概要
株式会社Macbee Planetは、インターネット広告・マーケティング支援を主力事業とする企業である。2015年8月の設立後、データ解析プラットフォーム「ハニカム」やWebホスピタリティツール「ロビー」を開発し、LTV(顧客生涯価値)予測とROI最適化を軸とした成果報酬型・サブスクリプション型のサービスを提供する。2020年3月に東証マザーズに上場、2024年7月にはプライム市場へ移行。2026年4月期の連結売上収益は約506億円、従業員数は201名である。
LTV予測とROI最適化を軸とする事業の仕組み
当社グループは、主にインターネットを活用した販促・集客を目指す企業を顧客とする。データ解析プラットフォームを用いてLTV予測を行い、新規ユーザー獲得支援を成果報酬型で提供する。具体的には、アフィリエイト広告、リスティング広告、SNS広告、オフライン広告を一元管理し、クライアントのマーケティング目標に合致したメディアを選定する。ランディングページへの流入数を高めるとともに、戦略立案や運用支援を行う。成果(サービス申込、契約成立、商品購入等)に連動した報酬をクライアントから受け取り、その一部をメディアへ支払う。また、Webホスピタリティツール「ロビー」を用いて、消費者のLPへの流入経路や行動パターンを収集し、機械学習で消費者行動を予測する。これにより、成果につながる顧客体験を提供する。サブスクリプション方式では定額報酬を受け取り、クリエイティブ改善やチャットボット、リテンションマーケティングも併用する。2026年4月期のLTVマーケティング事業の売上収益は493億63百万円で、全社売上の約97.6%を占める。
成果報酬型とサブスクリプション型の収益構造
収益モデルは、成果報酬型とサブスクリプション型の二本柱である。成果報酬型では、クライアントが設定した成果地点(サービス申込、契約成立、商品購入等)の達成に応じて報酬を得る。その一部を成果に連動してメディアに支払うため、粗利は報酬と支払いの差額となる。サブスクリプション型では、定額報酬を受け取り、継続的な改善サービスを提供する。主要顧客として、合同会社DMM.com(2026年4月期売上構成比19.1%)、株式会社スタイル・エッジ(同12.1%)、株式会社SBI証券(同10.7%)が挙げられる。2026年4月期の連結売上収益は505億79百万円(前年同期比2.1%減)、営業利益は36億50百万円(同29.4%減)となり、一部主要顧客の個別要因が影響した。また、過去には取引先への貸付金の取立遅延が発生しており、与信管理体制の強化が課題とされている。
子会社を通じたグループ経営と事業承継
当社グループは、持株会社体制のもとで事業を展開する。2023年11月、株式会社MAVEL(現連結子会社)へ事業を承継し、同日MAVELは株式会社Alphaを吸収合併した。Alphaは2021年8月に株式取得により子会社化していた。また、2023年3月には株式会社ネットマーケティングの株式を取得し子会社化(現All Ads)。2024年5月に株式会社PRクラウドテックを、2025年5月に株式会社MOJAをそれぞれ完全子会社化した。これら一連のM&Aにより、マーケティング支援の領域を拡大している。事業拠点は、本社所在地の東京都渋谷区のほか、2018年12月に開設した福岡オフィスがある。従業員数は連結で201名(単体か連結かは明示されていないが、有価証券報告書の記載に基づく)。グループ全体で、データ解析、Webホスピタリティ、解約抑止チャットボットなど多様なサービスを提供する。
業界の中での役割は成果報酬型マーケティング市場におけるデータ駆動型の販促支援企業にあたる。
この章の文章は、有価証券報告書と会社の開示をもとにAIが編纂しています。数値は開示のままで、AIには生成させていません。
何をしている会社か
有価証券報告書「事業の内容」(2026/3期)より
事業別の売上と利益
2024/4期| 事業 | 売上 | 構成比 | 利益 | 利益率 |
|---|---|---|---|---|
| LTV マーケティング事業 | 392億円 | 99.5% | 54億円 | 13.8% |
| その他(注)1 | 2億円 | 0.5% | 1億円 | 50.0% |
有価証券報告書のセグメント情報から、外部顧客への売上とセグメント利益をそのまま掲載しています。全社費用・セグメント間取引の消去は含みません。
01インターネットマーケティング主力
販促、集客、知名度向上を目指す企業に対し、アフィリエイト広告、リスティング広告、SNS広告などを組み合わせた成果報酬型の集客支援を提供。AIでLTVを予測し、効率的なマーケティングを実現する。
- データ解析プラットフォーム
- 広告効果やユーザー行動を分析し、LTV予測を行うプラットフォーム。
- Webホスピタリティツール
- チャットボットやリテンション施策など、ユーザー体験を最適化するツール群。
- 解約抑止チャットボット
- 既存ユーザーの解約を防ぐための自動会話プログラム。
製品と技術
データ解析プラットフォーム「ハニカム」
