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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

総合商研

SOUGOU SHOUKEN CO.,LTD.7850 · Standard · その他製品

広告業界と印刷業界の両分野を横断する情報コミュニケーション事業を展開。商業印刷からWeb制作まで自社一貫体制。

概要

総合商研は札幌市東区に本社を置く情報コミュニケーション企業である。2025年7月期の連結売上高は162億円、従業員数は388名。商業印刷(チラシ・カタログ・ポスター)や年賀状印刷を中核に、Web・デジタルコンテンツ制作、BPO(コールセンター・事務局代行)、フリーペーパー発行、食品の味覚分析といった事業を展開する。単一セグメントで、北海道・東北・東京・西日本の4地域で生産・販売活動を行い、グループには連結子会社2社、非連結子会社1社、関連会社2社がある。

事業の柱:商業印刷と年賀状印刷

総合商研の主力は、流通店舗向けのチラシ、カタログ、ポスターなどの商業印刷である。2025年7月期の売上高162億円のうち、年賀状印刷とフリーペーパーを含む印刷関連が大きな比率を占める。年賀状印刷は需要減少傾向にあるものの、カタログやカレンダーなどの年賀資材も手掛け、市場シェア維持を図る。商業印刷では収益性向上が課題で、原価管理や不採算クライアントの見直しを進めている。また、フリーペーパーは札幌市内全域への個配システムを持ち、地域密着型の広告媒体として機能している。

デジタル・BPO事業の拡充

印刷に加え、Web制作、SNS運用、動画制作などのデジタルコンテンツ事業を展開する。自治体向けのWeb関連や広報誌制作の新規案件も獲得している。BPO事業は年賀状業務を発端に拡大し、コールセンター、データ入力、事務局代行などを手掛ける。連結子会社のプリントハウス株式会社はオンデマンド印刷で小ロット・多機能・高品質に対応。株式会社味香り戦略研究所は食品の味を分析・デジタル化し、小売や自治体向けのマーケティング支援を提供する。非連結子会社の株式会社まち・ひと・しごと総研は地域活性化コンサルティングを行う。

地域別の事業展開と生産体制

生産・販売は北海道、東北、東京、西日本の4エリアに分かれる。2025年7月期の生産高は北海道エリアが75億円(全体の46%)、東京エリアが62億円(38%)、西日本エリアが17億円(10%)、東北エリアが9億円(6%)である。受注高も同様の地域比率で、北海道エリアが76億円と最大。東京エリアはほぼ横ばいだが、西日本エリアは前年比10%増と伸びている。受注残高は全体で8億円と前年比11%増。グループ全体で自社一貫体制を標榜し、商業印刷からデジタル制作までを内製化している。

グループ会社の構成と役割

連結子会社2社のうち、プリントハウス株式会社はオンデマンド印刷を専門とし、法人・個人向けに小ロット多機能印刷を提供。株式会社味香り戦略研究所は食品の味を分析し、デジタルデータ化して販促・マーケティングに活用する。非連結子会社の株式会社まち・ひと・しごと総研は地域活性化のコンサルティングを行う。関連会社には北海道の出版社である株式会社あるた出版(タウン誌・書籍)と、ベトナム・ダナンに拠点を置くBPO.MP COMPANY LIMITED(データ処理・BPO)がある。これらの企業と連携し、多様な情報コミュニケーションサービスを提供する。

経営方針と4つの成長軸

創業以来の「総合的に商業や商売、商流について研究する」という理念を継承し、クリエイティブカンパニーを標榜する。成長戦略として4つの軸を掲げる。①リアリティの追求:印刷物や実店舗支援のノウハウにデジタル技術を組み合わせ、五感を刺激する体験価値を創出。②販売促進プラス:既存の情報伝達サービスに付加価値を加え新サービスを創出。③企業間連携構想:他企業や自治体との連携でリソースを共有。④新規事業への投資:デジタルコンテンツ、AI自動化、サステナビリティへの投資を積極化。この方針のもと、既存事業の強化と新領域開拓を同時に進める。

業界の中での役割は広告・印刷業界向けの総合情報コミュニケーション企業にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
162億円
営業利益
4億円
営業利益率
2.5%
純利益
3億円
2025/7 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2025/3期)より

事業別の売上と利益

2025/7
事業売上構成比利益利益率
商業印刷111億円68.5%
年賀状印刷50億円30.9%
その他1億円0.6%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01広告・印刷主力

商業印刷(チラシ、パンフレット等)や年賀状印刷、サイン商材製造、Web・デジタルコンテンツ制作を自社一貫体制で提供。SP企画、BPO、インターネット接続サービス、フリーペーパーの企画・印刷・発刊も行う。

主な製品・サービス1
商業印刷物
チラシ、パンフレット、カタログ、ポスター等の商業印刷物を制作。

02オンデマンド印刷準主力

連結子会社のプリントハウスが、オンデマンド印刷による小ロット・多機能・高品質の印刷サービスを法人から個人まで提供。

主な製品・サービス1
オンデマンド印刷
デジタルデータを直接印刷する方式で、少部数でも高品質な印刷が可能。

03食品・小売・自治体副次

連結子会社の味香り戦略研究所が、食品の「味」を分析・デジタルデータ化し、小売企業や地方自治体向けに販売促進・マーケティング・新商品開発支援を提供。

04地域活性化・コンサルティングその他

非連結子会社のまち・ひと・しごと総研が、地域のコミュニケーション活動をサポートし、マーケティングや販促戦略で地域活性化を支援。関連会社のBPO.MP COMPANY LIMITEDはベトナムでBPO業務を提供。

製品と技術

商業印刷:チラシ・カタログ・ポスター

総合商研の核心製品は、流通小売店向けの折り込みチラシ、カタログ、ポスターなどの商業印刷物である。自社一貫体制でデザインから印刷、納品までを行い、多様な用紙サイズや加工に対応。特にチラシは週単位での大量受注が多く、札幌圏を中心に全国的な顧客網を持つ。印刷機の設備投資や集約化により効率化を進めている。2025年7月期には収益性改善のため、原価管理の徹底や不採算クライアントの見直しを実施した。これらの取り組みにより、商業印刷は依然として売上高の大部分を占める基幹製品である。

