。   発生可能性:中 発生時期:随時   前回のコロナ禍にて、事務所・工場内での感染拡大リスクや外部の人との接触による感染リスクを極小化し、事業を継続出来る様、以下の施策を実施しました。 ・事務所や工場にて、手洗い・うがい・マスク着用等を徹底。 ・必要に応じてリモート会議を活用。 今後、同様の伝染病拡大のリスクが顕在化する場合には、その時の状況に応じて、同種の施策を実施していきます。 (2)重要なリスク リスク   リスクの内容   主な対応 当社製品に対する法規制   二輪乗車用ヘルメットの販売を行うには、世界各国における法的規制及び安全規格に適合させる必要があり、法的規制としては、日本では販売するための強制規格として消費生活用製品安全法(PSC)、北米では各州法で定め、オートバイライダーに着用が義務づけられている、自動車関係規格FMVSS(Federal Motor VehicleSafety Standards)No.218、欧州では国連ヨーロッパ経済委員会のRegulation’22等があり、また、安全規格(産業規格)として日本ではJIS規格、北米では任意規格のSNELL規格等があります。 当社の生産する二輪乗車用ヘルメットは、上記の他それぞれの販売地域における法的規制及び安全規格を満たしておりますが、今後新たな法律の制定や法改正並びに新たな安全規格の制定や既存の安全規格の変更等が行われ、当社の対応が遅れた場合は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:小 発生時期:随時   当社グループでは、品質保証部が世界各国における法規制の動向を日々チェックしており、重要な変更やその方向性が出た段階から、開発・生産や営業と密接に連携し、必要な対策を立てて対応しています。また、国内の両工場において、各国の法的規制及び安全規格を満たすべく、必要十分な検査設備を整え、日々改善を進めております。 上記の動向について、重要な変更や対応状況等については、毎月経営会議や開発会議等で議論され、リスクを最小化すべく努めております。 リスク   リスクの内容   主な対応 製造物責任(PL)   当社グループの主な販売地域には、製品の欠陥によっては生命、身体又は財産に損害を被った場合に、被害者が製造会社などに対して損害賠償を求めることができる法律があり、当社の生産する二輪乗車用ヘルメットに関しても、PL案件がアメリカを中心に発生しております。最近5年間のPL案件の発生件数は次表の通りであります。想定外のPL案件が顕在化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:中 発生時期:随時   当社は当該損害賠償請求に備えて、損害保険会社と国内外のPL保険契約を締結し、損害の補填と、交渉の代行を委託しております。当該保険は、万一敗訴の場合の損害賠償金の他、交渉のための弁護士費用や、和解による出費等も保険の対象となっております。PL案件の進展状況によって保険金額以上の支払いが発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性がありますが、当社では、毎年リスクの動向を分析しながら必要な保険金額を掛けております。なお、当社単体の販売費及び一般管理費に占めるPL保険料を含む保険料(2025年9月期)は、88,157千円であります。 原材料価格の変動   当社グループの製造販売する「プレミアムヘルメット」の製造原価における原材料比率(2025年9月期)は43.2%となっております。原油、素材市況により全ての原材料価格が変動するわけではありませんが、原材料価格が大きく変動した場合は、当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:大 発生時期:随時   当社では、競争力のある製品を投入しつづけることで、仮に原材料価格が高騰してもある程度価格に転嫁するよう努めます。また、原材料を極力減らす努力を行ったり、製造工程の効率化に努めることで、材料価格の上昇を吸収するバッファーを作ります。 知的財産権(産業財産権)   プレミアムヘルメットとしてのポジション堅持のため特許、意匠、商標などの知的財産権の確保に努めておりますが、仮に他社製品の知的財産権(産業財産権)に抵触した場合には、その係争内容次第では当社グループの経営成績に影響を与える可能性があります。   発生可能性:中 発生時期:随時   当社グループでは、品質保証部が中心となって、他社からのクレームに対応するとともに、自社の知的財産権の確保に向け、専門家の意見を充分に吸収しながら、対応しています。また、未公開特許侵害リスクに対する対策として、知財保険に加入しております。 最近5年間のPL案件の発生件数 期中の発生件数   期末の未解決件数 北米(件)   欧州(件)   日本(件)   北米(件)   欧州(件)   日本(件) 2021年9月期   ―   ―   ―   1   ―   ― 2022年9月期   1   ―   ―   2   ―   ― 2023年9月期   1   ―   ―   1   ―   ― 2024年9月期   ―   ―   ―   ―   ―   ― 2025年9月期   ―   ―   ―   ―   ―   ―