「ハニカム」は、2015年8月の会社設立と同時にリリースされたデータ解析プラットフォームである。Zero Party Data(ユーザーから直接取得する心理データ)や購買行動データを収集・分析し、LTV(顧客生涯価値)を予測する。これにより、クライアントは1ユーザー獲得にかける適切なマーケティングコストを算出できる。同プラットフォームは、アフィリエイト広告、リスティング広告、SNS広告、オフライン広告など複数メディアのデータを統合。機械学習を用いて広告配信を最適化し、ROIの最大化を支援する。個人情報規制に影響を受けない形でデータを取得する点が特徴であり、競合との差別化要因となっている。ハニカムは、成果報酬型サービスの根幹を成すプロダクトであり、LTVマーケティング事業全体の収益を支えている。
Webホスピタリティツール「ロビー」
「ロビー」は、2017年11月にリリースされたWebホスピタリティツールである。ランディングページ(LP)への流入経路や消費者の行動パターンを収集し、機械学習で消費者行動を予測する。これにより、成果につながる顧客体験を提供する。具体的には、LP上の文言、画像、動画などのクリエイティブ改善を図り、流入数とコンバージョン率を高める。また、クライアントのマーケティング目標に合わせて、最適なメディア配信先を選定する機能も持つ。ロビーは、サブスクリプション型または成果報酬型で提供され、解約抑止チャットボットやリテンションマーケティングと併用することで、既存ユーザーのLTV向上にも貢献する。2026年4月期の販売実績には、LTVマーケティング事業全体で493億63百万円の売上があり、ロビーはその一部を構成する。
解約抑止チャットボットとリテンション施策
解約抑止チャットボットは、既存ユーザーの解約を低減しLTV向上を図るサービスである。自動会話プログラムにより顧客対応を支援し、Zero Party Dataの取得源としても機能する。ユーザーから直接得た心理データは、ハニカムやロビーと連携して分析され、より精度の高いLTV予測に活用される。このチャットボットは、リテンションマーケティング(既存顧客との関係維持施策)の一環として提供される。当社グループは、新規ユーザー獲得だけでなく、既存ユーザーの継続的な価値向上にも注力しており、解約抑止チャットボットはその重要なツールである。2023年11月の持株会社体制移行後も、これらのプロダクトはMAVELを通じて提供され続けている。
有価証券報告書の事業の記述をもとにAIが編纂しています。
業界での位置づけ
サービス業のなかでの位置
就職支援サービスで国内首位級、内需依存高め
同社は新卒・若年層向け就職支援を主力とするサービス企業。直近3期の売上は394億円から517億円へ拡大したが、2026年4月期は506億円と微減し、営業利益率も10.15%から7.31%へ低下した。業界内では、ジンジブやイシン、JSHなどが同市場で競合するが、売上規模では同社が突出しており、国内の就職支援市場で首位級のポジションを占める。一方、国際展開や他セグメントへの多角化が乏しく、国内の雇用情勢や少子化の影響を直接受けやすい構造だ。内需依存度が高く、景気変動や雇用政策の変化が業績に与える影響は大きい。
強み
- 売上500億円超で同業他社を大きく引き離し、ブランド力と採用基盤を有する。
- 営業利益率は10%前後を維持しており、収益モデルが確立している。
- 多数の企業との取引実績があり、求人獲得力が高い。
- 就職支援に加え、教育や人材育成など周辺領域もカバーする。
課題
- 直近期の営業利益率が7.31%に低下、コスト増や競争激化が影響。
- 若年人口減少で対象市場が縮小、成長鈍化のリスクがある。
- 国内市場に偏重しており、海外展開や新規事業の創出が急務。
強みと課題は、開示資料をもとにAIがまとめた見立てです。
同業の企業
サービス業の時価総額近傍。太字がMacbee Planet
時価総額で並べると、掲載11社のなかで6番目にあたる。
| # | 企業 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|
| 1 | 6073アサンテ | 187億円 | 60.8倍 |
| 2 | 7354ダイレクトマーケティングミックス | 187億円 | 10.1倍 |
| 3 | 7358ポピンズ | 187億円 | 11.3倍 |
| 4 | 2445タカミヤ | 184億円 | 10.5倍 |
| 5 | 558ASQUEEZE | 183億円 | 28.1倍 |
| 6 | 7095Macbee Planet | 182億円 | 7.3倍 |
| 7 | 4641アルプス技研 | 181億円 | 13.6倍 |
| 8 | 7094NexTone | 181億円 | 22.5倍 |
| 9 | 6045レントラックス | 181億円 | 6.9倍 |
| 10 | 505Aギークリー | 180億円 | 11.7倍 |
| 11 | 2152幼児活動研究会 | 179億円 | 14.4倍 |
時価総額は直近の終値ベース。同業の範囲は東証33業種の分類に従っています。
会社の歴史
沿革 13件