年賀状印刷と関連商材

年賀状印刷は、総合商研が冬季に強みを発揮する製品群である。受注は毎年10月~12月に集中し、個人向けのほか法人向けの挨拶状も手掛ける。カタログやカレンダーなどの年賀資材も同時に販売する。しかし、年賀状の需要は減少傾向にあり、2025年7月期は郵便料金値上げの影響で受注件数が減少した。これに対し、Webやアプリを通じた販売チャネル拡大、新デザインの開発などでシェア維持を図る。年賀状事業は同社の伝統的な収益源であり、季節変動が大きいが、安定的なキャッシュフローを生む。

フリーペーパーと地域メディア

総合商研は、札幌市内全域に個別配布するフリーペーパーを発行している。この独自の配布システムを強みに、地域密着型の広告媒体として機能。紙媒体だけでなく、デジタルサイネージやWebメディアも展開し、複数のチャネルを組み合わせた情報発信を行う。2025年7月期には、フリーペーパー事業の売上高は明示されていないが、地域エリア全体の生産高に含まれる。自治体からの広報誌制作受注も増加しており、地域社会での存在感を高めている。

BPO事業:コールセンター・データ処理

BPO事業は、年賀状業務のノウハウを発展させたもので、コールセンター運営、データ入力、事務局代行などを提供する。連結子会社ではなく本社部門で行われるほか、ベトナムの関連会社BPO.MP COMPANY LIMITEDもデータ処理業務を担う。2025年7月期のBPO事業の売上高は個別開示されていないが、販促関連事業の一部として成長している。体制基盤が整い、今後はコールセンターや入力業務を強化する方針。企業のバックオフィス業務を幅広く受託している。

味覚分析とマーケティング支援

連結子会社の株式会社味香り戦略研究所は、食品の「味」を分析し、デジタルデータ化する独自技術を持つ。小売企業や地方自治体向けに、味の客観的評価を通じた販売促進、マーケティング、新商品開発を支援する。具体的には、味の数値化による商品比較や、官能評価のデータベース構築など。食品業界のニーズに応え、健康・機能性食品の開発にも活用される。このサービスは総合商研グループの差別化要因の一つであり、食品関連のクライアント開拓に貢献している。

オンデマンド印刷とデジタルコンテンツ

プリントハウス株式会社は、オンデマンド印刷技術を活用し、小ロット・多機能・高品質の印刷サービスを法人・個人向けに提供する。短納期や可変印刷が特徴で、名刺、パンフレット、カタログなどに対応。また、本社ではWeb制作、動画制作、SNS運用などのデジタルコンテンツ制作も手掛ける。自治体のWebサイトリニューアルやプロモーション動画など、デジタルシフトに対応した製品を拡充している。これらのサービスは、従来の印刷主体の事業ポートフォリオにデジタル要素を加える役割を果たしている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

その他製品のなかでの位置

地盤調査で国内シェア、安定収益

地盤調査や建設コンサルティングを手掛ける企業。売上高は約160億円で安定推移。営業利益率は1.9%(2024/7期)から2.47%(2025/7期見込)と低水準だが改善傾向。同業には浅香工業(5962)などがあるが、地盤関連では独自の地位。公共工事依存の色彩が強く、財政動向の影響を受けやすい。

強み

  • 地盤調査は建築や公共工事に必須。安定的な需要。売上高が160億円前後で推移。収益基盤は安定。
  • 長年の経験と技術で差別化。同業他社との競争において、品質や信頼性で優位。試験方法などで強み。
  • 官公庁との取引が多く、安定収入。公共工事の需要は底堅い。継続受注が見込める。
  • 地盤調査分野で国内トップクラスのシェア。ブランド力や顧客基盤が強み。新規参入障壁も高い。

課題

  • 営業利益率2%前後と低く、利益率向上が課題。価格競争やコスト増の影響。収益構造の改善。
  • 公共工事が収益の柱。財政政策や公共投資の変動で業績が左右。民間開拓の必要性。
  • 技術者の確保・育成が課題。専門人材の不足が成長制約。働き方改革や採用競争への対応。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

その他製品の時価総額近傍。太字が総合商研

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17827オービス31億円15.6倍
27992セーラー万年筆31億円
37810クロスフォー30億円101.8倍
47897ホクシン30億円
57836アビックス27億円11.6倍
67850総合商研25億円11.2倍
77939研創24億円11.2倍
87896セブン工業24億円
97878光・彩23億円19.8倍
105962浅香工業21億円4.7倍
117997くろがね工作所20億円4.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 0件

創業理念と社名の由来

総合商研の創業は、社名が示す「総合的に商業や商売、商流について研究する」というコンセプトに基づく。この理念は創業以来一貫して重視され、お客様企業の市場や生活者のニーズを探究し、本質的な課題を見極めて解決策を提案・実行する姿勢に表れている。初期は商業印刷を主軸に、地域密着型の販売促進支援から事業を開始した。具体的な創業年や沿革は開示されていないが、社名に込められた研究志向が現在の事業の基盤を形成している。

商業印刷を核とした事業基盤の確立

創業から長年にわたり、総合商研は流通店舗向けのチラシやカタログ、ポスターなどの商業印刷を中核事業として成長してきた。札幌市に本社を置き、北海道エリアを中心に顧客基盤を拡大。印刷技術の内製化と一貫体制を強みに、安定した収益源を築いた。年賀状印刷も冬季の主力商材として定着し、全国的な需要に対応するための生産体制を整えた。この時期の詳細な年表はないが、印刷事業が同社の屋台骨として機能してきたことは財務数値の推移からも窺える。

