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日経平均64,325.64-1,890NYダウ52,980.73+214ドル円158.84-1NASDAQ26,208.82+109S&P 5007,666.58+35SOX 指数11,332.81+449/2終値

幼児活動研究会

Youji Corporation2152 · Standard · サービス業

幼稚園・保育園向け体育指導の草分け。正課・課外指導から園経営コンサルまで、幼児教育のサポートを一貫提供。

概要

幼児活動研究会株式会社(通称「幼活」)は、1972年に東京都品川区で設立された幼児教育・保育事業者である。幼稚園・保育園・こども園を対象に、正課体育指導や課外スポーツクラブ、経営コンサルティングを提供する。売上高は70億円超、営業利益率は17%前後と高収益を誇り、東京証券取引所スタンダード市場に上場している(2013年7月上場)。従業員数は569名(2026年3月期)。

二つの事業セグメントが収益の柱

当社の事業は「幼児体育指導関連事業」と「コンサルティング関連事業」の二つに大別される。2026年3月期の売上高は合計74.8億円であり、うち幼児体育指導関連事業が71.9億円(構成比96.2%)、コンサルティング関連事業が2.85億円(同3.8%)を占める。幼児体育指導関連事業のセグメント利益は12.4億円、利益率は17.2%と高水準である。コンサルティング関連事業の利益は0.69億円、利益率は24.2%とさらに高い。経営指標として売上高経常利益率15%以上を目標に掲げ、2026年3月期は19.0%を達成した。

全国に広がる指導ネットワーク

1978年の大阪支部開設を皮切りに、福岡(1980年)、広島(1984年)、仙台(1985年)、名古屋(1991年)、札幌(1995年)、沖縄・金沢(1999年)、愛媛(2008年)と順次支部を設置し、全国9ヵ所の拠点体制を築いた。2026年3月期末の正課体育指導の実施会場数は1,296園、課外体育指導の実施会場数は1,318カ所、会員数は66,971名に達する。コンサルティング契約件数は233件である。北海道から沖縄まで広域に展開することで、分散する顧客への訪問指導と地域密着型のサービスを可能にしている。

自己資本比率76%の強固な財務体質

2026年3月期末の総資産は144.9億円、負債34.8億円、純資産110.0億円であり、自己資本比率は75.9%と極めて高い。現金及び預金は98.7億円と多額の手元流動性を保有し、投資有価証券も含め資産の大半が現金等で構成される。無借金経営であり、財務活動によるキャッシュフローは配当金の支払いのみ(2.6億円)である。営業活動によるキャッシュフローは11.96億円と安定しており、投資活動(システム投資や有価証券の組み換え)の支出3.2億円を十分に賄っている。

業界の中での役割は幼児教育サービスプロバイダー(体育指導および園経営支援)にあたる。

この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。

売上高
75億円
営業利益
13億円
営業利益率
17.3%
純利益
11億円
2026/3 通期の連結業績。決算の内訳は最新の決算以降にあります。

何をしている会社か

有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より

01幼稚園・保育園・こども園主力

保育の一環として行う正課体育指導を各園に訪問して実施。運動会の構成企画や年間カリキュラム策定のアドバイスも行う。また、園の施設を借りてスポーツクラブ、サッカークラブ、新体操クラブなどの課外体育指導を実施。

主な製品・サービス3
正課体育指導
幼稚園、保育園、こども園が保育時間内に行う体育の授業を、契約に基づき当社社員が各園に出向いて直接指導する。運動会の企画や年間カリキュラムのアドバイスも行う。
課外体育指導
園の施設を借用し、園児から卒園児の小学生を対象にスポーツクラブ、サッカークラブ、新体操クラブなどを主宰し、独自カリキュラムで指導する。
イベント企画
サッカー大会、遠足、合宿、スキー・スケート教室、ドッジボール大会、新体操発表会などを企画・実践。社員が運営・引率し、幼児・児童の躾や自律心を育むことを目的とする。

02幼稚園・保育園・こども園準主力

幼稚園、保育園、こども園の経営・教育コンサルティング、運営指導、園職員研修、幼児教育に関するコミュニケーション活動の企画や印刷物制作を行う。

主な製品・サービス1
コンサルティングサービス
園の魅力向上や運営改善のための経営指導、教育内容のコンサルティング、職員研修、広報施策の企画などを提供する。

製品と技術

園のカリキュラムに組み込まれる正課体育指導

正課体育指導は、幼稚園・保育園・こども園の保育時間内に行われる体育の授業を、契約に基づいて当社社員が直接指導するサービスである。運動会の構成企画から年間カリキュラムの策定アドバイスまで含み、各園の方針に合わせた指導を提供する。2026年3月期末の実施会場数は1,296園であり、前年から17園増加した。当社の収益の根幹をなし、全体売上の約半分を占める。社員研修を徹底し指導の品質を均一化することで、付加価値に見合った収益率を維持している。

課外で展開するスポーツクラブとイベント事業

課外体育指導では、園の施設を借りてスポーツクラブ、サッカークラブ、新体操クラブを運営している。対象は園児から小学生までで、月謝制の会員制事業である。2026年3月期末の会員数は66,971名、実施会場は1,318カ所にのぼる。イベント企画業務として、サッカー大会、遠足、合宿、スキー・スケート教室、ドッジボール大会、新体操発表会などを開催し、保護者の同行なしで子供の自律心を育む。2025年度には値上げを実施したが、契約件数は前年を上回った。

園経営を支援するコンサルティングサービス

コンサルティング関連事業は、幼稚園・保育園・こども園の経営指導、教育コンサルティング、運営指導、職員研修、印刷物の企画制作等を行う。全国約5,000園への指導経験を基に、園の特色づくりや園児数確保を支援する。階層別研修や個別コンサルティングを提供し、2026年3月期末の契約件数は233件。売上高2.85億円、セグメント利益0.69億円で、売上に占める割合は小さいが利益率は高い。情報提供会員制度の特別個別研修コンサルティングに注力し、会員倍増を目指す。

障がい児向け体育指導「コスモ療育クラブ」

2022年4月に療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設し、障がい児向けの体育教育指導を始めた。2023年6月には「コスモ療育クラブ ファミリア五反田」を追加。児童発達支援の領域で、子供たちが「できる」を体感し能力を最大限に伸ばせるようサポートする。この事業で蓄積したノウハウは正課体育指導の高付加価値化や既存契約園へのインクルーシブなプログラム提供に活用されている。2026年3月期の売上増加には療育事業の伸びも寄与した。

有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。

業界での位置づけ

サービス業のなかでの位置

幼児教育で安定成長、収益性高い

幼児活動研究会は、幼児向け教育事業を中心にサービス業界で独自の地位を確立しています。売上高は75億円規模で、直近の営業利益率は17.33%と高水準であり、収益性の高さが特徴です。ライバルであるイシンやJSHは人材・教育関連で事業を展開していますが、当社は幼児教育というニッチ分野に特化しており、明確な差別化が図られています。データ上は海外比率や具体的な市場シェアは不明ですが、安定成長と高い利益率を維持しており、今後も市場動向に応じた展開が鍵となります。

