概要
ADワークスグループは、2020年4月に株式会社エー・ディー・ワークスの単独株式移転により設立された持株会社である。東京都千代田区に本社を置き、連結従業員数255人。主力事業は収益不動産販売事業とストック型フィービジネスの2本柱。1棟収益不動産のバリューアップ販売や不動産小口化商品を展開し、国内のほか米国でも事業を行う。2025年12月期の売上高は675億円、親会社株主帰属純利益33億円。
収益不動産販売とストック型サービスの二軸経営
当社グループは、収益不動産販売事業とストック型フィービジネスを主な事業とする。収益不動産販売事業では、1棟収益不動産を独自ルートで仕入れ、法的精査・用途変更・テナント入替・大規模修繕などのバリューアップを施して個人富裕層や機関投資家に販売する。また、好立地物件を小口化し最低500万円から購入可能な商品や、都心オフィスビルを区分登記したオフィス区分商品も提供する。ストック型フィービジネスでは、自社販売物件や管理受託物件に対し入居者募集・賃貸管理・建物管理(プロパティマネジメント)を提供し、資産運用コンサルティングや不動産鑑定評価・デューデリジェンスも行う。米国でも同様の事業を展開している。
売上高6年で4倍に成長した財務推移
売上高は2020年12月期の168億円から2025年12月期には675億円へと約4倍に拡大した。営業利益は2024年12月期の32億円から2025年12月期には50億円、親会社株主帰属純利益は16億円から33億円へそれぞれ増加。自己資本利益率(ROE)は16.9%に達し、2027年目標を前倒しで達成した。収益不動産販売事業の売上高は624億円で全体の92.5%を占め、ストック型フィービジネスは56億円。販売事業のうち国内一棟再販が357億円、不動産小口化商品が229億円。仕入高は562億円、収益不動産残高は546億円に上る。
国内3拠点と米国子会社による地域展開
国内では、東京に本社を置き、2024年2月に大阪営業所を支店に昇格、2025年1月には福岡営業所を開設した。2026年1月には大阪支店と福岡営業所を統括する西日本支社を新設し、関西・九州での事業拡大を図る。海外では、2020年9月に米国ハワイ州でADW Hawaii LLCを設立し、ロサンゼルスでも物件を保有するAvenue Works Normandie LLC、Avenue Works Ardmore LLCなどを傘下に持つ。米国事業は収益不動産の販売と管理を行っていたが、ADW-No.1 LLCは物件売却を完了し解散、清算手続き中である。
グループ再編とプロパティマネジメント事業の売却
2022年4月、株式会社エー・ディー・デザインビルドと株式会社澄川工務店を吸収合併し、商号を株式会社スミカワADDに変更した。しかし2025年7月には同社の全株式を譲渡し、グループから切り離した。2026年1月には、株式会社エー・ディー・パートナーズの外部オーナー向けプロパティマネジメント事業を吸収分割により譲渡。同時に、グループ保有物件や不動産小口化商品販売後の物件に対するプロパティマネジメント事業、医療モールマスターリース・サブリース事業、賃貸保証事業を株式会社エー・ディー・ワークスに承継した。一連の再編により、ストック型事業の範囲を再定義している。
業界の中での役割は投資家向け収益不動産のバリューアップディベロッパー兼プロパティマネジメント事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より
事業別の売上と利益
2025/12期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 収益不動産 販売事業 | 624億円 | 92.4% | 64億円 | 10.3% |
| ストック型 フィービジネス | 51億円 | 7.6% | 12億円 | 23.5% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01不動産(投資家向け収益不動産)主力
1棟収益不動産を独自ルートで仕入れ、法的精査・用途変更・テナント入替・大規模修繕等のバリューアップを施して個人富裕層・機関投資家等に販売。また、好立地物件を小口化し、最低500万円から購入可能な商品や、都心オフィスビルの区分商品を提供。米国でも同様の事業を展開。
- 1棟収益不動産(マンション・ビル等)
- バリューアップ後、投資家に販売する収益物件。安定したキャッシュフローを生むことを目的。
- 不動産小口化商品
- 優良不動産を少額から投資できる小口商品。最低500万円から購入可能で、全国の投資家に販売。
- オフィス区分商品
- 都心の小規模オフィスビルをワンフロアごとに区分登記し販売。
02不動産(ストック型サービス)準主力
自社販売物件や管理受託物件に対し、入居者募集・賃貸管理・建物管理(プロパティマネジメント)を提供。また、不動産を軸とした資産運用コンサルティング、不動産鑑定評価・デューデリジェンス等のフィービジネスを展開。賃貸保証事業、医療モールのマスターリース・サブリースも行う。
- プロパティマネジメント
- 賃貸物件の入居者募集、入退去手続、賃料徴収、建物管理などの総合管理サービス。
- 資産運用コンサルティング
- 不動産投資に関する助言・コンサルティングサービス。
