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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,959.24+192ドル円158.93-1NASDAQ26,195.71+96S&P 5007,663.84+32SOX 指数11,328.43+409/2終値

レントラックス

6045 · Growth · サービス業

成果報酬型広告と運用型広告代行を軸に、中古建機マーケットプレイスや貴金属リユースなど多角化するインターネットサービス企業。

概要

レントラックスは2005年に設立されたインターネット広告サービス企業である。主力の成果報酬型広告「レントラックス」に加え、LINEヤフーやGoogleの正規代理店として運用型広告代行も手がける。近年は中古建設機械マーケットプレイス「GROWTH POWER」や貴金属リユース・加工・精錬事業へ多角化している。2026年3月期の連結売上高は44億円、従業員126名。

成果報酬型広告を中核とする事業構成

当社グループの主軸は、クローズド型の成果報酬型広告サービス「レントラックス」である。広告主は登録料や月額利用料が不要で、成果発生時のみ報酬を支払う仕組み。パートナーサイトは審査制で、主に検索エンジン経由の集客力を活用する。2026年3月期、同事業の売上高は22億5300万円、セグメント利益は22億3163万円と最大の収益源である。一方、運用型広告代行事業はLINEヤフー広告とGoogle広告を中心に取次代理を行い、売上高1億7134万円(前期比316.0%)と急成長した。

中古建機と貴金属が成長を牽引する多角化

子会社GROWTH POWERが運営する中古建設機械マーケットプレイスは、ショベルやブルドーザーなど多様な建機を扱い、国内から海外への仲介を一手に引き受ける。日本語・英語・中国語に対応し、2026年3月期の売上高は17億2213万円(前期比143.7%)と拡大した。また、2024年に子会社化した井嶋金銀工業による貴金属リユース・加工・精錬事業は、金・銀・プラチナの原料仕入れから地金販売まで一貫体制を整える。同事業は当期の連結業績に売上寄与はないが、資産として原材料・貯蔵品34億円を計上している。

18社のグループ企業で構成される体制

当社グループは、持株会社である当社と連結子会社18社から成る。主な子会社として、運用型広告代行の株式会社Anything、中古建機仲介の株式会社GROWTH POWER、貴金属リユースの井嶋金銀工業、メディア運営の株式会社ユニバーサルメディアジャパン、コンパクト家電開発の株式会社テクノパルなどがある。海外子会社はタイ、ベトナム、インドネシア、中国、台湾、フィリピン、マレーシア、インド、モンゴル、バングラデシュに拠点を持ち、現地での広告事業やシステム開発を展開する。

海外展開と事業の変遷

海外展開は2011年のタイ事務所開設に始まり、2012年にはベトナム、インドネシア、中国、タイに子会社を設立。2018年から2019年にかけてフィリピン、マレーシア、インド、モンゴル、バングラデシュへ拡大した。一方で、中国大連の聯特瑞客は2019年に清算、タイのRentracks(Thailand)も2022年に清算するなど、拠点の見直しも行われた。事業面では、2008年にFX業のNDCオンラインを取得後2009年に売却、2012年にはスマートフォンアプリ向けアフィリエイト「GAMEFEAT」を譲り受けるなど、機動的な事業ポートフォリオの組替えが特徴である。

業界の中での役割はインターネット広告の仲介・代行、マーケットプレイス運営、貴金属リサイクル等を手掛ける事業会社にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
44億円
営業利益
11億円
営業利益率
25.0%
純利益
26億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01インターネット広告主力

成果報酬型広告サービス「レントラックス」を運営。広告主とパートナーサイトを仲介し、成果発生時のみ報酬を受領するモデル。クローズド型で質の高いサイトを維持している。

主な製品・サービス1
レントラックス
成果報酬型(アフィリエイト)広告サービス。広告主の成果発生時に報酬が発生する。

02インターネット広告代理主力

LINEヤフー社やグーグル社の正規代理店として、検索連動型広告(リスティング広告)、ディスプレイ広告、SNS広告などの運用型広告の代行を行う。

主要顧客LINEヤフー、Google

主な製品・サービス1
運用型広告代行
顧客の広告効果を高めるため、配信先・キーワード・ターゲット設定の選定、広告クリエイティブの改善、入札単価調整などを提供

03中古建設機械準主力

中古建設機械等の売買サイト「GROWTH POWER」を運営。出品者と購入者の仲介を行い、成約時に手数料を得る。日本語・英語・中国語に対応し、海外輸出もサポート。

主な製品・サービス1
GROWTH POWER
中古建設機械、農業機械、工作機械などの売買仲介サイト。掲載無料の成果報酬型。

04貴金属リサイクル準主力

子会社の井嶋金銀工業を通じて、金・銀・プラチナなどの貴金属を含有する原材料やスクラップを仕入れ、精錬・加工して再利用可能な地金や製品原料として販売する。

主な製品・サービス1
貴金属の精製・販売
貴金属スクラップから地金や製品原料を精製・販売。受託加工も行う。

05その他その他

メディア企画・運営、コンパクト家電等の企画・開発・販売、EC事業、システム開発・海外進出支援などを行う。

製品と技術

クローズド型アフィリエイト「レントラックス」

成果報酬型広告サービス「レントラックス」は、広告主とパートナーサイト運営者を仲介するプラットフォームである。広告主は成果が発生した場合のみ報酬を支払うため、費用対効果の高い出稿が可能。パートナーサイトは当社の審査を通過した運営者のみが参加できるクローズド型で、主に検索エンジンマーケティングで集客している。金融、自動車、エステ、転職、士業、不動産などのジャンルに強みを持つ。システム面では、成果報酬額の調整や確定、回収・支払管理を一括で行い、広告主の運用負担を軽減する。

LINEヤフーとGoogleの正規代理店による運用型広告

運用型広告代行事業では、子会社の株式会社Anythingを通じて、LINEヤフー広告とGoogle広告の正規代理店としてサービスを提供する。検索連動型広告(リスティング)を中心に、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告を含む。顧客の広告効果を最大化するため、キーワード選定、ターゲット設定、入札単価調整、クリエイティブ改善などを継続的に実施。2026年3月期の売上高は1億7134万円で、前期比3倍以上の成長を遂げた。媒体多様化とプライバシー規制強化への対応が課題である。

中古建設機械マーケットプレイス「GROWTH POWER」

株式会社GROWTH POWERが運営する中古建設機械専門の委託販売サイトである。ショベル、ブルドーザー、農業機械、工作機械などを取り扱い、出品者は無料で掲載可能で、成約時にのみ手数料が発生する完全成果報酬型。GROWTH POWERの専任スタッフがバイヤーと出品者の間に入り、価格交渉、代金回収、輸送、納品までを一貫してサポート。サイトは日本語、英語、中国語に対応し、海外バイヤー向けの輸出も代行する。2026年3月期の売上高は17億2213万円で、日本国内だけでなく、アジア、中東、アメリカなど世界各国への販売実績を持つ。

貴金属リユース・加工・精錬の一貫サービス

井嶋金銀工業が手がける事業で、金・銀・プラチナなどの貴金属を含有する原材料やスクラップ、産業廃棄物を仕入れ、選別・加工・精製して地金や製品原料として販売する。顧客から預かった貴金属原料の受託加工も行う。長年のノウハウに基づく選別・分析・加工・精錬技術を持ち、回収から販売まで一貫対応が強み。相場変動や顧客ニーズに応じた在庫管理と品質管理を徹底する。2026年3月期は子会社化直後で売上は計上されていないが、原材料・貯蔵品約34億円を保有しており、今後の収益貢献が期待される。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