強み

  • 営業利益率17%超と高く、安定した収益を確保。
  • 幼児教育分野に特化し、専門性を発揮。
  • 売上高は増加基調で、成長を持続。
  • 国内の幼児教育需要に支えられた事業。

課題

  • 少子化による市場縮小リスクが課題。
  • 海外展開の実績がなく、成長に限度。
  • 幼児教育事業への依存度が高い。

強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。

同業の企業

サービス業の時価総額近傍。太字が幼児活動研究会

時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。

#企業時価総額PER
17095Macbee Planet182億円7.3倍
24641アルプス技研181億円13.6倍
37094NexTone181億円22.5倍
46045レントラックス181億円6.9倍
5505Aギークリー180億円11.7倍
62152幼児活動研究会179億円14.4倍
72489アドウェイズ177億円11.7倍
87030スプリックス175億円10.2倍
96191エアトリ174億円6.4倍
109211エフ・コード174億円10.6倍
116571キュービーネットホールディングス174億円22.1倍

時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。

会社の歴史

沿革 31件

資本金70万円で創業した1972年

1972年9月、子供の人間形成を目的として東京都品川区北品川に資本金70万円で幼児活動研究会株式会社を設立した。創業時の事業は幼稚園向けの体育指導が中心であった。1978年4月に大阪支部を開設し関西へ進出、1980年には福岡支部で九州に拡大、その後広島(1984年)、仙台(1985年)と相次いで支部を開き、全国展開の基盤を整えた。1988年にはコンサルティング部門を内製化し日本経営教育研究所を創設、1989年にはイベント企画部門「銀河鉄道ツーリスト」を立ち上げ、事業の多角化を進めた。

子会社の整理と吸収合併による効率化

1997年2月、コンサルティング部門を有限会社日本経営教育研究所として独立させ連結子会社化した。2002年3月には、1982年に設立した教材販売・不動産管理子会社の株式会社山善(後にコスモケア環境福祉研究所に商号変更)を吸収合併し、経営の効率化を図った。さらに2004年2月には有限会社日本経営教育研究所を株式会社に組織変更。2016年4月には同社を再び吸収合併し、コンサルティング機能を本体に統合した。この間、2002年4月には幼稚園・保育園向け人材派遣業務を開始し、事業領域を拡大している。

保育施設運営への進出と撤退

2005年9月、東京都認証保育所「こっこる(五反田)」を開設し保育事業に参入。翌年には横浜保育室「こっこるTOTSUKA」を開設した。しかし2016年3月、横浜保育室を閉鎖し社会福祉法人大和まほろば福祉会へ移行。2023年3月には「こっこる(五反田)」も閉鎖し社会福祉法人大和学園福祉会へ移行した。2022年4月には療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設し、障がい児向け体育指導を開始。2023年6月には「コスモ療育クラブ ファミリア五反田」を追加開設するなど、保育事業から療育事業へシフトしている。

上場市場の変遷とスタンダード市場への移行

2007年5月、株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット「ヘラクレス」市場に株式を上場した。2010年10月の市場統合により大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。2013年7月の取引所統合により東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に移行した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しに伴いJASDAQからスタンダード市場へ移行し、現在に至る。上場以降、売上高は2013年3月期の54億円から2026年3月期の74.8億円へと約1.4倍に成長し、当期純利益も4億円から11.4億円へ増加している。

年表31件を開く

1970年代

  • 1972年9月創業子供の人間形成を目的として資本金700千円、東京都品川区北品川五丁目18番8号に幼児活動研究会株式会社を設立
  • 1978年4月大阪支部開設 関西地区へ業務エリア拡大

1980年代

  • 1980年4月福岡支部開設 九州地区へ業務エリア拡大
  • 1982年4月創業不動産の賃貸・管理、幼児教材の販売を目的として株式会社山善設立
  • 1984年4月広島支部開設 中国地区へ業務エリア拡大
  • 1985年4月仙台支部開設 東北地区へ業務エリア拡大
  • 1988年4月日本経営教育研究所(コンサルティング部門)創設
  • 1989年4月銀河鉄道ツーリスト(イベント企画部門)創設

1990年代

  • 1991年4月名古屋支部開設 東海地区へ業務エリア拡大
  • 1995年4月札幌支部開設 北海道地区へ業務エリア拡大
  • 1997年2月コンサルティング部門を独立、有限会社日本経営教育研究所を設立(連結子会社)
  • 1999年4月沖縄支部開設 沖縄地区へ業務エリア拡大
  • 1999年4月金沢支部開設 北陸地区へ業務エリア拡大

2000年代

  • 2000年3月商号変更株式会社山善を株式会社コスモケア環境福祉研究所に商号変更
  • 2002年3月M&A経営の効率化を図り、株式会社コスモケア環境福祉研究所を吸収合併
  • 2002年3月本社を東京都品川区西五反田二丁目18番3号に移転
  • 2002年4月幼稚園・保育園に対して人材派遣業務開始
  • 2004年2月有限会社日本経営教育研究所を株式会社日本経営教育研究所に組織変更(連結子会社)
  • 2004年12月本社を現在地の東京都品川区西五反田二丁目11番17号に移転
  • 2005年9月東京都認証保育所「こっこる(五反田)」を開設
  • 2006年4月横浜保育室「こっこるTOTSUKA」を開設
  • 2007年5月上場株式会社大阪証券取引所ニッポン・ニュー・マーケット-「ヘラクレス」市場に上場
  • 2008年4月愛媛支部開設 四国地区へ業務エリア拡大
  • 2009年11月幼児向け学習塾を開設

2010年代

  • 2010年10月上場大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2013年7月上場大阪証券取引所の現物市場を東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
  • 2016年3月横浜保育室「こっこるTOTSUKA」を閉鎖し、社会福祉法人大和まほろば福祉会へ移行
  • 2016年4月M&A株式会社日本経営教育研究所を吸収合併

2020年代

  • 2022年4月療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設 東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
  • 2023年3月東京都認証保育所「こっこる(五反田)」を閉鎖し、社会福祉法人大和学園福祉会へ移行
  • 2023年6月療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア五反田」を開設

