概要
株式会社スプリックスは、1997年に新潟県長岡市で設立された教育サービス企業である。個別指導塾「森塾」を中核事業とし、集団指導の「湘南ゼミナール」、大学受験塾「河合塾マナビス」のフランチャイズ展開など、複数の学習塾ブランドを全国に展開する。2025年9月期の連結売上高は351億円、営業利益22億円、従業員数1,550人。直営校舎は森塾249校、湘南ゼミナール200校、河合塾マナビス51校に加え、自立学習REDのフランチャイズ208教室を擁する。学習教材「フォレスタ」シリーズの開発販売、オンライン個別指導「そら塾」、プログラミング教育など周辺事業も手がける教育グループである。
「森塾」「湘南ゼミナール」「河合塾マナビス」の三本柱
当社グループの報告セグメントは、個別指導の「森塾」、集団指導の「湘南ゼミナール」、大学受験塾「河合塾マナビス」の3つである。2025年9月期の売上高は、森塾が185億62百万円、湘南ゼミナールが92億95百万円、河合塾マナビスが33億55百万円であり、全体の約89%を占める。森塾は直営249校舎で61,781人の生徒を抱え、中核的利益源である。湘南ゼミナールは神奈川県を中心に200校舎、河合塾マナビスはフランチャイジーとして全国51校舎を運営する。3セグメント合わせたEBITDAは約65億円に達する。
個別指導「森塾」の成績保証制度と直営拡大
「森塾」は先生1人に生徒2人までの個別指導塾で、中学生を対象に定期テストで「1科目20点以上成績が上がること」を保証する「成績保証制度」を導入している。この制度が生徒獲得の差別化要因となっている。2025年9月期末の直営校舎数は249校で、前年同期比20校増加した。生徒数も6,424人増の61,781人に拡大した。新規開校は関西地区にも進出しており、引き続き直営での校舎展開を加速する方針である。セグメント利益は47億79百万円(前年同期比21.8%増)と好調である。
集団指導「湘南ゼミナール」とFC「河合塾マナビス」の運営
「湘南ゼミナール」は小中高生向けの集団指導塾で、独自の授業スタイル「QE授業」を特徴とする。神奈川県を中心に200校舎を展開し、2025年9月期末の生徒数は18,697人と堅調である。一方、「河合塾マナビス」は映像授業と学習ナビゲーションを組み合わせた大学進学塾で、湘南ゼミナールがフランチャイジーとして51校舎を運営する。両セグメント合計の売上高は約126億円、セグメント利益は約11億円である。湘南ゼミナールは3校舎減となったが、生徒数は増加しており、効率化が進んでいる。
自立学習REDや教材販売を含むその他事業
報告セグメントに含まれないその他事業には、教育ITを活用した「自立学習RED」、オンライン個別指導「そら塾」、学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの販売、ダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」、日本語学校「和陽日本語学院」、プログラミング能力検定などが含まれる。自立学習REDは直営6教室、フランチャイズ208教室を展開する。フォレスタシリーズは森塾発の教材で、外部の学習塾にも販売されている。また、AIタブレット教材「SPRIX LEARNING」「DOJO」など新規事業も拡大中である。これらの売上規模は約39億円と推定される。
業界の中での役割は教育サービス事業者にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2025/9期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| 森塾 | 186億円 | 52.8% | — | — |
| 湘南 ゼミナール | 93億円 | 26.4% | — | — |
| その他(教育 関連サービス) | 39億円 | 11.1% | — | — |
| 河合塾 マナビス | 34億円 | 9.7% | — | — |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01学習塾主力
「森塾」は小中高生向け個別指導塾で、先生1人に生徒2人までの指導。成績保証制度を導入し、直営249校舎を運営。
- 森塾
- 個別指導塾。成績保証制度あり。
02学習塾(集団指導)準主力
「湘南ゼミナール」は小中高生向けの集団指導塾。神奈川県を中心に200校舎を運営。
- 湘南ゼミナール
- 集団指導塾。独自のQE授業を展開。
03学習塾(映像授業)準主力
「河合塾マナビス」は現役高校生向けの映像授業と対人サポートを組み合わせた大学進学塾。フランチャイズで全国51校舎展開。
- 河合塾マナビス
- 映像授業と学習ナビゲーションを組み合わせた塾。
04教育関連サービスその他
「自立学習RED」「そら塾」などの学習塾経営、教材開発・販売、ダンススクール運営、プログラミング検定など多岐にわたる教育関連サービスを展開。
- 自立学習RED
- 教育ITを活用した個別学習塾。
- そら塾
- オンライン個別指導塾。
- フォレスタ
- 学習塾用教材シリーズ。
- 東京ダンスヴィレッジ
- 社会人向けダンススクール。
- プログラミング能力検定
- プログラミング能力を測定する検定試験。
製品と技術