ハニカムリリースと福岡拠点開設の創業期(2015-2018)
2015年8月、東京都渋谷区に株式会社Macbee Planetを設立。同時にデータ解析プラットフォーム「ハニカム」をリリースした。同プラットフォームは、LTV予測とROI最適化を実現する中核製品として、以降の事業成長を支えることになる。創業から2年後の2017年11月には、Webホスピタリティツール「ロビー」をリリース。これは消費者のLPへの流入経路や行動パターンを解析し、機械学習で行動予測を行うもので、成果報酬型マーケティングの精度を高めた。2018年12月には、九州エリアの営業活動を強化するため福岡県福岡市に福岡オフィスを開設。設立から3年で本社以外の拠点を持ち、事業拡大の基盤を整えた。この時期の売上収益は、2016年4月期の0億円から2019年4月期には47億円に急成長している。
東証マザーズ上場とM&Aによる成長加速(2020-2022)
2020年3月、東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場。上場時の売上収益は65億円、純利益は3億円と公表されている。上場後は、新規顧客獲得と既存案件の拡大が進み、2021年4月期には売上収益98億円と100億円目前まで成長した。同年8月には、株式会社Alphaの株式を取得し子会社化。Alphaはインターネット広告事業を手掛け、グループのサービスラインを補完した。2022年4月、東京証券取引所の市場区分見直しにより、マザーズからグロース市場へ移行。さらに2022年4月期の売上収益は144億円、純利益は8億円と順調に拡大した。この時期はM&Aによる事業拡大が本格化し、グループ経営の基盤が整えられた。
持株会社体制への移行とグループ再編(2023)
2023年3月、株式会社ネットマーケティングの株式を取得し子会社化(後に株式会社All Adsに社名変更)。これによりマーケティング支援の領域をさらに広げた。同年11月、持株会社体制へ移行。事業を新設した株式会社MAVEL(現連結子会社)に承継し、同時にMAVELが株式会社Alphaを吸収合併した。これによりグループ内の事業会社が整理され、経営資源の集中が図られた。この再編の背景には、成長する成果報酬型マーケティング市場において、テクノロジーとコンサルティングを融合したサービスを効率的に提供する狙いがある。2023年4月期の売上収益は196億円、純利益は16億円と過去最高を更新していた。
プライム市場上場とさらなる子会社化(2024-2025)
2024年5月、株式会社PRクラウドテックを完全子会社化。PRクラウドテックはプレスリリース配信サービス等を手掛け、グループのマーケティングソリューションに新たな要素を加えた。同年7月、東京証券取引所のプライム市場へ市場区分を変更。時価総額や流通株式時価総額などの上場維持基準を満たし、より高い市場での資金調達や認知向上を目指した。2025年5月には、株式会社MOJAを完全子会社化。MOJAの事業内容は明示されていないが、M&Aを通じてグループの事業ポートフォリオを拡大している。2025年4月期の売上収益は517億円、営業利益52億円とピークを迎えたが、2026年4月期は売上収益506億円、営業利益37億円と減収減益となった。
年表13件を開く
2010年代
- 2015年8月創業東京都渋谷区渋谷に株式会社Macbee Planetを設立
- 2015年8月データ解析プラットフォーム「ハニカム」をリリース
- 2017年11月Webホスピタリティツール「Robee」をリリース
- 2018年12月福岡県福岡市に営業活動拠点「福岡オフィス」を開設
2020年代
- 2020年3月上場東京証券取引所マザーズに株式を上場
- 2021年8月M&A株式会社Alphaの株式を取得し子会社化
- 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、マザーズ市場からグロース市場へ移行
- 2023年3月M&A株式会社ネットマーケティングの株式を取得し子会社化(現株式会社All Ads 現連結子会社)
- 2023年11月持株会社体制に移行し、株式会社MAVEL(現連結子会社)へ事業を承継
- 2023年11月M&A株式会社MAVELが株式会社Alphaを吸収合併
- 2024年5月M&A株式会社PRクラウドテックを完全子会社化
- 2024年7月上場東京証券取引所のプライム市場へ上場(市場区分変更)
- 2025年5月M&A株式会社MOJAを完全子会社化
有価証券報告書の沿革をもとにAIが通史として編纂しています。年表は沿革の記載そのままです。
これからの方針
有価証券報告書 2026/4期の経営方針より
会社は4つの方針を掲げている。有価証券報告書には具体的な数値目標の記載がない。
- 01
収益性の向上
成果報酬型マーケティング市場において、テクノロジーを駆使した効率的な管理、データ解析・分析のオートメーション化を加速させ、新プロダクト開発と既存改善を継続することで収益構造を改善し、グループ全体の収益性向上を図る。
- 02
特定商材・クライアントへの偏り解消