高収益で売上成長、サービス業界で独自性

当社はサービス業に属し、売上高は約35〜45億円と規模は小さいが、営業利益率は25%超と、同業他社(ジンジブ、イシンなど)と比較して際立って高い収益性を誇る。売上高も急成長しており、直近で約44億円と前期比増収を見込む。サービス業界内で高収益・高成長を実現している数少ない企業であり、独自のビジネスモデルや強固な競争優位性を有していると考えられる。一方、マテリアルグループやダイブグループのような同業と比較しても、その成長率と収益性は突出している。

強み

  • 営業利益率が25%超と、同業他社と比較して極めて高い収益性を実現。
  • 売上高が前年比で約20%増と高い成長率を維持しており、成長力が強い。
  • 高い利益率と成長性を両立する独自のビジネスモデルを構築。
  • 業界内で際立った競争優位性を持ち、新規参入障壁が高い。

課題

  • 売上高は約40億円と小規模で、市場での影響力はまだ限定的。
  • 高い成長率の持続が可能か、市場環境の変化への適応が課題。
  • 高収益なビジネスモデル故に、同業他社の追随が懸念される。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がレントラックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで4番目にあたる。

#企業時価総額PER
12445タカミヤ184億円10.5倍
2558ASQUEEZE183億円28.1倍
37095Macbee Planet182億円7.3倍
46045レントラックス181億円6.9倍
54641アルプス技研181億円13.6倍
67094NexTone181億円22.5倍
7505Aギークリー180億円11.7倍
82152幼児活動研究会179億円14.4倍
92489アドウェイズ177億円11.7倍
107030スプリックス175億円10.2倍
116191エアトリ174億円6.4倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 16件

10万円の資本金で創業した2005年

2005年12月、東京都江戸川区に株式会社コエル(現レントラックス)を資本金10万円で設立。翌2006年1月に商号をレントラックスに変更し、2月に本社を同区西葛西六丁目へ移転。同年3月には携帯電話向け成果報酬型広告「レントラックスモバイル」の提供を開始した。2006年9月にプライバシーマークを取得し、2007年8月に媒体運営子会社として株式会社クオリュクス&パートナーズ(現Anything)を設立。創業期は社内体制の整備とモバイル広告市場への参入に集中した。

海外拠点の本格化とマザーズ上場の2012年

2011年6月にタイ・バンコク事務所を開設し、海外進出の第一歩を踏み出す。2012年3月にはベトナム・ホーチミンにRENTRACKS VIETNAMを設立。同年5月、アラブ首長国連邦ドバイ支店を開設するとともに、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。同時期にスマートフォンアプリ向けアフィリエイト「GAMEFEAT」事業を譲り受け、建設機械販売仲介のGROWTH POWERを設立。タイ、インドネシア、中国大連にも相次いで子会社を立ち上げ、海外と新規事業への進出を加速させた。

アジア全域へネットワークを拡大した2018〜2019年

2018年8月、タイのBEARIS ONEを子会社化し、同時に香港、台湾、インドネシア(PT Kawaii wonder Group→Rentracks Creative Works)に拠点を設立。2019年7月にはフィリピン、マレーシア、インド、モンゴル、バングラデシュの5カ国に新会社を設立し、アジア全域にネットワークを広げた。同年、販促品企画のテクノパルを設立し、中国の阿迪納(上海)を子会社化する一方、大連の聯特瑞客を清算。上場市場区分変更によりマザーズからグロース市場へ移行した。また、チーム金子が親会社となり、タイ拠点を清算するなど、グループ再編も進んだ。

貴金属事業への参入と2026年3月期の急成長

2022年5月、井嶋金銀工業を子会社化し、貴金属リユース・加工・精錬事業へ参入。これに伴い、報告セグメントに同事業を追加した。2026年3月期の連結業績は、売上高44億4000万円(前期比114.9%)、営業利益10億5124万円(同92.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益25億7033万円(同384.6%)と大きく伸びた。当期純利益には負ののれん発生益20億7875万円が含まれる。総資産は163億8798万円と前期比53.9%増加し、井嶋金銀工業の連結子会社化による原材料在庫や土地の増加が寄与した。

年表16件を開く

2000年代

  • 2005年12月創業インターネットを利用した広告代理業・プロモーションサービスを主たる事業目的として、東京都江戸川区東葛西九丁目に株式会社コエル(現・当社)を資本金10万円にて設立
  • 2006年1月商号変更商号を株式会社レントラックスに変更
  • 2006年2月本社を東京都江戸川区西葛西六丁目に移転
  • 2006年3月「レントラックスモバイル」(携帯電話向け成果報酬型広告サービス)の提供を開始
  • 2006年8月本社を東京都江戸川区西葛西七丁目に移転
  • 2006年9月プライバシーマークを取得
  • 2007年8月媒体運営事業を行う目的で100%子会社として、株式会社クオリュクス&パートナーズ(現・株式会社Anything)を設立
  • 2008年3月NDCオンライン株式会社(現・株式会社セブンインベスターズ、外国為替証拠金取引(FX)業)の全株式を取得
  • 2008年9月本社を東京都江戸川区西葛西五丁目に移転
  • 2009年8月株式会社セブンインベスターズの全株式を売却
  • 2009年12月検索連動型広告代行事業を開始

2010年代

  • 2011年6月タイ バンコク事務所を開設
  • 2012年3月システム開発及び海外進出支援事業を行う目的で100%子会社として、ベトナム ホーチミンにRENTRACKS VIETNAM CO.,LTD.を設立
  • 2012年5月上場アラブ首長国連邦 ドバイ支店を開設 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 スマートフォンアプリ向けアフィリエイト広告「GAMEFEAT(ゲームフィート)」事業を譲受け、同サービスの提供を開始 建設機械等の販売仲介事業を行う目的で100%子会社として、株式会社GROWTH POWERを設立 タイ バンコクにRentracks(Thailand)Co.,Ltd.、インドネシア ジャカルタにPT Rentracks Cocreation Indonesia、中国 大連に聯特瑞客(大連)信息科技有限公司を設立 各種メディアの企画・運営事業を行う目的で100%子会社として、株式会社ユニバーサルメディアジャパンを設立
  • 2018年8月M&Aタイ BEARIS ONE Co.,Ltd.の株式を取得し子会社化 中国 香港に聯特瑞客(香港)有限公司を設立 台湾 台北市に台灣聯特瑞客有限公司を設立 インドネシア PT Kawaii wonder Groupの株式を取得し子会社化(PT Rentracks Creative Worksに社名変更)
  • 2019年7月M&Aフィリピン マニラ市にRentracks Philippines Inc.を設立 マレーシア クアラルンプール市にRentracks Malaysia Sdn.Bhd.を設立 インド グルグラムにRentracks India Pvt.Ltd.を設立 モンゴル ウランバートル市にRentracks Mongol LLCを設立 販促品等の企画・製造・販売を行う目的で100%子会社として、株式会社テクノパルを設立 バングラデシュ ダッカ市にRentracks Bangladesh Ltd.を設立 中国 阿迪納(上海)市場営銷策劃有限公司の株式を取得し子会社化 中国 大連の聯特瑞客(大連)信息科技有限公司を清算 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 株式会社チーム金子が親会社となる。タイ バンコクのRentracks(Thailand)Co.,Ltd.を清算 井嶋金銀工業株式会社の株式を取得し子会社化

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    主力広告事業の基盤強化

    成果報酬型広告サービスに経営資源を集中し、システム機能強化・ユーザビリティ向上により広告主とパートナー運営者の満足度を高め、競合との差別化を図る。利益率の高い新規案件も開拓する。

