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超!企業DB
日経平均64,325.64-1,890NYダウ53,020.8+254ドル円158.87-1NASDAQ26,203.91+104S&P 5007,667.95+36SOX 指数11,316.82+289/2終値

スプリックス

SPRIX, Ltd.7030 · Standard · サービス業

「森塾」「湘南ゼミナール」「河合塾マナビス」など複数の学習塾ブランドを展開する教育サービス企業。

概要

株式会社スプリックスは、1997年に新潟県長岡市で設立された教育サービス企業である。個別指導塾「森塾」を中核事業とし、集団指導の「湘南ゼミナール」、大学受験塾「河合塾マナビス」のフランチャイズ展開など、複数の学習塾ブランドを全国に展開する。2025年9月期の連結売上高は351億円、営業利益22億円、従業員数1,550人。直営校舎は森塾249校、湘南ゼミナール200校、河合塾マナビス51校に加え、自立学習REDのフランチャイズ208教室を擁する。学習教材「フォレスタ」シリーズの開発販売、オンライン個別指導「そら塾」、プログラミング教育など周辺事業も手がける教育グループである。

「森塾」「湘南ゼミナール」「河合塾マナビス」の三本柱

当社グループの報告セグメントは、個別指導の「森塾」、集団指導の「湘南ゼミナール」、大学受験塾「河合塾マナビス」の3つである。2025年9月期の売上高は、森塾が185億62百万円、湘南ゼミナールが92億95百万円、河合塾マナビスが33億55百万円であり、全体の約89%を占める。森塾は直営249校舎で61,781人の生徒を抱え、中核的利益源である。湘南ゼミナールは神奈川県を中心に200校舎、河合塾マナビスはフランチャイジーとして全国51校舎を運営する。3セグメント合わせたEBITDAは約65億円に達する。

個別指導「森塾」の成績保証制度と直営拡大

「森塾」は先生1人に生徒2人までの個別指導塾で、中学生を対象に定期テストで「1科目20点以上成績が上がること」を保証する「成績保証制度」を導入している。この制度が生徒獲得の差別化要因となっている。2025年9月期末の直営校舎数は249校で、前年同期比20校増加した。生徒数も6,424人増の61,781人に拡大した。新規開校は関西地区にも進出しており、引き続き直営での校舎展開を加速する方針である。セグメント利益は47億79百万円(前年同期比21.8%増)と好調である。

集団指導「湘南ゼミナール」とFC「河合塾マナビス」の運営

「湘南ゼミナール」は小中高生向けの集団指導塾で、独自の授業スタイル「QE授業」を特徴とする。神奈川県を中心に200校舎を展開し、2025年9月期末の生徒数は18,697人と堅調である。一方、「河合塾マナビス」は映像授業と学習ナビゲーションを組み合わせた大学進学塾で、湘南ゼミナールがフランチャイジーとして51校舎を運営する。両セグメント合計の売上高は約126億円、セグメント利益は約11億円である。湘南ゼミナールは3校舎減となったが、生徒数は増加しており、効率化が進んでいる。

自立学習REDや教材販売を含むその他事業

報告セグメントに含まれないその他事業には、教育ITを活用した「自立学習RED」、オンライン個別指導「そら塾」、学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの販売、ダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」、日本語学校「和陽日本語学院」、プログラミング能力検定などが含まれる。自立学習REDは直営6教室、フランチャイズ208教室を展開する。フォレスタシリーズは森塾発の教材で、外部の学習塾にも販売されている。また、AIタブレット教材「SPRIX LEARNING」「DOJO」など新規事業も拡大中である。これらの売上規模は約39億円と推定される。

業界の中での役割は教育サービス事業者にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
351億円
営業利益
22億円
営業利益率
6.3%
純利益
11億円
2025/9 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

事業別の売上と利益

2025/9
事業売上構成比利益利益率
森塾186億円52.8%
湘南 ゼミナール93億円26.4%
その他(教育 関連サービス)39億円11.1%
河合塾 マナビス34億円9.7%

有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。

01学習塾主力

「森塾」は小中高生向け個別指導塾で、先生1人に生徒2人までの指導。成績保証制度を導入し、直営249校舎を運営。

主な製品・サービス1
森塾
個別指導塾。成績保証制度あり。

02学習塾(集団指導)準主力

「湘南ゼミナール」は小中高生向けの集団指導塾。神奈川県を中心に200校舎を運営。

主な製品・サービス1
湘南ゼミナール
集団指導塾。独自のQE授業を展開。

03学習塾(映像授業)準主力

「河合塾マナビス」は現役高校生向けの映像授業と対人サポートを組み合わせた大学進学塾。フランチャイズで全国51校舎展開。

主な製品・サービス1
河合塾マナビス
映像授業と学習ナビゲーションを組み合わせた塾。

04教育関連サービスその他

「自立学習RED」「そら塾」などの学習塾経営、教材開発・販売、ダンススクール運営、プログラミング検定など多岐にわたる教育関連サービスを展開。

主な製品・サービス5
自立学習RED
教育ITを活用した個別学習塾。
そら塾
オンライン個別指導塾。
フォレスタ
学習塾用教材シリーズ。
東京ダンスヴィレッジ
社会人向けダンススクール。
プログラミング能力検定
プログラミング能力を測定する検定試験。

製品と技術

学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの特長

フォレスタシリーズは、当社が開発・販売する学習塾用教材の総称である。主力は小中高生向け個別指導用テキスト「フォレスタ」で、科目別・学年別にラインナップされている。特徴は、森塾の現場から生まれた点であり、生徒にとって分かりやすいだけでなく、指導する講師が教えやすいように設計されている。その他、中学生向け映像教材「楽しく学べるシリーズ」や、個別指導塾運営を支援するデータベースシステム「フォレスタデータベース」も含まれる。フォレスタテキストは森塾のみならず、全国の個別指導塾で採用されており、教育関連サービスの中核製品である。

オンライン個別指導「そら塾」とAIタブレット教材

「そら塾」は、小中高生向けのオンライン個別指導塾である。コロナ禍の緊急事態宣言中に森塾を継続するために開発されたノウハウを活かし、スマートフォンなどのデバイスを通じて先生1人に生徒2人までの個別指導を提供する。また、AIタブレットで基礎学力を養成する「SPRIX LEARNING」と「DOJO」も展開しており、デジタル技術を活用した学習サービスを拡充している。これらのサービスは、リアル塾とオンラインのハイブリッド戦略の一環であり、時間や場所の制約を超えた学習機会を提供する。