- 不動産鑑定評価・デューデリジェンス
- 不動産の価値評価や物件精査サービス。
- 賃貸保証事業
- 賃貸契約における家賃保証サービス。
製品と技術
1棟収益不動産のバリューアップと販売
収益不動産販売事業の核は、マンションやビルなどの1棟収益不動産を独自の営業ルートで仕入れ、法的精査・用途変更・テナント入替・大規模修繕などのバリューアップを施して個人富裕層や機関投資家に販売することである。バリューアップにより物件価値を高め、売却時の利益を確保する。2025年12月期には国内一棟再販部門で357億円の売上を計上し、売上総利益は前年比142%の58億円に拡大した。新たにホテルの取得・商品化も開始し、アセットタイプを多様化している。
不動産小口化商品とオフィス区分商品の展開
好立地の優良不動産を少額から投資できる小口化商品は、最低出資金額500万円から購入可能であり、全国の投資家に販売される。任意組合型商品への新規出資額は市場全体で2014年の65億円から2024年には718億円と約11倍に成長している。当社の不動産小口化商品販売は2025年12月期に229億円の売上を達成。また、都心の小規模オフィスビルをワンフロアごとに区分登記したオフィス区分商品も提供し、2026年売上目標100億円、2028年同300億円を掲げている。
プロパティマネジメントから鑑定評価までのストック型サービス
ストック型フィービジネスでは、自社販売物件や管理受託物件に対する入居者募集・賃貸管理・建物管理(プロパティマネジメント)を提供する。加えて、不動産を軸とした資産運用コンサルティング、不動産鑑定評価・デューデリジェンス等のフィービジネス、賃貸保証事業、医療モールのマスターリース・サブリースも行う。2025年12月期のストック型フィービジネス売上は56億円(うち賃料収入17億円、管理・工事等39億円)。ただし、2026年1月に外部オーナー向けPM事業を売却したため、同事業の範囲は縮小している。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
不動産業のなかでの位置
中古マンション再生で急成長
ADワークスグループは不動産業で、中古マンションの買取再販を主力とする。売上高は2025/12期675億円(前期比35%増)と急拡大。営業利益率も7.4%(前期6.4%)と上昇。同業のrobot home(1435)やタスキHD(166A)と比較して、規模は大きいが、大東建託(1878)には及ばない。独自の物件仕入れ網とリノベーション技術で差別化。首都圏依存が強く、金利上昇リスクに留意。
強み
- 売上高3期連続2桁増。2025/12期予想675億円と過去最高見込み。
- 営業利益率が6.4%→7.4%へ上昇。仕入れ・販売効率が向上。
- 競合にないネットワークで優良物件を確保。再販利益を確保。
- 高品質リノベで付加価値向上。顧客満足度が高くリピート率も良好。
課題
- 変動金利で融資受けるため、利上げが負担増と需要減に直結。
- 地域分散が不十分で、首都圏市場の変動に脆弱。
- robot homeなど同業他社と物件取得競争が激化。収益率低下リスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
住宅・不動産の時価総額近傍。太字がADワークスグループ
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 8881日神グループホールディングス | 314億円 | 7.4倍 |
| 2 | 1780ヤマウラ | 311億円 | 8.8倍 |
| 3 | 3486グローバル・リンク・マネジメント | 309億円 | 8.4倍 |
| 4 | 3496アズーム | 292億円 | 28.2倍 |
| 5 | 8860フジ住宅 | 279億円 | 5.7倍 |
| 6 | 2982ADワークスグループ | 218億円 | 5.3倍 |
| 7 | 4809パラカ | 212億円 | 10.4倍 |
| 8 | 5932三協立山 | 206億円 | — |
| 9 | 3457And Doホールディングス | 186億円 | 12.8倍 |
| 10 | 5535ミガロホールディングス | 184億円 | 12.3倍 |
| 11 | 8999グランディハウス | 175億円 | 17.9倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は独自の業界分類(住宅・不動産)に従っています。
会社の歴史
沿革 14件
単独株式移転により設立されテクニカル上場した2020年
2020年4月1日、株式会社エー・ディー・ワークスが単独株式移転によりADワークスグループを設立した。同日、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場。同年10月に宅地建物取引業者免許を取得し、12月にはコーポレート・ベンチャー・キャピタル事業へ進出するため株式会社スマートマネー・インベストメントを株式会社エンジェル・トーチに商号変更。また、クラウドファンディングを活用した資金調達を行う株式会社ジュピター・ファンディングを設立した。
米国ハワイ進出とCVC・クラウドファンディングへの多角化