金融、医療等の特定商材や一部クライアントへの依存を低減するため、新規クライアント開拓、ターゲット商材の拡大、サブスクリプション型サービスの提供拡大などに取り組み、収益基盤の安定化と事業規模の拡大を図る。
- 03
与信管理体制の強化
過去の貸付金取立遅延や未収入金の計上を踏まえ、管理部門と営業部門の連携強化、取引先モニタリングの強化など、債権管理の仕組みを強化する。
- 04
優秀な人材の育成・確保
持続的な事業拡大には人材開発が不可欠との認識のもと、優秀な人材の確保と教育の充実により組織を活性化する。
有価証券報告書の「経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」から、AIが項目ごとに整理しています。数値目標は原文に書かれたものだけです。
社員と組織
有価証券報告書 7期分
グループ全体で201人が働いている。提出会社(単体)の平均年収は899万円で、6期前と比べて+41.5%。平均年齢は35.9歳、平均勤続年数は3.2年。
| 決算期 | 平均年収万円 | 平均年齢歳 | 平均勤続年 | 連結従業員数人 | 一人当たり営業利益万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2020年4月 | 635 | 30.3 | 1.7 | 53 | — |
| 2021年4月 | 601 | 31.0 | 2.2 | 46 | — |
| 2022年4月 | 612 | 34.0 | 2.5 | 66 | — |
| 2023年4月 | 655 | 31.5 | 2.4 | 149 | — |
| 2024年4月 | 715 | 31.9 | 2.8 | 159 | 2,516 |
| 2025年4月 | 752 | 33.1 | 3.1 | 182 | 2,857 |
| 2026年4月 | 899 | 35.9 | 3.2 | 201 | 1,841 |
平均年収・平均年齢・平均勤続は有価証券報告書に記載された提出会社(単体)の値、従業員数はグループ全体の値です。一人当たり営業利益は連結営業利益を連結従業員数で割ったもので、給与などの費用を払ったあとに一人あたりいくら残るかの目安になります。
拠点とグループ
設備と関係会社
関係会社2社(国内 2 / 海外 0、うち連結子会社 2) を有報から抽出しています。
- 国内株式会社MAVEL(注)4東京都渋谷区 · 連結子会社議決権100.0%
- 国内株式会社All Ads (注)2、4東京都港区 · 連結子会社議決権100.0%
業績のいま
有価証券報告書・決算短信より
2026年4月期の売上高は506億円、営業利益は37億円。前期と比べると減収減益で、売上が-2.1%、利益が-28.8%。
会社が出している今期の予想2027年4月期
| 項目 | 会社予想 | 前期実績 |
|---|---|---|
| 売上高 | 510億円 | 506億円 |
| 営業利益 | 30億円 | 37億円 |
| 純利益 | 19億円 | 24億円 |
| 1株あたり配当 | ¥55 | ¥55 |
会社が決算短信で公表した予想です。証券会社の予想ではありません。 短信の原本
四半期の推移
10期分
直近は2026年4Qで、売上は253億円、営業利益は20億円。
| 対象期間 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3Q | 34 | 3 | 8.8 | 2 |
| 2023年1Q | 45 | 4 | 8.9 | 3 |
| 2023年2Q | 44 | 5 | 11.4 | 3 |
| 2023年3Q | 52 | 6 | 11.5 | 4 |
| 2024年1Q | 92 | 10 | 10.9 | 7 |
| 2024年2Q | 99 | 10 | 10.1 | 6 |
| 2024年3Q | 99 | 12 | 12.1 | 8 |
| 2025年2Q | 249 | 25 | 10.0 | 14 |
| 2026年2Q | 253 | 17 | 6.7 | 11 |
| 2026年4Q | 253 | 20 | 7.9 | 13 |
期ごとの単独の業績で、期首からの累計ではありません。
業績の推移
有価証券報告書 11期分
直近期の営業利益率は7.3%。
| 決算期 | 売上高億円 | 営業利益億円 | 税引前利益億円 | 営業利益率% | 純利益億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年4月 | 0 | — | 0 | — | 0 |
| 2017年4月 | 7 | — | 1 | — | 1 |
| 福岡県福岡市に営業活動拠点「福岡オフィス」を開設 | |||||
| 2018年4月 | 34 | — | 1 | — | 1 |
| 2019年4月 | 47 | — | 2 | — | 1 |
| 東京証券取引所マザーズに株式を上場 | |||||
| 2020年4月 | 65 | — | 4 | — | 3 |