  2. 02

    第5の柱を育成する新規事業展開

    既存4事業に次ぐ新たな収益の柱を確立するため、積極的に新規事業へ展開する。

  3. 03

    優秀な人材の育成と確保

    新卒採用を推進するとともに、社員教育体制を整備し、企業理念の浸透と全社員の能力向上を図る。

  4. 04

    システムと内部管理体制の強化

    業容拡大に対応するためシステム投資を進め、安全性・効率性を向上。リスク管理・内部監査・情報開示・コンプライアンス体制を一層充実させる。

  5. 05

    各事業の営業力強化

    運用型広告では新規顧客開拓と媒体多様化対応、中古建機では国内買取強化と海外販路拡大、貴金属事業では仕入拡大と在庫管理最適化、加工精錬体制強化に取り組む。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で126人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は588万円で、9期前と比べて+34.3%平均年齢は31.1歳、平均勤続年数は5.7年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月48
2018年3月64
2019年3月43829.13.285
2020年3月42829.93.4104
2021年3月43229.63.6124
2022年3月45930.23.9115
2023年3月52631.44.1128
2024年3月53330.84.4130
2025年3月55430.54.8120917
2026年3月58831.15.7126873

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社18(国内 8 / 海外 10、うち連結子会社 17) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位3)
工場 — 茨城県 つくば市387百万円
貴金属リユース・加工・精錬事業
本社 — 東京都 荒川区168百万円
貴金属リユース・加工・精錬事業
本社 — 東京都 江戸川区18百万円
主な関係会社
  • 国内
    株式会社チーム金子
    東京都港区 · その他の関係会社
    議決権50.0%
  • 国内
    株式会社Anything
    東京都江戸川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社 GROWTH POWER (注)2、3、4
    東京都江戸川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社ユニバーサルメディアジャパン(注)2
    東京都港区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    株式会社テクノパル(注)2
    東京都江戸川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    井嶋金銀工業株式会社(注)2
    東京都荒川区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    RENTRACKS VIETNAM CO.,LTD.
    ベトナム ホーチミン · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT Rentracks Cocreation Indonesia (注)2、3
    インドネシア ジャカルタ · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    BEARIS ONE Co.,Ltd. (注)3
    タイ バンコク · 連結子会社
    議決権49.0%
  • 海外
    聯特瑞客(香港)有限公司
    中国 香港 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    台灣聯特瑞客有限公司
    台湾 台北市 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    PT Rentracks Creative Works (注)3
    インドネシア ジャカルタ · 連結子会社
    議決権100.0%
残りのグループ会社6社を開く
  • Rentracks Philippines Inc.フィリピン マニラ100%
  • Rentracks Mongol LLCモンゴル ウランバートル100%
  • Rentracks Malaysia Sdn.Bhd.マレーシア クアラルンプール100%
  • Rentracks India Pvt.Ltd. (注)3インド グルグラム100%
  • Rentracks Bangladesh Ltd. (注)3バングラデシュ ダッカ100%
  • 阿迪納(上海)市場営銷策劃 有限公司(注)2中国 上海100%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は44億円営業利益11億円前期と比べると増収増益で、売上が+12.8%、利益が+0.0%。

売上高
+12.8%
44億円
営業利益
+0.0%
11億円
純利益
+271.4%
26億円
営業利益率
25.0%
前期比 -3.2%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高432億円44億円
営業利益13億円11億円
純利益9億円26億円
1株あたり配当¥25¥25

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は118億円、営業利益は11億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+1375.0%、営業利益は+1000.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q9−3
2024年1Q8112.50
2024年2Q8225.02
2024年3Q8225.01
2024年4Q90
2025年2Q19631.64
2025年4Q20525.03
2026年2Q21733.34
2026年4Q23417.422
2027年1Q118119.37

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は9億円から44億円へ4.9倍に増えた。直近期の営業利益率は25.0%。売上は2期、純利益は3期の連続増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2013年3月900
2014年3月2121
2015年3月3632
2016年3月6353
2017年3月7664
タイ BEARIS ONE Co.,Ltd.の株式を取得し子会社化 中国 香港に聯特瑞客(香港)有限公司を設立 台湾 台北市に台灣聯特瑞客有限公司を設立 インドネシア PT Kawaii wonder Groupの株式を取得し子会社化(PT Rentracks Creative Worksに社名変更)
2018年3月8343
フィリピン マニラ市にRentracks Philippines Inc.を設立 マレーシア クアラルンプール市にRentracks Malaysia Sdn.Bhd.を設立 インド グルグラムにRentracks India Pvt.Ltd.を設立 モンゴル ウランバートル市にRentracks Mongol LLCを設立 販促品等の企画・製造・販売を行う目的で100%子会社として、株式会社テクノパルを設立 バングラデシュ ダッカ市にRentracks Bangladesh Ltd.を設立 中国 阿迪納(上海)市場営銷策劃有限公司の株式を取得し子会社化 中国 大連の聯特瑞客(大連)信息科技有限公司を清算 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 株式会社チーム金子が親会社となる。タイ バンコクのRentracks(Thailand)Co.,Ltd.を清算 井嶋金銀工業株式会社の株式を取得し子会社化
2019年3月10453
2020年3月9521
2021年3月12452
2022年3月2584
2023年3月33112
2024年3月3363
2025年3月39111128.27
2026年3月44111025.026

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高44億円のうち、営業利益として残るのは11億円25.0%。営業外の損益と税金を反映した純利益は26億円、売上の59.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金38.6%17億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金38.6%17億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益25.0%11億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
61.4%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+17.4pt
25.0%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+54.0pt
59.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比+42.4pt
54.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
15.8%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
6.4%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが−4億円、投資CFが−19億円で、差し引きのフリーCFは−23億円この組み合わせは先行投資型にあたる。本業がまだ現金を生まない中、調達した資金で投資を続けている。スタートアップ・再建初期の型期末の手元現金は41億円で、売上の11.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月10012
2014年3月2−13
2015年3月30−136
2016年3月1−27−111
2017年3月400414
2018年3月200216
2019年3月4−36124
2020年3月−2−3−1−517
2021年3月504526
2022年3月−1−13−228
2023年3月−3−210−533
2024年3月609648
2025年3月16−1−21561
2026年3月−4−193−2341

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は164億円。このうち返さなくてよい自己資本が59億円で、自己資本比率は36.1%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月41315.7
2014年3月72523.6
2015年3月124829.4
2016年3月2213961.8
2017年3月2617963.2
2018年3月2819967.8
2019年3月39211854.1
2020年3月39211853.8
2021年3月51232844.2
2022年3月63273643.0
2023年3月84285633.5
2024年3月93316233.4
2025年3月106367133.6
2026年3月1645910536.1

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳
現金及び預金
43億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
50億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
8億円
在庫として抱えている分
負債合計
105億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
74
/ 100
安定性自己資本比率24 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続20 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのはROE534社中6位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中476位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE上位株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
54.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
25.0%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率下位総資産のうち返済のいらないお金の割合
36.1%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
12.8%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.1%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥2,271で、1年前と比べて+47.0%過去52週の値幅のなかでは79%の位置にある。

¥2,271-2.9%1ヶ月+41.5%1年+47.0%時価総額181億円
過去52週の値幅
安値¥1,359高値¥2,520

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)6.9倍
PER (会社予想)19.7倍
PBR2.74倍
配当利回り1.10%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は8/17に2092円と急伸し、前日比+23.64%の大幅高。直近1ヶ月では+27.56%上昇し、年初来高値2092円に到達。25日移動平均線1654.48円を+26%上回り、RSIは89.46と買われすぎ圏。出来高も8/17に3万1800株と増加し、買いが集中。52週高値圏での高値更新が視野に入るが、過熱感から短期的な調整リスクも意識される。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 85/100)

PERは5.03倍と同業界平均の22.49倍を大幅に下回り、極めて割安。PBRは2.19倍で平均3.19倍を下回る。ROEは54.2%と非常に高く、収益効率が突出。配当利回りは1.46%と平均2.68%を下回るが、配当性向は43.2%と健全。直近では純利益が大きく増加しており、成長も確認できる。一方で、配当利回りの低さは魅力を減じるが、全体としてバリュエーションは割安と判断。

指標この会社業種平均
PER (実績)6.9倍23.4倍
PER (予想)19.7倍
PBR2.74倍3.51倍
ROE54.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