学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの特長
フォレスタシリーズは、当社が開発・販売する学習塾用教材の総称である。主力は小中高生向け個別指導用テキスト「フォレスタ」で、科目別・学年別にラインナップされている。特徴は、森塾の現場から生まれた点であり、生徒にとって分かりやすいだけでなく、指導する講師が教えやすいように設計されている。その他、中学生向け映像教材「楽しく学べるシリーズ」や、個別指導塾運営を支援するデータベースシステム「フォレスタデータベース」も含まれる。フォレスタテキストは森塾のみならず、全国の個別指導塾で採用されており、教育関連サービスの中核製品である。
オンライン個別指導「そら塾」とAIタブレット教材
「そら塾」は、小中高生向けのオンライン個別指導塾である。コロナ禍の緊急事態宣言中に森塾を継続するために開発されたノウハウを活かし、スマートフォンなどのデバイスを通じて先生1人に生徒2人までの個別指導を提供する。また、AIタブレットで基礎学力を養成する「SPRIX LEARNING」と「DOJO」も展開しており、デジタル技術を活用した学習サービスを拡充している。これらのサービスは、リアル塾とオンラインのハイブリッド戦略の一環であり、時間や場所の制約を超えた学習機会を提供する。
プログラミング教育「QUREO」と「プログラミング能力検定」
当社は小学生向けプログラミング学習サービス「QUREO」を開発・販売している。これはサイバーエージェントグループとの協業によるもので、ゲーム感覚でプログラミングを学べる。また、子会社の株式会社プログラミング総合研究所は「プログラミング能力検定」を開発・運営・販売しており、プログラミング教育の普及と評価に貢献している。さらに、中国語検定「HSK」関連の書籍・アプリの販売も行っている。これらの検定・教材事業は、学習塾以外の教育領域における収益源となっており、教育サービス全体の幅を広げている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
学習塾運営で中堅、受講者増で収益改善
学習塾・教育事業を展開するサービス業。売上高351億円(2025/9期予想)と同業他社の中では中規模。営業利益率6.27%と改善傾向にあり、業界平均並み。ライバルのジンジブやイシンは就職支援など異なる教育サービスを提供しており、直接競合は限定的。少子化による市場縮小リスクがあるが、個別指導やオンライン化で差別化を図っている。
強み
- 営業利益率が3.45%から6.27%へ大幅改善し、収益力が向上。
- 売上高が増加傾向にあり、受講者数が順調に伸びている。
- 個別指導・集団指導・オンラインなど幅広いニーズに対応。
- 特定エリアでの知名度が高く、地域シェアを確保。
課題
- 少子化による市場縮小が長期的な成長制約要因。
- オンライン塾やAI教材など新興サービスとの競争激化。
- 優秀な講師の確保が難しく、人件費上昇リスク。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がスプリックス
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 7094NexTone | 181億円 | 22.5倍 |
| 2 | 6045レントラックス | 181億円 | 6.9倍 |
| 3 | 505Aギークリー | 180億円 | 11.7倍 |
| 4 | 2152幼児活動研究会 | 179億円 | 14.4倍 |
| 5 | 2489アドウェイズ | 177億円 | 11.7倍 |
| 6 | 7030スプリックス | 175億円 | 10.2倍 |
| 7 | 6191エアトリ | 174億円 | 6.4倍 |
| 8 | 9211エフ・コード | 174億円 | 10.6倍 |
| 9 | 6571キュービーネットホールディングス | 174億円 | 22.1倍 |
| 10 | 2415ヒューマンホールディングス | 173億円 | 7.8倍 |
| 11 | 6572オープングループ | 172億円 | 25.1倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 4件
長岡での創業と森塾第1号校開校
1997年1月、新潟県長岡市で株式会社スプリックスが設立された。同年2月には同市内に個別指導塾「森塾」の長岡校を開校し、教育サービス事業を開始した。設立当初はこの1教室のみで、小規模な運営であった。長岡市という地方都市で、個別指導による学習塾のノウハウを一から構築した。この時期に培った指導方法が、後の「森塾」ブランドの基礎となった。なお、登記上の本店所在地は現在も長岡市にあるが、実際の業務は東京都豊島区の本社で行われている。設立から間もない段階では、地域密着型の個別指導に専念し、後の多角化の基盤を築いた。
2003年:読書教育プログラム「グリムスクール」の開始
2003年3月、当社は小学生向け読書教育プログラム「グリムスクール」のサービスを開始した。これは森塾の枠を超えた教育コンテンツ事業への第一歩であり、読書を通じて国語力向上を目指すものである。グリムスクールは以降、教育関連サービスの中の一つの柱として展開されることとなる。この取り組みは、学習塾事業以外の収益源を模索する契機となり、後の教材開発や多角化につながった。グリムスクールは森塾の教室でも導入され、独自の教材と指導法を持つプログラムとして成長した。