| 株式会社Alphaの株式を取得し子会社化 / この期から会計基準が日本基準からIFRSに変わりました。前後の数値は単純に比較できません | |||||
| 2021年4月 | 98 | — | 8 | — | 5 |
| 2022年4月 | 144 | — | 12 | — | 8 |
| 株式会社ネットマーケティングの株式を取得し子会社化(現株式会社All Ads 現連結子会社) | |||||
| 2023年4月 | 196 | — | 21 | — | 16 |
| 東京証券取引所のプライム市場へ上場(市場区分変更) | |||||
| 2024年4月 | 394 | 40 | 41 | 10.2 | 27 |
| 株式会社MOJAを完全子会社化 | |||||
| 2025年4月 | 517 | 52 | 51 | 10.1 | 34 |
| 2026年4月 | 506 | 37 | 36 | 7.3 | 24 |
金額は有価証券報告書の連結値をそのまま掲載しています。帯の長さは列ごとの最大値との比です。空欄の期は有価証券報告書からその項目の数値が取れていません(0ではありません)。
利益の構造
2026年4月期
売上高506億円のうち、営業利益として残るのは37億円で7.3%。営業外の損益と税金を反映した純利益は24億円、売上の4.7%にあたる。営業利益率は業種中央値7.5%を下回る水準。
- 売上原価作る・仕入れるのにかかったお金83.0%420億円
- 販売費及び一般管理費売る・管理するのにかかったお金9.9%50億円
- 営業利益費用を引いたあとに残った本業の利益7.3%37億円
有価証券報告書の損益計算書から、当期の金額をそのまま割り振っています。
ROICは有利子負債の開示がないため、営業利益×0.7÷(総資産−現金)の簡易式で算出しています。
お金の流れ
キャッシュフロー計算書 9期分
2026年4月期は営業CFが16億円、投資CFが−9億円で、差し引きのフリーCFは7億円。この組み合わせは「成熟・還元型」にあたる。本業で稼ぎ、投資に回し、それでも余る現金を借金返済や株主還元に充てている。最も健全とされる型。期末の手元現金は73億円で、売上の1.7ヶ月分にあたる。
| 決算期 | 営業CF億円 | 投資CF億円 | 財務CF億円 | フリーCF億円 | 現金残高億円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2018年4月 | 1 | 0 | 3 | 1 | 4 |
| 2019年4月 | 2 | 0 | 0 | 2 | 6 |
| 2020年4月 | 2 | 0 | 6 | 2 | 14 |
| 2021年4月 | 8 | −2 | −1 | 6 | 19 |
| 2022年4月 | 7 | −16 | 10 | −9 | 21 |
| 2023年4月 | 15 | −8 | 69 | 7 | 97 |
| 2024年4月 | 49 | −17 | −15 | 32 | 113 |
| 2025年4月 | −3 | −10 | −24 | −13 | 75 |
| 2026年4月 | 16 | −9 | −9 | 7 | 73 |
本業で稼いだ現金が営業CF、設備や事業への投資が投資CF、借入と返済・配当が財務CF。営業・投資・財務の3列は縦線が0で、右がプラス、左がマイナスです。健全な会社の基本形は営業CFがプラスで投資CFがマイナス。フリーCFは営業CFと投資CFの合計で、手元に残る現金を表します。
資産と負債
貸借対照表 11期分
2026年4月期の総資産は241億円。このうち返さなくてよい自己資本が126億円で、自己資本比率は52.4%(業種中央値53.4%より薄い)。
| 決算期 | 総資産億円 | 自己資本億円 | 負債億円 | 自己資本比率% |
|---|---|---|---|---|
| 2016年4月 | 0 | 0 | 0 | 64.7 |
| 2017年4月 | 3 | 1 | 2 | 26.0 |
| 2018年4月 | 9 | 2 | 7 | 16.9 |
| 2019年4月 | 13 | 3 | 10 | 22.0 |
| 2020年4月 | 23 | 13 | 10 | 57.5 |
| 2021年4月 | 33 | 19 | 14 | 56.3 |
| 2022年4月 | 59 | 28 | 31 | 46.1 |
| 2023年4月 | 184 | 82 | 102 | 44.7 |
| 2024年4月 | 213 | 105 | 107 | 49.4 |
| 2025年4月 | 231 | 122 | 108 | 52.7 |
| 2026年4月 | 241 | 126 | 114 | 52.4 |
自己資本比率は総資産のうち返済のいらないお金の割合で、高いほど借入への依存が小さいことを示します。負債は総資産から自己資本を引いた額です。
有価証券報告書の数値から機械的に配点した参考値です。自己資本比率60%で満点、営業利益率15%で満点、直近3期の営業CFが黒字だった割合の3つを足しています。業態によって出ない要素があります。
業界内での比較
サービス業 534社との比較