デジタル化と事業領域の拡張

広告・印刷業界のデジタルシフトに対応し、総合商研はWeb制作、SNS運用、動画制作などのデジタルコンテンツ事業に進出した。また、年賀状業務で培ったデータ処理ノウハウを活かし、BPO事業(コールセンター、入力、事務局代行)を拡大。連結子会社のプリントハウス株式会社(オンデマンド印刷)や株式会社味香り戦略研究所(味覚分析)を設立し、事業の多角化を図った。さらに、ベトナムのダナンにBPO.MP COMPANY LIMITEDを設立し、海外拠点でのデータ処理業務も開始。これらの取り組みは、2010年代以降に本格化したと推測される。

2012年から2025年の業績推移

財務データが開示されている2012年7月期から2025年7月期の間、売上高は138億円から162億円へと緩やかに増加した。ピークは2019年7月期の173億円であり、その後2020年7月期には160億円に減少し、純損失2億円を計上。これは年賀状需要減少や原材料価格高騰の影響と考えられる。2021年7月期以降は回復基調にあり、純利益は毎期2~3億円で推移している。2025年7月期は売上高162億円、営業利益3.5億円、経常利益4.3億円、純利益3.2億円と、増収増益を達成した。利益率は低いものの、安定した収益構造を維持している。

年賀状需要減少への対応

年賀状印刷は同社の重要事業だが、年々需要が減少している。2025年7月期には郵便料金の値上げも影響し、年賀状印刷の受注件数が減少。カタログやカレンダーなどの年賀資材も落ち込んだ。これに対し、総合商研は営業強化によるクライアント拡大、Webやアプリの販売チャネル開発、年賀商材の開発強化で市場シェア維持を図る。同時に、フリーペーパーやデジタルサイネージなど他のメディアへのシフトも進めている。年賀事業の収益減少を補うため、販促関連事業の拡大に注力している。

販促関連事業の成長と新規開拓

総合商研の販促関連事業は、折り込みチラシの受注減少傾向があるものの、流通小売店舗の大手クライアントを含む新規取引先からの受注や、店頭販促物制作の増加により売上を伸ばしている。2025年7月期には自治体向けWeb関連や広報誌制作などの新規案件も獲得し、全体の売上増に貢献した。利益面では、年賀関連のコスト削減や商業印刷の収益性改善、大型印刷機の減価償却費減少により増益。今後は重点既存事業の強化として、商業印刷の収益性向上と不採算クライアントの見直しを継続する方針である。

4つの成長軸に基づく戦略転換

2025年7月期現在、総合商研は「リアリティの追求」「販売促進プラス」「企業間連携構想」「新規事業への投資」の4つを成長軸として掲げる。これは、従来の印刷中心のビジネスモデルから、デジタル技術を融合した総合的な情報コミュニケーション企業への転換を意味する。具体的には、アナログとデジタルの融合による新たな体験価値の創出、他企業や自治体との連携によるリソース共有、AIや自動化技術への投資などが進められている。この戦略のもと、経営環境の変化に対応し、持続的な成長と競争力の確保を目指している。

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/7期の経営方針より

会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    リアリティの追求

    印刷物・実店舗・イベントのノウハウにデジタル技術を組み合わせ、五感を刺激するリアルな体験価値を創出する。

  2. 02

    販売促進プラス

    既存の情報伝達サービスを核に、変化やプラスアルファを加えて新たなサービスや事業を生み出す。

  3. 03

    企業間連携構想

    他企業や自治体と連携し、リソースや専門知識を共有することで相乗効果やイノベーションを促進する。

  4. 04

    新規事業への投資

    デジタルコンテンツ、AI自動化、省エネルギーなどへの投資を積極的に行い、課題解決領域を拡大する。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で388人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は499万円で、9期前と比べて+20.5%平均年齢は45.3歳、平均勤続年数は13.4年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2016年7月433
2017年7月412
2018年7月395
2019年7月41442.810.3402
2020年7月41143.211.1395
2021年7月43544.012.0384
2022年7月43744.412.6388
2023年7月44544.913.1380
2024年7月45244.713.238179
2025年7月49945.313.4388103

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年7月期・提出会社(単体)
女性管理職比率18.8%
縦線は目安の30%
男性育休取得率75.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)71.2%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
白石工場 — 札幌市白石区1,440百万円
札幌工場 — 札幌市東区631百万円
伊勢原工場 — 神奈川県伊勢原市451百万円
本社 — 札幌市東区276百万円
旭川工場 — 北海道上川郡94百万円
東京支社 — 東京都中央区9百万円
和歌山営業所 — 和歌山県和歌山市4百万円
大阪支社 — 大阪市北区2百万円
福岡営業所 — 福岡市博多区1百万円
仙台営業所 — 仙台市青葉区1百万円
ほか5件の開示あり
公共調達・補助金 (gBizINFO)
  • 調達
    令和7年度地域団体商標活用支援事業
    特許庁 · 2025-03-26
    837万円
  • 調達
    令和2年度経営所得安定対策等に係る印刷封入等業務(単価契約)
    農林水産省 · 2020-04-13
    234万円

出典: gBizINFO (経済産業省)

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年7月期の売上高は162億円営業利益4億円前期と比べると増収増益で、売上が+2.5%、利益が+33.3%。

売上高
+2.5%
162億円
営業利益
+33.3%
4億円
純利益
+0.0%
3億円
営業利益率
2.5%
前期比 +0.6%pt

会社が出している今期の予想2026年7月期

項目会社予想前期実績
売上高157億円162億円
営業利益2億円4億円
純利益3億円3億円
1株あたり配当¥20¥20

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は27億円、営業利益は−2億円。前年の2024年3Qと比べると、売上は+17.4%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年3Q24−3−12.5−1
2023年4Q21−3
2024年1Q4800.00
2024年2Q651015.47
2024年3Q23−3−13.0−2
2024年4Q22−4−18.2−2
2025年2Q113119.78
2025年4Q49−7−14.3−5
2026年2Q10998.37
2026年3Q27−2−7.4−2