プログラミング教育「QUREO」と「プログラミング能力検定」

当社は小学生向けプログラミング学習サービス「QUREO」を開発・販売している。これはサイバーエージェントグループとの協業によるもので、ゲーム感覚でプログラミングを学べる。また、子会社の株式会社プログラミング総合研究所は「プログラミング能力検定」を開発・運営・販売しており、プログラミング教育の普及と評価に貢献している。さらに、中国語検定「HSK」関連の書籍・アプリの販売も行っている。これらの検定・教材事業は、学習塾以外の教育領域における収益源となっており、教育サービス全体の幅を広げている。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

学習塾運営で中堅、受講者増で収益改善

学習塾・教育事業を展開するサービス業。売上高351億円(2025/9期予想)と同業他社の中では中規模。営業利益率6.27%と改善傾向にあり、業界平均並み。ライバルのジンジブやイシンは就職支援など異なる教育サービスを提供しており、直接競合は限定的。少子化による市場縮小リスクがあるが、個別指導やオンライン化で差別化を図っている。

強み

  • 営業利益率が3.45%から6.27%へ大幅改善し、収益力が向上。
  • 売上高が増加傾向にあり、受講者数が順調に伸びている。
  • 個別指導・集団指導・オンラインなど幅広いニーズに対応。
  • 特定エリアでの知名度が高く、地域シェアを確保。

課題

  • 少子化による市場縮小が長期的な成長制約要因。
  • オンライン塾やAI教材など新興サービスとの競争激化。
  • 優秀な講師の確保が難しく、人件費上昇リスク。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字がスプリックス

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17094NexTone181億円22.5倍
26045レントラックス181億円6.9倍
3505Aギークリー180億円11.7倍
42152幼児活動研究会179億円14.4倍
52489アドウェイズ177億円11.7倍
67030スプリックス175億円10.2倍
76191エアトリ174億円6.4倍
89211エフ・コード174億円10.6倍
96571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍
102415ヒューマンホールディングス173億円7.8倍
116572オープングループ172億円25.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 4件

長岡での創業と森塾第1号校開校

1997年1月、新潟県長岡市で株式会社スプリックスが設立された。同年2月には同市内に個別指導塾「森塾」の長岡校を開校し、教育サービス事業を開始した。設立当初はこの1教室のみで、小規模な運営であった。長岡市という地方都市で、個別指導による学習塾のノウハウを一から構築した。この時期に培った指導方法が、後の「森塾」ブランドの基礎となった。なお、登記上の本店所在地は現在も長岡市にあるが、実際の業務は東京都豊島区の本社で行われている。設立から間もない段階では、地域密着型の個別指導に専念し、後の多角化の基盤を築いた。

2003年:読書教育プログラム「グリムスクール」の開始

2003年3月、当社は小学生向け読書教育プログラム「グリムスクール」のサービスを開始した。これは森塾の枠を超えた教育コンテンツ事業への第一歩であり、読書を通じて国語力向上を目指すものである。グリムスクールは以降、教育関連サービスの中の一つの柱として展開されることとなる。この取り組みは、学習塾事業以外の収益源を模索する契機となり、後の教材開発や多角化につながった。グリムスクールは森塾の教室でも導入され、独自の教材と指導法を持つプログラムとして成長した。

2004年:学習塾向け教材「フォレスタ」とデータベースの販売開始

2004年12月、当社は学習塾向け教材「フォレスタ」シリーズの販売を開始した。フォレスタは森塾の指導現場から生まれたテキストで、「生徒が分かりやすい」と「先生が教えやすい」の両立を特徴とする。同時に、学習塾マネジメント用の「フォレスタデータベース」もリリースした。これは生徒情報や成績データを分析し、経営を支援するシステムである。これらの製品は森塾以外の学習塾にも販売され、教材販売事業として成長する基盤となった。フォレスタシリーズはその後も改訂を重ね、主要な収益源の一つに育った。

2004年:ダンススクール・FC・中国事業への多角化

2004年12月には、複数の新規事業が同時に始動した。東京都豊島区でダンススクール「東京カルチャーヴィレッジ」(現「東京ダンスヴィレッジ」)池袋校を開校し、社会人向けダンス教育に進出した。また、株式会社湘南ゼミナールと「森塾」のフランチャイズ契約を締結し、茅ヶ崎校と平塚校をFC教室として開校した。これがフランチャイズ展開の始まりである。さらに、映像教材「楽しく学べるシリーズ」DVD、求人サイト「塾講師JAPAN」、インターネット教材を利用した「自立学習RED」浦和校の開校も行った。加えて、中国事業を統括するSPRIX Hong Kong Limited.を設立し、中国市場への進出も開始した。この一年で、当社は単一塾運営から総合教育グループへと転換した。

年表4件を開く

1990年代

  • 1997年1月創業株式会社スプリックスを設立
  • 1997年2月新潟県長岡市で個別指導塾「森塾」長岡校を開校

2000年代

  • 2003年3月読書教育プログラム「グリムスクール」のサービスを開始
  • 2004年12月M&A学習教材「フォレスタ」シリーズの販売を開始 学習塾マネジメント用「フォレスタデータベース」の販売を開始 東京都豊島区で「東京カルチャーヴィレッジ」(現「東京ダンスヴィレッジ」)池袋校を開校 神奈川県にて、株式会社湘南ゼミナールと「森塾」のフランチャイズ展開を開始、同社との初FC教室となる茅ヶ崎校及び平塚校を開校 映像教材「楽しく学べるシリーズ」DVDの販売を開始 求人サイト「塾講師JAPAN」のサービスを開始 埼玉県さいたま市浦和区でインターネット教材を利用した「自立学習RED」浦和校を開校 インターネットによる教育情報サービスの提供を目的として、株式会社エルスリーを設立 中国事業を統括する持株会社として、SPRIX Hong Kong Limited.を設立 中国語検定「HSK」シリーズの出版を開始 中国教育事業に係るコンサルティングサービスの提供を目的として、沛雷投資管理咨詢(上海)有限公司を設立 中国において教育サービスの提供を行う上海森塾教育培訓有限公司を連結子会社化 教育IT事業の開発(教育×IT領域におけるプラットフォーム構築プロジェクト)を開始 東京都豊島区に本社機能を移

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2025/9期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。