高い収益性と成長が魅力で、ROE54%と極めて高く、PER5倍台と割安。ただし、人材業界は競争が激しく、需要変動の影響も大きい。強気派は収益力の高さと成長余地を評価し、弱気派は顧客依存や雇用環境の悪化リスクを警戒する。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率28%と高く、ROE54%は資本効率の良さを示す。

  • 成長の持続

    売上高は増加傾向で、新規需要の開拓が続く。

  • 割安な評価

    PER5倍と利益に対して株価が割安。

  • 純利益26億円でPER5.03倍の超割安決算発表後影響

    売上高44億円、純利益26億円、PER5.03倍となり、収益力に対して株価が低位。

  • 営業利益率25%の高収益体質継続影響

    営業利益11億円、営業利益率25%(前期28.21%)と高水準の収益率が続く。

  • ROE54.2%と資本効率が極めて高い継続影響

    ROE54.2%は自己資本を大きく上回る収益力を示し、PBR2.19倍の評価を正当化。

  • 株価が1年で30.27%上昇継続影響

    株価1644円、過去1年で30.27%上昇し、上昇トレンドが続いている。

マイナスに働く材料7
  • 業界競争

    人材サービス業界は競争が激しく、価格競争に陥るリスク。

  • 雇用環境依存

    景気後退で人材需要が減り、業績が悪化する恐れ。

  • 顧客集中

    特定顧客への依存度が高く、契約解除の影響が大きい。

  • 純利益26億円は一過性要因の反動減リスク決算発表後影響

    営業利益11億円に対し純利益26億円と乖離が大きく、翌期は特別利益剥落で減益懸念。

  • 営業利益率が前期28.21%→25%へ低下通年影響

    営業利益率25%と前期比3.21pt低下し、高収益の伸びが頭打ち。

  • 売上高増加率が前期+18.2%から+12.8%へ減速通年影響

    売上高44億円、前期比+12.8%と前期の+18.2%から増収ペースが鈍化。

  • 配当利回り1.46%と低い継続影響

    配当利回り1.46%はROE54.2%に対して低く、株主への利益還元が十分でない。

次の決算で確かめる点
営業利益率
高収益体質が維持できるか確認するため。
派遣稼働率
人材の需給バランスと収益性を示す指標。
売上高成長率
市場でのシェア拡大を測る。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり25で、前期から+4.3%いまの株価に対する利回りは1.10%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥25
1株あたり
配当利回り
1.10%
いまの株価に対して
配当性向
43.2%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月613.8
2018年3月716.717.4
2019年3月814.325.4
2020年3月912.5243.9
2021年3月90.031.8
2022年3月1011.119.9
2023年3月21110.079.9
2024年3月224.838.9
2025年3月234.524.3
2026年3月244.343.2

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥25

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ21,562人。区分でいちばん多いのは事業法人50.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が50.9%を占め、残る49.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
事業法人2.91.551.350.951.250.9
個人・その他94.791.737.940.343.648.4
自己株式1.31.51.51.51.51.5
外国法人1.53.66.76.81.90.4
外国人個人0.00.10.10.10.20.1
証券会社0.73.03.71.82.80.1
金融機関0.20.00.50.20.30.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社チーム金子49.13
02椙尾 幸介1.92
03横山 早苗1.69
04内木 真哉1.21
05レントラックス役員持株会1.03
06山本 賢志0.94
07レントラックス従業員持株会0.79
08山﨑 大輔0.77
09福田 秀樹0.77
10株式会社ウェブ・クロー0.76

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+2153%、1株純資産は14期で+2379%。直近期のROEは54.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月153063.3
2014年3月568695.5
2015年3月295867.1
2016年3月4117436.120.9
2017年3月4621523.523.713.8
2018年3月3624315.820.817.4
2019年3月3526913.918.525.4
2020年3月82642.830.4243.9
2021年3月2828610.121.731.8
2022年3月5634217.811.619.9
2023年3月253577.230.979.9
2024年3月4339411.511.738.9
2025年3月8545520.012.424.3
2026年3月32775254.24.943.2

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

11名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は11名。2026/3期の役員報酬は総額115百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約4倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山﨑大輔代表取締役社長4561,100
金子英司取締役会長52
椙尾幸介取締役 管理本部長51153,300
横山早苗取締役 メディア事業本部長47135,000
福田秀樹取締役 システム本部長5461,100
河嶋茂取締役54
五十部紀英取締役44
森戸義裕取締役51
織茂俊六常勤監査役828,600
山本賢志監査役5275,000
大西正義監査役81