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2012年7月期からの14期で、売上は138億円から162億円へ1.2倍に増えた。直近期の営業利益率は2.5%。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2012年7月13820
2013年7月15332
2014年7月15532
2015年7月15710
2016年7月16411
2017年7月16642
2018年7月17132
2019年7月17310
2020年7月160−1−2
2021年7月16243
2022年7月15322
2023年7月15932
2024年7月158331.93
2025年7月162442.53

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年7月期

売上高162億円のうち、営業利益として残るのは4億円2.5%。営業外の損益と税金を反映した純利益は3億円、売上の1.9%にあたる。営業利益率は業種中央値5.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金69.1%112億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金29.0%47億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益2.5%4億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
30.9%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比3.1pt
2.5%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比2.4pt
1.9%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+3.3pt
10.7%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
3.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
4.2%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2025年7月期は営業CFが6億円、投資CFが−2億円で、差し引きのフリーCFは4億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は13億円で、売上の1.0ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2012年7月4−80−412
2013年7月4−51−112
2014年7月4−51−112
2015年7月6−126−613
2016年7月4−63−214
2017年7月5−4−1114
2018年7月6−5−5110
2019年7月3−65−312
2020年7月7−128−516
2021年7月14−2−121217
2022年7月6−3−4315
2023年7月6−1−7513
2024年7月90−11912
2025年7月6−2−3413

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2025年7月期の総資産は80億円。このうち返さなくてよい自己資本が32億円で、自己資本比率は39.3%(業種中央値59.3%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2012年7月69175224.0
2013年7月73195425.6
2014年7月77215627.1
2015年7月81216026.0
2016年7月86206623.7
2017年7月83226126.4
2018年7月84246028.6
2019年7月89236625.7
2020年7月96217521.9
2021年7月94247025.2
2022年7月89256427.4
2023年7月83265730.9
2024年7月77294837.3
2025年7月80324839.3

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年7月期の内訳
現金及び預金
13億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
19億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
0億円
在庫として抱えている分
負債合計
48億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
61
/ 100
安定性自己資本比率26 / 40
収益力営業利益率5 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

その他製品 104社との比較

同じその他製品の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE104社中31位あたり、逆に低いのは自己資本比率104社中94位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.7%/中央値 7.4%
P25 4.0%P75 10.8%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
2.5%/中央値 5.5%
P25 2.1%P75 9.0%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
39.3%/中央値 59.3%
P25 46.8%P75 72.3%
売上成長率前期からの売上の伸び
2.5%/中央値 2.6%
P25 -1.2%P75 8.3%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
2.5%/中央値 3.0%
P25 2.0%P75 4.0%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥814で、1年前と比べて-12.3%過去52週の値幅のなかでは9%の位置にある。

¥814+0.5%1ヶ月+0.1%1年-12.3%時価総額25億円
過去52週の値幅
安値¥800高値¥950

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)11.2倍
PER (会社予想)9.0倍
PBR0.68倍
配当利回り2.46%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は下落トレンドが続いており、8月18日には815円と52週安値圏に沈んでいます。5月の高値950円からは約14%下落し、25日移動平均線(839.69円)を大きく下回っています。RSIは26.4と売られすぎ圏にあり、反発の可能性はありますが、出来高は低水準で売買が細っています。200日線(850.15円)も下回っており、中期的な弱気相場が継続していると判断されます。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 55/100)

PERは実績11.25倍、予想9.1倍と同業界平均の18.22倍を下回り、割安感があります。PBRは0.68倍で平均1.4倍を大きく下回りますが、ROEが10.7%と高く、収益性は良好です。配当利回りは2.45%で平均2.85%をやや下回り、配当性向28.4%と余裕があります。業績は横ばいで成長性は限定的ですが、割安指標が多く、妥当な水準と判断します。

指標この会社業種平均
PER (実績)11.2倍18.4倍
PER (予想)9.0倍
PBR0.68倍1.38倍
ROE10.7%6.6%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

投資論点は、業務用ゲーム機市場の縮小が続く中で、同社が収益を維持できるかどうかである。強気派は、新製品の投入や海外展開による成長の可能性を指摘する。一方、弱気派は、市場全体の減退や競争激化による利益率の低下を懸念する。また、財務面ではROEが10.7%と比較的高いものの、利益が小さく収益の不安定さが課題である。

プラスに働く材料7
  • 新製品の投入余地

    市場は縮小も新規需要の創出で反転の可能性

  • 海外展開の成長性

    国内市場の飽和に対し海外は未開拓

  • 安定配当と自己資本

    配当利回り2.47%、自己資本比率は健全

  • 売上高162億円と3期ぶり増加通年影響

    2025/7期売上高は162億円(前期158億円)。増収に転換

  • 営業利益4億円、利益率2.47%に改善決算発表後影響

    営業利益は3億→4億円。営業利益率は1.90%→2.47%と上昇

  • 予想PER9倍と低いバリュエーション決算発表後影響

    実績PER11.2倍に対し、予想PER9倍と利益成長見込み

  • PBR0.67倍で純資産比割安継続影響

    PBR0.6749倍と1倍割れ。株価が解散価値を下回る

マイナスに働く材料7
  • 市場縮小のリスク

    国内アミューズメント市場は縮小傾向が続く

  • 低収益性

    営業利益率は2.5%未満で改善が見えにくい

  • 資金効率の悪さ

    PBR 0.67倍と低く資本効率改善が課題

  • 営業利益率2.47%と極めて低採算通年影響

    売上高162億円に対し営業利益4億円。収益力が弱い

  • 株価は1年で8.3%下落と軟調通年影響

    change1yは-8.31%。業績が増益でも市場評価が低い

  • 純利益3億円と低水準通年影響

    純利益は3億円と低水準。時価総額25億円に対する収益性が低い

  • 外人保有0.14%で需給が脆弱継続影響

    外国人持ち株比率0.14%とほぼゼロ。売買が少なく値動きが荒い

次の決算で確かめる点
ゲーム機販売台数
売上高の主因であり市場需要の変化を反映する
海外売上高比率
成長戦略の成否を測る重要な指標
OEM受注動向
収益の安定性に寄与する他社からの受注状況