2004年:学習塾向け教材「フォレスタ」とデータベースの販売開始
2004年12月、当社は学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの販売を開始した。フォレスタは森塾の指導現場から生まれたテキストで、「生徒が分かりやすい」と「先生が教えやすい」の両立を特徴とする。同時に、学習塾マネジメント用の「フォレスタデータベース」もリリースした。これは生徒情報や成績データを分析し、経営を支援するシステムである。これらの製品は森塾以外の学習塾にも販売され、教材販売事業として成長する基盤となった。フォレスタシリーズはその後も改訂を重ね、主要な収益源の一つに育った。
2004年:ダンススクール・FC・中国事業への多角化
2004年12月には、複数の新規事業が同時に始動した。東京都豊島区でダンススクール「東京カルチャーヴィレッジ」(現「東京ダンスヴィレッジ」)池袋校を開校し、社会人向けダンス教育に進出した。また、株式会社湘南ゼミナールと「森塾」のフランチャイズ契約を締結し、茅ヶ崎校と平塚校をFC教室として開校した。これがフランチャイズ展開の始まりである。さらに、映像教材「楽しく学べるシリーズ」DVD、求人サイト「塾講師JAPAN」、インターネット教材を利用した「自立学習RED」浦和校の開校も行った。加えて、中国事業を統括するSPRIX Hong Kong Limited.を設立し、中国市場への進出も開始した。この一年で、当社は単一塾運営から総合教育グループへと転換した。
年表4件を開く
1990年代
- 1997年1月創業株式会社スプリックスを設立
- 1997年2月新潟県長岡市で個別指導塾「森塾」長岡校を開校
2000年代
- 2003年3月読書教育プログラム「グリムスクール」のサービスを開始
- 2004年12月M&A学習教材「フォレスタ」シリーズの販売を開始 学習塾マネジメント用「フォレスタデータベース」の販売を開始 東京都豊島区で「東京カルチャーヴィレッジ」(現「東京ダンスヴィレッジ」)池袋校を開校 神奈川県にて、株式会社湘南ゼミナールと「森塾」のフランチャイズ展開を開始、同社との初FC教室となる茅ヶ崎校及び平塚校を開校 映像教材「楽しく学べるシリーズ」DVDの販売を開始 求人サイト「塾講師JAPAN」のサービスを開始 埼玉県さいたま市浦和区でインターネット教材を利用した「自立学習RED」浦和校を開校 インターネットによる教育情報サービスの提供を目的として、株式会社エルスリーを設立 中国事業を統括する持株会社として、SPRIX Hong Kong Limited.を設立 中国語検定「HSK」シリーズの出版を開始 中国教育事業に係るコンサルティングサービスの提供を目的として、沛雷投資管理咨詢(上海)有限公司を設立 中国において教育サービスの提供を行う上海森塾教育培訓有限公司を連結子会社化 教育IT事業の開発(教育×IT領域におけるプラットフォーム構築プロジェクト)を開始 東京都豊島区に本社機能を移
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2025/9期の経営方針より
会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
学習塾「森塾」の開校とFC展開の推進
中核事業「森塾」の開校を継続するとともに、「自立学習RED」のフランチャイズ展開を推進し、生徒数の拡大を図る。人材採用・育成を計画的に行う。
- 02
教育コンテンツの品質向上と研究開発
オリジナル教育コンテンツの企画・開発・販売を継続し、ユーザーニーズや教育現場の声を反映した改善を日々実施。新技術を取り入れた高品質・高付加価値・低コストなコンテンツの研究開発に取り組む。
- 03
エリアマーケティングと地域展開の加速
新地域への展開や新規出店・開校を重要な戦略と位置付け、リソースを勘案しながら出店ペースを加速。関西地区での森塾開校を継続し、新興国等への進出も進める。
- 04
人材の確保と育成・開発
事業計画に応じた計画的な人材確保と、企業ミッション・行動指針を理解し実行できる人材の育成・スキル開発に取り組み、成長を牽引する人材を確保する。
- 05
経営体制の強化と内部管理体制の充実
事業拡大・成長を実現しステークホルダーの期待に応えるため、経営体制を強化。法令遵守の徹底と内部管理体制の充実・強化を図る。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 8期分
グループ全体で1,550人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、7期前と比べて+8.8%。平均年齢は29.9歳、平均勤続年数は3.6年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年9月 | — | — | — | 387 | — |
| 2019年9月 | 467 | 30.5 | 3.9 | 437 | — |
| 2020年9月 | 472 | 30.1 | 3.9 | 490 | — |
| 2021年9月 | 491 | 29.4 | 3.6 | 1,305 | — |