経営成績の分析 (MD&A)5,396字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況 足許の経営環境については、「1(3)経営環境」に記載の通りです。 そのような状況の下で、当連結会計年度における日本及び海外を合わせた販売数量は、前年度比11.9%減となりました。欧州市場の販売数量は、前期に発売した主力2モデルの新商品(NEOTEC3、GT-Air3)の反動減に加え、天候不順や不安定な政治経済状況の影響で主要国の販売が低迷したため、前年度比12.4%減となりました。北米市場の販売数量は、景気が比較的底堅く推移しているうえ、同市場で人気のモデルをプロモーションして増量した結果、第3四半期迄は好調を維持しましたが、第4四半期は米国の大規模な関税引き上げ交渉の影響を受けて様子見となり、前年度比では3.1%減となりました。アジア市場の販売数量は前年度比5.2%減となりました。アジア最大市場の中国において市場の低迷が続くなか、旧正月を挟んで小売店が休みを増やす等した結果、第2四半期中心に小売店から代理店への発注が一時的に大きく減少しましたが、第3四半期以降、季節的な需要増により、小売店の発注も回復した結果、中国市場の販売数量は前年比6.1%減にとどまりました。日本市場の販売数量は、過剰な流通在庫の調整が期末まで継続した結果、前年度比25.4%減となりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,762,377千円増加し、37,848,041千円となりました。主な変動要因は、現金及び預金が4,589,507千円増加し、棚卸資産が1,400,275千円、繰延税金資産が258,613千円減少したことによるものです。 当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ72,431千円増加し、5,612,302千円となりました。主な変動要因は、その他流動負債(主に前受金)が353,447千円、未払法人税等が84,000千円増加し、退職給付に係る負債が204,764千円、買掛金が175,671千円減少したことによるものです。 当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,689,945千円増加し、32,235,738千円となりました。主な変動要因は、利益剰余金が2,640,289千円増加したことによるものです。 b.経営成績 当連結会計年度の業績につきましては、前連結会計年度における値上げ等により単価が上昇したものの、販売数量が前年度比11.9%減少したため、売上高は32,363,623千円と前年度比3,427,098千円(9.6%)の減収となりました。生産数量の減少に比べて製造原価は増加し、広告宣伝費等の販売管理費が増加したことから、営業利益は8,899,156千円と前年度比1,431,007千円(13.9%)の減益となりました。経常利益は8,900,231千円と前年度比1,602,560千円(15.3%)の減益、税金等調整前当期純利益は8,883,978千円と前年度比1,589,800千円(15.2%)の減益、親会社株主に帰属する当期純利益は6,318,367千円と前年度比1,059,180千円(14.4%)の減益となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」と表示します。)の残高は、前年度末に比べ4,589,507千円(29.9%)増加し、19,941,931千円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果による資金は、9,757,207千円の増加(前年度は9,719,481千円の増加)となりました。主な増加は、税金等調整前当期純利益による資金の増加8,883,978千円、減価償却費による資金の増加1,464,386千円、棚卸資産の減少による資金の増加1,337,593千円などであり、主な減少は、法人税等の支払による資金の減少2,301,879千円などによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果による資金は、1,394,404千円の減少(前年度は3,275,733千円の減少)となりました。主な内訳は、生産設備の維持・増強のための有形固定資産の取得1,316,205千円、システム導入による無形固定資産の取得57,568千円によるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果による資金は、3,773,216千円の減少(前年度は5,653,918千円の減少)となりました。主な内訳は、配当金の支払額3,676,077千円によるものです。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 生産実績を品目別に示すと、次の通りであります。 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 品目名   金額(千円)   前年同期比(%) ヘルメット関連事業 二輪乗車用ヘルメット   25,148,096   92.1 官需用ヘルメット   130,698   196.0 その他   2,813,450   102.5 合計   28,092,244   93.3 (注) 金額は、販売価格によっております。 b.受注実績 受注実績を品目別に示すと、次の通りであります。 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 品目名   受注金額(千円)   前年同期比(%)   期末受注残高 (千円)   前年同期比(%) ヘルメット関連事業 二輪乗車用ヘルメット   28,744,915   97.8   6,410,507   106.6 官需用ヘルメット   110,664   122.2   8,090   104.2 その他   3,956,237   95.9   469,616   112.1 合計   32,811,817   97.6   6,888,213   107.0 c.