  1. 01

    学習塾「森塾」の開校とFC展開の推進

    中核事業「森塾」の開校を継続するとともに、「自立学習RED」のフランチャイズ展開を推進し、生徒数の拡大を図る。人材採用・育成を計画的に行う。

  2. 02

    教育コンテンツの品質向上と研究開発

    オリジナル教育コンテンツの企画・開発・販売を継続し、ユーザーニーズや教育現場の声を反映した改善を日々実施。新技術を取り入れた高品質・高付加価値・低コストなコンテンツの研究開発に取り組む。

  3. 03

    エリアマーケティングと地域展開の加速

    新地域への展開や新規出店・開校を重要な戦略と位置付け、リソースを勘案しながら出店ペースを加速。関西地区での森塾開校を継続し、新興国等への進出も進める。

  4. 04

    人材の確保と育成・開発

    事業計画に応じた計画的な人材確保と、企業ミッション・行動指針を理解し実行できる人材の育成・スキル開発に取り組み、成長を牽引する人材を確保する。

  5. 05

    経営体制の強化と内部管理体制の充実

    事業拡大・成長を実現しステークホルダーの期待に応えるため、経営体制を強化。法令遵守の徹底と内部管理体制の充実・強化を図る。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 8期分

グループ全体で1,550人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は509万円で、7期前と比べて+8.8%平均年齢は29.9歳、平均勤続年数は3.6年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2018年9月387
2019年9月46730.53.9437
2020年9月47230.13.9490
2021年9月49129.43.61,305
2022年9月50129.74.01,298
2023年9月44029.63.71,394
2024年9月49129.73.41,49074
2025年9月50929.93.61,550142

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2025年9月期・提出会社(単体)
女性管理職比率8.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率0.0%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)91.7%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

関係会社8(国内 7 / 海外 1、うち連結子会社 7) を有報から抽出しています。

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
湘南ゼミナール 203教室(神奈川県横浜市青葉区)他1,137百万円
湘南 ゼミナール
河合塾マナビス 51教室(神奈川県横浜市青葉区)他798百万円
河合塾 マナビス
東京都 69校舎 森塾綾瀬校(東京都足立区)他529百万円
森塾
本社 — 東京都渋谷区494百万円
森塾 その他 全社(共通)
埼玉県 47校舎 森塾大宮西口校(埼玉県さいたま市大宮区)他366百万円
森塾
大阪府 26校舎 森塾江坂校(大阪府吹田市)他308百万円
森塾
東京ダンスヴィレッジ 3校(東京都豊島区)他302百万円
その他
㈱和陽日本語学院 — 東京都世田谷区276百万円
その他
千葉県 38校舎 森塾柏校(千葉県柏市)他269百万円
森塾
神奈川県 47校舎 森塾上永谷校(横浜市港南区)他241百万円
森塾
ほか8件の開示あり
主な関係会社
  • 国内
    ㈱湘南ゼミナール(注)1、2
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱湘南ゼミナール オーシャン
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱プログラミング 総合研究所
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権60.0%
  • 国内
    ㈱和陽日本語学院
    東京都世田谷区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱イングリッシュ スクエア
    埼玉県さいたま市浦和区 · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 海外
    SPRIX MANABIE EDUCATION PRIVATE LTD
    インド · 連結子会社
    議決権100.0%
  • 国内
    ㈱Edutainment-Lab
    東京都渋谷区 · 連結子会社
    議決権85.0%
  • 国内
    ㈱キュレオ
    東京都渋谷区 · 持分法適用会社
    議決権40.0%

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2025年9月期の売上高は351億円営業利益22億円前期と比べると増収増益で、売上が+10.0%、利益が+100.0%。

売上高
+10.0%
351億円
営業利益
+100.0%
22億円
純利益
+120.0%
11億円
営業利益率
6.3%
前期比 +2.8%pt

会社が出している今期の予想2026年9月期

項目会社予想前期実績
売上高380億円351億円
営業利益24億円22億円
純利益14億円11億円
1株あたり配当¥38¥38

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2026年3Qで、売上は82億円、営業利益は−5億円。前年の2023年3Qと比べると、売上は+24.2%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年2Q75−1−1.3−1
2023年3Q66−6−9.1−4
2023年4Q866
2024年1Q821113.47
2024年2Q79−1−1.3−1
2024年4Q15810.6−1
2025年2Q172116.47
2025年4Q179116.14
2026年2Q1912010.513
2026年3Q82−5−6.1−4

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 12期分

2014年9月期からの12期で、売上は49億円から351億円へ7.2倍に増えた。直近期の営業利益率は6.3%。売上は11期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
2014年9月4921
2015年9月5832
2016年9月7253
2017年9月85129
2018年9月1052416
2019年9月1142718
2020年9月1181812
2021年9月2592415
2022年9月2942816
2023年9月304136
2024年9月31911113.45
2025年9月35122226.311

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2025年9月期

売上高351億円のうち、営業利益として残るのは22億円6.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の3.1%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金68.7%241億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金25.1%88億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益6.3%22億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。

粗利率
31.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比1.3pt
6.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比1.9pt
3.1%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比0.6pt
11.2%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
4.9%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
9.6%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 10期分

2025年9月期は営業CFが36億円、投資CFが−16億円で、差し引きのフリーCFは20億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は65億円で、売上の2.2ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2016年9月5−40113
2017年9月13−301022
2018年9月25−1232468
2019年9月13−7−6668
2020年9月15−4−71173
2021年9月26−19−19762
2022年9月22−14−10859
2023年9月17−14−2360
2024年9月19−15−10454
2025年9月36−16−102065

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 12期分

2025年9月期の総資産は225億円。このうち返さなくてよい自己資本が100億円で、自己資本比率は44.2%(業種中央値53.4%より薄い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2014年9月26141253.9
2015年9月29161354.2
2016年9月35181751.3
2017年9月51262551.3
2018年9月100653564.9
2019年9月109763370.4
2020年9月115813470.2
2021年9月1938910445.9
2022年9月196989849.8
2023年9月2019710448.0
2024年9月2049610946.5
2025年9月22510012544.2

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2025年9月期の内訳
現金及び預金
65億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
74億円
過去の利益の積み上がり
棚卸資産
4億円
在庫として抱えている分
負債合計
125億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
72
/ 100
安定性自己資本比率29 / 40
収益力営業利益率13 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回り534社中165位あたり、逆に低いのは自己資本比率534社中335位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
11.2%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率売上のうち本業の利益として残る割合
6.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率総資産のうち返済のいらないお金の割合
44.2%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
10.0%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り株価に対して1年で受け取る配当の割合
3.9%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥972で、1年前と比べて-28.6%過去52週の値幅のなかでは6%の位置にある。