| 2022年9月 | 501 | 29.7 | 4.0 | 1,298 | — |
| 2023年9月 | 440 | 29.6 | 3.7 | 1,394 | — |
| 2024年9月 | 491 | 29.7 | 3.4 | 1,490 | 74 |
| 2025年9月 | 509 | 29.9 | 3.6 | 1,550 | 142 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社8社(国内 7 / 海外 1、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。
- 国内㈱湘南ゼミナール(注)1、2東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱湘南ゼミナール オーシャン東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱プログラミング 総合研究所東京都渋谷区 · 連結子会社議決権60.0%
- 国内㈱和陽日本語学院東京都世田谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱イングリッシュ スクエア埼玉県さいたま市浦和区 · 連結子会社議決権100.0%
- 海外SPRIX MANABIE EDUCATION PRIVATE LTDインド · 連結子会社議決権100.0%
- 国内㈱Edutainment-Lab東京都渋谷区 · 連結子会社議決権85.0%
- 国内㈱キュレオ東京都渋谷区 · 持分法適用会社議決権40.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2025年9月期の売上高は351億円、営業利益は22億円。前期と比べると増収増益で、売上が+10.0%、利益が+100.0%。
会社が出している今期の予想2026年9月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 380億円 | 351億円 |
| 営業利益 | 24億円 | 22億円 |
| 純利益 | 14億円 | 11億円 |
| 1株あたり配当 | ¥38 | ¥38 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年3Qで、売上は82億円、営業利益は−5億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+24.2%。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2023年2Q | 75 | −1 | −1.3 | −1 |
| 2023年3Q | 66 | −6 | −9.1 | −4 |
| 2023年4Q | 86 | — | — | 6 |
| 2024年1Q | 82 | 11 | 13.4 | 7 |
| 2024年2Q | 79 | −1 | −1.3 | −1 |
| 2024年4Q | 158 | 1 | 0.6 | −1 |
| 2025年2Q | 172 | 11 | 6.4 | 7 |
| 2025年4Q | 179 | 11 | 6.1 | 4 |
| 2026年2Q | 191 | 20 | 10.5 | 13 |
| 2026年3Q | 82 | −5 | −6.1 | −4 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 12期分
2014年9月期からの12期で、売上は49億円から351億円へ7.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は11期連続で増加。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 経常利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 49 | — | 2 | — | 1 |
| 2015年9月 | 58 | — | 3 | — | 2 |
| 2016年9月 | 72 | — | 5 | — | 3 |
| 2017年9月 | 85 | — | 12 | — | 9 |
| 2018年9月 | 105 | — | 24 | — | 16 |
| 2019年9月 | 114 | — | 27 | — | 18 |
| 2020年9月 | 118 | — | 18 | — | 12 |
| 2021年9月 | 259 | — | 24 | — | 15 |
| 2022年9月 | 294 | — | 28 | — | 16 |
| 2023年9月 | 304 | — | 13 | — | 6 |
| 2024年9月 | 319 | 11 | 11 | 3.4 | 5 |
| 2025年9月 | 351 | 22 | 22 | 6.3 | 11 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2025年9月期