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)510510521
社外取締役610102

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,982字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社グループは、当社及び子会社18社で構成されております。当社グループでは、「インターネットを駆使し、人々に適切な情報を提供し、便利さを提供する。」という経営理念を掲げ、成果報酬型広告サービス事業、運用型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業、貴金属リユース・加工・精錬事業及びその他の事業を行っております。なお当第4四半期会計期間より、従来「検索連動型広告代行事業」としていた報告セグメント名称を「運用型広告代行事業」に変更しております。また、当連結会計年度において、井嶋金銀工業株式会社を連結子会社化したことに伴い、「貴金属リユース・加工・精錬事業」を新たに追加しております。なお、当期は主として連結貸借対照表に反映しており、同社の売上高及び営業損益は連結業績に影響はありません。 各事業の概要は、以下のとおりであります。 1.成果報酬型広告サービス事業 当社は、主にPC・スマートフォン向けのインターネット広告サービスとして、成果報酬型広告サービス「レントラックス(Rentracks)」の運営を行っております。 成果報酬型広告とは、「アフィリエイト」とも呼ばれ、サービス利用者獲得や見積り・会員獲得等に関する広告掲載を希望する企業(以下、「広告主」という。)のウェブサイト上で、広告を通じた集客によりサービス利用者を獲得した場合や、サービスの見積り・会員登録が行われた場合等、広告主が期待する成果が発生したことを、広告主により承認された場合に成果報酬を受領する仕組みの広告形態であります。 当社は、広告主と広告掲載媒体(以下、「パートナーサイト」という。)運営者間の仲介として、成果報酬額の調整、確定した成果報酬の回収・支払管理等のサービスを提供しております。 当社の成果報酬型広告サービスは、広告主に登録料等の初期費用や月額利用料等、各種費用を負担頂くことなく、広告主により成果が承認された場合に、初めて成果報酬を受領するビジネスモデルのため、広告主にとって費用対効果の高い広告出稿が可能となります。 当社が運営する「レントラックス(Rentracks)」は、既存パートナーサイト運営者等からの紹介及び当社からのリクルーティング等がなければパートナーサイト登録ができないクローズド型の成果報酬型広告サービスであります。当社に登録しているパートナーサイトは、主にSEM(Search Engine Marketing:検索エンジンから自身が運営するウェブサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法であり、具体的には下記の検索連動型広告やSEO等があります)により集客をしているため、広告主は、検索エンジンによって特定キーワードに関する情報を探しているような、能動的に行動している消費者が閲覧すると思われるサイトへ広告掲載をすることが可能となります。 2.運用型広告代行事業 当社及び子会社である株式会社Anythingを通じて、運用型広告の運用代行を行っております。 運用型広告とは、インターネット広告において、広告配信データやユーザー行動等を分析しながら、広告配信内容・配信先・入札単価等を継続的に最適化する広告手法を指します。検索結果画面に表示される検索連動型広告(リスティング広告)のほか、ディスプレイ広告、SNS広告、動画広告等が含まれております。一般的に、広告主は広告のターゲットとするユーザー属性やキーワード等を設定し、広告がクリックされた場合や表示された場合等に広告料が発生する仕組みとなっております。 当社は、インターネット広告事業会社であるLINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー社)及びGoogle Japan G.K.(以下、グーグル社)の正規代理店となっており、LINEヤフー社の提供する「LINEヤフー広告」及びグーグル社の提供する「Google広告」を中心に、各種運用型広告の取次代理を行っております。また、顧客の広告効果を高めるため、適切な配信先・キーワード・ターゲット設定の選定及び管理、広告クリエイティブの改善、最適な出稿時期や入札単価の調整等のサポートを行っております。 3.中古建設機械マーケットプレイス関連事業 子会社である株式会社GROWTH POWERを通じて、中古建設機械等の売買サイト「GROWTH POWER」の運営、売買仲介を行っております。 「GROWTH POWER」の商品ジャンルは、ショベルやブルドーザーなどの中古建設機械から、農業機械、工作機械など多種多様なラインナップとなっております。中古建機等を売りたい人(出品者様)から買いたい人(バイヤー様)へ繋げる委託販売サイトです。日本から日本、日本から海外を中心に仲介取引を行っております。商品の掲載は無料、売買成約時にのみお手数料を頂戴する完全成果報酬型の安心取引が可能なプラットフォームです。売買については、GROWTH POWER専任スタッフがバイヤー様、出品者様の仲介に入り、交渉から代金回収、商品輸送、納品までを一手に引き受けます。 サイトは日本語、英語、中国語に対応しており、外国語に慣れていない出品者様と日本語が話せないバイヤー様との間に入ることで、安心して仲介を成立させることが可能です。海外への輸出も一手に引き受けますので、日本のみならず、アジア、中東、アメリカ等世界各国への販売を実現しております。 4.貴金属リユース・加工・精錬事業 子会社である井嶋金銀工業株式会社を通じて、貴金属リユース・加工・精錬事業を行っております。 貴金属リユース・加工・精錬事業とは、金・銀・プラチナ等の貴金属を含有する原材料、製品スクラップ、産業廃棄物等を仕入れ、選別・加工・精製を行うことにより、再利用可能な貴金属地金や製品原料として販売する事業を指します。また、顧客から預かった貴金属原料について、精錬加工を行い、加工後の貴金属を返却する受託加工も行っております。 井嶋金銀工業株式会社は、長年にわたり培ってきた貴金属の選別・分析・加工・精錬に関するノウハウを活用し、貴金属の回収から加工・販売まで一貫したサービスを提供しております。また、相場変動や顧客ニーズに対応しながら、適切な在庫管理及び品質管理を行うことで、安定した事業運営に努めております。 5.その他の事業 (1) メディア企画・運営事業 子会社である株式会社ユニバーサルメディアジャパンを通じて、インターネットウェブサイト等各種メディアの企画及び運営を行っております。 (2) コンパクト家電等の企画・開発・販売事業 子会社である株式会社テクノパルを通じて、コンパクト家電・モバイルアクセサリー・雑貨・販促品等の企画・開発及び販売を行っております。 (3) EC事業 インターネットにおけるウェブサイトにて商品の販売を行うEC(Electronic Commerce:電子商取引)事業を行っております。 (4) システム開発・海外進出支援事業 システムの開発や運用管理等の受託業務を行っております。また、海外展開を検討する企業向けに、各種進出支援サービスを提供しております。 [事業系統図] 事業系統図は、以下のとおりであります。
経営方針・対処すべき課題3,142字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、次のとおり経営理念、経営方針を掲げ、成果報酬型広告サービス事業、運用型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業、貴金属リユース・加工・精錬事業及びその他の事業活動を行っております。 <経営理念> インターネットを駆使し、人々に適切な情報を提供し、便利さを提供する。 <経営方針> 信念・責任感・謙虚さ・スピード・実行力をモットーに、当社に関わる全ての立場の人々を成長させ、幸せにする手法を探求し、提供する。 (2)経営戦略等 当社グループは、スマートフォンやタブレット端末の普及等により拡大を続けるインターネット市場において、主力事業である成果報酬型広告サービス事業に経営資源を重点的に投入し、事業基盤を強化しつつ、中長期的な成長を目指してまいります。また成果報酬型広告サービス事業、運用型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業、貴金属リユース・加工・精錬事業に次ぐ第5の柱を立てるべく、積極的に新規事業への展開を図ってまいります。 ① 成果報酬型広告サービス事業 ・有力なパートナーサイト運営者様への営業強化により業績拡大を図ります。 ・既存のメインジャンルにおいては継続して営業強化し、物販等の新規ジャンルをさらに伸ばし、広告主様の増加を図ります。 ② 運用型広告代行事業 ・営業体制を一層強化し、新規顧客の開拓を継続的に行います。 ・掲載媒体の多様化への対応、広告主様と密接した情報交換、きめ細かいPDCAサイクルの運用により顧客満足度を向上させ、広告運用予算の増額、運用継続を図ります。 ③ 中古建設機械マーケットプレイス関連事業 ・営業体制を強化し、需要の高い商品の国内買取を強化します。 ・海外顧客の新規開拓を強化し、海外販路の拡大を図ります。 ・サイト掲載台数の増加及び操作性の改善を行い、販売数拡大を図ります。 ④貴金属リユース・加工・精錬事業 ・営業体制を強化し、貴金属原料の仕入拡大及び取引先の新規開拓を図ります。 ・貴金属相場や顧客ニーズの変化に対応し、適切な在庫管理及び収益管理を行うことで安定的な収益確保を図ります。 ・加工・精錬体制の強化及び業務効率化を推進し、取扱量の拡大と収益性の向上を図ります。 ⑤その他の事業 ・インターネットウェブサイト等各種メディアの企画及び運営 ・コンパクト家電等の企画・開発・販売 (3)経営環境 当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかな回復基調が継続しております。一方で、世界情勢の不安定化や資源価格・原材料価格の高止まりに加え、米国の関税政策を含む通商方針の動向、各国の金融政策が経済に与える影響など、依然として先行きが不透明な状況が続くものと思われます。 このような経済状況のもと、株式会社電通の「2025年日本の広告費」によれば、2025年の日本の総広告費は8兆623億円(前年比105.1%)と過去最高となりました。その中でも当社グループが属するインターネット広告市場においては、インターネット広告媒体費が3兆3,093億円(前年比111.8%)と継続して高い増加率を保っております。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループを取り巻く経営環境は、インターネット広告市場において、スマートフォンやタブレット端末の普及、高速データ通信環境の整備、生成AI等の技術革新の進展に加え、広告配信手法や消費者行動の多様化が進んでおります。また、広告媒体の多様化やプライバシー保護規制の強化等により、市場環境は大きく変化しており、顧客ニーズや市場動向へ迅速かつ柔軟に対応する重要性が一層高まっております。