¥972-1.3%1ヶ月-14.5%1年-28.6%時価総額175億円
過去52週の値幅
安値¥943高値¥1,460

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)10.2倍
PER (会社予想)12.5倍
PBR1.68倍
配当利回り3.91%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

8月13日に-6.25%と急落し975円で終えた。1か月で-4.51%と下落傾向が続き、25日線(1073.04円)を下回る。52週安値943円に接近しており、下値サポートが意識される。出来高は8月13日に121300株と急増しており、売りが集中した。RSIは41.1とまだ売られ過ぎではないが、週足では下落トレンドが続く。75日線(1145.17円)や200日線(1251.99円)を大きく下回り、弱気相場である。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 70/100)

PER 10.7倍は業界平均22.2倍を大きく下回り割安。PBR 1.65倍は業界平均2.35倍を下回る。配当利回り3.70%は業界平均1.66%を大幅に上回り魅力的。ROE 11.2%は標準的。配当性向61.3%と高いが、収益成長も見られ、割安ながら配当も魅力的である。

指標この会社業種平均
PER (実績)10.2倍23.4倍
PER (予想)12.5倍
PBR1.68倍3.51倍
ROE11.2%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

少子化による市場縮小と競争激化が逆風。強気派は、個別指導やオンラインなど新サービスの拡充で生徒数を維持し成長できると見る。一方弱気派は、人口減が構造的な課題で、コスト増が利益を圧迫するリスクを指摘。2025年9月期は増収増益予想だが、持続性に疑問もある。

プラスに働く材料7
  • 新サービスで差別化

    個別指導やオンライン学習の導入でニーズに対応

  • 営業利益率改善

    2025年9月期は6.27%と倍増予想で収益力向上

  • 安定した配当

    配当利回り3.7%と株主還元に積極的

  • FY2025期営業利益22億円と倍増2025年9月期影響

    売上351億、営業利益率6.3%と改善

  • 教育DX需要拡大で市場シェア向上継続影響

    IT活用教育サービス需要増で売上成長

  • 株主還元強化による投資家評価通年影響

    配当利回り3.7%、増配継続でPBR改善

  • M&Aによる事業ポートフォリオ拡充不定影響

    時価総額184億、中小M&Aで成長加速

マイナスに働く材料7
  • 少子化で市場縮小

    少子化により塾の対象人口が減少傾向

  • 競争激化

    大手塾やオンラインサービスの台頭で競争が激しい

  • 低い収益性

    営業利益率3~6%と薄利であり、コスト増で悪化リスク

  • 競合参入による価格競争激化継続影響

    営業利益率3.5%→6.3%だが、競合増で再び低下リスク

  • 出生率低下で国内市場縮小長期影響

    少子化で学習塾市場縮小、売上成長鈍化

  • 人件費上昇による利益圧迫継続影響

    人材確保コスト増で営業利益率改善ペース鈍化

  • 低PER維持による割安感薄れる短期的影響

    PER10.7倍と業界平均並み、割安感からのリバウンド限定的

次の決算で確かめる点
生徒数
売上高の直接的なドライバー
校舎数
拡大戦略の進捗を示す
営業利益率
収益性改善の度合いを測る
1人当たり客単価
価格戦略の効果を確認

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり38で、前期から+0.0%いまの株価に対する利回りは3.91%。

年間配当
¥38
1株あたり
配当利回り
3.91%
いまの株価に対して
配当性向
61.3%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
0年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2019年9月3129.9
2020年9月310.045.5
2021年9月310.045.5
2022年9月3822.653.1
2023年9月380.0126.7
2024年9月380.072.3
2025年9月380.061.3

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥38

株主

有価証券報告書より

2025年9月期末の株主数は延べ4,062人。区分でいちばん多いのは事業法人49.9%。グループ会社や銀行などの安定株主が51.5%を占め、残る48.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2020年9月%2021年9月%2022年9月%2023年9月%2024年9月%2025年9月%
事業法人50.050.949.949.549.049.9
個人・その他29.632.327.933.235.734.9
外国法人3.45.812.611.311.011.7
証券会社3.14.13.11.31.12.0
自己株式1.02.02.01.91.91.9
金融機関13.96.96.54.73.11.6
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01有限会社フラットストーン47.71
02常石 博之8.77
03UBS AG SINGAPORE-054600251021U9(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)6.82
04中野 道4.55
05平石 明4.03
06スプリックスグループ従業員持株会2.13
07WILL FIELD CAPITAL PTE. LTD. Director 志野文哉1.86
08上田八木短資株式会社 取締役社長上田晶平1.54
09日本マスタートラスト信託銀行 株式会社(信託口)1.52
10野村證券株式会社 代表取締役奥田健太郎0.97

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 12期分

1株利益は12期で−91%、1株純資産は12期で−96%。直近期のROEは11.2%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2014年9月70313,2765.4
2015年9月1,74115,01712.320.1
2016年9月1611215.120.0
2017年9月5416339.030.0
2018年9月9737834.629.536.1
2019年9月10444625.113.629.9
2020年9月6747014.612.245.5
2021年9月8551617.412.145.5
2022年9月9456817.310.153.1
2023年9月335595.824.9126.7
2024年9月295465.227.772.3
2025年9月6256311.222.861.3

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

7名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は7名。2025/9期の役員報酬は総額118百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約6倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
常石博之代表取締役社長551,576,850
平石明取締役 事業部門 管掌61724,550
平井利英取締役 コーポレート部門 管掌5113,650
菅井善朗取締役65600
赤澤嘉信取締役(常勤監査等委員)539,650
松浦剛志取締役(監査等委員)569,500
浅見裕子取締役(監査等委員)541,000

役員報酬の内訳2025/9

役員の区分人数固定報酬百万円退職慰労百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)39109130
社外取締役314145
取締役(社内)11111313