2020年9月、米国ハワイ州で不動産の売買・開発・保有等を行うADW Hawaii LLCを設立し、海外展開を開始。同年12月には、既存の不動産事業に加えてコーポレート・ベンチャー・キャピタル事業とクラウドファンディング事業を立ち上げた。2021年9月にはサステナビリティ委員会を設置し、ESGへの取り組みを開始。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行した。
合併によるグループ再編と大阪・福岡への拠点拡大
2022年4月、株式会社エー・ディー・デザインビルドを存続会社として株式会社澄川工務店を吸収合併し、商号を株式会社スミカワADDに変更した。2024年2月には大阪営業所を支店に昇格し、2025年1月には福岡営業所を開設。同年2月には長期経営方針「北極星・ビジョン・バリュー」を策定。しかし2025年7月、株式会社スミカワADDの全株式を譲渡し、グループから除外した。
西日本支社新設とプロパティマネジメント事業の売却
2026年1月、大阪支店及び福岡営業所を統括する西日本支社を新設。同日、株式会社エー・ディー・パートナーズの外部オーナー向けプロパティマネジメント事業を吸収分割により譲渡した。同時に、グループ保有物件及び不動産小口化商品販売後の物件に対するプロパティマネジメント事業、医療モールマスターリース・サブリース事業、賃貸保証事業を株式会社エー・ディー・ワークスに承継し、事業の選択と集中を進めた。
年表14件を開く
2020年代
- 2020年4月創業4月1日付で株式会社エー・ディー・ワークスが単独株式移転により当社を設立、同日、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場
- 2020年9月創業米国ハワイ州における不動産の売買、開発、保有等を行うADW Hawaii LLCを設立
- 2020年10月宅地建物取引業者免許を取得
- 2020年12月商号変更コーポレート・ベンチャー・キャピタル事業(CVC事業)へ進出すべく、株式会社スマートマネー・インベストメントを株式会社エンジェル・トーチに商号変更
- 2020年12月創業クラウドファンディング等を活用した資金調達を行う株式会社ジュピター・ファンディングを設立
- 2021年9月サステナビリティ委員会を設置
- 2022年4月M&A株式会社エー・ディー・デザインビルドを存続会社、株式会社澄川工務店を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社スミカワADDに変更
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
- 2024年2月株式会社エー・ディー・ワークスの大阪営業所を大阪支店に昇格
- 2024年8月長期経営方針「北極星・ビジョン・バリュー」を策定
- 2025年1月株式会社エー・ディー・ワークスの福岡営業所を開設
- 2025年7月株式会社スミカワADDの全株式を譲渡
- 2026年1月株式会社エー・ディー・ワークスの大阪支店及び福岡営業所を統括する西日本支社を新設
- 2026年1月株式会社エー・ディー・パートナーズの外部オーナー向けプロパティ・マネジメント事業を吸収分割により譲渡
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/12期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
事業ポートフォリオ最適化と資本効率改善
ROEを13~14%以上に改善する目標を前倒し達成。今後も事業ポートフォリオの最適化と資本効率改善を継続し、持続的な企業価値向上を目指す。2026年12月期の連結業績計画は売上高770億円、営業利益43億円。
- 02
一棟再販事業の成長強化
一気通貫型の再生販売モデルを基盤に、資本回転率・利益率向上、エリア拡大、アセット多様化を推進。外部PM事業売却に伴い人員をシフトし競争優位性を強化。大阪・福岡での事業拡大やホテル等新アセットの取扱開始で収益機会拡大。
- 03
不動産小口化事業とオフィス区分事業の再編
税制改正の影響で2026年の不動産小口化事業販売額は50億円と保守的に計画。中長期的には回復・成長軌道を維持。一方、オフィス区分事業の成長加速のため、小口化事業から営業人員をシフトし、2026年売上100億円、2028年300億円を目指す。
- 04
2034年ビジョン達成への戦略投資
2034年に税前利益200億円、BtoCシェア40%を目標に、ノンアセット事業(不動産クラウドファンディング、私募ファンド、ホテル運営、系統用蓄電所)への投資を推進。人的資本投資とブランディング強化により経営基盤を構築し、2027年以降のマネタイズを目指す。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 6期分
グループ全体で255人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は859万円で、5期前と比べて+52.0%。平均年齢は41.6歳、平均勤続年数は5.0年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 565 | 42.1 | 3.5 | 195 | — |