売上高351億円のうち、営業利益として残るのは22億円で6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.7%241億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.1%88億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%22億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 10期分
2025年9月期は営業CFが36億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは20億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は65億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年9月 | 5 | −4 | 0 | 1 | 13 |
| 2017年9月 | 13 | −3 | 0 | 10 | 22 |
| 2018年9月 | 25 | −1 | 23 | 24 | 68 |
| 2019年9月 | 13 | −7 | −6 | 6 | 68 |
| 2020年9月 | 15 | −4 | −7 | 11 | 73 |
| 2021年9月 | 26 | −19 | −19 | 7 | 62 |
| 2022年9月 | 22 | −14 | −10 | 8 | 59 |
| 2023年9月 | 17 | −14 | −2 | 3 | 60 |
| 2024年9月 | 19 | −15 | −10 | 4 | 54 |
| 2025年9月 | 36 | −16 | −10 | 20 | 65 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 12期分
2025年9月期の総資産は225億円。このうち返さなくてよい自己資本が100億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 26 | 14 | 12 | 53.9 |
| 2015年9月 | 29 | 16 | 13 | 54.2 |
| 2016年9月 | 35 | 18 | 17 | 51.3 |
| 2017年9月 | 51 | 26 | 25 | 51.3 |
| 2018年9月 | 100 | 65 | 35 | 64.9 |
| 2019年9月 | 109 | 76 | 33 | 70.4 |
| 2020年9月 | 115 | 81 | 34 | 70.2 |
| 2021年9月 | 193 | 89 | 104 | 45.9 |
| 2022年9月 | 196 | 98 | 98 | 49.8 |
| 2023年9月 | 201 | 97 | 104 | 48.0 |
| 2024年9月 | 204 | 96 | 109 | 46.5 |
| 2025年9月 | 225 | 100 | 125 | 44.2 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中165位あたり、逆に低いのは自己資本比率で534社中335位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥972で、1年前と比べて-28.6%。過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 |
| PER (会社予想) | 12.5倍 |
| PBR | 1.68倍 |
| 配当利回り | 3.91% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
8月13日に-6.25%と急落し975円で終えた。1か月で-4.51%と下落傾向が続き、25日線(1073.04円)を下回る。52週安値943円に接近しており、下値サポートが意識される。出来高は8月13日に121300株と急増しており、売りが集中した。RSIは41.1とまだ売られ過ぎではないが、週足では下落トレンドが続く。75日線(1145.17円)や200日線(1251.99円)を大きく下回り、弱気相場である。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)。
PER 10.7倍は業界平均22.2倍を大きく下回り割安。PBR 1.65倍は業界平均2.35倍を下回る。配当利回り3.70%は業界平均1.66%を大幅に上回り魅力的。ROE 11.2%は標準的。配当性向61.3%と高いが、収益成長も見られ、割安ながら配当も魅力的である。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 10.2倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 12.5倍 | — |
| PBR | 1.68倍 | 3.51倍 |
| ROE | 11.2% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
少子化による市場縮小と競争激化が逆風。強気派は、個別指導やオンラインなど新サービスの拡充で生徒数を維持し成長できると見る。一方弱気派は、人口減が構造的な課題で、コスト増が利益を圧迫するリスクを指摘。2025年9月期は増収増益予想だが、持続性に疑問もある。