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2025/9期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容2,454字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3【事業の内容】 当社は、当社(株式会社スプリックス)、子会社7社(株式会社湘南ゼミナール、株式会社湘南ゼミナールオーシャン、株式会社プログラミング総合研究所、株式会社和陽日本語学院、株式会社イングリッシュスクエア、SPRIX MANABIE EDUCATION PRIVATE LTD、株式会社Edutainment-Lab)及び関連会社1社により構成される、教育サービス事業をおこなう企業グループとなっております。 また、当社グループでは、「森塾」、「湘南ゼミナール」及び「河合塾マナビス」の3つの報告セグメントに区分し、セグメントごとの概況を開示しております。 なお、当社グループが提供する主なサービスは以下のとおりであります。 (1)学習塾サービス ①森塾事業(主要会社:株式会社スプリックス) 「森塾」の運営 当社グループの中核事業である「森塾」(個別指導塾)は、小・中・高校生を対象とした、先生1人に生徒2人までの個別指導型の学習塾であり、中学生を対象として、定期テストで「1科目20点以上成績が上がること」を保証する「成績保証制度」を導入しており、2025年9月期末現在、直営249校舎を運営しております。 ②湘南ゼミナール事業(主要会社:株式会社湘南ゼミナール) 「湘南ゼミナール」の運営 株式会社湘南ゼミナールの中核事業である「湘南ゼミナール」は、小・中・高校生を対象とした集団指導型を主とした学習塾であり、定期テストから難関校受験対策まで独自の授業スタイルの「QE授業」を活用し様々なコースを導入しております。2025年9月期末現在、発祥である神奈川県を中心に200校舎を運営しております。 ③河合塾マナビス事業(主要会社:株式会社湘南ゼミナール) 「河合塾マナビス」のフランチャイズ展開 「河合塾マナビス」は現役高校生を対象に映像授業と「学習ナビゲーション」(対人サポート)を組み合わせた大学進学塾です。株式会社湘南ゼミナールは、2025年9月期末現在、株式会社河合塾マナビスのフランチャイジーとして「河合塾マナビス」を全国に51校舎展開しております。 (2)その他(教育関連サービス)(主要会社:株式会社スプリックス、株式会社湘南ゼミナール、株式会社湘南ゼミ ナールオーシャン、株式会社プログラミング総合研究所、株式会社和陽日本語学院、株式会社イングリッシュス クエア、深圳大学東京校、SPRIX MANABIE EDUCATION PRIVATE LTD、株式会社Edutainment-Lab) ①「自立学習RED」の運営及びフランチャイズ展開 「自立学習RED」は、小・中学生を対象とした学習塾で、教育ITを活用して生徒一人ひとりの進度に合わせた学習プログラムを提供しており、直営教室の運営と、フランチャイズ展開をしております。2025年9月期末現在、直営教室は6教室、フランチャイズ教室は208教室であります。 直営教室では、授業の提供と教材の販売を行っております。フランチャイズサービスは、FCオーナーとのフランチャイズ契約に基づき、当社が所有する商標及びノウハウ等を提供し、これに係る対価を受領しております。なお、当初のフランチャイズ契約期間は、個々の契約により異なりますが、フランチャイズ契約期間が満了した後は、当該フランチャイズ契約を1年毎に更新することとなっております。 ②「そら塾」の運営 「そら塾」は、小・中・高校生を対象とした、先生1人に生徒2人までのオンライン型の個別指導塾であります。コロナ禍での緊急事態宣言中に「森塾」を継続するために生まれたノウハウを活かし、スマホ等のデバイスを通じて個別指導が受けられます。当社では、授業の提供と教材の販売を行っております。 ③「フォレスタ」シリーズの開発・販売等 「フォレスタ」シリーズは、当社が開発・販売等をする学習塾用教材の総称です。シリーズ中の主なものは、小中高生向けの個別指導用テキスト「フォレスタ」であります。「フォレスタ」テキストは科目別・学年別にラインナップされており、「森塾」での使用のみならず、個別指導塾を中心とした各地の教育関連企業で採用されております。「フォレスタ」テキストは、「森塾」の現場から生まれたテキストであり、「生徒が分かりやすい」だけでなく、個別指導型授業を進める際に「先生が教えやすい」という2つの視点から制作されているという点を特徴としております。 その他、「フォレスタシリーズ」のラインナップとしましては、中学生向けのネットで学ぶ映像教材「楽しく学べるシリーズ」、個別指導塾運営に係る特有の煩雑な事務の軽減・生徒情報や成績情報等のデータの分析・経営をバックアップするシステム「フォレスタデータベース」があります。 ④「東京ダンスヴィレッジ」の運営 社会人を対象としたダンススクール「東京ダンスヴィレッジ」の運営を東京都豊島区、新宿区と渋谷区(3拠点)にて行っております。提供しているダンスのジャンルは、HIPHOPダンス、バレエ、ジャズダンス等多岐にわたり、ダンスの経験に応じたクラス編成を行っております。 ⑤その他 学習塾スタッフ・講師を対象とした成功報酬型求人サイト「塾講師JAPAN」の運営、小学生向け読書教育プログラム「グリムスクール」の運営、中国語検定「HSK」に関連する書籍・アプリの販売、小学生向けのプログラミング学習サービス「QUREO」の開発・販売、AIタブレットで基礎学力を養成する「SPRIX LEARNING」「DОJО」、子会社である株式会社プログラミング総合研究所において「プログラミング能力検定」の開発・運営・販売、「和陽日本語学院」、「イングリッシュスクエア」、「深圳大学東京校」、「SPRIX MANABIE EDUCATION PRIVATE」、「Edutainment-Lab」の運営等を行っております。 [事業系統図]
経営方針・対処すべき課題3,276字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 『教育で人生を新しく。』を企業ミッションとして、教育サービス事業を行っております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、規模、収益性、資本効率を重視しております。規模については「売上高増加率」、収益性の指標としては営業外取引に重要な取引がないことから「売上高営業利益率」、また資本効率の指標としては「ROE(自己資本当期純利益率)」を重要な指標として位置づけ、経営課題に取り組んでまいります。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループが軸足を置く日本国内の教育サービス市場は、少子化による学齢人口の減少を背景として、参入事業者間による競合状況の激化及び業界再編の進行が予想されております。 当社グループの中核事業である「森塾」を引き続き開校するとともに、「自立学習RED」のフランチャイズ展開を推進し、一人でも多くの生徒の成績向上に貢献できるよう努めてまいります。また、そのための人材採用と育成を計画的に行ってまいります。その他の事業におきましても、販路の拡大や新規コンテンツの開発、IT化、基礎学力事業への成長投資により、収益の維持及び中長期的な拡大を目指してまいります。 (4)経営環境 当社グループを取り巻く環境は、大きく急激に変化しております。雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されます。ただし、欧米における高い金利水準の継続や中国における不動産市場の停滞の継続に伴う影響など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。 国内では少子化による学齢人口の減少は続くものの、家計における教育関連支出の水準も高止まりする等、教育への期待はさらに高まっております。教育におけるIT化やグローバル化の必要性が一層高まり、政府も教育制度の見直しに強い意欲を見せる等、新たな時代を迎えております。 また、世界全体で見ると、経済成長と比例するように教育市場も成長しております。これは、人口の増加に加え、就学率の大幅な上昇が大きな要因となっております。なかでも、新興諸国での中間層の拡大に伴う学力向上へのニーズや、急速なテクノロジーの変化に応じたスキルを持つ人材へのニーズの高まりが背景にあります。 なお、森塾をはじめとした新規開校に伴い、生徒募集は順調に推移しております。