| 2021年12月 | 817 | 42.4 | 4.0 | 207 | — |
| 2022年12月 | 805 | 44.6 | 4.7 | 219 | — |
| 2023年12月 | 905 | 43.2 | 5.0 | 232 | — |
| 2024年12月 | 829 | 41.4 | 4.7 | 240 | 1,333 |
| 2025年12月 | 859 | 41.6 | 5.0 | 255 | 1,961 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年12月期の売上高は675億円、営業利益は50億円。前期と比べると増収増益で、売上が+35.3%、利益が+56.3%。
会社が出している今期の予想2026年12月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 770億円 | 675億円 |
| 営業利益 | 43億円 | 50億円 |
| 純利益 | 31億円 | 33億円 |
| 1株あたり配当 | ¥20 | ¥20 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年2Qで、売上は290億円、営業利益は25億円。前年の2025年2Qと比べると、売上は−12.1%、営業利益は−16.7%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年1Q | 69 | 3 | 4.3 | 2 |
| 2023年2Q | 122 | 11 | 9.0 | 7 |
| 2023年3Q | 89 | 4 | 4.5 | 1 |
| 2023年4Q | 133 | — | — | 4 |
| 2024年1Q | 78 | 6 | 7.7 | 3 |
| 2024年2Q | 130 | 12 | 9.2 | 6 |
| 2024年4Q | 291 | 14 | 4.8 | 7 |
| 2025年2Q | 330 | 30 | 9.1 | 16 |
| 2025年4Q | 345 | 20 | 5.8 | 17 |
| 2026年2Q | 290 | 25 | 8.6 | 24 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 6期分
2020年12月期からの6期で、売上は168億円から675億円へ4.0倍に増えた。直近期の営業利益率は7.4%。売上は5期、純利益は4期の連続増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4月1日付で株式会社エー・ディー・ワークスが単独株式移転により当社を設立、同日、テクニカル上場により東京証券取引所市場第一部に上場 | |||||
| 2020年12月 | 168 | — | 4 | — | 3 |
| 2021年12月 | 250 | — | 7 | — | 3 |
| 株式会社エー・ディー・デザインビルドを存続会社、株式会社澄川工務店を消滅会社とする吸収合併を行い、商号を株式会社スミカワADDに変更 | |||||
| 2022年12月 | 279 | — | 10 | — | 5 |
| 2023年12月 | 413 | — | 20 | — | 14 |
| 2024年12月 | 499 | 32 | 25 | 6.4 | 16 |
| 株式会社エー・ディー・ワークスの福岡営業所を開設 | |||||
| 2025年12月 | 675 | 50 | 41 | 7.4 | 33 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年12月期
売上高675億円のうち、営業利益として残るのは50億円で7.4%。営業外の損益と税金を反映した純利益は33億円、売上の4.9%にあたる。営業利益率は業種中央値9.6%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金82.1%554億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金10.5%71億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.4%50億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 6期分
2025年12月期は営業CFが−60億円、投資CFが−13億円で、差し引きのフリーCFは−73億円。この組み合わせは「先行投資型」にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型。期末の手元現金は116億円で、売上の2.1ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | −11 | −6 | 2 | −17 | 74 |
| 2021年12月 | −44 | −2 | 53 | −46 | 84 |
| 2022年12月 | −115 | 1 | 101 | −114 | 74 |