有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。

これからの方針

有価証券報告書 2026/3期の経営方針より

会社は5つの方針を掲げている。そのうち1項目には、達成する数字が明記されている。

会社が掲げている数値目標
  • 売上高経常利益率15%以上

有価証券報告書の原文に書かれた目標だけを載せています。達成度の評価や推計は加えていません。

  1. 01

    高付加価値化による差別化と契約園倍増

    既存サービスの高付加価値化を図り他社と差別化するとともに、既存契約園の安定化と新規契約園の開拓を推進し、契約園の倍増を目指す。

  2. 02

    課外体育指導の拡大と質の向上

    スポーツクラブ等の課外体育指導で、独自カリキュラムを進化・発展させクラブ員の倍増を図る。指導スキルの標準化と均一な高品質指導体制を構築する。

  3. 03

    コンサルティング事業の強化

    全国約5,000園の指導経験を活かし、特別個別研修コンサルティング事業に注力し会員の倍増を図る。園の経営・教育を伴走型で支援する。

  4. 04

    療育・保育ノウハウの既存事業への活用

    療育事業や保育事業で蓄積したノウハウを正課体育指導や既存契約園への付加価値サービスとして活用し、インクルーシブなプログラムを開発する。

  5. 05

    内部管理体制とBCPの強化

    事業規模拡大に対応した内部統制・コンプライアンス強化、透明性の高いガバナンスを推進。BCP見直しとITインフラ強靭化により事業継続能力を高める。

有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。

社員と組織

有価証券報告書 10期分

グループ全体で569人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は549万円で、9期前と比べて+11.2%平均年齢は34.5歳、平均勤続年数は12.1年。

決算期平均年収万円平均年齢平均勤続連結従業員数一人当たり営業利益万円
2017年3月485
2018年3月491
2019年3月49433.010.2519
2020年3月48633.610.8509
2021年3月48834.011.3523
2022年3月48934.011.2567
2023年3月52435.212.3532
2024年3月52234.611.9555
2025年3月53034.411.9575209
2026年3月54934.512.1569228

平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。

多様性の開示2026年3月期・提出会社(単体)
女性管理職比率6.6%
縦線は目安の30%
男性育休取得率58.3%
縦線は目安の85%
女性の賃金(男性=100)49.6%
100なら男女で差がない状態

拠点とグループ

設備と関係会社

主要な設備 (帳簿価額 上位10)
厚生施設102百万円
幼児体育指導関連事業
本社 — 東京都品川区88百万円
投資不動産82百万円
幼児体育指導関連事業
五反田せせらぎ — 東京都品川区64百万円
幼児体育指導関連事業
コスモ療育クラブ ファミリア五反田店 — 東京都品川区57百万円
幼児体育指導関連事業
倉庫37百万円
幼児体育指導関連事業
蒲田支部 — 東京都大田区19百万円
幼児体育指導関連事業
京都支部(京都市下京区)他1営業所15百万円
幼児体育指導関連事業
大宮支部(さいたま市大宮区)他2営業所11百万円
幼児体育指導関連事業
コスモアカデミー品川 — 東京都品川区8百万円
幼児体育指導関連事業
ほか35件の開示あり

業績のいま

有価証券報告書・決算短信より

2026年3月期の売上高は75億円営業利益13億円前期と比べると増収増益で、売上が+5.6%、利益が+8.3%。

売上高
+5.6%
75億円
営業利益
+8.3%
13億円
純利益
+22.2%
11億円
営業利益率
17.3%
前期比 +0.4%pt

会社が出している今期の予想2027年3月期

項目会社予想前期実績
売上高76億円75億円
営業利益13億円13億円
純利益10億円11億円
1株あたり配当¥26¥26

会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本

四半期の推移

10期分

直近は2027年1Qで、売上は18億円、営業利益は3億円。前年の2024年1Qと比べると、売上は+5.9%、営業利益は+0.0%。

対象期間売上高億円営業利益億円営業利益率%純利益億円
2023年4Q183
2024年1Q17317.62
2024年2Q17317.62
2024年3Q17423.53
2024年4Q193
2025年2Q34514.73
2025年4Q37718.96
2026年2Q37616.25
2026年4Q38718.46
2027年1Q18316.73

期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。

業績の推移

有価証券報告書 14期分

2013年3月期からの14期で、売上は54億円から75億円へ1.4倍に増えた。直近期の営業利益率は17.3%。売上は5期連続で増加。

決算期売上高億円営業利益億円経常利益億円営業利益率%純利益億円
大阪証券取引所の現物市場を東京証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場
2013年3月5484
2014年3月5684
2015年3月6085
株式会社日本経営教育研究所を吸収合併
2016年3月6395
2017年3月65108
2018年3月66118
2019年3月68138
2020年3月67118
2021年3月5585
療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア」を開設 東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
2022年3月661410
療育施設「コスモ療育クラブ ファミリア五反田」を開設
2023年3月691511
2024年3月701410
2025年3月71121216.99
2026年3月75131417.311

金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。

利益の構造

2026年3月期

売上高75億円のうち、営業利益として残るのは13億円17.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は11億円、売上の14.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を上回る水準。

売上高を100としたときの内訳
  • 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金66.7%50億円
  • 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金16.0%12億円
  • 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益17.3%13億円

有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。売上原価と販管費は単体ベースの数値です。

粗利率
33.3%
売上から原価を引いて残る割合
営業利益率業種比+9.8pt
17.3%
本業の利益として残る割合
純利益率業種比+9.6pt
14.7%
税金まで払って最後に残る割合
ROE業種比1.0pt
10.8%
株主のお金がどれだけ利益を生んだか
ROA
7.6%
資産全体がどれだけ利益を生んだか
ROIC
19.8%
事業に使うお金がどれだけ利益を生んだか

ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。

お金の流れ

キャッシュフロー計算書 14期分

2026年3月期は営業CFが12億円、投資CFが−3億円で、差し引きのフリーCFは9億円この組み合わせは成熟・還元型にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型期末の手元現金は99億円で、売上の15.8ヶ月分にあたる

決算期営業CF億円投資CF億円財務CF億円フリーCF億円現金残高億円
2013年3月7−1−1641
2014年3月71−1847
2015年3月8−42453
2016年3月60−1658
2017年3月8−14−1−651
2018年3月71−1858
2019年3月9−1−1865
2020年3月12−1−141163
2021年3月60−2667
2022年3月100−21076
2023年3月10−1−2983
2024年3月80−2889
2025年3月9−4−2593
2026年3月12−3−3999

本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。

資産と負債

貸借対照表 14期分

2026年3月期の総資産は145億円。このうち返さなくてよい自己資本が110億円で、自己資本比率は76.0%(業種中央値53.4%より厚い)

決算期総資産億円自己資本億円負債億円自己資本比率%
2013年3月59362360.3
2014年3月65402561.0
2015年3月75443159.5
2016年3月79473259.4
2017年3月88573164.5
2018年3月97673068.5
2019年3月103713269.3
2020年3月99673267.3
2021年3月105723368.3
2022年3月112793370.6
2023年3月121883372.4
2024年3月128963275.3
2025年3月1351033276.2
2026年3月1451103576.0