また、教育関連サービスにおいては「フォレスタ」シリーズの販売など、既存事業がいずれも堅調であったことに加え、「TOFAS」などの新規事業も当初計画を上回って拡大し、学習塾サービスとの相乗効果を最大限に発揮できる取り組みも積極的に進めている状況であります。 このような状況のもと、当社グループは、企業ミッション達成のために、以下の対処すべき課題に取り組んでまいります。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ①生徒の成績の向上 当社グループの学習塾サービスにおきましては、生徒の学校での成績の向上を追求しております。そのために、テスト結果や教材内容の分析、また、講師による指導効果の分析を継続的に行い、その分析結果に基づき指導オペレーションや教材の改善及びシステム化を進め、指導力の向上を図っております。また、成績の向上に係る目標の達成度合をスタッフの人事評価における構成要素の一つとしております。 当社グループは、今後も指導力の向上を推進し、一人でも多くの生徒の学校での成績の向上に貢献できるよう努めてまいります。 ② サービスの認知度の向上とブランドの確立 当社グループでは、当社グループが提供するそれぞれのサービスのターゲット層にアプローチする上で、最適な手法かつ適切なコストでの施策に絞り、販売促進・広告宣伝を効率的に行ってまいりました。また、口コミ・友人紹介等の外部コストの掛からない販売促進・広告宣伝の施策を、当社グループのサービスの認知度向上・顧客の獲得に大いに役立ててまいりました。 しかしながら、既存事業のさらなる拡大及び競合企業との差別化、そして新規事業の認知度向上及び顧客の獲得を図るに際して、ブランドのより一層の確立が重要であると認識しております。またWEB・モバイルインターネットを中心に、販売促進・広告宣伝の手法も目覚ましく進化を遂げております。今後は、費用対効果も慎重に検討の上、販売促進・広告宣伝活動を強化してまいります。 ③ エリアマーケティング・地域展開 当社グループでは、自らリアルの場を設けて教育サービスを提供する事業も営んでおります。その地域展開や具体的な出店・開校の際は、エリア・商圏の環境・経済の動向、市場・競合の状況、現在の自社の他教室との位置関係、潜在顧客数、講師採用見込み、候補物件の状況、収支の予測等、様々な要素を総合的に勘案し、決定しております。なお、森塾においては、関西地区での開校を行っており、引き続き関西地区への開校を行ってまいります。 今後も事業の拡大・成長を図るため、新たな地域への展開、新規の出店・開校は重要な戦略の一つと考えております。当社グループの人員・管理体制等のリソースを勘案しながら、出店・開校のペースを加速化してまいります。また、新興諸国を中心とした中間層の教育ニーズの高まりを背景に、市場調査の上、新たな地域・国への進出を進めてまいります。 ④ 教育コンテンツの品質向上 当社グループでは、様々な領域でのオリジナルの教育コンテンツを企画・開発・制作・販売しております。既に販売・提供を開始している教育コンテンツについても、ユーザーのニーズや目的に応じて、また教育現場の声を反映して、常により良いコンテンツとなるよう、ノウハウの蓄積と科学的分析に基づく日々の改善活動を推進しております。今後も、社会の変化や顧客・教育現場のニーズを的確に捉え、教育サービスを通して、より多くの人の人生に貢献できるよう、教育コンテンツの品質向上に取り組んでまいります。 ⑤ 研究開発活動 当社グループでは、市場の変化やユーザーのニーズに迅速に対応し、また競争力の確保・競合企業との差別化が可能な、より魅力ある収益性の高い教育コンテンツを提供するために、継続的な研究開発活動を行っております。今後も新たな業態・サービスや、情報通信技術をはじめとする各種の新技術を採り入れた高品質・高付加価値・低コストな教育コンテンツの研究開発に取り組んでまいります。 ⑥ 人材の確保と育成・開発 当社グループでは人材について、社内リソースと事業計画・今後の展開を勘案し、計画的に人材を確保してまいりました。また、継続的な人材の確保とともに、当社グループの企業ミッション・ヴィジョン・ACTIONライン(行動指針)を理解し、実行していくことのできる人材の育成・スキルの開発が重要と考えております。今後も、当社グループのスピード感のある展開・成長に対応し、さらには牽引することのできる人材の確保と育成・開発に取り組んでまいります。 ⑦ 経営体制のさらなる強化 当社グループでは、これまで会社の成長ステージに応じた経営体制を構築してまいりました。今後も継続的に事業の拡大・成長を実現し、あらゆるステークホルダーの期待にお応えできるよう、経営体制のさらなる強化が必要と認識しております。 当社グループは、組織が健全かつ有効・効率的に運営されるよう、法令遵守の徹底はもとより、一層の内部管理体制の充実・強化に努めてまいります。
事業等のリスク3,324字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生する可能性のある全てのリスクを網羅するものではありません。 ①少子化リスク、当社グループの出店計画について 当社グループの教育サービス事業における現時点でのメインターゲットである日本国内の小学生、中学生、高校生の数(以下、小学生、中学生、高校生を「生徒」といい、その数を「生徒数」という。)は、いわゆる「少子化」の進行により漸減しており、今後もこの傾向は確実に続くものと予想されております。 当社グループは、今後も積極的な新規開校と、展開エリアの拡張により事業規模の拡大に努める方針でありますが、生徒数の減少や新規の開校が計画通り進捗しなかった場合及び展開エリアの拡張が計画通り進捗しなかった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②フランチャイズ契約について 当社グループは、自立学習型の学習塾「自立学習RED」をFC展開しております。FC加盟者とFC契約を締結し、加盟者に対し継続的な教室運営指導等を行っておりますが、当社グループの指導の及ばない範囲で加盟者の契約違反等が発生した場合、当社グループの業績及びブランドイメージに影響を与える可能性があります。 ③ブランド価値の低下について 当社グループは中核事業であります「森塾」のブランド価値の向上に努めておりますが、顧客が満足する教育サービスを提供できない場合、風評や不測の事態によるブランド価値の低下が発生した場合には、生徒数が減少し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④競合、新規参入について 当社グループは、生徒の学校での成績の向上を追求し、定量的な分析結果に基づく指導オペレーションや教材の改善及びシステム化を進め、指導力の向上を図っており、当社グループの提供する教育サービスの高品質化と高付加価値化に努めております。 当社グループは、今後も競争力の維持・拡大に尽力してまいりますが、当社グループの営む教育サービス事業は参入障壁が低く、多数の既存事業者により競争が激化しており、数多くの新規参入事業者も出現しております。 そのため、競合他社の状況及び動向によっては競争力を維持することができず、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤教育制度について 入試制度の変更、学習指導要領の改訂等、行政による教育制度の変更が度々行われております。 そのような環境の下、当社グループでは、教育制度の変化の方向性や、それに伴う顧客ニーズの動向と変化に関する調査及び情報収集を実施し、個別指導用テキストの改訂、顧客ニーズに対応した教育サービスへの改善、より顧客ニーズに合致した新しい教育サービスの開発・提供に努めてまいります。 しかしながら、当社グループが教育制度の変化の方向性や、顧客ニーズの動向を掴み切れない場合、当社グループの改善・開発等の対応を上回る想定以上の規模で教育制度や顧客ニーズが変化した場合等は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥新規事業について 当社グループでは、今後も持続的な成長を実現するために、新規事業への取り組みを進めていく方針ですが、新規事業が安定して収益を生み出すまでには一定の時間を要することが予想されます。このため、当社グループ全体の利益率を低下させる可能性があります。