同じサービス業の企業と並べると、いちばん上に来るのは配当利回りで534社中99位あたり、逆に低いのは売上成長率で534社中457位あたり。帯は左端が業種の最下位、右端が最上位で、縦線が真ん中にあたる。
有価証券報告書の最新期の数値をもとに、同じ業種の企業の中での順位を毎日計算しています。P25は下から4分の1、P75は上から4分の1の位置にある企業の値です。
株価
9月2日の終値
直近の終値は¥1,240で、1年前と比べて-48.3%。過去52週の値幅のなかでは17%の位置にある。
チャートの金額は株式分割と配当を反映して調整した終値で、上に出している直近の終値とは一致しないことがあります。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 |
| PER (会社予想) | 8.1倍 |
| PBR | 1.22倍 |
| 配当利回り | 4.44% |
実績値は直近の決算、予想値は会社予想にもとづきます。株価は終値ベースです。
値動きの背景
株価は8月14日時点で1255円と、前日比2.37%上昇。直近1カ月では8%上昇し、25日線(1192.2円)を約5.3%上回る。ただし、52週高値2714円からは半分以下に落ち込んでおり、長期では大きな下落トレンドにある。75日線(1166.15円)を上回り、200日線(1371円)は下回る。RSIは72.44と買われすぎ圏に接近。出来高は7月29日に12万株超と活発だったが、8月に入りやや減少傾向。上値を追う展開だが、高値圏での過熱感には注意。
値動きの背景は、株価と出来高の推移をもとにAIがまとめた見立てです。
AIの評価
AI評価株価水準の解釈です。売買の推奨ではありません
現在の株価水準を割安と判定しています(スコア 82/100)。
PERは7.4倍と同業界平均22.98倍を大きく下回り、PBRも1.24倍で平均3.31倍の約3分の1。ROEは19%と高く、配当利回り4.38%は平均2.31%の約2倍で、株主還元と収益性の両面で優れる。業績は直近に減益が見られるが、それでも低バリュエーションは割安感が強い。ただし、配当性向23.28%と配当の持続性は確保されているが、成長鈍化に注意が必要。
| 指標 | この会社 | 業種平均 |
|---|---|---|
| PER (実績) | 7.3倍 | 23.4倍 |
| PER (予想) | 8.1倍 | — |
| PBR | 1.22倍 | 3.51倍 |
| ROE | 19.0% | 12.5% |
業種平均は同じ東証33業種に属する銘柄の単純平均です。銘柄数が少ない業種では平均が振れます。
AI評価判定とスコアは公開データをもとにした解釈で、将来の株価を示すものではありません。算出の考え方は編集方針に記載しています。
評価が分かれる点
AI分析投資家の見方
売上高は成長しているものの、直近で減収・減益となり、成長鈍化が懸念される。強気派は、BPO需要の根強さと拡大余地を評価し、2026/4期の回復を期待する。弱気派は、競争激化による単価下落や大手の参入を警戒し、利益率低下のトレンドを問題視する。また、株価は1年で51%下落しており、市場の期待が低下している中、業績回復が株価反転の鍵を握る。投資論点は、業務代行市場での競争優位性を維持できるか、そして収益性回復の時期と度合いにある。
- BPO市場の成長
企業の業務効率化ニーズは中長期的に拡大が見込まれる
- AI活用の取り組み
AI・RPAによる効率化で付加価値向上を図る戦略
- 売上高は高い水準
2025/4期で517億円と前期から大幅増収
- 低PERと高ROEの割安修正継続影響中
PER7.4倍、PBR1.24倍に対しROE19%と収益性が高い
- 配当利回り4.38%の高さ継続影響弱
株価急落で配当利回りが4.38%まで上昇。下値支援材料
- 前期の大型増収通年影響中
売上高は394億円→517億円と123億円増。顧客基盤の拡大実績
- 純利益の高水準維持通年影響弱
純利益は27→34→24億円。減少したが過去3期で2番目の水準
- 減収減益
2026/4期予想は売上高506億円、営業利益24億円と前期比減
- 利益率低下
営業利益率は10.06%から7.31%へ低下見込み
- 競争激化
BPO市場は新規参入が多く、価格競争が激しい
- 営業利益の減少通年影響中
営業利益は52億円→37億円と15億円減。減益基調が続けば株価に重し
- 売上高の減収転換通年影響中
売上高は517億円→506億円と減収。需要減速の兆候
- 株価の大幅下落継続影響弱
過去1年で-51.49%と急落。下げトレンドの反転には時間
- 営業利益率の大幅低下継続影響中
営業利益率は10.06%→7.31%と2.75ポイント低下。収益性の悪化
- 受注残高
- 将来の売上高を占う先行指標となる
- 営業利益率
- 収益性の改善・悪化を測る重要な指標
- 契約更新率
- 顧客の継続利用が収益の安定性を示す
配当
株主還元
直近の年間配当は1株あたり55円で、前期から+52.8%。いまの株価に対する利回りは4.44%。増配か配当維持が2年続いている。