自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。

2026年3月期の内訳単体ベース
現金及び預金
99億円
すぐ使えるお金
利益剰余金
107億円
過去の利益の積み上がり
負債合計
35億円
いつか返す必要があるお金
財務の健全性
100
/ 100
安定性自己資本比率40 / 40
収益力営業利益率30 / 30
現金創出営業CFの黒字継続30 / 30

有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。

業界内での比較

サービス業 534社との比較

同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは自己資本比率534社中80位あたり、逆に低いのは配当利回り534社中408位あたり帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。

ROE株主の出したお金でどれだけ利益を生んだか
10.8%/中央値 11.8%
P25 6.0%P75 18.9%
営業利益率上位売上のうち本業の利益として残る割合
17.3%/中央値 7.5%
P25 3.5%P75 12.7%
自己資本比率上位総資産のうち返済のいらないお金の割合
76.0%/中央値 53.4%
P25 36.8%P75 69.7%
売上成長率前期からの売上の伸び
5.6%/中央値 7.2%
P25 1.6%P75 16.0%
配当利回り下位株価に対して1年で受け取る配当の割合
1.7%/中央値 3.1%
P25 1.9%P75 4.1%

有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。

株価

9月2日の終値

直近の終値は¥1,520で、1年前と比べて+9.0%過去52週の値幅のなかでは61%の位置にある。

¥1,520-0.1%1ヶ月+5.0%1年+9.0%時価総額179億円
過去52週の値幅
安値¥1,351高値¥1,628

チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。

指標
PER (実績)14.4倍
PER (会社予想)16.5倍
PBR3.73倍
配当利回り1.71%

実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。

値動きの背景

株価は6月末の1464円から緩やかに上昇し、7月27日に1600円まで上昇したが、その後調整し、直近は1516円。25日線は1496円で株価はその上にあり、75日線は1478円、200日線は1447円を上回る。RSIは48と中立圏。52週高値1685円に対しては10%下、52週安値1351円からは12.2%上昇。出来高は7月21日に9000株と急増したが、その後は低調で、8月10日は200株と極端に薄い。全体的にはもみ合いながらも、25日線を維持しており、底堅さが見られる。

値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。

AIの評価

AI評価

株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません

現在の株価水準をほぼ妥当と判定しています(スコア 52/100)

PERは14.33倍と業界平均22.69倍を下回り、予想PERも16.4倍と割安感がある。一方、PBRは3.72倍で業界平均3.23倍を上回り、ROE10.8%と収益性はあるものの、株価は純資産に対してやや割高に見える。配当利回りは1.72%と業界平均2.64%を下回り、配当性向は24.6%と低く、増配余力はあるが現状の利回りは魅力的ではない。全体として、利益面では割安だが、資産面と配当面では割高感があり、ほぼ妥当と判断する。

指標この会社業種平均
PER (実績)14.4倍23.4倍
PER (予想)16.5倍
PBR3.73倍3.51倍
ROE10.8%12.5%

業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。

AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。

評価が分かれる点

AI分析

投資家の見方

売上高は70億円前後で横ばいだが、営業利益率は安定している。投資論点は少子化による市場縮小の中で、どう成長を維持するか。強気派は、教育ニーズは堅調で、通信教育の需要は根強く、デジタル教材の展開が新たな収益源になるとみる。また、高い利益率は事業の安定性を示すと評価する。一方弱気派は、少子化の進行で市場規模は縮小し、最近の増収は価格改定やデジタル化の一時的な効果に過ぎないと懸念する。また、競合との競争激化でコストがかさむ可能性も指摘する。

プラスに働く材料7
  • 高い収益性

    営業利益率17%前後を維持し、効率的な事業モデルを実証。

  • 教育需要の堅調

    少子化でも子供への教育投資は優先される傾向があり、市場は安定的。

  • デジタル展開

    新サービスとしてデジタル教材に注力し、将来の成長が期待される。

  • 営業利益率16.9%→17.33%と高水準通年影響

    売上高75億円に対し営業利益13億円、利益率17.33%と高く、収益力が評価材料

  • 純利益9億→11億円と22%増益通年影響

    純利益は9億円から11億円に増加、EPS成長でPER14.33倍は割安に見直す余地

  • 売上高71億→75億円と増収基調通年影響

    前期比5.6%増収、売上高は3期連続で増加し拡大トレンドが続く

  • 配当利回り1.72%と安定配当継続影響

    株価1,516円で配当利回り1.72%、株主還元姿勢が下値を支える

マイナスに働く材料7
  • 少子化の逆風

    対象年齢人口が減少しており、中長期的な市場縮小は不可避。

  • 成長の停滞

    売上高はほぼ横ばいで、新規顧客獲得に苦戦している。

  • 競争の激化

    他社も通信教育やデジタル教材に参入し、シェア維持にコスト増。

  • 予想PER16.4倍と実績比で約14%悪化決算発表後影響

    実績PER14.33倍に対し予想PER16.4倍、市場は来期利益の減額を織り込む

  • PBR3.72倍とROE10.8%で割高継続影響

    PBR3.72倍はROE10.8%から見て割高水準、修正されれば株価にマイナス

  • 外国人持ち株比率0.14%と外人離れ継続影響

    外国法人の持ち株比率は0.14%と極めて低く、海外投資家の参入余地は限定的

  • 売上高70億→71億円と前期はほぼ横ばい通年影響

    2025/3期の売上高は70億円から71億円と伸び悩み、成長鈍化の懸念が残る

次の決算で確かめる点
会員数(購読者数)
継続収益の根幹で、増減が業績に直結する。
解約率
顧客の定着度を示し、収益の安定性を左右する。
デジタル教材売上
新規事業の成長度合いを測るための指標。

配当

株主還元

直近の年間配当は1株あたり26で、前期から+8.3%いまの株価に対する利回りは1.71%。増配か配当維持が5年続いている。

年間配当
¥26
1株あたり
配当利回り
1.71%
いまの株価に対して
配当性向
24.6%
利益のうち配当に回した割合
連続増配等
5年
増配か維持が続いた年数
決算期1株あたり配当前期比%配当性向%
2017年3月810.3
2018年3月20166.715.5
2019年3月14−30.020.2
2020年3月157.122.1
2021年3月150.031.2
2022年3月1926.721.5
2023年3月2215.822.0
2024年3月234.525.7
2025年3月244.329.7
2026年3月268.324.6

過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。

次の配当スケジュール
  • 権利付き最終日
  • 権利確定日
  • 支払開始日
  • 今期の会社予想年間予想¥26

株主

有価証券報告書より

2026年3月期末の株主数は延べ863人。区分でいちばん多いのは個人・その他59.3%。グループ会社や銀行などの安定株主が39.9%を占め、残る60.1%が市場で売買されうる浮動株にあたる。