また、将来の経営環境の変化等により、新規事業が当社グループの想定どおりに進行せず、新規事業への投資に対し十分な回収を行うことができなかった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑦災害や感染症の発生について 当社グループが事業を展開している地域において、地震等の、予測の範囲を超える災害の発生により、被災地域における事業活動の停止や事業運営への重大な支障が生じた場合等は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、今後新たな感染症が発生した場合、新規入塾生の減少、退塾生の増加などが発生し、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑧個人情報の保護について 当社グループは、顧客の氏名・性別・生年月日・住所・電話番号・成績等の個人情報、その他業務上必要となる各種情報に接する機会があります。このため、「個人情報取扱規程」、「情報システム管理規程」等の関連規程の整備・運用、従業員への教育により、全社的に個人情報の保護、漏洩防止に取り組んでおりますが、個人情報が当社の関係者等の故意又は過失により外部に流出した場合には、当社グループが損害賠償を含む法的責任を追及される可能性があり、当社グループの信頼性が低下し、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑨情報セキュリティについて 当社グループはシステムトラブルの発生可能性を低減させるために、システム強化やセキュリティ対策を講じております。しかしながら、大規模な自然災害や事故(人為的な要因含む)、ランサムウエアや不正アクセス等の外部からのサイバー攻撃等が発生した場合、当社グループのシステムへの重大な被害や情報漏えい、当社グループの社会的信用の棄損により、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。 ⑩知的財産権について 当社グループでは、第三者の知的財産権等を侵害しないよう可能な範囲で対応を行っております。しかしながら、当社グループの事業分野で当社グループの認識していない知的財産権が既に成立している可能性又は新たに第三者の知的財産権が成立する可能性もあり、当該侵害のリスクを完全に排除することは極めて困難であります。万一当社グループが第三者の知的財産権等を侵害した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループは必要に応じて商標権等の知的財産権の申請を行っておりますが、当社グループの知的財産権が第三者に侵害された場合には、解決までに多くの時間や費用を要する等により、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑪人材の確保及び育成について 当社グループにおいては人材が重要な経営資源であり、当社グループの中長期的な成長のためには、採用計画に沿った人材の確保が不可欠な要素となっております。また様々な教育・研修制度や各種インセンティブ制度を用意し、それらの人材の入社後においても、人材の動機付けと、徹底的な教育・育成を行っております。 しかしながら、今後の経営環境の急激な変化等により、人材の確保や育成が計画通りに進まない場合や、予測の範囲を超える多数の退職者が同時期に発生した場合等は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑫業績の季節変動について 学習塾サービスにおいては、夏期、冬期、春期の講習実施時期に、他の月と比較して売上高が増加する傾向にあります。また、教育関連サービスのテキスト販売においては、新学期開始前の3月前後に売上高が集中する傾向にあります。 したがって、上記の時期の講習売上やテキスト販売売上の増減に応じて、当社グループの各四半期連結会計期間の業績に大きな影響を与える可能性があります。 ⑬減損損失について 当社グループは、有形固定資産やのれん等の無形固定資産を保有しております。これらの資産については減損会計を適用し、毎年、減損の兆候について精査し、減損処理が必要と判断される場合は適切に処理することとしております。 したがって、将来において、当社グループの事業の収益性が著しく低下した場合には、保有する有形固定資産やのれん等の無形固定資産に係る減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績の分析 (MD&A)5,382字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国の経済は、米国の通商政策による影響が一部の産業で見られるものの、緩やかな回復傾向にあります。 先行きについては、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、緩やかな回復が支えられることが期待されます。しかし、米国の通商政策の影響による景気の下振れリスクには留意が必要です。加えて、物価上昇の継続が消費者マインドの低下を通じて個人消費に与える影響も、わが国の景気を下押しするリスクとなっています。また、金融・資本市場の変動などの影響についても引き続き注意する必要があります。 当社グループが属する教育サービス業界におきましては、少子化が進む中で、さまざまな教育制度改革が進行しています。また、あらゆる産業でアナログからデジタルへの転換やサービスの在り方の見直しが進む中、IT技術の活用などによる新たな教育・指導形態の必要性も一層高まっています。さらに、私立高校の実質無償化や指定校推薦、総合型選抜といった受験環境の多様化に伴い、業界として適切な対応が求められています。 この結果、当連結会計年度の売上高は35,127百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は2,170百万円(前年同期比98.5%増)、経常利益は2,218百万円(前年同期比95.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,087百万円(前年同期比117.4%増)となりました。また、EBITDA(=営業利益+支払利息+のれん償却額+減価償却費)は3,152百万円(前年同期比40.2%増)となりました。 セグメント情報は次の通りです。 「森塾」 中核事業である個別指導形式の学習塾「森塾」におきましては、当連結会計年度末において249校舎(前年同期比20校舎増)展開しております。生徒数が堅調に推移した結果、当連結会計年度末における「森塾」在籍生徒数は61,781人と、前年同期比6,424人増となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前期末比 売上高(注1)   16,315百万円   18,562百万円   13.8%増 セグメント利益(注1、2)   3,925百万円   4,779百万円   21.8%増 EBITDA(注3)   4,074百万円   4,951百万円   21.5%増 校舎数   229校舎   249校舎   20校舎増 生徒数   55,357人   61,781人   6,424人増 注1)売上高は外部顧客への売上高、及びセグメント利益は、セグメント間取引の相殺前の数値であります。 注2)セグメント利益は、のれんを除く無形固定資産の償却費を反映しております。 注3)EBITDAは、営業利益+支払利息+のれん償却額+減価償却費であります。 「湘南ゼミナール」 集団指導形式の学習塾「湘南ゼミナール」におきましては、当連結会計年度末において200校舎(前年同期比3校舎減)を展開しております。小学生のコンテンツ拡充およびマーケティング強化により、当連結会計年度末における「湘南ゼミナール」在籍生徒数は18,697人(前年同期比518人増)となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前期末比 売上高   9,086百万円   9,295百万円   2.3%増 セグメント利益   679百万円   740百万円   8.9%増 EBITDA   1,072百万円   997百万円   6.9%減 校舎数   203校舎   200校舎   3校舎減 生徒数   18,179人   18,697人   518人増 「河合塾マナビス」 講義映像とチューターを用いた大学受験指導を行う学習塾である「河合塾マナビス」におきましては、当連結会計年度末において株式会社湘南ゼミナールがフランチャイジーとして51校舎(前年同期比増減なし)を展開しております。全学年の生徒数が堅調に推移した結果、当連結会計年度末における「河合塾マナビス」在籍生徒数は5,492人(前年同期比276人増)となりました。 