- 新サービスで差別化
個別指導やオンライン学習の導入でニーズに対応
- 営業利益率改善
2025年9月期は6.27%と倍増予想で収益力向上
- 安定した配当
配当利回り3.7%と株主還元に積極的
- FY2025期営業利益22億円と倍増2025年9月期影響強
売上351億、営業利益率6.3%と改善
- 教育DX需要拡大で市場シェア向上継続影響中
IT活用教育サービス需要増で売上成長
- 株主還元強化による投資家評価通年影響弱
配当利回り3.7%、増配継続でPBR改善
- M&Aによる事業ポートフォリオ拡充不定影響弱
時価総額184億、中小M&Aで成長加速
- 少子化で市場縮小
少子化により塾の対象人口が減少傾向
- 競争激化
大手塾やオンラインサービスの台頭で競争が激しい
- 低い収益性
営業利益率3~6%と薄利であり、コスト増で悪化リスク
- 競合参入による価格競争激化継続影響強
営業利益率3.5%→6.3%だが、競合増で再び低下リスク
- 出生率低下で国内市場縮小長期影響中
少子化で学習塾市場縮小、売上成長鈍化
- 人件費上昇による利益圧迫継続影響中
人材確保コスト増で営業利益率改善ペース鈍化
- 低PER維持による割安感薄れる短期的影響弱
PER10.7倍と業界平均並み、割安感からのリバウンド限定的
- 生徒数
- 売上高の直接的なドライバー
- 校舎数
- 拡大戦略の進捗を示す
- 営業利益率
- 収益性改善の度合いを測る
- 1人当たり客単価
- 価格戦略の効果を確認
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり38円で、前期から+0.0%。いまの株価に対する利回りは3.91%。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2019年9月 | 31 | — | 29.9 |
| 2020年9月 | 31 | 0.0 | 45.5 |
| 2021年9月 | 31 | 0.0 | 45.5 |
| 2022年9月 | 38 | 22.6 | 53.1 |
| 2023年9月 | 38 | 0.0 | 126.7 |
| 2024年9月 | 38 | 0.0 | 72.3 |
| 2025年9月 | 38 | 0.0 | 61.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥38
株主
有価証券報告書より
2025年9月期末の株主数は延べ4,062人。区分でいちばん多いのは事業法人で49.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.5%を占め、残る48.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2020年9月% | 2021年9月% | 2022年9月% | 2023年9月% | 2024年9月% | 2025年9月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 事業法人 | 50.0 | 50.9 | 49.9 | 49.5 | 49.0 | 49.9 |
| 個人・その他 | 29.6 | 32.3 | 27.9 | 33.2 | 35.7 | 34.9 |
| 外国法人 | 3.4 | 5.8 | 12.6 | 11.3 | 11.0 | 11.7 |
| 証券会社 | 3.1 | 4.1 | 3.1 | 1.3 | 1.1 | 2.0 |
| 自己株式 | 1.0 | 2.0 | 2.0 | 1.9 | 1.9 | 1.9 |
| 金融機関 | 13.9 | 6.9 | 6.5 | 4.7 | 3.1 | 1.6 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | 有限会社フラットストーン | 47.71 |
| 02 | 常石 博之 | 8.77 |
| 03 | UBS AG SINGAPORE-054600251021U9(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 6.82 |
| 04 | 中野 道 | 4.55 |
| 05 | 平石 明 | 4.03 |
| 06 | スプリックスグループ従業員持株会 | 2.13 |
| 07 | WILL FIELD CAPITAL PTE. LTD. Director 志野文哉 | 1.86 |
| 08 | 上田八木短資株式会社 取締役社長上田晶平 | 1.54 |
| 09 | 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口) | 1.52 |
| 10 | 野村證券株式会社 代表取締役奥田健太郎 | 0.97 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 12期分
1株利益は12期で−91%、1株純資産は12期で−96%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2014年9月 | 703 | 13,276 | 5.4 | — | — |