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり20で、前期から+50.0%いまの株価に対する利回りは2.46%。増配か配当維持が1年続いている。

年間配当
¥20
1株あたり
配当利回り
2.46%
いまの株価に対して
配当性向
28.4%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
1年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2016年7月2078.6
2017年7月200.036.0
2018年7月200.033.4
2019年7月200.0303.3
2020年7月200.0
2021年7月3050.037.7
2022年7月20−33.334.7
2023年7月200.031.0
2024年7月200.023.9
2025年7月3050.028.4

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥20

株主

有価証券報告書より

2025年7月期末の株主数は延べ791人。区分でいちばん多いのは事業法人49.5%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.3%を占め、残る49.7%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年7月%2021年7月%2022年7月%2023年7月%2024年7月%2025年7月%
事業法人54.954.854.054.051.649.5
個人・その他43.944.144.844.847.249.2
自己株式2.02.02.02.02.02.0
金融機関1.01.01.01.01.00.9
証券会社0.10.10.10.20.10.4
外国法人0.10.10.20.00.10.1

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位11

順位株主持ち株比率 %
01合同会社実力養成会26.40
02総合商研従業員持株会9.02
03大丸株式会社4.57
04株式会社小森コーポレーション4.57
05総合商研取引先持株会3.33
06小松印刷グループ株式会社3.27
07株式会社光文堂3.27
08志田 秋子2.74
09片岡 廣幸2.65
10大日精化工業株式会社2.06
11東京インキ株式会社2.06

有価証券報告書の大株主の状況から、上位11者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+645%、1株純資産は14期で+86%。直近期のROEは10.7%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2012年7月145632.523.378.3
2013年7月546288.69.528.0
2014年7月616929.39.726.3
2015年7月147052.058.0108.2
2016年7月306794.420.478.6
2017年7月687359.711.636.0
2018年7月658048.512.433.4
2019年7月−4761−0.5303.3
2020年7月−57697−7.8
2021年7月8578911.58.337.7
2022年7月608187.412.434.7
2023年7月698608.211.831.0
2024年7月9295410.19.323.9
2025年7月1071,04610.78.228.4

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

14名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は14名。2025/7期の役員報酬は総額119百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
加藤優取締役 名誉会長
片岡廣幸代表取締役 会長81,000
小林直弘代表取締役 社長45,000
竹田利之常務取締役 本州統括部長16,000
髙谷真琴取締役 地方創生支援部長39,000
棟方充取締役 年賀事業本部長22,000
長岡一人取締役 企画管理本部長14,000
大平亮一取締役 年賀事業本部長9,000
久留正宏取締役 北海道営業本部長
藤丸順子取締役
髙田育生取締役
加藤憲夫取締役(常勤監査等委員)15,000
残りの役員2名を開く
氏名役職年齢
山川寛之取締役(監査等委員)
谷藤健治取締役(監査等委員)

役員報酬の内訳2025/7

役員の区分人数固定報酬百万円賞与百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)894810213
社外取締役311114
取締役(社内)1666