| 2023年12月 | −7 | −1 | 30 | −8 | 97 |
| 2024年12月 | 17 | −3 | −12 | 14 | 101 |
| 2025年12月 | −60 | −13 | 89 | −73 | 116 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 6期分
2025年12月期の総資産は721億円。このうち返さなくてよい自己資本が206億円で、自己資本比率は28.5%(業種中央値32.8%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 359 | 132 | 227 | 36.8 |
| 2021年12月 | 420 | 148 | 272 | 35.1 |
| 2022年12月 | 534 | 159 | 375 | 29.6 |
| 2023年12月 | 589 | 172 | 417 | 29.1 |
| 2024年12月 | 598 | 188 | 410 | 31.3 |
| 2025年12月 | 721 | 206 | 515 | 28.5 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
不動産業 131社との比較
同じ不動産業の企業と並べると、いちばん上に来るのは売上成長率で131社中19位あたり、逆に低いのは自己資本比率で131社中92位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥433で、1年前と比べて+3.8%。過去52週の値幅のなかでは42%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 5.3倍 |
| PBR | 1.30倍 |
| 配当利回り | 4.62% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は410円で、25日移動平均線(406.36円)を+0.9%上回る。1ヶ月で+2.8%の上昇、1年では+21.3%と堅調。52週高値(519円)からは-21%、安値(345円)からは+18.8%。RSIは58.3で中立。出来高は20万〜30万株台で推移し、6月26日には86万株と膨らんだ。週足では75日線(397.79円)を上回っており、上昇トレンドが続く。ただし、7月中旬に421円まで上昇した後は調整しており、高値圏でのもみ合い。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 80/100)。
PERは6.08倍と業界平均14.1倍を大幅に下回り、PBRは1.23倍と平均1.69倍を下回る。配当利回りは3.9%と平均3.12%を上回り、ROEは16.9%と高水準。売上高・営業利益とも堅調に増加しており、2025年12月期には純利益も大幅増益と業績好調。配当性向は33.5%と健全。収益性、成長性、株価指標いずれも良好で、総合的に割安と判断。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 5.3倍 | 14.9倍 |
| PBR | 1.30倍 | 1.84倍 |
| ROE | 16.9% | 11.9% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
買取再販モデルは不動産価格の上昇局面で利益が拡大しやすい一方、金利上昇や市況悪化時には在庫評価損や販売遅延のリスクが顕在化する。今期は大幅な増収増益予想(売上高675億円、営業利益率7.41%)に対して、株価はPER6倍台と割安に映るが、これは先行きの成長持続性への懷疑を反映している。強気派は、物件供給不足を背景にした需給ひっ迫と施工体制の強みによる利益率向上を評価する。弱気派は、不動産市況の転換期における在庫リスクと、成長ピッチの持続性に疑問を呈する。
- 増益基調が明確
直近の売上・利益が右肩上がりで、今期予想でも営業利益率の改善を見込む
- 割安な株価水準
PER6倍台と同業他社比で割安感があり、増益が続けば再評価余地がある
- 首都圏の需要堅調
首都圏の中古マンション需要は底堅く、都心部を中心に価格上昇が続いている
- 2025年12月期売上高675億円・営業利益50億円の過去最高通年影響強
営業利益は前期32億円から50億円に+56%、売上高も499へ675億円
- PER6.1倍・ROE16.9%と割安で高効率継続影響中
PER6.07倍、ROE16.9%で資本効率の高さを示す
- 配当利回り3.9%で下支え期待継続影響弱
配当利回り3.9%は相対的に高く、株主還元が評価材料
- 外国人保有12.9%と需給改善余地不定影響弱
外国人保有比率12.9%と中位水準、買い増し余地がある
- 市況依存の高さ
不動産価格の下落や金利上昇が収益を直撃する構造で、景気変動に敏感
- 在庫リスクの顕在化
仕入れから販売までの期間中に市況が悪化すると、在庫評価損や売却遅延が生じる
- 成長持続性への疑問
過去の大幅増収は市場環境が追い風で、今後も同様の成長が続くか確証はない
- 営業利益率7.4%と低くコスト増に脆弱継続影響中
売上高675億円に対し営業利益50億円、利益率7.4%と低水準