さらに、貴金属リユース市場においては、資源価格の変動やリユース需要の拡大等を背景として、市場環境の変化への適切な対応が求められております。 このような状況のもと、当社グループにおいては、各事業における収益基盤の強化及び持続的な成長を実現するため、市場動向、顧客ニーズ及び技術革新等の変化にスピード感をもって対応し、市場における競争優位性を高めていく体制を整えるべく、以下の施策に取り組んでまいります。 ① 成果報酬型広告サービス事業の拡充 当社グループの主たる事業である成果報酬型広告サービス事業において、システムの機能強化、ユーザビリティの向上、広告主及びパートナーサイト運営者の双方における当社グループに対する満足感の向上に努め、他社との差別化を図り、市場における優位性を高めていくことで売上高のさらなる向上に努めてまいります。 また競合他社との競争環境の激化により売上高総利益率が低下傾向にありますが、売上高総利益率は広告のジャンルや案件ごとに異なるため、利益率の高い案件の新規開拓等に取り組み、今後の利益率の低下を防ぐべく取り組んでまいります。 ② 優秀な人材の育成と確保 企業規模の拡大及び成長のためには、社員全員が当社グループの企業理念や経営方針を深く理解し、サービスの末端に至るまでそれを浸透させていくことが必要となります。当社グループでは、今後、新卒社員の採用を積極的に推進していくとともに、社員への教育体制の整備を図り、社員全員の意識と能力の底上げを行ってまいります。 ③ システム及び内部管理体制の更なる強化 当社グループの業容拡大を支えていくためには、システムの強化や内部管理体制の充実が、今後さらに重要となってくると考えております。こうした観点から、システムへの投資を進め、安全性と効率性の向上に努めてまいります。また、業務運営上のリスクを適宜把握してリスク管理を適切に行い、定期的な内部監査や監査役監査の実施、情報開示やコンプライアンス体制の強化を含めた内部管理体制の一層の充実を図る方針であります。 (5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、経営効率を重視しており、売上高増加率、売上高営業利益率の向上に努めております。また、当社グループの主力事業である成果報酬型広告サービス事業において、パートナーサイト運営者数及び広告主からの成果承認件数の増加が、収益向上の重要な要素であるため、これらの推移を重要な指標としております。 このうち、パートナーサイト運営者数については毎月末時点の人数を開示しており、その推移は下記のとおりであります。 成果報酬型広告サービス パートナーサイト運営者数の推移(名) 2024年3月期   2025年3月期   2026年3月期 第1四 半期末   第2四 半期末   第3四 半期末   第4四 半期末   第1四 半期末   第2四 半期末   第3四 半期末   第4四 半期末   第1四 半期末   第2四 半期末   第3四 半期末   第4四 半期末 52,254   53,566   54,338   55,894   57,992   58,865   59,790   60,745   62,468   63,481   64,136   64,719 (注)1.パートナーサイト運営者とは、「レントラックス(Rentracks)」に登録した広告掲載媒体の運営者をさします。 2.パートナーサイト運営者数は、各四半期末時点の実績を記載しております。
事業等のリスク6,869字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 1.当社グループの事業について (1)インターネット広告市場の推移について 当社グループの事業は、成果報酬型広告サービス事業の他、主にインターネットマーケティングに関するサービスを提供しているため、インターネット広告市場の動向、顧客ニーズの変化等に即座に対応する必要があります。インターネット広告市場は伸張を続けているものの、当社グループが急激な景況変化等への対応に時間を要した場合には、競争力の低下を招き、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)特定事業への依存及び競合について 当社グループは、成果報酬型広告サービスを主な事業としており、当該事業に経営資源を集中させております。今後は新たな柱となる事業を育成し、収益力の分散を図ることを検討しておりますが、事業環境の変化等により成果報酬型広告サービス事業が縮小し、その変化への対応が適切でない場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループが事業を展開するインターネット広告市場は、今後も新技術の開発や新たな企業の参入等、あらゆる側面での競争の激化が予測されます。当社グループでは、成果報酬型広告サービス事業への集中により、競争力の維持・向上に努めてまいりますが、競合他社との差別化による優位性が十分に確立できない場合、広告主やパートナーサイト運営者の獲得が困難となり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)成果報酬型広告サービス事業における特定分野の案件への依存について 当社グループの成果報酬型広告サービス事業においては、キャッシングやクレジットカードの発行等(以下、「金融案件」という。)の広告主の占める割合が高く、2026年3月期の同事業の売上高に占める両案件の割合は、金融案件が約40%となっております。 当社グループにおいては、既に実績のあるその他の分野や新規分野の広告主に対しても営業を強化し、特定分野の案件依存によるリスクの低減に努めているところであります。しかしながら現時点においては、この分野の広告主の占める割合が高いため、当該業界における何らかの規制や環境の変化等により、広告主からの受注が減少するような場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)季節変動性について 当社グループの売上高は、一部の広告案件や広告主の予算執行時期等の影響により、四半期ごとに変動する場合があります。特に、成果報酬型広告サービス事業においては、金融、不動産売却、自動車買取、引越し、転職求人等の案件において季節要因や広告主の広告予算執行時期の影響を受ける場合があります。 当社グループにおいては、新規分野への営業強化や取扱ジャンルの多様化等により、売上構成の分散化を進めておりますが、季節要因や広告主の予算動向等により売上が変動した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5)広告代理店及びアライアンス先への依存について 当社グループの成果報酬型広告サービス事業においては、広告代理店及びアライアンス先を通じた取引の占める割合が高い状況にあります。今後も、広告代理店及びアライアンス先との良好な関係を維持してまいりますが、各社の事業方針や施策の変更、または当社グループの提供するサービスの競争力が低下した場合等により、取引が大きく減少するような場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (6)運用型広告代行事業における特定取引先への依存について 当社は、インターネット広告事業者であるLINEヤフー社及びグーグル社の正規代理店となっております。当社グループの運用型広告代行事業において、現状では、LINEヤフー社の提供する「LINEヤフー広告」及びグーグル社の提供する「Google広告」の取次額(仕入金額)が多くを占めております。これら2社との良好な関係の維持には十分留意しておりますが、2社の事業方針に変更があった場合や契約の更新ができなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (7)検索エンジン及び広告配信プラットフォーム等への対応について 当社グループの成果報酬型広告サービス事業及び運用型広告代行事業においては、検索エンジンや広告配信プラットフォーム等を活用して集客及び広告配信を行っております。パートナーサイト運営者の多くは、運用型広告やSEO等のマーケティング手法により集客を行っておりますが、LINEヤフー社やグーグル社等による検索エンジンの表示順位を判定する基準(アルゴリズム)の変更、広告配信プラットフォームの仕様変更、クッキー利用規制の強化等により、集客力や広告配信効率が低下する場合があります。 当社グループでは、広告手法及び集客経路の多様化を進めることでリスク低減に努めておりますが、有力なパートナーサイト運営者の集客力低下や広告配信効率の悪化等が発生し、その対応が適切に実施されなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (8)生成AI等の技術革新について 当社グループが事業を展開するインターネット広告業界においては、生成AIをはじめとする技術革新が急速に進展しており、広告配信手法、検索行動、情報流通、コンテンツ制作及びマーケティング手法等が大きく変化しております。当社グループでは、これらの技術動向を注視し、業務効率化やサービス品質向上への活用を進めておりますが、技術革新や市場環境の変化への対応が遅れた場合には、競争力の低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (9)システム障害について サイトへのアクセスの急増等による一時的な過負荷や、当社グループが広告の配信や計測及びそれらに関する不正行為を防ぐために使用しているインターネット関連技術の大幅な仕様変更や動作制限、予期せぬコンピュータウイルス、マルウエアまたは不正手段によるシステム侵入による破壊、または、自然災害、事故等、電力供給の停止等、当社グループの予測不可能な様々な要因によってシステムがダウンした場合、当社グループの事業活動に支障が生ずる可能性があります。 また、サーバーの作動不能や欠陥に起因して、当社グループの信頼が失墜し取引停止等に至る場合や、当社グループに対する損害賠償請求が発生する場合も想定され、契約書に基づく免責ができない場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (10)個人情報管理によるリスク 当社グループはサービス提供にあたり、顧客、パートナーサイト運営者等の個人に関連する情報を取得しており、「個人情報の保護に関する法律」が定める個人情報取扱事業者としての義務を課されております。当社グループは、これらの情報の取扱いには、外部からの不正アクセスや内部からの情報漏洩を防ぐため、セキュリティ環境の強化、従業員に対する個人情報の取扱いに対する教育等、十分な対策を行うと同時に、個人情報として管理すべき情報の範囲についても厳密な判断が必要であると考えております。 また、当社は一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)により、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している事業者であることを認定され、同財団の認定制度であるプライバシーマークの使用が認められております。 