| 2015年9月 | 1,741 | 15,017 | 12.3 | — | 20.1 |
| 2016年9月 | 16 | 112 | 15.1 | — | 20.0 |
| 2017年9月 | 54 | 163 | 39.0 | — | 30.0 |
| 2018年9月 | 97 | 378 | 34.6 | 29.5 | 36.1 |
| 2019年9月 | 104 | 446 | 25.1 | 13.6 | 29.9 |
| 2020年9月 | 67 | 470 | 14.6 | 12.2 | 45.5 |
| 2021年9月 | 85 | 516 | 17.4 | 12.1 | 45.5 |
| 2022年9月 | 94 | 568 | 17.3 | 10.1 | 53.1 |
| 2023年9月 | 33 | 559 | 5.8 | 24.9 | 126.7 |
| 2024年9月 | 29 | 546 | 5.2 | 27.7 | 72.3 |
| 2025年9月 | 62 | 563 | 11.2 | 22.8 | 61.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
7名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 常石博之 | 代表取締役社長 | 55 | 1,576,850 |
| 平石明 | 取締役 事業部門 管掌 | 61 | 724,550 |
| 平井利英 | 取締役 コーポレート部門 管掌 | 51 | 13,650 |
| 菅井善朗 | 取締役 | 65 | 600 |
| 赤澤嘉信 | 取締役(常勤監査等委員) | 53 | 9,650 |
| 松浦剛志 | 取締役(監査等委員) | 56 | 9,500 |
| 浅見裕子 | 取締役(監査等委員) | 54 | 1,000 |
役員報酬の内訳2025/9期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | 退職慰労百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 3 | 91 | 0 | 91 | 30 |
| 社外取締役 | 3 | 14 | — | 14 | 5 |
| 取締役(社内) | 1 | 11 | 1 | 13 | 13 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2025/9期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,454字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題3,276字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク3,324字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)5,382字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP。
- 半期報告書半期報告書-第30期(2025/10/01-2026/09/30)2026-05-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第29期(2024/10/01-2025/09/30)2025-12-26
- 半期報告書半期報告書-第29期(2024/10/01-2025/09/30)2025-05-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第28期(2023/10/01-2024/09/30)2024-12-26
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第2四半期(2024/01/01-2024/03/31)2024-05-14
- 四半期報告書四半期報告書-第28期第1四半期(2023/10/01-2023/12/31)2024-02-14
- 有価証券報告書有価証券報告書-第27期(2022/10/01-2023/09/30)2023-12-22
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第3四半期(2023/04/01-2023/06/30)2023-08-09
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第2四半期(2023/01/01-2023/03/31)2023-05-11
- 四半期報告書四半期報告書-第27期第1四半期(2022/10/01-2022/12/31)2023-02-10
- 有価証券報告書有価証券報告書-第26期(令和3年10月1日-令和4年9月30日)2022-12-23
- 四半期報告書四半期報告書-第26期第3四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)2022-08-09
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