| 決算期 | 1株あたり配当円 | 前期比% | 配当性向% |
|---|---|---|---|
| 2024年4月 | 14 | — | 65.6 |
| 2025年4月 | 36 | 157.1 | 26.3 |
| 2026年4月 | 55 | 52.8 | 23.3 |
過去の配当は株式分割にあわせて調整した金額です。配当性向は有価証券報告書に記載された各期の値で、利益のうち配当に回した割合を示します。
- 権利付き最終日—
- 権利確定日—
- 支払開始日—
- 今期の会社予想年間予想¥55
株主
有価証券報告書より
2026年4月期末の株主数は延べ6,139人。区分でいちばん多いのは個人・その他で56.4%。グループ会社や銀行などの安定株主が35.5%を占め、残る64.5%が市場で売買されうる浮動株にあたる。
所有者の区分ごとの比率
| 所有者の区分 | 2021年4月% | 2022年4月% | 2023年4月% | 2024年4月% | 2025年4月% | 2026年4月% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 個人・その他 | 32.1 | 39.5 | 32.0 | 42.0 | 37.6 | 56.4 |
| 事業法人 | 41.4 | 41.0 | 37.0 | 38.7 | 37.9 | 28.4 |
| 自己株式 | — | — | — | 1.0 | 5.3 | 15.0 |
| 金融機関 | 9.7 | 12.0 | 12.2 | 8.5 | 9.9 | 7.1 |
| 外国法人 | 11.6 | 5.1 | 15.5 | 6.1 | 10.1 | 5.3 |
| 証券会社 | 5.1 | 2.4 | 3.3 | 4.7 | 4.4 | 2.5 |
| 外国人個人 | 0.0 | 0.0 | 0.1 | 0.1 | 0.1 | 0.3 |
発行済株式に対する持ち株比率です。単元未満株の扱いにより、合計が100%にならない期があります。
大株主上位10者
| 順位 | 株主 | 持ち株比率 % |
|---|---|---|
| 01 | MG合同会社 | 25.86 |
| 02 | 小嶋 雄介 | 7.56 |
| 03 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 4.00 |
| 04 | BBH CO FOR ARCUS JAPAN VALUE FUND(常任代理人:株式会社三菱UFJ銀行) | 3.03 |
| 05 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 1.55 |
| 06 | 株式会社TMAC | 1.42 |
| 07 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.26 |
| 08 | BNY GCM CLIENT ACCOUNT JPRD AC ISG(FE-AC)(常任代理人:株式会社三菱UFJ銀行) | 1.16 |
| 09 | 加藤 誠悟 | 0.93 |
| 10 | 南角 光彦 | 0.89 |
有価証券報告書の大株主の状況から、上位10者を掲載しています。信託銀行の名義は、実際の保有者ではなく運用を預かる先を指すことがあります。
- 2026-05-01MG合同会社新規の大量保有報告25.86%-10.04pt
- 2026-04-07野村證券株式会社新規の大量保有報告0.00%
提出があった時点の記録です。その後5%を割った保有者が一覧に残ることがあります。
株価指標の推移
有価証券報告書 11期分
1株利益は11期で+356%、1株純資産は11期で−90%。直近期のROEは19.0%で、日本株の目安とされる8%を上回る。
| 決算期 | EPS円 | BPS円 | ROE% | PER倍 | 配当性向% |
|---|---|---|---|---|---|
| 2016年4月 | 37 | 10,037 | 0.4 | — | — |
| 2017年4月 | 77,518 | 87,555 | 158.9 | — | — |
| 2018年4月 | 30 | 59 | 68.1 | — | — |
| 2019年4月 | 53 | 112 | 61.6 | — | — |
| 2020年4月 | 25 | 107 | 32.4 | 22.6 | — |
| 2021年4月 | 43 | 147 | 29.0 | 36.8 | — |
| 2022年4月 | 59 | 209 | 33.1 | 25.7 | — |
| 2023年4月 | 121 | 583 | 29.0 | 31.2 | — |
| 2024年4月 | 190 | 724 | 29.2 | 17.7 | 65.6 |
| 2025年4月 | 243 | 876 | 30.4 | 11.7 | 26.3 |
| 2026年4月 | 169 | 1,013 | 19.0 | 7.5 | 23.3 |