- 時価総額207億円の小型株で流動性リスク継続影響弱
時価総額207億円と小型、売買高が少なく価格変動大
- 不動産市況の変動で業績が急減速金融政策次第影響強
売上高は前期比+35%と変動大、市況悪化で同規模の減収も
- 1年で株価2割超上昇し過熱感不定影響弱
過去1年で株価+21.3%上昇、利益確定売りが出やすい
- 販売戸数・仕入戸数
- 在庫回転の速さを示し、高回転モデルの健在性を確認するため
- 在庫月数
- 在庫過多や販売停滞の兆候を捉え、評価損リスクを測るため
- 営業利益率
- 自社施工による原価管理の効果と収益性の改善を確認するため
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり20円で、前期から+60.0%。いまの株価に対する利回りは4.62%。増配か配当維持が4年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2021年12月 | 4 | — | 528.4 |
| 2022年12月 | 5 | 28.6 | 66.3 |
| 2023年12月 | 8 | 77.8 | 40.8 |
| 2024年12月 | 10 | 25.0 | 33.9 |
| 2025年12月 | 16 | 60.0 | 33.5 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥20
株主
有価証券報告書より
2025年12月期末の株主数は延べ24,642人。区分でいちばん多いのは個人・その他で72.1%。グループ会社や銀行などの安定株主が8.2%を占め、残る91.8%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年12月% | 2021年12月% | 2022年12月% | 2023年12月% | 2024年12月% | 2025年12月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 77.7 | 79.1 | 80.6 | 73.2 | 78.2 | 72.1 |
| 外国法人 | 1.1 | 1.2 | 1.8 | 4.4 | 7.2 | 12.7 |
| 証券会社 | 3.5 | 3.2 | 1.7 | 4.4 | 2.8 | 6.8 |
| 事業法人 | 6.4 | 7.4 | 5.5 | 7.4 | 6.7 | 5.6 |
| 金融機関 | 11.2 | 8.9 | 10.4 | 10.5 | 5.0 | 2.5 |
| 自己株式 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 0.3 | 1.3 | 1.2 |
| 外国人個人 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.2 | 0.2 | 0.2 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 田中 秀夫 | 10.63 |
| 02 | 有限会社リバティーハウス | 3.91 |
| 03 | NOMURA PB NOMINEES LIMITED OMNIBUS-MARGIN(CASHPB)(常任代理人 野村證券株式会社) | 1.78 |
| 04 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.77 |
| 05 | BOFAS INC SEGREGATION ACCOUNT(常任代理人 BOFA証券株式会社) | 1.75 |
| 06 | 立花証券株式会社 | 1.53 |
| 07 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(役員株式報酬信託口・76735口) | 1.39 |
| 08 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505044(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.37 |
| 09 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.33 |
| 10 | JP MORGAN CHASE BANK 380802(常任代理人 株式会社みずほ銀行) | 1.01 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-07-10株式会社MI2新規の大量保有報告2.58%
- 2026-06-10株式会社MI2新規の大量保有報告2.58%+0.07pt
- 2026-05-27株式会社MI2新規の大量保有報告2.51%+0.91pt
- 2026-05-25株式会社MI2新規の大量保有報告1.60%+0.58pt
- 2026-05-22株式会社MI2新規の大量保有報告1.02%+0.68pt
- 2026-05-20株式会社MI2新規の大量保有報告0.34%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 6期分