販売実績 (ⅰ)品目別販売実績 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 品目名   金額(千円)   前年同期比(%) ヘルメット関連事業 二輪乗車用ヘルメット   28,347,855   90.2 官需用ヘルメット   110,339   120.6 その他   3,905,428   91.8 合計   32,363,623   90.4 (ⅱ)主要相手先別販売実績 相手先名   前連結会計年度   当連結会計年度 金額(千円)   割合(%)   金額(千円)   割合(%) HELMET HOUSE INC.   4,731,291   13.2   4,701,838   14.5 岡田商事㈱   5,017,061   14.0   4,037,281   12.5 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①経営成績等 当連結会計年度の外部環境は「1(3)経営環境」に記載の通りでありますが、そのなかにおいて、「1(1)経営方針」に記載している「Made in Japanで勝負すること」、「お客様の声に耳を傾けること」を徹底したことで、世界の殆どの国でシェアNo.1の地位を維持しており、販売単価も価格の高いレプリカやグラフィックの充実や値上げによる単価アップを実現することで、当連結会計年度の業績は前年度比減収減益ながら、期初予想よりは増益となり、目標としている自己資本利益率(ROE 20.5%)を維持することができました。 まず、「Made in Japanで勝負すること」については、ジャストインタイムシステム(JIT)による改善活動が大きな柱となりますが、各工場工程における日々の活動に加え、毎月のJIT会議で両工場の成果を共有して全社で徹底することでコストダウンと品質向上を実現しています。 次に、「お客様の声に耳を傾けること」については、市場のニーズに対して真摯に耳を傾け、業界を率先して商品化やモデルチェンジを行っております。当社の主力製品に次ぐJ-Cruise3を世界展開するとともに、グラフィックモデルを一層充実させ、Japan Cultureとのコラボヘルメット(ガンダムシリーズ、初音ミク)も好評を博し、当連結会計年度の業績に寄与しました。 ②経営成績に重要な影響を与える要因 当社グループの経営成績に影響を与える大きな要因は、「3(1)特に重要なリスク」に記載の通りであります。 ③資本の財源及び資金の流動性 当社グループでは、持続的に成長するために必要不可欠な設備投資や研究開発を継続しており、それら全ての資金は自己資金で賄っております。1(1)経営方針に記載の通り、当社は、「健全な財務体質により、事業継続を長期にコミット」しており、それを実現するため、他人資本等に頼らない財務的な独立を維持します。そのために当社グループは、長年築き上げた高いブランド力を背景に高収益体質、無借金経営を維持しております。 また、当社グループでは、将来の様々な成長投資のみならず、伝染病流行、大規模自然災害等の発生や、予期せぬ市場の冷え込みによる生産能力の落ち込みを受けても、ブランドを棄損することなく終息まで耐え抜くだけの体力を備えるべく、現預金を手厚く維持しております。当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は19,941,931千円(前年度末比29.9%増)となっております。 株主還元につきましては、当社の基本方針は、連結配当性向50%を目途とすること、また、資本効率の向上や株主還元の充実を図るため、経営環境の変化に対応して機動的に資本政策を遂行することとしております。当連結会計年度の業績に基づく配当総額は3,154,642千円(連結配当性向は49.9%)となり、引き続きこの水準の維持に努めて参ります。また、25億円もしくは1,700千株を上限に自己株式取得を行うことを2025年11月14日に公表しております。 ④経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、健全な財務体質を維持するには高収益体質の継続が重要であることから、売上総利益率及びROE(自己資本当期純利益率)を重要な経営指標として位置付けております。当連結会計年度においては、前項①~③に記載の取り組みにより、売上総利益率46.4%(前年同期45.0%)、ROE20.5%(前年同期26.0%)となりました。 ⑤キャッシュ・フローの状況の分析 キャッシュ・フローの分析は、「3(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」及び前項③をご参照ください。 ⑥重要な会計上の見積り 財務諸表の作成にあたり、経営者は、決算日における資産及び負債の報告金額、偶発資産及び負債の開示、報告期間における収益や費用の報告金額に影響を与える様な見積りを行う必要があります。見積りは、過去の経験やその時点の状況として妥当と考えられる様々な要素に基づき行っており、他の情報源からは得られない資産及び負債の帳簿価額について当社及び連結子会社の判断の基礎となっております。経営者は見積りが必要となる項目に関する評価は合理的であると判断しております。ただし、これらの評価には経営者としても管理不能な不確実性が含まれているため、前提条件や事業環境などに変化が見られた場合には、見積りと将来の実績が異なることもあります。 次に挙げるものは、当社及び連結子会社のすべての会計方針を包括的に記載するものではありません。当社及び連結子会社の会計方針については、「第5 経理の状況」連結財務諸表等注記の「3 会計方針に関する事項」に記載されております。 連結財務諸表に関して、認識している重要な見積りを伴う会計方針に関する補足情報は、以下の通りです。 (商品及び製品の評価) 商品及び製品の連結貸借対照表価額については、取得価額を基本としております。期末における正味売却価額が取得原価よりも下落している場合には正味売却価額をもって連結貸借対照表価額とし、また、営業循環過程から外れた滞留等の製品について一定の回転期間を超える場合には、帳簿価額を切り下げております。なお、経営環境の変化等により市場における需要が見積りより悪化した場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表において追加の評価減が必要となる可能性があります。 (退職給付関係) 退職給付債務については、割引率等の数理計算上で設定される前提条件に基づき算出しておりますが、実際の結果が前提条件と異なる場合、または前提条件が変更された場合、退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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