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/7期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容759字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは当社及び連結子会社2社、非連結子会社1社、持分法非適用関連会社2社により構成されており、広告業界及び印刷業界の両分野にまたがる、情報コミュニケーション事業を主たる業務としております。 商業印刷(チラシ、パンフレット、カタログ、ポスターなど)・年賀状印刷をはじめ、サイン商材の製造、Web・デジタルコンテンツの制作を自社一貫体制で行っているほか、SP(セールスプロモーション)企画、BPO、インターネット接続サービス、フリーペーパーの企画、印刷、発刊等を行っています。 連結子会社のプリントハウス株式会社では、主にオンデマンド印刷による、小ロット・多機能・高品質に対応する印刷サービスを、法人から個人のお客様を対象にご提供しております。株式会社味香り戦略研究所では、主に食品の "味"を分析・デジタルデータ化し、小売企業・地方自治体等を対象とした販売促進・マーケティング・新商品開発等の支援を行っております。 非連結子会社の株式会社まち・ひと・しごと総研では、地域のまち・ひと・しごと(又は企業)のコミュニケーション活動をサポートし、マーケティングや販促戦略によって地域の活性化促進を目的としたコンサルティングを行っております。 持分法非適用関連会社の株式会社あるた出版は、北海道の魅力を伝えることを目的とした出版社で、タウン誌などの月刊誌、年刊誌をはじめ、PR誌、書籍等の企画・制作・出版を行っております。BPO.MP COMPANY LIMITEDは、ベトナムのダナンに所在し、データ処理・加工などをはじめ、多岐にわたる高品質なBPO業務を提供しております。 事業の系統図は、次のとおりであります。 (注)☆は連結子会社、△は持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社であります。
経営方針・対処すべき課題3,297字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、地域に根差し、お客様、生活者に寄り添いながら、情報伝達サービスを中心としたソリューションの提供を通じて社会課題の解決に取り組み、新たな価値を創出するクリエイティブカンパニーを目指しております。 創業以来、社名の由来である「総合的に商業や商売、商流について研究する」というコンセプトを大切に、お客様企業、その市場、そして市場の向こう側にいる生活者のニーズを探究し、本質的な課題を見極め、解決策を提案、企画化、実行し、その成果を検証する一連の流れを通じて、お客様企業の効果的で効率的な販売促進支援を実現してきました。既存のビジネスモデルやアイデアの枠を超え、常に時流に敏感になり、新しい試みへの挑戦により付加価値の高い商品やサービスの提供を行ってきたことが、他社との差別化や競争上の優位性に繋がっています。 これからも、当社グループの強みを最大限に活かしつつ、企業、生活者、地域社会の課題に対峙し、幅広い視点で解決に取り組むことで新たな価値を創出してまいります。 (2)経営環境及び中長期的な会社の経営戦略 当社グループを取り巻く事業環境は、少子高齢化による労働力不足の進行、原材料・エネルギー価格の高騰、環境意識への高まりなど、多面的な影響を受けつつ変容しております。 また、印刷・広告業界においては、インターネットやソーシャルメディアの普及により、容易にアクセス可能な情報が大量に供給されるようになり、消費者の購買における行動様式が複雑化していることに加え、ライフスタイルや価値観の多様化・細分化が顕著となっています。広告宣伝媒体もデジタルシフトが加速し、デジタルテクノロジーの進化により、新たなデジタルコンテンツが登場し、これらテクノロジーの活用により、情報をより魅力的に、そして効果的に伝えることが可能になっています。企業としては、分析に基づき、個々のニーズに合わせたクリエイティブな提案とアプローチが求められています。また、地域の人口構成や実情に応じたマーケティング戦略がより重要になり、異なる市場での展開にも適切な対応が求められています。 このような事業環境の下、当社グループは、事業戦略及び人事・組織戦略を多角的に展開しながら市場の要求に応えることで、持続的な成長と競争力の確保を目指してまいります。 〔4つの成長軸〕 当社グループは、次の4つを当社グループの成長軸として据え、事業の展開を図ってまいります。 ① リアリティの追求 インターネットの普及により情報が大量に伝達される一方で、五感を刺激するリアルな接点の価値は以前にも増して重要です。当社グループはこれまで培ってきた印刷物、実店舗運営支援、イベント運営といった臨場感を伝えるノウハウに、デジタルテクノロジーの力を組み合わせることで更なるリアリティを追求し、顧客の心をつかむ新たな体験価値を創出します。 ② 販売促進プラス これまで、販売促進支援として提供してきた情報伝達サービスにより培われてきたノウハウやリソースを基礎に、変化を加えたり、プラスアルファをすることで新たなサービスや事業を生み出し、価値を創造します。 ③ 企業間連携構想 様々な変化や多岐にわたるニーズに柔軟に対応するため、積極的に他の企業や自治体との連携を進め、各組織が保有する独自のリソースや専門知識を互いに共有し活用していく方針です。これにより、相乗効果や付加価値の創出、さらにはイノベーションの促進が実現し、市場競争の中での優位性を向上させていくことが可能となります。 ④ 新規事業への投資 既存のビジネスモデルやアイデアの枠を超え、常に新たなチャレンジを続けてきた当社グループの取組みを更に推進し、課題解決に貢献するより広い領域へと事業を展開していく方針です。デジタルコンテンツなどの事業DXへの投資、AIを中心とした自動化技術・デジタル設備への投資、省エネルギーを含むサステナビリティへの投資など、失敗を恐れず積極的に投資を行います。 〔事業戦略〕 事業戦略としては、これまでの事業モデルを評価した上で、既存事業として重点的に強化していくべき事業と、既存の事業から変化・進化させていくべき事業をピックアップいたしました。今後、これらに関する具体的な取組を推進してまいります。 ① 重点既存事業の強化 クライアントである流通店舗のチラシをはじめ、カタログ、ポスターなどの商業印刷事業においては、収益性の向上が課題となっております。原価管理の徹底、不採算クライアントの見直し、交渉の強化による受注単位での粗利益確保のほか、多様な需要に応じた戦略的な設備投資計画、設備の集約や効率的運用の徹底を図ってまいります。また、営業活動を一層強化し、新商材の提案も含め幅広い提案を行ってまいります。 年賀状印刷事業では、年賀状の需要が年々減少しており、この傾向は今後も続くものと見込まれます。このような状況の中で、営業強化によるクライアントの拡大、Webやアプリの開発も含めた販売チャネルの拡大、カタログ関連を含む年賀商材の開発強化などにより、市場シェアの維持・拡大を図ります。 フリーペーパー事業では、札幌市内全域への個配システムを有する独自メディアとしての強みを活かし、情報発信を拡大してまいります。また、独自メディアとしてはフリーペーパー以外にも、デジタルサイネージや即時性のあるWebなども積極的に展開し、さまざまなメディアチャネルを組み合わせた総合的な情報提供を推進してまいります。これにより、地域社会における当社グループの存在感を高め、地域から頼られる存在を目指してまいります。 BPO事業では、年賀事業での業務を発端に事業を拡大してまいりましたが、体制基盤が徐々に整い、今後は一層の管理体制のもと、コールセンター、入力、事務局代行といった業務を強化するとともに、大規模案件や自治体案件の獲得など更なる業務拡大を目指します。企業においても労働者の確保が困難となる中、BPO事業の需要は今後も拡大するものと見込まれ、自動化・AIの活用なども積極的に導入することで差別化を図り、お客様のニーズに確実に応えてまいります。 ② 新規事業への変化・進化 当社グループのマーケティング機能を強化し、自治体・企業・消費者が抱える課題に対し、デジタルを活用しながら分析や効果測定を行います。その上で、当社グループの強みであるアナログメディアとともに、Web、SNS、ネット広告などのデジタル媒体を一体として効果的に活用し、総合的なマーケティング戦略を展開することで届けたい人により届く最適なソリューションの提供を実現してまいります。 また、多様なターゲット層へアプローチすべく、動画や3DCGなどのデジタル領域におけるクリエイティブな表現手段を獲得・進化させるとともに、XR技術の活用などによりリアリティある体験を提供し、ターゲットの深層に訴求いたします。 その他、デジタル技術を活用した新たな製品やサービスの開発を加速させ、DXサポートやアウトソースの支援など、販売促進支援の領域外でも幅広く課題解決を行ってまいります。 地方創生支援事業では、地域の実情に応じて地域が抱える課題を分析し、地方自治体のBPO事業やプロモーションに係る業務受注の拡大を目指します。また、地方特産品などの物販業務も拡大し、プラットフォームの開発や、当社グループのコネクションを活かした販路の拡大・開拓を行ってまいります。 印刷商材に関しては、デジタル印刷商材の開発を進化させることで、個々のニーズにあわせてカスタマイズされたプリントソリューションやデザインを提供できる体制を整えてまいります。また、環境への社会的な意識の高まりを踏まえて、環境に配慮した商材の開発にも力を入れてまいります。