所有者の区分ごとの比率

所有者の区分2021年3月%2022年3月%2023年3月%2024年3月%2025年3月%2026年3月%
個人・その他41.041.041.040.239.459.3
事業法人55.255.255.156.158.439.0
自己株式8.38.38.38.38.38.3
金融機関1.01.01.01.11.40.9
証券会社2.42.52.62.40.60.6
外国法人0.30.30.40.30.20.1
外国人個人0.00.00.00.00.00.0

発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。

大株主上位10

順位株主持ち株比率 %
01株式会社山善33.62
02UH Partners2投資事業有限責任組合9.21
03山下明子8.66
04光通信KK投資事業有限責任組合5.86
05コスモ従業員持株会4.61
06UH Partners3投資事業有限責任組合3.18
07山下孝一2.58
08エスアイエル投資事業有限責任組合2.24
09アイザワ証券グループ株式会社1.77
10東京中小企業投資育成株式会社1.70

有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。

株価指標の推移

有価証券報告書 14期分

1株利益は14期で+41%、1株純資産は14期で+56%。直近期のROEは10.8%で、日本株の目安とされる8%を上回る。

決算期EPSBPSROE%PER配当性向%
2013年3月7565512.210.89.1
2014年3月7571210.810.99.8
2015年3月8177810.89.99.3
2016年3月8581510.614.811.9
2017年3月7348416.47.410.3
2018年3月6556512.36.715.5
2019年3月6960511.912.820.2
2020年3月6861611.411.822.1
2021年3月486667.521.031.2
2022年3月8873112.712.421.5
2023年3月10081013.012.822.0
2024年3月8988910.515.125.7
2025年3月819518.816.729.7
2026年3月1061,01910.814.424.6

有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。

EPS1株利益
1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
BPS1株純資産
1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
ROE自己資本利益率
株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
PER期末実績
株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
配当性向利益からの還元率
利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある

経営陣

10名 有価証券報告書の提出日現在

有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/3期の役員報酬は総額195百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約5倍にあたる。

氏名役職年齢保有株数
山下孝一代表取締役 社長80304,000
広田照彰専務取締役70163,000
川田伸取締役 管理本部長6461,000
久賀満雄取締役 事業本部長6460,000
山下明子取締役 管理本部 副本部長兼 事業管理部長791,020,000
八田哲夫取締役 コスモ・コンサルティング 事業部部長6060,000
大野俊一取締役59
川口弘之常勤監査役6978,000
山嵜正俊監査役79
曲渕博史監査役6529,000

役員報酬の内訳2026/3

役員の区分人数固定報酬百万円合計百万円1人あたり百万円
取締役(社内)617417429
監査役1141414
社外取締役3772

有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。

有価証券報告書

有価証券報告書 2026/3期

会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。

事業の内容1,089字を開く

何をしている会社か、会社自身の説明

3 【事業の内容】 当社は、幼児体育指導関連事業、並びにコンサルティング関連事業により構成されております。このうち、幼児体育指導関連事業においては、幼稚園、保育園及びこども園の保育の一環として行う正課体育指導、幼児及び児童を対象とした課外体育指導、障がい児向けの体育教育指導を行う療育事業や小規模保育事業の経営等を行い、コンサルティング関連事業においては、幼稚園、保育園及びこども園に対する経営指導並びに運営指導等を行っております。 当社の事業内容に係る位置付けは次のとおりであります。 なお、次の2部門は「第5 経理の状況 1.財務諸表等 (1)財務諸表 注記」に掲げるセグメント情報の区分と同一であります。 (1)幼児体育指導関連事業 正課体育指導業務………………   幼稚園、保育園及びこども園が保育時間内(正課)に行う体育の授業に関し、契約に基づいて指導を行っております。具体的には、各園の意向・基本方針をふまえて、運動会等の構成企画をはじめ、1年間のカリキュラムの策定のアドバイスを行うと同時に、楽しく健全で効果的な授業が行えるよう、当社社員が各園に赴いて直接指導にあたっております。 課外体育指導業務………………   幼稚園、保育園及びこども園の施設を借用して、園児から卒園児である小学生を対象にスポーツクラブ、サッカークラブ、新体操クラブ等を主宰する事業を運営し、独自のカリキュラムに従って体育指導を行っております。 イベント企画業務………………   上記課外体育指導の一環として、サッカー大会、遠足、合宿、冬期のスキー・スケート教室やドッジボール大会、新体操の発表会等のイベントを企画し実践しております。原則として、クラブ会員を対象に募集を行い、保護者は参加・同行いたしません。イベントの運営・引率・添乗等は、当社社員が行い、幼児・児童の躾や自律心を育むことを主目的に指導しております。 その他事業…………………………   障がい児向けの体育教育指導を行う療育事業や小規模保育事業、幼児・学童向けの学習塾等を運営し、地域にお住まいの方々にご満足のいただける保育サービスを提供しております。 (2)コンサルティング関連事業……   魅力的で元気な幼稚園・保育園・こども園づくりのための経営コンサルティング、教育コンサルティング、運営指導、園職員の研修、幼児教育に関するあらゆるコミュニケーション活動の企画及び印刷物の企画制作等を行っております。 [事業系統図] 以上に述べました当社の事業内容に係る事項を事業系統図によって示しますと、次のとおりとなります。
経営方針・対処すべき課題3,018字を開く