1株利益は6期で+911%、1株純資産は6期で+27%。直近期のROEは16.9%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年12月 | 7 | 330 | 2.0 | 23.2 | 33.4 |
| 2021年12月 | 7 | 316 | 2.2 | 20.4 | 528.4 |
| 2022年12月 | 11 | 334 | 3.4 | 12.6 | 66.3 |
| 2023年12月 | 30 | 357 | 8.6 | 7.9 | 40.8 |
| 2024年12月 | 34 | 390 | 9.0 | 6.3 | 33.9 |
| 2025年12月 | 68 | 418 | 16.9 | 6.2 | 33.5 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
12名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は12名。2025/12期の役員報酬は総額485百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約9倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 田中秀夫 | 代表取締役 社長 CEO | 76 | 5,359,200 |
| 鈴木俊也 | 専務取締役 | 61 | 138,604 |
| 後藤英夫 | 専務取締役 CFO | 63 | — |
| 山下晴康 | 取締役 | 59 | 36,355 |
| 室谷泰蔵 | 取締役 | 50 | 30,115 |
| 金子幸司 | 取締役 | 60 | 257,879 |
| 関山護 | 取締役 | 77 | — |
| 田名網尚 | 取締役(監査等委員) | 71 | — |
| 粟井佐知子 | 取締役(監査等委員) | 69 | — |
| 染川博行 | 取締役(監査等委員) | 68 | — |
| 石田直也 | 取締役 | 64 | — |
| 上野佐和子 | 取締役(監査等委員) | 62 | — |
役員報酬の内訳2025/12期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 業績連動百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 6 | 218 | 103 | 439 | 73 |
| 社外取締役 | 4 | 46 | — | 46 | 12 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/12期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,032字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題5,069字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,883字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,846字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第7期(2026/01/01-2026/12/31)2026-08-06
- 有価証券報告書有価証券報告書-第6期(2025/01/01-2025/12/31)2026-03-19
- 半期報告書半期報告書-第6期(2025/01/01-2025/12/31)2025-08-07
- 有価証券報告書有価証券報告書-第5期(2024/01/01-2024/12/31)2025-03-26
- 半期報告書半期報告書-第5期(2024/01/01-2024/12/31)2024-08-08
- 四半期報告書四半期報告書-第5期第1四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第4期(2023/01/01-2023/12/31)2024-03-27
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第3四半期(2023/07/01-2023/09/30)2023-11-09
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第2四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-10
- 四半期報告書四半期報告書-第4期第1四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第3期(2022/01/01-2022/12/31)2023-03-28
- 四半期報告書四半期報告書-第3期第3四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)2022-11-10
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