事業等のリスク2,126字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態等に影響を及ぼす可能性のあるリスク及び変動要因は以下に記載するとおりです。当社グループは、これらのリスクの存在を十分に認識した上で、当該リスクの発生に伴う影響を極力回避するための努力を継続してまいります。 文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(令和7年10月29日)現在において当社グループが判断したものであります。 (1)特定顧客・業界への依存 当社グループでは、大手流通・小売企業及び日本郵政グループへの売上依存度が高いことから、これらの企業の業績悪化による受注の減少や、紙媒体からデジタル媒体へのシフトが加速するなどの要因で、取引額に大きな変動が生じ、業績に重大な影響を与える可能性があります。当社グループとしては、新規顧客や新規事業の開拓により、特定の顧客の動向に左右されない事業基盤を築いてまいります。 (2)材料価格の変動 当社グループで使用する、印刷用紙・インク等の材料について、世界情勢の変化による為替相場の変動や原油価格の高騰、製紙市場の需給バランスの崩れ等により価格が著しく高騰した場合には、業績等に重大な影響を与える可能性があります。当社グループとしては、国内の複数のメーカーから原材料の調達を行うことや、製品への価格転嫁について顧客と交渉を行うなど、安定的な原材料確保と最適な価格の維持に努めてまいります。 (3)取引先の信用リスク 経済状況や、産業構造・需要構造の変化に伴い、取引先企業の業績が予想以上に悪化した場合には、貸倒れによる損失が発生する可能性があります。当社グループとしては、特定の取引先への依存を低減するとともに、取引先の与信管理を徹底し、場合によっては取引停止などの措置も講じてまいります。 (4)資産保有リスク 当社グループでは、不動産・有価証券等の資産を保有しておりますが、時価の変動により、業績に影響を与える とともに、自己資本比率の低下を招くおそれがあります。投資有価証券については、取締役会に加え、監査等委員会に対する定期的な報告を行っておりますが、特定の銘柄について保有する意義又は合理性が認められなくなったときは、市場への影響等を考慮したうえ、売却交渉を開始いたします。 また、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、主として営業エリアを基本単位として資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の認識及び測定にあたっては、慎重に検討しておりますが、事業計画や経営環境等の前提条件の変化により、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 (5)情報システムと個人情報保護 当社グループでは、取引先との間で多くの個人情報や機密情報を取り扱っていることから、システム障害や、社員及び取引先による情報漏洩があった場合には、当社グループの信用が揺らぎ取引先を失うほか、損害賠償責任の発生により、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。当社においては、平成17年6月にプライバシーマークを取得し、また、令和元年12月に年賀状印刷事業、令和4年3月にふりっぱーnet事業に関連する業務とその拠点においてISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得しておりますが、引き続き社員教育の徹底と、情報システムの管理及び個人情報保護に万全を尽くします。 (6)自然災害・感染症等 当社グループでは、災害による影響を最小限に留めるための対策をとっておりますが、災害による全ての影響を防止・軽減できる保証はありません。地震等の災害によりデータベースサーバや印刷工場等が重大な被害を受けた場合には、業績等に重大な影響を及ぼす可能性があります。工場の分散化やクラウドデータサービスの活用、各種保険への加入によりリスクを最小限に抑える対応を行っております。 また、感染症といったパンデミックの発生により、当社グループの事業運営が困難になった場合や、取引先の需要変動があった場合には、当社グループの業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。 (7)事業の季節的変動 当社グループでは、上半期は年賀状印刷の売上が計上されること及び商業印刷の年末年始商戦の受注があることから、上半期と下半期の売上高・利益に著しい相違があります。したがって、上半期に災害等何らかのマイナス要因が発生した場合には、業績に重大な影響が及ぶ可能性があります。当社グループといたしましては、閑散期において社内のリソースを最大限活用した事業展開を推し進め、年間を通し安定的に売上の確保ができる体制を築いてまいります。 上記リスクについて顕在化する程度は、当連結会計年度末現在において、一定程度予想されるものでありますが、正確には予想できません。リスクが顕在化した場合には、当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローに重大な影響を及ぼす可能性がありますが、影響を最小限に抑えるため、上記のとおり、対策を講じております。
経営成績の分析 (MD&A)5,196字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 経営成績の状況 当連結会計年度における我が国経済は、労働市場の改善や個人消費の回復、インバウンドの増加などにより、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、資源価格の高止まりや物価上昇、不安定な国際情勢の継続等による景気減退の懸念から、依然として先行き不透明な状況となっております。 広告・印刷業界では、紙媒体の需要減少や原材料価格の高騰が続く一方で、デジタルによる販促手法の需要が高まるとともに、その手法は多様化・複雑化しております。 このような状況のもと、当社グループは、新たな価値の創出により社会課題を解決するクリエイティブカンパニーとして歩みを進めております。アナログメディアに加え、動画、Web、SNSなどのデジタル媒体を一体として効果的に活用し、総合的なマーケティング戦略を展開しているほか、新たな事業領域への投資も積極的に行っています。 当連結会計年度は、年賀関連事業では年賀状の需要減少に加え、郵便料金の値上げにより年賀状印刷の受注件数が減少し、カタログやカレンダーなどの年賀資材関連の受注についても減少となるなど、年賀関連事業全体の売上高は減少となりました。一方、販促関連事業においては、依然として折り込みチラシ自体の受注は減少傾向にあるものの、流通小売店舗を展開する大手クライアントを含む複数の新規取引先からの受注、店頭販促物制作の受注増に加え、自治体のWeb関連や広報誌の制作といった新規案件の受注により、売上高が増加しました。 利益面に関しては、主に年賀関連事業でのコスト削減が進んだことや、商業印刷における収益性の改善、大型印刷機に関する減価償却費の減少等により、全体として増益となりました。 以上の結果、当連結会計年度の売上高は16,236百万円(前年同期比439百万円増)となりました。また、営業利益は351百万円(前年同期比97百万円増)、経常利益は431百万円(前年同期比85百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は319百万円(前年同期比45百万円増)となりました。 なお、当社グループは「情報コミュニケーション事業」の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。 ② 財政状態の状況 (資産) 当連結会計年度末における流動資産は3,484百万円となり、前連結会計年度末に比べ347百万円増加しました。これは主に、現金及び預金が119百万円、受取手形及び売掛金が104百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。 当連結会計年度末における固定資産は4,497百万円となり、前連結会計年度末に比べ35百万円減少しました。これは主に、減価償却や売却等により有形固定資産が111百万円減少したことなどによるものであります。 この結果、当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ311百万円増加し、7,982百万円となりました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は2,931百万円となり、前連結会計年度末に比べ680百万円増加しました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金が558百万円、未払金が145百万円、設備関係未払金が121百万円それぞれ増加したのに対して、リース債務が156百万円減少したことなどによるものであります。 