前連結会計年度   当連結会計年度   前期末比 売上高   3,121百万円   3,355百万円   7.5%増 セグメント利益   273百万円   398百万円   45.6%増 EBITDA   496百万円   611百万円   23.0%増 校舎数   51校舎   51校舎   増減なし 生徒数   5,216人   5,492人   276人増 「その他」 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、「新規事業(研究開発費等を含む)」「自立学習RED」、「そら塾」、教育関連サービス(フォレスタシリーズの販売、「東京ダンスヴィレッジ」、「和陽日本語学院」、「プログラミング能力検定」の運営)等を含んでおります。 「自立学習RED」は、教育ITを利用した学習塾であり、当連結会計年度において直営6教室(前年同期比増減なし)、FC208教室(前年同期比7教室減)を展開しております。 また、「その他」に含まれる教育関連サービスにおきましては、個別指導用教材「フォレスタシリーズ」、ICTを活用した映像教材「楽しく学べるシリーズ」、塾講師募集webサイト「塾講師JAPAN」などの既存事業がいずれも堅調だったことに加え、AIタブレットで基礎学力を養成する「SPRIX LEARNING」、「DОJО」や、サイバーエージェントグループと協業中の「キュレオプログラミング教室」、「プログラミング能力検定」などの新規事業も順調に拡大しております。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、6,460百万円(前連結会計年度末比1,100百万円増)となりました。主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動の結果として得られた資金は、3,580百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,869百万円の計上、減価償却費625百万円、のれん償却額321百万円、前受金の増加額705百万円などによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動の結果として使用した資金は、1,608百万円となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出949百万円、投資有価証券の取得による支出300百万円などによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動の結果として使用した資金は、1,011百万円となりました。これは主に、配当金の支払額666百万円、長期借入金の返済による支出377百万円などによるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 イ.生産実績 当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 ロ.受注実績 当社グループは、受注生産を行っておりませんので、該当事項はありません。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績は、次のとおりであります。 セグメントの名称   当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 金額(百万円)   前年同期比(%) 森塾   18,562   13.8 湘南ゼミナール   9,295   2.3 河合塾マナビス   3,355   7.5 その他   3,914   17.3 合計   35,127   10.3 (注)1.その他には、製品売上高が含まれております。 2.主要な販売先については、総販売実績に対する割合が100分の10以上に該当する相手先がないため、記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績については、以下のように分析しております。 イ.経営成績の分析 当連結会計年度の売上高は35,127百万円(前年同期比10.3%増)、営業利益は2,170百万円(前年同期比98.5%増)、経常利益は2,218百万円(前年同期比95.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,087百万円(前年同期比117.4%増)となりました。また、EBITDA(=営業利益+支払利息+のれん償却額+減価償却費)は3,152百万円(前年同期比40.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照ください。 ロ.財政状態の分析 (資産) 当連結会計年度末における総資産は、22,485百万円(前連結会計年度末比2,037百万円増)となりました。主な要因は、現金及び預金が1,100百万円、未収入金が425百万円、投資有価証券が317百万円増加したことなどによるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債は、12,504百万円(前連結会計年度末比1,617百万円増)となりました。主な要因は、前受金が708百万円、未払法人税等が476百万円増加したことなどによるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産は、9,981百万円(前連結会計年度末比419百万円増)となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益1,087百万円により増加したものの、配当金の支払いにより666百万円減少したことなどによるものであります。 ハ.経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について 当社グループは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し、規模、収益性、資本効率を重視しております。規模については「売上高増加率」、収益性の指標としては営業外取引に重要な取引がないことから「売上高営業利益率」、また、資本効率の指標としては「ROE(自己資本当期純利益率)」を重要な指標として位置付けております。当連結会計年度における「売上高増加率」は10.3%、「売上高営業利益率」は6.2%、「ROE(自己資本当期純利益率)」は11.2%でした。 当社グループでは、引き続きこれらの指標を重要な経営指標と位置づけ、経営課題に取り組んでまいります。 なお、経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループのキャッシュ・フローの分析につきましては、営業活動収入3,580百万円を、新規教室の開校などの投資活動支出1,608百万円、及び配当金支払や長期借入金の返済に伴う財務活動支出1,011百万円に充て、現金及び現金同等物は、1,100百万円増加しております。詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。 当社グループの運転資金及び設備投資資金は、原則として自己資金で賄い、必要に応じて銀行借入を行う方針であります。今後も適切な資金確保及び健全で安定した財務体質の維持に努めてまいります。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、重要となる会計方針については、第5「経理の状況」 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。 当社グループは、資産の評価等に関して、過去の実績や当該取引の状況に照らして、合理的と考えられる様々な要因に基づき見積り及び判断を行い、その結果を反映して連結財務諸表を作成しております。 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、記載すべき事項の全部を第5「経理の状況」 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載しております。

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開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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