経営陣が考える方向性と課題

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社は、「お客さまを喜ばし、社員を喜ばす」を経営理念としております。また、額に汗し働く指導と幼稚園・保育園・こども園を経営、教育の両面からサポートすることを本業とし、以下の点に留意しながら「本業に専念する」ことを経営方針として事業展開してまいります。 ①人間として正しいか正しくないかを経営判断とする ・損得でなく善悪で判断する ・高い倫理道徳観を持って行動する ②我社は指導で社会に貢献する ・物・設備でなく、サービス・ノウハウで貢献する ③子供に的をしぼり多角化する ・子供に関係する周辺分野に進出する ④成長拡大と安定 ・お客さまの数を増やす ・同じお客さまに繰り返し、繰り返し利用していただく(年間契約、月謝、会員制) ⑤伸びるところを伸ばす (2)目標とする経営指標 当社は「高成長・高収益企業」の実現を目指し、持続的な売上成長を図るとともに、売上高経常利益率15%以上 を達成することを目標としています。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社は、幼児体育、幼児教育を通して未来を背負う子供たちの成長の支援をしてまいりました。これまで全国の幼稚園・保育園・こども園に対するサービスを通じて、蓄積されたノウハウや人材といった経営資源を有効に活用し、幼児教育総合サービス・指導・教育企業として幼児体育、幼児教育日本一を目指します。 幼児体育指導関連事業では、既存契約園の安定化と新規契約園の開拓を推進してまいります。そのために当社は既存サービスの高付加価値化を図り、他社との差別化に努め、契約園の倍増を目指します。また、園児から小学生を対象にしたスポーツクラブ、サッカークラブ、新体操クラブを主宰する課外体育指導では、独自のカリキュラムを進化、発展させクラブ員の倍増を図ります。さらに、今まで対応できていなかった児童発達支援のサービスを充実させ、すべての子供たちに「できる」ことを体現してもらい、その能力を最大限に伸ばせるようサポートしてまいります。 コンサルティング関連事業では、全国約5,000園の指導を積み重ねた経験をもとに、幼稚園・保育園・こども園の問題点や改善点をセミナーや研修、視察によって伝えていきます。特に、情報提供会員制度の特別個別研修コンサルティング事業に注力し、会員の倍増を図ってまいります。 (4)会社の対処すべき課題 当社は、幼稚園・保育園・認定こども園、及びその園児を主要顧客としております。少子化の進行により、子供の人口を分母とした市場規模は縮小傾向にありますが、一方で子供一人ひとりに対する「教育の質」への期待はかつてないほど高まっております。このような市場環境において、当社は必要とされるサービスに「高付加価値・高品位・高品質」を追求することが、持続的な成長の鍵であると考えております。 これまで以上に質の高いサービスを開発・提供するとともに、それらを現場で具現化する指導スタッフの育成に注力いたします。研修体制の抜本的な拡充を通じて全社的な指導レベルの底上げを図り、多角的かつ専門性の高いプログラムを展開することで、他社との差別化及び高収益体質の確立を推進してまいります。 それぞれの対処すべき課題は次のとおりであります。 (1)事業の確立 ①幼児体育指導関連事業 (正課体育指導業務) 顧客ニーズが多様化・高度化する中、市場動向を的確に把握し、迅速にサービスへ反映させる体制が重要となっております。長年「コスモ」ブランドで培った信頼に安住することなく、既存サービスのさらなる高付加価値化を推進し、既存顧客の維持と新規顧客の開拓を両立させることが最重要課題であります。 指導員の徹底した社員研修を通じて、各園の期待を超える専門人材を育成し、付加価値に見合った収益性の向上と売上拡大を目指してまいります。 (課外体育指導業務) 提携会場数の拡大による市場シェアの向上、各会場における会員数の最大化、及び園児数に対する入会率の向上が最重要課題であると認識しております。保護者の皆様に対し、幼児期における体育教育の重要性について一層の理解を促すとともに、お子様の成長を実感していただける質の高いサービスを提供してまいります。あわせて、合同練習会や階層別研修の実施により指導スキルの標準化を図り、すべての会場において均一かつ高品質な指導を提供できる体制を強固に構築してまいります。 (イベント企画業務) 安全対策の徹底と維持を最優先事項とし、季節性・地域性を活かした当社独自の体験型イベントを提供することで、顧客満足度の向上に努めてまいります。変化の激しい社会情勢において、常に新鮮な体験価値を求めるニーズに応えるべく、新規コンテンツの開発を推進いたします。 また、イベントを「課外体育指導業務(スポーツ・サッカー・新体操各クラブ)」のロイヤリティ向上に繋げ、入会促進及び退会抑制に寄与する魅力ある施策として展開してまいります。 (その他業務) 療育事業(障がい児向け体育指導)や保育事業で蓄積したノウハウを、正課体育指導の提案や既存契約園への付加価値サービスとして積極活用してまいります。専門性の高い知見を既存事業に還元することで、よりきめ細やかでインクルーシブな保育プログラムの開発に努め、競合他社との差別化要因としてまいります。 ②コンサルティング関連事業 園の経営及び教育サポートを通じて、各園独自の特色づくりと園児数確保に貢献してまいります。職員の経験年数に応じた階層別研修の実施や、全国展開する当社ならではの広範な情報提供を行うことで、顧客満足度の向上と、園自体の教育の質向上を伴走型で支援してまいります。 (2)内部管理体制の強化とコーポレート・ガバナンスの充実 当社は、持続的な成長と企業価値の向上を実現するためには、事業規模の拡大に即した内部管理体制の構築が不可欠であると認識しております。内部統制の強化に加え、コンプライアンスの遵守とリスク管理を徹底し、透明性の高いコーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組んでまいります。 (3)危機管理体制の強化 当社の事業継続能力を高めるため、現在、事業継続計画(BCP)の見直しと再策定、及び社内体制の再構築を進めております。その一環として、物理的な制約を低減する仮想サーバへの移行等、ITインフラの強靭化を図ることで、不測の事態においても迅速な業務復旧が可能な環境を構築してまいります。今後も情報セキュリティを含むリスク管理を徹底し、企業価値の維持・向上に努めます。 (4)資金調達手段の多様化と財務基盤の健全性確保 持続可能な成長投資に向けた資金余力を確保するため、財務基盤の健全性を維持しつつ、市場環境に応じた柔軟かつ多様な資金調達手段の確保に取り組んでまいります。 (5)経営戦略面での取組み 経営戦略の要として、園の経営・運営面を全方位からサポートすることにより、当社の経営理念及び教育プログラムの網羅的な浸透を図ってまいります。これにより、単なる指導業務の受託を超えた、教育現場における不可欠なパートナーとしての地位を確固たるものにしてまいります。
事業等のリスク3,915字を開く