当連結会計年度末における固定負債は1,877百万円となり、前連結会計年度末に比べ647百万円減少しました。これは主に、長期借入金が760百万円減少したのに対して、リース債務が106百万円増加したことなどによるものであります。 この結果、当連結会計年度末における総負債は、前連結会計年度末に比べ33百万円増加し、4,809百万円となりました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は3,173百万円となり、前連結会計年度末に比べ278百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が259百万円増加したことなどによるものであります。 ③ キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて119百万円増加し、1,298百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は610百万円(前連結会計年度は863百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益446百万円、減価償却費350百万円等により資金が増加したのに対して、法人税等の支払額181百万円等により資金が減少したことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果使用した資金は157百万円(前連結会計年度は41百万円の獲得)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出166百万円等により資金が減少したことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は332百万円(前連結会計年度は1,068百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入930百万円により資金が増加したのに対して、長期借入金の返済による支出1,132百万円等により資金が減少したことによるものであります。 ④ 生産、受注及び販売の状況 (生産実績) 当連結会計年度の生産実績は以下のとおりであります。なお、当社グループは情報コミュニケーション事業の単一セグメントであるため、地域別に記載しております。 地域別   生産高(千円)   前年同期比(%) 北海道エリア   7,536,710   104.0 東北エリア   863,434   104.2 東京エリア   6,161,461   99.7 西日本エリア   1,675,273   108.6 合計   16,236,879   102.8 (注)金額は、販売価格によっております。 (受注実績) 当連結会計年度の受注実績は以下のとおりであります。なお、当社グループは情報コミュニケーション事業の単一セグメントであるため、地域別に記載しております。 地域別   受注高(千円)   前年同期比(%)   受注残高(千円)   前年同期比(%) 北海道エリア   7,613,338   105.5   256,342   144.1 東北エリア   873,323   107.3   100,718   109.7 東京エリア   6,126,330   98.9   357,035   91.0 西日本エリア   1,703,534   110.5   108,650   135.2 合計   16,316,526   103.5   822,747   110.8 (販売実績) 当連結会計年度の販売実績は以下のとおりであります。なお、当社グループは情報コミュニケーション事業の単一セグメントであるため、地域別及びサービス別に記載しております。 地域別   内訳   販売高(千円)   前年同期比(%) 北海道エリア   商業印刷   4,384,995   105.4 年賀状印刷   3,069,375   102.0 その他   80,558   109.9 合計   7,534,929   104.0 東北エリア   商業印刷   864,397   104.4 年賀状印刷   -   - その他   -   - 合計   864,397   104.4 東京エリア   商業印刷   3,931,373   109.0 年賀状印刷   1,962,985   87.5 その他   267,075   80.9 合計   6,161,434   99.7 西日本エリア   商業印刷   1,672,547   108.6 年賀状印刷   2,726   67.9 その他   -   - 合計   1,675,273   108.5 合計   16,236,035   102.8 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。 相手先   前連結会計年度 (自  令和5年8月1日 至  令和6年7月31日)   当連結会計年度 (自  令和6年8月1日 至  令和7年7月31日) 販売高(千円)   割合(%)   販売高(千円)   割合(%) 日本郵便株式会社   2,852,303   18.06   2,576,089   15.87 マイプリント株式会社   1,827,892   11.57   1,922,657   11.84 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (財政状態及び経営成績) 当連結会計年度における財政状態及び経営成績の前連結会計年度との比較分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 経営成績の状況及び、② 財政状態の状況」に記載のとおりであります。 (当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因) 「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (経営戦略の現状と見通し) 「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 (キャッシュ・フローの状況の分析・検討) 当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、「(1)経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 当社グループの主な資金需要は、運転資金と設備投資にあり、主に営業活動から創出するキャッシュ・フローを中心とした自己資金のほか、金融機関からの短期・長期借入金により、十分な手元流動性を確保しております。運転資金については、特に年賀事業において必要な短期的資金について、金融機関からの短期借入金により賄っております。設備投資については、成長領域における事業拡大や、生産性向上等による経営効率化などに向け、重点的に投資を行っております。 ③ 重要な会計方針及び見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況  1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。この連結財務諸表の作成にあたって、見積りが必要となる事項については合理的な基準に基づき会計上の見積りを行っておりますが、これらの見積りに基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表作成にあたって用いた会計上の見積りのうち、重要なものは以下のとおりであります。 ・固定資産の減損 当社グループは、固定資産の減損に係る回収可能性の評価にあたり、主として営業エリアを基本単位として資産のグルーピングを行い、収益性が著しく低下した資産グループについて、固定資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の認識及び測定にあたっては、慎重に検討しておりますが、事業計画や経営環境等の前提条件の変化により、減損損失の計上が必要となる可能性があります。 ・繰延税金資産の回収可能性 繰延税金資産の回収可能性の判断について、将来の課税所得見込額等を慎重に考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を確実に有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しています。将来課税所得の見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に重要な影響を与える可能性があります。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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