しかし、今後何らかの理由により個人情報が漏洩した場合には、損害賠償や信用力の失墜により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (11)インターネット関連事業者を規制する法令等について 現時点において、当社グループの主力事業である成果報酬型広告サービス事業に関連して、事業継続に重要な影響を及ぼす法的規制はないものと認識しております。しかし、インターネット上の情報流通や電子商取引のあり方等については現在も様々な議論がなされており、インターネット関連事業を規制する法令は徐々に整備されてきている状況にあり、今後、インターネットの利用や関連するサービス及びインターネット関連事業を営む事業者を規制対象として、新たな法令等の制定や、既存法令等の解釈変更等がなされた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社グループのネットワーク上で広告配信、成果のトラッキング及び不正行為防止のために使用している技術(クッキーの使用等)が規制、制限された場合には、代替手段の開発に多額の投資が必要となり、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (12)知的財産権に係る方針等について 当社グループでは、成果報酬型広告サービス事業においてパートナーサイトが掲載する広告記事やコンテンツ販売事業において販売する文章・原稿等が、第三者の知的財産権を侵害することがないように常に注意を払い事業活動を行っておりますが、当社グループの事業分野で当社グループが認識していない第三者の知的財産権が既に成立している可能性、または新たに成立する可能性があります。 当社グループの事業分野での知的財産権の現状を完全に把握することは困難であり、万一当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、損害賠償請求や差止請求等、または当社グループに対するロイヤリティの支払い要求等を受けることにより、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (13)広告主及びパートナーサイトの参加審査について 当社グループの主力事業である成果報酬型広告サービスにおいては、広告及びパートナーサイトの品質維持が非常に重要となります。当社グループでは、広告主またはパートナーサイト運営者が成果報酬型広告サービスに登録をする際、広告主が運営するサイト及びバナー、またはパートナーサイトが公序良俗に反しないか、法律に抵触するおそれがないか等の審査を行い、当社グループの基準に反するコンテンツ等が存在する場合には、登録を許可しない体制となっております。 当社は、登録を許可した後においても定期的なモニタリングを行っておりますが、広告やパートナーサイトが、公序良俗や法令に反する商品・サービスの提供、コンテンツの掲載を行った場合に、当社グループの信用が低下し、事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (14)パートナーサイトの監視体制について 当社グループの成果報酬型広告サービスに登録されているパートナーサイトに対しては、登録後も継続してパートナー利用規約の遵守状況やサイト運営状況を定期的にモニタリングすることにより、品質維持に努めております。しかしながら、パートナーサイトにおいてパートナー利用規約に違反する行為等がなされた結果、広告主からのクレーム等により、成果報酬型広告サービスの信用が失墜した場合、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (15)不当景品類及び不当表示防止法の改正について 不当景品類及び不当表示防止法をはじめとする広告表示関連法令については、近年、インターネット広告市場の拡大等を背景として規制や運用の強化が進められております。当社グループの広告主となる事業者が、これらの法令やガイドラインへの対応の一環として、当社グループに対してパートナーサイトの表示状況の確認や報告を要望する等の対応を求める可能性があります。 当社グループとしては、広告主からの要望に応えるべく確認体制及びモニタリング体制の整備を進めておりますが、広告主から当社グループの確認体制が十分ではないと判断された場合や、パートナーサイト等において不当表示等が発生した場合には、広告出稿の停止や信用低下等により、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (16)海外展開に伴うリスクについて 当社グループでは、ベトナム、タイ、インドネシア、中国、台湾、フィリピン、マレーシア、インド、モンゴル、バングラデシュ、スリランカにおいて海外子会社を設立し、事業を展開しております。今後、海外事業の展開に伴い、各国の国情や法令、あるいは取引慣行や諸規則等の違いにより生じるリスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (17)投資有価証券について 当社グループでは、前期から当期にかけて海外を中心に積極的に純投資を行い(連結貸借対照表計上額は前期末599,891千円、当期末1,308,346千円)、グループにおけるシナジー効果や投資対象会社の今後の成長によるリターン等の超過収益力を見込んで、1株当たり純資産額に比べて高い価格で投資有価証券を取得しておりますが、当期において投資有価証券評価損118,391千円を特別損失として計上しております。 今後、投資対象会社の事業環境の悪化等により期待する成果が得られないと判断された場合、更に投資有価証券評価損が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 (18)貴金属価格の変動について 当社グループの貴金属リユース・加工・精錬事業においては、金・銀・プラチナ・パラジウム等の貴金属を取り扱っており、市況価格の変動による影響を受けております。 当社グループでは、適切な在庫管理及び取引管理に努めておりますが、貴金属価格が急激に変動した場合には、在庫評価額や収益性等に影響を及ぼし、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 2.当社グループの事業運営体制に関するリスクについて (1)特定人物への依存について 当社グループの創業者であり、創業以来代表を務めてきた金子英司は、インターネット広告に関する豊富な経験と知識を有しており、経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において極めて重要な役割を果たしております。当社グループは、特定の人物に依存しない体制を構築すべく、役員及び幹部社員の情報共有や権限の委譲によって同氏に過度に依存しない経営体制の整備を進めておりますが、何らかの理由により同氏が当社グループの業務を継続することが困難となった場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 (2)内部統制及びガバナンス体制について 当社グループは、事業規模の拡大、海外展開及びグループ会社数の増加に伴い、内部統制及びガバナンス体制の強化を進めております。具体的には、規程・マニュアルの整備、内部監査、J-SOX対応及びコンプライアンス体制の強化等を進めております。しかしながら、業容拡大に対して適切な内部管理体制の構築及び運用が十分に行えなかった場合や、内部統制上の不備等が発生した場合には、当社グループの社会的信用の低下や業績に影響を及ぼす可能性があります。 (3)M&A及び事業拡大に伴うリスクについて 当社グループは、既存事業の強化及び新規事業領域への展開を目的として、M&A及び新規事業投資を実施しております。これらに伴い、新規連結子会社の内部統制体制の整備、業務プロセスの統合、人材確保及び組織運営等が計画どおり進まなかった場合や、期待した収益効果が得られなかった場合、のれん、固定資産又は投資有価証券等に係る減損損失が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4)人材の確保及び育成について 当社グループは、今後の業容拡大及び顧客ニーズの多様化に対応するべく、優秀な人材を適切な時期に確保・育成する必要があります。しかし、優秀な人材の拡充や育成が予定どおり進まなかった場合、または既存の主要な人材が社外に流出した場合は、当社グループの経営活動に支障が生じ、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 3.その他 (1)配当政策について 当社の利益配分につきましては、株主に対する利益還元を重要な経営課題と認識しており、今後の業容拡大と経営基盤の強化のための内部留保を確保しつつ、安定した配当を実施していくことを基本方針としております。しかしながら、配当政策が業績に連動しているため業績が悪化した場合においては、配当が減少もしくは実施をしない可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,911字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1) 経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当社グループでは、主力の成果報酬型広告サービス事業において、金融、自動車、エステクリニック、転職求人、士業、不動産関連など既存の各ジャンルにおける広告主様への注力を継続するとともに、物販等のその他新規分野の広告主様に対して営業の強化を図り、また広告掲載媒体運営者様に対して、より一層の連携強化に努めております。 この結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりになりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は16,387,985千円となり、前連結会計年度末と比較して5,738,469千円の増加となりました。 当連結会計年度末の負債合計は10,478,148千円となり、前連結会計年度末と比較して3,406,842千円の増加となりました。 当連結会計年度末の純資産合計は5,909,836千円となり、前連結会計年度末と比較して2,331,627千円の増加となりました。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高4,440,062千円(前期比114.9%)、営業利益1,051,249千円(同92.0%)、経常利益1,038,270千円(同92.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,570,338千円(同384.6%)となりました(負ののれん発生益を含む)。 前連結会計年度まで「検索連動型広告代行事業」としていた報告セグメントは、当第4四半期会計期間より「運用型広告代行事業」に名称を変更しております。なお、当該変更はセグメント名称の変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。また、当連結会計年度において、井嶋金銀工業株式会社を連結子会社化したことに伴い、「貴金属リユース・加工・精錬事業」を新たな報告セグメントとして追加しております。 