会社が自認するリスクの一覧

3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に係る事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)少子化の影響について 当社の事業主体である幼児体育指導関連事業は、主に幼稚園・保育園・こども園及びその園児並びに卒園児である小学生が対象ですが、最近の出生数の減少という少子化の問題に直面しております。 このような状況下で当社におきましては、幼稚園・保育園及びこども園に対しては、園児獲得、経営の安定に向けて他園との差別化を推し進め、通園児・その保護者に対しては、高品質できめ細やかなサービスの展開に努めてまいります。 しかしながら、これらの差別化、高品質化に向けた施策が効果的に行われない場合は、少子化の影響を直接被ることになり、契約園数や会員数の伸び悩みといった事象に見舞われ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2)売上高の変動に係るもの 当社の幼児体育指導関連事業のうち、とりわけ、イベント企画業務については、園児を対象とした遠足・合宿等を春・夏・冬休みといった限られた期間に集中的に実施することから、天候等の影響により、中止とせざるを得ない状況になることがあります。このように、天候不順・災害等の予期せぬ要因により、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、オンライン映像指導等を実施し、代替できる仕組みを構築しております。 (3)特有の法的規制に係るもの 当社は、幼児体育指導関連事業において、旅行業に関しては「旅行業法」による規制、幼稚園・保育園・こども園に対する職員の派遣(労働者派遣事業)に関しては「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律」による規制、また、有料職業紹介事業に関しては「職業安定法」による規制を受けております。 将来、これらの規制等の変更により、当社の持つ許認可等に予期せぬ措置が及んだ場合に、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、担当部署で、関連する法規制を総務省の法令データベースサービス等を随時利用して監視するようにしています。 (4)新たな法規制等の導入や変更について 当社が行う幼児体育指導関連事業、並びにコンサルティング関連事業において、学校法人法、社会福祉法人法等、幼児教育に関する法規制等が新たに導入、変更、廃止された場合には、当社の業績及び事業に重要な影響を及ぼす可能性があります。 当社は、担当部署で、関連する法規制を総務省の法令データベースサービス等を随時利用して監視するようにしており、また、過年度において設立または継承してきました学校法人または社会福祉法人から情報を入手するようにしています。 (5)重要な訴訟事件等の発生に係るもの 当社は、実技を通して指導を行うことを主な業務としておりますので、指導を受ける児童は、転ぶ、ぶつかる、落ちる等の事故にあう可能性があります。 正課体育指導中においては、当社の指導員の過失により事故等が発生した場合には、当社に責任が発生する可能性があります。また、課外体育指導中及びイベント・合宿等の旅行中の事故についても、当社に責任が発生する可能性があります。 このように、当社の業務中に事故が発生した場合には、損害賠償責任等の金銭的な負担が発生する可能性があり、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、コンプライアンス規程において、リスク管理・統括する機関として、リスク・コンプライアンス委員会が設けられており、事後対応と再発防止策の検討等を行っております。さらには、訴訟案件に発展しそうな事案につきましては、顧問弁護士及び損害保険会社と連携し、善後策を講じる体制が組まれております。 (6)個人情報保護法について 個人情報の保護に関する法律(以下「個人情報保護法」)は、個人情報を利用して事業活動を行う法人、団体等に対して、個人情報の適正な取得、利用及び管理等を義務付け、個人情報の有用性に配慮しつつ、個人の権益保護を図ることを目的とした法律であり、2005年4月1日より全面施行されております。 当社は、業務の性質上、園児及びその保護者等の個人情報を保有・管理しております。当社においては、各々の部署が同法の定める義務規則を遵守し業務を遂行しているかを内部監査上の監査項目として厳格な監査を実施しており、個人情報保護に向けて組織的に対応し、システムによる管理体制を強化しておりますが、当該法令に違反し、同法に基づく勧告若しくは命令又は罰則を受けるようなこととなった場合には、当社の信用の低下、当社に対する損害賠償請求等によって、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、全従業員のPCの操作ログの収集や、媒体を使ったデータの持ち出しができないように制御できる管理システムを構築し、個人情報の外部流出を防ぐ管理体制をとっております。 (7)情報システムについて 当社では、システム管理体制の整備に努めておりますが、運用上のトラブルの発生等により、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 また、コンピュータウィルスの侵入や不正アクセス等の外的要因を遮断するための対策、管理を強化し、システムを管理、監視するデータセンターの安全性の向上、システムバックアップ体制の整備に努めておりますが、システム障害の要因は予測不能な面もあり、重要なシステム障害が発生した場合には、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 当社は、日々サーバーの死活監視を実施すると同時に、データの自動バックアップを行い、システム障害の発生に備えています。万が一障害が発生した場合でも、第三者に機能回復作業を委託しており、短期間での回復が可能であります。 (8)ノウハウの流出について 当社は、幼稚園・保育園・こども園での正課体育指導、園児に対する課外体育指導並びに幼稚園・保育園・こども園に対するコンサルティング業務を行なっており、これら業務のすべてを創業以来独自の手法により展開してまいりました。これらの蓄積された当社特有の指導ノウハウ等に関わる情報が、何らかの形で社外に流出した場合、市場での優位性を確保できなくなり、結果として当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 しかしながら当社では、指導ノウハウ等、独自性があり、模倣できるものではないと考えているため、影響は軽微であります。 (9)特殊な契約にかかわるものについて 当社は、幼稚園・保育園・こども園に対して正課体育指導を行う場合には、その設置者である学校法人あるいは社会福祉法人と正課体育指導契約を締結します。 その契約の条項には、当社の定める契約金額等の諸条件を満たす場合に限って、「契約する園が、競合となる近隣の園4園までを指定して、当社がそれらの園と同種の契約をできないようにすることができる」という規定があります。 当該制限条項が将来的に当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 当社では、特殊の契約以外の新規園については、制限条項を設けないことにしています。 (10)流行性疾患の蔓延に伴う事業機会の滅失について 近年蔓延いたしました新型コロナウイルス感染症や新型インフルエンザに代表されます流行性疾患が、全国規模または地域的に蔓延した場合、当社の主要顧客であります幼稚園・保育園・こども園においては、園児たちの安全性を確保する意味合いから、即時に休園措置がとられることが通例であります。このような事態に備え、当社においては、振替措置等の対策を講じ、業績への影響を最小限に抑えるよう努めておりますが、万が一、事態が長期化または深刻化するような場合には、振替措置に至らず、結果として、体育指導の中止を余儀なくされ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社の事業所内において流行性疾患が蔓延し、活動停止を余儀なくされるような場合においても、同様に振替措置に至らず、結果として、体育指導サービスの提供機会がなくなり、当社の業績及び事業に影響を及ぼす可能性があります。 これらへの対策として、当社では業務の効率化・適正化に向けたオフィスの集約を進める一方、有事におけるテレワーク体制の整備や従業員の行動ガイドラインの策定等を行い、業務継続性の確保とリスクの最小化を推進しております。 (11)寄附金の拠出に伴う経営成績への影響について 当社は、経営戦略の一端として、学校法人、社会福祉法人を設立する経営方針を有しており、過年度において学 校法人4件、社会福祉法人4件を設立または承継してきました。 学校法人または社会福祉法人を設立するための資金を拠出する場合、または既存の学校法人または社会福祉法人 に対して資金供与を行う場合の会計処理は、営業上の投資としての会計処理ではなく、寄附金として一括費用計上 を行うこととなるため、学校法人または社会福祉法人の設立または資金供与を行う場合は、当社の業績に重要な影 響を与える可能性があります。 当社は、原則として学校法人または社会福祉法人の設立に際し、新たな資金供与は行わず、既存の学校法人、社会福祉法人の園で新たに設立できるように努めております。
経営成績の分析 (MD&A)4,541字を開く