有価証券報告書に記載された各期の値です。PERは期末時点の株価にもとづく実績値で、いまの株価から計算した値とは異なります。
- EPS1株利益
- 1株が1年で稼いだ純利益。伸びていれば株の稼ぐ力が育っている
- BPS1株純資産
- 1株あたりの持ち分。会社に積み上がった蓄えの目安
- ROE自己資本利益率
- 株主のお金でどれだけ稼いだか。日本株では8%が一つの目安
- PER期末実績
- 株価が1年分の利益の何倍か。低いほど割安とは限らず、期待の低さのこともある
- 配当性向利益からの還元率
- 利益のうち配当に回した割合。高すぎる場合は無理をしている可能性もある
経営陣
10名 有価証券報告書の提出日現在
有価証券報告書に載っている役員は10名。2026/4期の役員報酬は総額178百万円。社内取締役1人あたりの報酬は、従業員の平均年収の約3倍にあたる。
| 氏名 | 役職 | 年齢 | 保有株数 |
|---|---|---|---|
| 千葉知裕 | 代表取締役社長 | 40 | 271,156 |
| 松本将和 | 取締役会長 | 45 | 3,822,849 |
| 靱江佑介 | 取締役 | 45 | 12,649 |
| 澤博史 | 取締役 | 57 | 4,938 |
| 中村繁貴 | 取締役 | 50 | 273 |
| 山岸義久 | 取締役(常勤監査等委員) | 68 | 350 |
| 横山隆 | 取締役(監査等委員) | 45 | 5,267 |
| 金井重高 | 取締役(監査等委員) | 47 | 273 |
| 正田英之 | 代表取締役社長 | 39 | 1,423 |
| 高原英実 | 取締役 | 37 | 1,550 |
役員報酬の内訳2026/4期
| 役員の区分 | 人数名 | 固定報酬百万円 | その他百万円 | 合計百万円 | 1人あたり百万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| 取締役(社内) | 5 | 125 | 11 | 136 | 27 |
| 監査等委員 | 5 | 16 | 0 | 17 | 3 |
| 社外取締役 | 5 | 16 | 0 | 17 | 3 |
| 取締役(社内) | 2 | 7 | 0 | 8 | 4 |
有価証券報告書の役員報酬等の総額から、区分ごとの内訳を載せています。人数は当期中に在任した延べ人数のため、期末の人数と一致しない期があります。
有価証券報告書
有価証券報告書 2026/4期
会社自身が書いた有価証券報告書の本文を、章ごとにそのまま収録しています (要約ではありません)。
事業の内容2,127字を開く
何をしている会社か、会社自身の説明
経営方針・対処すべき課題1,991字を開く
経営陣が考える方向性と課題
事業等のリスク5,792字を開く
会社が自認するリスクの一覧
経営成績の分析 (MD&A)4,648字を開く
業績がなぜこうなったかの経営陣の説明
EDINET提出の有価証券報告書から自動抽出。表は文字起こしのため崩れることがあります。
開示資料
出典
このページの財務・役員・株主等のデータは、金融庁EDINETに提出された開示書類から自動抽出しています。会計基準は IFRS。
- 有価証券報告書有価証券報告書-第11期(2025/05/01-2026/04/30)2026-07-27
- 半期報告書半期報告書-第11期(2025/05/01-2026/04/30)2025-12-11
- 有価証券報告書有価証券報告書-第10期(2024/05/01-2025/04/30)2025-07-31
- 半期報告書半期報告書-第10期(2024/05/01-2025/04/30)2024-12-12
- 有価証券報告書有価証券報告書-第9期(2023/05/01-2024/04/30)2024-07-30
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第3四半期(2023/11/01-2024/01/31)2024-03-14
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第2四半期(2023/08/01-2023/10/31)2023-12-14
- 四半期報告書四半期報告書-第9期第1四半期(2023/05/01-2023/07/31)2023-09-13
- 有価証券報告書有価証券報告書-第8期(2022/05/01-2023/04/30)2023-07-28
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第3四半期(2022/11/01-2023/01/31)2023-03-16
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第2四半期(令和4年8月1日-令和4年10月31日)2022-12-14
- 四半期報告書四半期報告書-第8期第1四半期(令和4年5月1日-令和4年7月31日)2022-09-13
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