セグメント別の売上高は、成果報酬型広告サービス事業が2,253,028千円(同102.6%)、運用型広告代行事業が171,341千円(同316.0%)、中古建設機械マーケットプレイス関連事業が1,722,132千円(同143.7%)、貴金属リユース・加工・精錬事業が0円(前期は該当なし)、その他の事業が293,560千円(同71.0%)となっております。また、セグメント利益は、成果報酬型広告サービス事業が2,231,631千円(同101.6%)、運用型広告代行事業が72,057千円(同132.9%)、中古建設機械マーケットプレイス関連事業が260,722千円(同154.4%)、貴金属リユース・加工・精錬事業が0円(前期は該当なし)、その他の事業が166,389千円(同64.8%)となっております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ2,045,096千円減少し、4,052,539千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、営業活動により使用した資金は440,795千円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益(2,957,792千円)、仕入債務の増加(935,540千円)等があった一方で、負ののれん発生益(2,078,755千円)、売上債権の増加(1,597,392千円)、法人税等の支払額(644,770千円)があったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、投資活動により使用した資金は1,927,896千円となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出(1,853,283千円)、投資有価証券の取得による支出(40,000千円)等があったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度において、財務活動により獲得した資金は315,413千円となりました。これは主に、長期借入れによる収入(2,050,000千円)があった一方、短期借入金の減少(1,367,500千円)、配当金の支払額(274,258千円)等があったことによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 該当事項はありません。 b.受注実績 該当事項はありません。 c.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)   前期比(%) 成果報酬型広告サービス事業(千円)   2,253,028   102.6 運用型広告代行事業(千円)   171,341   316.0 中古建設機械マーケットプレイス関連事業 (千円)   1,722,132   143.7 貴金属リユース・加工・精錬事業(千円)   -   - その他の事業(千円)   293,560   71.0 合計(千円)   4,440,062   114.9 (注)主な販売先については、総販売実績に対する販売割合が10%以上の相手先はありませんので、記載を省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績等 1) 財政状態 (資産合計) 当連結会計年度末の総資産は16,387,985千円となり、前連結会計年度末と比較して5,738,469千円の増加となりました。これは井嶋金銀工業株式会社の連結子会社化等の影響により、受取手形及び売掛金が1,711,262千円、商品及び製品が586,491千円、原材料及び貯蔵品が3,473,769千円、土地が649,500千円、投資有価証券が708,454千円増加し、現金及び預金が1,766,711千円減少したこと等が主な要因であります。 (負債合計) 井嶋金銀工業株式会社の連結子会社化等の影響により、当連結会計年度末の負債は10,478,148千円となり、前連結会計年度末と比較して3,406,842千円の増加となりました。これは買掛金が957,436千円、未払法人税等が61,009千円、長期借入金が2,202,364千円、繰延税金負債が790,171千円増加し、短期借入金が599,416千円減少したこと等が主な要因であります。 (純資産合計) 親会社株主に帰属する当期純利益の計上に加え、井嶋金銀工業株式会社の連結子会社化の影響もあり、当連結会計年度末の純資産は5,909,836千円となり、前連結会計年度末と比較して2,331,627千円の増加となりました。これは利益剰余金が2,295,373千円増加したこと等が主な要因であります。 2) 経営成績 (売上高) 当連結会計年度は成果報酬型広告サービス事業の売上が順調に伸び、総売上高は4,440,062千円となりました。総売上高に占めるセグメント別の売上高及び構成比は、成果報酬型広告サービス事業が2,253,028千円で50.7%、運用型広告代行事業が171,341千円で3.9%、中古建設機械マーケットプレイス関連事業が1,722,132千円で38.8%、貴金属リユース・加工・精錬事業が0円で0%、その他の事業が293,560千円で6.6%となっております。 (売上原価) 当連結会計年度における売上原価は1,709,261千円となりました。これは売上高の増加に伴い、主に中古建設機械マーケットプレイス関連事業に係る売上原価が増加したことによるものです。 この結果、売上総利益は2,730,801千円(前期比102.0%)となりました。 (販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費は1,679,551千円(前期比109.5%)となりました。これは主に支払手数料、のれん償却、株主優待引当金繰入額が増加し、広告宣伝費、貸倒引当金繰入額が減少したためであります。 この結果、営業利益は1,051,249千円(前期比92.0%)となりました。 (営業外損益) 営業外収益は25,390千円(前期比116.0%)となりました。これは主に受取利息、為替差益等の増加によるものです。 営業外費用は38,369千円(前期比103.2%)となりました。これは主に支払利息等の増加によるものです。 この結果、経常利益は1,038,270千円(前期比92.1%)となりました。 (特別損益) 当連結会計年度において特別利益が2,078,755千円発生しております。これは負ののれん発生益の計上によるものです。 当連結会計年度において特別損失が159,232千円発生しております。これは投資有価証券評価損、減損損失、関係会社株式評価損の計上によるものです。 以上の結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は2,957,792千円(前期比264.9%)となりました。また親会社株主に帰属する当期純利益は2,570,338千円(前期比384.6%)となりました。 これにより、売上高に対する親会社株主に帰属する当期純利益の比率は57.9%となりました。 b.経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループは、主力事業である成果報酬型広告サービス事業において、パートナーサイト運営者数及び広告主からの成果承認件数の増加が、売上向上の重要な要素であるため、これらの推移を重要な指標としております。2026年3月末時点のパートナーサイト運営者数は、前年比3,974名増加の64,719名となっております。 また、国内子会社5社、海外子会社13社を有しており、各子会社はグループ全体の業績向上に寄与すべく、グローバルな営業活動の展開を継続してまいります。 なお、海外子会社については、まだ立ち上げ間もない会社がほとんどであり、グループ全体に占める業績の影響が軽微であることから、重要な影響はないものと認識しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性について、当社グループの運転資金需要のうち主なものは、アフィリエイター支払報酬のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、投資有価証券の購入、子会社の新規設立等によるものであります。 当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。 ③重要な会計方針及び見積り並びに当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があり、また将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであり、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性があります。 当社グループの連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりでありますが、特に次の重要な会計方針が連結財務諸表における重要な見積りの判断に大きな影響を及ぼすと考えられます。 a.貸倒引当金の計上基準 当社グループは、売上債権等の貸倒損失に備えて回収不能となる見積額を貸倒引当金として計上しておりますが、将来広告主様等の財務状況が悪化し、支払能力が低下した場合、追加引当または貸倒損失が発生する可能性があります。 b.投資有価証券の減損 当社グループでは、海外を中心に純投資を行い、グループにおけるシナジー効果や投資対象会社の今後の成長によるリターンを得ることなどを目指して投資有価証券を保有しておりますが、当社グループでは、時価または実質価額が著しく低下し、かつ回復の可能性が認められないと判断した場合には減損処理を行っており、将来の投資先の業績不振等により、取得原価に比べて著しく価額が低下した場合には、減損処理が必要となる可能性があります。 c.固定資産の減損 当社グループでは、固定資産の減損に係る会計基準を適用しております。将来の事業環境の悪化、業績の動向等により減損の兆候が生じた場合には、減損処理が必要となる可能性があります。 d.繰延税金資産の回収可能性の評価 当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の評価に際して、将来の課税所得を合理的に見積っております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積り額が減少した場合、繰延税金資産が減額され、税金費用が計上される可能性があります。 e.棚卸資産の評価 当社グループは、中古建設機械マーケットプレイス事業及び貴金属リユース・加工・精錬事業において棚卸資産を保有しております。棚卸資産については、取得原価と正味売却価額を比較し、正味売却価額が取得原価を下回る場合には評価損を計上しております。正味売却価額の算定にあたっては、市況動向、販売見込価格及び貴金属相場等を考慮しておりますが、将来の市場環境の変化や相場の下落等により、追加の評価損が必要となる可能性があります。

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開示資料

出典

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