業績がなぜこうなったかの経営陣の説明

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (経営成績等の状況の概要) 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況(以下、「経営成績等」という。)の概要は次のとおりであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況 当事業年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善や、インバウンド需要の増加により緩やかな回復基調を維持しました。一方で、中東情勢の緊迫化による資源・エネルギー高や物価上昇は継続しており、依然として先行き不透明な状況が続いております。 このような中で当社では、現在の様々な物価高騰および社員待遇の改善による人件費の高騰にて、2025年4月より正課・課外クラブ共に値上げを実施させて頂きました。営業を強化し、新規獲得に向けて2歳児クラスの拡大に努めた結果、契約件数においては、値上げにもかかわらず正課・課外クラブ共に前年同期を上回ることができました。 今後もお客様により満足頂けるよう、よりよい指導サービスの向上に努めてまいります。 このような事業環境を背景に、当事業年度における売上高は、7,480百万円(前期比5.7%増)、経常利益1,419百万円(前期比14.4%増)、当期純利益1,143百万円(前期比31.1%増)となりました。 当事業年度の1株当たり当期純利益は105円86銭となりました。前事業年度における1株当たり当期純利益は80円75銭でした。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。 ① 幼児体育指導関連事業 正課体育指導の実施会場数は前事業年度末の1,279園から17園増加し、当事業年度末は1,296園となりました。 また当事業年度末における課外体育指導の実施会場数及び会員数は、1,318カ所66,971名となりました。前事業年度末における課外体育指導の実施会場数及び会員数は、1,300カ所67,955名でした。課外体育指導の会員数は、前事業年度末の会員数に対して1.4%減少となりました。 課外クラブ会員数は伸び悩みましたが、正課契約件数の獲得、課外クラブの新規獲得と2歳児クラスの拡大に努めた結果、売上高・セグメント利益共に前年同期を上回ることができました。 その結果、幼児体育指導関連事業に係る売上高は7,194百万円(前期比5.9%増)、セグメント利益は1,238百万円(前期比13.9%増)となりました。 ② コンサルティング関連事業 コンサルティング契約件数は、前事業年度末の221件から12園増加し、当事業年度末は233件となりました。 お客様のニーズに応え、園発展のための総合的なサポート指導、個別研修に注力した結果、売上高は前年同期を上回ることができました。一方で、セグメント利益は人件費の増加に伴い、前年同期を上回ることができませんでした。 その結果、コンサルティング関連事業に係る売上高は285百万円(前期比0.9%増)、セグメント利益は69百万円(前期比9.1%減)となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末より621百万円増加し、9,872百万円(前期比6.7% 増)となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における営業活動の結果得られたキャッシュ・フローは、1,196百万円の収入となりました(前事業年度は922百万円の収入)。これは営業利益1,308百万円、資産・負債の変動139百万円、税金等の支出389百万円等に因るものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における投資活動の結果使用したキャッシュ・フローは、316百万円の支出となりました(前事業年度は360百万円の支出)。これは、投資有価証券の取得による支出600百万円、投資有価証券の売却による収入309百万円、業務系のシステム投資24百万円等に因るものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度における財務活動の結果使用したキャッシュ・フローは、258百万円の支出となりました(前事業年度は248百万円の支出)。これは配当金の支払による支出258百万円に因るものです。 (3)生産、受注及び販売の状況 当社は幼児体育指導を主たる事業としているため、生産実績及び受注状況は記載しておりません。 販売実績 当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 (単位:千円) セグメントの名称   当事業年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)   前年同期比(%) 幼児体育指導関連事業   7,194,863   105.9 コンサルティング関連事業   285,188   100.9 合計   7,480,051   105.7 (経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容) 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ①当事業年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 1)当事業年度の経営成績等 a. 財政状態 (単位:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減 資産の部   13,491   14,486   995 負債の部   3,213   3,483   270 純資産の部   10,278   11,003   724 当事業年度末における総資産残高は14,486百万円となっており、前事業年度末に対して995百万円の増加となりました。 流動資産については、前事業年度末に対して625百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が621百万円、売掛金が22百万円それぞれ増加したためです。 固定資産については、前事業年度末に対して370百万円の増加となりました。これは主に、投資有価証券が271百万円、繰延税金資産が121百万円それぞれ増加したためです。 当事業年度末における負債残高は3,483百万円となっており、前事業年度末に対して270百万円の増加となりました。 流動負債については、前事業年度末に対して280百万円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が158百万円、賞与引当金が80百万円それぞれ増加したためです。 固定負債については、前事業年度末に対して10百万円の減少となりました。これは主に、退職給付引当金が10百万円減少したためです。 当事業年度末における純資産残高は、11,003百万円となっており、前事業年度末に対して、724百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が884百万円増加、その他有価証券評価差額金が159百万円減少したためです。 b. 経営成績 当事業年度における売上高は、7,480百万円(前期比5.7%増)となりました。正課、課外クラブの月謝値上げによ る売上増加に加え、療育事業の売上増加により増収となりました。 また、経常利益は1,419百万円(前期比14.4%増)となりました。売上高経常利益率は19.0%で経営指標の15%を 達成することができました。お客様の満足度アップを利益の源泉ととらえ、今後も売上最大、経費最小に努め、 お客様の満足最大を図ってまいります。 [セグメントの状況] (金額:百万円) 2025年3月期   2026年3月期   増減   増減率 幼児体育指導関連   売上高   6,790   7,194   403   5.9% 営業利益   1,087   1,238   150   13.9% コンサルティング関連   売上高   282   285   2   0.9% 営業利益   77   69   △7   △9.1% <幼児体育指導関連> 幼児体育指導関連事業の売上高は、7,194百万円と前事業年度末に比べ403百万円(5.9%)の増収となりました。 営業利益は、1,238百万円と前事業年度末に比べ150百万円(13.9%)の増収となりました。これは、正課、課外 クラブの月謝値上げによる売上増加に加え、療育事業の売上増加により増収増益となりました。 <コンサルティング関連> コンサルティング関連事業の売上高は、285百万円と前事業年度末に比べ2百万円(0.9%)の増収となりまし た。 営業利益は、69百万円と前事業年度末に比べ7百万円(9.1%)の減益となりました。これは、総合的なサポート 指導と個別研修の増加により、売上は前年を上回ることができましたが、セグメント利益は人件費の増加に伴い、 前年同期を上回ることができず、増収減益となりました。 2)当社の経営成績に重要な影響を与える要因 当社の経営成績に重要な影響を与える要因として、少子化の問題があります。詳細及び他の要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 3)当社の資本の財源及び資金の流動性 当社は持続的成長のために、財務基盤の健全性を確保し、適切な流動性を維持することを基本方針としています。当社は、主な短期的な資金需要として、営業活動上の運転資金に加えて、設備投資や配当金等を見込んでいます。当社の短期的な資金調達の源泉は、主に営業活動によって得られる資金です。 当事業年度末現在、流動資産は10,267百万円、流動負債は1,267百万円となりました。その結果、流動比率は809.9%と前事業年度末に対し、166.7ポイントの減少となりました。 営業活動から得られるキャッシュ・フロー、流動性の水準に基づき、当社は流動ニーズや将来の債務不履行のための手段を十分に確保しているものと考えます。なお、当事業年度末において現金及び現金同等物を9,872百万円保有しております。 4)経営者によるキャッシュ・フローの状況の分析 当事業年度末における現金及び現金同等物は、9,872百万円と前事業年度末に比べ621百万円増加となりました。 なお、キャッシュ・フローの詳細は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」に記載のとおりであります。 ②重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたって、負債と費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。

EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。

開示資料

出典

このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は JapanGAAP

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